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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

CAC Holdings

CAC Holdings Corporation4725 · Prime · 情報・通信業

ITサービス企業。国内と海外でシステム構築・運用・BPOを提供

概要

CAC Holdingsは、純粋持株会社として国内IT事業と海外IT事業を主軸とする企業グループである。1966年にシステム開発会社として創業し、現在はシステム構築・運用管理・人事BPOなど幅広いITサービスを提供する。2025年12月期の連結売上高は506億円、従業員数は4,764名。東京証券取引所プライム市場に上場しており、米国、欧州、中国、インド、インドネシアなどに子会社を持つ。

国内IT事業が売上の73.7%を占める

国内IT事業は、連結子会社である株式会社シーエーシーや株式会社アークシステムなどを通じて、システム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービスを提供する。2025年12月期の売上高は372億82百万円で、グループ全体の73.7%を占める。システム構築サービスでは、顧客要件に基づく業務システムの設計・開発・導入を行い、システム運用管理サービスではサーバ・ネットワークの監視やヘルプデスクを提供する。人事BPOサービスでは給与計算や社会保険手続きなどを代行する。国内の主要顧客には大企業が多く、アステラス製薬などが大口取引先として挙げられる。

海外IT事業はインド子会社を中心に成長

海外IT事業は、米国、欧州、中国、インド、インドネシアなどに展開する子会社により、システム構築、運用管理、保守サービスを提供する。2025年12月期の売上高は133億6百万円で前期比4.5%増加した。特にインド子会社Inspirisys Solutions Limitedの伸長が寄与した。一方、米国子会社CAC AMERICA CORPORATIONや英国子会社CAC EUROPE LIMITEDでは一部顧客案件の縮小があった。地域ごとに現地企業向けのITソリューションを展開し、売上構成比は26.3%と前期より上昇した。調整後EBITDAは18億28百万円で利益率13.7%と国内より高い。

22社の連結子会社と4社の持分法適用関連会社からなるグループ

当社グループは、純粋持株会社であるCAC Holdingsを頂点に、22社の連結子会社と4社の持分法適用関連会社で構成される。国内IT事業の中核は株式会社シーエーシー(旧社名:株式会社コンピュータアプリケーションズ)であり、その他に株式会社アークシステム、株式会社CACオルビス、マルハニチロソリューションズ株式会社などがある。海外IT事業では、CAC AMERICA CORPORATION(米国)、CAC EUROPE LIMITED(英国)、希亜思(上海)信息技術有限公司(中国)、Inspirisys Solutions Limited(インド)、PT Mitrais(インドネシア)などを有する。グループ全体で従業員数は4,764名に上る。

2025年12月期は減収も財務体質は健全

2025年12月期の連結業績は、売上高505億88百万円(前期比2.8%減)、営業利益25億80百万円(同24.0%減)、経常利益23億92百万円(同28.8%減)であった。減収の主因は特定顧客の内製化や大型案件の収束である。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益により32億71百万円(同5.7%増)と増益を確保した。重要な経営指標である調整後EBITDAは38億13百万円(同16.6%減)であった。資産合計は537億19百万円で、自己資本比率は明示されていないが、有利子負債は限定的で財務体質は健全とみられる。

業界の中での役割はITサービスプロバイダー(システムインテグレーター・運用・BPO)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
506億円
営業利益
26億円
営業利益率
5.1%
純利益
33億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
国内IT373億円73.7%36億円9.7%
海外IT133億円26.3%13億円9.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内IT主力

国内子会社を通じて、システム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービスなどを提供。企業の情報システムの設計・開発・保守・運用を一貫して支援

主な製品・サービス3
システム構築サービス
顧客要件に基づく業務システムの設計・開発・導入
システム運用管理サービス
サーバ・ネットワークの監視、運用保守、ヘルプデスクなど
人事BPOサービス
給与計算、社会保険手続き、人事データ管理などの業務代行

02海外IT準主力

海外子会社(米国、欧州、中国、インド、インドネシアなど)を通じて、システム構築、運用管理、保守サービスを提供。現地企業向けにITソリューションを展開

主な製品・サービス3
システム構築サービス
海外現地での業務システム開発・導入
システム運用管理サービス
システムの監視・運用保守サービス
保守サービス
システムの定期保守・障害対応サービス

製品と技術

システム構築サービス:業務システムの設計・開発・導入

システム構築サービスは、グループの祖業であり現在も中核をなす。顧客企業の要件に基づき、業務システムの設計・開発・導入を一貫して行う。対象業種は製造、流通、金融、公共など多岐にわたる。特に1994年に提携したSAPのERP「R/3」に関する構築ノウハウを強みとし、大規模な基幹系システムの開発実績を持つ。近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)需要に対応し、クラウド対応やAI活用のシステム開発も手掛ける。国内IT事業の売上は主にこのサービスが支える。

システム運用管理サービス:FM事業からNSMサービスへ

システム運用管理サービスは、1976年のFMセンター竣工に始まる歴史を持つ。当初はコンピュータの設備管理から発展し、現在はサーバやネットワークの監視、運用保守、ヘルプデスクを提供する。1996年にはカナダSHL社の子会社SHLジャパンと提携し、分散系システムの総合的運用管理を行うNSM(Network Systems Management)サービスを開始。1998年には専用のNSMセンターを開設した。顧客に応じて常駐サービスや遠隔監視を組み合わせ、24時間365日体制でシステムの安定稼働を支える。

