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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ナイス

Nice Corporation8089 · Standard · 卸売業

木材・建材を扱う建築資材商社から住宅事業まで手掛ける総合住宅関連企業。木材市場の運営も行う。

概要

ナイスは、神奈川県横浜市に本社を置く住宅資材の総合卸売商社である。木材・建材・住宅設備機器の卸売を中核とし、ホームセンターや工務店、ハウスメーカー向けに販売する。2025年3月期の連結売上高は2,431億円、営業利益46億円。連結従業員2,827名。1950年に市売木材株式会社として創業し、1962年に東京証券取引所第二部に上場した。グループは子会社33社と関連会社6社で構成される。

売上の約75%を占める建築資材事業

建築資材事業はナイスの最大セグメントであり、2026年3月期の売上高は1,935億円(全体の74.7%)を占める。同事業は木材、建材・住宅設備機器、木材市場の3部門からなる。木材部門では国産材と輸入材の調達・販売に加え、プレカット加工も手掛ける。建材・住宅設備機器部門ではサッシや断熱材などのエネルギー関連商品を中心に、工務店やゼネコン向けに提案営業を行う。木材市場部門は横浜に拠点を持ち、市場運営を通じて木材の流通を支える。建築資材事業の営業利益率は低く(2026年3月期で0.9%)、規模は大きいが収益性は住宅事業に劣る。

利益の稼ぎ頭となる住宅事業

住宅事業は2026年3月期の売上高549億円、営業利益38億円で、グループの営業利益の約73%を生み出す高収益セグメントである。同事業はマンション、一戸建住宅、管理その他の3部門で構成される。マンション部門では新築分譲に加え、中古マンションの買取再販事業「リナイス」が成長ドライバーとして位置づけられる。一戸建住宅部門では国産材100%の構造材を標準採用した分譲住宅と注文住宅を手掛ける。管理部門ではナイスコミュニティーとナイスアセットがマンション管理・賃貸管理を行う。2026年3月期は中古買取再販の契約戸数と売上計上戸数が増加し、事業全体で増収増益となった。

ソフトウェアと放送を抱えるその他事業

その他事業は2026年3月期の売上高106億円、営業利益13億円と、規模は小さいながらも高い営業利益率(12.6%)を示す。主な子会社として、木材店・建材店向け業務支援システムを開発するナイスコンピュータシステム、有線テレビ放送事業を営むYOUテレビがある。YOUテレビは横浜を中心に一般放送事業を展開する。また、建築工事事業を行うナイスユニテックもこのセグメントに含まれる。これらの事業は本業の建築資材・住宅と直接的なシナジーは限定的だが、グループ全体の安定した収益源となっている。

33の子会社で構成されるグループ体制

ナイスの連結グループは、当社と子会社33社、関連会社6社から成る。建築資材分野では、プレカット加工のナイスプレカット、建材販売のセレックスやアルボレックス、三友、伊予木材を傘下に持つ。住宅分野では、中古マンション買取再販のリナイス、建設請負の菊池建設、管理業務のナイスコミュニティーとナイスアセットが主力子会社である。その他分野では、システム開発のナイスコンピュータシステム、放送のYOUテレビが連結される。持株会社体制は2007年に「すてきナイスグループ」として導入したが、現在は事業持株会社としてナイスが直接事業を営む。

業界の中での役割は住宅関連の川上から川下までを担う商社・ディベロッパーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,592億円
営業利益
53億円
営業利益率
2.0%
純利益
26億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建築資材(木材)主力

木材の調達、木材製品等の販売、製造及び加工を行っています。プレカット等の加工を通じて、住宅建築を支える材料供給を担っています。

主な製品・サービス1
木材製品(プレカット材等)
住宅建設に用いる木材を調達・加工して供給。プレカットにより現場での加工を省力化します。

02建築資材(建材・住宅設備機器)主力

建材・住宅設備機器等の販売、製造及び施工を行っています。住宅建築やリフォームに必要な幅広い建材を提供します。

主な製品・サービス1
建材・住宅設備機器
住宅向けの建材、キッチンやバスなどの住宅設備機器を取り扱います。施工も手掛けます。

03住宅(マンション)主力

新築マンションの販売及び中古マンションの買取再販事業を行っています。リナイス株式会社などを通じて展開。

主な製品・サービス1
マンション(新築・中古再生)
新築マンションの分譲と、中古マンションを買い取って再販する事業。

04住宅(一戸建て住宅)準主力

新築一戸建住宅の販売及び注文住宅の建築請負を行っています。菊池建設株式会社などが担います。

主な製品・サービス1
一戸建住宅(建売・注文)
建売住宅の販売と、顧客の要望に応じた注文住宅を建築します。

05住宅(管理その他)副次

マンション等の総合管理や賃貸の仲介・管理を行っています。グループ会社が担い、ストック型ビジネスを構成します。

主な製品・サービス1
マンション管理・仲介
マンションの管理業務や賃貸仲介、管理を提供します。

06その他(ソフトウェア・放送)その他

ソフトウェアの開発・販売や一般放送事業などを行っています。本業である建築資材・住宅事業とは異なる周辺事業です。

製品と技術

国産材と輸入材を扱う木材・プレカット加工

木材部門は、国産材と北米・欧州からの輸入材を調達し、製材品や合板などを販売する。子会社のナイスプレカットでは、木材躯体材の機械加工(プレカット)を行う。1996年に開発した「テクノストラクチャー」は、木材と鉄骨を組み合わせた複合梁を用いる工法で、大スパン空間を可能にする。2025年4月にはウッドファースト株式会社の敷地内に新工場が稼働し、プレカット能力を増強した。また、2026年1月には株式会社山大と業務提携し、国産木材の供給体制をさらに拡充している。

ZEH対応を強化した建材・住宅設備機器

建材・住宅設備機器部門では、サッシ、断熱材、太陽光発電システムなどエネルギー関連商品を中心に取り扱う。建築物省エネ法の改正に対応し、工務店向けにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化の提案を強化する。子会社のセレックス、アルボレックス、三友、伊予木材を通じて、地域の建材流通網を活用する。特販事業部ではゼネコンや住宅メーカー向けに大口販売を行い、住宅システム事業部ではハウスメーカー向けに一括調達サービスを提供する。

中古マンション買取再販と木質化リノベーション

住宅事業のマンション部門では、リナイス株式会社が中古マンションの買取再販を手掛ける。買い取った物件をリノベーションし、木質化リノベーションブランド「RIZ WOOD(ライズウッド)」として販売する。新築分譲マンションでは免震構造や耐震等級2の「強耐震」構造を標準採用し、ZEH-M Orientedの認証を得ることで省エネ性能を高める。共用部の木質化にも積極的で、環境配慮型の物件を訴求する。一戸建住宅では分譲住宅の構造材に国産材100%を標準採用し、注文住宅も請け負う。

業務支援システムと地域情報放送

その他事業の柱として、ナイスコンピュータシステムが木材店・建材店向けの業務支援システムを開発・販売する。1984年に子会社化以来、業界特化型のソフトウェアを提供する。YOUテレビは横浜市を中心に有線テレビ放送事業を運営し、地域の情報インフラとして機能する。1993年の開局以来、加入世帯向けに番組を配信するほか、電気通信事業も行う。これらの事業はグループの売上に占める割合は小さいが、安定した収益を生み出している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

建材卸で中堅、収益性低位

ナイスは建材・住宅設備機器の卸売を主力とする企業。売上高2,400億円超と中堅規模だが、営業利益率は2%前後と低い。同業のリョーサン菱洋ホールディングスなどと比べ、規模は見劣りする。国内の住宅着工数の影響を受けやすく、建設需要の変動に収益が左右される。また、卸売業として差別化が難しく、物流効率化やプライベートブランド強化により利益率向上を目指している。

