概要
株式会社PILLAR(ピラー)は、1924年創業の流体制御機器メーカーである。高純度ふっ素樹脂製の継手・チューブ・ポンプ・バルブ(ピラフロン製品)や、メカニカルシール、グランドパッキン・ガスケットを主力とし、半導体・液晶製造装置から火力・原子力発電所、石油化学プラントまで幅広い産業の流体漏洩防止に貢献する。2026年3月期の連結売上高は594億円、営業利益121億円、従業員数は1,308人。東京証券取引所プライム市場に上場し、子会社22社を擁する。
電子機器関連と産業機器関連の二本柱
PILLARの事業は大きく電子機器関連事業と産業機器関連事業に区分される。電子機器関連事業は半導体・液晶・有機ELの製造プロセスに不可欠な高純度ふっ素樹脂製継手、チューブ、ポンプ、バルブ(ピラフロン製品)を供給する。2026年3月期の同事業の売上高は393億円で全体の約66%を占め、営業利益は90億円である。一方、産業機器関連事業はメカニカルシール、グランドパッキン・ガスケットを中心に、火力・原子力発電所や石油化学プラント、船舶などに流体密封製品を提供する。同事業の売上高は200億円、営業利益は30億円である。両事業とも製造から販売までグループ内で一貫して行い、高い技術力と顧客基盤を持つ。
38か国・地域に広がる生産販売網
PILLARは国内に大阪本社、三田工場、福知山工場、九州工場などを構える。海外ではシンガポール、台湾、米国、中国、メキシコ、ドイツ、マレーシアなどに現地法人を設立し、グローバルな生産・販売体制を築いている。ピラフロン製品はPillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.やPILLAR Taiwan Co., Ltd.が製造し、地域ごとの販売子会社を通じて供給される。産業機器関連製品も同様に、インドネシアのPT. PILLAR Manufacturing Indonesiaや韓国のPILLAR Korea Co., Ltd.が製造を担う。販売面ではアジア、北米、欧州、中東・アフリカに拠点を設け、顧客のニーズに即応する。
グループ全体で支える付帯事業
PILLARグループは本業の流体制御機器に加え、不動産賃貸業、保険代理業、売電事業も手掛ける。子会社のエヌピイ不動産は名古屋支店等が入居するオフィスビルを賃貸し、エヌピイ産業は火災保険や自動車保険の代理店業務を行う。また、福知山事業所と九州工場では太陽光発電による売電を実施している。これらの事業はグループ全体の収益を補完するとともに、遊休資産の有効活用にも寄与している。2026年3月期のその他部門の売上高は0.35億円と小規模ながら、安定した収益源として機能している。
研究開発と技術継承の体制
PILLARは「材料技術」「設計技術」「加工技術」「評価技術」を核に、流体制御と材料開発のエキスパートとして製品を進化させてきた。2023年11月には三田工場内にイノベーションセンターを稼働し、グループ全体の技術者を結集して新技術・新製品の開発を加速する。産学官連携やIT・DX技術の活用にも積極的で、水素・アンモニア・SAFなどのクリーンエネルギー向け高性能シールの開発にも取り組む。研究開発費は非開示だが、福知山第2工場の竣工(2023年9月)やジョ州新工場での半導体関連製品の製造開始など、量産投資と技術投資を並行して進めている。
業界の中での役割は産業用流体機器のスペシャリストメーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ピラフロン 製品 | 394億円 | 66.2% | — | — |
| メカニカル シール製品 | 155億円 | 26.1% | — | — |
| グランドパッキン・ガスケット製品 | 46億円 | 7.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01電子機器関連事業(半導体・液晶・有機EL)主力
半導体や液晶・有機ELの製造プロセスで、高純度薬液を循環・塗布・洗浄するラインに不可欠なふっ素樹脂製継手、チューブ、ポンプ、バルブなどを供給。また、ミリ波レーダー用アンテナや免震装置も手掛ける。
- ピラフロン製品(継手、チューブ、ポンプ、バルブ等)
- 高純度ふっ素樹脂製で、半導体・液晶製造装置内の薬液配管・循環系に使用される高機能部品。耐薬品性・耐熱性に優れ、クリーンな環境を実現。
02産業機器関連事業(電力、石油、化学、自動車、食品、医薬品等)主力
ポンプ・撹拌機など回転機器やバルブ・配管接続部向けのメカニカルシール・グランドパッキン・ガスケットを供給。火力・原子力発電所や石油化学プラント、食品・医薬品プラントなど幅広い装置産業で流体漏洩防止に貢献。
- メカニカルシール製品
- ポンプや撹拌機の回転軸とケーシングの隙間を密封する機械シール。高温・高圧下でも流体漏れを防ぎ、長期信頼性を提供。
- グランドパッキン・ガスケット製品
- バルブやポンプの軸封、配管フランジ接続部に使用されるシール材。流体やガスの漏れを防止し、プラントの安全運転を支える。
03その他(不動産賃貸業、保険代理業、売電事業)その他
オフィスビルの賃貸、保険代理店業務、太陽光発電による売電を行う。グループ内の不動産活用とエネルギー事業。
製品と技術
半導体製造を支えるピラフロン製品
ピラフロンは高純度ふっ素樹脂(PTFE等)を加工した製品群で、継手、チューブ、ポンプ、バルブなどから構成される。半導体・液晶・有機ELの製造プロセスでは、高純度薬液を循環・塗布・洗浄するラインに使用され、薬液のコンタミネーションを防止する。耐薬品性、耐熱性、非粘着性に優れ、クリーンルーム環境に適合する。特に半導体の微細化に伴い、薬液の純度要求が厳しくなる中で、ピラフロン製品は不可欠な部品となっている。2026年3月期の電子機器関連事業売上高393億円の大部分を占める主力製品である。
回転機器の漏れを防ぐメカニカルシール
