概要
石原産業は、無機化学と有機化学の両軸を持つ化学メーカーである。二酸化チタン(酸化チタン)を基盤とした機能性色材や電子材料、農薬(除草剤・殺虫剤・殺菌剤)を主力製品とし、2026年3月期の連結売上高は1,548億円、営業利益191億円、純利益166億円。連結従業員数1,813人。1949年に東京・大阪両証券取引所に上場して以来、酸化チタン分野で国内トップクラスのシェアを維持し、農薬事業は欧米・アジアに販売網を広げている。
有機化学と無機化学の二本柱
石原産業の事業は、有機化学事業と無機化学事業の二つに大別される。有機化学事業は農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤)を中心とし、動物用医薬品、医薬品原薬、有機中間体を含む。2026年3月期の同事業売上高は826億円で、全社の53%を占める。一方、無機化学事業は酸化チタン技術を応用した機能性色材、電子材料、ファインケミカルから成り、売上高682億円(44%)。さらに子会社による商社業や建設業などの「その他の事業」が40億円(3%)を加える。有機化学の営業利益183億円に対し、無機化学は49億円であり、収益の中心は農薬にある。
世界に広がる販売・生産ネットワーク
グループは、親会社の石原産業(大阪市)、連結子会社34社、関連会社5社で構成される。農薬では、欧州・中東・アフリカをISK Biosciences Europe N.V.、米州をISK Biosciences Corp.、インドをISK Biosciences India Pvt. Ltd.が統括する。動物用医薬品では米国子会社ISK Animal Health, LLCが製造販売を担う。無機化学では、富士チタン工業(株)と、2023年に村田製作所との合弁で設立したMFマテリアル(株)が生産の中核。台湾石原産業(股)はアジア向け販売拠点として機能する。中国の浙江石原金牛化工有限公司は農薬合弁販社である。
自己資本比率53.7%の安定財務
2026年3月期末の総資産は2,404億円、負債1,112億円、純資産1,291億円。自己資本比率は53.7%と高く、有利子負債はリース債務等を含めても債務償還年数4.3年と健全な水準にある。時価ベースの自己資本比率は43.9%。営業活動によるキャッシュフローは172億円の収入で、設備投資などに100億円を支出した。主要金融機関との間で140億円のコミットメントライン契約を締結し、手元流動性を確保している。配当性向は40%を目標とし、機動的な自社株買いも実施する方針である。
「Vision 2030」に掲げる成長目標
長期ビジョン「Vision 2030」では、2030年に連結営業利益240億円以上、売上高1,800億円以上、ROE10%以上の達成を目指す。その中間となる中期経営計画「Vision 2030 Stage II」(2024~2026年度)では、最終年度の2026年度に営業利益198億円(計画比)、ROE11.2%を見込む。重点施策として、独自技術開発力の強化、グローバル化の加速、ROIC経営の推進、安定株主還元を掲げる。特に有機化学事業では新規農薬・動物用医薬品の開発と低コスト製造、無機化学事業では酸化チタン光学特性の多様化と生産構造改革を挙げている。
業界の中での役割はスペシャリティ化学メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 有機化学事業 | 826億円 | 53.4% | 183億円 | 22.2% |
| 無機化学事業 | 682億円 | 44.1% | 50億円 | 7.3% |
| その他の事業 | 40億円 | 2.6% | 6億円 | 15.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01有機化学事業(農薬・動物用医薬品・医薬等)主力
農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤等)を中核とし、動物用医薬品、医薬品原薬、有機中間体を製造・販売。海外子会社を通じてグローバルに展開。
- 農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤)
- 作物保護のための化学農薬。国内外の農業向けに供給。
- 動物用医薬品
- 動物の疾病予防・治療のための医薬品。
- 医薬品原薬
- 医薬品の有効成分となる原薬。自社技術を活かして製造。
- 有機中間体
- 化学製品製造の中間原料。
02無機化学事業(機能性色材・電子材料・ファインケミカル)主力
機能性色材、電子材料、ファインケミカルを製造・販売。主に酸化チタン関連技術を応用した製品群。国内外の産業向けに供給。
- 機能性色材
- 酸化チタン等を原料とする高機能顔料。塗料、プラスチック等の着色に使用。
- 電子材料
- 電子部品向けの高純度材料。
- ファインケミカル
- 高付加価値の精密化学品。
03その他の事業(商社業、建設業等)副次
子会社による商社業(化学製品の販売・原材料調達)や建設業(生産設備等の建設・修繕)等。グループの事業活動を支援。
製品と技術
農薬:除草剤・殺虫剤・殺菌剤のポートフォリオ
有機化学事業の中核は農薬であり、除草剤、殺虫剤、殺菌剤の3カテゴリーをカバーする。成長戦略剤として米州の除草剤、アジアの殺虫剤が伸長し、欧州では殺菌剤が好調に推移した。2026年3月期の農薬を含む有機化学事業売上は826億円。製品開発では自社創製の新規化学農薬に加え、導入剤の共同開発も行う。登録取得・維持が長期にわたる農薬事業の特性上、世界各国での登録活動を継続。生産面では「世界一低コスト製造」を掲げ、四日市工場を中心に安定供給とコスト削減を両立している。
