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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アクシージア

AXXZIA Inc.4936 · Standard · 化学

エステサロン向けスキンケアを祖業に、中国市場を中心にECとリテールで成長する化粧品メーカー。

概要

株式会社アクシージアは、化粧品と健康補助食品の製造・販売を主事業とする企業である。2012年に社名を変更し、美容施設向けのスキンケアブランドを皮切りに、小売市場向けのアイケアやエイジングケア製品を展開。2021年に東京証券取引所マザーズに上場し、その後プライム市場を経てスタンダード市場に移行した。2025年7月期の売上高は135億円、従業員数は248名。中国市場を主要な売上基盤としながら、日本や東南アジア、北米への販路拡大を進めている。

化粧品事業の単一セグメントで構成されるグループ

当社グループは、アクシージアを中心に9つの連結子会社から構成され、化粧品事業のみを単一セグメントとして報告している。2025年7月期末時点で、日本国内のエステサロン向け販売では1,179店舗、リテール向けでは2,267店舗を顧客として持つ。中国本土ではXiaozi Cosmetic (Shanghai)やAXXZIA (Shenzhen)を通じてEC販売とサロン販売を展開し、香港・シンガポール・アメリカにも現地子会社を設置。グループ全体で、化粧品・健康補助食品の企画から製造、販売、物流までを手がける垂直統合型の体制をとる。

中国市場が売上の7割超を占める地域構成

2025年7月期の売上高135億円のうち、中国市場が約72%の97億円を占める。中国向け販売チャネルは、EC(Tmall Global、RED、Douyin、Kuaishouなど)が主力で、売上全体の65%を越える。サロン向けは中国で167店舗と減少傾向にあり、リテール(免税店など)は微増。日本市場はECを中心に伸び、前期比3倍超の25億円を記録。その他地域(北米、東南アジア等)も開拓中であるが、現時点では売上全体に占める割合は限定的である。中国市場への依存度が高い一方、日本や他地域での事業基盤確立を中期戦略に掲げている。

サロン専売と小売向けの二軸で製品を展開

製品ラインナップは、エステサロンなどの美容施設専用ブランドと、百貨店・EC向けの一般小売ブランドに大別される。サロン専売の最上位ブランド「ルシエル ド ローブ」は、高浸透・高保湿を特徴とし、業務用とホームケア用の両方を揃える。小売向けでは、エイジングケアを謳う「エイジーセオリー」、目もとケアに特化した「ビューティー アイズ」、透明感を訴求する「ザ ピュア ドリンク」などが柱。2025年7月期にはリニューアル品を含む20品目を新たに上市し、年間10SKU以上の新製品投入を目標としている。

連結子会社を通じた製造・販売・物流の内製化

グループの競争力強化のため、2022年に化粧品工場を持つ株式会社ユイット・ラボラトリーズを、2023年には化粧品販売会社の株式会社エムアンドディを買収。さらに2023年6月にアクシージアバリュークリエイター(EC/SNS運用)、同年9月にアクシージアテクノロジー(美容機器企画)を設立し、機能をグループ内に取り込んだ。物流面では静岡県小山町に自社物流センター「富士山麓PLC」を竣工し、倉庫業認可を取得。この内製化により、製品開発サイクルの短縮とコスト管理の効率化を図っている。

売上高は成長も、利益率は低下傾向

財務データによれば、売上高は2017年7月期の5億円から2025年7月期には135億円へと約27倍に拡大した。しかし、営業利益は2022年7月期の11億円をピークに減少傾向にあり、2025年7月期は5億円と前期比44%減。純利益も同期間に11億円から3億円へ減少した。理由として、2024年に買収したエムアンドディ社の原価率が高く連結の売上原価率が悪化したこと、人件費増加、中国市場での競争激化に伴う販促費増などが挙げられる。自己資本比率は79.1%と財務基盤は安定している。

業界の中での役割は美容業界向けの化粧品・健康補助食品メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
135億円
営業利益
5億円
営業利益率
3.7%
純利益
3億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01エステサロン運営事業者主力

プロ向けブランド『Le Ciel de L'aube』をサロン向けに直接販売および卸売。中国では現地子会社を通じた販売網を持つ。

主な製品・サービス1
Le Ciel de L'aube
エステサロン向けの高浸透・高保湿型スキンケアのフルライン。業務用とホームケア用を展開。

02一般消費者向けリテール・EC主力

百貨店、化粧品専門店、ECなどでBtoCブランドを展開。エイジングケア『AGTHEORY』、目もとケア『AXXZIA Beauty Eyes』などを販売。

主な製品・サービス2
AGTHEORY
糖化ケアをコンセプトにしたスキンケアと美容ドリンクのシリーズ。
AXXZIA Beauty Eyes
目もとケアに特化したスキンケアシリーズ。アイブライトエキスを配合した目もとシートが特徴。

03美容・ヘルスケア(海外)準主力

中国、香港、シンガポール、米国など海外市場向けに、自社ECや現地子会社を通じて販売。越境ECも展開。

製品と技術

サロン専売最上位ブランド「ルシエル ド ローブ」

「ルシエル ド ローブ」は、エステサロンなどの美容施設専用として開発された高価格帯スキンケアフルラインである。三大技術特長として、浸透性を高める「浸透圧水」の採用、細胞壁と同じリン脂質からなる微細カプセルへの有効成分内包、エイジングケア効果が研究されるイチョウ葉エキスの配合を掲げる。製品ラインナップはクレンジング、洗顔、化粧水、乳液、アイクリーム、リッチクリーム、シートマスク、目もと美容液と多岐にわたる。2025年7月期時点で日本国内のサロン取扱店舗は1,179店舗、中国本土では167店舗に展開している。

糖化ケアをコンセプトとする「エイジーセオリー」

「エイジーセオリー」は、一般小売市場向けのエイジングケアシリーズで、スキンケア製品と美容ドリンク「AGドリンク」を融合させた「内外美容」を提案する。スキンケアにはセイヨウトチノキ種子エキス・セイヨウオオバコ種子エキス・ユキノシタエキスの3種のハーブを厳選配合。美容ドリンクにはマンゴスチン、オリーブ、緑茶など13種類の植物由来成分を組み合わせている。2025年7月期には「AGドリンク」を第7世代から第8世代へリニューアルし、中国市場での需要喚起を図った。このブランドは同社の中核製品群であり、中国ECでの売上を牽引する。

目もと特化ブランド「ビューティー アイズ」

「ビューティー アイズ」は、目もとケアに特化したスキンケアシリーズである。代表成分として「アイブライトエキス」を採用し、目もとシート「エッセンス シート」は綿花種子の産毛を100%使用した厚さ0.3mmの極薄シートで、密着性と保液性を両立。2025年7月期にはプレミアム版「エッセンス シート プレミアム プラス」に加え、目もと美容液と目もとクリームのリニューアルを実施。このブランドは日本国内のECやドラッグストアで販売され、競合の少ないニッチ市場で一定のシェアを獲得している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化粧品・健康食品で差別化、海外シフト途上

同社は化粧品や健康食品を中心に展開する化学系企業。売上は2023年7月期の113億円から2025年7月期には135億円と増加したが、営業利益率は7.38%から3.7%へ大きく低下した。業界内では、コージンバイオが類似のバイオ化粧品事業を手がけ、北の達人コーポレーションが通販で競合する。東洋紡やクラレといった大手化学メーカーと比べると規模は小さいが、特定の機能性素材やオーガニック系製品で差別化を図る。海外比率は低く、国内市場に依存しつつ、アジア展開を模索する段階にある。

強み

  • 化学技術を活かした独自成分で商品差別化を実現している。
  • 直近2期で売上は約20%増加、市場ニーズを捉えている。
  • 主要製品で一定の知名度があり、リピーター基盤を有する。
  • 化学メーカーとしての技術蓄積を新製品開発に活用。

課題

  • 営業利益率3.7%と低水準、販管費や原材料高が収益を圧迫。
  • 海外売上比率が低く、成長市場でのプレゼンスが不足。
  • 大手化学メーカーや同業との競争が激しく、独自性の維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がアクシージア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14623アサヒペン84億円9.5倍
24624イサム塗料82億円10.4倍
34937Waqoo82億円34.0倍
44932アルマード80億円13.7倍
54531有機合成薬品工業80億円25.1倍
64936アクシージア77億円
74925ハーバー研究所68億円8.6倍
84625アトミクス62億円4.8倍
9542Aビタブリッドジャパン61億円5.9倍
104990昭和化学工業61億円8.7倍
114929アジュバンホールディングス60億円41.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

オリエンティナ化粧品からアクシージアへ改称した2012年

当社の前身はオリエンティナ化粧品株式会社。2012年11月、社名を株式会社アクシージアに変更し、資本金を10百万円に増資した。社名の「アクシージア」は「アジア(ASIA)」と「AZIA(アジアの美)」を組み合わせた造語で、アジア市場を意識したブランド構想の第一歩となった。翌2013年4月には本社を東京都新宿区西新宿六丁目に移転し、同5月に化粧品製造販売業許可と製造業許可を取得。同年9月には美容施設向けスキンケアブランド「ルシエル ド ローブ」を上市し、サロン専売ルートへの参入を果たした。

小売市場へ進出した2016年~2017年

2016年5月、一般消費者向け目もとケアブランド「ビューティー アイズ」を上市。同年8月にはサプリメントブランド「ヴィーナス レシピ」を投入し、小売ECチャネルへの本格進出を開始した。2017年11月には大阪営業所を開設し、関西エリアのサロン・小売網を拡充。この時期、売上高は2017年7月期の5億円から翌期には22億円へと急成長し、中国市場開拓のための資金を蓄えた。美容施設向けに依存していたビジネスモデルを、一般消費者向け製品へと多角化させる基盤を築いた。

