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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

セントラル硝子

Central Glass Co.,Ltd.4044 · Prime · 化学

電子材料、エネルギー材料、ライフ&ヘルスケア、ガラスの4セグメントで構成。半導体ガスから電池材料、ガラスまで素材ビジネスを多角的に展開。

概要

セントラル硝子は、ガラスと化学を柱とする素材メーカーである。1936年に宇部曹達工業として創業し、1963年に旧セントラル硝子を吸収合併して現在の社名となった。2026年3月期の連結売上高は144,479百万円、従業員数は3,194人。半導体用高純度ガス、リチウムイオン電池用電解液、医療化学品、建築・自動車用ガラスなどを手掛ける。

4つの報告セグメントで構成される事業ポートフォリオ

4つの報告セグメントは、電子材料、エネルギー材料、ライフ&ヘルスケア、ガラスである。電子材料事業では半導体プロセス用の高純度ガス(エッチング用、CVD用)を製造し、2026年3月期の売上高は262億円、営業利益40億円。エネルギー材料事業ではリチウムイオン電池用電解液を製造するが、競争激化で販売減少し、売上高121億円、営業損失33億円。ライフ&ヘルスケア事業は医療化学品、素材化学品、肥料を含み、売上高410億円、営業利益62億円。ガラス事業は建築用・自動車用板ガラスとガラス繊維を生産し、売上高596億円、営業利益28億円。ガラス事業が全社売上の41%を占める最大セグメントである。

国内外の子会社24社が支えるグローバル生産販売網

セントラル硝子グループは、当社と子会社24社、関連会社12社で構成される。ガラス事業ではセントラル硝子プロダクツが製造し、建築用はセントラル硝子販売、自動車用はセントラル・サンゴバンが販売を担う。ガラス繊維はセントラルグラスファイバーが一貫生産する。エネルギー材料ではチェコのセントラルガラスチェコ、中国の浙江中硝康鵬化学、国内のジェイセルが電解液を製造。電子材料では米国シンクェストラボラトリーズが高純度ガスを生産する。韓国、台湾、シンガポール、上海に販売子会社を持ち、北米、欧州、アジアへ販売網を広げる。

利益率に大きなばらつきがある収益構造

2026年3月期の連結営業利益は100億円、売上高営業利益率は6.9%である。セグメント別では電子材料(利益率15.2%)とライフ&ヘルスケア(同15.0%)が高収益である一方、エネルギー材料は33億円の営業損失を計上し全体の収益を圧迫する。ガラス事業の利益率は4.7%と低い。同社は2024年に長期ビジョン「VISION 2030」を発表し、スペシャリティ製品の拡大とエッセンシャル製品の強化を掲げる。2027年度に営業利益130億円、2030年度に200億円を目標とするが、エネルギー材料の立て直しが最大の経営課題となっている。

業界の中での役割は半導体・電池・医療・建築・自動車向けに多様な高機能素材を供給にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,445億円
営業利益
100億円
営業利益率
6.9%
純利益
84億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/3
事業売上構成比利益利益率
化成品事業858億円59.5%82億円9.6%
ガラス事業585億円40.5%25億円4.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子材料主力

半導体プロセス用高純度ガス(エッチング用、CVD用等)を製造。当社が製造し、基佳電子材料グループ、韓国セントラル硝子等が販売。子会社シンクェストラボラトリーズも製造販売。

主な製品・サービス1
半導体プロセス用高純度ガス
半導体製造のエッチング、CVD工程等に使用される高純度特殊ガス。

02エネルギー材料主力

リチウムイオン電池用電解液を製造販売。当社、セントラルガラスチェコ、浙江中硝康鵬化学、ジェイセル等が製造。自動車、民生機器向け。

主な製品・サービス1
リチウムイオン電池用電解液
リチウムイオン二次電池の電解液。車載用、民生用。

03ライフ&ヘルスケア準主力

医療化学品(医薬中間体等)、素材化学品(機能性化学品)、肥料を製造販売。当社が主に医療化学品・素材化学品を、子会社セントラル化成が肥料を担当。

主な製品・サービス3
医療化学品
医薬品中間体及び原薬。
素材化学品
機能性化学品、工業薬品。
肥料
化成肥料等。セントラル化成が製造販売。

04ガラス準主力

建築用ガラス、自動車用ガラス、ガラス繊維。セントラル硝子プロダクツが製造し、セントラル硝子販売(建築用)・セントラル・サンゴバン(自動車用)が販売。ガラス繊維はセントラルグラスファイバーが製造販売。

主な製品・サービス3
建築用ガラス
板ガラス、複層ガラス、安全ガラス等。
自動車用ガラス
フロント・リア・サイドガラス等。
ガラス繊維
強化プラスチック用、断熱材用等のグラスファイバー。

05その他その他

保険代理業、貨物運送業、建設・修繕等。子会社(株)東商セントラル、セントラルエンジニアリング(株)等。

製品と技術

半導体プロセス用高純度ガス

電子材料事業の主力製品は、半導体製造におけるエッチングやCVD工程に使用される高純度特殊ガスである。弗素系ガスを中心に多様なガス製品をラインナップする。2026年3月期の同事業売上高は262億円で全社の18%を占める。主に子会社シンクェストラボラトリーズや基佳電子材料グループが販売を担い、AI向け先端ロジック半導体メーカー向けに需要が拡大している。

リチウムイオン電池用電解液

エネルギー材料事業ではリチウムイオン二次電池の電解液を製造する。車載用と民生機器用があり、当社、セントラルガラスチェコ、浙江中硝康鵬化学、ジェイセルが生産する。しかし近年競争激化により販売数量が減少し、2026年3月期の売上高は121億円(前期比19.5%減)、営業損失33億円と赤字が拡大した。同社はスペシャリティ製品へのシフトを進めており、電解液事業の収益改善が課題である。

建築用・自動車用板ガラスとガラス繊維

ガラス事業の主力は建築用板ガラス(複層ガラス、安全ガラス等)、自動車用ガラス(フロント・サイドガラス)、およびガラス繊維(FRP用、断熱材用)である。セントラル硝子プロダクツが製造し、建築用はセントラル硝子販売、自動車用はセントラル・サンゴバンが販売する。2026年3月期の同セグメント売上高は596億円で全社最大。非住宅向け建築ガラスや自動車向けガラス繊維の需要増加が収益を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

ガラス・化成品で中位、内需依存強め

セントラル硝子はガラス事業と化成品事業を柱とし、国内市場で一定のシェアを持つが、売上高1,400億円台と化学業界では中規模。同業の東洋紡やクラレに比べ海外展開が限定的で、国内需要への依存が高い。売上高は2025年3月期に減少したが、営業利益率は7%台と安定。価格競争が激しい業界において、コスト競争力とニッチ領域での専門性が生存戦略の鍵。

