概要
シーボンは、東京都港区に本社を置く化粧品・健康食品の訪問販売企業である。自社ブランド「シーボン」のスキンケア製品を、直営のフェイシャリストサロンや販売員を通じて提供する。連結従業員717名、2026年3月期の売上高は92.7億円、営業利益率2.7%。1966年の創業以来、自社製造とアフターサービスを組み合わせたビジネスモデルを構築してきた。
製造・販売・アフターサービスの三者一体体制
当社グループは、栃木県の生産センターでの自社製造、直営サロンや通信販売による販売、そして購入会員へのアフターサービスの三つの事業体制で構成される。生産センターでは化粧品GMP(ISO22716)の認証を維持し、小ロット生産で在庫を管理する。販売では、トライアルプランで新規顧客をサロンに誘致し、美容販売員が肌カウンセリングを実施して製品を提案する。アフターサービスでは、購入金額に応じたポイント制度を設け、フェイシャルサービスを提供する。この三者一体の仕組みが他社との差別化の源泉である。
直営サロンを核とした販売網と代理店
販売経路は直営店舗(シーボン フェイシャリストサロン)が主力であり、全国に展開する。さらに、フェイシャリスト販社と称する国内代理店が直営と同様の販売方法を採り、通信販売も併用する。海外では、倩朋(上海)化粧品有限公司を通じて中国市場に進出している。直営サロンでは、東洋式トリートメントを含むフェイシャルサービスを提供し、顧客との継続的な関係構築を重視する。店舗数は非開示だが、首都圏の大型店を中心に改装を進めている。
収益構造と財務の推移
2026年3月期の連結売上高は92.7億円(前期比4.8%増)、営業利益2.53億円(同48.1%増)と回復基調にある。売上総利益率は75.9%と高水準だが、販売費及び一般管理費が売上の73.1%を占め、営業利益率は2.7%にとどまる。過去10年をみると、売上高は2014年3月期の150億円をピークに減少傾向にあり、2020年3月期には111億円、2021年3月期には91億円まで落ち込んだ。当期純利益は2020年3月期に11億円の赤字を計上したが、2026年3月期には2.1億円の黒字に転じた。自己資本利益率(ROE)や自己資本配当率(DOE)の改善が経営目標として掲げられている。
グループ構成と子会社の役割
当社グループは、株式会社シーボン(当社)と4つの連結子会社で構成される。株式会社ジャフマックは美容ドリンク等の飲料食品を製造し、株式会社クリニメディックは医療関連事業、倩朋(上海)化粧品有限公司は中国市場での販売を担う。2024年5月には株式会社天然酵母研究所を設立し、新たな研究開発領域を開拓している。子会社間のシナジーとして、フェイシャリストサロンとヘアサロンneaf、ジャフマックとの相互送客を推進し、美のトータルサポートを目指す。
業界の中での役割はスキンケア製品の製造小売・サービス業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01美容・化粧品主力
自社工場「生産センター」で製造した化粧品を、会員制の「シーボン フェイシャリストサロン」や通信販売で販売。顧客の肌状態に合わせたカウンセリングとアフターサービスを提供し、リピート購入を促すビジネスモデル。
- ベーシック製品
- クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液など日常的に使用する基礎化粧品。肌質を整え、皮膚を清潔に保つ目的がある。
- スペシャル製品
- 美容液、クリーム、パックなど、お手入れの目的に応じて使い分ける製品群。肌の状態に合わせて集中的なケアを提供する。
- メイクアップ製品
- リップ、チーク、ファンデーションなどの化粧品。肌に色を与えて気になる部分を隠し、一時的に美しく見せる目的がある。製造は一部外部委託。
- ボディ関連製品
- シャンプー、リンスなど、頭髪や身体のケアに用いる製品。スキンケアと合わせてトータルな美容をサポートする。
製品と技術
フェイシャリストシリーズに代表されるスキンケア製品
主力スキンケア製品は「フェイシャリストシリーズ」であり、中でも「フェイシャリスト トリートメント マセ」はロングセラー製品である。この製品には「持続性液晶構造」が採用されており、皮膚の健康・清潔・触覚的心地よさの三要素に働きかける。シリーズにはクレンジング、洗顔料、化粧水、乳液などのベーシック製品と、美容液、クリーム、パックなどのスペシャル製品が含まれる。さらに、最高峰の深層エイジングケアライン「シーボン ACシリーズ」も展開し、2026年1月の60周年記念で特別デザイン製品を投入した。
メイクアップ製品とボディ関連製品
スキンケア以外にも、リップ、チーク、ファンデーション等のメイクアップ製品を扱うが、これらは外部委託で製造し、一部の包装工程のみ生産センターで行う。ボディ関連製品としてシャンプー・リンス等も販売する。また、子会社の株式会社ジャフマックでは美容ドリンク等の飲料食品を製造しており、機能性表示食品も視野に入れた管理・検査体制を構築している。これらの製品は、直営サロンでのカウンセリング販売に加え、通信販売でも購入可能である。
研究開発の先端技術:エクソソームと心肌相関
当社の研究開発センターは、肌と心のつながりを「科学する」というR&Dパーパスのもと、基礎研究を推進する。具体的には、生体内エクソソームに着目したバイオインフォマティクス解析により、ストレスが皮膚遺伝子に与える影響を解明。また、心理因子であるオキシトシンとコルチゾールが真皮のヒアルロン酸合成に及ぼす影響を特定した。これらの研究成果は、2025年から2026年にかけて日本香粧品学会、日本生化学会などで発表されている。サービス面では、フェイシャルケアが心身にポジティブな効果をもたらすことを客観的検証で示している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
化粧品・化学中堅、収益改善途上
