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超!企業DB
日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

昭和パックス

SHOWA PAXXS CORPORATION3954 · Standard · パルプ・紙

重包装袋とフィルム製品を柱とする包装資材メーカー。石油化学やセメントなど産業向けに強みを持つ。

概要

昭和パックスは、1939年に創業した産業用包装資材メーカーである。主力は石油化学製品・セメント・肥料などに用いる重包装用クラフト紙袋で、連結売上高の65%を占める。フィルム製品(19%)、フレキシブルコンテナー(8%)などを加えた包装事業に加え、不動産賃貸も手掛ける。2026年3月期の連結売上高は236億円、従業員数は681名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

重包装袋・フィルム・コンテナーの3事業が収益の柱

連結セグメントは重包装袋、フィルム製品、コンテナー、不動産賃貸、その他に区分される。2026年3月期の売上構成は重包装袋が154億円(65.5%)、フィルム製品が44億円(18.6%)、コンテナーが18億円(7.6%)、不動産賃貸が2.5億円(1.1%)、その他が17億円(7.3%)である。重包装袋の主力はクラフト紙袋で、主原料のクラフト紙価格が高止まりする中、物流費・労務費の上昇分を価格転嫁し採算を確保している。フィルム製品では産業用と農業用の両軸で展開し、コンテナーではフレキシブルコンテナー「エルコン」を販売する。不動産賃貸は東京工場内の貸倉庫や掛川市の貸店舗・マンションによる安定収入源である。

国内4子会社とタイ子会社で構成されるグループ体制

当社グループは昭和パックス(単体)と4社の連結子会社から成る。国内子会社は九州紙工株式会社(福岡)、株式会社ネスコ(東京)、山陰製袋工業株式会社(島根)の3社で、それぞれが重包装袋・フィルム・コンテナーの製造販売を分担する。海外子会社としてタイ昭和パックス株式会社(タイ王国)があり、1997年に設立され東南アジア市場向けに重包装用紙袋を生産する。2026年1月には山陰パック有限会社を吸収合併し、同年11月には昭友商事株式会社を吸収合併する予定である。グループ全体で全国7拠点の工場(東京・防府・富山・亀山・掛川・盛岡・九州)とタイ工場を有する。

安定した収益基盤と自己資本比率の高さ

2026年3月期の連結経営成績は、売上高236億円(前期比1.1%増)、営業利益16.3億円(同18.5%増)、経常利益18.7億円(同14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.8億円(同2.8%減)であった。売上数量は伸び悩んだが、採算改善により増益を達成。財務面では、設備投資に伴う減価償却費増加の一方で、子会社からの配当増が利益を下支えした。長期にわたる連結売上高は200億円前後で推移し、営業利益率は4~7%の範囲で安定している。自己資本比率は開示されていないが、有価証券報告書の記述から健全な財務体質を維持しているとみられる。

業界の中での役割は産業用包装資材の総合メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
236億円
営業利益
16億円
営業利益率
6.8%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01重包装袋主力

石油化学製品、セメント・窯業、化学薬品、農産物、肥料、食品など産業向けに重包装袋を製造・販売。主力製品。

主な製品・サービス6
石油化学製品用袋
石油化学製品輸送用の重包装袋。
セメント・窯業用袋
セメントや窯業製品用の重包装袋。
化学薬品用袋
化学薬品輸送用の重包装袋。
農産物用袋
農産物輸送用の重包装袋。
肥料用袋
肥料輸送用の重包装袋。
食品用袋
食品原料・製品輸送用の重包装袋。

02フィルム製品主力

熱収縮包装用フィルム、パレット包装用フィルム、農業用フィルム、二次加工用フィルムなどを製造・販売。

主な製品・サービス4
熱収縮包装用フィルム
熱で収縮させて商品に密着させる包装用フィルム。
パレット包装用フィルム
パレット上の荷物を結束・保護するためのフィルム。
農業用フィルム
ハウス栽培などの農業用途に使用するフィルム。
二次加工用フィルム
加工工程を経て最終製品となる基材フィルム。

03コンテナー準主力

フレキシブルコンテナーやバルクコンテナーなど、大量輸送用の容器を製造・販売。

主な製品・サービス2
フレキシブルコンテナー
1トン級の粉粒体輸送に使用される柔軟な大型袋。
バルクコンテナー
大量の粉粒体を輸送・保管するためのコンテナー。

04不動産賃貸副次

貸ビル、貸倉庫などの不動産賃貸を行っている。

05その他その他

包装用原材料、包装用機械、その他関連製品の販売、ビル管理業など。

製品と技術

重包装用クラフト紙袋が売上の6割超を占める

主力製品は石油化学製品用、セメント・窯業用、化学薬品用、農産物用、肥料用、食品用などのクラフト紙袋である。原材料のクラフト紙は強度に優れ、粉粒体の包装に適する。2026年3月期のセグメント売上高は154億円で、全社の65.5%を占める。同社は国内重包装紙袋市場で一定のシェアを持ち、顧客は化学メーカー、セメント会社、食品加工業者など多岐にわたる。近年は原材料高や物流費上昇に対応し、価格転嫁と生産効率化で収益性を維持している。子会社の九州紙工、山陰製袋工業、タイ昭和パックスもこの分野を担う。

産業用・農業用フィルムを幅広く展開

フィルム製品は、熱収縮包装用フィルム、パレット包装用フィルム、農業用フィルム、二次加工用フィルムなどから成る。代表的な製品として、マスキングフィルム「HQF」、ポリスチレンフィルム「エスクレア」、パレットストレッチ用フィルム「エスラップ」、農業用ハウスフィルム「キリヨケバーナル」「フルーツ物語」、牧草ラップ用の「牧草ストレッチフィルム」などがある。主原料はポリエチレン樹脂で、ナフサ価格の変動や中東情勢の影響を受ける。2026年3月期の売上高は44億円で、産業用はマスキングやストレッチフィルムが堅調、農業用はハウス用が増加したが全体では微減となった。