人事BPOサービス:給与計算と社会保障手続きのアウトソーシング

人事BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスは、企業の人事部門の業務を代行するもので、給与計算、社会保険手続き、人事データ管理などを含む。国内IT事業の一分野として安定した収益源となっている。特に近年は、法改正対応やペーパーレス化の需要が高まっており、クラウド型の人事システムと組み合わせたサービスも提供する。このサービスは、システム運用管理のノウハウを活かしたもので、グループ内の専門会社が担っている。

海外ITサービス:各地域の特性に合わせたシステム構築・保守

海外IT事業では、米国、欧州、中国、インド、インドネシアの子会社が現地企業向けにシステム構築、運用管理、保守サービスを提供する。インド子会社Inspirisys Solutions Limitedは、コスト競争力の高いオフショア開発と運用サービスを強みとする。中国子会社は現地日系企業や中国企業向けにシステム開発を行う。米国・欧州子会社は現地大手企業との取引が中心で、グローバルなITアウトソーシング需要に対応する。2025年12月期の海外ITセグメント調整後EBITDA利益率は13.7%であり、国内(11.0%)を上回る効率性を示す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ITサービス中堅、高い利益率だが売上高横ばい

当社は情報・通信業に属し、売上高約521億円(2024年12月期)と中堅規模。同業のソラコムやハッチ・ワークと競合するが、利益率は6.53%と業界平均並み。しかし、2025年12月期は売上高が微減、利益率も5.14%に低下と伸び悩み。ITサービス需要は堅調だが、競争激化で成長鈍化が懸念される。

強み

  • 売上高500億円超、営業利益率5%以上を維持。
  • 多業種の企業向けにITサービスを提供。
  • 長期契約によるリピート収入が見込める。
  • 長年の実績で専門性の高い技術を保有。

課題

  • 売上高が頭打ち、新規事業やM&Aが必要。
  • 2025年は営業利益率5.14%と低下、価格競争激化。
  • IT人材不足で採用・育成コスト増加。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がCAC Holdings

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13844コムチュア427億円12.8倍
24820イーエムシステムズ423億円27.6倍
34337ぴあ419億円12.4倍
49739NSW408億円11.0倍
53843フリービット405億円11.5倍
64725CAC Holdings401億円9.2倍
76430ダイコク電機372億円6.3倍
82475WDBホールディングス366億円12.9倍
97059コプロ・ホールディングス364億円12.2倍
104826CIJ361億円16.9倍
119438エムティーアイ357億円9.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

ソフトウェア受託制作会社として1966年に創業

当社の前身は、1966年8月に東京都千代田区神田一ツ橋で設立された株式会社コンピュータアプリケーションズである。設立時の目的はコンピュータソフトウエアの受託設計制作及び販売であり、当時成長著しい情報処理産業に参入した。同年、日本システムサービス株式会社に35%資本参加し関係会社とした。1971年には同社への出資比率を56%に高め子会社化し、システム運用管理の分野に進出した。創業期からグループ形成を視野に入れた経営が特徴である。

システム運用管理の専用ビル竣工とFM事業の開始

1973年10月、システム運用サービスを目的として株式会社システムユティリティを100%子会社として設立した。1976年5月にはコンピュータ専用ビル「CAC-FMセンター(飯田橋尚学ビル)」が竣工し、ファシリティーマネージメント(FM)事業を開始した。FM事業とは、システム運用管理を建物・設備も含めて総合的に提供するサービスであり、当時の新しいビジネスモデルであった。同年12月には日本システムサービス株式会社を子会社化し、運用管理の体制を強化した。

関西営業所開設と通産省のSI認定取得

1977年6月に大阪市西区に関西営業所を開設し、西日本への営業基盤を築いた。1988年12月には通商産業省(現経済産業省)から「システムインテグレーター(SI)認定企業」の認定を受け、以後連続して認定を更新した。この認定は、システム開発・導入の総合力を公的に認められたもので、官公庁や大企業からの受注拡大につながった。1980年代は国内のSI需要が高まり、同社の成長基盤が固まった時期である。

海外子会社設立とグローバル展開の開始

1989年7月、米国ニューヨーク市にComputer Applications (America) Co., Ltd.(現CAC AMERICA CORPORATION)を設立し、海外事業に本格参入した。続いて1990年11月には英国ロンドン市にComputer Applications (Europe) Company Limited(現CAC EUROPE LIMITED)を設立。1992年11月には本社を一ツ橋センタービルに移転し、拡大する事業に対応した。1990年代前半は国内企業の海外進出に伴い、システム開発・運用の海外拠点需要が高まった時期である。

子会社合併と商号変更、SAPとの業務提携

1994年7月、子会社の日本システムサービス株式会社と株式会社システムユティリティを吸収合併し、商号を株式会社シーエーシーに変更した(旧商号:株式会社コンピュータアプリケーションズ)。これによりグループの経営資源を集中した。同年5月には、ERPパッケージの大手であるSAPジャパンと業務提携し、同社製品「R/3」を応用したシステム構築事業を開始した。SAPとの提携は、大規模な基幹系システムの開発能力を獲得する転機となった。

株式公開と東証一部上場、新規事業への投資

1999年7月に日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開。2000年10月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。上場前後には、システム運用管理のアークシステムの全株式取得(2000年3月)などM&Aを積極化した。また、インターネット関連ビジネスとして、株式会社小学館や日本電気との合弁で株式会社ウェブプログレッシブ(2000年6月)や株式会社ネットアドバンス(2000年10月)を設立した。中国市場にも2000年7月に希亜思(上海)信息技術有限公司を設立し、アジア展開を加速した。

