概要
いちごは東京都千代田区に本社を置く不動産会社で、資産運用型のビジネスモデルを展開する。オフィスビルや商業施設、ホテル、太陽光発電所などの保有・運用を通じて安定賃料収入を得るとともに、物件の心築(リノベーション)による価値向上と売却益を追求する。2026年2月期の売上高は927億円、営業利益204億円、営業利益率22.0%を達成。独自の「心築」技術と投資家視点のポートフォリオ最適化が特徴で、累進的配当政策を採用する。
J-REIT・私募ファンドの運用で収益基盤を築くアセットマネジメント
アセットマネジメント事業は、いちごグループの中核を成す収益源の一つである。上場不動産投資法人(J-REIT)であるいちごオフィスリート投資法人(証券コード8975)やいちごグリーンインフラ投資法人(証券コード9282)の運用、さらにインフラ投資法人、セキュリティ・トークン、私募不動産ファンドの運用を手掛ける。投資主価値の最大化を目的に、物件のソーシング、心築による価値向上、売却による利益実現を一貫して行う。J-REIT運用ではオフィス特化型リートへの移行(2015年9月)など戦略的なポートフォリオ運営が特徴であり、当連結会計年度のベース運用フィーが安定収益の一部として寄与する。
既存不動産に新たな価値を創造する心築事業
心築事業は、いちごの信条「心で築く、心を築く」を具現化する事業であり、既存不動産にリノベーション技術を施し価値向上を図る。自社保有物件に心築を施し、賃貸収入(ストック収益)と売却益(フロー収益)の双方を創出する。2026年2月期には物流施設3物件が竣工し稼働を開始、設計・施工・運営に知見を有するパートナー企業との連携により建築費高騰リスクを低減した。オフィスではセットアップオフィスの導入によりマーケットを上回る賃料での成約を実現し、テナントの初期費用軽減にも貢献する。不動産取得額は107億円、売却額は232億円に上る。
保有・運営・DXを一体化したホテル事業
ホテル事業は、心築技術とノウハウを基盤に、自社ブランドホテル「THE KNOT」の展開、ホテルオペレーション、DX提供を一貫して行う。大規模リニューアルや自社開発AIレベニューマネジメントシステム「PROPERA」を活用し、保有と運営の一体化で収益向上を図る。2026年2月期には3物件を新規取得し、宇都宮市と福岡市で「THE KNOT」へのリブランドを推進した。保有するホテルのRevPARは増加傾向にあり、物件売却や休館の影響を上回るストック収益の成長を達成。ホテル取得額は215億円、売却額は67億円であった。子会社のワンファイブホテルズ株式会社がオペレーターを担う。
太陽光発電を主軸とするクリーンエネルギー事業
クリーンエネルギー事業は、不動産の有効活用とエネルギー自給率向上への貢献を目指し、太陽光発電を主軸に展開する。全国で太陽光発電所の開発・運営を行い、売電収益を得る。さらに、未利用間伐材を活用した地域一体型バイオマス発電や系統用蓄電池など多様な電源の確保に注力する。当社および運用するいちごグリーンインフラ投資法人が創出するクリーンエネルギーにより、CO2削減に貢献する「いちごのクライメート・ポジティブ」を掲げる。長期VISION「いちご2030」では、サステナブルインフラ企業としての役割を強化しており、再生可能エネルギーの普及拡大を推進する。
業界の中での役割は不動産アセットマネジメント会社(J-REIT運用等)+不動産価値向上サービス+エネルギー事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| いちごオーナーズ | 397億円 | 42.9% | 38億円 | 9.6% |
| 心築 | 275億円 | 29.7% | 131億円 | 47.6% |
| ホテル | 152億円 | 16.4% | 72億円 | 47.4% |
| クリーン エネルギー | 62億円 | 6.7% | 16億円 | 25.8% |
| アセット マネジメント | 40億円 | 4.3% | 23億円 | 57.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01不動産アセットマネジメント主力
J-REIT、インフラ投資法人、セキュリティ・トークン、私募不動産ファンドの運用を行い、投資主価値の最大化を目指す。物件のソーシング、心築による価値向上、売却による利益を実現。
- J-REIT運用
- 上場不動産投資法人の運用を通じて、不動産ポートフォリオの収益最大化を図る。
- 私募ファンド運用
- 機関投資家等向けの私募不動産ファンドを組成・運用する。
02心築(リノベーション/不動産価値向上)主力
既存不動産に心築技術を施し価値向上を図る事業。賃料収入(ストック収益)と物件売却(フロー収益)を創出。
- 心築物件(リノベーション不動産)
- 自社保有物件に心築(リノベーション)を施し、賃貸または販売。
03ホテル準主力
自社ブランドホテルの展開、ホテルオペレーション、DX提供により既存ホテルに新たな価値を創造。大規模リニューアルやAIレベニューマネジメントシステム「PROPERA」を活用し、保有と運営の一体化で収益向上と売却益を創出。
- ホテル運営(自社ブランド)
- いちごブランドのホテルを運営し、宿泊収益を得る。
- PROPERA(AIレベニューマネジメントシステム)
- アルゴリズムにより最適な宿泊価格を提示し、ホテル収益を最大化する自社開発システム。
04いちごオーナーズ(不動産販売)準主力
顧客ニーズ起点の優良不動産を提供するファブレス事業。企画・品質管理・商品組成・販売を一貫して行い、高い資本効率でストック収益と売却益を創出。建設は外部デベロッパーに委託。
- オーナーズ向け不動産商品
- 企画段階から顧客ニーズに合致した不動産を組成(建設委託・品質管理・リーシング)。
