概要
日本ゼオンは、合成ゴム、合成樹脂、化学品を手がける総合化学メーカーである。石油由来のエラストマー素材を主力とし、自動車タイヤ向け合成ゴムで国内トップシェアを占める。半導体や電子部品向けの高機能材料事業にも強みを持ち、売上高は4,000億円超と安定した規模で推移する。自動車やエレクトロニクス分野の需要変動の影響を受けつつも、高付加価値製品へのシフトを進めている。
エラストマー素材と高機能材料の二本柱
日本ゼオンの事業は、「エラストマー素材事業」と「高機能材料事業」の二つが中核を成す。エラストマー素材事業では、合成ゴム、合成ラテックス、C5石油樹脂、熱可塑性エラストマーなどを製造・販売する。これらの製品は自動車タイヤ、ホース、ベルト、接着剤、塗料など多様な産業向けに供給される。一方、高機能材料事業では、合成香料、有機合成薬品、電子材料、電池材料、トナー、高機能樹脂、高機能部材、医療器材などを扱う。特に半導体向け電子材料やリチウムイオン電池向け電池材料は成長分野として位置づけられている。2025年度のセグメント別売上高は、エラストマー素材が2,236億円、高機能材料が1,242億円、その他(RIM配合液、塗料等)が673億円であり、エラストマー素材が売上の過半を占める。
連結子会社56社とグローバルな生産・販売網
日本ゼオンは、国内に当社のほか、株式会社トウペ、ゼオン化成株式会社、ゼオンポリミクス株式会社、東京材料株式会社など、多数の連結子会社を擁する。海外では、米国のZeon Chemicals L.P.、シンガポールのZeon Chemicals Singapore Pte. Ltd.、タイのZeon Chemicals (Thailand) Co., Ltd.、中国の瑞翁貿易(上海)有限公司など、各地に製造・販売拠点を展開する。連結子会社は56社、関連会社は9社にのぼり、グループ全体でグローバルな事業活動を支える。これらの拠点は、エラストマー素材と高機能材料の両事業にわたって配置され、地域ごとの需要に応じた生産と販売を可能にしている。
収益構造と経営指標の推移
日本ゼオンの売上高は、2013年度の2,508億円から徐々に増加し、2025年度には4,206億円に達した。純利益は同期間で148億円から262億円へと増加しているが、年度による変動が大きい。例えば2018年度は売上高3,327億円に対し純利益131億円、2022年度は3,617億円に対し334億円と、収益性は事業環境に左右される。2025年度の営業利益は293億円、ROICは6.9%であり、中期経営計画『STAGE30』では2030年度にROIC 8%を目標とする。また、SDGs貢献製品の売上高比率は39%で、同計画では50%を目指す。これらの指標は、高機能材料へのシフトによる収益性向上の進捗を示している。
エラストマー素材事業の国内トップシェアと海外展開
エラストマー素材事業は日本ゼオンの祖業であり、自動車タイヤ向け合成ゴムで国内トップシェアを誇る。同事業は合成ゴムのほか、合成ラテックス、C5石油樹脂、熱可塑性エラストマーなどを含む。2025年度の事業売上高は2,236億円で、グループ全体の54%を占める。しかし、海外市場の需要低迷や原料価格変動の影響を受けやすく、同期の営業利益は116億円と前年比で微増にとどまった。北米、欧州、東南アジア、中国、ブラジルなどに生産拠点を有し、グローバルな顧客基盤を持つ。医療・衛生用手袋向け合成ラテックスは、需給緩和の影響で売上は減少したが、コスト削減により利益を確保した。
高機能材料事業の成長と電子・電池分野への注力
高機能材料事業は、合成香料、有機合成薬品、電子材料、電池材料、トナー、高機能樹脂、高機能部材、医療器材などを扱う。同事業の売上高は2025年度に1,242億円で、前年比26億円増加した。特に大型テレビ向け光学フィルム(シクロオレフィンポリマー)の需要が堅調で、電池材料は中国政府の補助金政策やAIデータセンター向けESS需要の拡大を背景に大幅増収となった。電子材料も半導体市場の旺盛な需要に支えられた。一方、合成香料は競争激化で販売が振るわず、トナーは市場調整局面にある。営業利益は224億円で、高機能材料全体の収益性はエラストマー素材を上回る。成長分野として、半導体、電池、ディスプレイ関連への資源集中を進めている。
業界の中での役割はエラストマー素材・高機能材料の製造販売会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01エラストマー素材(合成ゴム・ラテックス・化成品)主力
合成ゴム、合成ラテックス、C5石油樹脂、熱可塑性エラストマー等を製造販売。自動車タイヤ・ホース・ベルト、接着剤、塗料など多様な産業向け。海外に製造・販売拠点を広く展開。
- 合成ゴム
- 石油由来の合成高分子ゴム。タイヤ、工業用品などに使用。
- 合成ラテックス
- 合成ゴムを水中に分散させた液状物。塗料、接着剤、紙加工などに使用。
- C5石油樹脂
- ナフサ分解で得られるC5留分から製造される炭化水素樹脂。粘着付与剤、印刷インキなどに使用。
- 熱可塑性エラストマー
- 加硫不要で成形可能なゴム状素材。自動車部品、家電、スポーツ用品など。
02高機能材料(化学品・電子材料・電池材料等)主力
合成香料、有機合成薬品、電子材料、電池材料、トナー、高機能樹脂、高機能部材、医療器材等を製造販売。電子材料は半導体・電子部品向け、電池材料はリチウムイオン電池向け。
- 合成香料
- 化学合成された香料。食品、香水、化粧品などに使用。
- 有機合成薬品
- 医薬品・農薬中間体などに用いる有機化合物。
- 電子材料
- 半導体や電子部品の製造に用いる材料(感光性樹脂など)。
- 電池材料
- リチウムイオン電池の電極バインダーやセパレータ用材料など。
- トナー
- 電子写真方式のプリンター・複写機で使用する粉体現像剤。
- 高機能樹脂
- 耐熱性や耐薬品性に優れた特殊樹脂。自動車部品、電子部品など。
- 高機能部材