強み

  • 営業利益率7%前後を維持し、業績が安定。ガラスと化成品の複合事業リスク分散が寄与。
  • 建築・自動車用ガラスで長年の実績。特殊ガラス分野での技術力が差別化要因。
  • ソーダ灰、苛性ソーダなどの基礎化学品から機能性材料まで幅広く展開。
  • ゼネコンや自動車メーカーとの長期取引により、一定の需要が確保されている。

課題

  • 海外売上高が不明だが、大手化学企業に比べグローバル展開が遅れている。
  • 売上高が横ばいで、2026年3月期も減収予想。市場の伸び悩みが課題。
  • 東洋紡やクラレと比べ規模が小さく、価格競争で劣位に立つ可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機能性化学の時価総額近傍。太字がセントラル硝子

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14220リケンテクノス1,295億円16.4倍
24189KHネオケム1,263億円13.0倍
34028石原産業1,256億円7.2倍
44047関東電化工業1,250億円32.9倍
57995バルカー1,209億円22.2倍
64044セントラル硝子1,167億円13.3倍
74216旭有機材1,133億円32.3倍
84997日本農薬1,068億円14.1倍
94956コニシ1,045億円11.9倍
104996クミアイ化学工業1,040億円13.7倍
114099四国化成ホールディングス996億円16.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

宇部曹達工業の創業とソーダ灰・苛性ソーダ製造の開始

1936年10月、宇部曹達工業として創業し、宇部工場でソーダ灰と苛性ソーダの製造を目的とした。1938年に苛性ソーダ、1940年にソーダ灰の生産を開始。1953年には塩安ソーダ法を導入し、肥料用塩安の生産に乗り出す。1949年5月には東京証券取引所に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。

板ガラス事業への進出と旧セントラル硝子の吸収合併

1958年5月、旧セントラル硝子を設立し、板ガラス事業に参入。1959年に堺工場で普通板ガラスの生産を開始。1963年1月、旧セントラル硝子を吸収合併し、社名をセントラル硝子に変更。同時に東亜燃料工業との合弁でセントラル化学を設立し、化学品分野にも進出した。

フロートガラスとガラス繊維への展開

1963年12月に松阪工場で安全ガラス、1964年に磨板ガラス、1967年に型板ガラスと生産品目を拡大。1969年にはフロート法による板ガラスの量産を開始し、品質と生産効率を向上させた。1971年にはガラス長繊維のセントラルグラスファイバーを設立し、ガラス繊維事業に進出。1973年には硝子研究所と化学研究所を設置し、研究開発体制を強化した。

弗素化学品と高純度ガス、肥料分離

1980年代に入ると、弗素関連製品の拡充を図る。1982年にガラス短繊維のセントラルグラスウール(現セントラルグラスファイバー)を設立。1984年に有機弗化物プラント、1987年に弗素樹脂プラント、1988年に高純度弗素系ガスの多目的プラントを完成させ、半導体向けガス事業の基盤を築いた。1988年には肥料部門をセントラル化成として分離し、事業を明確化した。

北米進出と医薬品原薬プラントの完成

1989年、米国フォードモーターと合弁で自動車用加工ガラス会社カーレックスガラスを設立し、北米市場に参入。1992年には宇部工場にフロートガラスラインを新設し、生産能力を強化。1994年には医療品原薬プラントを完成させ、ライフ&ヘルスケア事業へ本格的に参入した。

電子材料・エネルギー材料の拡大と赤字事業の課題

2000年代以降、電子材料では半導体向け高純度ガスの品揃えを拡充し、AI需要を取り込んで成長。エネルギー材料ではリチウムイオン電池用電解液の生産を開始し、チェコや中国に製造拠点を設立した。しかし2020年代に入り電解液の競争激化で収益が悪化し、2026年3月期には33億円の営業損失を計上。一方ガラス事業は非住宅向け需要に支えられ安定している。

年表28件を開く

1930年代

  • 1936年10月創業アンモニア法によるソーダ灰と苛性ソーダを製造することを第1次目的として、資本金750万円をもって、宇部曹達工業㈱を創立し、宇部工場を建設
  • 1938年1月苛性ソーダの生産を開始

1940年代

  • 1940年12月ソーダ灰の生産を開始
  • 1949年5月上場株式を東京証券取引所に上場

1950年代

  • 1953年10月ソーダ灰製造設備の一部を塩安ソーダ法に切り替え、ソーダと同時に肥料用塩安の生産を開始
  • 1958年5月旧セントラル硝子㈱を設立、板ガラス事業へ進出
  • 1959年6月旧セントラル硝子㈱は堺工場(現:セントラル硝子プロダクツ㈱)を建設し、普通板ガラスの生産を開始

1960年代

  • 1960年1月塩安をベースとする高度化成肥料を開発、宇部工場に湿式燐酸製造設備を建設し、塩加燐安の生産を開始
  • 1963年1月M&A旧セントラル硝子㈱を吸収合併し、社名をセントラル硝子㈱に変更
  • 1963年4月東亜燃料工業㈱と提携して化学品製造会社セントラル化学㈱(現:宇部工場川崎製造所)を設立
  • 1963年12月松阪工場(現:セントラル硝子プロダクツ㈱)を建設し、安全ガラスの生産を開始
  • 1964年5月松阪工場(現:セントラル硝子プロダクツ㈱)において、デュープレックス法による磨板ガラスの生産を開始
  • 1967年4月松阪工場(現:セントラル硝子プロダクツ㈱)において、型板ガラスの生産を開始
  • 1969年6月松阪工場(現:セントラル硝子プロダクツ㈱)において、フロート法によるフロート板ガラスの生産を開始

1970年代

  • 1971年3月ガラス長繊維製造会社セントラルグラスファイバー㈱を設立
  • 1973年2月硝子研究所、化学研究所設置(現:基盤化学研究所、New-STEP研究所)
  • 1974年4月宇部工場において、弗化水素酸プラント完成
  • 1976年2月宇部工場において、燐安の生産を開始
  • 1978年2月宇部研究所開設(現:機能化学研究所)

1980年代

  • 1982年7月ガラス短繊維製造会社セントラルグラスウール㈱(現:セントラルグラスファイバー㈱)を設立
  • 1982年12月堺工場(現:セントラル硝子プロダクツ㈱)において、フロート法によるフロート板ガラスの生産を開始
  • 1984年5月宇部工場において、有機弗化物の多目的プラント完成
  • 1987年3月宇部工場において、弗素樹脂プラント完成
  • 1988年4月宇部工場において、高純度弗素系ガスの多目的プラント完成
  • 1988年5月肥料生産部門を分離し、その承継会社としてセントラル化成㈱を設立
  • 1989年12月創業セントラルガラスアメリカ,Inc.を当事者として、米国フォードモーター社グループと米国において自動車用加工ガラス会社カーレックスガラスCo.を設立

