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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

プレミアアンチエイジング

4934 · Growth · 化学

「デュオ」などのスキンケアブランドを通信販売で育て、リカバリーウェア「ベネクス」も傘下に持つアンチエイジング企業。

概要

プレミアアンチエイジングは、2009年設立の化粧品・美容企業である。主力の「DUO(デュオ)」ブランドのクレンジングバームで知られ、通信販売を中心に卸売や海外販売も展開。2023年にはリカバリーウェアのベネクスを子会社化し、事業を二本柱に拡大した。2025年7月期の売上高は162億円、営業利益6億円と黒字転換した。

アンチエイジング事業とリカバリー事業の二本柱

当社グループは、アンチエイジング事業とリカバリー事業の2セグメントで構成される。アンチエイジング事業はスキンケア、ヘアケア、インナーケア製品の製造販売を手がけ、デュオ、カナデル、クレイエンスなどのブランドを展開する。リカバリー事業は子会社ベネクスを通じ、独自技術の繊維を用いたリカバリーウェアを販売する。2025年7月期のセグメント売上構成比はアンチエイジング事業が約80%、リカバリー事業が20%であり、ベネクスの伸長が全体を下支えした。

通信販売58.8%を占める販売チャネル構造

販売チャネルは通信販売、卸売販売、その他(ECモール・海外)に分かれる。2025年7月期の通信販売の売上構成比は58.8%と過半を占め、定期販売がその大部分を占めるストック型モデルである。卸売販売は13.7%で、全国約18,000店舗に配荷する。その他チャネルにはAmazonなどのECモールや中国向け越境ECが含まれ、2024年7月からは中国一般市場向けに「デュオプレミア」の販売を開始した。

売上高減少もコスト管理で営業黒字化した2025/7期

2025年7月期の連結売上高は162億円(前期比20.6%減)と減少したが、営業利益は6.2億円(前期比343.8%増)と黒字転換した。アンチエイジング事業の減収により売上総利益は減少したが、広告宣伝費の抑制(売上高比24.3%)や固定費削減により販管費が計画を下回った。親会社株主に帰属する当期純利益は4.7億円(前期は14.8億円の損失)となった。自己資本比率は65.07%と健全性を維持している。

子会社ベネクスを通じたリカバリー事業の拡大

2023年1月に全株式を取得したベネクスは、休養時専用ウェアのパイオニアである。独自素材「PHT(Platinum Harmonized Technology)」を使用し、トップアスリートから一般層まで幅広く支持される。2024年9月には直営店「VENEX Recovery Lab日本橋」を開設した。ベネクスの売上は順調に伸長し、リカバリー事業の売上構成比は前連結会計年度の約15%から20%に上昇した。

業界の中での役割はD2C型コスメメーカーおよびリカバリーウェアメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
162億円
営業利益
6億円
営業利益率
3.7%
純利益
5億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
アンチ エイジング事業129億円80.1%4億円3.1%
リカバリー事業32億円19.9%2億円6.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アンチエイジング(化粧品・健康食品)主力

スキンケア、ヘアケア、インナーケア製品の開発・販売。主力の通信販売(58.8%)に加え、バラエティショップ向け卸売(18,000店)、ECモール、中国など海外展開も行う。製造は委託し、企画・開発・マーケティングに集中する。

主な製品・サービス9
デュオ ブランド
エイジングケアブランド。主力のザ クレンジングバームなど18SKUを展開。
カナデル ブランド
大人世代向け高機能エイジングケア。オールインワンなど7SKU。
クレイエンス ブランド
クレイとサイエンス融合の白髪ケアヘアケア。カラートリートメントなど12SKU。
シーマニア ブランド
ビタミンCに特化したスキンケア。2SKU。
デュオメン ブランド
男性向けスキンケア。5SKU。
シントー ブランド
DDS技術を採用したサプリメント。2SKU。
シトラナ ブランド
敏感肌向けコスメ。
レインカ ブランド
独自成分採用のエイジングケア。4SKU。
ララスキン ブランド
美容医療発想のスキンケア。2SKU。

02リカバリーウェア準主力

子会社ベネクスを通じ、休養時専用ウェア「PHT」技術を用いたリカバリーウェアや関連ケアアイテムを開発・販売。直営店も展開。売上構成比20%。

主な製品・サービス2
ベネクス リカバリーウェア
特殊繊維PHTとノンコンプレッションデザインで休養をサポートするウェア。
VITALISE シリーズ
ナノプラチナ配合の活力サポートケアアイテム。

製品と技術

デュオ「ザ クレンジングバーム」シリーズ

デュオは、自然由来の原料と皮膚科学を融合したエイジングケアブランドである。主力の「ザ クレンジングバーム」シリーズは7年連続クレンジングバーム売上No.1(富士経済調べ)を獲得。2025年には15周年リニューアルを実施し、通常サイズ(90g)に加え店舗限定66gサイズやミニサイズを投入した。同ブランドの売上構成比は約58%で、クレンジング以外に洗顔料、美容液、化粧水など18SKUを展開する。

高機能エイジングケア「カナデル」ブランド

2019年4月に誕生したカナデルは、「いつまでも美しさを追求する」大人世代向けの高機能エイジングケアブランドである。主力のオールインワンに加え、2025年4月には医薬部外品の「チューニングローション」を投入し、夏季限定品も発売した。シリーズ累計出荷個数は900万個を超え、新ブランドキャラクター起用の広告効果もあり認知度が向上している。

クレイとサイエンス融合のヘアケア「クレイエンス」

2020年3月創出のクレイエンスは、クレイの力と先進サイエンスで白髪カラーを叶えるクレイスパ発想のヘアケアブランドである。主力のカラートリートメントに加え、スカルプシャンプーなど12SKUを展開。2025年4月に累計出荷個数200万個を突破し、総合ヘアケアブランドとして育成中である。

リカバリーウェア「ベネクス」シリーズ

ベネクスは、独自開発の特殊繊維「PHT(Platinum Harmonized Technology)」とノンコンプレッションデザインにより、着用するだけで休養をサポートするリカバリーウェアを提供する。スタンダードドライ、コンフォートクール、リカバリームーヴなどのシリーズがあり、トップアスリートから一般層まで幅広く愛用される。2024年9月には直営店「VENEX Recovery Lab日本橋」を開設し、休養の研究と販売を一体化した拠点とした。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化粧品・抗老化で縮小、低収益

プレミアアンチエイジングは化粧品・健康食品等の抗老化関連製品を手掛ける。同業には北の達人コーポレーションや東洋紡、クラレなどがいるが、同社は売上高264億円(23年7月期)から204億円、162億円へ急減しており、業界内で縮小傾向が顕著。営業利益率も24年7月期0.49%と極低水準で、25年7月期は3.7%へ回復見込みだが依然低い。競合の北の達人は成長を続けており、同社は競争力低下が懸念される。

強み

  • 長年アンチエイジング領域に特化し、ブランド認知を得ている。
  • 通販、ドラッグストア等複数チャネルで製品を展開。
  • 独自成分や特許を活用した製品ラインアップを有する。
  • 営業利益率が24年7月期0.49%から25年7月期3.7%へ改善。

課題

  • 23年7月期264億円→25年7月期162億円と大幅縮小。
  • 営業利益率が24年7月期0.49%と極めて低い水準。
  • 北の達人など競合が成長する中、シェアを奪われている可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がプレミアアンチエイジング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1542Aビタブリッドジャパン61億円5.9倍
24990昭和化学工業61億円8.7倍
34929アジュバンホールディングス60億円41.5倍
49385ショーエイコーポレーション59億円6.8倍
54926シーボン53億円24.8倍
64934プレミアアンチエイジング52億円18.0倍
74242タカギセイコー50億円3.1倍
86776天昇電気工業49億円9.7倍
94615神東塗料45億円
10177Aコージンバイオ43億円17.2倍
114274細谷火工43億円20.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 7件

