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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

鉄建建設

TEKKEN CORPORATION1815 · Prime · 建設業

中堅ゼネコン。橋梁・トンネル等の土木工事と商業施設・マンション等の建築工事を主力に、不動産事業や資機材販売を手掛ける。

概要

鉄建建設は、1944年に鉄道建設興業として創業した中堅ゼネコンである。鉄道工事に強みを持ち、JR東日本などの発注を受けて線路や駅舎の改修、トンネル工事を手掛ける。土木・建築の両部門を持ち、売上高は約1800億円、従業員数は1837人。1961年に東京証券取引所に上場し、現在はプライム市場に属する。公共工事を中心に安定した収益を上げている。

鉄道工事に特化した創業の背景

鉄建建設は1944年2月、鉄道建設興業株式会社として設立された。設立当初の営業種目は「鉄道工事の施行、測量、設計、監理」に限定されており、文字通り鉄道建設を専門とする企業として出発した。戦後すぐに大阪、札幌、福岡など主要都市に支店を開設し、全国展開の基盤を築いた。1964年には商号を鉄建建設株式会社に変更し、営業種目に土木建築工事全般を加えたが、現在でも鉄道関連工事が同社の核となっている。この鉄道工事への特化が、同社の技術力と信用の基盤を形成した。

土木と建築の二本柱で構成される事業

同事業は土木工事と建築工事の二つが売上の大半を占める。2025年3月期の連結売上高1798億円のうち、土木工事が911億円、建築工事が840億円であり、両者で約97%を占める。土木工事は道路・橋梁・トンネル・河川など公共インフラが中心で、鉄道工事もこの部門に含まれる。建築工事はオフィスビルや商業施設、マンションなどの民間工事が主体である。両部門とも安定した受注を確保しているが、利益率は低く、2025年3月期の営業利益は35億円にとどまる。特に建築工事は競争が激しく、採算が悪化しやすい。中期経営計画では、利益率の改善を重点課題としている。

全国に広がる支店網とグループ会社

鉄建建設は東京、大阪、名古屋などの主要支店に加え、札幌、仙台、広島、福岡など全国に支店を配置している。2025年4月には東関東支店と横浜支店を廃止し、千葉営業所と横浜営業所に再編した。グループ子会社には、資機材販売を担うテッケン興産、専門工事を手掛けるジェイテックや鉄名建設などがあり、設計業務はアル.パートナーズ建築設計が担当する。海外ではベトナムのTHANH PHAT社が工事を施工する。これらの子会社と連携し、一貫した施工体制を構築している。

堅実な財務体質と中期的な収益目標

鉄建建設の売上高は2013年度の1266億円から2026年度計画の1798億円へと緩やかに増加しているが、利益は大きく変動する。営業利益率は1~3%程度と低く、2025年度実績は35億円(率約1.9%)である。自己資本比率は30.6%(2026年3月期)と業界平均並みだが、有利子負債は増加傾向にある。中期経営計画では最終年度2028年度にROE10%以上、営業利益110億円を目標としており、収益力の改善を急いでいる。また、株主還元としてDOE4%以上を目安に配当を実施している。

業界の中での役割は建設工事の請負・施工(ゼネコン)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,798億円
営業利益
56億円
営業利益率
3.1%
純利益
50億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01土木工事主力

道路・橋梁・トンネル・河川・ダム等の公共・民間土木工事において、発注者から請負い、施工管理を行う。グループ内の専門工事会社に一部を発注し、海外工事も子会社で対応。

主な製品・サービス1
土木工事の請負
道路、橋梁、トンネル、河川、ダム、その他土木構造物の建設工事を元請けとして遂行。

02建築工事主力

オフィスビル、商業施設、マンション、工場等の建築工事を請負い、設計から施工まで手掛ける。設計業務はグループの設計会社が担当。

主な製品・サービス1
建築工事の請負
オフィスビル、商業施設、共同住宅、工場等の建築工事を元請けとして設計・施工。

03不動産事業副次

自社保有不動産の売買・賃貸、土地開発関連事業を行う。主に建設事業に付随する不動産活用として、物件の分譲・賃貸運営を実施。

主な製品・サービス1
不動産の売買・賃貸
保有する土地・建物の販売、賃貸、管理、および土地開発事業。

04付帯事業副次

建設工事に付随する資機材の販売、警備業務、事務業務の受託等を行う。グループ会社が資機材販売や業務受託を担当。

主な製品・サービス1
建設資機材販売
土木・建築工事で使用する資材や機械の販売。

05その他事業その他

建築技術者の教育・業務支援、いちご観光農園の運営、小水力発電事業等を展開。グループの多角化の一環として小規模事業を行う。

製品と技術

鉄道工事:線路・駅舎・トンネルの改修

鉄道工事は鉄建建設の最も強みとする分野である。JR東日本などからの発注で、線路の改修、駅舎の改良、トンネルの補修などを手掛ける。具体的な事例として、2025年3月期には羽田空港アクセス新線建設や品川駅北口広場の大規模ターミナル駅改良工事を進めた。これらの工事は高度な安全管理と鉄道運行への影響を最小限に抑える技術が要求される。また、防衛関連工事なども受注している。鉄道工事のノウハウは、同社の最も重要な経営資源である。

一般建築工事:オフィスビルからマンションまで

建築工事部門では、オフィスビル、商業施設、共同住宅、工場などの建設を手掛ける。設計はグループ会社のアル.パートナーズ建築設計が担当し、施工は鉄建建設が行う。2025年3月期の建築工事売上高は840億円で、前期比7.7%減となったが、セグメント利益は10億円と黒字に転換した。建築工事は民間需要に左右されやすく、競争が激しい分野である。同社は建築工事の採算改善に取り組んでおり、設計段階からのコスト管理を強化している。

不動産事業:保有物件の売買と賃貸

不動産事業は、自社保有の土地や建物の販売・賃貸が中心である。2025年3月期の売上高は52億円で、セグメント利益は7億円と安定している。子会社のテッケン興産と鉄建プロパティーズがこの事業を担当し、建設工事に付随する不動産活用として位置づけられている。また、土地開発事業も行っており、将来の建設需要を見越した用地の仕入れも実施している。不動産事業は、建設事業の変動を補完する役割を果たしている。

その他事業:資機材販売から観光農園まで

付帯事業として、テッケン興産が建設資機材の販売や警備業務を手掛け、ディッグが資機材販売を行う。また、鉄建プロパティーズは事務業務の受託事業を展開する。その他事業としては、TKパートナーズによる建築技術者の教育・業務支援、ファーム ティー・エスによるいちご観光農園の運営、TKアクアグリーンによる小水力発電事業がある。これらは売上規模は小さいが、グループの多角化を支える。これらの事業は、本業とのシナジーを生む可能性がある。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

