概要
アテクトは滋賀県東近江市に本社を置く化学メーカーである。1969年に合成樹脂製品の製造販売会社として創業し、現在は半導体資材事業(スペーサーテープ)、衛生検査器材事業(培地・シャーレ)、粉末射出成形(PIM)事業の三本柱を展開する。連結売上高は33億5700万円(2025年3月期)、従業員125名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
三つの事業セグメントと収益構造
半導体資材事業はフラットパネルディスプレイ駆動用LSIの実装に使われるTAB・COFテープの保護資材「スペーサーテープ」を製造する。衛生検査器材事業は食品・医薬品向けの微生物検出用培地やディスポシャーレを手がけ、簡易型微生物検出用培地『aS-Medium』シリーズを展開する。PIM事業は金属・セラミックス粉末を射出成形する技術で、自動車用ターボ部品や高機能部品を生産する。2025年3月期のセグメント別売上高は衛生検査器材が19億2800万円、半導体資材が11億6500万円、PIMが2億6300万円で、衛生検査器材が全体の57%を占める最大事業である。
海外拠点を含むグループ構成
連結子会社は3社。韓国に株式会社アテクトコリア、台湾に安泰科科技股份有限公司(休眠中)を置く。かつては中国に上海昂統快泰商貿有限公司を有していたが、2024年6月に清算結了した。国内子会社としては株式会社アテクトエンジニアリングがあり、グループ全体で製造・販売・技術開発を分担する。日韓二拠点の生産体制を活かし、為替変動の影響を受けやすい半導体資材事業では円安・ウォン高が追い風となる構造を持つ。
2025年3月期の業績と中期経営計画
2025年3月期の連結業績は売上高33億5700万円(前期比4.9%増)、営業利益2億400万円(同154%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1億4100万円(同252%増)と増収増益。半導体資材事業は液晶パネル需要回復、衛生検査器材事業はインバウンド需要で過去最高を更新、PIM事業も受注堅調だった。一方、中期経営計画『VISION30S』では2030年度に連結売上高50億円、営業利益5億円を目標に掲げる。原材料価格高騰や地政学リスクへの対応が課題とされる。
業界の中での役割は半導体・フラットパネルディスプレイ実装工程向けの部材サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 衛生検査 器材事業 | 19億円 | 55.9% | 2億円 | 10.5% |
| 半導体 資材事業 | 12億円 | 35.3% | 1億円 | 8.3% |
| PIM事業 | 3億円 | 8.8% | -1億円 | -33.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01半導体・情報電子機器部品主力
フラットパネルディスプレイ駆動用LSIやICカード用LSIの実装に用いられるTABテープやCOFテープの保護資材であるスペーサーテープを製造・販売。リール状のテープが擦れ合うのを防ぐエンボススペーサーテープやリーダーテープなどを、電子部品メーカーに直接販売。
- スペーサーテープ(エンボス・モールド・フラット)、リーダーテープ
- TABやCOFの製造・搬送工程でリールに巻かれた製品同士の擦れを防止するスペーサーテープと、製造時に引き出し部として使用されるリーダーテープ。
02食品・医薬品・化粧品製造準主力
食品、医薬品、化粧品等の製造工程で微生物汚染を確認するための試薬や培地類、ディスポシャーレ等の容器類を製造・販売。食品メーカー、臨床検査会社、製薬会社、環境試験会社、病院等に直接販売。
- 微生物検査用試薬・培地類
- 食品や医薬品の製造過程での微生物汚染検査に用いる試薬と培地。
- ディスポシャーレ等の容器類
- 微生物検査に使う使い捨てのシャーレ等のプラスチック容器。
03自動車・放熱部品副次
粉末射出成形(PIM)技術により、超硬金属や超硬セラミックスを複雑形状に量産加工。自動車用の超耐熱金属部品や、セラミックス製の高性能放熱部品(ヒートシンク)への応用が期待される技術。
- PIM成形品(金属・セラミックス)
- 金属やセラミックスの粉末を射出成形し、脱脂・焼結して得られる複雑形状の成形体。超硬材料の量産加工に強みを持つ。
製品と技術
半導体実装工程を支えるスペーサーテープ
フラットパネルディスプレイ(液晶・有機EL)の駆動用LSIを実装するために用いられるTABテープやCOFテープの保護資材がスペーサーテープである。リールに巻かれた製品同士の擦れを防ぐエンボスタイプやモールドタイプがあり、テープの引き出し部として使われるリーダーテープも製品群に含まれる。主な原材料はPETフィルムで、日韓二拠点で生産する。2025年3月期の出荷数量は累計6653万mに達し、パネルメーカーの稼働率回復が追い風となった。
微生物検査を簡易化する衛生検査器材
食品・医薬品・化粧品の製造現場で微生物汚染を確認するための試薬、培地、ディスポシャーレなどの容器類を製造販売する。2005年には大腸菌及び大腸菌群の検出用機器「コリターグ」の製造販売権を取得し、2024年には簡易型微生物検出用培地『aS-Medium』シリーズの大腸菌群検出用『CC』を上市。外食産業向け需要や人手不足による簡易検査需要の高まりを背景に、2025年3月期の売上高は過去最高の19億2800万円となった。
粉末射出成形(PIM)による高機能部品の量産
PIMは金属やセラミックスの粉末をバインダーと混練し、射出成形後に脱脂・焼結して複雑形状の成形体を得る技術。超硬金属や超硬セラミックスの量産加工に優れ、自動車用ターボ部品、CMOSセンサー用セラミックス部品、直動型ベアリング部品などに応用される。2025年3月期の売上高は2億6300万円で過去最高を更新したが、営業損失1億2900万円と赤字が続く。量産技術の確立と歩留まり向上が黒字化への課題である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
化学品専門商社、小規模ながら安定収益
