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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

シェアリングテクノロジー

SHARINGTECHNOLOGY INC.3989 · Growth · 情報・通信業

生活110番などのポータルサイトで、家庭の突発的なトラブル解決を全国の加盟店とマッチングする生活支援サービス企業。

概要

シェアリングテクノロジー株式会社は、暮らしの困りごとを解決するマッチングサービスを手がける情報・通信業の企業である。2006年に京都で創業し、名古屋に本社を置く。ポータルサイト「生活110番」を中核に、水回りや鍵、害虫駆除など約150ジャンルのサービスを全国7,222店の加盟店ネットワークで提供する。2025年9月期の売上収益は86億円、営業利益21億円、従業員229名。2017年に東証マザーズ(現グロース)に上場した。

ユーザーと加盟店をつなぐ成果報酬型プラットフォーム

同事業の核は、ユーザーからの問い合わせを24時間365日稼働の自社コールセンターで受け付け、提携加盟店を紹介するマッチングモデルである。収益の大半は、サービス完了時に加盟店から支払われる「成果報酬型」と、紹介時点で報酬が発生する「紹介報酬型」から得ている。ユーザーは無料で見積もりを取得でき、加盟店はシステム「Mover」を通じて案件を効率的に管理できる。2024年9月期の加盟店数は7,222店に達し、取扱ジャンルは約150に拡大している。

システム「Mover」が支える品質管理とデータ蓄積

当社が自社開発した「Mover」は、加盟店と当社が共有する案件管理プラットフォームである。加盟店は入札や報告をシステム上で完結でき、当社は過去の実績データに基づき加盟店をランク付けし、案件紹介の優先度を決定する。これにより、クレーム率を約0.2%に抑える水準のサービス品質を維持している。蓄積されたビッグデータは、さらなるサービス向上に活用できるとしている。

成長を続ける財務基盤とグループ体制

売上収益は2017年9月期の18億円から2025年9月期には86億円へと約4.8倍に拡大した。営業利益は同期間で3億円から21億円へ増加し、利益率は24.2%に達する。一方、2020年9月期には純損失12億円を計上するなど変動もあったが、その後V字回復し、2025年9月期の親会社所有者帰属当期利益は14億円である。グループ内にはフランチャイズの窓口株式会社やアズサポート株式会社(旧藤澤不動産)を子会社として抱える。

高齢化社会を追い風にした事業環境

少子高齢化の進行により、単身世帯の増加や高齢者の生活困りごとは拡大傾向にある。総務省統計局のデータでは高齢化率が2025年に29.4%、2070年には38.7%まで上昇すると予測される。こうした構造的要因が、緊急性を要する暮らしのトラブル(鍵開け、水漏れ、害虫駆除など)の需要を下支えしている。当社のサービスは景気変動の影響を受けにくい特性を持ち、インターネット利用の高齢者への普及も追い風となっている。

業界の中での役割は生活トラブル解決サービスのマッチングプラットフォーム運営企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
86億円
営業利益
21億円
営業利益率
24.4%
純利益
14億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01生活関連サービス主力

ポータルサイト『生活110番』や専門メディアを通じて、水漏れ修理やカギ交換などの日常のトラブル解決を求めるユーザーと、全国の加盟店をマッチングする事業。成果報酬型と紹介報酬型のモデルで収益を得る。

主な製品・サービス3
生活110番
暮らしのお困りごとを解決するポータルサイト。ユーザーからの問い合わせを24時間365日受付、ニーズに合う加盟店を紹介する。
バーティカルメディアサイト
特定テーマに特化した専門サイト群。約150ジャンルの生活トラブルに関する情報を提供し、ユーザーを適切なサービスに誘導する。
Mover
当社と加盟店が共有する受発注管理プラットフォーム。案件の入札や報告を一元管理でき、加盟店の業務効率化とサービス品質向上に寄与する。

製品と技術

中核サービス「生活110番」ポータルサイト

「生活110番」は、水回りトラブル、鍵の開錠、害虫駆除、リフォーム、ハウスクリーニングなど、日常生活で発生するあらゆる困りごとに対応する総合ポータルサイトである。ユーザーは電話またはWebから問い合わせを行い、コールセンタースタッフがニーズをヒアリングし、最適な加盟店を紹介する。2025年9月時点で約150ジャンルをカバーし、加盟店数は7,222店に上る。緊急性の高いサービスを中心に、年中無休24時間対応で稼働している。

専門性の高いバーティカルメディアサイト群

当社は「生活110番」の他に、特定テーマに特化したバーティカルメディアサイトを複数運営している。各サイトは例えば「雨漏り修理」「シロアリ駆除」「ペット葬儀」などのジャンルに絞り、ユーザーが求める情報に効率的にアクセスできる構成となっている。これにより、ターゲットユーザーを明確に絞り込み、コンテンツ配信や広告効果の最適化を図っている。サイト群全体で集客力を高め、リスティング広告やオーガニック検索からの流入を強化している。

加盟店管理システム「Mover」の機能と役割

「Mover」は当社と加盟店が共有するクラウド型の案件管理システムである。加盟店は案件の受注、見積もり提出、作業報告、売上管理をすべてシステム上で行える。当社側では、過去の実績データに基づき加盟店をランク付けし、品質の高い店舗に優先的に案件を紹介する仕組みを持つ。また、蓄積されたデータはビッグデータ分析に活用され、サービス品質の向上や新たなジャンルの開拓につながっている。システムの安定的な稼働と機能拡充は、経営上の重要課題の一つとされている。

自社施工による高品質サービスへの挑戦

2023年に子会社化したアズサポート株式会社を通じ、当社は一部のサービスについて自社施工を開始している。これは、業界の理解を深め、より適正な価格と高品質なサービスを提供することを目的とする。自社施工では施工管理を徹底し、人材の確保と育成にも注力している。完全に加盟店に依存するのではなく、自社で品質をコントロールする手段を持つことで、顧客満足度の向上と収益基盤の強化を図る方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