2000年代前半のM&Aによる事業多角化

2001年9月にはウェブホスティングサービスの株式会社アヴァンギャルドコンプレックスを取得。2002年3月には中国・蘇州の高達計算機技術有限公司に資本参加し、同地域でのシステムコンサルティング事業を開始した。2002年6月には株式会社湯浅ナレッジインダストリ(現ユアサシステムソリューションズ)を子会社化し、商社・流通系システムに進出。2003年1月には自動車関連向けシステムの株式会社オルビス(現CACオルビス)を、同年12月にはマルハシステムズ(現マルハニチロソリューションズ)を子会社化し、業種特化型のITサービスを拡充した。これらのM&Aにより、国内IT事業のポートフォリオが多様化した。

年表33件を開く

1960年代

  • 1966年8月創業コンピュータソフトウエアの受託設計制作及び販売を目的として、株式会社コンピュータアプリケーションズを設立。本店を東京都千代田区神田一ツ橋に置く。

1970年代

  • 1971年3月日本システムサービス株式会社に35%の資本参加をし、当社関係会社とする。事業目的:システム運用管理。
  • 1973年10月株式会社システムユティリティ(資本金500万円)を設立、100%子会社とする。事業目的:システム運用サービス。
  • 1976年5月コンピュータ専用ビル「CAC-FMセンター(飯田橋尚学ビル)」竣工。総合的なシステム運用管理サービスを目的とするファシリティーマネージメント事業を開始。
  • 1976年12月日本システムサービス株式会社に対する出資比率を56%とし、当社子会社とする。事業目的:システム運用管理。
  • 1977年6月関西営業所開設(大阪府大阪市西区京町堀)。

1980年代

  • 1988年12月通産省(現:経済産業省)の「システムインテグレーター認定企業」の認定を受け、以後、連続して認定を受ける。
  • 1989年7月Computer Applications(America)Co.,Ltd.(現:連結子会社。現商号:CAC AMERICA CORPORATION)設立(米国ニューヨーク市)。

1990年代

  • 1990年11月Computer Applications(Europe)Company Limited(現:連結子会社。現商号:CAC EUROPE LIMITED)設立(英国ロンドン市)。
  • 1991年9月株式会社エス・シー・アイに資本参加し、当社関係会社とする。事業目的:九州地区のシステム構築サービス。
  • 1992年11月本社を一ツ橋センタービルに移転。
  • 1993年4月情報システム運用支援を行うデスクトップサービス事業を開始。
  • 1994年5月M&AERPパッケージ(統合業務パッケージ)の販売会社であるSAPジャパンと業務提携。同社製品「R/3」を応用したシステム構築事業を開始。
  • 1994年7月M&A子会社2社(日本システムサービス株式会社、株式会社システムユティリティ)を吸収合併。合併と同時に商号を株式会社シーエーシーに変更(旧商号:株式会社コンピュータアプリケーションズ)。合併に伴い、日本システムインフォメーション株式会社を当社子会社とする。事業目的:データエントリ(情報処理システムに対するデータエントリ)。
  • 1995年3月通産省(現:経済産業省)の「特定システムオペレーション企業」の認定を受け、以後、連続認定を受ける。
  • 1995年6月通産省(現:経済産業省)の「情報処理サービス業電子計算機システム安全対策実施事業所」の認定を受ける。以後、連続認定を受ける。
  • 1995年9月商号変更日本システムインフォメーション株式会社の商号を株式会社シーエーシー情報サービスに変更。
  • 1996年9月分散系システムのアウトソーシングに強みをもつカナダSHL社の子会社・SHLジャパンと業務提携。分散系システムの総合的運用管理を行うNSMサービス事業を開始。
  • 1998年5月NSMサービス事業のベースとなるNSMセンター開設(東京都中央区新川)。
  • 1999年7月上場日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開。

2000年代

  • 2000年3月システム運用管理サービスの株式会社アークシステム(現:連結子会社)の全株式を取得。事業目的:コンピュータ・システム運用に関するコンサルティング、運用・保守の技術支援。
  • 2000年6月インターネットを利用したマルチメディア・ビジネス事業を目的として株式会社小学館、日本電気株式会社及び当社の合弁で株式会社ウェブプログレッシブを設立。
  • 2000年7月希亜思(上海)信息技術有限公司(略称:CAC上海)(現:連結子会社)を設立。事業目的:中国におけるインターネット関連システム開発。
  • 2000年10月デジタルコンテンツサービスを行う株式会社ネットアドバンスを株式会社小学館、富士通株式会社及び当社の合弁で設立。
  • 2000年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2001年9月ウェブホスティングサービスの株式会社アヴァンギャルドコンプレックスの全株式を取得。事業目的:電子商取引サイトにおけるコンテンツ開発及び受託運用事業。
  • 2002年3月高達計算機技術(蘇州)有限公司(現:連結子会社)の登録資本を取得。事業目的:中国におけるシステム・コンサルティング、システム構築等。
  • 2002年4月建設業向け情報システム事業を目的としてシーイーエヌソリューションズ株式会社を日本電気株式会社、株式会社熊谷組及び当社の合弁で設立。
  • 2002年6月M&A株式会社湯浅ナレッジインダストリ(現:持分法適用関連会社。現商号:ユアサシステムソリューションズ株式会社)を子会社化。事業目的:商社・流通系情報システムの開発・運用管理。
  • 2002年8月新薬研究開発の総合支援サービスの提供を開始。
  • 2002年10月M&Aビジネスモデル構築、支援やシステム・コンサルティング業務を行う株式会社アイ・エックス・アイを子会社化。
  • 2003年1月M&A株式会社オルビス(現:連結子会社。現商号:株式会社CACオルビス)を子会社化。事業目的:自動車関連事業向けのシステム開発・運用管理。
  • 2003年12月M&A株式会社マルハシステムズ(現商号:マルハニチロソリューションズ株式会社)を子会社化。事業目的:情報処理システムの企画、設計、運用。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高売上高580億円(Phase1最終年度目標、未達成)
  • 調整後EBITDA調整後EBITDA55億円(Phase1最終年度目標、未達成)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    AIを活用した社会課題解決型事業への転換

