本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コーセーホールディングス

KOSE Holdings Corporation4922 · Prime · 化学

コーセー・アルビオン・タルトなど多彩なブランドを擁する化粧品大手。

概要

コーセーホールディングスは1946年創業の化粧品メーカー。コスメデコルテ、雪肌精、ジルスチュアートなどのプレステージブランドを百貨店・専門店向けに展開する。2024年12月期の連結売上高は3228億円、営業利益率5.39%。海外売上高比率が高く、特にアジア市場で成長している。純粋持株会社としてグループを統括する。

百貨店・専門店を軸とするプレステージ事業

化粧品事業は連結売上高の79.4%を占める中核セグメントである。コスメデコルテ、雪肌精、アルビオン、ジルスチュアート、アディクションなどのブランドを百貨店や専門店チャネルで販売する。製造は親会社の㈱コーセーと連結子会社の㈱アルビオンが担当し、販売はコーセー化粧品販売㈱などが担う。2025年12月期の同事業の売上高は2623億円、営業利益は167億円で、前期比11.4%増益となった。

ドラッグストア向けコスメタリー事業

コスメタリー事業はソフティモ、クリアターン、サンカット、メイクキープ、ヴィセなどのマスブランドをドラッグストアや量販店に展開する。販売子会社コーセーコスメポート㈱が担当し、2025年12月期の売上高は645億円で前期並みだった。同事業の営業利益はメイクアップブランドの減収により減益となったが、コーセーコスメポート事業は過去最高売上高を達成した。

海外事業の拡大と地域戦略

海外売上高比率は34.8%に達し、アジアを中心に成長している。連結子会社として高絲香港、高絲化粧品銷售(中国)、KOSÉ KOREA、Tarte, Inc.(米国)など13社を有する。中国市場では国産ブランドの台頭や個人消費低迷により構造改革を実施し、2025年12月期に黒字転換した。米国ではTarteが販売する。タイのPURI CO.,LTD.を2024年に子会社化し、ウェルビーイング領域にも進出している。

グループの持株会社体制と機能別子会社

当社は純粋持株会社としてグループ全体を統括する。生産はコーセーインダストリーズ㈱、㈱アドバンス、台湾高絲等が行う。販売はコーセー化粧品販売㈱のほか、コーセーコスメニエンス㈱、コーセーコスメポート㈱、コーセープロフェッショナル㈱などがチャネル別に担当する。通販はコーセープロビジョン㈱、アメニティはコーセートラベルリテール㈱が担い、グループ全体で45社の連結子会社を擁する。

業界の中での役割は化粧品メーカー(製造・販売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,302億円
営業利益
185億円
営業利益率
5.6%
純利益
151億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01化粧品(デパート・専門店向け)主力

コーセー、雪肌精、コスメデコルテ、アルビオンなどのプレステージブランドを百貨店・専門店に卸売。子会社が販売を担当。

主な製品・サービス4
コーセー
化粧品全般。ブランド名そのものが製品群を指す。
雪肌精
スキンケアブランド。美白・保湿で知られる。
コスメデコルテ
高級スキンケア・メイクアップブランド。
アルビオン
連結子会社㈱アルビオンが製造販売するスキンケア・メイクブランド。

02化粧品(ドラッグストア・量販店向け)準主力

コスメタリー事業として、ソフティモ、クリアターン、サンカットなどマスブランドをドラッグストア・量販店向けに展開。

主な製品・サービス3
ソフティモ
クレンジング・洗顔ブランド。
クリアターン
フェイシャルマスクブランド。
サンカット
日焼け止めブランド。

03化粧品(通販・EC)準主力

米肌(マイハダ)やフイルナチュラントなどを通販チャネルで販売。子会社コーセープロビジョン等が運営。

主な製品・サービス2
米肌(マイハダ)
通販限定のスキンケアブランド。
フイルナチュラル
㈱ドクターフィル コスメティクスが販売するスキンケアブランド。

04化粧品(海外)準主力

高絲香港、高絲化粧品銷售(中国)、KOSÉ KOREA、Tarte, Inc.など海外子会社を通じ、各国で化粧品を卸売・販売。

主な製品・サービス1
タルト
Tarte, Inc.が販売するアメリカ発のメイクアップブランド。

05化粧品(その他チャネル)副次

アメニティ製品(ホテル用など)、OEM製品、輸出原材料、不動産賃貸などのその他事業。

主な製品・サービス1
アメニティ製品
ホテル・旅館向けのシャンプー・ボディソープなど。

製品と技術

コスメデコルテとアルビオンに代表されるプレステージブランド

コスメデコルテは高級スキンケア・メイクアップブランドで、百貨店で販売される。アルビオンは連結子会社㈱アルビオンが製造販売し、エレガンス、イグニス、アナスイ、ポール&ジョーなどのサブブランドを持つ。雪肌精は美白・保湿で知られ、海外でも好調である。ジルスチュアートはライセンスブランドとして導入され、メイクアップを中心に人気を集めている。

ソフティモやクリアターンに代表されるコスメタリー製品

コスメタリー事業ではドラッグストア向けの大衆ブランドを展開する。ソフティモはクレンジング・洗顔の定番ブランド、クリアターンはフェイシャルマスク、サンカットは日焼け止めで知られる。メイクキープシリーズはメイクアップの持ちを向上させるアイテムで好調である。これらの製品はコーセーコスメポート㈱が販売し、2025年12月期に同事業は過去最高売上を記録した。

米国発タルトと通販専用ブランド

Tarte, Inc.は米国発のメイクアップブランドで、環境配慮型の製品を特徴とする。連結子会社として仕入れ・販売を行う。国内では通販チャネル専用ブランドとして米肌(マイハダ)やフイルナチュラントを展開し、コーセープロビジョン㈱や㈱ドクターフィル コスメティクスが販売する。また、タイのPURI CO.,LTD.のパンピューリブランドもグループに加わり、ウェルビーイング領域を拡充している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化粧品で国内中位、海外比率高めで内需依存度は低い

コーセーホールディングスは化粧品・美容関連事業を展開し、国内市場では中位の地位を占める。直近の売上高は3004億円から3302億円へと増加し、営業利益率は約5.5%と低めである。同業他社のコージンバイオや北の達人コーポレーションと比較し、コーセーは高級ブランドから大衆品まで幅広くカバーする。海外売上比率が高く、特にアジア市場でのプレゼンスが強い。内需依存ではないが、海外での競争激化やブランド力の維持が課題である。

強み

  • デパコスからドラッグストア向けまで幅広いブランドを保有し、多様な需要に対応。
  • アジア中心に海外売上比率が高く、内需に依存しない収益構造を構築。
  • 研究開発に注力し、スキンケア技術で差別化を図る。
  • 売上高が堅調に増加し、新規市場開拓と既存市場深耕を進める。

