本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ダイセキ

Daiseki Co.,Ltd.9793 · Prime · サービス業

産業廃棄物処理・リサイクルを核に、土壌汚染処理や電池再生まで手掛ける環境総合企業。単一事業セグメントで多様なサービスを統合。

概要

ダイセキは、産業廃棄物の中間処理・リサイクル・最終処分を一貫して手がける環境関連企業である。愛知県名古屋市に本社を置き、建設廃棄物や化学廃棄物、使用済バッテリーの処理に強みを持つ。1958年に石油製品製造販売会社として創業し、1971年に産業廃棄物処理に本格参入。2026年2月期の連結売上高は718億円、営業利益146億円、従業員数1,295人。東京証券取引所プライム市場に上場する。

事業の柱は産業廃棄物中間処理とリサイクル

ダイセキグループの事業は「環境関連事業」の単一セグメントである。中核は産業廃棄物の収集運搬・中間処理で、顧客から廃棄物を引き取り、減容・安定化・資源化する。これに加え、土壌汚染の調査・処理、使用済バッテリーの回収・再生、鉛の精錬、タンク洗浄、VOCガス回収、COW洗浄機器販売など、廃棄物処理と資源循環に関わる多岐にわたるサービスを提供する。リサイクル率の向上と埋立処分量の削減を事業の軸としている。

連結子会社8社で構成されるグループ体制

ダイセキグループは、株式会社ダイセキ(当社)と8社の連結子会社で構成される。主要子会社として、土壌汚染処理を手がける株式会社ダイセキ環境ソリューション、鉛リサイクルを担当する株式会社ダイセキMCR、タンク洗浄のシステム機工株式会社、北陸地区をカバーする北陸ダイセキ株式会社などがある。2025年にダイセキ環境ソリューションを完全子会社化し、グループ一体運営を強化した。また、古紙販売や一般廃棄物収集運搬も行う。

関東・関西エリアへの積極的な設備投資とシェア拡大

ダイセキは、産業廃棄物処理市場において関東地区と関西地区を重点エリアと位置づけ、シェア拡大を進めている。栃木県佐野市の関東事業所、兵庫県尼崎市の尼崎リサイクルセンター、同明石市の関西事業所など、各地に処理拠点を配置。2024年には広島県東広島市に広島事業所を開設し、中国地方にも展開を広げた。今後は北海道・東北地区での新拠点開発も計画している。

高収益体質と安定した財務基盤

2026年2月期の業績は、売上高718億円(前期比6.7%増)、営業利益146億円(同1.8%増)と過去最高を更新した。営業利益率は約20%と高水準を維持する。連結ROEは11.0%で、目標とする15%以上に向けて改善途上にある。自己資本比率は約79%と財務体質は健全。営業活動によるキャッシュフローは109億円と安定しており、設備投資やM&Aに積極的に資金を投じている。

業界の中での役割は環境関連サービス・製品メーカー(廃棄物処理・リサイクル・環境浄化)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
718億円
営業利益
146億円
営業利益率
20.3%
純利益
92億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01環境関連事業(単一セグメント)主力

産業廃棄物の収集運搬・中間処理、土壌汚染調査・処理、使用済バッテリーの収集運搬・再生利用、鉛の精錬・非鉄金属原料販売、タンク洗浄・付帯工事、VOCガス回収、スラッジ減量化、COW洗浄機器販売、石油化学製品製造販売、古紙販売、一般廃棄物収集運搬等を一貫して提供。環境負荷低減と資源循環を実現。

主な製品・サービス7
産業廃棄物収集運搬・中間処理
産業廃棄物を顧客から収集し、中間処理施設で減容・安定化・資源化。埋立処分量の削減に貢献。
土壌汚染調査・処理
汚染土壌の調査・分析、掘削除去・浄化処理。工場跡地等の再開発を支援。
使用済バッテリー収集運搬・再生利用
使用済み鉛蓄電池等を回収し、鉛やプラスチックを再生。資源循環の一翼を担う。
鉛の精錬・非鉄金属原料販売
使用済バッテリー等から回収した鉛を精錬し、鉛地金として販売。副次的に非鉄金属原料も供給。
タンク洗浄・付帯工事
石油タンク等の内部洗浄、およびタンクに付帯する配管工事等。保安・維持管理を支援。
VOCガス回収作業
工場等から排出される揮発性有機化合物(VOC)を回収・処理。大気汚染防止に寄与。
COW洗浄機器販売
原油タンク洗浄装置「COW」の販売。タンク内部を効率的に洗浄し、廃棄物削減に貢献。

製品と技術

産業廃棄物収集運搬・中間処理

ダイセキの主力事業は、工場などから排出される産業廃棄物を収集し、中間処理施設で減容・安定化・資源化することである。廃油、廃酸、廃アルカリ、汚泥、廃プラスチックなど多種多様な廃棄物を扱う。処理後はリサイクル燃料や建設資材などに生まれ変わらせ、最終的な埋立量を最小限にする。同社はリサイクルを基本方針とし、処理コストの低減と環境負荷低減の両立を図っている。

土壌汚染調査・処理

子会社のダイセキ環境ソリューションが中心となり、土壌汚染の調査・分析から掘削除去・浄化処理まで一貫サービスを提供する。工場跡地の再開発や大規模インフラ整備に伴う汚染土壌処理案件を手がけ、関東エリアや中部エリアで実績を積む。弥富リサイクルセンター、横浜恵比須リサイクルセンターなどは汚染土壌の処理拠点として機能している。

使用済バッテリーのリサイクルと鉛精錬

ダイセキMCRが展開する鉛リサイクル事業では、使用済み鉛蓄電池を回収し、鉛やプラスチックを再生する。回収した鉛は精錬工程を経て鉛地金として販売され、非鉄金属原料も副次的に供給する。鉛の市場価格変動の影響を受けるものの、資源循環の一翼を担い、売上高は過去最高を更新している。2015年には宇都宮リサイクルセンターが完成し、処理能力を拡大した。