- 各種産業向けの機能性部材(フィルター、シール材など)。
- 医療器材
- 医療用のチューブ、バルーンカテーテルなど。
03その他(RIM配合液・塗料等)副次
RIM(リアクション・インジェクション・モールディング)用配合液、塗料等を製造販売。
- RIM配合液
- ポリウレタンなどの反応射出成形用原料液。自動車部品、建築資材など。
- 塗料
- 工業用塗料。建築、自動車など。
製品と技術
自動車タイヤ向け合成ゴムと工業用品向け熱可塑性エラストマー
日本ゼオンの主力製品である合成ゴムは、石油由来の合成高分子ゴムであり、自動車タイヤ、ホース、ベルトなどの工業用品に広く使用される。同社は国内タイヤ向け合成ゴムでトップシェアを有する。また、熱可塑性エラストマーは加硫不要で成形可能なゴム状素材で、自動車部品、家電、スポーツ用品などに使われる。これらの製品は「エラストマー素材事業」に区分され、同社の売上の過半を占める。合成ゴムの原料価格変動の影響を受けやすいが、グローバルな生産体制で安定供給を実現している。
半導体・ディスプレイ向け電子材料と光学フィルム用シクロオレフィンポリマー
高機能材料事業の電子材料部門では、半導体や電子部品の製造に用いる感光性樹脂などを提供する。AI関連投資を背景に半導体市場が好調で、電子材料の需要は旺盛である。また、シクロオレフィンポリマー(COP)は光学レンズや大型テレビ向け光学フィルムに使用される。特に光学フィルム用途での需要が堅調で、2025年度の売上増加に貢献した。これらの製品は高付加価値であり、競争力の源泉となっている。
リチウムイオン電池向け電極バインダーとセパレータ材料
電池材料部門では、リチウムイオン電池の電極バインダーやセパレータ用材料を製造する。2025年度は、中国政府の補助金政策によるESS(電力貯蔵システム)・車載・民生向け需要の拡大に加え、欧米でのAIデータセンター向けESS用電池の需要増加が追い風となった。これにより、電池材料の売上高と営業利益は前年を大幅に上回った。同社は、成長分野として電池材料に注力しており、将来の需要増加に対応するための生産能力増強を進めている。
医療用手袋向け合成ラテックスと医療器材の開発
合成ラテックスは、合成ゴムを水中に分散させた液状物で、塗料、接着剤、紙加工のほか、医療・衛生用手袋に使用される。2025年度は需給緩和の影響で売上は減少したが、コスト削減により利益は改善した。また、医療器材事業では、医療用チューブやバルーンカテーテルなどを手がける。高機能材料事業の一部として、医療分野への展開も進めている。
トナーとC5石油樹脂:電子写真と粘着テープ向け
トナーは、電子写真方式のプリンター・複写機に使用される粉体現像剤である。2025年度はプリンター市場の調整局面により売上は減少したが、原料価格下落や在庫費用削減で利益は改善した。C5石油樹脂は、ナフサ分解で得られるC5留分から製造される炭化水素樹脂で、粘着付与剤や印刷インキに使用される。海外の粘着テープ・ラベル向け需要低迷の影響で売上は減少したが、原料価格下落が利益を支えた。これらの製品は、エラストマー素材事業と高機能材料事業の両方にまたがる。
RIM配合液と工業用塗料:その他事業の製品群
その他の事業部門では、RIM(リアクション・インジェクション・モールディング)用配合液と工業用塗料を製造する。RIM配合液はポリウレタンなどの反応射出成形用原料液で、自動車部品や建築資材に使用される。塗料は建築・自動車向けの工業用塗料である。これらの製品は、売上高全体の約16%を占める。2025年度の売上高は673億円で、前年比微減となった。同事業は、エラストマー素材や高機能材料と比較して規模は小さいが、グループのポートフォリオの一部を構成する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
化学品で差別化、海外展開が成長余地
日本ゼオンは、化学業界において、合成ゴムや樹脂など機能性材料に強みを持つ中堅化学メーカーです。同業他社にはクラレや東洋紡などがありますが、当社は特にエラストマー分野で世界的なシェアを持ちます。売上高は2025年3月期に4206億円、営業利益率6.97%で、直近では売上高は減収傾向ですが、収益性は向上しています。
強み
- 合成ゴムなどで高い技術力を持ち、差別化を図る。
- 特定のエラストマーで世界トップクラスのシェア。
- 営業利益率が上昇傾向にあり、収益力が向上。
- 多様な化学品を展開し、リスク分散につながる。
課題
- 2026年3月期に売上高が減少する見込みで、需要減が懸念。
- 原材料の高騰が収益を圧迫するリスク。
- 海外メーカーとの競争が激化し、市場シェアの維持が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字が日本ゼオン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5901東洋製罐グループホールディングス | 6,967億円 | 12.6倍 |
| 2 | 4403日油 | 6,362億円 | 15.3倍 |
| 3 | 4203住友ベークライト | 6,271億円 | 22.3倍 |
| 4 | 3405クラレ | 5,747億円 | 69.0倍 |
| 5 | 4912ライオン | 5,260億円 | 18.1倍 |
| 6 | 4205日本ゼオン | 5,207億円 | 13.3倍 |
| 7 | 4980デクセリアルズ | 5,102億円 | 18.3倍 |
| 8 | 4613関西ペイント | 4,985億円 | 18.9倍 |
| 9 | 4401ADEKA | 4,806億円 | 16.7倍 |
| 10 | 4631DIC | 4,714億円 | 8.3倍 |
| 11 | 5301東海カーボン | 4,076億円 | 20.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
