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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ミライアル

Miraial Co.,Ltd4238 · Standard · 化学

シリコンウェーハの輸送・保管容器で世界首位。半導体製造に欠かせない樹脂部材と成形機を手がける。

概要

ミライアルは、半導体製造工程で使用されるシリコンウェーハ搬送容器を主力とするプラスチック成形企業である。1968年に高機能樹脂製品メーカーとして創業し、フッ素樹脂の成形技術を核に成長。連結子会社3社を擁し、竪型射出成形機を手がける成形機事業も展開する。2026年1月期の売上高は126億円、従業員数は449名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

売上の9割を占めるプラスチック成形事業

プラスチック成形事業は、シリコンウェーハ出荷容器と工程内容器を中核とする半導体関連製品が主力である。同セグメントの2026年1月期売上高は112億円であり、全社売上の約89%を占める。素材にはフッ素樹脂のFEPやPFAを用い、高い耐薬品性と低パーティクル性を実現。主要販売先は丸紅プラックス、日本サムスン、SUMCOの3社で、これらの売上合計は全社の約41%に達する。子会社の米来迩商貿(上海)有限公司を通じて中国市場への営業活動も行っている。

竪型射出成形機を軸とする成形機事業

成形機事業は、2006年に子会社化した株式会社山城精機製作所が担う。主製品は竪型射出成形機と金型および関連製品であり、自動車部品や電機部品の成形工程に使用される。同事業の2026年1月期売上高は15.6億円で全社の約12%を占める。竪型機は省スペースとインサート成形のしやすさが特徴で、自動車業界のEV/HEVシフトに伴う需要拡大が期待される一方、足元の受注は弱含みである。金型は安定した需要がある。

アジア偏重の輸出と国内3工場の体制

同社の販売実績のうち輸出比率は約49%であり、その87.9%をアジア地域が占める。アメリカ向けは8.1%、欧州向けは3.9%である。国内の生産拠点は熊本県菊池市の富の原工場と住吉工場、宮城県の子会社ミライアル東北の3カ所。富の原工場は1984年開設で、工程内容器の量産拠点。住吉工場は300mmウェーハ出荷容器専用工場として2001年に建設され、2023年には成形棟を増設した。埼玉工場は2003年に閉鎖され、米国子会社は2006年に清算済みである。

業界の中での役割は半導体材料メーカー向けの精密樹脂部品サプライヤー、および成形機メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
126億円
営業利益
5億円
営業利益率
4.0%
純利益
6億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
プラスチック成形事業111億円88.1%11億円9.9%
成形機事業15億円11.9%2億円13.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体関連主力

シリコンウェーハの輸送・保管・工程内搬送に用いる樹脂製容器や部品を製造・販売している。ウェーハの品質を保つための高い清浄性と寸法精度が求められる分野で、業界標準的な存在。

世界トップクラスのシェア

主な製品・サービス2
シリコンウェーハ出荷容器世界シェア首位
シリコンウェーハを外部衝撃や汚染から守りつつ出荷・輸送するための樹脂製容器。ウェーハの収納効率と気密性を両立している。
シリコンウェーハ工程内容器
半導体製造工程内でウェーハを保持・搬送するための容器。工程間の移動時のパーティクル付着を防ぎ、ウェーハの品質維持に寄与する。

02その他(フルイドシステム・金型)準主力

プラスチック成形技術を活かし、フルイドシステム(流体関連機器)や金型などのその他関連製品を製造・販売している。多様な産業向けに部品を供給。

主な製品・サービス2
フルイドシステム
液体や気体を制御・移送するためのプラスチック製システム部品。化学薬品や純水の供給ラインなどに使用される。
金型
プラスチック成形用の金型。顧客の要求に応じた精密な成形を可能にし、当社製品の基盤技術でもある。

03成形機準主力

連結子会社の株式会社山城精機製作所が、竪型射出成形機とその関連製品(金型等)を製造・販売している。プラスチック成形事業で培ったノウハウを活かし、特に中型・小型の成形需要に向けた機械を提供。

主な製品・サービス2
竪型射出成形機
型締め方向が垂直の射出成形機。省スペースで自動化に適し、インサート成形などの精密部品の製造に用いられる。
金型及び関連製品
竪型射出成形機用の金型や周辺機器。顧客の成形品の品質向上を支援する。

製品と技術

半導体向けシリコンウェーハ搬送容器

主力製品は300mmシリコンウェーハ出荷容器「FOSB」と、工程内で使用されるフッ素樹脂製のキャリアやケースである。FOSBは1999年に発売され、半導体工場内でウェーハを清浄に保ちながら搬送するために設計されている。素材にはフッ素樹脂のFEPやPFAを用い、耐薬品性と低発じん性が要求される。半導体の微細化が進むにつれて容器内部のパーティクル管理が重要になり、同社は顧客要求の高度化に対応した品質改善を継続している。これらの容器はSUMCOやサムスンなどの大口ウェーハメーカーに出荷されている。

高機能樹脂製品と金型の技術

半導体関連以外にも、高機能樹脂製品としてフルイドシステム部品や各種産業用部品を製造する。これらは同社のコア技術である精密成形とフッ素樹脂加工を応用したもので、OA機器から化学装置まで幅広い分野に供給される。子会社のミライアル東北がこの分野の生産を担う。また成形機事業の子会社である山城精機製作所は、金型および関連製品を製造。自社ブランドの竪型射出成形機に組み込むほか、外部顧客にも販売している。金型は顧客の仕様に合わせた設計・製作が強みで、自動車部品やコネクタ用途の需要がある。

