概要
フランスベッドホールディングスは、ベッド・マットレス・電動ベッドなどの寝具を製造販売する企業グループの持株会社である。病院・介護施設向け医療用ベッドのレンタルで国内大手の地位を持ち、一般家庭向け家具・寝装品やホテル向けリネンサプライも手掛ける。2026年3月期の連結売上高は606億円、営業利益47億円、従業員数1,834人。東京証券取引所プライム市場に上場している。
主力は医療介護向けレンタル、売上高の68%を占める
メディカルサービス事業が連結売上高の約68%を占める最大セグメントである。2026年3月期の同事業の売上高は418億30百万円。中核は病院・介護施設・在宅向けの電動ベッドなどのレンタルで、介護保険対象の福祉用具貸与事業が中心をなす。営業所の新規出店やM&Aを通じて都市部でのシェア拡大を進め、国内シェアNo.1を標榜する。同事業には子会社のフランスベッド株式会社、株式会社翼、カシダス株式会社、株式会社ホームケアサービス山口などが関与する。
一般消費者向けインテリア健康事業とその課題
インテリア健康事業はベッド・家具類・寝装品・健康機器の製造・卸売と戸別訪問販売を手掛ける。2026年3月期の売上高は193億80百万円とメディカルサービス事業の半分以下だが、家庭向け中・高価格帯の商品開発に注力する。国内家具市場は大手販売店の寡占化やEC化が進み、同事業の売上は前年比0.5%減と伸び悩む。自社ショールームでの展示販売会やEC向け商品開発で対応する。
8社の連結子会社で構成されるグループ体制
グループは当社と10社の子会社(連結8社、非連結2社)および関連会社2社で構成される。連結子会社にはフランスベッド株式会社(メディカルサービスとインテリア健康の両事業を担当)、フランスベッド販売株式会社、株式会社エフビー友の会、東京ベッド株式会社、フランスベッドファニチャー株式会社などがある。非連結子会社として江蘇芙蘭舒床有限公司(中国)とフランスベッドメディカルサービス株式会社があり、いずれも小規模で連結に重要な影響はない。
安定した収益基盤とキャッシュフロー
売上高は過去10年間ほぼ500億円台で推移し、2026年3月期には606億円に達した。営業利益率は約7.8%と安定的で、2026年3月期の営業キャッシュフローは63億33百万円の収入。減価償却費50億33百万円が主な非資金項目であり、レンタル資産への投資(有形固定資産の取得51億32百万円)を継続する。自己株式の取得(15億3百万円)や配当(13億59百万円)も行い、株主還元を実施している。
業界の中での役割はベッド・寝装品メーカーかつ医療介護機器レンタル業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01医療・介護市場主力
医療・介護用ベッドのレンタル、小売、卸売のほか、福祉用具の販売・レンタル、病院・ホテル等へのリネンサプライを行う。在宅介護・施設介護の需要に対応。
- 医療・介護用ベッド(レンタル)
- 病院・介護施設・在宅向けに電動ベッド等をレンタル。介護負担軽減に貢献。
- 福祉用具
- 車いす、歩行器、入浴福祉機器等の販売・レンタル。
- リネンサプライ
- 病院・ホテル等向けにシーツ、タオル等のリネン類の洗濯・レンタル。
02一般消費者・インテリア市場主力
ベッド・家具類・寝装品・健康機器等の製造・仕入・卸売および戸別訪問販売、広告・展示会場設営を行う。一般家庭向けに快適な住環境を提供。
- ベッド・家具類
- 家庭向けベッド、ソファ、テーブル等の家具の製造・販売。
- 寝装品
- マットレス、枕、布団等の寝具類。
- 健康機器
- マッサージチェア等の健康増進機器。
03不動産賃貸その他
グループで保有する不動産の賃貸等を行う。
製品と技術
医療・介護用電動ベッドのレンタルが事業の核
主力製品は医療・介護用電動ベッドで、病院・介護施設・在宅向けにレンタル提供する。介護保険対象の福祉用具貸与として、介護負担軽減に貢献する。レンタル資産を繰り返し利用・再生する循環型ビジネスモデルが特徴であり、減価償却費が50億円超に達する資本集約型事業である。営業員の増員や営業所の新設、M&Aにより全国的なサービス網を構築している。
家庭向け高付加価値ベッドと寝装品
インテリア健康事業では、独自機能を持つ中・高価格帯のベッドやマットレス、枕、布団などの寝装品を製造・販売する。家庭向けには戸別訪問販売や自社ショールームでの展示販売会を通じて販売。近年はEC向け商品開発にも注力する。健康機器としてマッサージチェアなども取り扱うが、市場競争の激化により同事業の売上は横ばい傾向にある。
病院・ホテル向けリネンサプライも展開
メディカルサービス事業の一部として、病院やホテル向けにシーツ、タオルなどのリネン類の洗濯・レンタルサービスを提供する。法人向けの追加ベッドやマッサージ器のレンタルも展開。国内ホテル・旅館向けの物件取引は好調であり、2026年3月期のメディカルサービス事業の売上増に貢献した。リネンサプライは安定した需要が見込まれる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
寝具・医療機器で国内大手、安定収益
その他製品セクターに属し、寝具や医療用ベッドなどを手掛ける。同業のドリームベッドや三井松島ホールディングスと比較し、売上高600億円超と規模で優位。営業利益率7.76%(2025/3)と安定した収益を維持。医療・介護需要を背景に堅調だが、成長率は低い。
強み
- 売上高606億円(2025/3)で同業他社を凌ぎ、ブランド認知度が高い。
- 営業利益率7.76%と安定的で、医療・介護分野の需要に支えられる。
- 病院・施設向けの高いシェアを持ち、参入障壁を構築。
- 寝具、医療機器、介護用品と事業を多角化しリスク分散。
課題
- 売上高成長率が数%と低く、市場の成熟感が否めない。
- ドリームベッドや三井松島との競争激化でシェア維持に注力必要。
- 素材価格上昇がコスト増につながり、利益率を圧迫する可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医療機器・介護の時価総額近傍。太字がフランスベッドホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2749JPホールディングス | 581億円 | 13.2倍 |
