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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ニチバン

NICHIBAN CO., LTD4218 · Prime · 化学

粘着技術を核に、医療用テープから工業用・文具用テープまでを手掛ける。絆創膏やセロハンテープで知られるニッチトップ企業。

概要

ニチバンは、絆創膏やセロテープ®で知られる粘着テープ専門メーカーである。1918年創業以来、医療用テープから工業用包装用テープまで幅広い製品を展開。2025年3月期の連結売上高は495億円、営業利益26億円。東京証券取引所プライム市場に上場し、従業員数1,271名。本社は東京都千代田区。

医療と産業の二軸で構成される事業セグメント

当社は報告セグメントとして「メディカル事業」と「テープ事業」の二つを持つ。メディカル事業は絆創膏、医療用テープ、創傷被覆材などを扱い、一般消費者向け(ヘルスケアフィールド)と医療機関向け(医療材フィールド)に分かれる。テープ事業はセロハンテープ、両面テープ、マスキングテープ、包装用粘着テープ、工業用テープ(電気絶縁・固定用など)を製造・販売し、ステーショナリーフィールドと工業品フィールドを構成する。両セグメントとも海外向けのグローバルフィールドを持つ。2025年3月期の連結売上高495億円のうち、メディカル事業が約153億円(前年比0.4%増)、テープ事業が残りを占める。営業利益率は5.25%で、テープ事業の収益改善が課題となっている。

国内の販売網と三極体制のグローバル展開

国内ではドラッグストア、文具店、産業用ルートを通じて販売。海外販売はタイのNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が東南アジア・南アジア・中東地域を、ドイツのNICHIBAN EUROPE GmbHが欧州地域を担当する。さらに上海駐在員事務所を設置し、中国市場の開拓を進めている。中期経営計画「CREATION 2026」では2030年度の海外売上高比率30%を目標に掲げ、現地マーケティング強化、ローカライズ製品開発、グローバルサプライチェーンの構築を推進。販売三拠点を成長エンジンとして、グループ全体のグローバル企業化を図っている。

子会社・関連会社によるグループ連携

連結子会社は5社。製造子会社としてニチバンプリント(粘着テープ・ラベル)、ニチバンテクノ(粘着テープ・カッター)、ニチバンメディカル(医薬部外品・医療機器)があり、販売子会社としてタイとドイツの現地法人が機能する。また持分法適用関連会社に㈱飯洋化工(粘着テープ製造)、UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.(同)、大東化工㈱(機能性フィルム)を持ち、一部製品の仕入も行う。大鵬薬品工業株式会社とはその他の関係会社であり、半製品の取引がある。グループ全体で粘着技術を核に、材料調達から製造、販売まで一貫した体制を敷く。

業界の中での役割は粘着テープ・医療用粘着製品の製造販売メーカー。基材(布・紙・フィルム)と粘着剤の技術を融合。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
505億円
営業利益
23億円
営業利益率
4.6%
純利益
17億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
粘着テープ、粘着シート 及びテープ関連機器等255億円50.6%
医薬品、医療機器、及び医療補助テープ等249億円49.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01メディカル事業(医薬品・医療機器向け)主力

絆創膏、医療用テープ、創傷被覆材などを製造販売。皮膚に優しい粘着技術が強み。一般消費者向け製品と医療機関向け製品の両方を展開。

主要顧客大鵬薬品工業

主な製品・サービス3
絆創膏(ばんそうこう)
小さな傷を保護するための粘着テープ付きパッド。基材は布やプラスチック。殺菌効果を持つ製品もある。
医療用テープ
ガーゼやカテーテルを固定するための粘着テープ。通気性や低刺激性が求められる。
医療補助用テープ
手術後のドレッシング固定や、装具固定などに用いる専用テープ。

02テープ事業(工業品・ステーショナリー向け)準主力

工業用途では、包装用、電気絶縁用、建築用などの粘着テープを供給。ステーショナリー用途では、セロハンテープ、両面テープ、マスキングテープなどを一般消費者・オフィス向けに販売。

主な製品・サービス5
セロハンテープ(セロテープ)
透明なセロハン基材の粘着テープ。包装や文房具として広く使用。
両面テープ
両面に粘着層を持つテープ。ポスター固定や部品仮止めなどに使用。
マスキングテープ
塗装時にマスキングとして使用する粘着テープ。はがしやすく、糊残りしにくい。
包装用粘着テープ
段ボール封かん用の粘着テープ。ポリプロピレンや紙基材がある。
工業用テープ(電気絶縁、固定用等)
電線の絶縁や電子部品の固定など産業用途向けの粘着テープ。耐熱性・絶縁性に優れる。

製品と技術

絆創膏から医療用テープへ:皮膚に優しい粘着技術

創業以来の主力製品である絆創膏は、現在「ケアリーヴTM」シリーズとして高機能化が進む。一般消費者向けには殺菌効果を持つ製品もあり、医療機関向けには止血製品「セサブリックTM」、縫合創用ドレッシング「サージフィットTM」、術後ケアテープ「アトファインTM」などを展開。これらの製品は通気性・低刺激性が重視され、皮膚への負担を軽減する粘着技術が核である。また鎮痛消炎剤「ロイヒTM」シリーズもメディカル事業に含まれ、貼付型の「ロイヒつぼ膏TMコインプラスター」は韓国でも上市されている。

セロテープ®と文具・包装用テープのラインアップ

1947年に製造を開始したセロハン粘着テープは「セロテープ®」の商標で広く知られる。現在は透明なセロハン基材のテープに加え、両面テープ(ポスター固定・部品仮止め用途)、マスキングテープ(塗装時にはがしやすく糊残りしにくい)、包装用粘着テープ(段ボール封かん用、ポリプロピレンや紙基材)を揃える。ステーショナリーフィールドは文具・オフィス向けとして安定した需要がある。生産は子会社のニチバンプリントやニチバンテクノに委託されており、品質と供給の安定を図っている。

工業用テープ:電気絶縁から固定まで産業を支える

工業用テープは、電気絶縁用(電線の絶縁)、固定用(電子部品の仮止め)、建築用など多岐にわたる。耐熱性・絶縁性に優れた製品が求められ、特に「たばねらTMテープ」は価格改定を実施するなど収益改善の対象となっている。また近年は脱溶剤化への対応として設備更新を進めており、2025年度には安城工場で設備撤去に伴う特別損失を計上した。工業品フィールドはグローバルにも展開され、タイや欧州の販売子会社を通じて東南アジア・欧州市場へ供給されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

粘着テープ老舗、成長鈍化が課題

粘着テープ・医療用品の老舗メーカーで、国内シェアは高いが市場は成熟している。売上高は500億円規模で横ばい傾向、営業利益率も5%台から4.5%に低下しており、収益性の改善が課題。同業のクラレは機能樹脂や繊維で収益を伸ばしているのに対し、ニチバンはテープ事業に偏重し多角化が進んでいない。また、東洋紡もバイオ関連で成長しており、差別化が求められる。原材料価格の高騰も利益を圧迫している。

