概要
フィットイージー株式会社は、岐阜県岐阜市に本社を置き、24時間営業のアミューズメントフィットネスクラブ「フィットイージー」を直営23店舗、フランチャイズ215店舗展開する。2025年10月期の売上高は97億円、会員数は22万4740人に達した。2018年創業、2024年7月に東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場へ上場し、2025年10月にはプライム市場とプレミア市場へ市場区分を変更した。
直営・FC・開発の三本の収益柱
収益は直営売上(会費)、運営売上(ロイヤリティ・システム利用料)、開発売上(加盟金・機器販売・直営店売却)の三つに分かれる。2025年10月期の売上構成比は開発売上が62.6%と最大で、新規FC出店時の一時金や直営店のFC化売却が含まれる。運営売上は21.5%、直営売上は15.7%である。FC加盟店からの継続的なロイヤリティ収入が安定的な収益基盤を形成し、会員数に応じて変動する仕組みとなっている。
FC主体の店舗網とドミナント戦略
238店舗中215店舗がFC運営であり、直営店は23店舗に留まる。東海エリア(愛知・岐阜・三重)に137店舗と過半を集中させ、ドミナント出店による相互利用と地域シェア向上を図る。直営店は新規出店のテスト市場として位置づけられ、30店舗を基準に事業戦略上FC化すべきと判断した場合は加盟店に売却する。FC加盟店には物件選定から運営マニュアル、システム提供までをパッケージ化して提供する。
アミューズメント要素で差別化
フィットネスマシンだけでなく、FIT-GOLF(シミュレーションゴルフ)、FIT-SAUNA(個室サウナ)、FIT-LOUNGE(コワーキングスペース)、セルフエステ、高濃度酸素ルームなどのアミューズメント設備を導入。会員は入会店舗に関係なく全店相互利用が可能で、空き時間や帰宅途中の利用を促す。色彩理論に基づく内装やアロマ、空調など五感に訴える空間演出により、サードプレイスとしての価値を高めている。
DX活用による省人化運営
AI顔認証システムで手ぶら入館と不正防止を実現。スマート入会システムにより来店不要で即日利用可能となる。24時間対話型警備システムや熱感知システムを併用し、1日平均スタッフ1.5名での運営を可能にした。全店舗でFIA認証を取得し、プライバシーマークも保持。会員からの意見をLINE上のデジタル意見箱「オピニオン・ボックス」で収集し、24時間以内の改善に活用している。
業界の中での役割は消費者向けフィットネスサービスの提供者(直営・フランチャイズ運営)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01フィットネスクラブ運営主力
「フィットイージー」ブランドで、24時間営業のアミューズメントフィットネスクラブを直営23店舗、FC215店舗展開。会員からの会費(直営売上)、FC加盟店からのロイヤリティ・システム利用料(運営売上)、新規出店時の加盟金・機器販売・直営店売却(開発売上)を主な収益源とする。
- フィットイージー(直営店舗運営)
- 当社が設備投資・従業員運営を行うフィットネスクラブ。会員からの会費収入が収益源。
- フィットイージー(FC店舗運営)
- FC加盟店が運営する店舗。当社はブランド使用権、システム利用、指導などの対価としてロイヤリティ等を受領。
- FIT-GOLF
- シミュレーションゴルフ設備。会員は予約制で利用可能。ゴルフ練習を楽しめるアミューズメント設備。
- FIT-SAUNA
- 個室サウナ。会員がプライベート空間でサウナを楽しめる。
- FIT-LOUNGE
- コワーキングスペース。PCを持ち込み仕事やオンラインミーティングが可能。
- AI顔認証システム
- 入館時の顔認証システム。手ぶらで入館でき、不正入館防止にも寄与。
製品と技術
FIT-GOLF・FIT-SAUNA・FIT-LOUNGE
これらは会員が追加料金なしで利用できるアミューズメントサービスである。FIT-GOLFはシミュレーションゴルフ、FIT-SAUNAは個室サウナ、FIT-LOUNGEはコワーキングスペースとして機能する。予約はWEBアプリから行い、スタッフを介さずに利用できる。フィットネス以外の目的で来店する動機となり、滞在時間の延長や他店舗利用を促進する。全店舗に導入されているわけではなく、立地や需要に応じて設置される。
AI顔認証とスマート入会システム
AI顔認証は入館ゲートに設置され、会員は鍵やカードを持たずに顔認証で入店できる。なりすましによる不正入館を防止し、セキュリティを高める。スマート入会システムにより、入会希望者はWEBサイトから登録し、来店せずに即日利用開始可能。これらのシステムは、店舗運営の無人化・省人化の中核技術であり、人員コストの削減に寄与している。
多様なスポーツ分析マシン群
2024年以降、FIT-BASEBALL(投球・打球分析)、FIT-BASKETBALL(シューティングマシン)、FIT-PILATES、FIT-CHAIR(骨盤底筋トレーニング)など、専門性の高いマシンを導入。これらは会員のトレーニングの幅を広げ、飽きを防ぐ。また、低酸素トレーニングルーム「FIT-HYPOXIC」や痩身サポートマシン「FIT-SHAPE」など、健康・美容ニーズにも対応している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
低価格帯フィットネスで急成長、会費収入が柱
フィットイージーは低価格帯の24時間フィットネスジムを展開し、会費収入を中心に急成長している。売上高は2023年10月期の45億円から2025年10月期には97億円と倍増し、営業利益率も23%超と高い水準を維持。同業のジンジブやイシンなどと比べ、規模と収益性で優位に立つ。低価格戦略と店舗展開のスピードが強みで、市場の需要を取り込んでいる。今後は競争激化への対応と、出店ペースの維持が課題となる。
強み
- 売上高が2年で倍増、営業利益率23%超と高い収益性。