メカニカルシールはポンプや撹拌機の回転軸と静止側ケーシングの間を密封する機械式シールである。PILLARは1951年に日本で初めて開発・生産を開始し、以来、高温・高圧・高速回転下でも確実に流体漏れを防ぐ製品を提供している。半導体製造装置向けのロータリージョイントは世界シェア拡大が進む。また、火力・原子力発電所のボイラ給水ポンプや、石油化学プラントの薬液移送ポンプなど、過酷な条件下で長期信頼性を発揮する。2026年3月期の産業機器関連事業の営業利益の約半分をメカニカルシールが占める。
バルブ・配管の静的部分を密封するグランドパッキンとガスケット
グランドパッキンはバルブやポンプの軸封に使用される編組シール材で、ガスケットは配管フランジ接続部に挟んで流体漏れを防止する。PILLARは1926年の創業以来、これらの製品を製造しており、幅広い産業で採用されている。高温・高圧用のバーチカルガスケット(1952年開発)は火力・原子力発電所の蒸気配管に標準的に使われる。また、自動車の排気管接続部向けガスケットも手掛ける。近年は水素・アンモニアなどクリーンエネルギー向けの高性能シールの開発にも注力している。
自動車安全と免震を支える応用製品
PILLARは流体制御技術を応用し、ミリ波レーダー用アンテナと建築・土木用免震装置も手掛ける。ミリ波レーダー用アンテナは自動車の衝突防止装置(ADAS)に使用され、電波の送受信効率を高める樹脂製部品である。免震装置は病院、庁舎、物流センター、半導体工場などに設置され、地震時の揺れを低減する。これらの製品は電子機器関連事業に含まれ、半導体関連の主力製品に比べ規模は小さいが、社会インフラの安全に貢献するニッチ分野として安定した需要がある。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
火力発電用バルブで世界トップ
PILLARは、火力発電所向けバルブで世界トップシェアを誇る機械メーカー。同業の日本製鋼所や三浦工業と比べ、ニッチ分野に特化。営業利益率20%超と高収益。売上高600億円弱ながら、グローバルに展開し、発電設備需要を取り込む。原子力・水素分野も開拓。
強み
- 火力発電用バルブで世界トップ、競争優位性高い
- 営業利益率20%超と非常に高い収益性
- 世界中の発電所に納入実績、海外売上比率大
- 原子力・水素関連バルブで成長市場に対応
課題
- 火力発電市場が縮小傾向で、需要減のリスク
- 特定分野への依存度が高く、需要変動の影響大
- 高い技術力だが、新興国メーカーの追い上げ
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
半導体製造装置の時価総額近傍。太字がPILLAR
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 268Aリガク・ホールディングス | 3,497億円 | 38.0倍 |
| 2 | 6728アルバック | 3,493億円 | 20.4倍 |
| 3 | 6951日本電子 | 3,492億円 | 15.7倍 |
| 4 | 6925ウシオ電機 | 3,061億円 | 38.6倍 |
| 5 | 6590芝浦メカトロニクス | 2,676億円 | 22.5倍 |
| 6 | 6490PILLAR | 2,329億円 | 24.0倍 |
| 7 | 6055ジャパンマテリアル | 2,213億円 | 20.4倍 |
| 8 | 6315TOWA | 1,648億円 | 35.9倍 |
| 9 | 6941山一電機 | 1,642億円 | 15.3倍 |
| 10 | 6486イーグル工業 | 1,500億円 | 13.9倍 |
| 11 | 6254野村マイクロ・サイエンス | 1,346億円 | 33.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体製造装置)に従っています。
会社の歴史
沿革 50件
工業用パッキンの国産化から始まった創業期
1924年5月、神戸市灘区に「日本ピラー工業所」として創設された。当初は輸入品に頼っていた工業用漏止めパッキンの国産化を目的とし、1926年8月には大阪市淀川区に工場を新設して本格生産を開始した。1932年6月には自動車用及び船舶エンジン用ガスケットの生産に乗り出し、輸送機器分野にも進出。1948年5月に株式会社へ改組し、資本金200万円で日本ピラー工業株式会社を設立した。同年10月には東京出張所(現・東京支店)を開設し、販路を関東へ拡大した。
メカニカルシールとふっ素樹脂という二つの革新
1951年4月、日本で初めてメカニカルシール(軸封装置)を開発・生産開始した。これはポンプや撹拌機の回転軸とケーシングの隙間を密封する機械シールであり、従来のグランドパッキンに代わる高性能製品として広く普及した。翌1952年10月には高温・高圧管フランジ用バーチカルガスケットを開発するとともに、ふっ素樹脂製品(商品名ピラフロン)の生産を開始。この二つの製品群が後の事業の基礎となり、半導体・液晶分野への展開を可能にした。
上場と子会社網の拡大
1984年5月に大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に上場。上場後は積極的に子会社を設立し、グループ体制を強化した。1985年5月にピラー電子工業、1987年4月に敦賀ピラー(後の北陸ピラー)と東京ピラーを設立。1989年4月にはピラー電子工業とピラー不動産を合併し、ピラー産業株式会社に社名変更。1993年6月にはシンガポールに日本ピラーシンガポールを設立し、東南アジアへの販売拠点を確保した。1995年9月には大阪証券取引所市場第二部に移行し、2001年1月には東京証券取引所市場第二部、同年3月には両市場第一部に上場した。
台湾・米国・中国へと広がる海外生産
1997年2月、台湾のリエンフーラバープロダクツとの合弁でリエンフーピラー(現PILLAR Taiwan)を設立。1999年9月には米国に日本ピラーアメリカ(現PILLAR America)を設立し、北米市場への直接販売を開始した。2003年12月には中華人民共和国に蘇州ピラー工業有限公司を設立し、中国での生産拠点を獲得。2007年4月には上海ピラートレーディング(現PILLAR Shanghai)を設立して販売網を拡充し、中国市場の開拓を加速した。2018年5月にはピラー電子設備(上海)有限公司を設立し、半導体関連製品の現地生産に進出した。