売上高2,500億円台から3,000億円台へ拡大した2013-2015年度
2013年度の連結売上高は2,508億円、純利益は148億円であった。2014年度には売上高2,964億円、純利益197億円、2015年度には売上高3,075億円、純利益191億円と、売上高は2年連続で増加した。この間、純利益も増加傾向にあったが、2015年度は前年比で微減した。財務データによれば、同期間の資産合計は2013年度末の3,476億円から2015年度末には3,815億円へと増加している。売上高の拡大は、自動車需要の回復や新興国市場の成長が背景にあると推測されるが、具体的な要因は開示されていない。
売上高が停滞し収益が変動した2016-2019年度
2016年度の売上高は2,956億円と前年比で減少し、純利益は181億円となった。その後、2017年度は売上高2,876億円、純利益232億円、2018年度は売上高3,327億円、純利益131億円、2019年度は売上高3,375億円、純利益185億円と、売上高は増減を繰り返した。特に2018年度は純利益が131億円と急減し、売上高は増加したものの収益性が悪化した。この期間、資産合計は2016年度末の3,810億円から2019年度末には4,244億円へと増加している。原料価格の変動や需要の不確実性が業績に影響を与えたと考えられるが、詳細な要因は開示されていない。
コロナ禍を経て売上高が回復した2020-2022年度
2020年度の売上高は3,020億円と前年比で減少したが、純利益は277億円と大幅に増加した。これは、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が変動する中、コスト削減や製品ミックスの改善が奏功したものとみられる。2021年度には売上高3,617億円、純利益334億円と、売上高と利益がともに増加した。2022年度の売上高は3,886億円、純利益106億円と、純利益は再び減少した。資産合計は2020年度末の4,145億円から2022年度末には4,756億円へと増加している。この期間、半導体や電子部品の需要が高まり、高機能材料事業の成長が売上を牽引した。
高機能材料へのシフトで収益性が向上した2023-2025年度
2023年度の売上高は3,823億円、純利益311億円、2024年度の売上高は4,206億円、純利益262億円、2025年度の売上高は4,119億円、純利益362億円と、売上高は4,000億円前後で推移した。営業利益は2024年度の293億円から2025年度には363億円へと増加し、収益性が改善した。中期経営計画『STAGE30』の下、高機能材料事業への資源集中が進み、成長4分野(光学フィルム、電池材料、電子材料、医療器材)の売上比率が上昇した。資産合計は2025年度末に5,482億円に達し、自己資本比率は69%と財務体質も強化された。
中期経営計画『STAGE30』と2030年ビジョンの策定
2021年度から2030年度までの10カ年計画『STAGE30』が策定された。この計画では、「社会の期待と社員の意欲に応える会社」をビジョンに掲げ、CO2排出量削減、SDGs貢献製品比率、ROIC、従業員エンゲージメント、役員の多様性など、具体的な数値目標を設定した。2025年度時点の進捗として、ROICは6.9%(目標8%)、SDGs貢献製品比率は39%(目標50%)、CO2削減率は9%(目標42%)となっている。計画の第3フェーズ(2025-2028年度)では、「選択と集中」による事業構造転換を掲げ、スペシャリティケミカル企業への転換を加速している。
グローバルな事業基盤の構築と連結子会社の拡充
日本ゼオンは、国内外に多数の連結子会社を有し、グローバルな事業展開を進めてきた。主な海外子会社として、米国のZeon Chemicals L.P.、シンガポールのZeon Chemicals Singapore Pte. Ltd.、タイのZeon Chemicals (Thailand) Co., Ltd.、中国の瑞翁貿易(上海)有限公司などがある。連結子会社数は56社にのぼり、関連会社も9社ある。これらの拠点は、エラストマー素材と高機能材料の両事業にまたがり、各地域の需要に応じた生産と販売を担う。海外売上高比率は開示されていないが、グループ全体の資産の約半分が海外拠点によるものと推測される。
企業理念に基づくサステナビリティへの取り組み
日本ゼオンの企業理念は「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」であり、社名の由来である「ゼオン(ゼオ:大地、エオン:永遠)」に込められた思いを体現している。同社はサステナビリティ基本方針を定め、環境負荷低減や社会貢献を経営の重点課題と位置づける。特にCO2排出量削減(2030年度までに2020年度比42%削減)やSDGs貢献製品の売上高比率向上に積極的に取り組む。2025年度時点で、Scope1+2のCO2排出量は95万トン(2020年度比9%削減)であり、目標達成に向けて進捗している。
業績変動に対応するコスト削減と収益性改善の歴史
日本ゼオンは、原料価格変動や需要サイクルの影響を強く受ける事業構造を持つ。そのため、各年度の業績は大きく変動してきた。例えば、2018年度は売上高3,327億円に対し純利益131億円と低調だったが、2022年度には同3,886億円に対し106億円と再び落ち込んだ。これに対し、同社は「ZΣ運動」などのコスト削減活動や生産革新を継続的に実施してきた。2025年度には、営業利益率が約8.8%に改善し、高機能材料へのシフトが収益性向上に貢献した。今後も固定費削減と価格改定を通じて、収益基盤の強化を図る方針である。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- CO2排出量削減率(Scope1+2、2020年度比)2030年度まで42%削減
- SDGs貢献製品の売上高比率2030年度まで50%
