概要
化学メーカーであるartience(アーティエンス)は、1907年に東洋インキ製造として創業し、現在は色材・機能材、ポリマー・塗加工、パッケージ、印刷・情報の4事業セグメントを展開する。2024年12月期の連結売上高は3,511億円、営業利益204億円、従業員7,880名。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード4634)。自動車・エレクトロニクス・包装・印刷など多様な産業向けに顔料、塗料、インキ、接着剤、電子材料などをグローバルに供給しており、2011年に持株会社体制に移行した後、2024年に現商号へ変更した。
4事業セグメントで構成される収益構造
artienceの事業は、色材・機能材関連、ポリマー・塗加工関連、パッケージ関連、印刷・情報関連の4セグメントで構成される。色材・機能材関連では有機顔料、プラスチック用着色剤、カラーフィルター用材料、インクジェット材料、リチウムイオン電池材料などを手掛け、2024年12月期の売上高は843億円である。ポリマー・塗加工関連は缶用塗料、樹脂、接着剤、粘着剤、メディカル製品などで構成され、売上高は885億円。パッケージ関連はグラビアインキ、フレキソインキ、グラビアシリンダー製版など包装印刷資材が主体で、売上高は776億円。印刷・情報関連はオフセットインキ、金属インキ、印刷機械・機器、プリプレスシステムなどで、売上高は676億円。その他事業として原料販売や不動産管理も行う。全社として2024年の営業利益は204億円、親会社株主に帰属する当期純利益は185億円を計上した。
グローバル展開と海外拠点の広がり
artienceは日本国内に加え、アジア、欧州、米州など広範囲に生産・販売拠点を持つ。海外子会社は56社あり、主要な連結子会社として韓国の三永インキペイント製造、タイのToyo Ink (Thailand)、中国の天津東洋油墨や上海東洋油墨制造、インドのToyo Ink India、欧州のToyo Ink Europe Specialty Chemicals、米州のToyo Ink Americaなどが挙げられる。地域別の売上構成は、日本が約4割、アジア・オセアニアが約4割、その他が約2割と推定される。海外では現地市場に合わせた製品展開を行い、包装関連分野ではトルコにリキッドインキ・接着剤の新工場を稼働させるなど、需要拡大地域への投資を積極化している。また、中国ではカラーフィルター用材料の合弁会社を設立するなど、先端材料分野での現地化も進めている。
持株会社体制とグループ経営の枠組み
2011年4月、artience(当時東洋インキSCホールディングス)は持株会社体制へ移行し、東洋インキ株式会社、トーヨーケム株式会社などを新設分割により設立した。グループの中核となる事業会社は、東洋インキ(パッケージ・印刷関連)、トーヨーケム(ポリマー・塗加工関連)、トーヨーカラー(色材・機能材関連)の3社である。このほか、東洋ビジュアルソリューションズ、東洋モートン、マツイカガクなど専門性の高い子会社が各事業を支える。持株会社であるartienceはグループ全体の経営戦略立案、資本政策、リスク管理を担い、2024年からは中期経営計画「artience2027」を推進中である。グループ全体の従業員は7,880名で、うち国内約3,000名、海外約4,800名と国際色豊かな組織構成となっている。
業界の中での役割は色材・機能材料のグローバルサプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01色材・機能材関連主力
有機顔料、加工顔料、プラスチック用着色剤、カラーフィルター用材料、インクジェット材料、リチウムイオン電池材料等の開発・製造販売。自動車・エレクトロニクス・印刷・電池業界向け。
- 有機顔料
- 塗料、インキ、プラスチック等の着色に用いる有機化合物の顔料。
- プラスチック用着色剤
- プラスチック製品の着色用マスターバッチやコンパウンド。
- カラーフィルター用材料
- 液晶ディスプレイのカラーフィルターに用いる顔料分散液等。
- インクジェット材料
- インクジェットプリンター用インキ・顔料分散体。
02パッケージ関連主力
グラビアインキ、フレキソインキ、グラビアシリンダー製版等の包装印刷資材の製造販売。食品包装・軟包装業界向け。
- グラビアインキ
- 包装フィルム印刷用のグラビアインキ。
- フレキソインキ
- 段ボール・軟包装向けフレキソ印刷インキ。
- グラビアシリンダー製版
- グラビア印刷用のシリンダー(版胴)の製作。
03ポリマー・塗加工関連準主力
缶用塗料、樹脂、接着剤、粘着剤、塗工材料、天然材料、メディカル製品等の開発・製造販売。食品包装・医療・建材向け。
- 缶用塗料
- 金属缶の内外面塗装用塗料。飲料缶・食品缶向け。
- 樹脂・接着剤
- 包装・ラミネート用の接着剤やコーティング用樹脂。
- 粘着剤
- テープ・ラベル用途の粘着材料。
04印刷・情報関連準主力
オフセットインキ、金属インキ、印刷機械、印刷機器、プリプレスシステム、印刷材料等の製造販売。商業印刷・出版・金属印刷業界向け。
- オフセットインキ
- 商業印刷・出版用のオフセットインキ。
- 金属インキ
- 金属缶・アルミ容器の印刷用インキ。
- 印刷機械・機器
- 印刷機や周辺機器の販売。
05その他(原料販売・不動産等)その他
原料販売、役務提供、不動産の賃貸管理、子会社の持株会社業務等。
製品と技術
有機顔料から電子材料までをカバーする色材・機能材
色材・機能材関連事業では、有機顔料、加工顔料、プラスチック用着色剤、カラーフィルター用材料、インクジェット材料、リチウムイオン電池材料を開発・製造している。有機顔料は塗料・インキ・プラスチックの着色に用いられ、トーヨーカラーが主力。液晶ディスプレイ用カラーフィルター材料は台湾東洋先端科技が手掛け、中国現地企業との合弁で生産体制を強化している。リチウムイオン電池材料ではCNT分散体などが主力だが、2024年にはEV市場の低迷により事業計画を修正し、北米とハンガリーの新工場で減損を計上した。一方で全固体電池向け材料の開発も継続中である。
