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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ベルパーク

Bell-Park Co.,Ltd.9441 · Standard · 情報・通信業

ソフトバンクショップなど266店舗を運営し、移動体通信の販売代理店業務を展開。法人向けソリューションも提供する通信販売専門企業。

概要

ベルパークは1993年に設立された情報通信業の企業である。ソフトバンク、au、ドコモ、ワイモバイルのキャリアショップを全国に323店舗運営し、携帯電話の販売とサービス取次を主軸とする。2025年12月期の売上高は1293億円、従業員数は2108人。

キャリアショップ運営を核とする事業構造

当社グループは情報通信機器販売サービス事業の単一セグメントであり、キャリアショップ事業と法人ソリューション事業の2本で構成される。キャリアショップ事業ではソフトバンクショップ288店舗、ドコモショップ9店舗、auショップ6店舗、ワイモバイルショップ20店舗の計323店舗(2025年12月末時点)を運営する。うち直営店266店、フランチャイズ店57店である。また二次代理店としてドコモショップも手がける。

収益の二本柱:商品売上と受取手数料

売上高は顧客への端末販売による商品売上高と、移動体通信事業者から受け取る手数料(受取手数料)で構成される。2025年12月期の商品売上高は810億30百万円、受取手数料は482億70百万円。受取手数料には新規契約や修理などの都度手数料に加え、加入者の通信料金に応じた継続手数料が含まれる。原価面では端末仕入原価と二次代理店への支払手数料が主な費用である。

法人ソリューション事業の成長戦略

法人ソリューション事業は携帯電話契約の取次に加え、クラウドサービス、セキュリティ商材、端末設定・管理支援、アフターサービスを提供する。2025年12月期は営業拠点拡大と人員増強により販路を拡大し、キッティング業務代行などのサービスを強化した。中期的に同事業の拡大によりキャリアショップ偏重のポートフォリオを是正する方針である。

強固な財務基盤と株主還元

2025年12月末の自己資本比率は61.8%と高い水準にある。2025年12月期の営業利益は58億80百万円(前期比37.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は41億28百万円(同29.9%増)と増益を達成した。配当性向を重要な指標と位置づけ、2026年12月期は1株当たり102円の配当(連結配当性向37.8%)を計画する。

業界の中での役割は移動体通信事業者の販売代理店として、消費者向けショップ運営と法人向けサービス提供を行うにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,293億円
営業利益
59億円
営業利益率
4.6%
純利益
41億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01一般消費者(個人向け通信契約)主力

ソフトバンクショップ、auショップ、ドコモショップなどを運営し、新規契約の取次、端末販売、割賦契約斡旋、故障修理・料金プラン変更受付、通信料金収納などを実施。直営店とフランチャイズ店でサービスを提供。

主な製品・サービス1
キャリアショップ運営
移動体通信事業者の代理店として、契約取次・端末販売・アフターサービスを提供する店舗運営。

02法人企業準主力

法人向けに携帯電話などの通信サービス契約取次、クラウドサービスの取次、セキュリティ関連商材の販売、端末の設定・管理支援、故障受付などのアフターサービスを提供。

主な製品・サービス1
法人ソリューション
法人向け通信サービスの契約取次、クラウドサービス取次、セキュリティ商材販売、端末管理支援など。

製品と技術

キャリアショップでの端末販売とサービス取次

キャリアショップではスマートフォン、タブレット、携帯電話端末、各種アクセサリーを販売する。新規契約、機種変更、料金プラン変更、故障修理の受付、通信料金の収納代行など、通信事業者の窓口業務を一括して行う。端末販売には割賦契約の斡旋も含まれ、顧客の購入手段に応じた提案を実施する。

法人向けソリューションの提供

法人ソリューション事業では法人顧客に対し、携帯電話やスマートフォンの契約取次、クラウドサービスやセキュリティ関連商材の販売、端末の設定・管理支援、故障受付などのアフターサービスを提供する。近年はテレワークやDX需要を取り込み、キッティング業務代行などの周辺サービスも強化している。

継続手数料を生むストック収益

受取手数料の一部は、当社が取り次いだ契約の加入者が毎月支払う通信料金の一定割合を一定期間受け取る継続手数料である。このストック収益が安定的な収益基盤を形成している。2025年12月期の受取手数料全体は482億70百万円と前年比で増加しており、端末販売の変動を補う役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報通信で中堅、成長中

ベルパークは通信販売受託・EC支援等を手がける情報通信企業。売上高1160億円(2024年12月期)で、同業のソラコムやL is Bと比べ規模は中堅。営業利益率3.7%と低めだが、次期は4.6%に改善見込み。EC市場の成長を取り込みつつ、収益性向上を目指す。

強み

  • 通販受託で多くの顧客を持つ。
  • 売上高が3期連続増加傾向。
  • 営業利益率改善傾向にあり、効率化進む。
  • EC市場拡大で需要は堅調。

課題

  • 営業利益率4%程度と低利益率。
  • 競合多く、差別化が困難。
  • システム投資が不可欠でコスト増リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がベルパーク

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1135AVRAIN Solution399億円61.3倍
2545Aトランヴィア397億円
3590Aギフティグループ386億円42.6倍
44258網屋372億円41.1倍
53989シェアリングテクノロジー371億円24.6倍
69441ベルパーク367億円7.2倍
79405朝日放送グループホールディングス366億円8.2倍
84375セーフィー365億円79.0倍
94826CIJ361億円16.9倍
109438エムティーアイ357億円9.3倍
114847インテリジェント ウェイブ356億円23.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