- ROIC(全社)2030年度まで8%
- 従業員エンゲージメント2030年度まで75%
- 外国人/女性役員比率(取締役および監査役)2030年度まで30%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
サステナビリティ基本方針に基づく持続的成長
企業理念「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」のもと、サステナビリティ基本方針を定め、社員一人ひとりがより良い未来を考えた行動・活動を実践し、ステークホルダーとの対話・協働により社会と自社の持続的な発展を目指す。
- 02
中期経営計画STAGE30の推進
2021年度から2030年度までの10年計画「STAGE30」を策定。第3フェーズ(2025-2028年度)では、マテリアリティを軸に「選択と集中」による成長事業比率の拡大、事業構造の転換と企業体質の強化を進め、スペシャリティケミカル企業への転換と企業価値向上を目指す。
- 03
価値観「まずやってみよう」「つながろう」「磨き上げよう」の実践
2030年ビジョン「社会の期待と社員の意欲に応える会社」の実現に向け、3つの行動価値観を大切にし、社員の主体的な行動と連携、スキル向上を推進する。
- 04
マテリアリティに基づく重点課題への対応
新たに制定した5つのマテリアリティ(心からワクワクできる会社の実現、イノベーションでほかにない価値を提供、強固なガバナンスの構築、社会の変化に対応した事業構造の転換、循環型社会への貢献)を軸に、各指標を管理し企業価値向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で4,425人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は776万円で、9期前と比べて+5.4%。平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は14.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 3,090 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 3,328 | — |
| 2019年3月 | 736 | 40.5 | 16.3 | 3,405 | — |
| 2020年3月 | 736 | 40.8 | 16.6 | 3,462 | — |
| 2021年3月 | 724 | 41.0 | 16.7 | 3,502 | — |
| 2022年3月 | 751 | 40.0 | 15.2 | 3,981 | — |
| 2023年3月 | 732 | 39.5 | 14.0 | 4,293 | — |
| 2024年3月 | 732 | 39.4 | 13.8 | 4,462 | — |
| 2025年3月 | 738 | 39.4 | 13.9 | 4,493 | 652 |
| 2026年3月 | 776 | 39.6 | 14.3 | 4,425 | 823 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社21社(国内 9 / 海外 12、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内ゼオン化成㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権3.5%
- 海外Zeon Chemicals Inc. (注)4米国 ケンタッキー州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Zeon Chemicals L.P.米国 ケンタッキー州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ゼオンポリミクス㈱滋賀県 大津市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ゼオンメディカル㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Zeon Europe GmbH (注)6独国 ノルトラインヴェストファーレン州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ゼオンノース㈱富山県 高岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Zeon Chemicals (Thailand) Co., Ltd.タイ国 ラヨン県 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Zeon Chemicals Asia Co., Ltd. (注)4タイ国 ラヨン県 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東京材料㈱(注)4,5東京都 千代田区 · 連結子会社議決権34.1%
- 海外Zeon Asia Pte Ltdシンガポール議決権100.0%
- 国内ゼオンエフアンドビー㈱東京都 千代田区議決権100.0%
残りのグループ会社9社を開く
- RIMTEC㈱東京都 千代田区100%
- Zeon Shinhwa Inc.韓国 ソウル市51%
- 瑞翁貿易(上海)有限公司中国 上海市100%
- 瑞翁化工(広州)有限公司中国 広東省40%
- Zeon Chemicals Singapore Pte. Ltd. (注)4シンガポール100%
- ㈱トウペ大阪府 堺市100%
- Zeon Specialty Materials Inc. (注)4米国 カリフォルニア州100%
- Zeon Ventures Inc. (注)4米国 カリフォルニア州100%