大型タンク洗浄と付帯工事

システム機工は、石油タンクや化学タンクの内部洗浄および付帯する配管工事などの保全サービスを提供する。高圧水洗浄やCOW洗浄機器を用いた効率的な洗浄により、廃棄物発生量の削減に貢献する。同社のタンク洗浄事業はダイセキとの連携により顧客案件を獲得し、高収益な工事案件の完了もあって、売上・利益ともに過去最高を達成した。

VOCガス回収とスラッジ減量化

工場などから排出される揮発性有機化合物(VOC)を回収・処理するサービスを提供する。大気汚染防止法に対応し、活性炭吸着や燃焼処理などによりVOCを無害化する。また、汚泥(スラッジ)の減量化処理も手がけ、脱水・乾燥・固化による減容化とリサイクルを推進する。これらの技術は環境規制の強化を背景に需要が高まっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

サービス業で大規模、安定収益も利益率低下傾向

当社は売上高が2024年2月期の692億円から2026年2月期には718億円と微増で、サービス業の中では大規模な部類に入る。営業利益率は約20-21%と高水準を維持しているが、前期比でやや低下している。同業他社のジンジブやイシンが人材サービスで成長を続ける中、当社は廃棄物処理という安定需要を背景に堅調な業績を確保。しかし、売上高の伸びは鈍く、市場が成熟している可能性がある。利益率の低下傾向はコスト増や競争激化を示唆しており、効率化や新規分野への進出が課題となる。

強み

  • 営業利益率20%超は安定しており、収益基盤が強い
  • 売上高700億円規模で、業界内での影響力が大きい
  • 廃棄物処理は需要が安定しており、景気変動に強い
  • 高収益で財務体質が良好、投資や株主還元に余力

課題

  • 売上高はほぼ横ばいで、成長市場の開拓が必要
  • 営業利益率は21.3%→20.3%と低下、コスト管理が課題
  • 廃棄物業界は規制が強く、環境対応への投資が負担

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

エネルギー・資源の時価総額近傍。太字がダイセキ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18088岩谷産業5,149億円10.6倍
21662石油資源開発4,945億円9.2倍
36508明電舎4,862億円20.5倍
49336大栄環境3,686億円23.1倍
51515日鉄鉱業2,688億円18.8倍
69793ダイセキ1,790億円19.3倍
72337いちご1,618億円9.7倍
88097三愛オブリ1,530億円16.4倍
99533東邦瓦斯1,146億円14.9倍
109247TREホールディングス947億円5.9倍
114097高圧ガス工業669億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(エネルギー・資源)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

石油製品製造会社として創業した1958年

ダイセキは1958年10月、石油製品の製造・販売を目的として名古屋市中区大井町に株式会社大同石油化学工業(資本金200万円)として設立された。翌1959年4月には潤滑油精製工場を名古屋市港区船見町へ移転し、これが現在の本社所在地となる。1963年12月には同地に名古屋事業所を開設した。創業期は石油化学が主力であったが、のちに環境事業へと転換する基礎がこの時期に築かれた。

産業廃棄物処理に本格参入した1971年

1971年5月、名古屋事業所内に産業廃棄物処理工場を建設し、産業廃棄物の中間処理業に本格参入した。この転換は、石油製品販売に加えて廃棄物処理の需要が高まった時代背景によるものである。1973年5月には石川県白山市に北陸事業所を開設し、北陸地区での事業基盤を固めた。その後、1980年に兵庫県尼崎市に大阪営業所(現尼崎リサイクルセンター)を設け、関西進出を果たした。

全国展開と株式上場の1990年代

1990年1月に関東事業所(栃木県佐野市)、同年10月に本社を名古屋市港区船見町へ移転。1994年には大阪事業所に新工場を完成させた。1995年7月には株式を店頭市場に登録し、1999年8月に東京証券取引所・名古屋証券取引所市場第二部に上場。2000年8月には両市場第一部に指定された。この間、1996年にはエンジニアリング部門を分社化しダイセキプラント(現ダイセキ環境ソリューション)を設立、グループ体制を整えた。

子会社の上場と事業拡大を進めた2000年代

2000年代に入り、子会社であるダイセキ環境ソリューションが2004年に東京証券取引所マザーズに上場し、その後2008年に市場第一部に昇格。同社は土壌汚染処理やリサイクルセンターの展開を加速した。2007年には田村産業株式会社(現ダイセキMCR)の株式を取得し、鉛リサイクル事業に参入。2010年にはシステム機工株式会社を子会社化し、タンク洗浄事業を強化した。この時期、グループの事業領域が大きく拡大した。

リサイクルセンター増設と新事業への挑戦(2010年代)

2010年代は全国各地でリサイクルセンターの建設が相次いだ。2012年にグリーンアローズ九州を設立し、九州での事業を強化。2015年には名古屋事業所エコエネルギーセンターが完成。2017年には弥富リサイクルセンター、2018年には横浜恵比須リサイクルセンター、2019年には岐阜リサイクルセンターが稼働した。処理能力の拡大と処理品目の多様化により、受入量・売上ともに成長を続けた。

完全子会社化と新たな成長戦略(2020年代)

2023年4月、ダイセキ環境ソリューションが杉本商事を子会社化し、古紙リサイクル事業を追加。同年10月には同社が東証プライムからスタンダード市場へ移行した。2025年12月、公開買付けによりダイセキ環境ソリューションを完全子会社化し、グループ経営の一体化を推進。2026年1月にはSyncMOF株式会社から事業譲受け、同年2月には杉本商事と杉本紙業を吸収合併した。中期計画として2029年2月期に売上高830億円、営業利益190億円を掲げる。

年表48件を開く

1950年代

  • 1958年10月創業石油製品の製造・販売を目的として、株式会社大同石油化学工業(資本金2百万円)を名古屋市中区大井町に設立。
  • 1959年4月名古屋市港区大江町の潤滑油精製工場を同区船見町へ移転(現 名古屋事業所第一工場)。