中国進出と傘下企業設立に動いた2018年

2018年4月、中国市場攻略の拠点としてXiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.(100%)を上海に設立。同時にAXXZIA (HongKong) International Limitedも香港に設立し、アジア販売網の足がかりを作った。資本金を38百万円、さらに98百万円へ増資し、静岡県小山町に工場建設用地を取得。中国の大手ECプラットフォーム「RED(小紅書)」と「Tmall Global(天猫国際)」に旗艦店を出店し、越境EC販売を開始。また、小売向けエイジングケアブランド「エイジーセオリー」を上市し、福岡営業所も開設した。この年、売上高は34億円に達している。

東証マザーズへ上場し直営店をオープンした2021年

2021年2月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。同時にサロン専用業務用製品「ザ ビー プロ」を上市した。同年3月には銀座に初の直営店舗「AXXZIA GINZA SIX店」を開設し、ブランドプレゼンスの向上を図った。5月には中国の動画アプリ「Douyin(抖音)」に旗艦店を出店し、ライブコマースへの対応を強化。上場により調達した資金を海外展開とブランド投資に振り向け、売上高は2021年7月期に58億円まで成長した。

子会社買収と市場区分変更が相次いだ2022年

2022年4月、化粧品製造子会社の株式会社ユイット・ラボラトリーズを完全子会社化。これにより、自社製造能力を獲得し、製品開発サイクルの短縮を目指した。同月、東証の市場区分見直しに伴いマザーズからグロース市場へ移行。さらに中国の動画アプリ「Kuaishou(快手)」に旗艦店を出店し、中国ECプラットフォームを4つに拡大。2022年7月期の売上高は82億円、営業利益は11億円と過去最高を記録したが、その後利益は減少に転じる。

プライム市場昇格と新たな子会社設立が続いた2023年

2023年2月、東証グロース市場からプライム市場へ市場区分を変更。しかし、同年9月にはプライムからスタンダード市場へ再び移行した。2023年6月、EC・SNS運用代行のアクシージアバリュークリエイターを設立。同年9月には、シンガポール法人(AXXZIA Cosmetic Singapore)、アメリカ法人(AXXZIA Cosmetic USA)、美容機器子会社(アクシージアテクノロジー)を相次いで設立するとともに、化粧品販売会社の株式会社エムアンドディを買収。自社物流センター「富士山麓PLC」を竣工し、倉庫業認可を取得。小売向けウェルネスブランド「レヴウェル」、ヘアケアブランド「ナイス グロウ」「メデュラックス」を上市。TikTok Shopにも旗艦店を出店した。

エムアンドディ連結で売上拡大も利益減となった2024~2025年

2024年2月に子会社化したエムアンドディ社の通年連結効果により、2025年7月期の売上高は前期比10.5%増の135億円と過去最高を更新した。しかし、同社の低採算構造がグループ全体の利益率を押し下げ、営業利益は前期比44.1%減の5億円、純利益は同59.6%減の3億円に落ち込んだ。中国市場では消費マインド低迷が続き、主力の「AGドリンク」リニューアルや新製品投入で需要喚起を図ったが、EC売上は微減。日本国内ではECが大幅に伸び、GINZA SIX店のリニューアルや渋谷ヒカリエShinQs店のオープンなど直営店戦略を強化した。

年表15件を開く

2010年代

  • 2012年11月社名をオリエンティナ化粧品株式会社より株式会社アクシージアへ変更。資本金を10百万円に増資。
  • 2013年4月東京都新宿区西新宿六丁目に本社を移転。
  • 2013年5月化粧品製造販売業許可取得 許可番号(13C0X11007)化粧品製造業許可取得 許可番号(13CZ200772)
  • 2013年9月美容施設向けスキンケアブランド「ルシエル ド ローブ」を上市。
  • 2016年5月小売市場向け目もとケア・スキンケアブランド「ビューティー アイズ」を上市。
  • 2016年8月小売市場向けサプリメントブランド「ヴィーナス レシピ」を上市。
  • 2017年11月大阪府大阪市中央区に大阪営業所を開設。
  • 2018年4月Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.を連結子会社(100%)として設立。 AXXZIA (HongKong) International Limitedを連結子会社(100%)として設立。資本金を38百万円に増資。資本金を98百万円に増資。静岡県駿東郡小山町「富士山麓フロンティアパーク小山」に工場建設用地として土地を取得。中国大手ECプラットフォーム「RED(小紅書)」(注1)にアクシージア旗艦店を出店。中国大手ECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」(注2)にアクシージア旗艦店を出店。小売市場向けスキンケアブランド「エイジーセオリー」を上市。福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設。

2020年代

  • 2021年2月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。サロン専売業務用「ザ ビー プロ」を上市。
  • 2021年3月初の直営店舗「AXXZIA GINZA SIX店」をオープン。
  • 2021年5月中国大手モバイルビデオアプリ「Douyin(抖音)」(注3)にアクシージア旗艦店を出店。
  • 2022年4月M&A株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得し、連結子会社化(100%)。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所グロース市場に移行。中国大手モバイルビデオアプリ「Kuaishou(快手)」(注4)にアクシージア旗艦店を出店。
  • 2023年2月上場東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場に上場市場区分変更。
  • 2023年6月株式会社アクシージアバリュークリエイターを連結子会社(100%)として設立。
  • 2023年9月上場AXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd.を連結子会社(100%)として設立。株式会社エムアンドディの全株式を取得し、連結子会社化(100%)。静岡県駿東郡小山町に自社物流センター「富士山麓PLC(注5)」を竣工。 AXXZIA Cosmetic USA Ltd.を連結子会社(100%)として設立。小売市場向けウェルネスブランド「レヴウェル」を上市。 Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.がAXXZIA (Shenzhen) International E-Commerce Co.,Ltd.を連結子会社(100%)として設立。(当社の孫会社)株式会社アクシージアテクノロジーを連結子会社(80%)として設立。サロン専用ヘアケアブランド「ナイス グロウ」を上市。小売市場向けヘアケアブランド「メデュラックス」を上市。自社物流センター「富士山麓PLC」が倉庫業の認可を取得。「TikTok Shop」(注6)にアクシージア公式旗艦店を出店。東京証券取引所プライム市場から東京証券取引所スタンダード市場に上場市場区分変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 新製品上市数10SKU/年以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製品・市場特定化戦略による局所ナンバーワン

    強みを活かせるセグメントに経営資源を集中し、局所的ナンバーワンを目指す。特に中国市場の成長を取り込み、日本や東南アジアなど他地域へも展開を強化する。

  2. 02

    中国市場での優位性を活かした事業展開

    中国の市場調査に基づく製品開発やNMPA認可体制を強みに、中国需要を取り込む。中国で培ったノウハウを他地域に応用し、グローバル事業を拡大する。

  3. 03

    機動力を活かした迅速な製品開発

    組織の機動力を生かし、毎年10SKU以上の新製品を開発・上市。自社工場と委託先の併用で開発サイクルを短縮し、主力製品のライフサイクル長期化を図る。

  4. 04

    内外美容を軸とした製品ラインアップ拡充

    化粧品とインナーケア製品を連携させる「内外美容」コンセプトでブランド差別化を図り、相乗効果による美肌効果とブランド存在感向上を目指す。

  5. 05

    戦略的広告投資の強化

    中国ではKOLやSNS(RED、Douyin等)を活用したボトムアップマーケティングを継続。日本でもインフルエンサーとのタイアップ等で認知度向上に投資する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で248人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は617万円で、4期前と比べて+11.1%平均年齢は35.3歳、平均勤続年数は2.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年7月55533.41.897
2022年7月58534.01.9167
2023年7月60834.42.5185
2024年7月61934.62.4258349
2025年7月61735.32.7248202

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率55.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 5 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
富士山麓PLC — 静岡県駿東郡小山町735百万円
化粧品事業
株式会社ユイット・ラボラトリーズ — 山梨県北杜市449百万円
化粧品事業
本社 — 東京都新宿区94百万円
化粧品事業
Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc. — Shanghai, China87百万円
化粧品事業
AXXZIA GINZA SIX店 — 東京都中央区19百万円
化粧品事業
AXXZIA (Shenzhen) International E-commerce Co.,Ltd. — Shenzhen, China18百万円
化粧品事業
株式会社エムアンドディ — 福岡県福岡市南区9百万円
化粧品事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 ユイット・ラボラトリーズ(注)1
    山梨県 北杜市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アクシージアバリュークリエイター(注)1
    東京都 新宿区
    議決権70.0%
  • 海外
    AXXZIA (HongKong) International Limited (注)1
    中国(香港)
    議決権100.0%
  • 海外
    AXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd. (注)1
    シンガポール ロビンソン・ロード
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エムアンドディ(注)1
    福岡県 福岡市南区
    議決権100.0%
  • 国内
    AXXZIA Cosmetic USA Ltd. (注)1
    アメリカ カリフォルニア州
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アクシージアテクノロジー(注)1
    東京都 新宿区
    議決権80.0%
  • 海外
    AXXZIA (Shenzhen) International E-Commerce Co., Ltd. (注)1
    中国 深セン市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は135億円営業利益5億円前期と比べると増収減益で、売上が+10.7%、利益が-44.4%。