竪型射出成形機の製品ライン

山城精機製作所が製造する竪型射出成形機は、省設置面積とインサート成形への適合性を特徴とする。自動車部品、電機部品、コネクタなどの生産に用いられ、特にEV/HEV関連部品の需要増が中期的な追い風とみられる。同社は長年培った竪型機の強みを活かした特殊機を拡販することで、安定的な利益確保を目指している。2026年1月期の成形機事業売上高は15.6億円だが、自動車業界の設備投資軟化の影響で受注は前年比31.4%減となった。一方、既存顧客の掘り起こしや新規開拓を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位シリコンウェーハ出荷容器世界シェア約7割半導体関連
  • 半導体関連世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

半導体用精密容器で国内首位、内需依存

半導体製造工程で使用される石英ガラスやシリコンウェハの輸送・保管容器を手掛け、国内で高いシェアを誇る。競合のクラレや東洋紡は化学素材全般で事業を展開しており、ミライアルは半導体向け容器に特化。売上高は130億円超で堅調だが、2026年1月期は減収減益見込み。半導体市況の変動に業績が左右されやすく、海外展開が限定的なため、国内市場への依存度が高い。

強み

  • 石英・シリコン容器で高いシェアを確保し、業界内で明確なポジションを確立。
  • 石英や各種材料の精密加工技術に強みを持ち、品質で他社を差別化。
  • 2025年1月期は売上高営業利益率10%と、業界平均並みの収益性を維持。
  • 半導体メーカーとの強固な取引基盤を持ち、安定的な受注が見込める。

課題

  • 売上の大半が国内向けで、海外市場への展開が今後の成長課題。
  • 半導体サイクルの影響を大きく受け、2026年1月期は減収減益見通し。
  • クラレなど大手化学メーカーの参入可能性に備え、技術優位性の維持が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がミライアル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17871フクビ化学工業211億円12.0倍
24231タイガースポリマー211億円8.8倍
34008住友精化210億円12.8倍
44994大成ラミックグループ203億円11.5倍
54998フマキラー198億円16.4倍
64238ミライアル190億円27.9倍
72930北の達人コーポレーション182億円25.9倍
87927ムトー精工175億円7.9倍
94409東邦化学工業167億円10.7倍
104022ラサ工業158億円17.8倍
114125三和油化工業157億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

フッ素樹脂容器の製品化から熊本進出まで(1968〜1984年)

1968年7月、東京都豊島区に株式会社柿崎製作所として設立。翌1969年1月にはフッ素樹脂FEPによるシリコンウェーハ工程内容器の製品化に成功し、埼玉工場を建設。1973年6月にはPFAの開発により本格量産を開始した。半導体業界の成長に伴い需要が拡大し、1981年10月にはシリコンウェーハ工程内容器の製造専用工場を埼玉工場に増設。さらに1984年4月には量産化のため熊本県菊池郡に熊本工場(現・富の原工場)を建設し、熊本事業所を開設した。

OA機器部品への多角化と300mm容器の開発(1989〜2001年)

1989年3月、熊本工場に第二工場を増設し、OA機器部品の量産を開始。同工場は1991年3月に第三工場も増設した。1996年2月には熊本事業所でISO9002(現ISO9001)認証を取得。1999年10月、300mmシリコンウェーハ出荷容器「FOSB」を発売。2001年1月にはその製造専用工場として住吉工場を建設した。2003年8月にはミライアル株式会社へ商号変更し、同年12月には埼玉工場を閉鎖して生産を熊本に集約。2004年1月にはISO14001認証を取得した。

株式上場とM&Aによるグループ拡大(2005〜2012年)

2005年7月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2006年12月、竪型射出成形機メーカーの株式会社山城精機製作所を子会社化。2007年5月には住吉工場に第三工場を増設。2010年4月、ジャスダックが大阪証券取引所と合併したことに伴い大証JASDAQに上場。2011年3月には山城精機を完全子会社化。2012年1月、東京証券取引所市場第二部に上場し、同時に大証JASDAQを上場廃止。さらに同月、東証第一部に上場。同時に株式会社宮本樹脂工業を完全子会社化し、後日ミライアル東北に商号変更した。また不動産賃貸事業を開始したが、2018年に撤退している。

中国拠点開設と生産能力増強(2018〜2023年)

2018年5月、中国に米来迩商貿(上海)有限公司を設立。関西営業所を大阪府茨木市へ移転し、販売体制を強化した。同年、東京都港区の不動産を譲渡し不動産賃貸事業から撤退。指名報酬委員会を設置しガバナンスを強化。2021年には子会社ミライアル東北の商号変更を実施。2023年10月、住吉工場に成形棟を増設し、生産能力を拡大。また従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブ制度を導入した。2022年の東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場へ移行している。

年表30件を開く

1960年代

  • 1968年7月創業高機能樹脂製品の製造及び販売を目的として株式会社柿崎製作所を東京都豊島区池袋に設立
  • 1969年1月フッ素樹脂FEPによるシリコンウェーハ工程内容器の製品化に成功し、埼玉工場を建設

1970年代

  • 1973年6月フッ素樹脂PFAの開発により、シリコンウェーハ工程内容器の本格量産に入る

1980年代

  • 1981年10月シリコンウェーハ工程内容器の製造専用工場を埼玉工場に増設
  • 1982年1月本社を東京都豊島区西池袋に移転
  • 1984年4月シリコンウェーハ工程内容器の製造量産化のため、熊本県菊池郡泗水町(現、熊本県菊池市)に熊本工場(現、富の原工場)を建設、熊本事業所開設
  • 1989年3月熊本工場(現、富の原工場)に第二工場を増設し、OA機器部品量産開始

