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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

不二サッシ

FUJISASH CO.,LTD.5940 · Standard · 金属製品

カーテンウォールやサッシなど建材を総合的に展開。アルミ形材の外販や環境プラント、物流まで手掛ける住設関連グループ。

概要

不二サッシは、アルミサッシやカーテンウォールなどの建材を主力とする金属製品メーカーである。本社は神奈川県川崎市に置き、連結従業員数は2,814人。2026年3月期の連結売上高は1,015億円、営業利益28億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円を計上した。マンションやオフィスビル向けのビル用サッシに強みを持ち、グループ全体で30社の連結子会社を有する。

建材事業が売上の7割を占めるセグメント構成

不二サッシグループは、建材事業、形材外販事業、環境事業、物流事業、その他事業の5つのセグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、建材事業が716億円(構成比70.6%)、形材外販事業が225億円(22.2%)、環境事業が33億円(3.3%)、物流事業が33億円(3.3%)、その他事業が7億円(0.7%)であった。建材事業が収益の柱であり、ビル新築用サッシやリニューアル用サッシを中心に販売する。形材外販事業はアルミ形材や精密加工品を外部顧客に供給し、環境事業は一般・産業廃棄物処理プラントを手がける。

全国に広がる販売網と海外生産拠点

販売面では、北海道から九州まで地域別の販売子会社を配置し、顧客との直接取引を強化している。主要な販売子会社として、北海道不二サッシ、不二サッシリニューアル、奈良不二サッシ、株式会社不二サッシ東北・関東・東海・関西・中四国・九州などがある。製造面では、国内に不二ライトメタル、日海不二サッシ、関西不二サッシ、しらたか不二サッシ、山口不二サッシ、沖縄不二サッシ、不二サッシ九州などの工場を持つ。海外では、マレーシア(不二サッシマレーシアSDN.BHD.)、ベトナム(不二サッシベトナム)、フィリピン(不二サッシフィリピン,INC.)、台湾(不二太天股份有限公司)に生産・販売拠点を有する。

文化シヤッターとの資本提携とグループ再編

2009年3月、不二サッシは文化シヤッター株式会社と資本及び業務提携に関する基本合意書を締結した。これにより、両社は建材分野での協業関係を構築した。2018年にはアジアニッカイ株式会社を子会社化し、さらに北海道住宅サービス株式会社、日本防水工業株式会社、日本スプレー工業株式会社を完全子会社化した。また、2004年に九州不二サッシ株式会社を株式交換により完全子会社化し、2006年には九州地域で製販一体の新会社を発足させるなど、グループの効率化を進めている。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行した。

物流・環境・不動産の非建材事業

物流事業は不二倉業株式会社が担当し、自社製品の運送・倉庫管理に加え、営業倉庫の活用による取引拡大を図っている。2026年3月期の物流事業売上高は33億円で、燃料費高騰の影響を受けつつも配車効率化などで利益を維持した。環境事業では、都市ごみ焼却飛灰処理プラントやリサイクル・粗大ごみ処理プラントの製造・販売を行い、薬剤部門も併せ持つ。2026年3月期は新規プラント工事が好調で売上高33億円と前期比21%増加した。その他事業には不動産事業があり、2026年3月期の売上高は7億円である。

業界の中での役割は建材メーカー(サッシ・カーテンウォール)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,015億円
営業利益
28億円
営業利益率
2.8%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
建材716億円70.6%
形材外販225億円22.2%
環境33億円3.3%
物流33億円3.3%
その他7億円0.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建材・建設主力

ビル・住宅向けにカーテンウォール、サッシ、ドア、室内建具などを製造・販売。新築・改装需要に対応。

主な製品・サービス4
カーテンウォール
ビル外壁に用いる非耐力壁。ガラスとアルミ骨格で構成され、採光と意匠性を両立。
ビル用サッシ・ドア
ビルの窓や出入口に使用するサッシ・ドア。
中低層用サッシ・ドア
中低層建物向けのサッシ・ドア。
住宅用サッシ
住宅の窓などに使用するサッシ。

02アルミ形材外販準主力

外販用アルミ形材、アルミ精密加工品を製造・販売。子会社が担い、異なる業界に供給。

主な製品・サービス2
外販用アルミ形材
建材以外にもさまざまな業界で使われるアルミ形材を外部へ販売。
アルミ精密加工品
高精度が求められるアルミ加工品。

03環境副次

一般・産業廃棄物処理プラントを製造・販売。環境分野のニーズに応える。

主な製品・サービス1
廃棄物処理プラント
廃棄物を処理するためのプラント設備。

04物流副次

子会社が物流事業を展開し、グループ内外の輸送を担う。

05その他(不動産)副次

不動産事業等を行う。

製品と技術

ビル用・住宅用サッシとカーテンウォール

建材事業の主力製品は、カーテンウォール、ビル用サッシ・ドア、中低層用サッシ・ドア、改装用サッシ、住宅用サッシである。カーテンウォールは非構造の外壁として高層ビルに採用され、断熱性とデザイン性を両立する。ビル用サッシはオフィスビルやマンションの窓枠・玄関ドアとして、住宅用サッシは一戸建て住宅向けに販売される。リニューアル用サッシは既存建築物の改修需要に対応する。これらは主にアルミ押出形材を加工して製造され、高い気密性・水密性が特徴である。

アルミ形材と精密加工品の外販事業

形材外販事業では、不二ライトメタルとチアン・ジアン・アルミニウムSDN.BHD.(マレーシア)がアルミ形材の製造・販売を行う。外販用アルミ形材は建材以外の産業用途(機械部品、自動車部品など)に供給される。また、アルミ精密加工品は切削加工や表面処理を施した高付加価値品で、収益性向上の重点分野とされている。同事業では医療用マグネシウム合金の実用化研究も進めており、生体吸収性インプラントなどへの応用が期待される。

