概要
テリロジーホールディングスは、2022年11月に株式会社テリロジーを中核とする持株会社として設立された。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、ネットワーク・セキュリティ・ソリューションサービスの3部門で事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は106億円、従業員数は297名。
ネットワーク・セキュリティ・ソリューションの3部門構成
当社グループは「ネットワーク部門」「セキュリティ部門」「ソリューションサービス部門」の3部門で構成される。2026年3月期の部門別売上高は、ネットワーク部門が1,787百万円、セキュリティ部門が4,434百万円、ソリューションサービス部門が4,424百万円である。ネットワーク部門ではルータやスイッチ、無線LAN等の販売・構築、セキュリティ部門ではサイバー脅威情報(CTI)サービスやファイアウォール等、ソリューションサービス部門ではRPAツールや多言語通訳サービス等を手掛ける。
グループの傘下に7子会社と3関連会社
当社は純粋持株会社として、子会社7社と関連会社3社を統括する。主な子会社として、システム開発のクレシード株式会社、コンタクトセンターソリューションのログイット株式会社、訪日向けメディア運営のIGLOOO株式会社がある。また、アイティーエム株式会社、高千穂交易株式会社、サクサ株式会社などと資本業務提携を結び、事業領域を拡大している。
売上高は3年間で約1.9倍に成長
連結売上高は、2023年3月期の57億円から、2024年3月期69億円、2025年3月期87億円を経て、2026年3月期には106億円に達した。同期間の営業利益は、2025年3月期に3億円、2026年3月期に5億円と黒字を拡大している。純利益はそれぞれ2億円、3億円であり、収益基盤の強化が進んでいる。
政府・自治体から中堅企業まで幅広い顧客基盤
当社グループのセキュリティ部門では、総務省や防衛省、警察庁などの政府機関向け案件を多数受注している。また、OT/IoTセキュリティでは国内大手企業や公共インフラ分野での導入が進み、中堅製造業からの引き合いも過去最高水準を記録した。ソリューションサービス部門では、百貨店やホテルなどインバウンド関連顧客に多言語通訳サービスを提供している。
業界の中での役割は企業向けITインフラの総合ソリューションプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01企業ネットワーク主力
ルータやスイッチ、無線LANなどのネットワーク機器の販売と、企業内情報通信システムの設計・構築を提供。自社開発製品による運用管理・監視も行う。
- ネットワーク機器
- スイッチ、ルータ、無線LAN、DNS/DHCPなどのネットワーク製品の販売。
- THX
- 自社開発のネットワーク運用・管理・監視機器。
- CloudTriage
- アプリケーション等の性能を監視する独自のクラウドサービス。
02サイバーセキュリティ主力
ファイアウォールや侵入検知・防御などのセキュリティ製品の販売・構築に加え、サイバー脅威情報サービスやログ管理クラウドを提供。24時間365日対応の保守体制を持つ。
- CTIサービス
- サイバー脅威情報を提供するインテリジェントセキュリティサービス。
- ネットワークセキュリティ製品
- ファイアウォール、侵入検知・防御、情報漏えい対策などの製品群。
- ワンタイムパスワード製品
- 不正取引対策のためのワンタイムパスワード生成製品。
03中堅・中小企業準主力
RPAツールやWeb会議サービス、マネージドVPNなど、中堅・中小企業向けの業務効率化ソリューションを提供。DX推進を支援。
- EzAvater
- 自社開発のRPAツール。定型業務を自動化するソフトウェアロボット。
- みえる通訳
- リアルタイム多言語映像通訳サービス。外国人観光客とのコミュニケーションを支援。
- MORA VPN Zero-Con
- クラウド管理型のマネージドVPNサービス。
製品と技術
ネットワーク監視製品THXとクラウド性能監視CloudTriage
THXは当社グループが開発したネットワーク運用・管理・監視機器である。ネットワーク上のトラフィックデータを収集・分析・可視化し、障害の予兆検知や性能管理に用いられる。CloudTriageはアプリケーション等の性能を監視する自社クラウドサービスで、両製品とも海外販売パートナーを通じてグローバルに展開されている。
独自開発RPAツールEzAvaterと多言語通訳サービスみえる通訳
EzAvaterは、誰でも簡単に使えることを特長とするRPA(Robotic Process Automation)ツールであり、定型業務の自動化を実現する。みえる通訳はリアルタイム多言語映像通訳サービスで、百貨店や宿泊施設での外国人観光客対応に活用されている。両サービスともソリューションサービス部門が提供する。
サイバー脅威情報サービスCTIとログ管理分析クラウド
CTI(サイバー脅威インテリジェンス)サービスは、世界各地の脅威情報を収集・分析し、顧客に提供する。ログ管理・分析クラウドサービスは、SaaSやPaaS等のログから脅威を早期に検知する。2026年3月期には大手自動車部品メーカーやSOC事業者への採用が進み、セキュリティ部門の成長を牽引した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
ネットワークセキュリティに強みを持つ独立系
テリロジーホールディングスは、サイバーセキュリティやネットワーク関連のソリューションを提供する独立系企業。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やハッチ・ワーク(Web制作)とは異なり、企業向けセキュリティに特化。売上高は69億円(2024年3月期)→87億円(2025年3月期)と成長中だが、営業利益率は3.45%と低水準。業界内では、大規模な専業セキュリティベンダーと差別化を図る必要がある。
