概要
ベルパークは1993年に設立された情報通信業の企業である。ソフトバンク、au、ドコモ、ワイモバイルのキャリアショップを全国に323店舗運営し、携帯電話の販売とサービス取次を主軸とする。2025年12月期の売上高は1293億円、従業員数は2108人。
キャリアショップ運営を核とする事業構造
当社グループは情報通信機器販売サービス事業の単一セグメントであり、キャリアショップ事業と法人ソリューション事業の2本で構成される。キャリアショップ事業ではソフトバンクショップ288店舗、ドコモショップ9店舗、auショップ6店舗、ワイモバイルショップ20店舗の計323店舗(2025年12月末時点)を運営する。うち直営店266店、フランチャイズ店57店である。また二次代理店としてドコモショップも手がける。
収益の二本柱:商品売上と受取手数料
売上高は顧客への端末販売による商品売上高と、移動体通信事業者から受け取る手数料(受取手数料)で構成される。2025年12月期の商品売上高は810億30百万円、受取手数料は482億70百万円。受取手数料には新規契約や修理などの都度手数料に加え、加入者の通信料金に応じた継続手数料が含まれる。原価面では端末仕入原価と二次代理店への支払手数料が主な費用である。
法人ソリューション事業の成長戦略
法人ソリューション事業は携帯電話契約の取次に加え、クラウドサービス、セキュリティ商材、端末設定・管理支援、アフターサービスを提供する。2025年12月期は営業拠点拡大と人員増強により販路を拡大し、キッティング業務代行などのサービスを強化した。中期的に同事業の拡大によりキャリアショップ偏重のポートフォリオを是正する方針である。
強固な財務基盤と株主還元
2025年12月末の自己資本比率は61.8%と高い水準にある。2025年12月期の営業利益は58億80百万円(前期比37.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は41億28百万円(同29.9%増)と増益を達成した。配当性向を重要な指標と位置づけ、2026年12月期は1株当たり102円の配当(連結配当性向37.8%)を計画する。
業界の中での役割は移動体通信事業者の販売代理店として、消費者向けショップ運営と法人向けサービス提供を行うにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01一般消費者(個人向け通信契約)主力
ソフトバンクショップ、auショップ、ドコモショップなどを運営し、新規契約の取次、端末販売、割賦契約斡旋、故障修理・料金プラン変更受付、通信料金収納などを実施。直営店とフランチャイズ店でサービスを提供。
- キャリアショップ運営
- 移動体通信事業者の代理店として、契約取次・端末販売・アフターサービスを提供する店舗運営。
02法人企業準主力
法人向けに携帯電話などの通信サービス契約取次、クラウドサービスの取次、セキュリティ関連商材の販売、端末の設定・管理支援、故障受付などのアフターサービスを提供。
- 法人ソリューション
- 法人向け通信サービスの契約取次、クラウドサービス取次、セキュリティ商材販売、端末管理支援など。
製品と技術
キャリアショップでの端末販売とサービス取次
キャリアショップではスマートフォン、タブレット、携帯電話端末、各種アクセサリーを販売する。新規契約、機種変更、料金プラン変更、故障修理の受付、通信料金の収納代行など、通信事業者の窓口業務を一括して行う。端末販売には割賦契約の斡旋も含まれ、顧客の購入手段に応じた提案を実施する。
法人向けソリューションの提供
法人ソリューション事業では法人顧客に対し、携帯電話やスマートフォンの契約取次、クラウドサービスやセキュリティ関連商材の販売、端末の設定・管理支援、故障受付などのアフターサービスを提供する。近年はテレワークやDX需要を取り込み、キッティング業務代行などの周辺サービスも強化している。
継続手数料を生むストック収益
受取手数料の一部は、当社が取り次いだ契約の加入者が毎月支払う通信料金の一定割合を一定期間受け取る継続手数料である。このストック収益が安定的な収益基盤を形成している。2025年12月期の受取手数料全体は482億70百万円と前年比で増加しており、端末販売の変動を補う役割を果たす。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
情報通信で中堅、成長中
ベルパークは通信販売受託・EC支援等を手がける情報通信企業。売上高1160億円(2024年12月期)で、同業のソラコムやL is Bと比べ規模は中堅。営業利益率3.7%と低めだが、次期は4.6%に改善見込み。EC市場の成長を取り込みつつ、収益性向上を目指す。
強み
- 通販受託で多くの顧客を持つ。
- 売上高が3期連続増加傾向。
- 営業利益率改善傾向にあり、効率化進む。
- EC市場拡大で需要は堅調。
課題
- 営業利益率4%程度と低利益率。
- 競合多く、差別化が困難。
- システム投資が不可欠でコスト増リスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がベルパーク
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 135AVRAIN Solution | 399億円 | 61.3倍 |
| 2 | 545Aトランヴィア | 397億円 | — |
| 3 | 590Aギフティグループ | 386億円 | 42.6倍 |
| 4 | 4258網屋 | 372億円 | 41.1倍 |
| 5 | 3989シェアリングテクノロジー | 371億円 | 24.6倍 |
| 6 | 9441ベルパーク | 367億円 | 7.2倍 |
| 7 | 9405朝日放送グループホールディングス | 366億円 | 8.2倍 |
| 8 | 4375セーフィー | 365億円 | 79.0倍 |
| 9 | 4826CIJ | 361億円 | 16.9倍 |
| 10 | 9438エムティーアイ | 357億円 | 9.3倍 |
| 11 | 4847インテリジェント ウェイブ | 356億円 | 23.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
移動体通信代理店として創業した1993年
1993年2月、東京都千代田区永田町に株式会社ベルパークを設立した。目的は移動体通信サービスの加入申込とネットワーク商品の取次業務である。翌1994年5月に本店を同区麹町に移転。創業時の事業は携帯電話の販売代理店であり、現在のキャリアショップ運営の原点となった。