- 低価格の月額会費で幅広い顧客層を獲得。
- 積極的な出店で市場シェアを拡大している。
- 会費収入で安定したキャッシュフローを実現。
課題
- 低価格フィットネス市場で競合他社が増加している。
- 成長が新規出店に依存し、既存店の伸びが課題。
- 店舗拡大に伴うスタッフの確保と育成が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売・消費の時価総額近傍。太字がフィットイージー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9416ビジョン | 534億円 | 20.0倍 |
| 2 | 262Aインターメスティック | 529億円 | 12.1倍 |
| 3 | 8008ヨンドシーホールディングス | 518億円 | 25.5倍 |
| 4 | 9946ミニストップ | 513億円 | — |
| 5 | 3660アイスタイル | 479億円 | 17.3倍 |
| 6 | 212Aフィットイージー | 470億円 | 25.0倍 |
| 7 | 6630ヤーマン | 464億円 | — |
| 8 | 3093トレジャー・ファクトリー | 463億円 | 14.0倍 |
| 9 | 9470学研ホールディングス | 456億円 | 13.1倍 |
| 10 | 7840フランスベッドホールディングス | 453億円 | 17.7倍 |
| 11 | 4931新日本製薬 | 448億円 | 13.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
同時開業とAI顔認証で始まった2018年
2018年7月にフィットイージー株式会社を設立。同年9月には1号店から4号店を同時にオープンし、AI顔認証システムを導入した。手ぶら入館と不正入館防止を両立する仕組みは、後の省人化運営の基盤となる。同年12月にはバーチャルレッスンスタジオ「FIT-AERO」や暗闇バイク「FIT-RIDE」を導入し、アミューズメント要素を創業当初から取り入れた。
ファミリーマートから5店舗を譲受した2021年
2021年2月、株式会社ファミリーマートのフィットネスクラブ事業「FIT&GO」の5店舗を譲受した。これにより店舗数を大幅に増やし、直営・FC両面の運営ノウハウを獲得した。同年9月には高機能タンニングマシンを導入するなど、サービスの多様化を加速。この譲受は、他社からの事業買収による成長戦略の第一歩となった。
100店舗・会員10万人を達成した拡大期
2022年9月にFC店を含む100店舗を達成。同年からFIT-GOLF、FIT-LOUNGE、FIT-SAUNAなどのアミューズメント設備を相次いで投入し、差別化を強化した。2023年10月には会員数10万人を突破。2024年3月には150店舗に達し、店舗網は全国へと広がった。この間、サブスク型プロテインサーバーや水素水サーバーなど付帯サービスも充実させた。
株式上場と市場区分変更の2024〜2025年
2024年7月、東京証券取引所スタンダード市場及び名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場した。これにより資金調達力を高め、全国展開を加速。2025年4月に200店舗、同年8月に会員20万人を達成した。同年10月、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場へ市場区分を変更し、成長性を示した。2025年10月期の売上高は97億円、営業利益23億円と過去最高を更新した。
年表40件を開く
2010年代
- 2018年7月創業フィットイージー株式会社 設立
- 2018年9月1号店から4号店を同時にオープンし、AI顔認証の導入
- 2018年12月リアル及びバーチャル空間でレッスンが受けられるスタジオ「FIT-AERO」の導入
- 2018年12月リアル及びバーチャル空間でレッスンが受けられる暗闇バイク「FIT-RIDE」の導入
- 2019年9月高濃度酸素ルームの導入
- 2019年10月ボルダリングマシンの導入
2020年代
- 2020年5月スマート入会の導入
- 2020年6月熱感知システムの導入
- 2021年2月株式会社ファミリーマートよりフィットネスクラブ事業(FIT&GO)の5店舗を譲受
- 2021年9月高機能タンニングマシンの導入
- 2022年2月インドアシミュレーションゴルフ「FIT-GOLF」の導入
- 2022年5月日本フィットネス産業協会(FIA)の「FIA 加盟企業施設認証制度」の認証を全店舗で取得
- 2022年5月サブスク型プロテインサーバーの導入
- 2022年5月サブスク型水素水サーバーの導入
- 2022年8月コワーキングスペース「FIT-LOUNGE」の導入
- 2022年9月100店舗達成(FC店含む)
- 2022年9月サウナサービス「FIT-SAUNA」の導入
- 2022年12月レーシングシミュレーター「FIT-RACE」の導入
- 2023年3月セルフエステの導入
- 2023年4月テニス「FIT-TENNIS」の導入
- 2023年4月フットサル「FIT-FUTSAL」の導入
- 2023年4月岩盤浴「ホットヨガ」の導入
- 2023年10月会員数100,000人を達成(FC店含む)
- 2024年3月150店舗達成(FC店含む)
- 2024年4月投球・打球分析マシン「FIT-BASEBALL」の導入
- 2024年5月洗濯機・乾燥機「FIT-LAUNDRY」の導入
- 2024年7月上場東京証券取引所スタンダード市場及び名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場
- 2024年8月歯のホワイトニング機器「FIT-WHITENING」の導入
- 2024年8月ピラティス専用マシン「FIT-PILATES」の導入