1990年代

  • 1991年3月熊本工場(現、富の原工場)に第三工場を増設
  • 1994年4月販売体制強化のため、宮城県仙台市に東北営業所、東京都豊島区の本社内に東京営業所、大阪府茨木市に関西営業所、熊本県菊池郡泗水町(現、熊本県菊池市)の富の原工場内に九州営業所を開設
  • 1996年2月熊本事業所において「ISO9002」(現、「ISO9001」)の認証を取得
  • 1996年5月米国における半導体情報収集を目的とし、100%出資の子会社、Kakizaki America Inc. (ロサンゼルス)設立
  • 1999年10月300㎜シリコンウェーハ出荷容器「FOSB」の発売開始

2000年代

  • 2001年1月300㎜シリコンウェーハ出荷容器の製造専用工場として、熊本県菊池郡泗水町(現、熊本県菊池市)に住吉工場建設
  • 2003年8月商号変更ミライアル株式会社へ商号変更
  • 2003年10月生産能力を拡大のため、300㎜シリコンウェーハ出荷容器の製造専用工場である住吉工場に第二工場増設
  • 2003年12月埼玉工場を閉鎖
  • 2004年1月熊本事業所において「ISO14001」の認証を取得
  • 2004年6月100%子会社 Kakizaki America Inc.の営業活動を停止
  • 2005年7月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年1月100%子会社 Kakizaki America Inc.を会社清算
  • 2006年12月M&A株式会社山城精機製作所を子会社化
  • 2007年5月300mmシリコンウェーハ出荷容器の生産能力拡大のため、住吉工場に第三工場増設
  • 2007年7月九州営業所を住吉工場内へ移転

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所が、大阪証券取引所と合併したことに伴い、当社株式は、大阪証券取引所の市場(所属JASDAQ)に上場される
  • 2011年3月M&A株式会社山城精機製作所を100%子会社化
  • 2011年11月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2012年1月上場大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)を上場廃止
  • 2012年1月上場本社を東京都豊島区東池袋に移転 株式会社宮本樹脂工業を100%子会社化 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 販売体制強化のため、滋賀県大津市に関西営業所を再開 東京都港区に不動産取得、不動産賃貸等事業開始 住吉第一工場を改造し、高機能樹脂製品ラインを拡大
  • 2018年5月創業関西営業所を大阪府茨木市へ移転 中国に米来迩商貿(上海)有限公司を設立 東京都港区の不動産を譲渡、不動産賃貸等事業から撤退 指名報酬委員会の設置 株式会社宮本樹脂工業を株式会社ミライアル東北に商号変更 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場へ移行

2020年代

  • 2023年10月生産能力拡大のため、住吉工場に成形棟を増設 従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブ制度を導入

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度(2029年1月期)まで239億円
  • 営業利益2028年度(2029年1月期)まで47億円
  • 営業利益率2028年度(2029年1月期)まで20.0%
  • ROE2028年度(2029年1月期)まで11.1%
  • 総還元性向またはDOE2028年度(2029年1月期)まで総還元性向30%またはDOE2%のいずれか高い方を下限とした安定配当

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    シリコンウェーハ容器の深耕と高機能樹脂・成形機への資源投入

    主力のシリコンウェーハ搬送容器事業を深耕しつつ、成長市場での事業拡大が見込める高機能樹脂製品や成形機事業に経営資源を振り向け、事業ライフサイクルに左右されない持続的成長を図る。

  2. 02

    収益力向上とM&A・資本政策の両輪でROEとPER向上

    収益力向上による事業成長やM&Aと、資本市場の要請に沿った資本政策・財務戦略を両輪で推進し、ROEとPERの向上を促進する。有利子負債活用、積極的な配当や自己株式取得等により株主還元を強化し、PBR1倍を恒常的に達成する。

  3. 03

    半導体微細化に対応した品質改善と増産体制の構築

    半導体の微細化進展に伴う顧客要求の高度化に対応し、シリコンウェーハ容器の更なる品質改善に取り組む。増産体制の構築、生産設備導入、人材確保・育成による生産体制強化を継続し、競争力を高める。

  4. 04

    コア技術の他分野応用による新分野開拓・新事業創出

    半導体業界以外へのアプローチとして、当社コア技術の他分野への応用展開による新分野開拓・新事業創出に取り組み、より強固な収益基盤を構築する。

  5. 05

    竪型成形機の強みを活かした特殊機拡販とサービス充実

    長年培ってきた竪型成形機の強みを活かした特殊機の拡販により安定的な利益を確保し、グループ一丸で技術的・営業的連携を強化。サービスの一層の充実と過去顧客掘り起こし、新規顧客開拓を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で449人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は540万円で、9期前と比べて+5.9%平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月448
2018年1月428
2019年1月427
2020年1月51036.214.0424
2021年1月52936.915.0417
2022年1月57037.816.0419
2023年1月60838.316.0423
2024年1月55939.116.1430
2025年1月56239.516.8450311
2026年1月54039.716.9449111

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
熊本事業所住吉工場・九州営業所 — 熊本県菊池市116億円
プラスチック 成形事業
東北事業所2,300百万円
プラスチック 成形事業
熊本事業所富の原工場 — 熊本県菊池市350百万円
プラスチック 成形事業
テックベース・西日本営業所 — 山口県美祢市248百万円
成形機事業
萩工場 — 山口県萩市221百万円
成形機事業
その他84百万円
プラスチック 成形事業
本社工場 — 福島県福島市50百万円
プラスチック 成形事業
本社・東京営業所 — 東京都豊島区4百万円
プラスチック 成形事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は126億円営業利益5億円前期と比べると減収減益で、売上が-10.0%、利益が-64.3%。

