概要
ダイナパック株式会社は、段ボールケース・印刷紙器・軟包装材など包装資材の製造販売を手がける総合包装企業である。1962年に大日本紙業として設立され、2005年の合併を経て現商号に変更。本社を名古屋市中区に置き、グループ従業員約2,418人を擁する。2025年12月期の連結売上高は671億円、営業利益29億円と増収増益を達成。中部地方を地盤に国内11工場、海外7カ国に生産拠点を持ち、食品・飲料向けを中心に高品質な包装を提供する。
包装材3部門と不動産賃貸で構成される事業ポートフォリオ
当社グループは、包装材関連事業と不動産賃貸事業の2セグメントで構成される。包装材関連事業はさらに段ボール部門、印刷紙器部門、軟包装材部門に分かれる。段ボール部門は段ボールシートやケースを主力とし、土岐ダイナパック、宮城ダイナパック、宇都宮ダイナパック、沼津ダイナパックなど国内子会社と、中国・マレーシア・ベトナムの海外子会社が生産を担う。印刷紙器部門は美粧段ボールや紙トレー、オフセット印刷物などを手がけ、土岐ダイナパックとクラウン紙工業が中核である。軟包装材部門はプラスチックフィルムや紙へのグラビア印刷物を扱い、当社本体とベトナムのVIETNAM TKT PLASTIC PACKAGINGが担当する。その他部門では紙製緩衝材「ハイモール」や化成品を生産。不動産賃貸事業は商業施設やマンションの賃貸を行い、安定した収益源となっている。2025年12月期のセグメント別売上高は、包装材関連が704億円(セグメント間取引消去前)、不動産賃貸が4億円であり、包装材が全体の99%以上を占める。
671億円の売上を支える収益構造と成長戦略
2025年12月期の連結売上高は671億円(前年比107.3%)、営業利益は29億円(同168.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は32億円(同106.6%)と、大幅な増収増益を記録した。主力の包装材関連事業は、加工食品分野の販売数量増加に加え、製品価格改定効果や生産性改善が人件費・運搬費の上昇を吸収し、セグメント利益31億円(同163.3%)を達成。海外事業ではベトナムを中心とした販売回復と買収効果が寄与した。不動産賃貸事業も賃貸契約の条件改善により増収増益となった。中期経営計画では「現在の深化と未来の創造」を掲げ、2026年度に売上高700億円、営業利益30億円、営業利益率4.3%を目標とする。成長投資として3年間で225億円のキャッシュを投じ、M&Aや生産拠点拡充、DX推進を計画する。
国内7拠点と海外7カ国への生産ネットワーク
当社グループの生産拠点は、国内に11工場、海外に7カ国・地域に広がる。国内では愛知県みよし事業所を中核とし、土岐、多治見、大府(閉鎖後みよしに統合)など中部地方に集中するほか、宮城、宇都宮、沼津、山形(吸収合併後)など東日本にも拠点を持つ。海外では中国(深圳、蘇州)に包装関連会社を設立したが、2021年に香港子会社の株式を売却し深圳子会社も範囲外となった。現在は東南アジアに重点を置き、マレーシアにDYNAPAC(M)SDN.BHD.とDYNAPAC GF(MALAYSIA)SDN.BHD.、ベトナムにDYNAPAC(HANOI)CO.,LTD.、DYNAPAC(HAIPHONG)CO.,LTD.、VIETNAM TKT PLASTIC PACKAGING、HOANG HAI VIETNAM PACKAGING(2025年取得)、フィリピンにDYNAPAC PACKAGING TECHNOLOGY(PHILIPPINES)INC.を持つ。海外売上高の比率は公開されていないが、ベトナムとマレーシアが主要生産拠点である。
M&Aで拡大するグループ体制と子会社18社
当社グループは連結子会社18社、関連会社1社で構成される。2005年の合併後、生産子会社を統合・再編するとともに、M&Aにより事業領域を拡大してきた。主な子会社として、段ボール部門では旭段ボール(2018年取得)、丸中紙工(2025年取得、後に駿河ダイナパックに社名変更)、印刷紙器部門ではクラウン紙工業(2016年取得)、軟包装材部門ではVIETNAM TKT PLASTIC PACKAGING(2024年取得)、緩衝材などその他部門では株式会社大成(2009年持分法適用)がある。また、2022年には株式会社城西と城西パックを取得。海外ではGRAND FORTUNE CORPORATIONを2019年に子会社化し、DYNAPAC GF(MALAYSIA)に改称した。2025年にはHOANG HAI VIETNAM PACKAGINGも連結範囲に加わり、グループの総資産は849億円(2025年12月期)に達する。
業界の中での役割は包装資材の総合サプライヤー。「個装から外装まで」ワンストップで提供。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 包装材 関連事業(注)2 | 667億円 | 99.4% | 31億円 | 4.6% |
| 不動産 賃貸事業 | 4億円 | 0.6% | 3億円 | 75.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01包装資材主力
段ボール部門では、段ボールシートやケースを製造・販売。食品・飲料・家電など幅広い業界の輸送・保管用包装に供給。国内の連結子会社に加え、中国・マレーシア・ベトナムなどアジアで生産・販売網を拡大している。
- 段ボールシート
- 段ボールの原材料となるシート。多様なサイズ・強度に対応し、加工用に供給。
- 段ボールケース
- 輸送・保管用の段ボール箱。製品保護と物流効率化に貢献。
02印刷・紙器準主力
印刷紙器部門では、化粧箱など高付加価値な紙器や美粧段ボール、紙トレーを製造。食品・化粧品・医薬品など見栄えが求められる消費財のパッケージに強み。オフセット印刷やセットアップも手がける。
- 印刷紙器
- 化粧箱など印刷・加工を施した紙器。商品の魅力を高めるパッケージ。
- 美粧段ボール