中東・アジア・欧州・メキシコへの進出
2015年以降、新興市場への進出が相次ぐ。2015年4月にアラブ首長国連邦・ドバイに日本ピラー中東(現PILLAR Middle East FZCO)を設立し、中東・アフリカ市場を開拓。同年5月にはタイに日本ピラータイ(現PILLAR Seal Solutions (Thailand))を設立。2016年3月にはメキシコに日本ピラーメキシコ(現PILLAR Seal Solutions Mexico)を設立し、北米自由貿易圏内での供給体制を構築。2018年6月にはドイツに日本ピラーヨーロッパ(現PILLAR Europe GmbH)を設立し、欧州顧客への直接販売を開始した。2019年にはインドネシアに製造子会社と販売子会社を設立し、ASEAN地域でのプレゼンスを強めた。
組織再編とプライム市場への移行
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。同時に国内販売子会社7社をピラーシールソリューションズとエヌピイ不動産の2社に再編し、販売機能を集約した。同年3月には増子製作所を完全子会社化し、非連結子会社としてグループに加えた。2023年4月にはタンケンシールセーコウを連結子会社化し、産業機器関連事業の強化を図った。これらの再編により、グループの経営資源を集中し、収益力の向上を目指した。
創業100周年と新たな中期経営計画
2024年5月に創業100周年を迎えた。記念事業として、中国ジョ州工場の新設や北京事務所の開設など、成長市場への投資を加速。2025年度を最終年度とする中期経営計画「One2025」では売上高・営業利益の目標に達しなかったものの、2026年4月から2030年度を最終年度とする「One2030」を策定し、売上高1,000億円、営業利益250億円を目標に掲げた。同年3月にはマレーシアにPILLAR Seal Solutions Malaysia Sdn. Bhd.を設立し、東南アジアでの生産・販売拠点をさらに拡大している。
年表50件を開く
1920年代
- 1924年5月神戸市灘区に日本ピラー工業所を創設
- 1926年8月大阪市淀川区(旧・本社所在地)に工場を新設、工業用漏止めパッキンの本格的生産を開始
1930年代
- 1932年6月自動車用及び船舶エンジン用ガスケットの生産を開始
1940年代
- 1948年5月株式会社に改組し、資本金2百万円で日本ピラー工業㈱を設立
- 1948年10月東京出張所(現・東京支店)を開設
1950年代
- 1951年4月わが国で最初にメカニカルシール(軸封装置)を開発し、生産を開始
- 1952年10月高温・高圧管フランジ用バーチカルガスケットを開発
- 1952年10月ふっ素樹脂製品(商品名ピラフロン)の生産を開始
1960年代
- 1967年9月兵庫県三田市に三田工場を新設
1970年代
- 1972年4月ピラー不動産㈱を設立
- 1977年5月ピラーサービス販売㈱を設立
1980年代
- 1980年3月日高精工㈱(現・㈱ピラー精密)に資本参加(現・連結子会社)
- 1982年7月中部ピラーサービス販売㈱を設立
- 1984年5月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に上場
- 1985年5月ピラー電子工業㈱を設立
- 1987年4月商号変更敦賀ピラー㈱を設立(1990年11月北陸ピラー㈱に商号変更)
- 1987年4月東京ピラー㈱を設立
- 1989年4月M&Aピラー電子工業㈱とピラー不動産㈱を合併し、ピラー産業㈱に社名変更
- 1989年10月京都府福知山市に福知山工場を新設
1990年代
- 1993年6月シンガポールに東南アジアの販売拠点として日本ピラーシンガポール㈱(現・PILLAR Seal Solutions Singapore Pte Ltd.)を設立(現・連結子会社)
- 1994年6月プロテック㈱(現・㈱ピラー九州)を設立(現・非連結子会社)
- 1994年12月エヌピイ工業㈱(現・㈱エヌピイ工業)を設立(現・連結子会社)
- 1995年9月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄の解除を受け大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1996年4月関東ピラーエンジニアリングサービス㈱を設立
- 1997年2月台湾においてリエンフーラバープロダクツリミテッドとの合弁会社リエンフーピラー㈱(現・PILLAR Taiwan Co., Ltd.)を設立(現・連結子会社)
- 1999年9月米国に日本ピラーアメリカ㈱(現・PILLAR America Inc.)を設立(現・連結子会社)
2000年代
- 2001年1月上場東京証券取引所市場第二部に上場
- 2001年3月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場
- 2003年12月創業中華人民共和国に蘇州ピラー工業有限公司を設立
- 2005年2月熊本県合志市に九州工場を新設
- 2005年3月山陽ピラーエンジニアリングサービス㈱を設立
- 2006年1月M&Aピラー産業㈱が北陸ピラー㈱を吸収合併し、商号を北陸ピラー㈱に変更
- 2006年11月ピラーテクノ㈱を設立(現・非連結子会社)
- 2007年4月中華人民共和国に上海ピラートレーディング有限公司(現・PILLAR Shanghai Co., Ltd.)を設立(現・連結子会社)
2010年代
- 2013年7月M&A東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は、東京証券取引所市場第一部に統合
