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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

Waqoo

4937 · Growth · 化学

D2C化粧品と再生医療の血液由来加工を両輪に、自社開発技術で美容と医療の領域に挑む。

概要

Waqooは2005年に東京都文京区で創業した化粧品・再生医療関連企業である。デジタルマーケティングを活用したD2C(Direct to Consumer)事業でオリジナルブランド「HADA NATURE」などを展開する一方、再生医療領域では血液由来加工の受託サービスを提供する。2021年6月に東証マザーズ(現グロース)へ上場。2025年12月にはSBCメディカルグループの子会社となった。2025年9月期の連結売上高は約20億円、従業員数は93人。

D2C事業と定期購入モデルによるストック収益

D2C事業はWaqooの祖業であり、主力製品である化粧品「HADA NATURE」シリーズや薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel」を自社で企画・開発し、主にインターネットを通じて消費者に直接販売する。販売形態には定期購入サービスモデルを採用しており、顧客の継続購入によって安定したキャッシュフローを生むストック型ビジネスを構築している。商品開発では製造工程を除く企画から販売までを内製化し、顧客の反応や要望を迅速に製品へ反映できる体制を取る。2025年9月期のD2C事業売上高は9億5258万円で、前期比27.6%減となった。これは広告投資を抑制しLTV(顧客生涯価値)最大化へ戦略転換した影響による。

メディカルサポート事業と血液由来加工サービスの拡大

メディカルサポート事業は、再生医療領域における「血液由来加工」の受託加工サービスを中核とする。2023年11月に完全子会社化したセルプロジャパンが製造技術・ノウハウを持ち、Waqooが販売を担う「製販一致」体制を取る。同事業では提携医療機関からの受注件数が伸長し、新規代理店の開拓も進んでいる。また、セルプロジャパンを通じた再生医療向け原材料や化粧品の卸販売も行い、安全性・品質への信頼からOEM受注が増加している。2025年9月期の同事業売上高は9億9901万円と前期比59.3%増加し、セグメント利益は2億1610万円と237.7%増となり、グループ全体の収益を牽引した。

売上構成の変化とグループ再編の背景

Waqooの連結売上高は2017年9月期の16億円から順調に拡大し、2021年9月期には47億円のピークを迎えた。しかし、2022年9月期以降は減少に転じ、2023年9月期には17億円、2024年9月期19億円、2025年9月期20億円と低水準で推移している。これはD2C事業の広告投資抑制が主因だが、メディカルサポート事業の成長が全体を下支えしている。2025年9月期には両セグメントがほぼ同規模となり、D2C事業の構成比は約48.6%、メディカルサポート事業は約51.0%となった。こうした事業ポートフォリオの変化を背景に、2025年12月には大手美容医療グループのSBCメディカルグループの子会社となり、成長基盤の強化が図られている。

セルプロジャパン子会社化とSBCグループ参画

Waqooは2023年11月にセルプロジャパンとの株式交換契約を締結し、2024年までに完全子会社化した。セルプロジャパンは血液由来加工の製造技術を有する企業であり、これによりWaqooは受託加工の上流工程を取り込み、差別化を進めた。さらに2025年12月にはSBCメディカルグループによる公開買付けが実施され、Waqooは同社の子会社となった。SBCメディカルグループは全国に美容クリニックを展開する企業であり、この関係によりWaqooの血液由来加工サービスや化粧品の販路拡大が期待されている。なお、Waqooの創業者である井上裕基は現会長に、2023年12月には佐俣文平が新社長に就任している。

業界の中での役割は美容業界向け化粧品メーカーであり、再生医療業界向け受託加工サービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
20億円
営業利益
2億円
営業利益率
10.0%
純利益
0億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/9
事業売上構成比利益利益率
D2C事業13億円68.4%4億円30.8%
メディカル サポート事業6億円31.6%1億円16.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者向けD2C(化粧品)主力

自社ブランド「HADA NATURE」や育毛剤「sodatel」を定期購入モデルで販売。企画・開発から販売までを自社で行い、顧客データを活用したマーケティングを展開。

主な製品・サービス2
HADA NATURE
主力のスキンケアブランド。定期購入サービスで顧客に継続的に商品を提供。
sodatel
薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤。育毛・発毛を促進する。

02再生医療・美容クリニック準主力

子会社セルプロジャパンと連携し、再生医療領域における「血液由来加工」の受託加工サービスを提供。クリニックやエステサロンへの原材料・化粧品の卸販売も行う。

主な製品・サービス1
血液由来加工受託サービス
再生医療で用いる血液由来の加工を一気通貫で受託するサービス。

製品と技術

D2C化粧品「HADA NATURE」シリーズ

「HADA NATURE」はWaqooのD2C事業を代表する化粧品ブランドである。2014年4月にクレンジングで市場参入し、以降、洗顔料や化粧水などへラインを拡大してきた。製品の企画・開発から販売までを自社で一貫して行い、顧客の購入履歴や問い合わせデータを分析しながら改良を重ねている。定期購入サービスを基本とし、継続率の向上に注力している。2025年9月期のD2C事業売上高は9億5258万円で、前期比27.6%減少したが、これは新規顧客獲得を抑制した戦略的な選択による。

薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel」

「sodatel(ソダテル)」は2023年6月に発売された薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤であり、D2C事業の新たな主力製品として投入された。炭酸ガスを配合した頭皮ケア製品で、育毛・発毛促進をうたう。発売後は広告データを分析しながらターゲティング精度を高め、購入率の向上に努めている。CRM施策を通じてリピート購入を促進し、ロイヤルカスタマーの継続率を維持している。

