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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

大日本塗料

Dai Nippon Toryo Company, Limited4611 · Prime · 化学

汎用・建築・工業用塗料から自動車補修・海洋用まで、幅広い顧客業界をカバーする総合塗料メーカー。

概要

大日本塗料は1929年創業の総合塗料メーカーで、建築用・自動車補修用・工業用・海洋用など多岐にわたる塗料を製造・販売する。子会社に照明機器のDNライティング、蛍光顔料のシンロイヒを持ち、国内外に29の連結子会社を擁する。2026年3月期の連結売上高は938億円、営業利益39億円。

国内塗料事業を中核とした収益構造

国内塗料事業は全売上高の約77%を占める最大セグメントである。建築用、自動車補修用、工業用、海洋用など用途ごとに製品を揃え、地域ごとの販売子会社を通じて顧客に供給する。家庭用塗料は子会社サンデーペイントが担当する。2026年3月期の同事業売上高は718億円だが、販売低迷や人件費増加により営業利益は12億円と前期比37%減少した。生産面では千葉化工、日東三和塗料、岡山化工などに委託し、那須工場と小牧工場が自社生産拠点である。

タイ、メキシコなど8カ国に展開する海外事業

海外塗料事業はタイ、マレーシア、インドネシア、中国、台湾、メキシコ、シンガポールの7カ国に製造・販売拠点を持つ。1970年にタイで初の合弁会社を設立し、その後アジア全域に広げた。2026年3月期の海外売上高は85億円と全体の9%に過ぎないが、利益率は改善傾向にある。一方、中国事業は低迷が続き、2027年3月期中に製造子会社を連結除外する構造改革を進めている。メキシコでは関西ペイントとの合弁会社DNT KANSAI MEXICANAを運営する。

照明機器と蛍光色材が収益を補完

照明機器事業は子会社DNライティングが手掛け、商業施設向けLED照明を中心に売上高104億円を計上する。再開発案件の需要に支えられ堅調だが、減価償却費増加で営業利益は19億円と微減した。蛍光色材事業はシンロイヒが蛍光顔料と特殊コーティング材を製造し、EU向け需要回復などで営業利益は増加したが、売上高は11億円と小規模である。いずれも塗料事業と比べ規模は小さいが、グループ全体の収益多様化に貢献する。

M&Aでグループ体制を急拡大

2025年3月期には神東塗料の株式50.10%を取得し連結子会社化、同年12月にはAGCコーテック(現ボンフロン)の全株式を取得した。これらのM&Aにより、2026年3月期の連結売上高は前期比29%増の938億円に拡大した。しかし、神東塗料の連結効果は利益面では限定的で、営業利益は前期比18%減の39億円に留まった。さらに、中国事業の構造改革に伴う関係会社整理損を計上したため、当期純利益は17億円と大きく減少した。

業界の中での役割は塗料・コーティング材の総合メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
938億円
営業利益
39億円
営業利益率
4.2%
純利益
17億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内塗料事業主力

国内市場向けに、建築用、自動車補修用、工業用、海洋用など多岐にわたる塗料を製造・販売。地域・顧客特性に応じた販売子会社網を持ち、家庭用塗料も手掛ける。

主な製品・サービス4
建築用塗料
建物の内外装向け塗料。住宅・ビル・マンション等の新築・リフォーム用途。
自動車補修用塗料
自動車の補修・塗り替え向け塗料。板金塗装工場向け。
工業用塗料
工場設備・機械・構造物等の防食・美観用塗料。
海洋用塗料
船舶・海洋構造物向け防汚・防食塗料。

02海外塗料事業準主力

タイ、マレーシア、インドネシア、中国、台湾、メキシコ等に製造・販売拠点を持ち、現地市場向けに塗料を供給。アジア・北米での塗料事業展開。

主な製品・サービス1
汎用塗料
建築・工業用途など現地需要に対応した一般的な塗料。

03照明機器事業副次

子会社DNライティングが各種照明機器の製造・販売、店舗工事等を手掛ける。秋田工場で一部部品・製品を製造。

主な製品・サービス1
各種照明機器
商業施設・工場・公共施設向け照明器具。LED照明、店舗用照明など。

04蛍光色材事業副次

子会社シンロイヒが蛍光顔料及び特殊コーティング材の製造・販売を行う。

主な製品・サービス2
蛍光顔料
夜光・蛍光機能を持つ顔料。安全標識・装飾・工業用途向け。
特殊コーティング材
機能性コーティング材料。耐摩耗性・防汚性などを付与。

05その他事業その他

塗装工事(日塗エンジニアリング)、グループ物流(ニットサービス)、建材製造販売(友美工業)など。

製品と技術

建築用から海洋用まで幅広い塗料ラインアップ

建築用塗料は住宅・ビルの内外装向けで、新築・リフォームの両市場をカバーする。自動車補修用塗料は板金塗装工場向けで、多色展開が特徴。工業用塗料は工場設備や機械の防食・美観用で、海洋用塗料は船舶・海洋構造物向けの防汚・防食機能を持つ。特に那須工場には防食技術センターを置き、高機能製品の開発を進める。家庭用塗料はサンデーペイントが「NIPPE」ブランドで展開する。

DNライティングが手がけるLED照明と店舗工事

子会社DNライティングは商業施設・工場・公共施設向けの照明器具を製造販売する。LED照明が主力で、再開発案件の需要を捉えている。秋田DNライティングに部品製造を委託し、効率的な生産体制を構築。2024年には新本社内に技術センターを設立し、カスタマイズ力を強化した。UVランプや蛍光灯も扱うが、市場縮小に対応しLEDシフトを進めている。

シンロイヒの蛍光顔料と特殊コーティング材

シンロイヒは有機蛍光顔料と特殊コーティング材の専門メーカーである。蛍光顔料は安全標識や装飾用途に加え、文具向けにも採用されている。特殊コーティング材は耐摩耗性や防汚性を付与する機能性材料で、工業用途に供される。2026年3月期の売上高は11億円と小規模だが、高付加価値製品の販売拡大により営業利益は増加した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

中堅塗料メーカー、内需中心に安定

大日本塗料は国内塗料業界で中堅のポジションにあり、売上高は700億円前後で推移している。同業のクラレや東洋紡は化学素材大手であり、スケールや事業領域の広さで上回る。主力の建築・工業用塗料は国内需要に依存しており、海外事業比率は低い。2026年3月期の売上高は938億円と大幅増収を見込む一方、営業利益率は4.16%と低下予想で、収益性改善が課題。業界内での差別化は限定的だが、安定した内需基盤を持つ。

強み

  • 建築・工業分野での塗料需要は底堅く、国内市場で安定的な収益を確保できる。
  • 建築用から工業用まで多様な塗料をカバーし、特定セグメントへの依存度が低い。
  • 長年の事業歴により、国内の塗料市場で一定のブランド力と顧客基盤を有する。
  • 負債水準が抑制されており、財務の健全性は比較的高いと推測される。

課題

  • グローバル競争が激化する中、海外売上比率が低く成長機会を捉えきれていない。
  • 2026年3月期は売上拡大にもかかわらず営業利益率が低下し、コスト管理が課題。
  • 競合との製品差別化が難しく、価格競争にさらされやすい業界構造。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機能性化学の時価総額近傍。太字が大日本塗料

