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日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.8-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

学研ホールディングス

GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.9470 · Prime · 情報・通信業

教育・出版・医療福祉の3分野を柱とする持株会社。学習塾から高齢者住宅まで幅広く展開。

概要

学研ホールディングスは、学習参考書の出版社として1947年に創業した持株会社である。教育分野(学習塾運営、出版物発行、教科書・保育用品の企画販売)と医療福祉分野(高齢者向け住宅、認知症グループホーム、保育園・学童施設の運営)の二本柱で事業を展開し、2025年9月期の連結売上高は1,991億円、従業員数は10,120人。東京証券取引所プライム市場に上場(1982年)し、本社は東京都品川区に置く。

持株会社体制の下に82社を束ねるグループ構造

当社は2009年10月の会社分割により持株会社へ移行し、グループ全体の戦略策定と経営モニタリングを担う。連結子会社は82社、非連結子会社25社、関連会社17社(うち持分法適用3社)で構成される。教育分野では㈱市進ホールディングスや㈱学研教育ホールディングスなどが学習塾を運営し、㈱Gakkenが出版・デジタルコンテンツを手がける。医療福祉分野では㈱学研ココファンが高齢者住宅を、㈱学研ココファン・ナーサリーが保育園を運営する。物流やシステム運営などのグループ専門サービスを提供する子会社も抱え、多角的な事業ポートフォリオを形成している。

教育分野で3つの事業軸を持つ約954億円のセグメント

教育分野は2025年9月期に売上高953億円、営業利益49億円を計上した。教室・塾事業では幼児から高校生を対象とした個別指導・集団指導の学習塾を運営し、塾向け教材や学力診断テストの販売も行う。出版コンテンツ事業では学習参考書、辞典、一般書に加え、看護師向けeラーニングやオンライン英会話サービス、体験型英語学習施設を運営する。園・学校事業では幼稚園・保育園向けの保育用品・遊具の企画販売と、小中学校向け教科書・デジタル教材の製作販売を手がける。3つの事業は、教育市場の異なるニーズをカバーする。

医療福祉分野で介護・子育て支援を一体化、売上950億円

医療福祉分野は2025年9月期に売上高950億円、営業利益42億円と、教育分野に迫る規模である。高齢者住宅事業ではサービス付き高齢者向け住宅を中心に介護サービス拠点を企画・開発・運営し、認知症グループホーム事業では認知症高齢者のための共同生活施設を提供する。子育て支援事業では認可保育園、認定こども園、学童施設の開発・運営を展開する。これらは高齢化社会と共働き世帯増加といった社会課題に対応した事業であり、グループ全体の収益を支えるもう一つの柱となっている。

売上高が12年で2.5倍に成長した財務推移

連結売上高は2012年9月期の807億円から2025年9月期の1,991億円へと約2.5倍に拡大した。特に2019年9月期に1,406億円と大きく伸び、その後も右肩上がりを続けている。営業利益は2025年9月期に82億円(前期比19.7%増)と過去最高を更新し、親会社株主帰属当期純利益は35億円(同58.3%増)であった。自己資本比率は36.9%、DEレシオは0.71倍と財務体質は健全である。営業キャッシュフローは78億円を計上し、設備投資やM&Aを賄うフリーキャッシュフローは82億円となっている。

業界の中での役割は教育・福祉領域におけるサービス提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,991億円
営業利益
82億円
営業利益率
4.1%
純利益
36億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01教育分野(教室・塾事業)主力

幼児から高校生を対象とした学習塾・教室の運営、塾向け教材・アセスメントの出版・販売。

主な製品・サービス2
学習塾運営
個別指導・集団指導の学習塾。小学生から高校生を対象。
塾向け教材・アセスメント
学習塾向けに開発された教材、模擬試験、学力診断テスト等の販売。

02教育分野(出版コンテンツ事業)主力

出版物の発行・販売、看護師向けeラーニング、オンライン英会話、体験型英語学習施設、企業向け研修コンテンツ等。

主な製品・サービス3
出版物
学習参考書、辞典、一般書、ビジネス書など多様なジャンルの書籍・雑誌。
看護師向けeラーニング
看護師のスキルアップを目的としたオンライン研修プログラム。
オンライン英会話サービス
ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンを提供する英語学習サービス。

03教育分野(園・学校事業)主力

幼保園向け出版物・保育用品・遊具の企画製作販売、教科書・副読本・デジタル教材の企画製作販売。

主な製品・サービス2
保育用品・遊具
幼稚園・保育園向けの教材、備品、遊具等の企画・製作・販売。
教科書・デジタル教材
小学校・中学校向け教科書、教師用指導書、デジタル教材の企画・製作・販売。

04医療福祉分野(高齢者住宅事業)主力

サービス付き高齢者向け住宅を中心とした介護サービス拠点の企画・開発・運営。

主な製品・サービス1
サービス付き高齢者向け住宅
食事・介護・見守り等のサービスを提供する高齢者向け賃貸住宅。

05医療福祉分野(認知症グループホーム事業)準主力

認知症グループホームを中心とした介護サービス拠点の企画・開発・運営。

主な製品・サービス1
認知症グループホーム
認知症の高齢者が共同生活を送る施設。専門的な介護サービスを提供。

06医療福祉分野(子育て支援事業)準主力

保育園、こども園、学童施設等の開発・運営。

主な製品・サービス2
保育園・こども園運営
認可保育園、認定こども園の運営。
学童施設運営
放課後児童クラブ等、学童向けの施設運営。

07その他その他

物流事業、関連システム運営・業務受託、グループ専門サービス等。

製品と技術

個別指導と集団指導を併用する学習塾・教室事業

教室・塾事業では、幼児から高校生を対象とした学習塾を運営する。個別指導と集団指導の両方のスタイルを提供し、㈱イング、㈱全教研、㈱文理学院、㈱早稲田スクールなどの子会社が地域ごとに展開する。塾向け教材として、学力診断テストやアセスメントツールの開発・販売も手がけ、塾経営を支援する。2025年9月期の教育分野売上高953億円のうち、教室・塾事業が相当部分を占める。学習塾ブランドは「学研教室」や「個別指導Axis」などがあり、全国に数千の教室網を持つ。

