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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エステー

S.T.CORPORATION4951 · Prime · 化学

消臭芳香剤「消臭力」、防虫剤「ムシューダ」など、家庭向け生活日用品を展開。

概要

エステー株式会社は、消臭芳香剤「消臭力」や防虫剤「ムシューダ」など日常の「不」を解消する家庭用化学製品を製造・販売する企業である。1946年の創業以来、消臭・防虫・除湿・保温など生活に密着したカテゴリーを拡充し、2025年3月期の売上高は481億円、従業員数は739名。東京証券取引所プライム市場に上場する。

エアケアが売上の44%を占める製品構成

当社の売上高のうち、最も大きな割合を占めるのはエアケア(消臭芳香剤)で、2026年3月期のカテゴリー別売上高216億円(構成比44.5%)である。代表ブランド「消臭力」は空間の消臭・芳香を行う製品群で、プレミアムラインやミストタイプなど新製品も投入している。次いで衣類ケア(防虫剤)が66億円(13.7%)、ハンドケア(手袋)が55億円(11.4%)、サーモケア(カイロ)が39億円(8.2%)と続く。ペットケア(猫用トイレ用品)は37億円(7.8%)で、2024年に事業取得した「ニャンとも清潔トイレ」が寄与している。

タイ・台湾・韓国に広がる生産・販売網

国内生産拠点として埼玉工場(手袋等)、九州工場(芳香剤等)、福島工場(防虫剤等)を持ち、さらに2019年には栃木工場でカイロ製造を開始した。海外では、1988年にタイにファミリーグローブカンパニーリミテッドを設立、現在はS.T.(タイランド)として手袋等を製造販売する。同年台湾にも関連会社を設立し、韓国にはエステーコリアコーポレーションがある。米国には1989年に進出したが、1994年に売却、1996年に清算して撤退している。

グループ8社と1関連会社で構成

当社グループは、エステー株式会社と子会社8社、関連会社1社で構成される。主要な子会社には、業務用製品を手掛けるエステーPRO株式会社、タイのS.T.(タイランド)、台湾のファミリーグローブ(台湾)、韓国のエステーコリアコーポレーション、カイロ製造のエステーマイコール株式会社、香りの研究開発を行う日本かおり研究所株式会社、2023年取得のコードミー、2025年取得のPetBit株式会社がある。関連会社にはエステーコリアコーポレーション(持分法適用)がある。

業界の中での役割は生活日用品メーカー(消臭芳香剤、防虫剤、除湿剤、カイロ、手袋等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
485億円
営業利益
20億円
営業利益率
4.1%
純利益
16億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01家庭用品(一般消費者向け)主力

エアケア(消臭芳香剤)、ペットケア(猫用トイレ用品)、衣類ケア(防虫剤)、ホームケア(フードケア・クリーナー等)、湿気ケア(除湿剤)、サーモケア(カイロ)、ハンドケア(手袋)を製造・販売。国内およびタイ、韓国、台湾等の海外子会社を通じて展開。

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス6
消臭力
エアケア(消臭芳香剤)の代表ブランド。空間の消臭・芳香を行う。
ムシューダ
衣類ケア用防虫剤。衣類を虫から守る。
ニャンとも清潔トイレ
猫用トイレ用品。消臭・清潔を保つ。
ドライペット
湿気ケア(除湿剤)。クローゼット等の湿気を取り除く。
オンパックス
サーモケア(カイロ)。使い捨てカイロ。
ファミリー
ハンドケア(手袋)。家庭用・作業用手袋。

製品と技術

「消臭力」シリーズに代表されるエアケア製品

エアケア分野の看板製品は「消臭力」ブランドである。空間の消臭・芳香を行う製品で、スプレー型、ゲル型、ビーズ型など多様な形状を持つ。2026年3月期には「消臭力 Premium Aroma 玄関・リビング用」や「消臭力 クリアビーズ イオン消臭プラス」が伸長し、新製品「消臭力 トイレのフレッシュミスト RESETTO」や「消臭力 DeoPita トイレ用」も寄与して、エアケア全体で216億円の売上を達成した。香り技術の研究は子会社「日本かおり研究所株式会社」が担っている。

防虫剤「ムシューダ」と衣類ケア製品

防虫剤「ムシューダ」は衣類ケアの主力ブランドであり、引き出し・衣装ケース用やクローゼット用などの形状で展開される。高付加価値品「ムシューダ Premium Aroma」シリーズも投入しているが、収納スタイルの多様化により市場が低迷し、2026年3月期の衣類ケア売上は66億円と前期比2.7%減となった。一方、フードケア製品「米唐番」は米の価格高騰を背景に需要が拡大し、ホームケア全体で44億円の売上を計上した。

ペットケア、湿気ケア、サーモケア、ハンドケア

ペットケアでは「ニャンとも清潔トイレ」を展開し、2024年に事業取得後、認知度向上策により売上37億円を達成した。湿気ケアの「ドライペット」は除湿剤で、空梅雨や猛暑の影響で販売が減少し25億円にとどまった。サーモケアの「オンパックス」は使い捨てカイロで、暖冬による販売機会ロスで39億円と減少。ハンドケアの「ファミリー」は業務用手袋が好調で、高付加価値品「Premium touch ヒアルロン酸」の伸長もあり55億円と増加した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

家庭用化学製品で国内有数、内需型

同社は家庭用化学製品(芳香剤、防虫剤、除湿剤等)を主力とする中堅メーカー。売上高は約485億円(2026/3期予想)と、東洋紡やクラレといった総合化学大手に比べ小規模だが、生活密着型製品で安定した需要を確保。同業のコージンバイオとは規模・製品領域が異なり、直接の競合は少ない。近年は消臭・抗菌関連の需要増を受けて売上は増加傾向にあるが、営業利益率は4%前後と収益性は高くない。海外売上比率は低く、内需依存の事業構造となっている。