フレキシブルコンテナー「エルコン」で大口輸送に対応

コンテナー事業の主力はフレキシブルコンテナー(大型フレキシブル容器)で、商標名「エルコン」として販売される。これは1トン前後の粉粒体を収納可能な大型袋で、合成樹脂、化学工業品、食品などの輸送に用いられる。2026年3月期の売上高は18億円で前期比5.4%減。業界全体では、合成樹脂・化学工業品・食品向けが低迷し、海外からの輸入量も減少したため、出荷量は大幅に減少した。当社の売上数量も前年を下回った。これに対し、同社は用途開発と営業強化で需要を掘り起こす方針である。子会社の九州紙工や山陰製袋工業もコンテナーを扱う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

パルプ・紙のなかでの位置

包装・産業資材大手の一角、安定収益

昭和パックスは、売上高217億円(2024/3)→236億円(2026/3)と緩やかに成長、営業利益率も6%台。王子ホールディングスや日本製紙など大手に対し、規模では劣るが、包装・産業資材分野でニッチな地位を確立。特定顧客との長期取引が強み。

強み

  • 長期取引先を持ち、売上・利益が安定。
  • 包装・産業資材で専門性を発揮、大手との差別化。
  • 営業利益率が5.01%から6.78%へ向上見込み。
  • 顧客ニーズに合わせた製品開発・提案力。

課題

  • 売上高成長率が低く、拡大余地が限定的。
  • パルプ価格など原材料高が収益を圧迫。
  • 紙需要減少リスク、新事業育成が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

パルプ・紙の時価総額近傍。太字が昭和パックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13891ニッポン高度紙工業664億円24.8倍
23864三菱製紙520億円26.8倍
33877中越パルプ工業294億円11.3倍
43947ダイナパック257億円7.5倍
53951朝日印刷207億円12.0倍
63954昭和パックス144億円11.1倍
73943大石産業123億円14.3倍
83955イムラ91億円8.9倍
93892岡山製紙88億円9.1倍
103948光ビジネスフォーム69億円17.4倍
113944古林紙工57億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

鴻巣工場設置で紙袋事業に本格参入した1939年

当社の起源は、1939年9月に埼玉県北足立郡鴻巣町に鴻巣工場を設置し、それまで営業していた千住工場を廃止したことに始まる。当時はまだ紙袋専業ではなく、1946年4月には函成工業株式会社を合併し事業を拡大。1947年3月に本社を東京都中央区日本橋大伝馬町に移転した。戦後の1953年12月、山口県防府市に防府工場を建設し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始したことで、今日の主力事業の基礎が固まった。その後1957年5月に富山工場、1962年5月に亀山工場を相次いで設置し、国内の生産拠点網を広げた。

ポリエチレン重袋とフレキシブルコンテナーへの進出

1964年10月、防府工場内に樹脂工場を設置し、ポリエチレン重袋の製造を開始した。これは紙から樹脂への素材転換期に対応する動きであった。1966年5月には太陽紙工株式会社を吸収合併し、掛川工場(静岡)と盛岡工場(岩手)を加えて全国7工場体制を確立した。1968年3月には佐野・鴻巣工場を統合し、埼玉県北本町に自動製袋を主体とする東京工場を新設。1969年12月に子会社シンワ化学工業株式会社を設立し、合成樹脂製包装材料の加工を開始。1971年5月には同社の掛川工場を移転し、フレキシブルコンテナーバッグ(大型コンテナー)の製造販売に乗り出した。

社名を「昭和パックス」に変更し本社ビルを建設

1989年4月に子会社のシンワ化学工業株式会社を吸収合併し、同年12月に商号を昭和パックス株式会社に変更した。「パックス」は packaging に由来する造語である。1990年10月には東京工場に貸倉庫を設置し、不動産賃貸事業を開始。1994年7月には東京都新宿区市谷本村町に本社社屋「パックスビル」を建設し、現在の本店所在地に定着した。1998年5月には東京工場がISO9002を認証取得し、品質管理体制を国際標準に適合させた。1999年4月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場へのアクセスを開いた。

タイ子会社設立で海外事業に進出した1997年

1997年4月、タイ王国に子会社タイ昭和パックス株式会社を設立し、海外での重包装用紙袋の製造販売事業に進出した。これは国内需要が成熟する中で、成長著しい東南アジア市場を取り込む狙いがあった。同社は現地の主要取引先向けにクラフト紙袋を供給し、グループの海外売上高の一部を担う。2007年3月には東京工場がISO14001を認証取得し、環境マネジメントにも注力。2009年12月には山陰パック有限会社と山陰製袋工業株式会社を子会社化し、中国地方の販路を強化した。

JASDAQ上場から東証スタンダード市場へ移行

2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。2009年12月の大阪証券取引所との合併に伴い、大証JASDAQに上場。2013年7月の東証・大証統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2022年4月の市場区分見直しで、JASDAQ(スタンダード)から東証スタンダード市場に移行。この間、2010年代には全工場でISO9001認証を取得し、品質管理体制を統一。2022年には中期経営計画「PAXXS Vision-2030」を策定し、100年企業を目指す方針を打ち出した。

子会社吸収合併でグループの一体化を進める2025年以降

2025年11月には昭友商事株式会社を、2026年1月には山陰パック有限会社をそれぞれ吸収合併することを決定した。昭友商事は包装資材の販売会社、山陰パックは山陰製袋工業の子会社で、これらを当社本体に統合することで管理効率の向上とグループ一体運営の強化を図る。2026年3月期の有価証券報告書では、東京工場の建て替えに着手し、生産性向上と労働環境改善に投資していることが報告されている。これにより、創業100年を見据えた事業基盤の再構築を進めている。

年表36件を開く

1930年代

  • 1939年9月鴻巣工場を埼玉県北足立郡鴻巣町に設置し、千住工場を廃止。

1940年代

  • 1946年4月M&A函成工業株式会社を合併。
  • 1947年3月本社を東京都中央区日本橋大伝馬町三丁目1番地8に移転。

1950年代

  • 1953年12月防府工場を山口県防府市に設置し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始。
  • 1957年5月富山工場を富山県富山市に設置し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始。

