概要
大日本印刷(DNP)は、1876年創業の総合印刷会社である。出版印刷、商業印刷、パッケージ、ディスプレイ、エレクトロニクス(半導体フォトマスクなど)まで幅広く手がける。連結売上高は1.4兆円超、従業員約3.6万人。印刷技術を核に、情報・産業分野へシフトしている。
3部門で構成される事業ポートフォリオ
DNPグループは、スマートコミュニケーション部門、ライフ&ヘルスケア部門、エレクトロニクス部門の3つのセグメントで事業を展開する。スマートコミュニケーション部門では書籍・雑誌の出版印刷、デジタルマーケティング、ICカード、BPOなどを手掛ける。ライフ&ヘルスケア部門では食品・日用品向け包装材料、リチウムイオン電池用バッテリーパウチ、住宅・車両内装材、医薬品受託製造、飲料製造を扱う。エレクトロニクス部門ではディスプレイ用光学フィルム、有機EL用メタルマスク、半導体用フォトマスク、HDD用サスペンションなどの精密部品を製造する。
連結売上高1.5兆円、営業利益1,010億円
2026年3月期の連結売上高は1兆5,126億円、営業利益は1,010億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,039億円であった。売上高は前期比3.8%増、営業利益は同7.9%増。部門別ではスマートコミュニケーション部門が7,503億円、ライフ&ヘルスケア部門が5,211億円、エレクトロニクス部門が2,099億円(セグメント間消去前)である。従業員数は連結で36,360人(2026年3月末)。
国内外に広がる生産・販売拠点
国内には市谷本社のほか、大崎、王子、横浜、狭山、久喜、黒崎など多数の工場を持つ。海外ではアジア、欧州、北米に子会社・関連会社を配置。マレーシアのDNP Imagingcomm Asia、ベトナムのDNP Vietnam、イタリアのDNP Photomask Europe、米国のDNP Americaなどが主要な現地法人である。また、丸善CHIホールディングスや北海道コカ・コーラボトリングなど上場子会社も有する。
中期経営計画で営業利益1,300億円を目標
2026年度を初年度とする3か年の中期経営計画を実行中。最終年度の2028年度に過去最高の営業利益1,300億円、ROE9.0%を計画する。事業戦略では「注力事業の拡大と構造改革の推進」を掲げ、情報セキュア、フォトイメージング、モビリティ、産業用高機能材、デジタルインターフェース、半導体の6領域を注力事業に位置付ける。財務戦略では政策保有株式の売却や自己株式取得による株主還元を進める。
業界の中での役割は印刷・情報技術を基盤とし、コミュニケーション・生活・電子分野向け製品・サービスを提供する総合企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| スマートコミュニケーション | 7,487億円 | 49.5% | 400億円 | 5.3% |
| ライフ& ヘルスケア | 5,121億円 | 33.9% | 373億円 | 7.3% |
| エレクトロ ニクス | 2,518億円 | 16.6% | 507億円 | 20.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01スマートコミュニケーション部門主力
書籍・雑誌等の印刷出版、デジタルマーケティング支援、BPO、ICカード・セキュリティ製品、店舗・イベント企画等を提供。印刷からデジタルまで幅広いコミュニケーションツールを展開。
- 書籍・雑誌
- 単行本・辞書・週刊誌等の商業印刷物。
- ICカード
- クレジット・交通・IDカード等のセキュリティカード。
- ビジネスフォーム
- 企業向け帳票・伝票等の業務用印刷物。
- 昇華型熱転写製品
- カラーインクリボン・受像紙・プリンター等のフォトプリント関連製品。
- 電子書籍
- 電子書籍の流通・販売プラットフォーム。
- デジタルサイネージ
- 電子看板・店頭映像配信システム。
02ライフ&ヘルスケア部門主力
食品・日用品向け包装材料、リチウムイオン電池用バッテリーパウチ、住宅・車両向け内装材、医薬品受託製造、飲料製造等を手掛ける。生活・健康関連の多様な素材・製品を供給。
- 包装材料
- 軟包材・カップ・ボトル・チューブ等の各種容器。食品・医療品等に使用。
- リチウムイオン電池用バッテリーパウチ
- 電池セル外装用のアルミラミネートフィルム。軽量で高い密封性。
- 住宅・車両内装材
- 化粧シート・床材等のインテリア部材。
- 医薬原薬中間体受託製造
- 医薬品の原薬・中間体を顧客の委託により製造するCDMO事業。
- 飲料
- 炭酸飲料・コーヒー・茶・果汁飲料等の清涼飲料水およびアルコール飲料。
03エレクトロニクス部門準主力
ディスプレイ用光学フィルム・メタルマスク、半導体用フォトマスク・リードフレーム、HDD用サスペンション等の精密電子部品を製造・販売。最先端の微細加工技術が強み。
- ディスプレイ用光学フィルム
- 液晶・有機EL向けの位相差フィルム・輝度向上フィルム等。
- 有機ELディスプレイ用メタルマスク
- 有機EL材料を蒸着する際の精密マスク。微細開口が高精細表示を実現。
- 半導体製造用フォトマスク
- LSI製造に用いる高精度な回路原版。微細化対応が求められる。
- 小型半導体パッケージ用リードフレーム
- 半導体チップを搭載するための金属枠。小型・高密度実装に対応。
- ハードディスクドライブ用サスペンション
- HDDの磁気ヘッドを支えるばね部品。高精度な位置決めに寄与。
製品と技術
セキュリティと認証を支える情報セキュア製品
ICカードはクレジット、交通、ID用途向けに接触型・非接触型・デュアルインターフェイスを提供。BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)では企業の業務プロセスや販売プロセスを支援。また、顔認証やID認証サービスを政府向けにアフリカなどで展開し、子会社Rubiconの「Laxton」ブランドでカードプリンターも手掛ける。
リチウムイオン電池の心臓部を守るバッテリーパウチ