強み
- ネットワークセキュリティに特化し、高度な技術力とノウハウを蓄積。
- 売上高が69億円→87億円と増収、市場ニーズの高まりを享受。
- 特定ベンダーに依存せず、最適なソリューションを提案可能。
- サイバー攻撃増加に伴い、セキュリティ需要は拡大基調。
課題
- 営業利益率3.45%と低く、コスト管理や高付加価値化が急務。
- 大手セキュリティベンダーに対抗するための差別化が必要。
- セキュリティ人材の需給逼迫により、採用・育成が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がテリロジーホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3758アエリア | 54億円 | 19.0倍 |
| 2 | 3839ODKソリューションズ | 53億円 | 37.9倍 |
| 3 | 4386SIGグループ | 53億円 | 10.6倍 |
| 4 | 5133テリロジーホールディングス | 52億円 | 15.1倍 |
| 5 | 3965キャピタル・アセット・プランニング | 52億円 | 9.6倍 |
| 6 | 3936グローバルウェイ | 52億円 | 26.8倍 |
| 7 | 5591AVILEN | 52億円 | 30.0倍 |
| 8 | 6888アクモス | 51億円 | 15.7倍 |
| 9 | 3625テックファームホールディングス | 51億円 | 9.7倍 |
| 10 | 4437gooddaysホールディングス | 51億円 | 8.3倍 |
| 11 | 4172Hiクラテス | 51億円 | 11.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 3件
1989年創業のテリロジーを源流とした持株会社設立
当社グループの中核である株式会社テリロジーは1989年に創業され、政府・自治体やグローバル企業向けにネットワーク技術を提供してきた。2022年11月1日、単独株式移転により株式会社テリロジーホールディングスを設立し、純粋持株会社体制へ移行した。同日付でテクニカル上場により東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
テクニカル上場で東証スタンダード市場に
2022年11月1日、株式会社テリロジーの上場を維持したまま持株会社が新たに上場するテクニカル上場の形式で、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場した。これにより、グループ全体の経営管理を担う持株会社としての体制が整い、以降のM&Aや資本提携を推進する基盤となった。
イスラエルベンチャーファンドへの出資で海外ネットワーク
2023年2月、当社はイスラエルのベンチャー投資ファンド「ILVP FUND, LIMITED PARTNERSHIP」への出資契約を締結した。同ファンドを通じて、サイバーセキュリティ等の先端技術を持つイスラエル企業への投資機会を得るとともに、グループの技術調達力の強化を図った。
5月の大型M&Aで子会社を拡充
2023年5月、当社はログイット株式会社、株式会社エフェステップ、キャロルシステム仙台株式会社の全株式を取得し子会社化した。また、クレシード株式会社を完全子会社化し、エフェステップを吸収合併させた。同時にアイティーエム株式会社と資本業務提携を締結し、持分法適用関連会社としている。
日本初のサイバーセキュリティファンドにも出資
2023年5月、当社は日本初の「日本サイバーセキュリティファンド1号投資事業有限責任組合」への出資契約を締結した。同ファンドを通じて、国内のサイバーセキュリティ関連スタートアップへの投資を行い、グループのセキュリティ事業の拡大に繋げる狙いがある。
年表3件を開く
2020年代
- 2022年11月創業株式会社テリロジーが単独株式移転により株式会社テリロジーホールディングスを設立、テクニカル上場により東京証券取引所スタンダード市場に上場
- 2023年2月イスラエルのベンチャー投資ファンド「ILVP FUND,LIMITED PARTNERSHIP」への出資契約締結
- 2023年5月M&Aアイティーエム株式会社と資本業務提携を締結(持分法適用関連会社化)連結子会社クレシード株式会社を完全子会社化 株式会社エフェステップの株式を取得(100%)し、子会社化 ログイット株式会社の株式を取得(100%)し、子会社化 連結子会社クレシード株式会社が連結子会社株式会社エフェステップを吸収合併 日本初の日本サイバーセキュリティファンド1号投資事業有限責任組合への出資契約締結 高千穂交易株式会社と資本業務提携を締結 サクサ株式会社と資本業務提携を締結 株式会社INTEPと第三者割当増資引受に関する投資契約を締結 キャロルシステム仙台株式会社の株式を取得(100%)し、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存コア事業の強化
サイバーセキュリティ、ICTサービス、ITマネージドサービス、インバンドソリューションなどの既存事業に経営資源を集中し、収益基盤を安定化させる。
- 02
成長事業の育成
多言語リアルタイム映像通訳サービス「みえる通訳」など、観光DXや環境DXに関わる社会課題解決事業を加速し、新たな収益源とする。
- 03
次世代挑戦事業への投資
将来期待できる新市場や新事業を獲得するための投資活動を積極的に行い、事業ポートフォリオの新陳代謝を図る。