移動体通信代理店として創業した1993年

1993年2月、東京都千代田区永田町に株式会社ベルパークを設立した。目的は移動体通信サービスの加入申込とネットワーク商品の取次業務である。翌1994年5月に本店を同区麹町に移転。創業時の事業は携帯電話の販売代理店であり、現在のキャリアショップ運営の原点となった。

ソフトバンクショップ運営開始と株式上場

1995年4月、株式会社東京デジタルホン(現ソフトバンク株式会社)と代理店委託契約を締結し、同社認定の「デジタルホンサービス専門店」(現ソフトバンクショップ)の運営を開始した。2000年5月に店頭登録、2004年12月にジャスダック証券取引所に株式を上場。この時期にソフトバンクとの関係を軸に店舗網を拡大した。

パナソニックテレコムから52店舗を譲受

2009年6月、パナソニックテレコム株式会社が運営していたソフトバンクショップ52店舗(直営22店舗、FC30店舗)及び卸売事業を譲り受けた。この買収により店舗数が大幅に増加し、首都圏でのプレゼンスを高めた。2010年10月には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、市場での資金調達力を強化した。

三大キャリアすべての代理店となった2013年

2013年2月、KDDI株式会社と代理店業務委託基本契約を締結しauショップの運営を開始した。同時に株式会社OCモバイル(現株式会社ベルパークネクスト)を完全子会社化し、NTTドコモのドコモショップ運営にも参入。これによりソフトバンク、au、ドコモの3大キャリアすべての代理店となり、全キャリアをカバーする体制を構築した。

東京証券取引所スタンダード市場への移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行した。2025年12月期の売上高は1293億円と過去最高を更新。営業利益も58.8億円と前期比37.9%増と好調である。323店舗に拡大した店舗網と法人ソリューション事業の成長が収益を牽引している。

年表14件を開く

1990年代

  • 1993年2月創業移動体通信サービスの加入申込、ネットワーク商品の取次業務を目的として東京都千代田区永田町に株式会社ベルパークを設立
  • 1994年5月東京都千代田区麹町に本店移転
  • 1995年4月株式会社東京デジタルホン(現 ソフトバンク株式会社)と代理店委託契約を締結
  • 1995年5月東京デジタルホン認定店舗である「デジタルホンサービス専門店」(現 ソフトバンクショップ)の運営開始

2000年代

  • 2000年5月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年11月東京都千代田区平河町に本店移転
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2009年6月パナソニックテレコム株式会社の運営していたソフトバンクショップ52店舗(直営22店舗、FC30店舗)及び卸売事業を譲受け

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2010年12月株式会社ウィルコム(現 ソフトバンク株式会社)と代理店基本契約を締結
  • 2011年2月ウィルコム認定店舗である「ウィルコムプラザ」(現 ワイモバイルショップ)の運営開始
  • 2013年2月上場KDDI株式会社と代理店業務委託基本契約を締結 KDDI認定店舗である「auショップ」の運営開始 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 株式会社OCモバイル(現 株式会社ベルパークネクスト)を株式取得により完全子会社化し、NTTドコモ認定店舗である「ドコモショップ」の運営開始

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで120,000百万円
  • 営業利益2026年12月期まで5,000百万円
  • 経常利益2026年12月期まで5,200百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年12月期まで3,300百万円
  • 1株当たり配当金2026年12月期まで102円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    キャリアショップの収益性向上

    既存店では顧客ニーズの高い新商材の取り扱いや対面接客を強みとしたサービスを提供し、新店出店・移転改装は市場動向と投資採算性を慎重に判断し、収益性の高い店舗網を拡大する。またデジタルツール活用で店舗オペレーションを改善し待ち時間短縮を進める。

  2. 02

    法人ソリューション事業の拡大

    営業拠点拡大、営業人員増員、WEBマーケティング強化で新規法人顧客を増加させる。携帯電話やPC機器販売に加え、保守・運用、セキュリティ、業務効率化支援など周辺サービスを組み合わせたソリューション提供により継続的な収益拡大を目指す。

  3. 03

    多様な人材の採用・育成と働きがい改革

    新卒・中途ともに優秀な人材を確保するため多面的な採用活動を継続し、従業員のIT基礎知識や最新商品・サービス知識の習得を促進する。働き方改革、ダイバーシティ推進、有給取得促進、残業削減、チャレンジできる環境整備など、中長期の成長を見越した人事戦略を推進する。

  4. 04

    DXの推進と生成AI活用

    生成AIなどの先進デジタル技術を活用し、業務効率向上と新たなビジネス機会創出を図る。従業員が生成AIを実際に使い可能性を探求することで、顧客ニーズに応える高品質サービスを提供し他社との差別化を図る。

  5. 05

    ESG・サステナビリティへの取り組み

    会社の持続的成長と社会の持続可能性への貢献を両立するため、環境・社会・企業統治の各分野に適切に対応し、サステナブルな社会の実現に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,108人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は529万円で、9期前と比べて+14.8%平均年齢は32.7歳、平均勤続年数は6.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,300
2017年12月1,351
2018年12月1,489
2019年12月46130.25.11,666
2020年12月46030.45.31,855
2021年12月48131.45.81,883
2022年12月47732.16.31,829
2023年12月49932.36.61,897
2024年12月51732.46.72,001215
2025年12月52932.76.92,108280

