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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

遠藤照明

ENDO Lighting Corporation6932 · Standard · 電気機器

商業施設・オフィス向け照明器具の專門メーカー。店舗演出から環境配慮まで、空間価値を高める照明を総合提供。

概要

遠藤照明は、LED照明器具を中核とする業務用照明の総合メーカーである。オフィス、店舗、工場などの非住宅空間向けに、デザイン性と省エネ性能を両立した製品を展開する。1972年設立、1990年に大阪証券取引所に上場。2025年3月期の連結売上高は537億円、営業利益49億円、連結従業員1,648名。11の連結子会社を通じ、日本、タイ、中国、英国などで事業を営む。

照明・環境・家具の三事業構成

遠藤照明グループは、照明器具関連事業、環境関連事業、インテリア家具事業の三つのセグメントで構成される。2025年3月期の売上高は、照明器具関連事業が489億62百万円(前年度比2.1%増)、環境関連事業が112億85百万円(同10.7%増)、インテリア家具事業が11億60百万円(同16.8%減)である。売上高全体の約88%を照明器具関連が占める。環境関連事業は省エネ機器の販売と照明器具のレンタルを手がけ、子会社イーシームズ株式会社が担う。インテリア家具事業はオフィス家具やインテリア用品の販売を行い、照明事業のチャネルを活用する。セグメント別の営業利益は、照明器具関連62億円、環境関連9.8億円、インテリア家具0.25億円である。

11の連結子会社で構成されるグローバル体制

海外事業は、タイのENDO Lighting (THAILAND) Public Co., Ltd.(1989年設立)、中国の昆山恩都照明有限公司と恩藤照明設備(北京)有限公司(2010年設立)、英国のAnsell Electrical Products LimitedとAnsell(Sales & Distribution)Limited、インドのENDO LIGHTING ACCESSORIES (INDIA) PRIVATE LTD.、シンガポールのENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd.、ベトナムのENDO LIGHTING VIETNAM COMPANY LIMITED、スペインとアイルランドの子会社など、11社の連結子会社を通じて展開される。1990年代からタイに生産拠点を置き、2000年代後半からは中国と英国に進出。2010年にはドイツに駐在員事務所を開設したが、2013年に閉鎖している。海外売上高の構成比は開示されていないが、グループ全体の収益に占める海外子会社の寄与は増加傾向にある。

V字回復を遂げた収益構造

財務数値を見ると、2016年3月期に35億円の純損失を計上した後、収益は回復基調にある。売上高は2017年3月期の396億円から2025年3月期には537億円へと増加し、営業利益は2025年3月期に49億円と過去最高水準に達した。同期の経常利益は59億円、親会社株主に帰属する当期純利益は43億円である。純資産は500億円を超え、流動資産509億円に対し流動負債139億円と財務体質は堅調である。営業キャッシュ・フローは102億円のプラスで、投資活動(43億円の支出)を上回る。2025年度に策定した中期経営計画では、2027年度に売上高610億円、営業利益70億円を目標に掲げる。

業界の中での役割は照明器具メーカー(LED照明を中心に提案型営業)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
555億円
営業利益
57億円
営業利益率
10.3%
純利益
43億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
照明器具 関連事業431億円77.7%62億円14.4%
環境関連事業112億円20.2%10億円8.9%
インテリア 家具事業12億円2.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01商業施設・店舗主力

ショッピングモールや店舗向けに、商品を魅力的に見せる演出照明や省エネ型LED照明を提供。空間デザインに合わせた照明計画を提案し、顧客の集客・売上向上に貢献。

主な製品・サービス2
LED照明器具
高効率なLED照明。店舗の商品の色や質感を忠実に再現する高い演色性を持ち、省エネと意匠性を両立。
演出照明器具
スポットライトやダウンライトなど、空間を演出するための照明。調光・調色機能でシーンに合わせた雰囲気づくりをサポート。

02オフィス・業務施設準主力

オフィスビルや病院、学校などの業務施設向けに、快適な視環境と省エネを両立する照明器具を提供。執務効率向上や安全管理に貢献する。

主な製品・サービス2
ベース照明器具
オフィスの天井に設置するベースライト。グレアを抑え、均一な明るさを実現。人感センサーや昼光利用制御でさらなる省エネが可能。
非常用照明器具
停電時に自動で点灯する非常用照明。避難経路の確保や安全確保に重要な役割を果たす。

03住宅副次

新築・リフォーム住宅向けに、リビングやキッチンなど生活シーンに合わせた住宅用照明器具を提供。意匠性と機能性を兼ね備えた商品群で、快適な住空間を演出。

主な製品・サービス1
住宅用照明器具
シーリングライトやダウンライトなど住宅向け照明。調光・調色機能でシーンに合わせた明るさを実現。

04自治体・公共施設副次

道路照明や公園照明など公共インフラ向け照明器具を提供。防犯性と省エネ性を備え、安全・安心なまちづくりに貢献。

主な製品・サービス1
街路灯
道路や歩道を照らすLED街路灯。長寿命でメンテナンスコストを低減し、防犯性を高める。

05その他(レンタル・インテリア)その他

照明器具や省エネ機器のレンタル事業、インテリア家具販売事業を含む。レンタルでは初期コストを抑えた導入が可能で、インテリアでは空間演出をトータルにサポート。

主な製品・サービス2
照明器具レンタル
イベントや工事現場など短期間の利用に適した照明器具のレンタルサービス。導入・撤去・保守まで含めたトータルサポート。
インテリア家具
オフィスや店舗向けの家具・什器の販売。照明とのコーディネートで統一感のある空間を提案。

製品と技術

自社開発LEDモジュールを搭載した「LEDZ」

遠藤照明の基幹製品がLED照明器具「LEDZ」である。2009年に自社でLEDモジュールを開発し、2010年から本格販売を開始した。LEDZは蛍光灯器具からの置き換え需要を狙い、省エネ性と長寿命を実現。ラインアップはダウンライト、ベースライト、スポットライト、ハイベイなど多岐にわたり、オフィス、店舗、工場、倉庫など業務用空間をカバーする。特長は、光学設計と放熱技術によって高い光束維持率と均斉度を実現した点にある。同社は継続的に効率改善を進めており、LEDZシリーズは同社の国内照明事業の売上を支える。同社の経営方針では無線制御ソリューションと組み合わせた提案を強化しており、照明器具単体からシステム提案へ進化している。