ソフトバンクショップ運営開始と株式上場
1995年4月、株式会社東京デジタルホン(現ソフトバンク株式会社)と代理店委託契約を締結し、同社認定の「デジタルホンサービス専門店」(現ソフトバンクショップ)の運営を開始した。2000年5月に店頭登録、2004年12月にジャスダック証券取引所に株式を上場。この時期にソフトバンクとの関係を軸に店舗網を拡大した。
パナソニックテレコムから52店舗を譲受
2009年6月、パナソニックテレコム株式会社が運営していたソフトバンクショップ52店舗(直営22店舗、FC30店舗)及び卸売事業を譲り受けた。この買収により店舗数が大幅に増加し、首都圏でのプレゼンスを高めた。2010年10月には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、市場での資金調達力を強化した。
三大キャリアすべての代理店となった2013年
2013年2月、KDDI株式会社と代理店業務委託基本契約を締結しauショップの運営を開始した。同時に株式会社OCモバイル(現株式会社ベルパークネクスト)を完全子会社化し、NTTドコモのドコモショップ運営にも参入。これによりソフトバンク、au、ドコモの3大キャリアすべての代理店となり、全キャリアをカバーする体制を構築した。
東京証券取引所スタンダード市場への移行
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行した。2025年12月期の売上高は1293億円と過去最高を更新。営業利益も58.8億円と前期比37.9%増と好調である。323店舗に拡大した店舗網と法人ソリューション事業の成長が収益を牽引している。
年表14件を開く
1990年代
- 1993年2月創業移動体通信サービスの加入申込、ネットワーク商品の取次業務を目的として東京都千代田区永田町に株式会社ベルパークを設立
- 1994年5月東京都千代田区麹町に本店移転
- 1995年4月株式会社東京デジタルホン(現 ソフトバンク株式会社)と代理店委託契約を締結
- 1995年5月東京デジタルホン認定店舗である「デジタルホンサービス専門店」(現 ソフトバンクショップ)の運営開始
2000年代
- 2000年5月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2004年11月東京都千代田区平河町に本店移転
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2009年6月パナソニックテレコム株式会社の運営していたソフトバンクショップ52店舗(直営22店舗、FC30店舗)及び卸売事業を譲受け
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
- 2010年12月株式会社ウィルコム(現 ソフトバンク株式会社)と代理店基本契約を締結
- 2011年2月ウィルコム認定店舗である「ウィルコムプラザ」(現 ワイモバイルショップ)の運営開始
- 2013年2月上場KDDI株式会社と代理店業務委託基本契約を締結 KDDI認定店舗である「auショップ」の運営開始 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 株式会社OCモバイル(現 株式会社ベルパークネクスト)を株式取得により完全子会社化し、NTTドコモ認定店舗である「ドコモショップ」の運営開始
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年12月期まで120,000百万円
- 営業利益2026年12月期まで5,000百万円
- 経常利益2026年12月期まで5,200百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2026年12月期まで3,300百万円
- 1株当たり配当金2026年12月期まで102円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
キャリアショップの収益性向上
既存店では顧客ニーズの高い新商材の取り扱いや対面接客を強みとしたサービスを提供し、新店出店・移転改装は市場動向と投資採算性を慎重に判断し、収益性の高い店舗網を拡大する。またデジタルツール活用で店舗オペレーションを改善し待ち時間短縮を進める。
- 02
法人ソリューション事業の拡大
営業拠点拡大、営業人員増員、WEBマーケティング強化で新規法人顧客を増加させる。携帯電話やPC機器販売に加え、保守・運用、セキュリティ、業務効率化支援など周辺サービスを組み合わせたソリューション提供により継続的な収益拡大を目指す。
- 03
多様な人材の採用・育成と働きがい改革
新卒・中途ともに優秀な人材を確保するため多面的な採用活動を継続し、従業員のIT基礎知識や最新商品・サービス知識の習得を促進する。働き方改革、ダイバーシティ推進、有給取得促進、残業削減、チャレンジできる環境整備など、中長期の成長を見越した人事戦略を推進する。
- 04
DXの推進と生成AI活用
生成AIなどの先進デジタル技術を活用し、業務効率向上と新たなビジネス機会創出を図る。従業員が生成AIを実際に使い可能性を探求することで、顧客ニーズに応える高品質サービスを提供し他社との差別化を図る。
- 05
ESG・サステナビリティへの取り組み
会社の持続的成長と社会の持続可能性への貢献を両立するため、環境・社会・企業統治の各分野に適切に対応し、サステナブルな社会の実現に努める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,108人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は529万円で、9期前と比べて+14.8%。平均年齢は32.7歳、平均勤続年数は6.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 1,300 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 1,351 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 1,489 | — |
| 2019年12月 | 461 | 30.2 | 5.1 | 1,666 | — |
