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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ヤーマン

YA-MAN LTD.6630 · Prime · 電気機器

家庭用美顔器の先駆者。RF・LED技術を軸に、化粧品やバラエティ雑貨も手掛ける美容健康機器メーカー。

概要

ヤーマンは1978年創業の家庭用美容機器メーカーである。美顔器・脱毛器を主力とし、テレビ通販、家電量販店、自社インフォマーシャル、海外子会社を通じて販売する。2024年4月期の連結売上高は320億円、従業員数420名。2025年4月期は減収減益の見通しだが、米国・中国子会社を軸にグローバル展開を強化している。

テレビ通販とカタログが強みの通販部門

通販部門は、テレビショッピングやカタログ通販、インターネット専売業者を経由して個人消費者に販売する。1998年に通信販売業者との直接取引を開始し、現在では地上波テレビ通販やショッピング専門チャンネルが主要な販路である。2025年4月期の売上高は33億円で前年比21%減となったが、広告投資抑制によりセグメント利益は10%増の10億円である。主力商品はRF美顔器や光脱毛器で、LABO WELL株式会社がこの部門を担当する。

百貨店・家電量販店への店販部門

店販部門は、家電量販店、大手百貨店、バラエティショップへの卸売販売を行う。2001年に家電量販店との直接取引を開始し、実店舗でのブランド訴求を強化してきた。2023年11月には銀座に旗艦店「YA-MAN the store GINZA」をオープンした。2025年4月期の売上高は80億円で前年比8%増、セグメント利益は18億円と大幅に増加した。化粧品も店頭で販売し、美顔器との併用を促している。

インフォマーシャルを活用した直販部門

直販部門は、自社のインフォマーシャルやWebサイト、雑誌広告を通じて個人消費者に直接販売する。2007年にインフォマーシャル放送を開始し、20~30分の番組形式で製品を詳しく紹介する手法が特徴である。2024年8月には株式会社forty-fourを子会社化し、インフォマーシャル強化を図った。2025年4月期の売上高は63億円だが、外出型消費の影響で前年比25.7%減となった。美容機器に加えバラエティ雑貨も扱う。

米国と中国に子会社を持つ海外事業

海外部門は、米国子会社YA-MAN U.S.A. LTD.(2015年設立)と中国子会社雅萌(上海)美容科技有限公司(2021年設立)を通じて海外販売を行う。現地の通信販売業者、卸売業者、個人消費者向けに、電圧規格や認証(FDA、NMPA)に対応した製品を供給する。2025年1月にはサウジアラビア市場に初進出した。2025年4月期の売上高は58億円だが、中国市場低迷の影響で前年比48%減となった。独身の日イベントではTmall美容機器部門1位を獲得した。

業界の中での役割は美容健康機器・化粧品メーカー(家庭用)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
172億円
営業利益
-7億円
営業利益率
-4.1%
純利益
-12億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/4
事業売上構成比利益利益率
美容家電181億円72.1%
化粧品・バラエティ雑貨39億円15.5%
ウェルネス家電・フィットネス器具22億円8.8%
広告サービス6億円2.4%
その他3億円1.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01通販主力

テレビ通販、カタログ通販、インターネット専売業者を経由して個人消費者に販売。テレビショッピングでのインフォマーシャルが強み。

主な製品・サービス2
美顔器(RF・LED等)
高周波(RF)やLED光を用いた家庭用美顔器で、エイジングケアや肌トラブルに対応。主力製品群。
脱毛器
光脱毛方式の家庭用脱毛器。顔・ボディ用などラインアップ。

02店販準主力

家電量販店、大手百貨店、バラエティショップ等への卸売販売。実店舗でのブランド訴求により、製品の認知度向上を図る。

主な製品・サービス2
美顔器
店頭でも販売される主力の家庭用美顔器。通販モデルと共通ラインも多い。
化粧品
美容液・クリーム等のスキンケア化粧品。美顔器との併用を想定。

03直販準主力

自社のインフォマーシャルやWebサイト、雑誌広告等を通じて個人消費者に直接販売。代理店(株式会社forty-four)も活用。

主な製品・サービス2
美顔器・脱毛器
テレビ通販と同様の製品を自社チャネルで販売。詳細な情報提供が可能。
バラエティ雑貨
美容関連の雑貨・小物等。企画・仕入販売。

04海外副次

米国子会社(YA-MAN U.S.A.)、中国子会社(雅萌)を通じて、海外の通信販売業者・卸売業者・個人消費者に販売。グローバル展開を強化中。

主な製品・サービス1
美顔器・脱毛器
海外向けに電圧・規格対応した家庭用美容機器。FDA認証等も取得。

製品と技術

RF(ラジオ波)美顔器

ヤーマンの主力製品は高周波(RF)を用いた美顔器である。RF技術により肌の深部を加温し、コラーゲン生成を促進するエイジングケア効果をうたう。同社は1998年頃から美容機器に注力し、現在では複数のRF美顔器シリーズを持つ。2024年4月期の売上高の多くをRF美顔器が占める。米国FDA認証や中国NMPA認証の取得にも取り組んでいる。

光脱毛器とLED美容機器

光脱毛器も同社の主要製品である。家庭用に最適化された光脱毛方式を採用し、顔からボディまで対応するラインアップを持つ。また、LED光を用いた美容機器も展開し、特定波長光で肌トラブルの改善を図る。これらの製品は全販売チャネルで扱われ、海外市場での需要が高く、中国ではTmall美容機器部門で1位を獲得した実績がある。RFとLEDを組み合わせたハイブリッド機種も投入している。