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15302日本カーボン596億円14.3倍
24027テイカ571億円
31663K&Oエナジーグループ562億円14.4倍
44025多木化学562億円13.3倍
54092日本化学工業467億円15.8倍
64611大日本塗料466億円26.7倍
74275カーリット465億円15.5倍
84462石原ケミカル441億円13.4倍
94968荒川化学工業432億円18.8倍
104229群栄化学工業388億円14.5倍
113104富士紡ホールディングス376億円19.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

日本電池から分離独立した1929年

1929年7月、日本電池(現ジーエス・ユアサ)から鉛粉塗料株式会社として分離独立し、資本金50万円で発足した。同年8月には大阪市の阿部ペイント製造所を買収し大阪工場とした。1936年5月には横浜の旭ラッカー製造所を吸収合併し、社名を大日本塗料に改称した。創業期から塗料事業に特化し、M&Aで生産基盤を拡充した。

戦後復興と株式上場、照明事業への進出

1946年9月、平塚市に放電灯工場を建設し、照明機器事業に参入した。1949年5月には東京、大阪、京都の各証券取引所に株式を上場した。1958年8月には鎌倉市に有機蛍光顔料工場を建設し、1959年にシンロイヒとして独立させた。1962年には小牧工場を建設し、中部地区の生産拠点を確保した。1966年には家庭用塗料部門を分離しサンデーペイントを設立した。

海外進出と事業拡大の1970年代

1970年5月、タイに合弁会社Thai DNT Paintを設立し、初の海外生産拠点を築いた。1972年にはシンガポールにも合弁会社を設立し、東南アジア展開を加速した。同年、秋田県に照明器具の生産専門会社を設立し、後の秋田DNライティングの母体となった。1975年には塗装工事部門を分離し日塗エンジニアリングを設立、グループ内サービスの充実を図った。

田辺化学との合併と工場再編の2000年代

2001年10月、自動車・プラスチック用塗料に強みを持つ田辺化学工業と合併し、技術力を強化した。2003年にはメキシコに現地法人を設立、北米市場へ進出した。2005年3月には生産集約のため大阪工場を閉鎖し、効率化を推進した。2006年には日塗化学を設立し、新日鐵化学の防食塗料事業を譲受けた。2008年には照明機器会社ダイア蛍光を子会社化した。

グループ再編と経営統合の2010年代

2012年12月、ニッポ電機を株式交換で完全子会社化し、照明事業を一本化した。2013年には複数の販売子会社やダイア蛍光を統合し、DNライティングに社名変更した。同年、メキシコで関西ペイントとの合弁会社を設立し、粉末塗料の合弁会社ジャパンパウダー塗料製造も設立した。2019年8月には本社を大阪市中央区南船場に移転した。

M&Aで事業基盤を拡大した2020年代

2020年、小牧工場内にコーティング技術センター、那須工場内に防食技術センターを建設し、研究開発を強化した。2023年4月にはジャパンパウダー塗料製造を完全子会社化し、2024年4月に吸収合併した。2025年3月には神東塗料の株式50.10%を取得し連結子会社化、同年12月にはボンフロン(旧AGCコーテック)を完全子会社化した。これらのM&Aにより売上高は900億円を超えた。

年表35件を開く

1920年代

  • 1929年7月創業○日本電池株式会社(現 株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション)より分離独立し、鉛粉塗料株式会社として発足 資本金50万円
  • 1929年8月M&A○大阪府大阪市の阿部ペイント製造所を買収(大阪工場)

1930年代

  • 1936年5月M&A○神奈川県横浜市の旭ラッカー製造所を吸収合併し、横浜工場開設、社名を大日本塗料株式会社に改称

1940年代

  • 1946年9月○神奈川県平塚市に放電灯工場を建設(1977年照明機器事業部門が分離独立して、ニッポ電機株式会社(現 DNライティング株式会社)となる)
  • 1949年5月上場○東京、大阪、京都各証券取引所に株式を上場

1950年代

  • 1958年8月○神奈川県鎌倉市に有機蛍光顔料及び蛍光塗料の工場を建設(1959年6月独立して、シンロイヒ株式会社となる)

1960年代

  • 1962年7月○愛知県小牧市に塗料工場を建設(現 小牧工場)
  • 1966年4月創業○家庭塗料部門を分離し、サンデーペイント株式会社を設立
  • 1968年5月創業○物流合理化のためニットサービス株式会社を設立

1970年代

  • 1970年5月○タイに合弁会社 Thai DNT Paint Mfg.Co.,Ltd.を設立
  • 1972年1月創業○秋田県潟上市にニッポ放電灯の生産専門会社 ニッポ電工株式会社(現 秋田DNライティング株式会社)を設立
  • 1972年10月○シンガポールに合弁会社 BONNTILE-DNT INDUSTRIES(S) PTE.,LTD.を設立(1991年7月社名を DNT Singapore Pte.,Ltd.に改称)
  • 1975年10月創業○塗装及び環境エンジニアリング部門を分離し、日塗エンジニアリング株式会社を設立

1980年代

  • 1988年4月○栃木県大田原市に塗料工場を建設(横浜工場を移転、現 那須工場)

2000年代

  • 2001年10月M&A○自動車、プラスチック用塗料に優れた技術を有する田辺化学工業株式会社と合併
  • 2003年5月創業○メキシコに DAI NIPPON TORYO MEXICANA,S.A.de C.V.を設立
  • 2005年3月○生産体制の集約・効率化に伴う大阪工場の閉鎖
  • 2006年3月上場○ニッポ電機株式会社がJASDAQに株式を上場
  • 2006年6月創業○日塗化学株式会社を設立、新日鐵化学株式会社(現 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社)の防食塗料事業を譲受け、同年10月操業開始
  • 2008年8月M&A○照明機器の製造販売会社 ダイア蛍光株式会社の株式を取得し、連結子会社化
  • 2009年8月創業○調色会社としてDNTサービス株式会社を設立
  • 2009年10月M&A○調色会社 大阪DNTサービス株式会社、東京ディ・エヌ・ティサービス株式会社、横浜デイ・エヌ・テイ・サービス株式会社及び中部ディ・エヌ・ティ・サービス株式会社をDNTサービス株式会社に吸収合併

2010年代

  • 2012年12月上場○ニッポ電機株式会社を株式交換により100%子会社化(JASDAQ上場廃止)
  • 2013年1月M&A○販売会社 大日本塗料販売株式会社、東京ケミカル株式会社、大阪ケミカル株式会社及び九州ケミカル株式会社を吸収合併
  • 2013年4月M&A○ダイア蛍光株式会社及びDNライティング株式会社をニッポ電機株式会社に吸収合併し、社名をDNライティング株式会社に改称
  • 2013年6月○メキシコに関西ペイント株式会社との合弁会社 DNT KANSAI MEXICANA S.A. de C.V.を設立
  • 2013年7月M&A○日塗不動産株式会社及びDNTビジネスサービス株式会社を吸収合併 ○関西ペイント株式会社の連結子会社である久保孝ペイント株式会社との合弁会社 ジャパンパウダー塗料製造株式会社を設立
  • 2018年8月創業○中国に迪恩特塗料(浙江)有限公司を設立
  • 2019年8月○大阪府大阪市中央区南船場一丁目18番11号に本社を移転