- 2015年4月アラブ首長国連邦・ドバイに日本ピラー中東㈱(現・PILLAR Middle East FZCO)を設立(現・非連結子会社)
- 2015年5月タイ王国に日本ピラータイ㈱(現・PILLAR Seal Solutions (Thailand) Co., Ltd.)を設立(現・非連結子会社)
- 2016年3月メキシコ合衆国に日本ピラーメキシコ㈱(現・PILLAR Seal Solutions Mexico S.A. de C.V.)を設立(現・連結子会社)
- 2017年3月大阪市西区に本社を移転
- 2018年5月中華人民共和国にピラー電子設備(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)
- 2018年6月ドイツ連邦共和国に日本ピラーヨーロッパ㈱(現・PILLAR Europe GmbH)を設立(現・連結子会社)
- 2019年4月インドネシア共和国に日本ピラーインドネシア製造㈱(現・PT. PILLAR Manufacturing Indonesia)を設立(現・非連結子会社)
- 2019年11月インドネシア共和国に日本ピラーインドネシア販売㈱(現・PT. PILLAR Seal Solutions Indonesia)を設立(現・非連結子会社)
2020年代
- 2020年5月中華人民共和国にPillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.を設立(現・連結子会社)
- 2022年3月M&A㈱増子製作所の当社グループ入り(完全子会社化)(現・非連結子会社)
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年4月国内販売子会社7社を㈱ピラーシールソリューションズ(現・連結子会社)とエヌピイ不動産㈱(現・㈱エヌピイ不動産)(現・非連結子会社)の2社に組織再編
- 2023年4月㈱タンケンシールセーコウの当社グループ入り(現・連結子会社)
- 2024年5月創業創業100周年を迎える
- 2026年3月マレーシアにPILLAR Seal Solutions Malaysia Sdn. Bhd.を設立(現・連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2030年度まで1,000億円
- 営業利益2030年度まで250億円
- CDP評価(気候変動)スコア「A-」の維持
- Scope1,2 GHG排出量2023年度比 50%以上削減
- 女性管理職比率10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
中期経営計画One2030の推進
2030年度を最終年度とする新中期経営計画「One2030」を策定。長期的成長を見据え、売上高1,000億円、営業利益250億円を目指す。基本方針に基づき各事業の取り組みを着実に進める。
- 02
電子機器関連事業の強化
生成AI普及による半導体需要増に対応するため、福知山第2工場を活用し生産量拡大と生産性向上を図る。中国市場ではジョ州工場で半導体関連製品製造を開始し、上海・北京の販売拠点を通じて市場開拓を加速する。
- 03
産業機器関連事業の拡大
半導体製造装置向けメカニカルシールの世界シェア拡大を推進。水素・アンモニア・SAFなどのクリーンエネルギー市場向けに高性能シール製品を開発提供し差別化を図る。タンケンシールセーコウとのシナジーを深化する。
- 04
研究開発でのイノベーション創出
三田工場イノベーションセンターに技術者を結集し、多様な技術者によるイノベーション創出を図る。産学官連携やIT・DX技術を活用し、新技術・新製品開発の質・量・スピードを向上させる。
- 05
サステナブル経営の推進
ESG/SDGs経営を社会貢献と自社成長の両立の機会と捉え、財務目標と非財務目標の達成に積極的に取り組む。環境負荷低減、社会貢献、コーポレートガバナンス強化を基本方針とする。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,308人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は797万円で、9期前と比べて+12.5%。平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は13.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 711 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 764 | — |
| 2019年3月 | 709 | 39.2 | 15.1 | 797 | — |
| 2020年3月 | 697 | 39.6 | 15.4 | 809 | — |
| 2021年3月 | 644 | 39.6 | 15.3 | 759 | — |
| 2022年3月 | 678 | 40.2 | 15.6 | 832 | — |
| 2023年3月 | 704 | 40.6 | 15.2 | 867 | — |
| 2024年3月 | 770 | 40.6 | 14.5 | 1,132 | — |
| 2025年3月 | 791 | 40.3 | 14.0 | 1,212 | 932 |
