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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

新日本製薬

Shinnihonseiyaku Co., Ltd.4931 · Prime · 化学

化粧品・ヘルスケア商品を通信販売と卸販売で展開。主力はオールインワン美容液ジェル「パーフェクトワン」。

概要

福岡県福岡市に本社を置く化粧品・健康食品の製造販売会社。通信販売を主力とし、卸販売も展開する。2024年9月期の売上高は400億円、経常利益42億円。東京証券取引所プライム市場に上場(2019年マザーズ上場、2020年一部、2022年プライム)している。

通信販売を核とするビジネスモデル

当社グループの主力販路は通信販売であり、全体の約9割を占める。自社オンラインショップ、電話、外部ECモールを通じて化粧品・ヘルスケア商品を個人顧客へ直接販売する。定期購入サービスを提供し、顧客の累計購入金額に応じたステージ制で割引価格を適用する。2024年9月期の通信販売売上高は371億円(前年比2.1%増)と堅調に推移した。コールセンターのコミュニケーターが注文受付と商品提案を行うほか、物流センターで全国配送を担う仕組みを持つ。

卸販売と店舗チャネルの拡大

卸販売では、ドラッグストア、総合スーパー(GMS)、バラエティショップ等への卸を通じて全国に商品を供給する。主力のパーフェクトワンシリーズの店舗展開を拡大し、2024年9月期の卸売上高は40億円(前年比8.1%増)と成長した。インバウンド需要向けに免税店や大型家電量販店でのテスト販売も行う。2010年には直営店舗1号店を福岡パルコに出店し、実店舗での顧客接点も構築している。

海外市場へのテスト展開

海外販売は、米国、台湾、マレーシアでテスト段階にある。2023年7月に米国子会社PERFECT ONE US Co.,Ltd.を設立し、テストマーケティングを継続中。アジアでは台湾で2016年に通信販売を開始、マレーシアでは越境ECを開始した。中国市場には2018年に越境ECで参入したが、現在は事業戦略の見直しを行っている。海外販売セグメントの売上高は2024年9月期に△0.6億円とまだ小規模だが、米国を起点としたグローバル展開を中期計画の柱に位置づけている。

グループ企業の役割と再編

連結子会社として株式会社フラット・クラフト(Wellness Foodブランド)とPERFECT ONE US Co.,Ltd.を有していた。フラット・クラフトは中鎖脂肪酸油「MCTオイル」や「アマニ油」等の健康食品を製造販売していたが、計画未達により2024年9月期にのれん減損損失7.6億円を計上。その後、2025年10月1日付で当社がフラット・クラフトを吸収合併した。これによりナレッジ共有とシナジー効果の最大化を図る。米国子会社は引き続きテストマーケティングを担う。

業界の中での役割は化粧品・ヘルスケア商品のメーカー兼販売会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
411億円
営業利益
48億円
営業利益率
11.7%
純利益
26億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2019/9
事業売上構成比利益利益率
化粧品272億円87.2%
ヘルスケア40億円12.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01通信販売主力

自社オンラインショップ、電話、外部ECモールを通じて、化粧品・ヘルスケア商品を国内個人顧客へ販売。定期購入サービスを提供。

主な製品・サービス4
パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ世界シェア首位
化粧水・乳液・クリーム等7役を1品で果たす顔用保湿ジェル。ギネス世界記録(TM)認定ブランド。
パーフェクトワン フォーカス
20~30代向け毛穴ケアブランド。オールインワン美容液ジェル、クレンジングバーム等。
Fun and Health サプリメント
機能性表示食品「Wの健康青汁」「Slimore Coffee」等。健康食品。
Fun and Health 医薬品
「新日本製薬の生薬ヨクイニンエキス錠SH」等。

02卸販売主力

化粧品・ヘルスケア商品をドラッグストア、GMS、バラエティショップ等の取扱店、販売代理店へ卸販売。インバウンド向けもテスト販売。

主な製品・サービス3
パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ
卸チャネルでも販売。
パーフェクトワン フォーカス
卸チャネルでも販売。
Fun and Health 商品
健康食品、医薬品を卸販売。

03海外販売副次

米国子会社(PERFECT ONE US Co.,Ltd.)がテストマーケティング継続。台湾、マレーシアではEC中心にテスト販売。

主な製品・サービス1
パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ
海外でもテスト販売中。

製品と技術

パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ

主力製品は、化粧水・乳液・クリーム・美容液・パック・化粧下地・ネッククリームの7役を1品で果たす顔用保湿ジェル。2023年1月~12月の販売実績で、顔用保湿ジェル市場売上世界No.1としてギネス世界記録に認定された。2006年の発売以来、ブランドメッセージ「シンプルケアこそ、肌本来の美しさへ」を掲げ、多機能・時短を訴求する。通信販売と卸販売の両チャネルで販売され、全社売上の過半を占める。

パーフェクトワン フォーカス:毛穴ケアブランド

20~30代の毛穴悩みに特化したブランド。オールインワン美容液ジェル(6役)とクレンジングバーム(6役)が主力。敏感肌向けラインも展開。2024年には「VCチャージ スムースマスク」を投入。外部ECモールでの競争が激化する中、クレンジングバームが成長を牽引し、EC売上高は増収。卸チャネルでも新商品の導入効果で拡大した。ブランド全体でフェイスマスク市場とオイルクレンジング市場への参入を進めている。

Fun and Health:健康食品・医薬品

健康食品ブランド「Fun and Health」は、シニア層を中心に展開する。機能性表示食品「Wの健康青汁」「Slimore Coffee」「ロコアタックEXトリプルファイン」等がある。「Wの健康青汁」は体脂肪・血中中性脂肪・血圧が気になる方向け、「Slimore Coffee」は内臓脂肪減少をサポート。医薬品ではハトムギ成分の「新日本製薬の生薬ヨクイニンエキス錠SH」を販売。2024年9月期は「Slimore Coffee」の好調でブランド売上高が大幅増収し、全社成長を牽引した。

Wellness Food:MCTオイル・アマニ油

連結子会社フラット・クラフトが製造販売するブランド。中鎖脂肪酸のみで構成される「MCTオイル」やオメガ3脂肪酸豊富な「アマニ油」等、健康志向の高い顧客向け商品をラインアップする。しかし、2024年9月期は計画を下回り、のれん減損損失を計上。2025年10月に当社に吸収合併され、以降はグループ内で製造販売を継続する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ顔用保湿ジェル市場売上世界No.1(2023年1月~12月販売実績)通信販売