強み

  • 「セロテープ」「キズパワーパッド」など消費者に広く認知されたブランドを保有。
  • 医療用テープや産業用粘着製品でも安定したシェアを持ち、顧客基盤が強固。
  • 粘着技術の研究開発で豊富な知見を有し、品質面での信頼性が高い。
  • 長期的に安定配当を継続しており、財務体質も比較的健全。

課題

  • 粘着テープ市場が成熟し、売上成長が頭打ちで新たな需要創出が困難。
  • 原材料高や競争激化で営業利益率が低下、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • テープ事業への依存度が高く、他事業での成長が限定的でリスク分散が不十分。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がニチバン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13093トレジャー・ファクトリー463億円14.0倍
29470学研ホールディングス456億円13.1倍
37840フランスベッドホールディングス453億円17.7倍
44931新日本製薬448億円13.4倍
55261リソルホールディングス430億円15.8倍
64218ニチバン404億円24.0倍
72792ハニーズホールディングス402億円14.1倍
88219青山商事388億円16.1倍
99795ステップ385億円13.2倍
104923コタ382億円25.1倍
113539JMホールディングス369億円12.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

歌橋製薬所の創業と戦時統合による企業基盤の形成(1918-1944)

1918年1月、東京府荏原郡品川町で歌橋憲一が歌橋製薬所を創業し、絆創膏類の製造を始めた。1934年12月に株式会社歌橋製薬所へ改組。1944年9月、企業整備により同社が統合会社となり、全国25の絆創膏製造業者を統合、商号を日絆工業株式会社と変更した。同時に東京・大阪両工場を設置し、戦時体制下で絆創膏の安定供給拠点を整えた。この統合が現在のニチバンの事業基盤となった。

セロハンテープの製造開始と社名変更による事業拡大(1947-1961)

1947年9月、セロハン粘着テープの製造を開始し、文具・梱包用途への進出を果たした。1948年6月、商号を日絆薬品工業株式会社に変更。1961年1月、現在の社名であるニチバン株式会社に変更した。同年10月、東京証券取引所市場第二部に上場し、翌1962年6月には大阪証券取引所市場第二部にも上場。絆創膏から粘着テープへと事業領域を広げ、上場企業としての基盤を固めた。

工場増設と第一部上場で生産・資本基盤を強化(1965-1972)

1965年10月、埼玉県にニチバンプリント株式会社(現連結子会社)を設立し、印刷・加工能力を強化。1967年1月には安城工場を設置、中部地方での生産拠点を確保した。1968年4月、東京・大阪両証券取引所の市場第一部に上場し、株式市場での信用を高めた。1972年6月、埼玉工場を設置し、東京工場の機能を埼玉に移転。この時期に生産拠点の分散と拡充を進め、成長する粘着テープ需要に対応した。

中央研究所の開設とタイ進出による研究・国際化の推進(1983-2017)

1983年12月、中央研究所を開設し、粘着技術の研究開発体制を整えた。1989年7月、福岡県にニチバンメディカル株式会社を設立、医療用製品の製造子会社とした。1994年10月、本社を東京都文京区関口に移転。2017年7月、タイ・バンコクにNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.を設立、東南アジアへの販売拠点を構築。同年8月、愛知県安城市に先端技術棟を一部完成させ、中央研究所を移転・先端応用研究所へ改称。研究開発の強化と海外展開を同時に進めた。

創業100周年とプライム市場移行、本社移転(2018-2025)

2018年1月、先端技術棟が竣工し、大阪工場をメディカル安城工場(後の医薬品安城工場)として移転。同年10月、創業100周年記念式典を挙行。2020年10月、ドイツ・デュッセルドルフにNICHIBAN EUROPE GmbHを設立し欧州販売網を整備。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2024年4月、工場名称を変更。2025年11月、本社を東京都千代田区麹町に移転した。100年を超える歴史の中で、研究・生産・販売の体制を刷新し続けている。

年表23件を開く

1910年代

  • 1918年1月創業東京府荏原郡品川町において歌橋憲一が歌橋製薬所を創業、絆創膏類の製造を開始

1930年代

  • 1934年12月歌橋製薬所を株式会社歌橋製薬所に改組

1940年代

  • 1944年9月M&A企業整備により株式会社歌橋製薬所が統合会社となり全国25の絆創膏製造業者を統合、商号を日絆工業株式会社とすると共に、東京・大阪両工場を設置
  • 1947年9月セロハン粘着テープの製造を開始
  • 1948年6月商号変更商号を日絆薬品工業株式会社に変更

1960年代

  • 1961年1月商号変更商号をニチバン株式会社に変更
  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年6月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1965年10月埼玉県北足立郡鳩ケ谷町(2012年に移転し、現在は埼玉県日高市)にニチバンプリント株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1967年1月安城工場を設置
  • 1968年4月上場東京・大阪両証券取引所の市場第一部に上場

1970年代

  • 1972年6月埼玉工場を設置、東京工場を埼玉工場に移転

1980年代

  • 1983年12月中央研究所を開設
  • 1989年7月福岡県朝倉郡筑前町にニチバンメディカル株式会社を設立(現・連結子会社)

1990年代

  • 1994年10月本社を東京都文京区関口に移転

2010年代

  • 2017年7月タイ・バンコクにNICHIBAN(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
  • 2017年8月愛知県安城市に先端技術棟の一部完成、中央研究所を移転。名称を先端応用研究所へ変更
  • 2018年1月愛知県安城市に先端技術棟竣工、大阪工場を移転。名称をメディカル安城工場へ変更
  • 2018年10月創業創業100周年記念式典挙行

2020年代

  • 2020年10月ドイツのデュッセルドルフに販売子会社NICHIBAN EUROPE GmbHを設立(現・連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2024年4月テープ安城工場の名称を安城工場へ、メディカル安城工場の名称を医薬品安城工場へ変更
  • 2025年11月本社を東京都千代田区麹町に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2026年度まで36億円
  • ROE(自己資本当期純利益率)2026年度まで5.1%
  • グローバル比率2030年度まで30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの再構築

    テープ事業の収益改善を最優先に、不採算製品の黒字化とローコストオペレーションを推進。成長領域のヘルスケアとグローバル市場へ経営資源を重点配分し、オープンイノベーションや産官学連携により高付加価値製品を開発する。

  2. 02

    グローバル企業化

    日本・タイ・ドイツの販売3拠点を中心に、ヘルスケア・工業品・医療材分野で成長を追求。2030年度グローバル比率30%達成に向け、上海駐在員事務所の成果創出やグローバルサプライチェーン構築、現地販売力強化、ローカライズ製品開発を進める。

  3. 03

    人的資本経営

    従業員の健康とエンゲージメント向上、多様な人財の活躍促進、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを重視。次世代リーダー育成や新人事制度による多様な働き方の環境整備を通じて、持続的成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,271人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は716万円で、9期前と比べて+5.7%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は19.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,204
2018年3月1,241
2019年3月67740.717.11,258
2020年3月67041.217.91,266
2021年3月65641.918.51,260
2022年3月68442.418.91,255
2023年3月66942.919.01,268
2024年3月68842.818.81,270
2025年3月70243.119.01,271205
2026年3月71643.619.51,271181

