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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

西華産業

SEIKA CORPORATION8061 · Prime · 卸売業

産業機械商社。エネルギー・産業機械・プロダクトの3セグメントで機械設備を販売。

概要

西華産業は1947年に旧三菱商事の機械部門が独立して設立された専門商社である。発電設備や産業機械、計測機器・ポンプなど幅広い産業用製品を扱い、2026年3月期の連結売上高は1085億円、営業利益80億円(利益率7.4%)に達する。半導体関連や環境プラントなどの先端分野に強みを持ち、技術商社として提案型営業を特徴とする。本社は東京都千代田区丸の内に所在し、連結従業員数は1558人である。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

西華産業グループはエネルギー事業、産業機械事業、プロダクト事業の3セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、エネルギー事業384億円、産業機械事業355億円、プロダクト事業343億円とほぼ均等に分布する。営業利益ではエネルギー事業40億円、プロダクト事業44億円が稼ぎ頭であり、産業機械事業は1.46億円と低調だが、前期の損失から黒字転換した。グループ全体の海外売上高は234億円で全体の21.7%を占める。

エネルギー事業:発電設備の販売・保守が中核

エネルギー事業は火力、原子力、水力、バイオマス発電プラントの販売と保守を手掛ける。主要顧客は電力会社や石油・化学・製鉄などの基幹産業で、自家発電設備や環境保全・セキュリティ機器も扱う。2026年3月期の同事業売上高は384億円で前年比9.5%増加した。セグメント利益は40億円だが、前期に計上した負ののれんの影響を除けば実質11.5%増の成長である。持分法適用関連会社である名南共同エネルギーも同事業に含まれる。

産業機械事業:塗装・圧造・洗浄装置の開発製造も

産業機械事業は工場の省エネ、省人化、DX化に資する設備・製品の販売とアフターメンテナンスを提供する。当社が扱う塗装機械、圧造機械、精密洗浄・コーティング装置は、自社開発・製造まで手掛ける点が特徴である。2026年3月期の売上高は355億円と前期比43.4%増加し、セグメント利益は1.46億円の黒字に転じた。化学プラントや環境負荷低減装置の大型案件が寄与した。2025年12月に子会社化した旭サナックも同事業に含まれる。

プロダクト事業:ニッチトップ製品と海外子会社群

プロダクト事業は最先端計測機器、表面実装設備、水中ポンプ、漁船用エンジン、バルブなど競争力の高い製品を販売する。同事業には日本ダイヤバルブ、Tsurumi (Europe) GmbH、セイカダイヤエンジン、敷島機器などの連結子会社が属する。2026年3月期の売上高は343億円、セグメント利益は44.5億円で前期比23.8%増加した。特にTsurumi Europeグループの水中ポンプ事業と日本ダイヤバルブの業績が好調である。

業界の中での役割は産業機械商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,085億円
営業利益
80億円
営業利益率
7.4%
純利益
75億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
エネルギー 事業385億円35.5%36億円9.4%
産業機械 事業356億円32.8%1億円0.3%
プロダクト 事業344億円31.7%43億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エネルギー主力

火力・原子力・水力・バイオマス等の事業用発電設備の販売・保守、石油・化学・製鉄等の基幹産業向け自家発電設備の販売・保守、環境保全・セキュリティ等の発電所周辺設備の販売・保守を行う。

主な製品・サービス1
発電設備
火力、原子力、水力、バイオマス発電プラントの販売・保守。

02産業機械主力

様々な産業の工場向けに省エネ、省人化、DX化等生産効率向上や環境負荷低減に貢献する設備・製品の販売とアフターメンテナンス。塗装機械、圧造機械、精密洗浄・コーティング装置の開発・製造・販売も行う。

主な製品・サービス3
塗装機械
工業用塗装設備。自動車部品や家電などに使用。
圧造機械
金属をプレスして成形する機械。ねじやボルトの製造などに用いられる。
精密洗浄・コーティング装置
部品の精密洗浄や表面コーティングを行う装置。品質向上に貢献。

03プロダクト準主力

ニッチトップな最先端計測機器類の販売、エレクトロニクス業界向け表面実装設備・基板等原材料の販売、水中ポンプ・漁船用エンジン・バルブ等の競争力や独自性の高い製品の販売を行う。

主な製品・サービス4
計測機器世界シェア上位
最先端の計測機器。特定分野でニッチトップの製品を提供。
表面実装設備
電子部品を基板に実装するための装置。エレクトロニクス業界向け。
水中ポンプ
排水や汚水処理などに使用される水中ポンプ。高い競争力を持つ。
漁船用エンジン
漁船向けのエンジン。耐久性と燃費性能が強み。

製品と技術

火力・原子力からバイオマスまでカバーするエネルギー関連製品

エネルギー事業では、火力、原子力、水力、バイオマスなど多様な発電方式のプラント設備を販売・保守する。特に三菱重工業の原子力事業の代理店として基礎収益力を強化した。また発電所周辺の環境保全装置やセキュリティ機器も扱い、顧客の脱炭素ニーズに応える。2026年3月期のエネルギー事業売上高は384億円で、グループ最大のセグメントである。

塗装機械・圧造機械・精密洗浄装置の開発・製造

産業機械事業の中核製品は、工業用塗装設備、金属プレス成形用の圧造機械、部品の精密洗浄・コーティング装置である。これらは自動車部品や家電メーカー向けに自社開発・製造され、アフターメンテナンスも提供する。2025年12月に子会社化した旭サナックは塗装機械に強みを持ち、同事業の製品群を拡充した。

水中ポンプ・漁船用エンジン・バルブなど高競争力製品

プロダクト事業が扱う水中ポンプは、Tsurumi Europeグループを通じて欧州で高いシェアを持つ。漁船用エンジンはセイカダイヤエンジンが製造・販売し、耐久性と燃費が強みである。日本ダイヤバルブは産業用バルブでトップクラス。また最先端計測機器や表面実装設備などエレクトロニクス向け製品も展開し、ニッチトップ戦略で収益を稼ぐ。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア上位計測機器ニッチトップな最先端計測機器プロダクト

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

産業用機械卸で中堅、非鉄金属強み

当社は産業用機械や非鉄金属を扱う専門商社。半導体関連や航空宇宙向けなどの高付加価値分野に強みを持つ。同業の高千穂交易は情報機器中心で競合は一部。直近期は増収増益で、営業利益率7%程度を維持。大手総合商社との競合や市況変動リスクがある。

強み

  • 高度な技術知識で、顧客のニーズにきめ細かく対応。
  • 半導体・航空宇宙など成長市場に特化。
  • 営業利益率7%超で、同業中堅の中で優位。
  • 得意先との強固な関係により、安定した受注を確保。

