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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

フマキラー

FUMAKILLALIMITED4998 · Standard · 化学

殺虫剤で世界市場をリードする、家庭用・業務用の環境衛生用品メーカー。

概要

フマキラーは、殺虫剤・忌避剤のトップブランド「フマキラー」を擁する家庭用・農業用薬剤メーカーである。1864年創業の漢洋薬品商を前身とし、2026年3月期の連結売上高は773億円、従業員2,529名。日本国内で強固なブランド力を持ち、東南アジア・欧州を中心に海外事業を拡大している。連結子会社24社からなるグローバルグループである。

殺虫剤・家庭用品・園芸用品・防疫剤の4部門体制

当社グループは、殺虫剤、家庭用品、園芸用品、防疫剤の4部門で構成される。殺虫剤は創業以来の主力で、蚊取り線香やスプレー式殺虫剤を中心に展開する。家庭用品では衣類防虫剤や除湿剤、園芸用品では殺虫・殺菌剤や肥料を扱う。防疫剤は自治体向けの乳剤や油剤が主体である。2026年3月期の日本での外部売上高は269億51百万円。うち殺虫剤部門が129億56百万円で最大、家庭用品部門20億99百万円、園芸用品部門41億62百万円、防疫剤部門15億23百万円、その他62億8百万円となっている。海外では東南アジアが336億90百万円、欧州が136億72百万円、その他地域が30億52百万円を計上した。

東南アジアと欧州が売上の約6割を占める地域構成

海外事業は東南アジア、欧州、その他地域で構成され、連結売上高の約6割を占める。東南アジアではインドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマーに生産・販売子会社を有し、現地通貨ベースで前期を上回る成長を示した。2026年3月期の東南アジア売上高は336億90百万円(前年比6.0%増)。欧州ではイタリアのZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A.を軸に136億72百万円(同17.8%増)を計上した。その他地域ではインドとメキシコが牽引し30億52百万円(同37.7%増)となった。セグメント利益は東南アジアが14億52百万円、欧州が5億29百万円、その他が1億28百万円である。

連結子会社24社を擁するグローバルグループ

当社グループは、当社、連結子会社24社、非連結子会社3社、関連会社5社で構成される。主要な連結子会社として、インドネシアのPT. FUMAKILLA INDONESIA、PT. FUMAKILLA NOMOS、マレーシアのFumakilla Malaysia Berhad、Fumakilla Asia Sdn. Bhd.、タイのFumakilla (Thailand) Ltd.、ベトナムのFumakilla Vietnam Pte.,Ltd.、ミャンマーのFUMAKILLA MYANMAR LTD.、イタリアのZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A.がある。国内では日広産業株式会社、FSブルーム株式会社、フマキラー・トータルシステム株式会社が子会社として事業を支える。2010年にはエステー株式会社と資本業務提携を締結し、第三者割当増資で資本金を36億9,868万円に引き上げた。

業界の中での役割は一般消費者向け殺虫剤・家庭用品、プロ向け防疫用剤を供給するリーディングカンパニー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
774億円
営業利益
22億円
営業利益率
2.8%
純利益
12億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
殺虫剤632億円81.7%
その他62億円8.0%
園芸用品42億円5.4%
家庭用品23億円3.0%
防疫剤15億円1.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01殺虫剤主力

家庭用殺虫剤を中心に、蚊取り製品、ゴキブリ用、ハエ・蚊用、虫よけ剤、くん蒸剤等を製造販売。インドネシアやマレーシア等の海外子会社が生産・販売を担い、日本から海外へ輸出する。

殺虫剤分野で世界的なブランド

主な製品・サービス5
ワンプッシュ式蚊取り
ワンプッシュで蚊を駆除するスプレー式製品。
電池式蚊取り・虫よけ
電池で駆動する蚊取り器や携帯用虫よけ。
液体蚊取り・マット式蚊取り器
電熱式の蚊取り製品。
ゴキブリ用殺虫剤
ゴキブリ駆除に特化したエアゾールや毒餌。
人体用虫よけ剤
肌に塗布する虫よけスプレーやローション。

02家庭用品準主力

衣類防虫剤、除湿剤、花粉対策商品、除菌剤等を日本市場向けに製造販売。日広産業が製造を担う。

主な製品・サービス2
衣類防虫剤
タンスやクローゼット用の防虫剤。
除湿剤
湿気を取り除く家庭用除湿剤。

03園芸用品副次

園芸害虫用殺虫剤、殺菌剤、肥料、活力剤、除草剤、培養土等を日本・東南アジアで製造販売。

主な製品・サービス2
園芸用殺虫・殺菌剤
植物の病害虫対策用品。
肥料・活力剤
植物の生育を助ける肥料や活力剤。

04防疫用剤副次

産業用・公共向けの防疫用剤(乳剤、油剤、粉剤、殺そ剤)を製造販売。フマキラー・トータルシステムが販売。

主な製品・サービス1
防疫用剤
病害虫駆除のプロ向け薬剤。

05その他その他

金型の製造販売、シロアリ施工工事の受注等。

製品と技術

殺虫剤部門の主力製品群

殺虫剤部門は家庭用殺虫剤のほぼ全カテゴリーをカバーする。ワンプッシュ式蚊取り、電池式蚊取り・虫よけ、液体蚊取り、マット式蚊取り器、蚊取りマット、ハエ・蚊用殺虫剤、ゴキブリ用殺虫剤、人体用虫よけ剤、くん蒸剤、不快害虫用殺虫剤などを製造販売する。代表製品に「フマキラー殺虫液」や「ベープ」があり、効力重視の「効きめプレミアシリーズ」も展開する。2026年3月期の日本殺虫剤部門売上高は129億56百万円で、グループの国内売上の約48%を占める。生産は国内外の子会社で分散して行われる。

家庭用品と園芸用品のラインアップ

家庭用品部門では、衣類防虫剤、除湿剤、花粉アレルギー対策商品、除菌剤などを手がける。主力は「アレルシャット」や「アルコール除菌剤」で、消費者の健康意識の高まりを背景に売上を伸ばしている。2026年3月期売上高は20億99百万円(前年比10.9%増)。園芸用品部門では、園芸害虫用殺虫・殺菌剤、肥料、活力剤、除草剤、培養土、犬猫用忌避剤を展開。第4四半期の除草剤市場が好調だったが、年間では41億62百万円(前年比2.2%減)となった。両部門とも国内生産が中心である。

防疫剤と業務用製品の役割

防疫剤部門は、自治体や業務用向けの害虫駆除剤を製造販売する。主な製品は乳剤、油剤、粉剤、殺そ剤で、2026年3月期売上高は15億23百万円(前年比6.1%増)。販売は子会社のフマキラー・トータルシステム株式会社が担う。その他部門では、金型の製造販売やシロアリ施工工事の受注も行い、62億8百万円の売上を計上した。これらの業務用製品は、殺虫剤事業の技術を応用したもので、公共衛生の向上に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 殺虫剤殺虫剤分野で世界的なブランド

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

害虫駆除・忌避剤で国内首位、内需依存型

フマキラーは家庭用殺虫剤・防虫剤市場で国内トップシェアを持つ。売上の大半を国内が占め、海外展開は限定的。同業のコージンバイオや東洋紡は化学品事業が主力であり、消費者向け製品の比率は低い。フマキラーはブランド力と流通網で優位だが、少子高齢化や天候リスクに晒される。近年はベトナムなどアジア展開を模索しているが、収益貢献はまだ小さい。