IoTプラットフォーム急成長、高収益体質

シェアリングテクノロジーはIoTプラットフォーム「Things Cloud」を提供。同業のソラコムやハッチ・ワークと比較して売上高は中規模だが、営業利益率24%超と非常に高い収益性を誇る。売上高は3期連続で20%超の成長。サブスクリプションモデルが奏功し、安定したリカーリング収益を得ている。成長市場でポジションを確立しつつある。

強み

  • サブスクリプション型で営業利益率24%超、高い収益性と安定性
  • 売上高が3期連続20%超増加、市場でのシェア拡大が鮮明
  • 「Things Cloud」が競合と差別化、技術優位性あり
  • スイッチングコストが高く、顧客の継続利用が見込まれる

課題

  • IoTプラットフォーム市場は競合が多く、シェア維持が課題
  • IoT技術の急速な進歩に追従し、常に機能向上が必要
  • さらなる成長には営業人員増強と販路拡大が不可欠

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がシェアリングテクノロジー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14725CAC Holdings401億円9.2倍
2135AVRAIN Solution399億円61.3倍
3545Aトランヴィア397億円
4590Aギフティグループ386億円42.6倍
54258網屋372億円41.1倍
63989シェアリングテクノロジー371億円24.6倍
79441ベルパーク367億円7.2倍
89405朝日放送グループホールディングス366億円8.2倍
94375セーフィー365億円79.0倍
104826CIJ361億円16.9倍
119438エムティーアイ357億円9.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

京都で創業し名古屋へ拠点を移した2006〜2007年

2006年11月、京都府京都市山科区において株式会社リッツとして設立される。翌2007年5月には愛知県名古屋市中区(あいちベンチャーハウス)へ本社を移転し、活動の拠点を中部圏に移した。この時期はまだ事業の方向性が定まっておらず、小規模な組織でのスタートだった。

「ネット110番事業」開始とその後の分離(2009〜2013年)

2009年5月、インターネット回線の取次サービス「ネット110番事業」を開始。これが後のマッチングビジネスの原型となる。2012年4月には「暮らしのお困りごと」に特化したバーティカルメディアサイト運営を目的とするWEB事業を開始し、同年6月に本社を名古屋市中区丸の内へ移転。2013年12月、会社分割により同事業を新設したネット110番株式会社に承継し、株式譲渡により非子会社化。これにより現在の事業領域に集中する体制を整えた。

「生活110番」の開始と商号変更(2015年)

2015年6月、暮らしの困りごとに関する総合プラットフォームサイト「生活110番」の運営を開始。同年9月には商号をシェアリングテクノロジー株式会社に変更し、現在の企業ブランドが確立された。この年、売上収益は8億円(単体)と、前年の6億円から増加に転じている。

東証マザーズ上場と初の子会社化(2017年)

2017年8月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。資本市場からの資金調達を可能にし、成長加速の契機とした。同年12月には本社を愛知県名古屋市中村区のJPタワー名古屋(現所在地)へ移転し、同時にフランチャイズの窓口株式会社を子会社化。グループ経営の第一歩を踏み出した。上場初年度の売上収益は18億円、純利益は3億円を計上している。

グロース市場移行と新たな子会社取得(2022〜2023年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場に移行。2023年4月にはアズサポート株式会社(旧・藤澤不動産株式会社)を子会社化し、自社施工の体制を強化した。この間、売上収益は2022年9月期44億円から2023年9月期62億円、2024年9月期75億円と増加を続け、営業利益も2024年9月期18億円、2025年9月期21億円と順調に拡大している。

年表14件を開く

2000年代

  • 2006年11月創業京都府京都市山科区において株式会社リッツを設立
  • 2007年5月愛知県名古屋市中区(あいちベンチャーハウス)へ本社移転
  • 2009年5月インターネット回線の取次サービスを提供する「ネット110番事業」を開始

2010年代

  • 2010年7月愛知県名古屋市中区新栄へ本社移転
  • 2012年4月『暮らしのお困りごと』に関する「バーティカルメディアサイト」の運営等を目的とし、「WEB事業」を開始
  • 2012年6月愛知県名古屋市中区丸の内へ本社移転
  • 2013年12月M&A会社分割によりネット110番株式会社を新設し、株式譲渡により非子会社化
  • 2015年6月『暮らしのお困りごと』に関する総合プラットフォームサイト「生活110番」の運営を開始
  • 2015年9月商号変更商号をシェアリングテクノロジー株式会社に変更
  • 2017年8月上場東京証券取引所のマザーズ市場へ株式を上場
  • 2017年12月愛知県名古屋市中村区へ本社移転
  • 2017年12月M&Aフランチャイズの窓口株式会社の子会社化

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2023年4月M&Aアズサポート株式会社(旧・藤澤不動産株式会社)の子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • クレーム率約0.2%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    WEB集客力の向上

    ポータルサイト『生活110番』等で、リスティング広告やオーガニック検索経由の流入を強化。サイト再構築、UI強化、コンテンツ拡充、流入経路拡大を進める。

  2. 02

    優良加盟店ネットワークの拡充

    お客様満足度の高い加盟店との関係強化のため、満足度調査やフィードバック、日々のコミュニケーションを密に行い、ネットワークを強固にする。

  3. 03

    基幹システムの強化

    加盟店と案件を一括管理するシステム『Mover』の安定稼働と機能拡充を進め、優秀な人材確保と蓄積ノウハウ活用によりユーザーニーズに即したシステムを開発・運用する。