缶用塗料や接着剤で食品包装を支えるポリマー・塗加工
ポリマー・塗加工関連事業は、缶用塗料、樹脂、接着剤、粘着剤、塗工材料、天然材料、メディカル製品などを扱う。缶用塗料は飲料缶・食品缶の内外面塗装に使われ、タイでの経営統合により堅調に推移した。ラミネート接着剤は包装材料の積層に不可欠で、脱プラスチック志向の高まりを受けた機能性コーティング剤も好調。トーヨーケムと東洋モートンが主な製造会社である。2024年には埼玉製造所で生産効率化投資を決定したほか、トルコに新工場を稼働させるなど、グローバルな需要取り込みを進めている。
グラビアインキとフレキソインキを核とするパッケージ関連
パッケージ関連事業では、グラビアインキ、フレキソインキ、グラビアシリンダー製版を提供する。グラビアインキは食品包装フィルムの印刷に使われ、東洋インキが国内中心に展開。フレキソインキは段ボールや軟包装向けで、環境対応として水性化が進む。グラビアシリンダー製版は印刷の版胴を製作する専門技術である。海外ではToyo Ink Indonesia、Toyo Ink Vietnam、江門東洋油墨などが製造販売を担う。2024年にはインドでリキッドインキの生産能力増強を決定し、中国では生産拠点再編を行った。UV・LEDインキは省エネ対応だが、出版市場の低迷により販売構成が悪化している。
オフセットインキと印刷機械で商業印刷に対応
印刷・情報関連事業は、オフセットインキ、金属インキ、印刷機械・機器、プリプレスシステム、印刷材料を扱う。オフセットインキは書籍や商業印刷物に広く使用され、国内では情報系印刷市場の縮小に対応して生産・物流アライアンスを推進、効率化を図っている。金属インキは金属缶・アルミ容器の印刷用で、パッケージ関連と連携する。印刷機械の販売も行っており、マツイカガクが子会社として参画。海外ではToyo Ink India、天津東洋油墨、Toyo Ink Europe、Toyo Ink Americaが販売拠点となっている。デジタル印刷対応のインクジェットインキも成長分野として注力しており、2024年は顧客の在庫調整で一部停滞したものの、前年並みの水準を維持した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
化学メーカー、営業利益率低位で再建途上
当社は化学業界に属し、他社との比較では収益性が低い。同業のクラレや東洋紡と比べ、営業利益率は2024/12期5.81%と低水準であり、コスト構造や事業ポートフォリオに課題があると推察される。売上高は2023/12期3221億円から2024/12期3511億円へ増加したが、2025/12期は3500億と横ばい予想で、成長鈍化が懸念される。業界内での競争力強化や収益改善策が急務であり、特に原材料価格の変動や需要変動への耐性が弱い可能性がある。
強み
- 過去3期の売上高が約3200~3500億円で推移、ある程度の規模感。
- 長年の事業歴により、顧客基盤や生産技術のノウハウを保有。
- 確立された販路を持ち、一定の市場アクセスを確保。
- 大規模な赤字はなく、財務状況は比較的安定。
課題
- 営業利益率6%未満で、同業他社に比べて収益力が弱い。
- 売上高が横ばい予想で、新たな成長エンジンが必要。
- 原材料価格や為替変動の影響を受けやすく、利益が圧迫される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字がartience
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4272日本化薬 | 3,320億円 | 12.9倍 |
| 2 | 4061デンカ | 2,862億円 | 17.7倍 |
| 3 | 4043トクヤマ | 2,845億円 | 12.8倍 |
| 4 | 4206アイカ工業 | 2,819億円 | 15.1倍 |
| 5 | 5384フジミインコーポレーテッド | 2,639億円 | 27.0倍 |
| 6 | 4634artience | 2,544億円 | 12.9倍 |
| 7 | 7826フルヤ金属 | 2,455億円 | 14.9倍 |
| 8 | 4095日本パーカライジング | 2,329億円 | 15.0倍 |
| 9 | 6490PILLAR | 2,329億円 | 24.0倍 |
| 10 | 4023クレハ | 2,312億円 | — |
| 11 | 3569セーレン | 2,201億円 | 12.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 20件
東洋インキ製造として創業した1907年
artienceの起源は1907年1月、株式会社に改組し東洋インキ製造株式会社と商号変更したことに遡る。創業当初から印刷インキや顔料の製造を手掛け、日本の印刷産業の発展とともに成長した。1959年には川越工場(現トーヨーケム川越製造所)を建設し、生産能力を拡大。1960年にはオリエンタル化成株式会社(現トーヨーカラー)を設立し、色材分野への本格進出を図った。この時期、日本の高度経済成長を背景に、同社は基礎的な素材メーカーとしての地歩を固めていった。
1961年の上場と工場建設ラッシュ
1961年10月、東京証券取引所市場第二部に上場。1963年には富士工場(静岡県富士市)、1971年には守山工場(滋賀県守山市)、1974年には天間工場(静岡県富士市)と次々に生産拠点を建設した。1967年8月には東京証券取引所市場第一部に指定され、国内屈指のインキ・顔料メーカーとしての地位を確立した。これらの工場は後にトーヨーカラーや東洋ビジュアルソリューションズの製造拠点として現在も稼働している。
1970年代に本格化した海外進出
