概要
荒川化学工業は大阪市に本社を置く中堅化学メーカーで、粘着・接着剤用樹脂、印刷インキ用樹脂、製紙用薬品、電子材料用ファインケミカルなどを手掛ける。1956年の改組を機に事業を拡大し、現在は15社の連結子会社で構成される。2026年3月期売上高821億円、営業利益25億円と回復基調にある。
四つの事業セグメントで構成される化学品ポートフォリオ
当社グループは機能性コーティング、製紙・環境、粘接着・バイオマス、ファイン・エレクトロニクスの四事業に加え、保険・不動産管理のその他事業を有する。機能性コーティングでは光硬化型樹脂や印刷インキ用樹脂が主力で、スマートフォンやディスプレイ向け需要が伸びる。製紙・環境では紙力増強剤やサイズ剤を主要顧客である製紙メーカーに供給する。粘接着・バイオマスは水素化石油樹脂やロジン誘導体が柱で、粘着テープ・ラベル用途が中心。ファイン・エレクトロニクスは半導体向け低誘電ポリイミド樹脂や精密研磨剤を提供する。
中国・東南アジアを中心に広がるグローバル生産販売網
連結子会社15社のうち半数以上が海外に所在する。台湾(台湾荒川化学工業、日華荒川化学)、中国(南通荒川化学工業、広西梧州荒川化学工業、荒川化学合成上海)、タイ(荒川ケミカルタイランド)、ベトナム(荒川ケミカルベトナム)、米国(荒川ケミカル米国)、ドイツ(荒川ヨーロッパ)を展開。特に中国では紙力増強剤や水素化石油樹脂の現地生産を進めてきた。欧州の水素化石油樹脂製造は2023年に終了し販売拠点へ移行したが、千葉アルコン製造で国内生産を継続している。
2026年3月期は増収増益、第5次中計の最終年度に黒字回復
2026年3月期の連結売上高は821億円(前期比2.4%増)、営業利益は25億円(同136.4%増)と改善した。前々期には営業赤字を計上していた粘接着・バイオマス事業も損失幅を縮小。ファイン・エレクトロニクス事業はAIサーバー向け需要に支えられ過去最高の販売を記録した。一方、製紙・環境事業は中国での価格競争激化により減収減益。第5次中期経営実行計画の最終年度としてROE3.6%と目標に届かなかったが、第6次中計では2030年度に売上高1,030億円、営業利益70億円を掲げる。
事業構造転換を進める第6次中期計画の戦略
2026年度から2030年度までの第6次中計では、事業ポートフォリオ改革の加速と生産性・資本効率の向上を掲げる。具体的には機能性コーティングとファイン・エレクトロニクスに経営資源を集中し、光硬化型樹脂やファインケミカルの増強投資を継続する。粘接着・バイオマス事業は千葉アルコンの早期安定稼働が課題であり、コスト削減と製品ミックス改善で収益化を目指す。また新たにライフサイエンス領域を追加し、松葉抽出物サプリメント「Pino Fleur」や微細藻類事業など環境配慮型素材の事業化を進める。
業界の中での役割は機能性化学品メーカー(原料から最終製品まで一貫生産、顧客ごとにカスタマイズ)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01コーティング・インキ原料主力
光硬化型樹脂、熱硬化型樹脂、印刷インキ用樹脂、塗料用樹脂などを供給。主に印刷インキメーカーや塗料メーカー向けに、顔料分散性や耐熱性・速乾性など性能を向上させる樹脂原料を提供する。
- 光硬化型樹脂
- 紫外線などの光で硬化する樹脂。印刷インキや塗料の硬化速度向上に寄与。
- 熱硬化型樹脂
- 加熱により硬化する樹脂。塗料や接着剤など耐熱性が求められる用途に使用。
- 印刷インキ用樹脂
- 顔料分散性を良好にし、印刷適性と印刷効果などインキの性能を向上させる樹脂。
- 塗料用樹脂
- 塗料の耐熱性、速乾性、光沢など用途に応じた特性を向上させる樹脂。
02製紙・環境主力
紙力増強剤、サイズ剤、新規水系ポリマーなどを製紙業界に供給。紙の強度向上や耐水性・印刷適性の付与など、紙の品質改善に寄与する薬品を提供する。
- 紙力増強剤
- 紙の強度を向上させる薬品。
- サイズ剤
- 紙に耐水性や印刷適性を与え、インキがにじむのを防ぐ薬品。
- 新規水系ポリマー
- 水を溶媒とする新しいポリマー。環境対応や機能向上を目的に開発。
03粘着・接着・バイオマス準主力
水素化石油樹脂、粘着・接着剤用樹脂、超淡色ロジン、合成ゴム重合用乳化剤などを供給。粘着テープ・ラベル、接着剤、合成ゴムなどの製造に使用される原料で、粘着力や耐熱性など性能を向上させる。
- 水素化石油樹脂
- 石油由来の樹脂を水素化したもの。粘着剤や接着剤の粘着力・耐熱性向上に寄与。
- 粘着・接着剤用樹脂
- 粘着・接着剤の粘着力や接着強度、耐熱性を向上させる樹脂。
- 超淡色ロジン
- 極めて色の薄いロジン。粘着剤やインキの透明性・品質向上に使用。
- 合成ゴム重合用乳化剤
- 合成ゴムの重合工程で使用する乳化剤。乳化重合に必要。
04エレクトロニクス準主力
精密部品洗浄剤・洗浄装置、低誘電ポリイミド樹脂、ファインケミカル製品、電子材料用配合製品、精密研磨剤などを供給。半導体・電子部品の洗浄や絶縁材料、研磨工程など、高精細・高信頼性が求められる電子部品製造プロセス向けの材料を提供する。
- 精密部品洗浄剤および洗浄装置
- 精密部品の汚れを除去する洗浄剤と、それを用いる洗浄装置。電子部品の信頼性向上に寄与。
- 低誘電ポリイミド樹脂
- 低誘電率のポリイミド樹脂。半導体パッケージや高周波基板の絶縁材料として使用。
- ファインケミカル製品
- 高純度・高機能な化学製品。電子材料用途などに供給。
