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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

チャーム・ケア・コーポレーション

CHARM CARE CORPORATION6062 · Prime · サービス業

有料老人ホーム運営の大手。首都圏・近畿圏で「チャーム」ブランドの介護付・住宅型ホームを105棟運営し、要介護高齢者に介護サービスを提供。

概要

チャーム・ケア・コーポレーションは、有料老人ホームを中心とした介護事業を展開する企業である。関西圏で創業後、首都圏へ進出し、2025年6月期には連結売上高467億円、従業員2,261名、105ホーム・7,155室を運営する規模に成長した。「チャーム」ブランドで介護付き・住宅型有料老人ホームを運営し、認知症ケアや終末期ケアにも対応する。東証プライム市場に上場(銘柄コード6062)。

介護事業が売上の8割超を占める収益構造

2025年6月期の連結売上高467億円のうち、介護事業が390億円(構成比約84%)を占める。同事業のセグメント利益は48億円で、営業利益率は約12.3%である。残りの売上は不動産事業(ヘルスケア物件の開発・販売・賃貸)とその他事業(人材派遣・紹介、訪問看護、入居者紹介)が構成する。不動産事業は物件売却のタイミングにより変動が大きく、2025年6月期は減収となった。介護事業はM&Aによるホーム増加で増収基調にあるが、新規取得ホームの入居率改善途上や人件費増加が利益率を押し下げている。

首都圏と近畿圏に105ホームを集中配置

運営する105ホームのうち、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に50ホーム、近畿圏(大阪・兵庫・京都・奈良)に55ホームを配置する。居室数は首都圏3,048室、近畿圏4,107室の合計7,155室である。首都圏では2014年に東京都練馬区に第1号を開設して以降、高価格帯ブランド「チャームプレミアグラン」や「チャームプレミア」を中心に進出。近畿圏では2005年の第1号「チャームやまとこおりやま」以来、安定的にホーム数を増やしてきた。両エリアとも都市部の高級住宅地を重点ターゲットとし、アッパーミドル~富裕層向けのサービスを提供する。

子会社を通じた周辺事業とM&Aによる拡大戦略

グループは4社の連結子会社で構成される。介護事業の中核は当社本体に加え、2021年11月に子会社化した株式会社ライク(近畿圏で5ホーム運営)と、2024年10月に子会社化したCMケア株式会社(首都圏で2ホーム運営)が担う。その他事業では、2020年7月に子会社化した株式会社グッドパートナーズが首都圏で人材派遣・紹介を手掛け、チャームシニアリビング株式会社が訪問看護や入居者紹介を提供する。M&Aによるホーム取得は2024年9月から11月にかけて集中し、株式会社ケア21から5ホーム、CMケア株式会社から2ホームを取得し、グループのホーム数を急拡大した。

高い入居率を維持する既存ホーム運営

2025年6月期の既存ホーム(開設から2年以上経過)の平均入居率は94.4%である。前期の95.2%から微減したが、依然として高水準を維持する。子会社ライクの既存ホームに至っては平均98.9%とほぼ満室状態だ。新規開設ホームやM&A取得ホームは入居率が低い状態からスタートするため、グループ全体の平均入居率はやや低下するが、当社の運営ノウハウにより改善が進むとしている。入居率の維持・向上は経営上の最重要指標の一つであり、売上高成長率と並んで中期的な経営目標に掲げられている。

業界の中での役割は有料老人ホーム運営事業者(介護サービス提供者)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
491億円
営業利益
53億円
営業利益率
10.8%
純利益
40億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
介護事業391億円83.7%48億円12.3%
不動産事業56億円12.0%1億円1.8%
その他事業20億円4.3%1億円5.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01介護事業主力

介護付有料老人ホーム及び住宅型有料老人ホームの運営。要介護認定を受けた高齢者に対し、介護保険法に基づく介護サービス(入居・食事・入浴・機能訓練等)を提供。首都圏・近畿圏で計105ホーム、7,155室を運営。

主な製品・サービス3
介護付有料老人ホーム
常時介護が必要な高齢者向けの住まい。介護スタッフが24時間体制で生活支援・介護サービスを提供。ブランド:チャームプレミアグラン、チャームプレミア、チャームスイート、チャーム、ルナハート、ライク。
住宅型有料老人ホーム
自立~軽度要介護者向けの住まい。食事・掃除等の生活支援サービスを提供し、介護は外部事業者と連携。ブランド:チャームスイート、チャームヒルズ。
ホスピス(終末期ケア)
「アテニティ」ブランドで、終末期の医療ケアと生活支援を提供。

02不動産事業準主力

ヘルスケア物件を中心とした不動産開発事業。介護施設向けの物件開発・取得・販売・賃貸等を行い、介護事業の基盤を支える。

主な製品・サービス1
ヘルスケア不動産開発
有料老人ホーム等の介護施設用物件の開発・設計・建設・販売・賃貸。

03その他事業副次

人材派遣・人材紹介事業(介護スタッフの派遣・紹介)、訪問看護事業、入居者紹介事業等を展開。介護事業を補完し、グループ全体のシナジーを創出。

主な製品・サービス3
人材派遣・紹介
介護・医療分野の人材派遣および人材紹介サービス。
訪問看護サービス
看護師が自宅を訪問して医療処置・健康管理を行うサービス。
入居者紹介サービス
有料老人ホームへの入居希望者を紹介し、入居をサポート。

製品と技術

介護付有料老人ホーム「チャーム」シリーズの多層ブランド

主力事業である介護付有料老人ホームは、価格帯とサービス内容に応じて4つのブランドに分かれる。最上位の「チャームプレミアグラン」は首都圏に5ホーム(169室)を展開し、最高級の居住環境と手厚いケアを提供する。「チャームプレミア」は12ホーム(632室)で、アッパーミドル層を対象とする。「チャームスイート」は38ホーム(2,721室)と最も多く、標準的な介護付き住宅として位置づけられる。「チャーム」ブランドは38ホーム(2,660室)で、比較的コンパクトな施設が多い。これらのブランドはすべて24時間体制の介護スタッフを配置し、入浴・食事・機能訓練などの介護保険サービスを提供する。

住宅型有料老人ホームとホスピス「アテニティ」

介護度が軽い入居者向けに、住宅型有料老人ホームを展開する。首都圏に「チャームスイート」ブランドで1ホーム(63室)、近畿圏に「チャームスイート」3ホーム(207室)と「チャームヒルズ」1ホーム(103室)を運営する。住宅型では食事や掃除などの生活支援は提供するが、介護は外部の訪問介護事業者と連携する。また、終末期ケアに特化したホスピスブランド「アテニティ」を首都圏に1ホーム(42室)開設し、医療ケアと生活支援を組み合わせたサービスを提供する。このホスピスは子会社グッドパートナーズが運営する。

介護スタッフの派遣・紹介と訪問看護で事業を補完

子会社グッドパートナーズは、首都圏を中心に介護・医療分野の人材派遣および人材紹介サービスを提供する。介護業界全体で人手不足が深刻化する中、グループ内外の施設にスタッフを供給する。また、チャームシニアリビング株式会社は訪問看護サービスを展開し、看護師が入居者の自宅を訪問して医療処置や健康管理を行う。さらに、入居者紹介サービスでは、有料老人ホームへの入居希望者をグループ内外の施設に紹介し、入居をサポートする。これらの周辺事業は、グループ全体のシナジー創出と収益源の多様化に寄与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

介護サービスで安定、規模拡大と収益改善が課題

同社は介護サービスを中心とした事業を展開し、サービス業界での地位を築いている。同業のジンジブやイシンなどと競合しつつ、介護需要の増加を背景に成長を目指している。売上高は478億円から491億円とほぼ横ばいで推移し、営業利益率は8%台と安定しているが、競争激化や規制の影響で収益改善が課題となっている。人口動態から長期的な需要は見込めるが、効率化が必要だ。