出版物、eラーニング、オンライン英会話を融合したコンテンツ事業

出版コンテンツ事業は、学習参考書、辞典、一般書、ビジネス書など多岐にわたる出版物を発行する。看護師向け研修用eラーニング「学研メディカルサポート」、オンライン英会話サービス「学研オンライン英会話」、体験型英語学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」など、デジタルと実店舗を組み合わせた学習サービスも提供する。企業向け研修コンテンツも手がけ、リカレント教育・リスキリング需要に対応する。これらの多様なコンテンツは、㈱Gakkenや㈱地球の歩き方、㈱桐原書店などの子会社を通じて販売される。

高齢者向け住宅と認知症グループホームで構成される介護事業

医療福祉分野の核は、サービス付き高齢者向け住宅「ココファン」シリーズと認知症グループホームである。㈱学研ココファンが企画・開発・運営を担い、食事・介護・見守りサービスを提供する。2025年9月期の医療福祉分野売上高950億円のうち、高齢者住宅事業が大部分を占める。認知症グループホームは、少人数の共同生活環境で専門的なケアを提供する。これらの事業は高齢化の進展に伴い成長を続けており、既存拠点の運営効率化と新規開設が収益を支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

教育出版で老舗、デジタル転換が課題

情報・通信業に分類されるが、主力は教育関連事業で、学習塾や出版で知られる老舗企業である。同業他社は新興のデジタル企業(VR AIN Solution等)が並ぶが、当社は伝統的な教育コンテンツで確固たる地位を築いてきた。売上高は1641億円から1991億円と増加傾向で、営業利益率も4%前後と改善。一方、デジタル化や少子化への対応が急務で、従来型ビジネスモデルの転換が問われている。

強み

  • 長年の教育事業で築いた信頼とブランド認知度は、新規参入者にはない強み。
  • 直近3期で売上高が約350億円増加し、事業拡大が継続している。
  • 営業利益率が3.72%から4.12%へ上昇し、利益体質が強化されている。
  • 出版・教育サービスに加え、関連事業で収益源を分散しリスクを低減。

課題

  • オンライン教育やEdTech企業との競争で、デジタルサービス強化が急務。
  • 国内の児童生徒数減少が今後の事業規模縮小につながる可能性がある。
  • 増収にもかかわらず利益率は低く、販管費や人件費の見直しが必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が学研ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14343イオンファンタジー557億円20.0倍
23668コロプラ551億円159.0倍
33932アカツキ534億円9.4倍
47914共同印刷520億円12.3倍
54718早稲田アカデミー493億円19.3倍
69470学研ホールディングス455億円13.1倍
74337ぴあ423億円12.5倍
86238フリュー405億円18.4倍
96071IBJ384億円15.6倍
109405朝日放送グループホールディングス366億円8.2倍
114714リソー教育グループ357億円21.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

学習参考書出版社として品川で創業した1947年

1947年3月、東京都品川区平塚町に資本金19万5千円で株式会社学習研究社を設立した。戦後間もない時期に、学習参考書や教育雑誌を刊行する出版社として出発する。1951年に本店を大田区に移転し、1962年には大田区に自社ビルを完成。1965年には研秀出版、1975年には秀潤社を設立し、出版事業の拡大を進めた。この間、住居表示の実施により本店所在地が大田区上池台となるなど、成長に伴う拠点整備が続いた。

東京証券取引所に上場し、事業領域を広げた1980年代

1982年8月に東京証券取引所市場第二部に上場し、1984年2月には第一部に指定替えとなった。上場を機に事業の多角化を加速し、1985年には㈱学研メディコンを設立して医療分野に進出。1987年には学研(香港)有限公司を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。1988年には㈲プラッツアーティストを設立するなど、出版周辺領域への投資も活発に行われた。この時期の上場と新規事業の立ち上げが、後のグループ拡大の基盤となった。

介護事業と学習塾事業への本格参入。2000年代の構造転換

2004年7月に㈱ココファン(現学研ココファン)を設立し、サービス付き高齢者向け住宅事業に参入。2005年には㈱R&C(現学研Advance)と㈱学研メソッドを設立し、学習塾事業を本格化させた。2006年には東北ベストスタディ、2007年には㈱タートルスタディスタッフを買収し、教室網を拡大。2008年には秀文社やWASEDA SINGAPOREを買収するとともに、介護・保育分野の子会社群(ココファン・ナーサリー、ココファンスタッフ)を設立した。同年8月には本店を東京都品川区西五反田の現在地に移転している。

持株会社体制へ移行し、グループ経営を強化した2009年

2009年10月、会社分割により持株会社に移行し、商号を㈱学研ホールディングスに変更した。同時に、事業を7つの新設分割会社(㈱学研エデュケーショナル、㈱学研パブリッシング、㈱学研教育出版、㈱学研マーケティング、㈱学研出版サービス、㈱学研プロダクツサポート、㈱学研ビジネスサポート、㈱学研ファシリティサービス)に承継。これにより、出版、教育、医療福祉などの各事業を独立した子会社で運営し、持株会社が全体戦略を統括する体制が整った。以降、M&Aによる規模拡大と事業ポートフォリオの再編が継続的に行われている。

年表27件を開く

1940年代

  • 1947年3月東京都品川区平塚町八丁目1204番地に資本金19万5千円をもって㈱学習研究社を設立。(現㈱学研ホールディングス)

1950年代

  • 1951年1月東京都大田区南千束町46番地に本店移転。

1960年代

  • 1962年4月東京都大田区上池上264番地に本社ビル完成、本店移転。
  • 1965年6月研秀出版㈱を設立。(現㈱Gakken、現連結子会社)
  • 1968年10月東京都大田区上池台四丁目40番5号 本店住居表示の実施。

1970年代

  • 1975年9月㈱秀潤社を設立。(現㈱Gakken、現連結子会社)

1980年代

  • 1982年8月上場東京証券取引所市場第二部上場。
  • 1984年2月上場東京証券取引所市場第一部上場。
  • 1985年2月㈱学研メディコンを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社)
  • 1987年3月学研(香港)有限公司を設立。(現連結子会社)
  • 1988年5月㈲プラッツアーティストを設立。(現㈱Gakken、現連結子会社)

