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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

クリナップ

Cleanup Corporation7955 · Prime · その他製品

ステンレスを活かしたシステムキッチン・浴室で知られる住宅設備機器メーカー。新築・リフォーム向けに強み。

概要

クリナップは、システムキッチンやシステムバスなどの住宅設備機器を製造・販売する専業メーカーである。1949年に食卓製造の個人経営として創業し、1960年にステンレス流し台へ転換して以来、ステンレス加工技術を核に成長してきた。売上高の約8割を厨房部門が占め、リフォーム需要を取り込みながら2026年3月期には売上高1,345億円、営業利益39億円を見込む。東京証券取引所プライム市場に上場し、連結従業員数3,483名、本社は東京都荒川区に置く。

厨房機器が売上の8割を占める事業構造

クリナップの事業は厨房部門と浴槽・洗面部門、その他部門に分かれる。2026年3月期の部門別売上高は、厨房部門が1,089億8,900万円(構成比約81%)、浴槽・洗面部門が148億1,300万円(同11%)、その他が106億6,800万円(同8%)である。厨房部門ではシステムキッチン「CENTRO」「STEDIA」などの高付加価値製品を中心に販売し、リフォーム市場向けの比率が高い。浴槽・洗面部門ではシステムバス「SELEVIA」「rakuvia」やシステム洗面台を扱い、快適性と機能性を訴求する。その他部門には物流、人材派遣、介護、ソフトウェア開発などの子会社が含まれ、グループ全体で製品の施工・アフターサービスまでをカバーする一貫体制をとる。

国内生産を主体にしたグループ連携

クリナップグループは、当社と子会社8社、関連会社1社で構成される。主要な生産拠点は福島県いわき市(久ノ浜・四倉・鹿島・湯本・仁井田工場)と岡山県勝央町(岡山工場・津山工場)、大分県宇佐市(大分工場)に分散し、東日本と西日本で効率的な生産体制を築く。子会社には、ステンレス素材を供給する井上興産、製品の施工・アフターサービスを行うクリナップテクノサービス、輸送を担うクリナップロジスティクスなどがあり、それぞれが専門機能を分担する。海外については、かつて香港に現地法人を持ったが2003年に清算、中国瀋陽にも子会社を設けたが2008年に清算し、現在は上海に可麗娜厨衛(上海)有限公司を置き中国からの原材料調達を担うにとどまる。

売上高は回復するも利益率は低位で推移

クリナップの売上高は2013年3月期の1,135億円から2025年3月期には約1,300億円へと緩やかな増加傾向にあるが、利益率は低水準で推移している。直近5期の営業利益率は2018年3月期の約0.0%から2025年3月期には1.6%まで改善したものの、専業メーカーとして高い利益率とは言えない。2026年3月期の中期計画では営業利益39億円(利益率2.9%)を目標に掲げ、価格改定や原価低減による収益力向上を急ぐ。純資産は約600億円、自己資本比率は64.7%と財務基盤は安定しているが、新設住宅着工の低調や原材料価格の高止まりが収益を圧迫する。

リフォーム需要へのシフトとブランド強化

新築住宅市場の縮小に対応し、クリナップはリフォーム・リノベーション分野への販売強化を進める。2024年度から2026年度の中期経営計画では「ファン化促進」と「専業力強化」を基本方針に掲げ、ショールームの改装やオンライン相談の拡充など顧客接点を増やす施策を展開する。2025年9月に千葉ショールーム、2026年3月に柏ショールームを改装オープンし、製品の実演や提案力を高めた。また、システムキッチン「CENTRO」やシステムバス「SELEVIA」など高価格帯製品の販売比率を高め、ブランド価値の向上を図る。

業界の中での役割は住宅設備機器メーカー(キッチン・浴室・洗面)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,345億円
営業利益
39億円
営業利益率
2.9%
純利益
35億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
厨房部門1,090億円81.0%
浴槽・洗面部門148億円11.0%
その他107億円8.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅・店舗向け設備機器(厨房部門)主力