アテクトは化学品専門商社で、売上高32億円規模の小規模企業。同業の東洋紡やクラレといった大手化学メーカーとは規模で大きく劣るが、独自の商社機能で差別化。2025/3期営業利益率3.13%と低いが、2026/3期には5.88%に改善見通し。成長性は低いが、安定した収益基盤を有する。
強み
- 化学品に特化した商社として、業界知識とネットワークを強みとする
- 売上高32億円と小規模ながら、毎期安定した収益を計上
- 2025/3期3.13%から2026/3期5.88%へ営業利益率が上昇見通し
- 大手メーカーが扱わない特殊化学品など、ニッチ分野で競争優位
課題
- 直近2期で売上高が32億円で横ばい、成長性に欠ける
- 売上高32億円と同業の東洋紡やクラレと比較して極めて小規模
- 営業利益率が改善傾向とはいえ、依然として低水準で経営効率に課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字がアテクト
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4247ポバール興業 | 37億円 | 9.8倍 |
| 2 | 4102丸尾カルシウム | 34億円 | 10.8倍 |
| 3 | 4124大阪油化工業 | 33億円 | 24.8倍 |
| 4 | 7877永大化工 | 32億円 | 8.4倍 |
| 5 | 4098チタン工業 | 31億円 | 14.9倍 |
| 6 | 4241アテクト | 29億円 | 20.4倍 |
| 7 | 4243ニックス | 25億円 | 9.1倍 |
| 8 | 4616川上塗料 | 24億円 | 10.0倍 |
| 9 | 4920日本色材工業研究所 | 24億円 | 7.0倍 |
| 10 | 7928旭化学工業 | 24億円 | 25.8倍 |
| 11 | 4976東洋ドライルーブ | 21億円 | 10.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
合成樹脂メーカーとしての創業と事業再編(1969〜1982)
1969年4月、大日化成工業株式会社として合成樹脂製品の製造販売を目的に設立。1975年4月には家庭用ビデオのギア・カム部品の製造を開始し、精密成形技術を蓄積した。1982年4月に商号を大日実業株式会社に変更し、同年5月には販売部門を分離して大日化成工業株式会社を、6月には製造部門を分離して大日エンジニアリング株式会社とブレーバーソニックコーポレーションを設立。事業を機能別に分割する再編を行った。
半導体資材と衛生検査器材への参入(2001〜2003)
2001年10月、大日化成工業株式会社及び株式会社フルステリを吸収合併し、商号を株式会社フルステリに変更。これにより半導体保護資材及び衛生検査器材の製造販売を開始した。2003年5月には現在の商号である株式会社アテクトに変更。衛生検査器材のブランド名を冠した社名とし、同事業を中核に据える意思を示した。
上場とアジア拠点の拡充(2006〜2010)
2006年6月に株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。同年10月には大韓民国に株式会社アテクトコリアを設立し、翌年4月に連結子会社化。2008年4月には粉末射出成形(PIM)の製造販売を開始。2010年8月に中華人民共和国上海市に上海昂統快泰商貿有限公司を、11月には中華民国高雄市に安泰科科技股份有限公司を設立し、中国・台湾市場へ進出した。
不採算子会社の整理と本社移転(2012〜2017)
2012年6月、国内連結子会社である株式会社ダイプラの全株式を売却。2014年5月にはトライアル株式会社の特別清算が結了し、不採算事業からの撤退を進めた。2016年10月にはアテクト・プログレッシヴ・アンド・イノヴェイティヴ・マニュファクチャリング株式会社を株式会社アテクトエンジニアリングに社名変更。2017年4月に本社を滋賀県東近江市に移転し、現所在地に落ち着いた。
市場区分移行と中国事業撤退(2022〜2024)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。2024年6月には上海昂統快泰商貿有限公司の清算が結了し、中国事業から完全撤退した。2026年3月期の連結売上高は34億円(計画)を見込み、半導体資材・衛生検査器材・PIMの三事業で成長を目指す。
年表27件を開く
1960年代
- 1969年4月創業合成樹脂製品の製造販売を目的として大日化成工業株式会社を設立
1970年代
- 1975年4月家庭用ビデオのギア・カム部品製造を開始
1980年代
- 1982年4月商号変更商号を大日実業株式会社に変更
- 1982年5月創業販売部門を分離し、大日化成工業株式会社を設立 仕入部門を分離し、大日管理株式会社を設立
- 1982年6月創業製造部門を分離し、大日エンジニアリング株式会社と株式会社ブレーバーソニックコーポレーションを設立
2000年代
- 2001年10月M&A大日化成工業株式会社及び株式会社フルステリを吸収合併 商号を株式会社フルステリに変更し、半導体保護資材及び衛生検査器材の製造販売を開始
- 2003年5月商号変更商号を株式会社アテクトに変更
- 2004年3月ISO9001を取得
- 2005年2月大腸菌及び大腸菌群の検出用機器「コリターグ」の製造、販売権を譲り受ける
- 2006年6月ISO14001を取得
- 2006年6月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2006年10月創業株式会社アテクトコリアを大韓民国に設立
- 2007年4月M&A株式会社アテクトコリアを連結子会社化
- 2008年1月M&Aトライアル株式会社を連結子会社化
- 2008年1月ポリマー微粒子の製造販売を開始
- 2008年4月M&A株式会社ダイプラを連結子会社化
- 2008年4月プラスチック造形の製造販売を開始
2010年代
- 2010年1月創業アテクト・プログレッシヴ・アンド・イノヴェイティヴ・マニュファクチャリング株式会社設立
- 2010年8月創業上海昂統快泰商貿有限公司を中華人民共和国 上海市に設立