強み

  • 建材・住宅設備からリフォーム関連まで多岐にわたる品揃えを誇る。
  • 全国に配送拠点を持ち、顧客への安定供給が可能。
  • 各地の工務店やホームセンターと強固なリレーションを構築。
  • 長年の事業で培った信頼性により、リピート顧客が多い。

課題

  • 卸売業の特性上、売上総利益率が低く、営業利益率2%未満と低迷。
  • 住宅着工や建設投資の動向に業績が左右される。
  • 同業他社との競合が激しく、独自性を打ち出しにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がナイス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19270バリュエンスホールディングス275億円10.0倍
28275フォーバル273億円17.3倍
33388明治電機工業271億円9.5倍
48041OUGホールディングス259億円4.7倍
57417南陽252億円10.0倍
68089ナイス245億円9.2倍
77481尾家産業241億円7.7倍
88057内田洋行240億円9.5倍
98076カノークス236億円9.7倍
103023ラサ商事230億円9.1倍
119982タキヒヨー226億円13.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

木材の受託販売から出発した1950年

1950年6月、横浜市において市売木材株式会社を設立した。同月に木材事業部を開設し、木材の受託販売を開始する。創業当初は木材の委託販売が主業務であり、木材流通の川上部分を担っていた。この時点では建材や住宅事業は手掛けておらず、純粋な木材商社であった。1959年4月には建材事業部を開設し、建築資材の取扱いを開始、事業の幅を広げる。1962年2月には外材事業部を開設、輸入木材の取扱いを始める。同年7月、東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。

建材・不動産・管理へ多角化した1970年代

1971年3月、商号を日栄住宅資材株式会社に変更。同年7月には住宅事業部を開設し、マンション分譲事業に進出する。1972年4月には日栄不動産株式会社を設立、一戸建住宅の分譲事業を開始した。さらに1974年6月にはニックホームサービス(現ナイスコミュニティー)を設立し、マンション管理事業を立ち上げる。1977年1月には不動産仲介事業も開始。この10年間で、木材卸売から住宅関連の不動産開発・管理へと事業領域を急速に拡大した。1973年5月には東証市場第一部銘柄に指定され、株式市場での評価も高まった。

米国現地法人と物流拠点を整備した1980年代

1979年7月、米国オレゴン州にポートランド駐在員事務所を開設し、北米材の開発を強化する。1985年1月には同事務所を現地法人化し、Nichiei America Corporation(現Nice Incorporated)を設立、北米での木材調達体制を確立した。1980年2月には特販事業部を開設、ゼネコンや住宅メーカー向けの建築資材販売を開始する。1986年5月には埼玉県越谷市に6,000坪の越谷物流センターを開設、ハウスメーカー等の建築現場への総合物流拠点とした。1984年12月にはエス・イー企画(現ナイスコンピュータシステム)を子会社化し、木材店向け業務支援システムの開発に乗り出す。

テクノストラクチャーと放送事業に進出した1990年代

1992年4月、システム流通事業部(現住宅システム事業部)を開設し、ハウスメーカー向け建築資材販売を強化。1992年6月には日榮ユニテック(現ナイスユニテック)を設立し、建築工事事業に参入する。1993年10月には横浜アーバンテレビジョン(現YOUテレビ)が開局し、一般放送事業を開始。1996年3月にはテクノワークスを設立、木材と鉄骨の複合梁を用いた「テクノストラクチャー」工法の販売を開始した。1995年10月には商号をナイス日榮株式会社に変更、三事業本部制を導入。2000年2月にはナイスプレカットが木材躯体材の機械加工・販売を開始し、川下の加工分野に進出した。

持株会社体制へ移行した2000年代

2000年10月、商号をナイス株式会社に変更。2007年6月にはすてきナイスグループ株式会社に商号変更し、持株会社体制に移行した。会社分割により、事業は分割設立されたナイス(旧)に承継された。この再編により、グループ全体の経営管理と事業運営を分離した。2006年5月にはメタルフィット(現ナイスプレカット)を子会社化し、プレカット能力を増強。2008年2月までに熊野・丹沢・川根・猪苗代・徳島の5つの「森」を取得し、環境貢献のための山林保全に着手した。2009年8月にはリナイス株式会社を設立し、中古マンションの買取再販事業を開始する。

中古マンション買取再販を成長エンジンとした2010年代以降

2010年1月、ナイス(旧)の組織改革により資材事業本部と住宅事業本部の二事業本部制に改編。その後、住宅事業では中古マンション買取再販が成長ドライバーとなり、リナイスを中心に事業を拡大する。2025年3月期の連結売上高2,431億円に対し、翌2026年3月期には2,591億円に増加。中期経営計画「Road to 2030」では、2030年3月期に売上高3,000億円、営業利益75億円を目標に掲げる。同事業計画では、株主還元50億円、新規事業投資145億円、成長投資120億円以上のキャッシュアロケーションを公表している。

年表35件を開く

1950年代

  • 1950年6月創業市売木材株式会社を設立。
  • 1950年7月木材事業部を開設し、横浜市において木材の受託販売を開始。
  • 1959年4月建材事業部を開設し、建築資材の取扱いを開始。

1960年代

  • 1962年2月外材事業部を開設し、輸入木材の取扱いを開始。
  • 1962年7月上場東京証券取引所市場第二部に上場。

1970年代

  • 1971年3月商号変更日栄住宅資材株式会社に商号変更。
  • 1971年7月住宅事業部を開設し、マンション分譲事業を開始。
  • 1972年4月創業日栄不動産株式会社を設立、一戸建住宅の分譲事業を開始。
  • 1973年5月東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定。
  • 1974年6月ニックホームサービス株式会社(現ナイスコミュニティー株式会社<連結子会社>)を設立、マンション管理事業を開始。
  • 1977年1月鶴見仲介営業所を開所し、不動産仲介事業を開始。
  • 1979年7月米国オレゴン州にポートランド駐在員代表事務所を開設し、北米材の開発を強化。

1980年代

  • 1980年2月特販事業部を開設し、ゼネコンやデベロッパー、住宅・家電・自動車メーカー等各メーカー向けの建築資材販売を開始。
  • 1980年6月熊野の森(和歌山県新宮市)を取得。木材流通を事業のルーツとする会社として、利益の一部を山林に還元する考えのもと、環境貢献の一環で山林の保全・育成に着手。
  • 1984年12月株式会社エス・イー企画(現ナイスコンピュータシステム株式会社<連結子会社>)の株式を取得、子会社とし、木材店・建材店用の業務支援システムの開発及び販売を開始。
  • 1985年1月ポートランド駐在員代表事務所を改組、現地法人とし米国オレゴン州にNichiei America Corporation(現 Nice Incorporated<連結子会社>)を設立。
  • 1986年5月越谷物流センター(埼玉県越谷市・6,000坪)を開設、ハウスメーカー等の建築現場への総合物流を行う拠点とする。
  • 1987年7月創業日榮ホームプラザ株式会社(現当社不動産流通事業部リノベーション営業部)を設立、リフォーム事業を開始。
  • 1988年9月日榮賃貸情報サービス株式会社(現ナイスアセット株式会社<連結子会社>)を設立、不動産賃貸管理事業を開始。
  • 1988年10月M&A日榮不動産株式会社に商号変更。日栄不動産株式会社を吸収合併し、住宅資材事業本部と不動産開発事業本部の二事業本部制に改編。