| 2020年12月 | 460 | 30.4 | 5.3 | 1,855 | — |
| 2021年12月 | 481 | 31.4 | 5.8 | 1,883 | — |
| 2022年12月 | 477 | 32.1 | 6.3 | 1,829 | — |
| 2023年12月 | 499 | 32.3 | 6.6 | 1,897 | — |
| 2024年12月 | 517 | 32.4 | 6.7 | 2,001 | 215 |
| 2025年12月 | 529 | 32.7 | 6.9 | 2,108 | 280 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は1,293億円、営業利益は59億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+37.2%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,300億円 | 1,293億円 |
| 営業利益 | 66億円 | 59億円 |
| 純利益 | 47億円 | 41億円 |
| 1株あたり配当 | ¥144 | ¥144 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は678億円、営業利益は51億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.6%、営業利益は+34.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 324 | 18 | 5.6 | 13 |
| 2023年2Q | 254 | 7 | 2.8 | 4 |
| 2023年3Q | 278 | 6 | 2.2 | 4 |
| 2023年4Q | 299 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 306 | 18 | 5.9 | 14 |
| 2024年2Q | 265 | 9 | 3.4 | 6 |
| 2024年4Q | 589 | 16 | 2.7 | 12 |
| 2025年2Q | 642 | 38 | 5.9 | 26 |
| 2025年4Q | 651 | 21 | 3.2 | 15 |
| 2026年2Q | 678 | 51 | 7.5 | 35 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は745億円から1,293億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 745 | — | 32 | — | 18 |
| KDDI株式会社と代理店業務委託基本契約を締結 KDDI認定店舗である「auショップ」の運営開始 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 株式会社OCモバイル(現 株式会社ベルパークネクスト)を株式取得により完全子会社化し、NTTドコモ認定店舗である「ドコモショップ」の運営開始 | |||||
| 2013年12月 | 842 | — | 34 | — | 19 |
| 2014年12月 | 915 | — | 25 | — | 13 |
| 2015年12月 | 901 | — | 33 | — | 18 |
| 2016年12月 | 896 | — | 29 | — | 16 |
| 2017年12月 | 889 | — | 32 | — | 22 |
| 2018年12月 | 981 | — | 33 | — | 21 |
| 2019年12月 | 1,033 | — | 44 | — | 30 |
| 2020年12月 | 988 | — | 53 | — | 36 |
| 2021年12月 | 1,073 | — | 46 | — | 33 |
| 2022年12月 | 1,028 | — | 36 | — | 25 |
| 2023年12月 | 1,155 | — | 36 | — | 24 |
| 2024年12月 | 1,160 | 43 | 44 | 3.7 | 32 |
| 2025年12月 | 1,293 | 59 | 60 | 4.6 | 41 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高1,293億円のうち、営業利益として残るのは59億円で4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%981億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.6%253億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%59億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが47億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは46億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は134億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 4 | −3 | −4 | 1 | 68 |
| 2013年12月 | 16 | −5 | −11 | 11 | 69 |
| 2014年12月 | 21 | −15 | −3 | 6 | 72 |
| 2015年12月 | 31 | −2 | −2 | 29 | 98 |
| 2016年12月 | 10 | −5 | 48 | 5 | 152 |
| 2017年12月 | 20 | −5 | −2 | 15 | 165 |
| 2018年12月 | −2 | −10 | −4 | −12 | 149 |
| 2019年12月 | 86 | −16 | −5 | 70 | 213 |
| 2020年12月 | 24 | −8 | −9 | 16 | 220 |
| 2021年12月 | 37 | −13 | −61 | 24 | 183 |
| 2022年12月 | 1 | 2 | −10 | 3 | 176 |
| 2023年12月 | 52 | −23 | −7 | 29 | 197 |