05クリーンエネルギー副次
太陽光発電を主軸とする発電事業。不動産の有効活用とエネルギー自給率向上に貢献。
- 太陽光発電所
- 自社保有または開発した太陽光発電所で発電し、売電収益を得る。
製品と技術
J-REIT・インフラ投資法人の運用サービス
いちごグループは、上場不動産投資法人(J-REIT)であるいちごオフィスリート投資法人(証券コード8975)といちごグリーンインフラ投資法人(証券コード9282)の運用を通じて、投資主価値の最大化を図る。いちごオフィスリートはオフィス特化型リートとして、東京都心を中心に安定的な賃料収入を追求。いちごグリーンインフラは太陽光発電所を主な投資対象とし、クリーンエネルギー創出と分配金の両立を目指す。また、私募不動産ファンドやセキュリティ・トークンなどの運用も手掛け、多様な投資家ニーズに対応する。
心築リノベーションによる不動産価値向上
心築は、いちごの独自技術であり、既存不動産に新しい価値を創造するリノベーション手法である。オフィスビルではセットアップオフィスを導入し、テナントの初期費用負担を軽減しながら賃料上昇を実現。物流施設ではパートナー企業との連携により、設計・施工・運営のリスクを低減し、竣工後即座に賃貸収入を得られる体制を構築する。ホテルでは大規模リニューアルにより「THE KNOT」ブランドへのリブランドを実施し、客室単価の向上を図る。これらの心築施策は、ストック収益の拡大と物件売却益の創出に寄与する。
AIレベニューマネジメントシステム「PROPERA」
PROPERAは、いちごが自社開発したAIレベニューマネジメントシステムである。アルゴリズムにより最適な宿泊価格をリアルタイムで提示し、ホテル収益の最大化を支援する。同システムは、需要予測や競合価格分析を基に動的に価格を変更し、特に繁忙期と閑散期の価格差を効果的に活用する。いちごグループのホテル事業では、このPROPERAを活用することで、保有と運営の一体化による収益向上を実現している。なお、当連結会計年度において、PROPERAの導入はホテル運営の効率化に貢献した。
太陽光発電所によるクリーンエネルギー創出
クリーンエネルギー事業の主力製品は太陽光発電所である。いちごは北海道から沖縄まで全国で太陽光発電所を開発・運営し、売電収益を得ている。また、未利用間伐材を活用した地域一体型バイオマス発電や系統用蓄電池などの多様な電源にも取り組む。これらの発電所は、いちごグリーンインフラ投資法人の運用対象ともなり、安定したキャッシュフローを生み出す。当社および運用法人が創出するクリーンエネルギーはCO2削減に貢献し、長期VISION「いちご2030」のサステナブルインフラ戦略の一端を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
不動産アセット運用で国内首位級
いちごは、不動産アセットマネジメント(AM)事業を中核とし、保有・運用資産額で業界をリードする独立系AMである。収益の大部分をAMフィーと物件売却益で構成し、ストック型ビジネスモデルが強み。同業の大東建託は賃貸住宅建設・管理に特化するが、いちごはオフィス・商業・住宅と多様なアセットを扱う点で差別化。robot homeやファンタジスタなど小規模AMとの差は明らかで、スケールメリットを活かした運用効率が強み。国内不動産市況に依存するため、金利上昇や景気後退の影響を受けやすい。
強み
- 独立系AMとして国内トップクラスの運用資産残高を有し、多様な物件で分散効果を発揮
- AMフィーが安定収入源となり、物件売却益と合わせて収益の安定性と成長性を両立
- 2026/2期予想営業利益率22.01%と高水準で、AMビジネスの収益性の高さを示す
- 売上高拡大(3期連続増収)を背景に、新規物件取得や再生可能エネルギー投資が可能
課題
- 国内不動産市場に特化し、海外展開がないため国内景気や金利変動の影響を直接受ける
- 売却益は市況に左右され、年ごとの収益ブレが大きくなる可能性がある
- 大東建託やrobot homeなど競合もAM強化を進めており、物件獲得競争が激化
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字がいちご
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8848レオパレス21 | 2,170億円 | 15.5倍 |
| 2 | 7981タカラスタンダード | 1,983億円 | 13.5倍 |
| 3 | 3480ジェイ・エス・ビー | 1,963億円 | 28.4倍 |
| 4 | 9119飯野海運 | 1,886億円 | 11.9倍 |
| 5 | 8803平和不動産 | 1,700億円 | 14.4倍 |
| 6 | 2337いちご | 1,618億円 | 9.7倍 |
| 7 | 8214AOKIホールディングス | 1,515億円 | 15.5倍 |
| 8 | 9601松竹 | 1,472億円 | 27.7倍 |
| 9 | 9010富士急行 | 1,434億円 | 3.9倍 |
| 10 | 3191ジョイフル本田 | 1,403億円 | 14.7倍 |
| 11 | 5930文化シヤッター | 1,375億円 | 10.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
二社の合併からナスダック上場まで(2000-2002年)
2000年3月、不動産ファンド等の運営を目的とする株式会社ピーアイテクノロジーが設立され、同年4月には旧アセット・マネジャーズ株式会社が設立された。2001年8月、旧アセット・マネジャーズは西武百貨店池袋店流動化のアレンジメントを実施し、実績を積む。同年9月、両社は合併し、商号をアセット・マネジャーズ株式会社とした。2002年11月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場し、資金調達と知名度向上の基盤を築いた。