1990年代

  • 1990年6月丹沢の森(神奈川県厚木市)を取得。
  • 1992年4月M&A特販事業部と外材事業部の一部を統合し、システム流通事業部(現住宅システム事業部)を開設し、ハウスメーカー向けの建築資材販売を開始。
  • 1992年6月日榮ユニテック株式会社(現ナイスユニテック株式会社<連結子会社>)を設立、建築工事事業を開始。
  • 1993年10月横浜アーバンテレビジョン株式会社(現YOUテレビ株式会社<連結子会社>)が開局、一般放送事業を開始。
  • 1995年10月商号変更ナイス日榮株式会社に商号変更。市場事業本部・資材事業本部・住宅事業本部の三事業本部制に改編。
  • 1996年3月テクノワークス株式会社<連結子会社>を設立、木材と鉄骨の複合梁を用いた工法「テクノストラクチャー」の販売事業を開始。

2000年代

  • 2000年2月ナイスプレカット株式会社<連結子会社>が木材躯体材の機械加工・販売事業を開始。
  • 2000年10月商号変更ナイス株式会社に商号変更。
  • 2001年3月川根の森(静岡県島田市)を取得。
  • 2006年5月株式会社メタルフィット(現ナイスプレカット株式会社<連結子会社>)の株式を取得し、子会社とする。
  • 2007年6月猪苗代の森(福島県郡山市)を取得。
  • 2007年10月商号変更すてきナイスグループ株式会社に商号変更。持株会社体制に移行し、会社分割により、ナイス株式会社(旧)に事業を承継。
  • 2008年2月徳島の森(徳島県那賀町)を取得。
  • 2009年8月横浜地所株式会社(現リナイス株式会社<連結子会社>)を設立、中古マンションの買取再販事業を開始。

2010年代

  • 2010年1月ナイス株式会社(旧)の組織改革により資材事業本部と住宅事業本部の二事業本部制に改編。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年3月期まで3,000億円
  • 営業利益2030年3月期まで75億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2030年3月期まで45億円
  • ROE2030年3月期まで6.0%超
  • ROA2030年3月期まで2.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの最適化

    新築市場の縮小に対応するため、既存住宅流通、非住宅、生活関連領域へ事業ポートフォリオをシフトし、周辺収益事業や新たな成長領域への投資を進める。

  2. 02

    国産木材の供給拡大と新価値創出

    エコマテリアルである国産木材の供給体制を拡充し、非住宅・非建築分野への用途拡大など木材の新たな価値を創出する。

  3. 03

    周辺収益事業の拡大

    中古マンション買取再販事業の拡大、一棟収益不動産事業や賃貸管理事業の拡大、非住宅木造建築の受注拡大に取り組む。

  4. 04

    キャッシュ・アロケーション計画の実行

    中期経営計画期間中に株主還元50億円以上、新規事業投資145億円以上、既存事業成長投資120億円以上を配分する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,827人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は666万円で、9期前と比べて14.3%平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は18.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,420
2018年3月2,506
2019年3月77748.524.72,665
2020年3月62243.917.92,495
2021年3月65843.218.72,457
2022年3月66344.618.62,534
2023年3月68844.418.82,431
2024年3月73244.618.82,504
2025年3月68744.218.52,816163
2026年3月66644.318.22,827187

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率38.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社33(国内 31 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社他 — 横浜市鶴見区他3,975億円
その他
徳島製材工場(徳島県小松島市) — 注41,822億円
建築資材
浜松市場・営業所(静岡県磐田市) — 注4130億円
横浜市場・営業所・物流センター — 横浜市金沢区3,553百万円
建築資材
越谷物流センター — 埼玉県越谷市2,146百万円
関東物流センター — 埼玉県入間郡越生町2,019百万円
小牧市場・営業所 — 愛知県小牧市1,729百万円
大阪営業所・物流センター(大阪府寝屋川市) — 注31,586百万円
ナイスビル(本社ビル) (横浜市鶴見区) — 注31,398百万円
建築資材 住宅 その他 全社的管理業務
福岡市場・営業所 — 福岡県糟屋郡志免町1,382百万円
ほか17件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ナイスプレカット株式会社
    横浜市 鶴見区
    議決権100.0%
  • 海外
    Nice International Canada Corporation (注)3
    カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー
    議決権100.0%
  • 国内
    テクノワークス株式会社
    横浜市 鶴見区
    議決権55.0%
  • 国内
    ウッドファースト株式会社
    徳島県 小松島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ホクリク住材株式会社
    富山県 高岡市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社菱元屋
    新潟県 妙高市
    議決権79.4%
  • 国内
    株式会社アルボレックス
    徳島県 阿南市
    議決権80.0%
  • 国内
    ノブレスキッチン株式会社
    川崎市 中原区
    議決権85.5%
  • 国内
    伊予木材株式会社
    愛媛県 大洲市
    議決権75.4%
  • 国内
    株式会社大洲製材所(注)3
    愛媛県 大洲市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三友(注)3
    徳島県 徳島市
    議決権60.8%
  • 国内
    ナイス原木流通株式会社
    徳島県 小松島市
    議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
  • セレックスホールディングス株式会社名古屋市 西区86%
  • 株式会社セレックス(注)3名古屋市 西区100%
  • 旭建材株式会社三重県 津市92%
  • ナイスコミュニティー 株式会社横浜市 鶴見区100%
  • ナイスアセット株式会社横浜市 鶴見区100%
  • リナイス株式会社横浜市 鶴見区100%
  • プレステージホーム沖縄 株式会社沖縄県 沖縄市60%
  • 菊池建設株式会社横浜市 鶴見区100%
  • 株式会社新井商事ビル管理東京都 足立区100%
  • ナイスユニテック株式会社横浜市 鶴見区100%
  • ナイスコンピュータ システム株式会社横浜市 鶴見区100%
  • ナイスビジネスサポート 株式会社(注)4沖縄県 那覇市100%
  • SDロジ株式会社埼玉県 越谷市100%
  • Nice Incorporated (注)2米国オレゴン州 ポートランド100%
  • YOUテレビ株式会社(注)2横浜市 鶴見区65%
  • プロパティオン株式会社(注)3横浜市 鶴見区70%
  • クロダハウジング パートナーズ株式会社長崎県 諫早市39%
  • 秋山木材産業株式会社千葉県 習志野市35%
  • 株式会社かつら木材商店和歌山県 西牟婁郡100%
  • 横浜不動産情報株式会社横浜市 西区34%
  • 株式会社ウッドエンジニアリング横浜市 西区50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,592億円営業利益53億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.6%、利益が+15.2%。

売上高
+6.6%
2,592億円
営業利益
+15.2%
53億円
純利益
-10.3%
26億円
営業利益率
2.0%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,700億円2,592億円
営業利益57億円53億円
純利益32億円26億円
1株あたり配当¥79¥79

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は627億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.7%、営業利益は+300.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q64918
2024年1Q49510.221
2024年2Q52630.64
2024年3Q57471.26
2024年4Q66411
2025年2Q1,05350.51
2025年4Q1,378413.028
2026年2Q1,196121.07
2026年4Q1,396412.919
2027年1Q62740.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,274億円から2,592億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は2.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,274189
2014年3月2,7061910
2015年3月2,337−4−5
2016年3月2,42893
2017年3月2,5028−1
2018年3月2,417−2−2
2019年3月2,44284
2020年3月2,5154−38
2021年3月2,1413920
2022年3月2,2959645
2023年3月2,3634938
2024年3月2,2594342
2025年3月2,43146431.929
2026年3月2,59253522.026

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,592億円のうち、営業利益として残るのは53億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.0%2,230億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.9%309億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%53億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.6pt
4.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−32億円、投資CFが−46億円で、差し引きのフリーCFは−78億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は218億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−36−27−112−63235
2014年3月139−65−1674293
2015年3月−106−3692−142263
2016年3月−47−4−10−51212
2017年3月−1−3129−32210
2018年3月15−52−7−37166
2019年3月21−284−7163
2020年3月14755−169202196
2021年3月158−6−70152276
2022年3月17−74310330
2023年3月130−23−60107373
2024年3月1016−66107415
2025年3月−49−750−124291
2026年3月−32−464−78218