1960年代

  • 1963年12月名古屋市港区船見町に名古屋事業所を開設。

1970年代

  • 1970年9月北陸地区における石油製品販売強化のため、石川県金沢市に北陸ダイセキ株式会社を設立(現 連結子会社)。
  • 1971年5月名古屋事業所内に産業廃棄物処理工場を建設。産業廃棄物中間処理業に本格参入。
  • 1973年5月石川県白山市に北陸事業所を開設。

1980年代

  • 1980年5月兵庫県尼崎市に大阪営業所を開設(現 尼崎リサイクルセンター)。
  • 1980年12月兵庫県尼崎市に産業廃棄物収集の貯蔵基地を建設(現 尼崎リサイクルセンター)。
  • 1982年10月北九州市若松区に九州事業所を開設。
  • 1984年2月商号変更商号を株式会社ダイセキに変更。

1990年代

  • 1990年1月栃木県佐野市に関東事業所を開設。
  • 1990年10月名古屋市港区船見町1番地86に本社を移転。
  • 1994年2月大阪事業所(現 尼崎リサイクルセンター)に新工場完成。
  • 1995年7月当社株式を店頭市場へ登録。
  • 1996年11月創業エンジニアリング部門の強化育成のため、分社化して株式会社ダイセキプラントを設立。
  • 1997年10月千葉県袖ケ浦市に千葉事業所を開設。
  • 1998年7月創業本社内に環境分析事業本部を設立。環境分析事業に本格参入。
  • 1999年2月環境リサイクル事業を更に発展させるため、環境分析事業本部をリサイクル事業開発本部に改称。
  • 1999年5月商号変更株式会社ダイセキプラントの商号を株式会社ダイセキ環境エンジに変更。
  • 1999年8月上場東京証券取引所、名古屋証券取引所市場第二部に上場。

2000年代

  • 2000年8月東京証券取引所、名古屋証券取引所市場第一部に指定。
  • 2000年12月環境分析業務と研究開発業務の充実を目的として、環境技術センターを建設。
  • 2001年3月環境分析業務を株式会社ダイセキ環境エンジに移管。
  • 2002年5月九州事業所内に汚泥改良リサイクルセンターを開設。
  • 2002年11月兵庫県明石市に関西事業所を開設。
  • 2004年6月商号変更株式会社ダイセキ環境エンジの商号を株式会社ダイセキ環境ソリューションに変更(現 連結子会社)。株式会社ダイセキ環境ソリューションが愛知県東海市に名古屋リサイクルセンターを開設。
  • 2004年10月九州事業所に新水処理工場が完成。株式会社ダイセキ環境ソリューションが横浜市鶴見区に横浜リサイクルセンター(現 横浜生麦リサイクルセンター)を開設。
  • 2004年12月上場名古屋市港区に名古屋事業所リサイクルセンターが完成。株式会社ダイセキ環境ソリューションが東京証券取引所マザーズに上場。
  • 2005年9月株式会社ダイセキ環境ソリューションの名古屋リサイクルセンター及び横浜リサイクルセンターが増設完了。
  • 2005年12月株式会社ダイセキ環境ソリューションの名古屋リサイクルセンターが愛知県より汚染土壌浄化施設の認定を受ける。
  • 2006年10月関東事業所に第三工場が完成。
  • 2007年4月M&A株式会社ダイセキ環境ソリューションが大阪市大正区に大阪リサイクルセンターを開設。田村産業株式会社の株式取得。
  • 2008年2月上場株式会社ダイセキ環境ソリューションが東京証券取引所市場第一部に市場変更、名古屋証券取引所市場第一部に上場。
  • 2008年9月商号変更田村産業株式会社の商号を株式会社ダイセキMCRに変更(現 連結子会社)。
  • 2008年10月株式会社グリーンアローズ中部(現 連結子会社)を設立。

2010年代

  • 2010年9月M&Aシステム機工株式会社の株式取得(現 連結子会社)。
  • 2012年3月株式会社グリーンアローズ九州(現 連結子会社)を設立。
  • 2015年2月名古屋市港区に新たに名古屋事業所エコエネルギーセンターが完成。
  • 2015年6月株式会社ダイセキMCRの宇都宮リサイクルセンターが完成。
  • 2017年3月株式会社ダイセキ環境ソリューションの弥富リサイクルセンターが完成。
  • 2018年12月株式会社ダイセキ環境ソリューションの横浜恵比須リサイクルセンターが完成。
  • 2019年8月株式会社ダイセキ環境ソリューションの岐阜リサイクルセンターが完成。当社及び株式会社ダイセキ環境ソリューションが、東京証券取引所の市場再編に伴い、市場第一部からプライム市場へ移行、名古屋証券取引所の市場再編に伴い、市場第一部からプレミア市場へ移行。

2020年代

  • 2023年4月M&A株式会社ダイセキ環境ソリューションが、株式会社杉本商事の全株式を取得し、株式会社杉本商事及びその子会社の有限会社杉本紙業を子会社化。
  • 2023年10月株式会社ダイセキ環境ソリューションが、東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年3月広島県東広島市に広島事業所を開設。
  • 2025年12月上場株式会社ダイセキ環境ソリューションを公開買付により完全子会社化、上場廃止。
  • 2026年1月SyncMOF株式会社の事業譲受。
  • 2026年2月M&A株式会社杉本商事を存続会社、有限会社杉本紙業を消滅会社とする吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年2月期まで830億円
  • 営業利益2029年2月期まで190億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年2月期まで125億円
  • 連結ROE15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    リサイクル技術の向上と処理品目拡大

    多様化・複雑化する産業廃棄物の適正処理・リサイクルニーズに対応するため、技術力向上、新設備導入による処理・リサイクル可能品目の拡大、積極的な設備投資と営業展開により、関東・関西地区でのシェア上昇を目指す。

  2. 02

    環境トータルプランナーへの事業拡大

    産業廃棄物中間処理に加え、土壌汚染調査・処理、環境分析、ゼロ・エミッション支援など、顧客の環境リスクニーズに応えるトータルプランナーとしての能力を高め、グループの事業分野を拡大する。