強み

  • 介護需要は高齢化に伴い持続的に増加し、市場は安定的。
  • 営業利益率は8%以上を維持し、安定的な収益基盤を持つ。
  • 介護サービスの運営ノウハウを持ち、質の高いサービスを提供。
  • 社会的ニーズが高く、事業の重要性が認められている。

課題

  • 売上高が伸び悩み、成長の鈍化が懸念される。
  • 介護業界全体で人手不足が深刻で、要員確保が課題。
  • 法規制や報酬改定が業績に影響を与える可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医療機器・介護の時価総額近傍。太字がチャーム・ケア・コーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17366LITALICO643億円21.7倍
27915NISSHA596億円58.8倍
32749JPホールディングス581億円13.2倍
45821平河ヒューテック538億円28.8倍
54390IPS519億円12.6倍
66062チャーム・ケア・コーポレーション466億円11.5倍
79470学研ホールディングス456億円13.1倍
87840フランスベッドホールディングス453億円17.7倍
96788日本トリム431億円18.5倍
104218ニチバン404億円24.0倍
116823リオン401億円14.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

医療関連会社から介護事業へ転換した2000年

1984年8月、大阪府松原市に株式会社不二クリニックラボラトリーとして資本金300万円で設立された。当初は医療関連事業を営んでいたが、2000年2月に商号を株式会社愛ライフに変更し、本社を奈良県奈良市に移転。同年4月には奈良県の指定を受け、居宅介護支援事業、訪問介護事業、訪問入浴介護事業、福祉用具貸与事業を開始し、介護分野に本格参入した。この転換は、介護保険法の施行(2000年4月)という制度変更と時期を同じくする。

下村建設の子会社を経てMBOで独立した2003〜2007年

2003年9月、下村建設株式会社の子会社となる。2004年12月に本社を大阪市西区に移転。2005年4月、奈良県大和郡山市に介護付有料老人ホーム第1号「チャームやまとこおりやま」を開設し、「チャーム」ブランドが誕生した。2006年11月には大阪府豊中市に128室の大型ホーム「チャームスイート緑地公園」を開設。2007年2月、代表取締役社長下村隆彦が下村建設から全株式を取得し、経営の主導権を掌握。同年12月に商号を株式会社チャーム・ケア・コーポレーションに変更し、現在の社名となった。

上場と首都圏進出で成長軌道に乗った2010年代

2012年4月、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。同年8月には京都山科区に「チャーム京都音羽」を開設し、運営居室数が1,000室を突破した。2014年9月、東京都練馬区に首都圏第1号「チャームスイート石神井公園」を開設。以降、首都圏への進出を加速し、2016年3月には2,000室、2018年2月には3,000室を突破。2017年2月には高価格帯ブランド「チャームプレミア」第1号を新宿区に開設した。2018年3月に東証第二部へ市場変更、同年12月には東証第一部に指定され、上場市場を順次昇格させた。

二本社制とプライム市場移行で体制強化した2018〜2022年

2018年7月、東京支社を東京本社に改称し、大阪本社・東京本社の二本社制を導入。首都圏事業の拡大に伴い、東京を経営のもう一つの拠点と位置付けた。2020年5月にはシップヘルスケアホールディングスと業務提携を締結し、物流・医療分野との連携を模索。同年7月には子会社グッドパートナーズを取得し、人材派遣事業に進出。2021年11月にはライクを子会社化し、近畿圏でのホーム数を拡充した。2022年4月、東証市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。

M&Aでホーム数を急拡大させた2024年

2024年9月、株式会社ケア21から介護付有料老人ホーム2ホームと住宅型1ホームの事業を譲り受けた。同年10月にはCMケア株式会社の全株式を取得し、同社が運営する介護付有料老人ホーム2ホームを傘下に加えた。同年11月にはさらにケア21から介護付有料老人ホーム2ホームを譲り受けた。この一連のM&Aにより、計7ホーム(約500室)がグループに加わり、総ホーム数は105、総居室数は7,155室に達した。M&Aで取得したホームは入居率や運営効率に課題があるとされ、改善が進められている。

年表33件を開く

1980年代

  • 1984年8月創業株式会社不二クリニックラボラトリーを大阪府松原市に設立(資本金3,000千円)

1990年代

  • 1994年9月本社を奈良県生駒郡斑鳩町龍田北五丁目6番7号に移転

2000年代

  • 2000年2月商号変更商号を株式会社愛ライフに変更、本社を奈良県奈良市北新町59番3に移転
  • 2000年4月奈良県指定居宅介護支援事業、奈良県指定居宅訪問介護事業、奈良県指定居宅訪問入浴介護事業、奈良県指定福祉用具貸与事業を開始
  • 2003年9月下村建設株式会社の子会社となる
  • 2004年12月本社を大阪市西区京町堀二丁目10番2号に移転
  • 2005年4月奈良県大和郡山市に第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームやまとこおりやま」を開設
  • 2005年12月奈良県指定居宅介護支援事業、奈良県指定居宅訪問介護事業、奈良県指定居宅訪問入浴介護事業、
  • 2006年11月大阪府豊中市に当社最大規模(居室数128室)となる介護付有料老人ホーム「チャームスイート緑地 公園」を開設
  • 2007年2月代表取締役社長下村隆彦が下村建設株式会社より当社の全株式を取得
  • 2007年9月商号変更介護付有料老人ホーム「ケーズグランド河内長野」の事業を譲り受け、ホーム名を「チャーム河内長野」に変更
  • 2007年12月商号変更商号を株式会社チャーム・ケア・コーポレーションに変更
  • 2008年9月介護付有料老人ホーム「ルナハート千里 丘の街」「デイサービス ルナハート」を運営する
  • 2009年9月大阪府豊中市に住宅型有料老人ホーム「チャームヒルズ豊中旭ヶ丘」を開設

2010年代

  • 2010年5月M&A株式会社つばめ荘を吸収合併
  • 2012年4月上場大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
  • 2012年8月京都市山科区に介護付有料老人ホーム「チャーム京都音羽」を開設、運営居室数が1,000室突破
  • 2013年10月本社を大阪市北区中之島三丁目6番32号に移転
  • 2014年9月東京都練馬区に首都圏第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームスイート石神井公園」を開設
  • 2016年3月東京都中野区に介護付有料老人ホーム「チャームスイート新井薬師 さくらの森 弐番館」を開設、運営居室数が2,000室突破
  • 2017年2月東京都新宿区に高価格帯ブランド「チャームプレミア」の第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームプレミア目白お留山」を開設
  • 2018年2月神戸市中央区に介護付有料老人ホーム「チャームスイート神戸北野」を開設、運営居室数が3,000室突破
  • 2018年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場市場を変更
  • 2018年7月東京支社を東京本社に改称、大阪本社と東京本社の二本社制に移行
  • 2018年10月介護付有料老人ホーム「チャーム守口おおくぼ」及び「チャーム河内長野」を事業譲渡
  • 2018年12月東京証券取引所市場第一部に指定

2020年代

  • 2020年5月シップヘルスケアホールディングス株式会社と業務提携契約を締結 神奈川県逗子市に住宅型有料老人ホーム「チャームスイート東逗子」を開設、運営居室数が4,000室突破
  • 2020年7月M&A首都圏において介護施設等への人材派遣・人材紹介等を行う株式会社グッドパートナーズの全株式を取得し、子会社化
  • 2021年11月M&A介護付有料老人ホーム4ホームを運営する株式会社ライクの全株式を取得し、子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年9月株式会社ケア21より介護付有料老人ホーム2ホーム及び住宅型有料老人ホーム1ホームの事業を譲受け
  • 2024年10月M&A介護付有料老人ホーム2ホームを運営するCMケア株式会社の全株式を取得し、子会社化
  • 2024年11月株式会社ケア21より介護付有料老人ホーム2ホームの事業を譲受け