血液由来加工サービスと再生医療向け原料

メディカルサポート事業の中核は、医療機関からの依頼に基づく血液由来加工の受託サービスである。具体的には、患者から採取した血液を処理し、再生医療に用いる加工物を製造する。子会社のセルプロジャパンが製造技術を保有し、Waqooが営業・販売を担う。また、セルプロジャパンは再生医療領域向けの原材料や化粧品の卸販売も行っており、OEM製品の受注が増加している。2025年9月期の同事業売上高は9億9901万円で、グループ全体の約51%を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がWaqoo

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
14040南海化学92億円2.9倍
23878巴川コーポレーション89億円9.0倍
34360マナック・ケミカル・パートナーズ86億円10.4倍
44623アサヒペン84億円9.5倍
54937Waqoo82億円34.0倍
64624イサム塗料82億円10.4倍
74932アルマード80億円13.7倍
84531有機合成薬品工業80億円25.1倍
94936アクシージア77億円
104925ハーバー研究所68億円8.6倍
114625アトミクス62億円4.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 11件

2005年創業、コマース事業でスタート

Waqooは2005年12月、東京都文京区にて設立された。当初はコマース事業を開始し、インターネットを通じた商品販売のノウハウを蓄積した。2007年4月には井上裕基が代表取締役社長に就任(後に会長)。この時期の詳細な事業内容は開示されていないが、後のD2C事業の基盤が形成された。

2014年、化粧品「HADA NATURE」の販売を開始

2014年4月、Waqooは自社開発の化粧品ブランド「HADA NATURE」の第一弾としてクレンジングの販売を開始した。これを機に、デジタルマーケティングを活用したD2C事業へ本格的に参入。消費者と直接取引するモデルを確立し、後の定期購入サービスへと発展する。2015年10月には商号を株式会社Waqooに変更した。

2021年、東証マザーズへ上場

Waqooは2021年6月、東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に株式を上場した。上場時点での連結売上高は47億円(2021年9月期)で、D2C事業が主力であった。上場により資金調達力と知名度を高め、再生医療分野への進出を加速させる。翌2022年4月の市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行した。

2022年、SBCメディカルグループと業務提携

2022年8月、WaqooはSBCメディカルグループ株式会社と業務提携契約を締結した。SBCメディカルグループは美容医療クリニックを全国展開する企業であり、この提携によりWaqooの化粧品や再生医療関連サービスの販路拡大が図られた。これが後の資本関係につながる布石となる。

2023年、育毛剤「sodatel」発売とセルプロジャパン子会社化

2023年6月、Waqooは薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」の販売を開始した。同製品は育毛・発毛促進に特化し、D2C事業の新たな柱として位置づけられた。同年11月にはセルプロジャパン株式会社との株式交換契約を締結し、再生医療分野の製造能力を内製化。12月には代表取締役社長に佐俣文平が就任し、経営体制を刷新した。

2025年、SBCメディカルグループの子会社となる

2025年12月、SBCメディカルグループ株式会社による公開買付けが実施され、Waqooは同社の子会社となった。これによりWaqooはSBCグループの一員として、美容医療・再生医療領域での事業連携を深めることになる。同日以降もWaqooの上場は維持されたまま、グループ内で独立した運営が継続される見通しである。

年表11件を開く

2000年代

  • 2005年12月創業東京都文京区に設立、コマース事業を開始
  • 2007年4月代表取締役社長 井上裕基(現会長)就任

2010年代

  • 2014年4月化粧品「HADA NATURE クレンジング」の販売を開始
  • 2015年10月商号変更株式会社Waqooに商号変更

2020年代

  • 2021年6月上場東京証券取引所マザーズ市場(現 グロース)に株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2022年8月SBCメディカルグループ株式会社と業務提携契約を締結
  • 2023年6月薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」の販売を開始
  • 2023年11月セルプロジャパン株式会社との株式交換契約を締結
  • 2023年12月代表取締役社長 佐俣文平 就任
  • 2025年12月SBCメディカルグループ株式会社による当社株式に対する公開買付けの実施により、SBCメディカルグループ株式会社の子会社となる

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    再生医療・メディカルサポートの拡大

    血液由来加工サービスの提携医院数増加と稼働率向上のため、組織運営の抜本見直しと人材強化により導入・稼働のサポート体制を確立。アップグレード版サービスの導入、原材料・化粧品卸の新規顧客開拓を強化。さらに医薬品等の取り扱いも視野に入れた新規事業を検討。

  2. 02

    D2C事業のLTV最大化戦略

    顧客獲得単価上昇に対応し、広告投資を抑制してLTV最大化に転換。広告データ分析による効率的なチャネルへの投資強化と購入率向上を図る。CRM戦略により顧客満足度と継続率を高め、ロイヤルカスタマーの拡大を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で93人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は587万円で、4期前と比べて+14.0%平均年齢は38.6歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年9月51534.03.772
2022年9月50536.45.444
2023年9月47237.44.950
2024年9月58937.45.286116
2025年9月58738.65.093215

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 神奈川県藤沢市354百万円
メディカルサポート
本社 — 東京都世田谷区5百万円
D2C メディカルサポート 全社
主な関係会社
  • 国内
    セルプロジャパン株式会社
    神奈川県 藤沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    SBCメディカルグループ株式会社
    神奈川県 横浜市
    議決権10.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は20億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+100.0%。