酸化チタン技術が生む機能性色材と電子材料
無機化学事業の基盤は酸化チタン(二酸化チタン)である。1954年に硫酸法工場、1974年に塩素法工場を稼働させ、長年にわたり顔料・電子材料に応用してきた。機能性色材では、塗料・プラスチック向けの高機能顔料(チタンイエロー等)を製造。電子材料では、ICT普及や自動車EV化に貢献する高純度材料を供給する。2023年には村田製作所との合弁MFマテリアルを設立し、電子材料分野の強化を図る。導電性材料や磁性材料もラインアップし、国内外のエレクトロニクス産業に供給している。
動物用医薬品PANQUELL®と医薬品原薬
動物用医薬品分野では、自社開発の「PANQUELL®」(一般名:ブラノプラム)を米国で販売している。2018年に日本で、2022年に米国で承認を取得し、犬の外耳炎治療薬として拡販を進める。また、医薬品原薬(有効成分)の受託製造も行い、1999年に四日市で生産を開始した。有機中間体CTFの製造実績を活かし、高純度合成技術を強みとする。2021年には遺伝子機能解析用HVJ-Eベクターの販売を終了したが、動物用医薬品と医薬品原薬の育成に注力。グループのヘルスケア事業として成長が見込まれている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
総合化学大手、クラレ・東洋紡と競合、収益改善
石原産業は無機薬品・機能材料などを手掛ける総合化学メーカー。売上高約1452億円(2025/3期予想)で、同業のクラレ(約8000億円)や東洋紡(約5000億円)に比べ中堅規模。営業利益率は2025/3期7.23%から2026/3期12.33%への改善が見込まれる。コージンバイオやAiロボティクスなどの小型化学企業も存在するが、石原産業は規模と技術力で優位。成長投資や海外展開が課題。
強み
- 営業利益率が7→12%へ改善見込みで、収益性が向上している。
- 無機薬品から機能材料まで幅広い製品ラインアップを持つ。
- 長年の研究開発により、競争力のある独自技術を保有。
- 自動車・電子部品など多様な産業との取引関係を構築。
課題
- クラレ・東洋紡などに対し売上規模で劣り、投資余力で差がつく。
- 海外売上比率が低く、グローバル競争で後れを取るリスク。
- 原材料価格の変動が収益に影響しやすく、安定化が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字が石原産業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7821前田工繊 | 1,353億円 | 13.9倍 |
| 2 | 4914高砂香料工業 | 1,338億円 | 13.6倍 |
| 3 | 3002グンゼ | 1,303億円 | 257.8倍 |
| 4 | 4220リケンテクノス | 1,295億円 | 16.4倍 |
| 5 | 4189KHネオケム | 1,263億円 | 13.0倍 |
| 6 | 4028石原産業 | 1,256億円 | 7.2倍 |
| 7 | 4047関東電化工業 | 1,250億円 | 32.9倍 |
| 8 | 7995バルカー | 1,209億円 | 22.2倍 |
| 9 | 4044セントラル硝子 | 1,167億円 | 13.3倍 |
| 10 | 4216旭有機材 | 1,133億円 | 32.3倍 |
| 11 | 4997日本農薬 | 1,068億円 | 14.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 49件
鉱山と海運から始まった1924年の創業
石原産業の起源は1924年5月、マレー半島の鉄・マンガン鉱山の買収と自社船による海運業の兼営にある。当時は資源開発と輸送を一体化した事業モデルだった。1929年8月に「石原産業海運合資会社」と商号変更。1934年3月に株式会社へ組織変更し、三重県に紀州鉱山(銅・硫化鉱)を開設して鉱業に本格参入した。この鉱山はのちに1981年に閉山するが、当社が化学メーカーとして歩む基盤となった。1943年6月、海運業を日本海運株式会社に譲渡し、社名を「石原産業株式会社」に変更。ここから化学専業への道が始まる。
戦後再建と四日市工場の拡張期(1949~1960年代)
1949年6月、企業再建整備法により一度解散し、第二会社「三和鉱工株式会社」として再発足。直後に社名を石原産業に戻し、同年7月に東京・大阪両証券取引所に上場した。1950年4月、四日市に除草剤製造工場を完成させて農薬事業に進出。1952年には化成肥料工場、1954年には硫酸法による酸化チタン工場を相次いで完成させ、無機化学と有機化学の量産体制を整えた。1961年には硫安工場、1963年には黄色顔料チタンイエロー工場を建設。1965年には中央研究所を滋賀県草津市に移転し、研究開発の拠点を強化した。
塩素法酸化チタンと海外展開の1970~1980年代
1974年10月、四日市に塩素法酸化チタン工場を完成し、従来の硫酸法に加え品質・効率の高い生産方式を獲得した。同年12月には硫黄専焼の硫酸工場も完成。1976年に肥料事業を子会社に移管し、事業の選択と集中を進めた。1986年8月、シンガポールに子会社ISKシンガポール社を設立し塩素法酸化チタン工場を建設。1990年11月には米国の農薬事業会社(ISKバイオサイエンス社)を買収し、農薬のグローバル展開を本格化。1991年には米国の磁性酸化鉄事業も買収。海外子会社を通じた事業拡大が加速した。