1990年代

  • 1992年12月宇部工場において、フロート法によるフロート板ガラスの生産を開始
  • 1994年5月宇部工場において、医療品原薬プラント完成

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2028年3月期まで130億円
  • 営業利益2031年3月期まで200億円
  • ROE2028年3月期まで8.7%
  • ROE2031年3月期まで10%以上
  • ROIC2028年3月期まで6.1%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    スペシャリティ製品の拡大

    技術優位性・独創性・サステナビリティを持つスペシャリティ製品を拡充し、収益力向上を図る。

  2. 02

    エッセンシャル製品の強化

    基礎的なエッセンシャル製品の事業基盤強化を進め、安定した収益源を確保する。

  3. 03

    事業ポートフォリオの最適化

    成長性とROIC分析に基づき経営資源をメリハリよく配分し、中長期的な成長投資とROICマネジメントで資本効率を改善する。

  4. 04

    ESG経営による事業基盤強化

    人的資本経営、環境課題対応、デジタル活用を推進し、サステナブルな社会の実現に寄与する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,194人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は717万円で、9期前と比べて+11.8%平均年齢は37.1歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月7,236
2018年3月7,106
2019年3月64136.714.56,832
2020年3月64136.814.66,440
2021年3月63337.014.96,053
2022年3月64437.315.75,420
2023年3月64537.615.13,350
2024年3月66236.414.53,314
2025年3月68336.514.33,354316
2026年3月71737.115.23,194313

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率86.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 12 / 海外 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
宇部工場 — 山口県宇部市210億円
電子材料、ライフ&ヘルスケア
ガラス — セントラル硝子プロダクツ㈱(三重県松阪市他)126億円
宇部工場 川崎製造所 — 神奈川県川崎市8,754百万円
電子材料、エネルギー材料、ライフ&ヘルスケア
本社 — 東京都千代田区他7,107百万円
全社的管理業務、販売業務
ガラス — セントラルグラスファイバー㈱(三重県松阪市他)2,907百万円
ライフ& ヘルスケア — セントラル化成㈱(山口県宇部市他)1,467百万円
エネルギー材料 — セントラルガラスチェコ s.r.o. (チェコ)1,080百万円
主な関係会社
  • 国内
    セントラル化成㈱
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    セントラル・サンゴバン㈱
    東京都千代田区
    議決権65.0%
  • 国内
    セントラル硝子販売㈱
    東京都杉並区
    議決権100.0%
  • 国内
    セントラル硝子プロダクツ㈱(注)4
    三重県松阪市
    議決権100.0%
  • 国内
    セントラル硝子工事㈱
    東京都杉並区
    議決権100.0%
  • 国内
    三重硝子工業㈱
    三重県松阪市
    議決権100.0%
  • 国内
    日本特殊硝子㈱
    岐阜県海津市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東商セントラル(注)3
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    セントラルエンジニアリング㈱
    山口県宇部市
    議決権100.0%
  • 国内
    セントラル硝子プラントサービス㈱
    三重県松阪市
    議決権100.0%
  • 海外
    セントラルガラスチェコs.r.o.
    チェコ
    議決権100.0%
  • 国内
    セントラルガラスインターナショナル,Inc.
    アメリカ
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • シンクェストラボラトリーズ,Inc.アメリカ100%
  • 基佳電子材料股份有限公司台湾72%
  • 基佳電子材料シンガポール Pte.Ltd.シンガポール100%
  • 浙江中硝康鵬化学有限公司中国60%
  • 上海中硝商貿有限公司中国100%
  • ジェイセル㈱韓国65%
  • 韓国セントラル硝子㈱韓国100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発高品質8インチSiC単結晶・ウェハの製造技術開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-03-31
    9.2億円
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発高品質8インチSiC単結晶・ウェハの製造技術開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-04-04
    9.2億円
  • 調達
    平成25年度エネルギー使用合理化技術開発等(未利用熱エネルギー革新的活用技術研究開発)により取得した物品の売払い
    経済産業省 · 2023-09-08
    250万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,445億円営業利益100億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.2%、利益が-5.7%。

売上高
+0.2%
1,445億円
営業利益
-5.7%
100億円
純利益
+47.4%
84億円
営業利益率
6.9%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,675億円1,445億円
営業利益110億円100億円
純利益80億円84億円
1株あたり配当¥170¥170

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は378億円、営業利益は40億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−3.1%、営業利益は+42.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q442208
2024年1Q390287.228
2024年2Q401328.029
2024年3Q4184611.036
2024年4Q39432
2025年2Q680476.928
2025年4Q762597.729
2026年2Q664253.821
2026年4Q781759.663
2027年1Q3784010.639

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,735億円から1,445億円へ83%に減った。直近期の営業利益率は6.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,7359149
2014年3月1,91611750
2015年3月1,990143104
2016年3月2,354146100
2017年3月2,289151107
2018年3月2,2786330
2019年3月2,29911276
2020年3月2,2258664
2021年3月1,9074712
2022年3月2,062119−398
2023年3月1,693196425
2024年3月1,603163125
2025年3月1,4421061227.457
2026年3月1,4451001236.984

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,445億円のうち、営業利益として残るのは100億円6.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は84億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.3%1,059億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.8%286億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.9%100億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.4pt
6.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.4pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが264億円、投資CFが−100億円で、差し引きのフリーCFは164億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は221億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月148−139469238
2014年3月195−106−13389204
2015年3月131−23486−103192
2016年3月242−209−3633189
2017年3月173−214155−41304
2018年3月164−198−51−34219
2019年3月127−1433−16210
2020年3月172−79−5393250
2021年3月179−37−131142261
2022年3月149−18−127131269
2023年3月166200−470366167
2024年3月222−33−160189199
2025年3月236−42−176194220
2026年3月264−100−177164221

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,978億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,282億円で、自己資本比率は62.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,3741,2541,12052.1
2014年3月2,4121,3521,06055.3
2015年3月2,8211,5661,25554.7
2016年3月2,7761,5991,17756.6
2017年3月3,1401,7301,41054.1
2018年3月3,1681,7561,41254.4
2019年3月3,0711,6891,38253.8
2020年3月2,9641,6431,32154.3
2021年3月2,8491,6911,15858.1
2022年3月2,9071,3011,60643.4
2023年3月2,2111,0791,13246.8
2024年3月2,1441,20194353.6
2025年3月2,0481,21183857.0
2026年3月1,9781,28269662.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
257億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
856億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
261億円
在庫として抱えている分
負債合計
696億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中40位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中128位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.9%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.5%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.2%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,490で、1年前と比べて+39.1%過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。