- 2010年11月創業安泰科科技股份有限公司を中華民国 高雄市に設立
- 2012年6月国内連結子会社である株式会社ダイプラの当社持分株式を全て売却
- 2014年5月国内連結子会社であるトライアル株式会社の特別清算が結了
- 2016年10月商号変更国内連結子会社であるアテクト・プログレッシヴ・アンド・イノヴェイティヴ・マニュファクチャリング株式会社を株式会社アテクトエンジニアリングに社名変更
- 2017年4月本社を滋賀県東近江市に移転
2020年代
- 2021年6月執行役員制度導入
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ市場(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
- 2024年6月上海昂統快泰商貿有限公司が清算結了
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2030年度まで50億円 以上
- 連結営業利益2030年度まで5億円
- 連結営業利益率2030年度まで10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
衛生検査器材事業の拡大
売上高30億円(うち海外売上3億円)を目標に、インバウンド需要回復や内食・デリバリー需要を取り込み、きめ細かな営業と柔軟な生産体制を構築する。
- 02
半導体資材事業の安定化
売上高15億円を目標に、サプライチェーン変動や地政学リスクに対応し、戦略的な調達活動で利益影響を最小化する。
- 03
PIM事業の生産性向上
売上高5億円を目標に、量産技術の確立と品質安定化を図り、安定供給体制を強化する。
- 04
経営管理本部による体質強化
経営資源(ヒト・モノ・時間)の最大化活用を推進し、企業価値向上を図る。
- 05
業務ソリューションの内製化
業務プロセスを自前で構築し、効率化とコスト削減を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で125人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は492万円で、9期前と比べて+2.2%。平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は6.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 80 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 101 | — |
| 2019年3月 | 482 | 37.8 | 4.5 | 100 | — |
| 2020年3月 | 496 | 39.8 | 5.0 | 107 | — |
| 2021年3月 | 484 | 38.6 | 5.5 | 105 | — |
| 2022年3月 | 526 | 38.8 | 6.1 | 103 | — |
| 2023年3月 | 543 | 39.2 | 6.5 | 96 | — |
| 2024年3月 | 535 | 41.1 | 6.3 | 109 | — |
| 2025年3月 | 495 | 40.3 | 5.2 | 122 | 82 |
| 2026年3月 | 492 | 40.3 | 6.0 | 125 | 160 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社アテクト エンジニアリング(注)2滋賀県 東近江市議決権100.0%
- 国内安泰科科技股份 有限公司中華民国 台北市議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は34億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.3%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 36億円 | 34億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10 | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.1%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2024年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 7 | — | — | −3 |
| 2025年2Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2026年2Q | 16 | 1 | 6.3 | 1 |
| 2026年4Q | 18 | 1 | 5.6 | 0 |
| 2027年1Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は25億円から34億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 25 | — | 2 | — | 2 |
| 2014年3月 | 25 | — | 3 | — | 1 |
| 2015年3月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| 国内連結子会社であるアテクト・プログレッシヴ・アンド・イノヴェイティヴ・マニュファクチャリング株式会社を株式会社アテクトエンジニアリングに社名変更 | |||||
| 2016年3月 | 25 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年3月 | 25 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年3月 | 27 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 30 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年3月 | 30 | — | 1 | — | 0 |