持株会社体制への移行と経営刷新(2006-2008年)
2006年5月、委員会設置会社(現指名委員会等設置会社)へ移行し、ガバナンス体制を強化。2007年4月には資産運用会社(現いちご投資顧問株式会社)を設立し、アセットマネジメント事業の基盤を整えた。2008年3月、持株会社体制へ移行しグループ経営の効率化を図る。同年10月、スコット キャロンが代表執行役会長、岩﨑謙治が代表執行役社長に就任し、新体制がスタートした。
商号変更とJ-REIT事業への本格参入(2010-2011年)
2010年9月、「いちごグループホールディングス株式会社」へ商号変更し、「いちご」ブランドを統一。2011年1月、J-REIT「ジャパン・オフィス投資法人」の資産運用会社を完全子会社化し、J-REIT事業に参入。同時に「いちご地所株式会社」を設立し、中小規模不動産や底地等へのソリューション提供を開始。同年8月には「FCレジデンシャル投資法人」の資産運用会社も完全子会社化し、レジデンシャル分野での事業基盤を拡大。同年11月、両リートを合併し総合型リート「いちごオフィスリート投資法人」を形成。
クリーンエネルギーとクロスボーダー事業への展開(2012-2015年)
2012年7月、クロスボーダーM&A支援等を行う「いちごグローバルキャピタル株式会社」を設立。同年11月にはクリーンエネルギー事業の推進母体として「いちごECOエナジー株式会社」を設立し、太陽光発電事業に本格参入。2013年11月、いちごとして初の公募増資(PO)を165億円で実施し、同時にいちごオフィスリート投資法人もPOを実施(日本初のダブルPO)。2015年5月、長谷川拓磨が新代表執行役社長に就任し、スコット キャロン会長、岩﨑謙治会長との新体制に移行。
商号を「いちご株式会社」に統一し東証一部へ(2015-2016年)
2015年8月、商号英文表記を「Ichigo Inc.」に変更。同年9月、総合型リートをオフィス特化型リートへ移行し、いちごオフィスリート投資法人(証券コード8975)として運用を継続。同年11月、東京証券取引所市場第一部に市場変更(証券コード2337)。2016年4月、中期経営計画「Power Up 2019」を発表。同年、商号を「いちご株式会社」に変更し、子会社のいちご不動産投資顧問株式会社も「いちご投資顧問株式会社」に改称。さらに、いちごグリーンインフラ投資法人が東証インフラ市場に上場(証券コード9282)。
事業多角化と長期VISION「いちご2030」の策定(2016-2026年)
2016年、いちごオーナーズ株式会社を設立し、不動産オーナーサービス事業を開始。株式会社セントロをM&Aで子会社化し、ストレージプラス株式会社や株式会社テヌートを傘下に収めた。2017年2月期から累進的配当政策を導入。長期VISION「いちご2030」(サステナブルインフラのいちご)を発表し、自己資本利益率(ROE)15%以上、ストック収益比率60%以上などのKPIを設定。2023年、東京証券取引所プライム市場に移行。2026年2月期には売上高927億円、営業利益204億円、親会社株主に帰属する当期純利益166億円と過去最高益を更新した。
年表21件を開く
2000年代
- 2000年3月創業当社の前身となる株式会社ピーアイテクノロジー設立(不動産ファンド等の運営)
- 2000年4月創業旧アセット・マネジャーズ株式会社設立(資産流動化、M&Aビジネス等)
- 2001年8月旧アセット・マネジャーズ株式会社が西武百貨店池袋店流動化のアレンジメント実施
- 2001年9月M&A株式会社ピーアイテクノロジーと旧アセット・マネジャーズ株式会社の合併(商号:アセット・マネジャーズ株式会社)
- 2002年11月上場大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式上場
- 2006年5月委員会設置会社(現指名委員会等設置会社)へ移行
- 2007年4月創業資産運用会社を設立(現いちご投資顧問株式会社)
- 2008年3月持株会社体制へ移行
- 2008年10月スコット キャロン代表執行役会長、岩﨑謙治代表執行役社長就任
2010年代
- 2010年9月商号変更「いちごグループホールディングス株式会社」へ商号変更
- 2011年1月M&AJ-REIT 「ジャパン・オフィス投資法人」の資産運用会社を完全子会社化し、J-REIT事業に参入 中小規模不動産、底地等を対象とした不動産ソリューションを提供する「いちご地所株式会社」を設立
- 2011年8月M&AJ-REIT「FCレジデンシャル投資法人」の資産運用会社であるファンドクリエーション不動産投信株式会社の全株式を取得し完全子会社化
- 2011年11月M&Aオフィス特化型リートとレジデンシャル特化型リートを合併し、総合型リートへ(現「いちごオフィスリート投資法人」証券コード8975)、両投資法人の資産運用会社を合併
- 2012年7月創業クロスボーダーM&A支援等を中心とした新規事業を行う「いちごグローバルキャピタル株式会社」を設立 いちごグループ所属女子重量挙げ「三宅宏実選手」、ロンドンオリンピック銀メダル(女子重量挙げ日本初のメダル獲得)
- 2012年11月創業クリーンエネルギー事業を推進する「いちごECOエナジー株式会社」を設立
- 2013年11月いちごとして初となる公募増資(PO)を実施、調達金額165億円(現「いちごオフィスリート投資法人」も同日にPO実施、日本初ダブルPO)
- 2015年5月長谷川拓磨新代表執行役社長就任、スコット キャロン会長、岩﨑謙治会長との新体制へ
- 2015年8月商号変更商号英文表記を「Ichigo Inc.」に変更