- 04
人財戦略の強化
社員のスキルアップへの積極投資、グループ人事交流の活発化、新卒採用の適正化、事業経営者の育成により、組織力を高める。
- 05
技術戦略の推進
先端技術のローカライズとAIのセキュリティ商材への実装・融合を進め、技術経営能力を向上させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で297人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は554万円で、3期前と比べて−21.1%。平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は2.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 702 | 42.5 | 0.3 | 177 | — |
| 2024年3月 | 616 | 40.2 | 1.3 | 206 | — |
| 2025年3月 | 551 | 40.1 | 2.1 | 305 | 98 |
| 2026年3月 | 554 | 40.6 | 2.5 | 297 | 168 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 8 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社テリロジー(注3)(注4)東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社コンステラセキュリティジャパン(注3)(注5)東京都千代田区議決権90.0%
- 国内株式会社テリロジーサービスウェア(注6)東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社IGLOOO(注7)東京都港区議決権51.6%
- 国内クレシード株式会社(注8)東京都台東区議決権100.0%
- 国内ログイット株式会社(注3)東京都豊島区議決権100.0%
- 国内キャロルシステム仙台株式会社(注9)宮城県仙台市若林区議決権100.0%
- 国内アイティーエム株式会社東京都千代田区議決権20.0%
- 海外VNCS Global Solution Technology Joint Stock Companyベトナム国ハノイ市議決権20.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は106億円、営業利益は5億円。前期と比べると増収増益で、売上が+21.8%、利益が+66.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 122億円 | 106億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 5億円 |
| 純利益 | 4億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥5.4 | ¥5.4 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は23億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+64.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 19 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 16 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 17 | 1 | 5.9 | 1 |
| 2024年4Q | 22 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 40 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 47 | 3 | 6.4 | 2 |
| 2026年2Q | 46 | 2 | 4.3 | 1 |
| 2026年4Q | 60 | 3 | 5.0 | 2 |
| 2027年1Q | 23 | −1 | −4.3 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
2023年3月期からの4期で、売上は57億円から106億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は4.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| アイティーエム株式会社と資本業務提携を締結(持分法適用関連会社化)連結子会社クレシード株式会社を完全子会社化 株式会社エフェステップの株式を取得(100%)し、子会社化 ログイット株式会社の株式を取得(100%)し、子会社化 連結子会社クレシード株式会社が連結子会社株式会社エフェステップを吸収合併 日本初の日本サイバーセキュリティファンド1号投資事業有限責任組合への出資契約締結 高千穂交易株式会社と資本業務提携を締結 サクサ株式会社と資本業務提携を締結 株式会社INTEPと第三者割当増資引受に関する投資契約を締結 キャロルシステム仙台株式会社の株式を取得(100%)し、子会社化 | |||||
| 2023年3月 | 57 | — | 1 | — | 0 |
| 2024年3月 | 69 | — | 4 | — | 2 |
| 2025年3月 | 87 | 3 | 3 | 3.4 | 2 |