¥4,490-3.0%1ヶ月+8.3%1年+39.1%時価総額1,167億円
過去52週の値幅
安値¥3,135高値¥4,790

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR0.87倍
配当利回り3.79%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4620円で、前日比+7.94%と急騰。25日線(4198円)を約10%上回り、200日線(3823円)との乖離も約21%に拡大。52週高値4790円に接近しており、更新が射程圏内。直近の出来高は60.8万株と通常の数倍に膨らみ、機関投資家の買いが示唆される。1年前からは+44.9%の上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PERが11.8倍と同業界平均の17.8倍を下回り、PBRは0.80倍と1倍割れで割安感が強い。配当利回りは4.27%と平均2.76%を上回り、利回り面でも魅力的。ROEは6.96%と平均水準だが、低収益性が続く中で配当性向は42.3%と安定。業績は減収減益だが、PBRの低さがバリュエーションを支えており、株価は過小評価されている可能性が高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍17.8倍
PER (予想)13.9倍
PBR0.87倍1.41倍
ROE7.0%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建築・自動車需要の変動に収益が左右される中、業績回復の度合いが焦点。直近で売上高は減少し営業利益率は7%前後で推移、今後の需要回復とコスト削減の効果が注目される。強気派は、既存設備と技術を活かした需要回復による収益拡大を期待。弱気派は、需要減退と競争激化による利益率低下を懸念。議論の中心は、建設・自動車市場の先行きとコスト構造の改善度合い。

プラスに働く材料7
  • 需要回復による業績拡大

    建築・自動車市場の回復で売上増が見込まれ、設備稼働率向上で収益性改善が期待

  • 技術力とブランド力

    高品質の製品で定評があり、シェア維持を通じて安定した収益基盤を持つ

  • コスト削減効果

    生産効率向上や材料調達の最適化で利益率改善の余地がある

  • 2026/3期純利益が前期比47%増の84億円決算発表後影響

    営業利益は100億円と減益だが、純利益は57億円から84億円に増加

  • PBR0.8倍と解散価値割れ継続影響

    時価総額1035億円、純資産は約1297億円(PBR0.798倍)で株価は割安

  • 配当利回り4.27%と高水準通年影響

    2026/3期純利益84億円に対し、配当総額は約44億円とカバー可能

  • 外国人の保有が28.5%と安定継続影響

    外国人保有比率28.54%と高く、需給が底堅い

マイナスに働く材料7
  • 需要の低迷

    国内建設・自動車需要が軟調で売上減少が継続する可能性

  • 競争激化

    海外メーカーや代替素材との競争で価格競争力が低下

  • コスト上昇

    燃料費や原材料費の高騰が利益を圧迫する懸念

  • 売上高が1603億→1445億と減少傾向通年影響

    2024/3期1603億円、2025/3期1442億円、2026/3期1445億円と高止まりも低迷

  • 営業利益も106億→100億に減益決算発表後影響

    営業利益率は7.35%→6.92%と低下、原材料高が圧迫

  • 高配当は減配リスクがある決算発表後影響

    配当利回り4.27%だが、純利益が減益なら減配余地も

  • ROE6.96%と低く、株主価値が増えない継続影響

    ROE6.96%は資本コストに満たず、低PBRが続く可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の度合いを確認するために必須の指標
建築用ガラス出荷量
主要事業の需要動向を直接反映し、売上高の先行指標となる
自動車用ガラス受注動向
自動車生産台数の変動が業績に大きく影響するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり170で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.79%。

年間配当
¥170
1株あたり
配当利回り
3.79%
いまの株価に対して
配当性向
42.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5524.2
2018年3月30−45.525.7
2019年3月75150.044.5
2020年3月750.059.5
2021年3月750.058.8
2022年3月750.0
2023年3月11553.313.0
2024年3月15938.336.5
2025年3月1706.960.8
2026年3月1700.042.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥170

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,395人。区分でいちばん多いのは金融機関36.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.4%を占め、残る55.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関34.031.026.135.036.936.0
外国法人22.721.713.926.226.628.5
個人・その他17.517.953.325.624.724.0
事業法人24.928.25.59.48.28.3
証券会社0.91.21.33.73.53.1
自己株式5.85.842.32.72.82.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本カストディ銀行(信託口)13.26
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.97
03株式会社山口銀行2.46
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.19
05CG取引先持株会2.13
06CG協力会社持株会2.12
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.08
08DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.07
09日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・山口銀行口)1.72
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.70