2020年代

  • 2020年6月○愛知県小牧市の小牧工場内にコーティング技術センターを建設
  • 2020年7月○栃木県大田原市の那須工場内に防食技術センターを建設
  • 2022年4月M&A○ビーオーケミカル株式会社を日塗化学株式会社に吸収合併
  • 2023年4月M&A〇ジャパンパウダー塗料製造株式会社が久保孝ペイント株式会社の保有する全株式の取得により100%子会社化(2024年4月 ジャパンパウダー塗料製造株式会社を吸収合併)
  • 2025年3月M&A〇神東塗料株式会社の株式50.10%を取得し、連結子会社化
  • 2025年12月M&A○AGCコーテック株式会社(現 ボンフロン株式会社)の全株式を取得し、連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで800億円
  • 営業利益2026年度まで80億円
  • NOPAT-ROE2026年度まで8.0%程度
  • DOE2026年度まで3.0%以上
  • 売上高2029年度まで1,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長市場と先駆的領域への注力

    各事業の有機成長推進と新たな成長ドライバ育成に向け、リソース配分の最適化と戦略投資を実行する。顧客ニーズに沿ったサステナビリティ貢献製品や海外製品などの開発力を強化する。

  2. 02

    外部リソース獲得・活用による事業基盤拡大

    M&Aや業務提携などのアライアンス活動を通じて塗料事業の基盤拡大と抜本的効率化を図る。海外では外部リソース獲得により事業基盤を拡大する。

  3. 03

    人材及び事業活動の全社最適化

    採用・育成強化と人材・組織の最適化、職場環境整備を進める。製品開発力と総合提案力を最大化する組織・グループ間協働を強化し、適時適切な設備更新とDX活用で生産性を向上する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,522人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は623万円で、9期前と比べて+3.8%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,183
2018年3月2,177
2019年3月60139.715.12,203
2020年3月59639.815.92,195
2021年3月57439.915.52,182
2022年3月57440.316.02,194
2023年3月57340.816.52,193
2024年3月58041.016.72,113
2025年3月59641.416.42,496188
2026年3月62341.216.02,522155

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率52.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社34(国内 23 / 海外 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
国内塗料 — 神東塗料株式会社(兵庫県尼崎市)181億円
営業所及び調色サービス ステーション等 — 東京都大田区他52ヶ所7,549百万円
国内塗料
小牧工場 — 愛知県小牧市5,248百万円
国内塗料
照明機器 — DNライティング株式会社(神奈川県伊勢原市)4,056百万円
那須工場 — 栃木県大田原市2,584百万円
国内塗料
海外塗料 — Thai DNT Paint Mfg.Co.,Ltd. (タイ)1,979百万円
照明機器 — 秋田DNライティング株式会社(秋田県潟上市)1,185百万円
国内塗料 — 日塗化学株式会社(東京都港区)1,182百万円
研究所・小牧 — 愛知県小牧市1,045百万円
国内塗料
本社・大阪事業所 — 大阪市中央区900百万円
国内塗料
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大日本塗料北海道株式会社
    札幌市白石区
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンカーボライン株式会社(注)3
    東京都江東区
    議決権25.1%
  • 国内
    日塗化学株式会社
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ボンフロン株式会社(注)7
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    千葉化工株式会社
    千葉県印旛郡栄町
    議決権100.0%
  • 国内
    日東三和塗料株式会社
    滋賀県湖南市
    議決権100.0%
  • 国内
    サンデーペイント株式会社
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社早神
    大阪市北区
    議決権50.1%
  • 国内
    DNTサービス株式会社(注)4
    大阪府東大阪市
    議決権100.0%
  • 国内
    神東塗料株式会社(注)4、5
    兵庫県尼崎市
    議決権50.1%
  • 国内
    シントーサービス株式会社
    兵庫県尼崎市
    議決権50.1%
  • 国内
    岡山化工株式会社
    岡山県加賀郡吉備中央町
    議決権100.0%
残りのグループ会社22社を開く
  • DNT山陽ケミカル株式会社広島市南区100%
  • 株式会社宇部塗料商会山口県宇部市100%
  • 株式会社九州シントー福岡市博多区50%
  • Thai DNT Paint Mfg.Co.,Ltd. (注)3タイ48%
  • DNT Singapore Pte.,Ltd.シンガポール100%
  • DNT Paint(Malaysia)Sdn.Bhd.マレーシア87%
  • PT.DNT INDONESIAインドネシア100%
  • PT.Shinto Paint Manufacturing Indonesia (注)4インドネシア50%
  • 迪恩特塗料(浙江)有限公司(注)4中国100%
  • DAI NIPPON TORYO MEXICANA, S.A.de C.V.メキシコ100%
  • DNT KANSAI MEXICANA S.A. de C.V.メキシコ51%
  • DNライティング株式会社(注)4、6神奈川県 伊勢原市100%
  • 秋田DNライティング株式会社秋田県潟上市100%
  • シンロイヒ株式会社神奈川県鎌倉市100%
  • 日塗エンジニアリング株式会社川崎市川崎区100%
  • ニットサービス株式会社滋賀県湖南市100%
  • その他 1社
  • 友美工業株式会社岡山市南区38%
  • 神東アクサルタコーティングシステムズ株式会社東京都江東区25%
  • 神東艾仕得塗料系統股份有限公司台湾25%
  • PT.SHINTO PAINT INDONESIAインドネシア35%
  • TOA-SHINTO (THAILAND) CO.,LTD.タイ25%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は938億円営業利益39億円前期と比べると増収減益で、売上が+29.4%、利益が-17.0%。

売上高
+29.4%
938億円
営業利益
-17.0%
39億円
純利益
-81.9%
17億円
営業利益率
4.2%
前期比 -2.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高960億円938億円
営業利益55億円39億円
純利益34億円17億円
1株あたり配当¥58¥58

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は254億円、営業利益は19億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+42.7%、営業利益は+58.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q18713
2024年1Q178126.79
2024年2Q186158.111
2024年3Q184126.57
2024年4Q17119
2025年2Q361256.927
2025年4Q364226.067
2026年2Q460183.914
2026年4Q478214.43
2027年1Q254197.512

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は708億円から938億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
○販売会社 大日本塗料販売株式会社、東京ケミカル株式会社、大阪ケミカル株式会社及び九州ケミカル株式会社を吸収合併
2013年3月7082512
2014年3月7264226
2015年3月7304528
2016年3月7645636
2017年3月7286652
○中国に迪恩特塗料(浙江)有限公司を設立
2018年3月7416446
2019年3月7376236
○愛知県小牧市の小牧工場内にコーティング技術センターを建設
2020年3月7275837
2021年3月6323320
○ビーオーケミカル株式会社を日塗化学株式会社に吸収合併
2022年3月6693520
〇ジャパンパウダー塗料製造株式会社が久保孝ペイント株式会社の保有する全株式の取得により100%子会社化(2024年4月 ジャパンパウダー塗料製造株式会社を吸収合併)
2023年3月7284335
2024年3月7195346
〇神東塗料株式会社の株式50.10%を取得し、連結子会社化
2025年3月72547526.594
2026年3月93839454.217