無線制御ソリューションとネットワーク連携

遠藤照明は照明制御及びネットワークソリューション製品の拡充を経営戦略の柱に据える。具体的な製品名は開示されていないが、「無線制御ソリューション照明のトップランナー」を標榜し、多様化するニーズに応える次世代ソリューション照明の開発を進めている。これにより、照明器具の個別調光・調色、センサー連動、空調やセキュリティとの統合制御が可能となる。同社は照明技術研究所で制御システムの研究開発を継続しており、2025年3月期にはDX関連投資も積極化した。この分野は競争が激しいが、同社は自社製LED器具と制御システムの組み合わせによる差別化を狙う。環境関連事業では、レンタルスキームを用いて制御システムを含むソリューションを提供している。

照明器具のレンタルと省エネサービス

環境関連事業は、子会社イーシームズ株式会社が行う照明器具及び省エネ機器のレンタルと販売を中核とする。この事業は顧客が初期投資を抑えつつLED照明へ切り替えられる点で需要がある。レンタル期間中はメンテナンスやランプ交換も含めたサービスを提供し、長期契約で安定収益を得るビジネスモデルである。2025年3月期の同事業の売上高は112億円で、グループ全体の約20%を占める。また、省エネ機器の販売も行い、顧客のエネルギーコスト削減を支援する。経営方針では、ソリューション提案力の強化とリース事業の拡大、新たな製品・サービスの開拓を掲げており、レンタルスキームを活用した提案に注力している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

照明器具で国内大手、省エネ需要追い風

遠藤照明は業務用・家庭用照明器具のトップメーカー。売上高500億円超、営業利益率9.1%と収益性は良好。同業の日清紡HDは照明以外も手がけるが、当社は照明専門で高いシェア。LEDやスマート照明などの省エネ製品の需要拡大が追い風。2026年3月期は営業利益率10.27%へ向上見込み。ただし建設投資や住宅着工の変動に業績が左右される。

強み

  • 国内照明市場でトップクラスのシェアを保持。
  • 営業利益率9%超と製造業として優れた水準。
  • 省エネ・高付加価値製品へのシフトが利益率向上に寄与。
  • 業務用を中心に高いブランド認知。

課題

  • 新築・リフォーム需要の変動に影響されやすい。
  • 国内中心で海外売上比率が低い。
  • 海外メーカーや新興企業との競争激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が遠藤照明

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16788日本トリム431億円18.5倍
26823リオン401億円14.0倍
36817スミダコーポレーション396億円18.1倍
46994指月電機製作所379億円14.5倍
56676BUFFALO374億円9.8倍
66932遠藤照明371億円9.0倍
76677エスケーエレクトロニクス364億円11.4倍
86521オキサイド353億円
96648かわでん349億円9.1倍
106668アドテック プラズマ テクノロジー349億円21.2倍
116915千代田インテグレ330億円8.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

照明器具製作所として創業した1967年

遠藤照明の起源は、1967年9月に大阪市城東区で創業した遠藤照明器具製作所である。照明器具の製造を開始し、5年後の1972年8月に株式会社遠藤照明として法人化。大阪府東大阪市に製造工場を新設した。同時に大阪営業所を開設し、1974年には東京営業所、1975年には福岡営業所と営業網を広げる。創業期から関西を地盤に全国展開の基礎を築いた。本社は何度か移転しており、1987年に大阪市東成区へ、1990年に大阪市西区へ、最終的に2006年に大阪市中央区の自社ビルに落ち着く。1975年には本社配送センターを新設し、物流体制も整備した。

生産拠点の拡充と株式上場までの道

1980年代に入り、遠藤照明は生産・物流拠点の拡充を進める。1984年に栃木県佐野市の佐野工業団地に関東物流センター(現佐野事業所)を設け、1986年には同所内に佐野工場を開設した。1988年には滋賀県水口町に中央物流センターを移転・新設し、1989年には隣接して水口工場を新設する。これにより関東と関西の二大生産拠点が完成した。1989年にはタイに製造子会社Lighting ENDO(THAILAND)Co.,Ltd.(現ENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd.)を設立し、初の海外生産拠点を得る。1990年2月、大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式を上場。1996年には市場第二部銘柄に指定された。

家具事業とレンタル事業への多角化

1990年代後半、遠藤照明は照明以外の事業領域に進出する。1993年にシステム収納家具の販売と取付工事事業を開始、1997年にはインテリア家具及び用品の販売を始めた。これが現在のインテリア家具事業の基盤となる。2005年にはレンタル事業を手がける子会社イーシームズ株式会社を設立し、環境関連事業を立ち上げる。これにより照明器具の販売だけでなく、省エネ機器のレンタルというストック型ビジネスを獲得した。2006年には本社ビル完成に伴い、大阪市中央区に本社ショールームを新設し、製品展示の場を強化。2008年には福岡県大川市にインテリア家具・用品の物流センター(大川センター)を新設し、家具事業の物流体制を整えた。

LED照明「LEDZ」の開発と本格販売

2009年、遠藤照明はLEDモジュールの自社開発に成功し、LED照明器具「LEDZ」の商品化に漕ぎ着ける。翌2010年2月には新型モジュールを開発し、LEDZの本格販売を開始した。これは同社にとって大きな転換点となる。それまで蛍光灯やHID灯が主流だった業務用照明市場で、省電力・長寿命のLED製品を業界に先駆けて投入した。LEDZは店舗やオフィス、工場など幅広い用途に対応し、その後同社の主力製品へと成長する。この技術開発は、照明技術研究所(1989年東大阪市に新設)の成果であり、2007年には同研究所でISO14001認証も取得している。LED化へのシフトが、その後の収益回復の原動力となった。

