概要
アイカ工業は、建築用化学品と化粧板を主力とする化学メーカーである。メラミン化粧板などの内装材や、接着剤・シーリング材を展開し、住宅・非住宅建築の仕上げ工程に必要な材料を幅広く供給する。2026年3月期の売上高計画は2518億円、営業利益291億円(利益率11.6%)と高い収益性を誇る。従業員数は5314人(連結)で、愛知県清須市に本社を置く。1962年に東京証券取引所に上場し、現在はプライム市場に所属する。
化成品と建装建材の二軸事業
アイカ工業の事業は「化成品」と「建装建材」の二つのセグメントで構成される。化成品セグメントは外装・内装仕上塗材、塗り床材、各種接着剤、有機微粒子などを扱い、建築現場の仕上げ工程に必要な化学製品を提供する。一方、建装建材セグメントはメラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板など、内装建材を中心に展開する。2026年3月期の販売実績では、化成品が1362億円(構成比54%)、建装建材が1155億円(46%)と拮抗している。両セグメントとも住宅市場だけでなく、オフィス、商業施設、工場などの非住宅市場にも強みを持つ。特に建装建材のメラミン化粧板は国内で高いシェアを占め、ブランド力を誇る。
高収益を支えるビジネスモデル
アイカ工業の収益性は業界平均を上回る。2026年3月期の営業利益率は11.6%と、化学品メーカーとしては高い水準である。その要因は、高付加価値製品への集中と、原材料の内製化にある。化成品セグメントでは、有機微粒子などの機能材料が高い利益率を稼ぎ出す。建装建材セグメントでは、メラミン化粧板の生産効率が高く、また化成品グループから原材料を供給されることでコスト競争力を維持している。国内市場が成熟する中、海外事業の拡大も成長ドライバーとなっている。化成品海外ではインドネシア、中国、ベトナムなどに生産拠点を持ち、現地需要を取り込む。一方、海外事業は中国不況や価格競争の影響で足元伸び悩み、2025年4月に「海外事業カンパニー」を新設して立て直しを図っている。
国内外に広がる生産・販売ネットワーク
同社は国内に名古屋工場(愛知県清須市)、甚目寺工場(あま市)、福島工場、広島工場、茨城工場、丹波工場、伊勢崎工場など複数の生産拠点を持つ。海外では、インドネシア、インド、ベトナム、タイ、中国、マレーシア、ニュージーランド、台湾などに子会社を配置し、現地生産・販売を行っている。特に東南アジアには多くの連結子会社があり、アイカインドネシア社(1974年設立)、アイカ・ラミネーツ・ベトナム社(2017年設立)、アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社(シンガポール)などを通じて地域に根差した事業を展開する。2024年11月にはタイのADBシーラント社に資本参加し、シーリング材分野を強化した。総資産3264億円、自己資本比率58.4%と財務体質も安定している。
グループ会社の連携とシナジー
アイカ工業グループは、アイカ工業株式会社を中心に51社の子会社と3社の関連会社で構成される。子会社は化成品と建装建材の両方にまたがり、相互に原材料や製品を供給し合う。例えば、化成品グループ会社が生産する樹脂を建装建材グループ会社のメラミン化粧板の原料として活用するなど、セグメント間のシナジーを追求している。また、西東京ケミックス、アイカハリマ工業、アイカインテリア工業など、M&Aで取得した子会社も多い。ガンツ化成や大日本色材工業を吸収合併し、生産拠点を拡大してきた。2025年4月には海外事業カンパニーを新設し、海外子会社間の連携強化と収益性改善を目指している。
業界の中での役割は建築材料・化成品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 化成品 | 1,363億円 | 54.1% | 93億円 | 6.8% |
| 建装建材 | 1,155億円 | 45.9% | 248億円 | 21.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設・建築主力
建築物の内外装仕上げ材、塗り床材、各種接着剤などを製造・販売。住宅・非住宅建築の仕上げ工程に必要な材料を幅広く供給する。
- 外装・内装仕上塗材
- 建築物の外壁や内壁に使用される塗り仕上げ材で、意匠性と耐久性を両立。
- 塗り床材
- 床面に施工する塗床材料で、工場・倉庫・商業施設など様々な用途に対応。
- 各種接着剤
- 建築用から工業用まで多様な接着剤を提供。
- 有機微粒子
- 化成品原料となる微粒子で、塗料・接着剤などの機能性向上に寄与。
02建材・インテリア主力
メラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板などを製造・販売。住宅・商業施設の内装建材として広く使用される。
- メラミン化粧板
- メラミン樹脂で表面を被覆した化粧板で、耐摩耗性・耐熱性に優れ、キッチン天板や家具に使用。
- 化粧合板
- 表面に木目等の意匠を施した合板で、家具・造作材として利用。
- 室内用ドア
- 住宅や非住宅向けの室内ドアを製造・販売。
- インテリア建材
- カウンター、収納扉、不燃化粧材、押出成形セメント板などの内装建材。
製品と技術
メラミン化粧板と内装建材
アイカ工業の象徴的な製品がメラミン化粧板である。1960年に生産を開始し、以来、耐摩耗性・耐熱性に優れた表面材としてキッチン天板や家具、テーブルなどに広く使用されている。国内では高いシェアを持ち、高級感と耐久性を両立させた製品ラインナップが強み。また、化粧合板や室内用ドア、カウンター、収納扉などのインテリア建材も手掛け、住宅から商業施設まで幅広く採用される。近年は不燃化粧材や押出成形セメント板など、機能性建材のラインアップも拡充している。海外ではインド、ベトナム、タイでも生産し、現地の内装需要に応えている。