虎ノ門で設立しDUOブランドを創出した2009-2010年

2009年12月、東京都港区虎ノ門に資本金500万円でプレミアアンチエイジング株式会社を設立。翌2010年2月に化粧品ブランド「DUO(デュオ)」を創出し、第一弾製品「デュオ ザ クレンジングバーム」の発売を開始した。この製品が後の主力商品となり、クレンジングバーム市場における同社の地位を築く起点となった。

本社移転と増資を経た成長期(2012-2019年)

2012年7月に本社を六本木に移転。2017年7月には資本金を1,500万円に増資した。2019年4月にはDUOの姉妹ブランドとして「CANADEL(カナデル)」を創出し、高機能エイジングケアのラインを拡充した。この間、売上高は2016年11月期の15億円から2019年7月期には119億円へと急成長した。

マザーズ上場と多ブランド展開を加速した2020年

2020年3月、本社を現在の虎ノ門に再移転。同時期に、敏感肌向け「sitrana(シトラナ)」、オーガニック「immuno(イミュノ)」、ヘアケア「clayence(クレイエンス)」、メンズ「DUO MEN」、インナーケア「SINTO(シントー)」など複数のブランドを立て続けに創出した。同年3月には東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資金調達と知名度向上を実現した。

ベネクス買収とリカバリー事業への参入(2023-2024年)

2023年1月、リカバリーウェアを手がける株式会社ベネクスの全株式を取得し、連結子会社化した。ベネクスの売上は順調に伸び、翌連結会計年度からリカバリー事業としてセグメント区分を新設した。2024年9月にはベネクス初の直営店を日本橋にオープンし、休養(リカバリー)の研究拠点として位置づけた。

主力製品のリニューアルと累計出荷5,000万個突破(2024-2025年)

2025年2月、DUOブランド誕生15周年を機に「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種を全面リニューアルし、処方をパワーアップした。同年7月末時点で同シリーズの累計出荷個数は5,000万個を突破。一方、売上高は2022年7月期の339億円をピークに減少傾向が続き、2025年7月期は162億円まで落ち込んだ。しかし、コスト管理の徹底により営業利益は黒字化した。

年表7件を開く

2000年代

  • 2009年12月創業東京都港区虎ノ門において資本金500万円でプレミアアンチエイジング株式会社を設立

2010年代

  • 2010年2月化粧品ブランド「DUO(デュオ)」を創出
  • 2010年2月「デュオ ザ クレンジングバーム」の発売開始
  • 2012年7月本社を東京都港区六本木に移転
  • 2017年7月資本金を1,500万円に増資
  • 2019年4月「DUO(デュオ)」の姉妹ブランドとして新ブランド「CANADEL(カナデル)」を創出

2020年代

  • 2020年3月上場本社を東京都港区虎ノ門に移転 敏感肌に着目した新ブランド「sitrana(シトラナ)」を創出 SDGs×オーガニックの新ブランド「immuno(イミュノ)」を創出 東京証券取引所マザーズに株式を上場 プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社設立 ベイ安美(上海)化粧品有限公司※2設立 ヘアケアブランド「clayence(クレイエンス)」を創出 メンズスキンケアブランド「DUO MEN(デュオ メン)」を創出 インナーケアブランド「SINTO(シントー)」を創出 株式会社ベネクスを連結子会社化 インナーケアブランド「X(エックス)」を創出 ビタミンスキンケアブランド「C+mania(シーマニア)」を創出 プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社を吸収合併 本社を同区内(東京都港区虎ノ門)に移転 デュオ「ザ クレンジングバーム」シリーズ累計出荷個数5,000万個突破 デュオ「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種を15周年リニューアル発売※3 ファスト美容医療発想を叶える新たなスキンケアブランド「Lalaskin(ララスキン)」を創出

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ブランド価値向上と新商品投入

    ブランド価値を高めるため、新商品や限定品を積極的に投入するとともに、ブランド価値を訴求し浸透させるコミュニケーションやプロモーションを実行する。

  2. 02

    通信販売チャネルの強化

    未利用顧客へのリーチ強化、新規獲得、顧客単価向上・クロスセル促進に向けた新商品・限定品投入、CRM施策の拡充を推進する。

  3. 03

    卸売・ECチャネルの育成

    卸売専用ブランド「Lalaskin」の育成、卸売先との連携深化、ECモール事業の強化を通じて成長を目指す。

  4. 04

    リカバリー事業の拡大とシナジー創出

    成長市場での事業拡大と休養学に基づくリカバリーノウハウの啓発を両立。グループ連携を強化し、ブランディング、デジタルマーケティング、CRM、新製品開発、店舗展開等に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で216人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は756万円で、4期前と比べて+14.1%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は3.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年7月66237.11.4152
2022年7月69638.81.6223
2023年7月72439.52.3252
2024年7月75440.22.922944
2025年7月75640.03.7216278

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率40.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 1 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都港区895百万円
アンチエイジング
大宮事務所 — さいたま市大宮区2百万円
アンチエイジング
主な関係会社
  • 海外
    ベイ安美(上海)化粧品有限公司
    中国上海市 静安区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ベネクス
    神奈川県 厚木市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は162億円営業利益6億円前期と比べると減収増益で、売上が-20.6%、利益が+500.0%。

売上高
-20.6%
162億円
営業利益
+500.0%
6億円
純利益
5億円
営業利益率
3.7%
前期比 +3.2%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高135億円162億円
営業利益3億円6億円
純利益3億円5億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は33億円、営業利益は1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−31.3%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q63−1−1.6−2
2023年4Q58−5
2024年1Q5300.00
2024年2Q53−2−3.8−17
2024年3Q4824.23
2024年4Q5012.0−1
2025年2Q851011.86
2025年4Q77−4−5.2−1
2026年2Q7368.24
2026年3Q3313.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2016年11月期からの10期で、売上は15億円から162億円へ10.8倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年11月1500
2017年7月2300
2018年7月5011
2019年7月11922
本社を東京都港区虎ノ門に移転 敏感肌に着目した新ブランド「sitrana(シトラナ)」を創出 SDGs×オーガニックの新ブランド「immuno(イミュノ)」を創出 東京証券取引所マザーズに株式を上場 プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社設立 ベイ安美(上海)化粧品有限公司※2設立 ヘアケアブランド「clayence(クレイエンス)」を創出 メンズスキンケアブランド「DUO MEN(デュオ メン)」を創出 インナーケアブランド「SINTO(シントー)」を創出 株式会社ベネクスを連結子会社化 インナーケアブランド「X(エックス)」を創出 ビタミンスキンケアブランド「C+mania(シーマニア)」を創出 プレミア・ウェルネスサイエンス株式会社を吸収合併 本社を同区内(東京都港区虎ノ門)に移転 デュオ「ザ クレンジングバーム」シリーズ累計出荷個数5,000万個突破 デュオ「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種を15周年リニューアル発売※3 ファスト美容医療発想を叶える新たなスキンケアブランド「Lalaskin(ララスキン)」を創出
2020年7月2051611
2021年7月3284728
2022年7月3392614
2023年7月264−6−7
2024年7月204120.5−15
2025年7月162663.75