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,735億円。このうち返さなくてよい自己資本が652億円で、自己資本比率は34.3%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,6364201,21624.7
2014年3月1,7334391,29424.1
2015年3月1,7744461,32824.1
2016年3月1,7514331,31823.3
2017年3月1,8084451,36323.1
2018年3月1,7904441,34623.2
2019年3月1,7924361,35622.5
2020年3月1,4873601,12721.9
2021年3月1,4393921,04725.2
2022年3月1,5794851,09428.8
2023年3月1,5675141,05330.6
2024年3月1,6135701,04332.8
2025年3月1,7106171,09432.9
2026年3月1,7356521,08334.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
214億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
211億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,083億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
37
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中22位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中247位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.5%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,003で、1年前と比べて+9.1%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥2,003-0.6%1ヶ月+3.7%1年+9.1%時価総額245億円
過去52週の値幅
安値¥1,738高値¥2,454

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.2倍
PER (会社予想)7.3倍
PBR0.39倍
配当利回り3.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月初めの1848円から緩やかに上昇し、8月14日には1950円と1ヶ月で5.5%上昇。25日移動平均線(1915.96円)を約1.8%上回り、短期トレンドは上向き。一方、200日線(1925.5円)をかろうじて上回る状態で、中長期では方向感が定まらない。52週高値の2454円からは20.5%低い。出来高は低水準で、8月10日に6800株とやや増加。RSIは68.59でやや過熱気味。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは8.94倍で業界平均18.22倍の約半分。予想PER7.1倍とさらに低く、割安感が強い。PBR0.38倍は大きく1倍を下回り、業界平均1.26倍に対しても圧倒的に低い。ROE4.5%は決して高くないが、配当利回り4.05%は業界平均2.92%を上回り、株主還元が手厚い。直近の売上高は増加しており、2026年3月期も増収見込みだが、営業利益率は2%未満と低水準。割安だが収益性改善が課題で、総合的に割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.2倍17.9倍
PER (予想)7.3倍
PBR0.39倍1.24倍
ROE4.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

住宅市場の動向と、同社の収益性改善が論点。強気派は、住宅需要の回復やリフォーム需要の堅調さを材料視し、増収効果を期待する。一方、弱気派は、住宅着工の減少傾向や資材価格高騰によるマージン圧縮を懸念する。2026年3月期は売上高2,592億円と増収予想ながら、営業利益率2.04%と低水準で、収益力の改善が課題。

プラスに働く材料7
  • 住宅需要回復

    2026年3月期売上高予想は2,592億円と増収、住宅市場の持ち直しを反映。

  • 低評価株

    PER8.94倍、PBR0.38倍と割安で、配当利回り4.05%と高水準。

  • 安定した配当

    過去3期の純利益は38→42→29億円と変動あるが、配当は安定して継続。

  • 2026年3月期の増収増益通年影響

    営業利益46→53億円、売上高2431→2592億円と拡大。営業利益率も1.89%→2.04%へ改善。

  • 予想PER7.1倍の利益回復期待決算発表後影響

    実績PER8.94倍、予想PER7.1倍。市場は最終増益を織り込んでいない。

  • PBR0.38倍の資産価値継続影響

    PBR0.3783倍は純資産の6割安。ROE4.5%が改善すれば大きく見直される。

  • 配当利回り4.05%の高利回り継続影響

    4.05%の配当利回りが投資家の下値支持につながる。

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率は2025年3月期1.89%、2026年予想2.04%と低い。

  • 住宅着工減

    新設住宅着工戸数の減少が続けば、住宅資材需要に影響。

  • 資材高騰

    原材料価格の上昇により仕入れコストが増加し、マージン圧縮の恐れ。

  • 純利益42→29→26億円の2期連続減益通年影響

    売上増にもかかわらず純利益は減少。最終損益の悪化が続けば株価重荷。

  • 営業利益率2%未満の低収益体質継続影響

    営業利益率1.89%→2.04%と低水準。コスト上昇で減益リスク。

  • ROE4.5%の低資本効率通年影響

    ROE4.5%は資本コストを下回る可能性があり、PBR低水準の要因。

  • 外国人保有3.18%の低い流動性不定影響

    外国人保有3.18%と低く、株主構成が偏る。売り注文に弱い需給構造。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
住宅市場の需要動向と卸売事業の拡大を確認するため。
営業利益率
販売管理費の効率化やマージン確保の進捗を測るため。
住宅着工統計
需要基盤である住宅市場の先行指標になるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり79で、前期から+10.8%いまの株価に対する利回りは3.94%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥79
1株あたり
配当利回り
3.94%
いまの株価に対して
配当性向
30.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4060.6
2018年3月30−25.023.6
2021年3月90200.05.1
2022年3月50−44.447.8
2023年3月40−20.015.8
2024年3月6050.020.2
2025年3月658.357.7
2026年3月7210.830.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥79

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,241人。区分でいちばん多いのは事業法人47.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が69.9%を占め、残る30.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人27.543.346.948.350.347.1
個人・その他26.022.624.124.025.826.5
金融機関38.229.826.324.119.722.9
外国法人7.33.72.32.83.33.2
証券会社1.10.60.40.70.80.3
自己株式2.92.33.13.12.60.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ヤマダホールディングス17.15
02技研ホールディングス株式会社16.66
03株式会社日本カストディ銀行(信託E口)5.14
04株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.79
05株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.79
06ナイス従業員持株会2.80
07株式会社りそな銀行2.73
08明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.63
09吉野石膏株式会社2.17
10パナソニックハウジングソリューションズ株式会社1.72

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    3.79%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2207%、1株純資産は14期で+1115%。直近期のROEは4.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月94212.325.958.9
2014年3月1084,4552.521.089.7
2015年3月−484,55331.2
2016年3月314,3550.745.766.1
2017年3月−74,45660.6
2018年3月−164,43023.6
2019年3月394,2910.922.7
2020年3月−4043,474
2021年3月2163,9045.98.75.1
2022年3月4113,85611.04.847.8
2023年3月3214,0708.14.315.8
2024年3月3564,4898.35.120.2
2025年3月2434,7395.36.557.7
2026年3月2185,1194.59.530.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額294百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
杉田理之取締役会長6827,000
津戸裕徳取締役社長(代表取締役)5314,300
原口洋一取締役6411,800
清水利浩取締役6010,500
田部博取締役609,500
鈴木信哉取締役69
小久保崇取締役52
濱田清仁取締役68
田村潤取締役76
筧悦子取締役69
森隆士監査役(常勤)594,200
鈴木耕典監査役(常勤)50
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
中川秀宣監査役58
野間幹晴監査役51
柴山珠樹監査役66
桃渓崇取締役564,600
上野尚哉取締役514,800