1960年代

  • 1962年5月亀山工場を三重県亀山市に設置し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始。
  • 1964年10月防府工場に樹脂工場を設置し、ポリエチレン重袋の製造を開始。
  • 1965年11月本社を東京都新宿区市谷本村町14番地に移転。
  • 1966年5月M&A太陽紙工株式会社(資本金50,000千円)を吸収合併し、掛川工場(静岡県掛川市)・盛岡工場(岩手県盛岡市)の2工場を加え全国7ヶ所の製造体制を確立。
  • 1968年3月M&A佐野・鴻巣工場を統合し、東京工場を埼玉県北足立郡北本町に設置。自動製袋を主体とした重包装用クラフト紙袋の製造を開始。
  • 1969年12月子会社シンワ化学工業株式会社(資本金30,000千円)を設立し、合成樹脂製の包装材料加工を当社掛川工場で開始。

1970年代

  • 1971年5月シンワ化学工業株式会社掛川工場を静岡県掛川市細谷に移転し、フレキシブルコンテナーバッグ、各種大型フィルムの製造・販売を開始。
  • 1973年1月九州紙工株式会社に資本参加。
  • 1979年3月サンエー化学工業株式会社(現 ㈱サンエー化研)ならびに化研工業株式会社に資本参加。

1980年代

  • 1981年4月創業株式会社ネスコ(資本金10,000千円)を関係会社とともに設立し、関係会社資材の調達・製品販売を開始。
  • 1989年4月M&Aシンワ化学工業株式会社を吸収合併。
  • 1989年12月商号変更昭和パックス株式会社に社名変更。

1990年代

  • 1990年10月東京工場に貸倉庫を設置し、賃貸事業を開始。
  • 1994年7月本社社屋(パックスビル)を東京都新宿区市谷本村町2番12号に建設。
  • 1997年4月タイ王国に子会社タイ昭和パックス株式会社を設立し、海外の重包装用紙袋の製造・販売事業に進出。
  • 1998年5月東京工場がISO9002を認証取得。(15年1月にISO9001へ更新)
  • 1999年4月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2000年7月富山工場がISO9002を認証取得。(15年2月にISO9001へ更新)
  • 2000年12月掛川工場コンテナー部門がISO9002を認証取得。(15年1月にISO9001へ更新)
  • 2001年9月亀山工場がISO9002を認証取得。(15年4月にISO9001へ更新)
  • 2003年6月盛岡工場がISO9001を認証取得。
  • 2003年7月防府工場がISO9001を認証取得。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年4月掛川市に貸店舗を建設し、賃貸する。
  • 2007年3月東京工場がISO14001を認証取得。
  • 2007年3月掛川市にマンションを建設し、賃貸する。
  • 2009年12月上場山陰パック有限会社および山陰製袋工業株式会社を子会社化。ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

2010年代

  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 2025年11月M&A昭友商事株式会社を吸収合併。
  • 2026年1月M&A山陰パック有限会社を吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    環境対応型包装の開発推進

    お客様の要望が多い環境対応型商品の開発を進め、窒素置換包装などフードロス削減に貢献する製品を開発・納入する。

  2. 02

    生産性と品質の向上

    新技術を搭載した製造機械を設置し、生産性向上、品質安定、作業者負担軽減を図る。製造工程の動画マニュアル化による技術伝承も進める。

  3. 03

    労働環境整備と人材確保

    社会要求に適した労働環境・生産環境を整え、人材確保、生産性向上、未開拓分野への拡販による収益拡大を実現するため、東京工場を建て替える。

  4. 04

    重包装袋・フィルム事業の強化

    重包装袋分野ではAI・画像センサー品質管理システムや迅速な営業体制構築でシェア拡大。フィルム分野では機能開発・用途開発を推進し、現有事業の強化拡大を図る。

  5. 05

    新製品・新事業への積極投資

    物流・包装に係る新製品開発、新市場創造、新事業進出に積極的に取り組み、持続可能な社会に貢献する100年企業を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で681人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は588万円で、9期前と比べて+7.0%平均年齢は36.0歳、平均勤続年数は13.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月624
2018年3月624
2019年3月54934.012.0636
2020年3月54434.012.0658
2021年3月52334.011.0670
2022年3月52934.012.0657
2023年3月54435.012.0660
2024年3月53035.012.0664
2025年3月56536.013.0665211
2026年3月58836.013.0681235

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 3 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
東京工場他4工場 — 埼玉県北本市他2,336百万円
重包装袋・不動産賃貸
本社工場 — タイ王国 ラヨーン県1,068百万円
重包装袋・フィルム製品・コンテナー
本社 — 東京都新宿区874百万円
不動産賃貸・全社
本社工場 — 鹿児島県 霧島市410百万円
重包装袋・フィルム製品・コンテナー
本社 — 島根県出雲市332百万円
重包装袋
掛川工場 — 静岡県掛川市327百万円
フィルム製品・コンテナー
本社 — 東京都 千代田区0百万円
重包装袋・フィルム製品・コンテナー
主な関係会社
  • 国内
    九州紙工㈱
    鹿児島県 霧島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ネスコ
    東京都 千代田区
    議決権55.0%
  • 国内
    山陰製袋工業㈱
    島根県 出雲市
    議決権89.1%
  • 海外
    タイ昭和パックス㈱(注)1、2
    タイ王国 ラヨーン県
    議決権90.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は236億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.3%、利益が+14.3%。

売上高
+1.3%
236億円
営業利益
+14.3%
16億円
純利益
+0.0%
13億円
営業利益率
6.8%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高250億円236億円
営業利益19億円16億円
純利益14億円13億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は62億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.6%、営業利益は+250.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q541
2024年1Q5123.92
2024年2Q5935.12
2024年3Q5323.83
2024年4Q543
2025年2Q11676.08
2025年4Q11776.05
2026年2Q12086.77
2026年4Q11686.96
2027年1Q62711.36