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高162億円のうち、営業利益として残るのは6億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.5%38億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金72.8%118億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
76.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.6pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.3pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.5pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2025年7月期は営業CFが15億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は47億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年7月10−113
2019年7月−2−17−37
2020年7月3−110219
2021年7月28−2162661
2022年7月−33−35−3630
2023年7月24−921547
2024年7月4−52−148
2025年7月15−2−131347

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2025年7月期の総資産は101億円。このうち返さなくてよい自己資本が66億円で、自己資本比率は65.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年11月6064.7
2017年7月100103.5
2018年7月161158.3
2019年7月3032710.1
2020年7月68145421.2
2021年7月131696252.8
2022年7月123834067.9
2023年7月121764562.7
2024年7月110614955.7
2025年7月101663565.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
39億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
35億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE203社中91位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中199位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-20.6%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥602で、1年前と比べて-34.1%過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。

¥602+0.8%1ヶ月+0.2%1年-34.1%時価総額52億円
過去52週の値幅
安値¥576高値¥927

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.0倍
PER (会社予想)17.5倍
PBR0.74倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月2日の624円から8月14日には598円へと、1ヶ月で4.17%下落した。25日移動平均線(614.6円)を2.7%下回って推移しており、弱い展開が続いている。52週安値576円に接近しており、下値サポートが意識される水準。出来高は8月14日に16200株と増加したが、全体的には低水準で、売り圧力が続いている。RSIは21.43と売られすぎの領域にあり、反発の可能性もあるが、トレンドは下向き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは17.86倍、予想PER17.4倍で業界平均18.79倍をやや下回る。PBRは0.73倍と業界平均1.44倍を大幅に下回り、ROEは7.42%と低水準。配当利回りは0%で無配。直近の業績は売上高が減少傾向ながら、営業利益は黒字化し回復の兆し。割安感はあるが、収益性と配当の無さが評価を抑制する。業界平均よりPBRは割安だが、PERはほぼ同水準で、総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.0倍17.8倍
PER (予想)17.5倍
PBR0.74倍1.41倍
ROE7.4%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が減少から回復への兆しを見せるが、業績は不安定。2025年7月期は営業利益率3.7%と低水準ながら黒字転換した。強気派は新製品開発やマーケティング強化による成長を期待する。弱気派は長期的な需要減や競合激化を懸念し、既存事業の持続性に疑問を呈する。PBR0.73倍と割安に見えるが、株式市場からの信頼は低い。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換

    2025年7月期に営業利益がプラスに。

  • 新製品開発

    アンチエイジング市場は成長が期待される。

  • 割安な株価

    PBR0.73倍は資産価値に比べ安い。

  • 営業利益が前期比5億円増の6億円に拡大通年影響

    営業損益は1億円→6億円と5億円改善。売上高減でも高利益率の商品構成に変化

  • 純損益が▲15億円から+5億円に黒字転換通年影響

    純損益は▲15→+5億円。特別損失の一巡や税負担の減少で大幅改善

  • PBR0.73倍と解散価値を下回る継続影響

    PBR0.73倍は純資産比で株価が割安。企業価値の再評価余地がある

  • 営業利益率0.49%→3.7%と収益性向上通年影響

    営業利益率は3.2ポイント改善。コスト削減効果が収益を押し上げる

マイナスに働く材料7
  • 売上高の減少

    売上高が339億→162億円と半減。

  • 競合の多さ

    大手化粧品や他ブランドとの競争が激しい。

  • ROE低い

    ROE7.42%は資本効率が高いとは言えない。

  • 売上高が264億円から162億円へ3期連続減収通年影響

    売上高は264→204→162億円と約39%減少。需要減少に歯止めがかからない

  • 無配当で株主への直接還元がない通年影響

    配当利回り0%と無配。業績が回復するまで配当期待は盛り込まれにくい

  • 株価が1年間で31%下落し投資家心理が悪化継続影響

    前年比▲31.26%。上方修正が出ても戻り売りが重荷

  • 時価総額52億円と小型で流動性が細い継続影響

    時価総額52億円。売買出来高が少なく、数億円の売買で株価が乱高下

次の決算で確かめる点
売上高成長率
減少傾向が続くか、反転が決め手。
営業利益率
低水準からの改善が持続するか。
ブランド資産
顧客ロイヤルティの維持に重要。
広告宣伝費
マーケティング効率が業績を左右。

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ8,372人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.1%を占め、残る53.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他32.538.048.350.950.9
事業法人47.447.346.746.346.1
外国法人11.49.71.61.41.7
証券会社5.41.31.90.91.0
外国人個人0.00.50.60.40.3
金融機関3.43.10.90.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01プレミアマネジメント株式会社45.62
02松浦 清21.53
03大木 塁2.56
04兒嶋 伸二0.55
05伊藤 弘人0.54
06今 秀信0.48
07JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.48
08BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.47
09永井 崇久0.43
10尾崎 成彦0.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−99%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2016年11月38,520145,52530.5
2017年7月−60,97991,520
2018年7月1217113.2
2019年7月223879.5
2020年7月143181130.2
2021年7月32779266.946.5
2022年7月16395718.712.2
2023年7月−84873
2024年7月−170702
2025年7月547577.415.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/7期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松浦清代表取締役 社長575,855,400
伊藤洋一郎取締役 副社長 執行役員568,300
福本拓元取締役(注)1501,600
堺咲子取締役(注)1641,600
石原基康常勤監査役(注)2674,800
井出彰監査役(注)2391,600
近藤陽介監査役(注)2451,700