- 電子材料用配合製品
- 電子材料に調合された製品。多様な電子部品製造に使用。
- 精密研磨剤
- 精密な研磨を行うための研磨剤。電子部品の平滑化などに使用。
05その他(保険・不動産管理)その他
連結子会社のカクタマサービス株式会社が損害保険代理業および不動産管理業を運営。グループ内サービスも含む。
製品と技術
光硬化型樹脂:UV硬化技術で電子部品の接着・コーティングに貢献
当社の光硬化型樹脂は紫外線などの光を照射することで瞬時に硬化する樹脂で、主に印刷インキや塗料、電子部品のコーティング用途に使用される。2016年にJSRより譲り受けた「OPSTAR」ブランドを含み、スマートフォンやディスプレイ向けだけでなく、AIサーバー向け材料として需要が拡大している。従来の熱硬化に比べ短時間で硬化するため生産性が高く、微細なパターン形成が可能。新たな量産設備投資も完了し、2026年度後半からの本格生産を予定している。
水素化石油樹脂:粘着テープの粘着力と耐熱性を支える基幹原料
水素化石油樹脂は粘着剤や接着剤の粘着力・耐熱性を向上させる添加樹脂で、粘着テープやラベル、ホットメルト接着剤に広く使われる。当社は千葉アルコン製造で国内生産し、欧州向けは販売拠点に切り替えた。2010年にはダウ・ケミカルから同事業を譲り受けて技術を蓄積。しかし千葉工場の立ち上げに時間を要し、2025年3月期には粘接着・バイオマス事業で22億円のセグメント損失を計上。2026年3月期は損失幅を14億円に縮小し、収益改善への道筋をつけた。
低誘電ポリイミド樹脂:半導体パッケージの高速化を支える電子材料
低誘電ポリイミド樹脂は信号伝搬遅延を抑える低誘電率特性を持ち、半導体パッケージの絶縁層や高周波基板向けに供給される。5G/6G通信やAIサーバー向け半導体の高性能化に伴い需要が増大。ファイン・エレクトロニクス事業のドライバーの一つであり、2026年3月期同事業売上高は147億円と過去最高を記録した。新たに建設した半導体関連先端材料用設備の量産化は2026年度後半から開始予定。
精密研磨剤と洗浄剤:HDD・半導体製造プロセスに不可欠な高精度加工薬品
精密研磨剤はハードディスク(HDD)の基板研磨や半導体ウェハの平坦化工程で使用される。データセンター向けHDDの需要増に支えられ、販売が好調に推移。また精密部品洗浄剤と洗浄装置は電子部品の信頼性確保に寄与し、ファインケミカル製品とともに事業の収益源となっている。これらの製品群は山口精研工業との連携で開発・生産され、特にHDD用研磨剤は顧客との長期的な取引関係を持つ。
ロジン誘導体と天然素材:紙力増強剤からヘルスケアまで広がる応用
ロジンは松やに由来する天然樹脂で、当社の創業以来のコア技術の一つ。紙力増強剤やサイズ剤として製紙工程で使用されるほか、超淡色ロジンは粘着剤やインキの透明性向上に寄与する。近年は新たにヘルスケア分野に進出し、松葉抽出物を配合したサプリメント「Pino Fleur」、農業資材「EcoRosin」をEC販売開始。微細藻類事業の買収も合わせ、ライフサイエンス領域への事業拡大を加速している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
特殊化学の中堅、収益力は改善途上
当社は合成樹脂や電子材料向け化学品を手掛ける中堅化学メーカー。売上高は800億円超と同業のクラレ(約5,300億円)や東洋紡(約3,500億円)に比べ小規模だが、特定用途で強みを持つ。営業利益率は1-3%と低水準だが、コスト削減と高付加価値品の拡販で収益改善を図る。同業のクラレや東洋紡が総合化学として多角化する一方、当社はニッチ領域に特化。中国市場の不振が影響しているが、電子材料需要の回復が期待される。
強み
- 印刷インキ用樹脂や半導体封止材で国内トップシェアを有する。
- 独自の重合技術を活かし、顧客要求に合わせたカスタマイズ製品を提供。
- 電子材料や包装材など、景気変動の影響を受けにくい分野もカバー。
- 2025年3月期から営業利益率が改善傾向にあり、収益力が向上。
課題
- 営業利益率が3%程度と低く、価格競争や原高に脆弱。
- 中国向け売上比率が高く、同地域の景気減速が直撃しやすい。
- クラレや東洋紡などの大手に比べ、研究開発投資やスケールメリットで劣る。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字が荒川化学工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4025多木化学 | 562億円 | 13.3倍 |
| 2 | 4092日本化学工業 | 467億円 | 15.8倍 |
| 3 | 4611大日本塗料 | 466億円 | 26.7倍 |
| 4 | 4275カーリット | 465億円 | 15.5倍 |
| 5 | 4462石原ケミカル | 441億円 | 13.4倍 |
| 6 | 4968荒川化学工業 | 432億円 | 18.8倍 |
| 7 | 4229群栄化学工業 | 388億円 | 14.5倍 |
| 8 | 3104富士紡ホールディングス | 376億円 | 19.9倍 |
| 9 | 4112保土谷化学工業 | 369億円 | 11.4倍 |
| 10 | 4064日本カーバイド工業 | 315億円 | 11.9倍 |
| 11 | 3580小松マテーレ | 297億円 | 19.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