- 2024年10月骨盤底筋・下半身トレーニングマシン「FIT-CHAIR」の導入
- 2024年11月会員数150,000人を達成(FC店含む)
- 2025年3月痩身サポートトレーニングマシン「FIT-SHAPE」の導入
- 2025年3月リラクゼーションサービス「H2 ROOM」の導入
- 2025年4月200店舗達成(FC店含む)
- 2025年4月バスケットボールのシューティングマシン「FIT-BASKETBALL」の導入
- 2025年7月FIT-EASYアプリのリリース
- 2025年7月低酸素トレーニングルーム「FIT-HYPOXIC」の導入
- 2025年7月東京支社の設置
- 2025年8月会員数200,000人を達成(FC店含む)
- 2025年10月上場東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場へ上場市場区分を変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/10期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
全国への新規出店拡大
東海3県のノウハウを活かし全国に出店エリアを拡大。直営店30店舗を目途にFC店展開を中心とし、商圏人口5万人以上のエリアをターゲットに、他社買収も含め出店戦略のパッケージ化により出店期間や投資回収期間の短縮を図る。
- 02
既存店の会員数増加と満足度向上
店舗ごとにアミューズメントサービス追加やマシン変更でドミナント効果を発揮し、会員数上限ラインまでの増加を追求。オピニオン・ボックスや覆面調査等でサービス改善を迅速に行い、顧客満足度と継続率を高める。
- 03
AIヘルスケアオートメーションの展開
AI顔認証やAIカメラ、体組成計でデータを収集し、アプリを通じて個人に最適なトレーニングメニューを提供。データに基づく新たなライフスタイル提案で継続性と満足度向上を目指す。
- 04
中長期的な海外進出の検討
現会員の渡航が多い国や日本人居住エリアを第一候補に、グローバル市場への進出を目指す。
- 05
本部機能の強化とFC管理体制構築
顧客管理システム活用による運営効率化、リスク管理・コンプライアンス体制強化、スーパーバイザー巡回や店舗責任者ミーティングでFC加盟店を育成し、業容拡大に対応する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で65人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は568万円で、1期前と比べて+7.4%。平均年齢は34.7歳、平均勤続年数は2.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年10月 | 529 | 35.6 | 2.2 | 47 | 3,404 |
| 2025年10月 | 568 | 34.7 | 2.3 | 65 | 3,538 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年10月期の売上高は97億円、営業利益は23億円。前期と比べると増収増益で、売上が+44.8%、利益が+43.8%。
会社が出している今期の予想2026年10月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 143億円 | 97億円 |
| 営業利益 | 35億円 | 23億円 |
| 純利益 | 25億円 | 15億円 |
| 1株あたり配当 | ¥51 | ¥51 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
3期分
直近は2026年上期で、売上は67億円、営業利益は16億円。前年の2025年上期と比べると、売上は+59.5%、営業利益は+45.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 42 | 11 | 26.2 | 7 |
| 2025年下期 | 55 | 12 | 21.8 | 8 |
| 2026年上期 | 67 | 16 | 23.9 | 11 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年10月期からの6期で、売上は16億円から97億円へ6.1倍に増えた。直近期の営業利益率は23.7%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年10月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年10月 | 24 | — | 1 | — | 0 |
| 2022年10月 | 31 | — | 4 | — | 0 |
| 2023年10月 | 45 | — | 11 | — | 7 |
| 東京証券取引所スタンダード市場及び名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場 | |||||
| 2024年10月 | 67 | 16 | 16 | 23.9 | 11 |
| 東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場へ上場市場区分を変更 | |||||
| 2025年10月 | 97 | 23 | 23 | 23.7 | 15 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年10月期
売上高97億円のうち、営業利益として残るのは23億円で23.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の15.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.9%62億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.3%11億円