中堅ゼネコン、受注環境やや改善

鉄建建設は鉄道・土木・建築を手掛ける中堅ゼネコン。同業のミライト・ワンやショーボンドHD比で規模は小さく、公共工事への依存度が高い。2025/3期営業利益率1.89%から2026/3期3.11%への改善が見込まれるが、収益水準は依然低位。人材不足や資材高騰が課題で、競合との差別化が不十分。

強み

  • 鉄道・道路など公共投資に支えられ、一定の受注が見込める。
  • 長年の実績で、特に鉄道分野の施工技術に強みを持つ。
  • 自己資本比率が高く、財務の健全性は良好。
  • 堅調な受注により、一定の工事量を確保している。

課題

  • 営業利益率が3%程度と低く、資材高騰や人件費上昇の影響を受けやすい。
  • 建設業界全体の人手不足が続き、人材確保が課題。
  • 大手ゼネコンとの競争で劣位に立ち、大型案件の受注が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が鉄建建設

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11720東急建設1,245億円9.2倍
21870矢作建設工業967億円11.0倍
34212積水樹脂929億円22.4倍
49743丹青社734億円11.9倍
51852淺沼組734億円14.1倍
61815鉄建建設669億円12.4倍
75262日本ヒューム660億円15.5倍
87949小松ウオール工業551億円16.1倍
91888若築建設481億円10.8倍
105959岡部451億円12.4倍
11256A飛島ホールディングス411億円8.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

鉄道建設興業として創業した1944年

1944年2月、鉄道建設興業株式会社が東京都で設立された。営業種目は鉄道工事の施行、測量、設計、監理に限定され、戦時中の鉄道インフラ整備を担う目的があった。同年5月には大阪支店、翌年1月には福岡支店を開設し、戦後すぐの1946年には盛岡支店、1947年には名古屋支店と東京支店を相次いで設置した。この時期の支店網の拡大が、後の全国展開の基盤となった。設立からわずか3年で主要都市に拠点を持つ急成長を遂げた。

1961年の株式上場と商号変更

1961年10月、鉄建建設(当時は鉄道建設興業)は東京証券取引所市場第二部に上場した。1963年には東京と大阪の両市場第一部に指定替えとなり、1964年2月に商号を現在の鉄建建設株式会社に変更した。同年には広島支店を開設し、営業種目に土地・建物の売買・賃貸を追加して不動産事業に進出した。この時期に会社は鉄道専門から総合建設業へと歩み始めた。1968年にはゴルフ場運営の子会社を設立するなど、多角化の兆しも見えた。

営業種目の拡大と多角化の模索

1989年6月、鉄建建設は事業規模の拡大と多角化を目的に営業種目を大幅に追加・整備した。1990年には子会社の千代田共栄とパレス不動産が合併し、テッケン興産が誕生した。1993年には富士バードタウンを設立するなど、不動産やレジャー関連への進出を試みた。しかし、2006年には富士バードタウンを清算し、2007年には岡崎ゴルフ倶楽部の全株式を譲渡するなど、一部の多角化事業から撤退している。この教訓から、本業である建設工事への集中が図られた。

2000年代の組織再編と鉄道部門の強化

2004年1月、大阪証券取引所第一部の上場を廃止し、東京証券取引所単独上場となった。同年には測量法の登録を更新し、国土交通省の許可を受けた。2007年4月には東京鉄道支店を新設し、鉄道工事の受注体制を強化した。一方で、海外事業は2002年に海外統括支店を廃止し、本部内の組織に縮小した。2018年には海外事業推進室とインド高速鉄道PJ準備室を設置し、再び海外展開に動き出した。また、建設技術総合センターを2007年に開設し、技術開発にも注力した。

2024年からの中期経営計画とパーパス策定

2024年度を初年度とする「中期経営計画2028」を策定し、ROE10%以上、営業利益110億円を目標に掲げた。2026年5月にはパーパス「動き続ける街に、進化し続ける力を」を公表し、創立100周年にあたる2044年のありたい姿を定めた。同時に中期計画のアップデートを行い、数値目標を引き上げ、株主還元方針を見直した。この計画のもと、生産性向上やDX推進、人的資本投資を進めている。具体的には、ICT建設機械の導入や生成AIの活用を推進している。

支店網の再編と2025年の営業所化

近年、鉄建建設は支店網の効率化を進めている。2018年には海外事業部を再編し、2025年4月には東関東支店と横浜支店を廃止して、それぞれ千葉営業所と横浜営業所に格下げした。これにより、全国の支店数は減少したが、営業機能は維持している。また、2008年には四国支店を廃止し営業所化しており、地方の拠点をコンパクトにする傾向が続いている。この再編により、管理コストの削減と意思決定の迅速化を図っている。今後も地域の需要に応じた拠点配置を検討している。

年表43件を開く

1940年代

  • 1944年2月創業鉄道建設興業株式会社を設立、営業種目を「鉄道工事の施行、測量、設計、監理」とする。
  • 1944年5月大阪支店、札幌支店開設
  • 1945年1月福岡支店開設(1990年4月 九州支店と改称)
  • 1946年4月盛岡支店開設(1967年10月 仙台支店、1990年4月 東北支店と改称)
  • 1947年10月名古屋支店開設
  • 1947年11月東京支店開設
  • 1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)第365号の登録完了(以後2年ごとに登録更新)

1950年代

  • 1953年5月営業種目を「土木建築工事の施行並びに測量、設計、監理」及び「工事用資材の製造、販売及び運搬」と改める。
  • 1956年3月創業千代田共栄株式会社を設立

1960年代

  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年11月測量法による建設大臣登録第(1)-527号の登録を受ける。(以後3年ごとに登録更新・1998年より5年ごとに登録更新)
  • 1962年12月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1963年5月営業種目に「土地、建物の売買、あっせん、賃貸」を加える。
  • 1963年8月上場株式を東京、大阪両証券取引所市場第一部に上場
  • 1964年2月商号変更商号を「鉄建建設株式会社」に変更、広島支店開設
  • 1964年6月建築支店開設(1989年6月 東京支店と併合)
  • 1968年1月創業株式会社美合カントリー(株式会社岡崎ゴルフ倶楽部と改称)を設立

1970年代

  • 1972年2月創業パレス不動産株式会社を設立
  • 1973年6月建設業法改正に伴い、建設大臣許可(特-48)第1220号の許可を受ける。(以後3年ごとに許可更新・1997年より5年ごとに許可更新)
  • 1973年9月宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1658号を取得(以後3年ごとに免許更新・1997年より5年ごとに許可更新)
  • 1975年8月横浜支店、北陸支店開設