システムキッチンを中心とした厨房機器の製造・販売。ステンレス加工技術を活かし、耐久性・デザイン性に優れた製品を新築およびリフォーム市場に提供。

主な製品・サービス1
システムキッチン(クリナップ製)
ステンレスカウンターを特徴とするシステムキッチン。収納・レイアウトのバリエーション豊富。

02住宅・店舗向け設備機器(浴槽・洗面部門)主力

浴槽(ユニットバス)や洗面台の製造・販売。浴室・洗面所空間全体を提案し、快適性と機能性を追求。

主な製品・サービス2
ユニットバス(システムバス)
浴槽・壁・天井一体型の浴室システム。断熱性、清掃性に優れる。
洗面台
システム洗面台。デザイン性と収納力が特徴。

03その他(物流・サービス・その他)副次

グループ内の物流、人材派遣、介護事業、ソフトウェア開発など。自社製品のメンテナンスや施工もカバー。

製品と技術

ステンレスカウンターを核とするシステムキッチン

クリナップの主力製品はシステムキッチンであり、特にステンレスカウンターを自社加工で製造する点が特徴である。高級価格帯の「CENTRO(セントロ)」は2019年に発売され、耐熱性や清掃性に優れたステンレス天板と収納性能を訴求する。中高級価格帯の「STEDIA(ステディア)」は2025年9月にリニューアルされ、デザイン性と機能性を両立した。ラインナップは他に「ラクエラ」「クリンナップ」などがあり、新築からリフォームまで幅広い価格帯をカバーする。厨房部門の売上高は1,089億円(2026年3月期)と全体の約8割を占め、収益の柱である。

システムバスと洗面台で浴室空間を提案

浴槽・洗面部門では、システムバス「SELEVIA(セレヴィア)」と「rakuvia(ラクヴィア)」を主力とする。SELEVIAは高級モデルで、断熱性や掃除のしやすさを重視した設計。rakuviaは手頃な価格帯で機能性をコンパクトにまとめた。システム洗面台は収納力とデザイン性を特徴とし、洗面所全体のコーディネートを提案する。2026年3月期の浴槽・洗面部門売上高は148億円と厨房に比べ小規模だが、マージンは比較的高く、全体の収益に貢献する。製品開発では、ユーザー目線の使い勝手を重視し、定期的にモデルチェンジを行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

住宅設備大手、収益改善進む

クリナップはキッチン・バス等の住宅設備機器メーカーで、その他製品業界に分類。同業には三井松島HD、イタミアート、テクセンドフォトマスク、浅香工業、ドリームベッドがある。2025/3期売上1300億円、営業利益率1.62%。2026/3期は売上1345億円、営業利益率2.9%と改善見込み。三井松島HDなどに比べて売上規模が大きく、業界内で有力なポジション。内需中心だが、住宅市場の回復が追い風。

強み

  • 売上高1300億円超と業界内でトップクラス。
  • 営業利益率が1.62%→2.9%と上昇見込み。
  • 住宅設備で高い認知度とシェアを誇る。
  • キッチン、バスなど幅広い製品を展開。

課題

  • 営業利益率3%未満と業界平均より低い可能性。
  • 新設住宅着工数の変動に業績が左右される。
  • 同業他社との価格競争が激しく、収益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がクリナップ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13276JPMC398億円20.2倍
28219青山商事388億円16.1倍
32980SREホールディングス386億円20.9倍
46071IBJ382億円15.5倍
57198SBIアルヒ370億円20.4倍
67955クリナップ360億円10.2倍
78881日神グループホールディングス314億円7.4倍
81780ヤマウラ311億円8.8倍
93486グローバル・リンク・マネジメント309億円8.4倍
103496アズーム292億円28.2倍
118860フジ住宅279億円5.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