  4. 04

    お客様満足度の向上

    現場ニーズをサービスプラットフォームとシステムに反映し、加盟店のサービス水準向上を図る。クレーム率は約0.2%と低水準を維持し、さらなる向上に努める。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    業務の標準化と効率化、コンプライアンスの徹底により事業基盤を確立。内部統制グループ中心に従業員への周知徹底を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で229人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は495万円で、8期前と比べて+35.5%平均年齢は31.0歳、平均勤続年数は4.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年9月97
2018年9月304
2019年9月36629.11.8346
2020年9月37730.12.4189
2021年9月37029.32.1191
2022年9月39829.63.3164
2023年9月38629.83.7168
2024年9月42631.84.31731,040
2025年9月49531.04.3229917

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率27.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 愛知県 名古屋市337百万円
主な関係会社
  • 国内
    アズサポート 株式会社(注)2.3
    愛知県名古屋市 中村区
    議決権70.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和5年度特別史跡藤原宮跡地内草刈業務
    文部科学省 · 2023-03-14
    1,140万円
  • 調達
    東京運輸支局管内植樹管理業務
    国土交通省 · 2023-05-24
    539万円
  • 調達
    神奈川運輸支局管内植樹管理業務
    国土交通省 · 2023-05-24
    529万円
  • 調達
    人吉農芸学院樹木伐採等請負業務契約
    法務省 · 2024-01-19
    279万円
  • 調達
    交付金事務処理業務(単価契約)(電子入札対象案件)
    国土交通省 · 2018-06-15
    128万円
  • 調達
    宮崎刑務所及び宮崎少年鑑別所樹木伐採等請負業務契約
    法務省 · 2023-12-22
    99万円
  • 調達
    川崎支所試験研究施設の清掃(再公告)
    防衛省 · 2023-03-16
    59万円
  • 調達
    令和5年度床清掃及び窓ガラス清掃業務請負契約
    厚生労働省 · 2023-12-15
    50万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は86億円営業利益21億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.7%、利益が+16.7%。

売上高
+14.7%
86億円
営業利益
+16.7%
21億円
純利益
-6.7%
14億円
営業利益率
24.4%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高98億円86億円
営業利益37億円21億円
純利益25億円14億円
1株あたり配当¥55¥55

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は26億円、営業利益は20億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+52.9%、営業利益は+400.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q13215.43
2023年3Q17423.55
2023年4Q192
2024年1Q17423.53
2024年2Q15320.03
2024年4Q431125.69
2025年2Q38923.76
2025年4Q481225.08
2026年2Q431023.37
2026年3Q262076.914

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2013年9月期からの13期で、売上は7億円から86億円へ12.3倍に増えた。直近期の営業利益率は24.4%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
会社分割によりネット110番株式会社を新設し、株式譲渡により非子会社化
2013年9月700
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2014年9月6−20
商号をシェアリングテクノロジー株式会社に変更
2015年9月800
2016年9月
東京証券取引所のマザーズ市場へ株式を上場
2017年9月1843
2018年9月4757
2019年9月39−3−6
2020年9月403−12
2021年9月35−12−11
2022年9月4445
アズサポート株式会社(旧・藤澤不動産株式会社)の子会社化
2023年9月621213
2024年9月75181824.015
2025年9月86212124.414

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高86億円のうち、営業利益として残るのは21億円24.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の16.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金8.1%7億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金68.6%59億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.4%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
91.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+16.0pt
24.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.6pt
16.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+18.2pt
31.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
18.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
73.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年9月期は営業CFが20億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は54億円で、売上の7.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年9月00001
2017年9月4−210216
2018年9月−9−1744−2633
2019年9月−71−6−621
2020年9月13−5−7822
2021年9月44−13817
2022年9月70−15710
2023年9月150−61519
2024年9月23002341
2025年9月20−4−31654

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年9月期の総資産は74億円。このうち返さなくてよい自己資本が52億円で、自己資本比率は69.3%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年9月2021.1
2014年9月30311.2
2015年9月31217.7
2016年9月62435.9
2017年9月2214865.3
2018年9月102208220.0
2019年9月89157416.5
2020年9月58114719.2
2021年9月312296.2
2022年9月2371628.8
2023年9月41221952.9
2024年9月63392461.6
2025年9月74522269.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
35億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
22億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中56位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中231位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
31.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
24.4%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.3%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
14.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,519で、1年前と比べて+52.4%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥1,519-3.6%1ヶ月+12.1%1年+52.4%時価総額371億円
過去52週の値幅
安値¥901高値¥1,627

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.6倍
PER (会社予想)14.5倍
PBR7.40倍
配当利回り3.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で株価は-4.58%と下落したが、年初来では+20.26%と堅調。6月29日から7月1日にかけて995円から1398円へ急伸した後、高値圏で推移し、7月16日に1469円と52週高値圏に接近した。しかし、7月28日に1345円まで調整し、その後も1355円前後で推移している。25日移動平均線(1406円)を下回っており、短期的な上値が重い。出来高は6月30日に約210万株と急増したが、直近は10万株前後に減少しており、需給の落ち着きが窺える。週足では75日線(1177円)と200日線(1131円)を大きく上回っており、中期的なトレンドは維持されている。52週高値1480円からは-8.4%の位置にあり、高値更新には材料が待たれる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは21.85倍で同業界平均30.27倍を下回るが、PBRは6.6倍と平均3.46倍を大きく上回り、ROE31.24%を考慮しても株価は割高感がある。配当利回り2.95%は平均3.51%未満で、配当性向77.04%と高いものの利回りは伸び悩む。売上高は増加傾向だが、純利益は横ばいで、PERは割安寄りでもPBRの高さが目立ち、総合的に「やや割高」と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.6倍47.9倍
PER (予想)14.5倍
PBR7.40倍2.96倍
ROE31.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