シーボンは化学(化粧品・スキンケア)分野で、売上高85〜93億円と中堅規模。同業の東洋紡(3101)やクラレ(3405)は大規模だが、シーボンは小規模ながら専門性を持つ。2025/3期の営業利益率2.27%と低水準だが、2026/3期には3.23%と改善見込み。収益性は低く、競争激しい化粧品市場での差別化が急務。北の達人コーポレーション(2930)なども競合。
強み
- 特定の化粧品カテゴリーで強みを持つ可能性がある。
- 営業利益率が2.27%から3.23%へと改善見込み。
- シーボンブランドが一定の認知度を持つ。
- 売上高90億円前後で推移、大幅な落ち込みはない。
課題
- 営業利益率3%未満と低く、競争激化でさらに低下リスク。
- 東洋紡など大型化学メーカーとの競争で劣位に立つ可能性。
- 売上高成長率が低く、市場シェア拡大が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字がシーボン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4625アトミクス | 62億円 | 4.8倍 |
| 2 | 542Aビタブリッドジャパン | 61億円 | 5.9倍 |
| 3 | 4990昭和化学工業 | 61億円 | 8.7倍 |
| 4 | 4929アジュバンホールディングス | 60億円 | 41.5倍 |
| 5 | 9385ショーエイコーポレーション | 59億円 | 6.8倍 |
| 6 | 4926シーボン | 53億円 | 24.8倍 |
| 7 | 4934プレミアアンチエイジング | 52億円 | 18.0倍 |
| 8 | 4242タカギセイコー | 50億円 | 3.1倍 |
| 9 | 6776天昇電気工業 | 49億円 | 9.7倍 |
| 10 | 4615神東塗料 | 45億円 | — |
| 11 | 177Aコージンバイオ | 43億円 | 17.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
化粧品メーカーとして創業した1966年
1966年1月、化粧品の製造・販売を目的として、資本金1000万円で東京都中央区西八丁堀にシーボン化粧品株式会社を設立。同年7月に本店を豊島区東池袋へ移転し、さらに10月には港区麻布三河台町(現六本木)へ移転した。創業初期から本社所在地は東京都心を転々としながらも、化粧品事業の基盤を固めた。1968年4月には栃木県に生産子会社シーボン株式会社(後のシーボンプロダクツ)を設立し、自社製造体制を構築する。
総合ビル建設と環境対策に着手した1970年代
1973年7月、東京都港区六本木に総合本舗ビル「シーボンクイーンビル」が落成。企業イメージを高める拠点となった。翌1974年8月、栃木県の指導により、シーボン株式会社工場に汚水処理の排水浄化設備を導入し、環境問題に取り組む。この時期、化粧品業界全体で品質管理と環境配慮への意識が高まる中、いち早く対応した。1986年8月には、化粧品販売とアフターサービスを一体化したシステムを導入し、直営店を会員制サロン「シーボン・ビューティスタジオ」として展開し始める。
商号変更と顧客管理システム導入の1990年代
1992年1月、商号を株式会社シーボンに変更し、生産子会社をシーボンプロダクツ株式会社に改称。1994年4月にはサロン名を「シーボン・ビューティスタジオ」から「シーボン.フェイシャリストサロン」に変更し、ブランド統一を図る。同年10月、顧客の基礎情報・販売情報に加え肌情報も管理する顧客管理システム「フェイシャルコンピュータ」を開発・全店導入。これにより、一人ひとりの肌状態に合わせたアフターサービスの提供が可能となった。1995年にはシーボンプロダクツから営業を譲受し、栃木工場を生産センターとする。
上場と研究開発拠点の拡充(2000年代~2010年代)
2000年代に入り、大阪予約センター開設(2000年)、カスタマーセンター開設(2003年)など集客・顧客対応機能を強化。2005年11月には神奈川県川崎市に「シーボン.パビリオン(メインオフィス)」を竣工し、本社機能を移転。2009年9月にジャスダックに上場し、2012年3月には東京証券取引所市場第二部に上場、2013年3月には市場第一部に指定された。2014年4月には生産センターを改修し、研究開発センターを竣工。同年6月には株式会社ジャフマックを子会社化し、健康食品事業に参入した。
中国進出と新たな子会社設立(2010年代後半~2020年代)
2017年4月、中国現地法人「倩朋(上海)化粧品有限公司」を設立し、海外事業を本格化。2019年8月には株式会社クリニメディックを設立し、医療関連分野に進出。2022年4月、本社機能を再び東京都港区北青山に移転し、東証の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。同2022年9月には川崎のパビリオンを譲渡。2024年5月には株式会社天然酵母研究所を設立し、新たな素材研究に着手。2024年8月には六本木の本店ビルを建て替え「シーボンビル」を竣工し、同年9月に本社を同ビルに移転した。
年表35件を開く
1960年代
- 1966年1月創業化粧品の製造・販売を目的として、資本金10,000千円にて東京都中央区西八丁堀(現 東京都中央区八丁堀)にシーボン化粧品株式会社を設立
- 1966年7月本店を東京都豊島区東池袋へ移転
- 1966年10月本店を東京都港区麻布三河台町(現 東京都港区六本木)へ移転
- 1968年4月化粧品の生産拠点として、栃木県河内郡上三川町に子会社シーボン株式会社を設立
1970年代
- 1973年7月東京都港区六本木に総合本舗ビル「シーボンクイーンビル」落成
- 1974年8月環境問題に取り組むため、栃木県の指導によりシーボン株式会社工場に汚水処理の排水浄化設備を導入
1980年代
- 1986年8月化粧品の販売とアフターサービスの提供を行うシステムを導入、直営店を会員制サロン「シーボン・ビューティスタジオ」とし、以降、直営店舗を展開