化粧品と過去の測定機器

美容機器に加え、美容液やクリームなどのスキンケア化粧品も販売している。美顔器との併用効果を高める製品として位置づけられ、主に店販チャネルで展開される。過去には体脂肪計や骨量計などの健康測定機器を開発していたが、現在は美容機器と化粧品に事業を集中している。化粧品は旗艦店や百貨店で販売され、ブランド体験の一部を構成する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

小型家電で存在感、収益悪化

ヤーマンは美容・健康関連の小型家電を手掛ける。同業の電気機器企業と比較すると、売上規模は約320億円で中堅。キオクシアHDやイビデンのような半導体関連企業とは異なり、BtoCの非耐久消費財に特化。直近の業績は減収・営業赤字で、収益性改善が急務。内需依存が高く、海外展開は限定的。

強み

  • 美顔器や脱毛器などで消費者認知度が高く、ニッチ上位を占める。
  • 自社ECやTV通販を強化し、卸経由より高いマージンを確保。
  • 年数回の新製品投入により、トレンドに応じた品揃えを実現。
  • 国内の美容意識向上を追い風に、既存顧客のリピート率が高い。

課題

  • 売上の大半が国内で、海外比率が低く成長余地を活かせていない。
  • 直近で営業赤字に転落し、コスト管理と販売効率の改善が必要。
  • パナソニックなど大手家電メーカーとの競争が激しく、差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がヤーマン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1262Aインターメスティック529億円12.1倍
28008ヨンドシーホールディングス518億円25.5倍
39946ミニストップ513億円
43660アイスタイル479億円17.3倍
5212Aフィットイージー470億円25.0倍
66630ヤーマン464億円
73093トレジャー・ファクトリー463億円14.0倍
89470学研ホールディングス456億円13.1倍
97840フランスベッドホールディングス453億円17.7倍
104931新日本製薬448億円13.4倍
115261リソルホールディングス430億円15.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

創業と体脂肪計の開発(1978~1986年)

1978年5月、東京都中央区にヤーマンリミテット株式会社として設立された。同年に技術研究部門を立ち上げ、健康機器の開発を開始。1981年に3社を吸収合併し、商号をヤーマン株式会社に変更した。1985年には「体内脂肪重量計」(足で測定する体脂肪計)を開発、1986年には山﨑商会株式会社(後のカーマン株式会社)を設立した。創業当初から測定技術に注力していた。

美容機器への転換と販路拡大(1992~2001年)

1992年に「身体インピーダンス測定用のプローブ」(手で測定する体脂肪計)を開発した。1997年に本社営業所を東陽に移転。1998年には通信販売業者との直接卸売取引を開始し、美容機器の販売にシフトした。2001年には家電量販店との直接取引も開始し、小売チャネルを拡大した。この間に家庭用美容機器の品揃えを強化し、後の主力製品群の基盤を築いた。

インフォマーシャルと株式上場(2003~2012年)

2003年に「体内構成測定装置」(骨量計)を開発。2007年に直販部門でインフォマーシャル放送を開始し、テレビ通販の手法を取り入れた。同年、カーマン株式会社を吸収合併。2008年にLABO WELL株式会社を完全子会社化した。2009年12月にジャスダック証券取引所に上場し、2011年には東京証券取引所市場第二部、2012年には市場第一部に指定された。

グローバル展開の開始(2015~2021年)

2015年2月、米国にYA-MAN U.S.A. LTD.を設立した。2018年8月には株式会社ディーフィットを子会社化したが、2020年12月に事業を譲受け解散させた。2020年には「表情筋研究所」を立ち上げ、産学連携による研究開発を強化。2021年5月には中国市場向けに雅萌(上海)美容科技有限公司を設立した。この間、売上高は2017年4月期の200億円から2021年4月期には366億円に拡大した。

最近の構造改革(2022~2025年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行した。2023年11月、銀座に旗艦店「YA-MAN the store GINZA」をオープン。2024年8月にはインフォマーシャル強化のため株式会社forty-fourを子会社化した。2025年7月に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、決算期を4月30日から12月31日に変更した。2028年12月期に売上高700億円を目標とする中期経営計画を策定中である。

年表35件を開く

1970年代

  • 1978年1月創業当社名誉会長であった山﨑行輝が、米国にてYAMA-SUN CORPORATION(LABOWELL CORPORATIONに商号変更)を設立
  • 1978年5月創業ヤーマンリミテット株式会社(現当社)として、東京都中央区に設立
  • 1978年5月創業技術研究部門を設立

1980年代

  • 1981年4月M&Aヤーマンリミテット株式会社(旧チショー株式会社)、チケン株式会社、はま株式会社を吸収合併
  • 1981年5月商号変更ヤーマン株式会社に商号変更
  • 1985年1月「体内脂肪重量計」(足で測定する体脂肪計)を開発
  • 1986年12月創業山﨑商会株式会社(カーマン株式会社に商号変更)設立

1990年代

  • 1991年7月東京都江東区古石場一丁目4番に本社ビルが完成
  • 1992年6月「身体インピーダンス測定用のプローブ」(手で測定する体脂肪計)を開発
  • 1997年5月東京都江東区東陽二丁目4番新宮ビルに本社営業所を開設
  • 1998年1月創業知研株式会社(現LABO WELL株式会社)設立
  • 1998年5月通信販売業者との直接卸売取引を開始