環境プラントと薬剤事業

環境事業では、都市ごみ焼却飛灰処理プラント、リサイクル・粗大ごみ処理プラントの製造・販売を行う。飛灰処理プラントは焼却炉から発生する有害飛灰を安定化・無害化する装置であり、自治体の廃棄物処理施設向けに納入される。また、薬剤部門では飛灰処理用のキレート剤などを販売する。2026年3月期は新規プラント工事が好調で、売上高33億円と前期比21%の増収を達成した。メンテナンス工事も堅調に推移しており、安定的な収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

国内サッシ市場で中堅、シェア拡大は課題

不二サッシは、国内のサッシ・建材市場において中堅のポジションにあり、競合他社にはケー・エフ・シーや稲葉製作所などが存在する。売上高は約1,000億円規模で、業界内では一定の存在感を示しているものの、営業利益率は2%台と低く、収益改善が課題である。同社は金属製品分野で事業を展開し、建材需要の動向に業績が左右されやすい。近年の売上高は横ばいで、営業利益率は改善傾向にあるが、競争激化や原材料コスト上昇への対応が重要となる。業界では大手企業が市場を牽引する中、中堅としての差別化戦略が求められる。

強み

  • サッシ分野で長い歴史を持ち、ブランド認知度と信頼がある。
  • 全国規模の販売ネットワークと顧客基盤を有する。
  • 住宅からビルまで幅広いサッシ製品を展開可能。
  • 1,000億円超の売上規模で、安定的な経営基盤を維持。

課題

  • 営業利益率2%台と低く、高付加価値製品の開発が必要。
  • 業界内の競争が激しく、シェア拡大が難しい状況。
  • 建設投資の変動に業績が左右され、安定成長に課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字が不二サッシ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15971共和工業所116億円12.9倍
25984兼房111億円10.5倍
35998アドバネクス111億円10.7倍
45967TONE110億円9.4倍
55903シンポ103億円20.1倍
65940不二サッシ95億円4.7倍
73446ジェイテックコーポレーション89億円152.1倍
83423エスイー86億円
95923高田機工78億円
103422J-MAX72億円7.8倍
115966京都機械工具65億円12.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

1930年創業からアルミサッシへの転換

1930年7月、株式会社不二サッシ製作所として創業。当初はサッシ製造を手がけたが、1937年11月に商号を株式会社不二製作所に変更し、事業を多角化した。第二次世界大戦後、1946年12月に土建資材株式会社を設立し、建材事業を拡大。1958年5月、川崎市の本社工場にアルミサッシ工場を建設し、アルミサッシの製造・販売を本格的に開始した。これが現在の主力事業の礎となる。

販売会社分離と上場を経た1960年代

1960年1月、株式会社不二製作所から不二サツシ工業株式会社に商号変更。翌1961年6月には大成産業株式会社(旧土建資材)を不二サツシ販売株式会社に商号変更し、製造と販売を分離する分業体制を敷いた。1961年10月に不二サツシ工業が東京証券取引所市場第二部に上場。1963年10月には両社とも東京・名古屋証券取引所市場第一部に指定替えされた。1966年には不二運送株式会社(後の不二倉業)を設立し、物流事業に参入。1969年には九州不二サッシ株式会社を設立し、九州地域の拠点を固めた。

製造販売統合と店頭銘柄への移行

1978年12月、不二サツシ工業と不二サツシ販売は各証券取引所の上場を廃止され、店頭売買登録銘柄に指定された。1981年7月、東洋ハウジング株式会社(1969年設立の不動産会社)の商号を不二サッシ株式会社に変更。同年10月、不二サッシ株式会社が不二サツシ工業及び不二サツシ販売を吸収合併し、製造と販売を一体化した。この統合により、現在の不二サッシ株式会社の体制が整った。1992年8月、不二サッシ株式会社は再び東京証券取引所市場第二部に上場を果たした。

海外進出とM&Aによるグループ拡大

1990年7月、アメリカのフェデラルアルミニウム社の株式を取得し、同年11月に不二サッシ(マレーシア)SDN.BHD.に商号変更、東南アジア初の生産拠点とした。2004年10月、株式交換により九州不二サッシ株式会社を完全子会社化。2007年10月には九州不二サッシを承継会社として資材事業部門を吸収分割し、不二ライトメタル株式会社に商号変更した。2016年11月には台湾の太天興業との合弁で不二太天股份有限公司を設立。2017年8月に不二サッシベトナムを設立し、海外生産網を拡充した。2018年にはアジアニッカイや北海道住宅サービスなどを相次いで子会社化し、事業領域を広げた。

中期経営計画と資本効率改善への取り組み

2025年度から始まった中期経営計画では、「収益性・資本効率の改善」と「次の100年に向けた経営基盤の再構築」を掲げ、営業利益33億円以上、年3.0%以上のベースアップ、一株あたり配当金30円の3つの目標を設定した。また、2030年の創業100周年を見据え、次世代社員による「F30プロジェクト」を始動。サステナビリティビジョン2050を策定し、SBT認定を取得するなど、ESG経営にも注力している。2024年度からは人事・給与制度の抜本的な見直しに着手し、人的資本戦略の高度化を進めている。