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -1.92pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1352%、1株純資産は14期で+743%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月235914.113.825.9
2014年3月1203,1893.914.051.8
2015年3月2483,6897.211.433.7
2016年3月2423,8056.512.626.1
2017年3月2614,1566.59.124.2
2018年3月734,2551.733.725.7
2019年3月1874,0844.513.044.5
2020年3月1593,9783.911.959.5
2021年3月304,0910.877.558.8
2022年3月−9853,116−27.3
2023年3月1,2224,17637.02.413.0
2024年3月5044,63711.45.836.5
2025年3月2294,7104.914.260.8
2026年3月3374,9867.011.742.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額266百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
前田一彦代表取締役 社長執行役員667,000
金井哲男代表取締役 専務執行役員612,500
石井章央取締役 専務執行役員645,200
河田正也取締役74100
石原詩織取締役39
照井惠光取締役73500
村田正德取締役(監査等委員)621,400
西村俊英取締役(監査等委員)71
三箇山俊文取締役(監査等委員)69100
後藤昌子取締役(監査等委員)48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5116541318337
社外取締役759598
取締役(社内)1151515
監査役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,538字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(当社、子会社24社、関連会社12社(2026年3月31日現在)により構成)においては、電子材料、エネルギー材料、ライフ&ヘルスケア、ガラスの4部門に関係する事業を主として行っており、各事業における当社及び関係会社の位置付けは次のとおりであります。 なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (電子材料事業) 当事業の主要な製品は、半導体プロセス用高純度ガスがあります。半導体プロセス用高純度ガスにつきましては、当社が製造し、当社、基佳電子材料股份有限公司及び基佳電子材料シンガポール Pte.Ltd.が主に販売しております。 <主な関係会社> 製造・販売   シンクェストラボラトリーズ,Inc. 販売   基佳電子材料股份有限公司 基佳電子材料シンガポール Pte.Ltd. 韓国セントラル硝子㈱ セントラルガラスインターナショナル,Inc. (エネルギー材料事業) 当事業の主要な製品は、リチウムイオン電池用電解液があります。リチウムイオン電池用電解液につきましては、当社、セントラルガラスチェコ s.r.o.、浙江中硝康鵬化学有限公司及びジェイセル㈱が製造し、当社、セントラルガラスチェコ s.r.o.、セントラルガラスインターナショナル,Inc.、上海中硝商貿有限公司及び韓国セントラル硝子㈱が主に販売しております。 <主な関係会社> 製造・販売   浙江中硝康鵬化学有限公司 セントラルガラスチェコ s.r.o. ジェイセル㈱ 販売   韓国セントラル硝子㈱ セントラルガラスインターナショナル,Inc. 上海中硝商貿有限公司 (ライフ&ヘルスケア事業) 当事業の主要な製品は、医療化学品、素材化学品、肥料があります。医療化学品、素材化学品につきましては、当社が主に製造、販売しております。肥料につきましては、セントラル化成㈱が主に製造、販売しております。 <主な関係会社> 製造・販売   セントラル化成㈱ 浙江中硝康鵬化学有限公司 (ガラス事業) 当事業の主要な製品は、建築用ガラス、自動車用ガラス、ガラス繊維があります。建築用ガラスにつきましては、セントラル硝子プロダクツ㈱が主に製造し、セントラル硝子販売㈱を通じて主に販売しております。自動車用ガラスにつきましては、セントラル硝子プロダクツ㈱が主に製造し、セントラル・サンゴバン㈱を通じて主に販売しております。ガラス繊維につきましてはセントラルグラスファイバー㈱が主に製造、販売しております。 <主な関係会社> 製造・販売   セントラル硝子プロダクツ㈱ 日本特殊硝子㈱ セントラルグラスファイバー㈱ 販売・工事   セントラル・サンゴバン㈱ セントラル硝子販売㈱ セントラル硝子工事㈱ 建設・修繕・加工   セントラル硝子プラントサービス㈱ 三重硝子工業㈱ (その他) 上記の報告セグメントに含まれない保険代理業、貨物運送業、当社に係る建設・修繕等を行っております。 <主な関係会社> 販売   ㈱東商セントラル 上海中硝商貿有限公司 建設・修繕   セントラルエンジニアリング㈱ 事業の系統図は次のとおりであります。 連結子会社であったセントラルガラスヨーロッパLtd.については清算結了、アポロサイエンティフィックLtd.については全株式を譲渡したため、連結の範囲から除外しております。
経営方針・対処すべき課題1,778字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社及び当社の関係会社(以下、総称して「当社グループ」といいます。)は、“ものづくりで築く より良い未来”「セントラル硝子グループは、ものづくりを通じて、真に豊かな社会の実現に貢献します。」を基本理念としており、また、「独創的な素材・技術によりサステナブルな社会の実現に寄与する」をパーパスとして定義しております。 当社グループが創業当時から企業活動の中心に据えております「ものづくり」は、誠実を基本姿勢とした、研究開発、製造、販売等の企業活動全般を意味しており、今後の更なる飛躍に向けても、すべての基礎になるものと考えております。 各事業活動においては、伸ばすべき事業に経営資源を投入し、その事業基盤の強化を図るとともに、当社の強みである「技術優位性、独創性、サステナビリティ」を持つスペシャリティ製品の拡充を図ります。また、環境対応・省エネルギー化の推進や、グローバルな事業展開による収益力の向上に注力し、安定した財務体質のもと企業価値を増大させることを常に目指し続けてまいります。 これらの方針のもと、経営全般にわたり効率性を高め企業体質の変革を図るとともに、研究開発力の強化と成長事業への経営資源の重点的な投入を行い、グループ企業力の強化に努めてまいります。 当社グループは、2024年5月に長期ビジョン「VISION 2030」を公表し、2030年のありたい姿や、その実現のための事業戦略等を示し、2025年5月には、「VISION 2030」の実現に向け、新たな中期経営計画を策定し発表しました。 それぞれの概要は以下の通りです。 ①長期ビジョン「VISION 2030」 ②中期経営計画(2025~2030年) (イ)長期ビジョン「VISION 2030」の実現に向けた取組み 2025年から2030年までの6年間を2つのフェーズに分け、それぞれのフェーズごとの経営課題に取り組ん でまいります。 『Phase 1』 2025~2027年度:成長への基盤強化 『Phase 2』 2028~2030年度:本格的な成長軌道へ (ロ)基本方針 (a)事業戦略 ・スペシャリティ製品の拡大 ・エッセンシャル製品の強化 (b)成長戦略(事業ポートフォリオ最適化) (ⅰ)投資戦略 ・「成長性×ROIC」分析によるメリハリをつけた経営資源の最適配分 ・近視眼的にならない中長期的な目線での成長投資 (ⅱ)ROICマネジメント ・事業ロードマップに基づく あるべき姿の追求 ・事業ROICのモニタリングにより資本効率を改善 (c)ESG経営による事業基盤強化 ・人的資本経営の推進 ・環境課題の対応 ・デジタル活用の推進 ③中期経営計画の財務目標 2027年度 (Phase1最終年度)   2030年度 (Phase2最終年度) 営業利益   130億円   200億円 ROE   8.7%   10%以上 ROIC   6.1%   7.0% 年間配当額 (1株あたり)   170円 (下限配当)   改めて検討 (経営環境及び対処すべき課題) 今後の見通しにつきましては、AI向け半導体の需要増加による先端ロジックメーカーの増産基調は継続するものと考えておりますが、中東情勢に起因する原燃材料の価格上昇及び継続的な調達への不確実性の高まりなど、当社製品の販売に与える影響は不確かで、今後も不透明な状況が続くものと思われます。当社グループといたしましては、一昨年に公表した、長期ビジョン「VISION 2030」、ありたい姿「サステナブルな社会の実現に寄与する『スペシャリティ・マテリアルズ・カンパニー』になる」の実現に向けて、ESG経営により事業基盤を強化し、ポートフォリオの最適化を進めることにより、グループの企業力強化に努めてまいります。 また、東京証券取引所による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の要請に関し、当社グループのPBRは長期にわたり1倍未満で推移しておりましたが、足元の株価の上昇をうけて改善傾向にあります。2026年5月14日付「2026年3月期 通期 決算説明資料」にてご説明したとおり、今後も、PBR改善につながる施策を着実に実行してまいります。
