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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ケーズホールディングス

K'S HOLDINGS CORPORATION8282 · Prime · 小売業

家電量販店チェーン。関東・中部を地盤に、郊外型大型店中心に店舗展開。

概要

ケーズホールディングスは、家電量販店チェーン「ケーズデンキ」を運営する持株会社である。関東甲信越地方を中心に全国556店舗(2026年3月末時点)を展開し、低価格と長期無料保証などのアフターサービスに強みを持つ。2025年3月期の連結売上高は7380億円、営業利益218億円、純利益95億円。子会社7社を通じて家庭用電気製品、パソコン、携帯電話などを販売し、本社一括仕入れによる調達効率を特徴とする。

7社の子会社で構成されるグループ体制

当社グループは持株会社である株式会社ケーズホールディングスのもと、7つの子会社が家電小売を担う。具体的には、株式会社ギガス、株式会社関西ケーズデンキ、株式会社ビッグ・エス、株式会社北越ケーズ、株式会社九州ケーズデンキ、株式会社デンコードー、および当社自身である。これらは地域ごとに異なる商圏をカバーしつつ、本社で一括仕入れを行い、商品の調達コストを抑制する。さらに、フランチャイズ契約加盟店も存在し、2026年3月末時点でFC店が4店舗ある。子会社には配送・設置を担う株式会社ケーズキャリーサービスや、技術サポートを行う株式会社ケーズデンキテクニカルサポートも含まれる。

556店舗を展開しドミナント戦略を推進

2026年3月末時点の直営店舗数は552店、FC店4店の合計556店舗である。出店地域は関東甲信越を地盤としつつ、北海道から九州まで全国に広がる。同社はドミナント(集中出店)戦略を採用し、特定エリアに複数店舗を配置することで配送効率や広告効果を高めている。2025年3月期には5店舗を新規出店する一方、5店舗を閉鎖し、スクラップ&ビルドによる効率化を図った。出店例として茨城県行方店、神奈川県川崎野川店、大阪府西成店などがある。退店では大阪府イズミヤ枚方店などが挙げられる。

現金値引と長期無料保証で競合と差別化

同社の販売戦略の中核は「現金値引」と「長期無料保証」である。他社がポイント還元を主流とする中、現金での値引きを前面に打ち出し、価格のわかりやすさを重視する。長期無料保証は、家電製品の故障時に修理費用を無料とするサービスで、顧客の安心感を高める。また、会員向けアプリ「あんしんパスポートアプリ」を提供し、デジタル販促を強化。LINEチラシやSNS広告も活用し、広告宣伝費の伸びを抑えながら効果的な集客を図っている。これらの施策により、リピート率の向上と地域密着型の経営を実現している。

収益構造:売上高7380億円、営業利益率約3%

2025年3月期の連結業績は、売上高7380億円、営業利益218億円、営業利益率約3.0%である。当期純利益は95億円。過去5年の推移を見ると、2021年3月期には巣ごもり需要で売上高7925億円、純利益387億円とピークを記録したが、その後は反動減と物価高による買い替えサイクル長期化で減収が続いている。2026年3月期は売上高7597億円、営業利益268億円、純利益143億円と回復傾向にある。自己資本比率は58.9%(2026年3月末)で、財務体質は安定している。ROEは中長期的に10%を目標とし、中期経営計画2027ではROE8%を目指す。

中期経営計画2027でROE8%と総還元性向80%を目標

同社は2025年3月期から2027年3月期までの3カ年の中期経営計画「中期経営計画2027」を策定している。基本方針は「既存店効率の再点検及び接客力強化により中長期的な成長につなげる地盤固め」である。具体的には、家電特化による安定利益創出、DXによる業務効率化と売上拡大、資本効率の向上を掲げる。株主還元方針として、総還元性向80%を目標とし、連結配当性向40%、年間1株当たり配当額48円を下限とする。2026年3月期には自己株式の取得を100億円実施した。また、PBRが1倍を下回る状況を受け、資本コストを意識した経営を推進している。

業界の中での役割は家電小売業(家電量販店)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,597億円
営業利益
268億円
営業利益率
3.5%
純利益
143億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01家電小売主力

家庭用電気製品、パソコン、携帯電話等を、グループの店舗を通じて消費者に販売。商品は国内家電メーカー又は卸売会社から本社で一括仕入。

主な製品・サービス3
家庭用電気製品
冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の白物家電、AV機器、調理家電等
パソコン及び周辺機器
デスクトップPC、ノートPC、プリンタ、周辺機器等
携帯電話
スマートフォン、フィーチャーフォン及び関連アクセサリ

製品と技術

白物家電からAV機器まで幅広い家庭用電気製品

同社の主力商品は冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの白物家電と、AV機器、調理家電である。これらは国内家電メーカーや卸売会社から本社で一括仕入れされ、各店舗で販売される。特に冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、設置や廃棄処分を含むトータルサービスが求められるため、同社は配送設置業者のスキルアップに注力している。また、省エネ商品の販売促進にも力を入れ、気候変動対策として顧客に環境配慮型製品を提案する。商品ラインナップは生活必需品から高付加価値品までをカバーする。

パソコンと周辺機器、携帯電話の専門販売

デスクトップPC、ノートPC、プリンターなどのパソコンおよび周辺機器も主要カテゴリーである。これらの製品は技術進歩が速く、顧客のニーズも多様なため、従業員の商品知識と接客スキルが重要となる。同社は「家電製品アドバイザー」資格の取得を奨励し、専門性を高めている。携帯電話(スマートフォンを含む)も取り扱い、モバイル関連のアクセサリーや契約サポートも提供する。かつては子会社のケーズソリューションシステムズが携帯電話販売を担っていたが、2021年に吸収合併され、本社直轄となった。

あんしんパスポートアプリと長期無料保証のサービス連携

同社の販促ツール「あんしんパスポートアプリ」は、会員向けに割引クーポンや保証サービス情報を提供する。このアプリを通じて、長期無料保証の登録や修理依頼が可能となり、顧客の利便性を高めている。長期無料保証は、同社が販売する家電製品に対して標準で付帯されるサービスであり、競合との差別化要因の一つである。また、アプリを使ったデジタルチラシやSNS広告により、従来の紙媒体よりも低コストで効果的なプロモーションを実現している。これらは「がんばらない経営」の方針に沿った効率的な販促活動である。

リフォーム事業と省エネ関連商品へのシフト

同社は成長分野としてリフォーム事業やスマート家電など高付加価値商品へのシフトを進めている。具体的には、家電製品の販売に加え、エアコンや給湯器の取り替え工事、太陽光発電システムの設置などを手掛ける。店舗屋上への太陽光パネル設置による電力調達の安定化と水道光熱費削減も図っている。これらの取り組みは、中期経営計画における「省エネ型店舗設計」や「高付加価値商品の提案」に対応し、人口減少下でも顧客単価を引き上げる狙いがある。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