1980年代

  • 1986年2月建設コンサルタント登録規程による建設大臣登録建61第3841号の登録を受ける。(以後3年ごとに登録更新・1997年より5年ごとに登録更新)
  • 1987年2月四国支店開設
  • 1989年1月創業株式会社テッケンスポーツを設立
  • 1989年6月事業規模の拡大と事業の多角化をはかるため、営業種目の追加、整備を行う。

1990年代

  • 1990年10月M&A千代田共栄株式会社とパレス不動産株式会社が合併し、テッケン興産株式会社(現・連結子会社)とする。
  • 1993年3月創業富士バードタウン株式会社を設立
  • 1997年4月北関東支店(2007年4月 関越支店と改称)、東関東支店開設
  • 1998年4月海外統括支店開設
  • 1998年6月株式会社ジェイテック(現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2002年3月海外統括支店を廃止(本部内の組織として海外事業部を設置)
  • 2004年1月上場株式会社大阪証券取引所市場第一部の株式上場廃止(2003年12月 当社より申請)
  • 2004年2月測量法による国土交通大臣登録を更新し、第(1)-29134号の登録を受ける。(以後5年ごとに登録更新)
  • 2004年7月M&A株式会社テッケンスポーツとテッケン興産株式会社が合併(存続会社はテッケン興産株式会社)
  • 2005年6月今後の事業展開とグループ経営の推進に備えるため、営業種目の追加及び変更を行う。
  • 2005年7月M&Aテッケン興産株式会社を完全子会社とする。
  • 2006年9月富士バードタウン株式会社を清算
  • 2007年3月株式会社岡崎ゴルフ倶楽部の全株式を譲渡
  • 2007年4月東京鉄道支店開設
  • 2007年11月建設技術総合センター開設
  • 2008年4月四国支店を廃止し、四国営業所を設置

2010年代

  • 2018年4月海外事業部を再編し、海外事業推進室とインド高速鉄道PJ準備室とする。鉄建プロパティーズ株式会社(現・連結子会社)を設立 株式を東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行

2020年代

  • 2025年4月東関東支店、横浜支店を廃止し、千葉営業所、横浜営業所を設置

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2028年度まで10.0%以上
  • 連結営業利益2028年度まで110億円以上
  • DOE2028年度まで4%以上
  • CO2排出量削減(Scope1+2)2028年度まで△32%(2022年度比)
  • CO2排出量削減(Scope3)2028年度まで△20%(2022年度比)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生産性と利益創出力の回復・強化

    主力の土木・建築事業で鉄道近接施工の技術力を強みに競争優位性を発揮し、選別受注を徹底。品質・安全を前提に組織的な取組で利益生産性を向上させる。

  2. 02

    成長領域への積極的な投資

    事業ポートフォリオを更新し、成長領域への投資計画を整理。持続的成長に資する投資を積極的に行い、収益基盤を強化する。

  3. 03

    人的資本の充実とESG推進

    経営戦略と連動した人材戦略、健康経営・職場環境整備、多様な人材の活躍促進により従業員エンゲージメントを向上。DX推進やガバナンス強化にも取り組む。

  4. 04

    資本効率を意識した経営への転換

    資本コストを意識した経営を推進し、ROE目標の達成や株主還元の充実(安定配当継続)を通じて企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,837人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は948万円で、9期前と比べて+10.1%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,755
2018年3月1,833
2019年3月86142.717.01,906
2020年3月85041.816.01,966
2021年3月84841.415.51,983
2022年3月81641.215.51,972
2023年3月81941.515.71,963
2024年3月85741.616.01,909
2025年3月91641.916.41,871187
2026年3月94841.516.31,837305

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率94.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本店(東京都千代田区) — 注4170億円
不動産事業 付帯事業 — 鉄建プロパティーズ㈱(東京都千代田区)6,675百万円
不動産事業 付帯事業 その他 — テッケン興産㈱本店他(東京都文京区)4,821百万円
建設技術総合センター(千葉県成田市) — 注53,504百万円
九州支店 — 福岡市中央区2,068百万円
札幌支店(札幌市中央区) — 注4561百万円
名古屋支店(名古屋市中村区) — 注4339百万円
関越支店(さいたま市大宮区)(注3) — 注4237百万円
大阪支店(大阪市北区)(注3) — 注4110百万円
東京鉄道支店 — 東京都千代田区6百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    テッケン興産㈱(注)2
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジェイテック
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 国内
    鉄建プロパティーズ㈱
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東日本旅客鉄道㈱(注)3
    東京都 渋谷区 · その他の関係会社
    議決権19.9%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,798億円営業利益56億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.9%、利益が+60.0%。

売上高
-2.9%
1,798億円
営業利益
+60.0%
56億円
純利益
+47.1%
50億円
営業利益率
3.1%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,850億円1,798億円
営業利益66億円56億円
純利益63億円50億円
1株あたり配当¥115¥115

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は404億円、営業利益は14億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+1.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q45710
2024年1Q397−14−3.525
2024年2Q45492.09
2024年3Q476153.26
2024年4Q5093
2025年2Q90391.021
2025年4Q948262.713
2026年2Q872293.328
2026年4Q926272.922
2027年1Q404143.519

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,266億円から1,798億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,266−9−12
2014年3月1,3732013
2015年3月1,5073615
2016年3月1,7122613
2017年3月1,6516140
海外事業部を再編し、海外事業推進室とインド高速鉄道PJ準備室とする。鉄建プロパティーズ株式会社(現・連結子会社)を設立 株式を東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
2018年3月1,6866956
2019年3月1,7476956
2020年3月1,9286150
2021年3月1,8206544
2022年3月1,5166247
2023年3月1,6071024
2024年3月1,8362343
2025年3月1,85135301.934
2026年3月1,79856593.150

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,798億円のうち、営業利益として残るのは56億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は50億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.3%1,623億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.6%119億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%56億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.2pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.7pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.1pt
6.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−139億円、投資CFが38億円で、差し引きのフリーCFは−101億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は248億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−80−422−84131
2014年3月19−3−316143
2015年3月−16−3514−51107
2016年3月−31033−31108
2017年3月197−12−112185182
2018年3月−9630−9388
2019年3月241−19−93222216
2020年3月27−19−348191
2021年3月42−17−3725179
2022年3月53−8−3445193
2023年3月−2−256−27172
2024年3月40−4311−3186
2025年3月−2036179−197165
2026年3月−13938180−101248