  3. 03

    M&A戦略の積極展開

    「環境」「リサイクル」をキーワードに、金属リサイクルや大型タンク清掃事業など新たな分野へのM&Aを積極的に展開し、グループ全体の事業ポートフォリオを拡充する。

  4. 04

    エリア戦略の強化

    関東・関西の大規模市場でシェア拡大のための設備投資と営業力を注入し、北海道・東北地区では新たな拠点開発に注力する。

  5. 05

    サステナビリティ推進と情報開示

    TCFD・TNFDに基づくシナリオ分析や自然資本評価を実施し、サステナビリティ方針(環境、安全衛生、人権、腐敗防止)を改訂・新設。持続可能な経営を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,295人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は753万円で、9期前と比べて+10.8%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月865
2018年2月908
2019年2月949
2020年2月67940.610.91,002
2021年2月66640.511.21,040
2022年2月68640.611.31,076
2023年2月70740.811.41,114
2024年2月71340.711.41,215
2025年2月73340.812.11,2641,131
2026年2月75341.112.21,2951,127

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率70.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関西事業所 — 兵庫県明石市・加古郡116億円
九州事業所 — 北九州市若松区5,594百万円
横浜恵比須 リサイクルセンター — 横浜市神奈川区4,312百万円
名古屋事業所 — 名古屋市港区3,874百万円
関東事業所 — 栃木県佐野市3,025百万円
本社等 — 栃木県宇都宮市2,583百万円
静岡工場 — 静岡市駿河区2,136百万円
弥富リサイクルセンター 及び名古屋トランシップ センター — 愛知県弥富市1,915百万円
広島事業所 — 広島県東広島市1,814百万円
名古屋 リサイクルセンター — 愛知県東海市1,750百万円
ほか6件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    廃油(ビルジ)ほか2点収集運搬・処分(補給、単価)
    海上保安庁 · 2024-04-05
    502万円
  • 調達
    【第四管区海上保安本部_単3】廃油(ビルジ)ほか2点収集運搬・処分(補給、単価)
    海上保安庁 · 2026-03-11
    335万円
  • 調達
    廃油(ビルジ)収集運搬・処分(併合、単価)
    海上保安庁 · 2023-04-13
    96万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は718億円営業利益146億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.7%、利益が+2.1%。

売上高
+6.7%
718億円
営業利益
+2.1%
146億円
純利益
-1.1%
92億円
営業利益率
20.3%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高742億円718億円
営業利益168億円146億円
純利益112億円92億円
1株あたり配当¥86¥86

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は183億円、営業利益は42億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+9.6%、営業利益は+7.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1793921.824
2024年2Q1793921.824
2024年3Q1784123.026
2024年4Q15621
2025年1Q1673923.427
2025年2Q1613421.122
2025年4Q3457020.344
2026年2Q3617520.847
2026年4Q3577119.945
2027年1Q1834223.029

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は360億円から718億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は20.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月3605630
2014年2月4217439
2015年2月4577440
2016年2月5088038
2017年2月4427241
2018年2月4928958
2019年2月5139261
2020年2月54111070
2021年2月51510565
2022年2月56913184
株式会社ダイセキ環境ソリューションが、株式会社杉本商事の全株式を取得し、株式会社杉本商事及びその子会社の有限会社杉本紙業を子会社化。
2023年2月58613187
広島県東広島市に広島事業所を開設。
2024年2月69215595
株式会社ダイセキ環境ソリューションを公開買付により完全子会社化、上場廃止。
2025年2月67314314821.293
株式会社杉本商事を存続会社、有限会社杉本紙業を消滅会社とする吸収合併。
2026年2月71814614920.392

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高718億円のうち、営業利益として残るのは146億円20.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は92億円、売上の12.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.4%477億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.2%95億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.3%146億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+12.8pt
20.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.8pt
12.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
11.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが110億円、投資CFが−41億円で、差し引きのフリーCFは69億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は183億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月50−60−6−10182
2014年2月619−870244
2015年2月52−25−527267
2016年2月75−28−3747277
2017年2月58−45−1913271
2018年2月99−62−3037279
2019年2月96−84−312287
2020年2月96−120−4−24259
2021年2月9810−30108337
2022年2月117−38−7679339
2023年2月99−83−8016275
2024年2月138−83−4155289
2025年2月138−73−5365301
2026年2月110−41−18769183

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,052億円。このうち返さなくてよい自己資本が834億円で、自己資本比率は77.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月5955088781.4
2014年2月6465519579.8
2015年2月70758612177.3
2016年2月70459311177.6
2017年2月72461510977.8
2018年2月77266610678.9
2019年2月85571014576.0
2020年2月92176315876.0
2021年2月95880715177.2
2022年2月99383415976.5
2023年2月1,00184415776.3
2024年2月1,08689419274.1
2025年2月1,13693919874.2
2026年2月1,05283421877.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
184億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
762億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
23億円
在庫として抱えている分
負債合計
218億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中59位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中350位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
77.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,730で、1年前と比べて+4.9%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥3,730-1.6%1ヶ月+1.1%1年+4.9%時価総額1,790億円
過去52週の値幅
安値¥3,070高値¥4,425

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.3倍
PER (会社予想)15.7倍
PBR2.13倍
配当利回り2.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3800円前後で横ばいが続き、直近5日間は3805円で推移。25日移動平均線(3801円)とほぼ同水準で、短期の方向感は乏しい。75日線(3952円)を下回り、52週高値4425円からは約14%下落した水準。年初来安値3070円からは約24%高で、中期的なレンジ内。出来高は8月に入り減少傾向で、8月21日には5.46万株と7月の平均から約半分に縮小。需給が落ち着き、方向感が出るまで様子見が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが19.72倍で業界平均22.99倍を下回り、PBRは2.17倍で平均3.34倍を下回り、相対的に割安です。ROEは11%と良好で、配当利回り2.26%は平均2.29%とほぼ同等です。ただし、2026年2月期の売上は増収ながら純利益は横ばいで、成長鈍化が懸念されます。業界平均から見ると妥当な水準で、割安だが成長の鈍化が気がかりです。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.3倍23.4倍
PER (予想)15.7倍
PBR2.13倍3.51倍
ROE11.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