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率94.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 6 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社 第一工場 第二工場 — 福岡県朝倉郡筑前町6,859百万円
メディカル 事業
埼玉工場 — 埼玉県日高市4,763百万円
テープ事業
医薬品安城工場 — 愛知県安城市4,629百万円
メディカル事業
安城工場 — 愛知県安城市2,068百万円
メディカル事業 テープ事業
本社 井杭山工場 新町工場 二本木工場 — 愛知県安城市1,141百万円
メディカル事業 テープ事業
本社 — 東京都千代田区1,111百万円
本社 日高工場 — 埼玉県日高市508百万円
テープ事業
本社 — タイ8百万円
メディカル 事業 テープ事業
本社 — ドイツ1百万円
メディカル 事業 テープ事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ニチバンプリント㈱
    埼玉県 日高市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ニチバンテクノ㈱
    愛知県 安城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ニチバンメディカル㈱(注)3
    福岡県 朝倉郡筑前町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ国 バンコク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NICHIBAN EUROPE GmbH
    ドイツ デュッセルドルフ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱飯洋化工
    東京都 千代田区 · 持分法適用会社
    議決権25.0%
  • 海外
    UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.
    タイ国 バンコク市 · 持分法適用会社
    議決権43.0%
  • 国内
    大東化工㈱
    岐阜県 岐阜市 · 持分法適用会社
    議決権33.9%
  • 国内
    大鵬薬品工業㈱
    東京都 千代田区 · その他の関係会社
    議決権33.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は505億円営業利益23億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.0%、利益が-11.5%。

売上高
+2.0%
505億円
営業利益
-11.5%
23億円
純利益
-15.0%
17億円
営業利益率
4.6%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高520億円505億円
営業利益36億円23億円
純利益23億円17億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は123億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.8%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q11513
2024年1Q10932.83
2024年2Q11621.71
2024年3Q130129.210
2024年4Q1144
2025年2Q238125.08
2025年4Q257145.412
2026年2Q242104.17
2026年4Q263134.910
2027年1Q12364.94

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は385億円から505億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3851810
2014年3月4021910
2015年3月3992313
2016年3月4253518
タイ・バンコクにNICHIBAN(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
2017年3月4414331
創業100周年記念式典挙行
2018年3月4624631
2019年3月4743932
ドイツのデュッセルドルフに販売子会社NICHIBAN EUROPE GmbHを設立(現・連結子会社)
2020年3月4413118
2021年3月4152114
2022年3月4312618
2023年3月4561724
2024年3月4692218
2025年3月49526275.320
2026年3月50523244.617

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高505億円のうち、営業利益として残るのは23億円4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.3%355億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.3%128億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.7pt
4.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.0pt
3.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.1pt
3.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが25億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は135億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月31−30−4199
2014年3月27−12−515108
2015年3月25−19−56110
2016年3月44−20−624128
2017年3月39−53−6−14107
2018年3月32−50−9−1880
2019年3月56−47−10978
2020年3月57−14−943113
2021年3月59−31−828133
2022年3月41−29−712138
2023年3月29−12−917148
2024年3月32−37−12−5130
2025年3月37−17−820143
2026年3月25−22−113135

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は673億円。このうち返さなくてよい自己資本が443億円で、自己資本比率は65.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月45824821054.1
2014年3月47225521754.1
2015年3月47926921056.1
2016年3月52928124853.2
2017年3月56130825354.8
2018年3月60833327554.8
2019年3月60336523860.5
2020年3月59837222662.3
2021年3月61238123162.2
2022年3月64439025460.5
2023年3月69140628558.7
2024年3月68041726361.3
2025年3月67643224463.9
2026年3月67344323065.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
137億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
334億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
55億円
在庫として抱えている分
負債合計
230億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中90位あたり、逆に低いのはROE203社中169位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.8%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.9%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.0%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,950で、1年前と比べて+0.2%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥1,950-1.2%1ヶ月+0.5%1年+0.2%時価総額404億円
過去52週の値幅
安値¥1,781高値¥2,018

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.0倍
PER (会社予想)17.2倍
PBR0.90倍
配当利回り2.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+0.62%と小幅高。25日線(1932.72円)を上回り、75日線(1878.17円)や200日線(1898.04円)も上回る。52週高値2018円からは約3.6%下落、52週安値1781円からは約9.3%上昇。出来高は8月10日に59900株と急増したが、その後は2万株前後に減少。RSIは50.95と中立圏で、25日線・75日線・200日線の上位で推移しており、底堅い展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PER23.99倍は業界平均17.98倍を上回り、やや割高感がある。PBR0.89倍は平均1.44倍を下回り、株価純資産倍率は割安。配当利回り2.06%は平均2.63%を下回る。ROE3.8%は低く、収益性が課題。ただし、予想PER17.2倍と実績PERの差が縮小しており、業績回復期待がある。割安だが、低いROEと配当利回りが投資魅力を減じている。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.0倍17.8倍
PER (予想)17.2倍
PBR0.90倍1.41倍
ROE3.8%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定的な需要とブランド力を背景に堅調な事業を維持しているが、成長性に乏しく市場の評価が割れる。強気派は、医療分野の拡大や新製品の投入による成長を期待する。弱気派は、原材料コストの上昇や、競合との価格競争、成長市場でのシェア獲得の難しさを指摘する。今後は、利益率の維持・改善と新規事業の展開が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • ブランド力