海外子会社網の拡充と英国・アジアへの展開

2000年代後半から2010年代にかけ、遠藤照明は海外子会社網を急拡大させる。2003年にはタイ子会社をENDO Lighting (THAILAND) Public Co.,Ltd.に商号変更し、現地法人化を進めた。2010年には中国に昆山恩都照明有限公司(製造)と恩藤照明設備(北京)有限公司(販売)を設立し、中国市場に本格参入。同年、ドイツにヨーロッパ駐在員事務所を新設するが、2013年に閉鎖している。その後も、インド(ENDO LIGHTING ACCESSORIES (INDIA) PRIVATE LTD.)、シンガポール(ENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd.)、ベトナム(ENDO LIGHTING VIETNAM COMPANY LIMITED)に子会社を設立。さらに英国ではAnsell Electrical Products LimitedとAnsell(Sales & Distribution)Limitedを買収し、欧州市場を開拓した。

年表32件を開く

1960年代

  • 1967年9月創業大阪市城東区において遠藤照明器具製作所を創業、照明器具の製造を開始

1970年代

  • 1972年8月創業大阪府東大阪市に株式会社遠藤照明を設立、製造工場を新設
  • 1972年9月大阪営業所を新設
  • 1974年1月東京営業所を新設
  • 1975年1月福岡営業所を新設
  • 1975年6月本社配送センターを新設

1980年代

  • 1982年1月名古屋営業所を新設
  • 1984年6月栃木県佐野市の佐野工業団地に関東物流センター(現佐野事業所)を新設
  • 1986年8月佐野工場を関東物流センター(現佐野事業所)内に開設
  • 1987年6月本社を大阪市東成区へ移転
  • 1988年8月本社配送センターを中央物流センターとして滋賀県甲賀郡水口町(現甲賀市水口町)へ移転
  • 1989年5月水口工場を中央物流センター内に新設
  • 1989年6月照明技術研究所を大阪府東大阪市に新設 タイ製造子会社 Lighting ENDO(THAILAND)Co.,Ltd.(連結子会社)を設立

1990年代

  • 1990年2月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式を上場
  • 1990年8月本社及び大阪支店を大阪市西区へ移転
  • 1993年1月システム収納家具の販売及び取付工事事業を開始
  • 1996年1月大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定
  • 1997年7月インテリア家具及びインテリア家具用品の販売を開始
  • 1999年12月照明器具に関し全事業所を対象にISO9001を認証取得

2000年代

  • 2000年8月Lighting ENDO(THAILAND)Co.,Ltd.が照明器具及びシステム収納家具に関してISO9001を 認証取得
  • 2003年11月Lighting ENDO(THAILAND)Co.,Ltd.は、ENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd.に商号を変更
  • 2004年2月インテリア家具及びインテリア家具用品の販売に関しISO9001を認証取得
  • 2005年7月東京都港区に青山ショールームを新設 レンタル事業の子会社 イーシームズ株式会社(連結子会社)を設立
  • 2006年7月本社及び大阪支店、イーシームズ株式会社(連結子会社)を大阪市中央区(本社ビル完成)に移転し、本社ショールームを新設
  • 2007年4月東京支店、大阪支店を廃止し、東京事業所、大阪事業所に組織変更
  • 2007年6月照明技術研究所において、ISO14001を認証取得
  • 2008年10月福岡県大川市にインテリア家具及びインテリア家具用品の物流センター(大川センター)を新設
  • 2009年5月LEDモジュールを開発し、LED照明器具「LEDZ」の商品化に成功

2010年代

  • 2010年1月昆山恩都照明有限公司の販売子会社として恩藤照明設備(北京)有限公司(連結子会社)を設立
  • 2010年2月LED新型モジュールを開発し、LED照明器具「LEDZ」の本格販売を開始
  • 2010年5月昆山恩都照明有限公司が照明器具に関してISO9001を認証取得
  • 2010年12月ヨーロッパ駐在員事務所をドイツに新設(2013年4月閉鎖)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで610億円
  • 営業利益2027年度まで70億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    国内照明事業の収益力向上

    照明制御・ネットワークソリューション製品を拡充し、提案型営業を強化。オフィスやパーソナル空間など新規市場へ展開するとともに、品質・在庫のロスコスト削減や原価低減活動を継続する。

  2. 02

    海外照明事業の持続的成長

    アジアと英国に経営資源を集中。英国では電材卸市場での顧客別営業施策を強化し、英国国外の市場開拓も推進。アジアでは高級建築分野に特化し、強い経営体質を構築する。

  3. 03

    環境関連事業の提案力強化

    ソリューション提案力を強化し市場を深掘り。リース事業を強化するとともに、新たな製品・サービスの開拓を推進する。

  4. 04

    経営基盤の強化と企業変革

    PDCAの徹底により事業計画を完遂。人事制度改革と経営人材育成を深化し、IT化・デジタル化による業務改善を進める。外部の知見を活用した企業変革プロジェクトを全社で推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,648人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は673万円で、9期前と比べて+23.1%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,669
2018年3月1,493
2019年3月54740.612.11,424
2020年3月56341.312.81,480
2021年3月50441.813.51,403
2022年3月51942.414.11,389
2023年3月56142.013.71,552
2024年3月58942.213.61,552
2025年3月63341.913.21,631300
2026年3月67341.612.81,648346

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率106.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 3 / 海外 8、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市中央区112億円
環境関連 事業
本社工場 — 中国江蘇省2,302百万円
照明器具 関連事業
大阪事業所 — 大阪市中央区1,774百万円
照明器具 関連事業 インテリア 家具事業 全社(共通)
東京事業所 — 東京都新宿区1,447百万円
照明器具 関連事業 インテリア 家具事業
本社工場 — タイ国サムットプラカーン県1,004百万円
照明器具 関連事業
佐野事業所 — 栃木県佐野市729百万円
照明器具 関連事業
テクニカルセンター — 大阪府東大阪市699百万円
照明器具 関連事業
本社 — 大阪市中央区600百万円
全社(共通)
本社 — 英国アントリム州ベルファスト362百万円
照明器具 関連事業
中央物流センター — 滋賀県甲賀市水口町304百万円
照明器具 関連事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    ENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd. (注)2
    タイ国サムットプラカーン県 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    昆山恩都照明有限公司(注)2
    中国江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イーシームズ株式会社(注)2,4
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    恩藤照明設備(北京)有限公司
    中国北京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ENDO LIGHTING ACCESSORIES (INDIA)PRIVATE LTD.
    インド国マハーラーシュトラ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd.
    シンガポール国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ENDO LIGHTING VIETNAM COMPANY LIMITED
    ベトナム国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ansell Electrical Products Limited (注)2,5
    英国チェシャー州ウォリントン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Ansell Electrical Products Spain SL
    スペイン国 マドリード · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ansell(Sales & Distribution)Limited
    英国アントリム州ベルファスト · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Ansell(Sales & Distribution)Republic of Ireland Limited
    アイルランド国ダブリン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • GBANSELL ELECTRICAL PRODUCTS LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は555億円営業利益57億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+16.3%。