売上高
+10.7%
135億円
営業利益
-44.4%
5億円
純利益
-62.5%
3億円
営業利益率
3.7%
前期比 -3.7%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高135億円135億円
営業利益-2億円5億円
純利益-1億円3億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は31億円、営業利益は0億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−16.2%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q28414.32
2023年4Q345
2024年1Q27311.13
2024年2Q27311.12
2024年3Q37410.83
2024年4Q31−1−3.20
2025年2Q6311.61
2025年4Q7245.62
2026年2Q6800.00
2026年3Q3100.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2017年7月期からの9期で、売上は5億円から135億円へ27.0倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。売上は8期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪府大阪市中央区に大阪営業所を開設。
2017年7月511
Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.を連結子会社(100%)として設立。 AXXZIA (HongKong) International Limitedを連結子会社(100%)として設立。資本金を38百万円に増資。資本金を98百万円に増資。静岡県駿東郡小山町「富士山麓フロンティアパーク小山」に工場建設用地として土地を取得。中国大手ECプラットフォーム「RED(小紅書)」(注1)にアクシージア旗艦店を出店。中国大手ECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」(注2)にアクシージア旗艦店を出店。小売市場向けスキンケアブランド「エイジーセオリー」を上市。福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設。
2018年7月2296
2019年7月34149
2020年7月43107
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。サロン専売業務用「ザ ビー プロ」を上市。
2021年7月58149
株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得し、連結子会社化(100%)。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所グロース市場に移行。中国大手モバイルビデオアプリ「Kuaishou(快手)」(注4)にアクシージア旗艦店を出店。
2022年7月821711
東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場に上場市場区分変更。
2023年7月1131913
2024年7月1229117.48
2025年7月135553.73

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高135億円のうち、営業利益として残るのは5億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.7%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金69.6%94億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
73.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.6pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.2pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
4.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年7月期は営業CFが8億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は36億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年7月7−32410
2020年7月2−1−119
2021年7月11−1401059
2022年7月8−84064
2023年7月7−4−9358
2024年7月8−6−16245
2025年7月8−2−15636

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年7月期の総資産は96億円。このうち返さなくてよい自己資本が76億円で、自己資本比率は79.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年7月3036.1
2018年7月127555.3
2019年7月2416864.1
2020年7月2923678.3
2021年7月83721187.0
2022年7月101841783.5
2023年7月107891883.2
2024年7月105852080.9
2025年7月96762079.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
40億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
40億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
17億円
在庫として抱えている分
負債合計
20億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率203社中24位あたり、逆に低いのは営業利益率203社中164位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.0%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
10.7%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥321で、1年前と比べて-27.7%過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。

¥321-0.9%1ヶ月+0.9%1年-27.7%時価総額77億円
過去52週の値幅
安値¥315高値¥562

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.97倍
配当利回り3.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は323円で、25日線334.09円を3.3%下回る。1ヶ月で6.12%下落。52週高値562円からは約42%下落し、52週安値315円に接近。RSIは19.22と売られ過ぎ圏。出来高は7/29に19.2万株と急増後、直近は3.6万株と低調。下値では買い支えが見られるが、上値は重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは算出不能で、PBRは0.973倍と同業界平均1.44倍を下回り割安に見えるが、ROEは4%と低く、収益性が低い。配当利回り3.1%は平均2.63%を上回るが、配当性向105.4%と配当が利益を上回っており、持続性に懸念。直近の営業利益率は3.7%へ低下傾向で、業績悪化が続けば評価修正のリスク。PBRの低さは成長性の低さを反映し、ほぼ妥当な水準。

指標この会社業種平均
PBR0.97倍1.41倍
ROE4.0%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は増加しているものの、営業利益率は急低下し、最終利益も減少。強気派は、海外需要の成長とコスト削減効果による利益回復を期待。弱気派は、広告宣伝費の増加による採算悪化や、中国景気減速の影響を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 海外成長

    海外売上高は伸長し、特にアジア市場での需要が拡大

  • 業績底入れ

    売上高は増加基調にあり、利益も下げ止まる可能性

  • 株主還元

    配当利回り3.1%と安定した配当を継続

  • 3期連続増収基調が続けば増益転換2026年下期影響

    売上高113→122→135億円と3期連続増収、増収基調が続けば営業利益5億円からの回復が視野

  • 営業利益率7.38%からの反転余地2026年Q2影響

    2025年7月期は営業利益率が前年7.38%から3.70%へ低下、コスト改善で元の水準に戻れば約10億円の利益

  • PBR0.973倍の割安水準で下値堅い通年影響

    株価323円、PBR0.973倍、配当利回り3.1%と割安指標が株価下値を支える

  • コスト削減で純利益3億円から反転2027年〜2028年影響

    純利益13→8→3億円と減少してきたが、固定費見直しで底打ちすれば増益反転

マイナスに働く材料7
  • 利益率悪化

    営業利益率は7.38%から3.7%へ半減

  • 広告依存

    プロモーション費用が嵩み、収益を圧迫

  • 中国リスク

    中国向け売上高比率が高い場合、景気減速の影響を受けやすい

  • 営業利益率3.7%への悪化がさらに進行2026年Q2影響

    営業利益は9→5億円、営業利益率7.38%→3.70%へ悪化、増収効果を打ち消している

  • 純利益3億円まで減り配当維持困難2026年下期影響

    純利益は8→3億円と急減、配当利回り3.1%を維持するには黒字確保が必須

  • ROE4%とPBR0.973倍の低収益スパイラル継続影響

    ROE4%と資本コストとの乖離が続き、PBR0.973倍の割安が継続

  • 大型投資の回収遅れで資金負担増2027年〜2028年影響

    売上高135億円に対し営業利益5億円、投資回収が遅れると資金負担が重し

次の決算で確かめる点
海外売上比率
海外成長の持続性を確認するため
広告宣伝費比率
売上増に対するコスト増加のバランスを測る
リピート率
顧客定着度とブランド力を示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは3.12%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
3.12%
いまの株価に対して
配当性向
105.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年7月1436.0
2024年7月2042.977.1
2025年7月10−50.0105.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ15,047人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.4%を占め、残る76.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他64.255.347.951.261.2
事業法人12.817.317.017.218.1
外国法人16.622.123.820.914.8
金融機関2.23.211.18.65.3
自己株式2.93.05.1
証券会社4.22.00.32.10.4
外国人個人0.10.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01CREATIVE TECHNOLOGY INDUSTRIAL LIMITED (常任代理人 みずほ証券株式会社)12.44
02創維国際株式会社9.96
03段 世純8.92
04段卓7.62
05段 暁維7.62
06株式会社イーグルファイナンス7.30
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.68
08武君4.48
09纐纈 暁久1.19
10雑賀 俊行0.66

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは4.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年7月560,76099,325
2018年7月2,027,548856,551179.5
2019年7月406882.1
2020年7月319937.6
2021年7月3627918.437.4
2022年7月4332514.320.4
2023年7月5235415.424.036.0
2024年7月323509.130.177.1
2025年7月143314.032.5105.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/7期の役員報酬は総額222百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
段卓代表取締役社長601,836,300
段暁維取締役副社長 マーケティング部 製造部担当421,836,300
武君常務取締役 中国現地法人 担当401,080,000
張輝常務取締役 営業企画・営業開発担当43
福井康人取締役 管理部担当60
荒川雄二郎取締役54
伊藤潤一取締役55
下森右子取締役53
宮島正裕監査役54
清水健次監査役58
奥田都修監査役54