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高1,000億円
  • 連結経常利益100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    都市部での高価格帯施設の新規開設

    首都圏・近畿圏の都市部において、アッパーミドル~富裕層をターゲットとした高価格帯ブランド「チャームプレミア」「チャームプレミアグラン」シリーズに加え、「チャーム」「チャームスイート」シリーズも含め、バランスよく新規開設を積極的に行い、規模拡大を図る。

  2. 02

    介護周辺事業と新規事業の創設

    介護事業に加え、安定的な収益基盤確立のため、介護関連周辺事業や新規事業の創設を推進する。社内に「事業構想室」を設置し、M&Aも積極的に行い事業領域を拡大する。

  3. 03

    労働力確保と業務効率化

    長期的な労働力確保のため新卒採用強化、処遇改善、キャリアパス制度の適切な運営、教育研修を実施。同時にIT機器やAI導入、人員配置最適化によりサービス品質を維持しつつ業務効率化・省力化を図る。

  4. 04

    コンプライアンスと内部統制の充実

    介護保険制度下の事業者として法令遵守を徹底し、企業経営の透明性と開示情報の正確性を確保するため、内部統制システムの整備を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,261人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は468万円で、9期前と比べて+15.1%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は4.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月706
2017年6月821
2018年6月1,009
2019年6月40641.92.71,152
2020年6月41641.72.81,336
2021年6月42042.32.91,550
2022年6月42742.23.21,859
2023年6月43543.83.51,996
2024年6月44143.13.92,025267
2025年6月46843.44.12,261168

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
介護事業 — 兵庫県(21事業所)6,687百万円
介護事業 — 東京都(42事業所)4,114百万円
介護事業 — 京都府(10事業所)2,316百万円
介護事業 — 大阪府(14事業所)2,174百万円
介護事業 — 奈良県(5事業所)1,713百万円
介護事業 — 大阪府(5事業所)1,300百万円
介護事業 — 神奈川県(4事業所)297百万円
ほか7件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は491億円営業利益53億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.1%、利益が+39.5%。

売上高
+5.1%
491億円
営業利益
+39.5%
53億円
純利益
+37.9%
40億円
営業利益率
10.8%
前期比 +2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高515億円491億円
営業利益60億円53億円
純利益41億円40億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は268億円、営業利益は29億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.8%、営業利益は+45.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7656.63
2023年4Q15421
2024年1Q10077.05
2024年2Q86910.56
2024年3Q11098.28
2024年4Q1822915.924
2025年2Q201189.013
2025年4Q266207.516
2026年2Q2232410.816
2026年4Q2682910.824

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は44億円から491億円へ11.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
2012年6月4453
2013年6月5143
東京都練馬区に首都圏第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームスイート石神井公園」を開設
2014年6月5833
2015年6月7101
東京都中野区に介護付有料老人ホーム「チャームスイート新井薬師 さくらの森 弐番館」を開設、運営居室数が2,000室突破
2016年6月9242
東京都新宿区に高価格帯ブランド「チャームプレミア」の第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームプレミア目白お留山」を開設
2017年6月10985
東京証券取引所市場第二部に上場市場を変更
2018年6月136106
2019年6月1661410
首都圏において介護施設等への人材派遣・人材紹介等を行う株式会社グッドパートナーズの全株式を取得し、子会社化
2020年6月1961812
介護付有料老人ホーム4ホームを運営する株式会社ライクの全株式を取得し、子会社化
2021年6月2302315
2022年6月2912530
2023年6月3794632
介護付有料老人ホーム2ホームを運営するCMケア株式会社の全株式を取得し、子会社化
2024年6月478545811.343
2025年6月46738408.129
2026年6月491535510.840

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高491億円のうち、営業利益として残るのは53億円10.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は40億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金89.2%438億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.8%53億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+3.2pt
10.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.1pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが37億円、投資CFが−85億円で、差し引きのフリーCFは−48億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は91億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月3−3107
2013年6月7−6−117
2014年6月5−3−129
2015年6月5−93−47
2016年6月14−2210−89
2017年6月16−203−410
2018年6月23−2315024
2019年6月21−16−6522
2020年6月12−1233056
2021年6月26−3715−1159
2022年6月39−29−11069
2023年6月5−2216−1768
2024年6月105−17−3088126
2025年6月37−8513−4891

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は524億円。このうち返さなくてよい自己資本が207億円で、自己資本比率は39.4%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月8097110.8
2013年6月85117413.2
2014年6月80146617.5
2015年6月90157516.1
2016年6月115169914.3
2017年6月1342211216.1
2018年6月1723713521.6
2019年6月1884614224.3
2020年6月2409814240.8
2021年6月28611117538.7
2022年6月37412524933.2
2023年6月43315128234.8
2024年6月47318728639.4
2025年6月52420731739.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
91億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
152億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
317億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中170位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中325位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,426で、1年前と比べて+42.0%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥1,426-0.3%1ヶ月+6.8%1年+42.0%時価総額466億円
過去52週の値幅
安値¥1,029高値¥1,495

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.5倍
PER (会社予想)11.5倍
PBR2.02倍
配当利回り3.37%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で2.59%上昇し、年初来では26.38%高となっています。株価1388円は25日線1380.28円、75日線1321.9円を上回っており、上昇トレンドにあります。8月7日には1480円まで上昇し52週高値1495円に接近しましたが、その後調整しています。RSIは49.71と中立圏で、75日線が支持線として機能しており、高値更新への再挑戦が期待されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは11.22倍と業界平均の22.68倍を大幅に下回り、予想PERも11.2倍と低水準。PBRは1.97倍で平均の3.3倍を下回り、割安感がある。配当利回りは3.46%と平均の2.32%を上回り、ROEも14.9%と良好。業績は減収減益傾向だが、利益率は10%前後で安定。割安だが、成長鈍化が懸念される。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.5倍23.4倍
PER (予想)11.5倍
PBR2.02倍3.51倍
ROE14.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高齢化社会の進展で介護需要は安定的に増加すると期待される一方、競争激化や人材不足が課題。強気派は質の高いサービスと大規模な拠点網で需要を捉え、売上高の成長が続くとする。また、2024年6月期の営業利益率11.3%と高い収益性を挙げ、今後の施策に期待する。弱気派は、介護報酬改定による減収リスクや人件費増を懸念し、2025年6月期の売上高が減収となった点を指摘。業績の変動が大きく、トレンドは不透明とみる。