事業再編とコンプライアンス改革の2000年代
2001年、ビデオテープ用磁性酸化鉄事業から撤退。2005年には富士チタン工業株式会社を完全子会社化して無機化学を強化する一方、同年に「フェロシルト」の自主回収問題が発生し、各自治体から廃棄物処理法に基づく措置命令を受けた。2008年にコンプライアンス総点検を実施し再発防止策を公表。2010年には環境商品の販売を開始。2013年にはISKシンガポール社の塩素法酸化チタン工場を生産終了し、シンガポール事業から撤退。2015年12月にはフェロシルトの全量最終処分を完了し、環境問題の収束を図った。
動物用医薬品と新たな協業の2020年代
2018年9月に動物用医薬品の国内製造販売承認を取得、2022年11月には米国で条件付き承認を得て「PANQUELL®」の販売を開始した。2018年にはインド子会社ISK Biosciences India社、タイ子会社ISK Biosciences Thailand社を設立。2022年3月、欧州子会社ISK Biosciences Europe N.V.と三井物産子会社Certis Europe B.V.との株式交換によりCertis Belchim B.V.を設立し、欧州農薬販路を拡大。2023年9月、富士チタン工業を会社分割し、村田製作所との合弁会社MFマテリアル株式会社を設立して電子材料分野を強化。2025年12月にはひょうご小野研究センターを開設し研究開発力をさらに高めた。
年表49件を開く
1920年代
- 1924年5月M&Aマレー半島の鉱山(鉄、マンガン)を買収、また自社船で海運業を兼営
- 1929年8月商号を石原産業海運合資会社と改称
1930年代
- 1934年3月株式会社に組織変更し、三重県に紀州鉱山(銅、硫化鉱)を開設
- 1938年10月四日市工場(三重県)建設に着手(1941年1月銅製錬所、硫酸工場完成)
1940年代
- 1943年6月商号変更海運業を日本海運株式会社に譲渡し、石原産業株式会社に社名変更
- 1949年6月創業企業再建整備法により解散し、第二会社三和鉱工株式会社を設立し再発足 同月石原産業株式会社に社名復帰
- 1949年7月上場東京・大阪両証券取引所に株式上場
1950年代
- 1950年4月四日市に除草剤製造工場完成
- 1952年7月四日市に化成肥料工場完成
- 1954年3月四日市に硫酸法酸化チタン工場完成
- 1958年6月四日市に研究所開設(1963年6月中央研究所と改称)
1960年代
- 1961年7月四日市に硫安工場完成
- 1963年3月四日市に黄色顔料チタンイエロー工場完成
- 1965年4月中央研究所を滋賀県草津市に移転
1970年代
- 1970年9月四日市に総合排水処理施設完成
- 1971年6月四日市に合成ルチル工場完成(1994年3月生産終了)
- 1974年10月四日市に塩素法酸化チタン工場完成
- 1974年12月四日市に硫黄専焼による硫酸工場完成
- 1976年1月肥料の製造販売を子会社石原肥料工業株式会社(1990年2月に解散)に移管
- 1978年5月紀州鉱山を閉山
1980年代
- 1981年10月四日市に有機中間体CTF製造工場完成
- 1983年12月四日市に磁性酸化鉄製造工場完成
- 1986年8月シンガポールに子会社ISKシンガポール社を設立し、塩素法酸化チタン工場建設
- 1989年8月農薬の国内販売を子会社石原産業アグロ株式会社(現石原バイオサイエンス株式会社)に移管
1990年代
- 1990年11月M&A米国の農薬事業会社を買収(ISKバイオサイエンス社)
- 1991年4月M&A米国の磁性酸化鉄事業を買収(現ISKマグネティックス社)
- 1993年3月新石原ビル完成。同年4月に本店移転
- 1994年12月フランスにファインケミカル生産の合弁会社(SUD ISK-SNPE社)を設立(2005年7月に共同事業契約を終了)
- 1996年7月欧州地域の農薬販売を子会社のISKバイオサイエンスヨーロッパ社に移管
- 1998年2月ゼネカ社(現シンジェンタ社)に米国の農薬事業子会社を売却
- 1999年2月四日市で医薬品原薬の生産開始
2000年代
- 2001年3月ビデオテープ用磁性酸化鉄事業から撤退
- 2001年12月四日市に遺伝子機能解析用HVJ-Eベクター製造設備完成(2022年3月に販売終了)
- 2005年3月M&A富士チタン工業株式会社を完全子会社化
- 2005年6月フェロシルトの自主回収(2005年4月販売中止)を決定、その後各自治体から廃棄物処理法に基づく措置命令受領
- 2005年11月中国に農薬販売の合弁会社(浙江石原金牛化工有限公司)を設立
- 2006年9月インドの農薬最大手UPL社と業務提携
- 2008年3月コンプライアンス総点検実施(再発防止策と併せ2008年5月公表)
2010年代
- 2010年6月環境商品本格販売開始
- 2010年9月M&A自家発電事業会社四日市エネルギーサービス株式会社を完全子会社化(2018年10月に吸収合併)
- 2013年8月ISKシンガポール社の塩素法酸化チタン工場生産終了(2020年3月に清算結了)
- 2015年4月創業ISKバイオサイエンスインディア社を設立
- 2015年12月フェロシルト全量の最終処分完了