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

健康食品・化粧品で独自性、内需依存

健康食品・化粧品の通販・店舗販売を展開する企業。業界内では北の達人コーポレーションと類似するが、同社は売上高400億円超で北の達人(約200億円)を上回る規模。一方で海外比率は低く、内需依存度が高い。営業利益率は10%超と収益性は良好だが、競合のコージンバイオなども存在し、差別化が課題。

強み

  • 売上高400億円超、営業利益率10%超と収益性良好。
  • 自社通販サイトやTV通販で顧客基盤を構築。
  • 美容・健康領域に特化し、品目絞り込みで効率化。
  • ブランド認知度向上により、リピート率が高い。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長機会を逃している。
  • 北の達人など同業との差別化が難しく、価格競争リスク。
  • 健康食品の表示規制強化で販売戦略に影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が新日本製薬

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1212Aフィットイージー470億円25.0倍
26630ヤーマン464億円
33093トレジャー・ファクトリー463億円14.0倍
49470学研ホールディングス456億円13.1倍
57840フランスベッドホールディングス453億円17.7倍
64931新日本製薬448億円13.4倍
75261リソルホールディングス430億円15.8倍
84218ニチバン404億円24.0倍
92792ハニーズホールディングス402億円14.1倍
108219青山商事388億円16.1倍
119795ステップ385億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

生活用品企画販売会社として1992年に設立

1992年3月、福岡県大野城市に株式会社新日本リビングとして設立。資本金1000万円で生活用品の企画・販売を開始した。1994年7月に健康食品の通信販売を開始し、2000年12月には基礎化粧品の通信販売に参入。2002年4月に商号を新日本製薬株式会社に変更した。創業から10年で化粧品と健康食品の通販事業の基盤を築いた。

パーフェクトワン誕生とブランド統一

2005年5月に化粧品ブランド「RAffINE(ラフィネ)シリーズ」を発売。2006年5月には同ブランドの派生品として「ラフィネ パーフェクトワン」を発売。2006年10月に医薬品の通信販売も開始した。2014年4月、ブランド名を「PERFECT ONE(パーフェクトワン)」に統一し、オールインワン美容液ジェルを主力商品に据えた。これによりブランド認知を高め、後のギネス世界記録認定につながる基盤を作った。

上場と市場変更を経た資本成長

2016年4月に親会社の株式会社新日本ホールディングスを吸収合併。2019年6月に東京証券取引所マザーズに上場。約1年半後の2020年12月に市場第一部に変更。2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行した。上場後の売上高は2019年9月期の336億円から2024年9月期の400億円へと拡大。経常利益も同期間で18億円から42億円に増加し、増収増益基調を継続した。

子会社取得と海外拠点設立による拡大

2021年6月、株式会社フラット・クラフトの株式を取得し連結子会社化。これにより健康食品の製造機能をグループ内に取り込み、「Wellness Food」ブランドを展開した。2023年7月には米国にPERFECT ONE US Co.,Ltd.を設立し、海外テストマーケティングの拠点とした。2024年4月には糸島コールセンターを開設し、顧客対応体制を強化。フラット・クラフトは2025年10月に吸収合併され、グループ統合を進めた。

年表27件を開く

1990年代

  • 1992年3月創業福岡県大野城市東大利に生活用品の企画・販売会社として株式会社新日本リビング(現 当社)を 設立(資本金10,000千円)
  • 1994年7月健康食品の通信販売を開始
  • 1996年6月福岡県大野城市乙金東に本店を移転

2000年代

  • 2000年12月基礎化粧品の通信販売を開始
  • 2002年4月商号変更株式会社新日本リビングが新日本製薬株式会社に商号変更
  • 2003年3月物流センターを福岡県福岡市博多区吉塚に開設
  • 2003年4月福岡県福岡市博多区吉塚に本店を移転
  • 2005年5月化粧品ブランド「RAffINE(ラフィネ)シリーズ」を発売
  • 2006年5月福岡県福岡市中央区赤坂に本店を移転
  • 2006年5月ラフィネ パーフェクトワンを発売
  • 2006年10月薬用植物の栽培研究拠点である「岩国本郷研究所」を開設
  • 2006年11月医薬品の通信販売を開始

2010年代

  • 2010年3月直営店舗1号店を福岡パルコに出店
  • 2010年7月東京都千代田区内幸町に東京営業所開設(現 東京オフィス)
  • 2012年4月「RAffINE(ラフィネ)シリーズ」の卸売販売を開始
  • 2013年10月福岡県福岡市中央区大手門に本店を移転
  • 2014年4月化粧品ブランド名を「PERFECT ONE(パーフェクトワン)」へ変更
  • 2016年4月M&A当社が株式会社新日本ホールディングス(注)を吸収合併
  • 2016年12月海外(台湾市場)で通信販売を開始
  • 2018年9月中国市場で越境ECを開始
  • 2019年6月上場東京証券取引所マザーズに上場

2020年代

  • 2020年12月東京証券取引所市場第一部に市場変更
  • 2021年6月M&A株式会社フラット・クラフトの株式を取得し連結子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年7月創業米国にPERFECT ONE US Co.,Ltd.を設立
  • 2024年4月糸島コールセンターを福岡県糸島市前原駅南に開設
  • 2025年10月M&A当社が株式会社フラット・クラフトを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年9月期まで520億円
  • 営業利益2027年9月期まで60億円
  • 営業利益率2027年9月期まで11.5%
  • ROE15%以上
  • 連結配当性向35%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    PERFECT ONEのターゲット拡大とミドル世代獲得

    スキンケアからオーラルケアやボディケアへ商品ラインナップを拡充し、トータルビューティーブランドへ進化。ミドル世代を新たなターゲットとし、新商品発売やマーケティングを推進する。また、オフライン通信販売、EC、卸販売を連携したオムニチャネルを構築する。

  2. 02

    データベースマーケティング強化とLTV最大化

    データベースマーケティングを通じて新規顧客との出会いを増やし、顧客満足度とQOLの最大化に貢献する。新規事業や新商品を開発し、フィット感のある提案でLTVを最大化する。

  3. 03

    米国中心のグローバル成長戦略展開

    米国を起点に新規市場を拡大し、PERFECT ONEのグローバルブランド力を強化する。フィジビリティスタディやテストマーケティングを完了し、確立した手法の展開地域を広げる。アジアではマレーシアで越境ECを開始し、ベトナムや中国でもテスト展開を進める。