課題

  • 規模・資金力では総合商社に敵わず、差別化が必要。
  • 非鉄金属価格や半導体市況に業績が左右される。
  • 専門人材の確保・育成が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が西華産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19824泉州電業1,303億円16.6倍
22874横浜冷凍1,302億円41.1倍
39832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
42760東京エレクトロン デバイス1,286億円15.4倍
58012長瀬産業1,278億円14.7倍
68061西華産業1,168億円15.3倍
77483ドウシシャ1,140億円12.6倍
87575日本ライフライン1,137億円12.0倍
97433伯東1,127億円20.0倍
108014蝶理1,074億円8.7倍
118084RYODEN1,035億円19.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

旧三菱商事の解体から生まれた1947年

1947年10月、連合国最高司令官の覚書により旧三菱商事が解体を命じられたことを受け、同社の西日本地区機械部門関係者が中心となり、資本金195千円で門司市(現北九州市門司区)に西華産業を設立した。創業当初から機械設備の商社としてスタートし、長崎、福岡、広島、大阪、東京、高松に支店を相次いで開設した。

海外拠点と上場を実現した1954~1961年

1954年10月、ドイツ・デュッセルドルフに海外事務所を開設し、海外展開の第一歩を踏み出した。1961年10月には東京証券取引所市場第一部に株式を上場し、資本金6億円となる。この時期に商社としての基盤を固め、後に現地法人となるSeika Sangyo GmbHの設立(1974年)へとつながる。

二本社制と東京本社への集約(1981~2001年)

1981年4月、本社機構を改革し東京本社と北九州本社の二本社制を導入した。しかし1983年8月には北九州本社の業務を東京本社に移管し、北九州は管理室となる。1990年12月には本店を北九州市小倉北区へ移転した後、2001年8月に本店を東京都千代田区に移転し、実質的に東京に本社機能を一本化した。

M&Aでグループを拡大した2005~2016年

2005年4月、日本ダイヤバルブを完全子会社化。2006年9月には同社が中国天津に天津泰雅閥門有限公司を設立した。2009年1月、フランスのCOMPAGNIE EUROPEENNE AFRIQUE ASIE S.A.S.を子会社化。2012年にはスペインのHYDREUTES,S.A.U.を取得し、欧州のポンプ事業を拡大した。2016年3月には敷島機器株式会社を子会社化し、プロダクト事業の強化を図った。

アジア・欧州に生産販売網を広げた2010年代

2012年12月、タイにSeika Sangyo (Thailand) Co.,Ltd.を設立。2015年4月、米国サンフランシスコに支店開設。2018年12月にはベトナム・ホーチミンに現法を設立。欧州では2020年1月に英国のObart Pumpsを取得し、Tsurumi UKに改称。台湾にも2023年11月に現地法人を設立した。これにより世界38の国と地域に生産拠点を持つに至った。

プライム市場移行と2020年代の再編

2022年4月、東京証券取引所の市場区分変更に伴いプライム市場へ移行。同年6月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行するなどガバナンス改革を進めた。2024年4月には株式会社田中造船を子会社化し、2025年12月には旭サナック株式会社を子会社化。2026年3月期には長期経営ビジョンVIORB2030の目標を前倒しで達成し、中期計画の目標を上方修正した。

年表43件を開く

1940年代

  • 1947年10月創業旧三菱商事株式会社が1947年7月連合国最高司令官の覚書により解体を命ぜられると同時に、同社の西日本地区機械部門関係者が中核となり門司市(現・北九州市門司区)に資本金195千円にて設立
  • 長崎、福岡、広島、大阪、東京および高松に相次いで支店を開設

1950年代

  • 1954年10月ドイツ(デュッセルドルフ)に海外事務所を開設

1960年代

  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場(資本金6億円)

1970年代

  • 1974年1月ドイツ(デュッセルドルフ)に現地法人Seika Sangyo GmbH(現・連結子会社)を設立

1980年代

  • 1981年4月本社機構を改革し東京本社、北九州本社の2本社制に移行
  • 1983年5月台湾(台北)に海外事務所を開設
  • 1983年8月北九州本社業務を東京本社に移管し、北九州本店に北九州管理室を設置
  • 1983年8月米国(ロサンゼルス)に海外事務所を開設
  • 1983年11月ドイツ(デュッセルドルフ)に現地法人Tsurumi(Europe)GmbH(現・連結子会社)を設立

1990年代

  • 1990年12月本店を北九州市門司区から北九州市小倉北区へ移転
  • 1994年4月米国(ロサンゼルス)に現地法人SEIKA MACHINERY, INC.(現・連結子会社)を設立
  • 1994年8月大阪支社を北区梅田から北区堂島浜へ移転

2000年代

  • 2000年7月韓国(ソウル)に海外事務所を開設
  • 2001年8月本店を北九州市小倉北区から東京都千代田区に移転
  • 2004年1月中国(上海)に現地法人西曄貿易(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2005年4月M&A日本ダイヤバルブ株式会社(現・連結子会社)を全発行済株式取得により子会社化
  • 2006年4月現地法人SEIKA MACHINERY, INC.の支店を米国(アトランタ)に開設
  • 2006年9月日本ダイヤバルブ株式会社(現・連結子会社)が中国(天津)に天津泰雅閥門有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2008年8月創業株式会社テンフィートライト(現・持分法適用関連会社)を設立
  • 2009年1月M&ACOMPAGNIE EUROPEENNE AFRIQUE ASIE S.A.S.(現・Tsurumi France S.A.S.)を 現地法人Tsurumi(Europe)GmbHを通じて全発行済株式取得により子会社化

2010年代

  • 2012年4月西華デジタルイメージ株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2012年10月M&AHYDREUTES,S.A.U.(現・連結子会社)を 現地法人Tsurumi(Europe)GmbHを通じて全発行済株式取得により子会社化
  • 2012年12月タイ(バンコク)に現地法人Seika Sangyo(Thailand)Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2014年11月創業フランス(ヴネル)にTsurumi Pompes Location S.A.S.(現・Tsurumi France S.A.S.)を設立
  • 2015年2月M&AMarine Motors & Pumps N.V.(現・MMPumps N.V.)を現地法人Tsurumi Pompes Location S.A.S.(現・Tsurumi France S.A.S.)を通じて株式取得により子会社化
  • 2015年4月現地法人SEIKA MACHINERY,INC.の支店を米国(サンフランシスコ)に開設
  • 2015年5月創業名南共同エネルギー株式会社(現・持分法適用関連会社)を設立
  • 2016年3月M&A敷島機器株式会社(現・連結子会社)の全株式(自己株式を除く)を取得し子会社化
  • 2018年12月ベトナム(ホーチミン)に現地法人SEIKA SANGYO (VIETNAM) COMPANY LIMITED(現・連結子会社)を設立