林産化学から工業へ、社名変更を経た創業期
1956年9月、それまでの「荒川林産化学工業」から「荒川林産化学工業株式会社」に改組したことが現在の会社の起点となる。翌1957年には大阪市城東区に研究所を開設し、技術基盤を整えた。1959年には名古屋出張所(現名古屋支店)と静岡県富士市の富士工場を開設し、生産・販売拠点を拡大。1964年には北海道札幌営業所を設け、全国展開の基礎を築いた。1977年4月、社名を「荒川化学工業株式会社」に変更し、化学メーカーとしてのアイデンティティを明確にした。
台湾・米国進出とグループ企業の拡充(1967年~1990年代)
1967年5月、台湾に天立化学工業を設立し初の海外進出を果たす(現・台湾荒川化学工業)。同年8月には大阪市大正区の森田高圧化学(現・高圧化学工業)を子会社化し、粘接着分野を強化。1968年に釧路工場、1970年に鶴崎工場と水島工場を開設し国内生産能力を高めた。1982年には米国に荒川ケミカル(米国)社を設立。1995年に中国梧州荒川化学工業、タイに荒川ケミカルタイランドを設立し、アジア事業を本格化させた。1998年にはドイツに荒川ヨーロッパ社を設立し欧州にも進出した。
株式上場とM&Aによる事業領域の拡大(1999年~2010年代)
1999年11月に大阪証券取引所市場第二部に上場、翌2000年には東京証券取引所第二部に、2003年には両取引所第一部に昇格した。上場後も積極的にM&Aを実施。2003年に神奈川県秦野市の日本ペルノックス(現ペルノックス)を子会社化し、機能性樹脂分野を拡充。2004年には中国南通荒川化学工業、2011年に荒川化学合成上海、2012年に台湾ポミランテクノロジーを設立。2015年には山口精研工業を傘下に加え、ファイン・エレクトロニクス領域の研磨剤技術を獲得した。
JSR事業譲受と水素化石油樹脂の集約(2016年~2020年代)
2016年10月、JSRより機能性コーティング材料「オプスター(OPSTAR)」事業を譲り受け、UV硬化型樹脂のラインアップを強化。2018年2月には千葉アルコン製造を設立し、水素化石油樹脂の国内一貫生産体制を構築した。2019年にベトナム子会社を設立し製紙薬品の需要取り込みを図った。2023年4月には荒川ヨーロッパ社の水素化石油樹脂製造を終了し販売拠点へ転換、生産の効率化を進めた。千葉アルコンは稼働低迷に苦しんだが、2026年3月期には生産量が改善した。
新たな成長領域への投資と東証プライム移行(2020年代~)
2022年4月、東証市場区分の見直しによりプライム市場へ移行。2026年2月には滋賀県大津市のナチュラルウェーブを非連結子会社化、2026年3月にはSoProsより微細藻類事業を譲り受け、ライフサイエンス領域への本格参入を開始した。これらの動きは第6次中期計画に連動し、2030年度に向けて松や微細藻類を活用したヘルスケア・アグリ事業の育成を目指す。創業150周年を迎える2026年度を機に、天然素材を活かした新規事業を成長の柱に据えている。
年表39件を開く
1950年代
- 1956年9月「荒川林産化学工業株式会社」に改組
- 1957年1月大阪市城東区に研究所を開設
- 1959年7月愛知県春日井市に名古屋出張所(現名古屋支店)を開設
- 1959年12月静岡県富士市に富士工場を開設
1960年代
- 1963年8月静岡県富士市に富士営業所を開設
- 1964年1月北海道札幌市に札幌営業所を開設
- 1967年5月台湾に天立化学工業股份有限公司(現台湾荒川化学工業股份有限公司 連結子会社)を設立
- 1967年8月大阪市大正区の森田高圧化学株式会社(現高圧化学工業株式会社 連結子会社)を傘下に加える
- 1968年8月北海道釧路市に釧路工場を開設
- 1969年11月大阪市中央区にカクタマ不動産株式会社(現カクタマサービス株式会社 連結子会社)を設立
1970年代
- 1970年5月大分県大分市に鶴崎工場を開設
- 1970年6月岡山県倉敷市に水島工場を開設
- 1975年5月福岡市博多区に福岡営業所(現九州営業所 大分県大分市)を開設
- 1977年4月商号変更社名を「荒川化学工業株式会社」に変更
1980年代
- 1982年5月米国に荒川ケミカル(米国)社(連結子会社)を設立
- 1989年11月福島県いわき市に小名浜工場を開設
1990年代
- 1993年4月茨城県つくば市に筑波研究所を開設
- 1995年6月創業中国に梧州荒川化学工業有限公司(広西梧州荒川化学工業有限公司に吸収合併)を設立
- 1995年7月タイに荒川ケミカル(タイランド)社(連結子会社)を設立
- 1998年11月ドイツに荒川ヨーロッパ社(連結子会社)を設立
- 1999年11月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
2000年代
- 2000年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場
- 2003年3月上場東京証券取引所および大阪証券取引所市場第一部に上場
- 2003年10月神奈川県秦野市の日本ペルノックス株式会社(現ペルノックス株式会社 連結子会社)を傘下に加える
- 2004年4月中国に南通荒川化学工業有限公司(連結子会社)を設立
- 2004年6月創業中国に広西荒川化学工業有限公司(広西梧州荒川化学工業有限公司へ資産譲渡により統合)を設立
- 2008年12月中国に広西梧州荒川化学工業有限公司(連結子会社)を設立