課題

  • 営業利益率約5.5%と低く、コスト構造の改善が急務。
  • 国内外の化粧品市場で競争が激しく、ブランド力の維持・向上が課題。
  • 中国市場の景気減速など、海外市場の変動が業績に影響を与える。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がコーセーホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18060キヤノンマーケティングジャパン4,104億円17.5倍
27984コクヨ4,064億円17.7倍
34681リゾートトラスト3,959億円18.5倍
47419ノジマ3,850億円10.0倍
58242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
64922コーセーホールディングス3,483億円23.9倍
77867タカラトミー3,449億円28.0倍
83048ビックカメラ3,294億円15.3倍
98022美津濃3,265億円17.1倍
108282ケーズホールディングス3,205億円20.9倍
114927ポーラ・オルビスホールディングス3,162億円26.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

小林合名会社設立と創業期の基盤形成

1946年3月、東京都北区に小林合名会社として創業し、化粧品の製造・販売を開始した。同年8月には研究所(現・コーセー製品開発研究所)を開設し、技術基盤を整えた。1946年4月には販売子会社コーセー化粧品販売㈱、同年7月にはコーセーコスメポート㈱を設立し、販売チャネルの分業体制を早期に構築した。この間、会社組織を変更して株式会社小林コーセーとなった。

高級ブランドアルビオンの設立と販売分離

創業後まもなく、販売部門を分離してコーセー商事㈱を設立し、メーカーと販売会社の機能を分けた。さらに高級化粧品の製造を目的として㈱アルビオンを設立し、プレステージ領域への本格参入を図った。これらの組織再編により、百貨店向けの高級品と一般品の両方を扱う体制が整い、後のブランド多角化の土台となった。

アジアを中心とした海外展開の開始

1970年代からアジアへの進出を積極化した。香港(現・高絲香港)、シンガポール、マレーシア、台湾に現地法人を設立し、台湾高絲は製造拠点も構えた。1980年代にはタイにKOSÉ (THAILAND)を設立、中国にも春絲麗有限公司(後に高絲化粧品有限公司)を設立した。2018年に中国の製造子会社の持分を譲渡したが、販売会社は維持し、アジア市場での存在感を保っている。

2000年の株式上場とブランド拡充

2000年12月に東京証券取引所市場第一部に株式を上場した。同年8月にはライセンス事業としてジルスチュアートブランドを日本市場に導入し、若年層向けの新たな顧客を獲得した。また、2000年4月には米国のTarte, Inc.を子会社化し、北米市場でのプレゼンスを高めた。同時期にフランス・リヨンに研究分室を開設し、海外研究開発の拠点とした。

持株会社体制への移行と中長期ビジョン

2024年12月期に純粋持株会社体制へ移行し、株式会社コーセーホールディングスに商号変更した。これにより意思決定の迅速化とグループシナジーの最大化を図る。中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」を策定し、2030年に売上高成長率CAGR+5%以上、営業利益率12%以上を目標とする。日本事業の収益性向上と海外での現地化を推進する。

年表48件を開く

1940年代

  • 1946年3月創業化粧品の製造・販売を目的として東京都北区に小林合名会社を設立
  • 創業会社組織を変更し、株式会社小林コーセーを設立
  • 創業販売部門を分離しコーセー商事株式会社を設立
  • 創業高級化粧品の製造会社、株式会社アルビオンを設立
  • フランス・ロレアル社と技術提携(2001年8月に合弁契約を解消)
  • 埼玉県に狭山工場を設置
  • 1946年8月東京都北区に研究所(現 コーセー製品開発研究所)を開設
  • 東京都中央区日本橋に本社移転
  • 創業香港に香港高絲私人有限公司(現 高絲香港有限公司)を設立
  • 創業シンガポールに新加坡高絲私人有限公司(現 KOSÉ SINGAPORE PTE.LTD.)を設立
  • 創業マレーシアに高絲化粧品(馬)有限公司(現 KOSÉ (MALAYSIA) SDN. BHD.)を設立
  • 群馬県に群馬工場を設置
  • 創業タイランドにKOSÉ (THAILAND) CO., LTD.を設立
  • 1946年9月創業台湾に台湾高絲股份有限公司を設立
  • 創業サロンルート化粧品販売の株式会社クリエ(現 コーセープロフェッショナル株式会社)を設立
  • 創業中国に春絲麗有限公司(後の高絲化粧品有限公司)を設立(2018年5月に持分を譲渡)
  • 1946年4月創業当社製品の販売会社、コーセー化粧品販売株式会社を設立
  • 1946年7月創業一般品ルートの化粧品販売会社、コーセーコスメポート株式会社を設立
  • 商号変更株式会社コーセーに商号変更
  • 障がい者雇用の特例子会社、株式会社アドバンスを設立
  • 日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2000年12月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 創業韓国にKOSÉ KOREA CO., LTD.を設立
  • ドクターコスメを扱う株式会社フィルインターナショナル(現 株式会社ドクターフィル コスメティクス)の全株式を取得
  • 2000年4月創業OEM製品・業務用製品の販売会社、コーセーコスメピア株式会社(現 コーセートラベルリテール株式会社)を設立
  • 秋田県に広域受注機能を持つ受注センター(現 オペレーションセンター)を開設
  • 2000年12月台湾高絲股份有限公司の新竹工場を設置
  • 創業中国に高絲化粧品銷售(中国)有限公司を設立
  • 2000年8月ライセンス事業として、ジルスチュアートブランドを日本の化粧品市場に導入
  • 東京都北区にコーセー王子研修センターを開設
  • 創業化粧品通信販売業の株式会社プロビジョン(現 コーセープロビジョン株式会社)を設立
  • 創業インドにKOSÉ Corporation India Pvt. Ltd.を設立
  • 創業インドネシアにPT. INDONESIA KOSÉを設立
  • 2000年4月M&A米国・Tarte, Inc.の株式を取得して子会社化
  • 創業米国にKOSÉ AMERICA, Inc.を設立
  • 生産子会社としてコーセーインダストリーズ株式会社を設立
  • 2000年3月創業ブラジルにKOSÉ BRASIL COMÉRCIO DE COSMÉTICOS LTDA.を設立
  • 群馬工場の新生産棟が稼動
  • 2000年7月創業サロンルートの化粧品製造・販売を行う、コーセー ミルボン コスメティクス株式会社を設立
  • 2000年10月フランス・リヨンに、コーセー研究所 フランス分室(現 リヨン分室)を開設
  • 東京都北区にコーセー先端技術研究所を開設
  • 2000年7月創業一般用医薬品及び化粧品の企画・開発・販売を行うコーセー マルホ ファーマ株式会社を設立
  • M&Aアメニティ事業を担うコーセーコスメピア株式会社に、株式会社コーセーのトラベルリテール事業を統合し、コーセートラベルリテール株式会社に社名を変更
  • 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • フランス・パリに、フランス支店及びコーセー研究所 パリ分室を開設
  • 2000年12月M&Aタイ・PURI CO.,LTD.の株式を取得し、子会社化
  • インド・Foxtale Consumer Pvt. Ltd.への出資と、同社との戦略的提携契約を締結
  • 商号変更持株会社体制へ移行し、株式会社コーセーホールディングスに商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高成長率2030年までCAGR+5%以上
  • 営業利益率2030年まで12%以上
  • EBITDAマージン2030年まで18%以上
  • ROIC2030年まで10%以上
  • グローバルポスト人材充足率2030年まで2.5倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    純粋持株会社体制への移行とガバナンス強化