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)618518531
社外取締役737375

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,645字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社9社で構成され、化粧品及び健康補助食品の製造・販売を主な事業としております。なお、当社グループは、化粧品事業の単一セグメントであるためセグメント別の記載は省略しておりますが、当社グループ各社の事業に係る位置付け、地域区分及び販売チャネルは、以下のとおりです。 会社名   主な事業の内容   地域区分   販売チャネル 当社   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 製造・販売) 当社が自社取扱化粧品等及び連結子会社向けの化粧品等を製造し、販売しております。   日本国内   ・エステサロン運営事業者への直接販売及び卸売業者を通じてのエステサロン運営事業者への卸売販売   ・当社及び国内外インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売   ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、国内免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、国内免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 中国本土   ・インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売   ・免税店運営事業者への卸売販売 連結子会社 Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売) 連結子会社であるXiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.が当社から仕入れ、販売しております。   中国本土   ・卸売業者を通じてのエステサロン運営事業者への卸売販売   ・自社及びインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 連結子会社 株式会社エムアンドディ   化粧品事業 (化粧品・美容機器の販売)   日本国内   ・自社及びインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売   ・量販店運営事業者への卸売販売 連結子会社 株式会社ユイット ・ラボラトリーズ   化粧品事業 (化粧品の製造・販売)   日本国内   ・化粧品小売店、薬局への卸売販売   ・化粧品及び医薬部外品の製造受託   ・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 連結子会社 株式会社アクシージア バリュークリエイター   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売チャネル運営代行)   日本国内   ・ECサイト、SNSアカウント運用のコンサルティング業務 連結子会社 AXXZIA (HongKong) International Limited   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売) 連結子会社であるAXXZIA (HongKong) International Limitedが当社から仕入れ、販売しております。   香港   ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 連結子会社 AXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd.   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売)   シンガポール   ・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売   ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 連結子会社 AXXZIA Cosmetic USA Ltd.   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売)   アメリカ   ・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売   ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 連結子会社 株式会社アクシージア テクノロジー   化粧品事業 (美容機器の企画・販売)   日本国内   ・当社及びグループ各社への美容機器の卸売販売 連結孫会社 AXXZIA (Shenzhen) International E-commerce Co., Ltd.   化粧品事業 (化粧品・健康補助食品のEC販売チャネル運営支援)   中国本土   ・当社及びグループ各社におけるグローバルECの運営及び既存ローカルECチームの統括業務 販売チャネル及び取扱製品の詳細は以下のとおりです。 (1)販売チャネル ① 中国向け a.エステサロン 取扱店舗数は167店舗(2025年7月末現在)であり、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.が卸売業者を通じて販売を行っております。 b.EC Tmall Global(天猫国際)、RED(小紅書)、Douyin(抖音)及びKuaishou(快手)につきましては当社旗艦店を通じて直接販売を、Dewu(得物)につきましては直接販売を通じてDewu店舗に販売を、Taobao(淘宝)(注1)につきまして直接販売又は卸売業者を通じてTaobao店舗に販売しております。 Tmall(天猫)、Douyin(抖音)及びJD.com(京東)(注2)につきましては、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.においても旗艦店を通じて直接販売を行っております。 Dewu(得物)につきましては、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.においても直接販売を行っております。 c.リテール 取扱店舗数は5店舗(2025年7月末現在)であり、中国本土の免税店事業者に対しては、卸売業者を通じて販売を行っております。 当社にとっての位置付け   NMPA承認(注3)   主な販売ルート   配送方法・当社にとってのコスト 越境EC (オンライン)   主力品及び 育成品販売チャネル   法的に承認の必要はない   EC (Tmall Global、Taobao、RED、Douyin、Kuaishou)   国内倉庫から一括でTmall Global、Taobao、RED、Douyin及びKuaishouの各保税区倉庫を経由して現地消費者へ発送 一般貿易 (オンライン)   中価格帯中心   全て登録済み   EC(Douyin、Tmall、Kuaishou)   国内倉庫から上海子会社の中国現地倉庫へ発送後、現地消費者へ発送 一般貿易 (オフライン)   高価格帯中心   全て登録済み   エステサロン リテール   国内倉庫から上海子会社の中国現地倉庫へ発送後、現地企業へ発送 ② 日本向け a.エステサロン 取扱店舗数は1,179店舗(2025年7月末現在)であり、当社による直接販売又は卸売業者を通じて販売を行っております。 b.リテール 取扱店舗数は2,267店舗(2025年7月末現在)であり、直営店舗、化粧品小売店及び免税のドラッグストアに対して、当社による直接販売又は卸売業者を通じての販売を行っております。 c.その他 当社が、大手インターネットショッピングモールや自社EC、社販を通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売を行っております。 ③ その他の地域向け 取扱店舗数はECチャネル58サイト、小売店舗128店舗及び免税店4店舗(2025年7月末現在)であり、北米(アメリカ及びカナダ)、アジア圏(シンガポール、台湾、香港、マレーシア)向けの他、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、スイス等でのECチャネル及び小売店舗での販売を行っており、当社によるECサイト及び小売店舗運営事業者、免税店事業者への直接販売又は卸売業者を通じて販売を行っております。 (2)取扱製品 エステサロンなど幅広い美容施設向け専用スキンケアラインの他、リテール市場向けでは、年齢に応じたエイジングケアとして食生活、運動など「糖化ケア」を意識したトータルな美容ライフ提案をコンセプトとするスキンケア及び美容ドリンクを融合させたエイジングケアシリーズ、ニッチでありながら悩みの多い目もとケアに特化したスキンケアシリーズなど、様々な製品を展開しています。 主要な製品は次に記載のとおりです。 ① サロン専売ブランド:エステサロンなど美容施設向け展開、専売ブランド(高価格帯) ブランド名   Le Ciel de L'aube (ルシエル ド ローブ) コンセプト   エステの現場でプロが認める広く採用される高浸透・高保湿型スキンケア・フルライン 特長   採用した3つの技術特長が相乗効果を発揮し、エステでの上質なフェイシャルトリートメントを叶える業務使用及びエステクオリティのスキンケアを自宅で実現するホームケアラインを広く品揃え。 〈3つの技術特長〉 1) 高い浸透性を生み出すこだわりの水「浸透圧水」の採用 2) 細胞壁と同じ組成のリン脂質からなる微細カプセルに有効成分を内包 3) 様々な美容効能の研究(注4)が進むイチョウ葉エキスを代表成分として配合 製品ラインアップ   ・モイスト クレンジング ミルク (メイク落とし) ・エンリッチ ウォッシングフォーム (洗顔) ・モイスト ローション (化粧水) ・エマルジョンジェル (保湿乳液) ・ロイヤル アイクリーム (目もとクリーム) ・ロイヤル リッチクリーム (保湿クリーム) ・オーロラ フェイスマスク (シートマスク) ・プリズムアイ (目もと美容液) ② BtoCブランド:百貨店、化粧品専門店、ECなど一般小売市場(リテール)向け展開ブランド a)エイジングケア・シリーズ(中・高価格帯) ブランド名   AGTHEORY (エイジーセオリー) コンセプト   年齢に応じたエイジングケアとして食生活、運動など「糖化ケア」を意識したトータルな美容ライフ提案をコンセプトとするスキンケア及び美容ドリンクを融合させたエイジングケア・シリーズ。 特長   エイジングケア作用が報告(注5)されているハーブや天然素材を厳選配合したスキンケアと美容ドリンクをシリーズ化。前連結会計年度に美容ドリンクを第7世代製品としていたことに続き、前連結会計年度にスキンケアシリーズのフルリニューアルを実施したコアシリーズ。 1.スキンケア製品に配合した3種の厳選・共通ハーブ ①セイヨウトチノキ種子エキス ②セイヨウオオバコ種子エキス ③ユキノシタエキス 2.美容ドリンクに厳選配合しスキンケア製品とリンクさせた植物由来成分 ①マンゴスチン ②オリーブ ③緑茶 ④ジヒドロケルセチン ⑤トウビシ ⑥ドクダミ ⑦ローマカミツレ ⑧サンザシ ⑨ブドウ ⑩アムラ ⑪ザクロ ⑫フェンネル ⑬桑葉 製品ラインアップ   ・ディープ クレンジングジェル (クレンジング) ・クリア ウォッシュフォーム (洗顔) ・モイスチャライジング ローション (化粧水) ・バランシング オイルエッセンス (美容液) ・シルキィエマルジョン(保湿乳液) ・パーフェクト ジェルマスク (ジェル状マスク) ・スムースマスク(シート状マスク) ・UVプロテクションクリーム(日焼け止め) ・AGドリンクⅪ(美容ドリンク) b)目もとケアシリーズ(中・高価格帯) ブランド名   AXXZIA Beauty Eyes (アクシージア ビューティー アイズ) コンセプト   ニッチでありながら悩み多い目もと肌のケアに特化したスキンケア・シリーズ 特長   ・目に良いとされるハーブ「アイブライトエキス」(注6)を代表成分として目もとシートとしてハ リ・つや・うるおいの3大効能成分を届ける処方を開発。 ・エッセンスシートは、綿花の種の産毛を100%使用したこだわりのシート素材を採用。厚さ0.3㎜ の極薄シートで密着性に特化し、薄さと保液性を兼ね備えた目もとシートとしてヒット製品に成長。シート形状を変更したプレミアム版の目もとシートの追加上市に加え、前連結会計年度に更に上位版へリニューアルを実施し、目もと美容液および目もとクリームとともに充実の目もとケア製品シリーズとしてラインアップ。 製品ラインアップ   ・エッセンス シート&エッセンス シート プレミアム プラス(目もとシート) ・ルーティンケア エッセンス プレミアム (目もと美容液) ・ルーティンケア クリーム プレミアム (目もとクリーム) c)透明感・ツヤ製品(中・高価格帯) コンセプト   「透明感」「美白」「ツヤ」…輝くような美容ライフへのニーズを求めるワードに対して内外美容提案をコンセプトとする内側からのケアとしての美容ドリンク、外側からのケアとしてのスキンケア製品を発信。 特長   ・美容ドリンク「ザ ピュア ドリンク」は、7種のサポート成分(注7)と、紫外線などの刺激 から肌を守るアップルフェノン®(注8)を配合。内側からの美容をサポートするドリンク。 当連結会計年度に「紫外線刺激から肌を保護する」機能性表示食品(消費者庁届出番号:J1346)の届出が受理。2026年7月中の販売開始を予定。 ・化粧品「UVα」は、日焼け止めとして紫外線、近赤外線及びブルーライト、計3種の太陽光から 肌を守る仕様。 ・4種の紫外線吸収剤(注9)、3種の近赤外線散乱剤(注10)、さらにブルーライト散乱剤の (注11)計8種のサンスクリーン成分を厳選し贅沢に配合した、紫外線からツヤ肌を守る製品。 製品ラインアップ   ・ザホワイトドリンク (美容ドリンク) ・UVα (サンスクリーン) (注)1.Taobao(淘宝)とは、Alibaba.comが運営する中国最大規模のCtoC型オンラインショッピングモールです。 2.JD.com(京東)とは、中国のECプラットフォームです。 3.NMPAとは、National Medical Products Administrationの略であり、中国市場にて医療機器、医薬品、医薬品包材、化粧品、保健食品を販売するための要件、中国の審査認可を管理する政府機関であります。なお、当社のサプリメントについては一般食品や一般飲料として販売していたため、NMPAの対象外であることから、表中の記載は化粧品のみに係るものであります。 4.国立健康・栄養研究所より抗酸化作用や血液凝固抑制作用が報告されております。 5.一丸ファルコス株式会社よりセイヨウトチノキ種子エキス及びセイヨウオオバコ種子エキスのヒト試験による研究成果が報告されております。 6.アイブライトエキスは、「健康食品・サプリ成分」について、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会により、眼疾患への処方・臨床研究が報告されております。 7.サポート成分は、ブドウエキス、トマトエキス、パイナップルエキス、ハトムギ抽出物、酵母エキス、ザクロ果実抽出物、アセロラ粉末を配合しております。 8.アップルフェノン®は、未完熟りんごから抽出したポリフェノールのBGG Japan社の登録商標です。 9.紫外線吸収剤は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシ ル、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンを配合しております。 10.近赤外線散乱剤は、酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム混合物を配合しております。 11.ブルーライト散乱剤は、酸化セリウム、白金を配合しております。 事業系統図は以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題5,773字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当社グループの将来に関する見通し及び計画に基づいた将来予測には、リスクや不確定な要素などの要因が含まれており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。 (1) 会社の経営の基本方針・中期的な会社の経営戦略 当社グループは、「女性の染色体XXを美の象徴と位置づけ、アジア(ASIA⇒AZIA)の美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニーを目指す」という信念のもと経営に取り組んでまいりました。当社グループが強みを活かせるセグメントを発見し、そこに経営資源をつぎ込む「製品・市場特定化戦略」を基本戦略方針とし、局所的ナンバーワンとなることで競争優位を創出しております。 消費市場としてのアジアが注目される中、当社グループは、化粧人口の拡大と消費の高度化で高成長が期待される中国市場に事業機会を見出し、中国本土での販売力強化に努め、売上を拡大してまいりました。 今後は、持続的な成長を実現すべく、日本およびその他地域(東南アジア、北米、オーストラリア等)への展開を強化し、各地域の消費者の購買意識や行動に合わせた先進的かつ革新的なビューティープロダクツを発信・提案し続け、全ての人を美しく幸せにするグローバルビューティーカンパニーを目指してまいります。 なお、中期的な見通しにつきましては、経営環境の変化に柔軟に対応し、より迅速な意思決定を行うために、毎年、直前事業年度の業績等を踏まえて次年度以降3ヵ年の中期事業計画の見直し策定を行っております。 当社グループは、現在、成長段階にあることや、株主の皆様の成長期待に応えるために、特に売上高成長、売上高営業利益率、自己資本当期純利益率を意識した経営に取り組んでおります。 長期的な成長・発展を実現するために、以下の基本戦略をロードマップとして掲げております。 ① 当社グループの中枢・中核となる強みを活かした事業展開 当社グループの競争力の源泉は「日中各々の優位性を活かした事業展開」であると認識しております。 当社グループでは、日本市場向けに投入した製品を中国市場に展開するのではなく、中国現地での市場調査を基に、中国での消費者ニーズが高いと想定される製品を企画、開発しております。また、NMPA認可成分・処方を重視した商品設計を行っており、スムーズにNMPA認可を進められる体制を構築しております。日系企業の化粧品は高品質と信頼感でアジアでの人気が高く、また、スキンケア、美白など東アジア人共通の美意識への対応力があることから、中国をはじめとする東アジア市場では優位性があると認識しております。 以上のような中国でのマーケティング力、中国でのブランド認知度、中国人の生活・習慣・嗜好を熟知した中国人向け製品開発力を活かし、積極的に中国需要を取り込み事業の成長に繋げてまいります。 また、中国市場で培った上記ノウハウを活用し、今後は中国のみならず、日本およびその他地域につきましても、それぞれの市場特性に応じた製品開発を行うことで、グローバルな事業拡大に取り組んでまいります。 ② 組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さ 当社グループでは、当連結会計年度においてリニューアル品を含め計20品目の新製品を上市しておりますが、当社グループの強みは、組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さであります。 機動力を活かし、引き続き毎年10SKU以上の開発・上市を目標とし、市場ニーズに応じた新ブランドの創出にも取り組んでまいります。また、製品上市後もユーザーの声を踏まえた製品改良に継続的に取り組んでおり、既存の主力製品のライフサイクルの長期化を図っております。 また、2022年4月には化粧品・医薬部外品の製造工場を持つ株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得しており、連結子会社化しております。これにより、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することでさらなる製品開発サイクルの短縮に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。 ③ 「内外美容」をコンセプトとした製品ラインアップの拡充 当社グループでは、化粧品とインナーケア製品との相乗効果により美肌を引き出す「内外美容」を推奨しております。基幹ブランドには、各々のブランドコンセプトを一にする化粧品とサプリメント等のインナーケア製品を取り揃えることで、ブランドを差別化し、存在感を向上させております。 当社グループでは、引き続き、「内外美容」をコンセプトとして製品開発を進めブランドの存在感を向上してまいります。 ④ 戦略的広告投資の強化 化粧品のブランド力形成と販売において、メディアを用いた広告宣伝、インターネット上でのイベント、これらのタイアップなど、マーケティング活動は非常に大きな効果を持ちます。当社グループは、中国本土を中心に更にブランド認知度やブランドイメージを向上させるべく、主にユーザーと直接の繋がりをもつTaobaoオーナーへのマーケティングや口コミサイトとしての特性を活かすためのRED、Douyin、Kuaishouでのマーケティング(ライブ配信やKOLマーケティング等)といったボトムアップアプローチにより、販売促進や広告宣伝活動を実施してまいりました。特に、REDの費用は当社負担で売上に対する割合は相対的に小さく、またTaobaoはオーナーの費用負担であることから、全体的に当社の負担は少ないという特徴があります。 昨今、中国における購買の手法としてライブコマースが主流となってきておりますが、当社は中国で培ったリレーションを生かし、有名KOLを確保することで、新規顧客の取り込みにも成功しております。今後も、中国市場における強固なリレーションを武器に、時流に応じた柔軟なマーケティング戦略を展開し、競争力を維持・強化してまいります。 また、今後は日本事業の成長を加速させるため、SNSにおけるインフルエンサーとのタイアップ等を継続的に行い広告投資を強化し、日本における認知度向上に取り組んでまいります。 (2) 経営環境 当連結会計年度(2024年8月1日~2025年7月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、緩やかな回復基調が続いているものの、物価上昇が継続していることから個人消費には下押しの傾向も見られました。また、アメリカの通商政策の影響等もあり、依然として不透明感を伴う状況が続いております。 国内化粧品市場においては、引き続き堅調に推移いたしましたが、インバウンド消費については、円高の影響による購買意欲の低下等の影響も見られました。 中国化粧品市場においては、やや回復基調が見られたものの、景況感悪化に伴う消費マインドの低迷の継続や、中国ローカルブランドの台頭による競争激化を背景に、引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような市場環境のもと、当社グループでは、メイン市場である中国市場において状況打開に努め売上拡大を図るとともに、中国以外の地域における事業基盤確立及び販売強化を進めてまいりました。中国においては、消費マインド低迷による厳しい事業環境が続く中、主力製品である「AGドリンク」のリニューアルを行い、需要喚起を図ることで売上拡大を図るとともに、「AGドリンク」をコアとするエイジーセオリーブランドの化粧品の販売強化や、中国において需要が高まっているインナーケア分野への新製品の投入等に取り組んでまいりました。 他方、日本国内においては、オンラインではインフルエンサーを起用したSNS投稿やライブ販売の実施による日本国内における認知度向上及び売上高拡大、オフラインでは主要直営店であるGINZA SIX店のリニューアル、渋谷ヒカリエShinQs店のオープン等による、ブランドイメージの向上及びインバウンド需要の取込を図ってまいりました。また、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社が連結売上高に貢献し、日本売上全体が大きく伸長いたしました。今後、エムアンドディ社より、同社初の自社ブランド「BELLE BAI(ベルバイ)」を上市予定です。エムアンドディ社は化粧品輸入販売会社ですが、今後ビジネスモデルを転換し自社ブランド製品の企画開発を中心とし同社が持つ販路にて販売強化することで、グループシナジーの追求、利益率の向上を図ってまいります。 その他の地域につきましては、ドバイや香港の展示会への出展や、東南アジア市場でのライブ販売及び百貨店へのPOPUP出店等、グローバルな市場開拓に取り組んでまいりました。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、連結売上高増加率、連結売上高営業利益率、自己資本当期純利益率の向上を重要な経営指標としております。足元の推移は以下のとおりです。 前連結会計年度 (自 2023年8月1日  至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日  至 2025年7月31日) 連結売上高増加率   7.5%   10.5% 連結売上高営業利益率   7.5%   3.8% 自己資本当期純利益率   9.1%   4.0% (注)連結売上高増加率=(当期連結売上高-前期連結売上高)/前期連結売上高×100 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの経営方針及び経営戦略を実行していくうえで、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ① ブランド認知度拡大 当社グループが事業領域とする化粧品業界では、ブランドの認知度向上が重要な課題であると認識しております。ブランド差別化のため、成分、容器、資材の全てを自社企画し、自社工場生産レベルでの高い品質管理基準を実践することで安心・安全なプレステージ化粧品を目指しております。ブランド力の維持のために、セキュリティ検証システムや社内担当者の目視による確認、トレーサビリティの強化を実施し、滞留在庫や横流し、偽ブランド品流通防止対策に注力しております。加えて、包装・出荷・在庫管理についても全て内製化することで供給過多とならないよう配慮しております。また、中国においては、Tmall Global、RED及びDouyinでのプロモーションに中国で著名なインフルエンサーを起用することで波及効果の拡大を狙っており、中国におけるブランド認知度は一定程度高まってはいるものの、持続的な事業成長のためには、中国における更なる認知度の向上に加え、日本における認知度の向上が不可欠と考えております。 ② 中国以外の地域への事業展開強化 当社グループが経営理念として掲げている「アジアの美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニー」を目指すには、中国以外の地域への事業展開強化により中国市場リスクの影響軽減が重要な課題であると認識しております。 日本国内につきましては、事業成長の加速及び新規顧客取り込みのため、注力製品に集中して広告投下し、認知度向上及び売上拡大を図ってまいります。また、卸販売については、バラエティショップの取り扱い店舗数拡大によるタッチポイントの拡充に取り組んでおります。