売上高
+3.4%
555億円
営業利益
+16.3%
57億円
純利益
-10.4%
43億円
営業利益率
10.3%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高595億円555億円
営業利益60億円57億円
純利益44億円43億円
1株あたり配当¥88¥88

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は130億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+10.2%、営業利益は+11.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q12819
2024年1Q11897.68
2024年2Q121119.110
2024年3Q1331511.313
2024年4Q14515
2025年2Q249176.813
2025年4Q2883211.135
2026年2Q251218.416
2026年4Q3043611.827
2027年1Q130107.76

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は398億円から555億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は10.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3988167
2014年3月3894122
2015年3月4012116
2016年3月4405−35
2017年3月39682
2018年3月4012813
2019年3月3983223
2020年3月3922619
2021年3月3541913
2022年3月4064233
2023年3月4573630
2024年3月5175746
2025年3月53749549.148
2026年3月555575910.343

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高555億円のうち、営業利益として残るのは57億円10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は43億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.9%327億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.6%170億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.3%57億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.4pt
10.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.8pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
9.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが103億円、投資CFが−43億円で、差し引きのフリーCFは60億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は235億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月27−5660−2962
2014年3月17−7445−5758
2015年3月57−10963−5277
2016年3月30−3616−683
2017年3月55−33−262277
2018年3月56−17−283989
2019年3月65−24−2341104
2020年3月28−22−20688
2021年3月58−25−233399
2022年3月50−31−2119106
2023年3月39−28−511118
2024年3月102−29−4173162
2025年3月29−430−14155
2026年3月103−431160235

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は766億円。このうち返さなくてよい自己資本が500億円で、自己資本比率は65.3%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月44421323148.0
2014年3月52124128046.3
2015年3月60226034243.2
2016年3月58120637535.4
2017年3月53218734535.1
2018年3月52420232238.6
2019年3月50721029741.3
2020年3月50322328044.4
2021年3月50523527046.6
2022年3月55628227450.8
2023年3月57331525855.0
2024年3月62838624261.5
2025年3月67744123665.1
2026年3月76650026665.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
240億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
301億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
114億円
在庫として抱えている分
負債合計
266億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中34位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中123位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.3%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.3%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,509で、1年前と比べて+16.3%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥2,509-2.0%1ヶ月-6.3%1年+16.3%時価総額371億円
過去52週の値幅
安値¥2,021高値¥3,100

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)8.4倍
PBR0.73倍
配当利回り3.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2524円は前日比+1.6%と上伸。25日線2392円を+5.5%上回り、75日線2496円も突破。200日線2431円は上回る。52週高値3100円から18.6%低いが、低値2021円から24.9%高。出来高増加で週足は上昇トレンドに転じる兆し。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER9.1倍は業界平均28.9倍を大幅に下回り、PBR0.75倍も同2.17倍を下回るため明確な割安。ROE9.2%は業界平均を上回り収益性良好。配当利回り3.54%も業界平均2.0%を上回る。ただし配当性向49.4%と高めで持続性に留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍30.8倍
PER (予想)8.4倍
PBR0.73倍2.58倍
ROE9.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

LED照明市場は成熟化しており、新規需要よりリニューアルが主体。競争激化で価格下落圧力が続く中、遠藤照明は安定した収益を維持している。強気派は高いROE(9.2%)とPBR0.75倍の割安感、増配を評価。弱気派は市場の成熟、同業との差別化困難、原材料費高騰による利益圧迫を懸念。2026年3月期の営業利益は微減計画。

プラスに働く材料7
  • ROEと収益性

    9.2%と堅実な資本効率、営業利益率9%超

  • バリュエーションの割安感

    PER9倍、PBR0.75倍は業界平均対比で割安

  • 株主還元の充実

    配当利回り3.5%超、増配傾向を継続

  • 営業利益8期連続増収増益2026年3月期影響

    2026/3期営業利益57億円(前期比+16.3%)、LED照明需要堅調

  • PER9倍と割安、バリュー株妙味通年影響

    PER9.1倍、同業平均比低く、株価上昇余地

  • 配当利回り3.5%で高水準継続影響

    配当利回り3.54%、安定配当と自社株買い期待

  • 外国人保有比率22%超で需給良好継続影響

    外人保有22.5%、買い需要が株価下支え

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟化

    LED普及率が高く、大幅な需要拡大は見込みにくい

  • 競合との差別化困難

    多くの競合が存在し、価格競争が激化しやすい

  • 原材料費の高騰リスク

    電子部品や金属価格の上昇が利益率を圧迫する可能性

  • 純利益が減少、非経常要因か2026年3月期影響

    2026/3期純利益43億円(前期比▲10.4%)、営業益増でも純益減

  • 照明市場成熟化で成長鈍化継続影響

    国内照明市場縮小傾向、売上高成長率3.4%と低位

  • 原材料高騰で利益率圧迫通年影響

    営業利益率10.3%へ改善も、原材料コスト上昇リスク

  • 競合との価格競争激化不定影響

    パナソニック等大手との競合で値下げ圧力

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成熟市場での成長持続性を確認。前期比でプラスを維持できるか
営業利益率
価格競争下での収益力維持を示す。9%超を維持できるか
LED照明以外の新規事業比率
新たな収益の柱育成の進捗を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり88で、前期から+76.0%いまの株価に対する利回りは3.51%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥88
1株あたり
配当利回り
3.51%
いまの株価に対して
配当性向
49.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月30
2018年3月300.0331.8
2019年3月300.0126.1
2020年3月300.0362.7
2021年3月15−50.026.1
2022年3月2350.021.0
2023年3月3033.330.3
2024年3月4033.321.6
2025年3月5025.029.3
2026年3月8876.049.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥88