    2026年の創業80周年を節目に純粋持株会社体制へ移行し、意思決定の迅速化、グループ間シナジーの最大化、各事業会社の独自性維持とグループ全体のガバナンス強化を図る。経営資源の戦略的・効率的配分を強化する。

  2. 02

    日本市場での盤石な事業基盤構築

    日本市場で圧倒的な存在感を確立し、確実な成長リソースを創出、持続的成長のための投資に繋げる。

  3. 03

    グローバル事業の現地最適化とM&A推進

    「脱・自前による地域への最適化」を核に、現地起点のマーケティング・モノづくりへの転換やM&A・提携による地域に根付いたブランド獲得を積極的に進める。

  4. 04

    新領域への事業拡大

    ジェンダー・ジェネレーションの垣根を越えた価値提供、ウェルビーイング領域や体験そのものを提供価値とした事業領域の拡大に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で8,566人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は747万円で、9期前と比べて12.6%平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月7,410
2018年3月7,758
2019年3月85442.517.98,117
2020年3月86742.317.58,246
2021年12月76841.316.28,612
2021年3月81941.716.88,767
2022年12月77141.115.77,940
2023年12月78940.414.67,558
2024年12月71640.513.08,130214
2025年12月74740.512.88,566216

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社28(国内 15 / 海外 13、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社他 東京都中央区169億円
その他9,540百万円
群馬工場 — 群馬県伊勢崎市7,083百万円
狭山工場 — 埼玉県狭山市他5,415百万円
コーセー研究所 — 東京都北区4,118百万円
本社 — 東京都中央区1,557百万円
コーセー王子研修センター — 東京都北区1,082百万円
台湾省台北市952百万円
情報統括部 — 埼玉県狭山市71百万円
主な関係会社
  • 国内
    コーセー化粧品販売㈱ 注2、4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセーコスメニエンス㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセーコスメポート㈱ 注2、4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    カルテラボラトリーズ㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセープロフェッショナル㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ドクターフィル コスメティクス
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセープロビジョン㈱ 注4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセートラベルリテール㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセーインダストリーズ㈱ 注4
    群馬県伊勢崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コスメ ラボ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アドバンス
    埼玉県狭山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーセー保険サービス㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
  • コーセーマルホファーマ㈱東京都中央区51%
  • ㈱アルビオン 注2、3、4東京都中央区80%
  • 高絲香港有限公司中国香港100%
  • KOSÉ SINGAPORE PTE.LTD.シンガポール100%
  • 台湾高絲股份有限公司 注4台湾省台北市100%
  • 高絲化粧品銷售(中国)有限公司 注4中国上海市100%
  • KOSÉ KOREA CO., LTD. 注4韓国ソウル市100%
  • KOSÉ (THAILAND) CO., LTD. 注5タイ国バンコク49%
  • KOSÉ (MALAYSIA) SDN. BHD.マレーシア国 セランゴール州100%
  • KOSÉ Corporation India Pvt. Ltd. 注4、6インド ムンバイ100%
  • PT. INDONESIA KOSÉインドネシア ジャカルタ100%
  • KOSÉ AMERICA, INC.米国 ニューヨーク州100%
  • Tarte, Inc. 注2米国 ニューヨーク州100%
  • PURI CO.,LTD.タイ国バンコク80%
  • Luxury Wellness CO., LTD. 注4タイ国バンコク100%
  • 株式会社コーセー 分割準備会社 注7東京都中央区100%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • INKose Corporation India Private Limited

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は3,302億円営業利益185億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.3%、利益が+6.3%。

売上高
+2.3%
3,302億円
営業利益
+6.3%
185億円
純利益
+101.3%
151億円
営業利益率
5.6%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高3,500億円3,302億円
営業利益200億円185億円
純利益121億円151億円
1株あたり配当¥150¥150

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,649億円、営業利益は66億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.7%、営業利益は−41.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q682588.539
2023年2Q761466.048
2023年3Q747567.544
2023年4Q814−14
2024年1Q7767910.269
2024年2Q815587.147
2024年4Q1,637372.3−41
2025年2Q1,6051137.071
2025年4Q1,697724.280
2026年2Q1,649664.057

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,707億円から3,302億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.6%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,70714467
2014年3月1,900215111
2015年3月2,078251121
2016年3月2,434346187
2017年3月2,668396217
2018年3月3,034485306
2019年3月3,330540370
2020年3月3,277409267
2021年3月2,794187120
2021年12月2,250224133
2022年12月2,891284188
2023年12月3,004203117
2024年12月3,2281742165.475
2025年12月3,3021852155.6151

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高3,302億円のうち、営業利益として残るのは185億円5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は151億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.0%1,022億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金63.4%2,095億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.6%185億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
69.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
5.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
5.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが111億円、投資CFが−177億円で、差し引きのフリーCFは−66億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は907億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月87−79−458321
2014年3月17480−63254528
2015年3月152−152−480508
2016年3月264−199−4165530
2017年3月173−82−6291556
2018年3月349−104−164245639
2019年3月330−207−104123643
2020年3月371−190−114181703
2021年3月233−58−74175801
2021年12月178−47−143131819
2022年12月203−63−73140941
2023年12月304−112−971921,057
2024年12月184−89−87951,078
2025年12月111−177−100−66907

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は3,935億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,048億円で、自己資本比率は72.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,7301,19353764.8
2014年3月1,8631,32853567.0
2015年3月2,0501,49655468.3
2016年3月2,3331,58574863.2
2017年3月2,4721,77170166.3
2018年3月2,7041,98671868.1
2019年3月3,0022,24875469.6
2020年3月3,0862,40268472.5
2021年3月3,0842,41367173.1
2021年12月3,2002,54365774.5
2022年12月3,5962,75384372.0
2023年12月3,7172,83088771.6
2024年12月3,8682,92394570.4
2025年12月3,9353,04888772.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
925億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,505億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
435億円
在庫として抱えている分
負債合計
887億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中59位あたり、逆に低いのはROE203社中135位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.4%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.6%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.2%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.3%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,748で、1年前と比べて+3.3%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥5,748-2.0%1ヶ月+1.6%1年+3.3%時価総額3,483億円
過去52週の値幅
安値¥4,910高値¥6,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.9倍
PER (会社予想)27.0倍
PBR1.15倍
配当利回り2.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に5893円と、25日移動平均線を4.2%上回って推移しています。直近では7月27日から8月7日にかけて上昇し、一時6039円まで達しましたが、その後調整しつつも高水準を維持しています。52週高値6500円に対して約9%下の水準で、出来高は8月7日に89万株と膨らみ、直近も30-45万株と活発です。RSIは59.4と中立圏で、週足では上昇基調が続いています。一部利益確定売りはあるものの、上昇トレンドは継続中とみられます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは24.52倍と同業界平均の17.74倍を大きく上回り、割高感が強い。PBRは1.18倍で業界平均の1.41倍を下回るものの、ROEが5.4%と低く、収益性の低さが株価を評価しにくくしている。配当利回りは2.55%と業界平均の2.66%を下回り、魅力度は低い。予想PERは27.6倍とさらに上昇見込みで、バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.9倍17.8倍
PER (予想)27.0倍
PBR1.15倍1.41倍
ROE5.4%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、海外展開とプレステージ戦略の効果。強気派は、アジアを中心とした海外需要と高級ブランドの強化で利益率が改善するとみる。弱気派は、百貨店依存の高さや中国市場の減速で成長が鈍化するリスクを指摘。2024年は営業増益も、純利益は減益。2025年は増益予想で、為替変動や競争激化が焦点。