プラスに働く材料7
  • 介護需要は成長

    高齢化で介護サービス市場は長期的に拡大する

  • 高い収益性

    2024年6月期は売上478億円、営業利益率11.3%

  • 質と規模で差別化

    サービス品質への定評と全国展開で競争優位

  • 2026/6期営業利益53億円と前期比39.5%増益決算発表後影響

    営業利益は38→53億円、売上高491億円で利益率10.79%へ回復

  • 売上高491億円と過去最高を回復決算発表後影響

    売上高は467→491億円と5.1%増加、前期の減収を挽回

  • 純利益40億円と前期比37.9%増加決算発表後影響

    純利益は29→40億円、営業利益の回復に加え増益率は上回る

  • 配当利回り3.46%と予想PER11.2倍の割安感通年影響

    予想PER11.2倍、配当利回り3.46%と良好で下値を支える

マイナスに働く材料7
  • 減収局面がある

    2025年6月期の売上高は前年比2.3%減の467億円

  • 報酬改定の影響

    介護報酬の改定で単価低下のリスクがある

  • 人材不足と費用増

    人件費増加が利益を圧迫する可能性

  • 2025/6期の営業利益31%減益から再減益リスク決算発表後影響

    営業利益54→38億円と大幅減益を経験、業績変動が大きく次期も下方リスク

  • 売上高が前期比2.3%減と減少期があり不安定継続影響

    売上高478→467→491億円と増減が激しく、安定成長が見込みにくい

  • 営業利益率が8.14%まで低下するなど乱高下継続影響

    利益率は11.3%→8.14%→10.79%と大きく変動、予想が困難

  • 外国人保有11.6%と低く需給変動が大きい継続影響

    外国株主比率11.6%と低く、売買が限定的で需給が偏る

次の決算で確かめる点
稼働率
施設の利用率が収益に直結するため
従業員一人当たり売上
人材効率と人件費管理のバランスをみるため
介護報酬改定の影響
制度変更が収益に大きな影響を与えるため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+13.3%いまの株価に対する利回りは3.37%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
3.37%
いまの株価に対して
配当性向
31.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月29.1
2018年6月333.010.8
2019年6月5100.013.9
2020年6月730.016.5
2021年6月938.524.5
2022年6月1788.924.3
2023年6月2229.421.8
2024年6月3036.422.7
2025年6月3413.331.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ6,276人。区分でいちばん多いのは個人・その他35.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他38.535.739.339.735.335.4
事業法人31.030.930.330.230.431.2
金融機関22.822.020.820.519.118.7
外国法人6.210.06.38.012.611.5
証券会社1.51.43.31.52.43.2
自己株式0.30.30.30.30.20.1
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エス・ティー・ケー29.35
02下村 隆彦16.21
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)10.80
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.92
05GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.31
06東急不動産株式会社1.21
07JPモルガン証券株式会社1.13
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.07
09チャーム・ケア・コーポレーション従業員持株会1.03
10丸本 桂三0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−32%、1株純資産は14期で+19%。直近期のROEは14.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月18253141.45.9
2013年6月3917125.57.39.7
2014年6月2410824.86.27.8
2015年6月51114.239.840.3
2016年6月96315.310.210.3
2017年6月218328.216.59.1
2018年6月2313321.022.510.8
2019年6月3616324.423.113.9
2020年6月3930016.821.416.5
2021年6月4734013.925.824.5
2022年6月9138025.110.624.3
2023年6月9846223.313.221.8
2024年6月13157225.311.722.7
2025年6月9063214.914.431.0
2026年6月124

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額125百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
下村隆彦代表取締役 会長兼CEO83
小梶史朗代表取締役 社長兼COO52
前田好彦取締役 執行役員61
横山滋樹取締役 執行役員 業務管理室長52
山澤倶和取締役78
西門賢治取締役56
田中公子取締役69
小酒俊朗監査役67
大鹿博文監査役74
榎本堅監査役70