日本国内ECにつきましては、SNSを活用したインフルエンサーマーケティングやCRMの強化による売上拡大を図ってまいります。 中国・日本以外の海外につきましては、シンガポールをはじめとした東南アジア、北米(アメリカ、カナダ)、オーストラリア等への販売・チャネル拡大を進めており、現地在住の中国人にアプローチし売上拡大を図ってまいります。 ③ 生産・研究開発の強化 当社グループが事業領域とする化粧品業界では、スピーディーな生産および差別化のできる製品の開発が重要な課題であると認識しております。 生産につきましては、2022年4月に連結子会社化した株式会社ユイット・ラボラトリーズを活用し、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することで製品開発サイクルの短縮及び収益性の向上に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。 研究開発につきましては、独自の中国での市場調査を基に、中国女性からのニーズが高いと想定される製品の企画、開発を進めております。また、「AGドリンク」や「エッセンスシート」といった、特定のテーマ性を持った製品の売上拡大に注力しております。特定の市場で主力製品が生まれることで、認知度が高まり、その特定のテーマでのシリーズ展開により収益基盤の拡大を図る戦略をとっております。市場要求や顧客ニーズを的確に捉えた製品開発を行うことで、更なるブランド力醸成を図ってまいります。 また、2022年11月に設立したR&Dセンターや外部試験機関を活用し新製品・新処方開発に取り組むことで、知財出願や、効果効能を謳える機能性表示食品、医薬部外品の開発・取得も目指してまいります。 ④ サステナビリティの推進 当社グループでは、中長期的な企業価値向上のためには、サステナビリティに関する取り組みを推進することが重要であると認識しております。2024年には、サステナビリティ基本方針を策定し、重点的に取り組むべき「マテリアリティ(重要課題)」を特定いたしました。今後、それらに沿った取り組み・投資を進めてまいります。 ⑤ 人的資本投資 今後の更なる事業拡大のためには、優秀な人材の確保や成長フェーズに応じた組織体制の強化が不可欠であると認識しております。人材の確保においては、企業風土にあった国内・海外の人材の採用・登用に努め、あわせて従業員の入社年数等の段階にあわせた教育プログラムを体系的に実施することによって、各人のスキル向上を図ってまいります。
事業等のリスク9,450字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している重要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、以下に記載したリスクは当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。かかるリスク要因のいずれによっても、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、リスク管理の全社的推進とリスク管理に必要な情報の共有化を図るため、「リスク管理委員会」を設置し、当社の事業活動に関する様々なリスクを全社横断的な観点からモニタリングする体制を構築しております。具体的には、各部門ごとにリスクを洗い出し、リスクの発生確率や、リスクが顕在化した場合に当社グループが被ると想定される損害額によってリスクの程度を評価し、この評価結果に基づいてリスクごとに管理責任者を定め、四半期ごとにモニタリングすることにしております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 中国での事業活動 発生可能性:中   発生可能性のある時期:長期的   影響度:中 リスク: 当社グループでは、マーケットの拡大が期待されるアジア太平洋地域、特に中国において事業活動を展開しております。中国での事業活動におきましては、予期し得ない不透明な政策運営、各種法制度の未整備や変更、外国資本優遇措置の見直し、労働問題等のオペレーションリスクのほか、反日抗議行動や治安悪化、テロ・戦争の勃発、感染症の流行による社会的混乱等のリスクが潜在しております。 また、中国の主要販売チャネルであるEコマースにおきましては、主として阿里巴巴集団控股有限公司(アリババグループ)のプラットフォーム及びDouyinで販売していることから、プラットフォーム側の運営方針の変更や経営状況等の影響を受ける可能性があります。 対応策: 当社グループでは、これら中国での事業活動に潜在するリスクに対しては、現地情勢の把握に努め早期の回避策を講じてリスク管理に努めております。 例えば、2019年1月の中国電子商取引法(EC法)の施行に際しては、流通や販売網に変化が生じたものの、早期から中国本土での販売力強化を行ってきたことや中国本土でのブランディング・マーケティング体制を自前で構築する等、対応を進めております。 当連結会計年度末現在、社外取締役を含む8名の取締役のうち4名は中国出身であり、中国ビジネスを展開するうえでの強みとなっていることもあり、当社グループにおける中国向けの売上高は当連結会計年度において72.2%に達しております。 (2) ブランド価値の毀損 発生可能性:中   発生可能性のある時期:長期的   影響度:中 リスク: 当社グループの製品に関する否定的な評判や評価が世間に流布することによって信用が低下し、ブランドイメージが毀損された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、「AGTHEORY」「AXXZIA」などの個別ブランド展開を図っており、各ブランドは、誠実な企業経営とお客様の信頼に応えた製品・サービスの提供により、ブランドイメージの形成とその維持向上に十分努めております。 (3) 化粧品市場環境 発生可能性:中   発生可能性のある時期:長期的   影響度:軽 リスク: 国内化粧品市場は成熟期を迎えており、M&Aによる企業グループの再編、異業種からの新規参入、流通業及び小売業の提携・統合に伴う影響力の増大など競争環境は厳しさを増しております。当社グループが予期せぬ競争環境の変化に的確に対処できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは取引先や営業・販売現場からの情報を随時把握するとともに、市場の情報をタイムリーに把握することに取り組み、マーケットニーズ・顧客志向の変化を考慮した製品開発・マーケティング・販売活動を行っております。 (4) 新製品開発と消費者ニーズへの適合 発生可能性:中   発生可能性のある時期:長期的   影響度:軽 リスク: 新製品の開発が長期にわたる場合、成果が翌期以降に及ぶことがあります。また、予定どおりの成果が得られない場合、期間の延長や上市に向けた諸経費の増加を強いられる場合や、結果として製品化できない場合があります。 さらに、製品化できた場合でも、様々な要因による不確実性が伴うため、必ずしもお客様に受け容れられるとは限りません。当社グループでは消費者ニーズに応えられなくなった既存ブランド及び製品の撤退を継続的に行っております。このように当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 新製品開発は当社グループの競争力・成長力の源泉のひとつであり、継続的に市場ニーズの先取りに努め新製品を開発し市場に投入してきております。年度販売・生産計画を策定し、上市前のマーケティング・広告戦略の実践にも注力し、短期間で成果を挙げることを目指しています。 (5) 知的財産権保護の限界 発生可能性:低   発生可能性のある時期:長期的   影響度:軽 リスク: 取得した商標権等の内容が不十分であったり、第三者による予測を超えた手段等により当社グループが保有する知的財産権が侵害され、結果として、当社が第三者の権利を侵害してしまったり、第三者により当社の技術の不正流用や模倣品の開発等が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、製品の企画から入念なマーケティングに基づき製品開発をしており、製品上市前には商標権等の取得により知的財産権の確保に努めております。また、第三者によって模倣品が製造、販売されることを防止、当社の知的財産権に対する侵害事例の調査を随時行っております。 (6) 重要な訴訟 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 将来、重要な訴訟等が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、法務部門を設けて契約の事前審査や知的財産の出願、管理、役職員へのコンプライアンス教育などを担当させることにより、当社グループの業務が法令や契約に違反することがないよう努めております。なお、本報告書提出日現在において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。 (7) 天災、火災、事故等の発生が将来の業績に与える影響 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:重 リスク: 原材料調達先及び生産委託先の拠点地域及び当社グループが所在する地域に地震等の天災や事故が発生し、原材料及び製品の供給への影響や、生産及び納品遅延などの事態が生ずる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、災害による生産・供給体制への影響を最小化するため、複数調達先の確保及び生産委託先の分散化に取り組んでいます。 (8) 感染症の流行、拡大 発生可能性:高   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:軽 リスク: 社会的、経済的影響の大きな感染症の流行、拡大が発生した場合、物流の停滞による資材調達の遅れや生産及び納品の遅延、営業活動や接客行為の自粛や制限、取引先や販売店の休業などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、感染症流行、拡大への対策として、在宅勤務が可能な環境を整備しており、感染症流行時に本社に出社しなくても業務遂行が可能となっております。 (9) 海外子会社管理に係るリスク 発生可能性:低   発生可能性のある時期:長期的   影響度:軽 リスク: 海外子会社管理(企業統治)が不十分であることにより、不正・不祥事等が発生した場合、企業イメージの悪化、信用失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、経営方針の中核に「グループとしての企業価値を高める経営を継続して行っていく」ことを掲げており、この企業価値を高める経営の継続に当たっては、コーポレート・ガバナンスを経営上の重要な課題のひとつと位置付け、健全な経営を遂行する組織体制や仕組みを整備し、継続的に社会的信用を保持するための体制づくりを進めております。本社における海外子会社の統括部門の下、海外子会社において社内規程を整備し、規程に則って業務を運営しガバナンス体制強化を図っております。海外子会社の運営リスクに対し、整備した社内規程の運用等を含め、計画的に海外子会社に対する監査を実施しております。 (10) 為替 発生可能性:中   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:軽 リスク: 当社グループは、売上高に占める海外比率が大きく、当連結会計年度においては海外における売上高は当社グループの売上高の74.6%となっており、為替リスクの影響を受けやすい状況でございます。 予測を超えた為替相場の変動がある場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、グループ間取引における為替リスクは本社が負うという方針に基づき、外貨取引における為替変動の影響を本社に集約し、本社にて為替管理を行っております。為替予約取引等の手段により、可能な限りリスクを軽減し、回避するよう努めてまいります。 (11) インバウンドの影響 発生可能性:高   発生可能性のある時期:短期的   影響度:軽 リスク: 予測し得ない現地の経済情勢の変化、政策等の変更、日中関係悪化、感染症の拡大等による需要の低迷が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、特に中国からの訪日客によるインバウンド需要の影響を多く受けております。当社グループでは、インバウンド動向を注視しており、その内容によっては機動的に取締役会等を開催して対策を講じることができる体制を構築しております。 (12) 原材料価格の高騰 発生可能性:中   発生可能性のある時期:長期的   影響度:重 リスク: 国際情勢の変化、投機資金流入などにより需給バランスが一時的に不均衡となり、購入価格に影響がでた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、市場リスクを最小限にするために、海外を含めたグローバル調達を推進しております。また、供給会社と良好な関係を保ちながら、必要な原材料を適切な価格でタイムリーに調達できるよう努めております。 (13) 物流コストの高騰 発生可能性:中   発生可能性のある時期:長期的   影響度:中 リスク: 当社グループの製品を国内及び各国に供給するためには、物流サービスが有効に機能している必要があります。昨今の物流業界の状況に鑑み、これら事業者から大幅な配送料の値上げや取引関係の縮小などがあった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、内外のお客様への製品配送を複数の業者に分散して委託し、これら事業者と良好な取引関係を保つことで、安定的な物流体制を構築しております。 (14) 材料及び製品供給 発生可能性:低   発生可能性のある時期:長期的   影響度:中 リスク: 外部パートナーの品質不良や経営状態の悪化等により必要材料の供給が困難になった場合、完成品である製品の生産・供給に影響することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、原材料、容器、包装資材等の材料を外部のパートナーより供給を受けています。材料の供給不安を回避するため外部パートナー選定には経営状態や生産現場の視察などを通じて安定的な供給先確保に努めています。 (15) 特定の委託製造先への依存 発生可能性:低   発生可能性のある時期:中期的   影響度:中 リスク: 当社グループは、製品の製造を外部に委託しており、当連結会計年度において主力の委託製造先であるアピ株式会社への外注費割合が全外注費合計に対し64.6%と高い水準となっています。 天災、火災、事故、委託製造先の経営状態の急変などが発生した場合、製品の生産・供給に影響することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、同社の4工場での複数ラインでの製造の分散化及び他製造委託先候補の選定など、特定の委託製造先への依存による不測のリスク軽減に努めております。 なお、同社との契約条件は以下のとおりであり、本報告書提出日現在において、契約解除事由に該当する事実はありません。 相手先の名称   契約締結日   契約期間   契約内容   契約解除事由 アピ株式会社   2021年3月1日   2021年3月1日から1年間 (3か月前の書面による 契約終了の申し出がない場合は自動延長)   製品の製造委託   契約条項への違反、履行に関する不正行為、その他経営状態の悪化などを事由として催告なしに契約を解除できる契約解除条項有り。 (16) 在庫 発生可能性:中   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:重 リスク: 国内外での法令・規制の変更に伴う市場環境の変化、消費者ニーズの変化、他社競合品との競争激化などにより需要及び販売見込みが実態と乖離し、滞留在庫が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、在庫保有状況を毎月精査し、材料の発注計画を含む生産計画を毎月見直し、滞留在庫が懸念される製品については販売促進策を随時立案・実施し、在庫の滞留リスクの低減化を図っています。 (17) 特定のブランド及び製品への依存 発生可能性:中   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当連結会計年度においては、AGTHEORYブランド及びAXXZIAブランドが当社グループの売上高の大部分を占めております。現在の主力ブランドが何らかの要因により販売不振に陥る場合や、また、ブランド及び製品の柱を増やす事業活動はその性質上、さまざまな要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、主力製品の売上安定化を図るとともに継続的に新規ブランド及び製品を生み出し、特定のブランド及び製品による依存リスクの分散を図っております。 (18) 競合の激化 発生可能性:中   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 予測し得ない競合他社の動きが発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 競争環境を勝ち抜くために、当社グループは新規ブランド及び製品の開発に対する投資を積極的に行っております。また、新規ブランド及び製品の開発と同時に、知的財産権の確保にも積極的に投資を行っております。競合他社に類似品を展開させないためにニッチ市場での先行者利益の獲得、パッケージや形状の独自性等様々な対策を講じ、確固たるブランド価値の確立を図っております。 (19) 法規制等の遵守 発生可能性:中   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当社グループは、国内外で化粧品・健康食品を中心に多様な製品を取り扱っており、多岐にわたる法規制の適用を受けています。具体的には、会計基準や会社法、税法、労働基準法、独占禁止法、下請法、薬機法、食品衛生法、景品表示法、電子商取引法、特定商取引法、消費者契約法、個人情報保護法など、さらに海外市場に関わる各国の各種法令・規制等があります。 今後、これらの法規制等の変更や、予測できない法規制等の新設により当社グループの活動が一時的に制限される場合、また、これらの法規制等への対応のための費用が生ずる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: これらの法令を遵守するためにコンプライアンス管理規程の制定及び運用、必要に応じて各種法令を管轄する省庁への確認、役職員への周知及び研修会の実施等を行い、法令遵守の徹底を図っております。 (20) 許認可 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当社グループは、薬機法に基づく化粧品製造販売業(有効期限:東京都、2028年5月28日)の許認可のもとで化粧品事業を展開しています。将来において、薬機法の変更や、許認可の有効期限到来時の更新のため、更なる対策を講ずる費用が生ずる可能性があります。さらに、将来の事業領域の拡大の際に新たな許認可取得の必要性が生ずる場合には、許認可取得のための対策費用が生ずる可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループでは、各種規制変更の決定前からその動向を注視し、状況に応じた対応を取り、影響を最小限とするよう対策を行うとともに、許認可等を受けるための諸条件および関係法令の遵守に努めております。また、かかる許認可に基づく基準を遵守し化粧品の品質と安全性を確保する取り組みを行っています。 なお、下記許認可について、現時点において、事業の停止、許認可取消事由及び事業廃止事由に該当する事実はありません。 [主要な許認可の取得状況(2025年7月31日現在)] 取得年月   許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容   有効期限   法令違反の要件及び 主な許認可取消事由 2023年 5月29日   化粧品製造販売業 許可   東京都   自らが化粧品製造販売業者として化粧品の製造販売を許可する。   2028年 5月28日   薬機法違反 (届出義務違反、配合成分違反、表示違反、広告表現違反など) (21) 製造物責任賠償 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当社グループが販売する製品は、消費者の肌に直接接触するもの、消費者が摂取するものが含まれるため、常に健康障害などによる製造物責任賠償のリスクが内在しており、健康障害を引き起こす事態が生じた際には製造物責任を負う可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。  また、当社グループでは株式会社ユイット・ラボラトリーズが化粧品及び医薬部外品の製造を受託しており、万一製品の品質について何らかの問題が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは当該リスクへ対応するために製品の品質と安全性を確保するために品質管理体制を構築しています。 (22) リコール発生などの品質問題 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当社製品において、意図しない品質不良等により大規模なリコールの必要性が生じた際には、法令に沿った告知をはじめ速やかな自主回収の措置を講ずることとなり、これらの対策費用発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 当社グループは、市場及び消費者ニーズに応じて継続的に新規ブランドや新製品開発に取り組んでおり、製造工程面での品質管理に万全を期すとともに発売前の安全性試験を通じて、常に精緻な「製品標準書」に基づいた3C8(注)検査ポリシーに従い、安全面での品質維持に努めています。  また、2023年3月には株式会社ユイット・ラボラトリーズが1SO90001(品質マネジメントシステム)認証を取得し、当社グループとしてグローバルスタンダードに準拠した品質管理システムを運用し、安全を担保する品質維持をさらに強化しています。 (注)3C8(スリー・シー・エイト)とは3段階Check、計8項目検査のことです。 1st Check:「バルク原料等資材受入検査」1C-(1)バルク原料受入検査 1C-(2)容器等、他資材、受入検査 2nd Check:「製造~充填~梱包工程でのライン検査」2C-(1)個装品検査 2C-(2)内箱詰品検査 2C-(3)内箱詰品検査 2C-(4)5年間保管用参考品採取 3rd Check:「出荷前最終品質検査」3C-(1)完成品検査 3C-(2)出荷前品質検査 (23) 消費者とのトラブル及び風評 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当社グループは、販売する製品の特性上、消費者が期待する効果効能が体感できなかった場合の消費者よりの苦情、健康障害などのトラブルが発生する可能性があります。 これらトラブルに関するマスコミ報道やインターネットへの書き込み等により風評が流布し、当社グループ及び製品イメージの低下につながる事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 販売する製品の効果効能については製品毎に関連法令の定める範囲内での効果効能表現を徹底し、消費者との適切なコミュニケーションを図るとともに、健康障害などのトラブルに際しては誠意をもって消費者対応にあたる体制を整備しています。 (24) 特定人物への依存 発生可能性:低   発生可能性のある時期:特定時期なし   影響度:中 リスク: 当社グループは、代表取締役社長である段卓の中国市場における人的関係を活用し、海外事業を推進、展開しております。段卓自身が不慮の事故等に遭遇し、海外取引先との人的関係及び取引関係の維持に支障を生ずる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策: 海外営業部及び海外子会社にてこれら人的関係を継承し、特定の人物に依存するリスクの低減に努めています。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて975,707千円減少し、9,567,617千円となりました。このうち流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,085,609千円減少し7,546,195千円となり、固定資産は、前連結会計年度末に比べて109,902千円増加し2,021,422千円となりました。 流動資産の主な増減要因は、自己株式取得等に伴う現金及び預金の減少938,735千円、売掛金の増加101,521千円、商品及び製品の減少218,410千円、固定資産の増減要因は、有形固定資産の増加109,405千円、無形固定資産の減少50,253千円、及び投資その他の資産の増加50,750千円等によるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて13,927千円減少し、1,992,524千円となりました。このうち流動負債は、前連結会計年度末に比べて43,719千円増加し1,728,524千円となり、固定負債は、前連結会計年度末に比べて57,647千円減少し264,000千円となりました。 流動負債の主な増加要因は、1年内返済予定の長期借入金の減少86,808千円、未払法人税等の増加45,526千円、その他(流動負債)の増加69,842千円によるものです。固定負債の主な減少要因は、長期借入金の返済による減少110,272千円等によるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて961,779千円減少し、7,575,092千円となりました。主な減少要因は、自己株式の消却718,584千円等により利益剰余金が減少したこと等によるものであります。なお、自己資本比率は79.1%(前連結会計年度末は80.9%)となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度(2024年8月1日~2025年7月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、緩やかな回復基調が続いているものの、物価上昇が継続していることから個人消費には下押しの傾向も見られました。また、アメリカの通商政策の影響等もあり、依然として不透明感を伴う状況が続いております。 国内化粧品市場においては、引き続き堅調に推移いたしましたが、インバウンド消費については、円高の影響による購買意欲の低下等の影響も見られました。 中国化粧品市場においては、やや回復基調が見られたものの、景況感悪化に伴う消費マインドの低迷の継続や、中国ローカルブランドの台頭による競争激化を背景に、引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような市場環境のもと、当社グループでは、メイン市場である中国市場において状況打開に努め売上拡大を図るとともに、中国以外の地域における事業基盤確立及び販売強化を進めてまいりました。中国においては、消費マインド低迷による厳しい事業環境が続く中、主力製品である「AGドリンク」のリニューアルを行い、需要喚起を図ることで売上拡大を図るとともに、「AGドリンク」をコアとするエイジーセオリーブランドの化粧品の販売強化や、中国において需要が高まっているインナーケア分野への新製品の投入等に取り組んでまいりました。 