    AI Transformationの推進により、従来のIT課題解決から、顧客の事業運営・業界・社会課題の解決に資する事業へ転換し、販売チャネル拡大と事業領域多角化による成長を目指す。

  2. 02

    デジタルプロダクト&サービスの継続創出

    Phase1で構築した基盤を活用し、AIやIoT等のデジタル技術を用いたソリューションを継続的に創出・成長させ、高収益・高成長の企業グループを目指す。

  3. 03

    M&Aによる事業ポートフォリオの多様化

    M&Aを積極的に実行し、事業ポートフォリオの多様化を推進。Phase2ではさらなる事業構造転換を図る。

  4. 04

    機動的な経営体制の維持

    不確実性の高い経営環境に対応するため、迅速かつ柔軟な意思決定を可能とする機動的な経営体制を優先する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,764人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は946万円で、9期前と比べて+18.0%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は11.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月5,711
2017年12月5,364
2018年12月4,821
2019年12月80146.213.45,077
2020年12月85648.615.34,960
2021年12月93950.216.64,249
2022年12月1,00550.916.94,357
2023年12月1,01250.215.14,447
2024年12月79948.514.34,65373
2025年12月94641.211.54,76455

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率26.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 1 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
海外IT — Inspirisys Solutions Limited ほか在外子会社12社(インドチェンナイほか)892百万円
国内IT — 株式会社シーエーシー(東京都中央区)655百万円
国内IT — 株式会社アークシステム ほか国内子会社7社(東京都中央区ほか)459百万円
主な関係会社
  • 海外
    Inspirisys Solutions Limited (注)2、4
    インド チェンナイ市
    議決権69.9%
  • 海外
    PT Mitrais
    インドネシア バリ州
    議決権99.8%
  • 国内
    その他連結子会社19社、持分法適用関連会社4社
    ― · 持分法適用会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は506億円営業利益26億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.9%、利益が-23.5%。

売上高
-2.9%
506億円
営業利益
-23.5%
26億円
純利益
+6.5%
33億円
営業利益率
5.1%
前期比 -1.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高515億円506億円
営業利益26億円
純利益33億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は272億円、営業利益は14億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.9%、営業利益は−12.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q12497.35
2023年2Q11776.07
2023年3Q13575.22
2023年4Q12911
2024年1Q12997.05
2024年2Q13486.08
2024年4Q258176.618
2025年2Q252166.316
2025年4Q254103.917
2026年2Q272145.120

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は395億円から506億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.1%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月3952912
2013年12月4102715
2014年12月5003023
2015年12月52111−1
2016年12月525920
2017年12月533711
2018年12月4991413
2019年12月5071315
2020年12月4851917
2021年12月4793725
2022年12月4803221
2023年12月5053125
2024年12月52134346.531
2025年12月50626245.133

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高506億円のうち、営業利益として残るのは26億円5.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の6.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.7%373億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.1%107億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.1%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.3pt
5.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.1pt
6.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.0pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが15億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は118億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月3114−1245109
2013年12月21−2310−2119
2014年12月234−1427135
2015年12月−8−28−8−3691
2016年12月932−1941113
2017年12月−103−22−784
2018年12月3324−2357117
2019年12月135−633690
2020年12月1113−172497
2021年12月295−2934104
2022年12月26−6−1720109
2023年12月612−2118110
2024年12月57−13−2944127
2025年12月15−13−122118

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は537億円。このうち返さなくてよい自己資本が358億円で、自己資本比率は65.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月32220212061.4
2013年12月37022814260.5
2014年12月53430323154.3
2015年12月51829322554.6
2016年12月50327722653.0
2017年12月54132421758.6
2018年12月47028918159.9
2019年12月45625819854.7
2020年12月44626218457.0
2021年12月47331415965.1
2022年12月44229314964.7
2023年12月48532316265.8
2024年12月54737717068.3
2025年12月53735817965.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
118億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
250億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
179億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中34位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中508位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.1%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,953で、1年前と比べて-2.9%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥1,953-1.5%1ヶ月+8.9%1年-2.9%時価総額401億円
過去52週の値幅
安値¥1,731高値¥2,233