環境規制の強化や建設廃棄物の排出量増加が追い風となる一方、処理能力の拡張投資と将来の最終処分場容量の枯渇リスクが焦点。強気派は、規制厳格化で適正処理需要が拡大し、同社の一貫処理体制が差別化要因になるとみる。また、過去の設備投資が生産性向上に寄与し、安定した高営業利益率を維持できると主張する。弱気派は、建設需要の減少や競争激化による処理単価低下、さらに設備投資負担と処分場の残余年数減少が中長期の収益性を圧迫すると懸念する。加えて、景気後退時の廃棄物量減少リスクも指摘される。

プラスに働く材料7
  • 環境規制強化を追い風に需要拡大

    建設リサイクル法などで適正処理義務が増し、処理委託需要は底堅く推移。

  • 一貫処理体制で高収益を維持

    中間処理から最終処分まで自社完結し、営業利益率は20%超と業界最高水準。

  • 株主還元と財務健全性

    増配傾向にあり、自己資本比率が高く、キャッシュフローも安定。

  • 売上高718億円と増収2027年2月期影響

    2026年2月期売上高718億円、前期比45億円増。増収が利益を押し上げ

  • 営業利益146億円と高水準通年影響

    2026年2月期営業利益146億円、営業利益率20.33%。高収益が続く

  • 予想PER16.1倍と増益期待決算発表後影響

    実績PER19.72倍から予想PER16.1倍へ低下。来期増益を示唆

  • ROE11%と配当利回り2.26%継続影響

    ROE11%で配当利回り2.26%と収益・還元のバランス良好

マイナスに働く材料7
  • 最終処分場の容量枯渇リスク

    残余容量の減少が将来の収益源を制約し、新規確保は許認可難で時間を要す。

  • 建設需要減による処理量減少

    住宅着工減などで建設廃棄物の排出量が鈍化する可能性がある。

  • 投資負担で自由キャッシュフロー減

    能力増強投資や維持更新費用が重荷となり、株主還元余力が縮小する懸念。

  • 純利益の3期連続減通年影響

    純利益95億円→93億円→92億円と減少。営業増益と逆行

  • 売上高の年度変動不定影響

    売上高692億円→673億円→718億円と増減。需要変動の大きさ

  • PBR2.17倍と割高感中長期影響

    PBR2.17倍は高め。業績未達ならバリュエーション修正

  • 外国人保有33.58%の売りリスク継続影響

    外国人保有比率33.58%と高く、リスク回避時に売られやすい

次の決算で確かめる点
処理受入量
廃棄物市場の需要動向とシェア変動を把握するため。
最終処分場残余容量
中長期の収益基盤の持続性を測る重要な残高指標。
設備投資額
将来の処理能力と収益性に影響する投資規模を確認するため。
営業利益率
処理単価とコスト管理のバランスを示すため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり86で、前期から+5.6%いまの株価に対する利回りは2.31%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥86
1株あたり
配当利回り
2.31%
いまの株価に対して
配当性向
41.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2430.2
2018年2月3337.932.9
2019年2月3815.032.8
2020年2月4721.838.3
2021年2月470.043.0
2022年2月5518.645.6
2023年2月608.442.4
2024年2月6610.042.6
2025年2月729.143.6
2026年2月765.641.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥86

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ6,121人。区分でいちばん多いのは外国法人33.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.8%を占め、残る54.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
外国法人35.936.435.640.135.433.6
金融機関32.230.830.325.229.532.4
個人・その他18.618.018.119.220.917.8
事業法人12.312.512.512.512.613.4
証券会社1.12.33.62.91.62.8
自己株式0.40.83.24.35.71.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社15.71
02株式会社日本カストディ銀行11.42
03有限会社こども未来研究所5.38
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)4.16
05NORTHERN TRUST CO.(AVFC)(常任代理人香港上海銀行東京支店)3.16
06CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.13
07JP MORGAN CHASE BANK(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)2.87
08有限会社博泰2.56
09株式会社ホリコーポレーション2.33
10THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A.(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)2.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-23
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.22%
    -0.08pt
  • 2026-04-07
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.30%
    +0.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+187%、1株純資産は14期で+61%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月671,0766.321.429.5
2014年2月881,1447.820.726.9
2015年2月901,2147.523.325.9
2016年2月861,2617.020.247.1
2017年2月961,3197.425.030.2
2018年2月1141,1899.923.032.9
2019年2月1191,2679.619.232.8
2020年2月1371,36410.415.738.3
2021年2月1271,4409.021.943.0
2022年2月1641,50211.128.545.6
2023年2月1741,54911.323.542.4
2024年2月1931,65212.020.542.6
2025年2月1931,75411.218.943.6
2026年2月1931,72911.020.541.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額154百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本哲也代表取締役 社長執行役員61540,000
伊藤泰雄代表取締役 副社長執行役員 事業統括本部本部長 経営企画室室長53209,000
天野浩二取締役 専務執行役員 事業統括本部副本部長6618,000
岡田満取締役69
佐橋典一取締役(監査等委員)68
前田勝己取締役(監査等委員)511,000
菅沼綾子取締役(監査等委員)68
中村友美取締役(監査等委員)66