| 2026年3月 | 106 | 5 | 7 | 4.7 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高106億円のうち、営業利益として残るのは5億円で4.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.9%72億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.4%29億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.7%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年3月期は営業CFが19億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは8億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は31億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 3 | 0 | 1 | 3 | 23 |
| 2024年3月 | 3 | −6 | −1 | −3 | 19 |
| 2025年3月 | −1 | −2 | 0 | −3 | 17 |
| 2026年3月 | 19 | −11 | 7 | 8 | 31 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2026年3月期の総資産は103億円。このうち返さなくてよい自己資本が34億円で、自己資本比率は31.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 61 | 24 | 37 | 39.1 |
| 2024年3月 | 69 | 26 | 43 | 36.7 |
| 2025年3月 | 71 | 29 | 42 | 39.7 |
| 2026年3月 | 103 | 34 | 69 | 31.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中141位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中542位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥305で、1年前と比べて-10.0%。過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 |
| PER (会社予想) | 12.2倍 |
| PBR | 1.64倍 |
| 配当利回り | 1.77% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月17日に305円と前日比-6.2%下落。1か月で-1.9%とほぼ横ばい。25日線(308.6円)をやや下回り、75日線(306.5円)はほぼ同水準。200日線(320.1円)も下回っており、中長期の下降圧力。52週高値(375円)からは約19%下落。出来高は8月中旬に急増しており、売買が活発化。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PERは15.29と業界平均の30.09を大幅に下回り、PBRも1.6と平均3.53の半分以下で割安感が強い。ROEは11.4%と標準的だが、配当利回り1.68%は平均3.38%を下回る。営業利益率は改善傾向にあり、売上高の増加も続く。割安指標は明確だが、配当利回りの低さや業界平均との差が縮まる可能性も考慮し、総合的にやや割安と判断。成長性を加味すると現在の株価は過小評価の可能性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.1倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 12.2倍 | — |
| PBR | 1.64倍 | 2.96倍 |
| ROE | 11.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、成長市場であるサイバーセキュリティ分野での事業拡大と収益性改善の可能性である。強気派は、企業のDX投資やセキュリティ需要の高まりを背景に、売上高が急成長しており、営業利益率も改善傾向にあること、また比較的小規模ながら高い成長率を維持している点を評価する。弱気派は、競争激化による価格競争、製品販売の収益性の低さ、持株会社体制のシナジー発揮の遅れを懸念する。直近の業績は増収だが、利益率は低く、事業の収益構造が課題。
- 市場成長の追い風
サイバー攻撃の増加でセキュリティ関連需要が拡大している。
- 売上高の急成長
2026年3月期の売上高は過去3年でほぼ倍増し、成長軌道にある。
- 営業利益率の改善
営業利益率が3.45%から4.72%へ改善し、収益性が向上傾向。
- 売上高106億円へ前期比21.8%増と高成長通年影響中
売上高87億円→106億円、増収額19億円
- 営業利益3億円から5億円へ67%増益通年影響中
営業利益は前期比2億円増の5億円、黒字拡大
- 営業利益率3.45%から4.72%へ改善通年影響弱
営業利益率3.45%→4.72%、営業利益5億円
- 純利益3億円と黒字基調が定着通年影響弱
純利益は2億円→3億円、増益は1億円と小幅
- 競争激化
大手IT企業や専門ベンダーとの競合で価格競争に陥るリスク。
- 低い利益率
営業利益率は5%未満で、規模の経済が働きにくいビジネスモデル。
- シナジー発揮の不確実性
持株会社化から間もなく、グループ一体運営の成果がまだ見えにくい。
- 営業利益率4.72%と低水準、競争でさらに低下継続影響中