家電量販で国内3位、郊外店中心で低価格競争に強み

ケーズホールディングスは家電量販店で国内上位の一角。売上高は7千億円規模で、郊外型大型店を中心に展開。直近では営業利益率が3%前後と安定している。同業のトライアルホールディングスや光フードサービスと異なる業態だが、小売業としての競争が激しい。低価格競争が続く中、独自の商品構成やサービスで差別化。地方圏での強固な顧客基盤が強みで、ネット通販との競合が課題。今後はオンライン強化と店舗の効率化が不可欠。

強み

  • 広い駐車場を持つ店舗で、地方の顧客を獲得。
  • 独自商品で他社と差別化し、収益性を向上。
  • 修理やサポート体制が充実し、顧客満足度が高い。
  • 高い自己資本比率で財務体質が強固。

課題

  • オンライン販売の拡大で実店舗の売上が圧迫。
  • 出店地域での人口減少が中長期的な需要減に。
  • 販売スタッフの確保や人件費上昇が経営圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がケーズホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
24922コーセーホールディングス3,483億円23.9倍
37867タカラトミー3,449億円28.0倍
43048ビックカメラ3,294億円15.3倍
58022美津濃3,265億円17.1倍
68282ケーズホールディングス3,205億円20.9倍
74927ポーラ・オルビスホールディングス3,162億円26.9倍
88111ゴールドウイン2,977億円11.9倍
99616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
102730エディオン2,790億円17.1倍
112726パルグループホールディングス2,695億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

ラジオ修理業から始まった1947年の創業

現在のケーズホールディングスの源流は、1947年3月に加藤馨が茨城県水戸市元台町の借家でラジオ受信機の販売・修理業を始めたことに遡る。戦後間もない時期であり、家庭用電化製品の普及初期にあたる。その後業務が拡大し、1955年10月には有限会社加藤電機商会を設立。1971年5月に有限会社カトーデンキへ商号変更し、1973年9月には株式会社カトーデンキとして組織変更を行った。この間、1972年5月に水戸市城南に駅南店を開店し、小売店舗の核を築いた。

定番制度導入とPOSシステム導入で運営効率化

1979年7月、同社は商品戦略の一環として「定番制度」を導入した。これは効率的な在庫管理と販売を目的としたもので、後の効率経営の基礎となる。1980年9月には家電小売業と不動産賃貸業を分離し、カトーデンキ販売株式会社と株式会社カトーデンキに分割。1984年9月には水戸市にサービスセンターを開設し、集中配送を開始した。1987年5月には全店POSシステムを導入し、売上管理と商品力を強化。これらの取り組みにより、多店舗展開のための基盤が整えられた。

株式公開とフランチャイズ契約による拡大路線

1988年4月、日本証券業協会東京地区協会に株式を店頭登録し、資本市場への道を開く。1991年7月には株式会社よつば電機(後の東北ケーズデンキ)の発行済株式80%を取得し、フランチャイズ契約を締結。これにより東北地方への事業拡大を図った。1997年11月には商号を株式会社ケーズデンキに変更。2000年7月には携帯電話販売子会社を設立するなど、取扱商品の多様化を進めた。2001年2月には東京証券取引所市場第二部に上場し、翌2002年3月には第一部に昇格した。

株式交換によるグループ再編で持株会社体制へ

2004年4月、株式会社ギガスと株式交換を実施し、ギガスケーズデンキ株式会社に商号変更。同年10月には八千代ムセン電機株式会社(後の関西ケーズデンキ)とも株式交換を行った。2005年10月に株式会社ビッグ・エス、2007年1月に株式会社北越ケーズ、同年4月に株式会社デンコードーと次々に株式交換を実施。これによりグループ企業を傘下に収め、2007年2月には純粋持株会社へ移行し、商号を株式会社ケーズホールディングスに変更した。この再編により、地域別子会社が連携する現在のグループ体制が確立した。

2021年以降の構造改革と新本社ビル竣工

2021年4月には子会社の株式会社ケーズソリューションシステムズを吸収合併し、グループ内の重複を解消。2022年3月には株式会社サワハタキャリーサービス(現ケーズキャリーサービス)と株式交換し、物流機能を強化した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行。同年8月には茨城県水戸市に新本社ビルを竣工し、本店所在地を移転した。2019年6月には株式会社テクニカルアーツ(現ケーズデンキテクニカルサポート)を子会社化し、アフターサービスの体制を拡充している。

年表33件を開く

1940年代

  • 1947年3月加藤 馨が、茨城県水戸市元台町5丁目の借家にラジオ受信機を主体とする販売・修理業を開始。

1950年代

  • 1955年10月創業業務の拡大により、有限会社加藤電機商会を設立。

1970年代

  • 1971年5月商号変更有限会社カトーデンキに商号変更。
  • 1972年5月茨城県水戸市城南2丁目に駅南店を開店。
  • 1973年9月創業組織変更を行い、株式会社カトーデンキを設立。
  • 1979年7月商品戦略の一環として、効率の向上を目指した定番制度を導入。

1980年代

  • 1980年9月家電品小売業を営むカトーデンキ販売株式会社と不動産賃貸業を営む株式会社カトーデンキに分離。
  • 1984年9月物流部門の強化と効率化のために、茨城県水戸市浜田2丁目にサービスセンターを開設し、水戸商圏内の集中配送を開始。
  • 1985年3月M&A株式会社カトーデンキを吸収合併。
  • 1986年6月茨城県水戸市城南2丁目の駅南店及び駅南オーディオセンターを取り壊し、同地に4階建ての建物を新築、駅南本店として開店。また、ソフトの需要増加に対応するため、CDソフト及びLDソフト商品の取扱いを開始。
  • 1987年5月売上管理、商品力の強化を図るために、全店POSシステムを導入。
  • 1988年4月日本証券業協会東京地区協会に株式店頭登録。

1990年代

  • 1990年2月M&A本部機構の統合を図るために、茨城県水戸市桜川に本部を移転。
  • 1991年7月M&A株式会社よつば電機(株式会社東北ケーズデンキに社名変更。2007年10月、株式会社デンコードーに合併)の発行済株式の80%を取得し、フランチャイズ契約を締結。
  • 1997年11月商号変更株式会社ケーズデンキに商号変更。