事業等のリスク6,960字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1)当社グループのリスクマネジメントについて ① リスクに対する考え方 当社を取り巻く事業環境は日々変化しており、事業活動に伴うリスクも多様化・高度化しています。当社グループは、社内外に存在するさまざまなリスクを適切に把握し、平時におけるリスクの低減・未然防止に取り組むとともに、インシデント発生時には被害の最小化を図るための危機対応を行うことで、企業価値の維持・向上と持続的な成長を目指しています。 ② リスクマネジメント体制 当社は、取締役会で決議した「内部統制システムの整備に関する基本方針」に基づき、その一環として統合リスクマネジメント体制を構築しています。 「統合リスクマネジメント体制」とは、全社的リスクマネジメントと危機管理を一体的に機能させるために体系化したものであり、当社グループ一体となってリスクマネジメントに取り組むための基本事項を定めるものです。当社は、当該基本事項を「統合リスクマネジメント規程」として定め、運用しています。 ③ 全社的リスクマネジメント体制 当社グループにおける事業活動上のリスクについては、三線モデルに基づく全社的リスクマネジメント体制を構築しております。 具体的には、リスクオーナー(第一線)が所管する業務に内在するリスクを把握・評価し、対応策の立案および実行を行っております。これに対し、専門委員会およびスタッフ部門(第二線)は、専門的見地からリスクオーナーに対する支援、助言または指導を行っております。 各部門において把握されたリスク情報は、経営管理室に集約され、全社的な観点から整理したうえで、リスクマネジメント会議において審議されます。当該審議結果を踏まえ、社長執行役員が対応方針を決定しております。 また、監査部(第三線)は、独立した立場から当該リスクマネジメント体制の有効性について監査を実施するとともに、必要に応じて検証および助言を行っております。 当社は、リスクマネジメントの運用状況について、定期的なモニタリング及び評価を実施し、その結果を踏まえてPDCAサイクルを通じた継続的改善を図っています。 (2)事業などのリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、当該事業等のリスクについては、当連結会計年度末日現在の判断によるものであり、また、当社グループの事業上のリスクすべてを網羅しているものではありません。 リスク項目   リスク内容   主な対応策 ①市場環境の変動   国内外の経済動向の著しい変化や、当社グループの製品を展開する関連業界における需給環境など市況の急激な変化、各国の政策変更等に起因する市場環境の変動があった場合、製品の需要の減少、販売価格の下落、収益性の悪化等を招くおそれがあり、この結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、国内外の経済動向や関連業界の動向など市況を随時モニタリングし、事業への影響を迅速に把握できる体制を整えております。 リスク項目   リスク内容   主な対応策 ② 競争環境の変化   当社グループは、多岐にわたる製品の開発・生産・販売を行っており、国内外の様々な企業と競合しております。 •競争環境の変化や競争の激化(価格競争、製品開発競争等)があった場合、販売機会の逸失や収益性の低下等を招くおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •技術革新の進展や市場環境の変化等により、次世代事業創出に向けた研究開発テーマが商品化に至らず、開発が遅延または中止された場合、競争優位性を十分に確保できないおそれがあり、この結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、研究開発テーマの選定や経営資源の配分、進捗状況を踏まえた見直しや中止を含めた評価体制を整備するとともに、製品の品質・技術力の向上やコスト低減に取り組み、競争力の強化に努めております。 ③ 特定分野への依存   •当社グループの一部製品は、特定の顧客への依存度が高い状況があります。このため、当該顧客の投資・販売計画の変更等があった場合、販売数量の減少や収益力の低下を招くおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループの一部製品は、特定の原料への依存度が高く、当該原料の調達に制約が生じた場合、販売機会の喪失につながるおそれがあり、この結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、特定の顧客や特定の原料への依存リスクの低減のため、新規顧客の開拓により販売先の多様化を図るとともに、原料の安定調達に向けた取り組みを進めております。 ④ 海外情勢の変化   海外において、法令・規制の変更や、関税、現地企業優遇措置等の制度の変化、政治及び社会情勢の変動、テロ、戦争、感染症の発生等があった場合、当該地域における調達・物流・販売等の事業活動に支障を来たし、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、各国の法令・規制や政治・社会情勢の動向を継続的に把握・モニタリングするとともに、複数の調達先の確保やサプライチェーンの見直し等を進めることで、事業活動への影響低減を図っております。 ⑤ 原材料の市況及び調達   当社グループの製品は重油等、市況変動の影響を受ける原材料や、調達先が限られる特殊な原材料を使用しております。原材料の価格変動や調達制約、調達遅延等が発生した場合、調達コストの上昇や生産への影響が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、調達先の多様化や必要に応じた主要原材料の備蓄、原油デリバティブの活用等により、原材料の安定調達および価格変動リスクの低減に向けた施策を推進しております。 リスク項目   リスク内容   主な対応策 ⑥ 公的規制   当社グループが事業活動を行っている国及び地域では、投資に関する許認可や輸出入規制のほか、商取引、労働、知的財産、租税、為替、環境規制等の各種関係法令の適用を受けております。これらの法令・制度等の変更や新たな適用があった場合、製造・販売活動の制限や停止措置、原材料調達の制約等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、各国の関係法令及び制度等を継続的に把握・モニタリングするとともに、これらの変更や新たな適用に的確かつ迅速に対応するため、適切な対応体制を整備しております。 ⑦ 環境規制   当社グループは、各国・地域における様々な環境関連法令の適用を受けております。 •過去・現在及び将来の事業活動において、環境規制の強化や新たな規制の適用があった場合、費用負担の増加や賠償責任の発生に加え、製造・販売の停止、原材料調達の制約等につながるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループが製造・販売するフッ素関連製品について、PFASに関する規制により、当該製品の需要の減少や販売の制約が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、国内外の行政機関や関係団体等の動向を踏まえ、環境規制に関する規制動向の把握に努め、必要な対応を継続してまいります。また、PFASに関する規制に関しては、当社グループのフッ素関連製品が生活産業上の重要な役割を担っていることを踏まえ、欧州当局へのパブリックコメントを提出するとともに、当該PFAS製品の代替製品としてPFASフリー製品の開発を進めるとともに、一部製品については市場投入を行っております。 ⑧ 製品品質・製造物責任   •当社グループが製造・販売する製品について、品質問題が発生した場合、製品の回収や出荷停止等を招くおそれがあります。また、原材料調達先や外注先における工程や仕様の変更等により品質問題が発生した場合、顧客からの信頼低下や販売機会の逸失等により売上の減少が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループの製品について、顧客要求事項や各種規格に適合しない、または認証要件を満たさない場合、出荷停止や販売制限等の措置を受けるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループの製造物責任に基づく損害賠償が発生した場合、保険による補填が十分でないこと等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、品質に係る関連規程の整備・運用や品質管理体制の強化に取り組むとともに、原材料調達先や外注先を含め、品質監査や評価・指導等を通じて品質確保の徹底を図っております。品質問題の発生時には、影響の最小化を図るとともに、原因究明の上再発防止策の徹底を行っております。