2020年代

  • 2020年1月M&AObart Pumps(Holdings) Limited(現・Tsurumi UK Limited)およびObart Pumps Limited (現・Tsurumi Pumps UK Limited)を現地法人Tsurumi (Europe) GmbH を通じて株式取得により子会社化
  • 2020年1月M&ATsurumi Pompes Location S.A.S. とCOMPAGNIE EUROPEENNE AFRIQUE ASIE S.A.S.を合併し、商号をTsurumi France S.A.S.(現・連結子会社)に変更
  • 2020年10月セイカダイヤエンジン株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2021年7月商号変更Obart Pumps(Holdings) Limitedの商号をTsurumi UK Limited(現・連結子会社)に変更
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2022年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
  • 2023年3月株式会社TVE(現・持分法適用関連会社)の株式を取得
  • 2023年9月商号変更Obart Pumps Limitedの商号をTsurumi Pumps UK Limited(現・連結子会社)に変更
  • 2023年11月台湾(台北)に現地法人台湾西華産業股份有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2024年1月商号変更Marine Motors & Pumps N.V.の商号をMMPumps nv(現・連結子会社)に変更
  • 2024年4月M&A株式会社田中造船をセイカダイヤエンジン株式会社を通じて株式取得により子会社化
  • 2024年6月日本フェンオール株式会社(現・持分法適用関連会社)の株式を取得
  • 2025年12月M&A旭サナック株式会社(現・連結子会社)を全発行済株式取得により子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで1,800億円
  • 営業利益2030年度まで120億円
  • 経常利益2030年度まで125億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    脱炭素ビジネスの創出

    脱炭素に関するユーザーニーズと技術革新を機敏に捉え、新たなビジネスに結びつける。

  2. 02

    省エネ・省人化支援の拡大

    産業界の恒久的な省エネ・省人化ニーズに対し、製品やソリューションの提供を拡大する。

  3. 03

    サーキュラーエコノミー対応の強化

    循環型経済の進展に対応するため、リサイクルや資源循環に関連する事業を強化する。

  4. 04

    デジタルトランスフォーメーションの推進

    DXを広義に捉え、デジタル技術を活用した新たな商機を探求する。

  5. 05

    戦略的事業投資の実行

    100億円規模の事業投資により既存事業を深化させ、事業領域を拡張する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,558人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,012万円で、9期前と比べて+29.4%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は14.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月836
2018年3月896
2019年3月78241.116.9958
2020年3月79941.416.8971
2021年3月80541.616.8969
2022年3月82041.717.1977
2023年3月86341.817.21,012
2024年3月92342.116.11,040
2025年3月97041.815.61,077604
2026年3月1,01241.214.91,558513

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 13 / 海外 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
旭サナック㈱ — 愛知県 尾張旭市6,689百万円
産業機械 事業
日本ダイヤ バルブ(株) — 東京都品川区2,246百万円
プロダクト事業
上尾土地および 建物(埼玉県上尾市) — 注628百万円
敷島機器(株) — 札幌市東区592百万円
プロダクト事業
本社 — 東京都千代田区429百万円
エネルギー 事業 産業機械事業 プロダクト 事業
MMPumps nv — Ranst,Belgium340百万円
プロダクト事業
セイカダイヤ エンジン(株) — 東京都新宿区211百万円
プロダクト事業
Tsurumi(Europe)GmbH — Duesseldorf, Germany127百万円
プロダクト事業
㈱田中造船 — 長崎県松浦市126百万円
プロダクト事業
天津泰雅閥門 有限公司 — 天津市, 中華人民共和国117百万円
プロダクト事業
ほか18件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本ダイヤバルブ㈱
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    西華デジタルイメージ㈱
    東京都文京区
    議決権100.0%
  • 国内
    敷島機器㈱
    北海道札幌市
    議決権100.0%
  • 国内
    セイカダイヤエンジン㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱田中造船
    長崎県松浦市
    議決権100.0%
  • 国内
    旭サナック㈱(注 6)
    愛知県尾張旭市
    議決権100.0%
  • 海外
    Seika Sangyo GmbH
    Duesseldorf, Germany
    議決権100.0%
  • 海外
    Tsurumi(Europe)GmbH
    Duesseldorf, Germany
    議決権95.0%
  • 海外
    Tsurumi France S.A.S.
    Venelles, France
    議決権95.0%
  • 海外
    Tsurumi Pump Spain S.A.U. (注 7)
    Madrid, Spain
    議決権95.0%
  • 海外
    MMPumps nv
    Ranst, Belgium
    議決権95.0%
  • 海外
    Tsurumi UK Limited (注 8)
    Maidstone, United Kingdom
    議決権95.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • Tsurumi Pumps UK Limited (注 8)Maidstone, United Kingdom95%
  • SEIKA MACHINERY,INC.Los Angeles, CA.,U.S.A100%
  • 西曄貿易(上海)有限公司上海市 中華人民共和国100%
  • 天津泰雅閥門有限公司天津市 中華人民共和国100%
  • SC Group Asia Co., Ltd.Bangkok, Thailand49%
  • Seika Sangyo(Thailand) Co.,Ltd.Bangkok, Thailand74%
  • NDV (Thailand) Co., Ltd.Chonburi, Thailand87%
  • SEIKA SANGYO(VIETNAM) COMPANY LIMITEDHo Chi Minh City, Viet Nam100%
  • 台湾西華産業股份有限公司Taipei, Taiwan100%
  • エステック㈱東京都中央区45%
  • ㈱テンフィートライト東京都中央区42%
  • 名南共同エネルギー㈱愛知県知多市44%
  • ㈱TVE (注)兵庫県尼崎市22%
  • 日本フェンオール㈱(注)東京都千代田区24%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,085億円営業利益80億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.8%、利益が+23.1%。

売上高
+15.8%
1,085億円
営業利益
+23.1%
80億円
純利益
-3.8%
75億円
営業利益率
7.4%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,280億円1,085億円
営業利益105億円80億円
純利益84億円75億円
1株あたり配当¥105¥105

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は277億円、営業利益は25億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+45.0%、営業利益は+177.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q29832
2024年1Q19194.76
2024年2Q209125.79
2024年3Q206146.810
2024年4Q26220
2025年2Q445296.550
2025年4Q492367.328
2026年2Q518336.431
2026年4Q567478.344
2027年1Q277259.028