年表35件を開く

1930年代

  • 1930年7月創業株式会社不二サッシ製作所を設立
  • 1937年11月商号変更商号を株式会社不二製作所に変更

1940年代

  • 1946年12月創業土建資材株式会社を設立
  • 1949年10月商号変更土建資材株式会社を大成産業株式会社に商号変更

1950年代

  • 1958年5月株式会社不二製作所、川崎市の本社工場にアルミサッシ工場を建設し、アルミサッシの製造・販売を開始

1960年代

  • 1960年1月商号変更株式会社不二製作所の商号を不二サツシ工業株式会社に変更
  • 1961年6月商号変更大成産業株式会社の商号を不二サツシ販売株式会社に変更
  • 1961年10月上場不二サツシ工業株式会社、東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1963年10月上場不二サツシ工業株式会社、東京・名古屋証券取引所の市場第一部に指定替え 不二サツシ販売株式会社、東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1966年10月創業不二サツシ販売株式会社、東京証券取引所の市場第一部に指定替え 不二運送株式会社を設立
  • 1968年11月商号変更不二運送株式会社の商号を不二倉業株式会社に変更
  • 1969年5月創業不動産業を目的に東洋ハウジング株式会社を設立
  • 1969年10月創業九州不二サッシ株式会社を設立

1970年代

  • 1978年12月上場不二サツシ工業株式会社・不二サツシ販売株式会社、各証券取引所の上場を廃止され店頭売買登録銘柄に指定

1980年代

  • 1981年7月商号変更東洋ハウジング株式会社の商号を不二サッシ株式会社に変更
  • 1981年10月M&A不二サッシ株式会社が、不二サツシ工業株式会社及び不二サツシ販売株式会社を吸収合併

1990年代

  • 1990年7月フェデラルアルミニウム社の株式を取得
  • 1990年11月商号変更フェデラルアルミニウム社の商号を不二サッシ(マレーシア)SDN.BHD.に変更
  • 1992年8月上場不二サッシ株式会社、東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1995年4月上場九州不二サッシ株式会社、福岡証券取引所に上場
  • 1996年10月上場九州不二サッシ株式会社、大阪証券取引所市場第二部に上場

2000年代

  • 2000年7月創業関西不二サッシ株式会社を設立
  • 2001年7月創業全国22販売会社を全国6広域販売会社に再編、株式会社不二サッシ東北、株式会社不二サッシ関東、株式会社不二サッシ関西、株式会社不二サッシ九州を設立
  • 2002年6月M&A日海工業株式会社が、北陸不二サッシ販売株式会社を吸収合併し、日海不二サッシ株式会社に商号を変更
  • 2004年10月上場株式交換により九州不二サッシ株式会社を完全子会社化 不二サッシ株式会社、福岡証券取引所に上場
  • 2006年10月創業株式会社不二サッシ九州を承継会社とし、不二サッシ株式会社九州支店と九州不二サッシ株式会社ビルサッシ部門を会社分割し、「九州地域製販一体新会社」を発足
  • 2006年11月上場不二サッシ株式会社、福岡証券取引所を上場廃止
  • 2007年10月九州不二サッシ株式会社を承継会社とし、不二サッシ株式会社資材事業部門を吸収分割し、不二ライトメタル株式会社に商号を変更
  • 2009年3月文化シヤッター株式会社と「資本および業務提携に関する基本合意書」を締結

2010年代

  • 2010年4月M&A東北支店を会社分割により株式会社不二サッシ東北に承継させるとともに、株式会社不二サッシ東北を存続会社として秋田不二サッシ販売株式会社と岩手不二サッシ販売株式会社を吸収合併 不二サッシ株式会社の住宅建材営業部関東営業部と不二サッシサービス株式会社の保険業を除く全ての事業を会社分割することにより株式会社不二サッシ関東に承継させるとともに、株式会社不二サッシ関東を存続会社として神奈川不二サッシ販売株式会社を吸収合併
  • 2016年11月創業太天興業股份有限公司との共同出資で不二太天股份有限公司を設立
  • 2017年8月創業不二サッシベトナムを設立
  • 2018年4月M&A株式取得によりアジアニッカイ株式会社を子会社化
  • 2018年5月M&A株式取得により北海道住宅サービス株式会社を完全子会社化
  • 2018年7月M&A高槻ダイカスト株式会社の株式30%を取得し、持分法適用会社化 株式取得により日本防水工業株式会社及び日本スプレー工業株式会社を完全子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2027年度まで33億円以上
  • ベースアップ率2027年度まで年3.0%以上
  • 一株あたり配当金2027年度まで30円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益性・資本効率の改善と経営基盤再構築

    中期経営計画(2025~2027年度)において、収益性と資本効率の改善、および次の100年に向けた経営基盤の再構築を基本方針とする。

  2. 02

    建材事業の合理化と高収益化

    建材事業では業務プロセスを見直し、重要業務の徹底や効率化による徹底した合理化を進め、基幹事業の高収益性化を目指す。

  3. 03

    形材外販事業の高付加価値化と新規事業開発

    形材外販事業では加工品の売上拡大に注力し、高付加価値事業として拡大するとともに、医療用マグネシウム合金の実用化研究開発を進める。

  4. 04

    物流・環境事業の強化

    物流事業では既存アセットを活用・強化し総合物流企業へ転換、環境事業では人材育成と新規顧客開拓、価格見直しに取り組む。

  5. 05

    サステナビリティとESG戦略の推進

    サステナビリティビジョン2050に基づき、SBT認定を取得した排出削減目標達成や人権デューデリジェンス体制構築など、ESG経営を定着させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,814人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は618万円で、9期前と比べて+11.8%平均年齢は46.8歳、平均勤続年数は21.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,946
2018年3月2,948
2019年3月55344.720.73,002
2020年3月54944.820.73,078
2021年3月53945.220.93,055
2022年3月54445.221.12,970
2023年3月55645.921.52,887
2024年3月56646.622.02,919
2025年3月58146.521.82,88987
2026年3月61846.821.92,814100