強み

  • 芳香剤・除湿剤など生活に必須な製品を展開し、景気変動に強い安定需要を確保。
  • 「エステー」ブランドは国内で広く認知され、リピート購入が見込める。
  • 消臭・防虫・除湿など多カテゴリ展開で、季節変動リスクを分散。
  • 売上高は緩やかながら成長傾向にあり、赤字リスクが低い。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長市場を取り込めていない。
  • 営業利益率4%前後と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 国内市場の縮小により、中長期的な需要減少リスクに直面。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がエステー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13539JMホールディングス369億円12.0倍
22674ハードオフコーポレーション367億円14.5倍
37874レック366億円10.6倍
46418日本金銭機械362億円7.0倍
57955クリナップ360億円10.2倍
64951エステー353億円19.8倍
77596魚力342億円25.0倍
83333あさひ341億円14.9倍
98217オークワ335億円123.7倍
107818トランザクション329億円15.4倍
117679薬王堂ホールディングス319億円7.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

防虫剤メーカーとして創業した1946年

1946年8月、東京都渋谷区で「エステー化学工業所」が創立され、防虫剤の製造販売を開始した。2年後の1948年8月には「エステー化学工業株式会社」として法人化され、創業者の手によって事業基盤が築かれた。1952年7月には本社を現在地である東京都新宿区に移転し、以降現在まで同地を拠点としている。

埼玉工場設置と子会社展開で生産拡充した1960年代

1964年7月、埼玉工場を設置し手袋等の製造を開始。1967年には子会社「株式会社エステー化学小倉工場」を設立し防虫剤の製造を、1974年には「株式会社エステー化学いわき工場」を設立し芳香剤の製造をそれぞれ開始した。1975年には埼玉工場も子会社化し、グループでの生産体制を整えた。1982年には小倉工場といわき工場を吸収合併、埼玉工場から営業を譲受した。

上場と海外進出で事業領域を広げた1980年代

1982年1月、商号を「エステー化学株式会社」に変更。1984年に日本証券業協会に登録、1986年4月には東京証券取引所市場第二部に上場した。1988年にはタイと台湾に子会社を設立し、手袋製造販売で海外展開を開始。1989年には米国子会社を設立し防虫剤市場に参入したが、1994年に米国事業を売却、1996年には清算している。1991年12月には東京証券取引所市場第一部に指定された。

工場統廃合と研究開発拠点設立の2000年代

1995年に小倉工場と門司工場を統合し九州工場、1996年にはいわき工場と平田工場を統合し福島工場とした。2002年11月には福島工場(平田)と九州工場(小倉)を閉鎖し、生産拠点を集約した。一方、2001年には東京都新宿区にエステーR&Dセンターを設置し、研究開発機能を強化した。2004年には委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を刷新した。

「エステー株式会社」への商号変更と新本社竣工

2007年8月、商号を「エステー株式会社」に変更し、現在の社名となった。2013年3月には東京都新宿区に新本社(STRセンター)を竣工し、経営基盤を強化した。2014年にはタイ子会社をS.T.(タイランド)に商号変更し、同年エステーオート株式会社を吸収合併した。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行した。

M&Aによる事業拡大とグループ再編の2020年代

2019年にはカイロ事業を譲受け、栃木工場でのカイロ製造を開始した。同年イタリアのZETA S.R.L.の持分を取得したが、2021年に売却している。2023年には子会社「株式会社コードミー」の株式を取得、2024年には「ニャンとも清潔トイレ」の事業を取得しペットケアを強化した。同年「株式会社シャルダン」を吸収合併、2025年にはPetBit株式会社の株式を取得し、2025年7月にはエステービジネスサポート株式会社を吸収合併した。

年表48件を開く

1940年代

  • 1946年8月創業「エステー化学工業所」を創立。防虫剤等の製造販売を開始。-(創業)
  • 1948年8月創業「エステー化学工業株式会社」を東京都渋谷区に設立。エステー化学工業所の業務を継承。

1950年代

  • 1952年7月本社を東京都新宿区(現在地)に移転。

1960年代

  • 1964年7月埼玉工場を設置。手袋等の製造を開始。
  • 1967年12月子会社「株式会社エステー化学小倉工場」を設立。防虫剤等の製造販売を開始。

1970年代

  • 1974年1月子会社「株式会社エステー化学いわき工場」を設立。芳香剤等の製造販売を開始。
  • 1975年6月子会社「株式会社エステー化学埼玉工場」を設立。
  • 1976年1月埼玉工場の営業を「株式会社エステー化学埼玉工場」に譲渡。

1980年代

  • 1982年1月商号変更「エステー化学工業株式会社」から「エステー化学株式会社」へ商号変更。
  • 1982年7月M&A「株式会社エステー化学小倉工場」「株式会社エステー化学いわき工場」を吸収合併、「株式会社エステー化学埼玉工場」から営業譲受。
  • 1984年1月日本証券業協会東京地区協会に登録。
  • 1986年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1988年4月子会社「ファミリーグローブカンパニーリミテッド(タイランド)」を設立。タイ王国での手袋製造販売を開始。
  • 1988年7月台湾に関連会社「ファミリーグローブカンパニーリミテッド(台湾)」(現・連結子会社)を設立。台湾で手袋等の製造販売を開始。
  • 1988年12月門司工場を設置。芳香剤等の製造を開始。
  • 1989年1月M&A子会社「エステーケミカル(アメリカ)インク」を設立し、「エクセルプロダクツコーポレーション(米国)」を買収。米国での防虫剤等の製造販売を開始。

1990年代

  • 1991年12月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 1992年2月平田工場を設置。防虫剤、芳香剤等の製造を開始。
  • 1993年9月子会社「エステーグローブ株式会社」を設立。作業用手袋の販売を開始。
  • 1994年1月「エクセルプロダクツコーポレーション(米国)」を売却。
  • 1995年7月M&A小倉工場、門司工場を統合し、九州工場と改称。
  • 1996年6月「エステーケミカル(アメリカ)インク」を清算。
  • 1996年10月M&Aいわき工場、平田工場を統合し、福島工場と改称。

2000年代

  • 2000年4月商号変更自動車用品・ギフト用品等の営業を「エステーグローブ株式会社」に譲渡。「エステーグローブ株式会社」から「エステートレーディング株式会社」に商号変更。
  • 2001年6月東京都新宿区にエステーR&Dセンターを設置。
  • 2002年11月福島工場(平田)、九州工場(小倉)を閉鎖。
  • 2003年4月「エステートレーディング株式会社」の自動車用品販売部門を分割し、子会社「エステーオート株式会社」を設立。
  • 2003年7月カイロ等の温熱用具製品の販売企画・支援を業務とする、子会社「エステー・マイコール株式会社」を設立。同時に、当社にてカイロ等の温熱用具製品の販売を開始。
  • 2004年1月子会社「日本かおり研究所株式会社」を設立。
  • 2004年6月委員会設置会社へ移行。
  • 2005年12月当社グループ各社の物流関連・各種事務などの共通業務、及び販売先小売店の店舗フォロー業務などを請け負う、子会社「エステービジネスサポート株式会社」を設立。
  • 2007年8月商号変更「エステー化学株式会社」から「エステー株式会社」へ商号変更。
  • 2009年8月「エステー・マイコール株式会社」を清算。