| 2024年12月 | 34 | −21 | −9 | 13 | 202 |
| 2025年12月 | 47 | −1 | −114 | 46 | 134 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は436億円。このうち返さなくてよい自己資本が270億円で、自己資本比率は61.8%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 216 | 125 | 91 | 57.8 |
| 2013年12月 | 240 | 137 | 103 | 57.0 |
| 2014年12月 | 266 | 148 | 118 | 55.3 |
| 2015年12月 | 302 | 164 | 138 | 53.8 |
| 2016年12月 | 340 | 179 | 161 | 52.0 |
| 2017年12月 | 386 | 197 | 189 | 50.9 |
| 2018年12月 | 391 | 213 | 178 | 54.6 |
| 2019年12月 | 436 | 239 | 197 | 54.8 |
| 2020年12月 | 464 | 267 | 197 | 57.5 |
| 2021年12月 | 434 | 288 | 146 | 66.3 |
| 2022年12月 | 436 | 303 | 133 | 69.6 |
| 2023年12月 | 475 | 319 | 156 | 67.2 |
| 2024年12月 | 507 | 342 | 165 | 67.4 |
| 2025年12月 | 436 | 270 | 166 | 61.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中14位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中435位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,000で、1年前と比べて+30.9%。過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 |
| PER (会社予想) | 7.9倍 |
| PBR | 1.24倍 |
| 配当利回り | 4.80% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
前日比 +11.5%と急騰。週足は2週連続の陽線で、25日線(2552.87円)を約11%上回る。52週高値3220円には届かないが、RSI14は70.5と買われ過ぎ圏に接近。出来高は直近平均の5倍以上に急増し、買いが殺到した。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 9.9倍は業界平均29.5倍を大きく下回り割安。PBR 1.13倍も平均3.44倍を下回る。ROE 13.5%は良好で、配当利回り3.92%は平均3.49%を上回る。配当性向27.6%と低く、増配余地があるが、売上高の伸びは緩やか。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 7.9倍 | — |
| PBR | 1.24倍 | 2.96倍 |
| ROE | 13.5% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長の鈍化と利益率の低さが課題。強気派はクラウドPBX移行によるストック収益拡大と保守の安定性を評価。弱気派は競合激化による価格競争と新規分野での差別化不足を懸念。
- ストック収益の拡大
クラウドPBXは顧客継続率が高く、保守契約が安定収益に。
- 保守網の強み
全国規模の保守体制は他社追随困難で、顧客離反を防ぐ。
- 配当利回りの高さ
3.92%の利回りは安定株主層を引きつける。
- 営業利益37%増で収益力向上2025年12月期実績影響強
FY2025営業利益59億円(前年比+37%)、利益率も改善
- PER10倍割れで割安感通年影響中
PER9.9倍はROE13.5%を考慮すると割安。リレーティング期待
- 配当利回り3.9%と安定配当通年影響弱
高利回りが下支え。配当性向は約30%と安定
- 自己資本利益率13.5%維持継続影響中
ROE高く、PBR1.13倍は適正。さらなる上昇余地
- 低い営業利益率
営業利益率3.7%は同業低位、コスト競争に弱い。
- 成長鈍化
売上高成長率は鈍化、新規事業の貢献が限定的。
- 競合激化
クラウドPBX市場では新興ベンダーとの価格競争が激化。
- 営業利益率の頭打ち懸念2026年12月期影響中
FY2025営業利益率4.56%から、人件費高騰で伸び悩むリスク
- 外国人保有率1.3%で需給脆弱継続影響弱
外国人投資家の関心薄く、売り圧力に備えた需給リスク
- 売上高成長鈍化リスク2026年12月期影響中
FY2025売上高1293億円(+11.5%)から減速し、1000億円台後半となる可能性
- IT投資需要の縮小不確定影響中
景気後退で企業IT予算削減のリスク、営業利益に影響
- クラウドPBX契約数
- 成長分野の進捗を示す指標。
- 保守契約継続率
- ストック収益の安定性を測る。
- 営業利益率
- 収益性改善が投資判断の鍵。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり144円で、前期から+104.0%。いまの株価に対する利回りは4.80%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 10 | — | 12.2 |
| 2017年12月 | 18 | 83.3 | 17.4 |
| 2018年12月 | 23 | 27.3 | 23.1 |
| 2019年12月 | 40 | 70.0 | 26.4 |
| 2020年12月 | 41 | 2.5 | 32.0 |
| 2021年12月 | 51 | 26.2 | 31.4 |
| 2022年12月 | 41 | −20.1 | 32.0 |
| 2023年12月 | 43 | 4.9 | 34.2 |
| 2024年12月 | 50 | 16.3 | 30.8 |
| 2025年12月 | 102 | 104.0 | 27.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥144