1971年3月、韓国に三永インキペイント製造株式会社を設立し、初の海外生産拠点を確保。同年9月にはタイにToyo Ink (Thailand) Co., Ltd.を設立し、東南アジア市場に参入した。1975年にはベルギーにToyo Ink Europe S.A.(後のToyo Ink Europe Specialty Chemicals)を設立し欧州進出。1976年には米国にToyo Ink America Inc.を設立するなど、1970年代にグローバル展開の基礎を築いた。これらの海外子会社は現在も連結子会社として事業を継続しているが、欧州と米国の一部は再編により清算・統合されている。
中国シフトが加速した1990年代
1994年1月、中華人民共和国に天津東洋油墨有限公司を設立し、中国市場への本格参入を果たした。1999年11月にはサカタインクス株式会社と生産・ロジスティックス・デジタル関連事業で業務提携を結び、業界再編の動きに対応した。2001年には台湾で液晶カラーフィルター用材料の製造販売を目的とした台湾東洋彩光股份有限公司(現台湾東洋先端科技)を設立。2003年には上海東洋油墨制造有限公司を設立し、華東地区でのグラビアインキ・樹脂・粘接着剤事業を強化した。
持株会社移行とグループ再編の2011年
2011年4月、東洋インキSCホールディングス株式会社へ商号変更し、純粋持株会社体制に移行。同時に東洋インキ株式会社、トーヨーケム株式会社を新設分割により設立した。2012年4月には、オリエンタル化成株式会社がトーヨーケムの色材・機能材関連事業を吸収分割で承継し、トーヨープラックス株式会社を吸収合併してトーヨーカラー株式会社に商号変更。これによりグループの事業会社が東洋インキ(パッケージ・印刷)、トーヨーケム(ポリマー・塗加工)、トーヨーカラー(色材・機能材)の3社に再編され、経営の効率化が図られた。
artienceへの商号変更で新たな成長戦略
2024年、同社は商号をartience株式会社に変更し、新たな理念体系「Corporate Philosophy」「Brand Promise」「Our Principles」を策定した。artienceは「art」と「science」の融合語で、感性に響く価値の創造を掲げる。同年から中期経営計画「artience2027」を開始し、ROE10%以上を目標に、高収益既存事業群への変革、戦略的重点事業群(リチウムイオン電池材料、ラミネート接着剤、ディスプレイ・半導体材料)の創出、経営基盤の変革を推進している。2024年12月期の連結売上高は3,511億円、営業利益204億円に達したが、世界的なEV市場鈍化の影響を受け、バッテリー関連事業では減損損失を計上するなど課題も残る。
年表20件を開く
1900年代
- 1907年1月商号変更株式会社に改組し、「東洋インキ製造株式会社」と商号変更。
1950年代
- 1959年10月当社川越工場(現トーヨーケム株式会社川越製造所・埼玉県川越市)建設。
1960年代
- 1960年8月オリエンタル化成株式会社(現トーヨーカラー株式会社・東京都中央区・現連結子会社)設立。
- 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部上場。
- 1963年11月当社富士工場(現トーヨーカラー株式会社富士製造所・静岡県富士市)建設。
- 1967年8月東京証券取引所市場第一部指定。
1970年代
- 1971年3月三永インキペイント製造株式会社(大韓民国・現連結子会社)設立。
- 1971年8月当社守山工場(現東洋ビジュアルソリューションズ株式会社守山製造所・滋賀県守山市)建設。
- 1971年9月Toyo Ink (Thailand) Co., Ltd.(タイ・現連結子会社)設立。
- 1974年4月当社天間工場(現トーヨーカラー株式会社富士製造所・静岡県富士市)建設。
- 1975年9月創業Toyo Ink Europe S.A.(ベルギー)設立(2012年11月Toyo Ink Europe (Paris) S.A.S.(2013年1月Toyo Ink Europe S.A.S.に商号変更、2016年11月Toyo Ink Europe Specialty Chemicals SASを存続会社とする吸収合併により消滅)に事業譲渡、2012年12月清算結了)。
- 1976年1月創業Toyo Ink America Inc.(アメリカ)設立(2001年1月清算結了、同時に新設したToyo Ink America, LLC及びToyo Color America LLC.(2008年7月Toyo Ink Mfg.America,LLC.に商号変更、2012年12月Toyo Ink America, LLCを存続会社とする吸収合併により消滅)に事業譲渡)。
1980年代
- 1980年4月当社埼玉工場(現東洋インキ株式会社埼玉製造所・埼玉県川越市)建設。
1990年代
- 1994年1月天津東洋油墨有限公司(中華人民共和国・現連結子会社)設立。
- 1999年11月サカタインクス株式会社と生産、ロジスティックス、デジタル関連事業及び国際事業に関し業務提携。
2000年代
- 2001年8月台湾での液晶カラーフィルター用材料の製造・販売事業を目的として、台湾東洋彩光股份有限公司(現台湾東洋先端科技股份有限公司・台湾・現連結子会社)を設立。
- 2003年1月中国華東地区でのグラビアインキ、樹脂、粘接着剤等の製造・販売事業を目的として、上海東洋油墨制造有限公司(中華人民共和国・現連結子会社)を設立。
- 2006年8月インドでのオフセットインキの製造・販売事業を目的として、Toyo Ink India Pvt. Ltd.(インド・現連結子会社)を設立。
2010年代
- 2011年4月商号変更当社において、持株会社制へ移行。「東洋インキSCホールディングス株式会社」と商号変更し、東洋インキ株式会社(東京都中央区・現連結子会社)、トーヨーケム株式会社(東京都中央区・現連結子会社)を新設分割により設立。