営業利益は売上高106億円に対し5億円、利益率4.7%と脆弱
- 売上高106億円・時価総額53億円の小粒株継続影響弱
時価総額53億円、売上高106億円、規模が小さく需給変動大
- 予想PERが未開示、バリュエーションの不透明感不定影響弱
予想PER開示がなく、成長性を評価しづらい
- 株価1年で13.8%下落、悪材料続き継続影響弱
株価309円、1年リターン-13.82%、トレンドは弱い
- セキュリティ製品売上高
- 市場成長を享受できているか直接示すため。
- サービス売上高比率
- 掛け捨ての製品販売より継続収益が期待できるサービスの割合を確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり5.4円で、前期から+4.0%。いまの株価に対する利回りは1.77%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 7 | — | — |
| 2025年3月 | 5 | −28.6 | 48.8 |
| 2026年3月 | 5 | 4.0 | 59.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥5.4
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,232人。区分でいちばん多いのは個人・その他で72.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.3%を占め、残る80.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 88.3 | 86.2 | 77.7 | 72.4 |
| 事業法人 | 6.3 | 6.7 | 14.6 | 19.1 |
| 証券会社 | 4.7 | 5.3 | 5.3 | 5.6 |
| 外国法人 | 0.6 | 1.2 | 1.9 | 2.6 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.3 | 0.1 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.3 | 0.4 | 0.0 |
| 自己株式 | 4.7 | 4.2 | 0.2 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 津吹 憲男 | 13.39 |
| 02 | 兼松エレクトロニクス株式会社 | 5.00 |
| 03 | 高千穂交易株式会社 | 5.00 |
| 04 | サクサ株式会社 | 4.83 |
| 05 | 阿部 昭彦 | 4.47 |
| 06 | 上田八木短資株式会社 | 2.05 |
| 07 | 大和証券株式会社 | 1.98 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 1.27 |
| 09 | テリロジー社員持株会 | 1.07 |
| 10 | 浅井 克己 | 0.84 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で+624%、1株純資産は4期で+30%。直近期のROEは11.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 3 | 147 | 1.9 | 116.4 | — |
| 2024年3月 | 12 | 155 | 7.6 | 27.4 | — |
| 2025年3月 | 10 | 165 | 6.6 | 26.4 | 48.8 |
| 2026年3月 | 20 | 191 | 11.4 | 15.7 | 59.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 阿部昭彦 | 取締役相談役 | 78 | 764,800 |
| 鈴木達 | 代表取締役社長 | 67 | 82,438 |
| 廣谷慎吾 | 取締役副社長 情報開示担当 | 64 | 18,992 |
| 甲賀武 | 取締役 | 58 | 3,100 |
| 尾髙雅美 | 取締役 | 62 | — |
| 鈴木禎宏 | 常勤監査役 | 63 | — |
| 伊東孝 | 監査役 | 54 | — |
| 前田公子 | 監査役 | 56 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 70 | 8 | 80 | 20 |
| 社外取締役 | 3 | 10 | — | 10 | 3 |
| 監査役 | 1 | 5 | — | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,640字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,106字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,958字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,749字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第4期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第3期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第1期第3四半期(2022/11/01-2022/12/31)2023-02-10
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