2010年代
- 2010年10月荒川ヨーロッパ社がザ ダウ ケミカル カンパニーより水素化石油樹脂事業を譲受
- 2011年2月中国に荒川化学合成(上海)有限公司(連結子会社)を設立
- 2012年2月台湾にポミラン・テクノロジー社(連結子会社)を設立
- 2014年1月台湾に日華荒川化学股份有限公司(連結子会社)を設立
- 2015年6月名古屋市緑区の山口精研工業株式会社(連結子会社)を傘下に加える
- 2016年10月JSR株式会社より機能性コーティング材料(OPSTAR®)事業を譲受
- 2018年2月千葉県市原市に千葉アルコン製造株式会社(連結子会社)を設立
- 2019年12月ベトナムに荒川ケミカルベトナム社(連結子会社)を設立
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年4月荒川ヨーロッパ社が水素化石油樹脂の製造を終了し、販売拠点に移行
- 2026年2月滋賀県大津市のナチュラルウェーブ株式会社(非連結子会社)を傘下に加える
- 2026年3月SoPros株式会社より微細藻類事業を譲受
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2030年度まで1,030億円
- 営業利益2030年度まで70億円
- 経常利益2030年度まで67億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2030年度まで44億円
- ROE2030年度まで7%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
第6次中期計画の推進
2026~2030年度の第6次中計を策定。スローガン「V-ACTION for the Future」の下、5つのV(サステナビリティ、企業価値、多様性、新規事業、活力)を継承し、未来に向けた価値創造に挑戦する。
- 02
事業ポートフォリオ改革の加速
成長事業への集中投資として、電子材料やライフサイエンス分野に重点経営資源を投入。低収益・非中核事業はROICを考慮した事業評価に基づき継続的に見直す。
- 03
生産性と資本効率の向上
全社横断プロジェクトによるプロセス変革で生産性・キャッシュ創出力を強化。PBR向上を目指す。また、炭素利益率(ROC)を新指標として導入し、脱炭素と収益向上を連動させる。
- 04
ライフサイエンス領域の事業化加速
ヘルスケア、アグリ、コスメ分野で事業を展開。微細藻類事業の商用化、サプリメントや化粧品のEC販売、農業資材の実証など、早期収益化を推進する。
- 05
品質・安全体制の強化
電子材料やライフサイエンス領域の高度化に対応した品質管理体制を確立。安全推進専門委員会を設置し、全社教育と専門人材育成を継続。保安力向上を追求する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,684人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は724万円で、9期前と比べて+1.9%。平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は18.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,442 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,477 | — |
| 2019年3月 | 710 | 41.3 | 16.6 | 1,532 | — |
| 2020年3月 | 681 | 41.6 | 15.7 | 1,557 | — |
| 2021年3月 | 681 | 41.9 | 17.1 | 1,593 | — |
| 2022年3月 | 719 | 42.3 | 17.3 | 1,615 | — |
| 2023年3月 | 694 | 42.7 | 17.5 | 1,677 | — |
| 2024年3月 | 676 | 43.2 | 18.0 | 1,668 | — |
| 2025年3月 | 698 | 44.0 | 18.7 | 1,667 | 66 |
| 2026年3月 | 724 | 44.4 | 18.9 | 1,684 | 148 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 5 / 海外 10、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。
- 海外広西梧州荒川化学工業 有限公司中国 梧州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外荒川ケミカルベトナム社ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外南通荒川化学工業 有限公司中国 南通市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外荒川ケミカル(タイランド)社タイ ラヨーン県 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ペルノックス㈱神奈川県 秦野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内高圧化学工業㈱大阪市 大正区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内山口精研工業㈱名古屋市 緑区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外台湾荒川化学工業 股份有限公司台湾 基隆市 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内千葉アルコン製造㈱千葉県 市原市 · 連結子会社議決権51.0%