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率54.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 19 / 海外 3、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
千葉工場 — 千葉県市原市129億円
建材
本社等 — 神奈川県 川崎市幸区5,061百万円
建材 その他
本社 — 熊本県玉名郡 長洲町5,015百万円
建材 形材外販
大阪工場 — 大阪府高槻市2,520百万円
建材
本社 — 石川県金沢市1,853百万円
建材
本社 — 東京都品川区1,242百万円
物流 その他
東京支店他6支店 及び営業所41百万円
建材
主な関係会社
  • 国内
    不二ライトメタル㈱(注)3
    熊本県 玉名郡 長洲町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関西不二サッシ㈱
    大阪府 高槻市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日海不二サッシ㈱
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    不二サッシ リニューアル㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    不二倉業㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    協同建工㈱
    神奈川県 大和市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北海道不二サッシ㈱
    北海道 札幌市 西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    しらたか不二サッシ㈱
    山形県 西置賜郡 白鷹町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱不二サッシ東北
    宮城県 仙台市 青葉区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱不二サッシ関東
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱不二サッシ東海
    愛知県 稲沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱不二サッシ関西
    大阪府 吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • ㈱不二サッシ中四国広島県 福山市100%
  • ㈱不二サッシ九州福岡県 福岡市 博多区100%
  • 奈良不二サッシ㈱奈良県 奈良市100%
  • 山口不二サッシ㈱山口県 山口市100%
  • 不二サッシ フィリピン,INC.フィリピン キャビテ州100%
  • 北海道住宅サービス㈱(注)4北海道 札幌市 白石区100%
  • 日本防水工業㈱東京都 練馬区100%
  • チアン・ジアン・アルミニウムSDN.BHD.(注)4マレーシア ペナン州70%
  • 不二太天股分有限公司台湾省 台北市50%
  • 文化シヤッター㈱(注)5東京都 文京区24%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和7年度新潟美咲合同庁舎1号館横軸回転窓等修繕作業
    国土交通省 · 2025-07-04
    446万円
  • 調達
    令和6年度新潟美咲合同庁舎1号館横軸回転窓修繕作業
    国土交通省 · 2024-07-31
    188万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,015億円営業利益28億円前期と比べると減収増益で、売上が-3.1%、利益が+12.0%。

売上高
-3.1%
1,015億円
営業利益
+12.0%
28億円
純利益
-9.1%
20億円
営業利益率
2.8%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,030億円1,015億円
営業利益20億円28億円
純利益16億円20億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は230億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q31626
2024年1Q216−11−5.1−11
2024年2Q24631.23
2024年3Q25610.41
2024年4Q29524
2025年2Q476−1−0.2−1
2025年4Q572264.523
2026年2Q48340.84
2026年4Q532244.516
2027年1Q230−3−1.3−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は921億円から1,015億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9212331
2014年3月9863425
2015年3月9902613
太天興業股份有限公司との共同出資で不二太天股份有限公司を設立
2016年3月9772213
不二サッシベトナムを設立
2017年3月9432444
株式取得によりアジアニッカイ株式会社を子会社化
2018年3月9811916
2019年3月983139
2020年3月1,01874
2021年3月92496
2022年3月90411−33
2023年3月1,017103
2024年3月1,0132217
2025年3月1,04825272.422
2026年3月1,01528282.820

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,015億円のうち、営業利益として残るのは28億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.5%848億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.7%139億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%28億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.5pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.2pt
2.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.4pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが29億円、投資CFが−63億円で、差し引きのフリーCFは−34億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は124億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月71−12−2159118
2014年3月30−15−1515118
2015年3月52−12−1340146
2016年3月52−32−4120125
2017年3月51−46−35128
2018年3月16−2219−6141
2019年3月36−29−177131
2020年3月48−25−1823137
2021年3月35−241111159
2022年3月4−15−13−11136
2023年3月15−3216−17135
2024年3月59−25−1334156
2025年3月−1−16−19−17121
2026年3月29−6338−34124

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は862億円。このうち返さなくてよい自己資本が258億円で、自己資本比率は29.6%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月78210467813.2
2014年3月80411668814.3
2015年3月82715567218.6
2016年3月83212470814.8
2017年3月85517667920.4
2018年3月90919371621.1
2019年3月90820070821.9
2020年3月92220371921.9
2021年3月91721370423.1
2022年3月83318165221.5
2023年3月87218668621.1
2024年3月89421068423.2
2025年3月84323660727.7
2026年3月86225860429.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
142億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
191億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
21億円
在庫として抱えている分
負債合計
604億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り87社中22位あたり、逆に低いのは自己資本比率87社中86位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.6%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.1%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥755で、1年前と比べて-4.8%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥755-1.7%1ヶ月-3.2%1年-4.8%時価総額95億円
過去52週の値幅
安値¥662高値¥1,082

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.7倍
PER (会社予想)5.9倍
PBR0.38倍
配当利回り3.97%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価729円は25日線(728.64円)とほぼ同水準。直近1カ月は+1.11%と小幅高。8月4日に780円まで上昇したが、翌日729円に急落し、高値圏から調整。52週高値1082円に対し約33%低い位置。75日線(736.25円)を下回っており、短期的な戻りは鈍い。出来高は8月4日に24.9万株と急増した後、8月7日は3.8万株に減少。200日線(826.87円)を大きく下回り、中期的な下降トレンドにある。RSIは51.72で中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER4.51倍(予想5.7倍)は同業界平均18.52倍を大幅に下回り極めて割安。PBR0.37倍は平均1.14倍を大きく下回り、解散価値に比して株価が低い。配当利回り4.12%は平均3.71%を上回る。ROE8.3%は低いが、売上は安定。利益は増加傾向にあり、配当性向も21%で余裕がある。割安指標が明確で、業績回復余地を考慮し割高感なし。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.7倍49.7倍
PER (予想)5.9倍
PBR0.38倍1.13倍
ROE8.3%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業界の成熟化が進む中、国内建設需要の先行きが最大の論点。強気派は、首都圏を中心とした再開発や大規模修繕需要が今後も続くとみて、売上高1000億円規模の安定収益と低PERによる割安感を評価する。一方、弱気派は、新設住宅着工戸数の減少傾向や競争激化による価格競争を懸念し、営業利益率が2%台と低水準であることや、直近の減収傾向を問題視する。また、株主還元としての配当利回りは4%を超えるが、成長性の乏しさから、その持続可能性に疑問を呈する向きもある。