リチウムイオン電池用バッテリーパウチは、アルミラミネートフィルムを用いた電池セルの外装材。軽量で高い密封性を持ち、スマートフォンやタブレット向けで新製品を中心に販売が伸長。一方、車載向けは米国の政策変更によるEV需要低迷の影響を受けた。太陽電池封止材の生産能力増強も進めている。
半導体製造に不可欠なフォトマスク
半導体製造用フォトマスクは、LSI製造に用いる高精度な回路原版。微細化対応が求められ、先端ロジックやメモリ向けに供給。子会社のDNP Photomask Europe(イタリア)や関連会社Photronics DNP Mask Corporationを通じてグローバルに展開。液晶ディスプレイ用大型フォトマスクも扱う。
包装から飲料まで手掛けるライフ&ヘルスケア製品
包装材料は軟包材、カップ、ボトル、チューブなど多岐にわたり、食品・日用品・医療品向けを中心に供給。環境配慮型「GREEN PACKAGING®」シリーズを展開。また、北海道コカ・コーラボトリングを通じて清涼飲料水やアルコール飲料を製造・販売。医薬原薬中間体のCDMO事業も手掛ける。
車載と住宅を彩る内装材・外装材
モビリティ関連では自動車内装用加飾フィルムが堅調。塗装工程短縮に貢献する高意匠外装用製品も販売。株式会社DNP光金属とのシナジーにより、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)向け加飾成型部品を拡大。生活空間関連では内・外装材「アートテック®」を展開し、高い耐久性とデザイン性を両立する。
印刷技術を応用した電子デバイス用精密部材
有機ELディスプレイ用メタルマスクは、微細な開口を用いて蒸着パターンを形成し、高精細表示を実現。ディスプレイ用光学フィルムは液晶・有機EL向けの位相差フィルムや輝度向上フィルム。HDD用サスペンションは磁気ヘッドを高精度に位置決めするばね部品。スマホ用カメラ部材も生産する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
印刷技術で国内首位、光学・電子で多角化進む
大日本印刷は、印刷関連で国内首位級の売上規模を持ち、同業のイタミアートや浅香工業とは事業規模で大きく差をつけている。売上高は1.4兆円超と業界最大級で、近年は電子デバイスや光学フィルムなど高付加価値分野へシフトし、営業利益率も6%台と安定。ライバルのイタミアートは美術品複製でニッチを極めるが、当社は総合印刷の裾野の広さを活かし、多角化で収益基盤を固める。一方、紙媒体需要の減退という構造課題に対し、デジタルやヘルスケア分野の育成が急務。財務基盤は強固で、研究開発投資を継続できる点が競争優位の源泉である。
強み
- 売上高1.4兆円超で、印刷業界の売上規模は国内首位級の地位を確立している。
- 電子部材や光学フィルム、ヘルスケアなど非紙媒体事業を育成し、収益源の分散を図っている。
- 技術開発に積極的で、先端材料やデジタル技術の特許を多数保有している。
- 長年の事業実績で顧客からの信頼が厚く、大手企業との長期取引が多い。
課題
- 新聞や出版など紙市場の縮小が続き、既存の印刷事業の成長にブレーキが掛かっている。
- 国内中心の事業構造で、海外比率は低く、成長市場の取り込みが課題だ。
- 同業他社や新興企業との価格競争が激化し、採算性の改善が課題となっている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字が大日本印刷
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6752パナソニック ホールディングス | 10.5兆円 | 52.9倍 |
| 2 | 7751キヤノン | 6.2兆円 | 11.8倍 |
| 3 | 4062イビデン | 5.7兆円 | 93.7倍 |
| 4 | 4901富士フイルムホールディングス | 4.2兆円 | 14.6倍 |
| 5 | 7911TOPPANホールディングス | 1.5兆円 | 21.7倍 |
| 6 | 7912大日本印刷 | 1.3兆円 | 12.9倍 |
| 7 | 6645オムロン | 1.3兆円 | 35.9倍 |
| 8 | 5201AGC | 1.2兆円 | 13.2倍 |
| 9 | 4626太陽ホールディングス | 5,527億円 | 28.8倍 |
| 10 | 6787メイコー | 4,932億円 | 24.3倍 |
| 11 | 6753シャープ | 4,138億円 | 8.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。
会社の歴史
沿革 45件
秀英舎として創業し、日清印刷と合併して大日本印刷に
1876年10月、東京・京橋に秀英舎として創業。1886年に第一工場(市谷工場)を開設し、1888年に有限責任会社、1894年に株式会社へ組織変更。1935年2月、日清印刷株式会社を合併し、大日本印刷株式会社と改称した。創業から約60年で印刷会社としての基盤を固め、社名に「大日本」を冠するに至った。
戦後の復興と工場拡充、1949年の株式上場
1946年9月に榎町工場を復興し操業再開。1949年5月に東京証券取引所に上場。1950年代から1960年代にかけて大崎工場(1951年)、王子工場(1957年)、横浜工場(1967年)など関東圏を中心に工場を増設した。1956年には日本精版を合併し大阪工場とし、1968年には大日本ミクロを合併してミクロ工場(現上福岡工場)とした。
1960~70年代、全国展開と関連会社の設立
1961年までに仙台、福岡、札幌の営業所を開設し営業網を全国に広げた。1962年に大日本商事、1963年に北海道コカ・コーラボトリングを設立。1966年には中央研究所を完成させ技術開発体制を強化。1972年には赤羽工場、蕨工場、奈良工場など複数の工場を開設し、生産能力を拡大した。
1980~90年代、工場新設とグループビジョンの策定
1983年に久喜工場、1990年に小野工場、1991年に岡山工場、1993年に三原工場、1995年に田辺工場、1996年に泉崎工場、1998年に宇都宮工場、1999年に牛久工場を相次いで開設。2001年5月には「DNPグループ21世紀ビジョン」を策定し、グループ全体の方向性を明確化した。