他方、日本国内においては、オンラインではインフルエンサーを起用したSNS投稿やライブ販売の実施による日本国内における認知度向上及び売上高拡大、オフラインでは主要直営店であるGINZA SIX店のリニューアル、渋谷ヒカリエShinQs店のオープン等による、ブランドイメージの向上及びインバウンド需要の取込を図ってまいりました。また、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社が連結売上高に貢献し、日本売上全体が大きく伸長いたしました。今後、エムアンドディ社より、同社初の自社ブランド「BELLE BAI(ベルバイ)」を上市予定です。エムアンドディ社は化粧品輸入販売会社ですが、今後ビジネスモデルを転換し自社ブランド製品の企画開発を中心とし同社が持つ販路にて販売強化することで、グループシナジーの追求、利益率の向上を図ってまいります。 その他の地域につきましては、ドバイや香港の展示会への出展や、東南アジア市場でのライブ販売及び百貨店へのPOPUP出店等、グローバルな市場開拓に取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社の連結効果等により13,478,088千円(前期比10.5%増)、売上総利益は9,873,505千円(前期比2.7%増)と過去最高を更新いたしました。一方で、原価率の高いエムアンドディ社の売上構成比が高まったことで連結での売上原価率も悪化したこと、同連結により人件費が増加したこと等の影響で、営業利益は513,372千円(同44.1%減)、経常利益は504,249千円(同55.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は320,660千円(同59.6%減)となりました。 なお、当期の配当金につきましては、日頃の株主の皆様のご支援にお応えするべく、2025年3月14日開催の取締役会にて1株当たり5円の中間配当、2025年9月19日開催の取締役会におきまして、1株当たり5円の期末配当とさせていただきました。 なお、当社グループは化粧品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載に代えて事業の区分別の販売先は、次のとおりであります。 区分   前連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前年 同期比 (%) 金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%) 中国 売上   サロン   1,164,129   9.5   926,415   6.9   79.6 Eコマース (Douyin、Tmall Global、RED旗艦店、 Taobao、その他ECプラットフォーム、 Tmall 卸)   8,847,692   72.6   8,709,903   64.6   98.4 リテール (中国小売店・百貨店、日免・深免等、中国空港免税店)   27,231   0.2   92,575   0.7   340.0 計   10,039,054   82.3   9,728,894   72.2   96.9 日本 売上   サロン   172,987   1.4   110,429   0.8   63.8 リテール (ドラッグストア、小売店、百貨店、 直営店)   798,574   6.5   857,148   6.4   107.3 Eコマース (Amazon、Yahoo、楽天、自社EC)   782,719   6.4   2,456,237   18.2   313.8 計   1,754,282   14.4   3,423,816   25.4   195.2 その他 地域 売上   リテール (シンガポール、カナダ等、小売店)   73,915   0.6   65,834   0.5   89.1 その他 (オーストラリア・米国等)   325,127   2.7   295,543   1.9   79.8 計   399,043   3.3   325,377   2.4   81.5 販売実績合計   12,192,379   100.0   13,478,088   100.0   110.5 [業績の概要]       (単位:千円、%) 前連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額   金額   対前期比 売上高   12,192,379   13,478,088   +10.5 営業利益   918,344   513,372   △44.1 経常利益   1,122,306   504,249   △55.1 親会社株主に帰属する当期純利益   794,348   320,660   △59.6 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて918,781千円減少し、3,571,201千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、781,652千円(前年同期は800,357千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益498,431千円、売上債権の増加102,021千円、棚卸資産の減少159,289千円、及び法人税等の支払額123,511千円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は、158,540千円(前年同期は626,663千円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出625,802千円、定期預金の払戻による収入639,156千円、有形固定資産の取得による支出141,431千円、無形固定資産の取得による支出20,899千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は、1,483,991千円(前年同期は1,551,765千円の支出)となりました。これは主に、長期借入による収入180,000千円、長期借入金の返済による支出377,080千円、自己株式の取得による支出902,552千円、及び配当金の支払358,082千円があったこと等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは化粧品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。 a.生産実績 最近2連結会計年度における生産実績は次のとおりです。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額(千円)   金額(千円)   前年同期比 (%) 化粧品事業   2,359,374   2,115,010   89.6 (注) 金額は製造原価によっております。 b.受注実績 当社は見込み生産を行っておりますので、該当事項はありません。 c.販売実績 最近2連結会計年度における販売実績は次のとおりです。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額(千円)   金額(千円)   前年同期比 (%) 化粧品事業   12,192,379   13,478,088   110.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績 (売上高) 当社グループは、当連結会計年度において、中国では主力製品「AGドリンク」のリニューアル等、ブランド力の強化、日本ではSNSを活用した認知度向上施策や直営店の増設といった、オフライン、オンライン両軸でのプレゼンス強化の推進を行い、売上拡大のための取り組みを進めてまいりました。結果、メイン市場である中国売上は厳しい事業環境の影響もあり前期並となったものの、株式会社エムアンドディの売上が通期で寄与したこと等により日本売上が大幅に拡大し、当連結会計年度の売上高は13,478,088千円となり、前連結会計年度に比べ10.5%増加いたしました。 地域別にみると、中国国内売上で9,728,894千円、日本売上で3,423,816千円となっております。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は3,604,583千円、売上総利益は9,873,505千円となりました。原価率の高いエムアンドディ社の売上構成比が高まった結果、売上原価は売上高比率で26.7%、売上総利益率は73.3%になっております。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費の主な項目として、従業員給料及び手当1,040,673千円(売上高比率7.7%)、ブランドの認知力向上の為に傾注した広告宣伝費3,466,919千円(売上高比率25.7%)及び支払手数料2,025,174千円(売上高比率15.0%)を計上した結果、販売費及び一般管理費合計で9,360,133千円(売上高比率69.4%)となりました。 自社ライブ販売の強化等により売上高支払手数料率が改善した一方、本社及びエムアンドディ社における従業員数増加の影響で従業員給料及び手当が増加し、結果として、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引きました営業利益は513,372千円(売上高比率3.8%)となりました。 (営業外損益、経常利益) 営業外収益では主に補助金収入65,380千円(売上高比率0.5%)を計上し91,733千円(売上高比率0.7%)となり、営業外費用では支払利息を17,200千円(売上高比率0.1%)、為替差損67,231千円(売上高比率0.5%)及び持分法による投資損失12,725千円(売上高比率0.1%)を計上し、100,856千円(売上高比率0.7%)となりました。結果として経常利益は504,249千円(売上高比率3.7%)となりました。 (法人税等合計、親会社株主に帰属する当期純利益) 法人税等合計で183,571千円(売上高比1.4%)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は320,660千円(売上高比2.4%)となりました。 b. 財政状態 当連結会計年度末における総資産は、9,567,617千円となりました。 当連結会計年度末における負債は、1,992,524千円となりました。 当連結会計年度末における純資産は、7,575,092千円となりました。 主な増減内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであり ます。 以上の結果、財務指標としては、流動比率が436.6%、自己資本比率が79.1%になっております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社グループは、事業継続に必要と考える資金は確保していると認識しております。当社の運転資金需要のうち主なものは、新製品上市のための研究開発投資、店舗の出店、生産性向上のための設備投資、認知度拡大のための広告投資等があり、主な資金の源泉は、化粧品と健康補助食品の販売による収入となります。 なお、当社グループの当連結会計年度末の現金及び預金残高は3,571,201千円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成にあたっては、経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りが必要となります。この判断及び見積りについては過去の実績等を勘案して合理的に判断しております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び2 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しておりますが、以下の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を及ぼすと考えております。また、当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (棚卸資産) 製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品は、主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。四半期末及び期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額としております。また、滞留及び過剰在庫の内、陳腐化した棚卸資産については、適正な価値で評価されるように評価減の金額を見積っております。 (有形固定資産) 当社グループでは、有形固定資産の簿価について、それが回収できなくなる可能性を示す兆候がある場合には、減損の判定を行っております。また、減損リスクの管理として、新たな遊休及び休止資産の発生等の可能性の把握とその対応を行っております。資産グループの回収可能価額は、事業用資産については、将来キャッシュ・フローをもとにした使用価値により測定しております。経営者はそれらの将来キャッシュ・フローの見積りは合理的であると考えておりますが、将来の予測不能な事業上の前提条件の変化によって見積りが変更されることにより、将来キャッシュ・フローが減少し、減損損失が発生する可能性があります。

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開示資料

出典

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