2000年代

  • 2000年7月創業茨城県ひたちなか市に携帯電話等を取扱う株式会社モバイルシステムひたちなか(株式会社ケーズソリューションシステムズに社名変更。2021年4月、吸収合併)を設立。
  • 2001年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2002年3月東京証券取引所市場第一部に昇格。
  • 2003年2月株式会社ワンダーコーポレーションから、同社の会社分割により設立された子会社である株式会社デジックスケーズ(現株式会社ケーズキャリアスタッフ 現連結子会社)の株式を100%譲受。
  • 2004年4月商号変更株式会社ギガス(現連結子会社)と株式交換。ギガスケーズデンキ株式会社に商号変更。
  • 2004年10月八千代ムセン電機株式会社(現株式会社関西ケーズデンキ 現連結子会社)と株式交換。
  • 2005年10月株式会社ビッグ・エス(現連結子会社)と株式交換。
  • 2007年1月株式会社北越ケーズ(現連結子会社)と株式交換。
  • 2007年2月商号変更株式会社ケーズホールディングスに商号変更。
  • 2007年4月株式会社デンコードー(現連結子会社)と株式交換。
  • 2007年10月M&A株式会社デンコードーが株式会社東北ケーズデンキを吸収合併。

2010年代

  • 2016年4月M&A株式会社ケーズモバイルシステムが株式会社マックスブロードバンドを吸収合併、株式会社ケーズソリューションシステムズに商号変更。
  • 2018年11月商号変更株式会社デジックスケーズが株式会社ケーズキャリアスタッフに商号変更。
  • 2019年6月M&A株式会社テクニカルアーツ(現株式会社ケーズデンキテクニカルサポート 現連結子会社)の株式を100%取得し、子会社化。

2020年代

  • 2021年4月M&A株式会社ケーズソリューションシステムズを吸収合併。
  • 2022年3月株式会社サワハタキャリーサービス(現株式会社ケーズキャリーサービス 現連結子会社)と株式交換。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年8月茨城県水戸市に本社ビルを竣工し、本店所在地を移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2028年3月期まで8%
  • 累計出店数(中期経営計画期間中)2028年3月期まで20店舗
  • 年間改装店舗数各年度まで30店舗
  • オンラインショップ売上高(2024年3月期実績比)2028年3月期まで倍増
  • 総還元性向80%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ドミナント出店と既存店効率化

    既存店の人員・営業時間の再点検、改装による収益性改善とスクラップ&ビルドによるドミナント出店を推進。中期計画期間中に累計20店舗出店、年間30店舗改装を目指す。

  2. 02

    人的資本への投資と生産性向上

    高付加価値商品販売で一人当たり売上高と粗利額の増加を目指し、オンライン研修の強化、家電製品アドバイザー取得者増により販売スキルと専門性を向上させる。

  3. 03

    デジタル販促とEC強化

    あんしんパスポートアプリやLINEチラシ、SNS広告を活用し広告宣伝費の伸びを抑制。オンラインショップのUI改善や店頭受取強化により、2027年3月期までにオンライン売上高倍増を目指す。

  4. 04

    DXによる業務効率化とコスト削減

    業務端末やPOSレジのデバイス刷新で負荷軽減とミス低減。社内システム入替で基盤強化、本社バックオフィス業務を効率化する。

  5. 05

    資本効率向上と株主還元

    機動的な自社株買いと負債調達で財務レバレッジ向上を図る。総還元性向80%、連結配当性向40%を目標とし、年間1株当たり配当48円を下限とする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,307人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は598万円で、9期前と比べて+18.3%平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月6,614
2018年3月6,636
2019年3月50639.613.86,599
2020年3月52140.414.66,735
2021年3月57641.015.26,894
2022年3月55540.714.77,030
2023年3月53741.315.57,154
2024年3月55541.816.17,307
2025年3月57942.417.47,232301
2026年3月59843.217.57,307367

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.1%
縦線は目安の30%
女性役員比率36.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率91.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東京ベイサイド新浦安ほか36店舗 — 千葉県131億円
水戸本店ほか34舗 — 茨城県119億円
旭川大雪通店ほか34店舗 — 北海道104億円
新座店ほか26店舗 — 埼玉県8,523百万円
ガーデンシティ垂水店ほか18店舗 — 兵庫県7,474百万円
府中本店ほか12店舗 — 東京都6,629百万円
西成店ほか16店舗 — 大阪府4,729百万円
名古屋南店ほか29店舗 — 愛知県4,089百万円
松本本店ほか10店舗 — 長野県3,964百万円
新津店ほか24店舗 — 新潟県3,934百万円
ほか36件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    入国者収容所東日本入国管理センター液晶テレビ購入契約
    法務省 · 2020-02-13
    299万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7,597億円営業利益268億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.9%、利益が+22.9%。

売上高
+2.9%
7,597億円
営業利益
+22.9%
268億円
純利益
+50.5%
143億円
営業利益率
3.5%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高7,850億円7,597億円
営業利益305億円268億円
純利益200億円143億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,999億円、営業利益は125億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.2%、営業利益は+363.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,80934
2024年1Q1,663271.626
2024年2Q1,965814.161
2024年3Q1,799311.728
2024年4Q1,757−41
2025年2Q3,7141193.289
2025年4Q3,666992.76
2026年2Q3,7671303.5105
2026年4Q3,8301383.638
2027年1Q1,9991256.392

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は6,375億円から7,597億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.5%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6,375234133
2014年3月7,012315175
2015年3月6,372258150
株式会社ケーズモバイルシステムが株式会社マックスブロードバンドを吸収合併、株式会社ケーズソリューションシステムズに商号変更。
2016年3月6,442286163
2017年3月6,582321202
株式会社デジックスケーズが株式会社ケーズキャリアスタッフに商号変更。
2018年3月6,791367227
株式会社テクニカルアーツ(現株式会社ケーズデンキテクニカルサポート 現連結子会社)の株式を100%取得し、子会社化。
2019年3月6,891385238
2020年3月7,082370215
株式会社ケーズソリューションシステムズを吸収合併。
2021年3月7,925567387
2022年3月7,472465285
2023年3月7,373353211
2024年3月7,18422974
2025年3月7,3802182593.095
2026年3月7,5972683063.5143

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高7,597億円のうち、営業利益として残るのは268億円3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は143億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.3%5,495億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.1%1,834億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%268億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.1pt
3.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
5.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが375億円、投資CFが−112億円で、差し引きのフリーCFは263億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は109億円で、売上の0.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月186−17858106
2014年3月556−180−374376108
2015年3月−4−205317−209215
2016年3月435−176−39425981
2017年3月267−163−11010475
2018年3月375−109−24926692
2019年3月252−73−166179106
2020年3月600−116−453484136
2021年3月566−192−231374280
2022年3月242−96−127146299
2023年3月−22−18514−207107
2024年3月488−165−267323163
2025年3月362−158−27320493
2026年3月375−112−248263109