接着剤とシーリング材
化成品セグメントの中核をなすのが各種接着剤とシーリング材である。建築用から工業用まで幅広い接着剤を提供し、木工用、建築用、自動車用など多様な用途に対応。特にシーリング材は防水・気密性が求められる建築外装に不可欠で、アイカは高い信頼性を持つ。2024年にはタイのADBシーラント社を子会社化し、シーリング材の技術と販路を拡大した。また、塗り床材や外装・内装仕上塗材も化成品に含まれ、床材は工場や倉庫など産業施設で需要がある。有機微粒子は塗料や接着剤の機能性向上に寄与するスペシャリティ製品である。
塗り床材と有機微粒子
アイカ工業の化成品セグメントでは、外壁や内壁に使用される仕上塗材が重要な製品群である。外装用は耐候性・耐汚染性に優れ、内装用は意匠性と機能性を両立する。塗り床材は工場や商業施設の床面に施工され、耐久性と美観を提供する。また、有機微粒子は化成品原料として他社製品に供給され、塗料の隠蔽性や接着剤の強度向上に貢献。これらの製品は、化成品国内事業の収益源であり、原材料価格高騰の中で商品統廃合や適正価格設定により収益性改善を進めている。海外でもインドネシアや中国、ベトナムの工場で現地向けに製造されており、特にインドでは高成長が期待される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
建材化学で堅調、高収益維持
アイカ工業は化学業界の中でも建材向け化学品で強みを持ち、営業利益率11%超と高い収益性を達成。同業のクラレや東洋紡と比較しても利益率で優位。売上高は緩やかに増加(FY24 2366億円→FY26 2518億円)。住宅・建築需要を背景に安定成長が期待されるが、国内市場に依存する面が強く、海外展開が課題。
強み
- 営業利益率11%超と業界平均を大きく上回る収益性を維持。
- 接着剤・塗料など建築向け化学品で高いシェアとブランド力。
- 堅調な住宅需要を背景に売上高が緩やかに増加。
- 独自の接着・塗装技術で差別化し、顧客満足度が高い。
課題
- 海外売上比率が低く、国内建設投資の変動リスクを抱える。
- 原油価格など原材料の変動が利益を圧迫する可能性。
- 同業他社(クラレ等)との競争が激しく、差別化が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字がアイカ工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4208UBE | 3,740億円 | 14.3倍 |
| 2 | 3401帝人 | 3,497億円 | — |
| 3 | 4272日本化薬 | 3,320億円 | 12.9倍 |
| 4 | 4061デンカ | 2,862億円 | 17.7倍 |
| 5 | 4043トクヤマ | 2,845億円 | 12.8倍 |
| 6 | 4206アイカ工業 | 2,819億円 | 15.1倍 |
| 7 | 5384フジミインコーポレーテッド | 2,639億円 | 27.0倍 |
| 8 | 4634artience | 2,544億円 | 12.9倍 |
| 9 | 7826フルヤ金属 | 2,455億円 | 14.9倍 |
| 10 | 4095日本パーカライジング | 2,329億円 | 15.0倍 |
| 11 | 6490PILLAR | 2,329億円 | 24.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
愛知時計電機から派生した1936年の創業
アイカ工業の起源は1936年、愛知時計電機株式会社から航空機用点火栓や安全硝子、接着剤の事業を引き継いで設立された愛知化学工業株式会社である。本社は名古屋市南区に置かれた。当時は軍需関連が中心で、1944年には新川工場(現名古屋工場)を建設し、接着剤の生産を開始した。戦後は製紙事業にも進出したが、1949年に名古屋証券取引所に上場。1958年には点火栓事業を日本電装(現デンソー)に譲渡し、化学・建材専業への道を歩み始めた。その後、1960年にメラミン化粧板の生産を開始し、これが後に主力製品となる。1962年には東京証券取引所市場第二部に上場。1966年には社名をアイカ工業株式会社と改称し、同時にアイカインテリア工業(旧新星産業)に資本参加するなど、グループ化を進めた。
海外進出と上場(1968年~1986年)
1968年、アイカ中国(広島)を設立し、中国地方での販売拠点を強化。続いて1973年には萬代化学工業に資本参加、1974年にはインドネシアに合弁会社を設立し、初の海外生産拠点を得た。1984年にはプリント配線板事業に参入。1986年には東京証券取引所市場第一部に指定替えとなり、名古屋証券取引所でも第一部に上場した。この間、本社は1974年に名古屋市中区丸の内へ移転。製品ラインナップの拡充と共に、企業規模が拡大した。1971年には製紙事業から撤退し、化成品と建装建材に経営資源を集中した。
プリント配線板からの撤退とM&A(1984年~2014年)
1984年に開始したプリント配線板事業は、その後拡大するが、競争激化により2014年にRITAエレクトロニクスに事業譲渡し撤退。この間、2001年にはガンツ化成(大阪)に資本参加、2002年には大日本色材工業(東京)に資本参加し、後に吸収合併して丹波工場や茨城工場とした。また、2000年に本社を現在の清須市の名古屋工場所在地に戻した。2008年には西東京ケミックスに資本参加し、化成品事業を強化。国内でのM&Aにより生産拠点を拡充した。
グローバル展開の加速(2011年~2022年)