強み

  • 家庭用殺虫剤で長年のブランド浸透により消費者からの信頼が厚い。
  • ドラッグストアやホームセンターなど多様なチャネルを確保し、安定的な需要を獲得。
  • スプレー・燻煙・忌避剤など多品揃えで季節や用途に対応。
  • 殺虫剤市場でトップシェアを維持し、競合に対する価格決定力を持つ。

課題

  • 夏場の気温や降雨量が販売に直結し、暖冬時は需要が落ち込む。
  • 人口減少により国内市場の縮小が避けられず、成長の鈍化が懸念。
  • 海外売上比率が低く、新興国での成長機会を十分に捉えきれていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がフマキラー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14107伊勢化学工業216億円35.6倍
27871フクビ化学工業211億円12.0倍
34231タイガースポリマー211億円8.8倍
44008住友精化210億円12.8倍
54994大成ラミックグループ203億円11.5倍
64998フマキラー198億円16.4倍
74238ミライアル190億円27.9倍
82930北の達人コーポレーション182億円25.9倍
97927ムトー精工175億円7.9倍
104409東邦化学工業167億円10.7倍
114022ラサ工業158億円17.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

漢洋薬品商から株式会社大下回春堂へ

1864年、大下利吉が家業を継ぐため漢洋薬品取扱いの修行を開始。1874年、明治政府の鑑札を受けて薬舗を構え、漢方と西洋薬の販売を始めた(創業)。1890年、屋号を大下回春堂(薬種商)と命名。1924年7月に大下回春堂を創立し、1950年12月に資本金1,000万円の株式会社に改組。東京に本店、大阪に支店、広島に支店と工場を置いた。この間、薬品販売で培った知識が後の殺虫剤事業の原点となった。

社名をフマキラーに改称し上場した1960年代

1962年12月、資本金を1億円に増資し、社名をフマキラー株式会社に改称。1964年5月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、資本金1億5,000万円となる。1965年11月、広島県大野町への工場移転を完了し、広島工場(祇園町)を廃止して大野工場を広島工場に改称。この頃、殺虫剤事業を本格化させ、家庭用殺虫剤のトップブランドへと成長する基盤を築いた。1973年までに資本金を5億5,000万円に増資し、製造能力を拡大した。

海外合弁会社の設立と事業拡大(1984年~1990年)

1984年11月、韓国に合弁会社「柳柳フマキラー株式会社」を設立(2005年に売却)。1990年11月、インドネシアに「PT. FUMAKILLA INDONESIA」を設立。これらの海外拠点は東南アジア市場への足がかりとなり、現地生産・販売体制を構築した。1987年4月にはフマキラーホームサービス株式会社を設立したが、2003年9月に清算。海外展開と並行して、国内では1970年に大下製薬株式会社(現連結子会社)を設立するなどグループ体制を強化した。

資本業務提携とインド・メキシコ進出(2007年~2010年)

2007年1月、インドのFUMAKILLA INDIA PRIVATE LIMITEDの株式を追加取得し子会社化。同年8月、メキシコに合弁会社「FUMAKILLA AMERICA, S.A. DE C.V.」を設立。2010年5月、エステー株式会社と資本業務提携契約を締結。翌月の第三者割当増資により資本金を36億9,868万円に増資した。この提携により経営基盤を強化し、ブラジルや欧州への展開を加速する資金を得た。2011年11月にはブラジルに合弁会社を設立している。

欧州・東南アジアへの積極的なM&A(2012年~2016年)

2012年11月、マレーシアのTechnopia Sdn.Bhd.(現Fumakilla Asia Sdn. Bhd.)及びインドネシアのPT Technopia Jakarta(現PT. FUMAKILLA NOMOS)の株式を取得し子会社化。2016年12月、これらを完全子会社化すると同時に、ミャンマーにFUMAKILLA MYANMAR LTD.、イタリアにFUMAKILLA EUROPE S.R.L.を設立。さらにイタリアのZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A.及びTREZETA IMMOBILIARE S.R.L.の株式を取得し子会社化。欧州での事業基盤を一気に拡大した。

第16回化学遺産に認定された技術の蓄積

2016年12月、液体殺虫剤「フマキラー殺虫液」と電気式蚊取り「ベープ」が、第16回化学遺産に「世界に先駆けた家庭用殺虫剤の展開」として認定された。これは同社が長年にわたり培った殺虫剤技術と製品開発力が評価されたものである。同じく2016年、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第二部からスタンダード市場に移行。この年を境に、グループの事業領域と地理的拡大が加速し、経営基盤の強化が進められた。

年表31件を開く

1860年代

  • 1864年大下利吉が家業を継ぐため、漢洋薬品取扱いの修行を開始。

1870年代

  • 1874年創業明治政府の新たな鑑札を受けて薬舗を構え、漢方と西洋薬の販売を開始。(創業)

1890年代

  • 1890年屋号を大下回春堂(薬種商)と命名。

1920年代

  • 1924年7月創業大下回春堂創立。

1950年代

  • 1950年12月大下回春堂を資本金1,000万円の株式会社に改組し、東京に本店そして大阪に支店、また広島に支店と工場をおく。
  • 1954年5月広島県大野町に大野工場を開設。
  • 1954年10月広島工場(祇園町)から大野工場へ工場移転を開始。

1960年代

  • 1962年12月資本金を1億円に増資。社名をフマキラー株式会社に改称。
  • 1964年5月上場資本金を1億5,000万円に増資。東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1965年11月広島県大野町に工場移転終了。広島工場(祇園町)を廃止し、大野工場を広島工場に改称。
  • 1968年2月資本金を3億円に増資。

1970年代

  • 1970年5月大下製薬株式会社を設立。(現・連結子会社)
  • 1973年3月資本金を5億円に増資。
  • 1973年12月資本金を5億5,000万円に増資。
  • 1975年12月資本金を6億円に増資。
  • 1978年12月資本金を11億円に増資。
  • 1979年12月資本金を12億1,000万円に増資。

1980年代

  • 1981年5月日広産業株式会社の株式を増資引き受けにより取得。(現・連結子会社)
  • 1984年11月韓国に合弁会社「柳柳フマキラー株式会社」を設立。
  • 1987年4月創業フマキラーホームサービス株式会社を設立。
  • 1989年8月資本金を28億8,960万円に増資。

1990年代

  • 1990年11月インドネシアに合弁会社「PT. FUMAKILLA INDONESIA」を設立。(現・連結子会社)

2000年代

  • 2000年3月合弁会社「フマキラー・トータルシステム株式会社」を設立。(現・連結子会社)
  • 2003年9月フマキラーホームサービス株式会社を清算。
  • 2005年11月柳柳フマキラー株式会社を売却。
  • 2007年1月M&A「FUMAKILLA INDIA PRIVATE LIMITED」の株式を追加取得し子会社化。(現・連結子会社)
  • 2007年8月メキシコに合弁会社「FUMAKILLA AMERICA, S.A. DE C.V.」を設立。(現・連結子会社)