- 2018年1月創業ISKバイオサイエンスタイランド社を設立 石原(上海)化学品有限公司を設立
- 2018年9月動物用医薬品の国内製造販売承認を取得
2020年代
- 2022年3月ISK Biosciences Europe N.V.と三井物産株式会社の子会社Certis Europe B.V.との株式交換契約により、現Certis Belchim B.V.を設立
- 2022年11月動物用医薬品の米国条件付き承認を取得
- 2023年9月富士チタン工業株式会社を会社分割し、株式会社村田製作所との合弁会社MFマテリアル株式会社を設立
- 2025年12月ひょうご小野研究センター開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益(2030年目標)2030年まで240億円以上
- 想定連結売上高(2030年目標)2030年まで1,800億円以上
- ROE(2030年目標)2030年まで10%以上
- 連結営業利益(2026年度目標)2026年度まで190億円以上
- 連結配当性向(2026年度目標)2026年度まで40%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
長期ビジョン「Vision 2030」の推進
創立100周年を機に、2030年に向けて「独創・加速・グローバル。化学の力で暮らしを変える。」を掲げ、コア技術である化学技術を中心に、独自の技術開発力、品質・環境対応力、グローバルな協業力の3つの強みを活かし、企業価値向上とサステナブルな社会の実現を両立する。
- 02
中期経営計画「Vision 2030 Stage Ⅱ」
2024~2026年度の中期経営計画で、サステナブルな企業価値創造を目指す。研究・技術開発力の強化、グローバル化の加速、ROIC経営の推進、安定した株主還元などの重点施策を実施し、事業基盤の強化と構造改革を推進する。
- 03
有機化学事業:独自製品のグローバル供給
顧客価値向上に直結する独自製品を世界中に供給し、食・健康・生命を支える。バリューチェーンを意識した開発・商業化、自社技術の進化による価値創造、主力製品の世界一低コスト製造と安定供給を重点施策とする。
- 04
無機化学事業:機能性材料へのシフト
酸化チタン技術を基盤に、環境や情報化社会に貢献する新たな価値を創造する。光学特性の多様化、ICTやEV化社会課題への機能性材料貢献、生産構造改革による環境負荷低減と効率化を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,813人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は766万円で、9期前と比べて+15.0%。平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は17.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,581 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,578 | — |
| 2019年3月 | 667 | 44.1 | 20.7 | 1,642 | — |
| 2020年3月 | 672 | 43.9 | 20.5 | 1,704 | — |
| 2021年3月 | 642 | 44.0 | 19.5 | 1,743 | — |
| 2022年3月 | 643 | 44.1 | 19.4 | 1,750 | — |
| 2023年3月 | 698 | 43.8 | 19.6 | 1,768 | — |
| 2024年3月 | 696 | 43.8 | 18.5 | 1,813 | — |
| 2025年3月 | 716 | 43.5 | 18.0 | 1,807 | 581 |
| 2026年3月 | 766 | 43.5 | 17.7 | 1,813 | 1,054 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社19社(国内 7 / 海外 12、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。
- 国内石原バイオサイエンス(株)東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内石原テクノ(株)大阪市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内富士チタン工業(株)大阪市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内MFマテリアル(株)宮崎県 延岡市 · 連結子会社議決権65.0%