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,559億円。このうち返さなくてよい自己資本が787億円で、自己資本比率は30.6%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,6213461,27521.1
2014年3月1,6643611,30321.5
2015年3月1,8144451,36924.3
2016年3月1,8374541,38324.5
2017年3月1,8374921,34526.6
2018年3月1,8895581,33129.3
2019年3月1,9376241,31332.0
2020年3月2,0015971,40429.6
2021年3月1,8526301,22233.8
2022年3月1,7316391,09236.7
2023年3月1,8346551,17935.5
2024年3月2,1137211,39234.0
2025年3月2,2517011,55031.0
2026年3月2,5597871,77230.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
248億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
377億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,772億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
36
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中110位あたり、逆に低いのは営業利益率140社中131位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.8%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.6%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.9%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,465で、1年前と比べて+35.8%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥4,465-3.0%1ヶ月+0.4%1年+35.8%時価総額669億円
過去52週の値幅
安値¥3,350高値¥5,840

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.4倍
PER (会社予想)19.7倍
PBR0.82倍
配当利回り2.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線(4486円)を約1.9%下回り、75日線(4594.73円)も下回っており、短中期トレンドは弱含み。ただし52週安値3150円からは+39.7%の水準にあり、年初来では+40.2%の上昇。直近1ヶ月は-0.11%と横ばい。出来高は7月17日に155.8千株と膨らんだ後、7月31日は65.7千株と減少傾向。7月7日に4715円の高値を付けた後、調整が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PERが12.18倍と業界平均13.95倍を下回り、株価は割安圏内です。PBRは0.78倍と業界平均1.49倍を大きく下回り、解散価値に対しても割安です。ROEは6.8%とやや低めですが、配当利回り3.86%は業界平均3.44%を上回り、株主還元は良好です。配当性向55.2%と安定した配当政策が見込めます。一方、売上高は横ばい傾向で、成長性は限定的です。総合的に割安と判断しました。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.4倍14.4倍
PER (予想)19.7倍
PBR0.82倍1.55倍
ROE6.8%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は売上高が横ばいで、営業利益率は3%前後と低いが安定している。強気派は既存インフラの維持更新需要の拡大や、鉄道各社の設備投資増加を背景に安定収益と配当利回り3.86%の魅力を指摘。弱気派は利益率の低さや、公共工事依存、人手不足によるコスト増を懸念する。株価は1年で40%上昇しており、その反動も争点だ。

プラスに働く材料7
  • 鉄道分野の安定需要

    JR東日本の設備投資計画は堅調で、専門工事受注が安定.

  • 株主還元の充実

    配当利回り3.86%と高い利回りが投資魅力.

  • PBR0.78倍と割安

    解散価値に比べて株価が低く、下値が堅い.

  • 営業利益56億で大幅増益2026年通期影響

    営業利益35→56億(+60%)、売上高減でも増益

  • 営業利益率4%超への改善2027年〜2028年影響

    営業利益率3.11%→4%で営業利益72億、+16億

  • 純利益50億と増益基調2026年通期影響

    純利益34→50億と1.5倍、EPS改善

  • 高配当と低PBR継続影響

    配当利回り3.86%、PBR0.78倍と割安

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率1.89%と建設業界でも低位で、収益性が課題.

  • 人件費・材料費上昇

    建設コストの上昇が収益を圧迫する可能性.

  • 公共投資依存

    政府の建設投資動向に業績が左右されやすい.

  • 売上高の減少2026年通期影響

    売上高1851→1798億と3%減、受注減

  • 営業利益率の低さ通年影響

    営業利益率3.11%は低水準、労務費で圧迫

  • 建設コスト増による減益継続影響

    建設コスト高騰で利益下振れリスク

  • 純利益の変動が大きい決算発表後影響

    純利益は43→34→50億と変動大

次の決算で確かめる点
受注高
鉄道関連工事の受注高が今後の売上高を左右する.
完成工事総利益率
コスト管理の巧拙が業績に直結する.
営業利益率
事業の採算性改善が見られるか確認する.

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり115で、前期から+39.3%いまの株価に対する利回りは2.58%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥115
1株あたり
配当利回り
2.58%
いまの株価に対して
配当性向
55.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5020.1
2018年3月7550.021.4
2019年3月806.723.0
2020年3月800.026.2
2021年3月800.030.0
2022年3月800.023.7
2023年3月800.055.0
2024年3月10025.037.3
2025年3月12222.063.4
2026年3月17039.355.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥115

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,151人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.444.141.441.644.741.3
事業法人17.317.624.825.126.826.4
金融機関26.224.520.420.019.119.9
外国法人12.512.311.310.88.210.9
自己株式0.43.60.55.26.66.6
証券会社1.61.52.12.41.31.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東日本旅客鉄道株式会社18.44
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.87
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.77
04鹿島建設株式会社3.14
05鉄建職員持株会1.83
06鉄建取引先持株会1.45
07GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.94
08JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.94
09東海旅客鉄道株式会社0.85
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.72

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-05
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.87%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4664%、1株純資産は14期で+2468%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−8219−3.8
2014年3月802,2903.634.813.7
2015年3月942,8253.744.112.5
2016年3月812,8862.933.326.9
2017年3月2563,1278.513.120.1
2018年3月3613,55110.88.521.4
2019年3月3583,9729.57.623.0
2020年3月3183,7998.27.426.2
2021年3月2814,0117.27.030.0
2022年3月3034,2047.56.123.7
2023年3月1554,1893.711.755.0
2024年3月2824,8546.29.637.3
2025年3月2435,0114.810.363.4
2026年3月3615,6296.812.755.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

35名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は35名。2026/3期の役員報酬は総額285百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
伊藤泰司代表取締役会長7096
今井政人代表取締役社長 執行役員社長627
東海林直人代表取締役 執行役員副社長 DX推進室長6590
草刈昭博取締役 管理本部担当6650
猪塚武志取締役 常務執行役員 経営企画本部長 サステナビリティ推進室長6133
池田克彦取締役73
大内雅博取締役58
富田美栄子取締役72
関谷恵美取締役66
金森明彦常勤監査役627
鶴巻敦宣常勤監査役60
木野綾子監査役54
残りの役員23名を開く
氏名役職年齢保有株数
田中俊久補欠監査役6810
大場秀彦常務執行役員
山田秀雄常務執行役員
白井稔久常務執行役員
石川和樹常務執行役員
鈴木謙治常務執行役員
細谷浩昭常務執行役員
長尾達児常務執行役員
本荘五郎常務執行役員
谷口俊一常務執行役員
太田原利信常務執行役員
内田浩之取締役 常務執行役員 管理本部長5813
増田進弘執行役員
藤貴行執行役員
宮﨑龍司執行役員
岡部義雄執行役員
﨑田茂執行役員
竹内一雄執行役員
遠藤文美男執行役員
遠田喜一執行役員
樺木茂雄執行役員
本多正明執行役員
栗栖基彰執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7133771121030
社外取締役757578
監査役218189