2000年代以降、事業再編と新領域への進出
2004年にDNP北海道、DNP東北、2005年にDNP西日本を設立し地域別子会社を整理。2006年にはコニカミノルタホールディングスから証明写真事業を買収。同年にDNP五反田ビルを完成し、神谷ソリューションセンターを開設。2025年にはRubicon SEZCを連結子会社化し、IDカード事業のグローバル展開を加速した。
年表45件を開く
1870年代
- 1876年10月創業東京府下京橋区に秀英舎として創業
1880年代
- 1886年11月第一工場(市谷工場)を開設
- 1888年4月商号変更舎則を改め、有限責任会社組織に変更
1890年代
- 1894年1月商号変更商法の実施にともない株式会社組織に変更
1920年代
- 1923年10月本社を現在地に移転
1930年代
- 1931年12月諸星インキ株式会社(現株式会社DNPファインケミカル:現連結子会社)を設立
- 1935年2月M&A日清印刷株式会社を合併し、大日本印刷株式会社と改称
1940年代
- 1946年9月榎町工場を復興、操業再開
- —京都工場を開設
- 1949年5月上場東京証券取引所に上場
1950年代
- 1951年11月大崎工場を開設
- 1956年9月創業日本精版株式会社を合併し、大阪工場として発足
- 1957年8月王子工場を開設
- —名古屋営業所を開設
- 1958年1月仙台営業所を開設
- —大日本梱包運送株式会社(現株式会社DNPロジスティクス:現連結子会社)を設立
1960年代
- 1961年3月福岡営業所を開設
- —札幌営業所を開設
- 1962年9月大日本商事株式会社を設立(現連結子会社)
- 1963年1月北海道コカ・コーラボトリング株式会社を設立(現連結子会社)
- 1966年7月中央研究所を完成
- 1967年9月横浜工場を開設
- 1968年12月創業大日本ミクロ株式会社を合併し、ミクロ工場(現上福岡工場)として発足
1970年代
- 1972年1月赤羽工場を開設
- —M&A二葉印刷株式会社を合併
- —蕨工場を開設
- 1973年4月狭山工場を開設
- —鶴瀬工場を開設
- —奈良工場を開設
- 1975年7月創業生産総合研究所を設立
1980年代
- 1983年9月久喜工場を開設
- 1985年7月中央研究所柏研究施設を完成
1990年代
- 1990年11月小野工場を開設
- 1991年10月岡山工場を開設
- 1993年7月三原工場を開設
- 1995年9月田辺工場を開設
- 1996年11月泉崎工場を開設
- 1998年3月宇都宮工場を開設
- 1999年1月牛久工場を開設
2000年代
- 2001年5月DNPグループ21世紀ビジョンを策定
- 2004年10月株式会社DNP北海道、株式会社DNP東北を設立(現連結子会社)
- 2005年5月黒崎工場を開設
- —株式会社DNP西日本を設立(現連結子会社)
- 2006年7月M&Aコニカミノルタホールディングス株式会社の証明写真事業等を買収
- —DNP五反田ビルを完成 DNP神谷ソリューションセンターを開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益2028年度まで1,300億円
- ROE2028年度まで9.0%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
注力事業への積極投資と構造改革
情報セキュア、半導体など6つの注力事業に積極投資し、基盤・再構築事業では収益性強化や縮小・撤退を検討。3セグメントすべてを成長させ、事業ポートフォリオを変革する。
- 02
キャッシュ・アロケーションの最適化
営業CF拡大や政策保有株式売却等で資金を創出し、注力事業への設備投資・M&Aに重点配分。株主還元は累進配当と機動的な自己株式取得を継続する。
- 03
人的資本と知的資本の強化
人への投資拡大や戦略的人材配置、生成AI活用による生産性向上、グローバルR&D拠点の活用などで競争力の源泉を強化し、持続的な価値創出を図る。
- 04
環境経営の推進
脱炭素・循環型・自然共生の3軸で取り組みを加速。再生エネ導入やリサイクル高度化、低炭素製品開発等により、環境課題を成長機会と捉える。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で36,360人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は861万円で、9期前と比べて+18.6%。平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は20.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 38,808 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 38,627 | — |
| 2019年3月 | 726 | 42.2 | 18.6 | 38,051 | — |
| 2020年3月 | 744 | 42.6 | 19.0 | 38,181 | — |
| 2021年3月 | 766 | 42.8 | 19.1 | 37,062 | — |
| 2022年3月 | 768 | 43.2 | 19.4 | 36,542 | — |
| 2023年3月 | 797 | 43.8 | 20.1 | 36,246 | — |
| 2024年3月 | 804 | 44.2 | 20.3 | 36,911 | — |
| 2025年3月 | 830 | 44.6 | 20.9 | 36,890 | 254 |
| 2026年3月 | 861 | 44.8 | 20.7 | 36,360 | 278 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社106社(国内 83 / 海外 23) を有報から抽出しています。