  4. 04

    新商品・新サービスによる事業成長加速

    AIを活用したヒット商品開発やスピーディーな商品開発体制を構築。研究開発の強化と顧客ロイヤリティ向上に努め、世代やライフステージに合わせた新商品・新サービスを展開する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で316人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は528万円で、6期前と比べて+21.2%平均年齢は37.9歳、平均勤続年数は7.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年9月43636.55.9354
2020年9月45836.66.4330
2021年9月44838.17.9309
2022年9月48538.47.9302
2023年9月50038.58.0307
2024年9月51038.28.03161,329
2025年9月52837.97.93161,519

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率27.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 1 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 福岡市中央区1,899百万円
吉塚オフィス — 福岡市博多区252百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社フラット・クラフト
    福岡県福岡市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PERFECT ONE US Co.,Ltd.
    米国デラウェア州 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は411億円営業利益48億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.8%、利益が+14.3%。

売上高
+2.8%
411億円
営業利益
+14.3%
48億円
純利益
-7.1%
26億円
営業利益率
11.7%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高450億円411億円
営業利益50億円48億円
純利益34億円26億円
1株あたり配当¥57¥57

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は117億円、営業利益は14億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+21.9%、営業利益は+7.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q9077.84
2023年3Q961313.58
2023年4Q986
2024年1Q991212.18
2024年2Q9899.26
2024年4Q2032110.314
2025年2Q2032512.39
2025年4Q2082311.117
2026年2Q2052311.216
2026年3Q1171412.010

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年3月期からの12期で、売上は192億円から411億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は11.7%。売上は9期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年3月192168
当社が株式会社新日本ホールディングス(注)を吸収合併
2016年3月2371711
2016年9月12587
2017年9月2842315
2018年9月3122518
東京証券取引所マザーズに上場
2019年9月3362818
2020年9月3373321
株式会社フラット・クラフトの株式を取得し連結子会社化
2021年9月3393423
2022年9月3613524
米国にPERFECT ONE US Co.,Ltd.を設立
2023年9月3773724
糸島コールセンターを福岡県糸島市前原駅南に開設
2024年9月400424110.528
当社が株式会社フラット・クラフトを吸収合併
2025年9月411484911.726

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高411億円のうち、営業利益として残るのは48億円11.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金20.0%82億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金68.4%281億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.7%48億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
80.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.4pt
11.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.9pt
6.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.6pt
11.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
32.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2025年9月期は営業CFが47億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは29億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は171億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年9月24−3−152124
2018年9月14−4−41030
2019年9月20−96611106
2020年9月29−4−925123
2021年9月21−1477137
2022年9月23−5−1118144
2023年9月35−2−2133155
2024年9月21−4−917163
2025年9月47−18−2129171

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年9月期の総資産は283億円。このうち返さなくてよい自己資本が228億円で、自己資本比率は80.7%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年3月45103522.0
2016年3月63164725.1
2016年9月74264834.2
2017年9月86275930.7
2018年9月95425343.6
2019年9月1861285868.7
2020年9月2001435771.2
2021年9月2321627068.8
2022年9月2391796074.4
2023年9月2551975876.5
2024年9月2722185479.8
2025年9月2832285480.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
181億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
156億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
21億円
在庫として抱えている分
負債合計
54億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
93
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中26位あたり、逆に低いのは配当利回り203社中100位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.5%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.7%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.8%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,051で、1年前と比べて-11.6%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥2,051-1.4%1ヶ月+3.7%1年-11.6%時価総額448億円
過去52週の値幅
安値¥1,855高値¥2,412

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.4倍
PER (会社予想)12.8倍
PBR1.79倍
配当利回り2.78%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-1.24%と小幅下落。7月29日に2100円まで上昇したが、8月に入り調整し、8月5日には1952円まで下落。終値1992円は25日線2018.88円を下回り、75日線1972.39円が下値支持。52週高値2525円からは約21%下落し、安値1855円からは約7%の水準。出来高は7月21日に7.7万株と膨らんだが、その後は2万株前後で推移。RSIは42.26とやや弱含み。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER13.02倍、PBR1.82倍、配当利回り2.86%。同業界平均のPER18.77倍、PBR1.44倍、配当利回り2.7%と比べると、PERは平均を下回り割安感があるが、PBRは平均を上回っており割高感もある。ROE11.5%は平均的な水準で、配当利回りは平均をやや上回る。バランスが取れており、ほぼ妥当と判断。今期の予想PER12.4倍も考慮すると、ほぼ妥当な水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.4倍17.8倍
PER (予想)12.8倍
PBR1.79倍1.41倍
ROE11.5%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は増加傾向で、2024/9期は400億円、経常利益42億円と堅調に推移。強気派は通販チャネルの成長性と新商品の開発力に期待し、高齢化社会で健康食品の需要拡大を見込む。弱気派は競争激化による広告費増加や、依存する通販市場の飽和を懸念し、利益率の伸び悩みを問題視する。顧客単価とリピート率の維持が重要な焦点。

プラスに働く材料7
  • 増収基調

    売上高は361億円から411億円と安定成長。

  • 高い収益性

    営業利益率10%以上を維持し、安定した利益創出。

  • 強いリピート

    通販ビジネスで顧客の継続購入率が高い。

  • 営業利益42億円から48億円へ14%増益通年影響

    2025年9月期は前期比6億円増の48億円、2期連続増益

  • 売上高411億円と3期連続増収通年影響

    売上高は377→400→411億円、直近は前期比2.8%増

  • 営業利益率10.5%から11.68%へ改善通年影響

    営業利益率10.50%→11.68%、営業利益42→48億円

  • 予想PER12.4倍と実績PER13.0倍を下回る不定影響

    予想PER12.4倍、現行PER13.02倍・PBR1.82倍

マイナスに働く材料7
  • 広告費の増加

    競争激化でマーケティングコストが膨らむ。

  • 市場の成熟

    通販市場は成長が鈍化し、新規獲得が困難に。

  • 規制リスク

    健康食品の表示規制強化が販売に影響。

  • 純利益は28億円から26億円へ減益通年影響

    2025年9月期純利益26億円、前期比2億円減

  • 売上高の増収率が6%から3%へ減速通年影響

    増収率は2024年9月期6.1%、2025年9月期2.8%と半減

  • ROE11.5%はPBR1.82倍を支えるには低い不定影響

    ROE11.5%・PBR1.82倍、成長鈍化なら割高修正

  • 株価は1年で17.6%下落、売り圧力残る継続影響

    株価1992円、1年リターン-17.64%

次の決算で確かめる点
通販売上高
主力チャネルの成長性を測る。
リピート率
収益の安定性を示す重要な指標。
広告効率(ROAS)
マーケティング投資の効果を確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり57で、前期から+15.6%いまの株価に対する利回りは2.78%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥57
1株あたり
配当利回り
2.78%
いまの株価に対して
配当性向
46.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年9月2830.5
2021年9月3316.129.4
2022年9月331.530.2
2023年9月330.029.4
2024年9月4536.431.6
2025年9月5215.646.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥57