| 2 | 5821平河ヒューテック | 538億円 | 28.8倍 |
| 3 | 4390IPS | 519億円 | 12.6倍 |
| 4 | 6062チャーム・ケア・コーポレーション | 466億円 | 11.5倍 |
| 5 | 9470学研ホールディングス | 456億円 | 13.1倍 |
| 6 | 7840フランスベッドホールディングス | 453億円 | 17.7倍 |
| 7 | 6788日本トリム | 431億円 | 18.5倍 |
| 8 | 4218ニチバン | 404億円 | 24.0倍 |
| 9 | 6823リオン | 401億円 | 14.0倍 |
| 10 | 7071アンビスホールディングス | 401億円 | 13.9倍 |
| 11 | 2462ライク | 314億円 | 12.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
株式移転で持株会社を設立した2003〜2004年
2003年5月、フランスベッド株式会社とフランスベッドメディカルサービス株式会社は株式移転による経営統合を決定。同年6月の両社の定時株主総会で承認され、2004年3月に完全親会社としてフランスベッドホールディングスが設立された。これによりグループ全体の経営管理を一元化し、事業会社を子会社とする持株会社体制へ移行した。
海外子会社の設立と撤退(2005〜2018年)
2005年5月にタイにFrance bed International (Thailand) Co.,Ltd.を設立、2006年1月には韓国フランスベッド株式会社を設立し海外展開を進めた。しかし2010年1月に韓国子会社の株式を売却、2018年7月にはタイ子会社を解散。国内市場に重点を置く戦略に転換した。2012年6月には中国に江蘇芙蘭舒床有限公司を設立したが、小規模な非連結子会社として残る。
グループ再編とM&Aによる事業拡大(2009〜2021年)
2009年4月、フランスベッドメディカルサービス株式会社をフランスベッド株式会社に吸収合併。同年12月には株式会社翼の株式を取得し連結子会社化。2011年5月に株式会社アドセンターを解散。2020年10月にカシダス株式会社、2021年12月に株式会社ホームケアサービス山口の株式を取得し、医療介護分野の事業基盤を強化した。2009年3月には大阪証券取引所の上場を廃止している。
プライム市場移行と中期経営計画の修正(2022〜2026年)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場に移行。2024年5月に2026年度を最終年度とする中期経営計画を公表したが、消費環境・コスト構造・為替の変化により2026年2月に業績目標を取り下げた。主力の福祉用具貸与事業への経営資源集中を継続し、DX推進やサービスセンター増強による効率化を図る方針を示している。
継続的なM&Aとレンタル資産への投資
医療介護分野の拡大に向け、M&Aと設備投資を積極的に行う。2020年以降、カシダス株式会社やホームケアサービス山口の買収で営業拠点を拡大。レンタル資産の投下や倉庫・メンテナンス機能を備えるサービスセンターの増強を継続し、2026年3月期には有形固定資産の取得に51億32百万円を投じた。これにより福祉用具貸与事業のインフラを整備している。
年表18件を開く
2000年代
- 2003年5月創業フランスベッド株式会社及びフランスベッドメディカルサービス株式会社(以下「両社」という。)は、株式移転により完全親会社(共同持株会社)である当社を設立し、経営統合を行う「株式移転契約書」を締結
- 2003年6月創業両社の定時株主総会において、株式移転による当社の設立について、承認決議
- —創業[提出会社設立以降]
- 2004年3月創業両社の株式移転により、当社を設立
- 2004年11月M&Aフランスベッド販売株式会社(連結子会社)をフランスベッド・トレーディング株式会社(連結子会社)に吸収合併。存続会社は同日にフランスベッド販売株式会社に商号変更
- 2005年5月創業France bed International (Thailand) Co.,Ltd.を設立
- 2006年1月創業韓国フランスベッド株式会社を設立
- 2009年3月上場大阪証券取引所上場廃止
- 2009年4月M&Aフランスベッドメディカルサービス株式会社(連結子会社)をフランスベッド株式会社(連結子会社)に吸収合併
- 2009年12月株式会社翼(連結子会社)の株式をフランスベッド株式会社が取得
2010年代
- 2010年1月韓国フランスベッド株式会社の株式を売却
- 2011年5月株式会社アドセンター解散
- 2012年6月江蘇芙蘭舒床有限公司(現・非連結子会社)を設立
- 2013年4月フランスベッド株式会社がフランスベッドメディカルサービス株式会社(現・非連結子会社)を設立
- 2018年7月France bed International (Thailand) Co.,Ltd.解散
2020年代
- 2020年10月カシダス株式会社(連結子会社)の株式をフランスベッド株式会社が取得
- 2021年12月株式会社ホームケアサービス山口(連結子会社)の株式をフランスベッド株式会社が取得
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
福祉用具貸与事業の拡大
都市部で営業員増員・新規出店・M&Aを実施し、地方では介護ベッド等の卸販売に注力。レンタル資産への投資やサービスセンター増強、DXによる生産性向上で事業基盤を強化し、国内シェアNo.1を目指す。
- 02
高付加価値商品の開発と販路拡大
インテリア健康事業では独自機能を持つ中・高価格帯の家庭用ベッドを開発し、自社ショールームやEC販売を強化。法人向けには追加ベッドやマッサージ器レンタルを拡大し、海外市場への展開も進める。
- 03
サステナビリティ経営の推進