プラスに働く材料7
  • 海外売上比率の拡大

    アジアで高級ブランドの人気が高く、シェア拡大余地。

  • プレステージ集中戦略

    高価格帯に注力し、販売単価やブランド価値が向上。

  • コスメデコルテの伸長

    同ブランドの売上が好調で、全体を牽引。

  • 営業利益が174億円から185億円に増加通年影響

    営業利益は174億円→185億円、営業利益率5.39%→5.6%へ改善。

  • 3期連続増収で売上高3,302億円通年影響

    売上高は3,004→3,228→3,302億円。増収基調が利益成長の土台。

  • 純利益が151億円と倍増通年影響

    純利益は2024年75億円→2025年151億円と約2倍に回復。

  • PBR1.18倍と評価の割安感継続影響

    PBR1.18倍とROE5.4%の割には低く、改善期待で見直し余地。

マイナスに働く材料7
  • 百貨店チャネル依存

    百貨店の客数減少や販売手数料負担で成長が鈍る。

  • 中国の景気減速

    中国での高級化粧品需要が低迷し、輸出が減少。

  • 競争激化

    韓国や現地ブランドとの競争で、シェア維持が困難。

  • フォワードPER27.8倍の高評価不定影響

    実績PER22.37倍に対し予想PER27.8倍。業績上振れがないと修正リスク。

  • 営業利益率5.6%の低水準通年影響

    営業利益率は5.6%と1桁前半。規模拡大が収益性に結びついていない。

  • 売上高の伸びは限定的通年影響

    2023年3,004億円→2025年3,302億円と増収率は約9.9%程度にとどまる。

  • ROE5.4%と資本効率の低さ継続影響

    ROEは5.4%と低く、PBR1.18倍の背景。改善がなければ評価は据え置き。

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
成長の鍵となる海外展開の進捗を確認。
プレステージ売上比率
高級ブランド戦略の成果を測る。
百貨店チャネルの売上成長
主要チャネルの動向が業績に大きく影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり150で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.61%。

年間配当
¥150
1株あたり
配当利回り
2.61%
いまの株価に対して
配当性向
54.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月11062.3
2018年3月14834.548.3
2019年3月18021.640.4
2020年3月1905.663.1
2021年12月120−36.846.7
2021年3月1200.026.6
2022年12月14016.746.1
2023年12月1400.0119.6
2024年12月1400.0
2025年12月1400.054.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥150

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ43,863人。区分でいちばん多いのは事業法人34.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.2%を占め、残る50.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人5.45.65.86.034.134.4
個人・その他52.251.951.654.229.533.1
外国法人23.725.424.922.819.816.7
金融機関18.016.317.215.514.914.8
自己株式5.85.85.85.85.85.8
証券会社0.70.70.51.41.60.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01一般社団法人コーセーマネジメント9.37
02一般社団法人ウッド9.23
03一般社団法人MYMラボラトリーズ9.06
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.74
05小林 和夫3.18
06公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団2.11
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.89
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.78
09みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行1.39
10小林 美智子1.12

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-22
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.76%
    -0.02pt
  • 2026-07-06
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.78%
  • 2026-07-06
    マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー(Massachusetts Financial Services Company)
    新規の大量保有報告
    6.09%
    -1.39pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+126%、1株純資産は14期で+153%。直近期のROEは5.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1171,9656.118.658.8
2014年3月1952,1899.417.436.9
2015年3月2112,4559.131.449.0
2016年3月3272,58413.033.555.9
2017年3月3802,87213.926.562.3
2018年3月5373,22717.641.548.3
2019年3月6493,66118.831.340.4
2020年3月4683,92012.328.563.1
2021年3月2103,9535.374.526.6
2021年12月2344,1785.855.846.7
2022年12月3294,5397.543.846.1
2023年12月2044,6654.451.7119.6
2024年12月1324,7722.854.5
2025年12月2654,9795.419.854.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2025/12期の役員報酬は総額679百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小林一俊取締役社長(代表取締役)64658,000
小林孝雄専務取締役61654,000
小林正典常務取締役53653,000
澁澤宏一常務取締役654,000
小林勇介取締役55323,000
小椋敦子取締役611,000
原谷美典取締役621,000
田中慎二取締役591,000
菊間千乃取締役54
湯浅紀佳取締役52
須藤実和取締役63
小林久美取締役46
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢保有株数
小名木稔常勤監査役62
望月愼一常勤監査役64
深山徹監査役62
髙木暢子監査役48
小林章一取締役副社長62100,000
齋藤匡司常務取締役59
張秋華取締役581,000
中出正人常勤監査役591,000
塚本英巨46

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)73841745755880
社外取締役6666611
監査役2555528