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,367億円から1,085億円へ79%に減った。直近期の営業利益率は7.4%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,3673117
フランス(ヴネル)にTsurumi Pompes Location S.A.S.(現・Tsurumi France S.A.S.)を設立
2014年3月1,2652514
名南共同エネルギー株式会社(現・持分法適用関連会社)を設立
2015年3月1,3203922
敷島機器株式会社(現・連結子会社)の全株式(自己株式を除く)を取得し子会社化
2016年3月1,2712418
2017年3月1,5073421
ベトナム(ホーチミン)に現地法人SEIKA SANGYO (VIETNAM) COMPANY LIMITED(現・連結子会社)を設立
2018年3月1,6562917
2019年3月1,5712416
Obart Pumps(Holdings) Limited(現・Tsurumi UK Limited)およびObart Pumps Limited (現・Tsurumi Pumps UK Limited)を現地法人Tsurumi (Europe) GmbH を通じて株式取得により子会社化
2020年3月1,40731−13
Obart Pumps(Holdings) Limitedの商号をTsurumi UK Limited(現・連結子会社)に変更
2021年3月7192927
2022年3月8533922
Obart Pumps Limitedの商号をTsurumi Pumps UK Limited(現・連結子会社)に変更
2023年3月9336350
株式会社田中造船をセイカダイヤエンジン株式会社を通じて株式取得により子会社化
2024年3月8686345
旭サナック株式会社(現・連結子会社)を全発行済株式取得により子会社化
2025年3月93765836.978
2026年3月1,08580907.475

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,085億円のうち、営業利益として残るのは80億円7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は75億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.8%801億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.8%204億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%80億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.1pt
7.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.5pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.7pt
14.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが54億円、投資CFが−191億円で、差し引きのフリーCFは−137億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は190億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月253−1228133
2014年3月11−9−52133
2015年3月216−527157
2016年3月9−18−14−9132
2017年3月36−13−1523142
2018年3月131−1714141
2019年3月−7−11−6−18115
2020年3月34−3−1231133
2021年3月41−16−1925140
2022年3月5011−3361170
2023年3月−7−11−48−18107
2024年3月25−1−3524104
2025年3月818−2989168
2026年3月54−191154−137190

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,975億円。このうち返さなくてよい自己資本が548億円で、自己資本比率は27.4%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月65123142035.1
2014年3月72524647933.7
2015年3月77427649835.2
2016年3月89426562929.2
2017年3月1,18328689723.8
2018年3月98329069328.9
2019年3月85729156633.2
2020年3月92725966827.2
2021年3月97529967629.8
2022年3月1,04931173828.7
2023年3月80035744343.7
2024年3月1,18543275335.7
2025年3月1,29547781936.3
2026年3月1,9755481,42727.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
197億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
362億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
91億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,427億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率18 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中35位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中266位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
27.4%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,160で、1年前と比べて+68.5%過去52週の値幅のなかでは73%の位置にある。

¥3,160-4.0%1ヶ月+11.0%1年+68.5%時価総額1,168億円
過去52週の値幅
安値¥1,871高値¥3,635

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.3倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR2.12倍
配当利回り3.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月19日に前日比-5.54%で2,900円。1カ月では+11.45%と上昇し、25日移動平均線(2,796.04円)を上回ります。週足では8月7日から10日連続で上昇し、3,185円まで買われる場面もありましたが、19日に大きく下落しました。52週高値3,635円からは約20%下落した水準です。出来高は8月7日に490,500株と増加し、売買が活発でした。RSIは67.48とやや過熱気味で、短期的な調整が入りやすい状態です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが12.1倍と同業界平均の17.2倍を下回り、割安水準です。PBRは1.65倍と平均1.21倍を上回るものの、ROE14.8%が高く、企業価値を反映しています。配当利回り3.27%は平均2.96%を上回り、3期連続で増収増益が見込まれており、成長性と収益性のバランスが良いです。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.3倍17.9倍
PER (予想)13.6倍
PBR2.12倍1.24倍
ROE14.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市場のサイクルと環境プラント投資の拡大が業績を左右する。強気派は半導体需要の回復と脱炭素投資で高成長が続くと見る。弱気派は半導体市況の変動リスクや、大型案件の一過性を懸念。PER12倍、ROE14.8%と収益性は良好。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要回復

    データセンター向け半導体投資は今後数年間拡大見込み。

  • 環境プラント成長

    カーボンニュートラル関連設備投資が追い風。

  • 高収益体質

    ROE14.8%と資本効率が高く、株主還元余地あり。

  • 2026/3期営業利益80億円計画達成通年影響

    前年比+23%増益、売上高も15.8%増の1,085億円

  • ROE14.8%の高水準持続継続影響

    PBR1.65倍は適正水準、更なる上昇にはROE15%超

  • 商社機能の拡大による収益多様化2026年影響

    M&Aや新規取引で売上1,200億円超も視野

  • 株主還元の強化次回株主総会影響

    配当性向30%程度、増配余地あり

マイナスに働く材料7
  • 半導体市況変動

    需要の波が大きく、業績が不安定になりやすい。

  • 競合の存在

    専門商社間の競争が激しく、マージン低下リスク。

  • 一過性の大型案件

    2026/3期の増収は大型案件依存の可能性。

  • 大口顧客への依存リスク不定影響

    特定業種依存で需要変動の影響受けやすい

  • 売上高成長の鈍化2026年下期影響

    計画1,085億円達成後の成長鈍化でPER上昇

  • 在庫リスク継続影響

    商社在庫の評価損リスク、価格変動で利益変動

  • サイバーセキュリティ関連コスト不定影響

    情報管理コスト増で利益率低下の可能性

次の決算で確かめる点
半導体関連売上高
主力分野の動向を直接反映。
環境プラント売上高
成長分野の寄与度を測る。
営業利益率
収益性の安定性を確認。
受注残高
数期先の収益見通しを示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり105で、前期から+11.4%いまの株価に対する利回りは3.32%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥105
1株あたり
配当利回り
3.32%
いまの株価に対して
配当性向
53.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1840.0
2018年3月180.047.0
2019年3月15−18.243.5
2020年3月150.0
2021年3月150.021.0
2022年3月2244.531.3
2023年3月3038.470.0
2024年3月5066.779.7
2025年3月7346.751.8
2026年3月8211.453.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥105