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,744人。区分でいちばん多いのは事業法人35.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.8%を占め、残る54.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人36.335.235.235.436.935.8
個人・その他37.832.436.129.129.327.2
外国法人7.311.511.118.122.322.4
金融機関16.418.615.812.78.010.1
証券会社2.32.41.74.73.54.6
自己株式0.00.00.00.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アーバン33.39
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.41
03日本生命保険相互会社2.46
04BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.28
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.75
06JPモルガン証券株式会社1.70
07THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.65
08INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.48
09遠藤照明従業員持株会1.43
10RE FUND 107‐CLIENT AC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−38%、1株純資産は14期で+135%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4721,44344.66.516.7
2014年3月1471,6309.613.194.9
2015年3月1071,7606.312.8154.0
2016年3月−2391,393−15.2
2017年3月141,2621.162.0
2018年3月901,3706.811.7331.8
2019年3月1591,41911.44.8126.1
2020年3月1301,5108.94.5362.7
2021年3月861,5935.67.926.1
2022年3月2251,91112.94.221.0
2023年3月2002,1349.94.730.3
2024年3月3152,61013.34.921.6
2025年3月3252,98111.64.229.3
2026年3月2943,3879.28.549.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
遠藤邦彦代表取締役社長52
菱谷清取締役 常務執行役員 開発・品質・生産担当68
奥村昌之取締役 上席執行役員 営業本部長62
土屋郁子取締役66
山葉隆久取締役66
久保章常勤監査役64
杉坂真志常勤監査役66
村井潤監査役64
奥澤望監査役48
坂田秀隆66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)46841115417544
監査役22202211
社外取締役7150152