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は187億円から236億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は6.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年3月18785
2014年3月196107
2015年3月19897
2016年3月201128
2017年3月200139
2018年3月2081510
2019年3月2181712
2020年3月2141510
2021年3月199139
2022年3月2161611
2023年3月223139
2024年3月2171210
昭友商事株式会社を吸収合併。
2025年3月23314166.013
山陰パック有限会社を吸収合併。
2026年3月23616196.813

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高236億円のうち、営業利益として残るのは16億円6.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の5.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.4%192億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.9%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.8%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.3pt
6.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.4pt
5.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが21億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は82億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月9−5−1438
2014年3月11−120−137
2015年3月14−6−9837
2016年3月17−6−41143
2017年3月14−4−41048
2018年3月20−5−61557
2019年3月19−3−71666
2020年3月12−5−6768
2021年3月15−9−2671
2022年3月18−12−2676
2023年3月8−80077
2024年3月10−7−2379
2025年3月20−23−3−376
2026年3月21−13−4882

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は369億円。このうち返さなくてよい自己資本が275億円で、自己資本比率は72.3%(業種中央値55.2%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月21010110946.6
2014年3月21710810948.3
2015年3月22312010352.2
2016年3月22412310153.4
2017年3月2381409857.1
2018年3月26015810258.8
2019年3月26216110159.5
2020年3月2541698564.1
2021年3月2781918766.2
2022年3月2942019366.0
2023年3月3042139167.5
2024年3月3332389569.2
2025年3月3342439170.2
2026年3月3692759472.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
96億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
191億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
94億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

パルプ・紙 24社との比較

同じパルプ・紙の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率24社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り24社中22位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 5.1%
P25 3.8%P75 7.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.8%/中央値 3.5%
P25 2.4%P75 5.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.3%/中央値 55.2%
P25 43.3%P75 71.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.3%/中央値 0.8%
P25 -1.5%P75 1.8%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥3,240で、1年前と比べて+10.9%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥3,240+0.5%1ヶ月-1.5%1年+10.9%時価総額144億円
過去52週の値幅
安値¥2,403高値¥3,470

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)10.5倍
PBR0.51倍
配当利回り1.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に3270円と急伸し、直近1カ月で15.3%上昇した。25日移動平均線(2920円)を大きく上回り、上昇トレンドが明確。52週高値(3470円)に接近しており、高値更新が視野に入る。出来高は8月5日に5300株と急増した後、高水準で推移しており、需給の締まりが意識される。年間では35.7%と大幅高となっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 11.19倍は業界平均の14.53倍を下回り、予想PER 10.6倍と割安感が強い。PBR 0.54倍は同平均の0.69倍を下回り、解散価値に近い水準。ただROE 5.1%と収益性は低く、配当利回り1.53%は業界平均の3.08%を大きく下回る。割安だが配当は伸び悩み、収益改善が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍13.4倍
PER (予想)10.5倍
PBR0.51倍0.67倍
ROE5.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

段ボール市場はEC需要の拡大で堅調に推移し、同社の業績も安定している。強気派は、売上高・利益ともに回復基調で、PBRが1倍を下回る割安感があるとみる。また、配当利回りも1.58%と安定的だ。一方、弱気派は、原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇が利益を圧迫する恐れや、需要の先細りを懸念する。さらに、紙パルプ業界全体の構造的な需要減退が今後市場の逆風になる可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 業績の回復