1990年代

  • 1992年10月㈱学研ロジスティクスを設立。(現連結子会社)
  • 1994年4月㈱学研トイホビーを設立。(現㈱学研ステイフル、現持分法適用関連会社)
  • 1994年10月埼玉県入間郡三芳町、所沢総合流通センターに物流拠点を移転。

2000年代

  • 2004年7月㈱ココファンを設立。(現㈱学研ココファン、現連結子会社)
  • 2005年2月㈱R&Cを設立。(現㈱学研Advance、現連結子会社)
  • 2005年11月㈱学研メソッドを設立。(現連結子会社)
  • 2006年11月㈱学研エリアマーケットを設立。(現㈱Gakken SEED、現連結子会社)
  • 2006年12月M&A東北ベストスタディ㈱を買収。(現㈱学研スタディエ、現連結子会社)
  • 2007年3月M&A㈱タートルスタディスタッフを買収。(現㈱学研エル・スタッフィング、現連結子会社)
  • 2008年2月M&A㈱秀文社(現㈱学研スタディエ、現連結子会社)及びWASEDA SINGAPORE PTE.LTD.(現連結子会社)を買収。
  • 2008年5月㈱学研ココファン、㈱学研ココファン・ナーサリー、㈱学研ココファンスタッフ(現㈱学研インテリジェンス)を設立。(現連結子会社)
  • 2008年7月商号変更㈱学研ココファンを㈱学研ココファンホールディングスへ商号変更。(現㈱学研ココファン、現連結子会社)
  • 2008年8月東京都品川区西五反田二丁目11番8号に本店移転。
  • 2009年1月M&A㈱創造学園及び㈱早稲田スクールを買収。(現連結子会社)
  • 2009年2月福島ベストスタディ㈱を設立。(現㈱学研スタディエ、現連結子会社)
  • 2009年10月会社分割により持株会社へ移行し、当社の商号を㈱学研ホールディングスへ変更。当社を分割会社とし、以下の会社を新設分割設立会社として設立。㈱学研エデュケーショナル(現連結子会社)㈱学研パブリッシング(現㈱Gakken、現連結子会社)㈱学研教育出版(現㈱Gakken、現連結子会社)㈱学研マーケティング(現㈱Gakken、現連結子会社)㈱学研出版サービス(現㈱Gakken、現連結子会社)㈱学研プロダクツサポート(現連結子会社)㈱学研ビジネスサポート(現㈱学研プロダクツサポート、現連結子会社)㈱学研ファシリティサービス(現㈱学研プロダクツサポート、現連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年9月期まで2,050億円
  • EBITDA2026年9月期まで135億円
  • 営業利益2026年9月期まで85億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年9月期まで40億円
  • ROE8%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長戦略の着実な実行

    2030年の目指すポートフォリオ実現に向け、グローバル事業、リカレント・リスキリング領域、メディカル/ウェルネス事業への戦略領域拡大に積極投資する。また、高付加価値サービスの拡大やLTV最大化、コスト効率の改善により収益性を高める。

  2. 02

    資本効率の向上

    投資意思決定プロセスの精緻化と不採算事業のモニタリング強化により事業ポートフォリオを最適化する。政策保有株式の圧縮や余剰資産の売却でキャッシュ創出と債務削減を進め、ROE8%を目指す。

  3. 03

    株主還元の強化

    株主資本配当率(DOE)2.5%を目安に、安定的かつ持続的な株主還元を実施する。

  4. 04

    ガバナンス体制の強化

    グループのガバナンス強化と意思決定の迅速化を目的に、監査等委員会設置会社へ移行する予定である。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で10,120人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は963万円で、9期前と比べて+3.4%平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は11.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月3,399
2017年9月3,651
2018年9月6,929
2019年9月93247.018.56,970
2020年9月90648.220.77,690
2021年9月82148.214.57,995
2022年9月90247.816.48,341
2023年9月89649.216.39,490
2024年9月95650.615.49,59372
2025年9月96344.311.710,12081

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率26.1%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)111.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 25 / 海外 1、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
ココファン藤沢SST (神奈川県藤沢市)ほか188事業所5,101百万円
医療福祉 分野
市進 本八幡教室(千葉県市川市)ほか212教室他1,657百万円
教育 分野
〔本社〕帯山校(熊本県熊本市 中央区)ほか4事業所714百万円
教育 分野
〔本社〕エコール赤坂教室(福岡県福岡市 中央区)ほか3事業所418百万円
教育 分野
ココファン 南千束・ココファン レイクヒルズ — 東京都大田区304百万円
医療福祉 分野
〔本社〕本社ビル(埼玉県さいたま市 見沼区)ほか1事業所302百万円
教育 分野
学研こども園(東京都品川区)ほか76事業所254百万円
医療福祉 分野
〔本社〕本社ビル(東京都品川区)ほか1事業所163百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱市進ホールディングス(注)5、6
    千葉県市川市 · 連結子会社
    議決権48.5%
  • 国内
    ㈱学研教育ホールディングス
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱学研エデュケーショナル
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱学研エル・スタッフィング
    東京都豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱学研スタディエ
    埼玉県さいたま市見沼区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱創造学園
    兵庫県神戸市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱早稲田スクール
    熊本県熊本市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱イング
    大阪府大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱全教研
    福岡県福岡市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱文理学院
    山梨県都留市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱文理
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Gakken (注)2、3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • ㈱地球の歩き方東京都品川区100%
  • ㈱桐原書店東京都品川区76%
  • ㈱学研メディカルサポート東京都品川区100%
  • ㈱Glats東京都品川区100%
  • ㈱Gakken SEED東京都品川区100%
  • ㈱学研ココファン(注)2東京都品川区100%
  • ㈱グランユニライフケアサービス京都府京都市 伏見区100%
  • ㈱学研ココファン・ナーサリー東京都品川区100%
  • メディカル・ケア・サービス㈱(注)2埼玉県さいたま市中央区99%
  • ㈱学研ロジスティクス東京都品川区100%
  • ㈱学研プロダクツサポート(注)3東京都品川区100%
  • アイ・シー・ネット㈱埼玉県さいたま市中央区100%
  • DTP Education Solutions JSC (注)6ベトナム ホーチミン市45%
  • ㈱レアジョブ(注)5東京都渋谷区20%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は1,991億円営業利益82億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.3%、利益が+18.8%。