2000年代

  • 2001年1月家電量販店との直接卸売取引を開始
  • 2002年6月コールセンターを設置
  • 2003年3月「体内構成測定装置」(骨量計)を開発
  • 2007年4月直販部門においてインフォマーシャル放送を開始
  • 2007年11月M&Aカーマン株式会社を吸収合併
  • 2008年1月M&ALABO WELL株式会社及びLABOWELL CORPORATIONを完全子会社化
  • 2009年12月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式を上場
  • 2010年7月LABOWELL CORPORATION解散
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2011年1月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2011年4月上場大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)における株式の上場を廃止
  • 2012年1月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2015年2月創業YA-MAN U.S.A. LTD.設立
  • 2018年8月M&A株式会社ディーフィットの発行済株式の100%を取得し、子会社化

2020年代

  • 2020年12月株式会社ディーフィットの事業の全部を譲受け、同社を解散
  • 2021年5月創業雅萌(上海)美容科技有限公司設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年11月旗艦店「YA-MAN the store GINZA」を東京・銀座にオープン
  • 2024年1月創業雅萌(上海)美容科技有限公司が雅萌(浙江)電子商務有限公司を設立
  • 2024年8月M&A株式会社forty-fourの発行済株式の100%を取得し、子会社化
  • 2025年7月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
  • 2025年7月商号変更決算期を4月30日から12月31日に変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年12月期まで500億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    研究開発活動の強化

    お客様ニーズに応え美容の常識を塗り替える製品開発のため、「表情筋研究所」を軸に産学連携を推進し、米国FDA・中国NMPAなどの認証取得にも注力する。

  2. 02

    企業ブランディングの強化

    「ヤーマン」ブランドの認知をグローバルに拡大するため、旗艦店での体験会、ホテル等への製品設置、SNSマーケティングを強化し、多様な人材活用やSDGs推進にも取り組む。

  3. 03

    グローバル展開の強化

    ユニバーサルデザインや各種認証取得によるグローバル製品開発、海外向け広告展開を進め、米国と中国の子会社を足掛かりに投資を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で420人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は471万円で、10期前と比べて8.0%平均年齢は35.8歳、平均勤続年数は5.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月155
2017年4月172
2018年4月214
2019年4月51235.05.0324
2020年4月48735.35.5329
2021年4月47934.64.6326
2022年4月46434.44.5364
2023年4月50435.54.9375
2024年4月49435.34.7446
2025年12月47036.85.8420−167
2025年4月47135.85.2448134

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率41.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 営業所 — 東京都 江東区359百万円
通販部門 店販部門 直販部門 海外部門 その他 全社
本店 — 東京都 江東区120百万円
その他 全社
本社 — 東京都江東区0百万円
通販部門
本社 — 東京都渋谷区0百万円
直販部門
本社 — 米国デラウェア州ウィルミングトン0百万円
海外部門
本社 — 中国上海市0百万円
海外部門
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    LABO WELL株式会社
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    YA-MAN U.S.A. LTD.
    米国デラウェア州ウィルミングトン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    雅萌(上海)美容科技 有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    雅萌(浙江)電子商務 有限公司
    中国浙江省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社forty-four
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エフェクティム
    東京都中央区 · 持分法適用会社
    議決権35.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は172億円営業利益-7億円前期と比べると減収減益で、売上が-31.2%、利益が-216.7%。

売上高
-31.2%
172億円
営業利益
-216.7%
-7億円
純利益
-271.4%
-12億円
営業利益率
-4.1%
前期比 -6.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高275億円172億円
営業利益5億円-7億円
純利益4億円-12億円
1株あたり配当¥9¥9

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は137億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+19.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q1493624.231
2023年3Q8833.4−9
2023年4Q763
2024年1Q961717.711
2024年2Q9255.45
2024年3Q68−4−5.9−4
2024年4Q64−8
2025年2Q115−12−10.4−12
2025年4Q1351813.319
2026年2Q13710.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は205億円から172億円へ84%に減った。直近期の営業利益率は-4.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年4月2051810
2013年4月19453
2014年4月14442
YA-MAN U.S.A. LTD.設立
2015年4月13453
2016年4月163106
2017年4月2003523
株式会社ディーフィットの発行済株式の100%を取得し、子会社化
2018年4月2305334
2019年4月2735735
2020年4月2302313
雅萌(上海)美容科技有限公司設立
2021年4月3666137
2022年4月4098156
2023年4月4305939
雅萌(上海)美容科技有限公司が雅萌(浙江)電子商務有限公司を設立
2024年4月320104
決算期を4月30日から12月31日に変更
2025年4月250632.47
2025年12月172−7−6−4.1−12

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高172億円のうち、営業利益として残るのは-7億円-4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-12億円、売上の-7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.8%77億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.9%103億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.1%-7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比10.9pt
-4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比12.9pt
-7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比12.8pt
-4.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年12月期は営業CFが−14億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−16億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は145億円で、売上の10.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年4月10−1−12922
2013年4月5−1−9417
2014年4月7−16629
2015年4月10−1−7931
2016年4月22−202052
2017年4月35−2−73378
2018年4月30−4−92695
2019年4月19−11−28875
2020年4月15−2−151372
2021年4月40−112329125
2022年4月46−6−1140162
2023年4月10−6−124157
2024年4月19−9−1310162
2025年4月222−1224170
2025年12月−14−2−10−16145

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は279億円。このうち返さなくてよい自己資本が244億円で、自己資本比率は87.4%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月108654360.2
2013年4月108664261.8
2014年4月103663764.2
2015年4月103673665.4
2016年4月114684659.9
2017年4月139895063.7
2018年4月1651194671.9
2019年4月1801314972.8
2020年4月1731343977.3
2021年4月2591699065.3
2022年4月3062218572.3
2023年4月3102545682.1
2024年4月2912514086.3
2025年4月2942593588.0
2025年12月2792443587.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
145億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
232億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
32億円
在庫として抱えている分
負債合計
35億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率224社中13位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中222位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-4.8%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.1%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
87.4%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-31.2%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥796で、1年前と比べて-1.2%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥796-2.2%1ヶ月+6.8%1年-1.2%時価総額464億円
過去52週の値幅
安値¥661高値¥844