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5137471620140
社外監査役4393910
社外取締役539398
監査役1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容632字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社33社及び関連会社6社で構成されております。当社グループの営む主な事業内容、当該事業に係る位置付けは以下のとおりであります。以下の事業区分と「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分は同一であります。 (1) 建築資材 ①木材 木材の調達、木材製品等の販売、製造及び加工を行っています。 (主要会社)当社及びナイスプレカット株式会社 ②建材・住宅設備機器 建材・住宅設備機器等の販売、製造及び施工を行っています。 (主要会社)当社、株式会社セレックス、株式会社アルボレックス、株式会社三友及び伊予木材株式会社 ③木材市場 当社は木材市場の経営を行っています。 (2) 住宅 ①マンション 新築マンションの販売及び中古マンションの買取再販事業を行っています。 (主要会社)当社及びリナイス株式会社 ②一戸建住宅 新築一戸建住宅の販売及び注文住宅の建築請負を行っています。 (主要会社)当社及び菊池建設株式会社 ③管理その他 マンション等の総合管理、マンション等の賃貸の仲介及び管理を行っています。 (主要会社)ナイスコミュニティー株式会社及びナイスアセット株式会社 (3) その他 ソフトウェアの開発及び販売、一般放送事業等を行っています。 (主要会社)ナイスコンピュータシステム株式会社、YOUテレビ株式会社 事業の系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,739字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、当社グループのビジョン、企業理念、経営方針及び行動指針を以下のとおり定めています。 ビジョンは当社グループが目指す姿であり、企業理念は全ての活動の礎です。企業理念を具現化するために、「誠実」「成長と進化」「社会課題の解決」を経営方針として定めています。 これらの理念体系のもと、経済価値、社会価値、環境価値の向上を図ってまいります。 (2) 経営方針 ① 誠実 当社グループの基本的な姿勢であり、行動指針や行動倫理規範を通じて社員一人ひとりの行動として体現されます。 ② 成長と進化 当社グループの経営戦略であり、持続的な企業価値向上に向けた具体的な戦略として、中期経営計画に反映させています。 ③ 社会課題の解決 当社グループの社会的存在意義であり、事業活動を通じて、社会課題の解決に貢献していきます。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 国内経済につきましては、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大などを背景に、引き続き緩やかな回復基調で推移することが期待されます。しかしながら、物価上昇の継続に伴う実質賃金の低下が個人消費に及ぼす影響や、地政学的リスクの増大、海外経済の不確実性など、先行きは依然として不透明な状況にあります。 住宅関連業界におきましては、新築市場において、建築基準法および建築物省エネ法の改正に伴う反動減による落ち込みからの回復が見込まれるものの、人口減少に伴う中長期的な新設住宅着工戸数の減少トレンドは継続しております。加えて、住宅価格の高騰や金利上昇懸念もあり、予断を許さない状況が続くものと予想されます。 このような環境下において、当社グループは、「中期経営計画 Road to 2030」(計画期間は2026年3月期から2030年3月期)に基づき、木材流通の川上から川下までを支えてきた強固な事業基盤を活かし、住まいのみならず「暮らし」領域において価値を提供する事業体への進化を目指しております。具体的には、新築市場の縮小に対応すべく、既存住宅流通、非住宅、そして「暮らし」領域へと事業ポートフォリオの最適化を推進しております。建築資材事業におきましては、エコマテリアルである国産木材の供給体制を拡充させるとともに、非住宅・非建築分野への用途拡大など、木材の新たな価値創出に取り組んでおります。住宅事業におきましては、中古マンション買取再販事業のさらなる拡大に加え、一棟収益不動産事業や賃貸管理事業の拡大、非住宅木造建築の受注拡大など、周辺収益事業群および新たな成長領域へのシフトを着実に進めております。 これら成長ドライバーとなる各施策を確実に実行し、環境変化に即した事業構造へと柔軟に転換を図ることで、持続的な成長と企業価値の向上に邁進してまいります。 (4) 中期経営計画 Road to 2030 ① 経営戦略 中長期的な事業ポートフォリオの方向性 収益基盤である既存のコア事業の深化と、成長性が見込まれるコア事業の周辺事業への投資、更には将来的な成長基盤の創造を見据えた投資を行ってまいります。 ② 当社グループの競争優位性 外部環境の変化を踏まえて、「安定的な供給体制と豊富な顧客基盤」「専門性の高い人材とイノベーション力」「木材活用による脱炭素社会への貢献」の三つの強みをベースに事業の競争優位性を発揮してまいります。 ③ 課題認識に基づく成長ドライバー 現状の課題認識やナイスグループの競争優位性に基づき、次に掲げる成長ドライバーで取り組みの更なる推進を図ります。 ④ キャッシュ・アロケーション 「Road to 2030」の期間におけるキャッシュ・フロー及び資金調達を原資とし、株主還元に50億円以上、新規事業投資に145億円以上、既存事業の成長投資に120億円以上を充ててまいります。 ⑤ 定量目標 計画直前期   計画期間 2025年3月期実績   2026年3月期実績   2027年3月期予想   2028年3月期計画   2030年3月期計画 売上高   2,430億円   2,591億円   2,700億円   2,800億円   3,000億円 営業利益   46億円   53億円   57億円   65億円   75億円 親会社株主に帰属する当期純利益   28億円   25億円   32億円   35億円   45億円 ROE   5.3%   4.5%   5.3%   6.0%超 EBITDA ※   66億円   79億円   83億円   90億円   100億円 EBITDA(累積)   ―   79億円   162億円   252億円   420億円 ROA   1.7%   1.5%   1.8%   2.0%以上 「Road to 2030」の最終年度である2030年3月期は、売上高3,000億円、営業利益75億円、親会社株主に帰属する当期純利益45億円を定量目標としております。 また、主要な財務指標として、計画期間中の投資活動を踏まえ、減価償却費及びのれん償却額を営業利益に加算して本業の収益力を示すEBITDA、資産の効率性を示すROAを設定しております。 ※ EBITDA:営業利益+減価償却費+のれん償却額 なお、上記定量目標は、中期経営計画策定時において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 ⑥ 株主還元 2025年3月期実績   2026年3月期実績   2027年3月期予想   2028年3月期計画   2029年3月期計画   2030年3月期計画 1株当たり 配当額   65円   ※1  72円   79円   86円   93円   100円 配当金の総額 ※2   771百万円   872百万円   967百万円   1,052百万円   1,138百万円   1,224百万円 ※1 2026年3月期の剰余金の配当72円のうち、期末配当44円については、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)であります。 ※2 2027年3月期以降は、2026年3月期末発行済株式数(自己株式控除後(株式給付信託により信託が保有する自己株式を除く))により算出しています。
事業等のリスク8,169字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1) リスクマネジメントの考え方 当社は、当社グループ全体の企業価値を持続的に向上させるため、事業活動に関連する内外の様々なリスクを適切に管理するための体制を構築しています。また、事業活動に重大な影響を及ぼすリスクが顕在化した際の損失を低減させるための活動を行います。 (2) リスクマネジメントの体制 当社グループは、スリーラインモデルの考え方に基づくリスクマネジメント体制を構築しており、リスク管理に関する取組は、取締役会が監督するサステナビリティ委員会が統括しております。 第一ラインとして、当社の各拠点及びグループ各社ごとに任命したリスクマネジメントリーダーが事業にかかる現場部門でのリスクを管理しています。第二ラインとして、コンプライアンス・リスク管理部会がリスクマネジメントリーダーから集約した現場部門でのリスクを評価・把握するとともに、マテリアリティ部会及び2025年6月に新設した人的資本部会が中長期的な全社レベルのリスクや人的リスクを特定し、これらの専門部会の連携により必要な対策をサステナビリティ委員会に報告することとしております。また、第三ラインとして、内部監査室が第一ラインと第二ラインから独立した立場で、リスク管理体制・状況を監査しております。 リスクマネジメント体制の概略 視点   名称   役割等   主な所管部署 現場部門   リスクマネジメントリーダー   ・各拠点・グループ会社ごとに任命。各現場におけるリスクの把握、評価、対応策の実施   各部門 安全衛生管理者   ・各拠点・グループ会社ごとに任命。各現場における労働安全衛生にかかわるリスクの発見、報告・対策の実施   各部門 コンプライアンス・リスク管理部会   ・各リスクマネジメントリーダーから報告されたリスクの集約、評価、把握及び対応計画の作成と進捗管理・各リスクマネジメントリーダーの指導・教育   総務部・法務部資材・住宅事業本部ナイスコミュニティーYOUテレビ ナイスグループ中央安全衛生委員会   ・物流・製造・施工管理等の分野における労働安全衛生リスクの集約、評価、把握及び対応計画の作成と進捗管理・各安全衛生管理者の指導・教育   総務部・人事部建築工事・物流部門等 管理部門   マテリアリティ部会   ・外部環境や各種モニタリング指標の分析等を通じた中長期的な全社レベルのリスクの特定及び対応計画の作成と進捗管理   経営企画部・経理部DX推進部サステナブル推進部等 人的資本部会   ・採用、労務、評価、ハラスメント等の人事領域におけるリスクの集約、評価、把握及び対応計画の作成と進捗管理   人事部資材・住宅事業本部ナイスコミュニティー (3) 主要なリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に及ぼす影響については、具体的な内容を見積もることが困難であるため、記載しておりません。