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)260236533
社外取締役540408

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,900字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社2社、非連結子会社1社で構成されており、アンチエイジング事業及びリカバリー事業を展開しております。 アンチエイジング事業は、主にスキンケア、ヘアケア、インナーケア製品の製造・販売を行い、デュオ、カナデル、クレイエンス等のブランドを展開しております。リカバリー事業は、主に子会社の株式会社ベネクスを通じたリカバリーウェア等の製造・販売を行っています。 (アンチエイジング事業) 主にスキンケア、ヘアケア、インナーケア製品の開発、販売を行い、製造については各製品に最適な製造委託会社に委託しております。また、限られた経営資源はコア業務に集中すべきであるという考えから、商品企画・開発、マーケティング並びにコールセンターの一部については自社で対応する一方で、物流業務、決済業務などについても外部の専門業者に委託しております。 主要ブランドであるデュオ、カナデル、クレイエンスなど複数のブランドを展開しており、これらのブランドを、創業時より注力している主力の通信販売、全国のバラエティショップを皮切りに販路を拡大した卸売販売に加え、中国をはじめとする海外等の複数のチャネルで販売しております。 アンチエイジング事業の製品は、(1)通信販売、(2)卸売販売、及び(3)その他の3つのチャネルで販売しております。 (1) 通信販売 当社が創業時から取り組んでいる主力の販売形態であり、当連結会計年度における当該販売チャネルの売上構成比は、58.8%となっております。 当社は、自社ECサイトにおいて自社製品の販売を行っており、その販売手法は、1回の注文ごとに購入していただく「都度販売」に加えて、一定の間隔で同様の製品を継続的にお客様にお届けする「定期販売」の2つを用意しております。この定期販売の手法は、発送や決済処理が定期化することで事務作業が効率化できることや、安定した売上を確保することができるストック型のビジネスモデルであると考えております。加えて、お客様に対しても、都度商品を購入する手間が省けることや都度購入より割安に購入できる等のメリットを提供できると考え、定期販売を行っております。当社の定期販売は通信販売売上高の大半を占めております。 新規のお客様の獲得手法につきましては、従来は、成功報酬型のデジタルマーケティングを活用した新規顧客獲得を積極的に実行してまいりました。しかしながら、前連結会計年度以降、新規獲得の広告効率が悪化したことから、獲得効率・転換率を重視した方針に転換し、その結果、広告宣伝費は売上高の24.3%(当連結会計年度)に減少しております。 通信販売市場におきましては、参入企業の増加、お客様の価値観やメディアの多様化等により、広告単価が上昇傾向にあり、新規のお客様の獲得競争が厳しくなっております。当社は、これまで積み上げてきた既存のお客様に対するCRM施策、会員コミュニティ施策を更に拡充し、顧客構造の強化に取り組んでおります。 なお、当社通信販売において過去、一度でも都度購入または定期購入実績のあるお客様の総アカウント数は2025年7月末時点で約390万件まで増加しております。 (2) 卸売販売 2011年10月から、販売チャネルの強化として化粧品卸売業者と代理店契約を締結し、バラエティショップをはじめとした小売店への販売を開始いたしました。2018年10月には、卸売販売専用の部署を新設し、チャネル拡大を積極的に進めた結果、当連結会計年度には当該販売チャネルの売上構成比は、13.7%となっております。卸売業者経由で商品を配荷している小売店の数は、2025年7月末時点において約18,000店となっております。 (3) その他 卸売販売以外にも、Amazonを筆頭とした外部のECモールにおける販売も行っております。また、日本の化粧品への消費者ニーズを捉え、中国においては「デュオ」ブランドを越境ECにより販売するとともに、販売代理店を経由して、中国、台湾、香港、東南アジア等への販売を行っております。なお、2024年7月初旬より、「デュオ ザ クレンジングバーム」7SKUを「デュオプレミア」として中国一般市場の消費者に向けて発売を開始しております。現在、Tmall旗艦店、Douyin旗艦店等で販売しております。 [事業系統図] 以上に述べた事項をアンチエイジング事業系統図によって示すと次のとおりです。 (注)海外販売については、事業系統図への記載を省略しております。 アンチエイジング事業における主な取扱いブランド及び製品 (1) 「デュオ」ブランドシリーズ 肌や身体にとって自然である優しい原料(=自然)を採用しながら、皮膚科学に基づいた先端科学(=科学)を掛け合わせることによって効果性の高い商品を開発することを方針とし、「肌を土台から養うこと」をブランドコンセプトとしたエイジングケアブランドです。 当連結会計年度においては、主力の「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種を、ブランド誕生から15周年を機に、処方をパワーアップし、リニューアル新発売いたしました。当連結会計年度における「デュオ」ブランドの売上構成比は約58%となっております。クレンジングに加え、洗顔料、美容液、化粧水など18SKUを展開しています。 (2) 「カナデル」ブランドシリーズ 「いつまでも美しさを追求し、私らしい私を奏で、人生を謳歌する」をコンセプトに、肌の悩みが変化する大人世代に向けて2019年4月に誕生した高機能エイジングケアブランドです。忙しい毎日を前向きに生きる現代女性のライフスタイルを考えた商品を提案しています。 主力のオールインワンに加え、チューニングローションなど7SKUを展開しています。 (3) 「クレイエンス」ブランドシリーズ クレイの力と先進のサイエンスを融合し、髪と頭皮をケアしながら白髪カラーを叶えるクレイスパ発想のヘアケアブランドです。選びぬいたクレイや美容成分だけでなく、こだわりの心安らぐ香りで、面倒なヘアケアの時間を贅沢なスパタイムに変えていくことを提案しています。 主力のカラートリートメントに加え、スカルプシャンプーなど12SKUを展開しています。 (4) 「シーマニア」ブランドシリーズ 70種類以上ある中から厳選したビタミンCと、Cを高める+αの足し算美容で、高純度×高浸透×高濃度にこだわった“攻め”のビタミンスキンケアブランドです。「マニアックにビタミンCを楽しむ」をコンセプトに、ビタミンCのもつ力を最大限に発揮すべく、即効性の高いスキンケア商品の提案を目指します。洗顔料、美容液など2SKUを展開しています。 (5) 「デュオメン」ブランドシリーズ デュオブランドのコンセプトはそのままに、Ecology Bioscience(生態生物科学)的な視点で、男性ならではの肌ダメージの実態に着目。忙しい日々を過ごす全ての男性が日々のスキンケアを楽しく続けられるよう、簡単ステップでも、しっかり効果が実感できるスキンケアを提案しています。洗顔料、化粧水、日焼け止めジェルなど5SKUを展開しています。 (6) 「シントー」ブランドシリーズ 体感こそサプリメントの本質であるとの考えから、医療現場と同様のDDS技術を採用。徹底的に成分の“体感”にこだわり、“浸透”という領域から、カラダと成分の関係性を一新することを目指します。配合量(高配合)と、高吸収・高浸透型(リポソーム化)で高い体感性を追求したエイジングを楽しむ大人に向けたヘルスケアサプリメントを提供しています。リポソーム NMNとリポソーム ビタミンCの2SKUを展開しています。 (7) 「シトラナ」ブランドシリーズ “敏感肌に、シカ※1と向き合う。”をメッセージに、刺激から守ること、もっとキレイへ攻めること、そのどちらも叶えるコスメブランドです。 ※1 シカ:ツボクサエキス(整肌成分) (8) 「レインカ」ブランドシリーズ 角質細胞ケアの鍵を握る成分として、「Reinca(レインカ)」は研究機関との共同研究により開発した独自成分「ENGY ステム S(歯髄幹細胞順化培養液)」※2を採用。角質細胞レベルで肌本来の美しさを叶えるエイジングケアブランドとして「リカバリービューティ※3」を提案します。クレンジング、化粧水、美容液など4SKUを展開しています。 ※2 ヒト歯髄細胞順化培養液(整肌成分) ※3 うるおいやハリを与えて、肌の美しい印象を回復するお手入れのこと (9) 「ララスキン」ブランドシリーズ 「トレンド」×「先進成分」×「値ごろ感」によるファスト美容医療発想※4の新スキンケアブランド。毎日のホームケアに美容医療発想を取り入れることで肌印象が変わっていくことを日常的に体感できることを目指しています。ジェル洗顔とシャワーミストの2SKUを展開しています。 ※4 皮膚科学をもとに開発した化粧品で健やかな肌を保つこと (リカバリー事業) 株式会社ベネクスを通じて、主にリカバリーウェア等の開発・製造・販売を行っております。 当社は2023年1月に、独自の特許技術を用いた生地を使用したリカバリーウェア、そして休養のパイオニアとしてリカバリー市場を牽引してきた株式会社ベネクス(以下、ベネクス)の全株式を取得しました。ベネクスの創業は2005年9月で、「床ずれ予防マットレス」を開発、販売する介護用品メーカーとしてスタートしました。 創業当初から変わらず「世界中で、休養の常識を変える。」のブランドメッセージを掲げて歩み続け、現在では、トップアスリートをはじめビジネスパーソンや主婦(夫)など幅広い層で疲労回復や安眠のサポートを目的に愛用されています。 当社グループ参画後、当社との事業連携やサプライチェーンの強化も貢献し、ベネクスを通じて行っている事業が順調に進捗し、重要度が増したため、前連結会計年度より「リカバリー事業」としてセグメント情報を開示しております。