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ30,152人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.4%を占め、残る71.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他56.859.964.168.068.766.4
事業法人24.922.722.622.922.922.8
金融機関9.15.34.94.65.55.6
外国法人8.511.36.93.42.64.5
自己株式0.92.11.81.61.33.3
証券会社0.70.81.40.90.20.6
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山田 英二郎18.77
02株式会社ラプリス13.64
03山田 恵美13.40
04公益財団法人新日本先進医療研究財団7.96
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.91
06後藤 孝洋3.88
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510355(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.55
08佐川印刷株式会社0.53
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.53
10新日本製薬社員持株会0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-28
    株式会社ラプリス
    変更報告
    27.04%
    -0.49pt
  • 2026-08-26
    株式会社ラプリス
    新規の大量保有報告
    27.04%
    -0.49pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−100%、1株純資産は12期で−100%。直近期のROEは11.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年3月204,616248,92289.161.1
2016年3月270,663394,64284.155.4
2016年9月178,791631,67734.8195.8
2017年9月14826257.320.7
2018年9月17441051.820.1
2019年9月11459021.613.615.4
2020年9月9966315.727.330.5
2021年9月10874714.517.629.4
2022年9月11082714.013.730.2
2023年9月11190712.913.729.4
2024年9月1301,00713.613.231.6
2025年9月1201,07911.519.046.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額211百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約16倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
後藤孝洋代表取締役社長CEO55847,999
福原光佳専務取締役COO5485,351
安田幸代取締役(注)156
南谷朝子取締役(注)150
善明啓一取締役(常勤監査等委員) (注)168
田邊俊取締役(監査等委員) (注)16511,000
中西裕二取締役(監査等委員) (注)165