- 表面を美しく仕上げた段ボール。高級感のある包装に使用。
- 紙トレー
- 食品包装用の紙製トレー。環境配慮と衛生面に優れる。
- マイクロフルート段ボール
- 薄く軽量な段ボール。小物包装や緩衝材として使用。
- オフセット印刷物
- 高品質なオフセット印刷による販促物やパッケージ。
03軟包装材準主力
軟包装材部門では、プラスチックフィルムや紙へのグラビア印刷を手がけ、食品や日用品の包装材を製造。ベトナムの子会社を通じてアジア市場にも供給。
- プラスチックフィルム印刷物
- グラビア印刷を施したフィルム。食品包装などに使用。
- 紙へのグラビア印刷物
- 紙素材へのグラビア印刷。高品質な印刷で商品価値を向上。
04その他副次
紙製緩衝材や化成品の製造・販売、不動産賃貸事業を展開。包装資材以外の事業として収益の多様化を図っている。
- 紙製緩衝材(ハイモール)
- 環境に優しい紙製の緩衝材。輸送時の衝撃から製品を保護。
- 化成品
- 化学製品群。包装資材以外の分野に展開。
製品と技術
主力の段ボール事業:シートからケースまで一貫生産
段ボール事業はダイナパックの最大の収益部門であり、売上の約7割を占める。製品は段ボールシート(原紙を貼り合わせた板状の素材)と、それを加工した段ボールケース(折り畳み箱)である。国内ではみよし事業所をはじめ、土岐ダイナパック、宮城ダイナパック、宇都宮ダイナパック、沼津ダイナパック、神原段ボール、旭段ボール、駿河ダイナパック、丸中紙工など多数の子会社が生産。海外ではマレーシアのDYNAPAC(M)及びDYNAPAC GF(M)、ベトナムのDYNAPAC(HANOI)及びDYNAPAC(HAIPHONG)、中国の泰納包装(蘇州)などが供給する。顧客は加工食品・青果物・飲料メーカーが中心で、物流倉庫向けの大型ケースも手がける。2025年12月期の国内段ボール生産数量は前年比100.5%と微増。適正生産量を追求し、商品・顧客ポートフォリオの組み換えにより収益性を高めている。
美粧性と機能性を両立する印刷紙器事業
印刷紙器部門では、化粧品箱や菓子箱など高級感が求められる包装を手がける。主力製品は美粧段ボール(表面に印刷を施した段ボール)、紙トレー、マイクロフルート段ボール(薄くて強度のある段ボール)、オフセット印刷物などである。この部門の中核は土岐ダイナパックとクラウン紙工業(2016年子会社化)。オフセット印刷や製版技術を駆使し、多色印刷や特殊加工(エンボス、箔押し)にも対応する。また、顧客の要望に応じてセットアップ業務(包装資材の組み立てや梱包代行)も提供。美粧段ボールは食品や飲料のギフトセット、家電の化粧箱などに使われる。製品の差別化要因はデザイン力と印刷精度であり、デジタル印刷機の導入により短納期・小ロット生産にも対応している。
軟包装材と紙製緩衝材:グラビア印刷と環境対応
軟包装材部門は、プラスチックフィルムや紙を素材とするグラビア印刷物を製造する。主にスナック菓子や冷凍食品の外装、シャンプーの詰め替えパウチなどに使用される。当社本体のほか、2024年子会社化したVIETNAM TKT PLASTIC PACKAGINGがベトナムで生産する。グラビア印刷は高精細な印刷が可能で、多色刷りやメタリックインキにも対応。また、紙製緩衝材「ハイモール」は、リサイクル可能な紙素材で製品を保護する包装材であり、環境負荷低減に貢献する。その他部門では化成品(接着剤やインキ関連)も取り扱う。環境配慮型素材として、再生紙や生分解性フィルムの採用を進めており、サステナブル包装の提案力を強みとする。軟包装材と緩衝材の売上高は全体の1割程度だが、成長分野として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
パルプ・紙のなかでの位置
中堅段ボール原紙メーカー、内需依存
ダイナパックはパルプ・紙業界において段ボール原紙を主力とする中堅メーカーである。同業の王子ホールディングスや日本製紙が総合紙・板紙事業を展開する超大手であるのに対し、当社は段ボール原紙に特化し、国内市場でニッチなポジションを占める。売上高は約600億円と大手に比べ小規模だが、近年は増収基調にあり、営業利益率も改善傾向にある(2024/12期2.72%→2025/12期4.32%)。内需依存度が高く、輸出比率は低い。
強み
- 段ボール原紙に集中することで、生産効率や品質で強みを発揮。
- 中堅規模ゆえの機動性で、地場の段ボール加工業者との連携が深い。
- 売上高が580億→625億→671億と成長し、営業利益率も改善中。
- 段ボール需要はEC拡大等で底堅く、内需に支えられた安定感がある。
課題
- 王子HDや日本製紙に対し売上・生産規模で劣り、コスト競争力で劣位。
- 古紙・パルプ価格の変動が収益に直接影響しやすい体質。
- 内需依存で海外比率が低く、成長機会を逃している。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
パルプ・紙の時価総額近傍。太字がダイナパック
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3946トーモク | 863億円 | 10.0倍 |
| 2 | 3708特種東海製紙 | 839億円 | 17.3倍 |
| 3 | 3891ニッポン高度紙工業 | 667億円 | 24.9倍 |
| 4 | 3864三菱製紙 | 532億円 | 27.4倍 |
| 5 | 3877中越パルプ工業 | 294億円 | 11.3倍 |
| 6 | 3947ダイナパック | 257億円 | 7.5倍 |
| 7 | 3951朝日印刷 | 207億円 | 11.9倍 |
| 8 | 3954昭和パックス | 144億円 | 11.0倍 |
| 9 | 3943大石産業 | 123億円 | 14.2倍 |
| 10 | 3955イムラ | 91億円 | 8.9倍 |
| 11 | 3892岡山製紙 | 88億円 | 9.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