| 2021年3月 | 29 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年3月 | 31 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年3月 | 30 | — | 2 | — | 2 |
| 2024年3月 | 32 | — | 1 | — | −2 |
| 2025年3月 | 32 | 1 | 1 | 3.1 | 0 |
| 2026年3月 | 34 | 2 | 2 | 5.9 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高34億円のうち、営業利益として残るのは2億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.8%21億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.4%11億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は3億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4 | 1 | −3 | 5 | 11 |
| 2014年3月 | 5 | −2 | −4 | 3 | 10 |
| 2015年3月 | 3 | −4 | 0 | −1 | 11 |
| 2016年3月 | 4 | −3 | 0 | 1 | 10 |
| 2017年3月 | 2 | −20 | 13 | −18 | 5 |
| 2018年3月 | 3 | −2 | 3 | 1 | 9 |
| 2019年3月 | 6 | −6 | −4 | 0 | 5 |
| 2020年3月 | 4 | −3 | 0 | 1 | 5 |
| 2021年3月 | 5 | −4 | 2 | 1 | 8 |
| 2022年3月 | 8 | −4 | −2 | 4 | 10 |
| 2023年3月 | 4 | −4 | −3 | 0 | 6 |
| 2024年3月 | 5 | −2 | −4 | 3 | 5 |
| 2025年3月 | 1 | −1 | −2 | 0 | 3 |
| 2026年3月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 3 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は47億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は38.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 37 | 10 | 27 | 27.9 |
| 2014年3月 | 35 | 12 | 23 | 33.9 |
| 2015年3月 | 38 | 14 | 24 | 35.5 |
| 2016年3月 | 38 | 14 | 24 | 36.9 |
| 2017年3月 | 56 | 15 | 41 | 25.7 |
| 2018年3月 | 59 | 16 | 43 | 25.6 |
| 2019年3月 | 54 | 17 | 37 | 30.3 |
| 2020年3月 | 53 | 16 | 37 | 30.2 |
| 2021年3月 | 57 | 17 | 40 | 29.7 |
| 2022年3月 | 58 | 19 | 39 | 32.7 |
| 2023年3月 | 56 | 20 | 36 | 35.7 |
| 2024年3月 | 51 | 18 | 33 | 34.4 |
| 2025年3月 | 47 | 17 | 30 | 36.6 |
| 2026年3月 | 47 | 18 | 29 | 38.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で203社中44位あたり、逆に低いのは自己資本比率で203社中184位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥653で、1年前と比べて+51.6%。過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.4倍 |
| PER (会社予想) | 24.1倍 |
| PBR | 1.56倍 |
| 配当利回り | 1.53% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PER19.84倍は業界平均18.00倍をやや上回り、PBR1.54倍も平均1.40倍より高い。配当利回り1.50%は平均2.59%を下回り魅力度は低い。ROE8.0%と業界平均並みだが、直近業績は増収増益で改善傾向にあるものの、前期は赤字であり、割高感が先行する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.4倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 24.1倍 | — |
| PBR | 1.56倍 | 1.41倍 |
| ROE | 8.0% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.53%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 10 | — | 344.8 |
| 2018年3月 | 10 | 0.0 | 87.3 |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | 47.3 |
| 2020年3月 | 3 | −70.0 | 46.5 |
| 2021年3月 | 5 | 66.7 | 393.7 |