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2838917286
社外取締役739396

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,651字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社2社(株式会社フラット・クラフト、PERFECT ONE US Co.,Ltd.)で構成されており、『美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。』というパーパスの実現に向け、化粧品及びヘルスケア商品の商品開発、販売を行っております。 当社グループにおける販売チャネルごとの取扱商品や事業内容は以下のとおりであります。 (1) 販売チャネル ① 通信販売 化粧品及びヘルスケア商品を通信販売で国内の個人のお客さまへ販売しております。テレビや新聞、雑誌等のメディアへ出稿している広告を見てお問い合わせいただいたお客さまに対し、コールセンターのコミュニケーターがご注文を受けるとともに、商品の提案と様々なサポートを行っております。通信販売では、お客さまに商品を長くご利用いただくために「お買いものサービス」を提案しております。同サービスの中でも「定期購入サービス」は、ご注文いただいた商品を定期的にお届けするサービスで、累計購入金額に応じて設定されるステージごとに、定期購入割引価格にて商品を販売しております。 化粧品及びヘルスケア商品は、お電話だけでなく、自社オンラインショップや外部ECモールでの販売も行っており、幅広い年代のお客様にご利用いただけるようタッチポイントを拡充しております。ご注文いただいた商品は、物流センターで梱包・出荷を行い、全国のお客さまへお届けしております。 ② 卸販売 化粧品及びヘルスケア商品をドラッグストアやGMS(※)、バラエティショップ等の取扱店及び販売代理店への卸販売を通じて、全国のお客さまへ販売しております。また、免税店や都市部を中心とした大型家電量販店及びドラッグストア等にてインバウンド向けのテスト販売も推進しております。 ※ General Merchandise Store(総合スーパー) ③ 海外販売 2023年7月に海外子会社を設立した米国では、フィジビリティスタディを完了し、テストマーケティングを継続しております。アジアでは、事業戦略の見直しを行い、台湾やマレーシアでECを中心にテスト販売をしております。 (2) 取扱商品 当社グループが取り扱っている主な商品及びブランドは、次のとおりです。 ① 化粧品 Ⅰ PERFECT ONE(パーフェクトワン) 多様化する女性の生き方に寄り添うスキンケアブランドとして、2006年に誕生したPERFECT ONEは、ブランドメッセージ「シンプルケアこそ、肌本来の美しさへ」を掲げ、多機能な商品を展開しております。オールインワン洗顔による「落とす」、オールインワン美容液ジェル・セラムによる「満たす」、オールインワンファンデーションやUVパウダーによる「魅せる」という3つのステップで完結するシンプルスキンケアを提案し、世界中の人々の美しさを叶えるオールインワンビューティーブランドをめざします。 中でも、化粧水・乳液・クリーム・美容液・パック・化粧下地・ネッククリームの最大7役を1品で果たす主力商品である「パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ」は、顔用保湿ジェル市場売上世界No.1として、ギネス世界記録(TM)に認定(※)されております。 ※ TFCO株式会社調べ「最大の顔用保湿ジェルブランド」 (パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ 2023年1月~12月販売実績) Ⅱ PERFECT ONE FOCUS(パーフェクトワンフォーカス) PERFECT ONE FOCUSは、20代~30代の毛穴悩みにフォーカスしたグローバルコスメブランドをめざし、一人ひとり異なる肌質や体質を研究し、植物のチカラで美しさを引き出します。 毛穴の黒ずみをスッキリ落としながらも高保湿を叶える「モイスチャーライン」と、敏感肌の毛穴悩みにフォーカスした「センシティブライン」を展開しており、両ラインとも、化粧水・乳液・クリーム等の6役を1品で果たすオールインワン美容液ジェルと、メイク落とし・洗顔・毛穴ケア・角質ケア・保湿・マッサージの6役を1品で果たすクレンジングバームを販売しております。また、昨年度より定番商品に加わった「スムースクレンジングバーム ディープブラック」や、毛穴悩みにフォーカスした商品として、こだわりの厳選成分を多数配合した新商品「VCチャージ スムースマスク」等を販売しております。 ② ヘルスケア Ⅰ Fun and Health(ファンアンドヘルス) お客さまのお悩みに寄り添い、人生を豊かにするヘルスケアブランドとして、栄養バランス・生活習慣を整えて、お客さまの健やかな毎日をサポートするため、サプリメントや青汁等の健康食品、医薬品のヘルスケア商品を展開しております。 健康食品では、体脂肪や血中中性脂肪、高めの血圧が気になる方のためにエラグ酸とGABAを含んだ機能性表示食品「Wの健康青汁」や、コーヒー由来のクロロゲン酸配合で肥満気味の方の気になるお腹の脂肪(内臓脂肪)の減少をサポートする機能性表示食品「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)」、ひざ関節に違和感のある健常な中高年の方の、日常的なひざ関節の動きや歩行能力の向上をサポートし、肥満気味の方のお腹の脂肪減少を助ける成分を配合した機能性表示食品「ロコアタックEXトリプルファイン」等の商品をシニア世代を中心に販売しております。医薬品では、イボ・肌あれに有効なハトムギの種子ヨクイニンから成分を抽出し、飲みやすい錠剤にした「新日本製薬の生薬ヨクイニンエキス錠SH」等の商品を販売しております。 Ⅱ Wellness Food(ウェルネスフード) ワンランク上の健康を叶え、新たなライフスタイルを提案するウェルネスフードブランドとしてグループ会社の株式会社フラット・クラフトが製造・販売しております。中鎖脂肪酸のみで構成され健康効果の期待が高い食用油「MCTオイル」やオメガ3脂肪酸が豊富に含まれる「アマニ油」等、健康志向が高いお客さまへ向けたヘルスケア商品を販売しております。 [事業系統図] ※ General Merchandise Store(総合スーパー) (注) 2025年10月1日を効力発生日として、当社を存続会社、株式会社フラット・クラフトを消滅会社とする吸収合併を行っております。
経営方針・対処すべき課題2,145字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、『美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。』をパーパス(PURPOSE)に掲げ、その実現に向けて全社を挙げて取り組んでおります。パーパスは、当社の究極の目的、社会における存在意義を示したものであり、経営の根幹であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、パーパス(PURPOSE)、経営理念(MISSION)、バリュー(VALUE)、行動指針(CREDO)で構成するフィロソフィーを経営の柱として事業活動を行っております。 パーパス(PURPOSE)美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。 経営理念(MISSION)お客さまには最高の満足と信頼を社員には幸せと未来への夢を私たちは社会に貢献する企業として限りなく幅広い発展をめざします バリュー(VALUE)感動創造 creating inspiration 行動指針(CREDO)私たちは、挨拶 笑顔 利他の心を大切にします傾聴 共感 感謝の姿勢を徹底します挑戦 変化 成長の志向で行動します (2) 経営環境及び経営戦略、対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、訪日外国人の増加や雇用・所得環境の改善を背景に回復基調が続くと期待されますが、継続する物価高騰に加え、不安定な国際情勢や米国の政策動向の影響等、先行き不透明な状況が続くと予想されます。このような市場環境のもと、当社グループは、2024年11月に策定した中期経営計画「Growth Next 2027」に基づき、事業活動を行っております。2025年度から2027年度までを対象年度としており、パーパスの実現へ向けたグローバル展開における基盤固めの期間として位置づけ、中期経営目標「2027年9月期 売上高520億円・営業利益60億円・営業利益率11.5%」の達成をめざしております。また、ROEは15%以上を目標とし、連結配当性向は35%以上としております。これらの経営目標達成に向けて、全社戦略のもと4つの重点活動とそれを支える事業戦略及び全社基盤強化に取り組み、持続的な成長を実現してまいります。 具体的には、市場トレンドとVOC(※)、独自価値戦略を掛け合わせ、スピーディーな商品開発からデータベースマーケティングでシェアを拡大する全社戦略を展開しております。 全社戦略に基づく重点活動として以下4つの取り組みを推進しております。 ※ Voice of Customerの略 ① PERFECT ONEのターゲットを拡大しミドル世代獲得 PERFECT ONEは、スキンケアからオーラルケアやボディケアへと商品ラインナップを拡充しトータルビューティーブランドへと進化させ、ターゲットをミドル世代まで拡大することで、シニア世代からミレニアル世代まで全世代へ通じるブランドをめざします。特にミドル世代獲得に向けた新商品の発売やマーケティングを推進し、新規顧客の獲得数は着実に拡大しております。