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)487141410125
社外取締役521214
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容988字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社4社で構成されており、有料老人ホームにおいて介護保険法に基づく要支援・要介護認定を受けた高齢者に対して、同法の適用を受ける介護サービスを提供することを主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げる報告セグメントの区分と同一であります。 区分   主要な事業内容   主要な会社名 介護事業   介護付有料老人ホーム及び住宅型有料老人ホームの運営   株式会社チャーム・ケア・コーポレーション、株式会社ライク、CMケア株式会社 不動産事業   主にヘルスケア物件を対象とした不動産開発事業及びその他の不動産事業   株式会社チャーム・ケア・コーポレーション その他事業   人材派遣事業、人材紹介事業、訪問看護事業、入居者紹介事業   株式会社グッドパートナーズ、チャームシニアリビング株式会社 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [運営するホームの区分別概要] 2025年6月30日現在 エリア   形態   ブランド   ホーム数   居室数 首都圏   介護付有料老人ホーム   チャームプレミアグラン   5ホーム   169室 チャームプレミア   10ホーム   493室 チャームスイート   20ホーム   1,372室 チャーム   13ホーム   909室 住宅型有料老人ホーム   チャームスイート   1ホーム   63室 ホスピス   アテニティ   1ホーム   42室 近畿圏   介護付有料老人ホーム   チャームプレミア   2ホーム   139室 チャームスイート   18ホーム   1,349室 チャーム   25ホーム   1,751室 ルナハート   1ホーム   98室 ライク   5ホーム   460室 住宅型有料老人ホーム   チャームスイート   3ホーム   207室 チャームヒルズ   1ホーム   103室 合計   105ホーム (うち首都圏50ホーム、 近畿圏55ホーム)   7,155室 (うち首都圏3,048室、 近畿圏4,107室)
経営方針・対処すべき課題3,582字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、計画、目標等に関してはリスクや不確実性を内包しており、その実現を保証するものではありません。 (1)経営方針 ① 経営の基本方針 当社グループは、「高齢者生活サービスを中心として、お客様お一人おひとりの価値観を大切にし、お客様にあった魅力的な生活を提案します。」を企業理念とし、「豊かで実りある高齢社会」づくりに貢献することを使命として、企業行動基準及び社員行動指針を定めております。 企業行動基準は、「お客様への約束」、「社会への約束」及び「従業員への約束」からなり、「お客様に魅力的な介護サービスを提供すること」、「積極的に情報開示し、法令を遵守する、社会に信頼される企業であること」、「従業員にチャレンジする機会とやりがいのある職場環境を提供すること」を目指していくことを約束いたします。 また、社員行動指針は、当社グループの社員が目指すべき姿勢・考え方を示しております。 上記、企業理念、企業行動基準及び社員行動指針に基づき事業を展開することにより社会に貢献するとともに、事業計画を着実に推進することで経営基盤の強化と財務体質の改善に努めてまいります。 ② 目標とする経営指標 当社グループは介護を必要とするより多くの方々に有料老人ホームをご利用いただくという観点から入居率を重視しております。また、入居者様に安心して生活いただけるように安定した経営と堅実な成長を続けることを重視し、売上高成長率及び売上高経常利益率を重要な経営指標と位置付け、これらの向上を重視して経営に取り組んでまいります。 ③ 中期的な会社の経営戦略 わが国における高齢者人口は今後も増加していくことが考えられ、これにともない、高齢者単独世帯も増加し、介護サービスの提供を考慮した高齢者住宅の需要拡大が見込まれます。このような状況のなか、当社グループは業績拡大にあたり、介護ニーズの伸長が見込まれる首都圏及び近畿圏の都市部において、アッパーミドル~富裕層をターゲットとした高価格帯ブランド「チャームプレミア」シリーズ、「チャームプレミアグラン」シリーズを開設するとともに、「チャーム」シリーズ、「チャームスイート」シリーズの開設も含めたバランスの取れた積極的な新規開設を行い、規模の拡大を行うことが必要不可欠であると考えております。 当社グループは、今後も引き続き介護付有料老人ホームを中心とした介護事業の更なる展開を進めていくとともに、介護事業に関連する周辺事業にも注力し、介護事業の成長をサポートしてまいります。 また、中期目標として、連結売上高1,000億円、連結経常利益100億円を掲げており、積極的な事業投資と安定した業績成長を両立し、増収増益を継続できる企業を目指してまいります。 (2)経営環境 当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)におけるわが国経済は、緩やかに回復する一方で、アメリカの通商政策の影響による景気の下振れリスクや、物価上昇の継続による個人消費の下振れリスクが懸念され、景気の先行きは不透明感が見受けられます。 介護業界におきましては、今後も高齢者人口は増加していき、これにともない高齢者単独世帯も増加し、介護サービスに対する需要拡大が見込まれます。一方で、異業種からの新規参入により競争が激しさを増しています。加えて、介護職における雇用情勢につきましては、2025年6月の有効求人倍率は3.76倍(全国平均・常用(パート含む))と全職種平均の1.05倍を大きく上回り、介護職員の確保が引き続き課題となっているなど、当業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。 そのような状況のなか、当社グループは、「高齢者生活サービスを中心として、お客様お一人おひとりの価値観を大切にし、お客様にあった魅力的な生活を提案する」という企業理念を掲げ、開設エリアのお客様のニーズに応じた価格設定及びお客様にとって魅力的な介護サービスの提供を通じて競争優位性の確保に向けた取り組みを進めてまいりました。 また、より良い人材の確保及び定着に向け、処遇改善を行うとともに、従業員それぞれがライフスタイルに応じて働けるよう働き方の選択肢を増やし、選択的週休3日制度も導入し定着率の向上を進めております。同時にホーム運営における人員配置の適正化やIT機器の導入等による業務効率化も継続的に進めております。さらに、当社グループは介護業界における処遇No.1を方針として掲げており、2期連続でのベースアップと賞与の一部月給化を進め、名実ともに業界トップ水準の処遇を実現できていると考えております。今後とも当社グループは、 お客様へより質の高いサービスが提供できるよう、従業員が働きやすい職場環境づくりに邁進してまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 介護業界におきましては、異業種からの新規参入による競争の激化等により、当業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。そのような状況のなか、当社グループは、「高齢者生活サービスを中心として、お客様お一人おひとりの価値観を大切にし、お客様にあった魅力的な生活を提案する」という経営理念を掲げ、開設エリアのお客様のニーズに応じた価格設定及びお客様にとって魅力的な介護サービスのご提供を通じて競争優位性の確保に向けた取り組みを進めております。 わが国における高齢者人口は今後も増加していくことが考えられ、これにともない高齢者単独世帯も増加し、介護サービスの提供を考慮した高齢者住宅の需要拡大が見込まれます。 このような状況のなか、当社グループは業績拡大にあたり、介護ニーズの伸長が見込まれる首都圏及び近畿圏の都市部において、アッパーミドル~富裕層をターゲットとした高価格帯ブランド「チャームプレミア」及び「チャームプレミアグラン」シリーズを開設するとともに、「チャーム」シリーズ、「チャームスイート」シリーズの開設も含めたバランスの取れた積極的な新規開設を行い、規模の拡大を行うことが必要不可欠であると考えております。 当社グループは、今後も引き続き介護付有料老人ホームを中心とした施設介護事業のさらなる展開を進めていくとともに、介護事業にとどまらない安定的な収益基盤を確立するうえで、新規事業の創設を図ってまいります。 なお、当社グループが対処すべき主要な課題は以下の項目であると認識しております。 ① 有料老人ホームの新規開設数の確保、増大 高齢者人口がさらに増加する日本の都市部において、老人ホームの需要が一層高まることが予想されるなか、当社グループの介護事業のさらなる成長には、有料老人ホームの新規開設が必要不可欠であります。従いまして、当社グループにおきましては、立地に係る情報収集力をさらに高め、介護付有料老人ホームに加え住宅型有料老人ホームも含めて、有料老人ホームの新規開設数の確保、増大を図ってまいります。 ② 労働力の確保及びホーム運営の効率化 今後の介護サービス需要の拡大にともない懸念される労働力不足の問題は、当社グループにおきましても重要な経営課題と認識しており、従業員の定着率の向上のため、長期的な労働力確保を視野に入れた新卒採用の強化や従業員の処遇改善の充実、キャリアパス制度の適切な運営、実践に即した教育研修の実施などの取り組みを進めてまいります。 また、将来の労働力不足を見据え、IT機器やAIの導入、人員配置の最適化等により、サービスの質を向上させつつ、業務の効率化・省力化を図ってまいります。 ③ 新規事業の創設 社会保障財政がひっ迫するなか、介護保険制度の将来を考えると、持続的成長を可能とする、介護事業だけにとどまらない事業基盤の強化が不可欠であります。そのためにさらなる新規事業の創設を通じて、暮らし・住まい・介護に関わる複合的なサービスをご提供していきたいと考えております。 当社において2022年7月より新たな部門として「事業構想室」を設置しており、引き続き新規事業の創設や事業規模・領域の拡大のため、M&Aも積極的に進めてまいります。 ④ コンプライアンス・内部統制の充実 介護保険制度下の事業者として社会的責任を果たすべく、引き続き法令遵守を徹底することに加え、企業経営の透明性と開示情報の正確性を確保させるため、内部統制システムの整備に関する方針を定め、内部統制の構築を推進してまいります。