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容625字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社11社で構成され、照明器具の製造販売、照明器具及び省エネ機器のレンタル、家具の販売を主な内容として事業活動を展開しております。 なお、事業区分はセグメントと同一であります。 事業区分   事業内容   会社名 照明器具関連事業   照明器具の製造・販売   (製造・販売) 当社 ENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd. 昆山恩都照明有限公司 Ansell Electrical Products Limited Ansell(Sales & Distribution)Limited(販売) 恩藤照明設備(北京)有限公司 ENDO LIGHTING ACCESSORIES(INDIA)PRIVATE LTD. ENDO Lighting SE Asia Pte.Ltd. ENDO LIGHTING VIETNAM COMPANY LIMITED Ansell Electrical Products Spain SLAnsell (Sales & Distribution) Republic ofIreland Limited 環境関連事業   省エネ機器の販売照明器具及び省エネ機器のレンタル   (レンタル・販売) イーシームズ株式会社 インテリア家具事業   インテリア家具・用品の販売   (販売) 当社 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,463字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念として「企業は公器」を掲げ、企業の社会的存在価値を高めることに経営資源を集中し、人間(組織)の持つ無限の能力と可能性を最大限発揮させる経営の仕組みづくり並びに社会に貢献する経営を優先することを目指しております。 この理念のもと、人体と同様に一人一人が自ら考え、行動、創意工夫し、生き生きと個人と組織が成長と繁栄を実現する『個と組織の調和と永続』、お客様と周囲の人々から沢山の「ありがとう」を頂ける個人と会社であることを目指す『ありがとう創造企業に』の2つの経営目的を通じて、人と地球に優しい高付加価値空間を創造し社会に貢献する会社『エシカル(=倫理的な、道徳上の)ソリューション カンパニー』というコーポレートミッションの実現に向けて取り組みを行っております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、長期のビジョンとして、『エシカル ソリューションNo.1リーディングカンパニーへ』を掲げ、継続的な成長と安定した高収益を生み出す企業体質を確実なものとするため、各事業セグメントにおける事業体制の強化と総コスト(原価及び経費)の徹底した削減を進めるとともに、経営基盤の更なる強化に取り組み、利益を重視した経営を推進して参ります。 1.国内照明事業の着実な成長と収益力向上 ・照明制御及びネットワークソリューション製品の拡充と提案型営業の強化 ・重点分野への営業集中と顧客の創造、関係強化 ・オフィスやパーソナル空間市場など新規市場への展開 ・品質・在庫などのロスコストの削減と原価低減活動の継続 2.海外照明事業の持続的成長 ・アジア・英国への経営資源の集中 ・英国電材卸市場の顧客別営業施策強化と英国国外市場の開拓推進 ・アジア高級建築分野への特化と強い経営体質づくり 3.環境関連事業の提案力強化 ・ソリューション提案力の強化を通じた市場の更なる深掘り ・リース事業の強化と新たな製品・サービスの開拓推進 4.インテリア家具事業の確実な利益確保 ・照明事業との協業と既製品ビジネスの強化 ・オフィス市場など新規分野・新規顧客の開拓の推進 5.経営基盤の強化 ・徹底したPDCAの実践による事業計画の完遂 ・人事制度改革の深化と経営人材の育成 ・企業風土改革とIT化、デジタル化の推進による業務改善 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、顧客のニーズや期待に応えるために会社価値と経営品質の向上を経営目標として掲げ、顧客密着型経営を推進しております。 サステナビリティに関する社会的な要請が高まる中、エネルギー価格の高騰やゼロカーボンに向けた社会の取組みの進捗を受けて、省エネ効果の高いLED照明器具やウェルビーイングに関する照明ソリューションへの需要は引き続き堅調に推移するものと見込んでおりますが、中東における紛争の勃発に伴う原油供給の不確実性、為替相場の急激な変動及び景気後退に伴う設備投資意欲の減退等は、当社グループにとってもリスク要因であり、先行き不透明な状況が続くと考えております。 このような事業環境のなか、当社グループといたしましては、長期ビジョンである「エシカルソリューションNo.1リーディングカンパニーへ」の実現に向けて、2025年度に策定した「中期経営計画」で掲げた「高付加価値空間創造」・「グローバル競争力強化」・「事業領域拡大」を大きな柱とし、それを支える強固な経営基盤を「サステナビリティ経営強化」「企業価値の向上」の2つの視点から構築することで、2027年度売上610億円・営業利益70億円を目指して参ります。 照明器具関連事業(国内)においては、継続して無線制御ソリューション照明のトップランナーとして、多様化するニーズに応える次世代ソリューション照明製品の新たな付加価値の追求と市場競争力の強化を図ります。市場訴求力のある新製品に注力するとともに、引き続き原価管理・経費管理の徹底を図り、安定した事業収益基盤の構築に努めて参ります。 照明器具関連事業(海外)では、地域ごとにフィットした製品・サービスの供給を進めることでのシェアアップに加え、新規市場での事業の安定化を図り、更なる海外事業の拡大に努めて参ります。 環境関連事業では、レンタルスキームを活用したソリューション提案に注力するとともに、照明周辺分野及びネットワークとの連携による新たなビジネスモデルの開発により、長期的な事業発展につなげて参ります。 インテリア家具事業では、照明事業のチャンネルを活用した販売促進活動や既製品家具の販売強化などを推し進めるとともに、主力分野に成長したオフィス・ホテル分野での顧客開拓を積極的に行って参ります。 また、経営基盤の強化においては、昨年11月からの株式会社アドバンテッジパートナーズとの業務提携により、外部の豊富な知見や経営支援を活用し、「中期経営計画」達成の蓋然性を高め、長期ビジョン実現をより加速させる企業変革の取り組みを全社プロジェクトとして推進しております。 不透明な外部環境変化による収益性悪化リスクに備え、業務プロセスの適時見直しやデジタル活用による効率化などムダを排除し、筋肉質な経営体質を目指すとともに、事業成長の根幹となる新たな照明ソリューションの創造を実現する人材・組織づくりの強化のための制度変更や積極投資を行って参ります。 長期的展望に立った成長投資として、次世代ソリューション照明製造の生産設備投資、新製品・制御システム開発のための研究開発投資、データベース構築と新たな付加価値サービスの提供のためのDX関連投資に加え、適切なタイミングでの機動的な成長投資枠も設定した上で、更なる成長戦略の実現・企業価値向上に取り組んで参ります。
事業等のリスク3,273字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業活動に関するリスク (1) 経済情勢・需要変動等について 当社グループの製品需要は経済情勢及び景気動向の影響を受け、特に主要取扱製品であるLED照明器具は建築物等の照明設備であるため、建築需要動向、企業の設備投資動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (2) 製品ライフサイクルと在庫について 当社グループの主力製品であるLED照明器具のライフサイクルは、新しいLED素子の開発による性能、品質の向上の影響を直接的に受けます。昨今、技術革新の速度が増しており、在庫の陳腐化のリスクが高まっております。当社グループとしましても、LED素子、電源等の部品の在庫管理には万全を期しておりますが、環境が急変し想定していた売上数量が確保出来なかった場合には、棚卸資産処分損が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (3) 技術革新について 当社グループは、高効率、高機能を有する製品づくりを目指し、研究開発に取り組んでおりますが、長期的に市場ニーズに合致した新技術を創造し続けられるとは限らず、想定とは異なる市場ニーズの変化や、急激な業界の技術革新に追随できず優位性のある製品を提供できなくなった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、LED照明の製品開発において、ロードマップの策定と商品群のメジャーチェンジを計画的に実施するなど、照明の調光調色技術、ワイヤレス技術の分野で優位性のある製品開発の強化に努めております。 (4) 販売価格等について 当社グループが属する照明器具業界は、新規企業が参入する厳しい価格競争の環境にあります。したがって、当社グループの想定とは異なる販売価格の引下げを余儀なくされる可能性があり、大口需要獲得のための特値による価格下落など、想定以上に価格競争が厳しくなった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、収益確保のため部材の調達コスト及び製造コスト等の削減に継続して取り組むとともに製品の高付加価値化に努めております。 (5) グローバルな事業展開について 当社グループは、タイ、中国、インド、イギリス、シンガポール、ベトナムに製造子会社・販売子会社を展開し、グローバルな事業運営を行っております。海外では、政情不安、経済動向の不確実性、宗教及び文化の相違等のいわゆるカントリーリスクに直面する可能性があります。