2010年代

  • 2011年10月九州工場(小倉事業所)を稼動。
  • 2013年3月東京都新宿区に本社(STRセンター)を竣工。
  • 2014年1月商号変更「ファミリーグローブカンパニーリミテッド(タイランド)」から「S.T.(タイランド)」(現・連結子会社)へ商号変更。
  • 2014年12月M&A「エステーオート株式会社」を吸収合併。
  • 2018年7月子会社「エステーマイコール株式会社」を設立。
  • 2019年4月カイロ事業を譲受け、栃木工場でのカイロの製造を開始。
  • 2019年9月子会社「ZETA S.R.L.(イタリア)」の持分取得。

2020年代

  • 2020年9月商号変更「エステートレーディング株式会社」から「エステーPRO株式会社」(現・連結子会社)へ商号変更。
  • 2021年3月「ZETA S.R.L.(イタリア)」を売却。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年9月M&A子会社「株式会社コードミー」の株式取得。
  • 2024年6月「ニャンとも清潔トイレ」の事業を取得。
  • 2024年9月M&A「株式会社シャルダン」を吸収合併。
  • 2025年4月M&A子会社「PetBit株式会社」の株式取得。
  • 2025年7月M&A「エステービジネスサポート株式会社」を吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで520億円
  • 営業利益2027年3月期まで25億円
  • 営業利益率2027年3月期まで4.8%
  • EBITDA2027年3月期まで43億円
  • ROE2027年3月期まで5.3%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    かおり×ウェルネス×グローバル

    中長期の成長テーマとして、香りと健康・快適(ウェルネス)に関する製品・サービスを軸に、グローバル市場での事業拡大を進める。

  2. 02

    ウェルネス領域での価値創出

    エアケア・ペットケアを中心に、顧客から圧倒的に支持される新価値を創出し、競争優位を確立する。

  3. 03

    既存事業の効率化と投資原資確保

    既存事業の収益構造を見直し、効率化を推進することで将来投資に充てる原資を生み出し、持続的成長を支える経営基盤を強化する。

  4. 04

    稼ぐ力の回復に向けた構造改革

    収益構造の抜本的な見直しやアイデア創出プロセスの刷新により、収益力の回復を図り、最終年度(2027年3月期)の目標達成を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で739人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は810万円で、9期前と比べて+21.9%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は15.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月890
2018年3月952
2019年3月66542.517.4948
2020年3月66742.117.01,032
2021年3月70242.617.1997
2022年3月68843.117.4953
2023年3月67642.817.0859
2024年3月70642.315.9827
2025年3月73442.115.2814209
2026年3月81042.015.4739271

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社・首都圏支店 — 東京都新宿区3,785百万円
埼玉工場 — 埼玉県本庄市1,796百万円
栃木工場 — 栃木県栃木市1,399百万円
九州工場 — 北九州市門司区847百万円
福島工場 — 福島県いわき市710百万円
九州工場 小倉事業所 — 北九州市小倉南区388百万円
タイ工場 — タイ国チョンブリ県232百万円
大發工場 — 台湾高雄市226百万円
本社 — 韓国ソウル特別市0百万円
主な関係会社
  • 国内
    エステーPRO㈱(注)3
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エステーマイコール㈱
    栃木県栃木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    S.T.(タイランド)
    タイ王国 チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権88.6%
  • 海外
    ファミリーグローブ(台湾)(注)2
    台湾高雄市 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    エステーコリアコーポレーション(韓国)
    韓国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NSファーファ・ジャパン㈱
    東京都中央区 · 持分法適用会社
    議決権25.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は485億円営業利益20億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.8%、利益が+17.6%。

売上高
+0.8%
485億円
営業利益
+17.6%
20億円
純利益
-42.9%
16億円
営業利益率
4.1%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高520億円485億円
営業利益25億円20億円
純利益18億円16億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は112億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.5%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q991
2024年1Q9711.03
2024年2Q132139.89
2024年3Q12254.15
2024年4Q94−4
2025年2Q241125.020
2025年4Q24052.18
2026年2Q242187.413
2026年4Q24320.83
2027年1Q11200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は439億円から485億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月439116
「エステーオート株式会社」を吸収合併。
2014年3月4351512
2015年3月447169
2016年3月447179
2017年3月4602918
子会社「エステーマイコール株式会社」を設立。
2018年3月4863524
2019年3月4782718
「エステートレーディング株式会社」から「エステーPRO株式会社」(現・連結子会社)へ商号変更。
2020年3月4753323
2021年3月4973725
2022年3月4553511
子会社「株式会社コードミー」の株式取得。
2023年3月4562718
「株式会社シャルダン」を吸収合併。
2024年3月4451913
子会社「PetBit株式会社」の株式取得。
2025年3月48117213.528
2026年3月48520244.116

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高485億円のうち、営業利益として残るのは20億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.5%303億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.6%163億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%20億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.2pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.1pt
3.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.0pt
4.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが21億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は101億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−19−6−945
2014年3月215−52667
2015年3月21−18−6366
2016年3月25−6−91976
2017年3月52−6−646114
2018年3月27−18−49119
2019年3月22−23−6−1111
2020年3月36−37−9−1101
2021年3月44−16−1228118
2022年3月27−17−1110118
2023年3月44−12−1032140
2024年3月16−10−126136
2025年3月33−48−24−1599
2026年3月21−6−1315101