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)125.2倍
PBR1.80倍
配当利回り1.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.0%上昇し、739円と25日線(725円)を+1.9%上回っている。週足では200日線(732円)付近でもみ合うが、52週高値857円からは-13.8%と戻り待ちの状態。出来高は7/10に137,100株と急増した後、落ち着いて推移。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが算出不能で、PBR 1.68倍は業界平均2.11倍を下回るものの、ROE -4.8%と赤字で収益性が極めて低い。配当利回り1.83%は業界平均1.88%とほぼ同水準だが、前期は営業損失を計上し経営環境が厳しく、割高と判断した。

指標この会社業種平均
PER (予想)125.2倍
PBR1.80倍2.58倍
ROE-4.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

美顔器市場は競争が激化しており、新規参入や低価格品の台頭でシェア低下リスクがある。強気派は、新製品投入やマーケティング強化で再成長できると見る。一方弱気派は、市場成熟とコスト増で収益回復は困難と指摘。2025年4月期予想は減収減益で、ROEもマイナスと厳しい局面。新製品のヒットがカギを握る。

プラスに働く材料7
  • ブランド力で回復可能

    長期にわたるブランド認知と顧客ロイヤルティで新製品投入時の需要喚起が可能

  • 海外市場の成長

    中国などアジアでの美容需要取り込みで売上拡大余地あり

  • コスト削減効果

    販管費や原価低減の取り組みが奏功すれば収益改善の余地

  • 2025年4月期営業利益6億円と黒字化2025/4影響

    前中間期-7億円から大幅改善、コスト削減奏功

  • 売上高250億円で回復基調2025/4影響

    前期320億円から減少も、下期回復で底打ち

  • 配当利回り1.8%を継続継続影響

    業績悪化時も配当維持、株主還元姿勢

  • PBR1.68倍と適正水準継続影響

    純資産から大きく乖離せず、下支え

マイナスに働く材料7
  • 競争激化でシェア低下

    低価格品や新興ブランドの台頭で優位性が薄れている

  • 収益性の悪化

    2025/4期予想は営業利益率2.4%と低く、増益計画も不透明

  • ROEマイナス

    ROEが-4.8%と資本効率が悪く、株主価値棄損懸念

  • ROE-4.8%と資本効率悪化継続影響

    自己資本減少、収益力低下示す

  • 売上高が3期連続減収2025/4影響

    FY2024/4 320→FY2025/4 250、70億円減

  • 美容機器市場の競争激化継続影響

    新興ブランド参入でシェア低下リスク

  • 外国人保有率4.5%と低く需給脆弱継続影響

    海外投資家の関心限定的

次の決算で確かめる点
家庭用美容機器売上高
主力事業の動向を把握するため
海外売上比率
海外市場の成長性と依存度を測る
営業利益率
コスト管理と収益力の改善度合いを確認
新製品投入数
製品サイクルの活性度と競争力の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり9で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.13%。

年間配当
¥9
1株あたり
配当利回り
1.13%
いまの株価に対して
配当性向
305.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月717.2
2018年4月24230.613.1
2019年4月8−66.012.5
2020年4月4−55.611.8
2021年4月8125.012.8
2022年4月94.98.4
2023年4月1352.915.2
2024年4月9−30.8305.3
2025年12月90.0
2025年4月90.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥9

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ84,588人。区分でいちばん多いのは個人・その他82.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.5%を占め、残る87.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2025年12月%
個人・その他75.078.178.881.881.782.5
事業法人6.26.56.36.46.36.3
金融機関7.67.36.26.07.16.2
自己株式5.75.75.75.75.75.7
外国人個人3.73.73.73.73.83.8
外国法人5.33.43.91.60.50.7
証券会社2.21.01.10.50.60.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山﨑 静子16.33
02山﨑 貴三代10.63
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.47
04一般社団法人美山﨑4.82
05山﨑 光英4.21
06Victoria Yamazaki(常任代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)3.56
07山﨑 知美(常任代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)3.56
08山﨑 岩男2.53
09エコライト合同会社1.10
10伊藤 千保美0.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−112%、1株純資産は15期で−60%。直近期のROEは-4.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月1781,11816.97.321.0
2013年4月521,1394.632.078.9
2014年4月41143.335.0118.6
2015年4月51154.730.266.5
2016年4月101208.720.228.9
2017年4月4015628.913.617.2
2018年4月6020832.740.013.1
2019年4月6323428.417.012.5
2020年4月2424310.028.911.8
2021年4月6830724.622.112.8
2022年4月10240228.712.28.4
2023年4月7146216.516.515.2
2024年4月74561.6131.4305.3
2025年4月134712.866.5
2025年12月−22443−4.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額47百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山﨑貴三代代表取締役社長656,204,600
宮﨑昌也取締役 管理本部長5020,000
鳥山望取締役(監査等委員)65
石田和男取締役(監査等委員)711,500
井川沙紀取締役(監査等委員)45
中西麻理46

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)733335
監査等委員310103
社外監査役3441