食卓製造からステンレス流し台へ転換した創業期

クリナップのルーツは1949年10月、井上登が東京都荒川区で個人経営による食卓の製造販売を始めたことに遡る。1954年10月に資本金100万円で井上食卓株式会社を設立し、1957年2月には荒川区に工場を新設して食卓の大量生産に乗り出した。しかし、1960年10月に商号を井上工業株式会社と変更し、食卓製造を中止してステンレス流し台の製造販売へ全面的に転換する。この決断が現在の事業の基礎となった。転換の理由は明示されていないが、住宅設備の需要増加を見越したものと考えられる。

福島へ生産移管し量産体制を確立した1960年代

ステンレス流し台への転換後、クリナップは生産拠点を福島県に移す。1962年3月、福島県双葉郡久之浜町(現いわき市)に久之浜工場を新設し量産体制を整え、同時に東京の工場を閉鎖した。1967年10月には同じくいわき市に四倉工場を新設し、生産能力を拡大する。この時期に工場輸送部門を分離してクリナップ運輸(現クリナップロジスティクス)を設立し、グループ内物流の基盤を作った。1971年4月には販売部門を分離し、東京・大阪など4地区に販売子会社を設立。製造と販売を分離する組織改革により、全国展開の準備を進めた。

浴槽事業への進出と多拠点化が進んだ1970年代

1974年5月、福島県いわき市にステンレス浴槽専門工場(現鹿島工場)を新設し、システムバス事業に参入する。続いて1977年2月に大分工場、1981年1月に岡山工場を開設し、西日本にも生産拠点を広げた。1978年1月には大分工場を分離独立させ九州クリナップ工業とし、地域別生産体制を整える。また、1979年6月には香港に現地法人「クリナップ香港リミテッド」を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。この時期、ステンレス加工技術を浴槽に応用し、住宅設備全体をカバーする製品群を形成していく。

1983年の商号変更と販売子会社の統合

1983年、クリナップは商号をクリナップ株式会社に変更した。同時に全国の販売子会社7社を吸収合併し、2社の営業を譲り受けて全国6支店体制に再編する。これにより販売網を直接傘下に収め、統制を強化した。また、決算期を12月から3月に変更し、1984年1月には鹿島システム工場を新設してシステムバスの生産能力を高めた。1986年2月にはカラーステンレス展示館を開設し、製品のPRにも力を入れ始める。1988年9月に株式を店頭登録し、1990年2月に東京証券取引所市場第二部上場、翌1991年9月には第一部に指定される。

2000年代のグループ再編と海外事業の整理

2000年代に入り、クリナップはグループ再編を断行する。2002年3月に下仁井田クリナップ工業を吸収合併。2005年10月には岡山県津山市に津山工場を新設し、西日本生産拠点を強化した。2008年4月には九州クリナップ工業を清算、クリナップロジスティクスがクリナップ運輸を吸収合併し、物流機能を一本化。また、クリナップテクノサービスがクリナップデザインを合併し、サービス体制を統合した。海外では2003年に香港法人を清算し、2008年に中国瀋陽の子会社も清算。北京事務所と香港支店を閉鎖した。この結果、海外拠点は上海の可麗娜厨衛のみとなり、国内完結型の事業構造がより鮮明になった。

年表36件を開く

1940年代

  • 1949年10月井上登が東京都荒川区において個人経営による食卓の製造販売を開始

1950年代

  • 1954年10月資本金1百万円をもって井上食卓㈱を設立
  • 1957年2月東京都荒川区に工場を新設、食卓の大量生産を開始

1960年代

  • 1960年10月商号を井上工業㈱と変更、食卓製造を中止し、ステンレス流し台の製造販売に切り替え
  • 1962年3月福島県双葉郡久之浜町(現 福島県いわき市久之浜町)に工場を新設(久之浜工場)し、量産体制を確立、本社(東京)の工場を閉鎖
  • 1967年10月福島県いわき市に四倉工場を新設
  • 1969年8月M&A三幸運輸㈱(福島県いわき市)を買収し、商号をクリナップ運輸㈱に変更、工場の輸送部門を移管