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,225億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,489億円で、自己資本比率は58.9%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,5591,5442,01543.1
2014年3月3,7441,6702,07444.3
2015年3月3,9161,7122,20443.4
2016年3月3,8571,8601,99747.9
2017年3月3,9761,9542,02248.9
2018年3月4,0372,4241,61359.8
2019年3月4,1022,5581,54462.1
2020年3月3,8952,5241,37164.6
2021年3月4,2802,7541,52664.2
2022年3月4,4212,7661,65562.5
2023年3月4,5372,8031,73461.7
2024年3月4,3822,6921,69061.4
2025年3月4,2272,5131,71459.4
2026年3月4,2252,4891,73658.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
192億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,988億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,736億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中96位あたり、逆に低いのはROE322社中227位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,908で、1年前と比べて+27.8%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥1,908-2.9%1ヶ月+2.6%1年+27.8%時価総額3,205億円
過去52週の値幅
安値¥1,440高値¥2,201

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.9倍
PER (会社予想)14.7倍
PBR1.16倍
配当利回り2.52%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.63%と上昇、年初来+34.93%と堅調。25日線(1895.14円)を約3.9%上回るが、75日線(1943.93円)は下回る。52週高値2201円に対して8月21日終値1968.5円は約10.6%下。出来高は7月23・24日に120万株超と増加、その後も60万〜160万株と高水準。RSIは68.55と強気圏。週足では上昇トレンドが続いており、200日線(1741.27円)を大きく上回る。高値圏での調整を経て再上昇の兆し。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは21.57倍で業界平均40.19倍を大幅に下回り、予想PER15.2倍もさらに低い。PBRは1.22倍で平均3.06倍を大きく下回り、資産価値に対して株価が割安。ROEは5.7%と低いものの、小売業の特性上、利益率が低い業種である点を考慮する必要がある。配当利回りは2.44%で平均12.61%を下回るが、平均が異常に高いため、むしろ安定した配当と判断。両面性として、ROEの低さが懸念だが、バリュエーションの割安さが優位。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.9倍39.6倍
PER (予想)14.7倍
PBR1.16倍2.44倍
ROE5.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、成長分野へのシフトと既存店の収益性改善。強気派は、リフォームやスマート家電など需要が伸びる分野への投資が実を結ぶとみる。また、堅調な売上と利益の成長、配当利回りの高さを評価。一方、弱気派は、2024年3月期の大幅減益を懸念し、競争激化による価格圧力や、ネット通販との競合を指摘。また、将来予測の売上成長率は低く、既存店の成長の限界を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 成長分野の収益化

    リフォームやスマート家電で新たな需要を開拓。

  • 高配当利回り

    利回り2.5%台で株主還元が安定。

  • 堅調な業績推移

    2025年3月期は増益で、回復基調。

  • 営業利益268億円・前期比23%増通年影響

    営業利益は218→268億円へ+50億円。営業利益率は3.53%に改善

  • 純利益143億円・前期比50%増決算発表後影響

    純利益は95→143億円と+48億円。増益率が高くEPS拡大

  • フォワードPER14.7倍と割安継続影響

    現在PER20.79倍から予想PER14.7倍へ低下。業績成長で更なる上昇余地

  • 株価は1年で+32%と上昇基調継続影響

    株価1897.5円は過去1年で+32.18%。外国人の保有23.3%が需給を下支え

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    ネット通販など他業態との競争で価格競争が激化。

  • 既存店の伸び悩み

    売上成長率が低く、既存店の成長が鈍い。

  • 過去の減益

    2024年3月期に純利益が大幅減少した。

  • 売上高7597億円と増収率2.9%に留まる通年影響

    売上高は前期比217億円増(+2.9%)と緩やかで、家電市場の成熟が重し

  • 営業利益率3.53%は改善余地が限定的継続影響

    営業利益率は2.95%→3.53%と上がったが、今後の大幅改善は期待薄

  • PER20.79倍は割高感が出始め不定影響

    株価上昇でPERは20.79倍まで上昇。予想14.7倍との差は業績次第

  • 外国人保有比率が高く売りリスク不定影響

    外国人保有は23.3%と高く、リスク回避時に売り圧力が強まる

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗の競争力と顧客需要を確認。
リフォーム売上
成長分野の進捗を測定。
ネット販売比率
Eコマース対応の強化状況を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+4.5%いまの株価に対する利回りは2.52%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
2.52%
いまの株価に対して
配当性向
79.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2846.0
2018年3月4874.548.8
2019年3月30−37.546.6
2020年3月300.049.6
2021年3月4033.342.0
2022年3月437.545.6
2023年3月442.368.1
2024年3月440.0113.1
2025年3月440.089.2
2026年3月464.579.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ66,753人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.5%を占め、残る71.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他36.145.945.746.648.746.2
外国法人26.717.916.516.217.723.3
金融機関27.526.328.327.823.220.9
自己株式8.415.38.57.87.77.8
事業法人7.97.57.97.47.37.6
証券会社1.82.41.62.03.12.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.55
02ケーズデンキ従業員持株会6.83
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.13
04株式会社ケーズマネジメント2.38
05加藤 新次郎2.37
06佐藤商事株式会社1.79
07BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.61
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.32
09加藤 修一1.19
10加藤 幸男1.19
11株式会社加藤馨経営研究所1.19

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-06
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.97%
    -1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−63%、1株純資産は14期で−45%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2502,9118.912.036.7
2014年3月3313,18611.08.740.7
2015年3月1461,7109.013.337.4
2016年3月1621,8279.211.534.9
2017年3月10098710.610.246.0
2018年3月1111,05110.413.348.8
2019年3月1031,1199.69.546.6
2020年3月961,1838.510.649.6
2021年3月1831,33314.78.342.0
2022年3月1421,45010.48.945.6
2023年3月1101,5307.610.668.1
2024年3月421,5392.732.2113.1
2025年3月571,5583.723.989.2
2026年3月911,6105.718.379.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額335百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平本忠代表取締役会長執行役員67456,000
吉原祐二代表取締役社長執行役員59109,000
大坂尚登取締役常務執行役員53180,000
水谷太郎取締役常務執行役員 経営企画室長5519,000
保村美也子取締役上席執行役員 管理本部長兼人材開発部長5626,000
瀬谷和史取締役上席執行役員 商品本部長 兼商品開発部長兼EC商品部長5535,000
佐藤史子取締役49
岡部誠司取締役(常勤監査等委員)5928,000
萩原慎二取締役(監査等委員)513,000
水嶋陽子取締役(監査等委員)551,000
谷萩寛子取締役(監査等委員)621,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)622838282829449
社外取締役426267
取締役(社内)215158