併せて、当該リスクに備え、必要に応じて製造物責任保険へ加入しております。 リスク項目   リスク内容   主な対応策 ⑨ 知的財産権   •当社グループと第三者との間で知的財産権に関する紛争が生じ、当社グループに不利な判断がなされた場合、販売停止や取引条件の変更等により事業活動に制約を受けるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループの技術情報の漏洩や権利の失効・無効化、模造品の出現等があった場合、競争力の低下につながるおそれがあり、この結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、知的財産権の取得・保護及び管理の強化、関係部門との連携等を通じて、権利侵害への対応や技術情報の流出リスクの低減に努めております。 ⑩ 訴訟   当社グループにおいて、製品品質問題、契約や知的財産権に関する紛争等に加え、コンプライアンス違反その他の事象があった場合、取引先や第三者、従業員等との間で訴訟が提起され、損害賠償等の費用負担が生じ、また、これらにより当社グループの評判や信頼性が損なわれるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、法令遵守の徹底に向けた教育の実施に加え、内部通報制度を整備し、リスク事象の発生を抑制するとともに、関係部署及び外部専門家との連携を通じた契約に関する紛争の予防に努めるとともに、係争に至った場合には適切な対応を行っております。 ⑪ コンプライアンス違反   当社グループにおいて、役職員による不正行為やコンプライアンス違反が発生した場合、監督当局からの指導・処分、取引停止等の事業上の制約につながるおそれがあります。また、これらにより当社グループの評判や信頼性が低下した場合、事業活動に支障が生じるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、内部統制の強化を通じてコンプライアンス違反の防止に取り組むとともに、法令遵守の徹底に向けた教育の実施に加え、内部通報制度の整備によりコンプライアンス違反の抑制を図っております。また、違反の兆候を把握した場合には、関係部署及び外部専門家と連携の上、適切に対応しております。 ⑫ 為替の変動   当社グループは世界の各地域にて事業活動を行っており、為替相場の変動があった場合、販売価格の低下や原材料調達コストの上昇を招くおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループにおいては、為替相場の変動リスクを低減するため、状況に応じた為替予約等のヘッジ取引を活用しております。 ⑬ 固定資産の価値下落   当社グループでは既存事業に係る設備について、今後の事業の収益性や市況が悪化した場合、固定資産の減損会計の適用に伴う損失が発生するおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、事業の収益性や稼働状況等を継続的に把握するとともに、投資判断の適正化、設備の稼働状況を踏まえた生産体制の見直しを行っております。 リスク項目   リスク内容   主な対応策 ⑭ 災害・事故   地震、台風等の自然災害や火災等の事故災害が発生し、当社グループの拠点の設備等の損壊や電力、ガス、水の供給に支障が生じた場合、一部または全部の操業が中断し、製品の出荷停止や遅延を招くおそれがあります。さらに、損害を被った設備の修復のために多額の費用が発生するおそれがあり、これらにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、自然災害や事故に備えた対応策の検討や訓練を継続的に実施するとともに、事業継続に向けた対応体制のもと、データのバックアップや在庫確保等を含めた対策を進めることにより、事業活動への影響の最小化に努めております。 ⑮ 感染症の拡大   感染症パンデミックの長期化により、個人消費の低迷や国内外のサプライチェーンが停滞した場合、当社グループの事業活動に支障が生じるおそれがあります。また、当社グループ社員の罹患が拡大した場合、工場の操業停止や営業活動に制約を受けるおそれがあります。これらにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、従業員及びその家族の健康に配慮し、国内外の出張制限や在宅勤務、時差出勤の推奨、オンライン会議の活用等の感染防止策を実施し、事業活動への影響の最小化に努めております。 ⑯ サイバーセキュリティ   当社グループは、生産、販売、研究開発等の事業活動において、ネットワーク及び情報システムを利用しております。 •サイバー攻撃の高度化・多様化や、システム障害、クラウドサービスの障害等によりITシステムが停止または利用不能となった場合、事業活動に支障が生じるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •個人を特定できる情報を含む重要データの逸失、破損、改ざん及び社外流出等が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、情報セキュリティ管理体制の強化に努めるとともに、ネットワーク及び情報システムの監視やサイバー攻撃への対策を継続的に実施しております。 リスク項目   リスク内容   主な対応策 ⑰ 人的資本   •当社グループは、競争の激しい事業環境において、多様な技術・知識・視点を有する人材の確保が重要となっております。また、経験豊富な人材や業務やプラント運転操作等に関する技能・ノウハウを有する人材の確保・維持も求められます。しかしながら、人材の確保が困難となる場合や重要な人材の流出が生じた場合、業務の停滞や意思決定の遅延、品質や生産性の低下等を招くおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループにおいて、業務やプラント運転操作等に関する重要な技能・ノウハウの後継者への継承が十分に行われない場合、事業活動の停滞や競争力の低下につながり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、「エンゲージメントの向上」「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進」「健康経営の推進」等の観点から人的資本経営を推進し、人材の確保及び育成に取り組んでおります。 ⑱ 気候変動   •当社グループが事業展開する各国・地域において、GHG排出量規制、炭素税及び排出量取引制度等が導入または強化された場合、コスト負担の増加を招くおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 •当社グループの拠点がある地域において気候変動の影響により洪水等の自然災害の増加や高温化の進行により労働環境が悪化した場合、操業停止や品質・生産性の低下等を招くおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、GHG排出量規制等の制度動向を継続的に把握するとともに、気候変動リスクについては、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の枠組みに基づき、移行リスク及び物理リスクの両面から影響評価を行い、対応を進めております。また、再生可能エネルギーの活用や省エネルギー施策の推進等により、環境負荷の低減と事業への影響の最小化に努めております。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に含めて記載しております。 ② 生産、受注及び販売の状況 当社グループの生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、また受注生産形態をとらない製品も多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 このため生産、受注及び販売の状況については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 経営成績」におけるセグメントごとの経営成績に関連付けて示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績 当連結会計年度における業績につきましては、当社グループは積極的な販売活動を展開いたしました結果、当期の売上高は144,479百万円と、前期比0.2%の増加となりました。 損益面につきましては、経営全般にわたる業務の効率化・合理化施策を推進してまいりましたが、営業利益は前期比599百万円減少の10,029百万円となりました。経常利益は前期比116百万円増加の12,281百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比2,681百万円増加の8,360百万円となりました。 セグメント別の状況につきましては、従来「化成品事業」及び「ガラス事業」の2つを報告セグメントとしておりましたが、情報開示の充実を図るべく、当連結会計年度より「電子材料事業」「エネルギー材料事業」「ライフ&ヘルスケア事業」及び「ガラス事業」の4つに変更いたしました。