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31152914448
監査等委員3883
取締役(社内)1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容476字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は、当社(株式会社ダイセキ)及び連結子会社8社(北陸ダイセキ株式会社、株式会社ダイセキ環境ソリューション、株式会社ダイセキMCR、システム機工株式会社、株式会社グリーンアローズ中部、株式会社グリーンアローズ九州、株式会社杉本商事及び有限会社杉本紙業)で構成されており、産業廃棄物の収集運搬・中間処理、土壌汚染調査・処理、使用済バッテリーの収集運搬・再生利用、鉛の精錬及び非鉄金属原料の販売、タンク洗浄及びタンクに付帯する工事、VOCガスの回収作業、スラッジ減量化作業、COW洗浄機器販売、石油化学製品・商品の製造販売、古紙の販売、一般廃棄物の収集運搬を主な事業の内容としております。 また、当社グループは環境関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 (注)2026年2月21日に、株式会社杉本商事が有限会社杉本紙業を吸収合併しております。なお、両社の決算日は、2月20日であります。
経営方針・対処すべき課題3,309字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 ダイセキグループは、地球環境の保全と持続可能な社会の構築を使命と考えております。「限られた資源を活かして使う『環境を通じ社会に貢献する環境創造企業』」をパーパスに掲げ、リサイクルを中心とした産業廃棄物中間処理を事業の核としながら、環境保全と資源循環を推進してまいりました。 ダイセキグループは、創業から半世紀を超える歴史の中で培ってきた「知恵と工夫と行動力」を活かし、変化する社会の要請に応え、事業活動を通じて新たな価値を創造しています。 現代社会が直面する気候変動や資源の有限性といった地球規模の課題に対し、ダイセキグループは「環境創造企業」としての責任を果たし、持続可能な未来の実現に貢献します。 (2) 経営戦略等 当社グループは、産業廃棄物のリサイクルを中心とした産業廃棄物中間処理業を主体としております。わが国の産業廃棄物処理市場は、中小・零細企業の乱立する業界から、各種環境規制の強化と環境に関する社会的関心の高まりにより、適正で、なおかつリサイクル処理を主体とした企業に処理委託が集約化されていく動きになりつつあります。 当社グループは、多様化・複雑化する産業廃棄物の適正処理・リサイクル化のニーズに対処するため、技術力の向上、新設備の導入による処理・リサイクル可能品目の拡大、並びに積極的な設備投資と営業展開により、特に関東地区、関西地区の2つの大規模な市場を中心とした地域でのシェア上昇を目指し、業容拡大を図ってまいります。 産業廃棄物中間処理のみにとどまらず、顧客の環境リスクに対するニーズに応えるため、特に2025年に完全子会社化を行った株式会社ダイセキ環境ソリューションとの連携を密にし、土壌汚染調査・処理、環境分析、ゼロ・エミッション支援等の、企業の環境に対するトータル・プランナーとしての能力を高めることにより、グループとしての事業分野の拡大を図ってまいります。株式会社ダイセキMCRにおいては、鉛のリサイクル業という従来当社グループが持たなかった金属リサイクルを展開、さらには、大型タンク清掃事業の大手であるシステム機工株式会社では、大型タンク以外の清掃事業にも注力をしております。今後も「環境」「リサイクル」をキーワードにM&A戦略も積極的に展開してまいります。こうした施策により、当社グループは「環境創造企業グループ」としてさらなる飛躍を目指してまいります。 以上の施策により、中期計画として3期後の2029年2月期には、売上高830億円・営業利益190億円・親会社株主に帰属する当期純利益125億円を目指してまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、株主資本コストを上回る連結ROE(自己資本利益率)を維持しつつ、中長期的には連結ROE15%以上を目標としております。なお、当連結会計年度末時点における連結ROEは11.0%となりました。 (4) 経営環境 経営環境につきましては、政治情勢の変動による原油などのエネルギー価格や原材料価格の高騰、物価上昇の継続等による影響を受けましたが、円安によるインバウンド需要の増加や、雇用・所得環境の改善等により、社会経済活動に緩やかな回復の動きが見られ、また、社会の環境に対する意識の高まりや、世界的にカーボンニュートラルへの動きが本格化するなど、当社グループのリサイクル中心の処理方法やリサイクル燃料に対する社会的評価は一段と高まってまいりました。ウクライナ・ロシア情勢、中東情勢については、世界経済が不安定になる可能性があり、現時点でその影響を予測することは困難な状況ですが、当社の経営環境に大きな影響はないものと考えております。 当社グループは、今後の事業拡大のために、引続き人財確保ならびに教育を強化し、環境創造企業として「限られた資源を活かして使う『環境を通じ社会に貢献する環境創造企業』」というパーパスを重視した経営を行うことにより、地域社会から愛される企業を目指してまいりました。 当社グループは、その事業の推進そのものが「環境」「社会」への貢献となるものであると確信し、地域の皆様や顧客の皆様からの期待に応えるべく、法令遵守の徹底を図り、また積極的な技術開発や設備投資を実行し、社会から信頼される企業を目指し、事業の拡大を図ってまいる所存です。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① コンプライアンス体制の充実 環境関連事業を営む当社グループは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」をはじめとした環境関連法規制の遵守を企業の最重要課題と位置付け、法令遵守に対する一層の社内意識の向上と体制強化を図るため、継続的な施策を採り、社会的な信頼を得る努力を行ってまいります。 ② グループ連携の強化 グループ連携をさらに強化し、情報の共有化を図り、複雑化・高度化する環境に対する社会的ニーズに対応できる体制を整えてまいります。 ③ エリア戦略 当社グループは、引続きエリア戦略として、大規模な市場を有し、かつ相対的に当社グループのシェアが低い関東地区・関西地区において業容拡大のための積極的な設備投資と営業力の注入を継続してまいります。また、新たに北海道地区・東北地区において、新たな拠点の開発に注力してまいります。なお、北海道地区では、2024年9月に事業用地を取得いたしました。 ④ リサイクル技術の向上 当社グループの産業廃棄物中間処理の基本はリサイクルであります。リサイクル処理による環境負荷の低減が社会貢献につながり、また当社グループの処理コストの低減にも役立っております。当社グループは、積極的な研究開発・設備投資によりリサイクル技術を向上させ、社会貢献と収益確保の両立を図ってまいります。 ⑤ 情報化投資 当社グループは、業容拡大に伴い、正確かつ迅速な情報把握により的確な経営の意思決定の迅速化を促進するため、また迅速な情報開示体制の確立のため、全社レベルでの情報システムの再構築に取り組んでおります。これに加え、業務改革も併せて実行することにより、企業運営上のコストの削減にも取り組んでまいります。また、重要情報の漏洩を防止するための情報セキュリティの強化にも取り組んでまいります。 ⑥ サステナビリティに関する取り組み 当社グループは、金融安定理事会(FSB)が提言した気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures。以下、TCFDという。)に賛同し、2017年に開示した最終報告書「気候変動関連財務情報開示タスクフォースによる提言」に基づき、気候変動問題等に関するシナリオ分析を行っております。対策が不十分で温室効果ガス排出量が大きく2100年に産業革命以降の気温上昇が4.0℃となるシナリオと、厳しい気候変動政策が導入され、2100年の気温上昇を1.5℃以内に抑える排出量に制限したシナリオの2つを設定し、気候変動による物理的リスク・移行リスクについて財務的影響分析を行い、事業へのインパクトの評価と対応を検討しホームページで開示しております。また当社グループは自然関連財務情報タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)に基づき、投資家などに対し、自社の自然資本や生物多様性に関する依存と影響およびリスクと機会の評価・開示を行っています。さらに当社グループは2025年5月に取締役会の承認を得て、サステナビリティ方針(環境方針、安全衛生方針、人権方針、腐敗防止方針)を改訂・新設しました。これらの方針は、国際的な基準やガイドライン、及び国内の法令等に基づきグループ共通の方針として設定されたものです。