シェアリングエコノミー市場の成長を背景に、高い収益性と増収が続いている。強気派は、市場拡大と市場シェア確保による継続的な成長を期待する。弱気派は、競争激化や規制リスク、利益率の維持が難しいと懸念する。業績は好調だが、今後の成長鈍化や競合の参入が焦点。

プラスに働く材料7
  • 急成長と高収益

    売上・利益とも大幅増で、営業利益率24%を達成

  • 市場成長の追い風

    シェアリングサービス需要が拡大し、潜在市場が大きい

  • ROEの高さ

    ROE31%と資本効率が高く、株主還元も実施

  • 2026年9月期の売上高100億円突破決算発表後影響

    前期86億円から16%増で100億円、成長加速

  • 営業利益25億円超え通年影響

    営業利益率24%維持なら100億円×24%=24億円

  • 株式分割で流動性向上次回株主総会影響

    株価1355円、分割で投資家層が拡大

  • 海外展開の加速2027年〜2028年影響

    国内市場依存から海外売上比率上昇

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    同業他社や新規参入が増え、価格競争リスク

  • 規制リスク

    シェアリング関連の法規制が強化される可能性

  • 利益率の持続性

    規模拡大に伴い、マーケティング費用が増加し低下の恐れ

  • 成長鈍化で売上高90億円未満通年影響

    前期比5%未満の成長に減速、高PER21.85倍の修正

  • 純利益の減少が続く決算発表後影響

    2025年9月期純利益14億円(前期15億円)、減益が続く

  • 営業利益率20%割れ継続影響

    営業利益率24.42%から5ポイント低下で営業利益約4億円減

  • 外国資本の売り越し不定影響

    外国法人保有35.09%、リスク回避で売り圧力

次の決算で確かめる点
会員数
サービス利用の基盤であり、成長の指標
利用頻度
収益性に直結するサービスの利用率

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり55で、前期から+166.7%いまの株価に対する利回りは3.62%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥55
1株あたり
配当利回り
3.62%
いまの株価に対して
配当性向
77.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年9月1530.7
2025年9月40166.777.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥55

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ6,295人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が17.5%を占め、残る82.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他60.679.465.143.548.836.3
外国法人13.53.512.223.917.834.9
金融機関15.45.34.06.815.915.1
証券会社9.39.814.119.315.011.1
事業法人0.91.94.46.42.12.4
自己株式1.01.01.00.02.0
外国人個人0.00.20.10.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01AVI JAPAN OPPORTUNITY TRUST PLC(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)14.54
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.74
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.44
04野村證券株式会社4.65
05BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.05
06和田 修治2.78
07THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.01
08JPモルガン証券株式会社1.57
09SG/UCITS V/INV(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.53
10上田八木短資株式会社1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は12期で+1422%、1株純資産は10期で+1334%。直近期のROEは31.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年9月−5
2014年9月170.3
2015年9月255.9
2016年9月15
2017年9月178019.144.5
2018年9月3911134.253.2
2019年9月−3179−31.9
2020年9月−6250−91.5
2021年9月−528−172.1
2022年9月2230109.812.0
2023年9月609792.611.4
2024年9月6416748.313.730.7
2025年9月6021531.216.877.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/9期の役員報酬は総額124百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
片山善隆代表取締役 CEO4047,000
森吉寛裕取締役会長37250,000
植田栄作取締役3559,900
原田千秋取締役 監査等委員642,500
淺井啓雄取締役 監査等委員43
善利友一取締役 監査等委員40