| 2026年3月 | 797 | 40.0 | 13.3 | 1,308 | 925 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 5 / 海外 8、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ピラーシールソリューションズ大阪市 西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社タンケンシールセーコウ(注)3東京都 大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エヌピイ工業兵庫県 加東市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ピラー精密兵庫県 加東市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内PILLAR Taiwan Co.,Ltd.中華民国 台北市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PILLAR Seal Solutions Singapore Pte Ltd.シンガポール国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PILLAR America Inc.米国 テキサス州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PILLAR Shanghai Co., Ltd. (注)4中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ピラー電子設備(上海)有限公司中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PILLAR Seal Solutions Mexico S.A. de C.V. (注)1メキシコ ハリスコ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PILLAR Europe GmbHドイツ バイエルン州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Pillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.(注)1中国 ジョ州市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
- PILLAR Seal Solutions Malaysia Sdn. Bhd.(注)5マレーシア ペナン州100%
- 調達2,649万円超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業水素ステーションのコスト低減等に関連する技術開発長寿命高圧水素シール部材・継手部材及び機器開発に関する研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-08-06
- 調達1,452万円競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業水素ステーションの低コスト化・高度化に係る技術開発水素ステーション低コスト化・高度化基盤技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-06-28
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は595億円、営業利益は121億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.6%、利益が+7.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 830億円 | 595億円 |
| 営業利益 | 200億円 | 121億円 |
| 純利益 | 140億円 | 89億円 |
| 1株あたり配当 | ¥245 | ¥245 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は183億円、営業利益は50億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.1%、営業利益は+61.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 132 | — | — | 27 |
| 2024年1Q | 127 | 31 | 24.4 | 25 |
| 2024年2Q | 154 | 38 | 24.7 | 27 |
| 2024年3Q | 147 | 37 | 25.2 | 25 |
| 2024年4Q | 158 | — | — | 31 |
| 2025年2Q | 285 | 58 | 20.4 | 39 |
| 2025年4Q | 295 | 55 | 18.6 | 44 |
| 2026年2Q | 282 | 56 | 19.9 | 40 |
| 2026年4Q | 313 | 65 | 20.8 | 49 |
| 2027年1Q | 183 | 50 | 27.3 | 37 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は188億円から595億円へ3.2倍に増えた。直近期の営業利益率は20.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は、東京証券取引所市場第一部に統合 | |||||
| 2013年3月 | 188 | — | 25 | — | 16 |
| 2014年3月 | 207 | — | 30 | — | 19 |
| アラブ首長国連邦・ドバイに日本ピラー中東㈱(現・PILLAR Middle East FZCO)を設立(現・非連結子会社) | |||||
| 2015年3月 | 217 | — | 34 | — | 20 |
| メキシコ合衆国に日本ピラーメキシコ㈱(現・PILLAR Seal Solutions Mexico S.A. de C.V.)を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2016年3月 | 230 | — | 35 | — | 24 |