また、お客さま一人ひとりのニーズに合わせたコミュニケーションに向けて、オフライン通信販売、EC、卸販売の各チャネルを連携させ、オムニチャネルの構築を推進しております。 ② データベースマーケティング強化による新規事業・新商品でLTV最大化 お客さまとの出会いを増やし、美と健康の分野でお客さま満足度とQOLの最大化に貢献します。また、当社の強みであるデータベースマーケティングを通じて、新しいお客さまにフィット感のある新規事業や新商品を開発し、新たなご提案をすることでLTVも最大化させます。 ③ 米国を中心としたグローバル成長戦略の展開 海外販売においては、さらなる成長のため米国を起点として新規市場を拡大し、グローバルでのPERFECT ONEのブランド力の強化を推進しております。日本の通販企業におけるグローバル展開の先駆者となるべく、米国においては、フィジビリティスタディやエリアごとのテストマーケティングが完了しました。新たな商品訴求のテストマーケティングへの移行や取り扱いSKUの拡充に向けて取り組みを進め、確立したマーケティング手法の展開地域を拡大させてまいります。また、アジアでは、現地との強固なパートナーシップを構築しスピーディーな展開に向けて、フィジビリティスタディを完了し、マレーシアにおける越境ECを開始しました。今後ベトナムや中国においてもテスト展開を進めてまいります。 ④ 新商品、新サービス強化による事業成長の加速 さらなる事業成長のため、AIを活用したヒット商品の開発やスピーディーな商品開発体制と仕組みの構築を行います。加えて、研究開発の強化や顧客ロイヤリティの向上に努め、お客さまの世代やライフステージに合わせた新商品・新サービスの展開を推進しております。 また、これらの重点活動を支えるため、成長戦略やブランド戦略、チャネル戦略等の事業戦略に加え、IT・デジタル拡大、人財資本経営、コスト構造改革、財務戦略等の全社基盤強化にも取り組んでおります。
事業等のリスク7,347字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性のあるリスクには次のようなものがあり、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項と考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業に係るリスク ① 消費者ニーズの変化 新規ブランド及び商品の開発、育成並びにマーケティング活動の消費者ニーズへの適合状況は、当社グループの売上及び利益に大きな影響を及ぼします。当社グループでは、消費者ニーズに応えるため、コールセンターに寄せられる顧客の声を広く収集する等して、新商品の開発や消費者ニーズの変化に合わせた商品の改良を継続的に行っております。しかしながら、商品の開発はその性質上、様々な要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合の激化 当社グループが属する化粧品市場においては、国内外問わず多くの競合企業が存在しております。また、商品の製造を請負うOEM企業等の活用により製造設備を持たずに事業展開が可能であることから、参入障壁が低く、新規事業者の継続的な参入も見られます。このような競争環境の下、当社グループは、消費者ニーズを踏まえた商品開発や広告宣伝等のマーケティングを積極的に行うことにより、認知度の向上及びブランド価値の向上に努めております。また、顧客データベースやデータベースマーケティングのノウハウを活用し、お客さまとの関係性構築にも取り組んでおります。 しかしながら、既存の競合他社との競争激化や、高い知名度・ブランド力をもつ企業等の参入及び類似商品の販売等により、当社グループの顧客流出やそれに対処するためのマーケティングコスト等が増加した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定のブランド及び商品への依存 当社グループの「パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ」は、売上高の大半を占める主力商品であります。当社グループは、リブランディング等により「PERFECT ONE」のブランド力や品質等の維持・向上に努めるとともに、「PERFECT ONE FOCUS」と「Fun and Health」に続く第三の柱となるブランドの育成や同商品以外の取扱商品を増やし、特定のブランド及び商品に対する依存度の低減を図っております。しかしながら、当該商品の品質不良等によりブランド価値が毀損されるなどして販売量が大きく低下した場合、また、ブランドの育成と新たな商品の開発において、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 商品の製造委託について 当社グループは、既存商品の製造を外部委託しており、当社と製造委託先との間で役割分担と責任を定めた書面を締結しております。 製造委託先における品質管理においては、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律における製造販売業許可のもと、品質管理基準(GQP)手順を定め運用すると共に、適正な製造管理及び品質管理の確保のため、製造委託先に対する定期的な実地もしくは書面監査を行い、衛生管理、製造体制、製造記録のチェックを行うことにより、商品品質の維持、改善に努めております。 また、当社グループは委託先に対する計画的な発注や、委託先との良好な関係を保つことにより、商品を安定的に供給できるよう努めております。 当社グループはこのように製造委託先、製造再委託先の管理に万全を期すことによりリスクの低減を図っておりますが、商品の製造委託先もしくは製造再委託先との急な契約の解消や、天災等による生産設備への被害等、不測の事態が生じた場合には商品の円滑な供給に支障をきたすことが考えられ、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 特定の製造委託先との取引について 当社グループは、主力商品の「オールインワン美容液ジェル」を含む化粧品の大部分において、製造をTOA株式会社及び御木本製薬株式会社に委託しております。当社グループは両社に対して厳正な製造管理及び品質管理を徹底することに加え、製造を分散することにより、リスクを軽減するよう努めております。しかしながら、急な契約解消や天災等による生産設備への被害等不測の事態が生じた際には、当社グループの商品の円滑な供給に支障を来すことが考えられ、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 知的財産権について 商品に使用する商標権及び特許権につきましては、事前の調査により類似のものがないことを確認して出願しております。しかしながら、この出願の調査や当社グループにおける出願決定に期間を要した場合、他社が当社グループに先駆けて商標登録、特許登録をする可能性があり、その場合には、商品を該当の商標にて販売できなくなるといった事態が生じる可能性があります。 ⑦ 法的規制等 a 特定商取引に関する法律 本法は、特定商取引(訪問販売、通信販売及び電話勧誘販売に係る取引、連鎖販売取引、特定継続的役務提供に係る取引、業務提供誘引販売取引並びに訪問購入に係る取引をいう。)の公正化を図ることで、消費者の保護を目的とするものであり、クーリング・オフ等の規制を定めております。当社グループは商品を販売するに当たり、通信販売を主要な販売経路としており、本法による規制を受けるものであります。 当社グループは、考査課において、本法及び施行令に基づき厳正にチェックを行っておりますが、何らかの原因により本法に違反する事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 b 不当景品類及び不当表示防止法 本法は、消費者の利益を保護するため、商品やサービスの品質、内容、価格等を偽ったり、消費者に誤認されたりする表示を行うことを規制するとともに、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額、総額を制限するものであります。 当社グループは、販売促進活動の一環として広告による宣伝を積極的に行っております。また営業戦略の一環として、お客さまに対し、本法の景品類に該当する販促品、商品等を提供しており、本法の規制を受けるものであります。 当社グループは、考査課において、日本化粧品公正取引協議会が作成した公正競争規約に基づき厳正にチェックを行っておりますが、何らかの原因により本法に違反する行為が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 c 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 化粧品、医薬部外品及び医薬品を国内にて製造販売するためには、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下「薬機法」という。)に基づく、製造販売の許可を取得する必要があります。当社は、当該許可が求める基準を遵守するために三役責任者の設置、品質管理基準(GQP)、製造販売後安全管理基準(GVP)を満たした活動を行うとともに、法令の定めに基づき5年毎の更新、その他必要な手続きを行っております。 しかしながら、「薬機法第12条の2」等に抵触し、業務の一部もしくは全部の停止が命ぜられた場合、又は、製造販売に係る許可が取り消された場合、もしくは、将来において更に規制が強化され、その対応が困難となる場合には、事業における許可の取消等の事業制約要因となる可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 [主要な許可の取得状況(2025年9月30日現在)] 許可名称   監督官庁   取得年月日   有効期限 第二種医薬品製造販売業許可   福岡県知事   2021年9月1日   2026年8月31日 医薬部外品製造販売業許可   福岡県知事   2021年9月1日   2026年8月31日 化粧品製造販売業許可   福岡県知事   2021年9月1日   2026年8月31日 店舗販売業許可   福岡市中央保健所   2022年7月1日   2028年6月30日 店舗販売業許可   福岡市博多保健所   2021年4月1日   2027年3月31日 医薬品販売業許可   福岡県知事   2023年10月1日   2029年9月30日 なお、上記の許可について、2025年9月30日現在において、事業の停止、許可取り消し及び事業廃止事由に該当する事実はありません。 