- その他の費用持分法損益などの調整1.0%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益23.7%23億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年10月期は営業CFが14億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は33億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年10月 | 11 | −6 | 1 | 5 | 10 |
| 2023年10月 | 11 | −6 | −2 | 5 | 13 |
| 2024年10月 | 18 | −6 | −1 | 12 | 25 |
| 2025年10月 | 14 | −17 | 11 | −3 | 33 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年10月期の総資産は101億円。このうち返さなくてよい自己資本が59億円で、自己資本比率は58.4%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年10月 | 24 | 2 | 22 | 7.1 |
| 2021年10月 | 27 | 2 | 25 | 7.9 |
| 2022年10月 | 34 | 4 | 30 | 10.5 |
| 2023年10月 | 41 | 11 | 30 | 26.2 |
| 2024年10月 | 59 | 30 | 29 | 50.7 |
| 2025年10月 | 101 | 59 | 42 | 58.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中21位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中418位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,848で、1年前と比べて-5.8%。過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 25.0倍 |
| PER (会社予想) | 19.2倍 |
| PBR | 7.23倍 |
| 配当利回り | 1.79% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2702円で、直近1日で1.35%下落。1ヶ月で4.66%下落、1年では7.15%上昇。25日移動平均線(2758円)を約2%下回るが、75日線(2530円)は上回っており、中期的な上昇トレンドは維持。52週高値3600円からは約25%下落、52週安値2120円からは約27%上。出来高は直近で14万株と高水準。RSIは52.48と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは23.66倍で業界平均22.43倍とほぼ同水準、予想PER18.2倍を考慮すると将来の成長が織り込み済み。PBRは6.86倍と平均3.17倍を大きく上回り高めだが、ROE34.5%の高収益性を反映。配当利回りは1.89%と平均2.72%を下回る。売上高は急成長中で、営業利益率23%超と高いが、PBRの高さから割高感もある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 25.0倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 19.2倍 | — |
| PBR | 7.23倍 | 3.51倍 |
| ROE | 34.5% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、低価格ジム市場における成長の持続性。強気派は、健康意識の高まりや、他のフィットネスジムとの価格差から会員数が急増しており、売上高は2022年10月期の31億円から2025年10月期には97億円と3倍強に拡大。高ROE(34.5%)とPBR 6.86倍から、成長性を評価。弱気派は、競争激化と出店コスト増により営業利益率が頭打ちで、今後の増益率は鈍化するとみる。既存店の飽和や解約率上昇のリスクも指摘。
- 急成長
売上高は3年で3倍以上に拡大し97億円に到達。
- 高収益性
営業利益率23.7%と高水準でROEは34.5%。
- 出店余地
駅前立地で出店余地は大きく、成長持続可能。
- 25年10月期は営業利益23億円と43%増益決算発表後影響強
売上高97億円、前期比44.8%増。営業利益率23.7%を維持し、収益拡大が続く。
- 予想PER18.2倍と来期増益期待通年影響中
実績PER23.66倍から予想PER18.2倍へ改善。市場は約30%の増益を織り込む。
- ROE34.5%を背景に増配余地次回株主総会影響中
配当利回り1.89%は低く、高ROEを活かした増配・株主還元の余地。
- 外国人所有率2.4%と買い増し余地継続影響弱
外国人保有は2.4%と低水準。海外マネーの流入で需給が改善する可能性。
- 競争激化
同業の低価格ジムが増加し、価格競争が進行。
- 利益率低下
出店コスト増で営業利益率は23.9%から23.7%に微減。
- 解約リスク
低価格ゆえ会員の定着度が低く、解約率が高い可能性。
- PBR6.86倍と高評価の修正リスク継続影響強
PBR6.86倍は同業平均を大幅に上回る。成長鈍化時にバリュエーション調整の懸念。
- 営業利益率は23.88%→23.71%と低下2025年10月期影響中
売上高は拡大したが、コスト増で利益率が0.17ポイント低下。収益性の天井感。
- 増収率は48.9%→44.8%と減速2026年10月期影響中