当連結会計年度においては、テレビCM放映による認知獲得や上質なブランディング、VENEX STOREの継続的なオープンにより売上伸長を実現し、リカバリー事業の売上構成比は20.0%となっております。 リカバリー事業における主な取扱いブランド及び製品 (1) 「ベネクス」ブランドシリーズ ベネクスは、「人間が本来持っている自己回復力を最大限に発揮させること」をコンセプトに、休養時専用ウェアを提案しています。独自開発の特殊繊維「PHT(Platinum Harmonized Technology)」と、体を締め付けないノンコンプレッションデザインにより、身に着けるだけで上質な休養をサポートします。 健康のための3大要素は「運動」「栄養」「休養」と言われていますが、ベネクスはそのうちの「休養」に着目しました。 休養が不足しているすべての人に、積極的休養である「リカバリー」を届けたいという一心で、休養を科学し、リカバリーウェアを作り続けています。製品シリーズはスタンダードドライ、コンフォートクール、リカバリームーヴなどを中心に展開しています。 また2024年9月24日には、ベネクス初となる直営店「VENEX Recovery Lab日本橋」をオープンしました。店名には、「休養(Recovery)を研究(Lab)し続ける」ベネクスの姿勢を表現しております。 (2) 「VITALISE」ブランドシリーズ VITALISEシリーズは、毎日を元気に過ごすための活力向上のサポートを目的に誕生しました。リカバリーウェアに使用のナノプラチナをベースとした鉱物素材「DPV576*1(PHT 繊維含有成分)」を配合した日常のケアアイテムを展開し、特別なリカバリータイムを提案しています。
経営方針・対処すべき課題2,645字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、経営理念に「人の時間(とき)を、解き放つ。」を掲げ、創業時からの私たちの願いである“もっと人の可能性を広げたい”という想いを持ち成長してまいりました。2023年には、「人の時間(とき)を、解き放つ。」という理念はそのままに、当社が提供する「Uniqueな価値」によって新たな製品やサービスを生み出し、一人ひとりが輝き、より一層持続可能な社会を実現したいという想いを込め、「Forever vivid」を新たなスローガンとして制定しました。このスローガンのもと、当社が創業以来大切にしてきた、社会に提供したい「Uniqueな価値」を具体的に示し、当社のパーパスをあらためて定義しました。 当社は、2024年12月に創業15周年を迎えることができました。「人生100年時代」という言葉は、2009年の創業から15年で広く浸透し、その概念も着実に定着してまいりました。「アンチエイジング」という言葉は今では、より我々の生活に身近になり、今後は、これまで以上にアンチエイジング関連市場は拡大していくと確信しています。これからも当社は、「アンチエイジングの力ですべての人を年齢から解き放ち、誰もが、いつでも、いつまでも輝ける未来」を目指してまいります。 スローガン パーパス (2) 目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の拡大を図るという観点に立ち、「売上高」、「営業利益」及び「親会社株主に帰属する当期純利益」並びに「売上高営業利益率」を重要な経営指標として位置付けております。 (3) 経営環境 当連結会計年度における我が国経済は、一部に足踏みもみられるものの、緩やかな回復が続きました。賃金は高めの伸びを維持し個人消費は底堅く推移しましたが、物価高を受けた家計の節約志向の強まりから、食料品など非耐久財の消費には伸び悩みの動きもみられました。国内化粧品市場については、成長のスピードは落ち着いてきているものの、景気が回復する中で緩やかな成長が続いています。当社グループの属する国内化粧品市場は、富士経済「化粧品マーケティング要覧2025 No.3」によると、2024年1月~12月の化粧品の国内市場規模は3兆2,245億円となり、前年比4.6%の成長となりました。一方、当社グループの主力製品である「ザ クレンジングバーム」が属するクレンジング市場については、同じく富士経済「化粧品マーケティング要覧2025 No.2」によると、前年比2.5%増となる1,425億円となっております。クレンジング市場においては、ここ数年オイル剤型が3割を超えるシェアを確保しNo.1を維持しており、ジェル剤型とバーム剤型がこれに続くシェアを獲得しています。 このような環境の中、当社は、主力商品であるデュオ「ザ クレンジングバーム」が7年連続クレンジングバーム売上No.1※1を獲得、デュオ「ザ クレンジングバーム」に次ぐ商品としてカナデルやクレイエンスを育成するとともに、子会社の株式会社ベネクスを通じてリカバリー事業に参入するなど、アンチエイジングカンパニーへの進化を進めています。 ※1 ㈱富士経済「化粧品マーケティング要覧 2025 No.2、2022 No.1、2021 No.1」クレンジングバームブランドシェア(2018年~2024年 金額) (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 中期的な経営の指針として「Uniqueな価値にこだわりぬく」を堅持し、「人生100年時代」に求められる、アンチエイジングカンパニーを目指してまいります。 2026年7月期に優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は下記の通りです。 2026年7月期につきましては、2025年後半にかけて米国関税引き上げによる物価高や減益などの悪影響が米中経済において顕在化することで輸出数量が減少に転じ、我が国経済は減速することが見込まれます。一方、エネルギー価格や食料品の騰勢が鈍化することでインフレ率は来年初めにかけて低下し、今秋以降の実質賃金の上昇により、底堅い個人消費が景気を下支えすることが期待されます。国内化粧品市場につきましても、賃金上昇やインバウンドの回復等の好材料に支えられ回復基調が続くと予想されます。 このような中、アンチエイジング事業におきましては、ブランドマネジメントと各チャネル、企画・開発、マーケティング、品質・サプライチェーンマネジメントとの協働をより強化し、売上の減少ペースを減速し、底打ちから来期以降の本格反転への基盤を作ることを目指してまいります。 ブランドマネジメントにおきましては、ブランド価値を更に向上させるため、新商品・限定品を積極的に投入すると同時に、ブランド価値を訴求し浸透を図るコミュニケーションやプロモーションを実行してまいります。 チャネル戦略としましては、まず通信販売チャネルにおいて、これまで当社製品を未利用のお客様へのリーチを強化し新規獲得を図るとともに、顧客単価向上・クロスセル促進に向けた新商品・限定品の投入を通じて、顧客構造を強化するCRM施策の更なる拡充を推進してまいります。卸売販売チャネルでは、卸売販売専用ブランドとして新たに投入した「Lalaskin(ララスキン)」ブランドを育成してまいります。また、卸売先企業との連携の深化やECモール事業の強化を通じて成長することを目指してまいります。海外ではインバウンドとの連携を強化し、市場動向を注視しつつ、中国事業への取り組みを継続します。更に国内において、引き続き、新たな販路の開拓に取り組んでまいります。 リカバリー事業におきましては、成長市場における事業拡大と、リカバリービジネスにおけるパイオニアとして、休養学に基づくリカバリーノウハウの啓発を両立させてまいります。プレミアアンチエイジンググループとしての連携をさらに強化し、グループシナジーを創出するとともに、ブランディング、デジタルマーケティング、CRM、新製品開発、店舗展開等に、より一層取り組み、お客様とのつながりを強化し、売上の伸長を目指してまいります。
事業等のリスク4,763字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のようなものがあります。 当社では、このようなリスクを把握し、管理するための体制・枠組みとして、プレミアアンチエイジング行動規範、リスクマネジメント規程ほか社内規程に基づき、役職員がリスク・コンプライアンス意識をもって適切に職務執行を行うことができる体制を確保しております。加えて、リスク管理については、コーポレート本部担当執行役員を委員長としたリスク・コンプライアンス委員会を設置し、リスクマネジメント及びコンプライアンスにおける基本方針、計画及び体制を策定するとともに、各部門に設置したリスクマネジメント担当者を起点として、リスクの分析や管理状況のモニタリングその他必要に応じた指導監督体制を構築しております。 (1) 特定のブランドへの依存及び競争の激化 (発生可能性:高/発生可能性のある時期:長期的/影響度:大) 当社グループは、「Uniqueな感性と思考で生み出した製品やサービスで、すべての人を年齢から解き放ち、新たな価値観で輝かせる。」をパーパスに掲げ、スキンケアやヘアケア、インナーケアから成るアンチエイジング事業及びリカバリー事業など多角的に事業を展開しています。しかしながら、その売上高の大部分は主力ブランドであるクレンジングバームを中心としたデュオブランドに依存しております。デュオブランドが競合他社の新製品投入、消費者の嗜好変化、風評被害等により顧客からの支持を失った場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、リニューアルや新容量発売その他施策によりデュオブランドの競争優位性を維持・強化しつつ、新規ブランドの開発と育成による事業ポートフォリオの分散を進めています。