1990年代
- 1992年1月商号変更商号を株式会社シーボンに変更し、同時に生産子会社シーボン株式会社の商号をシーボンプロダクツ株式会社に変更
- 1994年4月商号変更サロン名を「シーボン・ビューティスタジオ」から「シーボン.フェイシャリストサロン」に変更
- 1994年10月顧客の基礎情報、販売情報に加え、肌情報も管理する顧客管理システム(通称:フェイシャルコンピュータ)を開発し、全店に導入
- 1995年10月シーボンプロダクツ株式会社から営業のすべてを譲受、シーボン栃木工場(現「生産センター」)とする(シーボンプロダクツ株式会社は解散)
- 1997年4月社員研修センター「シーボン.パビリオン」を神奈川県川崎市宮前区菅生に竣工
- 1998年6月本店ビルを改装し、B1F~4Fにネイル、ボディ、鍼灸、ヘアを備えた総合美容サロン「シーボン美癒」オープン
2000年代
- 2000年5月大阪予約センター開設 以降集客拠点である予約センターを各地に展開
- 2003年1月カスタマーセンター開設
- 2004年11月アンテナサロンとして「C’BON GINZA」オープン
- 2005年11月神奈川県川崎市宮前区菅生に「シーボン.パビリオン(メインオフィス)」を竣工、本社機能を東京都港区六本木より移転
- 2009年9月上場ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場(2012年6月上場廃止)
2010年代
- 2010年4月西日本の販売網強化のため、関西事務所を開設
- 2011年4月シーボン美容研究所(現「生産センター」)において、品質マネジメントシステム「ISO9001」認証取得
- 2012年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 2012年4月シーボン美容研究所(現「生産センター」)において、環境マネジメントシステム「ISO14001」認証取得
- 2013年3月東京証券取引所市場第一部に指定
- 2014年4月シーボン美容研究所を改修し、「生産センター」とする 研究開発、物流拠点となる「研究開発センター」を竣工
- 2014年6月M&A株式会社ジャフマック(現・連結子会社)の株式取得
- 2017年4月倩朋(上海)化粧品有限公司(現・連結子会社)を設立
- 2018年3月肌カウンセリングシステム「ビューティログアドバイスナビゲーター」を全店で導入
- 2019年8月株式会社クリニメディック(現・連結子会社)を設立
2020年代
- 2022年4月本社機能を神奈川県川崎市の「シーボン.パビリオン(メインオフィス)」から東京都港区北青山に移転 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場へ移行
- 2022年9月「シーボン.パビリオン(メインオフィス)」を国内法人に譲渡
- 2024年2月シーボン生産センターにおいて、化粧品製造における品質・安全性に関する国際規格「ISO22716(化粧品GMP)」認証取得
- 2024年5月株式会社天然酵母研究所(現・連結子会社)を設立
- 2024年8月東京都港区六本木の本店ビルを建替え、「シーボンビル」を竣工
- 2024年9月本社機能を港区北青山より港区六本木の「シーボンビル」に移転
- 2025年9月株式会社ジャフマックの本社機能を新宿区市谷から港区六本木の「シーボンビル」に移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2029年3月期まで7.3%
- DOE2029年3月期まで2.8%
- PBR2029年3月期まで1倍超え
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
主体性あふれる組織づくり
現場からのイノベーションを促進し、フェイシャリストが専門性を発揮できる環境を整備。評価制度の再定義や働きがい向上施策で社員満足度を高め、離職率低減と稼動人員拡大を図る。
- 02
顧客体験価値の深化
189万件超の肌データや顧客アンケートを分析し、研究開発に反映して高機能製品開発を推進。OMO戦略でサロンとECを融合し、シームレスな購買体験でLTV最大化を目指す。
- 03
生産体制と品質管理体制の向上
生産・物流DXによる自動化・合理化を進め、物流体制を強化。工場を「魅せる生産現場」へ進化させ、ブランド価値向上につなげる。
- 04
店舗オペレーションの効率化・接客効率改善
業務の一部アウトソーシングやDX化、リソース適正配置で接客時間を確保。トップフェイシャリストの思考プロセス解析・可視化で全社の接客レベル底上げを図り、収益性を改善。
- 05
シナジー効果による新たな店舗形態の出店
各事業間の相互送客などシナジーを創出し、美のトータルサポートで新たな店舗形態を展開。既存事業活性化により顧客単価とLTV向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で717人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は447万円で、9期前と比べて−3.7%。平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は12.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,096 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,065 | — |
| 2019年3月 | 464 | 36.1 | 9.4 | 1,077 | — |
| 2020年3月 | 407 | 36.4 | 9.7 | 1,047 | — |
| 2021年3月 | 373 | 36.5 | 10.2 | 971 | — |