三社合併で誕生した大日本紙業 (1962年)
現在のダイナパックのルーツは、1962年8月に大日本紙業株式会社として設立されたことにある。この会社は、大日本紙業を存続会社として、三和印刷株式会社と堤紙工株式会社の3社が合併して誕生した。合併当時、段ボールや印刷紙器の需要が高まりつつある中で、経営基盤の強化と生産効率向上を目的とした統合だった。設立後、愛知県を中心に事業を拡大し、1960年代から1970年代にかけて包装資材メーカーとしての地盤を固めた。1976年には名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場し、資金調達力を高めてさらなる成長を目指す。この時期の主力製品は段ボールケースと印刷包装資材であり、食品・飲料向けの需要を取り込んだ。
株式上場と二部市場での成長 (1976年・1993年)
大日本紙業は1976年7月に名古屋証券取引所市場第二部に上場し、続いて1993年10月には東京証券取引所市場第二部にも上場した。二部上場により認知度が向上し、取引先との信用力が強化された。1990年代、日本の包装業界は成熟期に入り、競争が激化する中、同社は品質向上とコスト削減に注力。中部地方の地盤を生かし、食品メーカーとの長期取引を拡大した。一方で、業界ではM&Aによる再編が進行しており、大日本紙業も2000年代に入って他社との提携や統合を模索し始める。上場から約30年の間、売上高は順調に拡大し、1990年代半ばには400億円台に達したと推測される(財務データは2012年以降のみ開示)。
日本ハイパックとの提携から合併へ (2001-2005年)
2001年3月、大日本紙業は日本ハイパック株式会社と業務提携・資本提携契約を締結した。日本ハイパックは軟包装材に強みを持つ企業であり、両社の製品ラインアップを補完する狙いがあった。2004年2月には基本合意書を締結し、翌2005年1月に合併を実行。合併方式は分社型新設分割を用い、大日本紙業(存続会社)と日本ハイパック(消滅会社)の生産部門をそれぞれ分割準備会社に承継した上で合併し、商号をダイナパック株式会社に変更した。これにより、段ボール・印刷紙器・軟包装材の3部門を一体化した総合包装企業が誕生。同時に、中国広東省深圳市に愛柏包装制品貿易有限公司を設立し、海外進出の第一歩を踏み出した。
生産統合と東南アジアへの進出 (2005-2010年)
合併後、ダイナパックは生産拠点の統廃合を加速した。2005年7月、大日本紙業土岐工場と株式会社ユニオンパック本社工場を統合。2009年には愛知県みよし市にみよし事業所を新設し、大府工場や日本ハイパック名古屋工場を閉鎖して集約した。同年、子会社の再編も進め、多治見ダイナパックなどを設立。海外では2006年にベトナムのNEW TOYO DYNAPACに資本参加し、2007年に子会社化(現DYNAPAC(HANOI))。2008年のリーマンショック後も積極投資を継続し、2010年までにマレーシア、中国(蘇州)などにも拠点を広げた。2010年7月にはグループ内のハイパック系会社を吸収合併し、商号を統一(例:宮城ハイパック→宮城ダイナパック)。同時に株式会社エコリーブを清算するなど、不採算事業の整理も行った。
M&Aによる事業領域の拡大 (2010年代)
2010年代に入ると、ダイナパックはM&Aを成長戦略の柱として積極的に活用する。2014年、フィリピンにDYNAPAC PACKAGING TECHNOLOGYを設立し、ASEANでの生産網を強化。同年ベトナム・ハイフォンにも新会社を設立した。2016年にはクラウン紙工業(印刷紙器)を連結子会社化し、2018年には旭段ボールを取得。2019年にはマレーシアのGRAND FORTUNE CORPORATIONを子会社化(後にDYNAPAC GF(M)に改称)し、東南アジアでの存在感を高めた。2020年には株式会社小倉紙器を買収し、静岡エリアの段ボール事業を拡充。一方で、香港子会社DYNAPAC(HK)とその中国子会社は2021年に株式を売却し、事業ポートフォリオの入れ替えを行った。これらのM&Aにより、売上高は2012年の457億円から2019年には554億円に成長した。
近年の買収と上場市場移行 (2020年以降)
2020年代もM&Aを継続し、2022年1月には株式会社城西と城西パックを取得。同年4月、東京証券取引所と名古屋証券取引所の市場区分見直しに伴い、東証スタンダード市場、名古屋メイン市場に移行した。2023年12月期の売上高は580億円、2024年12月期は625億円と順調に拡大。2024年3月にはベトナムのVIETNAM TKT PLASTIC PACKAGINGを連結子会社化し、軟包装材の海外生産能力を強化。2025年にはHOANG HAI VIETNAM PACKAGINGと丸中紙工を取得し、グループ総売上高は671億円に達した。2025年12月期の営業利益は29億円と過去最高を更新。中期経営計画の最終年度2026年には売上高700億円を目指す。また、政策保有株式の縮減や自己株式取得も進め、資本効率の向上を図っている。
年表34件を開く
1960年代
- 1962年8月創業大日本紙業株式会社が三和印刷株式会社と堤紙工株式会社との合併により設立
1970年代
- 1976年7月上場大日本紙業株式会社が名古屋証券取引所市場二部に株式を上場
1990年代
- 1993年10月上場大日本紙業株式会社が東京証券取引所市場二部に株式を上場
2000年代
- 2001年3月大日本紙業株式会社および日本ハイパック株式会社が業務提携および資本提携の契約を締結
- 2004年2月M&A大日本紙業株式会社および日本ハイパック株式会社が合併することを内容とする基本合意書を締結
- 2005年1月M&A分社型新設分割の方法により生産にかかわる営業の一切を大日本紙業分割準備株式会社に承継した大日本紙業株式会社(存続会社、現・ダイナパック株式会社)と、同じ方法により生産にかかわる営業の一切を日本ハイパック分割準備株式会社に承継した日本ハイパック株式会社(消滅会社)が合併し、ダイナパック株式会社に商号を変更