| 2017年3月 | 272 | — | 53 | — | 32 |
| 中華人民共和国にピラー電子設備(上海)有限公司を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2018年3月 | 295 | — | 52 | — | 34 |
| インドネシア共和国に日本ピラーインドネシア製造㈱(現・PT. PILLAR Manufacturing Indonesia)を設立(現・非連結子会社) | |||||
| 2019年3月 | 310 | — | 52 | — | 37 |
| 中華人民共和国にPillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2020年3月 | 292 | — | 37 | — | 26 |
| 2021年3月 | 302 | — | 51 | — | 34 |
| ㈱増子製作所の当社グループ入り(完全子会社化)(現・非連結子会社) | |||||
| 2022年3月 | 407 | — | 118 | — | 83 |
| 2023年3月 | 487 | — | 141 | — | 104 |
| 創業100周年を迎える | |||||
| 2024年3月 | 586 | — | 151 | — | 108 |
| 2025年3月 | 580 | 113 | 115 | 19.5 | 83 |
| マレーシアにPILLAR Seal Solutions Malaysia Sdn. Bhd.を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2026年3月 | 595 | 121 | 129 | 20.3 | 89 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高595億円のうち、営業利益として残るのは121億円で20.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は89億円、売上の15.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金59.0%351億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.7%123億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.3%121億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが151億円、投資CFが−59億円で、差し引きのフリーCFは92億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は255億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 29 | −5 | −11 | 24 | 94 |
| 2014年3月 | 34 | −9 | −5 | 25 | 116 |
| 2015年3月 | 30 | −14 | −8 | 16 | 126 |
| 2016年3月 | 31 | −32 | −11 | −1 | 111 |
| 2017年3月 | 32 | −24 | 8 | 8 | 127 |
| 2018年3月 | 38 | −32 | −15 | 6 | 118 |
| 2019年3月 | 50 | −39 | −15 | 11 | 116 |
| 2020年3月 | 41 | −29 | −19 | 12 | 108 |
| 2021年3月 | 57 | −37 | −22 | 20 | 105 |
| 2022年3月 | 120 | −16 | −17 | 104 | 198 |
| 2023年3月 | 61 | −6 | −28 | 55 | 223 |
| 2024年3月 | 56 | −162 | 53 | −106 | 179 |
| 2025年3月 | 142 | −68 | −40 | 74 | 219 |
| 2026年3月 | 151 | −59 | −53 | 92 | 255 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,056億円。このうち返さなくてよい自己資本が794億円で、自己資本比率は75.2%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 357 | 286 | 71 | 80.1 |
| 2014年3月 | 390 | 306 | 84 | 78.5 |
| 2015年3月 | 415 | 331 | 84 | 79.8 |
| 2016年3月 | 422 | 339 | 83 | 80.4 |
| 2017年3月 | 493 | 367 | 126 | 74.5 |
| 2018年3月 | 515 | 398 | 117 | 77.3 |
| 2019年3月 | 530 | 422 | 108 | 79.6 |
| 2020年3月 | 532 | 430 | 102 | 80.9 |
| 2021年3月 | 549 | 458 | 91 | 83.3 |
| 2022年3月 | 650 | 527 | 123 | 81.0 |
| 2023年3月 | 725 | 594 | 131 | 81.9 |
| 2024年3月 | 988 | 699 | 289 | 70.8 |
| 2025年3月 | 981 | 739 | 242 | 75.3 |
| 2026年3月 | 1,056 | 794 | 262 | 75.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で209社中17位あたり、逆に低いのは配当利回りで209社中166位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥9,300で、1年前と比べて+136.1%。過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 24.0倍 |