| 2022年3月 | 385 | 37.7 | 11.1 | 835 | — |
| 2023年3月 | 406 | 38.9 | 12.6 | 737 | — |
| 2024年3月 | 440 | 39.5 | 13.0 | 694 | — |
| 2025年3月 | 441 | 38.7 | 12.4 | 716 | 28 |
| 2026年3月 | 447 | 38.9 | 12.6 | 717 | 42 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 2 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外倩朋(上海)化粧品有限公司中国上海市議決権100.0%
- 国内株式会社クリニメディック東京都港区議決権100.0%
- 国内株式会社天然酵母研究所千葉県長生郡長柄町議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は93億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.7%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 95億円 | 93億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥20 | ¥20 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は22億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 21 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 21 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 23 | 1 | 4.3 | 1 |
| 2024年3Q | 20 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年4Q | 21 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 43 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年4Q | 45 | 2 | 4.4 | 2 |
| 2026年2Q | 46 | 1 | 2.2 | 1 |
| 2026年4Q | 47 | 2 | 4.3 | 1 |
| 2027年1Q | 22 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は141億円から93億円へ66%に減った。直近期の営業利益率は3.2%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 141 | — | 9 | — | 5 |
| 株式会社ジャフマック(現・連結子会社)の株式取得 | |||||
| 2014年3月 | 150 | — | 14 | — | 8 |
| 2015年3月 | 139 | — | 6 | — | 3 |
| 2016年3月 | 128 | — | 3 | — | 1 |
| 倩朋(上海)化粧品有限公司(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2017年3月 | 125 | — | 4 | — | 2 |
| 2018年3月 | 126 | — | 6 | — | 4 |
| 株式会社クリニメディック(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2019年3月 | 125 | — | 3 | — | 1 |
| 2020年3月 | 111 | — | −3 | — | −11 |
| 2021年3月 | 91 | — | −5 | — | −6 |
| 2022年3月 | 92 | — | 3 | — | 0 |
| 2023年3月 | 85 | — | −1 | — | −4 |
| 株式会社天然酵母研究所(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2024年3月 | 85 | — | 0 | — | 0 |
| 2025年3月 | 88 | 2 | 2 | 2.3 | 1 |
| 2026年3月 | 93 | 3 | 3 | 3.2 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高93億円のうち、営業利益として残るのは3億円で3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金24.7%23億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金73.1%68億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は30億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | −4 | −4 | 4 | 22 |
| 2014年3月 | 11 | −7 | −7 | 4 | 19 |
| 2015年3月 | 9 | −4 | −4 | 5 | 21 |
| 2016年3月 | 3 | −2 | −3 | 1 | 19 |
| 2017年3月 | 6 | −1 | −1 | 5 | 24 |
| 2018年3月 | 9 | −4 | −2 | 5 | 27 |
| 2019年3月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 29 |