循環型経済への貢献としてレンタル売上構成比率を高め製品の再利用・再生を推進。人的資本経営として教育機会提供や働きやすい環境整備、多様な人材が活躍する制度構築に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,834人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は755万円で、9期前と比べて−2.8%。平均年齢は47.1歳、平均勤続年数は20.1年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,523 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,521 | — |
| 2019年3月 | 776 | 47.2 | 23.1 | 1,542 | — |
| 2020年3月 | 823 | 47.9 | 23.1 | 1,554 | — |
| 2021年3月 | 808 | 47.8 | 23.1 | 1,631 | — |
| 2022年3月 | 746 | 45.6 | 20.4 | 1,768 | — |
| 2023年3月 | 728 | 45.0 | 19.4 | 1,785 | — |
| 2024年3月 | 700 | 44.9 | 19.2 | 1,783 | — |
| 2025年3月 | 733 | 46.2 | 20.8 | 1,812 | 259 |
| 2026年3月 | 755 | 47.1 | 20.1 | 1,834 | 234 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 国内フランスベッド㈱東京都昭島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内フランスベッド ファニチャー㈱佐賀県 三養基郡 上峰町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内フランスベッド販売㈱東京都府中市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エフビー友の会東京都府中市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東京ベッド㈱東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱翼香川県高松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カシダス㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ホームケアサービス山口山口県下関市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は618億円、営業利益は43億円。前期と比べると増収減益で、売上が+2.0%、利益が-8.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 634億円 | 618億円 |
| 営業利益 | 46億円 | 43億円 |
| 純利益 | 31億円 | 27億円 |
| 1株あたり配当 | ¥42 | ¥42 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は150億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.1%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 158 | — | — | 7 |
| 2024年1Q | 140 | 10 | 7.1 | 6 |
| 2024年2Q | 144 | 10 | 6.9 | 6 |
| 2024年3Q | 145 | 11 | 7.6 | 8 |
| 2024年4Q | 163 | — | — | 11 |
| 2025年2Q | 293 | 21 | 7.2 | 13 |
| 2025年4Q | 313 | 26 | 8.3 | 16 |
| 2026年2Q | 293 | 18 | 6.1 | 10 |
| 2026年4Q | 325 | 25 | 7.7 | 17 |
| 2027年1Q | 150 | 10 | 6.7 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は508億円から618億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.0%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| フランスベッド株式会社がフランスベッドメディカルサービス株式会社(現・非連結子会社)を設立 | |||||
| 2013年3月 | 508 | — | 20 | — | 11 |
| 2014年3月 | 549 | — | 28 | — | 14 |
| 2015年3月 | 519 | — | 17 | — | 9 |
| 2016年3月 | 526 | — | 26 | — | 14 |
| 2017年3月 | 521 | — | 23 | — | 19 |
| 2018年3月 | 524 | — | 26 | — | 18 |
| 2019年3月 | 518 | — | 24 | — | 26 |
| 2020年3月 | 524 | — | 24 | — | 15 |
| 2021年3月 | 524 | — | 35 | — | 23 |
| 2022年3月 | 544 | — | 40 | — | 26 |
| 2023年3月 | 586 | — | 45 | — | 27 |
| 2024年3月 | 592 | — | 47 | — | 31 |
| 2025年3月 | 606 | 47 | 47 | 7.8 | 29 |