2011年、インドにアイカ・ラミネーツ・インディア社を設立。2012年にはシンガポールのダイネア・アジア・パシフィックを子会社化し、アジア統括拠点とした。2015年にはアイカSDKフェノール(群馬)に資本参加、後に伊勢崎工場として統合。2017年にはベトナムに生産会社を設立。2018年には台湾のエバモア・ケミカルに資本参加、タイにアイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディングを設立し、東南アジアでのプレゼンスを一気に高めた。さらに2019年、ウィルソナート・タイ他を買収。2021年にはマレーシアのアドテック社に資本参加。2022年には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。
新たな課題と海外事業カンパニーの設置(2023年~現在)
2023年度以降、中国不動産不況や価格競争の影響で海外事業の収益性が減衰した。これに対し、2025年4月に「海外事業カンパニー」を新設し、海外子会社間の連携強化とセグメント間シナジーの最大化を図っている。2024年11月にはタイのADBシーラント社に資本参加し、シーリング材分野を拡充した。国内では、2026年3月期に売上高2518億円、営業利益291億円を計画。住宅市場の回復や非住宅需要の底堅さを背景に、収益性改善と成長事業の創出に取り組んでいる。
年表40件を開く
1930年代
- 1936年10月創業愛知時計電機株式会社より航空機用点火栓、航空機用安全硝子・強化硝子、接着剤の事業を引き継ぎ 愛知化学工業株式会社として設立、本社を愛知県名古屋市南区千年に置く。
- 1939年7月本社を愛知県名古屋市港区熱田前新田に移転。
1940年代
- 1944年3月新川工場(現:名古屋工場:愛知県清須市)を建設(生産品目:接着剤)。
- 1945年11月本社を愛知県名古屋市中区南伊勢町に移転。
- 1946年3月新川工場(現:名古屋工場)にて製紙の生産開始。
- 1949年5月上場本社を愛知県名古屋市中区南桑名町に移転。名古屋証券取引所に株式上場。
1950年代
- 1952年11月本社を愛知県名古屋市南区本星崎町に移転。
- 1957年3月本社を愛知県西春日井郡新川町(現:愛知県清須市 名古屋工場所在地)に移転。
- 1958年11月点火栓事業を日本電装株式会社に譲渡。
1960年代
- 1960年1月新川工場(現:名古屋工場)にてメラミン化粧板の生産開始。
- 1962年7月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
- 1966年3月甚目寺工場(現:愛知県あま市)を建設(生産品目:接着剤)。
- 1966年6月社名をアイカ工業株式会社と改称。
- 1968年2月新星産業株式会社-現社名:アイカインテリア工業株式会社(愛知県)に資本参加。(現:連結子会社)
- 1968年4月住器建材製品の販売開始。
- 1968年7月創業アイカ中国株式会社(広島県)を設立。(2002年10月吸収合併 現:広島工場)
1970年代
- 1971年11月製紙事業から撤退。
- 1973年2月萬代化学工業株式会社-現社名:アイカハリマ工業株式会社(兵庫県)に資本参加。(現:連結子会社)
- 1974年3月合弁でアイカインドネシア社(インドネシア国)を設立。(現:連結子会社)
- 1974年10月本社を愛知県名古屋市中区丸の内に移転。
1980年代
- 1984年12月プリント配線板の生産開始。
- 1986年5月上場東京証券取引所市場第一部に株式上場。名古屋証券取引所市場第一部に株式上場。
- 1989年2月商号変更決算期を11月30日から3月31日に変更。
1990年代
- 1999年6月福島工場(福島県岩瀬郡鏡石町)を建設(生産品目:化成品)。
2000年代
- 2000年9月本社を愛知県西春日井郡新川町(現:愛知県清須市 名古屋工場所在地)に移転。
- 2001年3月M&Aガンツ化成株式会社(大阪市)に資本参加。(2012年4月吸収合併 現:丹波工場)
- 2002年11月M&A大日本色材工業株式会社(東京都)に資本参加。(2005年4月吸収合併 現:茨城工場)
- 2008年10月西東京ケミックス株式会社(東京都)に資本参加。(現:連結子会社)
2010年代
- 2011年6月アイカ・ラミネーツ・インディア社(インド国)を設立。(現:連結子会社)
- 2012年12月ダイネア・アジア・パシフィック・ホールディング社-現社名:アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社(シンガポール国)に資本参加。(現:連結子会社)
- 2014年4月プリント配線板の製造・販売事業をRITAエレクトロニクス株式会社に譲渡。
- 2015年9月M&AアイカSDKフェノール株式会社(群馬県)に資本参加。(2017年10月吸収合併 現:伊勢崎工場)
- 2015年10月アイカテック建材株式会社(東京都)に資本参加。(現:連結子会社)
- 2017年12月アイカ・ラミネーツ・ベトナム社(ベトナム国)を設立。(現:連結子会社)
- 2018年1月本社を愛知県名古屋市中村区名駅に移転。エバモア・ケミカル・インダストリー社(台湾)に資本参加。(現:連結子会社)アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社(タイ国)を設立。(現:連結子会社)
- 2018年3月アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社がタイ・ケミカル・コーポレーション社-現社名:アイカタイケミカル社(タイ国)に資本参加。(現:連結子会社)