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容780字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下「当社」という。)、子会社10社及び関連会社3社(内、連結対象は子会社3社)で構成され、土木工事・建築工事を主な事業とし、その他不動産事業などの兼業事業を展開しています。 当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりです。 なお、当社グループが行っている事業内容と、セグメントにおける事業区分は同一です。 土木工事 当社は土木工事を営んでおり、建設資機材の一部をテッケン興産㈱及び㈱ディッグより調達している他、㈱ジェイテック、鉄名建設㈱、㈱忠武建基、東和建設㈱及び建研工業㈱が専門工事の施工を行い、それらの一部は当社が発注しています。 また、THANH PHAT CONSTRUCTION WORK JOINT STOCK COMPANYは、海外工事の施工を行っています。 建築工事 当社は建築工事を営んでおり、建設資機材の一部をテッケン興産㈱及び㈱ディッグより調達しています。 また、㈱アル.パートナーズ建築設計が設計業務を行っています。 不動産事業 当社、テッケン興産㈱及び鉄建プロパティーズ㈱は、不動産の売買、賃貸、土地開発関連事業を行っています。 付帯事業 テッケン興産㈱が、主に土木工事及び建築工事に付帯する資機材販売や警備業務等の事業を行い、㈱ディッグが土木工事及び建築工事に付帯する資機材販売を行っています。 また、鉄建プロパティーズ㈱が、主に土木工事及び建築工事に付帯する事務業務の受託事業を行っています。 その他 TKパートナーズ㈱は、建築技術者の教育及び建築工事の業務支援を行っています。 ㈱ファーム ティー・エスは、いちご観光農園の運営を行っています。 TKアクアグリーン㈱は、小水力発電事業を行っています。 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,128字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社は、経営の基本方針として わが社は信用と技術を基本として お客さまに喜んでいただける安全で良質な 社会基盤を創造することを通じて 社会の繁栄に貢献するとともに 持続的に成長し家族に誇れる 働きがいのある企業をめざします を経営理念に掲げています。これは“株主・お客さま・取引先・従業員など関係あるすべてのステークホルダー”から「価値ある企業」として支持され、将来にわたりその存在を主張する基本理念です。 また、当社グループは、2026年5月8日に、パーパス「動き続ける街に、進化し続ける力を」を公表しました。本パーパスは、本業を取り巻く事業環境が大きく変化する中にあっても価値を提供し続ける企業であることを示すものです。さらにパーパスを実現するためのミッションと、創立100周年にあたる2044年に当社グループがありたい姿を明確化した100周年ドリームを定めました。このパーパスのもと、社会課題の解決に資する事業活動を通じ、企業価値の向上を図ってまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、2024年度を初年度とする「中期経営計画2028『誇れる企業へ』~サステナブルな未来社会への挑戦~」を推進しております。策定から2年が経過し、各事業の進捗が当初想定を上回り、利益目標も前倒して達成したことから、この流れをさらに確かなものとし次の成長へつなげるため、同計画のアップデートを実施し2026年5月14日に公表しました。 本アップデートでは、2026年5月8日に公表したパーパス及び「100周年ドリーム」を踏まえ、数値計画の引上げ、株主還元方針の見直し、財務戦略の明確化、事業ポートフォリオの更新並びに今後の投資計画の整理を行っております。これらを通じ、当社グループはパーパスの実現に向け、収益力の強化及び資本コストを意識した経営を推進するとともに、持続的な成長及び企業価値の向上をめざしてまいります。 [グループ中期経営計画の概要] 1.計画期間 2024年度~2028年度(5か年) (2026年5月にアップデート実施) 2.取組方針 ~サステナブルな未来社会への挑戦~ 1.生産性と利益創出力の回復/強化 2.成長領域における積極的な投資 3.人的資本の更なる充実とESGの推進 4.資本効率を意識した経営への転換 3.パーパスを基軸としたアップデートの概要 本中期経営計画のアップデートにおいては、2026年5月8日に公表したパーパス及び「100周年ドリーム」を基軸として、長期的にめざす姿を踏まえた経営戦略をより明確化し、数値目標の引上げ、投資計画の整理並びに株主還元方針の見直しを実施しております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、「中期経営計画2028」の進捗及び達成状況を判断するため、財務KPI及び非財務KPIを設定しております。最終年度となる2028年度及び中間年度である2026年度の定量目標は以下のとおりです。 財務KPI ・2028年度 ROE 10.0%以上、連結営業利益 110億円以上、DOE 4%以上を目安 ・2026年度 ROE  7.5%以上、連結営業利益  66億円以上、DOE 4%以上を目安 非財務KPI ・2022年度比CO2排出量 2028年度 Scope1+2 △32%、Scope3 △20% ・工事に起因する死亡・重大災害、第三者災害、重大な鉄道工事事故 各年度0件 ・従業員エンゲージメントスコア 継続向上 (4)経営環境 当連結会計年度における国内経済は、雇用・所得環境の改善や持続的な経済成長をめざした政策等の効果により、景気は緩やかな回復傾向が続きました。一方で原材料費や労務費等の高騰を背景とした物価上昇に加え、米国の通商政策による関税引上げの影響が顕在化しております。また、中東地域における緊張の高まりや海上輸送の混乱を受けて、原油をはじめとするエネルギー価格の上昇や物流の不安定化が生じております。これらは、建設資材価格及び工事原価に影響を与える可能性があり、今後の事業環境に不確実性をもたらす要因となっております。 建設業界におきましては、公共投資が安定して推移し、民間投資では住宅建設に伸び悩みはあるものの、設備投資は堅調な企業収益や省力化投資への対応等を背景に、緩やかに持ち直しの動きが見られました。しかしながら、業界全体の就業者数は年々減少しており、人材不足への早急な対応が引き続き大きな課題となっております。また、建設業法の改正による適正な価格転嫁への取組が加速し、市場価格を反映した請負代金の適正化が浸透していく一方で、建設資材価格及び労務費等の上昇による資材・労務調達のための競争は一層激しさを増しております。 (5)事業上及び財務上の対処すべき課題 今後の国内経済の見通しにつきましては、政府の各種政策の効果や賃上げと価格転嫁の好循環、企業の設備投資拡大などにより、緩やかな回復が続くことが期待されます。一方で、中東情勢の緊迫化による原油・資材価格の高騰や金融資本市場の変動等を背景に、国内経済の先行きを巡る不確実性が経済に及ぼす影響については、引き続き動向を注視し、適切に対応していく必要があります。 建設業界におきましては、建設資材価格の動向など先行きに不透明感が残るものの、好調な企業業績等を背景に、民間設備投資需要の増加が見込まれます。また、防災・減災、国土強靭化に向けた公共投資も堅調に推移することが期待されます。一方、業界全体における技能労働者不足や高齢化による担い手確保の課題につきましては、労働環境の改善や生産性向上、業務効率化を推進し、対処していくことが重要となります。 当社グループは、「中期経営計画2028『誇れる企業へ』~サステナブルな未来社会への挑戦~」の推進にあたり、利益目標を前倒して達成するなどの進捗も踏まえ、この流れをさらに確かなものとし、次の成長へつなげるため、同計画をアップデートしました。「動き続ける街に、進化し続ける力を」をパーパスとして掲げ、長期戦略のもと社会価値、顧客価値、技術進化、人材育成、組織風土、持続的成長の六つの視点を軸に将来像を明確化するとともに、財務・非財務KPIを見直し、利益創出力及び資本効率を意識した経営に資する取組を推進してまいります。 主力である土木・建築事業では、鉄道近接施工で培った技術力等を強みに競争優位性を発揮し、持続的成長に資する事業ポートフォリオを意識した選別受注を徹底してまいります。併せて、品質確保と安全の徹底を前提とした組織的な取組により、利益生産性の向上に努めてまいります。 人的資本につきましては、経営戦略と連動した人材戦略の推進や健康経営・職場環境の整備、多様な人材の活躍促進を通じて、従業員エンゲージメントの向上を図り、DXの推進やガバナンス強化にも取り組んでまいります。 当社グループは、2026年度を、中期経営計画の達成に向けて取組の成果を着実に積み上げる重要な年度と位置付け、収益力の強化と資本効率を意識した企業価値向上に資する取組を進めるとともに、安定配当の継続を通じた株主還元の充実を図り、持続可能な企業成長の実現をめざし、グループ一丸となって取り組んでまいります。