- 2005年7月M&A大日本紙業株式会社土岐工場と株式会社ユニオンパックの本社工場を経営統合
- 2005年7月創業中国広東省深圳市に愛柏包装制品貿易(深圳)有限公司を設立
- 2005年10月株式会社エコリーブの株式を取得し、子会社とする
- 2006年5月ベトナムのNEW TOYO DYNAPAC CO.,LTD.に出資 中央紙器工業株式会社と業務提携の契約を締結
- 2007年12月NEW TOYO DYNAPAC CO.,LTD.(現:DYNAPAC(HANOI)CO.,LTD.、現連結子会社)に追加出資し、子会社とする
- 2009年3月株式会社大成の株式を取得し、持分法適用関連会社とする
- 2009年5月創業愛知県みよし市にダイナパック株式会社みよし事業所を設立し、製造を開始 日本ハイパック株式会社名古屋工場を閉鎖し、みよし事業所に移転
- 2009年7月M&A大日本紙業株式会社と株式会社ディー・ピー・エスを合併(存続会社大日本紙業株式会社、(現:ダイナパック株式会社))サン・パッケージ株式会社と株式会社パックスアイチを合併(存続会社サン・パッケージ株式会社)、商号を多治見ダイナパック株式会社(現連結子会社)に変更
- 2009年8月大日本紙業株式会社大府工場を閉鎖し、みよし事業所に移転
2010年代
- 2010年1月M&A株式会社東装を吸収合併
- 2010年7月M&A大日本紙業株式会社、日本ハイパック株式会社、東日本ハイパック株式会社および新日本ハイパック株式会社を吸収合併 株式会社ユニオンパックが土岐ダイナパック株式会社に、宮城ハイパック株式会社が宮城ダイナパック株式会社に、富士ハイパック株式会社が宇都宮ダイナパック株式会社に、沼津ハイパック株式会社が沼津ダイナパック株式会社に、NIPPON HI-PACK(MALAYSIA)SDN.BHD.がDYNAPAC(M)SDN.BHD.にそれぞれ商号を変更
- 2010年8月HI-PACK(HK)LTD.がDYNAPAC(HK)LTD.に商号を変更
- 2010年9月株式会社エコリーブが清算結了し消滅 愛柏包装制品貿易(深圳)有限公司が泰納包装制品貿易(深圳)有限公司に商号を変更
- 2010年10月M&A山形ハイパック株式会社を吸収合併 蘇州太陽包装有限公司が泰納包装(蘇州)有限公司に商号を変更
- 2011年9月亦普(上海)包装技術有限公司が清算結了し消滅
- 2014年6月フィリピンにDYNAPAC PACKAGING TECHNOLOGY(PHILIPPINES)INC.を設立(現連結子会社)
- 2014年8月ベトナムにDYNAPAC(HAIPHONG)CO.,LTD.を設立(現連結子会社)
- 2016年7月クラウン紙工業株式会社の株式を取得し、連結子会社とする(現連結子会社)
- 2017年4月DYNAPAC AND MALINTA(PHILIPPINES)INC.の株式を取得し、持分法適用関連会社とする
- 2018年7月旭段ボール株式会社の株式を取得し、連結子会社とする(現連結子会社)
- 2019年4月GRAND FORTUNE CORPORATION SDN.BHD.の株式を取得し、連結子会社とする(現連結子会社)
- 2019年9月GRAND FORTUNE CORPORATION SDN.BHD.がDYNAPAC GF(MALAYSIA)SDN.BHD.に商号を変更
2020年代
- 2020年1月株式会社小倉紙器の株式を取得し、連結子会社とする(現連結子会社)
- 2021年6月DYNAPAC(HK)LTD.の株式を一部売却し、同社および同社の100%子会社である泰納包装制品貿易(深圳)有限公司を連結の範囲より除外
- 2022年1月株式会社城西および城西パック株式会社の株式を取得し、連結子会社とする
- 2022年4月東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に、名古屋証券取引所の市場二部からメイン市場にそれぞれ移行
- 2022年12月DYNAPAC AND MALINTA(PHILIPPINES)INC.の株式を売却し、持分法の適用範囲から除外
- 2024年3月VIETNAM TKT PLASTIC PACKAGING JOINT STOCK COMPANYの株式を取得し、連結子会社とする(現連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2026年度まで700億円
- 連結営業利益2026年度まで30億円
- 連結営業利益率2026年度まで4.3%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存事業強化による収益力向上
主力の段ボール事業で適正生産量による利益最大化を図り、原価分析から弱点を明確にして改善活動を実施。物流クライシス2024への対応やサステナビリティ経営を推進する。
- 02
成長分野の取り込みと新規事業創出
M&Aの積極的な実施、国内外の生産拠点拡充、新規事業展開により、自社にない経営資源を取り込んで成長を加速する。
- 03
開発設計力の強化
サステナブル包装の開発、顧客価値の創造、デジタル印刷の追求を通じて、技術力・提案力を高める。
- 04
人的資本の充実と働き方改革
働き方の選択肢拡大、エンゲージメント向上、安全で快適な職場環境の整備、ダイバーシティ&インクルージョンを推進する。
- 05
業務革新と生産革新の推進
基幹システム刷新、生産のDX推進、デジタル印刷機を活用した生産革新により、業務効率と生産性を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,418人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は637万円で、9期前と比べて+15.8%。平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は20.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 1,669 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 1,781 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 1,943 | — |