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,199字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社(45社)により構成しており、主な事業内容、関係会社等の当該事業に係る位置付け及びセグメント等の関連は、次のとおりであります。 (1) 生産関係 2025年12月31日現在 会社名   主な事業内容 (国内) 親会社   ㈱コーセー   化粧品製造 連結子会社   ㈱アドバンス   化粧品製造 連結子会社   コーセーインダストリーズ㈱   化粧品製造、プラスチック容器・ダンボール紙器製造 連結子会社   ㈱アルビオン   化粧品製造、化粧品卸売 (海外) 連結子会社   台湾高絲股份有限公司   化粧品製造、化粧品卸売 (2) 販売・サービス関係 2025年12月31日現在 会社名   主な事業内容 (国内) 連結子会社   コーセー化粧品販売㈱   化粧品卸売 連結子会社   コーセーコスメニエンス㈱   化粧品卸売 連結子会社   コーセーコスメポート㈱   化粧品卸売 連結子会社   コーセープロフェッショナル㈱   化粧品卸売 連結子会社   ㈱ドクターフィル コスメティクス   化粧品卸売 連結子会社   コーセープロビジョン㈱   化粧品通信販売 連結子会社   コーセートラベルリテール㈱   アメニティ製品、化粧品免税業務受託 連結子会社   コーセー保険サービス㈱   保険代理店業 連結子会社   ㈱コスメ ラボ   化粧品製造販売元 連結子会社   コーセーマルホファーマ㈱   化粧品卸売 (海外) 連結子会社   高絲香港有限公司   化粧品卸売 連結子会社   高絲化粧品銷售(中国)有限公司   化粧品卸売 連結子会社   KOSÉ SINGAPORE PTE.LTD.   化粧品卸売 連結子会社   KOSÉ KOREA CO., LTD.   化粧品卸売 連結子会社   KOSÉ (THAILAND) CO., LTD.   化粧品卸売 連結子会社   KOSÉ (MALAYSIA) SDN. BHD.   化粧品卸売 連結子会社   KOSÉ Corporation India Pvt. Ltd.   化粧品卸売 連結子会社   PT. INDONESIA KOSÉ   化粧品卸売 連結子会社   KOSÉ AMERICA, INC.   化粧品卸売 連結子会社   Tarte, Inc.   化粧品卸売 連結子会社   ALBION Cosmetics (America),Inc.   化粧品卸売 連結子会社   ALBION Cosmetics (HK) Limited.   化粧品卸売 連結子会社   ALBION Cosmetics (Shanghai)Co.,Ltd.   化粧品卸売 連結子会社   PURI CO.,LTD.   化粧品卸売 連結子会社   Luxury Wellness CO.,LTD.   PURI CO.,LTD.の株式を取得するために当社が新設したSPC(特別目的会社) (3) セグメントとの関連 2025年12月31日現在 区分   主要製品   主要な会社 化粧品事業   コーセー、雪肌精、エスプリーク、ルシェリ、ONE BY KOSÉ、コスメデコルテ、プレディア、インフィニティ、ジルスチュアート、アディクション   当社が製造し、コーセー化粧品販売㈱が販売しております。 製・商品輸出   当社が製造輸出し、海外子会社(高絲化粧品銷售(中国)有限公司、台湾高絲股份有限公司、KOSÉ KOREA CO., LTD.、高絲香港有限公司等)が輸入し、販売しております。 海外生産品   台湾高絲股份有限公司で製造販売しております。 米肌(マイハダ)   当社が製造し、コーセープロビジョン㈱が販売しております。 フイルナチュラント   当社が製造し、㈱ドクターフィル コスメティクスが販売しております。 カルテHD   当社が製造し、コーセーマルホファーマ㈱が販売しております。 タルト   Tarte, Inc.が仕入れ、販売しております。 アルビオン、エレガンス、イグニス、アナスイ、ポール&ジョー   ㈱アルビオンが製造販売しております。 パンピューリ   PURI CO.,LTD.が製造販売しております。 コスメタリー事業   メイクキープ、カールキープマジック、ネイルホリック   当社が製造し、コーセーコスメニエンス㈱を通じてコーセー化粧品販売㈱が販売しております。 ファシオ、ヴィセ、スティーブンノル ニューヨーク   当社が製造し、コーセー化粧品販売㈱が販売しております。 ソフティモ、ジュレーム、サロンスタイル、クリアターン、サンカット   当社が製造し、コーセーコスメポート㈱が販売しております。 その他   アメニティ製品   当社が製造し、コーセートラベルリテール㈱へ販売業務委託を行い販売しております。 不動産賃貸   当社が不動産管理、賃貸を行っております。 輸出原材料   当社が製造し、輸出しております。 OEM製品   当社が製造しております。 (4) 事業の関連図 2025年12月31日現在 (注) 事業遂行上の影響が小さい連結子会社については事業関連図への記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題1,649字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは1946年の創業以来、「化粧品で人々に夢と希望を与え、明るい世の中をつくりたい」という使命を掲げ、化粧品ひとすじに、美と誠実に向き合ってきました。「英知と感性を融合し、独自の美しい価値と文化を創造する。」という存在理念(パーパス)とコーポレートメッセージ「美しい知恵 人へ、地球へ。」のもと、人と地球に寄り添い、かけがえのない生涯をともに美しく彩る企業へと進化してまいります。 (2) コーセーグループのありたい姿:Your Lifelong Beauty Partner 2024年11月に策定した中長期ビジョンでは、多彩な美の選択肢を提供することで、世界中の一人ひとりが生涯にわたり自分だけの輝きを見つけられるよう、長い時間軸で寄り添い、美の力で明るく彩り続けたいという、創業以来当社が大切にしている強い想いを込めております。 お客さまに限らず、ビジネスパートナー、働く仲間、世界中のあらゆる人々や未来を生きる次世代、そして地球上の美しい自然とより長く、より深く、より強い絆を築き、企業価値の向上を目指してまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社は、創業80周年である2026年を節目に、意思決定の迅速化とグループ間シナジーの最大化を図り、さらに各事業会社の独自性を維持しつつ、グループ全体のガバナンスを強化することを狙いとして、純粋持株会社体制へ移行しました。各事業会社に対し、経営資源の戦略的、また効率的な配分などを強化します。 日本市場での盤石な事業基盤の構築と圧倒的な存在感の確立により、確実な成長リソースを生み出し、持続的な成長にむけた投資に繋げます。グローバルでの事業成長は、「脱・自前による地域への最適化」をコアな考えとして、現地起点のマーケティング・モノづくりへの転換やM&A/提携による地域に根付いたブランドの獲得を積極的に進めます。また、これからの成長領域としてジェンダー・ジェネレーションの垣根を超えた価値提供を進めるとともに、ウェルビーイング領域や体験そのものを提供価値とした事業領域の拡大にも取り組みます。これらにより、変化の激しいグローバル市場での成長と収益性の改善を図りつつ、世界中のお客さまにコーセーの多様な美の価値を提供することを目指します。 ■2030年をマイルストーンとした定量目標 指標   マイルストーン 財務目標   売上高成長率   CAGR+5%以上 営業利益率   12%以上 EBITDAマージン   18%以上 ROIC ※1   10%以上 非財務目標   グローバルポスト人材充足率 ※2   2.5倍以上 アダプタビリティ∞に基づく商品/サービス提供率 ※3   100% ウェルビーイングを叶える取り組み件数 ※4   500件以上 環境意識の啓発人数   1,000万人以上 CO2排出量削減率  ※5   Scope1・2 ▲55% / Scope3 ▲30% ※1:税引後営業利益 / (有利子負債と純資産の合計の期中平均値) × 100 ※2:グローバル人材÷グローバルキーポストで算出 ※3:コーセー独自の8つの取り組みテーマ「アダプタビリティ∞」から、各ブランドが毎年注力する項目を決定し、その項目数に対して達成したサービス・商品数をカウントし総合達成率を算出 ※4:2020年からの累積 ※5:2018年対比での削減率 中長期ビジョンの詳細は以下のURLからご参照ください。 (日)https://koseholdings.co.jp/ja/ir/library/strategy/ (英)https://koseholdings.co.jp/en/ir/library/strategy/