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)83.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
キャリアショップ ソフトバンクショップ市ヶ谷(東京都千代田区)他256店舗1,357百万円
本社 — 東京都千代田区180百万円
ドコモショップ 野方(東京都中野区)他8店舗69百万円
関西事務所 — 大阪府大阪市北区8百万円
東海事務所 — 愛知県名古屋市中村区3百万円
九州事務所 — 福岡県福岡市博多区2百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,293億円営業利益59億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+37.2%。

売上高
+11.5%
1,293億円
営業利益
+37.2%
59億円
純利益
+28.1%
41億円
営業利益率
4.6%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,300億円1,293億円
営業利益66億円59億円
純利益47億円41億円
1株あたり配当¥144¥144

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は678億円、営業利益は51億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.6%、営業利益は+34.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q324185.613
2023年2Q25472.84
2023年3Q27862.24
2023年4Q2993
2024年1Q306185.914
2024年2Q26593.46
2024年4Q589162.712
2025年2Q642385.926
2025年4Q651213.215
2026年2Q678517.535

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は745億円から1,293億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月7453218
KDDI株式会社と代理店業務委託基本契約を締結 KDDI認定店舗である「auショップ」の運営開始 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 株式会社OCモバイル(現 株式会社ベルパークネクスト)を株式取得により完全子会社化し、NTTドコモ認定店舗である「ドコモショップ」の運営開始
2013年12月8423419
2014年12月9152513
2015年12月9013318
2016年12月8962916
2017年12月8893222
2018年12月9813321
2019年12月1,0334430
2020年12月9885336
2021年12月1,0734633
2022年12月1,0283625
2023年12月1,1553624
2024年12月1,16043443.732
2025年12月1,29359604.641

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,293億円のうち、営業利益として残るのは59億円4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%981億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.6%253億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%59億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.8pt
4.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.5pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
13.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが47億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは46億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は134億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月4−3−4168
2013年12月16−5−111169
2014年12月21−15−3672
2015年12月31−2−22998
2016年12月10−5485152
2017年12月20−5−215165
2018年12月−2−10−4−12149
2019年12月86−16−570213
2020年12月24−8−916220
2021年12月37−13−6124183
2022年12月12−103176
2023年12月52−23−729197
2024年12月34−21−913202
2025年12月47−1−11446134

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は436億円。このうち返さなくてよい自己資本が270億円で、自己資本比率は61.8%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月2161259157.8
2013年12月24013710357.0
2014年12月26614811855.3
2015年12月30216413853.8
2016年12月34017916152.0
2017年12月38619718950.9
2018年12月39121317854.6
2019年12月43623919754.8
2020年12月46426719757.5
2021年12月43428814666.3
2022年12月43630313369.6
2023年12月47531915667.2
2024年12月50734216567.4
2025年12月43627016661.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
134億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
243億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
166億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中14位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中435位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.6%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,000で、1年前と比べて+30.9%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥3,000-2.0%1ヶ月+4.6%1年+30.9%時価総額367億円
過去52週の値幅
安値¥2,370高値¥3,220

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.2倍
PER (会社予想)7.9倍
PBR1.24倍
配当利回り4.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比 +11.5%と急騰。週足は2週連続の陽線で、25日線(2552.87円)を約11%上回る。52週高値3220円には届かないが、RSI14は70.5と買われ過ぎ圏に接近。出来高は直近平均の5倍以上に急増し、買いが殺到した。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.9倍は業界平均29.5倍を大きく下回り割安。PBR 1.13倍も平均3.44倍を下回る。ROE 13.5%は良好で、配当利回り3.92%は平均3.49%を上回る。配当性向27.6%と低く、増配余地があるが、売上高の伸びは緩やか。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.2倍47.9倍
PER (予想)7.9倍
PBR1.24倍2.96倍
ROE13.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長の鈍化と利益率の低さが課題。強気派はクラウドPBX移行によるストック収益拡大と保守の安定性を評価。弱気派は競合激化による価格競争と新規分野での差別化不足を懸念。

プラスに働く材料7
  • ストック収益の拡大

    クラウドPBXは顧客継続率が高く、保守契約が安定収益に。

  • 保守網の強み

    全国規模の保守体制は他社追随困難で、顧客離反を防ぐ。

  • 配当利回りの高さ

    3.92%の利回りは安定株主層を引きつける。

  • 営業利益37%増で収益力向上2025年12月期実績影響

    FY2025営業利益59億円(前年比+37%)、利益率も改善

  • PER10倍割れで割安感通年影響

    PER9.9倍はROE13.5%を考慮すると割安。リレーティング期待

  • 配当利回り3.9%と安定配当通年影響

    高利回りが下支え。配当性向は約30%と安定

  • 自己資本利益率13.5%維持継続影響

    ROE高く、PBR1.13倍は適正。さらなる上昇余地

マイナスに働く材料7
  • 低い営業利益率

    営業利益率3.7%は同業低位、コスト競争に弱い。

  • 成長鈍化

    売上高成長率は鈍化、新規事業の貢献が限定的。

  • 競合激化

    クラウドPBX市場では新興ベンダーとの価格競争が激化。

  • 営業利益率の頭打ち懸念2026年12月期影響

    FY2025営業利益率4.56%から、人件費高騰で伸び悩むリスク

  • 外国人保有率1.3%で需給脆弱継続影響

    外国人投資家の関心薄く、売り圧力に備えた需給リスク

  • 売上高成長鈍化リスク2026年12月期影響

    FY2025売上高1293億円(+11.5%)から減速し、1000億円台後半となる可能性

  • IT投資需要の縮小不確定影響

    景気後退で企業IT予算削減のリスク、営業利益に影響

次の決算で確かめる点
クラウドPBX契約数
成長分野の進捗を示す指標。
保守契約継続率
ストック収益の安定性を測る。
営業利益率
収益性改善が投資判断の鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり144で、前期から+104.0%いまの株価に対する利回りは4.80%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥144
1株あたり
配当利回り
4.80%
いまの株価に対して
配当性向
27.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1012.2
2017年12月1883.317.4
2018年12月2327.323.1
2019年12月4070.026.4
2020年12月412.532.0
2021年12月5126.231.4
2022年12月41−20.132.0
2023年12月434.934.2
2024年12月5016.330.8
2025年12月102104.027.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥144