- 2015年9月総合型リートをオフィス特化型リートへ移行(現「いちごオフィスリート投資法人」証券コード8975)
- 2015年11月東京証券取引所市場第一部に市場変更(証券コード2337)
- 2016年4月上場「Shift Up 2016」に続く、新中期経営計画「Power Up 2019」を発表 いちごグループ所属女子重量挙げ「三宅宏実選手」、リオオリンピック銅メダル(2大会連続メダル獲得)「いちご株式会社」に商号変更、子会社のいちご不動産投資顧問株式会社も同日付で「いちご投資顧問株式会社」に商号変更「いちごグリーンインフラ投資法人」が東証インフラ市場に上場(証券コード 9282)不動産オーナーサービス事業を推進する「いちごオーナーズ株式会社」を設立 株式会社セントロのM&Aによる子会社化(ストレージプラス株式会社、株式会社テヌート)長期VISION「いちご2030」(サステナブルインフラのいちご)を発表「いちごアニメーション株式会社」を設立「いちごSi株式会社」を設立 東京証券取引所プライム市場に移行(証券コード2337)「いちごポタジェ株式会社」を設立「いちごリアルティマネジメント株式会社」のM&Aによる子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- キャッシュROE2030年2月期まで18%以上
- ROE2030年2月期まで15%以上
- ストック収益比率2030年2月期まで60%以上
- ストック収益固定費カバー率200%以上
- DOE(株主資本配当率)5%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
心築による不動産価値向上
不動産の保有期間中に賃料収入を得つつ、独自の不動産技術・ノウハウを活かして「心築」(心で築く価値向上)を行い、資産価値を高めた後に売却して収益を獲得するビジネスモデル。
- 02
サステナブルインフラ企業への進化
長期ビジョン「いちご2030」のもと、不動産事業とクリーンエネルギー事業を通じて社会インフラを提供。不動産市況に左右されにくい安定した収益基盤を構築し、持続可能な社会の実現に貢献する。
- 03
ストック収益の拡大と安定化
賃貸収益や売電収益などのストック収益の比率を高め、固定費を十分にカバーする収益構造を目指す。具体的には、ストック収益比率60%以上、固定費カバー率200%以上を目標とする。
- 04
株主還元の強化
累進的配当政策を維持し、DOE(株主資本配当率)4%以上(後に5%以上に引き上げ)を目標とする。また、機動的な自社株買いにより株主価値向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で729人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,165万円で、9期前と比べて+14.2%。平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は7.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 240 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 202 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 231 | — |
| 2020年2月 | 1,020 | 42.5 | 5.7 | 323 | — |
| 2021年2月 | 887 | 41.8 | 5.9 | 389 | — |
| 2022年2月 | 919 | 42.8 | 7.0 | 384 | — |
| 2023年2月 | 1,007 | 43.8 | 7.2 | 462 | — |
| 2024年2月 | 1,134 | 43.3 | 7.3 | 552 | — |
| 2025年2月 | 1,147 | 43.0 | 6.6 | 671 | 2,429 |
| 2026年2月 | 1,165 | 43.6 | 7.0 | 729 | 2,798 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社11社(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。
- 国内いちご投資顧問株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内いちご地所株式会社(注)5東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内いちごECOエナジー株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内いちごオーナーズ株式会社(注)5東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内いちごマルシェ株式会社千葉県松戸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社宮交シティ宮崎県宮崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社セントロ(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ワンファイブホテルズ株式会社(注)5福岡県福岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内いちごSi株式会社(注)4東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コリニア株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内いちごリアルティマネジメント株式会社東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は927億円、営業利益は204億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.9%、利益が+25.2%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 927億円 |