- 国内丸善CHI ホールディングス㈱東京都 新宿区議決権55.0%
- 国内北海道コカ・コーラ ボトリング㈱札幌市 清田区議決権57.0%
- 国内㈱インテリジェント ウェイブ東京都 中央区議決権51.0%
- 国内シミックCMO㈱東京都 港区議決権50.1%
- 国内㈱DNPプロアカウンティング東京都 新宿区議決権100.0%
- 国内㈱DNPテクノパック東京都 新宿区議決権100.0%
- 国内㈱DNP ファインケミカル横浜市 緑区議決権100.0%
- 国内㈱DNP ロジスティクス東京都 新宿区議決権100.0%
- 国内㈱DNP 高機能マテリアル彦根滋賀県 彦根市議決権100.0%
- 国内㈱アセプティック・システム東京都 新宿区議決権100.0%
- 国内㈲エヌテック愛知県 豊橋市議決権100.0%
- 国内大口製本印刷㈱埼玉県 入間郡 三芳町議決権100.0%
残りのグループ会社94社を開く
- 相模容器㈱神奈川県 小田原市90%
- サンシ興産㈱東京都 新宿区100%
- 大日本商事㈱東京都 新宿区94%
- ㈱DNP アイディーシステム東京都 新宿区100%
- ㈱DNPアート コミュニケーションズ東京都 新宿区100%
- ㈱DNP イメージングコム東京都 新宿区100%
- ㈱DNPエリオ神奈川県 愛甲郡 愛川町50%
- ㈱DNPエル・エス・アイ・デザイン東京都 新宿区100%
- ㈱DNP エンジニアリング茨城県 つくば市100%
- ㈱DNP マーコムプロダクツ東京都 新宿区100%
- ㈱DNPコアライズ東京都 新宿区100%
- ㈱DNP 高機能マテリアル東京都 新宿区100%
- ㈱DNPコミュニケーションデザイン東京都 新宿区100%
- ㈱DNP四国徳島県 徳島市97%
- ㈱DNP 出版プロダクツ東京都 新宿区100%
- ㈱DNP情報システム東京都 新宿区100%
- ㈱DNP モビリティ&リビング埼玉県 入間郡 三芳町100%
- DNP 田村プラスチック㈱愛知県 小牧市100%
- ㈱DNP中部名古屋市 守山区100%
- ㈱DNPデータテクノ埼玉県 蕨市100%
- ㈱DNPデジタルソリューションズ東京都 新宿区100%
- ㈱DNP東北仙台市 宮城野区100%
- ㈱DNP西日本福岡市 南区100%
- ㈱DNP ハイパーテック京都市 下京区100%
- ㈱DNP ヒューマンサービス東京都 新宿区100%
- ㈱DNPファイン オプトロニクス東京都 新宿区100%
- ㈱DNPファイン ケミカル宇都宮栃木県 栃木市100%
- ㈱DNP ファシリティサービス東京都 新宿区100%
- ㈱DNPフォト イメージングジャパン東京都 新宿区100%
- ㈱DNPプランニングネットワーク東京都 新宿区95%
- ㈱DNP包装東京都 北区100%
- ㈱DNP北海道札幌市 東区100%
- ㈱DNP ホリーホック東京都 新宿区100%
- ㈱DNP メディアサポート大阪府 門真市95%
- ㈱DNP・SIG Combibloc東京都 新宿区50%
- ディー・ティー・ファインエレクトロニクス㈱川崎市 幸区65%
- ㈱トゥ・ディファクト東京都 新宿区100%
- ㈱巴樹脂愛知県 豊橋市100%
- ㈱ハコスコ東京都 新宿区67%
- ㈱DNP光金属名古屋市 緑区100%
- ㈱モバイルブック・ジェーピー東京都 千代田区64%
- ㈱DNP 科学分析センター東京都 港区67%
- ㈱ライフスケープ マーケティング東京都 千代田区84%
- ㈱丸善リサーチ サービス東京都 新宿区50%
- ㈱丸善ジュンク堂書店東京都 中央区55%
- 丸善出版㈱東京都 千代田区55%
- 丸善雄松堂㈱東京都 中央区55%
- ㈱図書館流通センター東京都 文京区55%
- 幸楽輸送㈱札幌市 清田区57%
- 北海道コカ・コーラ プロダクツ㈱札幌市 清田区57%
- 北海道サービス㈱札幌市 清田区57%
- 北海道ベンディング㈱札幌市 清田区57%
- 北海道コカ・コーラ リテール&ベンディング㈱札幌市 清田区57%
- DNP America,LLCアメリカ ニューヨーク100%
- DNP Asia Pacific Pte. Ltd.シンガポール100%
- DNP Corporation USAアメリカ ニューヨーク100%
- DNP Denmark A/Sデンマーク カールスルンデ100%
- DNP Holding USA Corporationアメリカ デラウェア100%
- DNP Imagingcomm America Corporationアメリカ コンコード100%
- DNP Imagingcomm Asia Sdn. Bhd.マレーシア ジョホール100%
- DNP Imagingcomm Europe B.V.オランダ ハールレム100%
- DNP Imagingcomm India Private Limitedインド ニューデリー100%
- DNP Photo Imaging Belgium SAベルギー ブリュッセル100%
- DNP Photo Imaging Europe SASフランス ロワシー100%
- DNP Photo Imaging Germany GmbHドイツ ベルリン100%
- DNP Photo Imaging Italy S.R.L.イタリア ジャンノーネ100%
- DNP Photo Imaging Netherlands B.V.オランダ ズーテルメール100%
- DNP Photo Imaging Russia, LLCロシア モスクワ100%
- DNP Photo Imaging Spain, S.L.U.スペイン マドリード100%
- DNP Photo Imaging Switzerland SARLスイス エキュブラン100%
- DNP Photomask Europe S.p.A.イタリア アグラテ ブリアンツァ81%
- DNP Taiwan Co., Ltd.台湾 台北100%
- DNP Korea Co., Ltd.韓国 ソウル100%
- DNP Vietnam Co., Ltd.ベトナム ホーチミン100%