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 住宅・不動産市場の動向に関するリスク 当社グループの事業は、国内の経済状況及び住宅・不動産市場の動向に大きく依存しています。そのため、何らかの要因により国内経済が悪化し、需要の後退が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、人口減少や少子高齢化に伴う新設住宅着工戸数の減少といった市場構造の変化はすでに現れはじめており、今後さらにこの傾向が急激に深刻化した場合には、当社グループの業績に中長期的な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、「中期経営計画 Road to 2030」に基づき、国産木材の供給体制の強化やストックビジネス、非住宅分野の拡充を通じて、新築住宅マーケットに過度に依存しない事業領域の拡大と事業ポートフォリオの最適化を推進し、リスクの軽減に努めてまいります。 ② 木材、建材・住宅設備機器等の調達及び価格変動に関するリスク 当社グループは、木材を国内外から調達しているほか、建材や住宅設備機器についても、一部の仕入先メーカーが海外拠点において部品の調達や製品の生産を行っています。そのため、国内外における自然災害や社会不安(戦争、感染症の流行、地政学的リスクなど)により、調達が困難となる可能性があります。また、取扱商品の市況や需給の急激な変動により、調達価格が大きく変動した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 昨今では、不安定な中東情勢の影響により、断熱材や配管材等の原料となるナフサ等の供給不安や価格高騰、物流の停滞等が生じており、一部の製品において納期遅延等の影響が見受けられ、これらの事象は足下で顕在化しているほか、今後も短期的・中期的に断続的な影響が生じる可能性があります。今後、これらがさらに長期化・深刻化した場合には、調達価格の更なる上昇や供給制限、物流の停滞を通じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、国内外の調達ネットワークを活用し、商品を複数の産地・メーカーから調達するとともに、全国の物流拠点のストック機能を活かすことで、供給体制の安定確保に努めています。また、行政機関、仕入先と緊密に連携し、市況や需給の変動に関する的確な情報をタイムリーに発信することで、取引先における混乱の回避や影響の最小化を図るなど、サプライチェーンにおける当社の役割を果たすよう取り組んでおります。 ③ 法令違反等に関するリスク 当社グループは、宅地建物取引業法、建設業法、建築士法のほか、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流効率化法)」や「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)」をはじめとする、事業遂行に関わる各種法令・条例を遵守し、事業活動を行っております。 しかしながら、当社グループ及び外部協力事業者において、重大な法令違反や不正行為、労働災害などが発生した場合には、損害賠償金の支払いや是正措置に多額の費用が発生するほか、業務停止等の行政処分を受ける可能性があります。これにより、当社グループの社会的信用やブランドイメージが損なわれ、顧客離れや取引停止、訴訟への対応を余儀なくされるなど、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、「ナイスグループ行動倫理規範」等を定め、役職員に対して周知・徹底を図るとともに、継続的なコンプライアンス研修や内部通報制度の適切な運用を通じて、コンプライアンス意識の醸成に努めております。また、取締役会直属のサステナビリティ委員会の下に設置された「コンプライアンス・リスク管理部会」では、コンプライアンス関連事案の情報共有・分析、発生防止策や対応策の検討・指導・監督等を行っております。 さらに、法定の安全委員会・衛生委員会とは別に、安全衛生活動をより強化する目的で、物流・製造・施工管理に関わる各部署及びグループ会社が連携し、「ナイスグループ中央安全衛生委員会」を3カ月ごとに開催しています。同委員会では、労働災害の予防に向けた定期点検、発生事案の検証、再発防止策の推進等を行っています。加えて、専門分野の異なる複数の法律事務所と顧問契約を締結し、事案の内容に応じた的確な法的助言を受けられる体制を整備することで、迅速かつ適切な対応を可能としています。 ④ 人材に関するリスク 当社グループの持続的成長及び企業価値向上のためには、専門性の高い人材の確保及び継続的な育成が不可欠です。そのため、必要な人材の確保や従業員の育成が十分に進まない場合、重要なポジションを担う人材が予期せず流出した場合、または職場環境の整備が不十分であることにより従業員のモチベーションが著しく低下した場合には、当社グループの経営成績や事業継続に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、「中期経営計画 Road to 2030」に基づき、「タレントマネジメントの実践」「人材ケイパビリティ向上」「従業員エンゲージメントの向上」を重要施策として推進しております。なお、これらに関する具体的な方針、取組内容及び関連する指標(人材育成方針、社内環境整備方針など)の詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 重要なサステナビリティ項目 ②人的資本への対応」に記載のとおりであります。 ⑤ 建設技能者の減少に関するリスク 建設業界においては、建設技能労働者の高齢化や若手入職者の減少が継続していることに加え、時間外労働の上限規制の適用に伴う労働環境の変化も相まって、将来にわたる施工能力の安定的な確保が重要な課題となっております。今後、当社グループ及び施工協力会社において、必要な技能者の確保が十分に図れない場合、工期の遅延や労務費の高騰を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、施工プロセスの合理化やデジタルツールの活用推進等により、現場の省力化と生産性向上を図っております。また、適正な賃金水準の維持等といった処遇改善を通じて技能者の定着と確保に努めるとともに、施工パートナーとの長期的・安定的な協力体制をより一層深化させております。これらの対策を多角的に講じることで、供給体制の維持と施工品質の確保を両立し、人的資源の制約に伴うリスクの軽減に注力してまいります。 ⑥ 自然災害等に伴う事業継続に関するリスク 大規模な地震や風水害などの自然災害により、当社グループの施設・設備等が甚大な被害を受けた場合、あるいは重篤な感染症の急激な拡大などにより事業活動に大きな制約が生じた場合には、当社グループの役職員の安全確保や業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、事業継続計画(BCP)に基づき、リスクマネジメント体制の強化を図っております。具体的には、安否確認システムの運用やBCPマニュアルの整備、定期的な防災訓練の実施、備蓄の確保に加え、クラウド活用による情報インフラの冗長化や計画的な設備改修を推進しております。あわせて、非常時においても、リモートワーク等の柔軟な働き方を活用できる体制を整備することで、役職員の安全確保と安定的な事業運営を維持し、社会的責任を果たせるよう努めております。 ⑦ 情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業上の重要情報に加え、事業の過程で入手した個人情報や取引先等の機密情報を保有しております。これらの情報に関して、当社グループのITシステムがサイバー攻撃やウイルス感染等の被害を受けて業務が停滞した場合、また、個人情報等が漏洩した場合には、社会的信用の低下や損害賠償の発生、復旧費用の負担などを通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、「情報セキュリティ方針」を定め、外部からの不正アクセス防止や検知システムの導入といった技術的対策に加え、クラウド活用によるバックアップ体制の構築など、情報資産の安全性と可用性を高める対策を継続的に強化しております。また、万一の事故発生に備え、サイバー保険に加入することで、調査費用や損害賠償といった財務的な影響を最小限に抑えるリスクヘッジを図っております。運用面では、専門部会においてリスク評価と対策の有効性を定期的にモニタリングし、全役職員を対象として標的型攻撃メール訓練などの情報セキュリティ教育を継続的に実施することで、組織全体の意識向上と対応力の底上げを図っております。あわせて、万一のインシデント発生時に迅速な復旧と被害拡大防止を図るための初動対応体制を整備し、情報セキュリティ対策の徹底に努めております。 ⑧ 品質保証に関するリスク 当社グループが展開する住宅の建築・供給及び不動産開発において、予期せぬ重大な品質問題が発生した場合には、多額の改修・補修費用が発生するだけでなく、当社グループの社会的信用やブランド価値が大きく毀損され、業績に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、地盤調査、設計、基礎工事から上棟、竣工に至るまで、各工程に応じて、建築基準法及び住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品質確保法)に準拠した厳格な自社検査体制を構築しております。これに加え、第三者機関による客観的な検査を併用することで、設計・施工品質の透明性と信頼性を確保しております。また、長期保証制度の運用や定期点検の実施、および施工現場からのフィードバックを通じた継続的な品質改善活動により、お客様への安心の提供とリスクの未然防止に努めております。 ⑨ 保有する資産に関するリスク 当社グループは、販売用不動産、有形固定資産及び投資有価証券その他の資産を保有しており、主に時価の下落による評価損又は減損損失の計上によって、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、全国に保有する木材市場や物流センターなどの施設・設備については、老朽化に伴い安全性を含めた良好な労働環境を確保するために、多額の修繕費が発生する可能性があります。