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,334人。区分でいちばん多いのは個人・その他35.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.4%を占め、残る47.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他35.231.732.132.135.035.0
事業法人30.433.835.030.731.130.4
金融機関25.326.023.421.419.522.0
外国法人7.87.58.412.312.39.7
証券会社1.31.01.23.42.12.9
自己株式4.22.82.12.01.91.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社 信託口11.98
02光通信株式会社7.23
03株式会社日本カストディ銀行信託口6.64
04株式会社UH Partners 26.41
05三菱重工業株式会社3.35
06株式会社鶴見製作所2.17
07BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.96
08太平電業株式会社1.90
09日機装株式会社1.29
10西華産業従業員持株会1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+785%、1株純資産は14期で+375%。直近期のROEは14.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月243177.810.728.0
2014年3月203535.912.936.4
2015年3月323948.510.449.4
2016年3月263896.68.843.9
2017年3月1612,1667.910.940.0
2018年3月1282,2455.920.847.0
2019年3月1262,2465.610.843.5
2020年3月−1012,058−4.7
2021年3月2222,36510.07.021.0
2022年3月1872,5177.68.631.3
2023年3月4162,90715.44.970.0
2024年3月3723,50711.69.979.7
2025年3月2171,30717.56.751.8
2026年3月2081,50414.812.253.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額471百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢
櫻井昭彦代表取締役 社長 執行役員67
川名康正取締役 専務 執行役員(管理管掌)65
髙橋紀行取締役 常務 執行役員(営業管掌)営業本部長65
増田博久取締役 社長付65
宮田清巳取締役79
各務眞規取締役74
野口真有美取締役58
小杉祥代取締役54
平山龍彦取締役 監査等委員67
中村嘉彦取締役 監査等委員69
毛野泰孝取締役 監査等委員65
河井卓二取締役 常務 執行役員(企画管掌)58
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
村山均取締役72
外ノ池佳子取締役 監査等委員55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41263938897
社外取締役762629
取締役(社内)1212121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容833字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は西華産業株式会社(当社)、子会社25社および関連会社8社により構成されており、エネルギー事業、産業機械事業、プロダクト事業にセグメントを分け、機械設備並びに機器、およびこれらに付帯する製品、サービス等に係る事業を国内外にわたって営んでおります。 事業内容と当社および関係会社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおり3つの事業の種類別セグメント情報として記載しております。 セグメント   主な取扱製品およびサービス   主要な会社 エネルギー事業   ・火力・原子力・水力・バイオマス等の事業用発電設備の販売・保守・石油・化学・製鉄等の基幹産業向け自家発電設備の販売・保守・環境保全・セキュリティ等の発電所周辺設備の販売・保守   当社名南共同エネルギー(株) 産業機械事業   ・様々な産業の工場の省エネ、省人化、DX化等、生産効率向上や環境負荷低減に貢献する設備・製品の販売とアフターメンテナンス・塗装機械、圧造機械、精密洗浄・コーティング装置の開発、製造、販売、アフターサービス   当社Seika Sangyo GmbH SEIKA MACHINERY, INC. 西曄貿易(上海)有限公司 Seika Sangyo(Thailand) Co.,Ltd. SEIKA SANGYO(VIETNAM) COMPANY LIMITED 台湾西華産業股份有限公司旭サナック(株) プロダクト事業   ・ニッチトップな最先端計測機器類の販売・エレクトロニクス業界向け表面実装設備、基板等原材料の販売・水中ポンプ、漁船用エンジン、バルブ等の競争力や独自性の高い製品の販売   当社日本ダイヤバルブ(株)西華デジタルイメージ(株)敷島機器(株)セイカダイヤエンジン(株) Tsurumi(Europe) GmbH(株)TVE エステック(株) (株)テンフィートライト 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,717字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営方針 当社グループは創業以来「社業の発展を通じ社会に貢献する」を社是として経営を行なっております。 お客様である電力業界や多岐に亘る各産業界においては、環境等の社会課題に対しての関心や意志が高まるとともに、継続的な改善等の積み上げと飛躍的な技術革新等を背景にして、たゆまぬ進化・変貌が続いておりますが、当社グループは、こうしたお客様と社会の要請や期待に応えるべく、常に、先進性と多様性を備え、更に、永年培ってきた知見と機能を活かし、産業設備・機器等の商取引を通じ社会に貢献してまいる所存です。 (2)グループポリシー、グループ行動規範、グループミッション 当社グループは、結束力やグループ経営を推進していくため、「グループポリシー」、「グループ行動規範」、「グループミッション」を定め、グループに属する各社および、そこで働く社員一人ひとりがこれらを共有し、日々の行動に繋げ、グループ全体で企業価値の向上を目指しております。 グループポリシー   私たち西華産業グループは、お互いが連携し、高め合い、公明正大な企業活動を通じて持続可能な社会の発展に貢献します。 グループ行動規範   一人ひとりが法令を遵守すると共に社会から信頼されるよう倫理観を持って行動します。 グループミッション   グループ全体で豊かな社会を実現します。 (3)長期経営ビジョン「VIORB 2030」 当社グループは、気候変動への対策としてのカーボンニュートラルの取り組みなど「環境」をめぐる変化の流れのなかにこそ、貢献すべきことがあるはずと考え、以下を基本戦略とする2030年に向けた長期経営ビジョン「VIORB 2030」を策定しました。 1)当社の存在意義 エネルギーおよび産業のインフラ分野に強みを持つ商社を核とする企業グループとして、地球環境と調和したサステナブルなエネルギー創出・産業活動を支援する。 2)事業面での重点分野 以下の4点をキーワードとして掲げ、時代の流れに応じたユーザーニーズと技術を的確に捉えて対応することで、ビジネスを創り上げていく。 ① 脱炭素のユーザーニーズと技術革新を機敏に捉えビジネス化 ② 省エネ・省人化に関する産業界の恒久ニーズへの支援を拡大 ③ サーキュラーエコノミーの進展・実現の動きへの対応を強化 ④ デジタルトランスフォーメーションを広義に捉え商機を探求 3)経営面での主要施策 上述の事業展開を支え、現実性のあるものとするため、経営面では当面の主要施策として以下のことを実行する。 ① キャッシュマネジメントの仕組みの整備による資金余力の最大化 ② 100億円規模の事業投資による既存事業の深化と事業領域の拡張 ③ SDGsに資すると判断される事業や活動を応援するため10億円のファンドを設定 ④ 組織スリム化と生産性向上による重点分野への人的リソース投入 ⑤ グループ各社毎の特性を踏まえた強みを明確にし経営資源を集中 4)経営数値目標 (連結) 2030年度 売上高   1,800億円 営業利益   120億円 経常利益   125億円 (4)中期経営計画「VIORB2030 Phase1」 2023年4月から2027年3月までの4ヵ年計画として、中期経営計画「VIORB2030 Phase1」を策定し推進しております。