売上高
+5.3%
20億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
0億円
営業利益率
10.0%
前期比 +4.7%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高28億円20億円
営業利益6億円2億円
純利益4億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は9億円、営業利益は3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+125.0%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q4125.01
2023年3Q4125.0−1
2023年4Q4−1
2024年1Q4−1−25.0−1
2024年2Q500.00
2024年4Q10220.01
2025年2Q8−1−12.5−1
2025年4Q12325.01
2026年2Q1119.11
2026年3Q9333.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2017年9月期からの9期で、売上は16億円から20億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は10.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年9月1610
2018年9月2200
2019年9月34−8−8
2020年9月4511
東京証券取引所マザーズ市場(現 グロース)に株式を上場
2021年9月4711
2022年9月270−1
2023年9月1730
2024年9月19115.30
2025年9月202210.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高20億円のうち、営業利益として残るのは2億円10.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金20.0%4億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金70.0%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.0%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
80.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.7pt
10.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.4pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.8pt
2.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年9月期は営業CFが1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は13億円で、売上の7.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年9月−1008−104
2020年9月10015
2021年9月−107−110
2022年9月2−2−109
2023年9月500513
2024年9月0−11−115
2025年9月1−2−2−113

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年9月期の総資産は32億円。このうち返さなくてよい自己資本が21億円で、自己資本比率は65.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年9月63349.8
2018年9月83539.9
2019年9月10196.3
2020年9月1221013.7
2021年9月1981142.1
2022年9月167947.5
2023年9月168848.9
2024年9月31211068.2
2025年9月32211165.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-3億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
11億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率203社中53位あたり、逆に低いのはROE203社中186位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.1%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.0%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.3%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,276で、1年前と比べて+89.7%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥2,276-1.1%1ヶ月+48.0%1年+89.7%時価総額82億円
過去52週の値幅
安値¥1,088高値¥2,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)34.0倍
PER (会社予想)19.7倍
PBR3.23倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月上旬まで1,500円前後で推移していましたが、8月10日に1,968円へ急騰し、8月12日には2,150円まで上昇、直近では2,158円と52週高値(2,160円)に接近しています。1ヶ月で45.8%上昇し、25日線(1,617.28円)からは+33%と大きく乖離、RSIは79.2と過熱感が強い状況です。8月12日には出来高242,200株と急増しており、投機的な買いが入った可能性があります。テクニカル的には高値圏での上昇継続ですが、過熱感から調整リスクも意識されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER 22.1倍は業界平均18.0倍を上回り、PBR 2.34倍も同平均1.40倍を超過。ROE 2.1%は低く、無配であり株主還元が乏しい。財務体質が脆弱で、2025/9期は営業利益が増加見込みだが収益性改善には時間が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)34.0倍17.8倍
PER (予想)19.7倍
PBR3.23倍1.41倍
ROE2.1%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,144人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.7%を占め、残る71.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他35.374.068.666.964.3
事業法人56.317.113.020.625.2
証券会社6.36.01.64.55.2
金融機関0.10.39.84.63.5
外国法人1.82.56.93.21.8
外国人個人0.10.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01相川 佳之27.32
02井上 裕基10.67
03SBCメディカルグループ株式会社9.76
04株式会社M&M6.64
05株式会社MC4.98
06福留 大士3.07
07前田 敏彦2.04
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.93
09日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.55
10佐俣 文平1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-28
    相川 佳之
    変更報告
    27.43%
    -5.47pt
  • 2026-04-27
    相川 佳之
    新規の大量保有報告
    27.43%
    -5.47pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−92%、1株純資産は9期で−55%。直近期のROEは2.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2017年9月1581,31912.7
2018年9月1001,4087.4
2019年9月−32523
2020年9月366088.1
2021年9月4226724.123.0
2022年9月−19247
2023年9月92573.7236.5
2024年9月−5590
2025年9月125912.1114.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額94百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐俣文平代表取締役社長 海外事業部管掌4154,400
中上慶一専務取締役 D2C事業部管掌 再生医療事業部管掌5013,300
井上裕基取締役会長51626,958
池上久取締役72
山嵜秀雄監査役62
渡邊哲人監査役62
伊倉吉宣監査役47