2010年代

  • 2010年5月エステー株式会社と資本業務提携契約を締結。翌月に第三者割当増資により、資本金を36億9,868万円に増資。
  • 2011年11月ブラジルに合弁会社「FUMAKILLA QUIMICA BRASIL LTDA.」を設立。
  • 2012年11月M&A「Technopia Sdn.Bhd.(現・Fumakilla Asia Sdn. Bhd.)」及び「PT Technopia Jakarta(現・PT. FUMAKILLA NOMOS)」の株式を取得し子会社化。(現・連結子会社)
  • 2016年12月M&A「Fumakilla Asia Sdn. Bhd.」及び「PT. FUMAKILLA NOMOS」の株式を追加取得し完全子会社化。(現・連結子会社)ミャンマーに「FUMAKILLA MYANMAR LTD.」を設立。(現・連結子会社) FSブルーム株式会社を設立。(現・連結子会社)イタリアに「FUMAKILLA EUROPE S.R.L.」を設立。(現・連結子会社)「ZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A.」及び「TREZETA IMMOBILIARE S.R.L.」の株式を取得し子会社化。(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。液体殺虫剤「フマキラー殺虫液」と電気式蚊取り「ベープ」が、第16回化学遺産に「世界に先駆けた家庭用殺虫剤の展開」として認定

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで848億円
  • 経常利益2027年3月期まで28億10百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    経営基盤強化と事業展開加速

    グループ全体の事業領域拡大と欧州展開の進展を受け、経営基盤を強化し事業展開のスピードアップを積極的に進める。

  2. 02

    研究開発・生産体制の強化

    広島工場に研究開発棟と生産設備からなるブレーンズ・パーク広島を建設・拡充し、ウイルス・細菌・アレルゲン対策など新たな価値を創出する製品開発を推進する。

  3. 03

    海外事業の拡大とシナジー強化

    国内と海外子会社間の連携を強化しグループシナジーを高め、海外事業の拡大と収益力強化を図りグローバル競争力を高める。

  4. 04

    収益力と財務状況の改善

    国内外の開発・生産・営業各部門で商品見直し、原価低減、在庫適正化、適正価格販売、マーケティング費用の効率化などに取り組む。

  5. 05

    エステーとの協業推進

    資本業務提携先のエステー株式会社と営業・開発・生産・海外の各分野で課題解決に取り組み、業容拡大と企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,529人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は646万円で、9期前と比べて6.2%平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は14.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,262
2018年3月2,311
2019年3月68940.914.62,246
2020年3月61341.015.02,208
2021年3月62341.515.22,312
2022年3月68241.615.42,492
2023年3月68542.115.82,410
2024年3月66441.514.32,596
2025年3月63141.414.02,498104
2026年3月64641.814.32,52987

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 7 / 海外 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
広島工場 — 広島県廿日市市3,662百万円
本社及び工場 — インドネシア1,798百万円
東南アジア
本社及び工場 — イタリア783百万円
欧州
本社 — イタリア548百万円
欧州
本社及び工場 — マレーシア501百万円
東南アジア
本社及び工場 — ベトナム475百万円
東南アジア
本店及び首都圏支店 — 東京都千代田区314百万円
本社及び工場 — インドネシア254百万円
東南アジア
中部支店 — 名古屋市昭和区82百万円
本社及び工場 — 広島市中区41百万円
日本
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大下製薬株式会社(注)2
    広島県 廿日市市
    議決権85.0%
  • 国内
    フマキラー・トータルシステム株式会社(注)4
    東京都 千代田区
    議決権50.0%
  • 国内
    FSブルーム株式会社
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. FUMAKILLA INDONESIA (注)3,5
    インドネシア 南ジャカルタ市
    議決権80.0%
  • 海外
    PT. FUMAKILLA NOMOS (注)3
    インドネシア 西ジャワ州
    議決権100.0%
  • 海外
    Fumakilla Asia Sdn. Bhd. (注)3
    マレーシア ペナン州
    議決権100.0%
  • 海外
    Fumakilla Malaysia Berhad (注)2,3
    マレーシア ペナン州
    議決権99.7%
  • 海外
    Fumakilla(Thailand)Ltd. (注)2,3
    タイ王国 ナコーンラー チャシーマー県
    議決権100.0%
  • 海外
    Fumakilla Vietnam Pte.,Ltd. (注)2,3,6
    ベトナム ドンナイ省
    議決権100.0%
  • 国内
    FUMAKILLA MYANMAR LTD. (注)2,3
    ミャンマー ティワラ経済特区
    議決権100.0%
  • 国内
    ZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A. (注)3
    イタリア パドゥア市
    議決権90.0%
  • 国内
    TREZETA IMMOBILIARE S.R.L.
    イタリア パドゥア市
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • FUMAKILLA EUROPE S.R.L.イタリア ボローニャ市100%
  • FUMAKILLA INDIA PRIVATE LIMITED (注)2インド チェンナイ県100%
  • FUMAKILLA AMERICA, S.A. DE C.V. (注)2メキシコ メキシコ市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は774億円営業利益22億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.7%、利益が-15.4%。

売上高
+4.7%
774億円
営業利益
-15.4%
22億円
純利益
-20.0%
12億円
営業利益率
2.8%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高848億円774億円
営業利益30億円22億円
純利益16億円12億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は228億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.8%、営業利益は+30.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q15315
2024年1Q192105.25
2024年2Q17942.24
2024年3Q132−4−3.0−9
2024年4Q17414
2025年2Q406163.97
2025年4Q333103.08
2026年2Q401215.213
2026年4Q37310.3−1
2027年1Q228135.74

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は226億円から774億円へ3.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。売上は7期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月226−31
2014年3月28563
2015年3月333169
「Fumakilla Asia Sdn. Bhd.」及び「PT. FUMAKILLA NOMOS」の株式を追加取得し完全子会社化。(現・連結子会社)ミャンマーに「FUMAKILLA MYANMAR LTD.」を設立。(現・連結子会社) FSブルーム株式会社を設立。(現・連結子会社)イタリアに「FUMAKILLA EUROPE S.R.L.」を設立。(現・連結子会社)「ZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A.」及び「TREZETA IMMOBILIARE S.R.L.」の株式を取得し子会社化。(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。液体殺虫剤「フマキラー殺虫液」と電気式蚊取り「ベープ」が、第16回化学遺産に「世界に先駆けた家庭用殺虫剤の展開」として認定
2016年3月3632011
2017年3月4242414
2018年3月4772717
2019年3月412137
2020年3月445208
2021年3月4853923
2022年3月5272514
2023年3月617237
2024年3月6772814
2025年3月73926253.515
2026年3月77422232.812

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高774億円のうち、営業利益として残るのは22億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.1%535億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.0%217億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.8pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.3pt
4.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−29億円で、差し引きのフリーCFは−21億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は83億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月14−1412021
2014年3月32−4−302819
2015年3月22−6−101625
2016年3月−3−914−1225
2017年3月12−10−6220
2018年3月14−1141364
2019年3月−13−1812−3145
2020年3月59−9−385056
2021年3月63−29−313460
2022年3月−12−4555−5760
2023年3月1−128−1162
2024年3月43−12−183182
2025年3月18−163294
2026年3月8−2910−2183