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高938億円のうち、営業利益として残るのは39億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.4%679億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.5%220億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%39億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.6pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.3pt
2.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが30億円、投資CFが−34億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は109億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月29−16−171322
2014年3月65−14−505124
2015年3月48−18−303024
2016年3月58−7−435131
2017年3月616−586740
2018年3月53−4−474943
2019年3月44−25−41957
2020年3月44−44−7051
2021年3月36−2351367
2022年3月34−10−282465
2023年3月13−14−5−163
2024年3月35−8−172779
2025年3月36−4−132115
2026年3月30−34−2−4109

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,375億円。このうち返さなくてよい自己資本が767億円で、自己資本比率は48.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月67319248127.3
2014年3月65323042333.5
2015年3月69328440938.2
2016年3月67730637142.3
2017年3月70436334148.5
2018年3月76243332953.5
2019年3月78945133853.6
2020年3月76844732154.4
2021年3月85850934956.0
2022年3月87752035755.9
2023年3月92855237656.1
2024年3月1,01662539158.6
2025年3月1,33376257248.8
2026年3月1,37576760848.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
113億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
449億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
85億円
在庫として抱えている分
負債合計
608億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率203社中5位あたり、逆に低いのはROE203社中182位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.6%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.6%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
29.4%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,570で、1年前と比べて+26.9%過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。

¥1,570-4.3%1ヶ月+14.6%1年+26.9%時価総額466億円
過去52週の値幅
安値¥1,189高値¥1,649

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)26.7倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR0.67倍
配当利回り3.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PBRが0.58倍と同業平均1.40倍を大きく下回り割安。PERは23.0倍と平均18.0倍を上回るが、配当利回り4.18%は平均2.59%を上回り魅力的。ROE2.6%と低いが、配当性向80.8%で株主還元は厚い。割安だが利益変動が大きく安定性欠如。

指標この会社業種平均
PER (実績)26.7倍17.8倍
PER (予想)13.2倍
PBR0.67倍1.41倍
ROE2.6%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり58で、前期から+18.4%いまの株価に対する利回りは3.69%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥58
1株あたり
配当利回り
3.69%
いまの株価に対して
配当性向
80.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2019.4
2018年3月2525.021.1
2019年3月250.021.4
2020年3月250.029.1
2021年3月250.034.7
2022年3月250.047.1
2023年3月250.028.8
2024年3月3540.034.0
2025年3月4940.061.8
2026年3月5818.480.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥58