    売上高は増加し、2025年3月期は営業利益率6.01%と改善傾向。

  • 割安な株価

    PBRは0.52倍と解散価値以下で、配当利回りも1.58%と魅力的。

  • EC市場の拡大

    ネット通販の成長で段ボール需要は底堅く、安定需要が見込める。

  • 営業利益14→16億円、営業利益率6.78%へ改善2026年3月期決算発表後影響

    売上高236億円、営業利益16億円、営業利益率6.78%は前期比で0.77ポイント上昇

  • PBR0.52倍の解散価値乖離が修正材料継続影響

    PBR0.52倍は1倍を大きく下回り、株主還元や自社株買いの余地

  • 売上高233→236億円と増収基調2026年3月期影響

    売上高は236億円で前期比1.3%増、増収が営業増益に寄与

  • 株価は前年比31.7%上昇し相対的強さ継続影響

    前年比31.7%上昇は市場平均を上回り、短期資金の流入継続

マイナスに働く材料7
  • 原材料コストの上昇

    古紙やパルプ価格の高騰が収益を圧迫する可能性。

  • 需要の長期的減少

    紙媒体の需要は構造的に減少しており、段ボールも影響を受ける恐れがある。

  • 収益性の低さ

    営業利益率は6%前後と低く、競争激化でさらに下がるリスク。

  • 純利益13億円が2期連続横ばい2026年3月期決算発表後影響

    前期も今期予想も純利益13億円、増収増益が最終利益に反映しない

  • 売上高の伸びは1.3%と低水準通年影響

    売上高236億円は前期比1.3%増にとどまり、成熟市場の様相

  • ROE5.1%は資本コストを下回る継続影響

    ROE5.1%は自己資本を増やさず、株主価値向上が期待しにくい

  • 配当利回り1.58%と株主還元が弱い通年影響

    配当利回り1.58%は投資家の選好に合わず、株価の下支えに欠ける

次の決算で確かめる点
販売数量
需要動向を直接反映する。数量の増減が売上高に直結する。
原材料市況(古紙・パルプ)
コスト変動が利益率に大きな影響を与える。
カスタマー別売上構成比率
特定顧客への依存度が高い場合、その顧客の動向が業績に響くため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは1.54%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
1.54%
いまの株価に対して
配当性向
10.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3023.9
2018年3月3413.323.6
2019年3月3811.823.9
2020年3月380.025.9
2021年3月380.028.7
2022年3月405.324.6
2023年3月400.031.4
2024年3月400.024.6
2025年3月400.022.2
2026年3月5025.010.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,122人。区分でいちばん多いのは事業法人48.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.7%を占め、残る35.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人50.049.449.649.648.548.5
個人・その他32.032.933.832.734.129.5
金融機関13.312.912.612.612.016.2
外国法人4.74.63.94.84.93.1
証券会社0.00.20.10.30.52.7
自己株式0.20.20.20.21.41.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社サンエー化研19.01
02新生紙パルプ商事株式会社18.81
03日本証券金融株式会社4.72
04株式会社三菱UFJ銀行3.03
05特種東海製紙株式会社2.92
06松井証券株式会社2.45
07株式会社みずほ銀行1.80
08農林中央金庫1.69
09株式会社鹿児島銀行1.57
10昭和パックス社員持株会1.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+147%、1株純資産は14期で+177%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1182,1995.67.727.9
2014年3月1592,3647.05.923.4
2015年3月1482,6226.06.927.2
2016年3月1862,6897.05.422.1
2017年3月1963,0606.87.223.9
2018年3月2313,4407.17.623.6
2019年3月2603,5137.56.523.9
2020年3月2333,6696.57.625.9
2021年3月2034,1505.29.228.7
2022年3月2484,3685.86.124.6
2023年3月2144,6144.87.531.4
2024年3月2175,1904.48.724.6
2025年3月2975,3425.76.222.2
2026年3月2926,0855.110.210.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額88百万円。