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3757525
社外取締役310103
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容870字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、Mission(存在意義・使命)に「自国の未来に希望を創る」を、Vision(目指す姿・状態)に「細胞=人類(ヒト)の可能性を最大限に引き出し、悩める人に選択肢を提供する」をそれぞれ掲げております。 デジタルマーケティングを活用したオリジナルブランドの化粧品の企画・開発を展開しているD2C事業をはじめ、再生医療領域における「血液由来加工」の受託加工サービスの展開、化粧品・原料事業等の販売するメディカルサポート事業を中心に、お客様の期待を上回る商品やサービスをご提供していくことを目指しております。 メディカルサポート事業につきましては、再生医療領域における「血液由来加工」の受託販売サービスを展開する当社と、製造技術・ノウハウ等を保有する当社の完全子会社であるセルプロジャパン株式会社(以下、セルプロジャパン)において、製造技術と販売サービスを一気通貫にする、いわば”製販一致”となって展開をしております。また、セルプロジャパンにおいては、同社独自の技術開発力を駆使した再生医療領域等に係る原材料や化粧品を、クリニックやエステサロンに対する卸販売を推進しております。 一方、D2C事業においては、主力ブランドである「HADA NATURE」及び育毛・発毛促進に特化した薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」の販売形態として、定期購入サービスモデルを採用しており、お客様に商品を継続的に購入していただくことで安定的なキャッシュ・フローが期待できるストック型のビジネスモデルとなっております。 商品開発においては、製造工程を除く商品の企画・開発から販売までを自社で行うことにより、お客様の反応や要望をダイレクトに汲み取り、商品の企画・開発に活用できる仕組みを構築しております。また、蓄積された購入履歴、対応履歴や問い合わせ内容等の情報を分析することにより、お客様の嗜好・ニーズに合わせた、きめ細かな対応・サービスを提供しております。 上記を表す事業系統図は、以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,138字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針 当社グループは、Mission(存在意義・使命)に「自国の未来に希望を創る」を、Vision(目指す姿・状態)に「細胞=人類(ヒト)の可能性を最大限に引き出し、悩める人に選択肢を提供する」をそれぞれ掲げております。 デジタルマーケティングを活用したオリジナルブランドの化粧品の企画・開発を展開しているD2C事業をはじめ、再生医療領域における「血液由来加工」の受託加工サービスの展開、及び化粧品・原料事業等の販売するメディカルサポート事業を中心に、お客様の期待を上回る商品やサービスをご提供していくことを目指しております。 また、株主、お客様、お取引先、従業員等のすべてのステークホルダーへの社会的責任を果たし、事業を通じて社会に貢献していくことを目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 高い成長性及び企業価値の向上を経営上の重要課題と認識しており、成長性については売上高、企業価値の向上については営業利益及び当期純利益を重視しております。 (3) 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴う個人消費の増加やインバウンド需要の拡大等により景気回復への期待が高まっているものの、依然として不安定な海外情勢の中、米国の関税政策の不確実性も加わるなど、先行きが不透明な状況にて推移しております。 このような状況の下、当社グループにおいては、祖業であるD2C(Direct to Consumer)事業で培ってきたノウハウを活用して、再生医療を中心とする医療領域への展開を強化した上で、新しいプロダクトを創出するメーカー機能と市場開拓を推し進めるメディカルサポートの機能の両軸の経営に取り組んでまいりました。 その結果、当連結累計年度における当社グループの業績については、D2C事業において広告投資を抑止したことで新規顧客の獲得が下回り売上高は弱含んで推移したものの、主としてメディカルサポート事業における原材料販売が好調に推移したことで、前年同期及び期初計画の各段階利益を上回る結果となりました。 各セグメントの概況は次のとおりです。 (メディカルサポート事業) メディカルサポート事業においては、主力の「血液由来加工サービス」の事業において、営業体制の強化のための積極的な人的投資(新規採用)を図ったことにより、既存の提携院への情報提供や業務連携が強固になり受注件数は着実に伸長いたしました。新規の提携院の獲得においては、地域特性を鑑みた営業代理店の活用を行ったことで提携院数は堅調に増加いたしました。 また、セルプロジャパンを中心とした「原料販売事業」においては、安全性・品質面において高い信頼を得られていることを背景として、新規のOEM製品の受注数が伸長し、既存顧客との安定した製品取引と相まって、業績は堅調に推移いたしました。 (D2C事業) D2C事業においては、顧客獲得単価の上昇を踏まえ、LTV最大化を重視する方針への戦略的転換を図り、広告投資を抑制いたしました。その結果、新規顧客の獲得は想定を下回ったものの、CRM施策の強化によりロイヤルカスタマーの購買継続率は堅調に推移し、顧客単価の維持にもつながりました。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 日本経済は緩やかな回復傾向が見られるものの、不安定な国際情勢や円安の影響を受けた物価高により消費意欲が減退傾向にある等、先行きの不透明感は払拭できない状況で推移するものと見込まれます。 そのような中、当社グループにつきましては、引き続き、D2C事業及びメディカルサポート事業における各種取り組みをグループ一体となって着実に推進することで、企業価値の向上を推進してまいります。各セグメントの主な取り組みは、次のとおりです。 (メディカルサポート事業) 血液由来加工の受託サービスの提携医院数のさらなる増加及び稼働率の飛躍的な向上を図るべく組織運営方法を抜本的に見直し、提携医院の導入から稼働までの献身的かつ万全なサポート体制を確立するための人材強化を図ってまいります。また、現在提供している血液由来加工の受託サービスのアップグレード版の導入を図る一方、再生医療領域等に係る原材料や化粧品の卸販売の新規顧客開拓の取り組みも強化してまいります。なお、当社グループの中長期的な企業価値の向上を目指すべく、既存のリソース等を最大限に活用した新たな取り組みとして医薬品等の取り扱いも視野に入れた新規事業の検討を進めてまいります。 (D2C事業) 育毛・発毛促進に特化した薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」を確実な成長軌道に乗せるため、様々な施策を講じてまいります。これまでの広告データやパフォーマンスを詳細に分析し、コスト効率及びターゲティング精度の高いチャネルへの広告投資を強化し、さらなる購入率(CVR)の向上を目指していきます。また、顧客のライフサイクルに基づき、最適なCRM(顧客関係管理)戦略を展開し、顧客満足度の向上を図ることで、継続率の強化に努めてまいります。
事業等のリスク10,466字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に係るリスクについて ① インターネットを取り巻く環境について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは主にインターネットを利用したサービスを提供しており、インターネットの更なる利用拡大と環境の整備が、事業の継続的な成長発展に不可欠であると考えております。しかしながら、インターネットの利用に関する新たな規制やその他予期せぬ要因により、インターネット利用環境が悪化し、インターネット利用の順調な発展が阻害された場合、当社グループの事業展開に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② デバイスへの対応について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループが提供するサービスは、スマートフォンやタブレットといったインターネットデバイスを介して行われております。インターネットデバイスの多様化により、今後も様々なデバイスが登場することが予想されます。