- 2012年4月M&Aオリエンタル化成株式会社(現トーヨーカラー株式会社・東京都中央区・現連結子会社)において、トーヨーケム株式会社(東京都中央区・現連結子会社)の色材・機能材関連事業を吸収分割により承継させるとともに、トーヨープラックス株式会社を吸収合併させ、「トーヨーカラー株式会社」に商号変更。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2029年12月期まで10.0%以上
- ROE2026年12月期まで8.0%以上
- 売上高2026年12月期まで3,600億円
- 営業利益2026年12月期まで230億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
高収益既存事業群への変革
既存事業を成長事業、収益基盤事業、構造改革・戦略再構築事業に分類。成長事業への集中投資、収益基盤事業の効率性・生産性向上、構造改革事業には大胆な施策を実行する。
- 02
戦略的重点事業群の創出
リチウムイオン電池用材料や半導体関連材料など、モビリティ・バッテリー分野とディスプレイ・先端エレクトロニクス分野に経営資源を集中し、新たな収益の柱を創出する。次世代事業として環境・バイオ・エネルギーも育成する。
- 03
経営基盤の変革
ESG視点で人的資本強化や資本コストを意識した経営、DX・AI活用による生産性向上、情報セキュリティ強化、環境課題への対応など、サステナビリティ経営を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で7,880人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は812万円で、9期前と比べて+11.2%。平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は18.6年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | — | — | — | 8,135 | — |
| 2017年3月 | — | — | — | 8,021 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 8,274 | — |
| 2019年12月 | 731 | 42.8 | 17.4 | 8,246 | — |
| 2020年12月 | 729 | 42.9 | 17.7 | 8,157 | — |
| 2021年12月 | 744 | 43.5 | 18.1 | 7,887 | — |
| 2022年12月 | 745 | 44.0 | 18.7 | 7,930 | — |
| 2023年12月 | 749 | 43.8 | 19.1 | 7,836 | — |
| 2024年12月 | 786 | 44.7 | 19.0 | 7,897 | 258 |
| 2025年12月 | 812 | 44.7 | 18.6 | 7,880 | 264 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社45社(国内 27 / 海外 18、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 国内トーヨーカラー㈱(注3)東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内トーヨーケム㈱(注3)東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東洋インキ㈱(注3,5)東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東洋モートン㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東洋ビーネット㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内マツイカガク㈱京都府京都市 伏見区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東洋ビジュアルソリューションズ㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東洋FPP㈱埼玉県川口市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東洋マネジメントサービス㈱(注3)東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TIPPS Pte. Ltd. (注3)シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toyochem Specialty Chemical Sdn. Bhd. (注3)マレーシア セランゴール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Toyo Ink (Thailand) Co., Ltd.タイ バンコク · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社33社を開く
- Thai Eurocoat Ltd.タイ サムットサーコーン100%
- PT. Toyo Ink Indonesiaインドネシア ベカシ100%
- Toyo Ink Vietnam Co., Ltd.ベトナム ドンナイ100%
- Toyo Ink Compounds Vietnam Co., Ltd.ベトナム バクニン80%
- Toyo Ink India Pvt. Ltd. (注3)インド グレーターノイダ100%
- 東洋油墨亞洲 有限公司中華人民共和国 香港100%
- 深圳東洋油墨 有限公司中華人民共和国広東省100%
- 東洋油墨極東 有限公司(注3)中華人民共和国 香港100%
- 天津東洋油墨 有限公司(注3)中華人民共和国 天津市70%
- 珠海東洋色材 有限公司(注3)中華人民共和国 広東省100%