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は460億円。このうち返さなくてよい自己資本が343億円で、自己資本比率は73.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3012029965.4
2014年3月32421111363.2
2015年3月33822611264.9
2016年3月34623511165.9
2017年3月38125812366.0
2018年3月42129013167.3
2019年3月42029212868.2
2020年3月43330113268.5
2021年3月46832614268.5
2022年3月44431812670.4
2023年3月46133013170.2
2024年3月44833811074.1
2025年3月45833212671.0
2026年3月46034311773.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
103億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
142億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
60億円
在庫として抱えている分
負債合計
117億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中56位あたり、逆に低いのは営業利益率203社中156位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.9%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.8%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,533で、1年前と比べて-0.4%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥1,533+0.2%1ヶ月+2.9%1年-0.4%時価総額353億円
過去52週の値幅
安値¥1,426高値¥1,633

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.8倍
PER (会社予想)17.8倍
PBR0.95倍
配当利回り3.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1514円で、25日線(1517.04円)とほぼ同水準、75日線(1486.44円)や200日線(1502.98円)を上回って推移。1カ月では-0.46%とほぼ横ばいで、方向感は乏しい。52週高値1633円、安値1426円のレンジの中で、やや下寄り。7月下旬に1569円まで上昇したが、その後は調整し、1500円台で安定。RSIは37.78とやや売られ過ぎ圏で、反発の可能性はあるが、需給は薄いです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER19.56倍は業界平均17.98倍をやや上回る。PBR0.9395倍は平均1.44倍を下回り、資産価値に対しては割安感。配当利回り3.04%は平均2.63%を上回る。ROEは4.9%と低く、収益性は改善余地がある。今期予想PER17.6倍と業界平均並みで、バリュエーションは概ね妥当。ただし、売上高は伸び悩み、利益率も低水準で、成長性には欠ける。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.8倍17.8倍
PER (予想)17.8倍
PBR0.95倍1.41倍
ROE4.9%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、低収益率と株主還元のバランスを巡る対立。強気派は、安定した需要とブランド力で底堅い業績を評価。加えて、配当利回り3%超と株主還元が充実しており、割安感があるとみる。一方、弱気派は、売上高はほぼ横ばいで成長性に乏しく、営業利益率も低いと指摘。原材料費や物流費の上昇が利益を圧迫するリスクを懸念する。さらに、同業他社との競争が激しく、市場シェア拡大が難しいとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 安定した需要

    日用品の需要は景気に左右されにくく、売上は安定。

  • 株主還元の充実

    配当利回り3.04%と、安定的な配当を期待できる。

  • 割安な株価

    PBR0.94倍と解散価値割れであり、下値堅い。

  • PBR0.94倍と解散価値割れ継続影響

    時価総額348億円÷PBR0.94倍で純資産約370億円

  • 営業利益20億円へ3億円増益決算発表後影響

    営業利益は前期17億円から20億円へ増加

  • 予想PER17.6倍へ改善決算発表後影響

    実績PER19.57倍から予想17.6倍へ低下

  • 配当利回り3.04%と相対的に高い継続影響

    配当利回り3.04%

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率4.12%と低く、事業効率が悪い。

  • 成長性の欠如

    売上高はほぼ横ばいで、市場拡大が見込めない。

  • 競争の激化

    同業他社が多く、シェア維持が困難。

  • 純利益が前期28億円から16億円へ減決算発表後影響

    純利益16億円、前期比12億円減

  • 売上高は前期比0.8%増と低成長通年影響

    売上高485億円、前期比4億円増

  • ROE4.9%と資本効率が低い継続影響

    ROE4.9%、PBR0.94倍の一因

  • 外国人保有比率5.56%と需給の厚み欠く継続影響

    外国人保有5.56%

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場における競争と需要動向を把握。
営業利益率
収益性の改善が進むかを見る。
原材料コスト
コスト変動が利益に大きく影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.00%。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
3.00%
いまの株価に対して
配当性向
48.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2433.3
2018年3月3129.230.3
2019年3月3616.148.2
2020年3月360.035.8
2021年3月360.029.3
2022年3月385.659.5
2023年3月405.358.2
2024年3月425.0115.4
2025年3月444.828.8
2026年3月440.048.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ28,994人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他32.936.136.337.661.962.4
金融機関24.323.223.422.922.222.1
事業法人33.433.233.133.210.19.5
自己株式2.62.12.12.18.38.3
外国法人8.56.76.25.14.75.5
証券会社0.80.70.91.31.00.5
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.16
02鈴木 幹一6.54
03日本生命保険相互会社5.81
04鈴木 貴子4.57
05みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行(注)3.84
06鈴木 喬2.42
07フマキラー株式会社2.35
08三上 千津子2.35
09有限会社鈴木誠一商店2.30
10株式会社三菱UFJ銀行2.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+198%、1株純資産は14期で+78%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月269062.938.075.3
2014年3月579366.117.638.7
2015年3月411,0024.225.028.4
2016年3月421,0504.126.560.4
2017年3月841,1487.621.633.3
2018年3月1101,2859.020.930.3
2019年3月821,2956.323.248.2
2020年3月1021,3377.815.735.8
2021年3月1141,4458.217.229.3
2022年3月501,4073.530.659.5
2023年3月821,4565.719.058.2
2024年3月571,4883.927.0115.4
2025年3月1341,5608.611.028.8
2026年3月771,6114.919.048.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額210百万円。

氏名役職年齢保有株数
上月洋取締役会議長6320,000
吉澤浩一取締役6316,000
山本一成取締役571,000
橋本成明取締役471,000
前田新造取締役791,000
岩田彰一郎取締役765,000
野田弘子取締役66
和智洋子取締役66
宮永雅好取締役683,000
内藤英紀執行役 製造本部担当 兼製造本部本部長551,000
前田陽介執行役 コア事業本部担当 兼R&D本部担当 兼コア事業本部本部長573,000
高山幸宏執行役 営業本部担当 兼営業本部本部長55
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
霜阪裕和執行役 業務用事業担当 兼(出向)エステーPRO株式会社(当社連結子会社)代表取締役社長56
茨木学執行役 企業価値創造本部担当 兼企業価値創造本部本部長 兼経営企画部部長53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
執行役714941215322
社外取締役543439
取締役(社内)414144