事業等のリスク1,939字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来予測は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において判断したものです。 (1)災害、事故の発生 施工中の労働災害及び工事事故の防止には万全を期していますが、予期しない原因などにより労働災害や工事事故が発生する可能性があります。重大な労働災害や工事事故が発生した場合、損害賠償や指名停止等による行政処分に伴う受注機会の減少や社会的信用の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)自然災害によるリスク 地震・洪水・台風等の自然災害により事業活動の停止や施工中物件の復旧に多額の費用と時間を要する等の直接的な影響を受ける可能性があります。さらに、豪雨や猛暑等の異常気象により、想定を超える環境変化が起きた場合、品質低下のリスクがあります。また、電力・水道・燃料の使用制限をはじめとしたインフラ機能の低下、仕入先の被災による材料調達の停滞等の間接的な影響も受ける可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)品質上のトラブル、重大な瑕疵の発生 品質管理には万全を期していますが、重大な瑕疵による損害賠償が発生した場合には、損害賠償や補修対応等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)資材・労務費等の高騰による工事原価の増加 請負契約締結後、原材料価格や労務費等の高騰を背景とした物価上昇に加え、中東情勢等の国際情勢の変動に起因するエネルギー価格の高騰が工事原価に影響を及ぼす可能性があり、それを請負金額に反映できない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)公共事業投資額の予想を上回る減少 当社グループの売上高のうち重要な部分を占める建設事業は、公共事業の投資額に大きな影響を受けます。公共投資は変動があるため、それをカバーするべく技術を中心とした体制の構築、営業力・収益力の強化等の施策を講じています。しかし、予想を上回る減少となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)当社保有資産の価値下落 当社グループでは建設事業・不動産事業と関連して販売用不動産や有価証券等を保有しており、これらの資産価値が景気変動等により著しく下落した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)金利の上昇 当社グループは金利上昇を見込んだ経営を行っていますが、請負業という建設事業の特性により、立替金が少なからず発生し、一定水準の有利子負債が必要となります。よって、金利が著しく上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)繰延税金資産 当社グループでは、今後の課税所得等に関する予測に基づき繰延税金資産を計上しておりますが、将来の課税所得見積額の変更等により一部回収が困難であると判断した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)法令等違反 当社グループの事業は、建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、独占禁止法等により法的規制を受けています。これら法律の改廃、法的規制の新設、適用基準の変更や万一これらの法令に抵触する事象が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報セキュリティ マルウェア等のサイバー攻撃によるデータの破壊や改ざん、情報漏洩等の被害があった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)海外事業に伴うリスク 海外での工事においては、戦争・テロ・紛争の発生、その国の経済状況・政治状況の変動、予期しない法律・規制の変更及び為替相場の大幅な変動等が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)取引先の信用不安 当社グループの主たる事業である建設事業においては、工事一件あたりの取引金額が大きいため、お客さまや協力会社の業績悪化、サプライチェーンにおける人権問題等により信用不安に陥った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)感染症の世界的な流行 何らかの感染症の流行が世界的な規模で拡大した場合、個人消費の低下、企業収益の悪化等が想定されます。感染症の流行が内外経済を下振れさせるリスクや金融市場の変動への影響が懸念され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)土木工事・建築工事を一括し、「建設事業」として記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,109字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度、当社グループは「中期経営計画2028『誇れる企業へ』~サステナブルな未来社会への挑戦~」の2年目として、資本コストと株価を意識した経営の実践により、利益創出力の回復、成長領域への積極的な投資に取り組み、企業価値の向上を図ってまいりました。 主たる事業におきましては、羽田空港アクセス新線建設、品川駅北口広場などの大規模ターミナル駅改良、防衛関連工事等、将来への布石となる案件において着実に成果を上げ、生産性向上に努めるとともに、当社の強みである鉄道分野にも引き続き注力することで、収益力の底上げを図ってまいりました。また、事業戦略及び基盤戦略の推進にあたり、自社専用の生成AIの活用や、鉄道工事現場へのICT建設機械の導入など、DX推進による業務変革と効率化を進めました。人的資本政策への取組につきましては、経営戦略に沿った人材育成や適正配置により社員の持続的な成長につなげるとともに職場環境改善をはじめとする各種施策を実行し、従業員エンゲージメントの向上を図ってまいりました。さらに、持続可能な社会の実現に向けた環境負荷低減の取組を推進するなど、企業価値の向上に寄与することができました。 当連結会計年度における当社グループの経営成績等の状況の概要は次のとおりです。 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ30,804百万円増加(13.7%増)し255,907百万円となりました。主な要因は、現金預金の増加8,240百万円、受取手形・完成工事未収入金等の増加6,682百万円、販売用不動産の増加4,510百万円です。負債合計は、前連結会計年度末に比べ22,175百万円増加(14.3%増)し177,161百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加13,508百万円、長期借入金の増加6,243百万円、未払金の増加3,147百万円です。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ8,629百万円増加(12.3%増)し78,746百万円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金の増加5,081百万円、利益剰余金の増加3,311百万円です。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の31.0%に対して0.4ポイント減少の30.6%となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度と比較すると、売上高は5,289百万円減少(2.9%減)し179,825百万円となりました。売上高の減少は主に完成工事高の減少によるもので、海外工事の減少や前期反動減等が要因です。完成工事高は、土木工事は2,117百万円増加(2.4%増)、建築工事は7,608百万円減少(8.4%減)となりました。 売上総利益は、前連結会計年度比2,616百万円増加(17.6%増)し17,480百万円となりました。これは、土木工事の設計変更獲得や建築工事の採算性の改善により完成工事総利益が増加したことが主な要因です。販売費及び一般管理費は、人件費や福利厚生費の増加等により、前連結会計年度比453百万円増加(4.0%増)し、営業利益は前連結会計年度比2,162百万円増加(62.5%増)の5,622百万円となりました。