当社グループはこれら多様化するデバイスに対応すべく技術革新に努めておりますが、これらの対応が遅れた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ 美容・化粧品業界の競争環境 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループが提供する主要サービス及び商品が属する美容・化粧品業界は、成熟した国内市場での競争激化をはじめ、グローバルコンペティターの影響力拡大、更には他業界からの新規参入など競争環境はますます厳しくなってきております。 当社グループは、競争環境の激化に対処すべく、お客様の嗜好やニーズに沿った商品を提供できるよう品質やサービスの向上に努めてまいりますが、当社グループがこの競争環境に的確に対処できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 新規事業の展開について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、企業価値を高めるため事業規模の拡大をすべく、新規事業への取組みを積極的に進めております。 今後、メディカルサポート事業を中心に、将来に向けた新たなビジネスモデルの構築を目指しており、特に再生医療市場の活性化の実現を果たすべく取り組みに積極的に取り組んでまいります。 しかしながら、今後、再生医療等安全性確保法等の関連する法令や諸規則の制定、変更、規制等の動向により、医療機関における治療件数の増加が鈍化する可能性もあります。将来、上記のように再生医療を取り巻く環境において変化が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) D2C事業に係るリスクについて ① EC市場について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 国内EC市場の規模は年々拡大しており、当社グループのD2C事業と最も関連性が高い化粧品市場も同様に拡大しております。このような環境下において、当社グループはこれまでに培ったノウハウを活かして事業規模の拡大を図っておりますが、今後、ECサイトの利用者が増加せず、EC市場が期待どおりに拡大しない場合等には、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 商品の販売または提供について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 D2C事業においては、製造委託先で製造した商品を仕入れた上で、お客様へ販売しております。当社グループは、製造委託先における品質管理体制の確認または検品体制を整備する等、お客様へ提供する商品の品質管理を徹底しております。しかしながら、万一、商品に重大な契約不適合が発生し、お客様が損害を被った場合には、その損害賠償請求等によって、当社グループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ③ EC商品の差別化について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、製造委託先とともに商品を開発、製造し、当社グループサイトにおいて販売しております。当社グループは、商品製造以外のバリューチェーンを構築することでビジネスモデルを確立してまいりました。今後もこれまでD2C事業で培った経験等を活用して提携OEM工場とともに商品開発を推進してまいりますが、商品製造にあたって製造委託先の協力が得られない等の事象が発生し、販売する商品の差別化ができなくなった場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 市場ニーズへの適合 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 新製品・新ブランドの開発・育成及びマーケティング活動が市場ニーズに適合しているかどうかが当社グループの売上及び利益に大きな影響をもたらします。当社グループでは、市場ニーズに応えるため、魅力的な新製品の開発、マーケティング活動による新製品及び現行主力製品・既存ブランドの強化・育成を継続的に行っております。しかしながら、当該活動はその性質上、さまざまな要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 広告宣伝費について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、個人顧客へEC商品を直接販売する機会を拡大するため、広告宣伝費を積極的に投資することがあります。広告媒体の選別や広告表現のブラッシュアップ等により、顧客開拓の効率化を進めておりますが、今後、広告料金の高騰や宣伝効率の悪化等により広告宣伝費が増加した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 特定商品への依存について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループの主力商品である「HADA NATURE クレンジング」及び育毛炭酸ヘッドスパ「sodatel」は、D2C事業の売上高の大半を占めております。 しかしながら、当該商品等への依存が低減できていない状況において、当該商品等が販売不振により販売量が大きく低下した場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 風評被害について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、化粧品を取り扱っており、その安全性や広告表現については関連法規を遵守し、独自の基準を設けて厳しく管理しておりますが、当社グループの取扱商品や原材料と同一または類似した商材において、一般市場にて安全性に疑義が生じるような事態が発生した場合、風評被害が発生するリスクがあり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 物流業務について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、製造委託先から納品される商品の梱包、発送等に関する業務、顧客への商品の受け渡し、商品代金回収業務等の物流関連業務を外部に委託しております。当社グループは、委託先の管理には万全を期すことによりリスクの低減を図っておりますが、委託先のサービス遅延及び障害等が発生し、当社グループ顧客からの信用が低下した場合には、当社グループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ⑨ 製造委託先との取引について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループのEC商品は、当社グループで企画・販売しておりますが、製造については特定の製造委託先に外部委託しております。当社グループは、委託先との良好な関係を維持するとともに委託先の管理には万全を期すことによりリスクの低減を図っておりますが、製造にあたり提携OEM工場が天災、火災、労働争議、伝染病等により操業不能になった場合もしくは製造委託先との急な契約の解消など不測の事態が生じた際には、当社グループ商品の円滑な供給に支障をきたすことが考えられ、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 また、製造委託先のうち、主要な1社(ホシケミカルズ株式会社)への依存度が相対的に高くなっております。現在、当社グループと製造委託先との取引関係は良好に推移しており、今後も良好な取引関係の維持に努めてまいりますが、契約条件の変更や契約解除があった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 経営上の重要な契約について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループの経営上重要と思われる契約の概要は、「第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」に記載の通りであります。当該契約が期間満了、解除、その他の理由に基づき終了した場合、もしくは当社グループにとって不利な改定が行われた場合、または契約の相手方の経営状態が悪化したり、経営方針が変更されたりした場合には、当社グループの事業戦略及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑪ 過剰在庫及び在庫不足について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、商品を仕入れて、注文の都度出荷することから、取扱商品の在庫リスクが常に存在しております。当社グループは、既存商品については過去の販売実績に基づく需要予測、新商品については過去の類似商品の販売実績を参考とした需要予測に基づき発注していますが、顧客ニーズの変化等により、過剰在庫及び不足在庫が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑫ 返品・交換について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、EC商品到着後8日以内であれば、お客様にお買上げいただいた商品の返品・交換を受け付けております。