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,048人。区分でいちばん多いのは事業法人51.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.7%を占め、残る48.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人61.261.761.563.071.451.7
個人・その他30.330.131.131.325.546.3
外国法人7.87.57.05.62.91.3
証券会社0.00.00.00.00.20.7
金融機関0.60.60.40.00.0
自己株式4.74.74.74.74.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社オリーブグラス32.39
02株式会社日本ビジネス開発10.91
03アイビー投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社アイビー7.78
04エヌオーアイ投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社エヌオーアイ7.78
05UH Partners 3投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社UH Partners 37.78
06UH Partners 2投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社UH Partners 27.78
07ソフトバンク株式会社5.85
08西川 猛3.00
09光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員 光通信株式会社1.79
10高橋 新1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−3%、1株純資産は14期で+16%。直近期のROEは13.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月2701,89115.36.711.1
2013年12月2902,12114.39.413.8
2014年12月2072,2929.111.714.6
2015年12月2802,53111.610.911.6
2016年12月2562,7599.711.212.2
2017年12月1131,02211.710.017.4
2018年12月1101,10910.311.923.1
2019年12月1581,24213.49.226.4
2020年12月1881,38614.312.232.0
2021年12月1701,49511.815.131.4
2022年12月1311,5778.514.532.0
2023年12月1241,6597.613.734.2
2024年12月1651,7769.610.030.8
2025年12月2632,20213.510.127.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額88百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西川猛代表取締役 会長69367,391
西川健土代表取締役 社長38288
尾登知範取締役 営業本部長523,185
吉澤正弥取締役 経営企画部長461,200
大西利佳子取締役52
ジュラヴリョフ・オレグ取締役54
藤井聡常勤監査役65360
山川隆久監査役69
佐藤誠監査役783,936