事業等のリスク3,546字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響が及ぶ可能性のあるリスク並びに投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のようなものがあると考えております。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が主要なリスクと判断したものでありますが、ここに掲げられているものに限定されるものではありません。 当社では、将来にわたる事業の継続性と安定的発展の確保のため、全社横断的な組織として、「リスクマネジメント推進委員会」を設置し、リスクを網羅的に洗い出し、定性的な分析・評価を行うとともに、甚大な影響を及ぼす可能性のあるリスクに対し、必要な対策を講じております。具体的には、毎年、子会社及び各部門の責任者へのアンケートを通じて、リスク項目を抽出するとともに、「リスクが顕在化した場合の経営成績等の状況に与える影響」「リスクが顕在化する可能性の程度」の2つの評価軸で優先付けを行っております。 リスクアセスメントで抽出したリスクは、リスクカテゴリーごとに集約し、「戦略リスク」「事業・財務リスク」「政治・経済リスク」「事故・災害リスク」「人事・労務リスク」「法令違反・賠償リスク」に分類し、定期的にそれぞれのリスク対応の現状と進捗状況をモニタリングする仕組みを構築・運用しております。 2026年の世界経済においては、先端技術への投資拡大や機動的な財政・金融支援、緩和的な金融環境および物価上昇の鈍化等が成長を支え、総じて底堅く推移する見通しです。ただし、米国の関税政策や地政学的緊張の高まりによる景気の下振れリスクには注意が必要です。 日本については、賃上げの定着による所得環境の改善や、デジタル化・省力化に向けた設備投資の拡大を背景に、緩やかな景気回復が続くことが期待されます。しかし、金利上昇局面への移行による影響や、為替変動等に伴う物価再上昇が個人消費に与える影響、海外景気の下振れリスク等により、先行きは不透明な状況が続く可能性があります。 アジアにおいて、中国本土では政府による経済下支え策が継続しているものの、不動産市場の調整や低迷する内需の本格的な回復には、引き続き時間を要すると予想されます。 米国では、労働需給の緩和やインフレ圧力の減衰を背景に、景気の底堅い推移が期待されます。一方、政策動向による影響など先行きは依然として不透明な状況にあります。このような環境下、米国化粧品市場においても個人消費の動向を慎重に見極め、柔軟に対応していく必要があります。 リスクカテゴリー   主要リスクの内容   主な取り組み 戦略リスク   価格競争ブランド価値の毀損市場シェアの低下   マーケットニーズ・顧客志向の変化を考慮した商品開発・マーケティング・販売活動を行うとともに、機能的・情緒的な付加価値での差別化により、競合優位性を維持・向上させるべく取り組んでおります。 競合の新規参入異業種からの参入や競合他社の新たなチャネル進出による市場シェアの低下   お取引先や営業・販売現場からの情報を随時把握するとともに、定期的な消費者調査により、市場の情報をタイムリーに把握することに取り組んでおります。また、積極的に異業種と協業し、外部リソースや技術と連携することで、独自の価値追求にも戦略的に取り組んでおります。 研究開発の遅れブランドの市場競争力の低下イノベーションの減退   先端技術研究所においては、データサイエンスを用いた基礎的・応用的な研究を行うとともに、フランスのリヨン分室では、最先端の皮膚科学研究に取り組んでおります。また、外部リソースを活用したオープンイノベーションにも積極的に取り組んでおります。 消費者嗜好の変化消費者ニーズとの乖離によるブランド価値の低下   消費者の情報を適切に入手するための市場調査の定期的な実施と、日本国内の消費者調査に加え、海外進出国における調査も強化しております。またデジタルの積極的な活用による新たな顧客体験を追求しております。 気候変動対応への遅れ低炭素化社会に対応できないことによる事業収益性の低下    温室効果ガス削減をはじめとした気候変動の緩和に向けた様々な取り組みを積極的に行っております。また「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」の提言に基づく気候変動が事業に及ぼす「リスク」と「機会」についての情報開示など、国際的な動きへの対応にも努めております。 生物多様性・水資源課題への対応遅れ自然資本の劣化や水リスクの高まりに対応できないことによる事業継続性の低下   自然資本への依存および影響の把握を進め、生物多様性・水資源に関するリスクと機会の分析を実施しております。また、TNFD提言を踏まえた情報開示の高度化や、ネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みを推進し、サスティナビリティ戦略へ反映しております。 人権問題・雇用差別対応の遅れ人権リスクに対応できていないことによる事業収益性およびレピュテーションの低下   「国連ビジネスと人権の指導原則」などの国際規範に基づき、「コーセーグループ人権方針」を策定し、取締役会の監督のもと、サプライチェーン・自社グループ・消費者および社会の各段階における人権リスクを毎年調査の上、適切な対応の後、結果を積極的に情報開示しております。さらに、コンプライアンス遵守の側面から、各種ハラスメントや個別人権課題に関する教育啓発活動に加え、社内外に向けた相談窓口を設置しております。 リスクカテゴリー   主要リスクの内容   主な取り組み 事業・財務リスク   原材料の価格高騰原料高騰による利益率の低下   市場リスクを最小限にするために、海外を含めたグローバル調達を推進しております。また、サプライヤー様と良好な関係を保ちながら、必要な原材料や外注生産品を適切な価格でタイムリーに調達できるよう努めております。更に、「原価在庫廃棄低減推進委員会」の設置により、適切な原価の維持や在庫を確保するための取り組みも行っております。 原材料の供給途絶製品の安定的な供給への支障売上高・利益率への影響当社の信用の低下 政治・経済リスク   法的規制の改変・対応需要変動のリスク商品の輸出への影響   事業に関連する法規制の情報を日々収集するとともに、製品開発においては、法規制変更に伴う原料規格内容の見直し、代替原料の確保に向け、国内外の情報ネットワークを有効活用し、対応を進めております。 海外進出国エリアの政治情勢の急変需要変動による売上への影響従業員の安全リスク   海外現地法人・取引先様との連携を高め、各国、各エリアの経済・政治・社会的状況についてタイムリーな情報収集を通じて、必要な対策を講じております。 事故・災害リスク   自然災害(地震・噴火・津波など)生産・物流機能の停止による事業活動の停滞や中断   災害発生や感染症が蔓延した場合、速やかに対策本部を設置し、対応策を協議の上、実行いたします。また、災害時に備え、危機管理規程・防災マニュアル・BCP(事業継続計画)等を作成し、職場安全性の確認及び不具合箇所の是正、代替手段の確保にも努めております。 強毒性の感染症の蔓延生産・供給・販売など事業活動の停滞や中断 人事・労務リスク   優秀な人材の確保企業競争力の低下   多様な人材が活躍できる環境づくりの取り組みを進めるとともに、採用活動においては、職種別採用の実施による専門人材の獲得や、ビューティーコンサルタント職の処遇制度の改定による優秀な人材の獲得を進めております。 法令違反・賠償リスク   製品事故に関わる問題重篤な製品事故発生による、お客様からの信用損失と企業ブランド価値の低下   お客様に安全・安心な商品をお届けすることを第一に考え、商品づくりに取り組んでおります。当社グループの品質に対する考えを「品質方針」として表現し、それを象徴する品質方針メッセージと5つの活動宣言を定め、日々活動しております。 機密漏洩・個人情報の漏洩情報の漏洩による信用損失・損害賠償   「コンプライアンス推進委員会」によるコンプライアンスの啓蒙に加え、個人情報については法律や経済産業省のガイドラインに基づき「個人情報管理委員会」を設置するとともに、情報セキュリティの強化により、万全な管理体制の構築に取り組んでおります。また、社内研修を定期的に実施し、リスクの共有、防止を徹底しております。