売上高
-10.0%
126億円
営業利益
-64.3%
5億円
純利益
-45.5%
6億円
営業利益率
4.0%
前期比 -6.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は63億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−8.7%、営業利益は−66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q373
2024年1Q42716.75
2024年2Q34514.73
2024年3Q2727.42
2024年4Q300
2025年1Q3538.62
2025年2Q36513.94
2025年4Q6968.75
2026年2Q6334.83
2026年4Q6323.23

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は116億円から126億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は4.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月1162314
2014年1月8474
2015年1月94138
2016年1月8183
2017年1月7070
関西営業所を大阪府茨木市へ移転 中国に米来迩商貿(上海)有限公司を設立 東京都港区の不動産を譲渡、不動産賃貸等事業から撤退 指名報酬委員会の設置 株式会社宮本樹脂工業を株式会社ミライアル東北に商号変更 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場へ移行
2018年1月851411
2019年1月1001613
2020年1月96149
2021年1月971010
2022年1月1172014
2023年1月1432516
2024年1月1331610
2025年1月140141510.011
2026年1月126564.06

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高126億円のうち、営業利益として残るのは5億円4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.0%102億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%18億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.8%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.3pt
4.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.2pt
2.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが11億円、投資CFが−26億円で、差し引きのフリーCFは−15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は47億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月16−9−7754
2014年1月312−261543
2015年1月210−42160
2016年1月514−21977
2017年1月3−1012−783
2018年1月102−21293
2019年1月10−8−4291
2020年1月14−17−4−383
2021年1月1329−1442112
2022年1月21−4−417125
2023年1月26−31−5−5115
2024年1月3−46−5−4368
2025年1月33−32−4165
2026年1月11−26−3−1547

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は268億円。このうち返さなくてよい自己資本が230億円で、自己資本比率は85.7%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月2051713483.4
2014年1月1761512585.9
2015年1月1891543581.9
2016年1月1801552586.3
2017年1月2011554677.3
2018年1月2151684778.0
2019年1月2261784878.8
2020年1月2211833882.5
2021年1月2271903783.9
2022年1月2452004581.8
2023年1月2662125479.6
2024年1月2652184782.1
2025年1月2852256078.9
2026年1月2682303885.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
220億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
9億円
在庫として抱えている分
負債合計
38億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中192位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.7%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.0%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.7%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-10.0%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,875で、1年前と比べて+78.0%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥1,875-1.4%1ヶ月+17.0%1年+78.0%時価総額190億円
過去52週の値幅
安値¥1,074高値¥2,093

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.9倍
PBR0.74倍
配当利回り2.67%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月19日に前日比-7.74%の1645円まで下落したが、1カ月ではプラス1.92%と底堅い。7月17日に1602円まで調整した後、8月5日には1682円まで回復し、8月18日には1783円まで上昇していた。25日移動平均線1660円をわずかに下回る水準で、75日線1623円は上回っている。52週高値2093円からは約21%下落する一方、52週安値1074円からは約53%上昇。RSIは65とやや過熱感があるが、8月19日の調整でやや和らいだ。出来高は直近2日間で平均約5万株と低調で、方向感が出にくい。ただし、1年で55%上昇しており、中期的なトレンドは継続中とみられる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 55/100)

PERは23.3倍で業界平均の18.0倍を上回るが、PBRは0.62倍と平均の1.40倍を大きく下回り、解散価値に対して割安。配当利回りは3.2%と平均の2.76%を上回り、株主還元は良好。しかしROEは2.7%と低く、収益性は低い。今期は売上高・利益の減少が見込まれ、業績悪化が懸念される。PBRの割安さと配当の安定性が評価される一方で、収益力の低さが課題となる。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.9倍17.8倍
PBR0.74倍1.41倍
ROE2.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市場の動向に業績が左右される。強気派は、半導体製造装置の需要拡大や技術力による高付加価値化を期待し、弱気派は、業績の低迷や市況悪化によるリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要の回復