- 2019年12月ウィルソナート・タイ社-現社名:アイカウィルソナート・タイ社(タイ国)、ウィルソナート上海社-現社名:アイカウィルソナート上海社(中国)、他2社に資本参加。(現:連結子会社)
2020年代
- 2021年4月アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社がアドテック社-現社名:アイカアドテック社(マレーシア国)に資本参加。(現:連結子会社)
- 2022年4月証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行。
- 2024年11月アイカ・アジア・パシフィック・ホールディングス社がADBシーラント社(タイ国)に資本参加。(現:連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
収益性の改善と成長加速
4つのマーケット(化成品国内/海外、建装建材国内/海外)ごとに課題を認識し、メリハリのある投資配分と事業ポートフォリオ見直しにより収益性を高め、成長スピードを加速させる。特に海外事業では2025年4月に「海外事業カンパニー」を新設し、セグメント間シナジーを最大化する。
- 02
成長事業の創出・育成
中長期的な視点で社会課題解決や未開拓市場への進出に注力し、化成品・建装建材ともにバランスよく成長事業を創出する。化成品では機能材料事業や海外事業に、建装建材では床・天井市場でのブランド確立と海外展開に取り組む。
- 03
気候変動対応と健全な経営基盤の構築
中期経営計画「Value Creation 3000 & 300」に基づき、気候変動対応や人的資本への投資など、持続的な成長と企業価値向上に向けた経営基盤を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,314人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は817万円で、9期前と比べて+26.3%。平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 3,349 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 3,850 | — |
| 2019年3月 | 647 | 39.0 | 15.0 | 3,920 | — |
| 2020年3月 | 652 | 39.0 | 15.0 | 4,781 | — |
| 2021年3月 | 644 | 40.0 | 16.0 | 4,796 | — |
| 2022年3月 | 682 | 40.0 | 16.0 | 4,949 | — |
| 2023年3月 | 690 | 40.0 | 16.0 | 4,963 | — |
| 2024年3月 | 710 | 41.0 | 16.0 | 5,007 | — |
| 2025年3月 | 781 | 41.0 | 16.0 | 5,250 | 522 |
| 2026年3月 | 817 | 41.0 | 16.0 | 5,314 | 548 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社26社(国内 5 / 海外 21、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。
- 国内アイカインテリア工業㈱愛知県小牧市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アイカハリマ工業㈱(注)3兵庫県加西市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内西東京ケミックス㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アイカテック建材㈱(注)3東京都練馬区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外アイカインドネシア社(注)2インドネシア国西ジャワ州 · 連結子会社議決権48.7%
- 海外テクノウッド社(注)4インドネシア国西ジャワ州 · 連結子会社議決権87.3%
- 海外昆山愛克樹脂有限公司中国昆山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外瀋陽愛克浩博化工 有限公司(注)2中国瀋陽市 · 連結子会社議決権50.0%
- 海外アイカ・ラミネーツ・インディア社(注)3、4インド国 ニューデリー市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社(注)3シンガポール国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外アイカドンナイ社(注)4ベトナム国 ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外アイカバンコク社(注)4タイ国 サムットプラカーン県 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
- アイカハチャイ社(注)4タイ国 ソンクラー県51%
- アイカ広東社(注)3、4中国肇慶市100%
- アイカ福建社(注)3、4中国福建省100%
- アイカインドリア社(注)4インドネシア国 ジャカルタ州51%
- アイカ ニュージーランド社(注)4ニュージー ランド国ニュープリマス市100%
- アイカ南京社(注)3、4中国南京市100%