- 上海東洋油墨制造 有限公司(注3)中華人民共和国 上海市100%
- 江門東洋油墨 有限公司中華人民共和国 広東省51%
- 江蘇東洋申蘭華顔料有限公司中華人民共和国 江蘇省51%
- 台湾東洋先端科技 股份有限公司台湾 台北市100%
- Toyo Ink Europe Specialty Chemicals SAS (注3)フランス ワッセル100%
- TIE International NV (注3)ベルギー ニール100%
- Toyo Ink Europe NVベルギー ニール100%
- Toyo Printing Inks Inc. (注3)トルコ マニサ100%
- Toyo Ink Hungary Kftハンガリー ペシュト100%
- LioChem,Inc.アメリカ ジョージア100%
- Toyo Ink America, LLC (注3)アメリカ イリノイ100%
- LioChem e-Materials LLC (注3)アメリカ ケンタッキー83%
- Toyo Ink Brasil LTDA. (注3)ブラジル サンパウロ100%
- Toyo Ink Mexico S.A. de C.V.メキシコ ハリスコ100%
- 三永インキペイント製造㈱大韓民国 京畿道100%
- 東洋インキ韓国㈱大韓民国 ソウル市100%
- 韓一東洋㈱大韓民国 ソウル市100%
- その他17社―
- ロジコネット㈱埼玉県川口市50%
- 日本ポリマー工業㈱兵庫県姫路市 網干区40%
- Sumika Polymer Compounds (Thailand) Co., Ltd.タイ チェチェンサオ45%
- その他2社―
- TOPPANホールディングス㈱(注4)東京都台東区22%
- 調達3,000万円IoT推進のための横断技術開発プロジェクトField Intelligence搭載型大面積分散IoTプラットフォームの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-08-04
- 調達1,416万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム体温でIoTデバイスを駆動する熱化学電池の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-07-27
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は3,500億円、営業利益は208億円。前期と比べると減収増益で、売上が-0.3%、利益が+2.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,600億円 | 3,500億円 |
| 営業利益 | 230億円 | 208億円 |
| 純利益 | 210億円 | 103億円 |
| 1株あたり配当 | ¥120 | ¥120 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1,897億円、営業利益は126億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.4%、営業利益は+34.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 748 | 19 | 2.5 | 5 |
| 2023年2Q | 789 | 29 | 3.7 | 33 |
| 2023年3Q | 845 | 43 | 5.1 | 34 |
| 2023年4Q | 839 | — | — | 25 |
| 2024年1Q | 817 | 44 | 5.4 | 41 |
| 2024年2Q | 906 | 62 | 6.8 | 53 |
| 2024年4Q | 1,788 | 98 | 5.5 | 91 |
| 2025年2Q | 1,687 | 94 | 5.6 | 55 |
| 2025年4Q | 1,813 | 114 | 6.3 | 48 |
| 2026年2Q | 1,897 | 126 | 6.6 | 137 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,487億円から3,500億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,487 | — | 185 | — | 87 |
| 2014年3月 | 2,796 | — | 206 | — | 123 |
| 2015年3月 | 2,867 | — | 194 | — | 133 |
| 2016年3月 | 2,832 | — | 185 | — | 118 |
| 2017年3月 | 2,685 | — | 193 | — | 127 |
| 2017年12月 | 2,403 | — | 175 | — | 104 |
| 2018年12月 | 2,902 | — | 154 | — | 118 |
| 2019年12月 | 2,799 | — | 138 | — | 85 |
| 2020年12月 | 2,577 | — | 125 | — | 60 |
| 2021年12月 | 2,880 | — | 154 | — | 95 |
| 2022年12月 | 3,159 | — | 79 | — | 93 |
| 2023年12月 | 3,221 | — | 129 | — | 97 |
| 2024年12月 | 3,511 | 204 | 210 | 5.8 | 185 |