    長年のブランド確立により、消費者の信頼を得ている

  • 売上の安定

    売上高は増加傾向にあり、堅調な需要が続いている

  • 新分野の拡大

    医療用テープなどで成長が見込まれ、事業拡大が期待できる

  • 2026年3月期売上高505億円と過去最高更新通年影響

    売上高は前期比10億円増の505億円、2期連続の増収となる見込み

  • 予想PER17.1倍は実績PER23.8倍から改善通年影響

    予想PER17.1倍は実績PER23.84倍から約28%低下する計算

  • PBR0.89倍の解散価値割れ水準不定影響

    PBR0.89倍と1倍を下回り、解散価値相当の下値安心感

  • 外国人保有比率9.2%と低く買い増し余地継続影響

    外国人保有比率は9.2%と低く、需給改善の余地がある

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は5%程度で、収益性が低い水準にある

  • 成長の限界

    市場が成熟しており、大幅な成長は見込みにくい

  • コスト上昇

    原材料や人件費の上昇が利益を圧迫する可能性がある

  • 2026年3月期は営業利益23億円と減益予想通年影響

    営業利益は前期比3億円減の23億円、営業利益率4.55%に低下

  • 原材料高のコスト吸収で営業利益率低下継続影響

    売上高は増収も営業利益率が0.70ポイント低下し、増益効果が薄れる

  • ROE3.8%の低い資本効率が重し継続影響

    ROE3.8%と低く、PBR0.89倍の背景に資本効率の低さ

  • 純利益17億円減益で配当維持が焦点通年影響

    純利益17億円は前期比3億円減、配当利回り2.07%の維持が焦点

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善やコスト管理の成果を測る
医療用テープ売上高
成長分野とされる医療事業の拡大を確認する
海外売上高比率
グローバル展開の進捗を見る指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは2.05%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
2.05%
いまの株価に対して
配当性向
50.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3629.2
2018年3月4011.130.8
2019年3月38−5.028.4
2020年3月33−13.246.5
2021年3月30−9.159.5
2022年3月300.041.9
2023年3月3516.735.5
2024年3月350.042.1
2025年3月350.043.8
2026年3月4014.350.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ19,649人。区分でいちばん多いのは事業法人37.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.5%を占め、残る40.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人37.237.037.037.037.337.4
個人・その他23.825.226.129.328.631.0
金融機関26.927.328.624.524.922.1
外国法人11.69.17.68.58.69.1
自己株式0.10.10.61.91.82.7
証券会社0.51.30.60.70.60.3
外国人個人0.00.00.00.10.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大鵬薬品工業株式会社32.59
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.63
03ニチバン取引先持株会5.73
04株式会社三菱UFJ銀行3.86
05株式会社みずほ銀行3.86
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.29
07あいおいニッセイ同和損害保険株式会社1.82
08株式会社りそな銀行1.39
09NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1.29
10ニチバン従業員持株会1.29