d その他 当社グループは、国内外で様々な商品を取り扱っているため、関連する法令・規制は上記以外にも多岐にわたります。具体的には、会社法、税法、知的財産法、下請法、食品表示法、健康増進法、食品衛生法、個人情報保護法、さらには海外事業に係る当該国の各種法令・規制等となります。当社グループでは法令遵守は極めて重要な企業の責務と認識しており、規程の制定、コンプライアンス委員会の開催、研修の実施等の対策を行い、法令遵守の徹底を図っております。しかしながら、個人的な不正行為等を含めコンプライアンスに関するリスク並びに社会的な信用やブランド価値が毀損されるリスクを回避できずに、当該リスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 顧客情報の管理 当社グループの主力の販売形態は通信販売であるため、多数の個人情報を取り扱っております。これらの当社グループが知り得た顧客情報等については、コールセンター、ホームページサービス利用の顧客の個人情報を格納する各サーバーに厳格なアクセス制限を設けることにより、関係者以外はアクセスできないよう対策をしております。また、アクセス可能な関係者においても、外部に情報を持ち出すことができないよう多重のセキュリティ対策を実施しております。さらに、個人情報保護法の改正に対応して、社内規程の整備、社員教育の徹底等を行なうとともに、「プライバシーマーク(JISQ15001)」の認証取得や外部コンサルタントによる情報セキュリティに係るアドバイスをもとに社内にて監査を実施しております。しかしながら、何らかの原因により、これらの情報が外部に流出した場合には、当社グループに対する損害賠償請求の提起、信用失墜等が生じることにより、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 在庫の滞留又は欠品 当社グループは、在庫の保有状況をモニタリングしながら発注数量の調整を毎月実施し、滞留が予測される商品について販売施策を追加で立案することにより在庫リスクの最小化を図っております。しかしながら、需要動向を見誤ったことによる欠品、または滞留在庫が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 原材料価格の高騰 当社グループの商品の製造に不可欠な原材料等は、製造委託先が統括管理のもと調達しております。製造委託先は、調達先を分散するとともに、調達先と良好な関係を保ち、常に適正な価格で必要量を調達できるように努めております。しかしながら、原材料価格の動向や為替相場の変動により、当社グループの商品の主要原材料の価格が高騰した場合には、当社グループの製造委託先からの商品仕入価格も上昇する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 配送コストの高騰 当社グループは、商品販売に際し運送会社に商品配送業務を委託しており、一定金額以上購入のお客さまに無料配送サービスを提供しております。現在は複数の配送会社の使い分け等により委託価格の安定を図っておりますが、今後配送コストが高騰した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 人財確保と人件費の高騰 当社グループは、継続的な事業の発展のため、全国各地において様々な媒体、手法を活用し、新卒採用及び中途採用を積極的に行うことにより人財の確保に努めております。しかしながら、国内における少子高齢化による労働人口の減少や産業構造の変化を背景に、必要な人財を継続的に確保するための競争は厳しくなっており、人財確保のための採用費及び人件費が高騰しております。今後の競争激化により、必要な人財の確保が計画通りに進まない場合、あるいは、人件費が高騰し続けた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 通信販売におけるリスク 当社グループの主要な販売形態は通信販売であり、通信販売の売上は、コールセンターへの入電による受注がその大半を占めております。この販売方法から取引件数は膨大なものであるため、受注以降の業務プロセスの多くをシステム化し、業務の効率化を図っております。しかしながら、システム障害等により一連の業務プロセスが寸断された場合、もしくは著しく業務効率が低下した場合には、受注や出荷、会計処理等が滞る可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑭ 海外販売におけるリスク 当社グループは、中国や台湾、米国等において、海外代理店を通じて商品を販売しております。海外での事業活動において、予期し得ない経済的・政治的・社会的な突発事態の発生、テロ・戦争・内乱の勃発、伝染病の流行等による社会的・経済的混乱、自然災害等が、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 消費者とのトラブル及び風評 当社グループでは、商品の効果・効能に係るエビデンスを取得し、効果を実感いただける商品をお客さまに提供することに注力をしております。しかしながら、お客さまが期待する効果・効能が体感できなかった場合や健康被害等が発生した場合に、消費者とのトラブルが生じる可能性があります。このようなトラブルがマスコミ報道やインターネット上の書き込み等により流布され、これにより当社グループの商品イメージが低下する等の事態が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また当社グループの商品に直接関係がない場合であっても、他社の模倣品等によるトラブルや風評等により当社グループの商品イメージが低下する等の事態が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑯ 天災や突発的事象 当社グループのコールセンター、物流センター、事務所等、事業活動に必要な機能については、当社グループだけでなく外部パートナーと協業することにより、拠点を分散して事業継続性を高めております。しかしながら、拠点を分散しているものの、いずれかの拠点が所在する地域において、地震等の天災あるいは火災や爆発事故等が発生した場合には、お客さまとのコミュニケーションや商品の販売等の機能に支障が出る恐れがあり、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑰ 感染症 新型インフルエンザ・新型コロナウイルス等の新興感染症の世界的な蔓延により、当社グループの事業活動に支障をきたす可能性があります。具体的には、サプライチェーンの維持やコールセンターの運営、物流センターの運営、海外への輸出入等に影響があった場合に、商品や資材の安定調達や、お客さまからの受注・お客さまへの納品が滞る可能性があります。以上のリスクを踏まえ、当社グループは事業継続の対応として、社員の感染予防・感染拡大防止の観点から時差出勤制度の継続実施や職場の衛生管理の徹底等、必要な措置を実施しております。またコールセンターの運営やサプライチェーンの維持・継続のために、外部のパートナー企業とも適切に連携をとって対応しております。しかしながら、全ての被害や影響を回避できるとは限らず、かかる事象の発生時には、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑱ 気候変動対応に関する評判リスク 当社グループは、気候変動への対応を重要な課題として認識しております。気候変動への対応が不十分な場合、環境に良くない影響をもたらしている等の評判が流布される恐れがあります。その結果、ブランドイメージの悪化により顧客が離反し、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) その他のリスク 主要株主との関係について 2025年9月30日時点において、当社の主要株主(第1位の大株主)である山田英二郎氏は、当社の創業者であり、元代表取締役であります。当社の主要株主(第3位の大株主)である山田恵美氏は、当社の元代表取締役であり、山田英二郎氏の配偶者であります。山田英二郎氏と山田恵美氏は、直接所有分と合算対象分を含めて当社株式の47.34%(自己株式を除く)を保有しており、今後も中長期的に保有する方針であります。しかしながら、今後の株価の推移等によっては短期で当社株式を売却する可能性があり、市場で当該株式の売却が行われた場合や売却の可能性が生じた場合には、当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。さらに、市場での売却ではなく特定の相手先へ譲渡を行った場合には、当該譲渡先の保有株数や当社グループに対する方針次第では、当社グループの経営戦略等に影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外国人の増加や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復が続きました。一方で、継続する物価高騰に加え、不安定な国際情勢や米国の政策動向の影響等を受け、消費者の節約志向が一層強まり、依然として先行きが見通しづらい状況が継続しております。 このような市場環境のもと、当社グループは『美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。』