| 2025年12月 | 3,500 | 208 | 209 | 5.9 | 103 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高3,500億円のうち、営業利益として残るのは208億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は103億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.3%2,740億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.8%552億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%208億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが276億円、投資CFが−112億円で、差し引きのフリーCFは164億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は458億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 175 | −144 | −15 | 31 | 353 |
| 2014年3月 | 176 | −132 | −73 | 44 | 347 |
| 2015年3月 | 257 | −62 | −136 | 195 | 425 |
| 2016年3月 | 257 | −175 | −58 | 82 | 437 |
| 2017年3月 | 234 | −106 | −112 | 128 | 441 |
| 2017年12月 | 187 | −59 | −84 | 128 | 493 |
| 2018年12月 | 192 | −108 | −57 | 84 | 510 |
| 2019年12月 | 197 | −104 | −62 | 93 | 538 |
| 2020年12月 | 167 | −133 | 162 | 34 | 731 |
| 2021年12月 | 158 | −176 | −120 | −18 | 609 |
| 2022年12月 | 43 | −56 | −81 | −13 | 534 |
| 2023年12月 | 235 | −195 | −26 | 40 | 560 |
| 2024年12月 | 270 | −102 | −150 | 168 | 601 |
| 2025年12月 | 276 | −112 | −317 | 164 | 458 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は4,626億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,772億円で、自己資本比率は57.5%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,996 | 1,613 | 1,383 | 52.4 |
| 2014年3月 | 3,366 | 1,866 | 1,500 | 53.7 |
| 2015年3月 | 3,643 | 2,138 | 1,505 | 56.9 |
| 2016年3月 | 3,594 | 2,119 | 1,475 | 57.2 |
| 2017年3月 | 3,641 | 2,170 | 1,471 | 57.9 |
| 2017年12月 | 3,785 | 2,284 | 1,501 | 58.5 |
| 2018年12月 | 3,716 | 2,211 | 1,505 | 57.6 |
| 2019年12月 | 3,761 | 2,269 | 1,492 | 58.3 |
| 2020年12月 | 3,802 | 2,173 | 1,629 | 55.2 |
| 2021年12月 | 4,069 | 2,269 | 1,800 | 53.7 |
| 2022年12月 | 4,112 | 2,279 | 1,833 | 53.3 |
| 2023年12月 | 4,478 | 2,557 | 1,921 | 54.9 |
| 2024年12月 | 4,728 | 2,738 | 1,990 | 55.4 |
| 2025年12月 | 4,626 | 2,772 | 1,854 | 57.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で203社中122位あたり、逆に低いのはROEで203社中166位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,060で、1年前と比べて+70.1%。過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 |
| PER (会社予想) | 11.3倍 |
| PBR | 6.59倍 |
| 配当利回り | 2.37% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は上昇基調にあり、直近1ヶ月で11.03%上昇し、52週高値5010円に接近。25日線4499円、75日線4213円、200日線3804円全てを上回り、RSIは71.8と買われ過ぎ圏。7月30日に出来高46.7万株と増加し、8月後半に再び上昇。高値圏での上値追いに注意が必要ですが、短期トレンドは強気です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 42/100)。
PERは22.96倍で業界平均18.83倍を上回り、PBRは6.29倍と同1.43倍を大きく超える。ROEは3.9%と低く、収益性の弱さがPBRの高さと不整合。配当利回りは2.48%と同業界平均2.68%をやや下回るが、予想PERは10.8倍と大幅に低下する見込み。業績は増収増益で、営業利益率も改善傾向。短期的には割高感があるが、将来の収益回復を織り込むと妥当な水準とも言える。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 11.3倍 | — |
| PBR | 6.59倍 | 1.41倍 |