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容889字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社5社(LABO WELL株式会社、株式会社forty-four、YA-MAN U.S.A. LTD.、 雅萌(上海)美容科技有限公司、雅萌(浙江)電子商務有限公司)、関連会社1社(株式会社エフェクティム)の計7社で構成されており、美容健康関連事業を主たる事業として、家庭用美容健康機器(フェイスケア・ボディケア等)及び化粧品の研究開発・製造・仕入販売、バラエティ雑貨等の仕入販売を行っております。 当社グループの事業内容と当社、連結子会社及び関連会社の事業における位置づけ、並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の4部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 通販部門 テレビによる通信販売業者を経由した個人消費者への販売、カタログ通販会社向けの販売、インターネット専売業者向けの販売 (関係会社)当社及びLABO WELL株式会社 (2) 店販部門 家電量販店、大手百貨店、バラエティショップ等への販売 (関係会社)当社 (3) 直販部門 インフォマーシャル(注)や雑誌、新聞、Web等を用いた個人消費者への販売 (注)インフォマーシャルとは、インフォメーションとコマーシャルを合わせた造語であり、欧米で登場したテレビショッピングの手法です。通常1アイテムを20~30分程度かけて紹介します。また、1アイテムを1~2分程度で紹介するスポット広告と連動させることで高い販売効果が得られると言われています。 (関係会社)当社 (4) 海外部門 海外の通信販売業者、卸売業者、個人消費者等への販売 (関係会社)当社、YA-MAN U.S.A. LTD. 、雅萌(上海)美容科技有限公司及び雅萌(浙江)電子商務有限公司 (5) その他 広告代理店及び生活家電等の商品企画、卸売及び販売等 (関係会社)株式会社forty-four [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,652字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、「美しくを、変えていく。」という企業スローガンの下、お客様の理想の美しさをかなえ、世界中に夢や驚きを届けるために、お客様のためにできること・すべきことを全社員が常に意識し、研究開発活動、製品・商品のご提供、お問い合わせ対応などを通して、新しい「美のカタチ」を追求し続けることを経営方針としております。 当社グループが属する美容健康関連業界は、今後も成長が期待される分野であり、業界の成長に比例して競争も激化しております。 このような中、当社グループでは、「日本発のグローバルブランド・カンパニー」として、他者が真似できない製品を作り続けるとともに、新しい発想で新たな市場を作り出すことを中長期的な経営ビジョンとし、次に掲げる事項を当面の経営課題としてその解決に注力してまいります。 (1) 研究開発活動の強化 当社グループが属する美容健康関連業界では、様々な製品・商品が販売されており、その中からお客様に選ばれるためには、お客様のニーズに応えるのはもちろん、美容の常識を塗り替えるような夢や驚きのある製品の開発が必要になります。 2020年に立ち上げた「表情筋研究所」を軸に、産学連携の推進など研究開発への投資をさらに強化してまいるほか、米国FDA・中国NMPAを始めとする各種認証の取得にも注力してまいります。 当期は、引き続き米国FDAと中国NMPAでの認可取得を目指して対応を進めたほか、国内では、医療機器認可取得に向けた研究開発にも継続して取り組みました。 (2) 企業ブランディング 売上規模の拡大のためには、個々の製品・商品のみならず、「ヤーマン」という企業ブランド自体の認知をグローバルに広げ、底上げを図っていく必要があります。 お客様とのタッチアップポイントを増やすべく、旗艦店であるYA-MAN the store GINZAでの美顔器体験会の実施や、ホテル等様々な施設への当社製品の設置の促進などに注力しております。 更に、YA-MAN the store GINZAを起点とした海外に向けての情報発信の強化、国内に対しては、当社の主力製品である美顔器カテゴリの更なる認知度向上のため、SNS等を活用したマーケティング施策の強化を図ってまいります。 また、多様な人材の活用による組織の強化と活性化、SDGs推進に向けた環境問題への取り組みなどを通して、「ヤーマン」ブランドの確立と浸透にも引き続き注力してまいります。 当期は、YA-MAN the store GINZAがオープンから1周年を迎えることができ、国内外問わず更に多くのお客様に当社の製品やテクノロジーを体感していただくことができました。 (3) グローバル展開の強化 当社グループは、「日本発のグローバルブランドカンパニー」として、アジアのみならず全世界への展開を目指しております。 ユニバーサルデザインの推進や各種認証の取得などによるグローバルに通用する製品開発、海外を視野に入れた広告展開などを進めてまいります。 また、当社グループには、米国と中国に海外子会社がありますが、これらを足掛かりにグローバル展開を加速すべく、投資を強化してまいります。 当期は、中国子会社での直接販売において、初めて大規模なECイベントに参画できたことに加え、新たにベトナム及びサウジアラビアの各市場へ本格的に参入することができました。 また、来期に向けて、グローバル展開を加速させるために越境販売の強化を目指して準備を開始しました。 なお、現在、2028年12月期に売上高700億円を達成することを中間目標とする新たな中期経営計画を策定中であり、2025年12月末までに公表予定です。
事業等のリスク4,657字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与えると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える具体的な影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 研究開発における機密情報について 当社グループは、研究開発に関する専門技術、ノウハウ等の機密情報について、特定の個人への依存を避けるとともに、十分な漏洩防止体制を整えております。 しかしながら、人材の他社への流出その他の予期せぬ事象により、進行中若しくは考案中の新技術等の機密情報が競合他社等に流出した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 品質管理及び不良品について 当社グループが展開する美容健康関連事業において販売する製品・商品には、お客様が直接・間接的に身体へ接触させ使用する製品・商品が含まれます。そのため、当社グループでは、お客様の身体に危害が生じることがないよう細心の注意を払って製品・商品のチェックを行い、また、取扱い方法の適切な表示を心がけております。 しかしながら、万が一当社グループの販売する製品・商品によりお客様の身体に危害が生じたため、賠償対応及びリコール対応等が必要となったり、当社グループの製品・商品に対するイメージが損なわれるような事態が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 知的財産権の管理について 当社グループは、研究開発により新たに獲得された技術と、長年の経験により蓄積されたノウハウとの結び付きにより、新製品・商品の開発を進めております。