- PT DNP Indonesiaインドネシア ジャカルタ51%
- CMIC CMO Korea Co., Ltd.韓国 富川市100%
- CMIC CMO USA Corporationアメリカ クランベリー86%
- Guangzhou Lie Dun Electronics Technology Co., Ltd.中国 広州市75%
- HIKARI TANYOU Co., Ltd.中国 丹陽市100%
- Laxton BVオランダ デン・ハーグ75%
- Laxton Incアメリカ サン・アントニオ75%
- Laxton Limited中国 香港75%
- Laxton(Pty)Ltd南アフリカ ベッド フォードビュー75%
- Laxton, Unipessoal LDAポルトガル サンタ・マリア・ダ・フェイラ75%
- Rubicon SEZCケイマン諸島 グランド ケイマン75%
- Sharingbox Inc.アメリカ ニューヨーク100%
- Techensure Limited中国 香港75%
- BIPROGY㈱東京都 江東区21%
- DIC グラフィックス㈱東京都 中央区33%
- 教育出版㈱東京都 江東区48%
- 新光電気工業㈱長野県 長野市15%
- MK Smart Joint Stock Companyベトナム ハノイ36%
- Photronics DNP Mask Corporation台湾 新竹50%
- Photronics DNP Mask Corporation Xiamen中国 廈門50%
- 調達3.7億円こどもデータ連携実証事業の実施及び好事例集の作成(令和7年度)こども家庭庁 · 2025-04-30
- 調達2.8億円令和3年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業文化庁 · 2021-03-25
- 調達2.1億円令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業文化庁 · 2022-03-25
- 調達1.9億円IoTを活用した新産業モデル創出基盤整備事業研究開発項目[5]IoT技術を活用した新たなサプライチェーン情報共有システムの開発国内消費財サプライチェーンの効率化国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-09-27
- 調達1.8億円戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/フィジカル空間デジタルデータ処理基盤サブテーマII:超低消費電力IoTデバイス・革新的センサ技術/ヒューマンインタラクションセンサデバイスシステム技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-01-18
- 調達1.3億円マイナンバーカードの利用シーン拡大に係る実証事業<てぶら観光>デジタル庁 · 2024-03-27
- 調達1.1億円0200490072情報信託機能の普及促進に向けた課題解決に係る調査総務省 · 2020-05-01
- 調達9,097万円令和4年度メディア芸術データベース等に係る調査研究事業文化庁 · 2022-03-25
- 調達8,055万円04-0049-0312デジタル活用支援推進事業の効果的な運営等に関する調査研究総務省 · 2023-03-03
- 調達8,045万円06-0049-0367デジタル活用支援推進事業の効果的な運営等に関する調査研究総務省 · 2024-03-29
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.5兆円、営業利益は1,010億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+7.9%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.5兆円 | 1.5兆円 |
| 営業利益 | 1,080億円 | 1,010億円 |
| 純利益 | 950億円 | 1,040億円 |
| 1株あたり配当 | ¥41 | ¥41 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は3,729億円、営業利益は279億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.1%、営業利益は+109.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3,496 | — | — | 213 |
| 2024年1Q | 3,451 | 133 | 3.9 | 581 |
| 2024年2Q | 3,487 | 142 | 4.1 | 181 |
| 2024年3Q | 3,675 | 245 | 6.7 | 224 |
| 2024年4Q | 3,635 | — | — | 123 |
| 2025年2Q | 7,084 | 382 | 5.4 | 897 |
| 2025年4Q | 7,492 | 554 | 7.4 | 210 |
| 2026年2Q | 7,387 | 466 | 6.3 | 604 |
| 2026年4Q | 7,739 | 544 | 7.0 | 436 |
| 2027年1Q | 3,729 | 279 | 7.5 | 236 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.4兆円から1.5兆円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は6.7%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.45 | — | 403 | — | 192 |
| 2014年3月 | 1.45 | — | 533 | — | 256 |
| 2015年3月 | 1.46 | — | 538 | — | 269 |