- 国内石原エンジニアリング パートナーズ(株)三重県 四日市市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISK AMERICAS INCORPORATEDCONCORD OHIO U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISK BIOSCIENCES CORP. (注2)CONCORD OHIO U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISK BIOCIDES, INC.MEMPHIS TENNESSEE U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外IBC MANUFACTURING COMPANYMEMPHIS TENNESSEE U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISK MAGNETICS, INC.CONCORD OHIO U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISK ANIMAL HEALTH, LLCCONCORD OHIO U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISHIHARA CORPORATION U.S.A.SAN FRANCISCO CALIFORNIA U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
- ISK BIOSCIENCES, S.A.DE C.V.MEXICO, D.F. MEXICO100%
- ISK BIOSCIENCES EUROPE N.V. (注2、4)DIEGEM BELGIUM100%
- 台湾石原産業(股)台北市 中華民国100%
- ISK BIOSCIENCES INDIA PVT. LTD.NEW DELHI INDIA100%
- ホクサン(株) (注5)北海道 北広島市20%
- SUMMIT AGRO USA, LLCDURHAM NORTH CAROLINA U.S.A.35%
- CERTIS BELCHIM B.V. (注5)UTRECHT NETHERLANDS15%
- 調達3,394万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム農業用途を視野に入れた波長選択型有機太陽電池の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-05-24
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,549億円、営業利益は191億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.7%、利益が+81.9%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,500億円 | 1,549億円 |
| 営業利益 | 142億円 | 191億円 |
| 純利益 | — | 166億円 |
| 1株あたり配当 | ¥130 | ¥130 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は393億円、営業利益は22億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.5%、営業利益は−31.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 370 | — | — | 39 |
| 2024年1Q | 376 | 32 | 8.5 | 50 |
| 2024年2Q | 299 | −9 | −3.0 | −13 |
| 2024年3Q | 310 | 2 | 0.6 | −9 |
| 2024年4Q | 400 | — | — | 52 |
| 2025年2Q | 745 | 27 | 3.6 | 7 |
| 2025年4Q | 707 | 78 | 11.0 | 77 |
| 2026年2Q | 765 | 74 | 9.7 | 56 |
| 2026年4Q | 784 | 117 | 14.9 | 110 |
| 2027年1Q | 393 | 22 | 5.6 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,004億円から1,549億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は12.3%。売上は6期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,004 | — | 35 | — | 9 |
| 2014年3月 | 1,053 | — | 26 | — | −82 |
| ISKバイオサイエンスインディア社を設立 | |||||
| 2015年3月 | 1,033 | — | 114 | — | 67 |
| 2016年3月 | 1,029 | — | 70 | — | 92 |
| 2017年3月 | 1,016 | — | 59 | — | 38 |
| ISKバイオサイエンスタイランド社を設立 石原(上海)化学品有限公司を設立 | |||||
| 2018年3月 | 1,080 | — | 84 | — | 34 |
| 2019年3月 | 1,064 | — | 111 | — | 87 |
| 2020年3月 | 1,011 | — | 53 | — | 24 |
| 2021年3月 | 1,018 | — | 59 | — | 34 |
| ISK Biosciences Europe N.V.と三井物産株式会社の子会社Certis Europe B.V.との株式交換契約により、現Certis Belchim B.V.を設立 | |||||