| 営業利益 | 206億円 | 204億円 |
| 純利益 | 180億円 | 166億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15.5 | ¥15.5 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は105億円、営業利益は26億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−58.2%、営業利益は−38.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 102 | 24 | 23.5 | 15 |
| 2024年2Q | 163 | 31 | 19.0 | 70 |
| 2024年3Q | 119 | 24 | 20.2 | 11 |
| 2024年4Q | 443 | — | — | 25 |
| 2025年1Q | 251 | 42 | 16.7 | 36 |
| 2025年2Q | 112 | 27 | 24.1 | 18 |
| 2025年4Q | 473 | 94 | 19.9 | 98 |
| 2026年2Q | 510 | 113 | 22.2 | 86 |
| 2026年4Q | 417 | 91 | 21.8 | 80 |
| 2027年1Q | 105 | 26 | 24.8 | 29 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は164億円から927億円へ5.7倍に増えた。直近期の営業利益率は22.0%。売上は4期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 164 | — | 17 | — | 16 |
| 2014年2月 | 351 | — | 36 | — | 45 |
| 商号英文表記を「Ichigo Inc.」に変更 | |||||
| 2015年2月 | 427 | — | 73 | — | 68 |
| 「Shift Up 2016」に続く、新中期経営計画「Power Up 2019」を発表 いちごグループ所属女子重量挙げ「三宅宏実選手」、リオオリンピック銅メダル(2大会連続メダル獲得)「いちご株式会社」に商号変更、子会社のいちご不動産投資顧問株式会社も同日付で「いちご投資顧問株式会社」に商号変更「いちごグリーンインフラ投資法人」が東証インフラ市場に上場(証券コード 9282)不動産オーナーサービス事業を推進する「いちごオーナーズ株式会社」を設立 株式会社セントロのM&Aによる子会社化(ストレージプラス株式会社、株式会社テヌート)長期VISION「いちご2030」(サステナブルインフラのいちご)を発表「いちごアニメーション株式会社」を設立「いちごSi株式会社」を設立 東京証券取引所プライム市場に移行(証券コード2337)「いちごポタジェ株式会社」を設立「いちごリアルティマネジメント株式会社」のM&Aによる子会社化 | |||||
| 2016年2月 | 497 | — | 139 | — | 129 |
| 2017年2月 | 1,093 | — | 198 | — | 149 |
| 2018年2月 | 578 | — | 192 | — | 140 |
| 2019年2月 | 835 | — | 231 | — | 154 |
| 2020年2月 | 874 | — | 244 | — | 82 |
| 2021年2月 | 614 | — | 72 | — | 50 |
| 2022年2月 | 569 | — | 75 | — | 65 |
| 2023年2月 | 681 | — | 108 | — | 94 |
| 2024年2月 | 827 | — | 104 | — | 121 |
| 2025年2月 | 836 | 163 | 138 | 19.5 | 152 |
| 2026年2月 | 927 | 204 | 171 | 22.0 | 166 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高927億円のうち、営業利益として残るのは204億円で22.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は166億円、売上の17.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.5%626億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.5%97億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益22.0%204億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが−219億円、投資CFが147億円で、差し引きのフリーCFは−72億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は420億円で、売上の5.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 46 | 0 | −39 | 46 | 95 |