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容562字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは株式会社ケーズホールディングス(当社)、子会社9社、及びその他フランチャイズ契約加盟店により構成され、事業は、家庭用電気製品、及びパソコン並びにその周辺機器、携帯電話等を取扱う家電量販店として多店舗展開しており、商品は国内家電メーカー又は卸売会社等から、当社の本社で一括仕入を行い当社、株式会社ギガス、株式会社関西ケーズデンキ、株式会社ビッグ・エス、株式会社北越ケーズ、株式会社九州ケーズデンキ、株式会社デンコードー(以上子会社)、及びその他フランチャイズ契約加盟店の店舗を通じて消費者に販売しております。 当社グループが営む事業と関係会社等の当該事業における位置付けは次のとおりであります。 なお、セグメント情報を記載していないため、単一の区分で記載しております。 区分   主要商品   主要な会社 家庭用電気 製品小売業   電気製品、石油器具、ガス器具、冷暖房機、時計、カメラ、計量機器、医療機器、通信機器、教育機器、事務用機器、コンピューター機器、携帯電話等   当社、株式会社ギガス、株式会社関西ケーズデンキ、株式会社ビッグ・エス、株式会社北越ケーズ、株式会社九州ケーズデンキ、株式会社デンコードー (会社数  計7社) 以上の企業集団について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,173字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・パーパス(存在意義) 当社グループは『人を中心とした事業構築を図りケーズデンキグループに関わる人の幸福を図る。事業を通じて人の「わ」(和、輪)を広げ、大きな社会貢献につなげる。』の企業理念をパーパスとして掲げ、次のとおり取り組んでおります。 『がんばらない経営』 無理をして自分の力以上の力を出すことは短期的には可能であっても、終わりのない会社経営には適切ではありません。無理をすれば必ずその反動があります。 お客様にご満足いただくためにあるべき姿に向かって、正しいことを無理をせず、確実に実行していく経営方針を『がんばらない経営』と表現しております。 『1.従業員 2.お取引先 3.お客様 4.株主』 お客様を大切にするためには、まず従業員を大切にしなければ「本当の親切」は実現しないと考え、1.従業員 2.お取引先 3.お客様 4.株主の順で大切にしようと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループはマテリアリティ(重要課題)を特定したうえでESG経営に取組み、「中期経営計画2027」を掲げ、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を推進しております。 (ケーズデンキのマテリアリティ) 当社グループのマテリアリティ(重要課題)は何であるかについて話し合い、企業価値及びステークホルダーに与えると思われる影響の洗い出しを行いました。その後、取締役会において当社グループにおけるマテリアリティを以下のとおり特定いたしました。 分類   ESG軸   重要課題   具体的取組み内容 専門性       家電に特化し専門性に更に磨きをかける   新規出店でシェア拡大を図る   家電に特化した専門性に更に磨きをかける ドミナント出店により販管費率を抑制する 配送設置・工事業者のスキルアップ リアル店舗   買い物の楽しさを再認識できる売場づくり 従業員の商品知識と接客スキルの向上、高付加価値商品の提案 人口減少でもシェアを拡大する 人口減少 ・ 高齢化 高齢者にも買いやすい店舗づくり、サービスの工夫 ECへの対応 パソコン教室等の教育分野の拡大 社会変革   社会 (Social)   従業員を大切にし、人的資本経営を目指す   優れた人材・労働力の確保、離職者の抑制、女性活躍推進 地域雇用の創出 多様な働き方への対応 従業員・取引先・サプライヤーとの人権に対する考え方の共有 気候変動 ・ 自然災害 ・ 感染症   環境 (Environment)   安定した店舗運営と持続可能な社会の実現への貢献   災害対策 気候変動リスク・機会分析及び炭素排出量の分析と目標設定 省エネ型店舗設計 省エネ商品の販売促進 感染症対策 法令 ・ 倫理   企業統治 (Governance)   法令の遵守とガバナンスの強化   法令の遵守 取締役会監督機能の強化 (「中期経営計画2027」2025年3月期~2027年3月期 3か年計画) 中長期的にROE10%を目指す中において、中期経営計画最終年度である2027年3月期にはROE8%の実現を目指し、取り組んでまいります。 ①基本方針 既存店効率の再点検及び接客力強化により中長期的な成長につなげる地盤固めを図る ②取組み事項骨子 1.家電に特化し安定した利益創出を目指す 2.DXにより業務効率化と売上拡大を目指す 3.資本効率の向上を図り企業価値を高める ③株主還元 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要政策の一つとして位置づけており、安定配当を目指し、業績に裏付けられた成果配分を行うことを方針としております。 当社は今後とも、機動的な資本政策を遂行し、株主還元の充実に積極的に努めてまいります。 株主還元方針 ・総還元性向80%を目標とする ・連結配当性向40%を目標とし、年間1株当たり配当額は48円を下限とする (3) 経営環境及び対処すべき課題 2021年3月期はコロナ禍での巣ごもり需要により過去最高益となりましたが、2022年3月期以降3年間は、巣ごもり需要の反動減、都心回帰、コト消費の活況、物価高による家電買い替えサイクルの長期化等により減収減益となり、PBRについても1倍を下回る状況が続きました。 しかしながら、当社グループの取り扱う家電製品は衣食住に関わる安定的な生活を確保するために必要な生活必需品であり、壊れたら買い替える底堅い買い替え需要に支えられております。 これらの状況を踏まえ、2025年3月期以降の3年間は中長期的な成長につなげるための大切な地盤固めの期間であると位置づけ、「がんばらない経営」の経営方針のもと「中期経営計画2027」に取り組むとともに、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を推進してまいります。 当社グループは、これらの認識を踏まえ、次のとおり、取り組んでおります。 ①効率の再点検と改装による既存店の収益性改善並びにスクラップ&ビルドによるドミナント出店の推進を図る ・人員配置、営業時間の再点検を実施 ・中期経営計画期間中で累計20店舗の出店、年間30店舗の改装を目指す ②人的資本への投資により労働生産性の向上を図る ・高付加価値商品販売で一人当たり売上高と粗利額の増を目指す ・人的資本への投資 オンライン研修の強化、家電製品アドバイザー取得者増により販売スキルと専門性の向上を図る ③販管費率の抑制を図る ・デジタル販促(あんしんパスポートアプリ、LINEチラシ、SNS広告等)を有効活用し広告宣伝費の伸びの抑制を図る ・店舗屋上への太陽光発電システムの設置により電力の安定調達と水道光熱費の削減を図る ④オンラインショップ及びあんしんパスポートアプリの利便性向上と売上拡大を図る ・ユーザーインターフェイスの利便性向上、店頭受け取り強化、発送拠点の集約による効率化 ・「中期経営計画2027」最終年度でオンラインショップ売上高倍増を目指す(2024年3月期実績比) ・あんしんパスポートアプリの機能追加による利便性向上を目指す ⑤店舗業務の効率化を図る ・業務端末の活用による従業員の業務負荷軽減と接客時間の拡大 ・POSレジと業務端末の柔軟なデバイス選択による機材のコストダウンを目指す ・POSレジ操作の簡素化による業務負荷の軽減と人為的ミスの低減を図る ⑥社内システム入替により基盤強化と本社業務効率化を図る ・安定性と継続性の高いシステム構築、ECシステムの刷新と基盤強化 ・本社バックオフィス業務の効率化 ⑦利益率及び効率性の向上を図る ・家電に特化し安定した利益創出を目指す、DXにより業務効率化と売上拡大を目指す ⑧自己資本の圧縮を図る ・機動的な自社株買いと必要に応じた負債調達を実施し財務レバレッジを向上させる ⑨株主資本コストの低減を図る ・充実した情報開示とIRを通し、投資家の皆様とのエンゲージメントの深化に繋げる ・役員報酬の一部にESGへの取組評価を導入し非財務情報の開示の充実化と企業価値向上との連動を図る ⑩ESG経営 ・『人を中心とした事業構築を図りケーズデンキグループに関わる人の幸福を図る。事業を通じて人の「わ」(和、輪)を広げ、大きな社会貢献につなげる。』の企業理念をパーパスとして掲げ、サステナビリティ推進本部を中心にグループ横断で経営課題に取組み、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す