プラスに働く材料7
  • 安定した収益基盤

    売上高が1000億円超で推移し、減収局面でも黒字を維持している

  • 株主還元の厚さ

    配当利回り4.12%は業界内で高く、PBR0.37倍と割安感がある

  • 再開発需要の取り込み

    都心部の再開発や建物改修需要は今後も堅調とみられる

  • PBR0.37倍の純資産割れ継続影響

    PBR0.37倍は解散価値の約6割安水準で、資本効率改善で修正余地

  • 営業利益25億円→28億円に増益通年影響

    営業利益は前期比3億円増の28億円、増益率12%

  • 配当利回り4.12%と株主還元通年影響

    配当利回り4.12%はPER4.51倍と合わせて下値を支える

  • 営業利益率0.37ポイント改善通年影響

    営業利益率は2.39%から2.76%へ改善し、収益性が向かう

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率2%台と非常に低く、価格競争の影響を受けやすい

  • 建設需要の減退

    住宅着工戸数の減少や公共投資の削減が業績を圧迫する可能性

  • 成長戦略の乏しさ

    新規事業や海外展開の具体策が見えず、中長期の成長期待が薄い

  • 売上高1048億円→1015億円に減収通年影響

    売上高は前期比33億円減の1015億円、減収基調が続く

  • 純利益22億円→20億円に減益通年影響

    純利益は前期比2億円減の20億円、営業増益も最終減益

  • 営業利益率2.76%と低水準継続影響

    営業利益率は2.76%にとどまり、売上変動に弱い収益構造

  • 予想PER5.7倍は業績悪化示唆決算発表後影響

    予想PERが当期PER4.51倍から5.7倍へ上昇し、将来収益の減少を見込む

次の決算で確かめる点
受注高
建設需要の先行指標となり、将来の売上を占うため
営業利益率
低水準からの改善が収益力向上の鍵となるため
国内建設投資額
主要市場の動向を直接反映するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは3.97%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
3.97%
いまの株価に対して
配当性向
21.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月105.6
2018年3月1550.014.4
2019年3月150.037.2
2020年3月150.064.6
2021年3月10−33.317.5
2022年3月100.019.1
2023年3月100.059.2
2024年3月20100.019.7
2025年3月2525.026.7
2026年3月3020.021.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,198人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.5%を占め、残る62.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他53.453.856.152.956.752.2
事業法人34.134.634.033.934.134.1
外国法人3.43.42.64.83.95.6
証券会社4.54.94.24.21.94.3
金融機関4.43.13.03.83.13.4
外国人個人0.20.20.10.40.40.4
自己株式0.10.10.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01文化シヤッター株式会社23.46
02大栄不動産株式会社4.23
03中島 和信2.60
04大和証券株式会社1.58
05不二サッシ社員持株会1.47
06株式会社りそな銀行1.47
07千々石 寛1.40
08大日メタックス株式会社1.21
09三井物産メタルズ株式会社1.16
10株式会社埼玉りそな銀行1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+409%、1株純資産は14期で+4524%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月324436.43.4
2014年3月246722.77.2
2015年3月10989.614.8
2016年3月10989.29.046.4
2017年3月3413829.22.95.6
2018年3月131529.07.714.4
2019年3月71574.512.837.2
2020年3月31602.219.864.6
2021年3月51682.817.617.5
2022年3月−26142−17.019.1
2023年3月31461.924.259.2
2024年3月1361,6448.77.119.7
2025年3月1761,85310.13.826.7
2026年3月1622,0348.35.421.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額192百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
江崎裕之代表取締役 社長執行役員618,100
宮﨑恒史代表取締役 専務執行役員656,500
新野伸宏取締役 執行役員 管理本部長636,700
石井浩取締役 執行役員 生産本部長639,100
土井和之取締役 執行役員 技術本部長584,300
澤飯明広取締役704,400
濵﨑利香取締役551,100
宮越極取締役73100
吉原和仁常勤監査役646,800
山㟢浩一監査役64300
小根山祐二監査役55100