売上高
+7.3%
1,991億円
営業利益
+18.8%
82億円
純利益
+56.5%
36億円
営業利益率
4.1%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高2,050億円1,991億円
営業利益85億円82億円
純利益40億円36億円
1株あたり配当¥29¥29

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は510億円、営業利益は12億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+33.5%、営業利益は+1100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q430266.010
2023年3Q38210.30
2023年4Q44720
2024年1Q42781.90
2024年2Q508438.518
2024年4Q921182.05
2025年2Q988454.624
2025年4Q1,003373.712
2026年2Q1,049474.521
2026年3Q510122.46

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は807億円から1,991億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月8072415
2013年9月8692318
2014年9月90150
2015年9月959173
2016年9月9902914
2017年9月1,0223533
2018年9月1,0704031
2019年9月1,4064819
2020年9月1,4365323
2021年9月1,5036126
2022年9月1,5606934
2023年9月1,6416532
2024年9月1,85669693.723
2025年9月1,99182784.136

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高1,991億円のうち、営業利益として残るのは82億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は36億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.4%1,441億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.5%467億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%82億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.3pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.8pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.1pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが78億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは82億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は210億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月29−13−116131
2013年9月24−42−25−1890
2014年9月3−3090−27154
2015年9月33−18−615164
2016年9月32−40−12−8143
2017年9月515−5156148
2018年9月31−149144−118175
2019年9月54−28−426198
2020年9月60−16044248
2021年9月44−18178−137189
2022年9月52−5820−6217
2023年9月55−48−627191
2024年9月7218−9490188
2025年9月784−5682210

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は1,392億円。このうち返さなくてよい自己資本が595億円で、自己資本比率は36.9%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月60729531247.7
2013年9月66633633049.4
2014年9月74532941643.1
2015年9月79234744541.3
2016年9月76433542941.8
2017年9月76936240746.9
2018年9月99940759239.5
2019年9月99340059338.7
2020年9月1,03736267534.6
2021年9月1,16947469540.2
2022年9月1,23748974839.2
2023年9月1,36355081338.7
2024年9月1,30753777139.4
2025年9月1,39259579736.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
229億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
211億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
104億円
在庫として抱えている分
負債合計
797億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中269位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中510位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 2.6%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥1,020で、1年前と比べて+2.4%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥1,020-0.1%1ヶ月+2.6%1年+2.4%時価総額455億円
過去52週の値幅
安値¥923高値¥1,164

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.1倍
PER (会社予想)10.5倍
PBR0.79倍
配当利回り2.84%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月に入って上昇し、7月15日に1,035円の高値を付けた後は、8月上旬にかけて膠着。8月5日には994円まで下落する場面もあったが、8月6日には1,003円まで回復。25日移動平均線(1,016円)近辺で推移している。52週高値1,164円からは約14%下落、52週安値923円からは約8%上昇した水準。出来高は増加傾向で、機関投資家の物色が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PERは12.89倍と同業界平均の30.34倍を大きく下回り、PBRも0.78倍と同業界平均の3.5倍を大幅に下回っています。ROEは7.0%と低水準ですが、将来のPER予想は10.4倍と改善が見込まれます。配当利回りは2.89%と業界平均の3.38%をやや下回りますが、配当性向42.9%と安定した配当を維持しています。売上高は増加傾向にあり、営業利益も改善しています。割安なバリュエーションは魅力的ですが、収益性の低さと成長の鈍さが課題です。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.1倍47.6倍
PER (予想)10.5倍
PBR0.79倍2.98倍
ROE7.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

教育関連の安定需要と多角化戦略が評価される一方、少子化による市場縮小とデジタル化への対応が課題。強気派はブランド力と新規事業の成長に期待し、弱気派は出版不況と少子化の影響を懸念する。

プラスに働く材料7
  • ブランド力

    「学研」ブランドは教育分野で高い知名度

  • 多角化の進展

    保育・介護・医療などへ事業を拡大

  • 安定した需要

    教育需要は景気変動に左右されにくい

  • 2025年9月期営業利益82億円と前年比18.8%増益通年影響

    営業利益は69億円→82億円と13億円増加、売上高1991億円も過去最高

  • 2026年9月期予想PER10.4倍と割安感通年影響

    実績PER12.89倍に対し予想PER10.4倍、業績拡大で評価が高まる余地

  • PBR0.78倍の純資産割れ、資本政策の見直し期待次回株主総会影響

    PBR0.78倍・ROE7%と資本効率は低位、政策保有株売却などの発表が焦点

  • 配当利回り2.89%と配当性向36%で増配余地次回株主総会影響

    配当利回り2.89%、配当性向は約36%と計算され増配余地がある

マイナスに働く材料7
  • 少子化の影響

    子ども向け事業の市場縮小が見込まれる

  • 出版不況

    紙媒体の需要減少が収益を圧迫

  • デジタル競争

    オンライン教育サービスとの競争が激化

  • 純利益が32→23→36億円と乱高下、利益変動リスク不定影響

    直近3期の純利益は32億円→23億円→36億円と大きく増減している

  • 営業利益率4.12%と低収益構造継続影響

    売上高1991億円に対し営業利益82億円、利益率4.12%と低い

  • 外国法人保有14.47%と高く売却圧力継続影響

    外国法人の所有比率が14.47%と高く、需給悪化時に売り要因となり得る

  • 売上高成長率が13.1%→7.3%へ鈍化通年影響

    前期は13.1%増収だったが今期は7.3%増収、成長ペースが大きく減速

次の決算で確かめる点
出版売上高
出版事業の減速を確認するため
教育サービス売上高
成長分野の拡大を評価するため
保育・介護事業の数
多角化の進捗を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり29で、前期から+4.0%いまの株価に対する利回りは2.84%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥29
1株あたり
配当利回り
2.84%
いまの株価に対して
配当性向
42.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1556.9
2017年9月150.0185.0
2018年9月1816.752.4
2019年9月197.1110.4
2020年9月206.7100.1
2021年9月2210.0270.3
2022年9月249.11744.7
2023年9月254.274.0
2024年9月250.053.6
2025年9月264.042.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥29