| 2022年3月 | 1,110 | — | 133 | — | 117 |
| 富士チタン工業株式会社を会社分割し、株式会社村田製作所との合弁会社MFマテリアル株式会社を設立 | |||||
| 2023年3月 | 1,312 | — | 103 | — | 69 |
| 2024年3月 | 1,385 | — | 149 | — | 80 |
| ひょうご小野研究センター開設 | |||||
| 2025年3月 | 1,452 | 105 | 114 | 7.2 | 84 |
| 2026年3月 | 1,549 | 191 | 217 | 12.3 | 166 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,549億円のうち、営業利益として残るのは191億円で12.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は166億円、売上の10.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.9%1,052億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.8%306億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.3%191億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが173億円、投資CFが−100億円で、差し引きのフリーCFは73億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は294億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −72 | −57 | 78 | −129 | 170 |
| 2014年3月 | 121 | −41 | −85 | 80 | 172 |
| 2015年3月 | 64 | −32 | 8 | 32 | 213 |
| 2016年3月 | 103 | 97 | −119 | 200 | 292 |
| 2017年3月 | 146 | −59 | −96 | 87 | 282 |
| 2018年3月 | 166 | −60 | −85 | 106 | 303 |
| 2019年3月 | 49 | −86 | −25 | −37 | 240 |
| 2020年3月 | 33 | −69 | 6 | −36 | 209 |
| 2021年3月 | 47 | −62 | 64 | −15 | 259 |
| 2022年3月 | 165 | −43 | −116 | 122 | 271 |
| 2023年3月 | −60 | −50 | 10 | −110 | 177 |
| 2024年3月 | −28 | −70 | 115 | −98 | 200 |
| 2025年3月 | 183 | −114 | −23 | 69 | 249 |
| 2026年3月 | 173 | −100 | −38 | 73 | 294 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,404億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,292億円で、自己資本比率は53.7%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,773 | 531 | 1,242 | 29.9 |
| 2014年3月 | 1,645 | 447 | 1,198 | 27.2 |
| 2015年3月 | 1,677 | 508 | 1,169 | 30.3 |
| 2016年3月 | 1,631 | 589 | 1,042 | 36.1 |
| 2017年3月 | 1,569 | 630 | 939 | 40.1 |
| 2018年3月 | 1,598 | 671 | 927 | 42.0 |
| 2019年3月 | 1,687 | 753 | 934 | 44.7 |
| 2020年3月 | 1,724 | 767 | 957 | 44.5 |
| 2021年3月 | 1,800 | 795 | 1,005 | 44.2 |
| 2022年3月 | 1,858 | 919 | 939 | 49.5 |
| 2023年3月 | 2,019 | 974 | 1,045 | 48.3 |
| 2024年3月 | 2,243 | 1,061 | 1,182 | 47.3 |
| 2025年3月 | 2,251 | 1,144 | 1,106 | 50.8 |
| 2026年3月 | 2,404 | 1,292 | 1,112 | 53.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで203社中20位あたり、逆に低いのは自己資本比率で203社中140位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,110で、1年前と比べて+32.9%。過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 |
| PER (会社予想) | 13.1倍 |