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)511130614930
社外取締役828284
監査役1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容912字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社30社、持分法適用会社1社及び当社と継続的な事業上の関係があるその他の関係会社1社で構成され、建材品・アルミ形材の製造及び販売を主な事業内容としております。 事業の種類別セグメント並びに子会社・関連会社(グループ各社)の事業に係わる位置付け等の状況は、次のとおりであります。なお、次の4事業部門は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1)建材事業 当部門においては、カーテンウォール、ビル用サッシ・ドア、中低層用サッシ・ドア、改装用サッシ、住宅用サッシ、玄関引戸・ドア、室内建具、エクステリア製品等の製造・販売しております。 (製造) 当社、不二ライトメタル株式会社、日海不二サッシ株式会社、関西不二サッシ株式会社、 しらたか不二サッシ株式会社、山口不二サッシ株式会社、株式会社沖縄不二サッシ、 株式会社不二サッシ九州、不二サッシフィリピン,INC. (販売) 当社、北海道不二サッシ株式会社、不二サッシリニューアル株式会社、 奈良不二サッシ株式会社、株式会社不二サッシ東北、株式会社不二サッシ関東、 株式会社不二サッシ東海、株式会社不二サッシ関西、株式会社不二サッシ中四国、 株式会社不二サッシ九州、協同建工株式会社、北海道住宅サービス株式会社、 日本防水工業株式会社 (2)形材外販事業 当部門においては、外販用アルミ形材、アルミ精密加工品の製造・販売等を行っております。 (製造・販売) 不二ライトメタル株式会社、チアン・ジアン・アルミニウムSDN.BHD. (3)環境事業 当部門においては、一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行っております。 (製造・販売) 当社 (4)物流事業 当部門においては、物流事業を行っております。 不二倉業株式会社 (5)その他事業 当部門においては、不動産事業等を行っております。 当社、不二ライトメタル株式会社、不二倉業株式会社 以上記述した事項を概要図で示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,319字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、創業100周年を迎える2030年を見据え、持続的な企業価値の向上に向けた変革を進めております。2025年度から始まりました中期経営計画では、「収益性・資本効率の改善」と「次の100年に向けた経営基盤の再構築」を掲げており、引き続き経営全般にわたる改革を推進してまいります。 (1)経営方針 当社グループは、経営理念のもと「選ばれる企業グループ」として、全てのステークホルダーの信頼にお応えすべく、収益性と資本効率の向上ならびにESG・サステナビリティを意識した経営を基本方針としております。 『経 営 理 念』 不二サッシは窓から夢をひろげていきます 私たちはお客様との絆を大切にします 私たちは心をこめた商品を世に出します 私たちは活力あふれる気風づくりに努めます (2)経営環境 米国とイランによる軍事衝突とそれに伴うホルムズ海峡の海上封鎖などの緊迫した中東情勢、円安の進行、エネルギー価格の高騰など様々な要因が顕著となっており、日本経済の不透明感がより一層増してきております。 国内の建設市場におきましては、依然として続く諸資材価格の高騰に加え、石油化学製品を原料とする建材不足などに伴う建築計画の見直し、労働人口の減少に伴う工期の延長など、厳しい事業環境が続くものと見込まれております。また、GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)などの対応は、重要な社会課題となっております。 加えて、東京証券取引所による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」等を通じ、企業には経営効率向上とその説明態勢整備の両面で高度なマネジメントが求められております。 こうした経営環境のもと、当社グループは、「収益性向上」「資本効率向上」「成長期待の醸成」を軸に中期経営計画を推進し、企業価値向上に取り組んでおります。 (3)中期経営計画(2025~2027年度)の基本方針と戦略 中期経営計画では「収益面・経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループとなる」ことを基本方針とし、以下の指標目標を設定のうえ、主要セグメント毎にそれぞれの戦略を策定しております。 また、2030年に創業100周年を迎えるにあたり、次の100年を生き抜くため、次世代社員を中心とした「F30プロジェクト」を始動し、「三方良し」の考えの下、中期経営計画期間内に、「営業利益33億円以上」「年3.0%以上のベースアップ」「一株あたり配当金30円」の3つの「サンマル」達成を目指してまいります。 収益面、経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループを目指し、以下の事業別戦略を推進してまいります。 [建材事業] 業務プロセスをイチから見直し、重要な業務の徹底や業務の効率化等、徹底した合理化を進め基幹事業の高収益性化を目指してまいります。 [形材外販事業] 加工品の売上拡大に注力し、高付加価値事業としての拡大を推進してまいります。 あわせて、医療用マグネシウム合金の実用化への研究開発を進めてまいります。 [物流事業] 当社製品等の運送・倉庫管理を行っております。今後は、既存アセットの活用・強化を進めることで総合物流企業への転換を図ってまいります。 [環境事業] 都市ごみ焼却飛灰処理事業、リサイクル・粗大ごみ処理事業、薬剤事業を行っております。今後は、継続的人材育成に努め、新規顧客の開拓、価格の見直しに取り組んでおります。 [経営基盤] 不二サッシグループは、2030年に迎える創業100周年を超えて持続的に成長する未来像に向けて、サステナビリティビジョン2050を策定いたしました。このうち、カーボンニュートラルに向けた排出削減目標についてはSBT認定を取得しております。 本ビジョンを指針として持続可能性向上に資する事業を展開し、経営基盤の強化に繋げてまいります。 (4)今後の課題と対応 ・キャッシュアロケーション 安定的なキャッシュ創出の実現に向け、成長投資と資本効率改善に優先配分し利益成長と株主還元余力の拡大を実現してまいります。 ・人的資本戦略の高度化 人材獲得競争の激化に対応するため、2024年度より人事・給与制度の抜本的な見直しに着手し、採用・育成・配置・リテンションまで一貫した人材マネジメント体制を構築しております。また、従業員としての誇りや帰属意識の醸成を図るべく、障がい者就労施設の運営や災害支援、地域清掃等の社会貢献活動を継続的に実施してまいります。 ・ESG戦略の強化 脱炭素社会の実現に向け、2024年度にSBT認定を取得いたしました。GHG排出削減、再生アルミや再生可能エネルギーの活用、EVの導入に加え、Scope1・2・3の全領域における対応を進めるとともに、サプライヤーの排出量管理体制整備の支援にも取り組んでまいります。 また、人権尊重を基本方針とし、社内外における人権デューデリジェンス体制の構築を通じて、ESG経営の一層の定着を図ってまいります。 ・PBRの向上 PBRの向上を図るために、収益力の向上が最優先であるとの認識の下、さらなる収益性の向上に努めると共に、将来性を見据えた投資等の実施、適切なIR情報の発信を通じ、PBRの向上に努めてまいります。