そのため、当社グループは研究開発活動に力を注いでおり、獲得された技術等について、特許権をはじめとした知的財産権として確保することにも取り組んでおります。その結果、2025年4月末日現在において保有する特許権は、国内外で205件に至っております。 当社グループでは、これら保有する知的財産権の保護についても注意を払っており、他社による権利侵害の疑いを認識した場合には、直ちに知的財産権の侵害に係る通知を実施する等、適切な措置を講じております。一方、当社グループが他社の知的財産権を侵害しないよう、製品開発及び商品販売に際しては十分な調査を行うようにしております。 しかしながら、第三者により権利侵害を受けた場合又は権利侵害を行ったとして係争を起こされた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 競合企業の参入及び競合の激化について 当社グループが属する美容健康関連業界は、近年、その市場規模を急速に拡大しており、これを受けて当該業界への新規参入を志向する家電メーカー等が増加しております。既存の競合他社においても、新製品の開発及び商品の獲得に向けたマーケティング活動が積極的に展開されており、当社グループとしましては、アフターサービスの充実や製品・商品の企画及び開発の強化等によって競合他社との差別化を図り、ヒット商品の更なる創出に努めております。 しかしながら、有力な競合品の登場により当社グループの製品・商品の競争力が相対的に低下した場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 生産体制について 当社グループは、製造設備を自社で保有せず、製品の製造は外部に委託しております。 そのため、外注先の工場において、重大事故の発生又は自然災害や感染症の流行等の国内情勢の影響により生産ラインに支障が生じた場合には、代替措置の確保までの間、販売機会の損失が生じる可能性があります。 また、今後、当該外注先と何らかの事情により提携関係等を維持することができない状況となった場合には、生産体制に影響が及び、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 製品・商品の生産国の社会情勢等による影響について 当社グループが販売する製品・商品には、中国や米国といった海外諸国で生産される製品・商品が数多く含まれており、今後も当該海外諸国で生産される製品・商品の輸入販売を継続する方針であります。 そのため、当社グループの販売する製品・商品の生産国において、予期せぬ法律や規制の変更や為替相場の変動が生じた場合、当社グループの製品・商品の流通に直接影響を及ぼすような自然災害やテロの発生により社会情勢等に混乱が発生した場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 同業他社による事故及び風評等の報道の影響について 当社グループの属する美容健康関連業界では、取り扱われる製品・商品の特性上、期待された効果が得られない場合や使用方法の誤り等による事故等により、メーカー又は取扱業者と消費者の間でトラブルが生じるケースがあります。 当社グループでは、このような問題が生じないよう製品・商品の安全性管理を徹底しておりますが、同業界の中で業界全体のイメージダウンに繋がるようなトラブル等が発生した場合には、結果として、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制等について 当社グループの展開する事業に関する法的規制としては、製品の製造委託に関する「下請代金支払遅延等防止法」、自社開発製品の製造販売に関する「製造物責任法」、化粧品の仕入販売に関する「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」、インフォマーシャルやWebを用いた個人消費者への直接販売に関する「個人情報の保護に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、広告表現に関する「景品表示法」、「不当景品類及び不当表示防止法」などがあります。法令遵守に関しては、当社グループ内において周知徹底し、内部監査による定期的な確認も実施しておりますが、万が一法令違反行為等が発生した場合、また、その対応に不備があった場合には、社会的信用の低下による顧客離れや、損害賠償等の負担、営業停止等による企業活動の制限等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 個人情報の保護に関する法律について 当社グループの直販部門では、テレビショッピングやインターネット等の媒体を利用した直接個人顧客への販売を行っており、購入者に関する個人情報を多数保有しております。当社グループでは、個人情報の取扱いについて「個人情報の保護に関する法律」をはじめとする法令諸規則を遵守すべく、日本工業規格「個人情報マネジメントシステム-要求事項」(JIS Q 15001:2017)に準拠した個人情報マネジメントシステムを制定・運用し、定期的に運用状況の監査を実施するなど、個人情報の管理を徹底しております。 しかしながら、予期せぬ事態により、個人情報の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合には、当社グループの社会的信頼の低下や金銭的な補償の負担等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 広告宣伝費について 当社グループが行うインフォマーシャル等の広告宣伝活動は、収益に及ぼす効果が大きく、また、近年の当社グループの業績規模の拡大に伴ってその金額も増加しています。そのため、広告宣伝活動を行う際には、個々の製品・商品ごとに、実施時期・手段・規模等について、販売見込みや経済環境等を十分に検討した上で実施を決定しております。 しかしながら、広告宣伝活動によって見込まれる売上高の増加が当初想定した水準に満たない場合や、広告宣伝活動によって発現する売上高の増加の時期が想定より時間を要する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 返品の発生について 当社グループが通販事業者と締結する取引基本契約上、当該通販事業者が販売できなかった製品・商品は、当社グループへ返品できることとする定めがあります。また、個人顧客向け直販事業は、法律に定められたクーリングオフの対象となる事業ではありませんが、販売戦略の一環として当社グループ独自に一定の期間内での返品保証制度を実施しております。 当社グループでは、これら返品の発生を極力防ぐために、通販事業者への販売については、過去の販売状況等を分析した結果に基づいて適正販売数量を決定しており、また、直販部門においては、使用方法の誤りによって効果が得られないことを理由とした返品が起こらないように、説明書の内容をより分かりやすく工夫し、個人顧客からの返品連絡については、カスタマーサービスのオペレーターが返品理由についてヒアリングし情報収集を行うとともに、使用方法の誤りによって効果が得られていないようなケースについては、正しい使用方法等の説明を行う等の対処を図っております。 しかしながら、想定以上の返品が生じた場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 自然災害や感染症等の発生について 当社グループは、地震等の自然災害や感染症等の発生に対し、事業活動への影響を最小限にする体制及び対策を講じております。 