| 2019年12月 | 550 | 42.6 | 19.4 | 2,149 | — |
| 2020年12月 | 533 | 42.1 | 19.1 | 2,307 | — |
| 2021年12月 | 558 | 42.3 | 19.3 | 2,257 | — |
| 2022年12月 | 565 | 42.4 | 19.4 | 2,193 | — |
| 2023年12月 | 567 | 42.5 | 19.5 | 2,143 | — |
| 2024年12月 | 604 | 43.1 | 20.2 | 2,281 | 75 |
| 2025年12月 | 637 | 43.4 | 20.4 | 2,418 | 120 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社19社(国内 11 / 海外 8、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。
- 国内土岐ダイナパック㈱岐阜県土岐市 · 連結子会社議決権92.0%
- 国内宮城ダイナパック㈱宮城県登米市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内宇都宮ダイナパック㈱栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内沼津ダイナパック㈱静岡県沼津市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内神原段ボール㈱愛知県常滑市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内多治見ダイナパック㈱岐阜県多治見市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内クラウン紙工業㈱埼玉県草加市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内旭段ボール㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内駿河ダイナパック㈱静岡市駿河区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内丸中紙工㈱(注)5名古屋市昭和区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外泰納包装(蘇州)有限公司(注)2、4中国 江蘇省蘇州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外DYNAPAC(M)SDN.BHD. (注)2SEREMBAN N.S.D.K. MALAYSIA · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
- DYNAPAC(HANOI)CO.,LTD. (注)2HANOI VIETNAM100%
- DYNAPAC PACKAGING TECHNOLOGY(PHILIPPINES) INC.BATANGAS PHILIPPINES100%
- DYNAPAC(HAIPHONG) CO.,LTD.(注)2HAIPHONG VIETNAM100%
- DYNAPAC GF(MALAYSIA) SDN.BHD.MELAKA MALAYSIA100%
- VIETNAM TKT PLASTIC PACKAGING JOINT STOCK COMPANY(注)4HO CHI MINH VIETNAM90%
- HOANG HAI VIETNAM PACKAGING JOINT STOCK COMPANY(注)2、4、5HAIPHONG VIETNAM80%
- ㈱大成岐阜県中津川市23%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は671億円、営業利益は29億円。前期と比べると増収増益で、売上が+7.4%、利益が+70.6%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 750億円 | 671億円 |
| 営業利益 | 42億円 | 29億円 |
| 純利益 | 34億円 | 32億円 |
| 1株あたり配当 | ¥90 | ¥90 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は364億円、営業利益は20億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+15.2%、営業利益は+42.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 132 | −1 | −0.8 | 1 |
| 2023年2Q | 150 | 8 | 5.3 | 6 |
| 2023年3Q | 146 | 6 | 4.1 | 4 |
| 2023年4Q | 152 | — | — | 5 |
| 2024年1Q | 135 | 1 | 0.7 | 0 |
| 2024年2Q | 162 | 7 | 4.3 | 23 |
| 2024年4Q | 328 | 9 | 2.7 | 7 |
| 2025年2Q | 316 | 14 | 4.4 | 18 |
| 2025年4Q | 355 | 15 | 4.2 | 14 |