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ29,756人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.9%を占め、残る58.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他30.932.639.641.940.641.6
事業法人38.533.628.425.124.123.7
金融機関21.422.822.020.619.818.2
外国法人8.19.17.59.612.914.4
自己株式11.31.61.41.25.47.2
証券会社1.11.82.42.82.72.0
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人古岡奨学会12.45
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.19
03学研従業員持株会2.72
04BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/JANUS HENDERSON HORIZON FUND(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.69
05株式会社三井住友銀行2.69
06株式会社河合楽器製作所2.23
07株式会社日本政策投資銀行2.12
08学研ビジネスパートナー持株会2.05
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.78
10株式会社広済堂ホールディングス1.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+388%、1株純資産は14期で+277%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月183305.511.657.3
2013年9月2023,7395.815.037.9
2014年9月43,5340.1791.473.1
2015年9月293,5830.879.452.4
2016年9月378694.220.756.9
2017年9月911,0149.88.8185.0
2018年9月821,0508.117.352.4
2019年9月521,0415.025.6110.4
2020年9月639686.225.9100.1
2021年9月651,0796.318.9270.3
2022年9月791,1027.212.31744.7
2023年9月731,1966.312.074.0
2024年9月531,2194.319.053.6
2025年9月861,2427.012.342.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/9期の役員報酬は総額666百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮原博昭代表取締役 社長67240,886
福住一彦取締役副社長6983,508
小早川仁取締役常務執行役員5964,697
安達快伸取締役上席執行役員6236,427
五郎丸徹取締役上席執行役員5831,913
百田顕児取締役上席執行役員5226,320
山本教雄取締役上席執行役員4732,116
細谷仁詩取締役上席執行役員4022,641
山田徳昭取締役61
城戸真亜子取締役65
伊能美和子取締役61
Caroline F. Benton取締役65
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
小田耕太郎常勤監査役641,486
藤島拓也常勤監査役594,200
山田敏章監査役65
松浦竜人監査役55

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)830914655569
社外取締役6646411
監査役3474716