| PBR | 0.93倍 |
| 配当利回り | 4.18% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8/10に前日比-5.2%の2991円と急落したが、1ヶ月では+8.1%と上昇基調を維持。25日線(2915.72円)を+2.6%上回り、75日線(2957.52円)も上回る。RSIは50.43と中立圏。52週高値4035円からは-25.9%と乖離が大きく、8/5に3110円まで上昇する場面もあったが、高値圏での上値抵抗が意識される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER 6.67倍は業界平均17.85倍を大きく下回り、PBR 0.86倍は業界平均1.37倍を下回る。ROE13.7%と収益性は高く、配当利回り4.14%は業界平均2.76%を上回る。ただし、直近の利益成長がやや鈍化しており、割安だが成長減速リスクが懸念される。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.2倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 13.1倍 | — |
| PBR | 0.93倍 | 1.41倍 |
| ROE | 13.7% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、酸化チタン市況の回復と円安による輸出採算改善、農薬事業の安定成長を評価。2026年3月期の大幅増益予想(営業利益191億円、純利益166億円)に期待。一方、弱気派は、酸化チタンの需要が景気敏感で、市況下落時には業績が急悪化するリスクを指摘。また、PBR0.86倍と低評価だが、ROE13.7%は資本コストを上回っておらず、真の価値創出には疑問。
- 酸化チタン市況回復
2026/3期営業利益191億円と過去最高益予想
- 円安が追い風
輸出比率高く、為替感応度大
- 農薬事業の安定性
農業向けは需要安定、収益基盤強化
- 2026/3期営業利益191億円と倍増予想2026年3月期影響強
営業利益105→191億円、純利益84→166億円と大幅増益
- PER6.7倍・PBR0.86倍の割安水準継続影響強
PER6.7倍は化学業界平均12倍を大きく下回る
- 配当利回り4.14%と高利回り継続影響中
4.14%の配当利回りは安定配当期待で下支え
- 外国人持株23%と需給改善期待不定影響弱
外国人持株比率23%と高く、追加買いで株価押し上げ
- 市況下落リスク
酸化チタンは景気連動、値下がりで一転赤字も
- 資本効率の課題
PBR0.86倍、ROE13.7%は資本コスト未満の可能性
- 競争激化
海外メーカーとの価格競争、シェア維持困難
- 営業利益率急拡大の持続性リスク2026年3月期影響強
営業利益率7.23%→12.33%と急改善、原燃料高で逆ざや懸念
- 売上高成長率鈍化継続影響中
売上高成長率前期比+4.8%→今期+6.7%と低成長
- 化学市況変動リスク不定影響中
石化製品需要・価格変動により業績が大きくブレる
- PBR1倍割れの長期化継続影響弱
PBR0.86倍と解散価値以下、設備更新などで資本効率懸念
- 酸化チタン販売数量・価格
- 収益の柱であり、業績の方向性を左右
- 営業利益率
- 2026/3期目標12.3%達成が株価評価の鍵
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり130円で、前期から+41.2%。いまの株価に対する利回りは4.18%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 12 | — | 6.2 |
| 2020年3月 | 20 | 66.7 | 31.3 |
| 2021年3月 | 12 | −40.0 | 18.8 |
| 2022年3月 | 36 | 200.0 | 20.9 |
| 2023年3月 | 42 | 16.7 | 21.8 |
| 2024年3月 | 70 | 66.7 | 44.6 |
| 2025年3月 | 85 | 21.4 | 49.7 |
| 2026年3月 | 120 | 41.2 | 31.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥130
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ20,929人。区分でいちばん多いのは個人・その他で34.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.2%を占め、残る63.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 33.5 | 33.2 | 36.4 | 39.7 | 40.5 | 34.4 |
| 外国法人 | 24.5 | 21.4 | 19.4 | 18.3 | 18.2 | 23.0 |
| 金融機関 | 21.7 | 25.6 | 25.4 | 22.1 | 21.1 | 20.4 |
| 事業法人 | 16.7 | 17.3 | 16.4 | 17.0 | 16.4 | 15.8 |
| 証券会社 | 3.6 | 2.5 | 2.3 | 2.8 | 3.7 | 6.3 |