経営成績の分析 (MD&A)8,349字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 2024年12月26日に行われたPURI CO.,LTD.との企業結合について前連結会計年度末において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 セグメントの名称   2024年12月期   2025年12月期   前期比較 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) 化粧品事業   255,349   79.1   262,303   79.4   6,954   2.7 コスメタリー事業   64,719   20.1   64,493   19.5   △226   △0.3 その他   2,689   0.8   3,396   1.0   707   26.3 売上高計   322,758   100.0   330,193   100.0   7,435   2.3 区分   2024年12月期   2025年12月期   前期比較 金額(百万円)   売上比(%)   金額(百万円)   売上比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) 営業利益   17,364   5.4   18,467   5.6   1,102   6.3 経常利益   21,646   6.7   21,463   6.5   △183   △0.8 親会社株主に帰属する 当期純利益   7,510   2.3   15,114   4.6   7,604   101.2 当期(2025年1月1日から2025年12月31日まで)における日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。個人消費は持ち直しの動きがみられるものの、物価上昇による消費者マインドの下振れや、米国の関税政策の動向による影響等、景気を下押しするリスクには引き続き留意が必要であります。 当社グループが主に事業展開しているアジア・米国経済において、依然として先行きは不透明な状況であります。中国では米中間の貿易摩擦、不動産市場の停滞や物価下落の継続等の影響により、景気には減速感が見られます。米国では継続的な高金利や関税増による物価高が個人消費や設備投資を抑制し、景気は底堅く推移するも、やや鈍化傾向にあります。 日本の化粧品市場は、リオープニング効果が一巡した2024年下期以降、基調に大きな変化は見られず、底堅く推移しております。インバウンド需要は8月以降、訪日客数の増加に伴い回復傾向にありましたが、11月中旬の中国政府による渡航自粛要請等を受け、12月以降は中国人旅行客による消費が減速いたしました。 アジアの化粧品市場では、特に中国市場において、中国国産ブランドの台頭や個人消費の低迷によって市場の二極化が続いております。 米国の化粧品市場では、消費者の価格感度の高まりを背景に、中・高価格帯のブランドは厳しい事業環境に直面しております。加えて、関税措置を巡る動向については、一部で報復関税の撤廃や税率引き下げ等の動きが見られ、ビジネスリスクに対する懸念は若干緩和されたものの、先行きは依然として不透明な状況にあります。このような背景から、今後も米国化粧品市場における個人消費の動向については、注視が必要であります。 このような市場環境の中、当社グループは2024年11月に公表した中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」を推進しております。現在は、フェーズ1「構造改革の完遂と基盤再構築」に位置付けており、日本事業の収益性向上に向けた事業構造の見直しとアジア事業の売上拡大に向けた投資を実施いたします。詳細は、第2[事業の状況][1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等]をご覧ください。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a. 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6,661百万円増加し、393,454百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ5,846百万円減少し、88,669百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ12,507百万円増加し、304,784百万円となりました。 b. 経営成績 当期における当社グループの連結売上高は、前期比2.3%増の330,193百万円(為替の影響を除くと前期比2.6%増)となりました。 主力のコーセー事業、アルビオン事業及びコーセーコスメポート事業の売上高が伸長し、連結全体で増収となりました。連結売上高に占める海外売上高の割合は34.8%となりました。 営業利益は、タルト事業及びアルビオン事業で減益となるも、コーセー事業の収益性の改善により、18,467百万円(前期比6.3%増)となりました。 経常利益は、為替差益が前期より減少したため、21,463百万円(同0.8%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期において中国本土の構造改革に伴う事業整理損を計上したこと、及び法人税等の減少により、15,114百万円(同101.2%増)となりました。 1) 化粧品事業 化粧品事業は、ハイプレステージ及びプレステージともに増収となった結果、全体でも前期の実績を上回りました。 ハイプレステージでは、メイクアップブランドの「ジルスチュアート」等が減収となりましたが、「コスメデコルテ」ならびにアルビオン事業の主要ブランドを中心に売上を伸ばしました。加えて、新規連結対象の「パンピューリ」の上乗せも増収に寄与しました。 プレステージでは、主要ブランドである「ONE BY KOSÉ」の大幅増収及び「雪肌精」の海外売上の好調により、前期を上回る実績となりました。 同セグメントの営業利益は、増益となりました。ブランドプレゼンスの向上を目的とした積極的なマーケティング投資を実施したことにより、タルト事業及びアルビオン事業は減益となりました。一方、中国本土における構造改革の効果が顕在化したことで黒字転換したほか、コーセー事業での販売費及び一般管理費の抑制も寄与し、増益となりました。 これらの結果、売上高は262,303百万円(前期比2.7%増)、営業利益は16,768百万円(同11.4%増)となりました。 2) コスメタリー事業 コスメタリー事業の売上高は、前期並みとなりました。コーセー事業のセルフメイクアップブランドが前期の実績を下回ったものの、「メイクキープ」の好調及びコーセーコスメポート事業の過去最高売上高が打ち返しました。 同セグメントにおける営業利益については、コーセーコスメポート事業は前期並みの実績を維持しましたが、「ヴィセ」等のメイクアップブランドの減収による粗利減を相殺するには至らず、減益となりました。 これらの結果、売上高は64,493百万円(前期比0.3%減)、営業利益は6,252百万円(同10.4%減)となりました。 3) その他 その他の事業は、主にアメニティ事業での増収による売上総利益の増加が寄与し、増益となりました。 これらの結果、売上高は3,396百万円(前期比26.3%増)、営業利益は1,695百万円(同18.8%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より17,010百万円減少し90,747百万円(前期比15.8%減)となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、11,138百万円の収入(同39.4%減)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益23,224百万円、非資金費用である減価償却費10,879百万円、売上債権の増加5,982百万円、棚卸資産の増加3,280百万円、その他の負債の減少4,788百万円及び法人税等の支払い8,838百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、17,744百万円の支出(同98.7%増)となりました。主な要因は、定期預金の減少による純収入4,325百万円、有形固定資産の取得による支出17,062百万円、固定資産売却による収入3,133百万円、無形固定資産の取得による支出4,329百万円及び投資有価証券の取得による支出3,712百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、10,000百万円の支出(同15.2%増)となりました。主な要因は、配当金の支払い7,989百万円等であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前期比(%) 化粧品事業   174,823   103.4   % コスメタリー事業   40,015   95.7   % その他   2,961   203.2   % 合計   217,800   102.6   % (注) 金額は製造会社販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b. 受注実績 重要な受注生産を行っておりませんので記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前期比(%) 化粧品事業   262,303   102.7 コスメタリー事業   64,493   99.7 その他   3,396   126.3 合計   330,193   102.3 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は下記のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。