| 2014年2月 | 13 | −86 | 247 | −73 | 246 |
| 2015年2月 | −343 | −125 | 417 | −468 | 190 |
| 2016年2月 | −447 | −71 | 633 | −518 | 284 |
| 2017年2月 | 215 | −119 | 64 | 96 | 414 |
| 2018年2月 | 106 | −56 | −61 | 50 | 394 |
| 2019年2月 | 218 | −156 | 43 | 62 | 450 |
| 2020年2月 | 119 | −103 | 95 | 16 | 408 |
| 2021年2月 | 155 | −156 | 102 | −1 | 506 |
| 2022年2月 | 79 | 65 | −154 | 144 | 462 |
| 2023年2月 | 3 | 26 | −66 | 29 | 403 |
| 2024年2月 | −86 | −25 | 178 | −111 | 461 |
| 2025年2月 | −284 | 54 | 196 | −230 | 426 |
| 2026年2月 | −219 | 147 | 97 | −72 | 420 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は4,358億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,168億円で、自己資本比率は26.6%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 804 | 311 | 493 | 35.4 |
| 2014年2月 | 1,149 | 508 | 641 | 42.2 |
| 2015年2月 | 1,727 | 584 | 1,143 | 32.2 |
| 2016年2月 | 2,514 | 722 | 1,792 | 26.8 |
| 2017年2月 | 2,735 | 834 | 1,901 | 29.4 |
| 2018年2月 | 2,965 | 927 | 2,038 | 30.1 |
| 2019年2月 | 3,193 | 1,029 | 2,164 | 30.9 |
| 2020年2月 | 3,337 | 1,016 | 2,321 | 30.1 |
| 2021年2月 | 3,471 | 1,103 | 2,368 | 28.5 |
| 2022年2月 | 3,379 | 1,122 | 2,257 | 29.8 |
| 2023年2月 | 3,386 | 1,144 | 2,242 | 30.4 |
| 2024年2月 | 3,670 | 1,163 | 2,507 | 28.5 |
| 2025年2月 | 4,067 | 1,227 | 2,840 | 27.3 |
| 2026年2月 | 4,358 | 1,168 | 3,191 | 26.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で131社中13位あたり、逆に低いのは自己資本比率で131社中98位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥389で、1年前と比べて-8.5%。過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.7倍 |
| PER (会社予想) | 8.6倍 |
| PBR | 1.40倍 |
| 配当利回り | 3.98% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近5日間で407円から413円と上昇し、25日線(412.36円)を約0.2%上回る水準。52週高値529円からは約22%下落したが、安値347円からは約19%戻している。出来高は7月16日の2174400株をピークに減少傾向で、需給は落ち着いてきた。RSIは49.09と中立で、方向感は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
予想PERは9.2倍で業界平均の14.72倍を下回り割安感があるが、PBRは1.49倍で平均の1.84倍を下回る。ROEは14.6%と高く、配当利回りは3.75%と平均の3.01%を上回る。ただし配当性向は98.3%と高く、今後の増配余地は限定的。収益は堅調で、バリュエーションは総合的にほぼ妥当と評価する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.7倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 8.6倍 | — |
| PBR | 1.40倍 | 1.84倍 |
| ROE | 14.6% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
金融緩和やオフィス需要の回復を背景に、保有物件の含み益や賃料上昇が期待される。一方、金利上昇局面での評価損や空室率悪化リスクも指摘される。強気派は高いROEと配当利回りの持続性を評価し、弱気派は業界全体の需給緩和と金利感応度の高さを懸念する。両者の対立は、資産入替による収益成長と、資産価格変動への依存度の高さをどう評価するかに集約される。
- 安定した高収益性
営業利益率22%と高く、財務基盤が強固。
- 積極的な資産入替
不採算物件を売却し高利回り物件へ入れ替え、収益性向上。
- 株主還元の充実