同時に、既存ブランドの継続的な製品改良と新製品開発にも注力し、顧客ニーズの変化を捉えるためのマーケティング活動を強化しています。さらに、ブランド価値向上のための戦略的な広告宣伝活動を展開し、競争力の維持・向上に努めています。 (2) 原材料調達に関するリスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:長期的/影響度:中) 当社グループの製品には、植物由来成分や機能性成分等、多様な原材料を使用しております。これらの原材料の調達が困難になった場合や価格が高騰した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、複数の調達先の確保によるリスク分散を図るとともに、主要原材料については長期供給契約の締結による安定調達に努めています。また、代替原料の研究開発を推進し、原材料の使用効率向上による原価低減にも取り組んでいます。これらの施策により、原材料調達リスクの軽減と安定的な製品供給の維持を目指しています。 (3) 品質管理リスク (発生可能性:低/発生可能性のある時期:特定時期無し/影響度:大) 当社グループは、製品の品質管理を徹底しておりますが、製品に重大な品質問題が発生した場合、ブランドイメージの毀損や多額の費用負担が生じ、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、品質管理体制の継続的な強化と改善に取り組んでおり、製造委託先への定期的な品質監査を実施するとともに、トレーサビリティシステムの導入による製品管理の徹底を図っています。また、品質問題発生時の迅速な対応体制を整備し、影響の最小化に努めています。これらの取り組みにより、製品の安全性と品質の確保に万全を期しています。 (4) 新製品開発リスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:中長期的/影響度:大) 当社グループは、常に新たな製品やサービスの開発に取り組んでおりますが、新製品の開発が予定通りに進捗しない場合や、開発した製品が市場で受け入れられない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、市場ニーズの綿密な分析と予測に基づく製品開発を行っています。研究開発体制の強化と外部研究機関との連携を推進し、革新的な製品の創出に努めています。また、新製品の小規模テスト販売による市場反応の確認や、製品開発プロセスの継続的な改善と効率化にも取り組んでいます。これらの施策により、市場ニーズに合致した製品の開発と、開発リスクの低減を図っています。 (5) 法的規制リスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:中長期的/影響度:中) 当社グループの事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)、「食品衛生法」、「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)等を代表に、様々な法令を遵守した上で運営する必要があります。これらの法令の改正や新たな法規制の制定、または法令の解釈変更等により、当社グループの事業活動が制限される可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、法務部門の強化と外部専門家との連携により、法規制動向の把握に努めています。全社的なコンプライアンス教育を徹底し、製品表示や広告内容の厳格な審査体制を構築しています。また、業界団体との情報交換を通じて規制動向の早期把握に努め、迅速かつ適切な対応を図っています。これらの取り組みにより、法令遵守の徹底と法的リスクの最小化を目指しています。 (6) 為替変動リスク (発生可能性:高/発生可能性のある時期:中長期的/影響度:中) 当社グループは、海外展開を進めており、2024年7月初旬からデュオの「ザ クレンジングバーム」7SKUを中国一般市場の消費者に向けて販売を開始する等、今後さらなる海外売上高の拡大を目指しております。これらの海外展開においては、外国通貨により当社製品の販売等を行います。そのため、為替レートの変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、為替変動を考慮した柔軟な価格設定や、為替変動の影響を最小化する調達・販売戦略の策定を検討し、為替変動が業績に与える影響の抑制に努めています。 (7) 自然災害・感染症等のリスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:特定時期無し/影響度:大) 予期せぬ大規模な自然災害や感染症の流行により、当社グループの事業活動が停滞するリスクがあります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、事業継続計画(BCP)の策定と定期的な見直しを行い、緊急時の対応体制を整備しています。在宅勤務体制の整備とデジタル化の推進により、柔軟な働き方を可能にしています。また、サプライチェーンの多様化と在庫管理の最適化に取り組み、製品供給の安定化を図っています。さらに、オンライン販売チャネルの強化により、販売機会の確保に努めています。これらの対策により、自然災害や感染症の影響を最小限に抑える体制の構築を目指しています。 (8) 宣伝広告及びマーケティングリスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:短期的/影響度:中) 当社グループでは、各ブランドの広告宣伝活動を積極的に行っておりますが、広告宣伝活動が期待する効果を上げられない場合、顧客獲得が進まず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、多様な広告媒体の効果測定と最適な媒体ミックスの実現に努めています。ターゲット顧客の詳細な分析に基づくマーケティング戦略の立案を行い、効果的な広告宣伝活動を展開しています。また、SNS運用ガイドラインの策定と徹底により、リスク管理を強化しています。さらに、クチコミマーケティングの強化による自然な認知度向上にも取り組んでいます。これらの施策により、効果的かつリスクの少ない広告宣伝活動の実現を目指しています。 (9) 顧客情報漏えいリスク (発生可能性:低/発生可能性のある時期:特定時期無し/影響度:大) 当社グループでは、2020年にプライバシーマークを取得するなど、個人情報を適切に保護するための社内体制及び外部機関の認証を受けておりますが、顧客の個人情報が外部に漏えいした場合、信用失墜により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、情報セキュリティ管理体制の継続的な強化に取り組んでいます。従業員に対する情報セキュリティ教育を徹底し、情報管理の重要性について意識向上を図っています。また、外部専門家によるセキュリティ監査を定期的に実施し、脆弱性の早期発見と対策に努めています。さらに、個人情報の暗号化と最小限の取得・保管を原則とし、情報漏えいリスクの低減を図っています。これらの対策により、顧客情報の適切な管理と保護に努めています。 (10) 知的財産権に関するリスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:中長期的/影響度:中) 当社グループの知的財産権が侵害された場合や、逆に当社グループが他社の知的財産権を侵害した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、知的財産権の積極的な取得と管理体制の強化に取り組んでいます。他社の知的財産権に関する調査を徹底し、侵害リスクの低減に努めています。また、社内での知的財産教育を実施し、従業員の意識向上を図っています。さらに、外部専門家との連携により、権利侵害の早期発見と対応を可能にしています。これらの取り組みにより、知的財産に関するリスクの最小化と、自社の知的財産の保護・活用の両立を目指しています。 (11) 在庫リスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:短期的/影響度:中) 当社グループでは、適切な在庫水準の規律を定め、その規律に沿って需要予測を行っております。しかしながら、需給予測を誤り、過剰在庫を抱えた場合、棚卸資産の評価損の計上により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、需要予測精度の向上と柔軟な生産体制の構築に取り組んでいます。在庫管理システムの高度化により、適正在庫の維持に努めています。また、販売チャネルの多様化による在庫リスクの分散や、季節商品の事前予約販売の強化にも取り組んでいます。これらの施策により、在庫リスクの軽減と効率的な在庫管理の実現を目指しています。 (12) 人材確保に関するリスク (発生可能性:中/発生可能性のある時期:中長期的/影響度:中) 当社グループでは、新卒・中途共に積極的な採用を行い、競争力の源泉でもある優秀な人材の獲得とリテンションに注力しております。しかしながら、必要な人材を確保・育成できない場合、当社グループの成長戦略の遂行に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、魅力的な報酬制度と職場環境の整備に努め、優秀な人材の確保と定着を図っています。社内教育プログラムの充実により、人材育成の強化にも取り組んでいます。また、産学連携による専門人材の育成と確保にも注力しています。さらに、多様な働き方を支援する制度の導入により、幅広い人材の活用を目指しています。これらの取り組みにより、当社グループの成長を支える人材の確保と育成に努めています。