事業等のリスク2,629字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があるリスクには、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 季節的要因について 当社グループは、全ての商品について市場調査、販売動向、景気予測、気候条件等を十分に勘案した上で販売計画を立てておりますが、特にエアコン、石油・ガス・電気暖房機等のいわゆる季節商品は、夏・冬の気候の影響が非常に強い商品であります。他の商品が新機種・新製品の発売等、メーカーの商品開発による売上拡大の要因があるのに対し、季節商品には加えて気候条件という販売側で予測・コントロールが困難な要因が存在しております。 季節商品の動向は、販売時期が一定期間に集中する傾向にあるものの、予測・コントロール不可能な気候条件の変動により左右されるため、今後も気候条件の変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 店舗開発及び固定資産の減損会計について 当社グループは、空白地域への出店により国内店舗網の構築を図るとともに、人口密集地域への店舗開発も積極的に行い、家電販売業界において確固たる地位の確立を目指しております。 店舗開発につきましては、商圏状況(商圏世帯数、交通アクセス、競合状況等)に基づいた当社基準により売上及び利益計画、投資等をグループ各社の代表取締役及び店舗開発担当者が出席する会議にて充分に検討し、決定を行っておりますが、知名度の低い未出店エリアへの出店及び地価の高い人口密集地への店舗開発を進めることにより、顧客基盤を構築するまでに時間を要する場合や、1店舗当たりの初期投資額が大きくなる傾向があります。 このような状況において、予想外の新たな競合先の出店や、道路・交通アクセスの変化等により商圏状況に著しい変化があった場合、当初計画と実績に乖離が生じることがあり、全体業績に与える影響の割合が大きくなる可能性があります。 また、固定資産の減損会計の会計処理に使用した見積りや仮定は、将来の不確実な経済条件の変動により影響を受ける可能性があり、見積りや仮定の見直しが必要となった場合は減損損失が計上され、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) 競合環境について 当社グループは、家電量販店に限らず、同様の商品を店舗において取り扱う企業、及びインターネット販売の企業と競合関係にあります。他社との差別化として品揃えや価格競争力のみならず、店舗競争力を高めるため接客やアフターサービス等人材育成の強化に努めるほか、電話注文による対応、自社ECサイトの充実、及びモール型ECサイトへの出店などお客様のご都合に合わせた販売チャネルの拡充を図っておりますが、企業間の競争が更に激化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) 経済動向について 当社グループは、日本国内において事業展開しているため、国内の経済政策、景気動向、出店地域の景気や個人消費等の変化が、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 法的規制等について 当社グループは、「大規模小売店舗立地法」、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」に基づく「大規模小売業者による納入業者との取引における特定の不公正な取引方法」による規制、「不当景品類及び不当表示防止法」、「下請代金支払遅延等防止法」、「特定家庭用機器再商品化法」等の法的規制を受ける事業を行っております。新たな法令の制定や規制の強化、規制当局による措置その他の法的手続きが行われた場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6) 自然災害・事故・感染症等について 当社グループは、自然災害や事故、感染症等からお客様の安全を確保するため、ハザードマップを参考とした店舗開発、店舗の耐震性の強化、手指消毒剤の設置など、防災対策を徹底して行っております。しかしながら、地震・台風等の大規模な自然災害により店舗等が被災した場合や、自然災害、感染症の流行等により店舗の休業や来店客の減少、メーカーからの商品供給不足となった場合には、店舗売上の減少により当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7) 個人情報及び機密情報の漏洩について 当社グループは、あんしんパスポートの発行や、インターネット通販を行っていること等により、個人情報を保有しております。これらの情報については、社内管理体制の整備や、セキュリティシステムの構築等により万全を期しております。しかしながら、個人情報の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合、損害賠償への対応やお客様の信頼を失うことにより当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8) 出店に伴う敷金、保証金等の債権について 当社グループは、出店のため多くの土地・建物を賃借しております。賃借に際しましては契約に基づき敷金・保証金及び長期貸付金の差し入れを行っております。 担保設定等の保全に努めておりますが、賃貸人の経済状況によっては、その一部若しくは全部が回収できないことにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9) 組織再編等について 当社グループは、事業の強化、拡大及び家庭電化製品の販売に特化することを目的として、組織再編やM&A、提携、売却等を行う可能性があります。当該行為に際しては、十分な調査、分析のうえ検討を行いますが、偶発的な問題が生じることにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10) 商品供給について 当社グループは、お客様に安定的に商品を提供するために日頃より将来を見極め、それに応じた仕入を行っております。しかしながら、自然災害や感染症拡大等による工場等の損傷や操業停止及び生産拠点の都市封鎖、物流網の停滞等により、取引先からの商品供給が一時的に滞る、又は遅延する可能性があります。万が一商品カテゴリー全体に深刻かつ長期的な商品不足が生じた場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,531字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、緩やかに回復しているものの、米国の通商政策の動向や中東情勢の緊迫化をはじめとする地政学的リスク等により先行きは不透明な状況が続いております。個人消費につきましては、物価やエネルギー価格の高騰による生活防衛意識の高まりが依然として継続しています。 こうした状況のもと、当社グループは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜し、お客様に伝わる「本当の親切」を実行すべく、「現金値引」、「長期無料保証」、「あんしんパスポートアプリ」などお客様の立場に立ったサービスを提供し、家電専門店としてお客様の利便性を重視した地域密着の店舗展開、営業活動を行ってまいりました。当社グループでは、“人を中心とした事業構築を図りケーズデンキグループに関わる人の幸福を図る。事業を通じて人の「わ」(和、輪)を広げ、大きな社会貢献につなげる”を企業理念及びパーパスと定め、更なるサステナビリティ経営に取り組んでおります。 また、当社グループでは「中期経営計画2027」において“既存店効率の再点検及び接客力強化により中長期的な成長につなげる地盤固めを図る”を基本方針として掲げ、達成に向けての取り組みを進めております。 出退店状況につきましては、以下に記載のとおり直営店5店舗を開設し、直営店5店舗を閉鎖して経営の効率化を図ってまいりました。これらにより、2026年3月末の店舗数は556店(直営店552店、FC店4店)となりました。 以上の結果、売上高は7,597億10百万円(前年同期比102.9%)、営業利益は267億99百万円(前年同期比123.0%)、経常利益は305億79百万円(前年同期比118.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は143億17百万円(前年同期比150.3%)となりました。 出店退店の状況 所在地   出店   退店 茨城県       行方店(4月) 埼玉県       草加店(9月) 神奈川県       川崎野川店(4月) 静岡県       御前崎店(3月) 大阪府   西成店(4月) いこらも~る泉佐野店(4月)   イズミヤ枚方店(3月) 山口県   岩国店(8月) 佐賀県   唐津店(7月) 宮崎県   クロスモール花ケ島店(1月) また、当連結会計年度における財政状態につきましては次のとおりであります。 (資産の部) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億99百万円減少して4,224億82百万円となりました。 これは主に、商品が66億56百万円、現金及び預金が33億25百万円増加する一方、有形固定資産が136億23百万円減少したこと等によるものです。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ21億83百万円増加して1,736億7百万円となりました。 これは主に、短期借入金が453億円減少する一方、長期借入金が400億円、買掛金が61億39百万円増加したこと等によるものです。 