- 海外荒川ヨーロッパ社ドイツ エシュボーン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外荒川化学合成(上海)有限公司中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外荒川ケミカル(米国)社米国 シカゴ市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
- カクタマサービス㈱大阪市 中央区100%
- 日華荒川化学 股份有限公司台湾 台北市100%
- ポミラン・テクノロジー社台湾 新竹県90%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は821億円、営業利益は25億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.4%、利益が+127.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 870億円 | 821億円 |
| 営業利益 | 33億円 | 25億円 |
| 純利益 | 23億円 | 22億円 |
| 1株あたり配当 | ¥55 | ¥55 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は223億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+28.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 180 | — | — | −22 |
| 2024年1Q | 173 | −8 | −4.6 | −3 |
| 2024年2Q | 174 | −10 | −5.7 | −5 |
| 2024年3Q | 190 | −1 | −0.5 | 2 |
| 2024年4Q | 185 | — | — | −4 |
| 2025年2Q | 393 | 3 | 0.8 | 16 |
| 2025年4Q | 409 | 8 | 2.0 | 10 |
| 2026年2Q | 404 | 9 | 2.2 | 7 |
| 2026年4Q | 417 | 16 | 3.8 | 15 |
| 2027年1Q | 223 | 16 | 7.2 | 13 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は678億円から821億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 678 | — | 19 | — | 10 |
| 台湾に日華荒川化学股份有限公司(連結子会社)を設立 | |||||
| 2014年3月 | 750 | — | 27 | — | 15 |
| 2015年3月 | 817 | — | 34 | — | 22 |
| 2016年3月 | 791 | — | 39 | — | 23 |
| 2017年3月 | 774 | — | 53 | — | 34 |
| 千葉県市原市に千葉アルコン製造株式会社(連結子会社)を設立 | |||||
| 2018年3月 | 808 | — | 52 | — | 31 |
| ベトナムに荒川ケミカルベトナム社(連結子会社)を設立 | |||||
| 2019年3月 | 795 | — | 40 | — | 39 |
| 2020年3月 | 730 | — | 29 | — | 17 |
| 2021年3月 | 706 | — | 37 | — | 22 |
| 2022年3月 | 805 | — | 36 | — | 15 |
| 2023年3月 | 794 | — | −27 | — | −49 |
| 2024年3月 | 722 | — | −24 | — | −10 |
| 2025年3月 | 802 | 11 | 9 | 1.4 | 26 |
| 2026年3月 | 821 | 25 | 24 | 3.0 | 22 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高821億円のうち、営業利益として残るのは25億円で3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は22億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.2%642億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.8%154億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%25億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが42億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは21億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は84億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 65 | −25 | −29 | 40 | 69 |