当社グループでは、現地子会社と本社の間で緊密なコミュニケーションを実施することと合わせて、現地情報の積極的な収集に努めており、情勢の変化に対して機敏に対応していく方針でありますが、予測不能な事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 製品の品質について 当社グループは、所定の品質基準に基づき、製品の品質確保に細心の注意を払っておりますが、基幹部品の不良等により製品に重大な欠陥が発生した場合には、製品の回収及び交換による費用、企業イメージのダウン等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 知的財産権について 当社グループの事業活動におきましては、特許権等の様々な知的財産権が関係している場合があり、第三者の所有する知的財産権を侵害するリスクを必ずしも否定できません。他社との間に知的財産を巡って紛争が生じたりする可能性は皆無とはいえず、当社グループ製品の生産、販売に制限を受けたり、損害賠償金等の支払が発生する場合があり、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは他社の知的財産権の調査を行うなど社内の管理体制を強化しており、問題の発生を回避するために細心の注意を払っております。 2.マーケット変動によるリスク (1) 原材料の仕入価格の高騰について 当社グループが製造している照明器具は鋼材、アルミニウム、樹脂等を主な材料として使用しており、原油価格やその他原材料価格変動の影響を受けます。これらの仕入価格が急激に変動した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 為替変動による影響について 当社グループは、LED照明器具に使用するLED素子並びに電源等の海外輸入比率が高く、中国、タイに所在する子会社にて製造した製品の大部分を日本で販売する事業体制のため、為替変動の影響を受けます。また、海外に所在する連結子会社の連結財務諸表作成において、貸借対照表及び損益計算書は円換算されるため、為替相場の変動の影響を受けます。当社グループは、為替予約等により為替相場の変動をヘッジ又は軽減する対策を講じてはおりますが、為替レートが急激に変動した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) デリバティブ取引について 当社グループは、輸出入取引の為替変動リスクをヘッジする目的で、為替予約取引等を実行しております。そのため、為替レートの変動状況により、相当額の評価損益が発生する可能性があります。 3.自然災害・事故等によるリスク 地震、台風等の自然災害や火災等の事故災害が発生した場合、従業員等への人的被害はもとより、当社グループの拠点の設備等の損壊や電力、ガス、水の供給困難により、一部または全部の操業が中断し、生産及び出荷が遅延するなど、国内外のサプライチェーンの混乱を含め、事業活動に多大な影響を及ぼす可能性があります。また、損害を被った設備等の修復のために多額の費用が発生し、結果として、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 その他、深刻な感染症等の拡大が発生した場合、従業員等への感染被害による休業や市場経済が大きく停滞した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 4.情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業を展開する上で、技術や営業に関する機密情報の他、多数の情報を保有しており、常に最適な情報セキュリティを目指して対策を講じておりますが、これらの情報が重要な情報の紛失、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス等、誤ってまたは避けられない理由で外部に流出した場合には、被害者に対する賠償責任の発生や、当社グループの市場評価の低下、社会的信用の失墜、顧客の流出等を招き、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 5.その他のリスク (1)繰延税金資産について 当社グループは、当連結会計年度において1,113百万円の繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産につきましては、今後の利益(課税所得)をもって全額回収可能と考えておりますが、業績の悪化によって一部取崩を求められることとなった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)のれんについて 当社グループは、当連結会計年度末において2,315百万円ののれんを計上しております。のれんは、他の固定資産と同様に減損会計の対象であり、事業の展開等が計画どおりに進まずのれんの減損処理を行う必要が生じる事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,611字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、多くの企業で継続的な賃上げが実施され所得環境の改善が進み、責任ある積極財政への期待を背景に株式市場は歴史的な高水準となりました。しかし、直近では中東情勢に起因する資源価格の上昇による景気減速懸念が顕在化しており、先行き不透明な状況となりました。世界経済においては、地政学リスクの高まりに加え、米国の通商政策の動向、中国経済の減速及びAI技術の急速な普及に伴うエネルギー需給の逼迫等、不確実性の高い状況が継続しました。 このような事業環境の下、当社グループは、高付加価値空間創造企業として、持続可能でよりよい社会の実現を目指し、高い省エネ性能に加え、顧客価値を創造する光の質を高めた新製品の開発、製造及び販売に注力して参りました。 業界に先駆け製品をLED化して以降、製品のエネルギー効率の継続的な改善は製造メーカーの責務と考え、さらなる高効率照明器具の開発を進めるとともに、「人と地球にやさしい未来の光」を実現し、人々の暮らしを明るく照らすだけでなく、より豊かに幸せにすることを目指したサステナビリティ経営を推進しております。 製造部門においては、環境に配慮した製品の提供に向けた継続的な品質改善活動及び原価低減活動を実施し、生産効率の向上を図るとともに、全社的なコスト意識の徹底により、販売費及び一般管理費の抑制に努めて参りました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、50,954百万円(前連結会計年度末比7,882百万円の増加)となりました。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、25,635百万円(前連結会計年度末比1,039百万円の増加)となりました。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、13,926百万円(前連結会計年度末比625百万円の減少)となりました。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、12,637百万円(前連結会計年度末比3,573百万円の増加)となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、50,025百万円(前連結会計年度末比5,973百万円の増加)となりました。 経営成績の状況 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、55,473百万円(前連結会計年度比3.2%の増収)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は、5,742百万円(前連結会計年度比16.5%の増益)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は、5,935百万円(前連結会計年度比9.7%の増益)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、4,342百万円(前連結会計年度比9.5%の減益)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (照明器具関連事業) 照明器具関連事業の売上高は48,962百万円(前連結会計年度比2.1%の増収)(セグメント間取引含む。以下同じ。)となり、セグメント利益(営業利益。以下同じ。)は6,162百万円(前連結会計年度比16.6%の増益)となりました。 (環境関連事業) 環境関連事業の売上高は11,285百万円(前連結会計年度比10.7%の増収)となり、セグメント利益は976百万円(前連結会計年度比1.7%の増益)となりました。 (インテリア家具事業) インテリア家具事業の売上高は1,160百万円(前連結会計年度比16.8%の減収)となり、セグメント利益は25百万円(前連結会計年度は78百万円のセグメント利益)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、23,534百万円(前連結会計年度は15,467百万円)となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、10,278百万円の増加(前連結会計年度は2,916百万円の増加)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、4,303百万円の減少(前連結会計年度は4,322百万円の減少)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,131百万円の増加(前連結会計年度は6百万円の減少)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 照明器具関連事業   7,989   △14.6 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は製造原価としております。 