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ39,330人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.4%を占め、残る56.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他35.339.035.034.737.344.3
金融機関31.231.133.334.433.625.5
事業法人18.517.317.215.815.717.9
外国法人13.710.811.613.211.79.9
自己株式4.74.64.34.24.13.9
証券会社1.41.82.91.81.62.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(その他信託口)4.81
02ダイニッカ株式会社4.09
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(投資信託口)4.08
04株式会社島津製作所3.37
05田邊 康秀2.78
06明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.73
07富国生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.69
08DNT取引関係持株会2.30
09東京海上日動火災保険株式会社2.27
10三菱UFJ信託銀行株式会社2.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+637%、1株純資産は14期で+1788%。直近期のROEは2.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月81246.823.050.5
2014年3月8773712.99.531.6
2015年3月9389111.48.226.8
2016年3月12297413.18.019.6
2017年3月1781,17216.67.019.4
2018年3月1581,41012.29.821.1
2019年3月1261,4788.78.821.4
2020年3月1291,4768.76.229.1
2021年3月701,6984.413.134.7
2022年3月721,7304.210.947.1
2023年3月1221,8306.87.028.8
2024年3月1622,0928.27.534.0
2025年3月3312,28215.23.561.8
2026年3月592,3382.620.780.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額228百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
里隆幸代表取締役 社長 <担当> 内部監査室 品質保証部6550,749
永野達彦取締役 常務執行役員 管理本部長 塗料事業本部長 <担当> 管理本部 塗料事業本部6218,560
山本基弘取締役 執行役員 スペシャリティ事業本部長 兼塗料事業本部 副本部長(技術統括)<担当> スペシャリティ事業本部 技術開発本部6218,025
三宅章弘取締役 執行役員 生産本部長 <担当> 生産本部 資材本部5515,210
林紀美代取締役684,100
佐藤弘志取締役682,100
馬場浩司取締役692,100
杉浦秀樹常勤監査役602,200
藤井浩之監査役7217,200
西田啓監査役72100
中村正博取締役67
八代華代子取締役581,600
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
澁谷昌弘65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6107393418030
社外取締役641417
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,496字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは当社(大日本塗料株式会社)、子会社29社及び関連会社5社で構成され、塗料、照明機器及び蛍光色材等の製造・販売を主な内容とし、更に各事業に関連する物流及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。 なお、当連結会計年度において、当社はボンフロン株式会社の全株式を取得したことにより、同社を連結子会社として連結の範囲に含めております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、セグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (国内塗料事業) 国内では、当社が塗料の製造・販売を行っているほか、子会社の千葉化工株式会社、日東三和塗料株式会社、岡山化工株式会社に塗料の製造を委託しており、神東塗料株式会社、日塗化学株式会社、ボンフロン株式会社は自社製品の製造・販売を行っております。また、子会社のDNTサービス株式会社、シントーサービス株式会社が塗料の調色加工を行い、当社と神東塗料株式会社が全量を仕入れております。 販売面では、国内の地域や顧客の特色に応じ、子会社の大日本塗料北海道株式会社、DNT山陽ケミカル株式会社、ジャパンカーボライン株式会社、株式会社早神、株式会社九州シントー、株式会社宇部塗料商会、関連会社の神東アクサルタコーティングシステムズ株式会社が塗料の販売を行い、家庭用塗料については子会社のサンデーペイント株式会社、他1社が塗料の販売を行っております。 (海外塗料事業) 海外では、タイにおいては子会社のThai DNT Paint Mfg.Co.,Ltd.、関連会社のTOA-SHINTO (THAILAND) CO.,LTD.が、マレーシアにおいては子会社のDNT Paint(Malaysia)Sdn.Bhd.が、インドネシアにおいては子会社のPT.DNT INDONESIAが、中国においては子会社の迪恩特塗料(浙江)有限公司が、台湾においては関連会社の神東艾仕得塗料系統股份有限公司が、メキシコにおいては子会社のDAI NIPPON TORYO MEXICANA,S.A. de C.V. が、それぞれ塗料の製造・販売を行っております。 インドネシアにおいては子会社のPT.Shinto Paint Manufacturing Indonesiaが塗料の製造を行っております。 シンガポールにおいては子会社のDNT Singapore Pte.,Ltd.が、メキシコにおいては子会社のDNT KANSAI MEXICANA S.A. de C.V.が、インドネシアにおいては関連会社のPT. SHINTO PAINT INDONESIAが、それぞれ塗料の販売を行っております。 (照明機器事業) 子会社のDNライティング株式会社が各種照明機器の製造・販売、店舗工事等を行っております。また、同社は同社子会社の秋田DNライティング株式会社へ一部の部品及び製品の製造を委託しており、その全量を仕入れております。 (蛍光色材事業) 子会社のシンロイヒ株式会社が蛍光顔料及び特殊コーティング材の製造・販売を行っております。 (その他事業) 子会社の日塗エンジニアリング株式会社が、塗装工事を行っております。また、子会社のニットサービス株式会社が、当社グループの製品等の物流業務を行っております。 関連会社の友美工業株式会社が建材の製造・販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,571字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「新しい価値の創造を通じて地球環境や資源を護り、広く社会の繁栄と豊かな暮らしの実現に貢献できる企業を目指します。」という経営理念のもと、持続的成長力をもつ企業たるべく事業展開を図っております。 2024年度を初年度とする『2026中期経営計画』の策定においては、この経営理念を改めて見つめなおし、当社グループが重視するマテリアリティを刷新のうえ、創立100周年となる2029年度に向けてありたい姿(ビジョン2029)を明確化しました。マテリアリティについての詳細は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは企業価値の向上に向けて、持続的な事業成長を果たすための指標としては売上高を、資本コストを踏まえた本業における利益成長を推進するための指標としては営業利益及びNOPAT-ROE(税引後営業利益ベースROE)を、それぞれ設定しております。 ビジョン2029及び2026中期経営計画における各指標の連結目標値は下記のとおりであります。 参考:2023年度実績 (2023中期経営計画最終年度)   2026年度目標 (2026中期経営計画最終年度)   2029年度目標 (2029中期経営計画最終年度) 売上高   719億円   800億円   1,000億円 営業利益   49億円   80億円   100億円 NOPAT-ROE   6.1%   8.0%程度   8.0%程度 DOE   2.4%   3.0%以上   5.0%以上 他方で、足元の当社グループを取り巻く事業環境の変化や、2024年度及び2025年度に実施した2件のM&Aに伴うグループ体制の刷新を踏まえ、2026年度の業績予想は売上高960億円、営業利益55億円、NOPAT-ROE 5.6%程度としております。 また、株価を意識した経営の観点から、安定的かつ積極的な株主還元を通じて株主価値の向上を目指すべく、株主還元指標としてはDOE(株主資本配当率)を採用しております。当社のDOEの分母は、原則として前期末の株主資本を基準としております。 (3)経営環境、対処すべき課題及び経営戦略 当社グループを取り巻く事業環境としましては、国際的な政治・経済の不確実性が増しており、とりわけ地政学リスクの高まりに伴うエネルギー価格の変動や原材料供給の逼迫など、サプライチェーンの混乱やコスト上昇圧力に対し、引き続き強い警戒が必要な状況です。 国内塗料事業においては、建築・土木分野での人手不足や住宅着工件数の長期的な低迷という構造的な課題を抱えており、当社グループにおいては生産体制の最適化が重要課題として挙げられます。一方、各種の金属製品や機械向けの工業用分野では安定的な需要が期待され、各用途に適した塗料及び塗装工程の提案を通じて顧客訴求力を強化してまいります。海外塗料事業においては、業績低迷が続いておりました中国事業について、2027年3月期中に予定する中国製造子会社の連結除外をもって、構造改革には一定の区切りがつく見通しです。今後は、神東塗料グループの海外事業活用も視野に入れ、事業成長に向けたリソースの再配分を進めてまいります。