氏名役職年齢保有株数
小野寺香一代表取締役社長 生産本部長6314,000
湯口毅取締役 営業本部長597,000
清水貴雄取締役 管理本部長566,000
多久秀臣取締役566,000
花井謙介取締役566,000
大舘諭取締役67
赤木鉄朗取締役66
上河義章常勤監査役627,000
井上眞樹夫監査役61
佐藤誠一監査役65
沼田陽一50
永井勉62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員71353669
その他役員3112134
社外取締役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容613字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、昭和パックス株式会社(当社)と子会社4社により構成されています。その主な事業内容は重包装袋、フィルム製品、コンテナー、その他包装関連製品・商品等の製造・販売並びに不動産の賃貸等であります。 事業内容と当社および関係会社の当該事業にかかる位置づけ並びにセグメントとの関係は次のとおりであります。 なお、次の区分は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 区分   主要製品   主要な会社 重包装袋   石油化学製品用袋、セメント・窯業用袋、化学薬品用袋、農産物用袋、肥料用袋、食品用袋等   当社、九州紙工㈱、㈱ネスコ、山陰製袋工業㈱、タイ昭和パックス㈱ フィルム製品   熱収縮包装用フィルム、パレット包装用フィルム、農業用フィルム、二次加工用フィルム等   当社、九州紙工㈱、㈱ネスコ、タイ昭和パックス㈱ コンテナー   フレキシブルコンテナー、バルクコンテナー等   当社、九州紙工㈱、㈱ネスコ、山陰製袋工業㈱、タイ昭和パックス㈱ 不動産賃貸   貸ビル、貸倉庫   当社 その他   包装用原材料、包装用機械、その他関連製品、ビル管理業   当社、九州紙工㈱、㈱ネスコ、山陰製袋工業㈱、タイ昭和パックス㈱ 以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,845字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「お客様の満足」「利益の確保」「株主への還元」の三つのバランスを取りつつ、同時に充足させることが必要と考え、経営に取り組んでおります。 当社グループは創業以来、生産物を全国に安心・安全・適正な形でお届けするために必要な製品を開発し、提供していくことで、社会に貢献することを目指してきました。そのためには、顧客満足の向上と同時に、従業員はもとより、取引先、株主・投資家、そして地域社会の皆さまと良好な関係を構築していくことが重要であると認識しております。 また、当社グループは、取り巻く経営環境が大きく変化するなか、持続的な成長を目指すべく、2022年に新たに企業理念を制定いたしました。当社が、重包装袋の製造販売会社として、長年の経験と技術開発力を活かし、安心・安全な製品を提供し続けることで、物流という社会基盤を支えるとともに、当社グループは常に時代の要請に敏感な企業集団として、環境の保全に対応した製品開発活動で、クリーンで豊かな社会の維持向上に貢献してまいります。 新しい企業理念、ミッション、ビジョン、バリュー、行動指針は以下のとおりであります。 ●新しい企業理念 「お客様からお客様へ、安心で豊かな未来を願い包装の“カタチ”を創り続ける」 ●ミッション(使命) 「安心・安全な製品を、安定供給することで物流という社会基盤を支える」 ●ビジョン(目指す未来) 「お客様と社会の様々なニーズに応える最適な製品を開発、製造、納入できる体制を整備し、豊かな未来をクリエイトする」 ●バリュー(約束する価値) ①信頼の供給力 ②確かな品質 ③新しい提案力 ④環境に対応する力 ⑤誠実な経営 ●行動指針 ①課題解決に向けスピードをもって実践する ②あらゆる可能性を粘り強く探求する ③お客様と仲間に尊敬と感謝の心を持ち、ともに成長していく (2)中長期的な会社の経営戦略 当社は、2022年度を初年度とする中期経営計画「PAXXS Vision-2030」を策定いたしました。計画は2段階の構想とし、段階的に取り組むべき経営課題に向き合い、解決していくことを想定しています。「ニーズをカタチに」のプロジェクトでは、お客様からご要望が多い環境対応型商品の開発を進めており、加工食品用途として内容物の賞味期限を延ばすことでフードロスの減少につながる窒素置換包装を開発し納入しております。「品質の追求を」のプロジェクトでは、新技術を搭載した製造機械を設置し、生産性の向上、品質の安定および作業者の負担減を図っております。「仕事に自信を」のプロジェクトでは、工場の技術・技能の伝承と若手オペレーターの教育のため、製造工程や検査工程のマニュアルを動画に収録し各工場で成果が上がっております。また、社会要求に適した労働環境と生産環境を整えることにより、人材の確保、生産性の向上、未開拓分野への拡販による収益拡大を図り、利益の増大と事業継続性の強化を実現するため、東京工場の建替えに着手いたしました。続く2nd STAGE(2027~2030年度)では1st STAGEでの取組みを着実に推進して、製品・サービスを拡充させ顧客満足度を高めます。さらに次のSTAGEへ向けて新しい価値の創造・投資に取り組んでまいります。 中期経営計画「PAXXS Vision-2030」 「ニーズをカタチに」:お客様が満足される製品を開発・供給する 「品質の追求を」:いつも安心・安全な品質を素早くお届けする 「仕事に自信を」:“働くことの満足感”を得られる職場環境づくり 重包装袋分野では、得意とする合成樹脂用途をはじめ各需要分野で、時代の趨勢にあった生産・販売体制、即ちAI・画像センサーによる品質管理システムや、新しい顧客ニーズに素早く対応できる営業体制の構築でシェア拡大を図り、フィルム分野では、産業用フィルム、農業用フィルムの両面で機能開発、用途開発を行って販売活動を更に推し進めるなど、現有事業の強化拡大に努めてまいります。物流・包装に係る新製品開発・新市場創造および新事業進出に積極的に取り組んで新たな成長を図ります。 お客様の新たなニーズに「最適な包装のカタチ」でお応えすることで、持続可能な社会に貢献を続ける100年企業を目指します。 (3)経営環境 当社グループの事業は産業用包装資材の製造・販売であり、当社グループの収益は、大口顧客である素材産業や農水産業の生産高の増減、ひいては景気の動向に大きく左右されます。海外経済の回復などによる国内生産の動向が当社の業績に大きな影響を与えるものと考えております。 また、労働環境・品質の改善につながる設備投資やデジタル化を進めるためのシステム投資を積極的に行っていきますが、一方でその減価償却費やメンテナンス費用などの負担が増加し、短期的に大きな利益圧迫要因となることは避けられない状況です。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 優先的に対処すべき事業上の課題は、当社グループが取り扱う原材料価格が高止まりしている上、賃上げ、投資設備完成による減価償却費およびメンテナンス費用などの負担が増加し、利益圧迫要因となることは避けられない情勢です。こうした原価上昇要因および製造・管理コスト増をカバーすべく、新たに更新する設備を活かして生産を効率化してまいります。また、中東情勢緊迫化による業績への影響を最小限に抑えて、原材料、売上数量および採算を確保していくことが急務となっております。 財務上の課題は、設備導入・更新やリスク対応に必要な資金を投じながらも、健全な財務体質を保ち続けることです。また、東証スタンダード市場に上場する企業としてコーポレートガバナンスコードに従い、企業理念「お客様からお客様へ、安心で豊かな未来を願い包装の“カタチ”を創り続ける」の実践を通じ、100周年を迎えることを目指します。 (5)目標とする経営指標 経営指標としては、1株当たり当期純利益(EPS)、株主資本利益率(ROE)を重視して経営にあたっており、実績は以下の通りとなります。当連結会計年度の実績は、1株当たり当期純利益(EPS)及び株主資本利益率(ROE)いずれも前期を下回りました。 項目   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 1株当たり当期純利益(EPS)   213.51円   216.74円   297.41円   292.29円 株主資本利益率(ROE)   4.8%   4.4%   5.7%   5.1%