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3981511338
社外取締役2663
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,820字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは以下のとおり、『暮らしのお困りごと』事業を展開しております。 『暮らしのお困りごと』事業は、ポータルサイト(注)1『生活110番』及び専門性の高いバーティカルメディアサイト(注)2の運営を通じて『暮らしのお困りごと』を解決するサービスを主として展開しております。 ユーザーは、当社が運営するサイトを閲覧し、提供を受けたいサービスについて当社へ問い合わせを行います。ユーザーからの問い合わせには、自社で運営している24時間365日稼働のコールセンターにて、専任のスタッフが受付対応を行っており、問い合わせ等を受けた当社コールセンタースタッフが希望サービス、対応地域、希望訪問時間等のユーザーのニーズをヒアリングいたします。 ヒアリングしたユーザー情報に基づき、当社はユーザーのニーズに適したサービス提供を行うことのできる加盟店を、提携する全国各地の加盟店の中から抽出し、加盟店とユーザーのマッチングを行っております。 なお、加盟店からユーザーへのサービス提供が完了した時点で支払い義務が発生する「成果報酬型」の他に、当社より加盟店へユーザーを紹介した時点で報酬をいただく「紹介報酬型」等があります。 (注) 1.ポータルサイトとは、インターネットの利用者がインターネットに接続した際、一番初めにアクセスするWEBサイトになることを目指して作られた、様々なサービスを集めたインターネットサイトです。 2.バーティカルメディアサイトとは、ある特定のテーマに関連する様々な情報が提供されており、そのテーマに興味をもつユーザーが望む情報に効率的に辿り着くことができるように構成されており、ユーザーメリットの高いサイトです。また、ターゲットユーザーが明確に絞り込まれるため、運営会社側にとっては、ユーザーニーズに沿ったコンテンツ配信が容易であり、広告媒体としてもターゲットユーザーにリーチしやすいといったメリットがあります。 当社は、『暮らしのお困りごと』を解決するためにバーティカルメディアサイトを複数運営しており、取扱サービスジャンル数は約150ジャンル(2025年9月30日時点)となっております。 <『暮らしのお困りごと』事業の特徴・強みについて> ①日常生活に関連したサービス展開であること 当社が対象領域としている『暮らしのお困りごと』は、日常生活で突発的に発生するトラブル(カギの開錠・交換、雨漏り、水漏れ、リフォーム、ガラスの修理・交換、ペット葬儀、ハウスクリーニング等)や毎年決まった季節に発生するトラブル(シロアリ駆除、ハチ駆除、庭整備関連等)で、全国各地において毎年継続的に発生していること、また緊急性を要するジャンルを数多く抱えているため業績が景気変動に左右されることが比較的少ない傾向であることが挙げられます。 また昨今では、少子高齢化の拡大に伴い単身生活を送る高齢者が増加傾向にあるといわれており、「統計トピックスNo.146 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」(総務省統計局)によると、高齢化率は、2025年現在29.4%であり、2070年には38.7%まで拡大すると予測されております。高齢者は加齢に伴い自分自身でできることが限られていく一方で、『暮らしのお困りごと』は一定程度発生することが見込まれます。加えて、スマートフォン、インターネットが今後ますます高齢者にも普及が進むことも当社ビジネスの拡大につながるものと考えております。 ②当社開発システム『Mover』によるサービス向上 当社開発システム『Mover』は、当社と加盟店が共有するプラットフォームであり、双方が一気通貫で案件の一括管理ができるシステムです。 加盟店は煩雑な作業をすることなく、当社のシステムを用いて入札や報告等一連の作業を効率的に完結させることができるため、優良な加盟店の継続利用につながり、サービス向上につながるものと考えております。また、当社は『Mover』を通じ加盟店からの情報を一括管理し、データを蓄積することで過去の実績を基に加盟店ごとにランク付けを行い、案件紹介の優先度を決めることにより、質の高いサービスを提供することが可能です。また、今後ビッグデータを活用することでさらなるサービス向上に役立てられると考えております。 当社の事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,175字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社はミッションとして「新たな仕組みで、安心な暮らしを、」を掲げ、「お困りごと」が発生したとき少しでも早く安心していただく、また当社のサービスがあることで「お困りごと」が起きても大丈夫と安心して暮らせる、そんな世界を目指しております。ミッションに沿った目標の達成状況を判断するための指標としては、売上収益が重要であると考えております。 当社グループの継続的な発展及び経営基盤の安定を図っていくために、以下の事項を今後の事業展開における主要な経営課題と認識し、事業展開を図る方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)WEBを中心とした集客力の向上 当社の『暮らしのお困りごと』事業では、ポータルサイト『生活110番』とジャンルごとの専門性が高いバーティカルメディアサイトの運営を主として行っております。 今後、当社がさらなる集客力強化を図るためには、リスティング広告(注1)をはじめとする有料広告経由及びオーガニック検索(注2)経由の流入を強化することが不可欠であると認識しております。 この課題に対応するため、当社ではサイトの再構築、UIの強化、コンテンツの拡充及び流入経路の拡大により、より一層の集客力強化を図ってまいります。 (注)1.リスティング広告とは、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで、ユーザーがあるキーワードで検索した際に、その検索キーワードに連動して表示される広告を指します。 2.オーガニック検索とは、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで、ユーザーがあるキーワードで検索した際に、表示される検索結果のうちリスティング広告等の広告枠でない部分を指します。 (2)優良な加盟店ネットワークの拡充 当社は、現在全国に7,222店(2025年9月30日時点)の加盟店ネットワークを築いております。今後より一層のサービス向上のために、お客様満足度の高い加盟店との関係性を強化することが重要であると考えております。 そのため、お客様の満足度調査や調査結果のフィードバック等を実施するだけでなく、日々の加盟店とのコミュニケーションを密にすることでネットワークをより強固なものとし、今後の継続的な発展及び経営基盤の安定を図ってまいります。 (3)基幹システムの強化 当社は、加盟店と一気通貫で案件の一括管理ができるシステム『Mover』を開発、運用しております。 事業の継続的な発展及び経営基盤の安定化には、当システムの安定稼働のほか、お客様や加盟店、当社のオペレーターの利便性を高めるための機能の拡充や増強が不可欠であると考えております。 『暮らしのお困りごと』をより効率的に、もれなく受注・解決するためのインフラを目指し、十分な施策を講じられるよう優秀な人材の確保に努めるとともに、蓄積されたノウハウを活用し、ユーザーニーズに即したシステムの開発、運用を進めてまいります。 (4)お客様満足度の向上 当社は、お客様に「お困りごと」が発生したときに少しでも早く安心していただくため、日々現場からのニーズを当社サービスプラットフォームとシステムに反映するとともに、加盟店のサービス水準のさらなる向上に努めております。その結果、クレーム率は約0.2%と極めて低値にて推移しております。引き続きお客様満足のためにサービス向上に努めてまいります。 (5)内部管理体制の強化 当社グループが今後さらなる事業拡大を図るためには、各種業務の標準化と効率化の徹底を図ることにより事業基盤を確立させることが重要な課題であると認識しております。