照明機器事業については、都市部の再開発案件を背景に堅調な需要環境の継続が見込まれており、2024年度に竣工した新本社内に設立した技術センターを活用し、様々な空間に対応する製品ラインナップや顧客ニーズを実現するカスタマイズ力をさらに強化するとともに、生産効率化及び将来的な能増を視野に入れた工場の増改築に着手しております。 このような情勢の中、当社グループは変化に強い企業体質の確立を進めるとともに、全てのステークホルダーの皆さまからの信頼回復に向け、品質管理を中心としたガバナンス体制の徹底・強化を最優先課題として取り組んでおります。コンプライアンスの徹底はもとより、全社員が自律的に正しく判断できる組織風土の再構築を急ぎ、ガバナンスの実効性を高める具体的な取組みを全社一丸となって推進してまいります。 この組織変革を戦略遂行の実効性を高めるための原動力とし、将来の持続的な成長に向けた施策を力強く推し進めてまいります。当社グループは、ビジョン2029の実現に向けた第1フェーズとして、2024年度から2026年度までの3か年を事業戦略と基盤の深化に注力する期間と位置づけた「2026中期経営計画」を推進しております。本計画では、従来の経営戦略や事業ポートフォリオを見直し、以下の3つの基本方針に基づいた諸施策に取り組んでおります。 基本方針   概 要 成長市場と先駆的領域への注力   ・各事業の有機成長の推進と、新たな成長ドライバの育成に向けた、リソース配分の最適化と戦略投資の実行 ・顧客ニーズに沿ったサステナビリティ貢献製品・海外製品等、開発力の強化 外部リソース獲得・活用による事業基盤の拡大   ・M&Aや業務提携等のアライアンス活動を通じた塗料事業の基盤拡大及び抜本的効率化 ・自立的な事業推進に向けた外部リソース獲得による海外事業基盤の拡大 人材及び事業活動の全社最適化   ・採用、育成強化及び人材・組織の最適化、職場環境の整備 ・製品開発力と総合提案力を最大化する組織・グループ間協働の強化 ・適時かつ適切な設備更新及びDXの活用による、生産性の更なる向上 こうした事業戦略の遂行と並行し、当社グループでは資本効率の改善と適切な株価形成を経営の重要課題と捉え、「資本コストや株価を意識した経営」の高度化を推進してまいります。現状の株価水準及びPBR(株価純資産倍率)を真摯に受け止め、事業ポートフォリオの最適化による収益力の強化を通じて、資本効率の指標であるNOPAT-ROE 8.0%程度の確立・維持を目指します。 資金面につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローの創出に加え、政策保有株式や遊休資産の整理・売却を通じた資産の効率化を積極化することで、成長投資と株主還元の原資を確保してまいります。確保した資金は、図のキャッシュアロケーション方針に基づき、中長期的な成長の源泉となる設備投資や外部リソースの獲得に向けて積極的に投下する方針です。 株主の皆様への還元につきましては、将来の成長に向けた投資との両立を図りつつ、DOE(株主資本配当率)を基準に据えることで、配当の安定性と成長性を両立した積極的な還元を継続してまいります。 (品質に関する不適切行為) 当社は、一部の日本産業規格(以下、JISという)認証製品について、検査結果を改ざんし製品を出荷、社内で定めた検査規格から逸脱した製品を出荷していることが確認されました。本事案につきましては、2023年10月26日付でJISマーク表示の一時停止を受領しておりましたが、2024年3月7日付で解除されております。 また、一部のJIS認証製品において、一般財団法人日本塗料検査協会に申請を行っていない外注先製造会社に対して製造を委託し、JISマークを表示して製品を出荷する等、外注管理の不備があることが確認されました。加えて、社内で定める検査手順や条件を遵守せずに製品を出荷した事案が確認されました。本事案は、2024年11月29日付でこれらの不適切事案について一般財団法人日本塗料検査協会に報告を行い、同協会の審査を受審し、JISマーク表示の一時停止の通知を受領しました。 上記の事案の対象製品の組成及び品質に問題がないと判断しております。そのうえで、お客様に対しては、謝罪とともに事案の内容及び当該製品の品質が担保されていることについて、ご説明し、適切に対応しております。 なお、2023年10月26日に公表した不適切行為及び2024年11月29日付で公表したJISマーク表示の一時停止について、外部弁護士を中心とする特別調査委員会の調査結果を踏まえ、2025年5月12日付で調査報告書を公表いたしました。 また、2024年11月29日付で受領したJISマーク表示の一時停止通知は、2025年11月14日付で解除されております。 当社では、今回の事態を重大なものとして受け止め、特別調査委員会の指摘を踏まえ、引き続き全力を挙げて信頼回復に向けて取り組んでまいります。
事業等のリスク4,903字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、本記載は将来発生しうる全てのリスクを網羅したものではありません。 (1)事業展開に係るリスク ①  市場環境変化に関するリスク 当社グループの事業は、1)国内塗料事業、2)海外塗料事業、3)照明機器事業、4)蛍光色材事業、5)その他事業で構成され、売上の拡大や生産性の向上を図るとともに、原材料費用の低減並びに販売費及び一般管理費の抑制等のコスト削減に注力し、事業環境の変化に影響されにくい高い収益性を維持できる収益体質を確立すべく事業を展開しております。これらの関連業界市場の需要減少や販売地域での景気後退により、地政学的な問題(戦争、テロ、社会的不安等)及び自然災害(地震、台風、大雨等)の要因で販売数量の減少や価格の下落が生じた場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 事業ごとの状況は以下のとおりです。 1)国内塗料事業では、国内市場において広範囲な産業に製品を提供しております。新規顧客の開拓や製品の高付加価値化を図っておりますが、これらの市場において需要の低迷、競争の激化等が生じた場合は、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 特に創業以来培ってきた防食技術の需要分野は多方面に亘り、売上の重要部分を占めておりますが、防食塗料の需要は公共投資の動向に多大な影響を受けます。また、外装建材用塗料については民間住宅投資の動向やそれに係わる法的規制等に多大な影響を受けます。 2)海外塗料事業では、東南アジア、中国、メキシコに製造・販売拠点を構築し、グローバルに製品を提供しております。新規顧客の開拓や製品の高付加価値化を図っておりますが、為替レートの変動に加え、法律・規制の変更、不利な影響を及ぼす租税制度への変更や政治・経済状況の激変、テロ・戦争等の海外特有の社会的混乱のほか、その他予期せぬリスクが生じた場合は、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 3)照明機器事業では、建設業許可を受け、電気工事業者として登録し、主として当事業の製品である照明器具について、商業施設の内装に係る工事を受注しております。LEDをはじめとした新しい光源の発達に対応すべく今まで培ってきた技術力・ノウハウ・人材を活かして事業の拡大を図っておりますが、販売競争の激化等が生じた場合は、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 4)蛍光色材事業では、蛍光色材の国内唯一の総合メーカーとして、国内外市場において広範囲な産業に蛍光顔料、蛍光塗料、特殊コーティング材等の製品を提供しております。新たな用途開拓や製品の高付加価値化を図っておりますが、これらの業界市場において需要の低迷が生じた場合は、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 5)その他事業では、塗装工事及び塗料製品の運送・保管等で、需要の低迷が生じた場合は、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②  原材料調達に関するリスク 当社グループの塗料事業に用いる原材料は、ナフサ等からなる石油化学製品であり、原材料の調達においては複数購買、代替品調査等の施策により安価で安定した調達を図っております。しかしながら、石油関連製品の世界的需給構造の変化及び為替レートの変動、地政学的な問題により原材料価格が大幅に上昇した場合や、需給バランスの逼迫や遅延により原材料の調達が困難になった場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③  販売価格に関するリスク 当社グループは、原材料価格の高騰に対し販売価格に転嫁すべく努力しておりますが、販売競争の激化等により価格転嫁が十分に進まない場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④  為替レート変動に関するリスク 当社グループの海外展開する連結会社等は、財務諸表項目の円換算額が為替レートの変動による影響を受けるため為替レートに大幅な変動が生じた場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤  情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業活動の基盤である情報システム・情報ネットワークに対し、様々なセキュリティ対策を実施しておりますが、災害、サイバー攻撃、不正アクセス等により情報システム等に改ざんや障害が生じた場合、企業情報及び個人情報等が社外に流出した場合は、事業活動の停滞や社会的評価・信用の低下等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥  退職給付に関するリスク 当社グループの退職給付費用及び債務は、年金数理計算上使用される各種の基礎率と年金資産の運用利回り等の前提に基づき計算されておりますが、年金資産の運用環境の悪化により前提と実績に乖離が生じた場合は、積立不足等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦  固定資産の減損に関するリスク 当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化等による収益性の低下又は市場価格の下落等により、減損損失が発生した場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧  繰延税金資産の取崩しに関するリスク 当社グループは、将来の課税所得に関する予測・仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っておりますが、将来の課税所得の予測・仮定が変更され、繰延税金資産が減額された場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法律及び規制に係るリスク ①  法的規制等に関するリスク 当社グループは、事業活動を行う上で、商取引、環境、安全、保安、品質保証、化学物質管理、労働、特許、会計基準及び租税等の様々な法規制の適用を受けており、法令遵守を基本として事業活動を行っております。 