経営成績の分析 (MD&A)8,826字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して861百万円減少し、10,140百万円となりました。主な増減要因は、次のとおりであります。 流動資産は、前連結会計年度末と比較して808百万円減少し、8,073百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少105百万円、売掛金の減少305百万円、製品の減少109百万円によるものです。 固定資産は、前連結会計年度末と比較して52百万円減少し、2,067百万円となりました。これは主に、ソフトウエアの減少30百万円、のれんの減少41百万円によるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比較して1,347百万円減少し、3,530百万円となりました。主な増減要因は、次のとおりであります。 流動負債は、前連結会計年度末と比較して761百万円減少し、2,997百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少603百万円、契約損失引当金の減少282百万円によるものです。 固定負債は、前連結会計年度末と比較して585百万円減少し、533百万円となりました。これは主に、長期借入金の減少529百万円によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比較して485百万円増加し、6,610百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加471百万円によるものです。 その結果、自己資本比率は65.07%となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、一部に足踏みもみられるものの、緩やかな回復が続きました。賃金は高めの伸びを維持し個人消費は底堅く推移しましたが、物価高を受けた家計の節約志向の強まりから、食料品など非耐久財の消費には伸び悩みの動きもみられました。国内化粧品市場については、成長のスピードは落ち着いてきているものの、景気が回復する中で緩やかな成長が続いています。 こうした状況の下、当社グループは、厳しい事業環境下においても着実に利益を創出できる筋肉質な企業体質の確立に向け、ブランドマネジメントと各チャネルの協働強化によりブランド価値の再構築を図るとともに、適正なコストマネジメントに取り組んでまいりました。 当連結会計年度における売上高は、子会社の株式会社ベネクスを通じて行っているリカバリー事業の売上が順調に伸長したものの、当社で行っているアンチエイジング事業の売上が減収となり、全体では16,160百万円(前期比20.6%減)となりました。一方、営業利益は、アンチエイジング事業の減収により売上総利益が減少したものの、通信販売チャネルにおいて、新規獲得の広告効率が十分に改善しなかったことから広告宣伝費を中心とした販売費が計画を下回ったこと及び、固定費の削減を継続し、適切なコストマネジメントを実行したこと等から、617百万円(前期比343.8%増)となり、経常利益は599百万円(前期比271.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は471百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1,483百万円)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 アンチエイジング事業 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2023年8月 1日  至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月 1日  至 2025年7月31日)   前期比 (%) 売上高   18,338   12,926   △29.5 営業利益又は営業損失(△)   △139   408   - 売上高 アンチエイジング事業の売上高は、12,926百万円(前期比29.5%減)となりました。 チャネル別の売上高は、通信販売・卸売販売ともに前期を下回りました。 通信販売は、前期より取り組んでいる新規獲得効率の徹底を継続するとともに、顧客構造を強化するCRM施策の拡充等に努めてまいりました。定期顧客の継続率向上を促進するための新商品投入やプロモーションは一定の成果を挙げ、LTVは上昇していますが、新規獲得の減少を補うには至らず、売上の減少が続いています。 卸売販売は、既存ブランドの新価値認知を獲得するPRプロモーションとのタイアップを推進し、店頭とECモールのお客様に、価値の最大化に向けた取り組みを強化してまいりました。卸売販売専用新ブランドのローンチや「ザ クレンジングバーム ブラックリペア」の@cosmeベストコスメアワード2025上半期新作ベストコスメ獲得を契機とした卸先企業との連携によるプロモーションは成果を挙げていますが、「デュオ」の「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種の全面リニューアルによる既存品の返品の影響等もあり、売上は前期実績を下回りました。 ブランド別の状況は次の通りです。 「デュオ」ブランドは、2025年2月にブランド誕生から15周年を迎えたことを機に、「ザ クレンジングバーム」シリーズ5種をリニューアル新発売いたしました。容量90gの通常サイズに加え、新たに店舗限定66gサイズ、18gミニサイズを投入し、「ザ クレンジングバーム ブラックリペア」の@cosmeベストコスメアワード2025上半期新作ベストコスメ獲得を契機としたプロモーション、トレインチャンネル・OOHを活用したエリアプロモーション、ミニサイズを活用した通販新規獲得トライアルキャンペーン等を展開してまいりました。引き続き、進化したクレンジングバームの機能と使用満足度を積極的に発信してまいります。 「カナデル」ブランドは、2024年9月にシリーズ累計出荷個数が900万個を超え、肌の悩みが変化する大人世代の高機能エイジングケアブランドとして認知が高まっています。新ブランドキャラクターを起用した広告宣伝は、ブランドの認知向上や販売チャネルの拡大に貢献しました。2025年4月にはオールインワン前のファーストステップで肌悩みケアをサポートする新商品「カナデル チューニングローション[医薬部外品]」、5月には夏季限定「カナデル プレミアモイストクール」を投入し、お客様の選択肢を増やしています。 「クレイエンス」ブランドは、2025年3月にブランド誕生3周年を迎え、キャンペーンやワークショップを通じてお客様とのコミュニケーションを強化しています。2025年4月には累計出荷個数が200万個を超え、引き続き総合ヘアケアブランドとしての育成を図っています。 この他、ファスト美容医療発想を叶える新たなスキンケアブランド「Lalaskin(ララスキン)」を2025年4月より一部のバラエティショップ、ドラッグストア、GMS、ECモールで先行発売し、9月より全国約5,000店舗で本格展開しました。また、幹細胞培養エキスに着目したエイジングケアブランド「Reinca(レインカ)」のコンセプトを「リカバリービューティー」に刷新し、リカバリーウェアのパイオニアである「ベネクス」とクロスオーバーすることで「リカバリー」を軸としたシナジーを推進してまいります。インナーケア事業のサプリメント「シントー リポソーム ビタミンC」「シントー リポソーム NMN」や高濃度ビタミンCスキンケア「C+mania(シーマニア)」等のテストマーケティングも継続しております。 営業利益 営業利益は、減収により売上総利益が減少したものの、通信販売チャネルにおいて、新規獲得の広告効率が十分に改善しなかったことから広告宣伝費を中心とした販売費が計画を下回ったこと及び、固定費の削減を継続し、適切なコストマネジメントを実行したこと等から大幅に改善し、408百万円(前期は営業損失139百万円)となりました。 リカバリー事業 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2023年8月 1日  至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月 1日  至 2025年7月31日)   前期比 (%) 売上高   2,020   3,233   60.0 営業利益   278   208   △25.2 売上高 売上高は、主力製品のスタンダードドライプラスが牽引し、シーズン商材やエントリーモデル等も堅調に伸びたことから、期初計画を大幅に上回る3,233百万円(前期比60.0%増)となりました。糸づくりから生地生産、縫製までを一気通貫で取り組んでいるサプライチェーンマネジメントの強化も計画通りに進捗し、売上伸長の基盤も更に強化されました。 営業利益 営業利益は、更なる売上成長を図るためのテレビCMやデジタルマーケティングを中心とした投資を実施したことから、208百万円(前期比25.2%減)と前期実績を下回りましたが、計画通りに進捗しました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、4,655百万円(前連結会計年度末比98百万円減)となりました。 また、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は、1,472百万円となりました。(前年同期は425百万円の獲得)主な収入の要因は、税金等調整前当期純利益588百万円、売上債権の減少305百万円、棚卸資産の減少125百万円、主な支出の要因は、契約損失引当金の減少333百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、229百万円となりました。