しかしながら、想定の範囲を超える事態が発生した場合には、外注先工場の損壊などによる生産ライン停止、卸売先店舗の休業やテレビ通販番組の中止などの販売経路の遮断、更には市場の消費意欲の低下といった間接的な影響により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 季節的影響について 当社グループが取扱う製品・商品には、季節性の高いものが含まれており、季節により業績に偏りが生じる場合があります。 そのような製品・商品については、厳密な需要見通しのもとに仕入・販売計画を策定しておりますが、気候条件による季節的な影響を正確に予測することは困難であり、実際の気候が予測と異なることにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 為替変動リスクについて 当社グループは外貨建ての輸出入取引を行っており、為替の変動リスクに晒されております。 為替の変動により、販売価格及び仕入れ価格が予想を超えて増減した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 信用リスクについて 当社グループが保有する売上債権について、取引先の倒産により貸倒損失が発生した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社では、債権回収等の社内規程を整備するとともに、外部機関の信用情報等も活用し、適正な与信管理を行っております。しかしながら、予期せぬ事態により予測不能な貸倒損失が発生した場合は、当社グループの業績や財政状況に影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,972字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成のために当社グループが採用している重要な会計処理基準は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 連結財務諸表の作成にあたっては、資産・負債及び収益・費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。 これらの見積り及び判断は、過去の実績や状況に応じて合理的に行っておりますが、見積り特有の不確実性から、実際の結果が見積りと異なる場合があります。 当社が行った見積りのうち重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、国内景気はインバウンド需要の増加はあったものの、為替の円安影響等による原材料価格やエネルギー価格の高止まり、さらには物流費等が上昇する中、物価の高騰による節約志向が続き、個人消費の持ち直しには依然として足踏みが見られます。 また、米国の関税政策等を巡る各国の対応により、従来の国際協調の枠組みは転換期を迎えており、景気の先行きは依然として見通せない状況が続いております。 このような状況の下、当社グループでは、2023年6月に策定した中期経営計画「Going Global Strategy」に掲げた2028年4月期の「売上高700億円」の達成に向けて、研究開発や海外への投資を行いながら、通販・店販・直販・海外における各販路の最適化を図ってまいりました。 国内では、2024年8月に連結子会社化した株式会社forty-fourで、美容健康機器の新商品の販売を開始いたしました。また、2025年4月に、銀座旗艦店での単月売上が、過去最高を記録いたしました。海外では、2025年1月に、当社として初の中東進出となるサウジアラビアでの展開を開始しました。 海外部門で、中国国内の化粧品市場全体の低迷の影響を受けたことや、国内部門で、直販でのコロナ禍後の外出型消費傾向の影響を受けたこと及び利益最大化のための広告投資抑制により、国内商戦期における売上の引き上げが未達になったこと等から、当連結会計年度の売上高は25,040百万円(前連結会計年度比21.8%減)と前連結会計年度を下回りました。利益最大化のための広告投資抑制を図りましたが、売上高の減少に加え、円安による仕入価格の上昇による影響等から、営業利益は628百万円(前連結会計年度比50.9%増)、経常利益は310百万円(前連結会計年度比69.3%減)となりました。また、当連結会計年度に関係会社株式売却益961百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は706百万円(前連結会計年度比77.5%増)となりました。 国内の直販部門については、連結子会社化したforty-four社においてインフォマーシャル強化策を進めました。その結果、利益最大化のための広告投資抑制による売上への影響はあったものの来期以降に向けたグループでの直販部門の成長に期待できる体制構築が整いました。 海外については、中国国内において、積極的にシステム構築や認知度向上に向けた先行投資を進めた結果、独身の日イベントにも初めて参加することで、顕著な成果を出すことができ、来期以降の更なる成長に向けた準備が整いました。 また、経営基盤の強化につきましては、独自技術の開発やグローバル展開を加速し、経営の意思決定をさらにスピードアップする必要があると考えています。そのためには取締役会の監督機能を強化するとともに、中長期の戦略的議論をさらに活性化するためのコーポレートガバナンス体制が求められることから、今般、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行することといたしました。 2025 年7月25日に開催予定の第51回定時株主総会において、移行に必要な定款の一部変更等についてご承認いただき、監査等委員会設置会社に移行する予定です。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 ① 通販部門 通販部門では、テレビによる通信販売業者を経由した個人顧客への販売、カタログ通販会社向けの販売、インターネット専売業者向けの販売を行っております。 当連結会計年度においては、地上波テレビ通販及びショッピング専門チャンネルが振るわなかったことから、売上高は3,330百万円(前連結会計年度比21.0%減)となった一方で、利益最大化のための広告投資抑制をした結果、セグメント利益は1,003百万円(前連結会計年度比10.0%増)となりました。 ② 店販部門 店販部門では、家電量販店、百貨店、バラエティショップ等への販売を行っております。 当連結会計年度においては、2023年11月にオープンした銀座旗艦店や百貨店及び家電量販店を中心に売上が堅調であったことから、売上高は8,068百万円(前連結会計年度比8.0%増)となり、利益最大化のための広告投資抑制をした結果、セグメント利益は1,878百万円(前連結会計年度比88.9%増)となりました。 ③ 直販部門 直販部門では、インフォマーシャルや雑誌、新聞、Web等を用いた個人顧客への販売を行っております。 当連結会計年度においては、コロナ禍後の外出型消費傾向が影響を受けたことや、利益最大化のための広告投資抑制をした結果、売上高は6,313百万円(前連結会計年度比25.7%減)、セグメント利益は1,732百万円(前連結会計年度比35.2%減)となりました。 ④ 海外部門 海外部門では、海外の通信販売業者、卸売業者、個人顧客等への販売を行っております。 当連結会計年度においては、世界最大規模のネットセールス期間として知られる11月11日「独身の日」において、中国最大の総合ECプラットフォーム「Tmall」内の美容機器部門の販売実績で1位を獲得したものの、中国国内の化粧品市場の低迷を受けたことから、売上高は5,858百万円(前連結会計年度比48.0%減)、セグメント利益は1,341百万円(前連結会計年度比56.3%減)となりました。 (3) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績、商品仕入実績 当連結会計年度における生産実績は、前連結会計年度比57.2%減の8,643百万円(販売価格)、商品仕入実績は、前連結会計年度比15.9%増の3,970百万円(仕入価格)であります。 なお、当社グループは、販売チャネルを基礎としてセグメントを決定しており、通販部門・店販部門・直販部門・海外部門・その他の全セグメントで共通して生産活動及び仕入活動を行っているため、セグメントごとに生産実績、商品仕入実績を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 ② 受注状況 当社グループは、受注生産ではなく市場見込生産を行っているため、該当事項はありません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 通販部門   3,330   79.0 店販部門   8,068   108.0 直販部門   6,313   74.3 海外部門   5,858   52.0 その他   2,050   353.3 調整額   △581   - 合計   25,040   78.2 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) Glo Medical (HK) Co.,Limited   7,684   24.0   2,434   9.7 (4) 財政状態 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度に比べ346百万円(1.2%)増加し、29,436百万円となりました。現金及び預金の増加362百万円を上回る受取手形、売掛金及び契約資産の減少890百万円がありましたが、貸倒引当金の減少980百万円及びのれんの増加615百万円等により増加しました。 負債は、前連結会計年度末に比べ437百万円(11.0%)減少し、3,539百万円となりました。支払手形及び買掛金の増加247百万円がありましたが、持分法適用に伴う負債の減少735百万円等により減少しました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ784百万円(3.1%)増加し、25,897百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益の計上706百万円及び剰余金の配当495百万円による利益剰余金の増加213百万円に加え、その他有価証券評価差額金の増加584百万円等により増加しました。 (5) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比して816百万円(5.1%)増加して、16,968百万円となりました。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果獲得した資金は、2,215百万円(前連結会計年度は1,931百万円の獲得)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益1,176百万円、減価償却費465百万円、売上債権の減少1,010百万円、貸倒引当金の減少△980百万円、関係会社株式売却益△961百万円によるものであります。 前連結会計年度に比して、税金等調整前当期純利益が978百万円から1,176百万円と増加し、売上債権の増減が109百万円の減少から1,010百万円の減少となったことや、法人税等の支払額が1,341百万円から417百万円になるなど資金の使用が減少したことから、資金の獲得額は前連結会計年度を上回る結果となりました。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果獲得した資金は、154百万円(前連結会計年度は950百万円の使用)となりました。 これは主に、今後の金利の動向を注視して運用していくため、取得日から満期までの期間が3ヶ月超の定期預金を3ヶ月以内の定期預金に切り替えたことに伴う定期預金の払戻による収入454百万円、金型等の有形固定資産の取得による支出△224百万円によるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、1,178百万円(前連結会計年度は1,347百万円の使用)となりました。 これは主に、配当金の支払い△494百万円及び長期借入金の返済による支出△1,055百万円によるものであります。 キャッシュ・フロー関連指標の推移は下記のとおりであります。 2021年4月期   2022年4月期   2023年4月期   2024年4月期   2025年4月期 自己資本比率(%)   65.3   72.3   82.1   86.3   88.0 時価ベースの自己資本比率(%)   317.9   223.5   208.0   179.9   159.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.6   0.4   1.4   0.4   0.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   263.6   349.8   42.5   93.4   151.1 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 (6) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主要な資金需要は、製品の製造や商品の仕入れ、販売管理費などの営業費用、設備の新設や改修等に係る投資などですが、これらの資金需要につきましては、原則として手許の自己資金により賄うことを基本方針としております。 当連結会計年度末における借入金等の有利子負債の残高は595百万円と、前連結会計年度末から133百万円減少いたしました。 (7) 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載しております。 これらのリスクに対して継続的にモニタリングを行って現状把握に努めるとともに、平時から対応策を検討し、リスクの最小化・分散化を図ってまいります。 (8) 目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値を向上させ、「日本発のグローバルブランド・カンパニー」の実現を目指していくに当たり、売上規模の拡大と収益性の向上を重要な要素と認識しており、売上高及び営業利益率を目標とする経営指標としております。 また、メーカーとして、研究開発費の総額や原価率についても継続的にモニタリングすべき指標と考えているほか、配当性向、ROEなどの指標も重視しております。 当期は国内外の様々な経済環境の変化等も起因し、当社グループ全体における利益最大化のための広告投資抑制を最優先としたことで厳しい結果となりましたが、まずは2028年度末までの目標である売上高700憶円を達成するための新たな中期経営計画の策定を進め、その詳細につきましては2025年12月末までに公表する予定です。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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