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+241%、1株純資産は14期で+267%。直近期のROEは3.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月245984.115.330.4
2014年3月481,2333.914.530.7
2015年3月631,2975.014.531.3
2016年3月881,3586.614.928.9
2017年3月1501,48510.612.329.2
2018年3月1511,6089.823.130.8
2019年3月1541,7619.215.228.4
2020年3月851,7964.817.746.5
2021年3月651,8383.629.459.5
2022年3月871,8804.719.541.9
2023年3月1151,9706.016.835.5
2024年3月892,0494.422.342.1
2025年3月962,1214.620.943.8
2026年3月812,1963.823.150.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額176百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高津敏明代表取締役 社長5926,624
酒井寛規専務取締役6532,305
原秀昭取締役 常務執行役員 社長付 事業戦略本部6417,791
髙橋泰彦取締役 常務執行役員 経営企画室長6312,891
石原達夫取締役74
佐藤彰紘取締役67
真田弘美取締役70
菅原順子取締役64
坂本修監査役 常勤582,800
児玉安司監査役68
福田厚監査役67
市川一郎68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)468262111529
社外取締役741416
監査役2202010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,330字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社5社、関連会社3社及びその他の関係会社1社で構成しております。その主な事業内容は、粘着技術を基盤に高分子技術を駆使して、布・紙・セロファン・プラスチックをベースとした医薬品、各種感圧性粘着テープ及び接着剤並びにそれらに関連する機械器具の製造販売であります。 なお、当社グループの製品・商品は、医薬品業界向けの絆創膏等、産業用粘着テープ業界及び文具・事務用品業界向けの粘着テープ等に大別され、セグメントもこの区分によっております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 メディカル事業 メディカル…………   当社が製造販売する他、子会社であるニチバンメディカル㈱及びニチバンテクノ㈱に製造を委託し、東南アジア・南アジア・中東地域へは、子会社であるNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が、欧州地域へは、子会社であるNICHIBAN EUROPE GmbHが販売を行っております。また、その他の関係会社である大鵬薬品工業㈱とはその子会社を通じ半製品の仕入を行っております。 テープ事業 工業品………………   当社が製造販売する他、子会社であるニチバンプリント㈱及びニチバンテクノ㈱に製造を委託し、東南アジア・南アジア・中東地域へは、子会社であるNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が、欧州地域へは、子会社であるNICHIBAN EUROPE GmbHが販売を行っております。また、関連会社である㈱飯洋化工よりその親会社を通じ商品の仕入を、UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD. より商品の仕入を、大東化工㈱より各種フィルム製品の仕入を行っております。 ステーショナリー…   当社が製造販売する他、子会社であるニチバンプリント㈱及びニチバンテクノ㈱に製造を委託し、東南アジア・南アジア・中東地域へは、子会社であるNICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.が、欧州地域へは、子会社であるNICHIBAN EUROPE GmbHが販売を行っております。また、関連会社であるUNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.より商品の仕入を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 子会社及び関連会社の名称及び業務内容は次のとおりであります。 連結子会社 ニチバンプリント㈱   粘着テープ・ラベル・テープ用巻心等の製造販売 ニチバンテクノ㈱   粘着テープ・テープ用カッター・テープ用巻心・医療補助用テープ等の製造販売 ニチバンメディカル㈱   医薬部外品・医療機器・医療補助用テープ等の製造販売 NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.   当社グループ製品の東南アジア・南アジア・中東地域への販売 NICHIBAN EUROPE GmbH   当社グループ製品の欧州地域への販売 持分法適用関連会社 ㈱飯洋化工   粘着テープの製造 UNION THAI-NICHIBAN CO.,LTD.   粘着テープの製造 大東化工㈱   機能性フィルムの製造
経営方針・対処すべき課題2,019字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループの経営理念は、「粘着の分野を原点として新たな価値を創造する技術で快適な生活に貢献し続ける」ことで「当社グループにかかわるすべての人々の幸せを実現する」ことであります。この理念のもと、事業活動を通じて社会、自然との共生を目指し、ステークホルダーとともに持続可能な社会の実現に貢献する取組を進めてまいります。 当社グループは、創業以来、粘着技術をベースに絆創膏や「セロテープ®」をはじめ人々の健康や快適な暮らし、産業の合理化・省人化に貢献する価値ある製品を幅広く供給してまいりました。 今後も、高い技術力と確かな品質を軸に地球環境に配慮した独創的な製品の提供を通じて、お客様にご満足いただき、信頼される企業を目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、今後の企業価値及び株主価値を高めるため、収益性重視の観点から営業利益とし、また経営に託された資本の将来における成果の観点からROE(自己資本当期純利益率)としております。 2026年度の目標値は、営業利益36億円、ROE(自己資本当期純利益率)5.1%であります。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 今後の日本経済の見通しは、インバウンド需要が底堅く継続する一方で、不安定な国際情勢による景気減速リスクに加え、為替の動向やエネルギー・原材料価格の高止まりによる物価上昇など、当社グループを取り巻く事業環境は予断を許さない状況であります。このような状況のなか、快適な生活を支える価値を創出し続ける企業を目指し、イノベーション創出とグローバル貢献を果たすための事業構造の創造を進めてまいります。2024年度よりスタートした中期経営計画「CREATION 2026」を推進し、重点テーマである「事業ポートフォリオの再構築」「グローバル企業化」「人的資本経営」を実行し、中長期ビジョン「NICHIBAN GROUP 2030 VISION」として制定した「快適な生活を支える価値を創出し続けグローバルに貢献する企業へ!」の目標実現に向けて取り組んでまいります。 (重点テーマ) ①事業ポートフォリオの再構築 ニチバングループの持続的な成長に向けた事業ポートフォリオマネジメントとして、テープ事業セグメントの抜本的な収益改善を実行し、成長事業と新領域へ経営資源を重点的に配分します。 外部環境の変化に伴う原材料やエネルギー価格の高騰、為替変動は利益構造に大きな影響を与えており、テープ事業セグメントにおける収益改善は喫緊の課題です。これに対処するため、不採算製品の黒字化を最優先とし、生産体制の見直しを含むローコストオペレーションを実現するための施策を展開します。 成長領域であるヘルスケアとグローバル市場へ経営資源を重点的に配分し、医療材分野と工業品分野においては、オープンイノベーションや産官学連携の強化によるアライアンスなどを活用することで、新領域における高付加価値製品の開発と競争優位性の確立を目指してまいります。また、イノベーション創出・新製品比率向上に向けて営業・開発連動での新規市場開拓、新規事業創出を推進してまいります。 ②グローバル企業化 現行の販売3拠点(日本・タイ・ドイツ)による成長を追求するとともに、中長期ビジョン『NICHIBAN GROUP 2030 VISION』の「2030年度グローバル比率30%」達成に向けた新たな施策を着実に実施し、グループ全体のグローバル企業化を図ります。 グローバル市場においては、販売3拠点を中心にヘルスケア、工業品、医療材の各分野で成長を目指します。また、上海駐在員事務所の成果創出、グローバルサプライチェーンマネジメント体制の構築、現地での販売・マーケティング力の強化、ローカライズ製品の開発を重視し、本社機能・品質管理・開発機能のグローバル化を推進することで、持続可能な成長と競争力強化を目指してまいります。 ③人的資本経営 事業ポートフォリオの再構築とグローバル企業化への取組による企業価値向上、そしてステークホルダー価値の創出の基盤となる「人的資本経営」を実践します。 『NICHIBAN GROUP 2030 VISION』の実現に向けて、その基盤となる従業員の健康とエンゲージメントの向上、多様な人財の活躍促進、女性活躍やシニア・障がい者の雇用支援、LGBTQ+への理解増進など、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを重視した取組を実施してまいります。 組織や業界などの様々な壁を「越境」して牽引する次世代リーダーの育成や、新たな人事制度による多様な働き方を実現できる環境の整備などを通じて、社会への貢献と持続的な成長を目指してまいります。