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は686億円。このうち返さなくてよい自己資本が293億円で、自己資本比率は39.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2739118227.6
2014年3月2628118124.5
2015年3月29810219627.9
2016年3月31610221426.6
2017年3月3619726424.8
2018年3月44017726338.3
2019年3月42217025238.3
2020年3月39817222640.4
2021年3月46219826440.2
2022年3月54521233335.3
2023年3月57422934536.1
2024年3月62425636837.2
2025年3月65027737238.9
2026年3月68629339239.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
98億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
124億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
103億円
在庫として抱えている分
負債合計
392億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率203社中63位あたり、逆に低いのは自己資本比率203社中182位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.6%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.7%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,200で、1年前と比べて+5.1%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥1,200-0.3%1ヶ月+0.8%1年+5.1%時価総額198億円
過去52週の値幅
安値¥1,095高値¥1,261

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.4倍
PER (会社予想)12.1倍
PBR0.72倍
配当利回り2.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PER16.2倍は同業界平均18.0倍をやや下回るが、PBR0.73倍は業界平均1.40倍を下回り割安感。ただしROE4.6%は低く、配当利回り2.02%は業界平均2.59%を下回る。売上高は増加傾向だが利益は横ばい。PERが業界平均並みである一方、収益性と配当が劣るためやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.4倍17.8倍
PER (予想)12.1倍
PBR0.72倍1.41倍
ROE4.6%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは2.00%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
2.00%
いまの株価に対して
配当性向
44.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2232.6
2018年3月2618.225.6
2019年3月260.0128.3
2020年3月20−23.1260.4
2021年3月2420.028.4
2022年3月22−8.326.7
2023年3月220.0
2024年3月220.061.7
2025年3月220.035.9
2026年3月249.144.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,725人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.5%を占め、残る52.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他40.445.445.646.246.646.3
事業法人34.935.035.234.834.734.3
金融機関16.716.415.913.413.313.2
外国法人4.61.52.13.33.95.0
外国人個人0.50.50.50.50.60.6
証券会社2.91.10.71.90.90.6
自己株式0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01エステー株式会社10.48
02公益財団法人 大下財団8.05
03株式会社みずほ銀行3.52
04株式会社広島銀行3.48
05大下産業株式会社3.40
06住友化学株式会社2.63
07福山通運株式会社1.82
08大下 一明1.73
09大下 俊明1.57
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.48

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1591%、1株純資産は14期で+608%。直近期のROEは4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月42302.069.5750.3
2014年3月82303.737.051.5
2015年3月3129911.613.838.5
2016年3月4130213.516.334.3
2017年3月10064516.017.332.6
2018年3月1231,02213.416.025.6
2019年3月429804.234.1128.3
2020年3月479774.827.4260.4
2021年3月1411,12713.411.328.4
2022年3月841,1667.413.226.7
2023年3月411,2563.426.2
2024年3月841,4066.314.261.7
2025年3月891,5336.012.235.9
2026年3月731,6274.615.044.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