(前年同期は540百万円の使用)主な収入の要因は、投資有価証券の売却による収入21百万円、主な支出の要因は、無形固定資産の取得による支出165百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、1,337百万円となりました。(前年同期は183百万円の獲得)主な支出の要因は、短期借入金の減少603百万円、長期借入金の返済による支出707百万円によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年比(%) アンチエイジング事業   2,667   △18.6 リカバリー事業   1,141   38.8 合計   3,808   △7.1 (注)金額は仕入価格によっております。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年比(%) アンチエイジング事業   12,926   △29.5 リカバリー事業   3,233   60.0 合計   16,160   △20.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額 (百万円)   割合(%)   金額 (百万円)   割合(%) 株式会社井田両国堂   2,542   12.5   1,617   10.0 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりであります。 (棚卸資産) 棚卸資産の連結貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法を採用しており、棚卸資産の評価に際して、その判定は個別品目ごとに行っております。営業循環過程から外れた棚卸資産については、収益性の低下の事実を適切に反映するため帳簿価額を処分見込価額まで切り下げております。 営業循環過程から外れた棚卸資産の識別に用いた主要な仮定は、棚卸資産の滞留期間と将来における販売又は使用見込数量です。一定の滞留期間を超える棚卸資産は規則的に帳簿価額を切り下げております。また、一定の滞留期間を超過しない棚卸資産についても、将来の販売又は使用見込数量を超過する場合は当該超過分の帳簿価額を切り下げております。 市場環境が悪化して、営業循環過程から外れた棚卸資産が大幅に増加した場合には、追加の評価損が発生する可能性があります。 (返金負債) 返金負債の計上にあたっては、売上げた製品が品質上の欠陥等の理由で、返品される損失額を見積って計上しております。返金負債の見込額については、過去の返品実績を勘案の上、合理的に見積り判断しておりますが、実際の返品実績が見積りと異なる場合、返金負債の計上金額が変動する可能性があります。 (契約負債) 契約負債の計上にあたっては、過去の使用実績率に基づき将来使用されると見込まれる金額を計上しております。契約負債の見込み額については、ポイントの使用実績率などから将来の使用見込率を合理的に見積り判断しておりますが、今後、使用実績率に影響を与える変化が生じた場合には、契約負債の計上金額が変動する可能性があります。 (繰延税金資産) 繰延税金資産の計上にあたっては、将来の課税所得見込み及びタックスプランニングに基づき、繰延税金資産の回収可能性を検討しており、将来減算一時差異等のうち、将来の税金負担額を軽減する効果を有していると判断した部分についてのみ、繰延税金資産を計上することとしております。将来の課税所得の見積りの前提にした条件や仮定に変更が生じ、見直しが必要となった場合、繰延税金資産及び法人税等調整額の計上額に重要な影響を与える可能性があります。 (固定資産の減損損失) 固定資産の減損損失の計上にあたっては、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、そこから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額の合計を下回る場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、並びに減損損失の認識及び測定にあたっては、取締役会で承認された予算に基づいて将来キャッシュ・フローを算定しておりますが、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 売上高は前期比4,199百万円減の16,160百万円となりました。これは、リカバリー事業は順調に売上を伸ばしたものの、アンチエイジング事業において、通信販売は主に広告市場の競争激化や広告効率の徹底に伴う新規獲得の減少、既存顧客の活性化の伸び悩み、卸売販売はクレンジングやオールインワン市場の競争激化の影響により、それぞれ前期実績を下回ったことによるものです。 (売上原価及び売上総利益) 売上原価は前期比484百万円減の3,774百万円となりました。売上原価は製品原価が大部分を占めて構成されております。当連結会計年度においては、売上高の減少に伴い売上原価も減少しましたが、当期にはデュオのリニューアルに伴う旧品の返品影響があったことから、当期の原価率は前期に比べ上昇しております。 この結果、売上総利益は前期比3,714百万円減の12,386百万円となりました。 (販売費及び一般管理費及び営業損益) 販売費及び一般管理費は前期比4,192百万円減の11,768百万円となりました。これは主に広告宣伝費を中心とした販売費を効率的に運用し、固定費を中心とした一般管理費を適正化したことによるものです。なお、売上高に対する広告宣伝費3,924百万円の比率は24.3%となり前期の31.2%から6.9ポイント減少しました。 この結果、営業利益は617百万円となりました。 (営業外損益及び経常損益) 営業外収益は前期比34百万円減の15百万円、営業外費用は前期比5百万円増の32百万円となりました。営業外収益は主に為替差益の減少によるもの、営業外費用は主に為替差損の発生によるものです。 この結果、経常利益は599百万円となりました。 (特別損益及び親会社株主に帰属する当期純損益) 特別利益は20百万円、特別損失は32百万円となりました。特別利益は主に投資有価証券売却益によるもの、特別損失は主に固定資産除去損によるものです。また、法人税等については前期において主に繰延税金資産の取り崩しにより581百万円計上していたことから、前期比464百万円減の116百万円となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は471百万円となりました。 ③ 財政状態の分析 当社グループは、財務体質の改善を目指した構造的な改革を推進し、資産の透明性・健全性を向上させてまいりました。その結果、自己資本比率は65.07%と健全性が向上しております。 財政状態の分析の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末から98百万円減少し4,655百万円となりました。 当社キャッシュ・フローの状況の分析の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因の詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑥ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要の主なものは製造費用、販売費及び一般管理費に含まれる広告宣伝費、業務委託費であります。これらの運転資金につきましては内部資金または銀行からの借入により資金調達することとしております。また、一時的な資金の不足については当座貸越枠等により、十分な借入金の与信枠を設定し、必要資金を適時に確保する体制を整えております。 ⑦ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。 ⑧ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおり、売上高、営業利益及び親会社株主に帰属する当期純利益並びに売上高営業利益率を重要な経営指標として位置付けております。 前連結会計年度及び当連結会計年度の経営指標は、次のとおりであります。売上高営業利益率は当連結会計年度が3.8%となり、前連結会計年度を上回ることとなりました。 また、新規顧客獲得において、デジタルマーケティングを主軸に広告宣伝費を投下しておりますが、その大半が成果報酬形式による支出となるため、売上高の変動費と位置付けられ、費用対効果を確保したコントロールを行っております。売上高広告宣伝費率は当連結会計年度が24.3%となり、前連結会計年度を下回っております。 今後も引き続き売上原価の低減、費用削減に取り組むことによって、売上高及び営業利益の増加、売上高営業利益率の上昇を目指してまいります。 当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額(百万円)   前年比(%) 売上高   16,160   △20.6 営業利益   617   343.8 当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)   471   - 売上高営業利益率   3.8%   3.1 広告宣伝費   3,924   △38.3 売上高広告宣伝費率   24.3%   △6.9

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開示資料

出典

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