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,413字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社82社、非連結子会社25社、関連会社17社(うち持分法適用関連会社3社)で構成され、学習塾などの教育サービス、出版物の発行や保育用品などの製作販売、サービス付高齢者向け住宅や認知症グループホームなどの介護施設・子育て支援施設の運営等の事業を行っております。当社は持株会社として、グループ戦略の策定、グループ経営のモニタリングなどを行っております。 当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの主な事業内容と各事業に該当する主な会社は、次のとおりです。なお、以下に示す区分は、報告セグメントと同一の区分であります。 事業区分   事業内容   主要会社 教育分野   教室・塾事業   幼児から中学生(主に小学生)を対象とした教室の運営小学生から高校生を対象とした進学塾の運営塾向け教材、アセスメント等の出版・販売事業   〔連結子会社〕 ㈱市進ホールディングス ㈱学研教育ホールディングス ㈱学研エデュケーショナル ㈱学研エル・スタッフィング ㈱学研スタディエ ㈱創造学園 ㈱早稲田スクール ㈱イング ㈱全教研 ㈱文理学院 ㈱文理 ㈱Gakken ㈱地球の歩き方 ㈱桐原書店 ㈱学研メディカルサポート ㈱Glats ㈱Gakken SEED 出版コンテンツ事業   販売会社、書店ルートにおける出版物の発行・販売看護師向け研修用eラーニングの運営オンライン英会話サービスの運営体験型英語学習施設の運営企業向け研修コンテンツ、サービスの販売 園・学校事業   幼保園等向けの出版物や保育用品、備品遊具、先生向けアパレル等の企画・製作・仕入・販売、施設及び施設設備の設計教科書、教師用指導書、副読本、デジタル教材、特別支援教材や小論文添削サービスの企画・製作・販売 医療福祉分野   高齢者住宅事業   サービス付き高齢者向け住宅を中心とした介護サービス拠点の企画・開発・運営   〔連結子会社〕 ㈱学研ココファン ㈱グランユニライフケアサービス ㈱学研ココファン・ナーサリー メディカル・ケア・サービス㈱ 認知症グループホーム事業   認知症グループホームを中心とした介護サービス拠点の企画・開発・運営 子育て支援事業   保育園、こども園、学童施設等の開発・運営 その他       物流事業および関連システム運営・業務受託等、グループ専門サービスの提供等   〔連結子会社〕 ㈱学研ロジスティクス ㈱学研プロダクツサポート アイー・シー・ネット㈱ DTP Education Solutions JSC (教育分野) 当連結会計年度において、㈱学研エリアマーケットは、㈱Gakkenの一部事業を吸収分割し、商号を㈱Gakken SEEDに変更しております。 当連結会計年度において、株式を取得した㈱学研Linkを連結子会社としております。 (その他) 当連結会計年度において、株式を追加取得したDTP Education Solutions JSCを連結子会社としております。 前記事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 (注)上記の事業系統図は当連結会計年度末現在における事業系統の状況を記載しております。
経営方針・対処すべき課題1,366字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 国内経済は、日経平均株価の最高値更新などを背景に、緩やかな回復基調にあります。 一方で、実質賃金は減少基調で、生活必需品価格や金利の上昇が家計を圧迫しており、消費者の節約志向は依然として根強く続いております。その結果、企業においては単純な価格転嫁は難しく、高付加価値商材や差別化されたサービスを通じて収益性を確保する必要性が一段と高まっております。 教育分野では、高等学校等就学支援金の拡充や、大学入試における学校推薦型・総合型選抜の拡大など、公的支援と入試制度改革が進展しております。また、社会人を対象としたリカレント教育・リスキリング関連の補助金制度が拡充され、幅広い世代において学び直しの需要が拡大しております。一方で、義務教育段階では、不登校児の増加や地域や所得による教育機会の差への関心が高まっており、行政・民間の双方で学習支援やデジタル教材の活用による教育機会拡充が進められております。 介護・医療サービス分野では、高齢化の進行に伴い需要が一層拡大しておりますが、人材確保は引き続き困難な状況にあります。加えて、食材費や建築費などのコスト上昇が経営を圧迫しており、多くの事業者で効率的な運営体制の構築が課題となっております。このような環境下で、介護保険制度や行政サービスの枠を超え、企業や民間事業者が提供する新たな介護支援・見守りサービスなど、多様なソリューションが拡がりつつあります。 上述のような市況において、当連結会計年度の連結業績は、売上高199,119百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益8,237百万円(前年同期比19.7%増)、経常利益7,810百万円(前年同期比13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,578百万円(前年同期比58.3%増)となりました。 当社は、企業価値の最大化のため、資本コストや株価向上・株主還元を意識した経営の実現に向けて、以下の4施策を実施いたします。 ①成長戦略の着実な実行 2030年の目指すポートフォリオの実現に向け、グローバル事業、リカレント・リスキリング領域、メディカル/ウェルネス事業への戦略領域拡大に積極投資いたします。また、収益性を高めるために高付加価値サービスの拡大やLTV最大化、コスト効率の改善にも取組んでまいります。 ②資本効率向上 投資意思決定プロセスの精緻化と不採算事業のモニタリング強化により、事業ポートフォリオの最適化を推進いたします。また、政策保有株式の圧縮、余剰資産の売却によってキャッシュ創出・債務削減を実行して資本効率と財務健全性を高め、ROE8%を目指します。 ③株主還元 株主資本配当率(DOE)2.5%を目指し、安定的かつ持続的な株主還元を実施いたします。 ④ガバナンスの強化 グループのガバナンス強化、意思決定の迅速化などを目的に、監査等委員会設置会社への移行を予定しております。 新中期経営計画「Gakken2027」の1年目である2026年9月期には売上高2,050億円、EBITDA135億円、営業利益85億円、親会社株主に帰属する当期純利益40億円を目指します。
事業等のリスク3,456字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は以下のようなものがあります。なお、記載内容のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 ①法的規制等に関するリスク 当社グループは教育・医療福祉に関する事業を中心に様々な事業を展開し、それぞれの事業分野において各種法令・諸規則等の適用を受けており、これら法令・諸規則の改正もしくは解釈の変更、法的規制の新設によっては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、コンプライアンス経営の確立に努め、全従業員への定期的な研修をはじめ、法的規制の順守および取り組み強化を進めております。 ②自然災害や感染症に関するリスク 当社グループの本社および主要な事業所は東京を中心とした都市部に、高齢者住宅事業や認知症グループホーム事業、教室・塾事業では全国で事業所や施設等の運営をしており、当該地域において、地震、津波、台風、洪水等の自然災害、火災、停電、感染症の蔓延等、予測の範囲を超える事態の発生により、事業活動の停止や事業運営への重大な支障が生じた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの設備やシステムが被害を免れた場合においても、取引先の被害状況によっては、上記同様のリスクが発生する可能性があります。そのため、地震や風水害等の自然災害や火災などの災害発生に備え、対策マニュアルや事業継続計画(BCP)を整備し、緊急時の被災状況等の情報収集体制の確立、お客様や従業員等の安全確保と事業継続に向けた体制の構築に努めております。 ③個人情報の管理に関するリスク 当社グループでは、商品・サービスの企画、制作、販売のあらゆる過程において多くの個人情報を有しており、今後不測の事態により個人情報が流出する事態になった場合、当社グループの信用失墜は免れず、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、個人情報の適正な取り扱いをすることは、事業活動の基本であり、社会的責務であるとの認識のもと、これらの個人情報の取得、保存、利用、処分等にあたっては、関連法令の順守はもとより、社内規程、ガイドライン、マニュアル等を制定し、外部からの不正アクセスには防止対策を強化するなど必要な措置を講じるよう努めております。 ④情報システムの障害に関するリスク 当社グループは事業の多くにおいて、情報システム・通信ネットワークに依存しておりますが、予測の範囲を超える停電、災害、ソフトウエアや機器の欠陥、コンピュータウイルスの感染、不正アクセスなどにより、情報システムの停止、情報の消失、漏洩、改ざんなどの事態が発生した場合には営業活動に支障をきたし、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、システムトラブルの発生可能性を低減させるために、安定的運用に向けたシステム強化、セキュリティ強化及び安全性の高いデータセンターでのサーバー運用、クラウドサービス利用によるサーバーの分散化等の対策に努めております。 ⑤医療福祉分野に関するリスク 高齢者住宅事業や認知症グループホーム事業では、「サービス付き高齢者向け住宅」および「認知症グループホーム」などの事業を展開し、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けることができる社会を支える仕組みづくりに取り組んでおります。また、子育て支援事業では、認定こども園や保育所、学童保育などの運営を行い、子どもを安心して預けられる環境整備と待機児童問題の改善に向けた取り組みを推進しておりますが、利用者の安全・健康管理という側面において、ご利用者が高齢者や乳幼児等であることから、生命に関わる重大な問題(事故、食中毒、集団感染等)が生じる可能性があるため、これらの問題に基づき、訴訟が提起された場合や風評被害が生じた場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、高齢者福祉事業、子育て支援事業共に各事業所、施設等の運営において、ガイドラインやマニュアルの制定や研修などを通し、安全・安心な環境の整備などに努めております。