そのため、恒常的に返品・交換が発生し得る状況でありますが、現状その数は僅少であり、影響は軽微であります。しかしながら、何らかの理由により見込を大幅に超えて返品・交換が発生するような場合には、返送品の処理、代替商品の配送等、追加的な費用が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) メディカルサポート事業に係るリスクについて ① 血液加工サービス等について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループが展開する血液加工サービスについては、当社グループがこれまでに培ったノウハウ、効能効果・認知度の向上等に伴い事業規模の拡大を図っておりますが、今後、新しいサービスや治療方法・創薬等の開発がなされ、当社グループが展開する血液加工サービスの利用者が増加せず、期待どおりに拡大しない場合等には、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ② サービス及び製品等の提供について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループが展開する血液加工サービスは、品質管理体制の確認・検品・出荷体制をグループ一体となって整備する等、品質管理を徹底しております。しかしながら、万一、サービス又は製品等に重大な契約不適合が発生し、お客様が損害を被った場合には、その損害賠償請求等によって、当社グループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ③ 研究開発について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループでは、加工受託サービスを展開しているPDF-FDを用いた治療について各種診療領域での有効性評価などの研究を継続的に実施しております。一方、今後の研究方法や具体的な事業推進の内容によっては、現状よりも多額の研究開発費を投入することにより当社グループの経営成績や財政状態等が現状と大きく変化する可能性があります。また、当該研究開発に伴い立ち上げた事業等に成果が得られなかった場合、当社グループの事業計画等に支障が生じ、今後の事業戦略や経営成績等に影響を与える可能性があります。 ④ 品質・安全性の確保及び製造・生産体制について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 細胞を含んだ加工受託サービスを行う場合には「再生医療等安全性確保法」に基づく規制を受けることとなり規制の厳格化等により今後の当社グループの事業戦略や経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 関連当事者取引に関するリスク 発生可能性:高、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 株式会社Japan Medical & Beautyは、当社の親会社であるSBCメディカルグループ株式会社の取締役の相川佳之氏が100%出資する法人であります。一般的に関連当事者との取引は、対等な立場で取引が行われているとは限らず、事業上の合理性のない取引が行われたり、取引価格を恣意的に調整することにより、不適切な収益認識が行われる可能性があります。当社グループは、関連当事者取引を行う場合には、取引の合理性や取引価格の妥当性の検証を含めて、当社の取締役会で十分に審議して決議した上で実施するものとしております。また、取締役会に実施状況を定期的に報告するとともに、監査役会による監査や内部監査における監査で取引内容等のチェックを行うことで、取引の健全性及び適正性の確保に努めてまいります。今後、何らかの理由により関連当事者取引に対するガバナンスが機能しない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当連結会計年度における関連当事者との重要な取引は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 関連当事者情報」に記載しております。 ⑥ 製造物責任について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループが展開する血液加工受託サービスや製品に関しては厳格な品質管理体制を構築し、品質確保に努めております。また、当社グループが事業を遂行していく中で、予期せぬ品質問題や健康被害等が絶対に発生しないという保証はないことから、当社グループは、万全を期すために予め製造物責任保険を付保しております。しかしながら、当該保険が当社グループにおいて最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるとは限らず、万が一、当社グループが提供する製品等に重大な不具合や欠陥が発生した場合には、当社グループの社会的信頼性に重大な影響を与え、多額の費用又は損失の発生や売上高の減少により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) 全社に係るリスクについて ① 特定人物への依存について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループの代表取締役社長である佐俣文平は、当社グループの経営方針や事業戦略の決定及びその遂行について重要な役割を果たしております。当社グループは、取締役会やその他会議体において役職員への情報共有や権限委譲を進めるなど組織体制の強化を図りながら、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を目指しております。 しかしながら、何らかの理由により同氏に過度に依存しない経営体制の構築が進まない場合または同氏が当社グループの経営執行を継続することが困難になった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 法的規制について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律をはじめとする法規制、品質に関する基準及びインターネット上の事業展開において各種法規制等を受けております。当社グループはコンプライアンスとCSRに基づく倫理的行動に万全を期していますが、今後、これらの法規制等が変更された場合、また予測できない法規制等が新たに設けられた場合には、当社グループの事業活動が制限され、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社は2013年12月、健康食品の販売に関して、不当景品類及び不当表示防止法に違反する行為があったとして、消費者庁から措置命令を受けております。これに対して、当社グループは、社内における各関連部門及び法務部門において、広告掲載前における広告内容の審査、商品の取扱いやサイト上の表示方法及び販売方法に関する事前調査を行い、必要に応じて行政当局や顧問弁護士等に相談するとともに、法務の体制強化を推進して再発防止に努めております。 当社グループは、このように適切な事業運営に努めており、現時点において重大な法律問題はないものと認識しておりますが、今後法規制における解釈、運用の変化や規制の強化、新たな規制の制定等により、より厳格な対応が求められることとなった場合には、当該規制等の動向により当社グループの事業展開、業績に重大な影響を与える可能性があります。また、広告表現について、行政当局との規制の解釈に対する意見の相違等によって行政処分を受けた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ 知的財産権について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、商品やサービスに使用する商標権及び特許権について、事前の先願登録調査で類似のものが存在しないことを確認して出願しておりますが、この出願の審査結果を待たずに先行して使用を開始する場合もあり、また、他社による出願から公開までには相応の期間かかるため、企画が進んでいる最中に他社の知的財産権を侵害してしまう事態が生じた場合には、当社グループの事業展開、業績に影響を与える可能性があります。 ④ システムトラブルについて 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループの事業は、インターネット環境により行われており、サービスの安定供給のために適切なセキュリティ対策を実施しております。しかし、ハードウェアの不具合、人為的なミス、コンピューターウィルス、第三者によるサーバーやシステムへのサイバー攻撃、自然災害等の予期せぬ事象の発生によって、想定しないシステムトラブルが発生した場合は、当社グループの事業活動に支障が生じ、事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 個人情報の管理について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループは、サービスの提供に際して個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱業者としての義務が課されております。