配当利回り3.75%と高水準、安定的な還元姿勢。
- 2026/2期は売上高927億円・営業利益204億円へ過去最高更新通年影響中
売上高は前期比91億円増、営業利益は41億円増の204億円
- 予想PER9.2倍と実績PER10.32倍から改善余地不定影響弱
予想PERは9.2倍で実績10.32倍を下回り、評価が切り上がる
- 配当利回り3.75%の高還元が株価を支える継続影響弱
配当利回り3.75%は株価413円に対して高く、下値を支える
- ROE14.6%と資本効率の高さを維持継続影響中
ROE14.6%は高く、資本効率改善が続く
- 金利上昇リスク
借入コスト増で収益圧迫、資産価格下落の懸念。
- オフィス市況の不透明感
テレワーク定着や供給増で空室率上昇の可能性。
- 資産売却益への依存
本業の賃料収入だけでなく売却益が利益を支える構造。
- 外国人持ち株比率73.51%と海外売りに脆い継続影響強
外国人保有が73.51%を占め、世界同時株安で売り圧力がかかる
- 株価は1年で0.85%下落し業績と逆行通年影響弱
増益見通しにもかかわらず株価はほぼ横ばいで、需給が弱い
- 不動産売却益頼みで売上高が変動金融政策次第影響中
営業利益204億円は不動産売却のタイミングに依存し、決算が振れやすい
- 純利益の増加率が鈍化しピーク懸念通年影響中
純利益は121億円→152億円→166億円と増加率が縮小している
- 稼働率
- 賃料収入の安定性を左右する核心指標。
- NOI利回り
- 物件の収益力を測る重要な尺度。
- 売却損益
- 資産入替戦略の成果を見る指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15.5円で、前期から+9.5%。いまの株価に対する利回りは3.98%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年2月 | 5 | — | 18.2 |
| 2018年2月 | 6 | 20.0 | 23.0 |
| 2019年2月 | 7 | 16.7 | 41.9 |
| 2020年2月 | 7 | 0.0 | 36.1 |
| 2021年2月 | 7 | 0.0 | 206.3 |
| 2022年2月 | 7 | 0.0 | 180.1 |
| 2023年2月 | 8 | 14.3 | 170.5 |
| 2024年2月 | 9 | 12.5 | 219.0 |
| 2025年2月 | 11 | 16.7 | 44.2 |
| 2026年2月 | 12 | 9.5 | 98.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15.5
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ23,899人。区分でいちばん多いのは外国法人で73.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.5%を占め、残る88.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 68.3 | 67.9 | 67.6 | 67.1 | 74.5 | 73.5 |
| 金融機関 | 10.8 | 8.5 | 8.1 | 8.1 | 7.5 | 9.9 |
| 個人・その他 | 13.3 | 13.8 | 16.9 | 18.2 | 10.7 | 9.1 |
| 証券会社 | 7.4 | 8.0 | 7.2 | 6.2 | 7.0 | 5.9 |
| 自己株式 | 6.6 | 7.4 | 10.3 | 12.9 | 4.4 | 3.4 |
| 事業法人 | 0.1 | 1.8 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 1.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 54.11 |
| 02 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 4.43 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.36 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.31 |
| 05 | JP JPMSE LUX RE MACQUARIE BANK LTD LONDON EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 4.29 |
| 06 | 上田八木短資株式会社 | 1.49 |
| 07 | THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部) | 1.26 |
| 08 | HSBC BANK PLC A/C M AND G(ACS) VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 1.16 |
| 09 | HOST-PLUS PTY LTD-HOSTPLUS POOLED SUPERANNUATION TRUST-PARADICE GLOBAL SMALL CAPS (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部) | 1.09 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505038 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.08 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+996%、1株純資産は14期で+355%。直近期のROEは14.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 4 | 64 | 6.0 | 37.3 | 30.0 |