| 2026年3月 | 618 | 43 | 43 | 7.0 | 27 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高618億円のうち、営業利益として残るのは43億円で7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.3%280億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.7%295億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.0%43億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが63億円、投資CFが−43億円で、差し引きのフリーCFは20億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は124億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 50 | −20 | −14 | 30 | 116 |
| 2014年3月 | 32 | −25 | −22 | 7 | 100 |
| 2015年3月 | 42 | −35 | −10 | 7 | 97 |
| 2016年3月 | 57 | −37 | −23 | 20 | 94 |
| 2017年3月 | 84 | −40 | −1 | 44 | 136 |
| 2018年3月 | 47 | −36 | −15 | 11 | 133 |
| 2019年3月 | 98 | −71 | −19 | 27 | 140 |
| 2020年3月 | 12 | −38 | −7 | −26 | 106 |
| 2021年3月 | 104 | −70 | −19 | 34 | 122 |
| 2022年3月 | 60 | −78 | 3 | −18 | 108 |
| 2023年3月 | 89 | −67 | −27 | 22 | 104 |
| 2024年3月 | 78 | −56 | 6 | 22 | 132 |
| 2025年3月 | 74 | −49 | −25 | 25 | 132 |
| 2026年3月 | 63 | −43 | −29 | 20 | 124 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は677億円。このうち返さなくてよい自己資本が402億円で、自己資本比率は59.3%(業種中央値59.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 610 | 362 | 248 | 59.3 |
| 2014年3月 | 594 | 355 | 239 | 59.8 |
| 2015年3月 | 594 | 373 | 221 | 62.8 |
| 2016年3月 | 597 | 364 | 233 | 61.0 |
| 2017年3月 | 625 | 381 | 244 | 61.0 |
| 2018年3月 | 651 | 409 | 242 | 62.8 |
| 2019年3月 | 633 | 382 | 251 | 60.4 |
| 2020年3月 | 598 | 375 | 223 | 62.7 |
| 2021年3月 | 622 | 374 | 248 | 60.1 |
| 2022年3月 | 643 | 375 | 268 | 58.4 |
| 2023年3月 | 647 | 381 | 266 | 58.9 |
| 2024年3月 | 686 | 382 | 304 | 55.7 |
| 2025年3月 | 709 | 406 | 303 | 57.3 |
| 2026年3月 | 677 | 402 | 276 | 59.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで104社中32位あたり、逆に低いのはROEで104社中58位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,304で、1年前と比べて+5.6%。過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.7倍 |
| PER (会社予想) | 14.2倍 |
| PBR | 1.09倍 |
| 配当利回り | 3.22% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+3.7%上昇、25日線(1243円)を上回るも75日線(1264円)が上値抵抗。52週高値1392円からは乖離。RSI64.2とやや買われ過ぎ。出来高は7/17に28300株と平均的。週足では200日線(1289円)が意識される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり42円で、前期から+2.5%。いまの株価に対する利回りは3.22%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 25 | — | 88.9 |
| 2018年3月 | 25 | 0.0 | 85.3 |
| 2019年3月 | 28 | 12.0 | 96.6 |
| 2020年3月 | 28 | 0.0 | 111.2 |
| 2021年3月 | 28 | 0.0 | 95.8 |
| 2022年3月 | 33 | 17.9 | 99.8 |
| 2023年3月 | 36 | 9.1 | 123.4 |
| 2024年3月 | 39 | 8.3 | 117.2 |
| 2025年3月 | 40 | 2.6 | 119.2 |
| 2026年3月 | 41 | 2.5 | 114.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥42