事業等のリスク2,242字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありますが、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難である場合は記載しておりません。 当社は、事業を取り巻く様々なリスクに対して適切な管理を行い、リスクの未然防止を図っております。 ○景気変動の影響について 事業の性質上、当社グループの業績は景気変動の影響を大きく受けます。景気の後退で顧客である素材産業や食品産業、農水産業の生産が縮小した場合、当社グループの売上もそれに応じて縮小が避けられません。また、自然災害や感染症の流行などが発生し、鉱工業、農水産業の生産に影響が及んだ場合も同様です。加えて、資源価格の高騰や世界的なサプライチェーンの混乱などによる景気の変調が懸念され、その場合は、当社グループの売上も制約を受けることになります。 ○為替変動の影響について 当社グループの事業、業績および財務状況は、為替相場の変動によって影響を受けます。タイ昭和パックス㈱における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算されております。換算時の為替レートにより、これらの項目は元の現地通貨における価値が変わらずとも円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。また、為替動向は外貨建てで取引されている製品価格および売上高にも影響を与える可能性があります。なお、タイ昭和パックス㈱の売上高、資産が連結財務諸表に占める割合はいずれも10~20%の範囲であり、リスクの規模は自ずと限定されます。 ○原材料の市況変動の影響について 重包装袋セグメントではクラフト紙、フィルム製品セグメントではレジン(ポリエチレン・ポリスチレン樹脂)を主要な原材料として使用しております。この原材料価格が当社グループの原価率を左右するため、現在の趨勢の通りに上昇を続けた場合は、当社の業績に相当な影響が及ぶことが危惧されます。なお、原材料市況は国内外の様々な要因で変動するものであり、予測は困難です。 ○投資有価証券について 当社グループは株式等の投資有価証券を保有しており、株式市況の変動でその時価が大幅に下落した場合は、評価損の発生により一時的に当社グループの業績と財務状況に影響が及ぶ可能性があります。株式市況の2026年3月期末は前期末より大幅に上昇しました。当社が保有する投資有価証券はもともと取得原価が低く、2026年3月期末の時価総額は取得原価を大幅に上回っております。銘柄別にみても取得原価を下回るものはごく僅かであります。 ○退職給付債務について 当社の退職給付費用および退職給付債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の長期期待運用収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当期にあっては前提条件から大きく異なることはありませんでした。 ○法的規制変更の影響について 当社グループが事業を展開する国および地域において、当社グループは、予想外の規制の変更、法令の適用および行政の運用における不透明性ならびに法的責任にかかる不透明性に関連する多様なリスクにさらされています。当社グループが事業を展開する国および地域における規制または法令の重要な変更は、当社グループの事業、業績および財務状況に悪影響を与える可能性があります。 また、当社グループの事業は、大気汚染、水質汚濁、有害物質の使用および取扱い、廃棄物処理、製品リサイクルならびに土壌、地下水汚染を規制する様々な環境法令の適用を受けております。過去、現在および将来の製造に関し、当社グループは環境責任のリスクを抱えております。将来、環境に関する規制がより厳しくなり、有害物質等を除去する義務がさらに追加された場合には、これにかかる費用が当社グループの事業、業績および財務上に悪影響を与える可能性があります。 当期末時点において対応を迫られるような事例はないと認識しておりますが、将来の予測は困難です。 ○災害発生の場合の影響について 地震、台風等の自然災害、火災等の事故災害が発生した場合、当社グループの拠点の設備等が損壊し、その一部または全部の操業が中断して生産および出荷が遅延する可能性があります。また、損壊した設備等の修復に多額の費用が必要となって、当社グループの事業、業績および財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。本リスクについても予測は困難です。 〇貸倒リスク 当社グループ取引先の信用不安により予期せぬ貸倒リスクが顕在化し、貸倒引当金の計上が必要となり財政状態または経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのような事態に備え、当社グループは信用度が低いと判断される会社については保証会社と売掛債権の保証契約を一部締結しております。また売上債権の保全を図るとともに信用状態を管理しておりますが、予想し得ない貸倒が発生するリスクがあります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)のわが国経済は、期初の関税影響による景気下押し影響は浅いものになり、緩やかに拡大してきましたが、中東情勢緊迫化を受けて先行きは不透明な状況です。 また、鉱工業生産指数は上昇と低下を繰り返し、基調判断については2024年7月以降「一進一退」に据え置かれています。 このような状況の中で当社グループの連結売上高は23,563百万円で前期比247百万円の増収でした。損益では営業利益1,632百万円(前期比254百万円の増益)、経常利益1,867百万円(同240百万円の増益)、親会社株主に帰属する当期純利益1,283百万円(同37百万円の減益)となりました。売上数量が伸び悩む状況が続きましたが、採算の確保に努めて経常利益は増益となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は前期の投資有価証券売却益等の影響により減益となりました。 当社単独では売上数量が前年を割り込みましたが売上高は増収となりました。一方で賃上げによる人件費、投資設備完成による減価償却費などの負担が増加しましたが、子会社配当を大幅に増配した影響で経常利益および当期純利益は増益となりました。 当社グループの最近3年間におけるセグメント別の業績推移は、下表のとおりであります。 回 次    第128期    第129期    第130期 決 算 年 月    2024年3月期    2025年3月期    2026年3月期 項 目   金額(千円)   百分比 (%)   前期比 (%)   金額(千円)   百分比 (%)   前期比 (%)   金額(千円)   百分比 (%)   前期比 (%) 売 上 高   21,651,665   100.0   -2.8   23,316,657   100.0   +7.7   23,563,886   100.0   +1.1 重包装袋   13,824,301   63.8   +2.3   15,294,702   65.6   +10.6   15,431,260   65.5   +0.9 フィルム製品   4,105,785   19.0   -5.1   4,278,367   18.3   +4.2   4,380,310   18.6   +2.4 コンテナー   2,077,467   9.6   +2.1   1,884,641   8.1   -9.3   1,783,551   7.6   -5.4 不動産賃貸   222,546   1.0   -9.1   227,170   1.0   +2.1   249,585   1.1   +9.9 その他   1,421,564   6.6   -34.1   1,631,776   7.0   +14.8   1,719,177   7.3   +5.4 営業利益   1,021,577   4.7   -8.4   1,377,754   5.9   +34.9   1,632,373   6.9   +18.5 経常利益   1,248,704   5.8   -7.5   1,626,630   7.0   +30.3   1,867,153   7.9   +14.8 親会社株主に帰属する当期純利益   962,353   4.4   +1.5   1,320,253   5.7   +37.2   1,283,162   5.4   -2.8 連結子会社の概況は次のとおりであります。 タイ昭和パックス㈱は会計期間が1~12月です。主要取引先の減産などの影響で売上数量は減少し、現地通貨と円貨ともに減収減益となりました。九州紙工㈱は売上数量の微増により増収増益となりました。㈱ネスコは主要顧客との取引が僅かに減少して減収増益となりました。山陰製袋工業㈱は会計期間が1~12月です。売上数量の微増により増収増益となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 ○重包装袋 重包装袋セグメントの主力製品であるクラフト紙袋の当連結会計年度の業界全体の出荷数量(ゴミ袋を除く)は前年同期比1.4%の減少となりました。農水産物、澱粉、石灰、その他の用途は前年同期の数量を上回りましたが、化学薬品、米麦、セメント、その他鉱産物、飼料、その他食品、合成樹脂の用途が大きく減少しました。重包装袋の主原材料であるクラフト紙の価格は高止まりで推移していましたが、物流費の高騰や労務費の増加など全般的なコスト上昇により値上がりしました。 当社の売上数量は前年同期比1.7%の減少となりました。業界の傾向に同じく、塩、砂糖・甘味、その他の用途は前年同期の数量を上回り、化学薬品及びその他食品の用途は業界の傾向に反して増加しました。