- Zeon Advanced Polymix Co., Ltd.タイ国 ラヨン県20%
- 調達15.3億円グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発廃プラ・廃ゴムからの化学品製造技術の開発炭素資源循環型の合成ゴム基幹化学品製造技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-03-31
- 調達629万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム高効率エタノール直接合成触媒プロセスの開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-07-29
- 調達523万円カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発カーボンリサイクル・次世代火力推進事業産業間連携によるカーボンリサイクル技術実装推進事業/周南コンビナートにおける産業間連携カーボンリサイクル事業の実装に向けた調査国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-05-31
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は4,120億円、営業利益は364億円。前期と比べると減収増益で、売上が-2.0%、利益が+24.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 4,050億円 | 4,120億円 |
| 営業利益 | 380億円 | 364億円 |
| 純利益 | 360億円 | 362億円 |
| 1株あたり配当 | ¥79 | ¥79 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,095億円、営業利益は163億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.2%、営業利益は+167.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 944 | — | — | −77 |
| 2024年1Q | 919 | 61 | 6.6 | 58 |
| 2024年2Q | 935 | 34 | 3.6 | 46 |
| 2024年3Q | 984 | 65 | 6.6 | 105 |
| 2024年4Q | 985 | — | — | 102 |
| 2025年2Q | 2,134 | 168 | 7.9 | 123 |
| 2025年4Q | 2,072 | 125 | 6.0 | 139 |
| 2026年2Q | 2,065 | 194 | 9.4 | 223 |
| 2026年4Q | 2,055 | 170 | 8.3 | 139 |
| 2027年1Q | 1,095 | 163 | 14.9 | 127 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,508億円から4,120億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,508 | — | 252 | — | 148 |
| 2014年3月 | 2,964 | — | 326 | — | 197 |
| 2015年3月 | 3,075 | — | 311 | — | 191 |
| 2016年3月 | 2,956 | — | 322 | — | 181 |
| 2017年3月 | 2,876 | — | 318 | — | 232 |
| 2018年3月 | 3,327 | — | 409 | — | 131 |
| 2019年3月 | 3,375 | — | 363 | — | 185 |
| 2020年3月 | 3,220 | — | 287 | — | 202 |
| 2021年3月 | 3,020 | — | 387 | — | 277 |
| 2022年3月 | 3,617 | — | 495 | — | 334 |
| 2023年3月 | 3,886 | — | 314 | — | 106 |
| 2024年3月 | 3,823 | — | 269 | — | 311 |
| 2025年3月 | 4,206 | 293 | 331 | 7.0 | 262 |
| 2026年3月 | 4,120 | 364 | 400 | 8.8 | 362 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高4,120億円のうち、営業利益として残るのは364億円で8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は362億円、売上の8.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.6%2,908億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.6%848億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%364億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが764億円、投資CFが−424億円で、差し引きのフリーCFは340億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は284億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 331 | −249 | −100 | 82 | 121 |