| 2014年3月 | 27 | −19 | −15 | 8 | 66 |
| 2015年3月 | 51 | −18 | −20 | 33 | 81 |
| 2016年3月 | 59 | −42 | −1 | 17 | 96 |
| 2017年3月 | 78 | −27 | −45 | 51 | 101 |
| 2018年3月 | 38 | −20 | −36 | 18 | 84 |
| 2019年3月 | 67 | −82 | 22 | −15 | 90 |
| 2020年3月 | 75 | −90 | 21 | −15 | 95 |
| 2021年3月 | 37 | −73 | 14 | −36 | 73 |
| 2022年3月 | 40 | −74 | 49 | −34 | 93 |
| 2023年3月 | −6 | −60 | 67 | −66 | 93 |
| 2024年3月 | 12 | −71 | 55 | −59 | 92 |
| 2025年3月 | 51 | −32 | −47 | 19 | 64 |
| 2026年3月 | 42 | −21 | −3 | 21 | 84 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,261億円。このうち返さなくてよい自己資本が592億円で、自己資本比率は49.5%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 784 | 401 | 383 | 49.6 |
| 2014年3月 | 823 | 436 | 387 | 51.5 |
| 2015年3月 | 852 | 478 | 374 | 54.3 |
| 2016年3月 | 834 | 477 | 357 | 55.3 |
| 2017年3月 | 839 | 516 | 323 | 59.5 |
| 2018年3月 | 890 | 557 | 333 | 60.8 |
| 2019年3月 | 922 | 563 | 359 | 59.4 |
| 2020年3月 | 906 | 540 | 366 | 58.0 |
| 2021年3月 | 1,058 | 586 | 472 | 54.1 |
| 2022年3月 | 1,177 | 626 | 551 | 50.3 |
| 2023年3月 | 1,190 | 565 | 625 | 45.4 |
| 2024年3月 | 1,254 | 569 | 685 | 44.8 |
| 2025年3月 | 1,223 | 572 | 651 | 47.8 |
| 2026年3月 | 1,261 | 592 | 668 | 49.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で203社中98位あたり、逆に低いのは営業利益率で203社中180位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,090で、1年前と比べて+92.8%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 18.8倍 |
| PER (会社予想) | 18.4倍 |
| PBR | 0.64倍 |
| 配当利回り | 2.63% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で約12%上昇し、株価は2317円。25日移動平均線(2172円)を6.7%上回り、75日線(1880円)を23%上回るなど、上昇トレンドが強く、年初来で約114%上昇と急騰。52週高値2673円には8月頭に接近(2337円)、その後も高値圏で推移。出来高は8月5日に127万株と急増しており、個人投資家の参加が活発。RSIは69.4とやや過熱感があるが、勢いは衰えていない。業績期待や需給が株価を強く押し上げている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは20.89倍で業界平均の17.76倍をやや上回っているが、大きな乖離はない。PBRは0.71倍と平均の1.41倍を大きく下回り割安感があるが、ROEは3.6%と低く収益効率が悪い。配当利回りは2.37%と平均の2.66%をやや下回る。今後は収益改善と配当維持が焦点。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 18.8倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 18.4倍 | — |
| PBR | 0.64倍 | 1.41倍 |
| ROE | 3.6% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