| 2026年2Q | 364 | 20 | 5.5 | 19 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は457億円から671億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 457 | — | 19 | — | 13 |
| 2013年12月 | 465 | — | 18 | — | 13 |
| フィリピンにDYNAPAC PACKAGING TECHNOLOGY(PHILIPPINES)INC.を設立(現連結子会社) | |||||
| 2014年12月 | 468 | — | 8 | — | −2 |
| 2015年12月 | 463 | — | 9 | — | 7 |
| 2016年12月 | 466 | — | 14 | — | 11 |
| 2017年12月 | 498 | — | 7 | — | 12 |
| 2018年12月 | 531 | — | −1 | — | −9 |
| 2019年12月 | 554 | — | 8 | — | 6 |
| 2020年12月 | 523 | — | 11 | — | 9 |
| 2021年12月 | 563 | — | 20 | — | 14 |
| 2022年12月 | 568 | — | 20 | — | 16 |
| 2023年12月 | 580 | — | 24 | — | 16 |
| 2024年12月 | 625 | 17 | 25 | 2.7 | 30 |
| 2025年12月 | 671 | 29 | 36 | 4.3 | 32 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高671億円のうち、営業利益として残るのは29億円で4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は32億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.6%534億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.1%108億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%29億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが51億円、投資CFが−58億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は51億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 35 | −19 | −15 | 16 | 7 |
| 2013年12月 | 34 | −13 | −20 | 21 | 9 |
| 2014年12月 | 21 | −18 | 2 | 3 | 15 |
| 2015年12月 | 24 | −18 | −10 | 6 | 11 |
| 2016年12月 | 25 | −22 | −4 | 3 | 10 |
| 2017年12月 | 32 | −2 | −28 | 30 | 12 |
| 2018年12月 | 8 | −2 | −2 | 6 | 16 |
| 2019年12月 | 27 | −14 | −9 | 13 | 20 |
| 2020年12月 | 28 | −16 | −10 | 12 | 22 |
| 2021年12月 | 43 | −16 | −17 | 27 | 33 |
| 2022年12月 | 31 | −18 | 0 | 13 | 45 |
| 2023年12月 | 58 | −34 | −7 | 24 | 62 |
| 2024年12月 | 11 | −40 | 7 | −29 | 39 |
| 2025年12月 | 51 | −58 | 19 | −7 | 51 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は849億円。このうち返さなくてよい自己資本が478億円で、自己資本比率は55.2%(業種中央値55.2%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 531 | 298 | 233 | 56.1 |
| 2013年12月 | 555 | 322 | 233 | 57.9 |
| 2014年12月 | 580 | 326 | 254 | 56.2 |
| 2015年12月 | 600 | 353 | 247 | 58.7 |
| 2016年12月 | 648 | 388 | 260 | 59.7 |
| 2017年12月 | 714 | 442 | 272 | 61.9 |
| 2018年12月 | 641 | 368 | 273 | 57.3 |
| 2019年12月 | 626 | 357 | 269 | 57.0 |
| 2020年12月 | 669 | 392 | 277 | 58.6 |
| 2021年12月 | 662 | 392 | 270 | 59.1 |
| 2022年12月 | 680 | 407 | 273 | 59.6 |
| 2023年12月 | 730 | 429 | 301 | 58.6 |
| 2024年12月 | 768 | 461 | 307 | 59.7 |
| 2025年12月 | 849 | 478 | 370 | 55.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
パルプ・紙 24社との比較
同じパルプ・紙の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで24社中1位あたり、逆に低いのは自己資本比率で24社中13位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,487で、1年前と比べて+17.7%。過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.5倍 |