長期経営ビジョン「VIORB 2030」の前半部を担い、当社グループが飛躍的に成長する礎を築くための計画として位置付けております。 1)成長戦略 以下の基本戦略を軸とし、持続的な収益構造を確立、グループ全体の強靭化を図ります。 1)営業戦略   ・エネルギー事業をベースとする事業基盤強化 ・4つの事業重点分野 「脱炭素、省エネ・省人化、サーキュラーエコノミー、DX」の推進による社会課題解決と事業拡大 ・戦略的事業投資 取引先と共に成長路線を描き、商権・商材確保を主目的とした事業投資や、イノベーション事業の創出による新たな収益源の開拓 2)人事戦略   ・多様な個性が活躍、全ての社員が働き甲斐を持てる人事制度の導入 ・エキスパート、エリア、キャリア・リターン等、多種多様な採用を推進 ・教育研修の充実化によるレベルアップ 3)事業ポートフォリオの再構築   ・各事業体の成長性を見極めによる選択と集中、資産の入替えの実施 2)経営数値目標 (連結) 2026年度 売上高   1,250億円 営業利益   91億円 経常利益   98億円 親会社株主に帰属する 当期純利益   76億円 (5)会社の対処すべき課題 当社は、中期経営計画において『環境』をテーマとして掲げており、地球と調和したサステナブルなエネルギーの創出と産業活動を支援するとともに、それを成長ドライバーとして当社自身の持続的成長と企業価値向上に繋げることを最大のミッションとしております。 中期経営計画に基づき事業を進めるなか、三菱重工業の原子力事業の代理店となったことなどにより基礎収益力が向上し、加えて連結子会社各社の業績が好調に推移したことから、当期において中期経営計画における営業利益および経常利益の最終年度の目標数値を達成致しました。 それに伴い、次期が最終年度となる中期経営計画の目標数値を上方修正し、以下の戦略をもとに、更なる企業価値の向上に向け取り組んでおります。 ①事業戦略 各事業セグメントの特性を踏まえた戦略を設定し、事業環境の分析や成長性のモニタリングを効果的に行う体制を整え、中長期的視点での事業最適化を推進することで収益力を向上させる ⅰ成長領域での事業拡大 既存事業の補完的M&Aの加速 ⅱ低成長・低収益事業の構造改革断行 必要な経営リソースを機動的に投入し、収益性を改善 ⅲグループ会社の耐性強化 資本収益性向上への意識を常に持ち、経営の革新、戦略的な資源配分、リスクマネジメント、適確な情報開示を行う ②経営戦略 「資本コストや株価を意識した経営の実現」に向け、投下資本の効率運用を行う ⅳキャッシュアロケーションの検証 事業投資・人的資本投資・株主還元の最適化を図る ⅴ人事戦略の高度化 多様な人材の採用、健康経営の実現、人材の育成を計画的に実行する 中長期的な当社の成長戦略と、長期経営ビジョンおよび中期経営計画の修正目標数値は、以下のモデル図の通りです。
事業等のリスク2,604字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1)リスク管理体制 経営に重大な影響を及ぼすリスクに対して、リスクの未然防止およびリスクの最小化を図るため、社長執行役員が議長となり取締役会が指名する者で構成する経営会議にてリスク情報を統括・集約し統括管理する体制としております。また、年2回、執行役員集中討議会において当社および当社グループ会社のリスクマネジメント「リスク特定、リスク分析、リスク評価、リスク対応」につき検討、並びに協議を行い、対処すべき重大なリスクを決定しております。重大リスクのうち特に優先度の高いリスクについては、具体的な施策を講じ、日常よりリスクの低減活動に取り組んでおります。 ≪リスク管理体制図≫ (2)リスクマネジメントの取り組み 当社グループにわたるリスク管理体制の強化とプロセス改善を継続的に推進しております。経営プロセス・事業内容プロセス・事業周辺プロセス・外部環境の4つの区分において、当社が注視すべきリスクを以下のカテゴリーの通り設定し、更にカテゴリーを細分化し具体性を伴ったリスク区分も設定しております。当該区分に基づき、当社および当社グループ会社において認識されている各々のリスクを分類し、リスク対応の重要性を「経営への影響度」と「発生可能性」の2軸によって可視化するリスクマップに落とし込んでおります。当社グループ会社のリスクモニタリングおよび対応策の検討には、当社より主体的に支援を行い、連携強化を図ることで、西華産業グループ全体のリスク管理体制の構築を進めております。 (3)主な個別のリスク 区分   カテゴリー   リスク   内容   主要な取組み 経営プロセス   経営戦略資金財務会計人的ガバナンス   事業投資リスク   ・法規制や市場の変化、競争の激化などによる事業投資先の価値低下・投入リソースに対するリターンの低下・業績悪化や事業撤退に伴うコストや損失の発生   ・投資規律の徹底・事業投資管理フレームの策定と運用・事業投資に関する綿密な事業分析・投資実行後のモニタリングの徹底 商権・商材リスク   ・取引メーカーの事業撤退や販売代理権の喪失・商権の競争力低下や商材の陳腐化   ・三菱重工業の販売代理権の維持・「脱炭素」「省エネ・省人化」「サーキュラーエコノミー」「DX」などグリーンイノベーション関連商品の取扱い拡大・市場分析に基づく高付加価値商材の発掘 グループ経営リスク   ・所在国、業種・業態、会社規模などの違いによる、経営判断の難しさ・単一商品の販売事業による、環境変化への耐久力の低さ・間接費用の増大・経営人材の安定的確保   ・グループ間での情報の共有化・関係会社支援運営規定の適切な運用・人材育成に関する親会社の支援・事業開発、投資に関する親会社の支援 事業運営リスク   ・各種法令不適合、情報漏洩、贈収賄等による社会的信用の失墜   ・法令遵守の徹底、安全文化の醸成、IT全社統制の高度化、社員教育の拡充、地域社会との信頼構築など総合的なガバナンス強化 事業内部プロセス   営業活動品質管理製品管理事業構造不正   債権回収リスク   ・取引先の経営破綻や不測の事態発生による債権回収の遅延や貸倒れ   ・きめ細かい取引先に関する信用状況の情報収集・与信調査、与信限度額の設定、 与信審査の徹底 コンプライアンスリスク   ・社員の法令順守違反による、社会的信用の低下   ・社内外のコンプライアンス通報窓口の設置・「コンプライアンスマニュアル」を制定し社員に周知・不正、不祥事事案については「原因分析」のうえ「再発防止策」の立案、実行 区分   カテゴリー   リスク   内容   主要な取組み 事業周辺プロセス   例外事象システム対応法制度対応信用財務契約その他   情報セキュリティリスク   ・サイバー攻撃、漏洩や不正利用等による想定を超えた事象の発生による社会的信用の低下や業績への影響が発生   ・情報セキュリティ方針に基づく、IT環境、情報システムの強化・改善・ウィルス感染、不正アクセス、AI利用等に関する情報セキュリティ研修による社内啓蒙活動の実施 営業事故リスク   ・不十分な契約条件に端をなす 営業事故で多額の損失が発生   ・契約内容への理解を深めるための体制づくりと研修の強化・業務審査部による事前審査体制構築・経営会議による定期モニタリング 外部環境   外部環境取引先外国為替資源・原材料調達自然環境その他   エネルギー政策リスク   ・エネルギー基本計画に基づく 電源構成の変化・当社にとって不利となるエネルギー政策の提示・客先の自主的なエネルギー転換の判断・動き   ・第7次エネルギー基本計画に則した、グリーントランスフォーメーション関連商品の取り込み・主要顧客の主力電源の転換に関する情報収集と的確な対応 カントリーリスク   ・米中対立、台湾有事懸念など、地政学リスクの高まり・海外事業拠点における情勢・動向によって営業活動に支障が発生   ・事業拠点の政治体制、経済政策、経済動向などの情報を収集し、外部機関や現地従業員の協力を得てリスクを分析 特定メーカー偏重リスク   ・三菱重工業および三菱重工グループとの取引割合が高く、業績に与える影響が大きい   ・オーガニック領域での補完的M&Aの取り組み・新たな収益源開拓のための戦略的事業投資の加速 競合リスク    ・競合他社の台頭による市場シェアの減少や価格競争の進行   ・製品品質の継続的向上と高付加価値製品の創出・顧客ニーズを満たす価値提供の実現・販売価格競争に影響を受けにくい商品の独自性、ブランド力を形成 サプライチェーンリスク   ・取引先の事業方針変更、災害、紛争などにより調達や物流が滞り、事業運営が中断・遅延する危険性   ・調達先の多様化や在庫確保、代替ルート構築、事業の多角化などによって、供給途絶時の影響を最小化 事業環境リスク   ・特定の「製品」「国」「市場」「顧客」等に特化したビジネス形態における環境変化・「経済状況」「インフレ」「政府動向」「顧客判断」「市場の衰退」などの事業環境の変化に対する対応の遅れ   ・市場動向に関する迅速な情報の入手・グループ会社の耐性強化に向けた親会社の支援