事業等のリスク6,212字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、当社グループの事業上のリスク全てを網羅するものではありません。 (1) リスクマネジメント体制 当社グループでは、「危機管理方針」を制定し、事業の継続を危うくする重大な危機に対して、事前に予測・予防措置を実行し、万一発生した場合には被害を最小限に抑え、再発防止措置をとることで、危機を適切に管理し、事業の継続・安定的発展を確保できるよう努めております。 損失の危険の全社的な管理や対応については内部統制委員会が管轄し、「リスク管理規則」に基づき、総務担当部署が全社的なリスク管理体制の構築、規則類の整備、運用状況の確認、情報の適切な伝達など必要な措置を講じております。 個々の損失(品質、財務等)の危険については「リスク管理規則」に基づき、当該危険の存在する各担当部署が、リスク管理体制整備、運用状況の確認等、必要な措置を講じております。 また、大規模災害等、当社グループに対する危機が生じた場合には、「緊急時対応規則」に基づき、速やかに緊急対策本部を設置し、「事業継続計画(BCP)」に沿って損失の極小化及び復旧に向けた対応を行うこととしております。 (2) 認識している重要なリスク 当社グループでは、(1) リスクマネジメント体制のもと、全社的なリスクのアセスメントを実施し、事業や社会環境の変化に合わせて定期的にリスクの確認や見直しを行っております。その結果、以下の重要なリスクを認識しており、リスク低減のための取組を実施しております。 また、リスクの洗い出しに際して、リスクを戦略リスクとオペレーショナルリスクに分類しており、それぞれ以下のように定義しております。 〇戦略リスク   事業戦略及び戦略目標に影響を与える、又はそれらによって生じるリスク △オペレーショナルリスク   戦略遂行に影響を及ぼす主要なリスク又は事象発生することから当社グループに生じる損失に係るリスク (リスクマップ及び凡例) ①原材料価格の変動リスク及び特定の購入先からの供給リスク 発生可能性:高 影響度:大 発生する可能性のある時期:現在 概要   当社グループの製品は、プラスチックフィルム等石油を原料とするものや、紙やセロハン、天然ゴム等市況の影響を受ける原材料が多いため、自然災害や地政学的リスク等を起因とした市場動向の変化による価格高騰の影響を受けます。 当該原材料の高騰について、購入先との交渉や代替可能な原材料等によって対応できない場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、原材料を安定的に調達できるよう、複数社購買を前提としておりますが、原材料の一部の供給を特定の購入先に依存せざるを得ないものがあります。そのため、当該特定の購入先の被災、事故、倒産等により、必要な原材料を確保できなくなる場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 対応   原材料価格の変動リスク及び特定の購入先からの供給リスクを低減するために、原材料の複数社購買、原材料の市場動向等の情報収集、適正在庫の確保及び生産性向上による原価低減等の様々な対応策を実施しております。 また、このような対応策を実施したうえでの原材料価格の高騰に対しては、製品・商品価格への適正な転嫁を図ってまいります。 ②市場動向、需要変化に関するリスク 発生可能性:中 影響度:中                                                            発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   当社グループの製品・商品は、メディカル業界向けの絆創膏等、産業用粘着テープ業界及びステーショナリー業界向けの粘着テープ等であり、当社グループの販売先は、販売代理店となり、小売店等を通じて最終消費者に販売されることとなります。 そのため、これらの製品・商品の主要市場におけるサステナビリティの取組や働き方改革に伴う消費者需要の変化は、小売店等の販売政策に影響するとともに、販売代理店を通じ、当社グループの販売高にも影響し、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、次のような特殊性があります。季節性のある製品・商品の入れ替え時等の小売店等の製品ラインナップの変更時に、小売店等から販売代理店を通じ、当社グループの製品・商品の返品を受け入れる商習慣があります。また、当社グループの製品・商品の販売後に販売代理店に対して売上値引を行う商習慣があります。そのため、当該返品等が多額に発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   当社グループは、サステナビリティへの積極的な取組を進め、販売代理店や小売店等からの販売データ等を活用し、製品・商品の主要市場における動向及びそれに伴う消費者需要の変化を即座に把握し、開発、生産計画、販売政策に適宜反映させ、廃棄・返品のリスクを最小限にとどめる取組を推進しております。また、将来の返品に伴う損失に備えるため、返品されると見込まれる製品・商品については、変動対価に関する定めに従って、販売時に収益を認識せず、当該製品・商品について受け取った又は受け取る対価の額で返金負債を計上することとしております。さらに、当社グループの製品・商品の販売後に発生が見込まれる販売代理店に対する売上値引に備えるため、値引が見込まれる製品・商品については、変動対価に関する定めに従って、販売時に収益を認識せず、取引対価の変動部分の額を見積り、認識した収益の著しい減額が発生しない可能性が高い部分に限り取引価格に含めることとしております。 ③価格競争のリスク 発生可能性:中 影響度:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   当社グループの属する市場において、市場縮小や新規参入等により企業間の競争が激化し、販売価格が下落した場合、又は、原材料価格高騰や物価上昇に対する製品価格への転嫁の遅れ等が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   独自の高い技術力と確かな品質を軸に、地球環境に配慮した高機能・高付加価値製品をタイムリーに提供することにより、ブランド力の強化と他企業との差別化を常に図っております。 ④災害事故の発生リスク 発生可能性:高 影響度:特大   発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   当社グループは、地震・洪水等の天災や火災・爆発による不測の事故により、製造設備や物流拠点等が大きな損害を受けた場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   本社・工場等の事業所において「緊急時対応規則」に基づき、災害事故等発生時における緊急対策本部の設置訓練や、各種保全活動など、社内体制の整備を行うとともに、「事業継続計画(BCP)」への対応についても積極的に推進しております。 ⑤情報管理に関するリスク                                 発生可能性:高 影響度:大                                                            発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   当社グループは、個人情報の他、多くの重要情報を保有しております。これらの情報はサイバー攻撃やシステム障害、災害等により、情報の漏洩等が発生し、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   これらの情報の取り扱いについては、「ITセキュリティ方針」及び「個人情報保護方針」に基づき、情報資産を犯罪・事故・災害等の脅威から守り、お客様及び社会の信頼に応えるべく、従業員に対し情報管理の重要性を継続的に教育するとともに、システム上のセキュリティ対策を行っております。 ⑥世界的な感染症流行等のリスク 発生可能性:中 影響度:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   新たな変異ウィルスの出現などにより社会活動が停滞し、当社グループ製品・サービスの需要に影響を与える可能性があります。また、当社グループの事業拠点運営が困難な状況や、原材料調達等のサプライチェーンに支障をきたす状況となった場合においても、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   当社グループでは、複数の事業拠点・物流拠点等を設置し事業運営を行い、「緊急時対応規則」及び「事業継続計画(BCP)」を整備するとともに、従業員のテレワークや時差出勤等のフレキシブルな勤務体制の整備、並びにWeb会議システムによるリモート会議の活用により、安定して事業を継続できるような体制を構築しております。引き続き、従業員の健康と事業活動の両立に向けた取組を進めてまいります。 ⑦製品の品質に関するリスク                               発生可能性:中 影響度:中                                                            発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   当社グループでは、不適切な行為や、重大な品質上の問題が発生し、当該製品及び当社グループの製品全体に対する評価が低下した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   当社グループでは、製品・商品の品質を保持すべく、企業理念に基づく「品質方針」を策定し、品質マネジメントシステムへの取組を中心とした管理のもと、製品・商品の企画、製造・仕入、販売を行っております。 ⑧退職給付債務に関するリスク 発生可能性:中 影響度:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   当社グループにおける年金資産運用において、市場金利の低下及び運用環境の変化による運用利回りの悪化により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   年金資産の運用目標を達成する上で、運用利回りのリスクを最小化するように、投資対象の種類等について分散投資に努めております。 ⑨企業の社会的責任に関するリスク 発生可能性:中 影響度:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   ESGを重視した経営やサステナブルな社会実現へ向けた取組はステークホルダーからの評価の大きなウェイトを占めており、当社グループがこれらの状況に適切に対応できない場合には、社会的評価の低下等により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を及ぼす可能性があります。 対応   当社グループでは、企業理念に基づく「ニチバングループのサステナビリティ」として方針を展開し、様々な事業活動を通じて企業の社会的責任を果たしていくよう取り組んでおります。 