| 2014年3月 | 364 | −315 | −101 | 49 | 81 |
| 2015年3月 | 340 | −268 | −120 | 72 | 35 |
| 2016年3月 | 476 | −348 | −90 | 128 | 68 |
| 2017年3月 | 490 | −291 | −158 | 199 | 114 |
| 2018年3月 | 545 | −150 | −116 | 395 | 398 |
| 2019年3月 | 404 | −214 | −236 | 190 | 348 |
| 2020年3月 | 284 | −246 | −83 | 38 | 302 |
| 2021年3月 | 561 | −302 | −83 | 259 | 482 |
| 2022年3月 | 331 | −264 | −119 | 67 | 445 |
| 2023年3月 | 144 | −289 | −28 | −145 | 283 |
| 2024年3月 | 474 | −54 | −301 | 420 | 425 |
| 2025年3月 | 208 | −220 | −171 | −12 | 268 |
| 2026年3月 | 764 | −424 | −349 | 340 | 284 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は5,482億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,783億円で、自己資本比率は68.9%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,505 | 1,621 | 1,884 | 45.2 |
| 2014年3月 | 3,709 | 1,814 | 1,895 | 47.9 |
| 2015年3月 | 3,995 | 2,156 | 1,839 | 52.9 |
| 2016年3月 | 3,848 | 2,156 | 1,692 | 54.8 |
| 2017年3月 | 4,114 | 2,446 | 1,668 | 58.4 |
| 2018年3月 | 4,405 | 2,599 | 1,806 | 58.4 |
| 2019年3月 | 4,249 | 2,592 | 1,657 | 60.3 |
| 2020年3月 | 4,051 | 2,604 | 1,447 | 63.5 |
| 2021年3月 | 4,488 | 2,982 | 1,506 | 65.8 |
| 2022年3月 | 4,847 | 3,218 | 1,629 | 65.7 |
| 2023年3月 | 5,229 | 3,393 | 1,836 | 64.3 |
| 2024年3月 | 5,323 | 3,637 | 1,686 | 68.1 |
| 2025年3月 | 5,338 | 3,580 | 1,758 | 66.9 |
| 2026年3月 | 5,482 | 3,783 | 1,700 | 68.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで203社中53位あたり、逆に低いのは売上成長率で203社中160位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,488.5で、1年前と比べて+52.2%。過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.3倍 |
| PER (会社予想) | 13.4倍 |
| PBR | 1.21倍 |
| 配当利回り | 3.17% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月29日に402万株の大量出来高を伴って上放れ、8月10日には2445円まで上昇。その後8月19日に2363.5円まで調整したものの、8月21日には2399.5円まで回復し、25日移動平均線(2333.28円)を2.8%上回って推移しています。52週高値2497円に約96%の位置にあり、年初来では48.26%上昇。200日線(1972.2円)からは21.7%上にあり、中期トレンドは強気を維持しています。ただし、8月19日からの戻りはやや鈍く、RSIは67.82と過熱域に近い水準で、短期的な調整リスクに注意が必要です。出来高は直近で90万〜145万株と高水準が続き、需給は良好です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERは12.77倍と業界平均の17.76倍を下回り、PBRも1.15倍と平均の1.41倍より低いです。ROEは9.9%とまずまずで、予想PERも12.8倍と安定しています。配当利回りは3.32%と平均の2.66%を上回り、配当性向も54%と健全です。割安ではあるがROEが10%未満で、利益成長が鈍い点が懸念です。総合的に割安と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.3倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 13.4倍 | — |
| PBR | 1.21倍 | 1.41倍 |
| ROE | 9.9% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資家の主な争点は、自動車需要の減少懸念と半導体市況の回復による機能材料事業の成長が、収益全体をどこまで押し上げるかにある。強気派は、半導体向け感光性ポリイミドや先端パッケージング材料の売上拡大が続き、高付加価値品へのシフトで営業利益率が改善するとみる。また、2026年3月期予想の純利益362億円は過去最高水準で、株主還元の増加も期待できる。一方、弱気派は、自動車生産台数が世界的に頭打ちになる中でタイヤ向け合成ゴムの需要が伸び悩み、さらに中国メーカーの参入で価格競争が激化すると懸念する。さらに、機能材料も半導体市況の変動に左右されやすく、為替変動や原材料価格の高騰が業績を下押しするリスクを指摘する。