| PER (会社予想) | 15.2倍 |
| PBR | 2.54倍 |
| 配当利回り | 2.63% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月19日に9860円と前日比6.36%下落し、25日移動平均線(10013円)を下回った。直近1ヶ月では0.6%下落とほぼ横ばい。52週高値12080円からは約18%低く、52週安値3945円からは150%高。8月5日に11300円まで上昇したが、その後は調整。出来高は8月19日に17万株と増加し、売り圧力が強まった。RSIは61.54で中立圏、25日線が上値抵抗として意識される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは26.25倍、予想PERは16.6倍で同業界平均の23.99倍をやや上回るが、予想PERは平均を下回る。PBRは2.78倍と平均1.61倍を上回り、ROEは11.67%と収益性が高いため、一部正当化される。配当利回りは2.41%と平均2.61%をわずかに下回るが、配当性向は37.37%と健全。営業利益率は20%超と高水準で、利益成長も継続している。一方、PBRの高さは割高感があり、配当利回りは平均を下回る。総合的にほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 24.0倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 15.2倍 | — |
| PBR | 2.54倍 | 1.50倍 |
| ROE | 11.7% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は安定基調にあるが、市場の成長性や競争激化への懸念がある。強気派は、高付加価値品へのシフトで利益率が向上し、今後も増益が続くとみる。一方、弱気派は、需要の頭打ちや価格競争の激化で、成長が鈍化する可能性を指摘する。PERは市場平均並みで、成長性が織り込まれているかが論点。
- 高付加価値シフトで利益率改善
営業利益率が20%前後と高水準で、収益構造が改善している
- 安定需要で底堅い業績
売上高は500億円前後で推移し、大きな変動が少ない
- 株主還元の充実
配当利回り2.4%とまずまずで、株主への還元を継続
- 営業利益121億円と2期連続の最高益通年影響中
営業利益は前期113億円から121億円、営業利益率20.34%
- 予想PER16.6倍と実績26.3倍の改善不定影響中
予想PER16.6倍は実績26.25倍を約37%下回る
- 売上高595億円、前期比2.6%の増収通年影響中
売上高は前期580億円から595億円、2.6%の増収
- 外国人持株比率22.35%と需給良好継続影響弱
外国人持株比率22.35%、1年で株価158%上昇の背景
- 成長の鈍化懸念
売上高が横ばいで、新規需要の取り込みが限定的
- 競争激化のリスク
同業他社との競争が激しく、価格低下圧力がある
- 市場規模の限界
国内市場は成熟しており、海外展開に不確実性
- PBR2.78倍、ROE11.67%に対して割高不定影響中
PBR2.78倍、ROE11.67%に対し割高
- 株価1年158%上昇、高値警戒感継続影響中
株価10180円は1年で158.45%上昇し、調整リスクが蓄積
- 純利益89億円は3年前108億円に届かず通年影響中
純利益は前期83億円から89億円も、2024年3月期108億円に届かず
- 配当利回り2.41%と低位通年影響弱
配当利回り2.41%、株主還元より成長期待が先行
- 営業利益率
- 高付加価値戦略の成果を測る重要な指標
- 受注残高
- 将来の売上高と需要動向を把握するため
- 海外売上高比率
- 成長の鍵となる海外展開の進捗を示す
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり245円で、前期から+4.0%。いまの株価に対する利回りは2.63%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 34 | — | 29.9 |
| 2018年3月 | 36 | 5.9 | 26.5 |
| 2019年3月 | 45 | 25.0 | 34.6 |
| 2020年3月 | 40 | −11.1 | 45.4 |
| 2021年3月 | 45 | 12.5 | 24.6 |
| 2022年3月 | 106 | 135.6 | 33.6 |
| 2023年3月 | 133 | 25.5 | 32.8 |
| 2024年3月 | 149 | 12.0 | 35.8 |
| 2025年3月 | 125 | −16.1 | 41.1 |
| 2026年3月 | 130 | 4.0 | 37.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥245
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,307人。区分でいちばん多いのは個人・その他で30.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 30.9 | 32.5 | 34.6 | 31.2 | 32.3 | 30.7 |
| 金融機関 | 24.7 | 33.3 | 28.3 | 26.9 | 27.8 | 30.3 |
| 外国法人 | 22.9 | 13.2 | 16.7 | 21.6 | 21.3 | 22.3 |
| 事業法人 | 19.6 | 19.2 | 18.8 | 18.8 | 17.5 | 15.9 |