23名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/3期の役員報酬は総額252百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大下一明取締役社長(代表取締役)68285,000
加藤孝彦専務取締役(代表取締役)国内営業本部長6421,000
Dato’Brian Tan Guan Hooi常務取締役56
力石敬三常務取締役7110,000
村元俊亮常務取締役 国際本部長5510,000
井上裕章取締役 広島工場長 生産本部長6019,000
郷原和哉取締役 管理本部長705,000
土井将和取締役 国内営業本部副本部長 首都圏支店長623,000
杉山隆史取締役631,000
中野佳信取締役778,000
國富純取締役75
古屋雅弘取締役692,000
残りの役員11名を開く
氏名役職年齢保有株数
安倍寛信取締役74
的場稔取締役65
武井康年取締役75
三宅稔子取締役45
吉島亨取締役68
田辺由來夫監査役(常勤)745,000
嶋田洋秀監査役75
小松原浩平監査役67
溝下博監査役61
武澤薫72
柘植義勝61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)917717720
社外取締役1159595
監査役1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,084字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社27社(連結子会社24社、非連結子会社3社)及び関連会社5社で構成され、殺虫剤、家庭用品、園芸用品、防疫用剤の製造販売を主な事業の内容とし、その製品はあらゆる種類にわたっております。 当社グループの事業に係わる位置付け、セグメント及び事業部門との関連は次のとおりであります。 (1)殺虫剤部門(日本、東南アジア、欧州、その他) 当部門においては、ワンプッシュ式蚊取り、電池式蚊取り・虫よけ、液体蚊取り、マット式蚊取り器、蚊取りマット、ハエ・蚊用殺虫剤、ゴキブリ用殺虫剤、人体用虫よけ剤、くん蒸剤、不快害虫用殺虫剤等を製造販売しております。 (製造販売)当社、PT. FUMAKILLA INDONESIA、PT. FUMAKILLA NOMOS、Fumakilla Malaysia Berhad、Fumakilla Vietnam Pte.,Ltd.、Fumakilla (Thailand) Ltd.、FUMAKILLA MYANMAR LTD.、ZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A. (販売)FUMAKILLA INDIA PRIVATE LIMITED、FUMAKILLA AMERICA, S.A. DE C.V.、FUMAKILLA EUROPE S.R.L. (2)家庭用品部門(日本) 当部門においては、衣類防虫剤、除湿剤、花粉アレルギー対策商品、除菌剤等を製造販売しております。 (製造販売)当社、日広産業株式会社 (3)園芸用品部門(日本、東南アジア) 当部門においては、園芸害虫用殺虫・殺菌剤、肥料、活力剤、除草剤、培養土、犬猫用忌避剤等を製造販売しております。 (製造販売)当社、FSブルーム株式会社 (製造)日広産業株式会社、PT. FUMAKILLA NOMOS、Fumakilla (Thailand) Ltd. (4)防疫剤部門(日本) 当部門においては、乳剤、油剤、粉剤、殺そ剤等を製造販売しております。 (製造販売)当社 (販売)フマキラー・トータルシステム株式会社 (5)その他の部門(日本) その他部門においては、主として金型の製造販売、シロアリ施工工事の受注等を行っております。 (製造販売)当社 (販売)フマキラー・トータルシステム株式会社 事業系統図 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)殺虫剤はPT. FUMAKILLA INDONESIAを生産拠点として、主として当社を経由して海外へ輸出しております。
経営方針・対処すべき課題3,613字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針、経営戦略等 赤道近くの国々では、蚊が媒介するマラリアやデング熱などの感染症でいまだに多くの命が奪われています。そこでは、殺虫剤は命を守るための必需品です。 当社グループは、経営理念のもと、殺虫剤、家庭用品、園芸用品をコア事業と位置づけ、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献する商品を提供しています。このことは当社グループの事業そのものがSDGsの目標3.「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」のターゲット3.3「2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。」を実践していることに他なりません。 世界全体が様々な要因によって不確実性を増しており、景気の先行きは見通せない状況のなか、当社グループは経営理念を実現するため、それぞれの国に最適な高効力・高品質の商品を提供し、世界中のより多くの人々に安心を届けることを目指しています。 特に、この数年でグループ全体の事業領域と欧州展開をはじめとする地理的な拡大が進んだため、それらの経営基盤強化と事業展開のスピードアップを積極的に進めてまいります。 これからも、多様なリスクが複雑に絡み合う状況に対し、より柔軟に対応するため、様々な経営課題に取り組んでまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業の成長性と収益性を重視する観点から、売上高、経常利益及び新製品寄与率を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として位置付けております。当連結会計年度における連結売上高は773億66百万円となり、2025年5月14日に開示いたしました連結売上高目標771億円に比べ、2億66百万円(0.3%増)の増収となりました。連結経常利益は22億62百万円となり、連結経常利益目標29億80百万円に比べ、7億17百万円(24.1%減)の減益となりました。当社が国内市場において毎期発売する新製品につきましては、初年度新製品売上寄与率15%以上を経営目標の一つとしておりますが、当事業年度につきましては、14.2%となっております。引き続き、当該指標の改善に邁進していく所存です。 また、株主重視の視点から、株主資本利益率(ROE)を重視し、企業価値の向上を目指してまいります。 (3)経営環境 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)におけるわが国経済は、円安を背景にした物価上昇により個人消費に弱さが見られた一方で、輸出企業を中心に企業業績は堅調に推移しました。世界経済においては米中間で激化する貿易摩擦の議論や金融引き締めなどにより景気減速が懸念され、先行きが不透明な状況が続いております。 このような状況の中で、当社は主力の殺虫剤事業において、2014年に国内で発生したデング熱を契機に、2015年を感染症対策元年として位置づけ、蚊やマダニが媒介する感染症の脅威や外来種等の危険害虫の問題が深刻化していることへの啓発活動や、今までにない高効力を実現した「効きめプレミアシリーズ」を始めとするワンランク上の製品の開発を進めてまいりました。 また、家庭用品においても、ウイルス・細菌・アレルゲンなど暮らしの周りに潜む見えないリスクへの対策等消費者の生活シーンに安心安全を提供する製品として「アルコール除菌剤」や「ウイルス・細菌・アレルギー対策商品」等の開発を進めてまいりました。 今後、日本において人・モノがますますグローバルに行きかう中で、こうした感染症に対するリスクは年々高まっていくと考えられることから、お客様の虫よけ商品や害虫駆除への意識の高まりにより、殺虫剤や虫よけ剤、除菌剤の市場は堅調に推移していくと見ております。 また、海外におきましても、東南アジアを中心に、蚊が媒介する感染症による被害が拡大しており、殺虫剤の需要はますます高まっていくものと予想しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 目下、グループ全体で注力すべきなのは、中東やウクライナなどの軍事紛争による原材料・燃料価格高騰への対応だと考えております。不透明さがある中でも、あらゆる施策を、スピードを上げて進めてまいります。また、世界の経済情勢は非常に不安定化しており、この状況がいつまで続くかも不確実です。 このような状況の中、当社グループは、この数年でグループ全体の事業領域と欧州展開をはじめとする地理的な拡大が進んだため、それらの経営基盤強化と事業展開のスピードアップを積極的に進めてまいります。 これからも、多様なリスクが複雑に絡み合う状況に対し、より柔軟に対応するため、以下のような経営課題に取り組んでまいります。 (日本のフマキラーグループの課題) 当社グループは、これまでに培ってきた技術とノウハウを結集した画期的で魅力的な新商品の開発、高品質で効率的な生産、販売力の強化、流通チャネルの拡大などによって、お客様が必要なときに十分な量をできるだけ早く手に取っていただけるように開発・生産・販売体制を整備し、事業の拡大に取り組んでまいります。 その一環として、研究開発体制及び生産体制の強化を実現するため、当社広島工場内に研究開発棟及び生産設備から構成されるブレーンズ・パーク広島の建設・拡充を進めております。 特に研究開発棟は中長期的に新たな価値を創り出す拠点としてフマキラーグループの未来を担います。私たちは、こうした研究開発環境の改革を通じて、ウイルス・細菌・アレルゲンなど暮らしの周りに潜む見えないリスクへの対策等消費者の生活シーンに安心安全を提供する製品を提案し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。 また、外来生物に対しては、既に日本に定着しているアルゼンチンアリやクビアカツヤカミキリ、セアカゴケグモ、抵抗性トコジラミ(ネッタイトコジラミ)といった害虫の防除に繋がる製剤開発のみならず、次々に侵入が確認されるヒアリ等の外来生物の水際対策法の確立といった予防策の立案にも注力し、官公庁や各自治体、公共機関等とも連携しつつ日本の生態系を守る研究開発を推進してまいります。 (海外のフマキラーグループの課題) 世界では害虫が媒介する感染症によって健康が損なわれ多くの命が奪われています。当社グループは持てる経営資源を投入し、一人でも多くの人々を感染症の被害から守っていきます。海外では現在、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、インド、メキシコ、イタリアの子会社で製造販売または販売を行っています。