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容637字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社8社及び関連会社1社で構成され、主として生活日用品の製造、販売を行う「生活日用品事業」を営んでいます。なお、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しています。 当社グループの事業に係る位置付け及びカテゴリーとの関連は次のとおりです。 カテゴリー   主要製品及び商品   主要な会社 エアケア(消臭芳香剤)   ・消臭力 ・SHALDAN ・脱臭炭   当社、エステーPRO㈱、S.T.(タイランド)、エステーコリアコーポレーション(韓国)、日本かおり研究所㈱、㈱コードミー ペットケア(猫用トイレ用品)   ・ニャンとも清潔トイレ   当社、エステーPRO㈱、エステーコリアコーポレーション(韓国) 衣類ケア(防虫剤)   ・ムシューダ ・ネオパラ   当社、エステーPRO㈱ ホームケア (フードケア・クリーナー他)   ・米唐番 ・洗浄力   当社、エステーPRO㈱、S.T.(タイランド)、日本かおり研究所㈱ 湿気ケア(除湿剤)   ・ドライペット ・備長炭ドライペット   当社、エステーPRO㈱ サーモケア(カイロ)   ・オンパックス   当社、エステーPRO㈱、エステーマイコール㈱ ハンドケア(手袋)   ・ファミリー ・モデルローブ   当社、エステーPRO㈱、ファミリーグローブ(台湾)、エステーコリアコーポレーション(韓国) 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,828字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、社会に対するSERVICE(奉仕)とTRUST(信頼)を信条とし、お客様に最も信頼される製品やサービスを提供することにより、社会に貢献することを経営理念としています。社是「誠実」を実践していくために、パーパス「こころに響くアイデアで、ふとした瞬間を、ふふっと笑顔に。」を策定しました。当社はこれまで、日常生活の「不」を解消することを主要な提供価値としてまいりましたが、これからはこれを一歩進め、世界中の人々のこころ安らぐ健やかな、笑顔ある生活の実現に向け、多様な付加価値を提供していける企業を目指してまいります。パーパスに従って、いつもお客様のことを第一に考え、お客様のニーズに迅速かつ丁寧に対応できるスピード経営を実現してまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、原材料の価格高騰や急激な為替変動、地政学上のリスクの長期化等、先行き不透明な状態が依然として続いています。わが国経済においては、雇用・所得環境の改善が見られる一方、物価上昇による生活防衛意識も根強く、消費行動はより慎重かつ選択的になっています。日用品市場では、消費者の「価値」に対する選別が厳しさを増すと同時に、社会課題解決への要請も一段と高まっており、企業には収益性とサステナブルな社会への貢献を高い次元で両立させることが求められています。 このような、予測困難な時代に当社グループが持続的に成長を遂げていくためには、従前の事業モデルに囚われることなく、成長戦略と経営体質強化を両輪として推進する必要があります。変化に柔軟に対応し、安定的なサプライチェーンの構築、さらには収益構造の見直しを図ることで、企業価値最大化に向けた好循環をつくり、企業経営、地球環境両面で持続可能な成長を実現してまいります。 (3)戦略 当社グループは、持続可能な社会課題への貢献と事業成長を目指し、パーパス及びサステナビリティ方針に則り、中長期経営戦略『SMILEプラン』を策定し、「くらしと社会を豊かにするウェルネス・カンパニーへ」という10年後のありたい姿を掲げ、「かおり×ウェルネス×グローバル」を中長期の成長テーマに定めています。 (中期経営計画 2年目進捗概況) 2024年4月からスタートした3ヵ年の中期経営計画「SMILE 2027」(2025年3月期~2027年3月期)は、エアケア・ペットケアを中心としたウェルネス領域でお客様から圧倒的に支持される価値を創出し、既存事業の効率化で将来投資に向けた原資を確保し、持続的な成長を支える足腰を強化することに取り組み、2027年3月期にROE8%以上を実現する事を目指してまいりました。3ヵ年計画の2年目を終え、原材料価格の高騰や既存事業の低迷に加え、新製品や高付加価値商品の計画未達などの課題を厳しく直視し、中期経営計画「SMILE 2027」の数値計画を、売上高520億円、営業利益25億円、ROE5.3%へと修正しました。最終年度は「稼ぐ力の回復」に向けて取り組んでまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの最初のステップにおける目標は、グローバル市場で戦える基盤を拡充することに注力します。メリハリのある事業ポートフォリオを再構築することで収益を確保し、持続的な成長を支える足腰を強化し、「かおり×ウェルネス」で新しい価値を創造します。中期経営計画「SMILE 2027」における2年目の2026年3月期は目標未達となり、最終年度の計画を修正いたしました。創立80周年を迎える2027年3月期は、既存事業の収益構造を抜本的に見直すプロジェクトや、アイデア創出プロセスを刷新し、新価値創出のスピードを上げる取組み等を実施することで、「稼ぐ力の回復」に向けた転換点といたします。 2027年3月期(2026年3月期実績) ・財務目標 売上高  520億円(484億円) 営業利益 25億円(19億円) 営業利益率  4.8%(4.1%) EBITDA 43億円(36億円) ROE 5.3%(4.9%)
事業等のリスク4,808字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 <リスクマネジメントの基本方針> 当社グループは、業務から生じるリスクを一定の範囲内にとどめるリスク管理活動が極めて重要との認識のもと、リスクを適切に把握・管理する体制を整備し、管理していくことを、リスク管理の基本的な考え方としています。当社が認識するリスクとして、経営リスク、気候変動リスク、災害・事故リスク、その他当社の事業目的を阻害する要因を定義し、適切に対応することにより、未然防止及び発生時の影響の極小化と再発防止を図ります。 <リスクマネジメント体制> 当社グループは、リスク管理活動を適切に実施するために、グループ横断的な体制としてサステナビリティ会議を設置し、当社グループ共通のサステナビリティ会議規程を定め、各社に責任者を置くこととしています。 執行役は、当社グループにおいて顕在化しているリスクに関する重要な事項及びリスク管理全般に関する重要な事項を発見した場合、リスク管理委員会及び監査委員会に対して報告することとしています。サステナビリティ会議で審議され議長から指摘及び提言を受けた担当執行役は、かかる指摘及び提言に関して執った、又は執ろうとしている対応策を遅滞なく議長及び内部監査部門の監査室室長に報告することとしています。サステナビリティ会議の議長は、サステナビリティ会議において審議、決定された事項を取締役会、執行役会及び関連部署に報告、通知し、その活動状況を監査委員会に定期的に報告することとしています。 (1)競争環境の激化のリスク 当社グループの属する日用雑貨業界は、競合他社や新規参入者との間で常に厳しい競争が行われています。このような状況下において、当社グループが競争環境に的確に対応ができない場合は、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、当社グループは、市場や消費者のライフスタイルの変化によるニーズの分析などを実施し、高付加価値商品の提供、商品ラインナップ、訴求方法の見直しなど、競合環境への対策を行うとともに、WEB、CMと連動した店頭展開などにより、生活者の価値の創造に取り組み、事業成長につなげてまいります。そして、資本コストを意識した経営を実現するため、事業ポートフォリオの不断の見直しを行っていくとともに、資本政策についても常時検討を行ってまいります。 (2)新規事業・資本業務提携の影響 当社グループは、利益を伴った永続的成長のためには、リスクを管理しつつ、新しい事業に取り組んでいく必要があると考えており、事業戦略の一環として、戦略的提携や企業買収を行うことがありますが、事後に予期せぬ障害や状況の変化が生じる可能性があり、これにより当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、資本業務提携や、M&Aの実施にあたっては、事前のデューデリジェンスなどによる企業分析、情報分析を実施することで投資後のリスク低減を図り、事業シナジー創出に向けた各分野での社内分科会等を実施しています。 (3)海外事業リスク 当社グループは国内4拠点の他、タイ、台湾を中心とした海外に生産拠点を有しています。事業を継続・拡大していくうえで、予期せぬテロ、内乱、自然災害、感染症の流行、人権問題等の経済的・政治的・社会的な突発事象が発生した場合には事業活動が制約され、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、各国、地域における政治・経済の情勢や法規制等の動向について各方面からの情報収集を行い、環境変化に対応できるように努めています。 (4)サプライチェーンのリスク(製品・原材料調達・販売等) 当社グループの製品はプラスチック容器、フィルム等のプラスチック樹脂加工品などの石油製品及びエアゾール缶等の鉄鋼製品の占める比率が高く、これらの原材料の調達にあたっては国内外のサプライヤーから購入しています。しかしながら、気候変動や国際的な需要拡大による需要変化や、原油価格の高騰や円安の進行により、これら素材価格の高止まりが長期化した場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、取引先は、上流の原材料仕入から下流の小売・流通チャネルまで多岐にわたり、社会情勢の影響で大きく変化し、この変化に的確に対応ができない場合にも、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、複数購買、グローバル購買などによる原材料調達価格の安定化を進めるほか、代替品の検討を進めることで、物流の寸断等による長期欠品、廃番リスクの低減を図っています。このほか、原材料価格の高騰部分の販売価格への転嫁などを行うとともに、為替変動については、一定の基準による為替予約などにより、影響を最小限に抑えるようにしています。 また、不安定な事業環境の変化に対応するため、日用品メーカーが物流や商品供給に関する社会問題に取り組む目的で設立された業界団体である「日用品サプライチェーン協議会」へ当社も参加し、業界の物流効率化に向けた活動を共同で行うことに加え当社グループ内の調達・生産・出荷・配送を含むサプライチェーンの再編に着手しています。 「調達方針」・「エステーグループ責任ある調達ガイドライン」に基づき、責任ある調達活動を推進しています。サプライチェーンにおける人権・労働、環境等のCSRリスク回避として、サプライヤーへ自己評価アンケート(SAQ)を実施しています。 (5)気候変動等(天候不順)による販売のリスク 当社グループが販売している商品には、防虫剤や除湿剤、カイロなど、売上高が天候に大きく左右される品目が存在します。天候不順によって、これらの品目の業績が予想より低迷する可能性があります。 これに対応するため、事業活動において、過去からの気候変動データを活用した分析・予測を行い、リスク低減を図っています。また、特に気候変動の影響を大きく受ける冬期商材であるカイロについては、温熱技術を活かし、天候に左右されにくい商品開発・展開を進め、新たな価値の提案を進めています。 (6)公正な事業慣行(理念・方針の浸透、法令遵守、お取引先との公正取引等) 当社グループでは法令や諸規則、倫理・社会規範のほか、理念・方針の浸透を徹底していますが、諸規則の変更対応や浸透の徹底が不十分である場合は、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、倫理基準、人権方針を定め、人権コンプライアンス委員会において、グループ各社への周知を図るとともに、コンプライアンス知識の醸成と徹底するための教育や、海外子会社を含めたコンプライアンス意識調査などを実施し、公正な事業慣行の推進に取り組んでいます。特に原材料の購入先企業各社との間の公正取引の実現に向けて、年に一度パートナーズミーティングを開催してコミュニケーションを図るとともに、人権コンプライアンス委員会を通じて、中小受託取引適正化法等、関係法令の趣旨の徹底と法令遵守体制の整備拡充を図っています。 (7)お客様対応(品質・消費者課題) 当社グループは、お客様への安心・安全な製品・サービスの提供を心がけていますが、製品の設計、品質不良や、お客様の誤使用による想定外の製品事故等が発生した場合は、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、製品品質については、関連法令を遵守するとともに、品質方針、品質管理基準を設けることにより、製品の開発、設計、資材の受け入れ、製造段階における品質確認体制を構築しています。また、製品の発売後においては、お客様相談室に寄せられたお客様の声を活かし、製品開発やサービスの改善に取り組んでいます。 当社グループは新しい商品・サービスを通じてより多様で高い付加価値を実現するために、当社ならではの独自技術を獲得、増強していくために、会社の様々な機能の中でも研究開発・製造機能の強化に優先的に取り組んでまいります。 (8)情報管理・システムのリスク 当社グループは、機密情報等の情報資産について、社内の管理体制を整備していますが、万一情報漏洩等の不測の事態が生じた場合は、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、リスク管理委員会において経営機密情報や研究開発、製造、マーケティング、販売等に関する機密情報、個人情報の取り扱いについて、情報取扱基準や個人情報保護基本規程等を策定し、厳重な管理と情報漏洩防止に努めるとともに、社内教育を徹底しています。また、ITセキュリティにつきましては、外部専門家による助言をもとにしたITセキュリティ規程を策定し、対策を実施しています。今後、生成AIの積極的な活用を図っていくにあたっては、セキュリティ面の対応についても遺漏なく取り組んでまいります。 (9)重要な訴訟のリスク 現在、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されていませんが、将来、重大な訴訟が発生し、当社グループに不利な判断をされた場合は、事業活動における制限や、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これらに対応するため、製品や事業に関わる各種法令の遵守、契約の締結、知的財産権の調査等を実施し、訴訟等の発生を未然に防ぐよう努めています。なお、訴訟等の事案が発生した場合に、適切かつ迅速に対応できるよう、弁護士等の外部機関に相談できる体制を構築しています。 (10)災害・事故・感染症等に関するリスク 各地域で大地震や大規模自然災害、火災、事故等が発生した場合には、人的・物的被害の他、市場への製品供給に大きな影響が生じる場合があり、事業活動が停滞・中断する恐れがあります。また設備への被害が生じた場合には、その修復、再構築等に多額の費用を要し、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 これらに対応するため、地震等の災害や事故発生に加え、昨今脅威を増しているランサムウェア等のサイバー攻撃による基幹システムの停止や情報漏洩等のリスクに備えて、BCM基本方針書及び事業継続計画(首都圏直下型地震BCP・感染症BCP・サイバー攻撃BCP)を策定するとともに、生産拠点の分散化により、製造への影響を最小化し、事業が継続できるよう組織的に対応できる体制を構築しています。先の能登半島地震を見ても、災害予防に万全ということはなく、むしろ「備災」の観点からBCP体制の不断の見直しを行ってまいります。 