| 2020年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 28 |
| 2021年3月 | −7 | 2 | 0 | −5 | 23 |
| 2022年3月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 28 |
| 2023年3月 | −1 | 14 | −1 | 13 | 40 |
| 2024年3月 | 3 | −6 | 0 | −3 | 36 |
| 2025年3月 | 0 | −8 | −1 | −8 | 27 |
| 2026年3月 | 8 | −2 | −2 | 6 | 30 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は86億円。このうち返さなくてよい自己資本が57億円で、自己資本比率は66.1%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 112 | 86 | 26 | 76.3 |
| 2014年3月 | 119 | 88 | 31 | 74.4 |
| 2015年3月 | 116 | 89 | 27 | 76.6 |
| 2016年3月 | 112 | 88 | 24 | 78.8 |
| 2017年3月 | 112 | 89 | 23 | 78.9 |
| 2018年3月 | 118 | 92 | 26 | 78.2 |
| 2019年3月 | 117 | 95 | 22 | 81.0 |
| 2020年3月 | 102 | 82 | 20 | 80.0 |
| 2021年3月 | 96 | 76 | 20 | 79.4 |
| 2022年3月 | 96 | 62 | 34 | 64.8 |
| 2023年3月 | 88 | 57 | 31 | 64.6 |
| 2024年3月 | 88 | 57 | 31 | 64.2 |
| 2025年3月 | 85 | 57 | 28 | 66.9 |
| 2026年3月 | 86 | 57 | 29 | 66.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で203社中49位あたり、逆に低いのは配当利回りで203社中176位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,242で、1年前と比べて+4.6%。過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 24.8倍 |
| PER (会社予想) | 26.4倍 |
| PBR | 0.92倍 |
| 配当利回り | 1.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績回復の実現性が争点。売上は横ばい状態から微増傾向だが、営業利益率が低く、2025年3月期は2.27%。2026年3月期は3.23%への改善を見込む。強気派はブランド再構築と販売チャネル強化による利益率改善を期待する。弱気派は訪問販売市場の縮小や競争激化を懸念。PBR0.91倍と純資産を下回るが、ROE3.8%と低く、改善には時間を要する。
- 営業利益率の改善
2026年3月期は営業利益率3.23%と前期比1pt改善見込み
- PBR1倍割れの修正期待
解散価値割れの水準は、構造改革により修正され得る
- 配当の安定
利益が薄くても配当を維持しており、株主還元に意欲
- 訪問販売の構造的衰退
消費者の購買行動変化により、訪問販売市場は縮小傾向
- 競争激化
化粧品業界は大手からD2Cまで競合が多く、差別化が困難
- ROEの低さ
ROE3.8%と低く、PBR1倍回復には更なる改善が必要
- 売上高成長率
- 低迷からの脱却を示す。前年比で2桁成長が復活するか
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗。3%超えが持続的な黒字の目安
- 訪問販売員数
- 販売力の基盤。増加は成長、減少は縮小のサイン
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり20円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.61%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 92.7 |
| 2018年3月 | 40 | 0.0 | 42.6 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | 113.1 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | — |
| 2022年3月 | 10 | −75.0 | 80.3 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 15 | 50.0 | 226.6 |
| 2025年3月 | 20 | 33.3 | 59.3 |
| 2026年3月 | 20 | 0.0 | 35.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥20
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ15,386人。区分でいちばん多いのは個人・その他で98.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.8%を占め、残る99.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 85.1 | 84.8 | 87.6 | 91.1 | 95.4 | 98.3 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.8 |