営業外収支は匿名組合投資利益や受取配当金、為替差益の増加等があり、支払利息は増加したものの、経常利益は前連結会計年度比2,847百万円増加(94.1%増)の5,873百万円となりました。 税金等調整前当期純利益は、投資有価証券売却益2,861百万円、固定資産売却益38百万円の特別利益が計上された一方で、減損損失714百万円、和解金158百万円など合計1,291百万円の特別損失が計上され、前連結会計年度比2,521百万円増加(50.8%増)の7,482百万円となりました。 税金等調整前当期純利益の増加に伴い、税金費用が前連結会計年度比907百万円増加(59.5%増)の2,432百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比1,600百万円増加(46.7%増)の5,029百万円となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。(セグメントごとの業績については、セグメント間の内部売上高等を含めて記載しています。) (土木工事) 土木工事については、売上高91,165百万円(前連結会計年度比2.4%増)、セグメント利益3,583百万円(前連結会計年度比2.5%増)となりました。 (建築工事) 建築工事については、売上高84,080百万円(前連結会計年度比7.7%減)、セグメント利益1,030百万円(前連結会計年度はセグメント損失997百万円)となりました。 (不動産事業) 不動産事業については、売上高5,242百万円(前連結会計年度比9.9%増)、セグメント利益706百万円(前連結会計年度比8.9%増)となりました。 (付帯事業) 付帯事業については、売上高3,499百万円(前連結会計年度比3.4%増)、セグメント利益142百万円(前連結会計年度比1.4%増)となりました。 (その他) その他については、売上高195百万円(前連結会計年度比20.1%減)、セグメント利益190百万円(前連結会計年度比2.9%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益7,482百万円、その他の負債の増加5,617百万円などの増加要因があったものの、仕入債務の減少7,426百万円、売上債権の増加6,662百万円などの減少要因により、13,889百万円の資金減少(前連結会計年度は20,285百万円の資金減少)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出501百万円、無形固定資産の取得による支出351百万円などの減少要因があったものの、投資有価証券の売却による収入3,700百万円、匿名組合出資金の払戻による収入1,209百万円などの増加要因により、3,825百万円の資金増加(前連結会計年度は615百万円の資金増加)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額1,705百万円などの減少要因があったものの、借入金(短期及び長期)の増加19,752百万円などの増加要因により、18,013百万円の資金増加(前連結会計年度は17,932百万円の資金増加)となりました。 以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ8,240百万円増加(49.8%増)し24,769百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産実績」は記載していません。なお、参考に提出会社個別の事業の状況を「提出会社の受注工事高及び完成工事高の状況」に記載しています。 a.受注実績 セグメントの名称     前連結会計年度(百万円) (自2024年4月1日 至2025年3月31日)       当連結会計年度(百万円) (自2025年4月1日 至2026年3月31日) 土木工事   91,422   115,949(26.8%増) 建築工事   91,854   109,704(19.4%増) 合 計   183,276   225,654(23.1%増) (注) 当社グループにおいては土木工事・建築工事以外は受注生産を行っていません。 b.売上実績 セグメントの名称     前連結会計年度(百万円) (自2024年4月1日 至2025年3月31日)       当連結会計年度(百万円) (自2025年4月1日 至2026年3月31日) 土木工事   89,047   91,165  (2.4%増) 建築工事   90,837   83,229  (8.4%減) 不動産事業   4,536   5,002 (10.3%増) 付帯事業   448   232 (48.2%減) 報告セグメント計   184,870   179,629  (2.8%減) その他   244   195 (20.1%減) 合 計   185,114   179,825  (2.9%減) (注)セグメント間の取引については相殺消去しています。 (2)提出会社の受注工事高及び完成工事高の状況 ①受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期 別   区 分   前期繰越工事高 (百万円)   当期受注工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成工事高 (百万円)   次期繰越工事高 (百万円) 第84期 (自2024年4月1日  至2025年3月31日)   土木工事   162,342   87,997   250,340   87,571   162,768 建築工事   113,587   93,004   206,591   91,137   115,454 計   275,930   181,002   456,932   178,709   278,222 第85期 (自2025年4月1日  至2026年3月31日)   土木工事   162,768   115,030   277,799   89,396   188,403 建築工事   115,454   109,704   225,158   84,080   141,078 計   278,222   224,734   502,957   173,476   329,481 (注)前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に増減のあるものについては、当事業年度受注工事高にその増減額を含みます。したがって、当事業年度売上高にもかかる増減額が含まれます。また、前事業年度以前に外貨建で受注した工事で、当事業年度中の為替相場の変動により請負金額に増減のあるものについても同様に処理しています。 ②受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 第84期 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   土木工事   31.9   68.1   100.0 建築工事   32.3   67.7   100.0 第85期 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   土木工事   36.1   63.9   100.0 建築工事   38.1   61.9   100.0 (注) 百分比は請負金額比です。 ③完成工事高 期別   区分   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 第84期 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   土木工事   46,485   41,085   87,571 建築工事   7,759   83,377   91,137 計   54,245   124,463   178,709 第85期 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   土木工事   44,560   44,836   89,396 建築工事   13,509   70,570   84,080 計   58,069   115,406   173,476 (注)1.完成工事のうち主なものは、次のとおりです。 