特に環境・安全・健康を確保するための責任ある自主活動「レスポンシブル・ケア」のほか、ISO14001の認証取得による全事業所での環境マネジメントシステムを実施し、環境汚染の防止に関する各種法律の遵守、重防食塗装を全て水性塗料で可能とする「DNT水性重防食システム」や、低臭気の室内用水性塗料「COZY PACK」をはじめとする環境対応形各種塗料を開発しておりますが、今後の法改正や法規制強化のあり方次第では、生産・研究施設の改善あるいは製品設計・開発に多大な投資を必要とし、新製品開発の遅延による機会損失が生じた場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、競争力基盤の強化のため、様々な知的財産権を保有し、維持・管理しておりますが、第三者による侵害や訴訟を提起された場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②  製品品質に関するリスク 当社グループは、製品の特性に応じて品質保証及び環境保全を最優先課題として製品を製造しておりますが、様々な技術上、あるいはそれ以外の要因により不良品が発生し、クレームを受ける場合があります。大規模なクレームや製造物責任を問われる事態が生じた場合は、これらの補償、対策費用が発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 特に住宅建材メーカーに納入する外装建材用塗料については、1999年に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が施行されて以降、住宅建材メーカー各社がこれを契機に高級外装材の拡販戦略として10年あるいはそれ以上の長期保証を打ち出し、塗料メーカーにも同様の塗膜保証を求めてきております。同塗料のトップメーカーである当社としては、製品の開発・製造には万全の注意を払い、損害賠償保険等による対策をとっておりますが、保証期間が伸長され、新製品発売により、当社のクレーム発生件数増加や補償負担の発生リスクを伴うものであります。 ③  品質不適切行為に関するリスク 当社グループは、2023年10月26日に公表した当社連結子会社である岡山化工株式会社における不適切行為(改ざん)及び2024年11月29日付で公表したJISマーク表示の一時停止(規格外出荷、外注管理に係る不備)について、JIS認証機関より処分を受けました。当社グループにおいては、再発防止策の推進及びコンプライアンス遵守の徹底に取り組んでまいりましたが、同活動を進めるなかで新たな不適切事案を確認いたしました。これを受け、当社は当事案に該当するJIS認証製品の出荷を自粛し、2024年11月29日付で該当製品はJISマーク表示の一時停止となり、外部弁護士を中心とする特別調査委員会の調査結果を踏まえ、2025年5月12日付で調査報告書を公表させていただきました。その後、2025年11月14日付で、日本塗料検査協会よりJISマーク表示の一時停止の解除について通知を受けました。当社は一連の不適切行為を重く受け止め、特別調査委員会の提言に基づいた再発防止策をグループ一体となって取り組むとともに、信頼回復に向けて最大限努力してまいりますが、お客様への補償費用の発生や本件に起因する販売数量の減少等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)災害等に係るリスク ①  災害、事故に関するリスク 当社グループは、災害や事故発生時の被害を最小限にとどめ、速やかな復旧により事業を円滑に継続できる体制の整備と維持に努めておりますが、予想を上回る規模の地震や台風等の自然災害に見舞われた場合、火災等の事故が発生した場合は、人的、物的損害のほか、事業活動の停止、制約等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 特に当社グループの事業拠点について、塗料事業の生産拠点は分散化を図っておりますが、照明機器事業の生産拠点として、蛍光ランプ類は神奈川県秦野市に、安定器・照明器具類は秋田県潟上市に、蛍光色材事業の生産拠点は神奈川県鎌倉市にあり、自然災害等の外的要因により生産活動を停止せざるを得ないケースでは、代替する生産拠点を有しておりません。 各事業の生産拠点のいずれかが地震等の災害に罹災し稼働困難となった場合、コンピュータの基幹システムに重大な障害が発生した場合、あるいは電力需要調整の必要が生じた場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②  感染症に関するリスク 当社グループの従業員へのインフルエンザ等の感染症に対しては、手洗い、うがい、アルコール消毒等の感染予防対策を講じておりますが、感染者が発生し一時的に操業を停止した場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③  気候変動対応に関するリスク 当社グループは、環境対応形各種塗料の開発に注力するなど、事業活動を通じてCO2排出量の削減等に取り組み、環境改善や気候変動リスクの低減に努めております。また、以下の気候変動リスクを識別及び評価しております。 ・脱炭素化に向けたクリーンエネルギー及びCO2排出削減設備を導入することによるコスト増加 ・環境負荷の低い原材料を購入することによる購入コストの増加 ・気候変動による異常気象がもたらすサプライチェーンや事業活動停止によるコスト増加 ・環境対応形製品への需要シフトといった市場ニーズの変化による当社の既存製品の陳腐化による事業悪化 ・温室効果ガスの排出に関する新たな税負担が発生した場合のコスト増加
経営成績の分析 (MD&A)7,418字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、緊張状態が継続する中東情勢や米国の通商政策の動向など、海外景気の下振れリスクに対する警戒感が高まっております。加えて、円安やエネルギー価格の高騰、原材料の供給制約や価格変動により調達環境は不安定な状況が続いており、企業収益の下押し要因となっていることから、先行きは引き続き不透明な状況にあります。 このような状況の下、当社グループの経営成績は、売上高は937億5千9百万円(前期比 29.3%増)、営業利益は38億5千4百万円(同 18.3%減)、経常利益は44億7千9百万円(同 13.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は16億8千8百万円(同 82.1%減)となりました。 売上高は、国内塗料事業及び海外塗料事業における販売が低調に推移するなか、前期に連結子会社となった神東塗料グループの損益を当期より連結に含めたことにより、前期を大きく上回りました。一方で当該連結化による利益面への寄与は国内、海外ともに限定的であるほか、販売の伸び悩みによる収益性の低下や人件費等を中心とした経費増加の影響が大きく、営業利益及び経常利益は前期を下回りました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上した負ののれん発生益の剥落に加えて、近年低迷が続く中国事業の構造改革として実行した中国製造子会社の持分譲渡契約締結により関係会社整理損を計上した結果、前期を大きく下回りました。なお、当該子会社の連結除外は2027年3月中間期を予定しており、以降、中国事業における営業赤字は解消する見通しであります。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 [国内塗料事業] 売上高は718億7千万円(前期比 41.1%増)、営業利益は12億3千1百万円(同 37.4%減)となりました。 一般用分野は、2025年11月にJISマーク表示の一時停止処分が解除されたものの、期中においては販売の本格的な回復には至らず、売上高は前期を下回りました。工業用分野は、自動車部品用途や各種建材用途などの一部市況が低調に推移し、売上高は前期を下回りました。インク・分散技術関連は、期末にかけて主要顧客の在庫調整の影響を受けたほか、新規顧客の獲得に遅れが生じ、売上高は前期を下回りました。当セグメント全体の売上高は、神東塗料グループの連結化により前期を大きく上回りました。 営業利益は、製品ミックスの改善や価格是正に継続して取り組んだものの、販売の伸び悩みによる収益性の低下に加え、人材確保・育成に向けた人件費の増加により、前期を下回りました。 [海外塗料事業] 売上高は85億9千万円(前期比 5.6%増)、営業利益は3億6千8百万円(同 54.1%増)となりました。 東南アジアでは、タイを中心に日系自動車メーカーの生産低迷に伴う需要減少が継続しましたが、神東塗料グループの連結化により、売上高は前期を上回りました。メキシコでは、低採算品の販売抑制や主要顧客における在庫調整の影響を受け、売上高は前期を下回りました。中国では、各種工業用途における需要の減少により、売上高は前期を下回りました。 営業利益は、東南アジアおよびメキシコにおいて販売が低迷したものの、中国におけるコスト抑制により、前期を上回りました。 [照明機器事業] 売上高は104億2千4百万円(前期比 0.1%増)、営業利益は19億2千8百万円(同 6.6%減)となりました。 LED照明分野は、再開発案件を中心とした商業施設向けや宿泊施設向けの堅調な需要に支えられ、売上高は前期を上回りました。他方、UVランプ分野における特定顧客向けの需要減少や蛍光灯分野の市場縮小等の影響は見られましたが、LED照明分野の伸長がこれらを補い、当セグメント全体の売上高は前期をわずかに上回りました。 営業利益は、前期に実施した本社移転に伴う減価償却費の増加や人材確保・育成のための人件費の増加が影響し、前期を下回りました。なお、価格戦略等による製品収益性の向上は着実に進んでおり、全体として概ね堅調な推移となりました。 [蛍光色材事業] 売上高は10億8千8百万円(前期比 6.1%減)、営業利益は6千4百万円(同 8.5%増)となりました。 顔料分野は、EU地域等における海外向け需要の回復や文具向けへの新規採用により、売上高は前期を上回りました。一方で加工品分野は、前期における大口物件の剥落により、売上高は前期を下回りました。これにより、当セグメント全体の売上高は、前期を下回りました。 営業利益は、高付加価値製品の販売伸長および経費圧縮に努めたことにより、前期を上回りました。 [その他事業] 売上高は17億8千5百万円(前期比 5.0%減)、営業損失は3千7百万円(前期は営業利益7千9百万円)となりました。 物流事業は、取扱量の減少により、売上高は前期を下回りました。塗装工事事業は工事受注が堅調に推移し、売上高は前期を上回りました。 営業利益は、塗装工事において収益率の高い物件受注が増加した一方、物流事業における拠点集約に伴う一過性費用の計上により、前期を下回りました。