感染症、台風などによる洪水被害、サイバーインシデント、さらには原材料価格の高騰、急速な為替変動、地政学上のリスクなどによる事業活動及び業績への影響は、生産面において原材料の調達等大きな影響は起きておらず、販売面の影響は家庭内消費財が多いため限定的です。但し、さらなる事態が長期にわたり継続することや深刻化した場合、原材料等の調達や生産活動の遅延や停止、販売活動の低下なども想定されることから、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。個別の対策にとどまることなく、事業構造の大胆な見直しについても例外とせず視野にいれて、事業環境の変化に対応してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,882字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 (1)財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は緩やかな回復基調で推移しました。個人消費においても、消費者マインドの持ち直しが見られるなど、底堅く推移しました。しかしながら、米国の通商政策をめぐる動向や金融資本市場の変動に加え、緊迫化する中東情勢に伴う原材料価格の高騰や調達への影響など、依然として景気の下振れリスクが存在しており、先行きについては不透明な状況が継続しています。 こうした状況の中、当社グループは、サステナブルな社会への貢献と事業成長を目指し、持続的な成長を支える足腰を強化するために、「原価高騰対策」「ロスの削減」「価値の創造」「経営基盤の強化」に注力しました。 当連結会計年度の経営成績は以下のとおりです。 <売上高> 売上高は484億92百万円(前期比0.8%増)となりました。これはエアケアの一部の高付加価値品や当期発売した新製品も貢献したことで増加し、また前期6月に事業譲受けを行ったペットケアが増加した他、米の価格高騰以降もフードケア商品の需要増によりホームケアが増加したことによるものです。 <売上総利益> 売上総利益は182億44百万円(同1.8%増)となりました。これは一部主力品の値上げと同時に「原価高騰対策」の取り組みとして調達先見直し等によるコストアップ抑制が進んだことで、増益となりました。 <販売費及び一般管理費、営業利益> 販売費及び一般管理費は162億57百万円(同0.1%減)となりました。これは前期に取り組みを進めていた資本政策や経営基盤強化のためのコンサルティング関連費用に一定の成果が見られ抑制されたためです。その結果、営業利益は19億86百万円(同19.8%増)となりました。なお、売上高営業利益率は前期から0.7ポイントプラスの4.1%となりました。 <営業外収益、営業外費用、経常利益> 営業外収益は前期に比べ為替差益が減少し4億71百万円(同9.9%減)となり、営業外費用は前期に比べ持分法による投資損失が減少し41百万円(同57.6%減)となりました。この結果、経常利益は24億16百万円(同16.0%増)となりました。 <税金等調整前当期純利益、親会社株主に帰属する当期純利益> 前期に発生した負ののれん発生益がなくなったことで、税金等調整前当期純利益は25億8百万円(同33.4%減)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は16億15百万円(同43.0%減)となりました。 当社グループの事業セグメントは、「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の業績は以下のとおりです。 <カテゴリー別売上高>           (単位:百万円) カテゴリー   金 額   構 成 比   増 減 率 エアケア(消臭芳香剤)   21,602   44.5%   2.3% ペットケア(猫用トイレ用品)   3,778   7.8%   5.1% 衣類ケア(防虫剤)   6,650   13.7%   △2.7% ホームケア(フードケア・クリーナー他)   4,446   9.2%   2.7% 湿気ケア(除湿剤)   2,503   5.2%   △9.4% サーモケア(カイロ)   3,971   8.2%   △3.0% ハンドケア(手袋)   5,540   11.4%   2.9% 合計   48,492   100.0%   0.8% <エアケア> エアケア(消臭芳香剤)は、既存市場の拡充と新規ユーザーの創出に向けた取り組みを進めています。一部の既存品が減少したものの、「消臭力 Premium Aroma 玄関・リビング用」、「消臭力 Premium Aroma トイレ用」や「消臭力 クリアビーズ イオン消臭プラス」がそれぞれ伸長しました。また、ニオイ空間を瞬時にフレッシュな空間へ変えるミストタイプ消臭芳香剤「消臭力 トイレのフレッシュミスト RESETTO」やトイレ側面などに浮かせて設置できる消臭芳香剤「消臭力 DeoPita トイレ用」といった新製品が貢献したことで、売上高は216億2百万円(前年同期比2.3%増)となりました。 <ペットケア> ペットケア(猫用トイレ用品)は、ブランドの認知度向上のため消費者との接点を増やす取り組みを進めています。「ニャンとも清潔トイレ 本体」の買い場での接点づくりを進めたことで、売上高は37億78百万円(同5.1%増)となりました。 <衣類ケア> 衣類ケア(防虫剤)は、収納空間における様々なニーズを取り込む価値提案の取り組みを進めています。「ムシューダ NOTE 引き出し・衣装ケース用」や「ムシューダ NOTE クローゼット用」が伸長したものの、収納スタイル多様化に伴う市場の低迷から「ムシューダ 引き出し・衣装ケース用」や「ムシューダ クローゼット用」といった既存の主力品、高付加価値品である「ムシューダ Premium Aroma」シリーズが減少したことで、売上高は66億50百万円(同2.7%減)となりました。 <ホームケア> ホームケア(フードケア・クリーナー他)は、フードケア商品や「洗浄力」ブランドを中心に新規顧客拡大への取り組みを進めています。米の価格高騰は落ち着いたものの大切なお米を守る意識の向上が見られ、お米を虫から守る「米唐番」の需要が拡大し、売上高は44億46百万円(同2.7%増)となりました。 <湿気ケア> 湿気ケア(除湿剤)は、収納形態の変化に対応した取り組みを進めています。当期は空梅雨に加え、夏場の猛暑・秋の記録的な残暑の影響による店頭露出の低下により、使い捨てタンクタイプやシートタイプ除湿剤を中心に減少したことで、売上高は25億3百万円(同9.4%減)となりました。 <サーモケア> サーモケア(カイロ)は、ロスの削減に向けた取り組みで前期販売分の返品を抑制することができたものの、カイロの今シーズンの立ち上げ導入遅れとともに当期12月の気温が平年より高めに推移したこと等で販売機会ロスが発生し、売上高は39億71百万円(同3.0%減)となりました。 <ハンドケア> ハンドケア(手袋)は、機能性が評価されている業務用手袋の拡売を進めています。業務用手袋は引き続き好調に推移していることに加え、高付加価値品である「ファミリー Premium touch ヒアルロン酸」ビニール手袋の伸長の他、既存品である「ファミリー ビニール 中厚手2双パック」「ファミリー ビニール 薄手3双パック」の配荷店舗が拡大したことで、売上高は55億40百万円(同2.9%増)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して1億89百万円増加し、460億32百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加2億37百万円、売掛金の増加6億69百万円、商品及び製品の増加3億29百万円、投資有価証券の増加3億91百万円、その他流動資産の減少3億69百万円、繰延税金資産の減少4億36百万円等です。 負債は、前連結会計年度末と比較して8億77百万円減少し、117億29百万円となりました。主な要因は、電子記録債務の減少9億66百万円、未払法人税等の減少1億79百万円、未払費用の減少1億69百万円、支払手形及び買掛金の減少1億50百万円、未払消費税等の増加5億13百万円、未払金の増加3億40百万円、その他流動負債の増加90百万円等です。 