なお、高齢者福祉事業は、介護保険法、高齢者住まい法、老人福祉法などの関係法令に従い展開しておりますが、今後の社会保障制度や法令の改正によっては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥教育分野に関するリスク 教室・塾事業では、主に幼児から高校生を対象として全国で教室や塾を運営しており、利用者の安全を脅かす事態が発生した場合は、信頼性が低下する可能性があり、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、利用者が安全に通っていただくために交通・防犯指導や緊急時対策等、体制の整備に努めております。 出版コンテンツ事業では、子どもの知的好奇心を満たす図鑑や知育教材、学習ニーズに対応した学習参考書や辞典をはじめ、医療者向け等の専門書のほか、料理・健康・教養など様々なライフスタイルに向けた出版物を提供しており、電子書籍等、更なるコンテンツの充実に努めておりますが、出版市場では、書籍及び雑誌等の販売減少傾向が続いており、また、広告収入においても景気変動の影響を受けやすい状況にあるため、急激な市場変化によっては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。製作・販売している出版物などのコンテンツには、著作権・肖像権など様々な無体財産権が存在しており、今後権利者からの出版差し止め、損害賠償などの係争に発展するリスクを完全に回避することは困難であり、係争に発展した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、公正取引委員会の2001年3月23日公表「著作物再販制度の取扱いについて」において、著作物再販制度の廃止の考えがコメントされておりますが、同制度の廃止に反対する意見も多く、当面廃止が見送られております。将来において同制度が廃止された場合、出版業界全体への影響、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、出版業界の慣行として委託販売(返品条件付販売)制度がありますが、想定以上の返品の増加となった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、市場予測の精度の向上や、返品率の改善などに取り組むとともに、電子書籍や出版物以外の事業拡大など、収益の最大化を目指してまいります。 園・学校事業では、今後の少子化の影響は甚大ですが、「こども家庭庁」の設置に象徴されるように、保育環境設備や幼児教育の質的向上ニーズに対応すべく商品・サービスの開発に努めてまいります。学校教育では急速なDX化への対応が課題ですが、大学入試改革による入試形態の多様化で、探究学習などの非教科型・教科横断型学習が広がりを見せており、強みを生かしたコンテンツの開発を進めてまいります。 ⑦海外への事業展開に関するリスク 当社グループは、海外においても商品の生産・販売をはじめとして、出版・学習塾・介護・ODAコンサルタントなどの事業を行っており、事業展開する国・地域における政治的・社会的・経済的不安定要因、自然災害、感染症・伝染病、法律や規制の新設・変更などの顕在化により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、当該国・地域での法制度の改正や解釈の変更、行政の動向等に係る情報収集及び状況把握を行い、体制の強化に努めております。 ⑧株式の評価損やのれんの減損損失に関するリスク 当社グループは、事業領域の拡大及び事業運営の円滑化等の目的で、有価証券を保有しておりますが、近時の経済環境、市場環境は、引き続き不透明な状況となっていることから、業績への影響も懸念され、当該株式価値の急激な下落に伴う当該株式の評価損の可能性があります。また、買収後の事業環境の変化等により、当初想定した事業計画通りに進まなかった場合、のれんの減損損失や株式の評価損が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、M&Aの実施に際しては、対象会社の財務・法務・事業等について詳細な事前調査を行い、リスクの把握や正常収益力を分析した上での決定など、リスクの顕在化の可能性の低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,035字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の連結業績は、売上高199,119百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益8,237百万円(前年同期比19.7%増)、経常利益7,810百万円(前年同期比13.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,578百万円(前年同期比58.3%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 報告セグメント   売上高   営業利益   売上高   営業利益   売上高   営業利益 教育分野   91,880   4,121   95,390   4,958   3,510   836 医療福祉分野   87,513   4,203   95,088   4,275   7,575   71 その他   6,173   526   8,639   1,200   2,466   673 調整額   -   △1,972   -   △2,196   -   △224 グループ合計   185,566   6,880   199,119   8,237   13,552   1,357 当連結会計年度の財政状態は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 区分   前連結会計年度   当連結会計年度   増減 流動資産   63,112   70,038   6,926 うち現預金   20,385   22,916   2,530 固定資産   67,602   69,155   1,553 資産合計   130,714   139,194   8,479 流動負債   43,187   40,384   △2,803 固定負債   33,873   39,338   5,464 負債合計   77,061   79,722   2,661 うち有利子負債 ※1   38,353   36,652   △1,701 純資産合計   53,653   59,471   5,818 負債・純資産合計   130,714   139,194   8,479 自己資本比率(%) ※2   39.4   36.9   △2.5 DEレシオ(倍) ※3   0.75   0.71   △0.04 ※1 有利子負債=借入金+社債+リース債務 ※2 自己資本比率=自己資本÷総資産 ※3 DEレシオ=有利子負債÷自己資本 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ8,479百万円増加し、139,194百万円となりました。主な増減は、現金及び預金の増加2,530百万円、商品及び製品の増加1,109百万円、有形固定資産の減少3,034百万円、無形固定資産の増加6,423百万円、投資有価証券の減少2,163百万円などによるものです。 負債は、前連結会計年度末に比べ2,661百万円増加し、79,722百万円となりました。主な増減は、短期借入金の減少1,697百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加1,536百万円、長期借入金の減少2,593百万円などによるものです。 純資産は、前連結会計年度末に比べ5,818百万円増加し、59,471百万円となりました。主な増減は、資本剰余金の減少745百万円、利益剰余金の増加2,512百万円、自己株式の増加841百万円、非支配株主持分の増加5,899百万円などによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 区分   前連結会計年度   当連結会計年度   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   7,158   7,817   658 投資活動によるキャッシュ・フロー   1,842   392   △1,449 フリー・キャッシュ・フロー   9,001   8,209   △791 財務活動によるキャッシュ・フロー   △9,375   △5,604   3,771 現金及び現金同等物残高   18,768   20,994   2,225 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、20,994百万円と前連結会計年度末と比べ2,225百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、7,817百万円の資金増加(前連結会計年度は7,158百万円の増加)となりました。主な増減は、税金等調整前当期純利益の計上8,784百万円、減価償却費の計上3,508百万円、のれん償却額の計上1,228百万円、法人税等の支払額2,960百万円などによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは、392百万円の資金増加(前連結会計年度は1,842百万円の増加)となりました。主な増減は、有形及び無形固定資産の取得による支出3,608百万円、有形及び無形固定資産の売却による収入4,171百万円、投資有価証券の取得による支出3,550百万円、投資有価証券の売却による収入2,581百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入2,546百万円などによるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、5,604百万円の資金減少(前連結会計年度は9,375百万円の減少)となりました。主な増減は、短期借入金の純減少額1,697百万円、長期借入れによる収入5,300百万円、長期借入金の返済による支出6,383百万円、社債の発行による収入6,957百万円、社債の償還による支出6,000百万円、自己株式の取得による支出1,006百万円、配当金の支払額1,066百万円などによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループが扱うサービス・商品は広範囲かつ多種多様であり、生産実績の画一的表示が困難であることから、記載を省略しております。 