| ROE | 3.9% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は安定しており、株価も上昇していますが、投資家の争点は、原材料価格の高騰による利益率の悪化や、自動車産業の構造変化(EVシフト)が塗料需要に与える影響です。強気派は、グローバル展開と高付加価値製品による売上拡大・収益改善を期待します。一方、弱気派は、原材料費の上昇が続けば利益率が圧迫されることや、EV化に伴う塗料使用量の減少リスクを懸念します。
- グローバル展開の強み
世界各地に生産・販売拠点があり、需要を取り込む。
- 高付加価値製品
環境対応・高性能塗料が売上を牽引し、収益性向上に寄与。
- 安定した配当
増配傾向で、株主還元が手厚い。
- 予想PER10.8倍と実績の半分へ通年影響強
実績PER22.96倍に対し予想PER10.8倍。収益大幅改善が示唆される
- 営業利益208億円と前期比増通年影響中
営業利益204億円→208億円、売上高は微減ながら増益を確保
- 配当利回り2.48%と安定継続影響弱
配当利回り2.48%。業績改善局面では増配への期待もある
- 株価1年で66.9%上昇継続影響弱
change1yは+66.88%と強いモメンタム。投資家の関心が継続
- 原材料高の影響
原油価格上昇で原料コストが増加し、利益率が低下する。
- EVシフトの影響
電気自動車は塗装工程が簡素化され、塗料需要が減少する可能性。
- 競争激化
新興国メーカーの台頭で価格競争が激化。
- 純利益103億円と前期比44%減通年影響強
純利益185億円→103億円、82億円の減益。最終利益が大きく目減り
- 売上高3500億円と微減通年影響中
売上高3511億円→3500億円と減収。成長鈍化が鮮明
- ROE3.9%に対しPBR6.29倍継続影響中
ROE3.9%ではPBR6.29倍を支えにくく、修正リスクを抱える
- 営業利益率5.94%と低採算継続影響弱
営業利益率5.94%、営業利益208億円。市況悪化で一段の低下余地
- 売上高原価率
- 原材料価格の変動が利益率に与える影響を監視するため。
- 自動車補修用塗料の販売動向
- 主力事業の需要動向を示し、収益の基盤を確認するため。
- 地域別売上比率
- 特定地域の景気変動リスクを把握するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり120円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.37%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 80 | — | 59.1 |
| 2017年3月 | 80 | 0.0 | 43.9 |
| 2018年12月 | 85 | 6.3 | 60.6 |
| 2019年12月 | 90 | 5.9 | 60.3 |
| 2020年12月 | 90 | 0.0 | 90.4 |
| 2021年12月 | 90 | 0.0 | 94.6 |
| 2022年12月 | 90 | 0.0 | 37.7 |
| 2023年12月 | 90 | 0.0 | 71.2 |
| 2024年12月 | 100 | 11.1 | 70.0 |
| 2025年12月 | 100 | 0.0 | 54.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥120
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ12,879人。区分でいちばん多いのは事業法人で30.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.6%を占め、残る47.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 36.2 | 30.4 | 27.3 | 27.2 | 29.3 | 30.2 |
| 個人・その他 | 19.6 | 27.4 | 32.5 | 29.4 | 24.7 | 26.1 |
| 金融機関 | 23.2 | 20.9 | 19.0 | 23.8 | 21.6 | 22.4 |
| 外国法人 | 19.8 | 19.0 | 18.6 | 18.3 | 22.0 | 19.7 |
| 自己株式 | 3.6 | 7.9 | 9.1 | 9.0 | 4.8 | 5.7 |
| 証券会社 | 1.1 | 2.3 | 2.7 | 1.3 | 2.4 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | TOPPANホールディングス㈱ | 20.77 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 11.86 |
| 03 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 5.98 |
| 04 | ㈱日本触媒 | 3.30 |
| 05 | artienceグループ社員持株会 | 2.65 |
| 06 | artienceグループ取引先持株会 | 1.95 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 1.91 |
| 08 | THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT(常任代理人㈱三菱UFJ銀行) | 1.62 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 1.45 |
| 10 | BNYMSANV RE BNYMIL RE WS MORANT WRIGHT NIPPON YIELD FUND(常任代理人㈱三菱UFJ銀行) | 1.05 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+621%、1株純資産は14期で+967%。直近期のROEは3.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 29 | 526 | 5.8 | 15.1 | 43.0 |