事業等のリスク1,820字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の内容、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下の様なものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済状況について 当社グループにおける営業収入の大部分は、日本国内における需要に大きく影響を受けます。このため、当社グループの経営成績は、日本国内の景気動向、建設会社の建設工事受注残高や住宅着工戸数の変動等の影響を受ける可能性があります。 また、国内景気の悪化により、売掛金、電子記録債権等の債権が劣化した場合、貸倒引当金の積み増しが必要となるなど、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)金利の変動について 当社グループは、金融機関等からの借入金など有利子負債を有しております。金利が上昇した場合は、支払利息が増加し、当社グループの経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 (3)為替動向について 当社グループは、外貨建て取引が増加しております。そのため、急激な為替変動は損益に大きな影響を及ぼす可能性があります。為替変動等のリスクを最小限に抑えるため、金融機関等と為替予約等のヘッジ取引を行っております。 (4)原材料の市況変動の影響について 当社グループは、アルミ地金を主たる原材料とする事業(建材事業、形材外販事業)が売上高の大半を占めております。このアルミ地金価格は、市況(為替相場およびロンドン金属取引所(LME)の価格相場)の変動により影響を受けることから、今後も市況が上昇する局面では、原材料費の上昇が抑えきれず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)市場環境について 営業活動を展開する上で競合他社との競争は避けられませんが、そのような状況に耐えうるべく製品・サービスの向上に努めております。しかしながら、市場環境が大きく変化した場合、厳しい価格競争にさらされるなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)特定事業への依存について 当社グループは、売上・利益ともに建材事業への依存率が高く、この事業の業績に全体の経営成績が大きく影響される傾向があります。建築投資全体が縮小傾向で推移する状況に対して当社グループは、形材外販事業や環境事業等非サッシ事業およびリニューアル事業の拡大を積極的に推進しております。 (7)法的規制について 当社グループは、商品の設計・製造・施工に関連して、多くの法的規制を受けております。「建設業法」に基づき、建材事業は建具工事業、環境事業は機械器具設置工事業の許可を受けて営業を行っており、この他にも水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律など環境関連法や消費生活用製品安全法など様々な法的規制を受けながら事業を展開しております。今後、これらの規則の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社の業績が影響を受ける可能性があります。 (8)自然災害及び事故等の発生による影響について 地震・津波などの自然災害、火災・停電等の事故災害および感染症のパンデミックなどによって、電力・水・ガス等の供給停止、公共交通機関や通信手段の停止、当社グループの生産・販売・物流拠点および設備の破損などを引き起こし、当社グループの事業活動が中断し、生産および出荷に影響を及ぼす可能性があります。災害などによる影響を最小限に抑える対策を講じておりますが、災害などによる被害を被った場合は、当社の業績が影響を受ける可能性があります。 (9)環境問題 当社グループは産業廃棄物の処理に関する法律及び大気、水質、騒音、振動、土壌汚染等の環境諸法令の適用を受けており、環境基本方針・行動指針に基づき環境マネジメントシステムの下、環境保全活動を行っております。しかしながら、今後何らかの環境問題が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは脱炭素に向けた取り組みを推進しており、脱炭素関連の商品開発、アルミリサイクル材やグリーンアルミの積極的利用、太陽光発電による再生可能エネルギーの導入、燃料転換や先進製造設備の導入等を推進しており、更なる脱炭素化への対応が必要となる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,207字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の当社グループ(当社及び連結子会社)の業績は、主力とするビルサッシを中心とした建材事業分野においては、ビルサッシ事業全体の物件数は減少傾向にある中、大型都市開発などは増加傾向にあります。コスト面では、依然として続く建設資材の高騰や地金価格の高止まりの影響を受けております。また、労働人口の減少に関連した工期変更などの影響もあり事業環境の改善は見通せない状況が続いております。形材外販事業分野においては、加工品を中心に安定した収益基盤の構築に向けて引き続き歩みを進めておりますが、物量の減少など一部で懸念材料も見られます。一方、環境事業においては順調に推移いたしました。このような事業環境の下、全体としては減収となりましたがコスト上昇等の影響を吸収し増益を実現いたしました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度に比べ18億9千9百万円増加し、861億8千5百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ2億7千8百万円減少し、604億1千6百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ21億7千7百万円増加し、257億6千9百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の業績は売上高1,014億7千万円(前年同期比3.1%減)、営業利益27億7千8百万円(前年同期は営業利益24億7千5百万円)、経常利益27億9千6百万円(前年同期は経常利益27億4千2百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益20億3千2百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益22億2千5百万円)となりました。 セグメント毎の経営成績は次のとおりであります。 〔建材〕 建材事業においては、ビル新築事業の工期変更の影響を受け、売上高は716億3千9百万円(前年同期比4.9%減)と減収になりましたが、リニューアル事業が堅調に推移したことに加え、高付加価値活動の徹底やコストダウン活動などの収益改善施策に注力した結果、セグメント利益は37億5千2百万円(前年同期はセグメント利益34億5千5百万円)と増益になりました。 〔形材外販〕 形材外販事業においては、形材事業及び収益性の高い加工品事業の物量が減少したことなどに加え、原材料価格及びエネルギー価格の上昇などの影響を受け、売上高は225億2千2百万円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は2億6千2百万円(前年同期はセグメント利益3億6千6百万円)と減収減益になりました。 〔環境〕 環境事業においては、プラント部門は一部において工期の変更が見られたものの、新規プラント工事・メンテナンス工事で好調に推移したことに加え、薬剤部門が堅調に推移した結果、売上高は33億2千3百万円(前年同期比21.1%増)、セグメント利益は2億8千5百万円(前年同期はセグメント利益1億6千1百万円)と増収増益になりました。 〔物流〕 物流事業においては、営業倉庫の活用による取引拡大などが増収につながり、売上高は33億1千8百万円(前年同期比7.5%増)となったものの、上昇が続く燃料費や傭車費に対し、配車効率化や積載率向上などの施策がコスト抑制効果を発揮し、セグメント利益は3億9千5百万円(前年同期はセグメント利益4億2百万円)と微減に収まりました。 〔その他〕 その他事業には、不動産等がありますが、売上高は6億6千6百万円(前年同期比119.9%増)、セグメント利益3億6千9百万円(前年同期はセグメント利益1億8千2百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2億6千6百万円増加し、当連結会計年度末には123億5千7百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、28億5千3百万円(前年同期は7千4百万円の使用)となりました。これは主に売上債権の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、63億2千万円(前年同期は15億9千3百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は、38億円(前年同期は18億7千1百万円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建材(百万円)   70,225   95.1 形材外販(百万円)   22,522   96.9 環境(百万円)   2,297   127.1 合計(百万円)   95,045   96.1 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高 (百万円)   前年同期比(%)   受注残高 (百万円)   前年同期比(%) 建材   59,810   102.5   71,787   109.3 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建材(百万円)   71,639   95.1 形材外販(百万円)   22,522   96.9 環境(百万円)   3,323   121.1 物流(百万円)   3,318   107.5 報告セグメント計(百万円)   100,803   96.5 その他(百万円)   666   219.9 合計(百万円)   101,470   96.9 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の数値、各連結会計年度における収入・費用の数値に影響をおよぼす見積り計上を行っております。