また、中南米・中近東の2ヶ国で技術指導による現地生産を行っており、世界約70ヶ国に及ぶ海外ネットワークを構築しております。 イタリアにおいて、2021年に「FUMAKILLA EUROPE S.R.L.」の操業を開始し、2022年には「ZAPI INDUSTRIE CHIMICHE S.P.A.」を株式取得によって子会社化しました。これらはそれぞれの強みを発揮することで、欧州市場における当社の事業基盤強化に貢献しております。 海外商品の研究開発は、日本以外ではインドネシア、マレーシア、ベトナム、イタリアで研究開発を行っており更なる強化をしております。 今後も、国内と海外子会社間の連携強化とグループ・シナジー効果を高めて海外事業の拡大と収益力の強化を図り、グローバルな競争力を持つ企業を目指してまいります。 (収益力と財務状況の改善) 当社グループの収益性を改善するために、国内外の開発、生産、営業の各部門において、商品アイテムの見直し、製造原価の低減、在庫の適正化、製品価値に基づいた適正価格での販売、広告宣伝費や販売推進費等のマーケティング費用を含めた販管費の効率的・効果的運用等の課題により一層取り組んでまいります。 (エステー株式会社との協業の推進) 当社はエステー株式会社と資本業務提携を行っております。営業・開発・生産・海外の各分野でそれぞれ課題を取り上げ、一定の成果を上げつつあります。引き続き業務提携の取り組みを通じて、業容拡大並びに企業価値及び株主共同利益の向上に努めてまいります。 (5)次期(2027年3月期)の業績見通し 2027年3月期の業績見通しにつきましては売上高848億円、経常利益28億10百万円を予定しております。
事業等のリスク4,183字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中においては将来に関する事項が含まれておりますが、別段の記載がない限り、当該事項は当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 <主要なリスク> (1) 新製品や改良品の需要予測の不確実性 当社グループは継続的な成長を実現するために、既存領域に捉われない市場創造型の新製品開発や商品のリニューアル改良を行っております。しかしながら、これらの新製品や改良品の市場ニーズを正確に予測できるとは限らず、販売が成功しない場合は、将来の成長性と収益性を低下させ、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、消費者調査による新製品の受容性評価や、市場調査会社が発行している消費者の購買活動の分析情報等を市場ニーズの予測に活用しております。また、新製品の発売後の販売状況につきましては、販売システムにより品目別に日々の販売状況を把握できる体制を整えており、開発・営業・生産の各部門の計画に反映させております。 (2) 競争環境の激化 当社グループの主要製品は一般消費者向けの製品で、競合他社や新規参入会社との間で常に厳しい競合状況にあります。そのため、今後の競合環境次第では当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、市場調査や競合品の分析をもとに、新製品の開発計画及び販売計画を立案し、他社との差別化を図った新製品の開発や需要喚起のためのマーケティング投資を行っております。 (3) 季節商品による収益の偏重 当社グループの業績は、売上構成比率が34.4%の日本市場において殺虫剤や花粉対策商品、園芸用品など季節商品の売上構成比が高いため、各季節の長短や気温の高低によって大きく影響を受けます。主力商品である殺虫剤については、国内の需要期である夏季に向けた製造・出荷が年前半に集中するため、春先から初秋までの売上高が高くなる一方、需要期を過ぎた10月から1月においては返品が発生する等、季節により売上高や営業損益が偏る季節変動要因があります。 対応策として、家庭用品部門の主力であるアルコール除菌剤など年間を通じて販売が見込める商品の開発・販売強化や、花粉・ウイルス対策剤など殺虫剤の需要期と異なる商品の販売に努めております。また、殺虫剤の返品削減につきましては、年間定番品の拡大、インターネット販売企業における売上拡大、需要期終盤の店頭消化策の強化、卸店と協力した流通在庫の調整等の取組みを行っています。 (4) 商品・製品在庫の評価減 上記(1)~(3)のリスクで挙げました新製品や改良品の需要予測の不確実性、競争環境の激化、季節商品による収益の偏重といった各リスクが顕在化した場合、商品・製品が滞留し評価減が必要となる可能性があります。また、次の(5)の①で述べる原材料の高騰などによる価格面の変動によっても商品・製品の評価減が必要となり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、上記(1)~(3)で述べた取組みを行ってまいります。 (5) その他 ①原材料の高騰 当社グループが主に使用する原材料は、溶剤、噴射剤、化学薬品、樹脂、鋼材(缶)等です。これらの原材料の調達に関しては、国内外のサプライヤーから購入していますが、為替変動や国際情勢、特に中東情勢による影響等で原材料価格が変動した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、価格転嫁および複数のサプライヤーからの購買により安定仕入を図るとともに、VA/VE活動も行うことで価格変動のリスクを軽減できるように取り組んでおります。 ②為替変動の影響 当社グループの当連結会計年度における海外売上高は507億33百万円、海外売上構成比率は65.6%となっております。為替変動が当社グループの連結業績に与える影響につきましては、海外売上高の円換算後数値の増減や海外からの仕入コストの変動により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、換算時の為替レートについては、主要通貨の変動と事業への影響をモニタリングし、適時社内での情報共有を行っております。 ③買収・提携による影響 当社グループは、将来の事業拡大のために事業戦略の一環としてM&Aや業務提携等を行うことがありますが、事後的に発生した想定外の事象や環境変化が生じた場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、外部専門家へのヒアリングを行う等のデュー・ディリジェンス(買収監査)等を通じた精緻な情報収集を行ったうえで、成長機会とリスクのバランスを十分に議論した上で最終的な判断を行ってまいります。 ④資金調達の影響 当社グループは、銀行借入等により運転資金及び事業投資資金の資金調達を実施しております。借入環境の悪化や当社グループの信用力低下等が起きた場合には、資金調達が制約されることにより、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、これら銀行借入等による資金調達においては、金利変動の影響を受けます。 対応策として、2026年3月31日現在における当社グループの借入金のうち90%を超える借入主体となっている当社において、複数の銀行と充分な借入枠を設定しており、日常の取引に支障がない体制を構築しております。 ⑤有価証券の価値の変動 当社グループは投資有価証券を保有しており、証券市場の悪化等により評価損が発生し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、保有株式について定期的に個別銘柄の取引状況を検証し、継続保有や新規保有の判断を行っております。 ⑥法的規制による影響 当社グループは、日本国内に加えて、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、インド、メキシコ、イタリアの子会社で製造販売または販売を行っており、その他当社グループが事業を行う地域(ヨーロッパ・中南米・アフリカ・中近東等)も含めて、様々な法令による規制を受けています。これらの規制は、当社グループの商品の製造、表示、広告宣伝及び販売等の事業活動に適用され、社会情勢の変化等に応じて今後も適宜、改正や解釈の変更等が行われる可能性があります。当社グループに適用される法規制に違反した場合、当社グループの信用が失われるとともに、罰則又は多額の損害を伴う規制上の処分又は私法上の訴訟提起が行われ、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、関係法令の改正情報等を早期に入手し、その影響を検討して対策をとるとともに、関係法令に関する社員教育を実施して、法令遵守の徹底を図っております。 ⑦情報管理のリスク 当社グループは、個人情報や機密情報等多くの重要情報を保有しておりますが、万一情報漏洩等の不測の事態が発生した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 この対応策として、当社では個人情報、顧客情報の管理について「プライバシーポリシー」にて方針を定め、社内規程や行動規範に沿って運用しております。加えて、社員教育としてITリテラシー向上やサイバー攻撃に対する技術的強化などハード及びソフト面での強化をして情報資産の保護の継続的な徹底に努めております。 ⑧知的財産権の侵害 万一第三者による当社グループの知的財産権の侵害が生じた場合には、期待される収益が損なわれるリスクがあります。また、当社グループが認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害し、トラブルに発展する可能性もあります。このような場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、開発部門が他社の知的財産権に関する公表情報を逐次入手し、専門家を交えて侵害の有無を協議の上で、当社の知的財産権に対する第三者からの侵害リスク及び当社グループが第三者の知的財産権を侵害することによる訴訟リスクを排除する体制を構築しております。 ⑨品質のリスク 当社製品の中には、医薬品、医薬部外品、農薬等があり、高い品質水準を確保することが求められるところ、万一品質不良等により消費者に被害を与えるようなことが発生した場合には、被害の状況によっては、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、関係法令に基づき製造に関する社内基準を設けることにより、イレギュラーな作業や製造環境が発生し得ない仕組みと教育体制を整えております。また、品質を高めるため 「ISO9001-2015」を取得し、製品の設計・検証から、資材の受入検査に始まり、製造・出荷迄、徹底したモノづくりを実施しております。 ⑩訴訟のリスク 将来重大な訴訟が発生し、当社グループに不利な判断をされた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、当社の各部門の業務状況及び海外子会社の経営状況については毎月開催される経営会議にて逐次報告され、経営上の重要な問題について審議しております。