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.2倍
PBR0.93倍
配当利回り5.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月中旬に上昇基調を強め、8月17日には1,947円まで上昇しました。8月19日は1,943円で、25日移動平均線(1,855.52円)を4.7%上回り、75日線(1,783.98円)からも約8.9%上に位置しています。52週高値2,233円には約13%の距離があり、52週安値1,731円からは約12%高い水準です。RSIは60.78と上昇基調にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは9.16倍と業界平均の30.2倍を大幅に下回り、極めて割安。PBRも0.97倍と1倍を下回り、ROEは9.01%と健全。配当利回りは5.15%と高く、配当性向も34.7%と余裕がある。売上は横ばいだが、純利益は安定して推移。業界平均と比べてもバリュエーションは非常に割安であり、収益力も安定的で、高い利回りを享受できる。ただし業績の成長性は限定的で、今後の伸びが焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.2倍47.9倍
PBR0.93倍2.96倍
ROE9.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は安定成長から減収局面に入り、2025年12月期は売上高が減少する見込み。強気派は、クラウドやDX需要の取り込みによる長期的な成長と、高い配当利回り(5%超)による投資魅力を強調する。一方弱気派は、競争激化による収益率の低下(営業利益率は6.5%から5.1%へ低下)や、人材依存のビジネスモデルの限界を指摘する。市場は低PER(9倍台)で割安感を示すが、それは成長鈍化を織り込んだとも解釈できる。

プラスに働く材料7
  • 高配当利回り

    配当利回り5.15%と高く、株主還元が手厚い。

  • 安定した収益基盤

    過去3期連続で営業黒字を確保し、2024年は売上高521億円、純利益31億円。

  • DX需要の追い風

    クラウドやDX関連の需要拡大が中期的な成長機会となる。

  • 純利益2期連続過去最高の33億円通年影響

    2025/12期は純利益33億円で前期比+6.5%、2024年31億円と比べ増益基調が継続。配当余力も維持。

  • 低PER9.16倍とPBR0.97倍の割安修正期待不定影響

    時価総額399億円、純利益33億円でPER9.16倍、PBR0.97倍と割安、評価修正の余地十分。

  • 配当利回り5.15%が株価の下支え継続影響

    1株配当は約100円、株価1943円に対する利回り5.15%が安定的な需給の支えになる。

  • PBR0.97倍の資本政策見直し観測次回株主総会影響

    PBRが0.97倍と1倍割れ、ROE9.01%の改善策として自社株買いや増配の提案が期待される。

マイナスに働く材料7
  • 減収予想

    2025年12月期は売上高506億円と前期比減少見込み。

  • 収益率の低下

    営業利益率が6.5%から5.1%に低下し、競争激化を示唆。

  • 人材依存の高さ

    収益が技術者確保と稼働率に左右され、差別化が難しい。

  • 2025/12期は減収減益、業況悪化が明確に決算発表後影響

    売上高は521億円から506億円(-2.9%)、営業利益は34億円から26億円(-23.5%)と悪化。

  • 売上高500億円台で頭打ち、成長鈍化2026年Q2影響

    直近3期の売上高は505億円、521億円、506億円と横ばい、増収のきっかけが見えない。

  • 配当性向62%で減配リスクがくすぶる次回決算発表影響

    配当総額約20億円に対し純利益33億円、配当性向62%と高く、減益時には減配余地も。

  • 株価は1年で4.19%下落、モメンタム悪化継続影響

    株価は1943円、1年間のリターンは-4.19%と下落基調が続き、短期的な売り圧力が残る。

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上高の先行指標となり、需要の持続性が見える。
営業利益率
競争環境と収益性の変化を捉えるための重要指標。
1人当たり売上高
人材生産性の向上度合いを示し、ビジネスモデルの強さを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは5.12%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
5.12%
いまの株価に対して
配当性向
34.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月4029.4
2017年12月36−10.0128.1
2018年12月385.629.5
2019年12月5031.651.8
2020年12月6020.0
2021年12月600.0116.0
2022年12月600.071.2
2023年12月8033.350.7
2024年12月9012.543.8
2025年12月10011.134.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ6,891人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.1%を占め、残る57.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他43.142.441.340.843.244.8
事業法人32.432.332.631.329.026.6
金融機関15.115.917.917.617.415.6
自己株式17.917.817.215.215.114.9
外国法人9.18.27.18.38.611.6
証券会社0.31.21.02.01.91.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社小学館15.10
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.26
03CAC社員持株会2.56
04株式会社三井住友銀行2.36
05光通信KK投資事業有限責任組合2.07
06住友不動産株式会社1.92
07株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.80
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.73
09BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.54
10株式会社巴コーポレーション1.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+219%、1株純資産は14期で+107%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月609936.211.3120.8
2013年12月761,1257.212.140.8
2014年12月1181,4559.110.039.9
2015年12月−71,439−0.5
2016年12月1061,4477.48.429.4
2017年12月601,7203.817.8128.1
2018年12月721,5274.413.029.5
2019年12月851,5125.718.551.8
2020年12月1011,5056.614.2
2021年12月1471,8228.89.9116.0
2022年12月1241,6837.011.671.2
2023年12月1451,8748.212.050.7
2024年12月1812,1888.99.143.8
2025年12月1912,0599.010.834.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額209百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
西森良太代表取締役 社長58
酒匂明彦取締役 会長66
佐別當宏友取締役 兼執行役員52
松尾美香取締役65
大槻友紀取締役40
渡邊龍男取締役62
原田達也取締役54
川真田一幾常勤 監査役63
丹野伸寿常勤 監査役59
本多広和監査役56
石野雄一監査役58
三谷革司50

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)473224313835
監査役3363612
社外取締役635356