| 2022年3月 | 10 | 100.0 | 26.2 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | 34.9 |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2025年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2026年3月 | 10 | 0.0 | 34.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,703人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.4%を占め、残る65.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 89.5 | 59.0 | 59.7 | 56.3 | 60.2 | 57.8 |
| 事業法人 | 4.1 | 33.4 | 34.8 | 35.2 | 34.0 | 33.8 |
| 証券会社 | 3.7 | 3.3 | 2.7 | 5.4 | 4.4 | 6.4 |
| 外国法人 | 1.0 | 2.2 | 1.1 | 2.5 | 1.1 | 1.2 |
| 金融機関 | 1.7 | 2.1 | 1.7 | 0.5 | 0.2 | 0.7 |
| 自己株式 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 三甲株式会社 | 33.12 |
| 02 | 佐藤 弘之 | 3.08 |
| 03 | 村岡 克彦 | 2.52 |
| 04 | 東ヶ崎 尚美 | 2.08 |
| 05 | 小髙 得央 | 1.83 |
| 06 | JPモルガン証券株式会社 | 1.55 |
| 07 | 岡崎 興也 | 1.33 |
| 08 | 早川 満 | 1.29 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 1.25 |
| 10 | 原田 正剛 | 1.07 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−39%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 52 | 258 | 23.2 | 5.4 | 19.2 |
| 2014年3月 | 36 | 293 | 13.1 | 13.3 | 36.8 |
| 2015年3月 | 31 | 328 | 10.0 | 25.5 | 71.1 |
| 2016年3月 | 18 | 330 | 5.5 | 44.4 | 142.2 |
| 2017年3月 | 12 | 335 | 3.6 | 82.2 | 344.8 |
| 2018年3月 | 19 | 347 | 5.6 | 72.2 | 87.3 |
| 2019年3月 | 29 | 371 | 8.1 | 37.8 | 47.3 |
| 2020年3月 | 9 | 366 | 2.4 | 97.3 | 46.5 |
| 2021年3月 | 17 | 388 | 4.5 | 54.7 | 393.7 |
| 2022年3月 | 38 | 428 | 9.4 | 20.0 | 26.2 |
| 2023年3月 | 36 | 456 | 8.1 | 15.9 | 34.9 |
| 2024年3月 | −55 | 399 | −12.9 | — | — |
| 2025年3月 | 9 | 388 | 2.3 | 46.6 | — |
| 2026年3月 | 32 | 413 | 8.0 | 20.7 | 34.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額47百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大西誠 | 代表取締役社長執行役員 | 64 | — |
| 杉山隆樹 | 取締役上席執行役員事業本部営業担当 | 60 | — |
| 岩田貴雄 | 取締役上席執行役員事業本部製造担当 | 54 | 200 |
| 若林正憲 | 取締役執行役員 | 68 | — |
| 福井健太 | 取締役 | 41 | — |
| 金森光暢 | 監査役(常勤) | 65 | — |
| 堂前和彦 | 監査役 | 55 | — |
| 橋本良子 | 監査役 | 66 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 31 | 31 | 10 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | 16 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,825字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,299字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,103字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,890字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第57期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第57期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第56期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第55期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-03
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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