なお、本表作成に際しては経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告に影響を与える見積りが必要ですが、この判断及び見積りには過去の実績を勘案するなど、可能な限り合理的な根拠を有した基準を設定した上で実施しております。しかしながら、事前に予測不能な事象の発生等により実際の結果が現時点の見積りと異なる場合も考えられます。 当社グループの連結財務諸表で採用した重要な会計上の見積り及び見積りに用いた重要な仮定は、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表]の[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表]の[注記事項](重要な会計上の見積り)に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績等 1) 財政状態 当連結会計年度末の流動比率は362.2%、前連結会計年度末に比べ24.5ポイント増加、当座比率は235.0%、前連結会計年度末に比べ4.6ポイントの増加となりました。主な理由は下記のとおりであります。 資産は、前期末に比べ6,661百万円の増加となりました。 受取手形及び売掛金の増加6,055百万円、商品及び製品の増加3,321百万円、建設仮勘定の増加10,162百万円、投資有価証券の増加3,102百万円、退職給付に係る資産の増加8,900百万円、現金及び預金の減少21,508百万円、のれんの減少1,343百万円等によるものであります。 負債は、前期末に比べ5,846百万円の減少となりました。 支払手形及び買掛金の増加1,848百万円、長期繰延税金負債の増加3,243百万円、未払費用の減少3,030百万円、未払法人税等の減少3,079百万円等によるものであります。なお、有利子負債残高は10,668百万円、デット・エクイティ・レシオは0.04倍となりました。 2) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、330,193百万円(前期比2.3%増、7,435百万円増)となりました。 これをセグメントごとに分析すると、当社グループの主力事業である化粧品事業及びコスメタリー事業の売上高がそれぞれ262,303百万円(同2.7%増、6,954百万円増)、64,493百万円(同0.3%減、226百万円減)となりました。その他の事業の売上高は3,396百万円(同26.3%増、707百万円増)となりました。 (営業費用) 当連結会計年度の売上原価は、102,219百万円(前期比2.0%増、2,033百万円増)となりました。 販売費及び一般管理費は、209,507百万円(同2.1%増、4,299百万円増)となりました。販売費及び一般管理費の売上高比率は0.2ポイント減少いたしました。 (営業外損益) 当連結会計年度の営業外損益は、2,995百万円の利益(前期比30.0%減、前期比1,285百万円減)となりました。当連結会計年度は為替差益507百万円(同81.2%減、2,201百万円減)を計上しております。 (特別損益) 当連結会計年度の特別損益は、1,761百万円の利益(前期比4,750万円増)となりました。固定資産売却益2,718百万円(前期比381百万円増)を特別利益に計上しております。 3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より17,010百万円減少し90,747百万円(前年比15.8%減)となりました。当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。 当社グループは「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」の実現に向け、生産設備の新設及び更新、新規市場進出のための投資、デジタルトランスフォーメーション推進への投資などを実施してまいります。それぞれの投資のタイミングにつきましては、資金残高及び資金調達のバランスを検証し、優先順位をつけて実施してまいります。 自己資金による事業運営、設備投資、株式投資、配当などを行っておりますが、金融機関とは28,000百万円のコミットメントラインを締結しており、事業運営上必要な投資などへの資金につきましては、外部調達も可能となっております。 当社グループの財務状況、安定した業績については、金融機関及び金融市場からの評価は高く、自己資金が不足した場合においても外部調達は可能と判断しております。 利益配分につきましては安定配当を基本としておりますが、今後の事業拡大のための内部資金の確保に配慮しつつ、財政状態、業績、配当性向などを勘案し、配当金額を決定しております。 b. 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 化粧品市場においては、リオープニング効果の一服感により、売上成長率は緩やかになったことに加え、一部地域の市場停滞が売上に影響を与えました。 2025年の世界経済においては、各国の中央銀行による金融政策に加え、米国の新政権の経済政策による影響に注目が集まっており、市場変化に対するタイムリーな対応の成否が、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼすことが想定されます。 c. 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金調達の状況につきましては、事業継続に必要と考える資金は確保していると認識しております。 今後の資金使途につきましては、内部留保により財務体質の強化を図る一方、設備投資やM&Aに取り組むことで将来のキャッシュ・フローの創出につなげ、資本効率の向上を図ってまいります。また、一時的な余剰資金の運用につきましても、安全性を第一に考慮し運用商品の選定を行ってまいります。 d. 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高成長率、売上高営業利益率、EBITDAマージン、ROICを重要な経営指標としております。それぞれの前連結会計年度、当連結会計年度推移及び「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」でのそれぞれの目標に対する進捗については、以下のとおりです。 前連結会計年度   当連結会計年度   Milestone2030 売上高成長率   +7.4%   +2.3%   CAGR+5%以上 売上高営業利益率   5.4%   5.6%   12%以上 EBITDAマージン   8.8%   9.4%   18%以上 ROIC   2.6%   3.7%   10%以上 当連結会計年度は売上高営業利益率、EBITDAマージン及びROICは前連結会計年度を上回ったものの、売上高成長率は前連結会計年度を下回りました。その要因として、タルト事業およびアルビオン事業で減益となった一方で、マーケティングコストの抑制によりコーセー事業の収益性が改善したためであります。当連結会計年度における各重要な経営指標につきましては、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況で述べたとおりであります。 (注) ROIC=税引後営業利益/ (有利子負債と純資産の合計の期中平均値)×100 e. セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1) 財政状態 (化粧品事業) セグメント資産は、現金及び預金の減少15,437百万円、売掛金及び受取手形の増加4,716百万円、棚卸資産の増加1,260百万円、有形固定資産の増加3,095百万円、無形固定資産の減少1,281百万円、投資その他の資産の増加6,418百万円等により、前連結会計年度末に比べ217百万円減少の269,634百万円となりました。 (コスメタリー事業) セグメント資産は、現金及び預金の減少545百万円、売掛金及び受取手形の増加1,263百万円、棚卸資産の増加771百万円、有形固定資産の増加2,353百万円、投資その他の資産の増加838百万円等により、前連結会計年度末に比べ4,624百万円増加の57,639百万円となりました。 (その他) セグメント資産は、現金及び預金の減少587百万円、売掛金及び受取手形の増加371百万円、棚卸資産の増加1,308百万円、有形固定資産の増加711百万円、投資その他の資産の増加101百万円等により、前連結会計年度末に比べ1,981百万円増加の6,435百万円となりました。 2) 経営成績 当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績につきましては、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b. 経営成績で述べたとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。