一方で米麦、合成樹脂、その他鉱産物の用途が業界の傾向と同じく大きく減少しました。 子会社の九州紙工㈱の売上数量は、砂糖及び飼料用途にて増加し、塩用途にて大きく減少したものの全体では前年同期から0.4%の増加となりました。タイ昭和パックス㈱の当連結会計年度(1~12月)は、タイ及び周辺諸国の経済減速により、売上数量は対前年同期比10.2%の減少となりました。山陰製袋工業㈱の当連結会計年度(1~12月)は、前半の減少から期末にかけて増加に転じ、売上数量は前年同期比0.4%の増加となりました。 当セグメントの連結売上高は15,431百万円で、前期に対して136百万円の増収になりました。 ○フィルム製品 フィルム製品の業界全体の当連結会計年度の出荷量は前年同期から産業用、農業用ともに減少となりました。主原材料であるポリエチレン樹脂の価格は、原料ナフサの価格が弱含みで推移した一方で、物流費や労務費など諸経費の上昇が継続していることから高水準で推移しました。加えて、中東情勢緊迫化の影響により価格の上昇や一部において供給制約が生じ、調達面に影響を及ぼしています。 当社の売上数量は、産業用で増加、農業用で減少し、合計では前年同期比0.7%の減少となりました。産業用では、マスキングフィルム「HQF」、ポリスチレンフィルム「エスクレア」、パレットストレッチ用フィルム「エスラップ」、発泡フィルムは増加しましたが、一般広幅フィルムは減少しました。農業用では、ハウスフィルム「キリヨケバーナル」「フルーツ物語」は増加しましたが、「牧草ストレッチフィルム」「農サクビ」は減少しました。 当セグメントの連結売上高は4,380百万円で、前期に対して101百万円の増収になりました。 ○コンテナー フレキシブルコンテナの業界全体の当連結会計年度の出荷量は国内生産品と海外生産品を合わせると、殆どの用途において前年を大きく下回りました。とりわけ合成樹脂、化学工業品および食品の用途は大きく減少しました。海外からの輸入量全体は前年から大幅減少となり、全体で前年同期から大幅減少となりました。 当社のフレキシブルコンテナ「エルコン」の売上数量は、前年同期比15.5%の減少でした。液体輸送用1,000ℓポリエチレンバッグ「エスキューブ」は、新規用途での採用が進み前年同期比22.6%の増加となりました。大型ドライコンテナー用インナーバッグ「バルコン」は、前年同期比13.4%の減少でした。 当セグメントの連結売上高は1,783百万円で、前期に対して101百万円の減収でした。 ○不動産賃貸 前連結会計年度中に新規の賃貸契約があり、当セグメントの連結売上高は249百万円となり、前期から22百万円の増収でした。 この結果、当連結会計年度末の当社グループの総資産は36,921百万円で、前連結会計年度末に比べて3,536百万円増加しました。主な増加要因は現金及び預金701百万円、有形固定資産354百万円、投資有価証券2,324百万円および退職給付に係る資産295百万円です。主な減少要因は受取手形及び売掛金216百万円です。 負債合計は9,444百万円で、前連結会計年度末に比べ339百万円増加しました。主な増加要因は繰延税金負債695百万円および流動負債のその他335百万円です。主な減少要因は電子記録債務548百万円および営業外電子記録債務164百万円です。 純資産合計は27,476百万円で、前連結会計年度末に比べて3,197百万円増加しました。主な増加要因は利益剰余金1,107百万円、その他有価証券評価差額金1,367百万円、為替換算調整勘定331百万円および退職給付に係る調整累計額454百万円です。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金および現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて664百万円増加の8,243百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は2,085百万円(前期比111百万円の収入増)となりました。この主な内訳は税金等調整前当期純利益1,960百万円、減価償却費757百万円および売上債権の減少額219百万円による資金の増加、仕入債務の減少額588百万円および法人税等の支払額712百万円による資金の減少です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は1,271百万円(同1,015百万円の支出減)となりました。この主な内訳は投資有価証券の取得による支出323百万円および有形固定資産の取得による支出985百万円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は375百万円(同48百万円の支出増)となりました。この主な内訳は配当金の支払額175百万円および非支配株主への配当金の支払額188百万円です。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 重包装袋   (千円)   14,464,110   1.1 フィルム製品   (千円)   3,428,477   8.7 コンテナー   (千円)   198,249   6.7 合計   18,090,837   2.5 (注)金額は販売価格によっております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 重包装袋   (千円)   883,697   11.8 フィルム製品   (千円)   955,703   △2.3 コンテナー   (千円)   1,433,589   △6.3 その他   (千円)   1,228,432   △1.9 合計   4,501,423   △1.1 (注)金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 重包装袋   (千円)   15,499,704   0.5   1,136,291   6.4 フィルム製品   (千円)   4,475,176   2.9   350,017   37.2 コンテナー   (千円)   1,878,348   0.2   289,894   48.6 合計   21,853,230   1.0   1,776,203   17.0 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 重包装袋   (千円)   15,431,260   0.9 フィルム製品   (千円)   4,380,310   2.4 コンテナー   (千円)   1,783,551   △5.4 不動産賃貸   (千円)   249,585   9.9 その他   (千円)   1,719,177   5.4 合計   23,563,886   1.1 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態の分析 当連結会計年度末における財政状態は、「(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」のとおりであります。 当社グループの自己資本比率は当連結会計年度末で72.3%となっており、財政状態については大きな懸念はないものと認識しております。今後も、中長期的な成長のために、設備投資や研究開発等に必要な資金を投じつつ、安定した配当を実施、着実に利益を上げて健全な財政状態を保って企業価値の向上に努めてまいります。 2)経営成績の分析 当連結会計年度における経営成績は、「(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」のとおりであります。目標とする経営指標としては1株当たり当期純利益、株主資本利益率を重視しておりますが、当連結会計年度は減益となった結果、1株当たり当期純利益と株主資本利益率は前連結会計年度を下回りました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」のとおりであります。 なお、当社グループの資金需要は、原材料費、人件費、運賃などの経費、設備投資および配当などが主なものです。その財源としては自己資金や外部資金を有効に活用しており、調達に不安はありません。設備投資については、通常の維持更新は原則として減価償却費の範囲内で行うこととしておりますが、重要かつ緊急を要するもの、及び新規導入や製造環境改善を含む戦略的な投資はその範囲にこだわらずに実行しております。当連結会計年度の設備投資額は979百万円ですが、この資金はすべて自己資金によりました。 また、次期以降の設備投資額が増えてもキャッシュ・フロー上の懸念はないものと認識しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績などを勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表および2財務諸表等 (1)財務諸表の注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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