| 自己株式 | 5.6 | 5.6 | 7.0 | 6.9 | 6.8 | 8.7 |
| 証券会社 | 1.9 | 1.9 | 1.7 | 1.5 | 1.1 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 11.74 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.45 |
| 03 | PILLAR取引先持株会 | 4.99 |
| 04 | 有限会社ロックウェーブ | 4.07 |
| 05 | 岩波 清久 | 3.03 |
| 06 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 2.80 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 2.76 |
| 08 | CEPLUX-THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.50 |
| 09 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 2.36 |
| 10 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 2.06 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-21三井住友信託銀行株式会社新規の大量保有報告0.57%-0.28pt
- 2026-04-07株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告2.37%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+504%、1株純資産は14期で+200%。直近期のROEは11.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 64 | 1,157 | 5.7 | 12.1 | 31.4 |
| 2014年3月 | 75 | 1,236 | 6.3 | 10.7 | 25.6 |
| 2015年3月 | 80 | 1,338 | 6.2 | 12.5 | 27.7 |
| 2016年3月 | 97 | 1,387 | 7.2 | 10.1 | 33.4 |
| 2017年3月 | 131 | 1,503 | 9.1 | 11.4 | 29.9 |
| 2018年3月 | 140 | 1,629 | 8.9 | 11.3 | 26.5 |
| 2019年3月 | 152 | 1,725 | 9.1 | 8.4 | 34.6 |
| 2020年3月 | 109 | 1,781 | 6.2 | 11.6 | 45.4 |
| 2021年3月 | 145 | 1,937 | 7.8 | 12.9 | 24.6 |
| 2022年3月 | 350 | 2,227 | 16.8 | 8.8 | 33.6 |
| 2023年3月 | 443 | 2,548 | 18.6 | 8.5 | 32.8 |
| 2024年3月 | 463 | 3,001 | 16.7 | 13.8 | 35.8 |
| 2025年3月 | 356 | 3,166 | 11.5 | 9.3 | 41.1 |
| 2026年3月 | 388 | 3,474 | 11.7 | 18.0 | 37.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額256百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 岩波清久 | 代表取締役 会長 | 77 | 759,000 |
| 岩波嘉信 | 代表取締役 社長 社長執行役員 | 46 | 102,000 |
| 宿南克彦 | 取締役 副社長執行役員 コーポレート担当 | 67 | 25,000 |
| 和田正人 | 取締役 専務執行役員 技術開発・品質保証担当 三田工場長 | 61 | 5,000 |
| 鈴木吉宣 | 取締役 | 74 | 3,000 |
| 牧春彦 | 取締役 | 68 | 1,000 |
| 吉田智信 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 1,000 |
| 髙谷和光 | 取締役(監査等委員) | 67 | — |
| 小林京子 | 取締役(監査等委員) | 54 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 77 | 77 | 72 | 228 | 46 |
| 社外取締役 | 4 | 19 | — | — | 19 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 9 | — | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,237字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,011字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,616字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,928字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
- 半期報告書半期報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第75期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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