その場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、販売用不動産については、仕入基準に基づき優良な土地を取得するとともに、一定額を超える案件は取締役会で審議し、市場動向に応じた機動的な在庫コントロールを行っております。また、政策保有株式等の資産については、保有方針及び保有の合理性を毎年取締役会で個別に検証しており、検討の結果、保有継続が適当でないと判断した資産については売却等を進めております。これにより創出した資金を成長投資等へ再配分するなど、資産効率の向上を図っております。 あわせて、施設・設備等の修繕については、中長期的な改修計画に基づき、計画的な維持管理を実施しております。これにより、老朽化に伴う突発的な費用発生を抑制するとともに、安全性に配慮した良好な労働環境の確保と、資産価値の維持向上に努めております。 ⑩ 取引先への信用供与に関するリスク 当社グループは、取引先に対して売上債権等の信用供与を行っております。そのため、取引先の経営状況が何らかの要因により悪化した場合には、貸倒れ等による突発的な不良債権が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、信用リスクの顕在化を防止すべく、適切な債権限度額の設定をはじめとする厳格な与信管理を徹底しております。 ⑪ 資金調達に関するリスク 当社グループは、事業に必要な資金を金融機関からの借入により調達しております。そのため、金融市場の混乱や当社の信用格付の引き下げ、あるいは金融機関の融資方針の変更などにより、資金調達に制約が生じる可能性があります。また、将来的に金利が上昇した場合には、資金調達コストが増加し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、長期資金の確保や金利の固定化を図るとともに、コミットメントライン等の活用により資金流動性を十分に確保することで、安定的かつ効率的な資金調達及び資金管理体制の構築に努めております。 ⑫ 為替に関するリスク 当社グループは、木材及び建材を外貨建てで輸入しているため、為替相場の変動によって想定を超えるコストが発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、輸出入契約額の一定割合について先物為替予約を活用することで、為替変動が経営成績に及ぼす影響の軽減に努めております。 ⑬ 気候変動に関するリスク 当社グループは、地球温暖化をはじめとする気候変動問題を経営の重要課題の一つとして認識しております。当社の取締役会は、気候変動を含むサステナビリティに関するリスク及び機会についての監督を行っているほか、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」において特定・評価された重要事項について、必要に応じて審議・決定する体制を構築しております。 また、当社グループは「環境方針」に基づき、企業活動を通じた環境負荷の低減と脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めております。気候変動が当社グループの事業活動や財務に与えるリスク及び機会(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標)の詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 重要なサステナビリティ項目 ① 気候変動への対応(TCFD)」に記載のとおりであります。 ⑭ 設備投資及び企業買収、研究開発等に関するリスク 当社グループは、持続的な成長と競争力強化のため、設備投資や企業買収、研究開発を推進しております。しかしながら、急激な市況の変化や新たなリスクの顕在化などにより、設備の稼働率低下や対象企業の企業価値の毀損などが生じ、想定した効果が得られない場合には、資産の減損損失の計上などを通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、新規設備投資の妥当性を判断する際には、ハードルレートをWACC(加重平均資本コスト)を上回る水準に設定し、経済性の検証を行っております。また、企業買収等の検討にあたっては、外部専門家を含めた事前の詳細な調査(デュー・デリジェンス)を実施し、取締役会等においてリスクの所在やリターンの妥当性を十分に審議しております。実施後(PМIフェーズ)においては、対象企業の経営体制や業務プロセスの早期統合に注力し、定期的なモニタリングを通じて事業計画の進捗管理を徹底することで、投資リスクの低減と早期のシナジー創出に努めております。 ⑮ 業務委託先の倒産等に関するリスク 当社グループは、マンション事業及び一戸建住宅事業等において、設計会社や建設会社などの外部業者に対して各種業務の発注・委託を行っております。発注した業務が適切に履行されているかを逐次確認していますが、外部業者が業務を履行しない場合や倒産した場合などには、当社グループが定めたスケジュールや品質基準、法令に基づく業務遂行が困難になるおそれがあります。 特に、顧客に販売するマンションや一戸建住宅の工事完成前に売買契約を締結し、引渡義務を負う場合においては、所定のスケジュールや品質基準、法令を満たした工事が行われないと、売主として顧客に対し債務不履行責任を負うほか、規制当局から是正指導を受ける可能性があります。これらの事態は当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは、売主として保証金の供託や保険への加入を行っております。また、与信など一定の取引条件を満たす複数の事業者と当社の品質基準を共有する体制を構築し、さらに特定の外注先に依存しない体制を整備することで、リスクの最小化に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,787字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大などを背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の継続に伴う実質賃金の低下が個人消費に及ぼす影響や、地政学的リスクの増大、海外経済の不確実性など、先行きは不透明な状況となりました。 住宅関連業界におきましては、新築市場において、建築基準法及び建築物省エネ法の改正に伴う駆け込み需要の反動に加え、資材価格や労務費など建築コストの押し上げによる住宅価格の高騰や、住宅ローン金利の上昇懸念から、消費者の住宅取得マインドに影響を及ぼしました。2025年度の新設住宅着工戸数は前年度比で12.9%減少の71万1千戸となり、リーマン・ショックの影響を受けた2009年度以来となる70万戸台にとどまりました。 このような状況の中、当連結会計年度の売上高は2,591億54百万円(前連結会計年度比6.6%増加)、営業利益は53億22百万円(前連結会計年度比15.0%増加)、経常利益は51億62百万円(前連結会計年度比19.9%増加)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、補助金収入等の特別利益が減少したこと等により、前連結会計年度比で9.9%減少し、25億86百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高は、外部顧客への売上高であります。また、各セグメントの営業利益はセグメント利益であります。 a 建築資材事業 木材につきましては、「中期経営計画 Road to 2030」の成長ドライバーである「国産木材の供給」の拡大に注力いたしました。主な取り組みとして、当連結会計年度の4月にはウッドファースト株式会社の敷地内にて新工場が稼働し、生産能力の拡大を図りました。また、同9月には木材の利用促進と住宅・非住宅木造建築の普及に資する総合展示会「木と暮らしの博覧会®」を開催し、森林資源の循環利用と当社グループの木材サプライチェーンにおける取り組みを広く発信いたしました。同1月には株式会社山大と業務提携契約を締結し、国産木材の供給体制およびプレカット加工能力の増強を図りました。国産木材については、売上高および取り扱い材積がともに伸長した一方、輸入木材については、為替や輸送費の変動等の影響を受け、軟調に推移いたしました。 建材・住宅設備機器につきましては、法改正に伴い工務店のZEH化の動きが加速するなか、サッシ等の商材の拡充をはじめ、エネルギー関連商品の提案営業に努めました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は1,935億32百万円(前連結会計年度比5.7%増加)と増加したものの、工場設備の減価償却費や支払運賃の増加等の影響により、営業利益は17億47百万円(前連結会計年度比22.6%減少)となりました。 b 住宅事業 マンションにつきましては、成長ドライバーである「中古マンション買取再販」の拡大を加速するべく、仕入れ体制の強化に加え、木質化リノベーションブランド「RIZ WООD®(ライズウッド)」の展開等に注力いたしました。その結果、中古買取再販マンションの契約戸数および計上戸数ともに増加いたしました。新築分譲マンションにおきましても、免震構造または耐震等級2の「強耐震」構造の採用や、快適な住環境とエネルギー削減を両立する「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」の標準化に加え、共用部の木質化に積極的に取り組み、販売は堅調に推移いたしました。 一戸建住宅につきましては、分譲住宅の構造材に「国産材100%」を標準採用しており、当社の主力エリアにおける販売が堅調に推移いたしました。 また、管理その他につきましては、賃貸管理事業が堅調に推移したほか、一棟収益不動産の売上計上が業績に寄与いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は549億31百万円(前連結会計年度比8.1%増加)、営業利益は38億92百万円(前連結会計年度比8.7%増加)となりました。 c その他の事業 その他の事業につきましては、建築工事事業が伸長し、増収増益となったほか、ソフトウェア開発事業及びシステム提供事業を行うナイスコンピュータシステム株式会社や、一般放送事業(有線テレビ放送事業)や電気通信事業等を行うYOUテレビ株式会社の業績が堅調に推移いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は106億90百万円(前連結会計年度比16.5%増加)、営業利益は13億52百万円(前連結会計年度比119.0%増加)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24億34百万円増加し、1,734億71百万円となりました。