| 2016年3月 | 1.46 | — | 527 | — | 336 |
| 2017年3月 | 1.41 | — | 367 | — | 252 |
| 2018年3月 | 1.41 | — | 510 | — | 275 |
| 2019年3月 | 1.40 | — | 583 | — | −357 |
| 2020年3月 | 1.40 | — | 638 | — | 695 |
| 2021年3月 | 1.34 | — | 599 | — | 251 |
| 2022年3月 | 1.34 | — | 812 | — | 972 |
| 2023年3月 | 1.37 | — | 837 | — | 857 |
| 2024年3月 | 1.42 | — | 987 | — | 1,109 |
| 2025年3月 | 1.46 | 936 | 1,159 | 6.4 | 1,107 |
| 2026年3月 | 1.51 | 1,010 | 1,192 | 6.7 | 1,040 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.5兆円のうち、営業利益として残るのは1,010億円で6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,040億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.8%1.1兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.5%2,649億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%1,010億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが404億円、投資CFが−736億円で、差し引きのフリーCFは−332億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2,436億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,005 | −726 | −362 | 279 | 2,121 |
| 2014年3月 | 1,201 | −584 | −800 | 617 | 1,998 |
| 2015年3月 | 857 | −505 | −239 | 352 | 2,128 |
| 2016年3月 | 726 | −609 | −472 | 117 | 1,755 |
| 2017年3月 | 719 | 140 | −452 | 859 | 2,146 |
| 2018年3月 | 485 | 231 | −428 | 716 | 2,449 |
| 2019年3月 | 690 | −1,469 | −322 | −779 | 1,338 |
| 2020年3月 | 939 | 1,911 | −413 | 2,850 | 3,774 |
| 2021年3月 | 617 | −563 | −783 | 54 | 3,042 |
| 2022年3月 | 820 | −392 | −578 | 428 | 2,934 |
| 2023年3月 | 380 | −250 | −524 | 130 | 2,583 |
| 2024年3月 | 726 | 184 | −1,187 | 910 | 2,346 |
| 2025年3月 | 1,327 | −367 | −874 | 960 | 2,506 |
| 2026年3月 | 404 | −736 | 233 | −332 | 2,436 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.3兆円で、自己資本比率は58.5%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.58 | 0.94 | 6,419 | 56.6 |
| 2014年3月 | 1.57 | 0.98 | 5,984 | 59.2 |
| 2015年3月 | 1.81 | 1.12 | 6,854 | 59.6 |
| 2016年3月 | 1.72 | 1.06 | 6,554 | 59.2 |
| 2017年3月 | 1.74 | 1.08 | 6,606 | 59.4 |
| 2018年3月 | 1.79 | 1.10 | 6,922 | 58.7 |
| 2019年3月 | 1.77 | 1.05 | 7,284 | 56.1 |
| 2020年3月 | 1.72 | 0.97 | 7,531 | 53.2 |
| 2021年3月 | 1.82 | 1.10 | 7,264 | 57.2 |
| 2022年3月 | 1.88 | 1.15 | 7,282 | 58.2 |
| 2023年3月 | 1.83 | 1.15 | 6,822 | 59.4 |
| 2024年3月 | 1.96 | 1.24 | 7,189 | 59.6 |
| 2025年3月 | 1.92 | 1.21 | 7,091 | 59.2 |
| 2026年3月 | 2.03 | 1.27 | 7,670 | 58.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで104社中40位あたり、逆に低いのは配当利回りで104社中94位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,039で、1年前と比べて+22.5%。過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 |
| PER (会社予想) | 13.5倍 |
| PBR | 1.06倍 |