    2025年1月期は増収増益(売上140億円、営業利益率10%)で回復傾向。

  • 技術力による競争力

    精密加工技術が高く、半導体製造装置向けの需要に強みを発揮。

  • 株主還元

    配当利回りが3.2%と高く、安定配当を継続している。

  • 営業黒字を維持、5億円確保2026年1月期影響

    営業利益5億円と減益ながら黒字を維持し、赤字転落を回避

  • 配当利回り3.2%を確保継続影響

    配当利回り3.2%と安定した株主還元

  • PBR0.62倍と純資産対比割安不定影響

    PBR0.62倍は1倍を大きく下回り、資産価値に比し割安

  • 株価は1年で50.5%上昇継続影響

    株価が前年比50%超上昇し、業績回復への期待が先行

マイナスに働く材料7
  • 業績の悪化懸念

    2026年1月期は売上126億円(前年比-10%)、営業利益率3.97%と大幅減益予想。

  • 市況依存度の高さ

    半導体市況の変動が業績に直結し、回復が遅れるリスクがある。

  • 資本効率の低さ

    ROEが2.7%と低く、資本を効率的に活用できていない可能性。

  • 売上高が14億円減収2026年1月期影響

    売上高は140億→126億円に減少、需要減退の影響

  • 営業利益が64%減益2026年1月期影響

    営業利益は14億→5億円に激減、収益性が大きく悪化

  • ROE2.7%と資本効率低い継続影響

    ROE3%未満で利益創出力が弱く、株主資本の効率的活用に課題

  • 時価総額158億円の小型株継続影響

    時価総額が200億円未満で機関投資家の投資候補から外れやすい

次の決算で確かめる点
半導体関連売上高
主要市場の需要動向を測る重要な指標。
受注残高
将来の売上を予測するため、受注状況の確認が必要。
営業利益率
利益率の改善が持続するか、収益性の変化を監視するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.67%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
2.67%
いまの株価に対して
配当性向
90.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月10127.1
2018年1月30200.032.4
2019年1月300.026.7
2020年1月300.036.2
2021年1月300.026.0
2022年1月4550.031.2
2023年1月5522.233.0
2024年1月40−27.337.1
2025年1月400.030.3
2026年1月5025.090.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ4,041人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.0%を占め、残る62.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他35.135.145.547.643.746.0
事業法人23.423.823.624.625.630.0
外国法人17.819.49.911.316.712.3
自己株式11.111.011.010.910.710.7
金融機関21.018.116.513.69.78.0
証券会社2.63.54.42.74.33.7
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ワイエム管財20.16
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.80
03MM Investments株式会社4.43
04MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)4.28
05河合 保明3.16
06FP成長支援A号投資事業有限責任組合2.96
07榊原 潤1.75
08MAGNOLIA PRIVATE OFFICE SA AS TRUSTEE OF THE NOGU TRUST (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.53
09岩崎 泰次1.40
10上田八木短資株式会社1.37

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−53%、1株純資産は14期で+50%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月1411,6938.612.654.1
2014年1月461,6832.833.2111.8
2015年1月861,7185.017.720.0
2016年1月291,7231.732.5147.6
2017年1月51,7270.3177.2127.1
2018年1月1211,8646.718.632.4
2019年1月1401,9827.38.226.7
2020年1月1022,0315.112.536.2
2021年1月1122,1145.49.826.0
2022年1月1552,2257.29.831.2
2023年1月1742,3487.68.833.0
2024年1月1142,4184.813.137.1
2025年1月1172,4904.810.630.3
2026年1月672,5442.719.090.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
兵部匡俊代表取締役社長 社長執行役員5294,300
加藤孝政取締役 執行役員663,400
後藤愛取締役53
木部永二取締役 監査等委員692,000
松永夏也取締役 監査等委員64
渡邊寛取締役 監査等委員52
羽山哲生取締役 執行役員 CFO55
野間幹晴取締役51

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3127577726
監査等委員3421258
社外取締役313134