第84期 東日本旅客鉄道(株)   新橋駅改良(Ⅲ期) 東日本旅客鉄道(株)   青森駅東口開発計画 本体工事 東日本旅客鉄道(株)   総武線津田沼・幕張本郷間藤崎こ線橋新設他 国土交通省   令和2-5年度吉野川水系有瀬地区排水トンネル工事 東京都   北区王子五丁目地内から同区昭和町三丁目地先管配水本管(1000mm・800mm)用トンネル築造及びトンネル内配管工事 中日本高速道路(株)   東海環状自動車道 御望山トンネル工事 西日本高速道路(株)   新名神高速道路 池田高架橋(上り線) (PC上部工)設計・工事(建設工事その1) 東京モノレール(株)   羽田空港第1ターミナル駅リニューアル工事 ヒューリック(株)   (仮称)相模原市南橋本物流開発計画新築工事 京阪電鉄不動産(株)   (仮称)京阪南3西3オフィスビル計画新築工事 第85期 東日本旅客鉄道(株)   新宿変電所増築他 東日本旅客鉄道(株)   上越幹新潟駅旅客上家屋根改修他2 防衛省   名寄(5)宿舎等新設建築その他工事(1工区) 東京都   新中川護岸耐震補強工事(その31) 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構   九州新幹線(西九州)、53k4・57k8間線路諸設備他 東日本高速道路(株)   上信越自動車道 香坂川橋床版取替工事 西日本高速道路(株)   米子自動車道 谷川トンネル他1トンネル工事 西日本高速道路(株)   高松自動車道土器川橋耐震補強工事 NTT都市開発(株)   (仮称)相模原市南区文京一丁目共同住宅新築工事 (株)東精エンジニアリング   (仮称)東精エンジニアリング名古屋工場新築工事 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は次のとおりです。 第84期 東日本旅客鉄道(株) 39,264百万円 22.0% 第85期 東日本旅客鉄道(株) 41,658百万円 24.0% ④手持工事高 2026年3月31日現在 区分   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 土木工事   88,086   100,316   188,403 建築工事   23,515   117,562   141,078 計   111,602   217,879   329,481 (注)手持工事のうち主なものは、次のとおりです。 東日本旅客鉄道(株)   羽田空港アクセス線田町工区建設   2029年2月   完成予定 東日本旅客鉄道(株)   東北本線花巻駅東西自由通路・橋上駅舎新設他   2030年5月   完成予定 東日本旅客鉄道(株)   東北新幹線那須塩原車両基地新設他   2033年2月   完成予定 防衛省   舞鶴(7)施設最適化整備工事(技術協力業務対象工事)   2030年3月   完成予定 東日本高速道路(株)   道東自動車道 占冠地区下部工工事   2029年10月   完成予定 東日本高速道路(株)   上信越自動車道 和美沢橋床版取替工事   2029年10月   完成予定 西日本高速道路(株)   舞鶴若狭自動車道 飯盛山トンネル工事   2029年10月   完成予定 NTT都市開発(株)   (仮称)杉並区荻窪五丁目計画新築工事   2029年7月   完成予定 東急不動産・名鉄都市開発共同企業体   (仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクトB工区新築工事   2028年3月   完成予定 (株)林倉庫   苅田物流倉庫新築工事   2027年3月   完成予定 (3)経営者の視点による経営成績等の状況による分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 2)経営成績 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 建設業界では、公共投資が安定して推移し、民間投資では住宅建設に伸び悩みはあるものの、設備投資は堅調な企業収益や省力化投資への対応等を背景に、緩やかに持ち直しの動きが見られました。しかしながら、業界全体の就業者数は年々減少しており、人材不足への早急な対応が引き続き大きな課題となっております。また、建設業法の改正による適正な価格転嫁への取組が加速し、市場価格を反映した請負代金の適正化が浸透していく一方で、建設資材価格及び労務費等の上昇による資材・労務調達のための競争は一層激しさを増しています。 このような状況のなか、当社グループは、資本コストと株価を意識した経営の実践により、利益創出力の回復、成長領域への積極的な投資に取り組み、企業価値の向上を図ってまいりました。 主たる事業におきましては、羽田空港アクセス新線建設、品川駅北口広場など大規模ターミナル駅改良、防衛関連工事等、将来への布石となる案件において着実に成果を上げ、生産性向上に努めるとともに、当社の強みである鉄道分野にも引き続き注力することで、収益力の底上げを図ってまいりました。 これまでの取組を踏まえ、当社グループは、主力である土木・建築事業では、鉄道近接施工で培った技術力を強みに競争優位性を発揮し、持続的成長に資するポートフォリオを意識した選別受注を徹底してまいります。併せて、品質確保と安全の徹底を前提とした組織的な取組により、利益生産性の向上に努めてまいります。 人的資本につきましては、経営戦略と連動した人材戦略の推進や健康経営・職場環境の整備、多様な人材の活躍促進を通じて従業員エンゲージメントの向上を図り、DXの推進やガバナンス強化にも取り組んでまいります。 〔今後の市場環境〕 ・高速道路、上下水道を中心に更新投資が継続的に実施される見通し ・物流拡大やインバウンド需要を背景に、生産施設(倉庫・工場)やホテルの需要は引き続き堅調に推移する見込み ・防衛省施設の強靭化に向けた投資の拡大が予想される (鉄道分野) ・2030年前半まで羽田空港アクセス線、リニア中央新幹線、北海道新幹線など大規模な新線建設需要が継続 ・首都圏・近畿圏・地方中核都市ではターミナル駅を中心に今後も駅改良の需要が継続 ・構造物の老朽化を背景に今後進められる耐震等の「新幹線大規模改修」への参画やホームドア需要の継続 ・踏切廃止等を目的とした連続立体交差・単独立体交差事業の全国各地での事業化 ・車両基地や発電所の老朽化に伴う更新工事の加速 〔今後の施工環境〕 ・人的資本の充実やデジタル人材育成の重要性の高まり ・BIM、IoT、AI等の活用による施工プロセスの高度化、効率化 ・2050年カーボンニュートラル実現に向けた環境配慮の高まり (鉄道分野) ・営業線近接工事における安全性確保や工事の効率化のさらなる高度化 ・構想段階からの参画や高度な技術提案を求める設計・施工方式への対応、技術開発の推進 ・JR東日本グループとの連携強化によるシナジー拡大 c.経営方針、経営戦略、経営上の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標」に記載のとおりです。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析検討内容 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 b.資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、土木事業と建築事業により構成される建設事業に関わる資機材及び外注業者に支払われる工事代金、各事業の一般管理費等があります。また、設備資金需要としては、不動産投資に加え、情報処理の為の無形固定資産があります。 c.財政施策 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行っています。 当社グループの主要な事業である建設事業の資金の調達にあたっては、担当部署が各部署からの報告に基づき適時資金計画を作成・更新し、適正に管理しています。 また、顧客からの工事代金については、社内規程に従って、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を適宜把握する体制としています。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や現在の状況に応じ合理的と考えられる見積りによっている部分があり、見積り特有の不確実性のために、実際の結果が見積りと異なることがあります。 重要な会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりです。 完成工事高の計上は、履行義務の充足に係る進捗率の合理的な見積りができる工事については履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しています。当該収益の認識にあたり適切に見積りをおこなっていますが、見積り特有の不確実性のために、実際の結果が見積りと異なることがあります。 また、貸倒引当金の計上に当たっては、工事収支の見積金額や、現地事情等に基づき合理的に算定しておりますが、見積り特有の不確実性のために、実際の結果が見積りと異なることがあります。 なお、詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載されているとおりです。

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開示資料

出典

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