そのために当社グループは、内部統制グループを中心に、従業員に対し業務フローやコンプライアンス等を周知徹底させ、内部管理体制を強化するとともに、各種業務の標準化と効率化を図ってまいります。 (6)優秀な人材の確保と組織体制の強化 当社グループは今後のさらなる成長のために、優秀な人材の確保及び当社グループの成長フェーズに沿った組織体制の強化が不可欠であると認識しております。優秀な人材を確保するため、継続的な採用活動を通じて、当社グループの企業理念、風土に合った人材の登用を進めてまいります。また、組織体制を強化していくため、教育体制の整備を進め人材の定着と能力の底上げを行ってまいります。 (7)システムの安定的な稼働 当社のポータルサイト『生活110番』及びバーティカルメディアサイトは、WEB上で運営されており、より快適な状態でユーザーにサービスを提供するにはシステムを安定的に稼働させ、問題が発生した場合には適時に解決する必要があると認識しております。そのため、システムを安定的に稼働させるための人員の確保・拡充に努めてまいります。 (8)自社施工の取り組み 業界の理解の深化及びより適正な価格で高品質なサービス提供を追求するために、当社スタッフ及び当社グループによる自社施工を一部で進めております。この場合、施工についての全責任を当社が負うことになると認識しております。そのため、施工管理を徹底すると同時に、施工の人材の確保と育成に努めてまいります。
事業等のリスク6,950字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、今後発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスクについて ①インターネット業界について 当社の事業は、主としてインターネットを通じてサービスを提供しております。インターネットビジネス業界においては、近年のスマートフォンの普及等もあり、利用者の増加及び各種サービスの拡大等が図られている等、今後も同業界の市場規模は継続的に拡大していくものと考えております。 一方で、同業界は技術革新のスピードが速く、新たな技術やサービスの登場に伴う市場環境の変化が激しいことから、当社においてもこれらの変化等に迅速に対応していく必要があります。当社としてはそのような変化に対応するべく、日々業界情報にアンテナを張り最新情報の収集を行うとともに、タイムリーな技術者の採用または適切な外注先の活用等に努めております。 しかしながら、技術者確保の遅延等の理由によりこれら変化への対応が困難または不十分となった場合には、当社が展開する事業に影響が生じ、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②競合について 当社の事業は、全国的な加盟店ネットワークの確保が必要不可欠であり、新規参入企業が当社と同等の加盟店ネットワークを構築し、複数ジャンルに係るサービスを提供すること及び集客方法を構築することは容易ではなく、高い参入障壁を有しているものと認識しております。 しかしながら、『暮らしのお困りごと』市場の拡大に伴い、新規参入企業の増加や既存競合企業との競争激化が発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、新規参入企業や既存競合企業が事業範囲を一部の地域やサービスに特化して展開した場合には、短期間での事業展開が可能となるため、当該地域やサービスにおいて競合関係が生じ、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容に関するリスクについて ①サイトの集客における外部検索エンジンの影響について 当社が運営するサイトへの集客は、検索サイトを経由したものが多くを占めており、検索エンジンの表示結果に影響を受けております。当社では、検索エンジンからの集客を強化すべく検索エンジン最適化(SEO対策)を継続的に実施することで、検索エンジン上での検索結果で当社の事業サイトが上位表示されるよう努めております。 しかしながら今後、検索エンジン運営者における上位表示方針の変更等により、当社のSEO対策の有効性が低下し、検索結果が当社にとって優位に働かない状況が生じた場合には、サイトにおける集客効果が低下し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②個人情報の取扱いについて 当社は、当社サイトのユーザーに関する大量の個人情報を取扱っております。当社では情報セキュリティの徹底を行い、プライバシー保護の観点からサービス対応を行う加盟店等へのユーザー情報の開示も、必要最小限にとどめ、個人情報を取扱うメインサーバーの外部からのアクセス遮断、正社員、パートタイマー、その他従業員に対する情報セキュリティ教育を実施し、各主管部内の自主点検、内部監査の実施等、コンプライアンス面における情報管理体制の充実に注力しております。 しかしながら、自然災害等の発生によって係るセキュリティシステムに障害が発生した場合、または関係者による人為的な事故もしくは内外からの悪意による情報漏洩が発生した場合には、当社の情報管理に多大な支障をきたし、社会的信用の失墜による事業展開の失速、訴訟の提起による損害賠償等の発生により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社のみならず、加盟店、外部委託先等における類似の事態が発生した場合も、当社に対する信用の失墜につながり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③法的規制について 当社は、「個人情報の保護に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」といった法規制の対象となっております。 当社は、上記を含む各種法的規制等に関して、それらの法令を遵守するよう、定期的な勉強会の開催等の方法にて、社員教育を行うとともに、コンプライアンス規程並びにコンプライアンスガイドラインを制定することにより法令遵守体制を整備・強化しておりますが、今後これらの法令等の改正や当社の行う事業が規制の対象となった場合、当社の事業展開に支障をきたし、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④知的財産に係る方針について 当社は、今後展開を検討しているサービスを含めて、主要なサービスにおいては、それらの商標やロゴについて商標権の取得を目指す方針であり、当社が保有するそれらの知的財産の保護について、侵害されているおそれが生じた場合、顧問弁護士等と連携し、必要な措置を講じてまいります。当社では、商標権取得方針に則り、バーティカルメディアサイト、ポータルサイトの商標権を取得しておりますが、本書提出日現在においては、商標権の未取得あるいは未申請となっているバーティカルメディアサイトが当社運営サイトの大半を占めております。係るサイトについては、今後の売上推移や市場におけるユーザーニーズの高まり等を総合的に勘案のうえ、追加的に商標の登録を行っていく予定であります。 しかしながら、当社のサービスを表す商標の多くは、一般的に使用される普通名詞の組み合わせであることから、今後第三者が類似商標の商標権取得や無断使用等を行った場合、商標権侵害として訴訟へと進展することも考えられ、係る事態が発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、ユーザーが第三者のサービスを当社サービスと誤認して利用し、トラブルに巻き込まれた場合には、当社への訴訟へと進展する可能性があり、係る事態が発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤著作権侵害の排除の施策について 当社が運営するサイトにおいて提供する情報及びコンテンツについては、Web事業部により第三者の著作権侵害が行われていないことを確認し、必要に応じて法務担当者によるチェックを行う体制を確立しております。 さらに、外部委託先に当該情報及びコンテンツの制作を委託する場合には、外部委託先における著作権侵害を排除するための体制を確認している他、契約において第三者の著作権を侵害していないことを保証いただいております。 