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ4,048人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.7%を占め、残る48.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 61.2 | 61.7 | 61.5 | 63.0 | 71.4 | 51.7 |
| 個人・その他 | 30.3 | 30.1 | 31.1 | 31.3 | 25.5 | 46.3 |
| 外国法人 | 7.8 | 7.5 | 7.0 | 5.6 | 2.9 | 1.3 |
| 証券会社 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.7 |
| 金融機関 | 0.6 | 0.6 | 0.4 | — | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社オリーブグラス | 32.39 |
| 02 | 株式会社日本ビジネス開発 | 10.91 |
| 03 | アイビー投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社アイビー | 7.78 |
| 04 | エヌオーアイ投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社エヌオーアイ | 7.78 |
| 05 | UH Partners 3投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社UH Partners 3 | 7.78 |
| 06 | UH Partners 2投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社UH Partners 2 | 7.78 |
| 07 | ソフトバンク株式会社 | 5.85 |
| 08 | 西川 猛 | 3.00 |
| 09 | 光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員 光通信株式会社 | 1.79 |
| 10 | 高橋 新 | 1.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−3%、1株純資産は14期で+16%。直近期のROEは13.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 270 | 1,891 | 15.3 | 6.7 | 11.1 |
| 2013年12月 | 290 | 2,121 | 14.3 | 9.4 | 13.8 |
| 2014年12月 | 207 | 2,292 | 9.1 | 11.7 | 14.6 |
| 2015年12月 | 280 | 2,531 | 11.6 | 10.9 | 11.6 |
| 2016年12月 | 256 | 2,759 | 9.7 | 11.2 | 12.2 |
| 2017年12月 | 113 | 1,022 | 11.7 | 10.0 | 17.4 |
| 2018年12月 | 110 | 1,109 | 10.3 | 11.9 | 23.1 |
| 2019年12月 | 158 | 1,242 | 13.4 | 9.2 | 26.4 |
| 2020年12月 | 188 | 1,386 | 14.3 | 12.2 | 32.0 |
| 2021年12月 | 170 | 1,495 | 11.8 | 15.1 | 31.4 |
| 2022年12月 | 131 | 1,577 | 8.5 | 14.5 | 32.0 |
| 2023年12月 | 124 | 1,659 | 7.6 | 13.7 | 34.2 |
| 2024年12月 | 165 | 1,776 | 9.6 | 10.0 | 30.8 |
| 2025年12月 | 263 | 2,202 | 13.5 | 10.1 | 27.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額88百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 西川猛 | 代表取締役 会長 | 69 | 367,391 |
| 西川健土 | 代表取締役 社長 | 38 | 288 |
| 尾登知範 | 取締役 営業本部長 | 52 | 3,185 |
| 吉澤正弥 | 取締役 経営企画部長 | 46 | 1,200 |
| 大西利佳子 | 取締役 | 52 | — |
| ジュラヴリョフ・オレグ | 取締役 | 54 | — |
| 藤井聡 | 常勤監査役 | 65 | 360 |
| 山川隆久 | 監査役 | 69 | — |
| 佐藤誠 | 監査役 | 78 | 3,936 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 59 | 59 | 12 |
| 社外取締役 | 5 | 29 | 29 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,168字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,992字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,116字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,004字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第34期(2026/01/01-2026/06/30)2026-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第32期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-22
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-23
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-07
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