b.受注実績 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は主に需要予測に基づく見込生産方式を採用しているため、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 照明器具関連事業   43,098   2.1 環境関連事業   11,215   10.6 インテリア家具事業   1,160   △16.8 合計   55,473   3.2 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、業績予想として売上高55,700百万円、営業利益5,300百万円、経常利益5,600百万円及び親会社株主に帰属する当期純利益4,100百万円を2025年4月30日に公表し、その達成のため、高付加価値空間創造企業として、持続可能でよりよい社会の実現を目指し、高い省エネ性能に加え、顧客価値を創造する光の質を高めた新製品の開発、製造及び販売に注力して参りました。 国内では電気料金の高騰及びサステナビリティに対する社会的要請の高まりが追い風となり、海外ではそれぞれの市場に適合した製品が顧客から高い評価を得ており、当連結会計年度における売上高は、55,473百万円(前連結会計年度比3.2%の増収、業績予想比0.4%の減収)となりました。 また、全社的なコスト意識の徹底により、営業利益は5,742百万円(前連結会計年度比16.5%の増益、業績予想比8.3%の増益)、経常利益は5,935百万円(前連結会計年度比9.7%の増益、業績予想比6.0%の増益)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,342百万円(前連結会計年度比9.5%の減益、業績予想比5.9%の増益)となりました。 2026年3月期 (2025年4月30日公表の業績予想)   2026年3月期(実績)   増減   増減率(%) 売上高(百万円)   55,700   55,473   △226   △0.4 営業利益(百万円)   5,300   5,742   442   8.3 経常利益(百万円)   5,600   5,935   335   6.0 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   4,100   4,342   242   5.9 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 (照明器具関連事業) 当セグメントにおきましては、業務用LED照明器具分野で業界トップクラスの品揃えを実現し、照明制御ソリューション分野でのトップブランドとしての地位の確立に努めました。 国内市場については、無線照明コントロールシステム「SmartLEDZ Fit/Fit Plus」、無線調光調色器具「Tunable LEDZ」及び自然の光、カラー演出、色味調整の三役を1台で備えた次世代無線調光調色器具シリーズ「Synca」の販売促進に注力しました。電気料金の高騰、2027年末の蛍光灯製造・輸出入禁止及びサステナビリティに関する社会的要請の高まりを背景とした既存照明器具の取り換え需要に加え、新設の商業施設やオフィス等の大型施設向け需要の取込みを強化しました。 6月にはオフィス向け照明カタログ「LIGHTING+ FOR WORKSPACE vol.2」、11月には医療福祉施設向け照明カタログ「HOSPITALITY & HEALTHFUL LIGHTING」を発刊し、それぞれの施設用途に求められる最適な光環境を実現する新製品及び次世代ソリューション照明を活用した照明制御手法により、省エネルギーとウェルビーイングを両立する照明ソリューションを提案しました。 あわせて、東京・大阪・福岡の体感型ショールーム「Synca U/X Lab」においても、新製品展示も含めたリニューアルを行い、実空間において光の価値を体感いただくことで、より訴求力の高い提案活動を継続しました。 海外市場におきましては、欧州及びアジアの両市場において、地域ごとの市場ニーズを反映し、施策を推進しました。 欧州市場は、英国電材卸市場でのシェア拡大と安定基盤構築に向け、強みであるカスタマーサービスの向上を徹底し、競合他社との差別化を推進しました。5月に総合カタログ「S18」を発刊し、卸売業者と協同での物件ビジネスの獲得に向けた提案活動を強化しました。また、8月にはウォリントンの配送拠点のキャパシティを78%増加させる6,700㎡の新倉庫棟を増設しました。あわせて、新たな倉庫管理システムを導入したことで、在庫管理、業務効率、顧客サービスの向上を図るとともに、リテール向けのDIY事業及び欧州大陸での海外事業の拡大への対応力も強化しました。 一方、アジア市場は、5月にWEBリリースした「sync5」製品が高い評価を得る中、リアル戦略及びデジタル戦略両面から販売促進を図り、新規顧客獲得活動を強化しました。リアル戦略では、インドにショールームを9拠点整備するとともに、シンガポール、フィリピン、タイ及びベトナムにも展開し、アジア各国での実機体感型の提案環境を拡充しました。デジタル戦略では、海外公式サイトの大幅改訂とSNSの広告運用強化により、フォロワー数が期初比で約300人から約20,000人へと大幅に増加し、ブランド認知の向上に寄与しました。 この結果、売上高は48,962百万円(前連結会計年度比2.1%の増収)(セグメント間取引含む。以下同じ。)となり、セグメント利益(営業利益。以下同じ。)は6,162百万円(前連結会計年度比16.6%の増益)となりました。 (環境関連事業) 当セグメントにおきましては、電気料金及び建設資材の高騰を背景に、顧客の節約意識が高まっている中で照明更新による電気代の削減、照明を活かして内装の印象を変える改装及び照明更新等を提案し、スーパーマーケット及びホームセンターにおいて、複数の成功事例を創出しました。さらに、「Synca Bright」、リモートサービス及び自家消費太陽光発電システムの提案等を進め、照明と環境関連商材を組み合わせた付加価値の提供に努めました。 この結果、売上高は11,285百万円(前連結会計年度比10.7%の増収)となり、セグメント利益は976百万円(前連結会計年度比1.7%の増益)となりました。 (インテリア家具事業) 当セグメントにおきましては、屋外空間の有効活用需要の拡大を受け、海外アウトドア家具メーカーと日本国内における独占販売契約を締結し、国内唯一の専属代理店として展開を開始しました。新市場の開拓及び認知度向上に向け、東京、大阪、名古屋及び福岡の主要4拠点のショールームにて展示会を開催し、設計事務所及び施主に対する提案営業を強化するとともに、ブランドの確立に取り組みました。 この結果、売上高は1,160百万円(前連結会計年度比16.8%の減収)となり、セグメント利益は25百万円(前連結会計年度比67.0%の減益)となりました。 財政状態に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 当社グループの当連結会計年度末における自己資本比率は65.3%(前連結会計年度末比0.2ポイントの増加)となり、当連結会計年度末における1株当たり純資産額は3,387円27銭(前連結会計年度末比405円97銭の増加)となりました。 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、76,589百万円(前連結会計年度末比8,921百万円の増加)となりました。 主な要因は、「現金及び預金」の増加8,295百万円、「有形固定資産」の増加1,106百万円及び「棚卸資産」の減少931百万円によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は、26,564百万円(前連結会計年度末比2,948百万円の増加)となりました。 主な要因は、「有利子負債」の増加2,231百万円によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、50,025百万円(前連結会計年度末比5,973百万円の増加)となりました。 主な要因は、「親会社株主に帰属する当期純利益」の計上4,342百万円、「為替換算調整勘定」の増加2,546百万円及び「配当金の支払い」による減少1,034百万円によるものであります。 経営成績及び財政状態等に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績及び財政状態等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金の需要は、原材料の仕入及び製造費用並びに販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新製品のための設備投資が中心となっております。 当社グループは、これらの事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 運転資金の需要につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資等の長期資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入金を基本としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いております。 過去の実績及び当該取引の状況に照らして、合理的と考える見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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