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容528字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社である当社及び連結子会社22社、持分法適用関連会社4社によって構成されており、国内IT事業、海外IT事業を主な事業としております。これらの事業区分はセグメントと同一の区分です。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等であり、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 各事業における主な内容は以下のとおりです。 <国内IT> 国内子会社におけるシステム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービスなどの提供。 (主な子会社)(株)シーエーシー、(株)アークシステム <海外IT> 海外子会社におけるシステム構築サービス、システム運用管理サービス、保守サービスなどの提供。 (主な子会社)CAC AMERICA CORPORATION、CAC EUROPE LIMITED、希亜思(上海)信息技術有限公司、 Inspirisys Solutions Limited、PT Mitrais 当社及び主要関係会社を事業系統図に示すと、次のとおりです。 (2025年12月31日現在)
経営方針・対処すべき課題2,158字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 〔経営方針〕 当社グループは、「世界をフィールドに先進のICTをもって新しい価値を創造する」を企業理念として掲げています。グローバリゼーションや多様化する価値観から生まれる市場のニーズを汲み取り、先進のICTで新しい価値を創造し続けることで、社会に貢献することを目指します。 〔目標とする経営指標〕 当社グループは、事業収益の継続的な拡大を通じて企業価値を向上させていくことを経営の目標としております。2026年12月期の重要な経営指標については、売上高、調整後EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用)、ROE、エクイティスプレッド、自己資本配当率(DOE)を重要な経営指標としております。 〔中長期的な経営戦略〕 変化が激しい事業環境を踏まえ、短期的な変動に左右されず、持続的な成長を目指すため、CAC Vision 2030「テクノロジーとアイデアで、社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループへ」を策定し取り組んでおります。CAC Vision 2030では、CACグループにおけるAIやIoT等のデジタル技術やデータを活用したソリューションにより人ならではの多様な想像力や創造力を引き出し、社会課題の解決につなげていくことを想定しています。そしてこのようなポジティブなインパクトを与えるデジタルソリューションを継続的に創出・成長させることで、高収益・高成長の企業グループとなることを目指していくものです。 CAC Vision 2030の実現に向けた期間を、2022年度~2025年度までの前半(以降、「Phase1」)と、2026年度~2030年度までの後半(以降、「Phase2」)とに分割し、Phase1は国内外における既存受託事業での安定的な収益の確保とPhase2に向けて継続的にデジタルプロダクト&サービスを生み出す仕組みの構築を目的として、「成長基盤の醸成」「高収益化」「コーポレート機能の見直し、発展」の3つの戦略を中心に取り組んでまいりました。2025年までに新規事業立ち上げに向けた仕組みやビジネス基盤の構築、共創の推進については、一定の成果を得ることができました。特にプロダクト&サービスは、売上が目標の50億円を大きく超える80億円以上となり、Phase2に向けた事業成長の土台が整いつつあります。また、必要な事業投資・人的投資についても、概ね計画通りに実施しております。さらに、高収益化戦略の一環として進めてきた海外における不採算事業の整理および再編を完了し、収益性の改善が進みました。一方で、既存の受託事業においては当初見込んでいた成長が限定的となり、新規事業についても立ち上げに必要な基盤構築は進んだものの、グループ全体として収益貢献を実現するまでには一定の期間を要する見込みとなっております。加えて、重点施策として掲げていたM&Aにつきましては、7件を実行したものの、目標とした投資規模との整合性や魅力的な案件の発掘という点で課題が残りました。その結果、最終年度に目標としていた売上高580億円、調整後EBITDA55億円の達成には至りませんでした。 近年、生成AIをはじめとするAI技術は急速な進展を遂げ、CAC Vision 2030策定時の想定を大幅に上回る環境変化が生じています。これに伴い、ユーザー主体の内製化が進展する可能性が高まり、顧客ニーズにも構造的な変化が生まれています。このような状況下においては、AI技術の加速度的発展を前提とした経営判断が不可欠であり、既存事業を維持したポートフォリオへの依存は潜在的なリスクとなり得るものと認識しております。こうした認識に基づき、Phase2と位置付ける2026年から2030年にかけて、当社グループは事業ポートフォリオの多様化をより一層推進し、CAC Vision 2030 が掲げる「社会課題の解決」につながる事業構造への転換を図ってまいります。具体的には、AI Transformation、新規事業の創出・発展、M&Aの実行等を通じて、従来の「顧客のIT課題の解決」を中心とする事業から、「顧客の事業運営、業界、さらには社会が抱える課題の解決」に資する事業への転換を進め、販売チャネルの拡大および事業領域の多角化による成長を目指します。 また、今後も不確実性の高い経営環境が継続することが見込まれることから、迅速かつ柔軟な対応を可能とする機動的な経営体制と意思決定を優先してまいります。この方針に基づき、中長期的な取り組みについては方向性の提示にとどめます。 さらに当社は、中長期的な企業価値向上の指標として、「社会に対するポジティブなインパクト」と「時価総額」の相関に着目した独自指標「CAC Group Positive Index」を設定しました。同指標は、CACグループが事業活動を通じて社会に与えたインパクトを定量化したものであり、継続的なモニタリングと最大化を図ることで、中長期的な企業価値の向上につなげてまいります。
事業等のリスク2,048字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業活動その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりです。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生防止及び発生した場合の適切な対処に努めてまいります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 ①  競争環境について 当社グループが属する情報サービス産業においては、投資対効果に対する顧客の厳しい要請、内外の新規参入企業の増加等によって事業環境が大きく変化してきています。それに伴って、当社グループは日々熾烈な受注獲得競争を展開しています。 このような厳しい受注競争が継続する状況においては、人員の不稼働による損失やプロジェクト採算悪化を招く場合があり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新について 当社グループが属する情報サービス産業では、先端技術の進展などにより技術環境が大きく変化する可能性があります。当社グループの重要事業領域やその周辺で、予想を超える技術の進展や新たな技術動向が生じ、それらへの対応が遅れた場合、市場での競争力やブランド価値が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ③  特定顧客及び特定業種への依存度について 当社グループの売上高は、特定顧客、特定業種への依存度が高くなっています。 