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容551字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社・非連結子会社1社により構成されており、プラスチック成形に関する事業を中心に展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と連結子会社3社の当該事業に係る位置付けは、以下のとおりであります。 なお、次の2事業分野は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げる事業の種類別セグメント情報の区分と同一であります。 (1) プラスチック成形事業 主要な製品は、シリコンウェーハ出荷容器及びシリコンウェーハ工程内容器等の半導体関連製品、フルイドシステム、金型等のその他関連製品であります。 半導体関連製品………当社が製造・販売しております。 米来迩商貿(上海)有限公司は営業活動を行っております。 その他関連製品………当社、株式会社ミライアル東北(連結子会社)が製造・販売しております。 (2) 成形機事業 主要な製品は、竪型射出成形機、金型及び関連製品であります。 竪型射出成形機………株式会社山城精機製作所(連結子会社)が製造・販売しております。 金型及び関連製品……株式会社山城精機製作所(連結子会社)が製造・販売しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,187字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営方針 当社グループは、「私たちは事業活動を通じて 人と自然を大切にし あらゆる人々に愛され 社会の発展に貢献します 先端技術をもって開発を推進し 世界の人々に喜ばれる価値を創造します」を経営理念としています。この理念に基づき、新製品開発を通じて常に技術革新を図り、様々な先端産業の発展に貢献し続けると共に、人と地球の豊かな未来のための価値を創造していく企業を目指し、今後も努力していきます。 また、当社グループは、最先端のニッチな成長市場への事業展開を推進し、事業ライフサイクルに左右されない持続的な成長を図ることを経営目標としています。これまでに培ってきた技術力を活かし、高付加価値で高品質な製品を生産し事業の拡大に繋げ、企業価値の向上・持続的な成長に取り組んでいきます。 (2)目標とする経営指標 中期成長戦略2028に基づき、現在の主力であるシリコンウェーハ搬送容器事業を深耕しつつ、成長市場での事業拡大が見込める高機能樹脂製品、成形機の事業に経営資源を振り向けていきます。 当連結会計年度から企業価値向上に向けた新たな取り組みとして、更なる収益力向上による事業成長やM&A、および資本市場からの要請に沿った資本政策・財務戦略の両輪を通じて、ROEとPER向上を促進します。また有利子負債を活用するとともに、積極的な配当や自己株式取得等、新たに株主還元を強化し、資本コスト逓減による最適な資本構成も実現します。これにより、PBR1倍を恒常的に達成し、中長期的な企業価値の最大化を目指します。 中期成長戦略2028の最終年度の2028年度(2029年1月期)に、売上高239億円、ROE11.1%を目指します。 当連結会計年度から、新たに配当性向の指標を「総還元性向またはDOE」に見直し、株主還元を強化します。 2029年1月期計画 ①売上高  239億円 ②営業利益 47億円 ③営業利益率 20.0% ④ROE  11.1% ⑤総還元性向30%またはDOE2%のいずれか高い方を下限とした安定配当 (3)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、米中関係の先行き不透明感や地政学的リスクの高まりに加え、中東情勢の長期化に伴う原油価格の動向、それに起因するエネルギーコストの上昇および原材料価格の高騰などにより、依然として先行きの不透明な状況が続いています。 プラスチック成形事業については、当社の事業ドメインである半導体業界の需要回復が足元ではまだら模様の状況にありますが、中期的にはAI等の新技術の需要増加等により市場の拡大を見込んでいます。 成形機事業については、関連する自動車業界、電機業界の設備投資の需要回復は足元では弱含みの状況にありますが、中長期的にはEV/HEV市場の拡大等の影響により需要の拡大を見込んでいます。 (4)経営戦略及び対処すべき課題 今後の経営環境としましては、原材料等の価格高止まり、中国経済の減速、地政学的問題の長期化の影響により、国内外の景気回復については依然として不透明な状況が継続すると思われます。 プラスチック成形事業については、当社の主要販売先である半導体シリコンウエーハ業界は、在庫調整は底打ちしたものの、短期的には全体として緩やかな需要回復基調が継続するものと見込まれます。米中関係や地政学的リスクが半導体市場に与える影響も懸念されますが、さまざまな産業のデジタル化の進展、AI等の新技術による需要増加等により、中期的には市場の拡大が見込まれます。シリコンウエーハ容器については、半導体の微細化の進展による顧客要求の高度化等の課題に対処し、更なる品質の改善に取り組んでいきます。また、増産体制の構築及び効率的な生産のための生産設備の導入や人材の確保・育成による生産体制の強化を継続的に取り組み、競争力を高めてまいります。半導体業界以外へのアプローチとしては、当社コア技術の他分野への応用展開による新分野開拓・新事業創出等に取り組み、引き続き、より強固な収益基盤の構築に努めていきます。 成形機事業については、関連する自動車業界、電機業界の設備投資の需要回復は足元では弱含みの状況にありますが、中長期的にはEV/HEV市場の拡大等の影響により設備投資需要の増加が見込まれまる一方で、購入部材高止まりの長期化や、人材の確保が難航した場合に当事業の業績に影響を与える可能性があります。当事業においては、長年培ってきた竪型成形機の強みを活かした特殊機の拡販により、安定的な利益を確保し、グループ一丸となって技術的・営業的連携の強化にも引き続き取り組んでいきます。また、サービスの一層の充実を図ると同時に、過去顧客の掘り起こしや、新規顧客開拓活動を推進していきます。 「中期成長戦略 2028」で掲げたミッション「ずっと、必要とされ続ける」企業グループとして、自らを革新し、独自性ある開発に挑み続け、将来を見据えた成長戦略を確実に実行していきます。また、サステナブル経営、より強固なガバナンス、株主還元強化の視点を踏まえ、企業価値の持続的な向上を目指していきます。
事業等のリスク3,914字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。また、必ずしも事業上のリスクには該当しない事項についても、投資判断上あるいは当社の事業活動を理解していただく上で重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しています。 なお、将来に関する部分の記載は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)業績の変動要因について ①景気変動について 当社グループのプラスチック成形事業及び成形機事業の業績は、販売先の業績、設備投資動向及び資材等の市場価格や供給状況に大きく影響を受ける傾向があります。当社グループとしては、地道な原価低減活動や調達先の見直し等を継続するとともに、自動化・省人化などの生産技術を積極的に展開し、AIなどの最新技術を取り入れながら、市場の変化に柔軟かつ効率的に対応できる生産体制の構築を目指しています。 ②シリコンウェーハの生産動向 当社グループの主力製品であるシリコンウェーハ出荷容器は、シリコンウェーハメーカーからデバイスメーカーへシリコンウェーハを出荷する際に使用するための容器であり、その需要は、シリコンウェーハの生産動向に影響を受ける可能性があります。中でも、主力製品である300mmシリコンウェーハ出荷容器「FOSB」については、当社グループの売上高に対する比率が高いことから、特に300mmシリコンウェーハの生産量及び出荷量の変動が当社グループの売上高に影響を及ぼすと考えられます。また、デバイスメーカーにおけるリユース回数の増加が当社容器の需要に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、高性能樹脂製品のライン拡大等、コア技術を活用した他分野への展開にも努めています。 ③原材料の市況変動等について 当社グループ製品の多くは、石油化学製品を原材料としておりますが、原油価格及び原料の製造や輸送等にかかる費用の変動により原料価格が影響を受ける恐れがあるため、原油市場の動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、原材料のうち一部は特定の原料メーカーにおける特注グレードのものを使用しております。当該グレードの供給体制に問題が生じた場合は、代替グレードが確保できない、代替グレードへの変更に時間がかかる等の可能性があります。当社としては、代替グレード、他メーカー品の評価を進め、一定期間分の在庫を確保する等の対策を講じておりますが、同事象が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④競合について 現在のシリコンウェーハ市場は、半導体市場の成長に伴い引き続き拡大が予測されています。そして、当社グループの主力製品である300mmシリコンウェーハ出荷容器「FOSB」の市場においては、当社グループは一定のシェアを確保していますが、市場拡大に伴う新規参入の増加や、同業他社との競争の熾烈化が懸念されます。 