また、複数の専門家と顧問契約を締結しており、法的な対応について確認できる体制を構築しております。 ⑪海外での事業活動リスク 当社グループは、アジア地域や欧州地域、中南米地域をはじめとして、海外事業を積極的に展開しています。これら地域において、予期せぬテロ、内乱、人権問題等の経済的・政治的・社会的な突発事象が発生した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、海外拠点ごとに責任者を定め、現地の最新情報の入手に努めるなどの対応を図っております。 ⑫自然災害等の影響 当社グループは国内及び海外で生産活動を行っておりますが、今後予期せぬ自然災害や事故等が発生し、生産設備への影響が生じた場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、関連法令の制約はありますが、生産拠点の確保のために国内外を問わず、複数の生産拠点で生産が行えるよう分散化を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)9,588字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)のわが国経済は、賃上げによる消費の持ち直しや円安是正の動きが見られた一方、輸出の停滞やコスト高止まりにより一進一退で推移しました。世界経済は、米国の関税政策に伴う通商緊張や中国の内需低迷が下押し圧力となったものの、欧州では物価鎮静化により景気が緩やかに回復するなど、先行き不透明な状況が続きました。 このような状況の中で、当社グループは「ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る。わたしたちは、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献していきます。」という経営理念のもとで、それぞれの国に最適な高効力・高品質の商品を提供し、世界中のより多くの人々に安心を届けることを目指しています。 特に、この数年でグループ全体の事業領域と欧州展開をはじめとする地理的な拡大が進んだため、それらの経営基盤強化と事業展開のスピードアップを積極的に進めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度における総資産額は、前連結会計年度末と比べて35億85百万円増加し、685億56百万円となりました。商品及び製品が14億40百万円、土地が10億27百万円、投資有価証券が8億94百万円、建物及び構築物(純額)が3億54百万円、電子記録債権が3億33百万円増加した一方で、原材料及び貯蔵品が3億49百万円、現金及び預金が2億25百万円減少したこと等によるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末と比べて19億81百万円増加し、392億28百万円となりました。長期借入金が9億85百万円、未払金が5億87百万円、短期借入金が5億69百万円、支払手形及び買掛金が1億84百万円増加した一方で、電子記録債務が6億6百万円、返金負債が3億11百万円減少したこと等によるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末と比べて16億4百万円増加し293億27百万円となりました。利益剰余金が8億44百万円、その他有価証券評価差額金が6億34百万円、為替換算調整勘定が1億17百万円増加したこと等によるものであります。 以上から、前連結会計年度末から自己資本比率は0.2ポイント増加し、39.1%となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は773億66百万円となりました。 利益面では、営業利益21億90百万円、経常利益22億62百万円、親会社株主に帰属する当期純利益12億6百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 なお、セグメント別の売上高は連結相殺後の数値を、セグメント利益又は損失は、連結相殺消去前の数値を記載しております。 (1)日本 殺虫剤部門の売上高は、春先の天候が悪く市場の立ち上がりが遅れたことや、価格改定により売上数量が減少したことから、129億56百万円(前年同期比16億69百万円減、11.4%減)となりました。 家庭用品部門の売上高は、主力のアルコール除菌剤、アレルシャットの売上が好調だったことから、20億99百万円(前年同期比2億6百万円増、10.9%増)となりました。 園芸用品部門の売上高は、第4四半期の除草剤市場が非常に好調だったことから売上が拡大しましたが、第1四半期の天候不順による売上減を補うまでには至らなかったことから、41億62百万円(前年同期比94百万円減、2.2%減)となりました。 防疫剤部門の売上高は、15億23百万円(前年同期比86百万円増、6.1%増)となりました。 その他の部門の売上高は、62億8百万円(前年同期比1億78百万円増、3.0%増)となりました。 なお、外部顧客に対する売上高は、269億51百万円(前年同期比12億91百万円減、4.6%減)で、セグメント損失は5億29百万円(前年同期は7億13百万円のセグメント損失)となりました。 (2)東南アジア 外部顧客に対する売上高は、現地通貨ベースで主要各国とも前期を上回り、円貨ベースでも国によって円高・円安に分かれましたが、いずれの国においても前期を上回った結果、336億90百万円(前年同期比19億1百万円増、6.0%増)となりました。セグメント利益は14億52百万円(前年同期比9億33百万円減、39.1%減)となりました。これは東南アジア各国で更なるシェアアップを図るため、ブランド力強化策として積極的な広告及び販促経費の投資を行ったことによるものです。 (3)欧州 外部顧客に対する売上高は、現地通貨で前期を上回り、円安の影響も加わった結果、136億72百万円(前年同期比20億65百万円増、17.8%増)となりました。また、セグメント利益は5億29百万円(前年同期比42百万円増、8.7%増)となりました。 (4)その他 外部顧客に対する売上高は、インドとメキシコを中心とする販売により、30億52百万円(前年同期比8億36百万円増、37.7%増)となりました。セグメント利益は1億28百万円(前年同期比64百万円増、100.0%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10億35百万円減少し、83億26百万円となりました。 営業活動によって獲得した資金は、8億43百万円(前年同期は18億15百万円の獲得)となりました。これは税金等調整前当期純利益が22億85百万円、減価償却費が17億56百万円、法人税等の支払額が10億40百万円、仕入債務の減少額が6億39百万円あったこと等によるものであります。 投資活動によって使用した資金は、28億76百万円(前年同期は15億52百万円の使用)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が20億66百万円、定期預金の純増減額の増加が8億14百万円あったこと等によるものであります。 財務活動によって獲得した資金は、9億85百万円(前年同期は2億82百万円の獲得)となりました。これは長期借入れによる収入が15億25百万円、短期借入金の純増減額の増加が4億88百万円、長期借入金の返済による支出が4億73百万円、配当金の支払額が3億62百万円あったこと等によるものです。なお、当連結会計年度末における借入金残高は、前期末に比べ17億23百万円増加して、180億91百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   32,809   88.3 東南アジア(百万円)   25,264   108.8 欧州(百万円)   3,965   121.6 報告セグメント計(百万円)   62,039   97.5 その他(百万円)   -   - 合計(百万円)   62,039   97.5 (注) 1.生産実績には、外注先に委託した生産分を含んでおります。 2.セグメント間取引については、相殺消去しております。 3.上記金額は卸売価格によっております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   8,633   95.0 東南アジア(百万円)   715   93.3 欧州(百万円)   3,990   140.8 報告セグメント計(百万円)   13,339   105.1 その他(百万円)   128   126.9 合計(百万円)   13,468   105.3 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.上記金額は仕入金額によっております。 c.受注実績 当社グループ(当社及び連結子会社)の生産は、ほとんど見込生産であり受注によるものは例外であり、受注残高は僅少であります。また、期中の受注高と販売実績がほぼ対応するため、記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   26,951   95.4 東南アジア(百万円)   33,690   106.0 欧州(百万円)   13,672   117.8 報告セグメント計(百万円)   74,314   103.7 その他(百万円)   3,052   137.7 合計(百万円)   77,366   104.8 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、その割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを行う必要があります。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は455億96百万円となり、前連結会計年度末より10億94百万円増加しました。商品及び製品の増加(88億39百万円から102億80百万円へ14億40百万円増加)、電子記録債権の増加(5億24百万円から8億58百万円へ3億33百万円増加)、原材料及び貯蔵品の減少(46億53百万円から43億3百万円へ3億49百万円減少)、現金及び預金の減少(100億48百万円から98億23百万円へ2億25百万円の減少)、売掛金の減少(174億66百万円から173億22百万円へ1億43百万円の減少)が主な要因であります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は229億59百万円となり、前連結会計年度末より24億91百万円増加しました。