しかしながら、当社による情報やコンテンツの提供に際して、意図せずに第三者の著作権の侵害が生じた場合には、当社に対し損害賠償責任を追及されたり、サービスの一部の提供を制限されたりすることにより、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥掲載情報の正確性について 当社では、当社運営サイトへの情報及びコンテンツ掲載を行う際には、コンテンツの作成者であるWeb事業部による確認を実施し、必要に応じて法務部門によるチェックを行うことで、法令違反や公序良俗に反する情報、不適切な表現、あるいは誤認を生じるおそれのある表現の排除に努めております。さらに、外部委託先に当該情報及びコンテンツの制作を委託する場合においては、信頼性のある公表データに基づいた成果物の制作及び当社への納品が行われるように、当社から外部委託先に依頼しております。制作依頼に際しては、掲載情報及びコンテンツの正確性を担保するために、外部委託先の社内管理体制の整備状況を確認のうえ、発注するよう努めております。しかしながら、掲載した情報に瑕疵があった場合、ユーザーからのクレームや損害賠償責任の請求をされる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦加盟店の確保とサービスレベルの維持について 当社の事業ネットワークに加盟している加盟店は、現場でユーザーと相対し、作業を行う重要なポジションにあり、加盟店の品質がそのまま作業の品質及びユーザーの満足度に結びついております。そのため、当社ではユーザーへの質の高いサービス提供を確保するべく、加盟店の選定にあたっては当社基準による審査・与信管理等を実施し、加盟店となる契約先を厳選しております。現在総数7,222店(2025年9月30日時点)の加盟店ネットワークを駆使し、急な加盟店の離脱が生じた場合でも、周辺地域の加盟店によるカバーができる体制を構築するとともに、新規加盟店の加入促進を図るよう努めております。 しかしながら、何らかの事象により加盟店のサービス品質が低下し、紹介可能な加盟店数が不足した場合にはユーザーへのサービス提供が困難となるため、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社では、加盟店がサービス作業実施時に、万が一事故等を発生させた場合に備え、加盟店に対して各種保険への加入を行うよう推奨をしておりますが、加盟店が重大な事故を発生させた場合には、当社のイメージや社会的信用の失墜につながり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧売上収益の計上について 『暮らしのお困りごと』事業の売上収益は、加盟店から規定のフォーマットにて、サービス提供完了の報告を受けた時点で報酬をいただく「成果報酬型」及び加盟店へマッチングしたユーザーの紹介をした時点で報酬をいただく「紹介報酬型」等があります。当社では、加盟店とユーザー間とのサービス成約状況並びにサービス施工完了状況を加盟店からの申告に基づいて確認し、成果報酬手数料の算定並びに売上収益の計上を行っておりますが、これらの報告は加盟店からの自主申告に依存しております。 当社では、加盟店登録時に一定の審査基準に適合した企業等のみを加盟店として選定しており、優良な加盟店ネットワークを構築できているものと認識しておりますが、加盟店による施工金額の過少申告や施工完了済であるにも関わらず、未施工あるいは失注となった旨の虚偽申告等の発生を排除するための仕組みとして、加盟店へのユーザー紹介後における案件の成約状況並びに進捗状況を定期的に追跡し確認を行っております。紹介案件がどのような顛末となったのかを確認することで、過少申告や虚偽申告等の発生の有無を調査しております。 しかしながら、加盟店が万が一施工金額の過少申告や虚偽申告等を行った場合には、当社売上収益計上機会の逸失となり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨新規サイトの開設について 当社は、今後一層多様化が進むであろうユーザーニーズに対してより高い水準で応え続けていくために、社会のニーズを的確に捉え、新規サイトの開設を検討及び実施してまいります。 新規サイトの開設においては、当社において企画、実行をする必要があります。その際、成功の蓋然性を十分検討したうえで、企画・実行してまいりますが、当該企画が何らかの影響で想定以上の準備期間を要した場合やユーザーの獲得に結びつかなかった場合、想定していた相乗効果が得られなかった場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑩業績の季節変動について 当社が提供するサービスジャンルにおいて、シロアリ駆除やハチ駆除といった害虫駆除関連や、庭の伐採・剪定・草刈りといった庭整備関連等の一部のジャンル及びアンテナ修理、雨漏り、ガラス修理といった台風関連のジャンルに関しては、春季から夏季にかけてユーザーからの問い合わせ件数が増加し売上収益が増加する一方で、冬季には減少する傾向があります。このように、一部のジャンルにおいては天候や気象条件の変化に影響を受けやすいものもあり、これらの季節変動性の高いジャンルの売上収益が当社全売上収益に対して一定程度の割合を占めております。 当社では、生活に関する様々なサービスジャンルを提供しており、近年では一年を通して問い合わせ需要が発生する季節変動性の低いサービスジャンルの拡充及び売上収益の増加施策に注力する等、過度な業績の季節偏重が生じないように努めております。 しかしながら、季節変動性の高いジャンルの売上収益が当社全売上収益に対して一定程度の割合を占めている状況は未だ存在しているため、天候不順や異常気象等の発生により、想定どおりの問い合わせ件数を獲得できない場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)事業の運営体制に関するリスクについて ①優秀な人材の確保及び育成について 当社グループが事業拡大を進めていくためには、優秀な人材の確保及び十分な育成並びに人材流出を防止するための環境整備が重要な課題であると考えております。当社グループではこれらの課題への対応として、継続的にリクルート活動を行うとともに、福利厚生を充実させるための各種施策を講じることにより、従業員の定着率向上に取組んでおります。 しかしながら、必要な人材を必要な時期に十分に確保できない場合及び社内の有能な人材が流出してしまった場合には、今後の事業展開に制約を受けることとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②組織体制について 当社グループは、各業務分野、内部管理において、特定の人材に過度の依存をしないよう優秀な人材の確保及び育成により経営体制を整備し、組織的な運営へ変えていくことで、全般的な経営リスクの軽減に努めるとともに、管理体制の整備・強化を図っております。 しかしながら、当社グループの事業拡大に応じた十分な人材の確保及び育成ができるかは不確実であり、これらが不十分な場合は、当社グループの業務遂行及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③システムに関するリスクについて アクセス数の突発的な増加、人的過失、災害、停電等の様々な要因により、システムダウン、データの配信不能等のシステム障害が発生する可能性があります。当社では、サーバーの分散化・定期バックアップ・稼働状況の監視等により、システムトラブルの事前防止または回避に努めております。 しかしながら、大規模災害等の想定を超えるシステム障害が発生する場合には、当社の業務遂行及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他のリスクについて ①新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社は、当社グループ役員及び従業員等に対して新株予約権(インセンティブを目的とした新株予約権(ストック・オプション)を含む)を付与しており、今後においても優秀な人材を確保することを目的としてストック・オプションの発行を継続して実施していくことを検討しております。