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より5億5千6百万円減少し、109億1千3百万円となりました。 ① キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により得られた資金は、30億1千1百万円(前連結会計年度は35億7千万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益及び減価償却費等による収入と、退職給付に係る資産の増加、法人税等の支払及び仕入債務の減少等の支出が主因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により使用した資金は、33億9千7百万円(前連結会計年度は3億6千4百万円の支出)となりました。これは定期預金の払戻による収入及び投資有価証券の売却による収入と、有形固定資産の取得及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等の支出が主因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により使用した資金は、1億8千9百万円(前連結会計年度は7千5百万円の支出)となりました。これは長期借入金の借入等の収入と、短期借入金の返済及び配当金の支払等の支出が主因です。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループでは、営業活動から得られたキャッシュ・フローの収入を財源に運転資金、製造設備や研究開発設備の購入、配当金の支払い及び借入金の返済等に利用しております。 事業活動の持続的成長に欠かせない資金の流動性や安定的確保において、短期運転資金については、自己資金及び取引金融機関からの短期借入を基本とし、また設備投資など長期運転資金の調達については、長期借入を基本としております。当連結会計年度においては、重要な資金調達はありません。その結果、短期借入金残高は86億6千8百万円(前連結会計年度は105億3千6百万円)、長期借入金残高は58億3千1百万円(前連結会計年度は10億4千万円)となっております。 当連結会計年度における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は168億1千3百万円となっております。また、現金及び預金残高は113億3千2百万円となっております。一部の国内子会社については、各社の余剰資金を効率的に活用するため、CMS(キャッシュマネジメントサービス)を導入し、資金及び財務効率性を目的とした一元管理を行っております。なお、在外子会社については、現地での設備投資や運転資金等の資金需要のために必要な現預金を保有しており、余剰資金が発生した場合には、将来的な資金需要を考慮しながら配当金を通じて、当社が余剰資金を回収しております。 ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の悪化及び米国の保護主義的な政策運営が金利・為替・株式相場の変動を引き起こす等、足元の業績が不透明な中で、当社としては手元資金の流動性の確保に向け金融機関と日々連携しており、当面の資金繰りについては、十分に担保されております。今後、運転資金等の需要が増加した場合には、コミットメントライン契約の活用の検討や、主力銀行等からの追加の短期資金調達を実施いたします。 (3)生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期増減率(%) 国内塗料(百万円)   63,927   25.9 海外塗料(百万円)   7,653   5.9 照明機器(百万円)   7,172   14.0 蛍光色材(百万円)   916   △3.0 合 計(百万円)   79,670   22.1 (注)1.金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.前記セグメント区分以外の「その他」は、塗装工事事業、物流事業等であり、提供するサービスの性格上、生産実績を定義することが困難であるため、記載しておりません。 ② 受注実績 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、一部特需関係等を除き主として見込生産によっておりますので、受注並びに受注残等について特に記載すべき事項はありません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期増減率(%) 国内塗料(百万円)   71,870   41.1 海外塗料(百万円)   8,590   5.6 照明機器(百万円)   10,424   0.1 蛍光色材(百万円)   1,088   △6.1 報告セグメント計(百万円)   91,974   30.2 その他(百万円)   1,785   △5.0 合 計(百万円)   93,759   29.3 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。当社グループの連結財務諸表の作成において、損益又は資産の状況に影響を与える見積り、判断は、合理的と考えられる要因を考慮した上で行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高は照明機器事業の堅調な推移により前期を上回りましたが、営業利益は国内塗料事業の費用増加等の影響により前期を下回りました。 売上高と営業利益のセグメントごとの経営成績の詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1)経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (4)当連結会計年度における財政状態の分析 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減額 資産 (百万円)       133,344   137,490   4,146 負債 (百万円)       57,173   60,813   3,639 純資産(百万円)       76,170   76,676   506 自己資本比率(%)       48.8   48.6   △0.2pt 当連結会計年度末における総資産は、1,374億9千万円となり、前連結会計年度末と比較して41億4千6百万円の増加となりました。流動資産は、512億5千8百万円で前連結会計年度末と比較して18億7百万円の減少となりましたが、これは現金及び預金の減少、受取手形、売掛金及び契約資産の減少が主因であります。固定資産は、862億3千1百万円で前連結会計年度末と比較して59億5千3百万円の増加となりましたが、これは有形固定資産の増加、投資その他の資産の増加が主因であります。 負債は、608億1千3百万円となり、前連結会計年度末と比較して36億3千9百万円の増加となりました。流動負債は、374億9千8百万円で前連結会計年度末と比較して21億4千3百万円の減少となりましたが、これは支払手形及び買掛金の減少、短期借入金の減少、リース債務の減少が主因であります。固定負債は、233億1千5百万円で前連結会計年度末と比較して57億8千3百万円の増加となりましたが、これは長期借入金の増加、リース債務の増加、繰延税金負債の増加が主因であります。 純資産は、766億7千6百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億6百万円の増加となりましたが、これは利益剰余金の増加、為替換算調整勘定の増加、退職給付に係る調整累計額の増加が主因であります。 (5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 当社グループでは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、ビジョン2029及び2026中期経営計画における経営上の目標としての業績指標に、売上高、営業利益、NOPAT-ROEを設定しております。これらの目標を踏まえ、各期においても期初に事業環境等を考慮して計画値を設定し、その達成に向け努めております。 当連結会計年度の達成・進捗状況は次のとおりであります。 期初業績予想(2025年5月15日公表)との比較 (金額:百万円、NOPAT-ROE:%) 指 標   2025年度 予 想   2025年度 実 績   予想比・額 (百万円)   予想比・増減率 (%) 売上高   92,000   93,759   1,759   1.9 営業利益   5,000   3,854   △1,145   △22.9 NOPAT-ROE   5.3   4.1   △1.2pt   - 期初に設定した業績予想との比較では、売上高は17億5千9百万円増(予想比 1.9%増)、営業利益は11億4千5百万円減(同 22.9%減)、NOPAT-ROEは1.2ポイント減となりました。 売上高につきましては、国内塗料事業および海外塗料事業における販売が低調に推移するなか、連結子会社の売上が好調に推移したことにより、期初予想を上回りました。営業利益につきましては、販売の伸び悩みによる収益性の低下により、期初予想を下回りました。NOPAT-ROEは、株主還元の強化や資産流動化などを通じて自己資本の抑制に努めたものの、営業利益が予想を下回った結果、期初予想を下回りました。 なお、2026中期経営計画では2026年度の連結業績目標を売上高800億円、営業利益80億円、NOPAT-ROE 8.0%程度としておりましたが、足元の事業環境の変化やこれまでに実施したM&Aに伴うグループ体制の刷新を踏まえ、2026年度の業績予想は売上高960億円、営業利益55億円、NOPAT-ROE 5.6%程度といたしました。 2026年度予想は中計目標と乖離するものの、ビジョン2029目標である売上高1,000億円、営業利益100億円、NOPAT-ROE 8.0%に変更はなく、新たなグループ体制下での成長戦略を加速させることで、同目標の実現を目指してまいります。 (金額:百万円、NOPAT-ROE:%) 指 標   2024年度 実 績   2025年度 実 績   2026年度 業績予想   2026年度 中計目標   ビジョン2029 目標 売上高   72,511   93,759   96,000   80,000   100,000 営業利益   4,716   3,854   5,500   8,000   10,000 NOPAT-ROE   5.3   4.1   5.6   8.0程度   8.0程度

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出典

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