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ42,918人。区分でいちばん多いのは個人・その他で73.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.3%を占め、残る77.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.3 | 67.3 | 69.8 | 70.1 | 69.0 | 73.4 |
| 事業法人 | 10.4 | 10.4 | 10.7 | 11.0 | 11.9 | 12.3 |
| 金融機関 | 19.3 | 17.4 | 14.0 | 13.6 | 13.7 | 10.0 |
| 自己株式 | 9.5 | 12.0 | 13.0 | 10.1 | 0.5 | 4.0 |
| 外国法人 | 7.3 | 4.0 | 4.2 | 4.3 | 4.2 | 3.7 |
| 証券会社 | 0.7 | 0.8 | 1.4 | 0.9 | 1.1 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 池田 茂 | 15.83 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(うち、投資信託400千株、年金信託2千株、その他1,801千株) | 6.34 |
| 03 | 有限会社しげる不動産 | 6.07 |
| 04 | 渡部 惠美子 | 2.90 |
| 05 | 早崎 静子 | 2.90 |
| 06 | 永井 美代子 | 2.85 |
| 07 | フランスベッド取引先持株会 | 2.16 |
| 08 | 池田 一実 | 1.73 |
| 09 | フランスベッドホールディングス従業員持株会 | 1.42 |
| 10 | 公益財団法人フランスベッド・ホームケア財団 | 1.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-26池田 茂新規の大量保有報告13.51%-2.32pt
- 2026-05-13野村證券株式会社新規の大量保有報告9.16%+0.24pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+217%、1株純資産は14期で+45%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | 829 | 3.1 | 40.0 | 81.0 |
| 2014年3月 | 32 | 829 | 3.9 | 29.9 | 91.2 |
| 2015年3月 | 21 | 871 | 2.5 | 42.4 | 81.6 |
| 2016年3月 | 33 | 892 | 3.8 | 31.0 | 92.0 |
| 2017年3月 | 48 | 948 | 5.2 | 19.4 | 88.9 |
| 2018年3月 | 45 | 1,015 | 4.6 | 21.0 | 85.3 |
| 2019年3月 | 66 | 973 | 6.6 | 13.7 | 96.6 |
| 2020年3月 | 39 | 967 | 4.0 | 23.4 | 111.2 |
| 2021年3月 | 60 | 998 | 6.1 | 16.2 | 95.8 |
| 2022年3月 | 69 | 1,030 | 6.8 | 12.5 | 99.8 |
| 2023年3月 | 75 | 1,058 | 7.1 | 14.1 | 123.4 |
| 2024年3月 | 87 | 1,106 | 8.2 | 14.8 | 117.2 |
| 2025年3月 | 85 | 1,175 | 7.5 | 15.3 | 119.2 |
| 2026年3月 | 82 | 1,203 | 6.8 | 15.8 | 114.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額232百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 池田茂 | 代表取締役会長兼社長 経営全般・監査グループ担当・秘書グループ担当 | 77 | 5,499,000 |
| 池田一実 | 代表取締役副社長 経営企画グループ担当 | 48 | 602,000 |
| 桑田龍弘 | 取締役 経営企画グループ担当 | 68 | 36,000 |
| 長田明彦 | 取締役 経理/総務グループ担当 | 60 | 17,000 |
| 木村昭仁 | 取締役(監査等委員) | 65 | 3,000 |
| 中村秀一 | 取締役(監査等委員) | 78 | — |
| 渡邊敏 | 取締役(監査等委員) | 77 | — |
| 山下視希夫 | 取締役(監査等委員) | 72 | — |
| 大塚則子 | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
| 大山雅昭 | 執行役員 | — | — |
| 米本稔也 | 執行役員 | — | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 118 | 12 | 188 | 38 |
| 社外取締役 | 4 | 33 | — | 33 | 8 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | — | 11 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容931字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,118字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,800字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,182字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第23期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業