事業等のリスク2,073字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 法的規制リスク ① 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」及びその関係法令等 当社グループは、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を主たる業としており、当該事業は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下、「廃掃法」という。)及びその関係法令等により規制されております。基本法である「廃掃法」では、廃棄物の適正処理のための様々な規制を行っております。基本的に、廃棄物処理業は許可制であり、当社グループの主要業務である産業廃棄物処理事業は各都道府県知事又は政令市長の許可が必要とされ、また、産業廃棄物処理施設の新設・増設に関しても各都道府県知事又は政令市長の許可を必要とする旨規定されております。 当社グループは、「廃掃法」に基づいて、産業廃棄物の収集運搬・中間処理業を行うために必要な許可を取得しておりますが、万一、「廃掃法」に抵触し、当該営業の全部又は一部の停止命令や許可取消等の行政処分を受けた場合は、当社グループの事業展開に影響を与える可能性があります。 ② 建設業関係法令 当社グループにおける土壌汚染処理事業においては、原位置での処理の場合と、土壌を掘削し、掘削除去した土壌を処理する場合があり、原位置での処理と土壌の掘削については、土木工事に該当するため、「建設業法」の規制を受けます。 当社グループは、土木工事業等について「特定建設業」の許可を取得しておりますが、万一、「建設業法」に抵触し、当該営業の全部又は一部の停止命令や許可取消等の行政処分を受けた場合は、当社グループの事業展開に影響を与える可能性があります。 ③ 土壌汚染調査・処理関係法令 当社グループにおける土壌汚染調査・処理事業においては、工場跡地等の不動産の売買時や同土地の再開発時等に汚染の有無を確認するための調査を行っておりますが、「土壌汚染対策法」で土壌汚染状況調査を義務付けられた区域の調査は、環境大臣による指定を受けた「指定調査機関」が調査を行うこととされております。 当社グループは、「指定調査機関」の指定を受けておりますが、万一、「土壌汚染対策法」に抵触し、「指定調査機関」の指定を取り消された場合は、「土壌汚染対策法」で土壌汚染状況調査及び第16条第1項の調査を義務付けられた区域の調査を受注することができなくなるため、当社グループの事業展開に影響を与える可能性があります。 ④ 計量証明事業関係法令 当社グループにおける計量証明事業は、土壌中の有害物質の分析や廃棄物の成分分析を主に行っており、当該事業は「計量法」の規制を受けます。 当社グループは、「計量証明事業」の認定を受けておりますが、万一、「計量法」に抵触し「計量証明事業」の登録や認定の取消等の行政処分を受けた場合は、当社グループの事業展開に影響を与える可能性があります。 (2) 市場ニーズの変化 当社グループにおける土壌汚染調査・処理の需要は、企業の環境投資や「土壌汚染対策法」及び各地方自治体により施行される条例等の影響を受けます。 例えば、土壌汚染調査が必要な場合は、有害物質使用特定施設の使用が廃止された場合や、3,000㎡以上の土地の形質変更を届け出て都道府県知事等に汚染のおそれがあると判断された場合(土壌汚染対策法)等、法令や条例等により具体的に決められており、その際の調査方法、浄化対策等もそれぞれ法令や条例等で基準が設定されております。 今後、法令や条例等が新設又は改正される場合、その内容によっては、調査、処理の機会が増加し、調査方法、浄化対策等の基準もさらに厳しくなると考えられます。その結果、土壌汚染調査・処理の需要が拡大する可能性がありますが、法規制の強化に当社グループが対応できない場合は、拡大する需要を受注に結びつけられず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 気候変動に関するリスク 当社グループは、気候変動に伴う自然災害や異常気象等によってもたらされる物理的な被害や気候関連の規制強化及び脱炭素化・低炭素化社会への移行関連コストが当社グループや取引先の業務状況等に影響を及ぼした場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループは、気候変動による事業リスクを重視し、TCFDの提言に賛同し、環境課題の解決に向けて取り組むとともに、統合報告書等により環境情報の適切な開示を行っていきます。しかしながら、年々深刻さを増す気候変動の影響は大きく、将来、環境規制への適応が極めて困難な事象や不測の事態が発生する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,255字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種経済政策の効果により、景気は緩やかな回復傾向は見られたものの、世界情勢を踏まえた原材料費、労務費等の高騰による物価上昇や不安定な海外情勢、米国の通商政策の影響による関税の影響などから、国内鉱工業生産は引続き低調に推移しました。 こうした経済情勢下、グループの主力事業である株式会社ダイセキの工場廃液を中心とした産業廃棄物の処理事業は、原材料費、労務費等の上昇があったものの、リサイクル燃料の原料となる廃液を新規顧客等から積極的に獲得し、入荷量を増加に転じさせたことにより期初計画は下回ったものの、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも過去最高となりました。 株式会社ダイセキ環境ソリューションの土壌汚染処理関連事業は、中東情勢の緊迫化の影響を受け、建設資材の価格高騰や労務費の上昇及び労働人口減少に伴う労働需給逼迫といった課題があるものの、政府建設投資が堅調である上、民間建設投資も増加傾向にあり、前期から継続中の関東エリアの大規模・高付加価値案件や中部エリアの大規模インフラ整備案件が順調に推移したことにより売上は増収となりました。 株式会社ダイセキMCRの鉛リサイクル事業は、昨年度実施した大規模修繕のおかげで、工場での生産は順調に推移し、売上は過去最高となりましたが、鉛の市場価格及び原材料費などの上昇の影響等により利益は計画を下回りました。システム機工株式会社の大型タンク等の洗浄事業は、高収益工事案件完了及び、株式会社ダイセキとの連携による顧客案件獲得等により、売上、利益共に過去最高となりました。 当社グループは、今後の事業拡大のために、引続き人財確保ならびに教育を強化し、環境創造企業として「限られた資源を活かして使う『環境を通じ社会に貢献する環境創造企業』」というパーパスを重視した経営を行うことにより、地域社会から愛される企業を目指してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高71,845百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益14,588百万円(同1.8%増)、経常利益14,885百万円(同0.3%増)となり売上高は過去最高の業績となりましたが、事業譲受に伴う減損損失の影響により親会社株主に帰属する当期純利益9,155百万円(同1.6%減)となりました。 