というパーパスの実現に向けて、中期経営計画「Growth Next 2027」に基づき重点活動に取り組みました。 通信販売において、化粧品の「PERFECT ONE」では、投資効率を踏まえオフラインのマーケティング投資を戦略的に抑制し、ミドル世代新規獲得を目的とした新商品の発売やECへのマーケティングを強化しました。その結果、ミドル世代新規獲得数は着実に増加しましたが、計画からは遅延し、ブランド売上高全体は減収での着地となりました。「PERFECT ONE FOCUS」では、外部ECモールにおける競争環境が激化する中で、主力商品のクレンジングバームが成長を継続し、EC売上高は増収となりました。今後の更なる成長に向けて、フェイスマスク市場とオイルクレンジング市場にブランドとして初めて参入し、商品カテゴリの拡充を推進しました。引き続き、クレンジングを中心とする商品拡充を推進・加速させ、シェア拡大をめざしてまいります。ヘルスケアの「Fun and Health」では、主力商品である機能性表示食品「Wの健康青汁」の安定成長に加えて「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)」の好調な新規顧客獲得が継続した結果、ブランド売上高は大幅増収し、全社の成長をけん引しました。また、新規顧客獲得による顧客データベースの拡大が進みました。 卸販売においては、「PERFECT ONE」のドラッグストア展開店舗数の着実な拡大と「PERFECT ONE FOCUS」の新商品「VCチャージスムースマスク」の導入効果により大きく成長しました。また、免税店や都市部を中心とした大型家電量販店、ドラッグストア等でのインバウンド向けのテスト販売が好調に推移しました。また、「Fun and Health」では「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)」のドラッグストア展開を新しい取り組みとして開始し、引き続き展開店舗数の拡大に向けて推進してまいります。 海外販売においては、米国では継続したテストマーケティングを通じて、ヒットコンテンツやヒットメディアの分析を推進しました。アジアにおいては、マレーシアにおける越境ECを開始しました。 「Wellness Food」を展開する株式会社フラット・クラフトについては、当初策定した計画を下回って推移していたことから、計画の見直しを行い、のれん等の減損損失759百万円を特別損失として計上しております。 なお、同社については、2025年10月1日を効力発生日として当社を存続会社とする吸収合併をいたしました。今後は、ナレッジの共有によるシナジー効果の最大化を一層加速し、ブランドを新たなステージへ導き、各チャネルの成長に繋げてまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は41,140百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は4,782百万円(前年同期比14.5%増)、経常利益は4,887百万円(前年同期比19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,554百万円(前年同期比8.6%減)となりました。 なお、当社グループの事業セグメントは化粧品、ヘルスケアに関わる商品の通信販売、卸販売及び海外販売でありますが、卸販売及び海外販売の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメントごとの記載を省略しております。 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて、1,029百万円増加して28,251百万円となりました。これは主に、売掛金が948百万円、のれんが712百万円、無形固定資産のその他が203百万円それぞれ減少した一方で、現金及び預金が1,776百万円、投資有価証券が1,169百万円それぞれ増加したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べて、11百万円増加して5,442百万円となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が177百万円減少した一方で、買掛金が104百万円、未払法人税等が108百万円それぞれ増加したことによるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べて、1,017百万円増加して22,809百万円となりました。これは主に、自己株式が833百万円増加(純資産は減少)した一方で、利益剰余金が1,583百万円、その他有価証券評価差額金が378百万円それぞれ増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて、776百万円増加して17,118百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは4,690百万円の収入(前年同期は2,097百万円の収入)となりました。主な要因は、法人税等の支払額1,431百万円の一方で、税金等調整前当期純利益4,118百万円、減価償却費313百万円、減損損失759百万円、売上債権の減少額948百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは1,794百万円の支出(前年同期は382百万円の支出)となりました。主な要因は、定期預金の預入による支出1,000百万円、投資有価証券の取得による支出608百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは2,098百万円の支出(前年同期は902百万円の支出)となりました。主な要因は、自己株式の取得による支出950百万円、配当金の支払額971百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b 仕入実績 当社グループは、販売チャネルを基礎としたセグメントから構成されており、全セグメントで共通して仕入活動を行っているため、セグメントごとの金額は記載しておりません。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前連結会計年度比(%) 通信販売   37,138   2.1 卸販売   4,063   8.1 海外販売   △62   - 合計   41,140   2.7 (注) 主要な販売先の記載については、総販売実績に対する販売先別の販売実績割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、採用した会計方針及びその適用方法並びに見積りの評価については、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、当社グループが連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 経営成績等に関する認識及び分析 (経営成績) 当連結会計年度の売上高は41,140百万円(前年同期比2.7%増)、売上総利益は32,894百万円(前年同期比3.4%増)となりました。売上高をセグメント別に見ると、通信販売で37,138百万円(前年同期比2.1%増)、卸販売で4,063百万円(前年同期比8.1%増)、海外販売で△62百万円となりました。通信販売の増加要因は、国内ECの新規顧客獲得が好調に推移したことによるものであります。卸販売の増加要因は、「PERFECT ONE FOCUS」における成功事例を横展開し、「PERFECT ONE」のドラッグストア展開店舗数を拡大したことによるものであります。海外販売の主な減少要因は、アジア事業戦略の見直しによるものであります。 営業利益は4,782百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益率は11.6%(前年同期比1.2%増)となりました。営業利益の主な増加要因は、育成ブランドである「PERFECT ONE FOCUS」と「Fun and Health」による増収効果によるものであります。 経常利益は4,887百万円(前年同期比19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,554百万円(前年同期比8.6%減)となりました。 (財政状態) 「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 また、財務指標としては、自己資本当期純利益率が11.5%、自己資本比率が80.7%となりました。 b 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、商品仕入、広告投資、人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、ブランド開発や新商品開発等の成長投資及び生産性の向上を目的とした構造改革に係る投資等の資金需要が生じております。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を自己資金から確保することを基本方針としており、安定的かつ機動的に運転資金を確保することを目的として、複数の金融機関との間で合計13,000百万円の当座貸越契約を締結しております。 d 経営者の問題認識と今後の方針 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 e 中長期的な会社の経営戦略 中長期的な会社の経営戦略については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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