具体的には、環境面ではISO14001を中心とした活動を堅実に遂行するとともに、「グリーン調達ガイドライン」の遵守を徹底してまいります。また、溶剤使用の問題はテープ製品を扱う当社グループが担うべき課題と捉え、技術革新に挑戦しながら脱溶剤を目指してまいります。天然素材である「セロテープ®」の積極的販売を通して環境問題の様々な取組を行ってまいります。 社会面では、メーカーとして「お客様にとっての「良いもの」を届ける」ことを基本に、女性活躍やワークライフバランスなど、社員が長く安心して働ける職場環境を整備してまいります。さらに環境保全活動である「巻心ECOプロジェクト」やスポーツメディカル分野へのサポートなど、事業活動と密接に関連した社会貢献を推進いたします。 (3) 気候変動に関するリスク 当社グループは、「サステナビリティの考え方」においてマテリアリティ(重要課題)を定め、「気候変動・温暖化対策」を最も優先度の高い項目として掲げております。(2) 認識している重要なリスクとは別に、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言において開示が推奨されている、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4つの内容について検討を行い、以下の通りリスクの認識をしております。 ①炭素税の導入によるリスク 発生可能性:中 影響度:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   排出量原単位の高いFSC認証紙や樹脂、ゴムなどの原材料や副資材コストへの価格転嫁、炭素税の支払いにより、コストが上昇し利益が圧迫される可能性があります。 対応   調達条件や調達先の見直し等の調達機能強化による調達コストの削減と価格転嫁の実施、生産拠点再編や新工法の導入等によるエネルギー使用量削減により、生産、調達コストの軽減を図っております。 ②GHG排出規制を含む各種規制の強化によるリスク  発生可能性:中 影響度:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   証書等環境価値購入による操業コストの増加や脱炭素(CO2排出目標達成)へ向けた新たな設備投資や生産拠点再編にともなう設備更新コストの増加により財務負担が増加する可能性があります。 対応   環境価値の価格交渉や調達先多様化を通じた購入コストの削減、CO2排出量や環境負荷の総合的判断基準導入によるコストの抑制、長期的な投資計画にもとづく設備投資等の平準化により、利益の確保を図っております。 ③投資家のESG重視姿勢の高まりによるリスク  発生可能性:中 影響度:大                                                            発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   気候変動などへの取組の情報開示の遅延により、投資家評価の低下を招く可能性があります。 対応   適切な気候変動への取組と情報の開示を継続しております。 ④気候変動による天然資源由来原料の生産高減少のリスク 発生可能性:中 影響度:大 発生する可能性のある時期:特定時期なし 概要   生産に必要な資材の調達が困難になることでの生産停止になる可能性があります。 対応   原材料調達先の多様化によりリスクの分散を図っております。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、景気が緩やかに回復しているものの、長期化する地政学リスクや為替相場の変動、原材料・エネルギー価格の高止まりが続くなど不安定な状況となりました。また、インバウンド需要における購買対象の多様化や消費行動の変化等もあり、当社グループを取り巻く事業環境については予断を許さない状況が続きました。 このような状況のなか、快適な生活を支える価値を創出し続ける企業を目指し、イノベーション創出とグローバル貢献を果たすための事業構造の創造を進めるため、2024年度よりスタートした中期経営計画「CREATION 2026」を推進し、その重点テーマである「事業ポートフォリオの再構築」「グローバル企業化」「人的資本経営」を実行し、『NICHIBAN GROUP 2030 VISION』実現に向けて取り組んでまいりました。 ①事業ポートフォリオの再構築 ・テープ事業セグメントの抜本的収益改善 ・成長事業と新領域へ経営資源を重点配分 ②グローバル企業化 ・販売3拠点の成長追求 ・2030年度グローバル比率30%実現に向けた機能拡充 ・グループ全体のグローバル企業化の推進 ③人的資本経営 ・ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進 ・自己変革し成長する自律的人財の育成 ・従業員の健康とエンゲージメントの向上 ・新人事制度の導入 以上の取組を実施いたしました結果、 売上高は、グローバルフィールドにおける「ロイヒつぼ膏TMコインプラスター」の韓国での上市や工業品フィールドにおける「たばねらTMテープ」の価格改定が寄与し、前年同期比2.0%増の504億7千万円となりました。 営業利益は、ヘルスケアフィールドにおける高粗利製品の売上高減少並びに原材料高騰等に伴うテープ事業の売上原価の増加等により、前年同期比12.2%減の22億7千万円となりました。 経常利益は、営業利益の減少等により、前年同期比8.9%減の24億4千2百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の減少の影響と、本社及び東京オフィスの移転に係る特別損失1億3千3百万円の計上、安城工場における脱溶剤化に伴う設備の撤去に係る特別損失1億8千3百万円の計上等により、前年同期比15.7%減の16億5千2百万円となりました。 なお、ROE(自己資本当期純利益率)は前年同期比0.8ポイント低下の3.8%となりました。 (連結業績の概要) (営業利益の前期比増減) (フィールド別売上高、前期比増減) ■工業品フィールド、ECフィールド、グローバルフィールド(メディカル事業)が拡大 ■ヘルスケアフィールドにおける高粗利製品の売上高減少により収益性低下 ■テープ事業セグメントにおける生産再編、価格改定効果等により収益性改善 当社グループのセグメントの概要は次のとおりです。 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、成長事業への経営資源の重点配分及び全社視点での事業戦略体制の見直しを目的に「事業戦略本部」を設置し、その傘下に、販路別に以下の営業統括部・本部を設置しております。 ・顧客を機軸とした新たな営業推進体制の強化とブランド戦略の再構築のために、「コンシューマー営業統括本部」を設置し、ヘルスケア、EC、ステーショナリーの各営業担当管掌を管轄させております。 ・より顧客に密着した営業活動を推進し、新規開発案件探索、顧客拡大のために、「医療材営業統括部」、「工業品営業統括部」を置いております。 ・グローバル企業化実現に向けて、全社戦略との一貫性を高め、より積極的な事業活動を展開するために、「グローバル事業本部」を設置しております。 当社グループは、以上の営業担当管掌に、各販売子会社を加えた事業フィールドとして、「ヘルスケアフィールド」、「ECフィールド」、「ステーショナリーフィールド」、「医療材フィールド」、「工業品フィールド」及び「グローバルフィールド」を設定しております。 経営資源の配分の決定及び業績の評価については、取り扱う製品、商品の性質や、市場、製造方法の類似性に基づき、「メディカル事業」、「テープ事業」の単位で行っていることから、当社グループの事業セグメントとしては、「メディカル事業」、「テープ事業」と認識し、これを報告セグメントとしております。 「メディカル事業」、「テープ事業」セグメントと各事業フィールドとの関係は以下のとおりです。 事業フィールド   メディカル事業   テープ事業 国内   コンシューマー営業統括本部   ヘルスケアフィールド   〇 ECフィールド   〇   〇 ステーショナリーフィールド       〇 医療材フィールド   〇 工業品フィールド       〇 海外   グローバルフィールド   〇   〇 事業の種類別セグメントの業績は次のとおりであります。 メディカル事業 (ヘルスケアフィールド) ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、中国人観光客減少に加え、酷暑や暖冬の影響を受けるなど、不安定な販売環境となりました。 このような状況のなか、高機能救急絆創膏「ケアリーヴTM」シリーズについては、国内需要拡大に向けて認知度向上のためにテレビCMなどの広告媒体を活用したPR活動やイベントの実施など積極的に展開したことにより、売上高は前年同期を上回りました。一方、鎮痛消炎剤「ロイヒTM」シリーズについては、国内消費は堅実に推移したものの、インバウンド需要における購買対象の多様化や消費行動の変化等もあり、売上高は前年同期を下回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は153億8百万円(前年同期比0.4%増)となりました。 (医療材フィールド) 医療機関向け医療材料市場におきましては、材料費や医薬品費の高騰に加え、働き方改革に伴う人件費の上昇や病院の経営不振が重なり、販売環境は依然として厳しい状況が続きました。 このような状況のなか、止血製品シリーズ「セサブリックTM」については、ワクチン接種需要が堅調に推移したことにより、前年同期を上回りました。また、縫合創用ドレッシング「サージフィットTM」については、国立大学病院及び急性期病院においてその有用性が高く評価され、採用を拡大しております。 一方で、手術後の傷あとケアテープ「アトファインTM」は、ユーザーへの認知が進み需要自体は伸長しているものの、消費者の購買先がECサイトへ移行している影響を受け、術後ケアシリーズ「アスカブリックTM」全体の売上高は前年同期を下回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は56億7千5百万円(前年同期比1.1%減)となりました。 ((メディカル事業に係る)ECフィールド) EC市場におきましては、大手通販サイトのシステム障害の影響を受けましたが、オンライン購買に対するWEBマーケティングの取組を強化してきたことにより、高機能救急絆創膏「ケアリーヴTM」シリーズは前年同期を上回りました。また、手術後の傷あとケアテープ「アトファインTM」の売上高も、前年同期を上回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は11億5千5百万円(前年同期比1.9%増)となりました。 ((メディカル事業に係る)グローバルフィールド) グローバルにおけるメディカル事業については、重点地域であるアジア及び欧州において、高機能救急絆創膏「ケアリーヴTM」シリーズや止血製品シリーズ「セサブリックTM」を中心に、販売代理店と協力して現地密着型の営業活動を展開してまいりました。