なお、運転資金として、総額1,000億円のシンジケートローン契約(タームローン契約及びコミットメントライン契約)を締結し、タームローンとして400億円の資金調達を実施いたしました。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ23億82百万円減少して2,488億75百万円となりました。 これは主に、利益剰余金が24億40百万円減少したこと等によるものです。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の59.4%から58.9%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ15億25百万円増加して108億58百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金は、375億21百万円の収入(前年同期は361億72百万円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益199億72百万円、減価償却費135億95百万円、減損損失112億55百万円、棚卸資産の増加額66億58百万円、仕入債務の増加額61億39百万円、法人税等の支払額81億83百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金は、111億66百万円の支出(前年同期は158億3百万円の支出)となりました。 これは主に、定期預金の預入による支出153億円、定期預金の払戻による収入135億円、有形固定資産の取得による支出92億5百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金は、248億29百万円の支出(前年同期は273億31百万円の支出)となりました。 これは主に、短期借入金の純減額453億円、長期借入れによる収入400億円、自己株式の取得による支出100億31百万円、配当金の支払額69億95百万円等によるものです。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。 この連結財務諸表の作成にあたり重要となる会計方針については、「第5  経理の状況  1 連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、固定資産について減損の兆候があると認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、その結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額)まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。 グループ各社の経営者が出席する会議等にて営業店舗の業績のモニタリングを行っており、その結果を踏まえ、減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たり慎重に検討しておりますが、固定資産の減損会計の会計処理に使用した見積りや仮定は、将来の不確実な経済条件の変動により影響を受ける可能性があり、見積りや仮定の見直しが必要となった場合には翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。なお、連結損益計算書の主要科目ごとの前連結会計年度との主な増減要因等は次のとおりです。 a.売上高 当連結会計年度の売上高は、7,597億10百万円(前年同期比102.9%)となりました。 パソコンがWindows10のサポート終了後も好調に推移いたしました。また、携帯電話がおよそ2年前に本格普及した残価設定型契約からの買い替えサイクルの到来により好調に推移いたしました。エアコンは記録的猛暑および東京都の省エネ家電の購入補助制度「東京ゼロエミポイント」の補助拡充に加え、2027年4月に省エネ基準が引き上げられることによる価格上昇懸念、いわゆる「エアコン2027年問題」の駆け込み需要が期末に向けて顕在化したことにより好調に推移し、前年同期を上回る結果となりました。 商品別販売実績、地域別販売実績及び単位当たり売上高は以下のとおりです。 商品別販売実績 品種別名称   直営店売上高 (百万円)   前期比 (%)   フランチャイズ等売上高 (百万円)   前期比 (%)   計 (百万円)   前期比 (%) 映像・音響商品 テレビ   61,836   100.8   217   101.2   62,054   100.8 ブルーレイ・DVD   8,041   92.7   25   78.6   8,066   92.7 音響商品   13,291   96.3   37   92.4   13,329   96.3 その他   6,883   89.4   21   77.9   6,904   89.3 小計   90,052   98.4   302   95.7   90,354   98.4 情報機器 パソコン・情報機器   55,170   130.1   180   133.4   55,351   130.1 パソコン周辺機器   31,833   100.5   95   98.6   31,928   100.5 携帯電話   103,258   118.3   19   97.6   103,278   118.3 その他   22,138   94.4   116   91.7   22,255   94.4 小計   212,400   114.9   412   108.6   212,813   114.9 家庭電化商品 冷蔵庫   68,118   95.4   220   93.0   68,339   95.4 洗濯機   70,095   98.2   222   95.0   70,317   98.2 クリーナー   25,876   98.6   81   92.8   25,958   98.6 調理家電   52,283   101.8   170   97.4   52,454   101.8 理美容・健康器具   33,710   101.1   108   94.0   33,819   101.1 その他   28,015   99.3   108   104.9   28,124   99.3 小計   278,099   98.7   912   95.7   279,012   98.7 季節商品 エアコン   101,387   108.7   361   108.3   101,749   108.7 その他   25,408   95.7   97   105.6   25,506   95.7 小計   126,796   105.8   459   107.7   127,255   105.8 その他   49,916   86.7   358   97.7   50,275   86.8 合計   757,265   102.9   2,445   100.1   759,710   102.9 (注)1 「フランチャイズ等売上高」は、フランチャイズ契約加盟店に対する商品供給売上であります。 2 上記金額にはEC売上高も含まれております。 3 長期無料保証サービスに係る売上5,458百万円は「その他」(直営店売上高)に含まれております。 地域別販売実績 地域   売上高 金額(百万円)   構成比(%)   前期比(%) 北海道   55,057   7.2   102.8 青森県   18,960   2.5   105.1 岩手県   16,728   2.2   102.7 宮城県   31,491   4.1   106.5 秋田県   12,090   1.6   105.1 山形県   15,670   2.1   104.7 福島県   20,474   2.7   103.5 茨城県   59,737   7.9   102.2 栃木県   19,160   2.5   102.3 群馬県   18,316   2.4   104.8 埼玉県   41,077   5.4   100.8 千葉県   57,055   7.5   102.2 東京都   29,226   3.8   107.4 神奈川県   19,976   2.6   102.2 新潟県   23,136   3.0   97.1 富山県   7,752   1.0   103.1 石川県   8,851   1.2   101.4 福井県   5,163   0.7   103.8 山梨県   3,385   0.4   103.5 長野県   16,281   2.1   101.0 岐阜県   10,447   1.4   101.8 静岡県   17,106   2.3   100.5 愛知県   34,943   4.6   101.8 三重県   10,267   1.4   103.3 滋賀県   10,576   1.4   103.1 京都府   6,413   0.8   92.8 大阪府   18,953   2.5   105.6 兵庫県   26,553   3.5   103.7 奈良県   8,678   1.1   100.1 和歌山県   7,640   1.0   100.1 鳥取県   1,815   0.2   103.7 島根県   856   0.1   100.1 岡山県   11,191   1.5   103.1 広島県   8,903   1.2   101.7 山口県   1,927   0.3   193.7 徳島県   11,003   1.4   101.1 香川県   15,094   2.0   103.0 愛媛県   11,238   1.5   102.3 高知県   6,484   0.9   103.1 福岡県   12,782   1.7   103.8 佐賀県   4,538   0.6   134.6 長崎県   3,313   0.4   103.3 熊本県   13,096   1.7   101.2 大分県   11,804   1.6   100.6 宮崎県   2,413   0.3   132.9 鹿児島県   12,070   1.6   101.6 計   759,710   100.0   102.9 (注)1  フランチャイズ契約加盟店に対する商品供給売上高2,445百万円は、加盟店の本店所在地域の売上高として記載しております。 