- アイカタイケミカル社(注)3、4タイ国 サムットプラカーン県100%
- アイカアドテック社(注)3、4マレーシア国 セランゴール州100%
- ADBシーラント社(注)3、4タイ国 サムットプラカーン県51%
- アイカ・ラミネーツ・ベトナム社(注)3、4ベトナム国 ドンナイ省100%
- アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社(注)3タイ国 バンコク市100%
- エバモア・ケミカル・インダストリー社(注)3台湾 南投市50%
- アイカウィルソナート・タイ社(注)3、4タイ国 サムットサーコーン県100%
- アイカウィルソナート上海社(注)3、4中国 上海市100%
- INAICA LAMINATES INDIA PRIVATE LIMITED
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達1,210万円量子・AIハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業量子・AIアプリケーション開発・実証高次リサイクルシステム構築を志向する解体性接着技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-12-26
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,518億円、営業利益は291億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.2%、利益が+6.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,900億円 | 2,518億円 |
| 営業利益 | 348億円 | 291億円 |
| 純利益 | 195億円 | 185億円 |
| 1株あたり配当 | ¥144 | ¥144 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は714億円、営業利益は92億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+31.0%、営業利益は+76.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 613 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 545 | 52 | 9.5 | 31 |
| 2024年2Q | 588 | 62 | 10.5 | 43 |
| 2024年3Q | 616 | 81 | 13.1 | 49 |
| 2024年4Q | 617 | — | — | 28 |
| 2025年2Q | 1,201 | 131 | 10.9 | 89 |
| 2025年4Q | 1,286 | 143 | 11.1 | 80 |
| 2026年2Q | 1,214 | 133 | 11.0 | 94 |
| 2026年4Q | 1,304 | 158 | 12.1 | 91 |
| 2027年1Q | 714 | 92 | 12.9 | 47 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,014億円から2,518億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は11.6%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,014 | — | 126 | — | 76 |
| 2014年3月 | 1,411 | — | 147 | — | 82 |
| アイカSDKフェノール株式会社(群馬県)に資本参加。(2017年10月吸収合併 現:伊勢崎工場) | |||||
| 2015年3月 | 1,438 | — | 159 | — | 101 |
| 2016年3月 | 1,501 | — | 164 | — | 100 |
| アイカ・ラミネーツ・ベトナム社(ベトナム国)を設立。(現:連結子会社) | |||||
| 2017年3月 | 1,516 | — | 184 | — | 111 |
| 本社を愛知県名古屋市中村区名駅に移転。エバモア・ケミカル・インダストリー社(台湾)に資本参加。(現:連結子会社)アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社(タイ国)を設立。(現:連結子会社) | |||||
| 2018年3月 | 1,637 | — | 196 | — | 120 |
| 2019年3月 | 1,914 | — | 212 | — | 133 |
| 2020年3月 | 1,915 | — | 213 | — | 127 |
| 2021年3月 | 1,746 | — | 184 | — | 108 |
| 2022年3月 | 2,145 | — | 218 | — | 131 |
| 2023年3月 | 2,421 | — | 221 | — | 101 |
| 2024年3月 | 2,366 | — | 261 | — | 151 |
| 2025年3月 | 2,487 | 274 | 287 | 11.0 | 169 |