特定顧客及び特定業種向け売上高比率が高いことは、当社グループの強みであり、特徴でもありますが、特定顧客におけるIT投資行動の変化や経営変動、特定業種における事業環境の急変、制度変更等によって当社グループの経営成績や営業活動に影響を与える可能性があります。 ④  海外での事業活動について 当社グループは経営戦略の一環として海外での事業拡大に取り組んでおり、当社グループの業績に占めるその割合も拡大しています。海外での事業活動は、各地域における政治や経済、為替等の動向、様々な法的規制、商習慣、社会的混乱等、様々な影響下にあり、これらにより海外での事業活動が悪影響を被った場合は、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤  投資有価証券の投資先の経営成績や財政状態の悪化等に伴う影響について 当社グループが保有している投資有価証券は、特定の取引先及び資本・業務提携先の株式が過半を占めており、投資先企業の業績や財政状態の急激な悪化等による実質価額の下落リスクが内在しています。 今後、投資先が属する業界の景気動向や経営環境の変化等によって当該株式の実質価額が著しく下落した場合には、保有株式の減損処理の実施によって、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥  情報セキュリティについて 当社グループは、業務遂行上、顧客が保有する様々な機密情報を取り扱う機会が多く、慎重な対応と、より厳格な情報管理体制の構築、徹底が求められています。 このような機密情報に関し、万一、何らかの理由で紛失、破壊、漏洩等が生じた場合、当社グループの社会的信用の低下あるいは失墜、損害賠償責任の発生等により、当社グループの経営成績や財政状態、事業活動等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦  プロジェクト管理について 一括請負契約のシステム開発では、想定以上に開発工数が超過した場合、売上原価率の悪化により当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。特に近年は、ビジネスの必要性に即した短納期化、及び技術の複雑化が進み、開発の難易度が増大してリスクが高まる傾向にあります。 当社グループでは、全社レベルのプロジェクト管理組織を設置するなど不採算プロジェクトの発生防止や早期発見のための対策を導入しています。しかし、これらの取組みによっても、不採算プロジェクトの発生を完全には防止できない可能性があります。 ⑧  サービス提供中断の可能性について システム障害や自然災害、パンデミック等により、当社グループが提供している各種ITサービスが中断する可能性があります。 このような事態が起きた際に速やかな復旧が可能となるよう、当社グループでは施策の整備を図っております。しかしながら、想定を超える障害や災害の発生等により当社グループのサービス提供が滞った場合、当社グループの経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。 ⑨  人材の確保・育成について 当社グループの事業展開においては、専門的な情報技術や業務知識を有する優秀な人材を確保することが重要です。しかしながら、現在の情報サービス産業では他産業との人材の獲得競争が激しく、人材の確保・育成が計画通りに進まない可能性があります。その場合、事業推進に制約を受け、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,858字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)の売上高については、2024年12月期第1四半期連結累計期間に新規連結した子会社の寄与があったものの、特定顧客の内製化による減収の影響や大型案件の収束等により、前年同期比2.8%減少の505億88百万円となりました。営業利益については、減収に加え、成長基盤の醸成に向けた人的資本投資を継続したこと等から、同24.0%減少の25億80百万円となりました。経常利益は同28.8%減少の23億92百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益を特別利益に計上したこと等により、同5.7%増加の32億71百万円となりました。また、当社グループが重要な経営指標としている調整後EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用)は、同16.6%減少の38億13百万円となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりです。売上高につきましては、外部顧客への売上高を表示しています。利益につきましては、当連結会計年度より調整後EBITDAの数値を記載しています。 売上高      (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年度比 売上高   構成比   売上高   構成比   金額   増減率 国内IT   39,328   75.5%   37,282   73.7%   △2,046   △5.2% 海外IT   12,734   24.5%   13,306   26.3%   +571   +4.5% 合計   52,063   100.0%   50,588   100.0%   △1,474   △2.8% 調整後EBITDA       (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年度比 調整後EBITDA   利益率   調整後EBITDA   利益率   金額   増減率 国内IT   4,038   10.3%   4,093   11.0%   +55   +1.4% 海外IT   1,723   13.5%   1,828   13.7%   +105   +6.1% 調整額   △1,191   -   △2,108   -   △917   - 合計   4,570   8.8%   3,813   7.5%   △756   △16.6 <国内IT> 前年にM&Aによりグループに加わった国内新規連結子会社の寄与があったものの、特定顧客における内製化の影響や、大型案件の収束等により、売上高は372億82百万円(前年同期比5.2%減)となりました。調整後EBITDAは、減収影響を受けつつも、新規連結子会社の通期業績寄与、組織改編に伴うR&D・新規事業関連費用の移管等により、40億93百万円(同1.4%増)となりました。 <海外IT> 為替変動の影響による減収要因や、米国および英国子会社における一部顧客向け案件の縮小等があったものの、インド子会社の伸長等により、売上高は133億6百万円(前年同期比4.5%増)となりました。調整後EBITDAは、増収の影響等により18億28百万円(同6.1%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりです。 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年1月1日至  2025年12月31日)   前年度比(%) 国内IT(百万円)   27,236   △6.5 海外IT(百万円)   10,027   7.2 合計(百万円)   37,264   △3.2 (注) 金額は売上原価で表示しております。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年1月1日至  2025年12月31日) 受注高   前年度比(%)   受注残高   前年度比(%) 国内IT(百万円)   36,992   △3.6   9,348   △3.7 海外IT(百万円)   13,289   △9.1   8,191   △0.2 合計(百万円)   50,281   △5.1   17,539   △2.1 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年1月1日至  2025年12月31日)   前年度比(%) 国内IT(百万円)   37,282   △5.2 海外IT(百万円)   13,306   4.5 合計(百万円)   50,588   △2.8 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりです。 