直近2年の売上高は45→67→97億円。伸び率が鈍化しており、来期も減速なら乖離修正。
- 配当利回り1.89%と株主還元が弱い継続影響弱
配当利回りが1.89%と低く、長期投資家の選別材料になる。
- 会員数
- 収益基盤そのもので、成長の核心指標。
- 既存店売上高
- 出店効果を除いた店舗の稼働率と需要の強さを測る。
- 解約率
- 会員の定着度を示し、将来の収益安定性を左右。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり51円。いまの株価に対する利回りは1.79%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥51
株主
有価証券報告書より
2025年10月期末の株主数は延べ9,983人。区分でいちばん多いのは事業法人で48.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.0%を占め、残る47.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年10月% | 2025年10月% |
|---|---|---|
| 事業法人 | 49.0 | 48.7 |
| 個人・その他 | 32.3 | 40.9 |
| 金融機関 | 10.2 | 4.3 |
| 証券会社 | 3.3 | 3.4 |
| 外国法人 | 5.0 | 2.4 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社オリーブ | 45.40 |
| 02 | 國江 仙嗣 | 8.64 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.45 |
| 04 | 中森 勇樹 | 1.33 |
| 05 | 國江 紀久 | 1.21 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.96 |
| 07 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 0.96 |
| 08 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.91 |
| 09 | セントラル短資株式会社 | 0.88 |
| 10 | 深井 大 | 0.82 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−100%、1株純資産は6期で−100%。直近期のROEは34.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年10月 | 83,044 | 166,670 | 66.4 | — | — |
| 2021年10月 | 48,189 | 214,859 | 25.3 | — | — |
| 2022年10月 | 4 | 24 | 13.0 | — | — |
| 2023年10月 | 48 | 72 | 101.3 | — | — |
| 2024年10月 | 71 | 188 | 53.4 | 21.5 | 28.1 |
| 2025年10月 | 96 | 356 | 34.5 | 28.2 | 26.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/10期の役員報酬は総額142百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 國江仙嗣 | 代表取締役社長 | 61 | 8,927,200 |
| 中森勇樹 | 取締役副社長 | 52 | 219,330 |
| 藤原祐次 | 常務取締役 経営管理本部長 | 58 | — |
| 守田拓記 | 常務取締役 営業統括本部長 | 37 | 63,530 |
| 國江紀久 | 取締役 経営企画本部長 | 52 | 200,000 |
| 新谷永 | 取締役 | 73 | — |
| 星野秀人 | 取締役 | 68 | — |
| 松浦陽司 | 取締役 | 72 | — |
| 森口祐子 | 取締役 | 71 | — |
| 小倉規良 | 常勤監査役 | 71 | — |
| 永江亘 | 監査役 | 44 | — |
| 水越洋貴 | 監査役 | 48 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 後藤達也 | 取締役 | 67 |
役員報酬の内訳2025/10期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 117 | 117 | 23 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | 14 | 4 |
| 社外監査役 | 2 | 10 | 10 | 5 |
| 監査役 | 1 | 1 | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/10期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,801字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,955字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,010字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,702字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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