| 2014年2月 | 10 | 97 | 11.8 | 32.3 | 12.6 |
| 2015年2月 | 14 | 112 | 13.0 | 21.2 | 9.6 |
| 2016年2月 | 26 | 135 | 21.0 | 14.7 | 15.0 |
| 2017年2月 | 30 | 160 | 20.2 | 12.0 | 18.2 |
| 2018年2月 | 28 | 180 | 16.5 | 15.7 | 23.0 |
| 2019年2月 | 31 | 202 | 16.3 | 12.1 | 41.9 |
| 2020年2月 | 17 | 208 | 8.2 | 19.4 | 36.1 |
| 2021年2月 | 10 | 210 | 5.0 | 33.3 | 206.3 |
| 2022年2月 | 14 | 215 | 6.5 | 19.3 | 180.1 |
| 2023年2月 | 20 | 227 | 9.2 | 14.2 | 170.5 |
| 2024年2月 | 27 | 238 | 11.7 | 14.5 | 219.0 |
| 2025年2月 | 35 | 260 | 14.1 | 10.3 | 44.2 |
| 2026年2月 | 40 | 289 | 14.6 | 11.0 | 98.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
21名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/2期の役員報酬は総額580百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| スコット・キャロン | 取締役 取締役会議長 指名委員 報酬委員 コンプライアンス委員 | 61 |
| 長谷川拓磨 | 取締役 指名委員長 報酬委員長 コンプライアンス委員長 | 55 |
| 石原実 | 取締役 | 58 |
| 村井恵理 | 取締役 | 56 |
| 藤田哲也 | 取締役 指名委員 監査委員長 報酬委員 コンプライアンス委員 | 72 |
| 川手典子 | 取締役 指名委員 監査委員 報酬委員 | 50 |
| 中井戸信英 | 取締役 指名委員 報酬委員 | 79 |
| 宇田左近 | 取締役 コンプライアンス副委員長 | 71 |
| 田中精一 | 取締役 監査委員 | 65 |
| 山内章 | 執行役副会長 特別補佐 | 64 |
| 吉松健行 | 常務執行役 ブランドコミュニケーション部担当 | 56 |
| 坂松孝紀 | 常務執行役 財務本部管掌 | 50 |
残りの役員9名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 栗田和典 | 上席執行役 サステナブル エンジニアリング本部管掌 | 64 |
| 山本竜太郎 | 上席執行役 経営管理部担当 | 50 |
| 大井川孝志 | 上席執行役 人財開発部担当 | 50 |
| 千田恭豊 | 執行役 監査部管掌 | 70 |
| 田中建路 | 執行役 サステナブルインフラ事業本部担当、DX推進部管掌 | 45 |
| 藤井宏明 | 執行役 総務部・リスク管理部・コンプライアンス部担当 | 54 |
| 古川直子 | 執行役 企画経理部担当 | 49 |
| 加茂勇次 | 執行役 事業企画部担当 | 48 |
| 柳井直美 | 取締役 | 50 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 103 | 15 | 266 | 384 | 128 |
| 執行役 | 3 | 59 | 8 | 73 | 140 | 47 |
| 社外取締役 | 5 | 38 | 3 | 13 | 56 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,047字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,732字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,162字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)16,112字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-20
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-26
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/03/01-2024/08/31)2024-10-11
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-27
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-29
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年2月期 第1四半期 決算説明資料2026-07-15
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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