| 2026年3月 | 2,518 | 291 | 301 | 11.6 | 185 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,518億円のうち、営業利益として残るのは291億円で11.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は185億円、売上の7.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.7%1,806億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%421億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.6%291億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが88億円、投資CFが−275億円で、差し引きのフリーCFは−187億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は546億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 95 | −183 | −24 | −88 | 190 |
| 2014年3月 | 112 | −49 | −19 | 63 | 238 |
| 2015年3月 | 131 | −1 | −19 | 130 | 352 |
| 2016年3月 | 146 | −70 | −48 | 76 | 374 |
| 2017年3月 | 183 | −33 | −46 | 150 | 476 |
| 2018年3月 | 164 | −79 | −74 | 85 | 489 |
| 2019年3月 | 133 | −81 | −76 | 52 | 454 |
| 2020年3月 | 182 | −168 | −62 | 14 | 406 |
| 2021年3月 | 197 | −98 | −92 | 99 | 412 |
| 2022年3月 | 117 | −83 | −11 | 34 | 450 |
| 2023年3月 | 199 | −91 | −94 | 108 | 479 |
| 2024年3月 | 285 | −76 | −112 | 209 | 596 |
| 2025年3月 | 268 | −111 | −168 | 157 | 625 |
| 2026年3月 | 88 | −275 | 108 | −187 | 546 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は3,264億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,073億円で、自己資本比率は58.4%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,193 | 850 | 343 | 68.6 |
| 2014年3月 | 1,318 | 944 | 374 | 69.2 |
| 2015年3月 | 1,470 | 1,072 | 398 | 70.2 |
| 2016年3月 | 1,534 | 1,125 | 409 | 70.4 |
| 2017年3月 | 1,646 | 1,197 | 449 | 69.8 |
| 2018年3月 | 1,896 | 1,326 | 570 | 64.7 |
| 2019年3月 | 1,910 | 1,361 | 549 | 66.2 |
| 2020年3月 | 2,064 | 1,462 | 602 | 63.1 |
| 2021年3月 | 2,074 | 1,505 | 569 | 65.0 |
| 2022年3月 | 2,404 | 1,627 | 777 | 60.4 |
| 2023年3月 | 2,500 | 1,581 | 919 | 58.1 |
| 2024年3月 | 2,747 | 1,765 | 982 | 58.9 |
| 2025年3月 | 2,881 | 1,897 | 983 | 60.2 |
| 2026年3月 | 3,264 | 2,073 | 1,191 | 58.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で203社中46位あたり、逆に低いのは自己資本比率で203社中117位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,170で、1年前と比べて+14.2%。過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 |
| PER (会社予想) | 13.5倍 |
| PBR | 1.36倍 |
| 配当利回り | 3.45% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月4日から急騰し、8月10日に4206円の高値をつけた後、8月14日は4128円と前日比0.58%安。それでも25日移動平均線3819円を約8.1%上回り、上昇トレンドは継続中。52週高値4238円に接近しており、あと約2.7%に迫る。出来高は8月4日・5日に78万株・87万株と膨らみ、短期資金の流入を示唆。RSIは76.81と過熱域で、高値圏での変動に注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
予想PERは13.4倍と同業界平均の18.77倍を下回り、PBRも1.35倍と同業界平均の1.44倍を下回っています。ROEは10.2%で、自己資本利益率は良好です。配当利回りは3.49%と同業界平均の2.63%を上回り、株主還元も充実しています。売上高と営業利益は堅調に増加しており、収益基盤は安定しています。ただし、配当性向は50.6%と高く、今後の増配余地は限定的かもしれません。割安だが、成長鈍化リスクには注意が必要です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 13.5倍 | — |