当社グループは、外部漏洩の防止はもちろん、不適切な利用、改ざん等の防止のために情報セキュリティ規程を制定して個人情報の取り扱いを厳格に管理するとともに、全従業員を対象とした社内教育も定期的に行っております。しかしながら、外部からの不正アクセス、その他想定外の事態の発生により個人情報が社外に流出した場合、当社グループの事業及び業績、社会的な信用に影響を与える可能性があります。 ⑥ 内部管理体制について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、更なる事業の拡大や継続的な成長のために、今後も内部管理体制を充実・強化させていく方針でありますが、事業の拡大に合わせた適時・適切な人員配置等、組織的な対応ができなかった場合は事業の拡大や継続的な成長の妨げとなり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 自然災害、事故等について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループでは、自然災害、事故等に備え、定期的なコンピュータシステム、データベースのバックアップ、稼働状況の常時監視等によるトラブルの事前防止または回避に努めておりますが、当社グループ所在地近辺において、大地震等の自然災害の発生により、当社グループ設備の損壊や電力供給の制限等の事業継続に支障をきたす場合は、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 税金負担について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループでは、過年度に生じた税務上の繰越欠損金があるため、課税所得が減殺され、納税負担額が軽減されております。今後の業績推移によって、税務上の繰越欠損金の全額が使用できず、納税負担額を軽減できない可能性があります。また、税制改正の内容によっては、繰越欠損金の使用が制限され、納税負担額を軽減できない可能性があります。繰越欠損金が解消された場合、通常の税率に基づく法人税等が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ 人材の確保及び定着について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、継続的な事業拡大や新規事業の推進のためには、優秀な人材の確保及び定着が最も重要であると認識しております。当社グループは今後も一定以上の水準を満たす優秀な人材の確保及び社内教育に努めていく方針でありますが、当社グループが求める優秀な人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や人材流出が進んだ場合には、経常的な業務運営及び新規事業の拡大等に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 小規模組織であることについて 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは小規模組織であり、現在の組織及び管理体制もこれに応じたものになっており、今後、事業拡大に応じた組織の整備や管理体制の充実を図る予定であり、引き続き人材採用を積極的に進めてまいります。しかしながら、事業の拡大に応じた組織整備や管理体制の拡充が順調に進まなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 訴訟発生について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当連結会計年度において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておらず、また、リスク・コンプライアンス規程を制定し、役職員に対して当該規程を遵守させることで法令違反等の発生リスクの低減に努めております。しかしながら、将来、当社グループ役職員の法令違反等の有無にかかわらず、ユーザや取引先、第三者との間で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展する可能性があります。提起された訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:権利行使期間内、影響度:中 当社グループは、当社グループの取締役及び従業員に対して、業績向上に対する意欲を高めることを目的としたストック・オプションとして新株予約権を発行しております。ストック・オプションが権利行使された場合には、当社グループ株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、本書提出日現在、新株予約権による潜在株式数は154,468株であり、発行済株式総数3,632,668株の4.3%に相当しております。 ⑬ 配当政策について 発生可能性:事業計画の進捗状況による、発生する可能性のある時期:未定、影響度:中 当社グループは、株主に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しております。利益還元策の決定にあたっては、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状態や今後の事業計画等を十分に勘案し実施していく所存であります。しかし、現段階においては、当社グループの成長を加速させるとともに、財務面での健全性を強化し、経営における成長性と安全性の均衡を図ることこそが株主の利益に資するとの判断に基づき、内部留保資金の確保を優先し、剰余金の配当は行わないことを基本的な方針としております。なお、今後の配当の実施及びその時期については未定であります。 ⑭ 有利子負債依存度について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、運転資金を主に金融機関からの借入金により調達しており、当社グループの総資産額に占める有利子負債の割合は、2025年9月末において22.9%となっております。今後におきましては、資金調達手段の多様化に積極的に取り組むことにより自己資本の充実に注力する方針でありますが、市場金利が上昇する局面においては支払利息等の増加により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,207字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴う個人消費の増加やインバウンド需要の拡大等により景気回復への期待が高まっているものの、依然として不安定な海外情勢の中、米国の関税政策の不確実性も加わるなど、先行きが不透明な状況にて推移しております。 このような状況の下、当社グループにおいては、祖業であるD2C(Direct to Consumer)事業で培ってきたノウハウを活用して、再生医療を中心とする医療領域への展開を強化した上で、新しいプロダクトを創出するメーカー機能と市場開拓を推し進めるメディカルサポートの機能の両軸の経営に取り組んでまいりました。 その結果、当連結会計年度における当社グループの業績については、D2C事業において広告投資を抑止したことで新規顧客の獲得が下回り売上高は弱含んで推移したものの、主としてメディカルサポート事業における原材料販売が好調に推移したことで、前年同期及び期初計画の各段階利益を上回る結果となりました。 以上の結果、当連結会計期間の売上高は1,960,902千円(前年同期比0.9%増)、営業利益150,940千円(前年同期比169.0%増)、経常利益152,398千円(前年同期比165.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益44,090千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失17,405千円)となりました。 セグメントの概況は、次のとおりであります。 (メディカルサポート事業) メディカルサポート事業においては、主力の「血液由来加工サービス」の事業において、営業体制の強化のための積極的な人的投資(新規採用)を図ったことにより、既存の提携院への情報提供や業務連携が強固になり受注件数は着実に伸長いたしました。新規の提携院の獲得においては、地域特性を鑑みた営業代理店の活用を行ったことで提携院数は堅調に増加いたしました。 また、セルプロジャパンを中心とした「原料販売事業」においては、安全性・品質面において高い信頼を得られていることを背景として、新規のOEM製品の受注数が伸長し、既存顧客との安定した製品取引と相まって、業績は堅調に推移いたしました。 