かかる環境下、当社グループとしては、シェアの確保・拡大のため、他社との差別化を図るための製品機能の向上、価格競争力維持を目的とした生産技術の開発及び生産プロセスの効率化を推進しています。しかし、半導体業界の技術進歩は日進月歩であり、競争が激化するマーケットの中で、当社グループの生産技術開発・生産プロセスの効率化の成否によっては、当社グループ製品の優位性の低下をもたらし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤特定販売先への依存度が高いことについて 当社グループの主要製品であるシリコンウェーハ出荷容器は、シリコンウェーハメーカーに出荷されています。顧客各社とは、基本取引契約書を締結していますが、納入数量、価格等に関する長期納入契約等は締結していません。当社グループは、毎年継続的に製品を各社に販売しており、取引関係は取引開始以来安定しています。当社グループとしては、製品機能の向上を通じて、引き続き、各社との安定取引の継続を図ると共に、広く顧客層の拡大を進めていますが、主要販売先の購買方針によって当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 ⑥特定仕入先への依存度が高いことについて 当社グループの主要仕入先である原料メーカーより、当社製品の原料の多くを仕入れています。同社とは基本取引契約書を締結していますが、長期納入契約は締結していません。同社との取引関係は取引開始以来安定していますが、主要仕入先の販売方針、供給体制に問題が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)その他のリスクについて ①知的財産権等について 当社グループの事業分野に関する知的財産権については、特許権、意匠権、商標権を取得しています。当該知的財産権に基づく具体的な製品化ノウハウについては当社グループ内に蓄積しているため、知的財産権が侵害されることにより当社グループの業績が重大な影響を受けることは想定されませんが、類似製品が市場に参入してきた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループは、第三者の特許等を侵害することによる紛争を避けるべく、平素から他社の知的財産権の監視に努めています。しかしながら当社グループの認識の範囲外で、第三者の知的財産権を侵害した場合、当該第三者から権利行使を受け、これが当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②品質不良等の発生によるリスク 当社グループは、ISO9001品質マネジメントシステムを採用することで、品質保証と継続的改善体制の確立・運用を推進し、不良発生と流出の防止に努めていますが、現実的にはクレーム発生の可能性を皆無にすることは困難です。また、製造物責任賠償に関しては、PL保険に加入済みですが、大規模なクレームや製造物責任につながる事態が発生した場合には、これらのクレームに対する補償、対策に伴うコストが発生し、当社グループの業績及びブランドの評価に影響を与える可能性があります。 ③人材の確保について 当社グループは、未だ成長の途上であり、高付加価値の製品開発を推進し、事業を拡大していくには人材の確保が不可欠です。かかる認識の下、当社グループでは、製造・技術に精通した人材、営業開拓力に優れた人材等を採用・育成していく方針ですが、適切な時期にこのような人材を採用ないしは育成できなかった場合には、当社グループの業績及び業務運営に支障が生じる可能性があります。 また、わが国では少子高齢化の影響により、労働人口が減少しています。当社グループでは、生産の自動化による省人化や多様な雇用形態・採用手法による人員確保に努めていますが、生産維持・拡大に必要な人員を確保できなかった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ④研究開発について 当社グループでは、既存事業の充実や新規事業のための研究開発費が先行して発生します。適切に検討・承認手続きを取りリスクの回避を進めていますが、研究開発費用を投入したにもかかわらず、その事業が軌道に乗らなかった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤設備投資について 当社グループにおいては、新製品開発、生産能力拡大や製品の競争力維持のため、設備投資を行っています。設備投資にあたり、適切に検討・承認手続きを取りリスクの回避を進めていますが、設備投資に対して製品需要が想定を大きく下回った場合、過剰な減価償却費負担、設備除却及び減損により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥自然災害について 当社グループでは、一部の製品を専用工場で集中生産をしています。このため、地震等の自然災害が発生した場合、当該製品の生産に影響が出る可能性があります。当社グループでは、このような事態に対応するため、同じ生産ラインを複数の工場棟に独立配置する等の対策を講じておりますが、大規模な自然災害が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、新たなウイルス等の感染症拡大により、当社グループの生産体制、物流体制、営業活動等の事業活動の継続に支障が生じた場合には、当社グループの業績に影響をおよぼす可能性があります。なお、当社グループでは、衛生管理や対策マニュアル等の徹底により、感染症拡大予防の対策を強化しています。 ⑦地政学的リスクについて 当社グループでは、世界各地における政治・社会情勢の不安定化や外交関係の緊張、紛争等に起因する地政学的リスクが継続的に存在していると認識しています。具体的には、米中対立の激化による輸出入制限や関税の引き上げ、ロシア・ウクライナ情勢や中東地域における紛争、台湾海峡を巡る緊張の高まりなどが挙げられます。これらの事象が発生または長期化した場合、原材料やエネルギー価格の高騰、サプライチェーンの分断、物流の混乱、送金停止等が生じ、事業活動に支障をきたす可能性があります。 こうした事態に対応するため、国際情勢の継続的なモニタリング、事業継続計画(BCP)の整備・強化、サプライチェーンの強靭化などの対策を講じておりますが、予測困難な大規模な地政学的変動が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,723字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社は、新たなステージでの長期ビジョンを実現する第3創業期に向けた土台作りの5年として、2028年度をターゲットとする5カ年の中期成長戦略2028を一昨年策定しました。半導体市場の成長と市場シェア拡大を見据え、安定供給できる体制を構築するため、生産能力増強や自動化等による効率化のための投資を進めています。 このような経営環境の中、プラスチック成形事業は、ウエーハ在庫調整が底打ちしたとみられるものの、需要の回復はまだらであり、全体として回復は緩やかなものとなりました。成形機事業は、自動車業界の需要の失速等の影響を受け、受注状況が軟調に推移している一方で、部品に関しては安定供給される状況が維持されました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。 イ 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,693百万円減少し、26,829百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,186百万円減少し、3,839百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて493百万円増加し、22,989百万円となりました。 ロ 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は12,572百万円(前期比10.2%減)、営業利益は511百万円(前期 比64.3%減)、経常利益は590百万円(前期比61.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は606百万円(前期比42.7%減)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりです。 (プラスチック成形事業) 当連結会計年度の売上高は11,255百万円(前期比8.6%減)、営業利益は1,068百万円(前期比41.9%減)となりました。 (成形機事業) 当連結会計年度の売上高は1,561百万円(前期比17.6%減)、営業利益は173百万円(前期比36.7%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,771百 万円減少し、4,703百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,074百万円(前年度は3,336百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益835百万円の計上、減価償却費1,434百万円の計上、仕入債務1,011百万円の減少、棚卸資産120百万円の増加等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,559百万円(前年度は△3,239百万円)となりました。これは有形及び無形固定資産の取得による支出2,554百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、△288百万円(前年度は△386百万円)となりました。