高機能救急絆創膏「ケアリーヴTM」シリーズは、韓国にて「ケアリーヴTM治す力TM防水タイプ」を上市しましたが、販売代理店の在庫調整等もあり、前年同期を下回りました。一方、今期に韓国で上市した「ロイヒつぼ膏TMコインプラスター」が売上増加に寄与しました。 その結果、フィールド全体としての売上高は27億9千6百万円(前年同期比13.4%増)となりました。 以上の結果、メディカル事業全体の売上高は249億3千6百万円(前年同期比1.4%増)となりました。一方で、ヘルスケアフィールドにおける高粗利製品の売上高減少により、セグメント利益は63億2千5百万円(前年同期比4.4%減)となりました。 テープ事業 (ステーショナリーフィールド) 文具事務用品市場におきましては、DX化などで紙の消費が大きく減少し、オフィス需要が低迷するなか、オンライン購買拡大に伴う消費者の購買先の変化もあり、厳しい販売環境となりました。 このような状況のなか、主要製品である「セロテープ®」については、新製品「セロテープ® 小巻カッターつき〈まっすぐ切れるタイプ〉グリーンナノ配合」が売上増加に寄与し、またホームセンター等へ環境配慮型製品であることを積極的に訴求したことで他社品からの切り替え等もあり、売上高は前年同期を上回りました。また、両面テープ「ナイスタックTM」についても、使用シーン等を積極的に訴求した結果、売上高は前年同期を上回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は48億4千2百万円(前年同期比0.0%増)となりました。 (工業品フィールド) 産業用テープ市場におきましては、市場競争の激化や外部環境の変化等により、依然として厳しい販売環境が続きました。 このような状況のなか、主要製品の「セロテープ®」については、長年培った高い品質と信頼性を基盤に、天然素材を使用した環境配慮型製品であることを積極的に啓発し、今まで以上に多くの企業や自治体からの賛同をいただいた結果、売上高は前年同期を上回りました。また、「たばねらTMテープ」は第3四半期連結会計年度に実施した価格改定の効果もあり、売上高は前年同期を上回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は138億6千4百万円(前年同期比5.1%増)となりました。 ((テープ事業に係る)ECフィールド) EC市場におきましては、大手通販サイトのシステム障害の影響を受けましたが、オンライン購買に対するWEBマーケティングの取組を強化してきたことにより、主力製品の「セロテープ®」については、売上高は前年同期を上回りました。また、両面テープ「ナイスタックTM」についても、売上高は前年同期を上回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は42億3百万円(前年同期比2.1%増)となりました。 ((テープ事業に係る)グローバルフィールド) グローバルにおけるテープ事業については、アジアと欧州を重点地域として、製品戦略を展開してまいりました。 「PanfixTMセルローステープ」については、販売代理店と協力して現地密着型の営業活動を展開しましたが、販売代理店の販売不振等により、売上高は前年同期を下回りました。また、和紙マスキングテープについては、中国市場のユーザーからの声を製品改善に反映させた「若竹TM増強版」を上市し売上に貢献しましたが、欧州での市況低迷の影響を受けたことにより、売上高は前年同期を下回りました。 その結果、フィールド全体としての売上高は26億2千3百万円(前年同期比3.8%減)となりました。 以上の結果、テープ事業全体の売上高は255億3千4百万円(前年同期比2.7%増)となりました。また、「たばねらTMテープ」の価格改定の効果等もあり、セグメント利益は8億2千8百万円(前年同期比17.2%増)となりました。 調整額 報告セグメントに帰属しない一般管理費の計上等により、営業利益と報告セグメントの利益の合計額との調整額が48億8千3百万円(前年同期比3.1%増)となりました。 (トピックス コンシューマー営業統括本部) (トピックス 医療材フィールド) (トピックス 工業品フィールド) (トピックス グローバルフィールド) 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ①生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) メディカル事業   25,464   △1.5 テープ事業   20,384   +0.7 合計   45,849   △0.6 (注) 1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 ②受注実績 当社グループは需要見込による生産方式をとっております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) メディカル事業   24,936   +1.4 テープ事業   25,534   +2.7 合計   50,470   +2.0 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ピップ株式会社   8,095   16.4   8,419   16.7 3.テープ事業においては、主要原材料であるセロハンの価格が上昇したことにより、原材料価格が前年同期比で上昇しました。これを受け、主要製品である「セロテープ®」等について価格改定を実施し、商品・製品への適正な価格転嫁を図った結果、販売価格も前年同期比で上昇しています。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ2億9千5百万円減少し、673億7百万円となりました。流動資産は5億6千5百万円の減少、固定資産は2億6千9百万円の増加となりました。 流動資産の減少は、2025年11月の本社及び東京オフィス移転に係る固定資産の取得における支出や、中小受託取引適正化法対応のための支払サイト短縮等により、現金及び預金が9億3千2百万円減少したこと等によるものです。なお、2026年6月償還予定の債券を固定資産から流動資産に振り替えたことを主な理由として、有価証券は3億9千8百万円増加いたしました。 固定資産の増加は、2025年11月の本社及び東京オフィス移転に係る固定資産の取得等により有形固定資産が2億2千8百万円増加したこと等によるものです。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 メディカル事業 当連結会計年度末のメディカル事業の資産は、前連結会計年度末と比べ2億9千4百万円増加し、266億4千万円となりました。 テープ事業 当連結会計年度末のテープ事業の資産は、前連結会計年度末と比べ4億1千5百万円減少し、197億8千6百万円となりました。 負債は、前連結会計年度末と比べ14億3千4百万円減少し、229億8千1百万円となりました。流動負債は、1億6千7百万円の増加、固定負債は、16億1百万円の減少となりました。 流動負債の増加は、中小受託取引適正化法対応のための支払サイト短縮等により電子記録債務が14億5千3百万円減少した一方で、2026年6月返済予定の借入金を固定負債から流動負債に振り替えたことにより1年内返済予定の長期借入金が20億円増加したこと等によるものです。 固定負債の減少は、2026年6月返済予定の借入金を固定負債から流動負債に振り替えたこと等によるものです。 純資産は前連結会計年度末と比べ11億3千8百万円増加し、443億2千5百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加等によるものです。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より2.0ポイント上昇し、65.9%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ7億9千5百万円(5.6%)減少し、135億1千2百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ11億5千万円(31.2%)減少し、25億4千万円となりました。当連結会計年度の主な内容は税金等調整前当期純利益21億2千5百万円の計上、減価償却費28億4千3百万円の計上、仕入債務の減少額19億4千1百万円、法人税等の支払額10億7百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ5億4千3百万円(32.1%)増加し、22億3千8百万円となりました。これは主に、2025年11月の本社及び東京オフィスの移転や、工場の生産設備に係る設備投資等の有形固定資産の取得による支出19億4百万円があったこと、旧本社及び旧東京オフィスの原状回復等に係る資産除去債務の履行による支出9千8百万円の支出があったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ3億5千万円(45.9%)増加し、11億1千4百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出3億4千2百万円があったこと、配当金の支払額7億1千2百万円の支出があったこと等によるものです。 (4) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、株主の皆様への利益還元とのバランスを考えながら、企業体質の強化及び設備投資、コスト競争力向上のための技術開発等の資金需要に備えるために内部留保の充実を図っております。 資金調達は、自己資金を基本とし、自己資金で賄えない場合は金融機関から借入れることとしております。 なお、資金調達の柔軟性及び機動性を確保するため、取引銀行と30億円の貸出コミットメント契約(借入未実行残高30億円)を締結しております。 当社グループの運転資金の需要のうち主なものは、原材料・商品の仕入の他製造経費・販売経費等の営業費用によるものです。また設備資金の需要のうち主なものは、埼玉工場、安城工場、医薬品安城工場及び製造子会社における絆創膏・粘着テープ等の製造設備の新設又は更新によるものです。 2026年3月31日現在、当社グループの借入金の残高は20億円で、その内の一部について金利スワップ取引を利用することで、その全額を円建ての固定金利にて国内銀行より調達しております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項については、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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