この結果、同事業における当連結会計年度のセグメント売上高は999,012千円(前年同期比59.3%増)、セグメント利益は216,103千円(前年同期比237.7%増)となりました。 (D2C事業) D2C事業においては、顧客獲得単価の上昇を踏まえ、LTV最大化を重視する方針への戦略的転換を図り、広告投資を抑制いたしました。その結果、新規顧客の獲得は想定を下回ったものの、CRM施策の強化によりロイヤルカスタマーの購買継続率は堅調に推移し、顧客単価の維持にもつながりました。 この結果、同事業における当連結会計年度の売上高は952,586千円(前年同期比27.6%減)、セグメント利益は294,801千円(前年同期比23.5%減)となりました。 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末と比べて72,673千円減少し、1,781,888千円となりました。主な要因としましては、売掛金の増加127,317千円があった一方で、現金及び預金の減少203,029千円があったことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末と比べて138,324千円増加し、1,417,275千円となりました。主な要因としましては、のれんの償却による減少122,383千円があった一方で、建設仮勘定の増加244,237千円があったことによるものであります。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末と比べて94,044千円増加し、691,728千円となりました。主な要因としましては、未払金の増加69,991千円によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末と比べて20,258千円増加し、415,785千円となりました。主な要因としましては、長期借入金の減少53,888千円があった一方で、資産除去債務の増加74,256千円があったことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比べて48,653千円減少し、2,091,650千円となりました。これは主に利益剰余金の増加44,090千円があった一方で、自己株式の取得による99,923千円の減少によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ203,029千円減少し、1,302,301千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は136,344千円(前連結会計年度は、48,657千円の資金の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益152,398千円の計上、のれん償却額122,383千円、売上債権の増加による減少110,580千円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は188,950千円(前連結会計年度は75,557千円の資金の支出)となりました。これは主に、有形固定資産購入による支出193,164千円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は150,424千円(前連結会計年度は112,147千円の資金の収入)となりました。これは主に、長期借入による収入146,000千円、長期借入金の返済による支出198,371千円、自己株式の取得による支出99,923千円があったことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは事業内容が複数にわたっており、受注生産の重要性が乏しいことから、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループは事業内容が複数にわたっており、受注生産の重要性が乏しいことから、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) D2C事業   952,586   △27.6 メディカルサポート事業   999,012   59.3 その他   9,303   - 合計   1,960,902   0.9 (注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。その内容等については、(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況に記載しております。 (主な相手先別販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合) 相手先   第20期連結会計年度 (自2024年10月1日 至2025年9月1日) 金額(千円)   割合(%) 株式会社Japan Medical&Beauty   307,464   15.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.売上高 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 b.売上原価、売上総利益 当連結会計年度の売上原価は401,795千円(前年同期比2.0%増)となりました。当連結会計年度における売上原価率は20.5%となり、前連結会計年度の売上原価率20.3%より0.2ポイント増加しております。 以上の結果、当連結会計年度における売上総利益は1,559,107千円(前年同期比0.6%増)となりました。 c.販売費及び一般管理費、営業利益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,408,166千円(前年同期比5.7%減)となりました。当連結会計年度における売上高に対する割合は71.8%となり、前連結会計年度の売上高に対する割合76.8%より5.0ポイント減少しております。 これは主に広告宣伝費135,222千円、支払報酬103,705千円、のれん償却額122,383千円を計上したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度における営業利益は150,940千円(前年同期比169.0%増)となりました。 d.経常利益 当連結会計年度における営業外収益は13,366千円(前年同期比101.3%増)となりました。これは、主に償却債権取立益10,600千円を計上したことによるものであります。また、当連結会計年度における営業外費用は11,908千円(前年同期比118.8%増)となりました。これは、主に支払利息8,600千円を計上したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度における経常利益は152,398千円(前年同期比165.9%増)なりました。 e.当期純利益 当連結会計年度における当期純利益につきましては主に法人税、住民税及び事業税111,956千円(前年同期比48.6%増)の計上をしたことにより、44,090千円となりました。 ロ.財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、3,199,164千円となり、前連結会計年度末と比べて65,650千円の増加となりました。 当連結会計年度末における負債は、1,107,514千円となり、前連結会計年度末と比べて114,303千円の増加となりました。 当連結会計年度末における純資産は、2,091,650千円となり、前連結会計年度末と比べて48,653千円の減少となりました。 主な増減内容については「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 以上の結果、財務指標としては、自己資本比率が前連結会計年度末の68.2%から65.1%に減少いたしました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは商品仕入、販売費及び一般管理費に含まれる広告宣伝費であります。これらの運転資金につきましては内部資金または銀行からの借入により資金調達することとしております。また、一時的な資金の不足については、3億円の当座貸越枠を設定し、必要資金を適時に確保する体制を整えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案して合理的に見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたり用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 中長期的な会社の経営戦略 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑦ 継続企業の前提に関する重要事象等について 該当事項はありません。

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開示資料

出典

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