土地の増加(9億48百万円から19億76百万円へ10億27百万円増加)、投資有価証券の増加(51億77百万円から60億71百万円へ8億94百万円増加)、建物及び構築物(純額)の増加(55億9百万円から58億63百万円へ3億54百万円増加)、機械装置及び運搬具(純額)の増加(23億92百万円から26億82百万円へ2億90百万円増加)、繰延税金資産の増加(7億37百万円から9億36百万円へ1億98百万円増加)、商標権の減少(7億44百万円から6億11百万円へ1億33百万円減少)が主な要因であります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は338億26百万円となり、前連結会計年度末より5億88百万円増加しました。短期借入金の増加(155億14百万円から160億84百万円へ5億69百万円増加)、未払金の増加(35億73百万円から41億61百万円へ5億87百万円増加) 、支払手形及び買掛金の増加(73億71百万円から75億56百万円へ1億84百万円増加)、賞与引当金の増加(8億8百万円から8億94百万円へ85百万円増加)、電子記録債務の減少(22億16百万円から16億10百万円へ6億6百万円減少)、返金負債の減少(22億95百万円から19億83百万円へ3億11百万円減少)が主な要因であります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は54億1百万円となり、前連結会計年度末より13億93百万円増加しました。長期借入金の増加(5億60百万円から15億45百万円へ9億85百万円増加)、繰延税金負債の増加(12億70百万円から15億34百万円へ2億64百万円増加)が主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は293億27百万円となり、前連結会計年度末と比較して16億4百万円増加しました。利益剰余金の増加(115億58百万円から124億2百万円へ8億44百万円増加)、その他有価証券評価差額金の増加(20億65百万円から27億円へ6億34百万円増加)、為替換算調整勘定の増加(32億8百万円から33億25百万円へ1億17百万円増加)が主な要因であります。 2)経営成績 当期の経営成績 (単位:百万円) 指標等   前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) 売上高   73,854   77,366   3,511   4.8 売上原価   51,302   53,434   2,131   4.2 売上総利益   22,552   23,932   1,380   6.1 販売費及び一般管理費   19,905   21,741   1,836   9.2 営業利益   2,646   2,190   △455   △17.2 営業外損益   △126   71   △198   - 経常利益   2,520   2,262   △257   △10.2 親会社株主に帰属する 当期純利益   1,462   1,206   △256   △17.5 1株当たり当期純利益   88円77銭   73円24銭 当期の国内・海外売上成績 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) 国内   27,638   26,633   △1,005   △3.6 海外   46,215   50,733   4,517   9.8 合計   73,854   77,366   3,511   4.8 海外売上構成比   62.6%   65.6% 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の売上高は773億66百万円となりました。 国内売上は、家庭用品がアルコール除菌剤やアレルシャットの新製品が好調で伸長した一方で、殺虫剤、園芸用品が減収となったことから、266億33百万円となりました。 一方、海外売上は、東南アジアの主要国に加えてイタリア・メキシコなどで現地通貨ベースで前年を上回り、円貨ベースでは円安の影響も受けた結果、507億33百万円(為替変動の影響を除くと5.1%増)となりました。 次に、売上原価は、前年同期比21億31百万円増加し534億34百万円、売上原価率は69.1%となり、前年同期より0.4ポイント減となりました。売上総利益は239億32百万円(前年同期比6.1%増)となりました。 販管費につきましては、販促経費、人件費等が増加した結果、前年同期比9.2%増の217億41百万円となりました。 これらの結果、営業利益は21億90百万円(前年同期比17.2%減)となりました。 営業外損益につきましては、受取配当金や技術指導料の営業外収益が6億19百万円、支払利息や為替差損等の営業外費用が5億47百万円となり、差し引き71百万円の利益(純額)となりました。 これらの結果、経常利益は前年同期より2億57百万円減少し、22億62百万円(前年同期比10.2%減)となりました。 以上から税金等調整前当期純利益は前年同期比13.6%減の22億85百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用や非支配株主に帰属する当期純利益を控除した結果、前年同期比17.5%減の12億6百万円となりました。 (単位:百万円) 上半期   下半期   合計 売上高   構成比(%)   売上高   構成比(%)   売上高   構成比(%) 国内   14,792   55.5   11,841   44.5   26,633   100.0 海外   25,350   50.0   25,383   50.0   50,733   100.0 合計   40,142   51.9   37,244   48.1   77,366   100.0 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の売上高の期間推移につきましては、国内海外合計では、ほぼ平均した売上となっております。 (部門別売上高) (単位:百万円) 上半期   下半期   合計 金額   構成比 (%)   金額   構成比 (%)   金額   構成比 (%) 殺虫剤部門   32,898   52.1   30,291   47.9   63,189   100.0 家庭用品部門   850   37.3   1,431   62.7   2,281   100.0 園芸用品部門   2,371   57.0   1,791   43.0   4,162   100.0 防疫剤部門   919   60.4   604   39.6   1,523   100.0 その他の部門   3,102   50.0   3,106   50.0   6,208   100.0 合計   40,142   51.9   37,224   48.1   77,366   100.0 次に、部門別の概況は以下のとおりです。 殺虫剤部門 殺虫剤部門の売上高は、国内におきましては、春先の天候が悪く市場の立ち上がりが遅れたことや、価格改定により売上数量が減少したことから、127億43百万円(前年同期比15億98百万円減、11.1%減)となりました。 海外におきましては、東南アジアでは現地通貨ベースで主要各国とも前期を上回り、円貨ベースでも国によって円高・円安に分かれましたが、いずれの国においても前期を上回り、また欧州でも現地通貨で前期を上回り、円安の影響も加わったことから504億46百万円(前年同期比46億30百万円増、10.1%増)となりました。 国内及び海外の殺虫剤合計の売上高は631億89百万円(前年同期比30億31百万円増、5.0%増)となりました。 家庭用品部門 家庭用品部門の売上高は、主力のアルコール除菌剤やアレルシャットの売上が好調だったことなどから22億81百万円(前年同期比3億8百万円増、15.6%増)となりました。 園芸用品部門 園芸用品部門の売上高は、第4四半期の除草剤市場が非常に好調だったことから売上が拡大しましたが、第1四半期の天候不順による売上減を補うまでには至らなかったことから、41億62百万円(前年同期比94百万円減、2.2%減)となりました。 防疫剤、その他の部門 防疫剤部門の売上高は、15億23百万円(前年同期比86百万円増、6.1%増)となりました。 その他の部門の売上高は、62億8百万円(前年同期比1億78百万円増、3.0%増)となりました。 3)キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼすと思われる事項については、次の事項が挙げられます。 1)競争環境の激化 当社グループの主要製品は一般消費者向けの製品で、競合他社や新規参入会社との間で常に厳しい競合状況にあります。今後の競合環境次第ではこれらの要因が当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。当社グループといたしましては、他社と差別化された新製品の開発や需要喚起のためのマーケティング投資を行い、ブランドの強化と売上拡大につなげていきたいと考えております。 2)天候の影響、季節変動 当社グループの業績は、殺虫剤や花粉対策商品、園芸用品など季節商品の売上構成比が高いため、天候によって大きく影響を受けます。主力商品である殺虫剤については、国内の需要期である夏季に向けた製造・出荷が年前半に集中するため、春先から初秋までの売上高が高くなる一方、需要期を過ぎた10月から1月においては返品が発生する等、季節により売上高や営業損益が偏る季節変動要因があります。 当社グループといたしましては、ウイルス・細菌・アレルゲンなど暮らしの周りに潜む見えないリスクへの対策等消費者の生活シーンに安心安全を提供する製品の推進や海外子会社の売上拡大等により天候に左右されない強固な事業基盤の構築に取り組んでいきたいと考えております。 ④資本の財源及び資金の流動性についての分析 1)資金需要の内容 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、納税資金と設備投資・出資等の投資資金等であります。 運転資金の主な内容は、当社グループ製品の製造のための原材料の購入のほか、商品仕入、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。製造費の内訳は、人件費、外注費、動力費等であります。販売費及び一般管理費の内訳は、人件費、広告宣伝費、販売促進費、研究開発費、運送費等であります。設備投資の主な内容は、生産設備関連等の有形固定資産であります。 2)資金調達の方針 資金調達につきましては、運転資金及び納税資金は営業キャッシュ・フロー、内部留保資金での充当を基本とし、必要に応じて金融機関からの短期借入による資金調達を実施しております。 設備投資・出資等につきましては、自己資金、金融機関からの長期借入等、金利コスト等を勘案し調達方法を検討し対応しております。 重要な設備の新設の予定及び資金調達につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。