| PBR | 1.36倍 | 1.41倍 |
| ROE | 10.2% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、住宅着工の低迷などの建設市場の減速懸念と、海外展開や新製品による成長のバランス。強気派は、安定した売上と営業利益率約11%を評価し、リフォーム需要や非住宅分野の開拓が成長を支えるとみる。また、配当利回り3.49%も魅力。一方、弱気派は、国内の建設需要の先行き不透明感や、原材料価格の上昇が収益を圧迫するリスクを指摘。PER約15倍と割安感はあるものの、成長鈍化が続けば評価も低下しうる。
- 安定した業績
売上高は2,500億円前後で安定し、営業利益も増加傾向
- 海外展開の可能性
アジアを中心に需要拡大の余地がある
- 高い配当利回り
配当利回り3.49%と株主還元が手厚い
- 2026年3月期営業益291億円、前期比+17億円通年影響中
売上高2,518億円、営業利益291億円。前期274億円から17億円増益。
- 営業利益率11.02%→11.56%に改善通年影響中
2025年3月期11.02%から2026年3月期11.56%へ0.54ポイント改善。
- 予想PER13.4倍、実績14.97倍より割安不定影響弱
実績PER14.97倍に対し予想PER13.4倍。PBR1.35倍と併せ割安感。
- 配当利回り3.49%、株主還元が下支え継続影響弱
配当利回り3.49%。株価は1年で14.84%上昇も、利回り面の安心感。
- 建設市場の減速
国内の住宅着工減少が需要に影響する可能性
- 原材料高の影響
原油や化成品原料の価格変動が利益を圧迫
- 成長の伸び悩み
売上高の成長率は近年鈍化傾向にある
- 売上高増収率が+5.1%から+1.2%へ減速通年影響中
2026年3月期売上高2,518億円。増収額は31億円で、前期の121億円から大幅縮小。
- ROE10.2%にとどまりPBR1.35倍継続影響弱
ROE10.2%は2桁前半。PBR1.35倍で資本効率改善が鈍く、評価拡大は限定的。
- 株価1年で14.84%上昇、短期的過熱不定影響弱
株価は4,128円で1年間に14.84%上昇。割安修正が進み、目先は反動も。
- 純利益の増益率は+9.5%と小幅通年影響弱
純利益は前期169億円から185億円へ16億円増。利益成長は続くが加速は乏しい。
- 売上高成長率
- 市場拡大の有無を確認するため
- 営業利益率
- 収益性の維持・改善を見るため
- 海外売上高比率
- 海外市場の開拓状況を示すため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり144円で、前期から+9.5%。いまの株価に対する利回りは3.45%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 85 | — | 59.0 |
| 2018年3月 | 92 | 8.2 | 58.8 |
| 2019年3月 | 103 | 12.0 | 57.0 |
| 2020年3月 | 106 | 2.9 | 65.3 |
| 2021年3月 | 106 | 0.0 | 67.3 |
| 2022年3月 | 108 | 1.9 | 59.0 |
| 2023年3月 | 109 | 0.9 | 66.5 |
| 2024年3月 | 112 | 2.8 | 51.3 |
| 2025年3月 | 126 | 12.5 | 53.7 |
| 2026年3月 | 138 | 9.5 | 50.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥144
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ11,723人。区分でいちばん多いのは金融機関で34.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.5%を占め、残る51.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 39.4 | 38.3 | 37.7 | 36.5 | 34.9 | 34.3 |
| 外国法人 | 23.4 | 24.4 | 23.4 | 25.1 | 23.1 | 26.5 |
| 個人・その他 | 16.9 | 17.4 | 20.2 | 20.3 | 22.6 | 22.6 |
| 事業法人 | 19.4 | 18.5 | 16.8 | 15.6 | 15.7 | 14.3 |
| 自己株式 | 3.4 | 3.3 | 5.3 | 5.3 | 7.1 | 6.3 |
| 証券会社 | 0.9 | 1.4 | 1.9 | 2.5 | 3.7 | 2.4 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口) | 15.31 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 8.46 |
| 03 | アイカ工業取引先持株会 | 3.73 |
| 04 | アイカ工業株式保有会 | 2.44 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口4) | 2.32 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.30 |