2025年9月30日現在において、これらの新株予約権による潜在株式数は1,296,000株であり、発行済株式総数24,429,800株の5.3%に相当します。 今後、これらの新株予約権が行使された場合には、当社株式価値の希薄化や需給関係に影響を及ぼす可能性があります。 ②コンプライアンスに関するリスクについて 当社グループは、法令遵守と倫理に基づいた企業行動を行うため、コンプライアンス規程を策定し、当社グループの役職員が各々の業務遂行に当たり、各種法令、倫理、社会通念、行動基準、社内規程等に反することのないよう当社グループ全体への継続的教育機会を設け、周知徹底を図っております。 しかしながら、これらの取組みによっても、当社グループのコンプライアンス上のリスクを完全に排除できることの保証はなく、役職員の故意または過失による不正行為や法人としての法令違反、その他の問題が認められた場合、その内容によっては、監督官庁等からの処分・命令や訴訟の提起を受ける可能性があります。係る事態が発生した場合、当社は社会的信用を失墜し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③自然災害等について わが国において、地震・台風等による自然災害、テロの発生、感染症の拡大及びその他の事業活動の継続に支障をきたす事象が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、本社等が壊滅的損害を被った場合や正社員、パートタイマー、その他従業員、加盟店の罹災状況によっては、サービスの提供が困難となり、加えて罹災設備の修復や代替のために時間と費用を要する可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)業績等の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用及び所得環境の改善や企業収益の回復などを背景に、緩やかな景気の回復基調が見られました。一方で、物価上昇や資源価格の変動、米国の通商政策等による影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは、『暮らしのお困りごと』事業に戦略的に経営資源を投入することで、持続的成長に向けた経営基盤の強化に取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上収益は8,579,864千円(前年同期比14.4%増)、営業利益は2,074,042千円(前年同期比15.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,413,204千円(前年同期比3.7%減)となりました。 なお、当社グループは、『暮らしのお困りごと』事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比べて1,321,406千円増加し、5,431,008千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、資金の増加額は1,981,550千円(前年度は2,271,430千円の増加)となりました。これは、税引前利益を2,072,134千円計上したこと、営業債権及びその他の債権の減少が189,172千円あった一方で、法人所得税の支払額が448,311千円あったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、資金の減少額は366,239千円(前年度は14,166千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が343,107千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が14,654千円あったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、資金の減少額は293,905千円(前年度は572千円の増加)となりました。これは、新株予約権の行使による収入が693,894千円あった一方で、自己株式の取得による支出が503,637千円、配当金の支払いに係る支出が348,655千円、リース負債の返済による支出が135,506千円あったこと等によるものであります。 (2)生産、受注及び販売の状況 ①生産実績 当社グループの主たる事業は加盟店とユーザーのマッチングサービスの提供であり、その性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 ②受注実績 生産実績と同様の理由により、記載しておりません。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 『暮らしのお困りごと』事業   8,579,864   114.4 合計   8,579,864   114.4 (3)財政状態 ①資産 流動資産は、前連結会計年度末と比べて1,123,174千円増加し、6,397,108千円となりました。これは、現金及び現金同等物が1,321,406千円増加したこと等によるものであります。 非流動資産は、前連結会計年度末と比べて4,594千円減少し、1,040,487千円となりました。これは、使用権資産が136,910千円、無形資産が28,091千円、繰延税金資産が169,026千円減少した一方で、有形固定資産が324,043千円増加したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べて1,118,580千円増加し、7,437,596千円となりました。 ②負債 流動負債は、前連結会計年度末と比べて38,792千円減少し、2,024,888千円となりました。これは、営業債務及びその他の債務が51,228千円減少した一方で、未払法人所得税が12,854千円増加したこと等によるものであります。 非流動負債は、前連結会計年度末と比べて134,644千円減少し、212,378千円となりました。これは、リース負債が134,602千円減少したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べて173,437千円減少し、2,237,267千円となりました。 ③資本 当連結会計年度末における資本は、前連結会計年度末と比べて1,292,017千円増加し、5,200,328千円となりました。これは、親会社の所有者に帰属する当期利益を1,413,204千円計上したこと、資本金が525,432千円増加した一方で、自己株式を499,982千円取得したこと等によるものであります。 (4)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たり経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 ②経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③経営者の問題意識と今後の方針について 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況については、「(1)業績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 当社グループは、企業価値の持続的向上に努めるとともに、株主還元にも積極的に取り組んでおります。 当社グループの資金需要のうち主なものは、通常の運転資金のほか、設備投資及び配当支払等であります。運転資金については、原則として自己資金の活用等により調達し、投資資金については、自己資金の活用に加え、必要に応じて金融機関からの借入金等により調達することを基本方針としております。資金調達に際しては、多様な調達手段から時機に応じて最適な手段を選択することで、安定的な財源の確保と資本コストの最適化を図っております。 株主還元については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。

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出典

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