| 2014年3月 | 205 | 3,032 | 7.3 | 10.1 | 43.6 |
| 2015年3月 | 223 | 3,473 | 6.9 | 12.6 | 41.4 |
| 2016年3月 | 198 | 3,443 | 5.8 | 11.4 | 51.3 |
| 2017年3月 | 215 | 3,608 | 6.1 | 12.5 | 43.9 |
| 2017年12月 | 178 | 3,793 | 4.8 | 18.8 | 59.1 |
| 2018年12月 | 203 | 3,668 | 5.4 | 12.0 | 60.6 |
| 2019年12月 | 146 | 3,757 | 3.9 | 18.3 | 60.3 |
| 2020年12月 | 103 | 3,589 | 2.8 | 19.1 | 90.4 |
| 2021年12月 | 169 | 3,912 | 4.4 | 11.4 | 94.6 |
| 2022年12月 | 171 | 4,134 | 4.3 | 10.5 | 37.7 |
| 2023年12月 | 184 | 4,635 | 4.2 | 14.3 | 71.2 |
| 2024年12月 | 353 | 5,165 | 7.3 | 8.9 | 70.0 |
| 2025年12月 | 211 | 5,609 | 3.9 | 16.3 | 54.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額787百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 髙島悟 | 代表取締役社長 グループCEO | 66 | 428 |
| 濱田弘之 | 取締役副社長 経営全般、コーポレート部門担当 | 68 | 143 |
| 安達知子 | 取締役 | 72 | 36 |
| 藤本欣伸 | 取締役 | 60 | 12 |
| 立藤幸博 | 取締役 | 65 | 1 |
| 小杉乃里子 | 取締役 | 60 | 2 |
| 佐藤哲章 | 取締役 品質保証・生産・環境、サステナビリティ、購買、物流担当 | 65 | 151 |
| 加野雅之 | 取締役 常勤監査等委員 | 64 | 119 |
| 横井裕 | 取締役 監査等委員 | 71 | 49 |
| 木村恵子 | 取締役 監査等委員 | 66 | 24 |
| 松本実 | 取締役 監査等委員 | 69 | — |
| 塚本恵 | 取締役 | 64 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中嶋由元 | 取締役 品質保証・生産・環境、サステナビリティ、購買、物流担当 | 58 | 29 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 14 | 233 | 74 | 11 | 318 | 23 |
| 取締役(社内) | 10 | 174 | 74 | 11 | 260 | 26 |
| 社外取締役 | 9 | 76 | — | — | 76 | 8 |
| 監査等委員 | 4 | 58 | — | — | 58 | 15 |
| 社外取締役 | 6 | 42 | — | — | 42 | 7 |
| 監査等委員 | 3 | 33 | — | — | 33 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,104字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,968字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,723字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,667字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第189期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第188期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-19
- 半期報告書半期報告書-第188期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第187期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第187期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第187期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第186期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-26
- 四半期報告書四半期報告書-第186期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第186期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第186期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第185期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-23
- 四半期報告書四半期報告書-第185期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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