| 07 | 住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カス トディ銀行) | 1.95 |
| 08 | 大日本印刷株式会社 | 1.91 |
| 09 | SG/UCITS V/INV (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.73 |
| 10 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.14 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-12みずほ証券 株式会社新規の大量保有報告0.47%-0.67pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+151%、1株純資産は14期で+138%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 118 | 1,263 | 9.7 | 14.7 | 24.3 |
| 2014年3月 | 127 | 1,405 | 9.5 | 18.1 | 31.9 |
| 2015年3月 | 156 | 1,581 | 10.4 | 17.9 | 29.3 |
| 2016年3月 | 153 | 1,654 | 9.4 | 15.5 | 34.8 |
| 2017年3月 | 169 | 1,760 | 9.9 | 17.3 | 59.0 |
| 2018年3月 | 184 | 1,880 | 10.1 | 21.4 | 58.8 |
| 2019年3月 | 204 | 1,937 | 10.7 | 18.1 | 57.0 |
| 2020年3月 | 195 | 1,994 | 9.9 | 15.9 | 65.3 |
| 2021年3月 | 165 | 2,064 | 8.1 | 24.2 | 67.3 |
| 2022年3月 | 201 | 2,224 | 9.4 | 14.9 | 59.0 |
| 2023年3月 | 157 | 2,270 | 6.9 | 19.3 | 66.5 |
| 2024年3月 | 237 | 2,529 | 9.9 | 15.7 | 51.3 |
| 2025年3月 | 266 | 2,762 | 10.1 | 12.4 | 53.7 |
| 2026年3月 | 296 | 3,010 | 10.2 | 12.2 | 50.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額345百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小野勇治 | 代表取締役会長 | 70 |
| 海老原健治 | 代表取締役/ 社長執行役員 | 59 |
| 大村信幸 | 取締役/ 専務執行役員 海外事業カンパニー長 | 62 |
| 岩塚祐二 | 取締役/ 常務執行役員 建装・建材カンパニー長 | 59 |
| 蟹江浩嗣 | 取締役 | 69 |
| 清水綾子 | 取締役 | 54 |
| 森良二 | 取締役(常勤監査等委員) | 66 |
| 宮本正司 | 取締役(監査等委員) | 70 |
| 山本光子 | 取締役(監査等委員) | 69 |
| 花村総一郎 | — | 38 |
| 野口葉子 | 取締役 | 51 |
| 深谷玲子 | 取締役(監査等委員) | 53 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 森亮太 | — | 42 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 88 | 158 | 42 | 289 | 72 |
| 社外取締役 | 4 | 34 | — | — | 34 | 9 |
| 取締役(社内) | 1 | 22 | — | — | 22 | 22 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容733字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,975字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,519字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,025字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第125期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第125期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第124期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第124期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第124期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第124期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第123期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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