純資産は、前連結会計年度末と比較して10億66百万円増加し、343億3百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加6億87百万円、その他有価証券評価差額金の増加3億21百万円等です。 以上の結果、自己資本は336億31百万円、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して2.1ポイント増加し、73.1%となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資産の流動性 ① キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して2億34百万円増加し、101億19百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは20億73百万円の収入(前年同期は32億95百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益25億8百万円、減価償却費15億47百万円、未払消費税等の増加額5億13百万円であり、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額11億42百万円、売上債権の増加額5億77百万円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは6億38百万円の支出(前年同期は47億85百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入3億94百万円、有形固定資産の売却による収入8百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出8億19百万円、無形固定資産の取得による支出1億98百万円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは12億66百万円の支出(前年同期は24億19百万円の支出)となりました。主な支出としては、配当金の支払9億27百万円、短期借入金の純減少額1億52百万円です。 ② 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、主に営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としています。設備投資並びにM&A等の事業投資の長期資金需要につきましては、資金需要が発生した時点で、自己資金はもとより、金融機関からの長期借入等、金利コストの最小化を図れるような調達方法を検討し対応しています。また、短期の運転資金需要につきましては、営業活動から得られる自己資金により賄っています。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は5億49百万円となっており、借入金については当社連結子会社における運転資金及び製造設備改修のための資金で、全て金融機関からの借入となっています。当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は101億19百万円です。 (3)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 (4)当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因 経営成績等に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 (5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2024年4月からスタートさせた3ヵ年の中期経営計画「SMILE 2027」で掲げている2027年3月期における財務目標を指標としています。3ヵ年計画の2年目にあたる当連結会計年度(第79期)の財務事項の取り組みについては、以下のとおりに進捗しています。 財務目標   第77期 (2024年3月期)   第78期 (2025年3月期)   第79期 (2026年3月期)   第80期目標 (2027年3月期)   第79期⇒第80期 増減 売上高(億円)   444   481   484   520   +36 営業利益(億円)   13   16   19   25   +6 営業利益率(%)   3.0   3.4   4.1   4.8   +0.7 EBITDA(億円)   26   31   36   43   +7 ROE(%)   3.9   8.6   4.9   5.3   +0.4 高収益な企業を目指してブランド価値経営を推進することで、経営環境の変化に左右されない強い事業基盤を構築し、企業と社会の相乗発展を実現してまいります。 (6)生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 生活日用品事業(百万円)   32,588   102.4 (注)1.金額は主として製販価格により表示しています。 2.当社は生産の一部を外注しています。 ② 商品仕入実績 当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 生活日用品事業(百万円)   987   92.8 (注)金額は主として実際商品仕入金額により表示しています。 ③ 製品仕入実績 当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の製品仕入実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 生活日用品事業(百万円)   12,387   98.9 (注)1.金額は主として実際製品仕入金額により表示しています。 ④ 受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 ⑤ 販売実績 当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 生活日用品事業(百万円)   48,492   100.8 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱PALTAC   16,793   34.9   16,751   34.5 ㈱あらた   11,755   24.4   12,842   26.5 (7)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。これらの見積り及び判断を過去の実績や状況に応じ合理的に行っていますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 個々の項目については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載していますが、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えています。 固定資産 当社グループでは、固定資産の簿価について、それが回収できなくなる可能性を示す兆候がある場合には、減損の有無を判定しています。この判定は、事業用資産については管理会計上の区分を考慮して資産グループを決定し、本社等の共用資産については、事業全体をグルーピングの単位として将来キャッシュ・フローの見積りに基づいて行っています。また、事業の用に直接供していない遊休資産及び売却予定資産については、個別物件ごとにグルーピングを行っており、個別に比較可能な市場価格に基づいて行っています。経営者は将来キャッシュ・フロー及び回収可能価額の見積りは合理的であると考えていますが、将来の予測不能な事業上の前提条件の変化によって見積りが変更されることにより、将来キャッシュ・フローや回収可能価額が減少し、減損損失が発生する可能性があります。

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開示資料

出典

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