- 半導体材料の成長が続く
感光性ポリイミドなど半導体向け材料の需要が拡大し、高付加価値品の販売が伸びる。
- 収益性が着実に改善
2025年3月期の営業利益率6.97%から、2026年3月期には8.83%へ上昇予想。
- 株主還元の厚みが増す
配当利回り3.25%は安定しており、増益に伴い増配の余地がある。
- 26/3期営業利益364億円と前期比24%増益決算発表後影響中
営業利益293億→364億円、+71億円。営業利益率も6.97%→8.83%に改善
- 26/3期純利益362億円と前期比100億円増決算発表後影響中
純利益262億→362億円。大幅増益によりEPS改善
- 配当利回り3.25%とPER13倍台の割安感継続影響弱
予想PER13.1倍、配当利回り3.25%。増益基調と合わせ株価を支える
- ROE9.9%と高水準でPBR1.18倍継続影響弱
ROE9.9%に対しPBR1.18倍。資本効率は良好で、割高感は小さい
- 自動車需要の減速懸念
世界的な自動車生産台数の伸び悩みで、タイヤ向け合成ゴムの販売が停滞する。
- 競争激化と価格低下
中国メーカーの台頭により汎用品の価格競争が激化し、収益性が圧迫される。
- 半導体市況の変動依存
機能材料も半導体の設備投資サイクルに左右され、需要変動が業績に影響する。
- 26/3期売上高4,120億円と前期比減収決算発表後影響弱
売上高4,206億→4,120億円と86億円減。需要減が続く懸念
- 外国人持ち株比率29.48%のリスクオフ売り不定影響弱
外国株主比率29.48%と高く、市況悪化時に売り圧力が強まりやすい
- 株価1年53.9%上昇で利益確定売り不定影響弱
上昇率53.88%と高く、高値警戒から目先の調整リスク
- 減収下の増益は一過性の可能性決算発表後影響弱
売上高が86億円減る一方で営業利益が71億円増加。持続性を疑問視する見方も
- 機能材料セグメント売上高
- 半導体材料の需要動向を測る指標で、増収が続くか確認したいから。
- 営業利益率
- 高付加価値品シフトが進み収益性が改善するかを見極めるため。
- 自動車向け合成ゴム出荷量
- 基盤事業の需給動向を把握し、業績の下支えを確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり79円で、前期から+8.6%。いまの株価に対する利回りは3.17%。増配か配当維持が9年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 16 | — | 18.2 |
| 2018年3月 | 17 | 6.3 | 214.6 |
| 2019年3月 | 19 | 11.8 | 40.6 |
| 2020年3月 | 21 | 10.5 | 23.4 |
| 2021年3月 | 22 | 4.8 | 19.8 |
| 2022年3月 | 27 | 22.7 | 21.8 |
| 2023年3月 | 36 | 33.3 | 89.7 |
| 2024年3月 | 45 | 25.0 | 31.4 |
| 2025年3月 | 70 | 55.6 | 72.2 |
| 2026年3月 | 76 | 8.6 | 54.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥79
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ33,731人。区分でいちばん多いのは金融機関で33.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.4%を占め、残る52.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 34.5 | 36.8 | 34.8 | 38.0 | 38.3 | 33.4 |
| 外国法人 | 22.5 | 17.5 | 23.2 | 24.9 | 26.7 | 29.5 |
| 個人・その他 | 15.4 | 18.4 | 16.7 | 16.3 | 18.4 | 20.8 |
| 事業法人 | 26.3 | 26.2 | 24.6 | 19.0 | 14.6 | 14.1 |
| 自己株式 | 7.7 | 9.6 | 8.0 | 7.3 | 7.7 | 7.9 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.1 | 0.7 | 1.7 | 1.9 | 2.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.31 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.65 |
| 03 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.00 |
| 04 | 朝日生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 3.67 |
| 05 | 全国共済農業協同組合連合会(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.28 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.24 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.09 |
| 08 | 日本ゼオン取引先持株会 | 2.00 |
| 09 | 農林中央金庫 | 1.76 |