| 自己株式 | 1.1 | 1.1 | 5.6 | 5.4 | 5.3 | 4.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 12.16 |
| 02 | 三井物産株式会社 | 5.00 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.46 |
| 04 | 東亞合成株式会社 | 4.26 |
| 05 | ISK交友会 | 2.90 |
| 06 | ユーピーエルジャパン合同会社 | 2.90 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人)株式会社みずほ銀行決済営業部 | 2.22 |
| 08 | 石原産業従業員持株会 | 2.01 |
| 09 | DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人)シティバンク、エヌ・エイ東京支店 | 1.88 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 1.52 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1779%、1株純資産は14期で+154%。直近期のROEは13.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 23 | 1,327 | 1.8 | 34.6 | — |
| 2014年3月 | −205 | 1,118 | −17.0 | — | — |
| 2015年3月 | 167 | 1,270 | 14.0 | 7.0 | — |
| 2016年3月 | 229 | 1,474 | 16.7 | 3.4 | — |
| 2017年3月 | 95 | 1,576 | 6.2 | 11.7 | — |
| 2018年3月 | 86 | 1,680 | 5.3 | 15.1 | — |
| 2019年3月 | 217 | 1,885 | 12.2 | 5.2 | 6.2 |
| 2020年3月 | 59 | 1,919 | 3.1 | 9.3 | 31.3 |
| 2021年3月 | 84 | 1,990 | 4.3 | 10.8 | 18.8 |
| 2022年3月 | 293 | 2,299 | 13.6 | 3.7 | 20.9 |
| 2023年3月 | 176 | 2,555 | 7.3 | 6.3 | 21.8 |
| 2024年3月 | 209 | 2,777 | 7.9 | 8.5 | 44.6 |
| 2025年3月 | 220 | 2,987 | 7.6 | 8.1 | 49.7 |
| 2026年3月 | 435 | 3,371 | 13.7 | 6.4 | 31.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額388百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大久保浩 | 代表取締役 取締役社長 社長執行役員 コンプライアンス統括役員(CCO) | 64 | 21,000 |
| 堀江幹也 | 代表取締役 取締役専務執行役員 バイオサイエンス事業本部長 | 66 | 13,000 |
| 西山良夫 | 取締役 常務執行役員 総務人事本部長 | 64 | 12,000 |
| 新名芳行 | 取締役 常務執行役員 無機化学事業本部長 | 62 | 11,000 |
| 田中賢二 | 取締役 常務執行役員 経営企画管理本部長 | 62 | 9,000 |
| 山下育生 | 取締役 常務執行役員 四日市工場長 | 63 | 11,000 |
| 安藤知史 | 取締役 | 52 | 2,000 |
| 内田明美 | 取締役 | 61 | — |
| 佐野由美 | 取締役 | 65 | — |
| 坂井宏次 | 常勤監査役 | 61 | 4,000 |
| 小林洋一 | 常勤監査役 | 69 | 10,000 |
| 楠見憲久 | 常勤監査役 | 62 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小池康弘 | 監査役 | 64 | 1,000 |
| 中嶋勝規 | — | 53 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 173 | 58 | 3 | 286 | 36 |
| 社外取締役 | 6 | 66 | — | — | 66 | 11 |
| 監査役 | 3 | 36 | — | — | 36 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,043字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,760字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,576字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,119字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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