b. 受注実績 金額僅少のため、受注実績の記載は省略いたします。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 教育分野   95,390   3.8 医療福祉分野   95,088   8.7 その他   8,639   40.0 合計   199,119   7.3 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択や適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要といたします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針は、『第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」(1)「連結財務諸表」「注記事項」(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)』に記載しております。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは『第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」(1)「連結財務諸表」「注記事項」(重要な会計上の見積り)』に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績) 当連結会計年度の連結業績は、売上高199,119百万円、営業利益8,237百万円、経常利益7,810百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,578百万円となりました。 また、重要な経営指標と位置付けている売上高営業利益率は4.1%、ROEは7.0%、配当性向30.2%でした。 売上高については、医療福祉分野における施設増と入居率を高位維持できたこと、またDTP Education Solutions JSC(以下「DTP社」)、及び株式会社桐原書店の連結子会社化、出版事業、語学事業の事業規模拡大が寄与し前年同期比13,552百万円の増収となりました。 営業利益については、教育分野における価格改定とコスト削減効果によって増益となり、医療福祉分野も価格改定効果によって下期に業績を回復したことで増益を果たし、全体では前年同期比1,357百万円の増益となりました。 経常利益は、持分法による投資損益の減少はあったものの、営業利益の増益により、前年同期比907百万円の増益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、事業ポートフォリオ転換を進める中で減損処理を実施しましたが、前年第1四半期に計上した株式売却損が無くなったことと、DTP社の連結化に伴う段階取得差益の計上に加え、資本効率の向上を目的とした政策保有株式の売却益により、前年同期比1,317百万円の増益となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 〇教育分野 売上高:95,390百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益:4,958百万円(前年同期より836百万円・20.3%増) (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 主な事業   売上高   営業利益   売上高   営業利益   売上高   営業利益 教室・塾事業   52,848   1,959   53,438   2,369   590   409 出版コンテンツ事業   26,327   2,166   27,859   2,850   1,531   683 園・学校事業   12,704   410   14,092   123   1,388   △286 のれん   -   △415   -   △384   -   30 セグメント合計   91,880   4,121   95,390   4,958   3,510   836 (教室・塾事業) 売上高:53,438百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益:2,369百万円(前年同期より409百万円・20.9%増) 売上高は、2024年10月に㈱講談社パルが運営する「講談社こども教室」を事業承継して設立した㈱学研Linkを今期連結したことに加え、中学教科書改訂による塾向け参考書の販売増加、㈱市進ホールディングスの業績好調により、全体として増収となりました。 営業利益は、教室事業において2025年4月に実施した月謝改定の効果、及びコスト効率改善活動の寄与、塾向け参考書の伸長が貢献し、増益となりました。 (出版コンテンツ事業) 売上高:27,859百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益:2,850百万円(前年同期より683百万円・31.5%増) 売上高は、出版事業において、高校学参書、語学書、実用書が好調を維持できたことに加え、語学・社会人教育事業において、オンライン英会話「Kimini」の受講者数と看護師向けeラーニングにおける契約病院数がそれぞれ堅調に推移したことから、全体として増収となりました。 営業利益は、出版事業において、既刊学習参考書の価格改定や実用書ヒット本増刷に加え、語学・社会人教育事業における利益率の高いデジタルコンテンツ事業の拡大によって増益となりました。 (園・学校事業) 売上高:14,092百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益:123百万円(前年同期より286百万円・69.8%減) 売上高は、学校事業において、㈱桐原書店のグループインの貢献により増収となりました。園事業において、国内の幼稚園・保育所数および園児数の減少に伴い減収となり、全体として増収となりました。 営業利益は、園事業における継続的なコスト削減努力によって営業利益黒字を確保したものの、学校事業において昨年度の小学校向け教科書改訂に伴う伸長の反動減により減益となりました。 〇医療福祉分野 売上高:95,088百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益:4,275百万円(前年同期より71百万円・1.7%増) (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 主な事業   売上高   営業利益   売上高   営業利益   売上高   営業利益 高齢者住宅事業   42,495   2,427   46,587   2,433   4,092   5 認知症グループホーム事業   37,998   2,247   40,397   2,290   2,399   43 子育て支援事業   7,019   161   8,103   193   1,084   32 のれん   -   △632   -   △642   -   △9 セグメント合計   87,513   4,203   95,088   4,275   7,575   71 (高齢者住宅事業) 売上高:46,587百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益:2,433百万円(前年同期より5百万円・0.2%増) 売上高は、新規開設数の増加、入居率の高位安定により増収となりました。高騰する建設コストの中でも今期16棟の新規開設と2棟の事業承継を実施し、1棟当たりの室数を増加させることで収益性を確保しつつ、需要の高まりに応じた拠点展開を着実に推進しております。 営業利益は、食材費や水道光熱費をはじめとする物価高騰や人件費上昇の影響を受けたものの、2025年3月に実施した価格改定および業務効率化によるコスト削減効果により増益となりました。 (認知症グループホーム事業) 売上高:40,397百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益:2,290百万円(前年同期より43百万円・1.9%増) 今期2棟の新規開設と10棟の事業承継を行い、建築コストの高騰により新規開設が難しい環境下においても順調に拠点数を拡大しております。売上高は、拠点数の増加に加え、入居率を高い水準で維持できたことにより、引き続き増収となりました。 営業利益は、水道光熱費や食材費等の高騰の影響を受けながらも、2025年2月より原価上昇分の価格改定を段階的に進めたこと、加えて全社的なコスト削減施策の効果によって増益となりました。 (子育て支援事業) 売上高:8,103百万円(前年同期比15.4%増)、営業利益:193百万円(前年同期より32百万円・19.8%増) 今期は10施設の学童および児童発達支援施設を新規開設し、首都圏を中心に共働き世帯や個別支援を必要とする世帯のニーズに応えて施設展開を推進しております。 売上高は、学童および児童発達支援施設の新規開設、及び保育園の定員充足率が引き続き高水準を維持したことが寄与し、増収となりました。 営業利益は、園児数の増加に加え、運営効率化施策の推進などにより、増益となりました。 〇その他 売上高:8,639百万円(前年同期比40.0%増)、営業利益:1,200百万円(前年同期より673百万円・127.7%増) その他事業では、グローバル事業においてDTP社を連結子会社化したことにより、増収となりました。 営業利益は、DTP社の増収効果がグローバル事業の収益基盤を支えたことで当該領域の強化施策を着実に展開できるようになり、増益に転じました。 (財政状態) 当連結会計年度の財政状態の詳細は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの詳細は、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要の主なものは、人件費、商品の仕入、製品の製造費、販売費及び一般管理費であり、戦略的投資資金としては、拠点展開の整備等の設備投資、企業買収及び業務資本提携などがあります。また運転資金及び戦略的投資資金は、内部留保資金、金融機関からの借入、社債の発行及び新株式の発行等により資金調達することとしております。

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開示資料

出典

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