| 10 | 日本ゼオン従業員持株会 | 1.70 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+193%、1株純資産は14期で+188%。直近期のROEは9.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 64 | 686 | 10.1 | 15.3 | 24.0 |
| 2014年3月 | 85 | 783 | 11.7 | 11.0 | 16.3 |
| 2015年3月 | 84 | 931 | 9.8 | 13.2 | 17.9 |
| 2016年3月 | 80 | 950 | 8.6 | 9.1 | 25.6 |
| 2017年3月 | 104 | 1,082 | 10.3 | 12.2 | 18.2 |
| 2018年3月 | 59 | 1,158 | 5.3 | 26.2 | 214.6 |
| 2019年3月 | 84 | 1,172 | 7.2 | 13.3 | 40.6 |
| 2020年3月 | 92 | 1,177 | 7.9 | 8.8 | 23.4 |
| 2021年3月 | 127 | 1,350 | 10.0 | 14.0 | 19.8 |
| 2022年3月 | 153 | 1,487 | 10.9 | 8.9 | 21.8 |
| 2023年3月 | 50 | 1,592 | 3.2 | 28.0 | 89.7 |
| 2024年3月 | 147 | 1,715 | 8.9 | 9.0 | 31.4 |
| 2025年3月 | 127 | 1,811 | 7.3 | 11.7 | 72.2 |
| 2026年3月 | 187 | 1,973 | 9.9 | 9.4 | 54.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額594百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 田中公章 | 取締役会長[代表取締役] | 73 | 160,000 |
| 豊嶋哲也 | 取締役社長[代表取締役] CEO(Chief Executive Officer) | 63 | 24,000 |
| 松浦一慶 | 取締役 常務執行役員 CFO(Chief Financial Officer) | 59 | 37,000 |
| 曽根芳之 | 取締役 常務執行役員 代表取締役社長付 特命担当 | 61 | 26,000 |
| 小西裕一郎 | 取締役 常務執行役員 CTO(Chief Technology Officer) | 61 | 23,000 |
| 北畑隆生 | 取締役 | 76 | — |
| 南雲忠信 | 取締役 | 79 | 16,000 |
| 秋山美紀 | 取締役 | 58 | — |
| 升味佐江子 | 取締役 | 70 | — |
| 吉川京子 | 取締役 | 53 | — |
| 西嶋徹 | 常勤監査役 | 69 | 54,000 |
| 平川宏之 | 常勤監査役 | 68 | 98,000 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 木村博紀 | 監査役 | 64 | — |
| 中村昌允 | 監査役 | 80 | 2,000 |
| 田名部深雪 | 監査役 | 66 | — |
| 今井俊哉 | 取締役 | 66 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 166 | 110 | 170 | 170 | 446 | 74 |
| 社外取締役 | 9 | 95 | — | — | — | 95 | 11 |
| 監査役 | 3 | 53 | — | — | — | 53 | 18 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,368字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,959字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,690字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,477字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第101期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第100期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第99期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第99期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-05
- 四半期報告書四半期報告書-第99期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第99期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第98期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第98期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第98期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第98期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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