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5595912
社外取締役529296

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,168字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(㈱ベルパーク)及び連結子会社(㈱ベルパークネクスト)により構成されており、キャリアショップの運営を中心に情報通信機器等の販売及びサービスを提供する事業を展開しております。 2025年12月31日現在、移動体通信事業者との代理店委託契約等に基づき当社グループが運営するキャリアショップ(ソフトバンクショップ、auショップ、ドコモショップ、ワイモバイルショップ)は、266店舗となっております。また、当社グループと再委託契約を締結した販売代理店(二次代理店)が、キャリアショップ(フランチャイズ店)57店舗を運営しております。 (注)ソフトバンクショップ、auショップ並びにワイモバイルショップは一次代理店として、ドコモショップは二次代理店として運営しております。 当社グループは「情報通信機器販売サービス事業」の単一セグメントではありますが、キャリアショップ事業と法人ソリューション事業の2つの事業があります。 「キャリアショップ事業」 キャリアショップ事業では、情報通信サービスの新規契約等の取次、情報通信機器等商品の販売、割賦契約の斡旋、故障修理や料金プランの変更等受付、並びに通信料金の収納受付等を行っており、直営店とフランチャイズ店で営業内容に差異はございません。 「法人ソリューション事業」 法人ソリューション事業では、法人のお客様に対して携帯電話等の通信サービスの契約取次ぎ、クラウドサービスの取次ぎ、セキュリティ関連商材の販売、端末の設定及び管理の支援、故障受付等のアフターサービスの提供等を行っております。 (売上高、売上原価について) 当社グループは、顧客や二次代理店に販売した情報通信機器等商品の販売価格を商品売上高、当社グループ及び二次代理店の情報通信サービス契約取次及び故障修理や料金プラン変更等各種受付業務に対する手数料、並びに新規契約等を締結した加入者の毎月の通信料金の一定割合を一定期間にわたり受け取る手数料(継続手数料)等で主に移動体通信事業者から受け取る手数料を受取手数料とし、商品売上高と受取手数料を売上高としております。 移動体通信事業者等から仕入れた情報通信機器、各種付属品等の商品のうち当社グループが顧客又は二次代理店に販売した商品の仕入価格を商品売上原価、当社グループが二次代理店に委託した業務(情報通信サービスの新規契約等の取次、情報通信機器等商品の販売、割賦契約の斡旋、故障修理や料金プランの変更等受付、並びに通信料金の収納受付等)の対価として、当社グループが移動体通信事業者等から受け取る手数料を原資として二次代理店に支払う手数料を支払手数料とし、商品売上原価と支払手数料を売上原価としております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,992字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、下記の経営理念を掲げ、継続的な企業価値向上を図ってまいります。 当社グループは、企業活動の根幹となるコンプライアンス(法規や倫理の遵守)の基本を、グループ全体で共有し徹底するために、コンプライアンス・コードを定め、倫理観の醸成に取り組んでまいります。 (2)経営環境及び経営戦略等 わが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続いておりますが、米国の政策動向や地政学リスクの高まりによる世界経済の不確実性、物価上昇の継続に伴う消費者マインドの低下等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 携帯電話等販売市場の経営環境は、携帯電話端末の品質向上及び価格上昇等に伴い買い替えサイクルが長期化しております。また、オンライン販売等の販売チャネルの多様化、金融・決済サービスとの連携による囲い込み競争も進んでおります。キャリアショップでは、多種多様なサービスの中からお客様に最適なサービスをご提案するための高いレベルの接客スキルがより一層求められるようになることが予想されます。法人市場においては、大企業だけでなく中小企業においても、セキュリティ、テレワーク、働き方改革、DX関連商材等の需要が高まり、IT投資が拡大することが予想されます。 当社グループは、このような環境下において、お客様、株主、従業員、取引先等を含むすべてのステークホルダーの期待に応えながら、中長期的に安定した成長を継続するため、当社の強みである人材育成力、店舗運営力及び強固な財務基盤を活かし、「(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載している4つの経営課題に取り組み、中期定性目標の達成を目指し、持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。 なお、当社の中核事業であるキャリアショップ事業は、通信事業者の販売戦略、手数料体系及び各種施策の変更等の影響を受けやすい事業構造にあります。これらの前提条件は外部環境の変化により大きく変動する可能性があることから、中期経営計画を公表した場合でも、その前提条件が短期間で変化し、必ずしも株主や投資家の皆様の適切な投資判断に資するものとならない可能性があると考えております。 このため、当社グループでは中期的には事業の方向性や成長戦略等の定性的な目標を掲げつつ、数値目標については外部環境の変化に柔軟に対応する観点から単年度ごとに設定し、その達成に向けた経営を推進しております。 また、上記の理由から収益力や資本効率に関する具体的な数値目標は設定しておりませんが、中長期的な企業価値の向上を図る観点から、資本効率を意識した経営を行ってまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、情報通信機器販売サービス事業の単一セグメントであり、情報通信機器販売サービス事業の着実な成長は、「売上高」、「営業利益」、「経常利益」、「親会社株主に帰属する当期純利益」の目標達成の成否により判断できることから、上記指標を目標として、その達成に向けて取り組んでおります。なお、株主還元に当たっては「連結配当性向」を重要な指標としております。 次期(2026年12月期)の連結業績予想は、売上高120,000百万円(当連結会計年度比7.2%減)、営業利益5,000百万円(同15.0%減)、経常利益5,200百万円(同13.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3,300百万円(同20.1%減)を目標としております。なお、2026年12月期の1株当たりの配当金は102円で連結配当性向37.8%を計画しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの対処すべき課題は、携帯電話等販売市場を取り巻く事業環境の変化に対応し、企業価値を継続的に高めることであり、以下の4つの経営課題に全力で取り組んでまいります。 ①情報通信機器販売サービス事業の成長 情報通信機器販売サービス事業には、キャリアショップ事業と法人ソリューション事業の2つの事業がございます。キャリアショップ事業で着実な成長を続けるとともに、将来大きな成長が見込める法人ソリューション事業の拡大によりバランスの良い事業ポートフォリオを構築してまいります。各事業における取り組みは下記のとおりです。 キャリアショップ事業 ・既存店の収益性を向上させるため、顧客ニーズが高い新たな商材の取り扱いや対面での接客を強みとしたサービスを提供してまいります。 ・新店及び移転改装につきましては、市場動向を見極めつつ、販売予測、投資採算性等を慎重に検討し決定することで収益性の高い店舗網を拡大してまいります。 ・店舗における生産性を高めるため、店舗運営の効率化を推進し、デジタルツールの活用等による店舗オペレーションの改善やお客様の待ち時間の短縮を進めてまいります。 法人ソリューション事業 ・営業拠点の拡大、営業人員の増員、WEBマーケティングの強化等により、新たな法人顧客を増加させてまいります。 ・携帯電話及びPC機器等の販売を軸として、保守・運用、セキュリティ、業務効率化支援等の周辺サービスを組み合わせたソリューション提供により、継続的な収益の拡大を目指してまいります。 ②多様な人材の採用と育成、働きがいのある職場環境の整備 当社グループの成長の原動力は、何といっても従業員です。当社グループは、人材への継続的な投資を重要な経営戦略の一つと位置づけています。 新卒・中途ともに優秀な人材の確保に向けて多面的な採用活動を続けるとともに、一人ひとりの能力・キャリア開発を従業員のIT基礎知識や最先端の商品・サービスに関する知識等の習得により促進してまいります。 さらに、従業員がより長く安心して働くことができる労働環境を整備するため、働き方の改革、ダイバーシティの推進、有給休暇の取得促進、残業時間の低減、さらには新規事業等、様々な事業や業務にチャレンジできる環境の整備等、人材の中長期の成長を見越した人事戦略を推進してまいります。 ③DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用 当社グループは、DXの推進を重要な経営課題の一つとして位置づけています。特に、生成AIをはじめとする先進的なデジタル技術の活用は、業務効率の向上と新たなビジネス機会の創出に大きく貢献すると考えています。 当社グループは、従業員が生成AIを実際に使用し、その可能性を探求し続けることで、お客様のニーズに的確に応える高品質なサービスを提供し、他社との差別化を図ってまいります。 ④ESG(環境・社会・企業統治)等のサステナビリティへの取組み 当社グループは、会社の持続的な成長とともに社会のサステナビリティ(持続可能性)への貢献の両立を推進するため、ESG(環境・社会・企業統治)に係る各分野への適切な対応を図るとともに、持続可能な社会の実現に向け努力してまいります。
事業等のリスク5,116字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを次のとおり重要性が高い順に記載しております。なお、当連結会計年度末現在において、これらのリスクが顕在化する可能性は認識しておりません。 文中の将来に関する記載は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、以下の記載は必ずしもすべてのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。 (1)携帯電話販売市場の環境変化について 携帯電話販売市場では、インターネット販売の普及等販売方法や販路の多様化等の変化が生じる可能性があります。この変化により販売規模が著しく縮小する等当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の4つの経営課題に全力で取り組むことで対応してまいります。 (2)ソフトバンクグループ(ソフトバンク株式会社及びソフトバンク株式会社の関係会社、以下(2)において同じ)への依存について ①主要な事業活動の前提となる契約について 当社グループの主要な事業である情報通信機器販売サービス事業において、ソフトバンク株式会社が認定するキャリアショップ(「ソフトバンクショップ」及び「ワイモバイルショップ」)の売上高及び仕入金額が全体の約9割を占めております。このため、ソフトバンク株式会社と当社との間で締結されている「代理店委託契約」は当社グループの主要な事業活動の前提となっております。 同契約は、1年毎に自動更新されますが、契約上は、ソフトバンク株式会社及び当社の双方とも、2ヵ月前までに事前告知の上解除することが可能となっているほか、以下のような事由が生じた場合には、契約を解除できるものと定めております。 イ.双方が第三者からの差押・仮差押・仮処分を受けた時、破産・民事再生・会社更生・解散した場合 ロ.支払不能・手形の不渡り・契約違反に該当した場合等 ハ.ソフトバンク株式会社又は同社の顧客に対して虚偽の請求、報告を行う等、背信的行為を行った場合、ソフトバンク株式会社の信用名誉及び信頼関係を毀損する行為を行った場合 ニ.当社の経営主体に重大な変更が生じた場合 ホ.当社及び当社の関係者等に反社会的勢力等が含まれていること等が判明した場合 ヘ.当社の代理店業務の実績が一定の期間を通じて不振である場合 なお、提出日現在において、解除事由について該当する事項がないため、代理店委託契約が解除となる可能性は低く、当社事業の継続に支障を来たす要因は発生していないものと認識しております。しかしながら、これらの解除事由に抵触する事由が生じた場合には、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を与える可能性があります。 ②ソフトバンクグループの提供するサービスへの依存について 当社グループの売上高及び仕入金額のうち、ソフトバンクグループの提供するサービスが占める割合は約9割となっております。このため、ソフトバンクグループの新商品の投入時期、料金プラン等の新サービスの動向、広告宣伝方針の他、法令違反等によるイメージの悪化等により重大な影響を受ける可能性があります。 ③取引条件について 当社グループの収益構造は、情報通信機器を販売する商品売上高、情報通信機器の販売及び移動体通信事業者が提供する各種サービスの契約取次等の対価である受取手数料から構成されております。このうち商品売上高は、事業の特徴上、仕入原価以下の価格で顧客に販売する場合が多く赤字傾向にあり、これを移動体通信事業者からの受取手数料で補填することにより利益を生む収益構造となっております。 このため、受取手数料の金額、支払対象期間、支払対象となるサービス業務の内容、通信料金に対する割合、仕入価格等のソフトバンク株式会社と当社との間における取引条件は、ソフトバンク株式会社の事業方針等により変更されますので、大幅な取引条件の変更等が生じた場合には、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④出店計画について ソフトバンク株式会社の認定ショップ(「ソフトバンクショップ」及び「ワイモバイルショップ」)の出店は同社の戦略に基づいて決定されるため、当社の出店計画もソフトバンク株式会社の戦略に左右されます。ソフトバンク株式会社の戦略に大幅な変更等が生じた場合には、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、上記①から④の対応策として、電気通信事業法等の各種関連法令を遵守し、かつお客様及びソフトバンクグループからの評価を高めるために役職員への教育研修及び管理体制の強化等に努めてまいります。 (3)大規模な自然災害、重大な感染症、地政学リスクの発生について ①大規模な自然災害 ここ数年、気候変動等がもたらす自然災害の発生リスクが年々高まっております。火災、地震、風水害等の大規模な自然災害等の緊急事態が発生した場合には、当社グループの事業活動が停滞し、業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。また、取引先からの商品供給不足や仕入価格の高騰、特定商品の欠品による機会損失が発生し、売上高及び利益が減少する等、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これら自然災害に対する備えとして、危機管理マニュアル及び事業継続計画(BCP)を役員・従業員に周知するとともに、災害対策用の備蓄品を各店舗、事務所に配備し、商品及び店舗設備等に損害保険を付保し、自然災害の影響を低減させる対策を講じております。 ②重大な感染症 当社グループでは新型コロナウイルス等重大な感染症が長期間にわたり拡大・蔓延した場合には、出店施設の臨時休業、時短営業、外出自粛による来店客数の減少、取扱い業務の制限、取引先からの商品供給不足等が生じる恐れがあり、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、重大な感染症が流行又は発生した場合には、監督官庁及び関連する行政機関の指針に従うとともに、キャリアショップにおいては通信事業者と適切な連携を図り、お客様、取引先及び従業員の安全を最優先に考え、関係機関と連携しながら感染症拡大防止に努めてまいります。 ③地政学リスク 米中対立やロシア・ウクライナ情勢、中東情勢の不安定化等、近年国際関係の緊張が高まっております。各国の経済安全保障政策の強化や様々な法規制の実施、戦争や紛争、暴動、テロ事件等が発生した場合、サプライチェーンの混乱、エネルギー価格や原材料価格の高騰、商品価格の上昇、商品の調達困難等が生じる可能性があります。これらの事象が発生した場合には、商品供給の遅延や仕入価格の上昇等を通じて、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、商品等を前倒しで確保する等、当該影響を軽減させる等の対策を講じております。 (4)商品の供給制約及び価格上昇による影響について 当社グループが販売する商品の一部部品の需要の増加、メーカーによる生産調整や供給方針の変更、為替相場の変動等を背景として、当該商品の供給制約や仕入価格が上昇する可能性があります。これにより、商品の供給遅延や欠品が発生した場合には販売機会の損失につながる可能性があります。また、商品価格の上昇により、顧客の購買意欲の低下や買替えサイクルの長期化等が生じ、販売数量が減少する可能性があります。その結果、当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、取引先との連携強化や需要動向を踏まえた適正在庫の確保等を通じて、商品の安定供給の確保及び販売機会の最大化に努めてまいります。 (5)法的規制等について 当社グループは、電気通信事業法等の事業固有の法令はもとより、企業活動に関わる各種法令等(環境、公正な競争、消費者保護、個人情報保護、労務、租税に関するものを含みますが、これらに限りません。)の規制を受けております。 当社グループ及びその役職員がこれらの法令等に違反する行為を行った場合、違反の意図の有無にかかわらず、行政機関から行政処分や行政指導(登録・免許の取消や罰金を含みますが、これらに限りません。)を受けたり、損害賠償請求や代理店契約の解除、営業停止等の処分を受ける可能性があり、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、将来、当社グループの事業に不利な影響を与える法令等の導入又は改正がされた場合についても、当社グループの業績及び事業計画に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、企業活動の根幹となるコンプライアンス(法規や倫理の遵守)の基本として「コンプライアンス・コード」を定め、役職員に対し、これらの周知・浸透に努めております。また、企業活動に関わる各種法令等の遵守を徹底するため教育研修を継続してまいります。 (6)事業買収等による今後の事業拡大について 当社グループは、情報通信機器販売サービス事業の拡大及び新たな収益の柱の構築のために、企業買収、事業譲受け及び新規事業への投資等を行う可能性があり、将来において当該企業買収等を行った場合に、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業環境の変化等により当初想定した効果が得られない場合、有形固定資産又は無形固定資産の減損処理等によって当社グループの業績、財政状態及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、これらの意思決定に際しては、詳細な調査、分析を行い、その結果を基に取締役会において十分な検討を図り意思決定を行うことでリスクを低減するように努めております。 (7)人材の確保及び育成について 当社グループの主要な事業である情報通信機器販売サービス事業には、キャリア認定ショップの販売員及び法人営業部門の営業要員の確保が必要不可欠であります。しかしながら、通信事業者の提供する商品・サービスの進化に伴う業務の高度化、採用環境の変化等により、退職者が増加し、予定どおりの人材の確保及び育成を行えなかった場合には、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、新卒者の定期採用及び中途の通年採用により人材を確保するとともに、専門部署による教育研修やOJT等により人材育成に努めてまいります。また、育児等と仕事の両立を図れるよう、従業員が安心して働き続けることができる職場環境づくりを進めてまいります。 (8)情報セキュリティについて 当社グループは、事業上の機密情報や事業活動の過程で入手した個人情報及び取引先情報等を保有しております。当社グループでは、情報セキュリティに関する基本方針を定め、管理体制を整備し、運用しております。しかしながら、巧妙化・複雑化するサイバー攻撃や役職員の意図的な不正行為により、業務システムの停止やデータの改ざん、漏えい、破壊等の事象が発生する可能性があります。このような事態が発生した場合には、信用の低下やビジネス機会の喪失、重要な業務の停滞、損害賠償請求及び重要な契約の解除等により、当社グループの業績及び事業計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、このようなサイバー攻撃等に対応できるよう情報システム部門の体制を強化するとともに、各種のセキュリティ対策を講じる等情報セキュリティの強化に努めてまいります。 (9)訴訟等について 当社グループが事業活動を行うに当たっては、偶発的に発生する訴訟や訴訟に至らない請求等を受ける可能性があります。このような訴訟等が発生し、予期せぬ結果となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、役職員に対しコンプライアンス意識の醸成のために定期的に啓蒙活動を行うと同時に、訴訟等の当事者となる可能性のある案件の発生を適切なモニタリングにより未然に防げるよう努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,004字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用情勢及び所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の関税政策の影響による世界経済の減速リスクや、物価上昇の継続に伴う消費者マインドの低下等から、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの主な事業領域であります携帯電話等販売市場においては、端末値引き規制の強化等により端末購入価格が上昇し、買い替えサイクルが長期化しております。また、一部の通信事業者では、人件費や電気料金の上昇、基地局の建設・維持費用の増加等を背景に通信料金の改定(実質的な値上げ)が行われるとともに、金融・決済サービスとの連携の進展により料金体系が複雑化してきており、販売の現場において、お客様への提案や説明の難易度が高まっております。 このような事業環境のもと、キャリアショップ事業においては、複雑化する料金体系を踏まえ、通信料金が実質的に割安となる金融・決済サービスと連携した料金プランの分かりやすい提案を推進するとともに、お客様の利用状況やリテラシーに応じた付加価値の高いサブスクリプション型の有償サポートサービスの提案を強化しました。また、ショッピングモール等の商業施設における販売促進イベントの開催数を増加させ、来店型販売とは異なるチャネルによる新規回線の獲得に注力するとともに、通信事業者の戦略に対応した自社商圏内のメインブランド及びサブブランド店舗の統廃合を進めました。 法人ソリューション事業においては、事業規模の拡大を目的として組織体制の強化を進めるとともに、販路の拡大及びキッティング業務代行等のサービス提供に注力しました。 これらの取り組みにより、前連結会計年度と比較して、携帯電話等販売件数、ストック収益及び付帯商材(固定回線、電気・ガス、付属品等)の売上高は増加しました。一方で、販売促進費の増加等により、販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比較して増加しました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高129,301百万円(前連結会計年度比11.4%増)、営業利益5,880百万円(同37.9%増)、経常利益6,017百万円(同38.2%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、賃上げ促進税制の適用による税金費用の減少等により、4,128百万円(同29.9%増)となりました。 [ご参考:キャリアショップ数] 当社グループが運営するキャリアショップ数は、2025年12月末時点で323店舗となりました。 (2025年12月末時点) 直営店   フランチャイズ   計 ソフトバンクショップ   234   54   288 ドコモショップ   9   -   9 auショップ   6   -   6 ワイモバイルショップ   17   3   20 合計   266   57   323 ※2024年12月末時点に比べ、直営店は14店舗減少、フランチャイズは4店舗増加しております。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて7,066百万円減少し43,597百万円(前連結会計年度末50,663百万円)となりました。これは主に、商品が750百万円増加した一方で、現金及び預金が6,782百万円、売掛金が717百万円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べて150百万円増加し16,646百万円(前連結会計年度末16,496百万円)となりました。これは主に、買掛金が292百万円、未払法人税等が215百万円増加した一方で、賞与引当金が325百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて7,216百万円減少し26,950百万円(前連結会計年度末34,166百万円)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加4,128百万円、自己株式の取得による減少10,297百万円、前連結会計年度決算に係る期末配当及び当連結会計年度の中間配当の実施による利益剰余金の減少991百万円によるものであります。 なお、当社は2025年7月4日付で自己株式10,908百万円(7,957,088株)を消却しております。 この結果、自己資本比率は61.8%(前連結会計年度末67.4%)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末(20,207百万円)と比べて6,782百万円減少し、13,424百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は4,654百万円(前年同期は3,411百万円の資金の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上5,911百万円等による増加要因があった一方で、賞与引当金の減少による支出325百万円、棚卸資産の増加による支出710百万円等の減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は87百万円(前年同期は2,069百万円の資金の減少)となりました。これは主に敷金の回収による収入122百万円等の増加要因があった一方で、有形固定資産の取得による支出117百万円、敷金の差入による支出95百万円等の減少要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は11,350百万円(前年同期は857百万円の資金の減少)となりました。これは主に自己株式の取得による支出10,339百万円、配当金の支払額991百万円等の減少要因があったことによるものであります。 (2)仕入及び販売の実績 当連結会計年度における仕入及び販売の実績は次のとおりであります。 なお、当社グループは情報通信機器販売サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ①仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度 自 2025年1月1日 至 2025年12月31日   前年同期比 情報通信機器販売サービス事業   92,992百万円   10.8% ②販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。 事業部門の名称   品目   当連結会計年度 自 2025年1月1日 至 2025年12月31日   前年同期比 情報通信機器販売サービス事業   商品売上高   81,030百万円   14.2% 受取手数料   48,270百万円   7.1% 合計   129,301百万円   11.4% (注)最近2連結会計年度の主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 自 2024年1月1日 至 2024年12月31日   当連結会計年度 自 2025年1月1日 至 2025年12月31日 金額   割合   金額   割合 ソフトバンク株式会社   41,653百万円   35.9%   44,369百万円   34.3% (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは次のとおりであります。 固定資産の減損 当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分に基づき資産のグルーピングを行っております。このうち減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、将来キャッシュ・フローの見積額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ. 財政状態 「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 ロ. 経営成績 「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 ハ. 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ニ. キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループの資金需要の主なものは、携帯電話端末等の仕入並びに販売費及び一般管理費の営業費用の他、店舗等の設備投資であります。これらの資金需要に対する資金財源は、自己資金により十分な流動性を確保しているものと考えております。 ホ. 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年12月期における当社グループの重要な経営指標の達成状況は次のとおりであります。 2025年12月期 計画 (百万円)   2025年12月期 実績 (百万円)   達成率   2024年12月期 実績 (百万円)   前期比 売上高   114,000   129,301   113.4%   116,038   +11.4% 営業利益   4,500   5,880   130.7%   4,263   +37.9% 経常利益   4,600   6,017   130.8%   4,352   +38.2% 親会社株主に帰属する 当期純利益   3,000   4,128   137.6%   3,177   +29.9% 連結配当性向   32.1%   30.2%       30.3% (注)1.2025年12月期の計画は、2025年2月12日に公表した数値を記載しております。 2.上記経営指標の利用理由につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載しております。 2025年12月期の売上高及び各段階利益が計画値を上回った要因は、商業施設等での積極的な販売促進活動により新規契約を中心に携帯電話等の回線獲得件数が増加したことによるものであります。なお、2025年12月期の連結配当性向につきましては、中期定性目標どおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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