また、当社グループの総資産は、前連結会計年度末に比べ8,458百万円減少し105,176百万円となりました。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産が2,240百万円、有形固定資産が1,696百万円増加したものの、現金及び預金12,017百万円が減少したこと等によります。負債は21,773百万円と前連結会計年度末に比べ1,988百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が1,330百万円、賞与引当金が205百万円、役員退職慰労引当金が270百万円増加したこと等によります。純資産は83,403百万円と前連結会計年度末に比べ10,447百万円減少いたしました。これは主に自己株式の消却等により利益剰余金が6,030百万円、連結子会社の株式追加取得等により資本剰余金が5,582百万円それぞれ減少したことによるものであります。 当社グループは、環境関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の獲得10,984百万円、投資活動による資金の支出4,071百万円、財務活動による資金の支出18,733百万円により、前連結会計年度末に比べ11,820百万円減少し、当連結会計年度末には18,301百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に法人税等の支払額4,613百万円、売上債権の増加額2,395百万円、仕入債務の減少額655百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益14,587百万円、減価償却費3,514百万円等により、総額では10,984百万円の収入(前年同期比20.5%減)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入1,212百万円、有形固定資産の売却による収入839百万円等があったものの、有形固定資産の取得による支出6,008百万円等により、総額では4,071百万円の支出(同44.0%減)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に短期借入金の純増額1,330百万円、長期借入れによる収入700百万円があったものの、連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出13,006百万円、配当金の支払額3,577百万円、自己株式の取得による支出2,950百万円、長期借入金の返済による支出975百万円等により、総額では18,733百万円の支出(同252.0%増)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、環境関連事業の単一セグメントであります。 (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 環境関連事業(百万円)   70,949   108.1 (注) 1.金額は販売価格によっております。 2.処理実績等にて記載しております。 (2) 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 環境関連事業(百万円)   672   86.7 (3) 受注実績 当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 環境関連事業   68,601   93.5   8,444   79.7 (4) 販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 環境関連事業(百万円)   71,845   106.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりでありますが、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える重要な見積りは次のとおりであります。 (のれん及び顧客関連資産の評価) のれん及び顧客関連資産は、その効果の発現する期間を見積り、その期間に基づく定額法により償却しております。また、のれん及び顧客関連資産の評価にあたっては、事業計画に基づく将来キャッシュ・フローや割引率等の見積りや仮定を用いており、将来の事業計画や経営環境の変化等によりこれらの見直しが必要となった場合、減損損失が発生する可能性があります。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) 当社グループの総資産は、前連結会計年度末に比べ8,458百万円減少し105,176百万円となりました。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産が2,240百万円、有形固定資産が1,696百万円増加したものの、現金及び預金12,017百万円が減少したこと等によります。負債は21,773百万円と前連結会計年度末に比べ1,988百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が1,330百万円、賞与引当金が205百万円、役員退職慰労引当金が270百万円増加したこと等によります。純資産は83,403百万円と前連結会計年度末に比べ10,447百万円減少いたしました。これは主に自己株式の消却等により利益剰余金が6,030百万円、連結子会社の株式追加取得等により資本剰余金が5,582百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (経営成績の分析) 当連結会計年度の売上高は71,845百万円(前連結会計年度は67,304百万円)となり、4,541百万円増加いたしました。また、売上原価は47,757百万円(前連結会計年度は44,856百万円)となり、2,901百万円増加いたしました。これは主に当社グループの主力事業である工場廃液を中心とした産業廃棄物の処理事業は、原材料費・労務費等の上昇があったものの、リサイクル燃料の原料となる廃液を新規顧客等から積極的に獲得し、入荷量を増加に転じさせたこと等によります。当社グループは、気候変動や人的資本への取り組みを強化し、また、その事業の推進が「環境」への貢献となるものであると確信し、環境創造企業として「限られた資源を活かして使う『環境を通じ社会に貢献する環境創造企業』」というパーパスを重視した経営を行うことにより、持続可能な環境・社会・経済に貢献してまいります。 販売費及び一般管理費は9,499百万円(前連結会計年度は8,129百万円)となり、1,370百万円増加いたしました。これは主に支払手数料及び人件費等が増加したためであります。 これらの結果、営業利益は14,588百万円(前年同期比1.8%増)、経常利益は14,885百万円(同0.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,155百万円(同1.6%減)、ROE(自己資本利益率)は11.0%(前連結会計年度は11.2%)となりました。 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報) キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、産業廃棄物中間処理、製品の製造に使用する原材料の購入や製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用、継続的な研究開発のための費用であります。また、長期性の資金需要は、工場等の設備の投資であります。 これらの運転資金や設備資金は、自己資金により調達することを基本としておりますが、必要に応じて金融機関等より調達していく考えであります。 ⑤ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。 当連結会計年度におきましては、連結ROEは11.0%(前連結会計年度は11.2%)となりました。引続き連結ROEの継続的な向上に向け、効率的な事業経営に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。