事業等のリスク7,073字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 介護保険制度について 当社グループの事業の中心となる介護付有料老人ホーム事業は、介護保険法に定める居宅サービスのうち「特定施設入居者生活介護」において、都道府県知事等より「指定居宅サービス事業者」の指定を受け、介護報酬の給付を受けております。「指定居宅サービス事業者」の指定を受けるには、「指定居宅サービス等の事業の人員、設置及び運営に関する基準」(介護保険法に基づく厚生労働省令)を満たしている必要があり、その基準に達しないことで、監督官庁より行政処分を受けた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが運営する住宅型有料老人ホームの場合においても、介護サービスの提供にあたり、介護保険法に定める居宅サービスのなかで必要に応じて「訪問介護」「通所介護」「居宅支援事業」等のそれぞれの指定が必要であり、各指定基準において監督官庁より行政処分を受けた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループのホームは現在それらの基準をすべて満たしておりますが、今後万が一、上記基準が満たせなくなった場合には、定められた介護報酬よりも減額される可能性があり、また、そうした期間が長期間にわたる場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 2000年4月1日に施行された介護保険法は、3年毎に各都道府県・各市町村において保険事業計画の見直し、さらには介護保険法附則第2条において、施行後5年目を目途として制度全般に関して検討が加えられ、その結果に基づき必要な見直し等の措置が講ぜられるべきものとされております。2006年4月1日に施行された改正介護保険法では施設開設における総量規制が取り入れられ、介護報酬については、2009年、2012年、2014年(消費税増税分を補てんする意味合いからの臨時改定)、2015年、2017年(介護職員の処遇改善のための臨時改定)、2018年、2019年(消費税率の引上げ及び介護職員の処遇改善のための臨時改定)、2021年、2022年及び2024年に改定が行われました。 2018年4月の介護報酬改定は、2015年4月の介護報酬引下げに伴う介護事業者の厳しい経営状況及び介護職員の処遇改善等の必要性を踏まえ、小幅ながらも6年ぶりのプラス改定となりました。 また、消費税率の引き上げに伴う2019年度の臨時介護報酬改定につきましては、勤続年数10年以上の介護福祉士を中心とした特定処遇改善加算を中心としたプラス改定となっており、2021年、2022年にも介護報酬の処遇改善のための随時改定が行われております。 2024年4月の介護報酬改定は、介護職員の処遇改善とともに、地域包括ケアシステムの深化・推進、自立支援・重度化防止に向けた対応、良質な介護サービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり(介護ロボット、ICTテクノロジー活用促進等)、制度の安定性・持続可能性の確保など新たな加算項目が追加されるなど、プラス改定となりました。 今後、介護報酬の引下げ等の介護事業者に不利な改正がなされた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 今後のさらなる高齢化に伴い介護サービスへのニーズの高まりが推測され、異業種からの新規参入や同業他社の事業拡大のスピードが加速されるものと考えられます。よって、当社グループが事業展開している地域において品質向上のためのコスト増加や価格競争のさらなる激化等が生じる場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、2006年4月1日の介護保険法改正より続いている特定施設の総量規制が緩和された場合、当社グループにおいては新規開設による拡大スピードの加速化といった利点がある反面、競合が激化し新規ホームの入居ペースの鈍化のみならず、既存ホームにおいても入居率の低下につながることも懸念されます。このため、制度改正に伴い、新規参入業者が増加した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定事業への依存に関するリスクについて 当社グループの事業領域は介護業界のなかでも、介護付有料老人ホームを中心とした施設介護事業に集中しております。施設介護事業を含む介護業界は高齢化に伴う市場ニーズの増大により、今後もさらなる需要拡大が見込まれておりますが、今後の業界動向は介護保険法改正等の様々な外部の影響を受けることとなります。このため、在宅介護を中心とする介護保険制度への転換を意図した介護保険法や老人福祉法の改正等によって、施設介護事業を中心とした事業戦略からの転換を強いられた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 従業員の確保について 「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた介護付有料老人ホームには、人員に関する基準(資格要件、配置基準)が定められております。また、介護業界の成長に伴い、介護サービスの需要の増大や競争激化による労働力不足が懸念されている状況であります。当社グループでは、事業規模の拡大に伴い、人材の確保・育成に向けて、新卒採用及び中途採用を積極化するとともに、定着率向上のためのキャリアパス制度の再構築をはじめ、処遇改善、人事制度の見直し、教育研修制度の充実などの取り組みを行っております。また、将来の労働力不足を見据え、IT機器やAIの導入、人員配置の最適化等により、サービスの質を向上させつつ、業務の効率化・省力化を図ってまいります。 しかしながら、このような施策の効果が充分に得られず、従業員の確保や配置が進まない場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 新規ホームの開設について 当社グループは事業拡大にあたり、今後も計画的な新規ホームの開設を進めていく所存ですが、「①介護保険制度について」で記載のとおり、2006年4月1日の介護保険法改正に伴って施設開設に対する総量規制が行われていることから、特定施設の新規開設に当たっては、各都道府県・各市町村の事業計画にしたがった公募に対して、介護事業者が応募し選定を受ける必要があります。当社グループは各都道府県・各市町村の動向やニーズを適宜把握する等の対応をしておりますが、計画通りに選定を受けることができなかった場合、当社グループの事業計画遂行に影響を及ぼす可能性があります。さらに、選定を受け、新規ホームが開設できたとしてもご入居者様の入居が円滑に進まなかった場合、あるいは従業員の募集が円滑に進まずサービスが提供できない状態が長期間続いた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 有料老人ホームにおける土地・建物に関する契約について 当社グループが運営する有料老人ホームは、土地の定期借地契約及び建物の賃貸借契約において20年以上の契約期間を定めております。なお、原則としてその期間は解約ができないことから、当社グループにとっては安定かつ継続的に土地・建物を賃借し運営できる反面、入居率の低下等に伴い利用料金の見直しが必要になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす場合があります。 ⑦ 差入保証金について 当社グループは介護付有料老人ホームの新規開設における賃借時に保証金を差し入れております。差入保証金の残高は2025年6月30日現在6,502百万円となっており、総資産に占める比率は12.4%であります。 当社グループは、新規開設の際の与信管理を徹底していますが、賃借先のその後の財政状態の悪化等によって、差入保証金の全部又は一部が回収できなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 有利子負債について 当社グループは今まで新規ホームの開設に伴う設備投資資金及び不動産事業に係る投資資金を主として金融機関からの借入により調達してまいりましたので、総資産に対する有利子負債残高の割合が次表のとおり高い水準で推移しております。 今後の新規ホームの開設は、土地所有者に建物を建築していただき、一括賃借する方法などにより有利子負債増加の抑制を図っているものの、これまでの影響から当分の間は有利子負債依存度が相対的に高い水準で推移していくことが予想されます。 このような状況の中、金融情勢の変化などにより計画どおりに資金調達ができず、計画的なホーム開設及び不動産事業に係る新規投資が困難となる場合や市場金利の上昇により資金調達コストが増大した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 当連結会計年度末 (2025年6月30日) 有利子負債残高(百万円)   13,455 総資産残高(百万円)   52,414 有利子負債依存率(%)   25.7 (注)1.有利子負債残高は、借入金及びリース債務の合計であります。 2.有利子負債依存率は、有利子負債残高を総資産残高で除した数値を記載しております。なお、下表に記載の借入契約につきましては、財務制限条項が付されております。これに抵触した場合には当該借入金の返済もしくは新たな担保権の設定を求められ、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 金融機関名   契約締結日   当連結会計年度末 借入残高   借入種別 株式会社 三菱UFJ銀行   2015年7月13日   514百万円   金銭消費貸借契約 株式会社 りそな銀行   2015年10月28日   349百万円   金銭消費貸借契約 2020年9月28日   1,063百万円   金銭消費貸借契約 株式会社 みずほ銀行   2021年12月10日   783百万円   金銭消費貸借契約 ⑨ リース取引の分類の変更の可能性について 当社グループには、土地及び建物を賃借して運営しているホームがあります。その賃貸借契約には、契約期間中に中途解約を行った場合、規定損害金を支払わなければならないと定められておりますが、当社が指定した後継賃借人が契約の継続的履行を承諾した場合には、規定損害金の支払義務が免除されることが併せて定められております。当社グループは、各ホームの業績、市場環境等を総合的に勘案した結果、各ホームにおいて後継賃借人を指定することが容易であると判断した場合、当該賃貸借契約は規定損害金を支払うことなく解約可能であり、オペレーティング・リース取引と判断しております。 しかし、リース会計基準の変更、各ホームの業績および市場環境の悪化等が発生した場合には、リース取引の分類をファイナンス・リース取引に変更しなければならない可能性があります。これに伴いオペレーティング・リース取引と判断した賃貸借契約をオンバランス処理することとなった場合、リース資産及びリース債務が連結財務諸表に計上されるため、当社グループの自己資本比率が現状より低下する可能性があります。 なお、2025年6月30日現在において該当の土地及び建物に係る未経過リース料の総額は224,420百万円であります。 ⑩ 固定資産の減損リスクについて 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」を適用しております。今後資産の利用状況及び資産から得られるキャッシュ・フローの状況等が悪化し、減損処理が必要となった場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 投資有価証券の減損リスクについて 当社グループでは、主に資本提携を目的に取引先などの投資有価証券を保有しております。投資有価証券の評価は発行会社の財政状態や経営成績及び市場価格の変動などに依存しており、当社グループでは投資先の経営状態及び市場価格の変動等を把握できる様に情報収集を行い、事前にリスクの軽減に努めております。