なお、前期との比較は、変更後のセグメント区分に組み替えて比較しております。 また、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (電子材料事業) 百万円   売上高   営業利益 当 期   26,202   3,986 前 期   24,233   3,998 増減額   1,969   △12 増減率   8.1%   △0.3% 電子材料につきましては、AI向け半導体の需要増加による先端ロジックメーカーの増産を背景とした特殊ガス製品の販売増加などにより、売上高は前期比8.1%増加の26,202百万円となりました。一方損益は原材料費他のコスト上昇の影響もあり、前期比12百万円減少の3,986百万円の営業利益となりました。 (エネルギー材料事業) 百万円   売上高   営業損失(△) 当 期   12,070   △3,264 前 期   15,001   △2,121 増減額   △2,930   △1,142 増減率   △19.5%   - エネルギー材料につきましては、競争激化に伴うリチウムイオン電池用電解液製品の販売減少により、売上高は前期比19.5%減少の12,070百万円となり、損益は前期比1,142百万円悪化の3,264百万円の営業損失となりました。 (ライフ&ヘルスケア事業) 百万円   売上高   営業利益 当 期   41,024   6,170 前 期   42,270   5,949 増減額   △1,245   220 増減率   △2.9%   3.7% 医療化学品につきましては、医療関連製品の国内販売は堅調だったものの、輸出が低調に推移した事に加え、為替影響による販売単価の下落により、売上高は前期を下回りました。 素材化学品につきましては、機能材料製品の需要が低調に推移したことに加え、前年にPAC(水処理用凝集剤)事業から撤退した影響により、売上高は前期を下回りました。 肥料につきましては、緩効性肥料の需要が低調に推移したため販売数量は減少したものの、原材料価格の上昇に伴い販売価格も上昇したため、売上高は前期を上回りました。 以上、ライフ&ヘルスケア事業の売上高は前期比2.9%減少の41,024百万円となりました。一方損益は固定費の削減、不採算事業撤退の効果などにより、前期比220百万円増加の6,170百万円の営業利益となりました。 (ガラス事業) 百万円   売上高   営業利益 当 期   59,640   2,810 前 期   58,467   2,468 増減額   1,172   342 増減率   2.0%   13.9% 建築用ガラスにつきましては、非住宅向け製品の販売増加により、売上高は前期を上回りました。 自動車用ガラスにつきましては、需要が低調に推移したことに加えて、顧客の一時生産停止による製品の販売減少により、売上高は前期を下回りました。 ガラス繊維につきましては、自動車向け製品の販売増加により、売上高は前期を上回りました。 以上、ガラス事業の売上高は前期比2.0%増加の59,640百万円となり、損益は前期比342百万円増加の2,810百万円の営業利益となりました。 ② 財政状態 当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末に比べ、株価の上昇などで投資有価証券が929百万円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が4,176百万円、棚卸資産が4,251百万円減少したことなどにより7,009百万円減少し197,825百万円となりました。 負債は支払手形及び買掛金が1,236百万円、社債の償還や借入金の返済などにより有利子負債が12,005百万円減少したことなどにより、14,158百万円減少し69,612百万円となりました。 純資産は配当金の支払いにより4,293百万円減少した一方、親会社株主に帰属する当期純利益を8,360百万円計上、その他有価証券評価差額金が 1,776百万円増加したことなどにより、7,148百万円増加し128,212百万円となりました。また、自己資本比率は5.5%増加し62.5%となりました。 ③ キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末に比べ、37百万円増加し、22,078百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金収支は、税金等調整前当期純利益12,179百万円、減価償却費7,993百万円、運転資金の増減(売上債権及び契約資産、棚卸資産、仕入債務の増減合計額)による収入5,486百万円などにより、26,441百万円の収入(前年同期は23,587百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金収支は、定期預金の払戻による収入5,359百万円などの一方で、定期預金の預入による支出5,734百万円、有形固定資産の取得による支出9,379百万円などにより、10,027百万円の支出(前年同期は4,244百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金収支は、社債の償還による支出8,000百万円、長短借入金の減少による支出4,484百万円、配当の支払いによる支出4,293百万円などにより、17,673百万円の支出(前年同期17,567百万円の支出)となりました。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 (イ)資本政策の基本的な方針について 当社は、中長期的な持続的成長と企業価値の向上を目指し、2025年5月14日には中期経営計画(2025~2030年度)を策定いたしました。その基盤にあります利益の配分及び資本効率等を総合的に勘案した資本政策の基本的な方針は以下のとおりとなります。 (a)資本政策 企業価値の最大化を目的として、投資と資金調達の最適化を重視した資本構成を目標とする。 <基本方針> ・調達 資金コストと継続性(リスク)のバランスを考慮し、適切な方法を組み合わせて、計画的に安定して調達を行う。 ・運用(投資) 調達資金コストを上回る利益、投下資本以上のキャッシュ・フローを産みだす源泉に選別して資本を投入する。 ・分配 産み出したキャッシュは、株主還元、投資、財務規律のバランスを考えた配分を基本にして適切に利益分配を行う。 (b)資本政策に関連する方針 (ⅰ)収益性・効率性について 指 標   2027年度 (Phase1最終年度)   2030年度 (Phase2最終年度) ROE(自己資本利益率)   8.7%   10%以上 ROIC(投下資本利益率)   6.1%   7.0% 資本効率性を意識し、資本コストを上回る収益性を達成すべくROE(自己資本利益率)およびROIC(投下資本利益率)を経営指標とし、中期経営計画(2025~2030年度)目標を上記としております。 (ⅱ)財務の健全性について 指 標   目 標 D/Eレシオ   0.5倍以下 資金調達は、金融情勢を踏まえ、資本と負債のバランスを考えながら、計画しております。尚、有利子負債による調達は、借入や社債発行による複数の選択肢をバランスよく組み合わせて実施してまいります。 そのためには、中長期的に事業や金融環境の変動などのリスクに耐えうる健全な財務規律により信用力を確保、格付けを維持していくことが重要と考え、上記目標としております。 (ⅲ)利益還元について 指 標   Phase1   Phase2 年間配当額(1株当たり)   170円 (下限配当)   改めて検討 中期経営計画(2025~2030年度)における2025~2027年度の期間においては、「VISION 2030」実現に向けて、スペシャリティ製品の研究開発の更なる強化、積極的な設備投資を進める一方で、安定配当継続の基本方針に則り、1株当たり170円を下限配当とさせていただきたいと考えます。 なお、Phase2(2028~2030年度)については、改めて検討いたします。 (ロ)資金調達 当社グループの資金調達は、(イ)(b)(ⅱ)の方針に基づき、自己資金のほか、金融機関からの借入等による間接調達、資本市場からの直接調達により行っております。 間接調達については、金融機関からの借入について相対での借入枠を十分確保しており、かつ10,000百万円を借入限度額とするコミットメントラインを設定し、長期・短期のバランスを考慮して安定的に調達しております。また、直接調達については、社債の発行等により調達しております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は30,542百万円、現金及び現金同等物の残高は22,078百万円、よってネット有利子負債は8,464百万円となりました。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ⑥ 経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しについては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

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開示資料

出典

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