| 事業法人 | 1.5 | 1.5 | 1.5 | 1.6 | 0.7 | 0.8 |
| 証券会社 | 2.1 | 1.7 | 2.1 | 0.8 | 0.5 | 0.4 |
| 外国法人 | 2.2 | 1.8 | 1.4 | 0.8 | 0.5 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 9.1 | 10.2 | 7.3 | 5.7 | 2.8 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 犬塚 雅大 | 17.12 |
| 02 | シーボン従業員持株会 | 2.64 |
| 03 | 犬塚 公子 | 2.22 |
| 04 | 安田 亜希 | 2.22 |
| 05 | 望月 曉一 | 1.78 |
| 06 | 大石 靖代 | 1.61 |
| 07 | 永井 詳二 | 1.28 |
| 08 | 本村 善文 | 0.82 |
| 09 | 崎山 一弘 | 0.65 |
| 10 | 久保田 英男 | 0.56 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−58%、1株純資産は14期で−35%。直近期のROEは3.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 120 | 2,097 | 5.7 | 16.5 | 66.4 |
| 2014年3月 | 207 | 2,217 | 9.7 | 11.1 | 38.7 |
| 2015年3月 | 76 | 2,210 | 3.4 | 37.5 | 105.9 |
| 2016年3月 | 26 | 2,165 | 1.2 | 91.7 | 193.6 |
| 2017年3月 | 43 | 2,166 | 2.0 | 58.0 | 92.7 |
| 2018年3月 | 94 | 2,248 | 4.3 | 34.1 | 42.6 |
| 2019年3月 | 34 | 2,216 | 1.5 | 74.7 | 113.1 |
| 2020年3月 | −250 | 1,912 | — | — | — |
| 2021年3月 | −145 | 1,774 | — | — | — |
| 2022年3月 | 10 | 1,447 | 0.7 | 164.9 | 80.3 |
| 2023年3月 | −99 | 1,334 | — | — | — |
| 2024年3月 | −6 | 1,322 | — | — | 226.6 |
| 2025年3月 | 32 | 1,332 | 2.4 | 35.0 | 59.3 |
| 2026年3月 | 50 | 1,366 | 3.8 | 25.0 | 35.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額121百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 犬塚雅大 | 代表取締役会長 | 72 | 733,560 |
| 崎山一弘 | 代表取締役社長執行役員 | 63 | 28,000 |
| 菅原桂子 | 取締役執行役員事業本部責任者 | 54 | 11,720 |
| 堀住輝男 | 取締役執行役員商品開発本部責任者 | 54 | 1,350 |
| 岩田功 | 取締役 | 67 | — |
| 山田奈央子 | 取締役 | 47 | — |
| 大杉春子 | 取締役 | 46 | — |
| 長谷川浩 | 常勤監査役 | 63 | — |
| 立川正人 | 監査役 | 46 | — |
| 木下愛矢 | 監査役 | 44 | — |
| 川口綾子 | 補欠監査役 | 46 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 89 | 2 | 91 | 23 |
| 社外取締役 | 5 | 21 | — | 21 | 4 |
| 監査役 | 1 | 9 | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,034字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,959字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,902字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,567字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第60期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
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- 四半期報告書四半期報告書-第59期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第59期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第58期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
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- 四半期報告書四半期報告書-第58期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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