今後実質価額及び市場価格が大幅に低下した場合、投資有価証券評価損の計上により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 自然災害について 当社グループは、2025年6月末現在、首都圏及び近畿圏において事業を展開しておりますが、これらの地域において予測不能な地震、風水害等の自然災害が発生し、ホームに影響が生じ業務を停止せざるを得ない状況や、建物や設備が損傷しその修復に多大な費用が必要となった場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 高齢者向けの事業であることについて 当社グループの事業は高齢者を対象としているため、ご入居者様がホームで生活をしていく上で移動中の転倒事故等の危険性があると考えております。また、ホーム内では食事や入浴等の介護サービスの提供を行っていることから、ご入居者様の集団感染あるいは食中毒が発生する可能性もあります。 当社グループは過去の運営実績をもとにした事故防止対策や、うがい・手洗い・アルコール消毒剤等での手指消毒の徹底による感染症の集団発生の予防をはじめとした安全管理や健康管理、あるいはご入居者様への食事の外注先である給食業者への衛生管理の徹底に万全を期するよう取り組んでおりますが、万が一ホーム内での事故や感染症の流行、食中毒等が発生した場合には、当社グループの信用が低下するとともに訴訟等で損害賠償請求を受ける恐れがあり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、ご入居者様が事故や病気等の理由により入院治療が必要となるなど、何らかの理由により一時的に退去者数が増加した場合にも稼働率が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑭ 情報管理について 当社グループの事業を運営するにあたり、ご入居者様あるいはそのご家族様の重要な個人情報を取り扱っております。システム上の情報管理については漏洩防止のため、ファイアーウォールによる外部ネットワークからのアクセス遮断、ウィルス対策ソフトによるマルウェアなどからの保護を実施するほか、原則ノートパソコンなどの電子機器の持ち出しを禁止しております。また、ノートパソコンには、起動時のパスワード管理を実施しており、第三者が容易に起動させることができない設定となっております。以上の対策を厳重に講じておりますが、万が一システム等からの情報が流出し、当社グループの信用が低下した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 風評等の影響について 当社グループの事業は、ご入居者様やそのご家族様のみならず地域住民や介護にかかわる方々からの信頼のもとに成り立つものと認識しており、従業員には経営理念を浸透させ、安定的かつ質の高いサービスを提供するよう指導、教育を行っております。しかしながら従業員の不祥事等何らかの理由で、社内、社外を問わず当社グループに対して不利益な情報や風評が流れた場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯ 不動産事業について 当社グループは、主にヘルスケア物件を対象とした不動産開発事業及びその他不動産事業への領域拡大を行っておりますが、不動産取引は、市場環境の変化や契約条件の交渉状況によって、当社グループが保有する資産の評価損や売却損が生じる可能性があります。また、不動産開発の遅延及び中止の可能性並びに想定以上に建築費用等の費用が発生する可能性に加え、今後不動産に関連する法規(宅地建物取引業法、建築基準法等)の改廃や新設が行われる可能性もあります。これらの可能性が顕在化された場合には、当初想定した通りの収益が確保できず、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑰ 感染症について 国内において、新型コロナウイルスのような感染症が流行し、営業活動の自粛等により新規入居が低調に推移した場合、新規開設ホームにおいて当初想定した通りの収益が確保できず、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、ホーム内におきましては、感染症予防・対策の徹底により、ご入居者様の安全確保、健康維持に努めておりますが、万が一ホーム内で感染症の集団感染が発生した場合には、当社グループの信用が低下するとともに、入院されるご入居者様が一時的に増加して稼働率が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)におけるわが国経済は、緩やかに回復する一方で、アメリカの通商政策の影響による景気の下振れリスクや、物価上昇の継続による個人消費の下振れリスクが懸念され、景気の先行きは不透明感が見受けられます。 介護業界におきましては、今後も高齢者人口は増加していき、これにともない高齢者単独世帯も増加し、介護サービスに対する需要拡大が見込まれます。一方で、異業種からの新規参入により競争が激しさを増しています。加えて、介護職における雇用情勢につきましては、2025年6月の有効求人倍率は3.76倍(全国平均・常用(パート含む))と全職種平均の1.05倍を大きく上回り、介護職員の確保が引き続き課題となっているなど、当業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。 そのような状況のなか、当社グループは、「高齢者生活サービスを中心として、お客様お一人おひとりの価値観を大切にし、お客様にあった魅力的な生活を提案する」という企業理念を掲げ、開設エリアのお客様のニーズに応じた価格設定及びお客様にとって魅力的な介護サービスの提供を通じて競争優位性の確保に向けた取り組みを進めてまいりました。 また、より良い人材の確保及び定着に向け、処遇改善を継続的に行うとともに、従業員それぞれがライフスタイルに応じて働けるよう働き方の選択肢を増やし、選択的週休3日制度も導入し定着率の向上を進めております。同時にホーム運営における人員配置の適正化やIT機器の導入等による業務効率化も継続的に進めております。さらに当社グループは、介護業界における処遇No.1を方針として掲げており、2期連続でのベースアップ実施に加えて、賞与の一部月給化を進めた結果、現時点において介護業界トップレベルの給与水準を実現できていると考えております。今後とも当社グループは、 お客様へより質の高いサービスが提供できるよう、従業員が働きやすい職場環境づくりに邁進してまいります。 当連結会計年度の業績につきましては、不動産事業において大幅な減収減益となったことが影響し、連結業績は減収減益となりました。介護事業におきましては、当連結会計年度にM&Aで取得したホームが入居率や運営効率に課題があり改善途上であるためその影響(△454百万円)はあるものの、それを含めても介護事業全体で5,672百万円の増収(前年同期比17.0%増)、395百万円の増益(前年同期比9.0%増)となり、持続的な成長を実現しております。当連結会計年度におきましては、当社の「既存ホーム」(開設より2年以上経過したホーム)の平均入居率は94.4%で着地しており、全体として、居室数(定員数)を順調に増やしつつ高い入居率を維持できており、引き続き高い成長を継続できていると考えております。 当連結会計年度にM&Aで取得したホームは、新しいホームが多いため入居率が低い状態からのスタートではあるものの、当社のノウハウにより着実に入居者数は増加中であり、運営効率化により収益力も向上してきております。 なお、当連結会計年度におきましては、M&A関連費用やM&Aで取得したホームを含めた新しいホームの入居促進費用、IT機器導入に係る初期的な費用等により、販管費率が前年同期比でやや上昇しておりますが、概ね一時的な要因によるものであります。 なお、当連結会計年度におけるホームの運営状況につきましては、運営ホーム数の合計は105ホーム、居室数は7,155室(連結子会社である株式会社ライクの5ホーム(460室)、株式会社グッドパートナーズのホスピス型住宅1ホーム(42室)に加え、当連結会計年度にM&Aにより取得したCMケア株式会社の2ホーム(130室)及び旧ケア21社の5ホーム(368室)を含む)であります。当社ホームの入居状況につきましては、ホーム開設から2年を経過した既存ホームにおける平均入居率94.4%(前年同期95.2%)と高い入居率を維持しており、開設2年未満のホームの入居につきましても着実に進んでおります。 また、2021年11月に連結子会社化した株式会社ライクの既存ホーム(取得後2年を経過したホーム)の平均入居率は98.9%(買収当初の2022年6月期中間会計期間の平均入居率は74.5%)となり、すべての既存ホームでほぼ満室の状態を継続しております。 当連結会計年度におきましては、当社グループが運営する有料老人ホームの自社所有不動産複数の売却による特別利益を見込んでおりましたが、売却予定としていた3物件の売却が延期となり、期首に想定していた特別利益の計画が未達となりました。この影響を受けて親会社株主に帰属する当期純利益も期首の計画を下回る結果となりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は46,673百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は3,845百万円(前年同期比28.6%減)、経常利益は4,024百万円(前年同期比30.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,936百万円(前年同期比31.3%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a.介護事業 介護事業の当連結会計年度の売上高は39,063百万円(前年同期比17.0%増)、セグメント利益は4,802百万円(前年同期比9.0%増)となりました。 なお、ホームの新規開設の状況につきましては、建設コストの上昇や建設業界の労働者不足等による影響が見込まれますが、引き続き、介護ニーズの伸長が見込まれる首都圏及び近畿圏の都市部において、高級住宅地を中心に、アッパーミドル~富裕層をターゲットとした高価格帯ブランド「チャームプレミアグラン」、「チャームプレミア」シリーズを開設するとともに、「チャーム」シリーズ、「チャームスイート」シリーズの開設も行い、バランスの取れた積極的な新規開設を進めております。また、有料老人ホームのM&A情報が当社に多く寄せられており、情報を精査しつつ、M&Aによるホーム数の拡大も図ってまいります。当連結会計年度におきましては、M&Aにより首都圏5ホーム、近畿圏2ホームの計7ホームが当社グループに加わりました。さらに、有料老人ホームの居抜き物件情報も寄せられており次期の新規開設が決定しております。 当連結会計年度における新規開設及び取得の状況は以下のとおりです。 案件   所在   居室数   開設・取得年月 チャームスイート旗の台   東京都大田区   60室   2024年7月 チャームスイート宝塚小浜   兵庫県宝塚市   80室   2024年8月 チャームスイート苦楽園   兵庫県西宮市   72室   2024年9月 M&A取得ホーム① チャームスイート久我山   東京都杉並区   66室   2024年9月 M&A取得ホーム② チャームスイート豊洲   東京都江東区   96室   2024年9月 M&A取得ホーム③ チャームスイート夙川   兵庫県西宮市   73室   2024年9月 チャームスイート神戸垂水   兵庫県神戸市   95室   2024年10月 チャーム栗東   滋賀県栗東市   80室   2024年10月 M&A取得ホーム④ チャーム大森   東京都大田区   50室   2024年10月 M&A取得ホーム⑤ チャーム新川崎   神奈川県川崎市   80室   2024年10月 M&A取得ホーム⑥ チャームスイート北畠   大阪市阿倍野区   71室   2024年11月 M&A取得ホーム⑦ チャームスイート品川大井   東京都品川区   62室   2024年11月 チャームスイート西新宿   東京都新宿区   69室   2025年4月 合計13ホーム(首都圏7ホーム、近畿圏6ホーム)       954室 b.