これは配当金の支払額271百万円等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) プラスチック成形事業   11,028,153   △8.6 成形機事業   1,543,777   △6.7 合計   12,571,931   △8.4 (注)金額は販売価格によっています。 (b)受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) プラスチック成形事業   12,043,371   0.9   3,733,007   35.2 成形機事業   1,181,040   △31.4   923,625   △25.7 合計   13,224,411   △3.1   4,656,632   16.3 (注)金額は販売価格によっています。 (c)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) プラスチック成形事業   11,071,611   △8.8 成形機事業   1,500,525   △19.5 合計   12,572,137   △10.2 (注)1.金額は販売価格によっています。 2.主要な輸出先及び輸出販売高は、次のとおりです。 なお、( )内は販売実績に対する輸出高の割合です。 輸出先   前連結会計年度 (自 2024年2月1日   至 2025年1月31日)   当連結会計年度 (自 2025年2月1日   至 2026年1月31日) 金額 (千円)   構成比 (%)    金額 (千円)   構成比 (%) 欧州地域   257,462   3.9   244,299   3.9 アメリカ地域   299,435   4.6   502,230   8.1 アジア地域   6,022,872   91.5   5,448,598   87.9 合計   6,579,770 (     47.0%)   100.0   6,195,128 (     49.3%)   100.0 3.主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりです。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年2月1日    至 2025年1月31日)   当連結会計年度 (自 2025年2月1日    至 2026年1月31日) 金額 (千円)   割合 (%)    金額 (千円)   割合 (%) 丸紅プラックス株式会社   1,780,423   12.7   2,099,618   16.7 日本サムスン株式会社   -   -   1,585,665   12.6 株式会社SUMCO.   1,599,477   11.4   1,459,652   11.6 (注)前連結会計年度の日本サムスン株式会社に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満のため記載を省略しています。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,325百万円減少し、10,603百万円となりました。これは主に、原材料及び貯蔵品の増加123百万円があったものの、現金及び預金の減少1,771百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少364百万円、電子記録債権の減少212百万円があったこと等によるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて632百万円増加し、16,225百万円となりました。これは主に、機械装置及び運搬具の増加735百万円、土地の増加483百万円があったこと等によるものです。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,195百万円減少し、3,296百万円となりました。これは主に、電子記録債務の減少924百万円、その他流動負債の減少874百万円、未払法人税等の減少281百万円があったこと等によるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて9百万円増加し、543百万円となりました。これは主に、繰延税金負債の増加105百万円があったこと等によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて493百万円増加し、22,989百万円となりました。これは主に、配当金の支払271百万円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益606百万円の計上があったこと等によるものです。 (b)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は12,572百万円(前期比10.2%減)となりました。 プラスチック成形事業は、需要の回復がまだらであり、全体として回復は緩やかなものとなりました。成形機事業は、受注状況が軟調に推移している一方で、部品に関しては安定供給される状況が維持されました。セグメント別の売上高につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 (売上原価、販売費及び一般管理費及び営業利益) 売上原価は、設備投資に伴う減価償却費の増加があった一方、出荷量の減少に伴う材料費の減少により、前連結会計年度比621百万円減少の10,214百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、端末の入替に伴う支払手数料の増加及び従業員の昇給に伴う人件費の増加により、前連結会計年度比113百万円増加の1,845百万円となりました。 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度比64.3%減の511百万円となり、売上高営業利益率は前連結会計年度の10.2%に対して4.1%となりました。 (営業外収益(費用)及び経常利益) 営業外収益は、売電収入、受取配当金等を計上し、93百万円となりました。営業外費用は、減価償却費の計上等により14百万円となりました。 経常利益は、前連結会計年度比61.1%減の590百万円となり、売上高経常利益率は前連結会計年度の10.8%に対して4.7%となりました。 (特別利益(損失)及び税金等調整前当期純利益) 特別利益は、補助金収入を計上したことにより268百万円となりました。 特別損失は、減損損失及び固定資産除却損を計上したことにより23百万円となりました。 その結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度比45.5%減の835百万円となりました。 (法人税等及び親会社株主に帰属する当期純利益) 法人税等は229百万円となりました。 その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比42.7%減の606百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、プラスチック成形事業、成形機事業における原材料の仕入や製造経費、販売費および一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。 短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。 なお、当連結会計年度末におけるリース債務を含む有利子負債の残高は28百万円となっています。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,703百万円となっています。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りによる判断が含まれておりますが、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。また、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりです。 (a) 固定資産の減損処理 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し減損損失として計上しています。 減損損失の認識及び測定にあたり、その時点における合理的な情報等を基に将来キャッシュ・フローの見積りを行っておりますが、事業計画や経営環境の悪化等により、その見積りの前提とした条件や仮定に変動が生じ回収可能価額が減少した場合、固定資産の減損処理が必要となる可能性があります。 (b) 繰延税金資産の回収可能性の評価 繰延税金資産については、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を十分に検討し、回収可能見込額を計上しています。しかし、繰延税金資産の回収可能見込額に変動が生じた場合には、繰延税金資産の取崩しまたは追加計上により利益が変動する可能性があります。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは「売上高」「営業利益率」「自己資本利益率」を重要な指標として位置付けています。当連結会計年度における連結売上高は12,572百万円(前連結会計年度比10.2%減)、営業利益率は4.1%(前連結会計年度比6.1ポイント減)、自己資本利益率は2.7%(前連結会計年度比2.1ポイント減)となりました。引き続きこれらの指標が改善されるように取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。