経営成績の分析 (MD&A)7,394字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇や中東情勢、米国の通商政策の動向による景気への影響懸念など、先行きは依然として不透明な状況にあります。 このような経済環境のもと、当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、エネルギー事業ならびにプロダクト事業の連結子会社における好調な業績推移により、売上高は前年同期比15.7%増の1,084億85百万円、営業利益は前年同期比23.8%増の80億31百万円、経常利益は前年同期比8.9%増の90億36百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式売却益が前期比で減少したことにより、前年同期比3.7%減の75億7百万円となりました。 (2) セグメント別の状況 各セグメントの状況は以下のとおりです。 当連結会計年度より、持分法適用関連会社の損益を考慮し、セグメント利益を従来の営業利益から、営業利益に持分法による投資損益を調整した金額に変更いたしました。 なお、当連結会計年度における前年同期比較は、セグメント利益算出方法変更後の基準に基づいております。 「エネルギー事業」 西日本各地の火力発電所および原子力発電所向け定期修繕工事や、九州地区の火力発電所新設工事等の受渡しが順調に進んだことから、売上高は前年同期比9.5%増の384億92百万円となりました。一方、セグメント利益は持分法適用関連会社化により負ののれんを計上した前期から11.9%減の40億11百万円となりました。なお、負ののれんを控除してセグメント利益を比較した場合、前年同期35億97百万円に対し11.5%増となりました。 「産業機械事業」 当社単体において、化学会社向け機能性フィルム製造プラントや各種環境負荷低減関連装置の受渡しがあったこと等から、売上高は前年同期比43.4%増の355億95百万円、セグメント利益は1億46百万円(前年同期は3億25百万円のセグメント損失)となり、業績は改善されました。 「プロダクト事業」 連結子会社の日本ダイヤバルブやTsurumi (Europe) GmbHグループの業績が堅調に推移したことから、売上高は前年同期比1.9%増の343億97百万円、セグメント利益は前年同期比23.8%増の44億52百万円となりました。 [主要子会社の業績]   (単位:百万円) 前期(102期)   当期(103期) 売上高   営業利益   売上高   前期比   営業利益   前期比 (1)   Tsurumi (Europe) GmbH ※1   10,138   1,575   10,511   3.7%増   1,816   15.2%増 (2)   日本ダイヤバルブ(株)   7,409   931   8,216   10.9%増   1,316   41.3%増 (3)   セイカダイヤエンジン(株)   8,189   505   8,603   5.1%増   623   23.4%増 (4)   敷島機器(株)   4,969   216   4,862   2.1%減   270   24.7%増 (5)   旭サナック(株)※2   ―   ―   1,154   ―   112   ― (1)~(4)はプロダクト事業、(5)は産業機械事業にそれぞれ属します。 ※1 Tsurumi (Europe) GmbHの業績は、同社グループの連結決算値としております。 ※2 旭サナックの2025年12月子会社化に伴い、同社の決算月を12月に変更しております。この結果、当社の2026年3月期 連結業績に含まれるのは、同社の2025年12月1日~12月31日までの1ヶ月となります。 なお、当社グループの海外売上高は、前年同期比46.2%増の234億97百万円となり、当社グループ全体の売上高に占める割合は21.7%となりました。 (3) 目標とする経営指標の達成状況等 当社グループにおける中期経営計画VIORB2030 Phase1の中で目標とする経営指標および経営数値目標は、最終年度(2027年3月期)の連結「営業利益」91億円および「経常利益」98億円としており、2026年3月期の実績は連結営業利益80億31百万円、経常利益90億36百万円となりました。 (4) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ679億87百万円(52.5%)増加し、1,975億20百万円となりました。 当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末に比べ608億70百万円(74.4%)増加し、1,427億36百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ71億16百万円(14.9%)増加し、547億84百万円となりました。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の36.3%から27.4%となりました。 (5) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ21億92百万円増加し189億68百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 当連結会計年度における営業活動によって、資金は、54億26百万円増加(前連結会計年度80億74百万円)しております。 当連結会計年度における投資活動によって、資金は、191億48百万円減少(前連結会計年度8億12百万円の増加)しております。 当連結会計年度における財務活動によって、資金は、154億34百万円増加(前連結会計年度29億16百万円の減少)しております。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当連結会計年度において、生産実績に著しい変動はありません。 (2) 受注状況 当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) エネルギー事業   42,722   18.9   29,403   16.8 産業機械事業   41,355   23.4   33,769   20.6 プロダクト事業   34,482   2.1   13,668   0.6 合 計   118,560   14.8   76,840   15.1 (注) 上記記載の金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) エネルギー事業   38,492   9.5 産業機械事業   35,595   43.4 プロダクト事業   34,397   1.9 合 計   108,485   15.7 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は総販売実績 の100分の10未満であるため記載を省略しております。 (注)2.上記記載の金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 (財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析) 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。 (1) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ679億87百万円(52.5%)増加し、1,975億20百万円となりました。これは、流動資産が439億29百万円、固定資産が240億57百万円増加したことによるものであります。流動資産の増加は、商品及び製品が23億70百万円減少した一方で、前渡金が321億21百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が83億71百万円、現金及び預金が29億7百万円、仕掛品が21億51百万円増加したこと等によるものであります。また、固定資産の増加は、のれんが114億1百万円、投資有価証券が48億13百万円、土地が39億5百万円、建物及び構築物が23億48百万円増加したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末に比べ608億70百万円(74.4%)増加し、1,427億36百万円となりました。これは、前受金が335億47百万円、長期借入金が195億56百万円、1年内返済予定の長期借入金が36億円、繰延税金負債が11億45百万円増加したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ71億16百万円(14.9%)増加し、547億84百万円となりました。これは、株主資本が46億42百万円、その他の包括利益累計額が25億57百万円増加したこと等によるものであります。 株主資本の増加は、利益剰余金が45億94百万円増加したこと等によるものであります。利益剰余金の増加は、剰余金の配当29億3百万円による減少と、親会社株主に帰属する当期純利益75億7百万円を計上したこと等によるものであります。 