| 配当利回り | 1.35% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で+1.96%と緩やかに上昇し、25日移動平均線(3,126円)を3.1%上回る。75日線(2,952円)に対しては+9.2%と上昇基調が続く。52週高値3,364円に迫る水準で、高値圏でのもみ合い。RSIは78.77と買われ過ぎ圏に達し、過熱感が強まっている。8月13日には3302円まで上昇し高値を更新したが、その後はやや調整。200日線(2,865円)も上回っており、中期的な上昇トレンドは継続。出来高は8月に入り100万株超の日が多く、需給は良好だが、RSIの高止まりで短期的な反落リスクに注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは13.69倍で業界平均18.21倍より低く、PBRも1.13倍で平均1.39倍を下回る。ROEは8.94%で収益性はそこそこ。業界平均より割安な水準にあるものの、配当利回り1.27%は平均2.85%を大幅に下回り、株主還元の手厚さには欠ける。直近の営業利益率6%台で安定し、業績も堅調。割安だが配当の伸び悩みが株価の重しとなり得る。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 13.5倍 | — |
| PBR | 1.06倍 | 1.38倍 |
| ROE | 8.9% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
印刷需要の構造的減少を受け、情報・産業分野へのシフトを進めるが、収益の柱であるフォトマスクは半導体市況に左右される。強気派は、成長分野への投資効果とROE改善を評価し、弱気派は、既存印刷事業の減益基調とフォトマスク依存のリスクを懸念する。
- 成長分野のシフト進展
売上高は2023年3月期から2026年3月期予想まで増収が続き、営業利益率も改善傾向。
- 半導体フォトマスク需要
半導体の微細化でフォトマスクの需要は中長期的に伸長、世界シェアも高い。
- 株主還元と資本効率
PBR1.1倍、ROE8.9%で改善余地があり、配当利回り1.35%と着実な還元。
- 営業利益1,010億円と前期比7.9%増通年影響強
営業利益は936億円から1,010億円へ74億円増加し、営業利益率6.68%に改善。
- 売上高1兆5,126億円と増収通年影響中
売上高は1兆4,576億円から3.8%増の1兆5,126億円へ拡大した。
- PER12.87倍と割安なバリュエーション継続影響中
実績PER12.87倍は割安圏で、PBR1.1倍と合わせ株価に下支えがある。
- ROE8.94%と資本効率は改善傾向通年影響弱
ROE8.94%を確保し、PBR1.1倍の評価に妥当性を持たせている。
- 印刷市場の縮小
紙媒体の需要減少が続き、出版・商業印刷分野の売上は構造的に低下。
- フォトマスク市況の変動
半導体サイクルの影響を受けやすく、需要変動が業績のブレを生む。
- 成長投資の成果不透明
情報・産業分野への投資は巨額だが、収益貢献はまだ限定的。
- 純利益1,040億円と前期比6%減通年影響中
純利益は1,107億円から1,040億円へ67億円減少した。
- 予想PER13.5倍は実績12.87倍から悪化決算発表後影響弱
予想PER13.5倍は実績PER12.87倍を上回り、来期の減益観測を示す。
- 1年で株価28%上昇し上昇ピッチが速い不定影響弱
1年リターン28.07%と上昇後の調整リスクに注意が必要。
- 配当利回り1.35%は低位で還元が薄い通年影響弱
配当利回り1.35%は相対的に低く、株主還元の拡大が乏しい。
- 情報・産業分野の売上高比率
- 成長分野へのシフトが進んでいるか測るため
- 半導体フォトマスクの受注動向
- 市況変動の影響を早期に把握するため
- ROE
- 資本効率改善の進捗を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり41円で、前期から+5.3%。いまの株価に対する利回りは1.35%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 32 | — | 99.1 |
| 2018年3月 | 32 | 0.0 | 105.8 |
| 2019年3月 | 32 | 0.0 | — |
| 2020年3月 | 32 | 0.0 | 63.0 |
| 2021年3月 | 32 | 0.0 | 142.2 |
| 2022年3月 | 32 | 0.0 | 20.1 |
| 2023年3月 | 32 | 0.0 | 20.9 |
| 2024年3月 | 32 | 0.0 | 15.7 |
| 2025年3月 | 38 | 18.8 | 18.9 |
| 2026年3月 | 40 | 5.3 | 21.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥41
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ29,364人。区分でいちばん多いのは金融機関で36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.3%を占め、残る52.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 35.1 | 36.1 | 35.7 | 32.9 | 33.6 | 36.3 |
| 外国法人 | 23.6 | 23.2 | 27.4 | 27.3 | 28.5 | 34.7 |
| 個人・その他 | 25.3 | 26.3 | 21.9 | 24.6 | 25.9 | 15.3 |
| 事業法人 | 13.5 | 12.6 | 13.0 | 13.1 | 10.2 | 11.0 |
| 証券会社 | 2.4 | 1.7 | 2.0 | 2.2 | 1.8 | 2.7 |
| 自己株式 | 13.4 | 15.2 | 10.5 | 13.6 | 13.9 | 1.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 17.11 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.52 |