原材料価格の高騰や需要変動で業績が不安定だったが、直近は回復傾向。強気派は、電子材料の需要拡大や収益改善の継続を評価。一方弱気派は、化学品の競争激化や市況悪化による業績変動を懸念。また、過去の赤字からの回復途上であり、利益率の低さが課題。
- 業績改善
2025/3期に黒字転換し、2026/3期も増収増益の見通し
- 電子材料の成長
半導体・電子部品向け需要が拡大
- 営業利益11億→25億、2.3倍増益決算発表後影響中
営業利益は11億から25億へ14億増、2倍超の増益予想。
- 予想PER20.4倍と実績20.9倍から改善継続影響弱
実績PER20.89倍に対し予想PER20.4倍と小幅ながら改善。
- 営業利益率1.37%→3.05%と倍増決算発表後影響中
営業利益率は1.37%から3.05%へ上昇し、収益構造が転換。
- 前期に純損益黒字転換-10→26億決算発表後影響中
前期決算で純利益26億と赤字から黒字転換。
- 業績の不安定さ
過去2期は赤字で、原燃料価格の影響を受けやすい
- 低収益性
営業利益率は3%程度で、競争の厳しさがうかがえる
- 市場の変動
エレクトロニクス需要のサイクルで業績が左右
- 株価1年で113%上昇、利益成長超不定影響弱
株価は2317円、1年間で113.7%上昇し、業績改善を先取り。
- 純利益26→22億と減益予想決算発表後影響中
営業増益も純利益は26→22億と減少、税金等負担増。
- ROE3.6%と資本収益率の低さ継続影響弱
ROE3.6%はPBR0.71倍の評価に表れた低収益性。
- 売上高伸び率2.4%と低成長通年影響弱
売上高は821億と前期比2.4%増にとどまり、成長加速は期待薄。
- 営業利益率
- 収益改善の持続性を確認
- 電子材料売上
- 成長分野の伸びを把握
- 原燃料価格
- コスト変動が利益に直結
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり55円で、前期から+2.0%。いまの株価に対する利回りは2.63%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 38 | — | 29.6 |
| 2018年3月 | 38 | 0.0 | 26.9 |
| 2019年3月 | 42 | 10.5 | 24.7 |
| 2020年3月 | 44 | 4.8 | 46.0 |
| 2021年3月 | 44 | 0.0 | 47.2 |
| 2022年3月 | 48 | 9.1 | 42.7 |
| 2023年3月 | 48 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 48 | 0.0 | — |
| 2025年3月 | 49 | 2.1 | 178.2 |
| 2026年3月 | 50 | 2.0 | 72.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥55
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,570人。区分でいちばん多いのは個人・その他で51.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.6%を占め、残る62.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 45.4 | 47.8 | 49.8 | 50.8 | 49.9 | 51.5 |
| 金融機関 | 24.3 | 24.4 | 23.9 | 23.1 | 24.6 | 21.3 |
| 事業法人 | 17.1 | 17.3 | 17.2 | 16.4 | 16.4 | 16.3 |
| 外国法人 | 11.7 | 9.2 | 8.3 | 7.7 | 7.7 | 9.2 |
| 自己株式 | 3.9 | 3.9 | 3.9 | 3.9 | 3.9 | 3.9 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.2 | 0.8 | 1.9 | 1.4 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.68 |
| 02 | 荒川化学従業員持株会 | 6.78 |
| 03 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 4.55 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.41 |
| 05 | 荒川壽正 | 2.39 |
| 06 | 三菱ケミカル株式会社 | 1.97 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 1.92 |
| 08 | artience株式会社 | 1.42 |
| 09 | BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.41 |
| 10 | 王子ホールディングス株式会社 | 1.39 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20野村證券株式会社新規の大量保有報告5.18%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+127%、1株純資産は14期で+63%。直近期のROEは3.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 49 | 1,931 | 2.6 | 16.7 | 61.0 |