主に繰延税金資産、貸倒引当金、工事損失引当金、退職給付に係る負債、資産除去債務等に対し過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、これらの見積りについては、実際の結果と異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、受注状況は堅調に推移しており、収益改善施策などに引き続き取り組んでまいりましたが、工期変更の影響や諸資材価格の高騰、労働人口の減少などの要因は依然として続いており、厳しい事業環境の改善は見通せない状況が続いております。 (売上高) 建材事業については、ビル新築事業の工期変更の影響、また、形材外販事業については、収益性の高い加工品事業の物量減少がありました。その結果、当連結会計年度の売上高は、1,014億7千万円(前年同期比3.1%減)と減収になりました。 (営業利益) 建材事業における、高付加価値活動の徹底やコストダウン活動などの収益改善施策への注力の結果などにより、27億7千8百万円(前年同期比3億2百万円増)と増益になりました。 なお、セグメント別の売上高及び営業利益につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 営業利益は良化したものの、支払手数料の増加や、投資有価証券売却益が前連結会計年度より減少したこと等により、税金等調整前当期純利益は28億2千7百万円(前年同期比1千6百万円減)と減益になり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、税金費用が増加したことにより、20億3千2百万円(前年同期比1億9千3百万円減)と減益になりました。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は456億7千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億6千7百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が8億2百万円、原材料及び貯蔵品が15億5千万円増加し、売掛金が25億5千6百万円、契約資産が10億8百万円、電子記録債権が8億7百万円減少したことによるものであります。固定資産は405億1千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ40億6千7百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が32億9千3百万円、無形固定資産が4億2千1百万円増加したことによるものであります。この結果、総資産は861億8千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億9千9百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は367億6千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億7千6百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が21億5千4百万円、1年内償還予定の社債が32億円、契約負債が13億4千8百万円増加し、支払手形及び買掛金が14億9千2百万円、電子記録債務が39億3千6百万円減少したことによるものであります。固定負債は236億5千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億5千4百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が28億円増加し、社債が33億6千万円、退職給付に係る負債が3億4千6百万円減少したことによるものであります。この結果、負債合計は604億1千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億7千8百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は257億6千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億7千7百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が17億1千7百万円、その他有価証券評価差額金が5億1千6百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は29.6%(前連結会計年度末は27.7%)となりました。 (キャッシュ・フローの状況の分析・資本内容並びに資本の財源および資金の流動性に係る情報) 財務戦略の基本的な考え方 当社グループは、強固な財務基盤の構築を目指しながら、企業価値向上を図るため、収益や成長ができる事業へ資源を集中する戦略(事業ポートフォリオ戦略)を推進し、グループの経営資源を最適配分することを財務戦略の基本としております。 経営資源の配分に関する考え方 当社グループは、企業価値向上に資する経営資源の配分に努めます。 現預金および多様な資金調達の活用により、成長のための投資、株主還元の充実を図ってまいります。 資金需要の主な内容 当社グループの資金需要の主なものは、製品製造のための原材料、部品の購入、外注加工費、人件費等の営業活動資金と、持続的な成長のために商品競争力を高める研究開発投資や、生産性向上を図る設備投資を実施する投資活動資金となっております。 資金調達 当社グループの事業活動の維持および拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金および外部資金を調達し有効に活用しております。設備投資は営業キャッシュ・フローの範囲内とすることを基本としておりますが、多様な資金調達手段を活用し、金融機関からの借入やリースによる固定資産購入等を行っております。 (重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定) 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の測定並びに開示に与える影響のうち、将来事象の結果に依存するため確定できない金額については見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績や適切な仮定に基づいて合理的な判断を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。 繰延税金資産の回収可能性の判断にあたっては、受注状況、原材料価格や電力料金等の諸資材価格の高騰、米国とイランによる軍事衝突などの中東情勢の不安定化など地政学的リスクが継続しており、日本国内にも物価上昇や為替リスク、諸資材価格の高騰などの影響が続くものと見込まれることから、不確実性が高くなっており、連結財務諸表作成時点で入手可能な情報に基づいてこれらの不確実性を考慮した会計上の見積りを行っております。 なお、緊張感が増す世界情勢により発生する為替リスクの影響などが長期化することにより、上記仮定に変化が生じた場合には、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 当社グループは、収益性と資本効率の向上、並びにESG・サステナビリティを意識した経営を経営方針として位置づけております。 当連結会計年度においては、ビル新築事業の工期変更の影響、また形材外販事業については、収益性の高い加工品事業の物量減少などにより、売上高は1,014億7千万円(前年同期比3.1%減)と減収になり、高付加価値活動の徹底やコストダウン活動などの収益改善施策への注力などにより、営業利益は27億7千8百万円(前年同期比3億2百万円増)と増益になりました。 2026年度は、2030年に創業100年を迎えるにあたり、次の100年を生き抜くため、「収益面・経営面の双方で確固たる基盤を構築し、誰もが安定・安心できる企業グループとなる」ことを基本方針とした、中期経営計画を引き続き推進してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。