2  上記金額にはEC売上高も含まれております。 単位当たり売上高 前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 売上高(百万円)   735,577   757,265 1㎡当たり売上高   売場面積(期中平均)  (㎡)   2,045,463   2,051,342 1㎡当たり期間売上高(千円)   359   369 1人当たり売上高   従業員数(期中平均)  (人)   10,817   10,808 1人当たり期間売上高(千円)   67,998   70,064 (注)1  フランチャイズ契約加盟店に対する商品供給売上高(前連結会計年度2,442百万円、当連結会計年度2,445百万円)は含まれておりません。 2  売場面積については、大規模小売店舗立地法による届出売場面積を記載しております。 3  従業員数には、臨時従業員(一般従業員の標準勤務時間数から換算した人数)を含めて表示しております。 b.売上総利益 当連結会計年度の売上総利益は、2,102億13百万円(前年同期比102.9%)となり、前年同期を上回る結果となりました。 仕入実績の詳細は以下のとおりです。 仕入実績 品種別名称    仕入高(百万円)    前期比(%) 映像・音響商品 テレビ   48,590   102.9 ブルーレイ・DVD   5,450   89.5 音響商品   9,229   96.0 その他   4,313   87.6 小    計   67,585   99.6 情報機器 パソコン・情報機器   44,477   120.1 パソコン周辺機器   22,041   98.4 携帯電話   67,418   114.7 その他   14,826   96.4 小    計   148,446   111.4 家庭電化商品 冷蔵庫   48,259   99.6 洗濯機   48,552   100.3 クリーナー   16,387   87.6 調理家電   35,193   103.1 理美容・健康器具   22,066   102.7 その他   18,892   105.2 小    計   189,352   100.1 季節商品 エアコン   67,707   111.9 その他   17,503   103.3 小    計   85,211   110.0 その他   65,241   103.6 合    計   556,153   104.7 c.販売費及び一般管理費・営業利益・経常利益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、1,834億14百万円(前年同期比100.5%)となりました。 “従業員を大切にする”経営方針のもと、積極的な賃上げを実施したことによる人件費増加等により、販売費及び一般管理費は前年同期を上回りました。 以上の結果、営業利益は267億99百万円(前年同期比123.0%)となりました。 なお、経常利益は305億79百万円(前年同期比118.0%)となりました。 d.特別利益・特別損失・税金等調整前当期純利益 特別利益は、7億71百万円(前年同期比132.9%)となりました。特別損失は、当社グループが保有する固定資産の一部について減損損失112億55百万円を計上したこと等により、113億79百万円(前年同期比94.1%)となりました。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は199億72百万円(前年同期比138.8%)となりました。 e.法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額・親会社株主に帰属する当期純利益・包括利益 当連結会計年度の法人税、住民税及び事業税は87億77百万円、法人税等調整額が△31億22百万円となったことから、法人税等合計は56億54百万円(前年同期比116.2%)となりました。 以上の結果、当期純利益は143億17百万円(前年同期比150.3%)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は143億17百万円(前年同期比150.3%)となり、連結ROEは5.7%となりました。また、包括利益は145億32百万円(前年同期比152.0%)となりました。 ・当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としましては、「気候条件」「店舗開発」等を事業等のリスクとしております。詳細につきましては「第2  事業の状況  3  事業等のリスク」をご参照ください。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、継続的な企業価値の向上を目指し、未出店エリアへの出店及び既存店舗のスクラップ&ビルドのための設備投資を行っております。こちらの資金需要は主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金で賄っております。経常的な運転資金につきましては、銀行借入により賄っております。外部からの資金調達を行う場合には、経済状況を踏まえ選択しうる方法から当社グループにとり最善な方法により実施したいと考えております。また、株主への利益還元を経営の重要課題の一つとし、財務の健全性維持を図りつつ、安定的な配当として連結配当性向40%を目標とし、機動的な自己株式の取得を実行し、資本の効率的運用を進めてまいりたいと考えております。 ・当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローが375億21百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが111億66百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが248億29百万円の支出となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。なお、当社グループは、主に仕入計画及び設備投資計画に照らして、銀行借入等により必要な資金を調達しております。来期の設備投資計画につきましては、「第3  設備の状況  3  設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。 (キャッシュ・フロー指標のトレンド) 第43期   第44期   第45期   第46期 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   61.7   61.4   59.4   58.9 時価ベースの自己資本比率(%)   46.9   53.4   51.9   61.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   0.9   1.3   1.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   103.8   66.4   45.7 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1 いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2 株式時価総額は自己株式を除く発行株式数をベースに計算しています。 3 キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローを利用しています。 4 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 5 キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスである期については記載しておりません。 ・セグメントの業績は、セグメント情報を記載していないため省略しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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