その他の包括利益累計額の増加は、その他有価証券評価差額金が16億15百万円、為替換算調整勘定が7億90百万円増加したこと等によるものであります。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の36.3%から27.4%となりました。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、エネルギー事業ならびにプロダクト事業の連結子会社における好調な業績推移により、売上高は前年同期比15.7%増の1,084億85百万円、営業利益は前年同期比23.8%増の80億31百万円、経常利益は前年同期比8.9%増の90億36百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式売却益が前期比で減少したことにより、前年同期比3.7%減の75億7百万円となりました。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調で推移した一方で、物価上昇や中東情勢、米国の通商政策の動向による景気への影響懸念など、先行きは依然として不透明な状況が予想されます。こうした中、昨今のデータセンター建設計画などに伴う電力需要の増加が予想され、当社の基礎収益分野であるエネルギー事業においては、原子力発電関連業務の他、火力発電の高効率化や再エネ商材の取扱い拡大等の営業機会拡大が見込まれるとともに、2025年12月に連結子会社化した旭サナックの業績寄与により産業機械事業における収益力の改善が期待されます。 (4) 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、主たる資金需要として、営業活動上の運転資金に加えて長期経営ビジョン「VIORB 2030」遂行のための資金投資や、配当支払等を見込んでおります。 当社においては、換金性の高い金融資産を相当量保有していることに加え、当社および主要な国内グループ会社間でキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しており、グループ内の資金効率化に努めております。また、金融機関との間で総額50億円のコミットメントライン契約の締結並びに総額133億円の当座貸越枠の設定をしていることから、将来の当社グループの資金需要に対して不足が生じる懸念は極めて少ないものと認識しております。なお、当社は日本格付研究所(JCR)から格付を取得しており、本報告書提出時点における長期発行体格付は「A-(安定的)」となっております。 当連結会計年度における営業活動上の運転資金を除く主な資金使途としては、戦略的事業投資の一環として、当社において旭サナック株式会社の全株式を取得しており、本取得資金については取引金融機関4行と総額190億円を長期借入金として調達いたしました。 また、当社における配当につきましては、当連結会計年度において総額29億3百万円の配当の支払を実施しました。更に、2026年6月24日に開催予定の当社の定時株主総会において2026年3月31日現在の株主に対し、2026年6月25日に1株当たり45円、総額16億34百万円の期末配当の実施を予定しております。 当連結会計年度末の流動資産は1,497億62百万円と、前連結会計年度末に対し439億29百万円増加し、また、流動負債は1,172億37百万円と、前連結会計年度末に対し401億17百万円増加しております。これは主に、前渡金、受取手形、売掛金及び契約資産が増加したことや、前受金が増加したこと等によります。(詳細は、前述の「(1) 財政状態」を参照下さい。)その結果、流動比率は127.74%となり、引き続き健全な財務状態を維持しております。 以上の結果、翌連結会計年度においても、営業活動から得られるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入等により、当社グループの資金需要に対応できると考えております。 次に、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によって、資金は54億26百万円増加(前連結会計年度80億74百万円)しております。これは、前渡金の増加321億3百万円(前連結会計年度55億4百万円の減少)、売上債権の増加43億23百万円(前連結会計年度50億36百万円)、法人税等の支払額41億56百万円(前連結会計年度20億1百万円)、投資有価証券売却益21億30百万円(前連結会計年度27億81百万円)の計上等の資金の減少があった一方で、前受金の増加324億16百万円(前連結会計年度50億93百万円の減少)、税金等調整前当期純利益109億80百万円(前連結会計年度110億81百万円)の計上、棚卸資産の減少40億94百万円(前連結会計年度35億73百万円の増加)、減価償却費7億29百万円(前連結会計年度7億24百万円)の計上等による資金の増加があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によって、資金は191億48百万円減少(前連結会計年度8億12百万円の増加)しております。これは、投資有価証券の売却による収入29億4百万円(前連結会計年度32億38百万円)等の資金の増加があった一方で、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出176億30百万円(前連結会計年度―百万円)、投資有価証券の取得による支出25億99百万円(前連結会計年度39百万円)、有形固定資産の取得による支出10億27百万円(前連結会計年度6億10百万円)、定期預金の預入による支出6億57百万円(前連結会計年度51百万円)等の資金の減少があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によって、資金は154億34百万円増加(前連結会計年度29億16百万円の減少)しております。これは、配当金の支払額28億93百万円(前連結会計年度21億63百万円)、長期借入金の返済による支出4億3百万円(前連結会計年度1億58百万円)等の資金の減少があった一方で、長期借入れによる収入190億円(前連結会計年度―百万円)等による資金の増加があったことによるものです。 (5) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益、費用の報告数値および開示に影響を与える見積り、判断および仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は過去の実績や状況に応じた合理的な見積り、判断および仮定により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断および仮定は不確実性を伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針および見積りは、「第5 経理の状況」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が、当社の連結財務諸表の作成に重要な影響を及ぼすと考えております。 ① 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失にそなえるため、一般債権については、貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討して、回収不能見込額を計上しております。 将来、債務者の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。 ② 繰延税金資産の回収可能性の評価 繰延税金資産の回収可能性の判断に際しては、将来の課税所得を合理的に見積もっております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、将来において当社グループを取り巻く環境に大きな変化があった場合など、その見積り額が変動した場合は、繰延税金資産の回収可能性が変動する可能性があります。 ③ 固定資産の減損処理 固定資産については、資産グループの回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に、その差額を減損損失に計上しておりますが、回収可能価額は、資産グループの正味売却価額と割引後将来キャッシュ・フローとして算定される使用価値のいずれか大きい方としていることから、将来、固定資産の使用方法を変更した場合または資産グループを使用している事業の損益の悪化が見られ、短期的にその状況が回復しない場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。

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開示資料

出典

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