これは、棚卸資産及び投資有価証券が増加し、現金及び預金、有価証券及び流動資産の「その他」が減少したことなどによるものです。 負債は、前連結会計年度末に比べ10億64百万円減少し、1,083億11百万円となりました。これは、仕入債務及び流動負債の「その他」が減少し、借入金及び繰延税金負債が増加したことなどによるものです。 純資産は、前連結会計年度末に比べ34億98百万円増加し、651億59百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上、剰余金の配当及びその他有価証券評価差額金の増加などによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ72億97百万円減少し、217億80百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金は32億2百万円の減少(前連結会計年度は49億31百万円の減少)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益45億19百万円、減価償却費21億82百万円、棚卸資産の増加78億68百万円及び仕入債務の減少26億99百万円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金は45億76百万円の減少(前連結会計年度は75億22百万円の減少)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出36億93百万円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金は3億70百万円の増加(前連結会計年度は45百万円の増加)となりました。主な内訳は、借入金の純増加額20億87百万円、自己株式の取得による支出6億55百万円及び配当金の支払額8億8百万円です。 ④ 仕入及び販売の状況 a 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績等をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (ⅰ)建築資材 部門   金額(百万円)   前期比(%) 建築資材   173,938   105.5 合計   173,938   105.5 (ⅱ)住宅 販売用不動産の受払状況 前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 区分   期首残高 (百万円)   当期増加額 (百万円)   当期減少額 (百万円)   期末残高 (百万円)   期首残高 (百万円)   当期増加額 (百万円)   当期減少額 (百万円)   期末残高 (百万円) マンション   11,413   20,572   14,894   17,091   17,091   23,833(4)   20,116   20,808 一戸建住宅   3,425   7,744(42)   6,654   4,515   4,515   8,137   7,301   5,351 その他   429   605(605)   27   1,008   1,008   5,691(637)   2,057(428)   4,642 合計   15,268   28,922   21,576   22,615   22,615   37,663   29,476   30,802 (注) ( )は内数で、保有目的の変更による有形固定資産との振替額であります。 当連結会計年度のマンションの当期減少額7,301百万円及びその他の当期増加額5,691百万円のうち、2,841百万円は保有区分の見直しによる振替額であります。 (ⅲ)その他 事業の内容が多岐にわたるため、記載を省略しております。 b 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   部門   金額(百万円)   前期比(%) 建築資材   木材   53,243   96.2 建材・住設機器   140,036   109.9 木材市場   252   94.9 計   193,532   105.7 住宅   マンション   21,040   113.9 一戸建住宅   13,029   103.1 管理その他   20,861   106.0 計   54,931   108.1 報告セグメント計   248,463   106.2 その他   10,690   116.5 合計   259,154   106.6 (注) 外部顧客への売上高であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績 当連結会計年度における売上高は2,591億54百万円(前連結会計年度比6.6%増加)となりました。建築資材事業ではM&Aにより強化したエネルギー関連商品の販売で建材・住宅設備機器部門の売上高が伸長し、住宅事業では中古マンションの買取再販の拡大によりマンション部門の売上高が増加しました。 利益面では、売上総利益は売上高の増加に伴い362億22百万円(前連結会計年度比4.4%増加)、営業利益は販売費及び一般管理費の増加を吸収して53億22百万円(前連結会計年度比15.0%増加)、経常利益は51億62百万円(前連結会計年度比19.9%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に特別利益を11億12百万円計上したこと等により、25億86百万円(前連結会計年度比9.9%減少)となりました。 連結売上高、連結営業利益等をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 売上高           (単位:百万円) セグメント   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   対前期増減率(%) 建築資材   183,082   193,532   5.7 住宅   50,796   54,931   8.1 その他   9,174   10,690   16.5 合計   243,054   259,154   6.6 (注) 外部顧客への売上高であります。 営業利益           (単位:百万円) セグメント   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   対前期増減率(%) 建築資材   2,257   1,747   △22.6 住宅   3,582   3,892   8.7 その他   617   1,352   119.0 消去又は全社   △1,829   △1,669   - 合計   4,628   5,322   15.0 総資産           (単位:百万円) セグメント   前連結会計年度(2025年3月31日)   当連結会計年度(2026年3月31日)   増減 建築資材   95,724   96,041   316 住宅   37,600   46,082   8,481 その他   11,208   10,650   △558 消去又は全社   26,503   20,697   △5,805 合計   171,037   173,471   2,434 (参考)財務指標(%) 前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 売上高総利益率   14.3   14.0 売上高営業利益率   1.9   2.1 売上高経常利益率   1.8   2.0 総資産経常利益率   2.6   3.0 自己資本利益率   5.3   4.5 自己資本比率   32.9   34.3 ② 財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析 財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析は「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」及び「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは現在、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金のほか、借入金、社債及び増資等により調達することとしております。今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達していく考えであります。来年度以降の住宅事業における販売用不動産の取得に係る機動的かつ安定的な資金調達手段の確保を目的として、2026年3月31日までに主要取引金融機関との間で、総額145億円のコミットメントライン契約を締結しております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2026年3月期を初年度とする5か年計画「中期経営計画 Road to 2030」を策定しております。本計画の最終年度である2030年3月期の定量目標は、売上高3,000億円、営業利益75億円、親会社株主に帰属する当期純利益45億円、財務指標はEBITDA100億円、ROE6.0%超、ROA2.0%以上であります。 また、株主還元として計画期間中は毎期7円ずつ増配し、2030年3月期の1株当たり配当金は100円としております。 なお、「中期経営計画 Road to 2030」の内容については「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 中期経営計画 Road to 2030」に記載しております。 計画初年度である2026年3月期の予想値と実績を対比すると、以下のとおりです。 (単位:百万円) 予想値   実績   対予想値増減 売上高   260,000   259,154   △845 営業利益   4,800   5,322   522 経常利益   4,400   5,162   762 親会社株主に帰属する 当期純利益   3,000   2,586   △413 ROE   5.3%   4.5%   △0.8% EBITDA   7,000   7,956   956 ROA   1.8%   1.5%   △0.3%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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