| 2014年3月 | 74 | 2,106 | 3.7 | 12.4 | 38.1 |
| 2015年3月 | 110 | 2,280 | 5.0 | 11.5 | 44.6 |
| 2016年3月 | 113 | 2,248 | 5.0 | 8.6 | 32.0 |
| 2017年3月 | 166 | 2,418 | 7.1 | 12.3 | 29.6 |
| 2018年3月 | 151 | 2,622 | 6.0 | 12.5 | 26.9 |
| 2019年3月 | 189 | 2,653 | 7.1 | 7.2 | 24.7 |
| 2020年3月 | 85 | 2,649 | 3.2 | 14.1 | 46.0 |
| 2021年3月 | 109 | 2,885 | 4.0 | 12.1 | 47.2 |
| 2022年3月 | 76 | 2,983 | 2.6 | 14.1 | 42.7 |
| 2023年3月 | −249 | 2,726 | −8.7 | — | — |
| 2024年3月 | −53 | 2,830 | −1.9 | — | — |
| 2025年3月 | 133 | 2,948 | 4.6 | 8.3 | 178.2 |
| 2026年3月 | 111 | 3,143 | 3.6 | 11.4 | 72.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額220百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高木信之 | 代表取締役 社長執行役員 事業本部長 | 61 | 43,200 |
| 延廣徹 | 常務取締役 執行役員 管理部門管掌 兼 KIZUNA推進担当 | 66 | 82,700 |
| 岡﨑巧 | 取締役執行役員 生産部門担当 兼 研究開発部門担当 兼 品質担当 兼 環境担当 兼 保安担当 | 64 | 23,700 |
| 冨宅伸幸 | 取締役執行役員 ライフサイエンス事業担当 兼 経営企画本部長 兼 経営企画部長 | 50 | 9,600 |
| 正宗エリザベス | 取締役 | 66 | 3,700 |
| 小山俊也 | 取締役 | 66 | 800 |
| 水家次朗 | 取締役 監査等委員(常勤) | 65 | 18,400 |
| 巳波淳 | 取締役 監査等委員(常勤) | 62 | 5,100 |
| 中務正裕 | 取締役 監査等委員(非常勤) | 61 | 6,700 |
| 櫻井容子 | 取締役 | 60 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 96 | 33 | 23 | 153 | 31 |
| 社外取締役 | 4 | 44 | 0 | — | 45 | 11 |
| 取締役(社内) | 1 | 22 | — | — | 22 | 22 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,278字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,361字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,828字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,083字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第96期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第96期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第95期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第95期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第94期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第94期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第94期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第94期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第93期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第93期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第93期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第93期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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