| 03 | ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 3.01 |
| 04 | 自社従業員持株会 | 2.83 |
| 05 | 第一生命保険株式会社 | 2.71 |
| 06 | 日本生命保険相互会社 | 2.16 |
| 07 | 株式会社みずほ銀行 | 1.74 |
| 08 | GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク) | 1.34 |
| 09 | ジェーピー モルガン チェース バンク 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.31 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 1.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.01%
- 2026-04-07株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告2.76%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+689%、1株純資産は14期で+99%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 30 | 1,387 | 2.2 | 29.7 | 138.2 |
| 2014年3月 | 40 | 1,448 | 2.8 | 24.8 | 164.4 |
| 2015年3月 | 42 | 1,676 | 2.7 | 27.9 | 94.3 |
| 2016年3月 | 53 | 1,619 | 3.2 | 18.8 | 88.7 |
| 2017年3月 | 82 | 3,361 | 2.5 | 29.4 | 99.1 |
| 2018年3月 | 91 | 3,494 | 2.6 | 24.2 | 105.8 |
| 2019年3月 | −118 | 3,301 | −3.5 | — | — |
| 2020年3月 | 235 | 3,260 | 7.3 | 9.8 | 63.0 |
| 2021年3月 | 89 | 3,717 | 2.6 | 26.0 | 142.2 |
| 2022年3月 | 356 | 4,058 | 9.1 | 8.1 | 20.1 |
| 2023年3月 | 321 | 4,158 | 7.9 | 11.5 | 20.9 |
| 2024年3月 | 222 | 2,433 | 9.8 | 10.5 | 15.7 |
| 2025年3月 | 239 | 2,515 | 9.6 | 8.9 | 18.9 |
| 2026年3月 | 235 | 2,759 | 8.9 | 12.0 | 21.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額925百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 北島義斉 | 代表取締役 社長 | 61 | 1,220,868 |
| 宮健司 | 代表取締役 副社長 | 72 | 40,240 |
| 黒柳雅文 | 専務取締役 | 66 | 18,736 |
| 杉田一彦 | 専務取締役 | 66 | 25,336 |
| 三宅徹 | 専務取締役 | 68 | 12,722 |
| 中村治 | 専務取締役 | 63 | 11,272 |
| 宮間三奈子 | 常務取締役 | 64 | 13,560 |
| 金沢貴人 | 常務取締役 | 65 | 7,994 |
| 宮島司 | 取締役 | 76 | 9,800 |
| 田村良明 | 取締役 | 71 | 4,100 |
| 白川浩 | 取締役 | 71 | 6,100 |
| 杉浦宣彦 | 取締役 | 60 | — |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 熊平美香 | 取締役 | 65 | — |
| 峯村隆二 | 常勤監査役 | 74 | 4,052 |
| 久蔵達也 | 常勤監査役 | 63 | 16,792 |
| 森ヶ山和久 | 常勤監査役 | 62 | 2,000 |
| 石井妙子 | 監査役 | 70 | — |
| 市川育義 | 監査役 | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 395 | 253 | 79 | 727 | 81 |
| 社外取締役 | 8 | 138 | — | — | 138 | 17 |
| 監査役 | 2 | 60 | — | — | 60 | 30 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,720字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,489字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク17,601字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,641字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第132期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第132期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第131期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第131期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
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