相手先   前連結会計年度(自  2024年1月1日至  2024年12月31日)   当連結会計年度(自  2025年1月1日至  2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) アステラス製薬株式会社   5,939   11.4   -   - 2.当連結会計年度におきましては、外部顧客への販売実績のうち、総販売実績の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 ② 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて10億14百万円減少して、537億19百万円となりました。 流動資産は30億87百万円増加して、281億83百万円となりました。主な変動要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が4億13百万円増加、有価証券が35億53百万円増加、前払費用が1億69百万円増加した一方、現金及び預金が11億円減少したこと等によるものです。 固定資産は41億1百万円減少して、255億36百万円となりました。主な変動要因は、新規連結子会社取得によりのれんが18億21百万円増加、繰延税金資産が3億56百万円増加した一方、顧客関連資産が3億14百万円減少、保有資産の売却及び時価の減少により投資有価証券が60億7百万円減少したこと等によるものです。 セグメント別の資産の状況は次のとおりです。 <国内IT> セグメント資産は、M&Aにより新たに子会社2社を連結の範囲に含めた影響等により、210億13百万円(前年度比11億31百万円増加)となりました。 <海外IT> セグメント資産は、インド子会社の売上高が伸長したことに伴い売掛金が増加した影響等により、121億57百万円(前年度比26億95百万円増加)となりました。 <全社資産> 各報告セグメントに配分していない全社資産は、主に当社が有する資産であります。全社資産は、保有資産の売却に伴う投資有価証券の減少の影響等により、205億48百万円(前年度比48億41百万円減少)となりました。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて8億88百万円増加して、179億7百万円となりました。 流動負債は31億23百万円増加して、135億30百万円となりました。主な変動要因は、支払手形及び買掛金が5億85百万円増加、新たに資金調達を実施したこと等により短期借入金が9億49百万円増加、未払法人税等が3億77百万円増加、株式給付引当金が3億37百万円増加したこと等によるものです。 固定負債は22億35百万円減少して、43億76百万円となりました。主な変動要因は、退職給付に係る負債が2億78百万円減少、繰延税金負債が17億37百万円減少したこと等によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて19億2百万円減少して、358億12百万円となりました。主な変動要因は、利益剰余金が、親会社株主に帰属する当期純利益により32億71百万円増加、剰余金の配当により17億46百万円減少したことにより、15億25百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が39億24百万円減少したこと等によるものです。 ③ キャッシュ・フロー 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、15億43百万円の収入となりました(前連結会計年度比41億69百万円の収入減)。これは主に、税金等調整前当期純利益が57億82百万円、減価償却費が6億26百万円、投資事業組合運用損が6億70百万円、減損損失が12億円、仕入債務の増加額が5億21百万円あった一方、投資有価証券売却損益が49億14百万円、法人税等の支払額が24億16百万円あったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、13億39百万円の支出となりました(前連結会計年度比10百万円の支出増)。これは主に、投資有価証券の売却による収入が52億9百万円あった一方、無形固定資産の取得による支出が2億19百万円、有価証券の増加額が35億37百万円、投資有価証券の取得による支出が2億35百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が26億20百万円あったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、11億88百万円の支出となりました(前連結会計年度比16億66百万円の支出減)。これは主に、短期借入金の増加額が9億52百万円あった一方、配当金の支払額が17億39百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式等の取得による支出が1億98百万円あったこと等によるものです。 以上の結果、当連結会計年度末においては、現金及び現金同等物は前連結会計年度末比9億5百万円減少し、117億59百万円となりました。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。その作成にあたっては、決算日における財政状態及び経営成績に影響を与える見積り、判断が必要になります。当社グループは、過去の実績又は現在の状況下で合理的と考えられる前提等に基づいて一貫した見積り及び判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性が含まれるため、実際の結果が異なる場合があります。 当社グループが連結財務諸表の作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 連結財務諸表等の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績の分析 経営成績の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績」に記載のとおりであります。 ③ 財政状態の分析 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態」に記載のとおりであります。 ④ キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは「世界をフィールドに先進のICTをもって新しい価値を創造する」ことで、持続的に成長し続ける企業グループとなることを目指しています。CAC Vision 2030の実現に向け、2022年度~2025年度までのPhase1においては、国内外における既存受託事業での安定した収益の確保と2026年度~2030年度までのPhase2に向けて継続的にデジタルプロダクト&サービスを生み出す仕組みの構築を行います。 これらに必要な資金につきましては、基本的には営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とする自己資金にて対応することを考えていますが、必要に応じ、資金調達(金融機関からの借入や各種社債の発行等)することも含めて対応してまいります。 ⑥ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については、今後も不確実性の高い経営環境が継続することが見込まれることから、迅速かつ柔軟な対応を可能とする機動的な経営体制と意思決定を優先してまいります。この方針に基づき、中長期的な取り組みについては方向性の提示にとどめます。 2026年12月期の重要な経営指標については、Phase1からの指標である売上高、調整後EBITDA、ROE、エクイティスプレッド、DOEを継続します。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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