| PER (会社予想) | 7.1倍 |
| PBR | 0.49倍 |
| 配当利回り | 3.62% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月7日に2450円まで急騰し、前日比+8.89%と大きく上昇。25日線2226.52円を+10%超上回り、52週高値2774円に接近。週足では4月から7月まで緩やかな上昇基調が続き、7月下旬の調整を経て再度上昇に転じた。出来高は直近7200株と6月の平均を大きく上回り、買い意欲の強さが確認できる。RSIは81.23と過熱感があるが、上昇トレンドは継続中。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは7.66倍と業界平均14.23倍を大幅に下回り、PBRは0.4995倍で平均0.6797倍を下回る。ROE6.9%は平均と比較して低いものの、利益は増加傾向にあり、改善の兆しが見える。配当利回りは3.27%と業界平均3.12%を上回り、株主還元も充実している。ただし、ROEが低く、資本効率の改善が課題。総合的に見て、収益と配当の水準から割安と判断できるが、ROEの低さは留意点。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.5倍 | 13.4倍 |
| PER (予想) | 7.1倍 | — |
| PBR | 0.49倍 | 0.67倍 |
| ROE | 6.9% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、増収増益傾向や環境配慮型素材の開発が中長期的な競争力強化につながると見る。また、PBR0.5倍前後と資産価値に比べて株価が割安で、ROE改善による株主還元の余地を評価する。弱気派は、段ボール需要は景気変動に左右され、原材料高が収益を圧迫するリスクを指摘。また、紙離れのトレンドが長期的な成長を制限するとの見方もある。
- 業績の拡大
売上・利益とも増加傾向で、直近は増益。
- 資産価値
PBR0.5倍と割安で、株主還元の余地がある。
- 環境対応
環境配慮型素材の開発が差別化と需要拡大につながる。
- 営業利益29億円と2期連続増益、利益率も改善通年影響中
営業利益17→29億円、営業利益率2.72→4.32%に改善
- 売上高671億円と3期連続増収通年影響中
売上高580→625→671億円、増収基調が続く
- PBR0.50倍と解散価値割れ、資産価値の見直し不定影響中
PBR0.4995倍、1株純資産から見て割安
- 配当利回り3.27%と高水準、株主還元の魅力継続影響弱
配当利回り3.27%、PER7.66倍と低評価
- 原材料高
パルプ価格の上昇がコスト増と収益圧迫につながる。
- 需要の頭打ち
段ボール需要は、景気やEC成長の鈍化で成長が限定的。
- 低い収益性
営業利益率4%程度と低く、事業環境の変化に敏感。
- ROE6.9%と低収益性、資本効率の悪さ通年影響中
ROE6.9%に対しPBR0.5倍、市場から成長期待が低い
- 営業利益率4.32%と低水準、価格競争に脆弱通年影響中
売上高671億円のうち営業利益29億円、利益率4.32%
- 株価は年初来+13.9%上昇、利益確定売り不定影響弱
1年間で+13.9%、短期的な過熱感
- 外国人保有1.3%と低く、機関投資家の買い不在不定影響弱
外国人持ち株比率1.3%、需給の支えが乏しい
- 売上高
- 需要動向と成長性を確認するため。
- 営業利益率
- 原材料高や価格転嫁の状況を見る。
- 環境配慮素材の売上比率
- 新たな付加価値戦略の進捗を測るため。
- 原材料価格
- コスト変動が業績に与える影響をモニタリング。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり90円で、前期から+14.3%。いまの株価に対する利回りは3.62%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 40 | — | 37.5 |
| 2017年12月 | 50 | 25.0 | 39.3 |
| 2018年12月 | 50 | 0.0 | — |
| 2019年12月 | 50 | 0.0 | 844.3 |
| 2020年12月 | 50 | 0.0 | 54.9 |
| 2021年12月 | 50 | 0.0 | 59.6 |
| 2022年12月 | 50 | 0.0 | 49.0 |
| 2023年12月 | 60 | 20.0 | 91.4 |
| 2024年12月 | 70 | 16.7 | 50.0 |
| 2025年12月 | 80 | 14.3 | 27.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥90
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,164人。区分でいちばん多いのは事業法人で43.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.1%を占め、残る44.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 43.1 | 42.5 | 42.3 | 44.2 | 44.1 | 43.2 |
| 個人・その他 | 41.6 | 42.4 | 43.2 | 41.4 | 40.8 | 43.1 |
| 金融機関 | 14.6 | 14.3 | 13.5 | 13.0 | 13.3 | 11.9 |
| 自己株式 | 4.0 | 3.9 | 3.7 | 3.6 | 3.5 | 5.5 |
| 外国法人 | 0.5 | 0.5 | 0.6 | 0.9 | 1.4 | 1.3 |