不動産事業 不動産事業におきましては、当連結会計年度は当初の予定どおり1件の開発案件(「北烏山案件」)の売却とその他の不動産の売却を完了いたしました。「北烏山案件」は期首の予定どおりの売却となりましたが、建築費の大幅な上昇により、開発着手した当初の想定利益計画を大幅に下回りました。その他の収益物件の売却につきましては、想定していた期首の売却予定額に大幅に届かない結果となりましたが、期中に売却を完了することができました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,607百万円(前年同期比57.1%減)、セグメント利益は65百万円(前年同期比96.5%減)となりました。 c.その他事業 その他の事業として、連結子会社である株式会社グッドパートナーズが行っている人材派遣、人材紹介、訪問看護等の事業があります。当連結会計年度におきましては、業績は概ね順調に推移いたしました。 株式会社グッドパートナーズにおいては、2024年11月に当社グループ第1号のホスピス型住宅を以下のとおりオープンし、業績は好調に推移しております。 名称   所在   居室数   開設・取得年月 アテニティ玉川学園   東京都町田市   42室   2024年11月 また、連結子会社であるチャームシニアリビング株式会社が行っている有料老人ホーム等への入居者紹介事業におきましては、当社グループのホームへの入居促進に貢献してきております。 なお、株式会社グッドパートナーズおよびチャームシニアリビング株式会社は決算期変更により2024年5月1日から2025年6月30日までの14ヶ月決算となっております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,611百万円(前年同期比40.6%増)、セグメント利益は126百万円(前年同期比34.0%増)となりました。 財政状態の状況は次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末と比べ5,075百万円増加し、52,414百万円となりました。このうち、流動資産合計は前連結会計年度末と比べ2,509百万円減少し、21,905百万円となり、この主な内訳は、現金及び預金が9,149百万円、売掛金が3,763百万円、金銭の信託が6,274百万円となっております。固定資産合計は前連結会計年度末と比べ7,585百万円増加し30,509百万円となり、この主な内訳は、有形固定資産が16,492百万円、差入保証金が6,502百万円となっております。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末と比べ3,103百万円増加し、31,736百万円となりました。このうち、流動負債合計は前連結会計年度末と比べ1,542百万円増加し、23,582百万円となり、この主な内訳は、短期借入金が5,787百万円、未払金が2,255百万円、契約負債が12,884百万円となっております。固定負債合計は前連結会計年度末と比べ1,561百万円増加し、8,153百万円となり、この主な内訳は長期借入金が6,175百万円となっております。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末と比べ1,971百万円増加し、20,678百万円となりました。この主な内訳は、資本金が2,759百万円、資本剰余金が2,768百万円、利益剰余金が15,157百万円となっております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,490百万円減少し、9,149百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果、得られた資金は3,731百万円(前年同期は10,534百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4,391百万円、契約負債の増加額1,179百万円、減価償却費982百万円及び棚卸資産の減少額753百万円により資金を得た一方で、法人税等の支払額2,761百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果、支出した資金は8,509百万円(前年同期は1,668百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出4,695百万円、投資有価証券の取得による支出2,152百万円及び金銭の信託の取得による支出940百万円があった一方で、有形固定資産の売却による収入838百万円を得たことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果、獲得した資金は1,282百万円(前年同期は3,039百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,874百万円により資金を得た一方で、長期借入金の返済による支出1,611百万円、配当金の支払額980百万円があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 介護事業(百万円)   39,063   117.0 不動産事業(百万円)   5,607   42.9 その他事業(百万円)   2,002   145.5 合計(百万円)   46,673   97.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) サムライ特定目的会社   5,932   12.4   -   - (注)当連結会計年度の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が10%未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表を作成するにあたって、当連結会計年度における資産・負債及び当連結会計年度の収益・費用の報告数値並びに開示に影響を与える見積りを行っております。当該見積りに際しては、過去の実績や状況に応じて、合理的と思われる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性により、実際の結果はこれら見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 当社グループの当連結会計年度の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は46,673百万円となりました。これは主に、開設2年目を経過した当社既存ホームにおいて94.4%(前期95.2%)と高い入居率を維持していることに加え、不動産事業における1件の開発案件の売却によるものであります。開設2年未満のホームの入居につきましても順調に進んでおります。 (売上総利益) 売上原価につきましては、39,429百万円となりました。これは主に、前連結会計年度に開設した7ホーム及び当連結会計年度に開設した13ホームの運営経費(労務費、地代家賃、給食費等)が増加したほか、不動産事業における1件の開発案件の売却に伴う不動産販売原価が発生したことによるものであります。 この結果、売上総利益は7,244百万円となりました。 (営業利益) 販売費及び一般管理費につきましては、3,399百万円となりました。これは主に、企業規模の拡大に伴う人件費や租税公課、支払手数料の増加に加え、のれん償却費を計上したことによるものであります。 この結果、営業利益は3,845百万円となりました。 (経常利益) 営業外収益につきましては、補助金収入193百万円等を、営業外費用につきましては、支払利息102百万円等を計上しております。 この結果、経常利益は4,024百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 税金等調整前当期純利益は4,391百万円となる一方で、法人税等は1,455百万円となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,936百万円となりました。 また、1株当たり当期純利益は89円89銭となりました。 3)キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの中核事業である介護事業は、介護付有料老人ホームの運営がその大部分を占めております。介護付有料老人ホームは、介護保険法に基づき各都道府県より指定を受け、介護報酬の給付を受けておりますため、介護報酬の基準単価等の給付水準が変更されるような介護報酬の改正がなされた場合には、当社グループの事業の状況に関わらず、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 また、今後の介護サービス需要の拡大に伴い懸念される労働力不足の問題は、当社グループにおきましても重要な経営課題と認識しております。当社グループとしましては、人材の確保・育成に向けて、長期的な労働力確保を視野に入れた新卒採用の強化や従業員の処遇改善の充実、キャリアパス制度の適切な運営、実践に即した教育研修の実施を進めており、また、将来の労働力不足を見据え、IT機器やAIの導入、人員配置の最適化等により、サービスの質を向上させつつ、業務の効率化・省力化を図ってまいりますが、このような施策の効果が十分に得られず、人員の確保に多額のコストが掛かる場合には、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは運営資金及び設備資金につき、主として自己資金及び金融機関からの借入により資金調達しており、運転資金については短期借入金で、設備資金については長期借入金で調達することを基本としております。 なお、当連結会計年度末時点における長期借入金(1年内返済予定を含む)の残高は7,290百万円、短期借入金の残高は5,787百万円、現金及び預金は9,149百万円となっております。 d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について 当社グループは「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針 ②目標とする経営指標」に記載のとおり、有料老人ホームの安定した運営の観点から入居率を、また、安定した経営と堅実な成長の持続という観点から売上高成長率及び売上高経常利益率を重要な経営指標と位置付け、これらの向上を重視して経営に取り組んでおります。 当連結会計年度における、開設2年目を経過した当社既存ホームにおける入居率は94.4%と前期比で0.8ポイント低下はしておりますが、引き続き業界トップレベルの高い数字を維持しております。 当社グループは、引き続き当該指標の向上に取り組み、業界No.1を目指してまいります。

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出典

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