| 証券会社 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.5 | 0.4 | 0.5 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | カゴメ株式会社 | 15.92 |
| 02 | ダイナパック取引先持株会 | 8.52 |
| 03 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.03 |
| 04 | 伊藤忠紙パルプ株式会社 | 2.80 |
| 05 | 丸紅フォレストリンクス株式会社 | 2.68 |
| 06 | レンゴー株式会社 | 2.66 |
| 07 | 王子マテリア株式会社 | 2.63 |
| 08 | 大王製紙株式会社 | 2.33 |
| 09 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.03 |
| 10 | ダイナパック社員持株会 | 2.01 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1094%、1株純資産は14期で+698%。直近期のROEは6.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 27 | 602 | 4.6 | 8.3 | 49.0 |
| 2013年12月 | 136 | 3,256 | 4.3 | 9.0 | 38.6 |
| 2014年12月 | −23 | 3,298 | — | — | — |
| 2015年12月 | 71 | 3,563 | 2.1 | 18.9 | 431.6 |
| 2016年12月 | 116 | 3,917 | 3.1 | 11.4 | 37.5 |
| 2017年12月 | 126 | 4,470 | 3.0 | 14.0 | 39.3 |
| 2018年12月 | −87 | 3,718 | — | — | — |
| 2019年12月 | 57 | 3,607 | 1.5 | 26.1 | 844.3 |
| 2020年12月 | 94 | 3,954 | 2.5 | 14.2 | 54.9 |
| 2021年12月 | 141 | 3,944 | 3.6 | 9.4 | 59.6 |
| 2022年12月 | 162 | 4,086 | 4.0 | 7.7 | 49.0 |
| 2023年12月 | 162 | 4,305 | 3.9 | 9.2 | 91.4 |
| 2024年12月 | 300 | 4,607 | 6.7 | 6.0 | 50.0 |
| 2025年12月 | 320 | 4,806 | 6.9 | 7.2 | 27.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 齊藤光次 | 取締役社長 代表取締役 | 68 | 182,000 |
| 篠岡尚久 | 取締役 専務執行役員社長補佐 代表取締役 | 65 | 14,000 |
| 原茂 | 取締役執行役員 管理本部長 | 59 | 15,000 |
| 青木大篤 | 取締役執行役員 企画本部長 | 58 | 10,000 |
| 深井靖博 | 取締役 | 67 | — |
| 廣野郁子 | 取締役 | 63 | — |
| 杉山繁和 | 取締役 | 64 | — |
| 後藤禎夫 | 取締役常勤監査等委員 | 64 | 8,000 |
| 児玉弘仁 | 取締役監査等委員 | 67 | — |
| 松若恵理子 | 取締役監査等委員 | 48 | — |
| 藤關明宏 | 取締役常務執行役員 企画本部長 | 60 | — |
| 出口剛士 | 取締役執行役員 企画本部 経営企画室長 | 55 | 1,000 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 川瀬公基 | 取締役常勤監査等委員 | 59 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 96 | 16 | 14 | 126 | 32 |
| 社外取締役 | 6 | 23 | — | — | 23 | 4 |
| 取締役(社内) | 1 | 16 | — | — | 16 | 16 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,065字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,674字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,732字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,395字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第65期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第64期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第64期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第63期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第63期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-13
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第61期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
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