1970年代

  • 1971年4月販売部門を分離し、クリナップ東京販売㈱他、4地区に販売子会社4社を設立
  • 福島県いわき市にクリナップ常磐工業㈱を設立
  • 1974年5月福島県いわき市常磐水野谷町にステンレス浴槽専門工場を新設(現 鹿島工場)
  • 1976年6月ステンレス部材の迅速な供給を目的に福島県いわき市に㈱クリナップステンレス加工センターを設立
  • 1977年2月大分県宇佐市に木工製造組立の工場を新設(大分工場)
  • 1978年1月大分工場を分離独立させ業務を九州クリナップ工業㈱に移管
  • 1979年6月創業香港に現地法人クリナップ香港リミテッドを設立

1980年代

  • 1981年1月岡山県勝田郡勝央町にオールステンレス流し台の生産工場を新設(現 岡山工場)
  • 1983年1月M&Aクリナップ常磐工業㈱を吸収合併(現 湯本工場)
  • 中華人民共和国北京市に北京事務所を新設
  • 商号変更決算期を従来の12月から3月に変更
  • M&A商号をクリナップ㈱と変更 全国の販売子会社7社を吸収合併、並びに2社の営業を譲り受け全国に6支店を設置
  • 1984年1月福島県いわき市に鹿島システム工場を新設
  • クリナップ岡山工業㈱に岡山工場の業務を移管
  • 1986年2月福島県いわき市にカラーステンレス展示館を開設
  • 1988年9月株式を東京店頭登録銘柄として社団法人日本証券業協会に登録
  • 1989年4月福島県いわき市に仁井田工場を新設
  • 福島県いわき市にクリナップトレーニングセンターを開設

1990年代

  • 1990年2月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 下仁井田クリナップ工業㈱を設立し仁井田工場の業務を移管
  • 1991年9月株式を東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1992年7月福島県いわき市にクレート工場を新設
  • 1996年5月福島県いわき市にクリナップ研究所を新設

2000年代

  • 2002年3月M&A下仁井田クリナップ工業㈱を吸収合併
  • 2003年3月クリナップ香港リミテッドを清算
  • 2005年10月岡山県津山市にクリナップ岡山工業㈱津山工場を新設(現 津山工場)
  • M&Aクリナップテクノサービス㈱がクリナップテクノサービス西日本㈱を吸収合併
  • 2006年1月M&Aクリナップ運輸㈱がクリナップ岡山運輸㈱を吸収合併
  • 2008年4月M&A九州クリナップ工業㈱を清算 クリナップロジスティクス㈱がクリナップ運輸㈱を吸収合併 クリナップテクノサービス㈱がクリナップデザイン㈱を吸収合併 中華人民共和国瀋陽市に可麗必斯家具(瀋陽)有限公司を新設 クリナップ調理機工業㈱を清算 クリナップ岡山工業㈱を吸収合併 情報システム関連の会社である㈱エイチエスケイ(茨城県日立市)を買収し、商号をクリナップソリューション㈱に変更するとともに、本社を東京都荒川区へ移転 北京事務所を閉鎖 香港支店を閉鎖 可麗必斯家具(瀋陽)有限公司を清算 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    高付加価値商品の販売強化

    システムキッチンやシステムバスルームなど高付加価値商品の販売に注力し、専業メーカーとしてのブランド力を高めて営業利益率を向上させる。

  2. 02

    顧客ファン化の促進

    長期ビジョン「人と暮らしの未来を拓く」の実現に向け、顧客のファン化を促進し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図る。

  3. 03

    専業力の強化

    住宅設備機器専業メーカーとしての強みを発揮し、システムキッチン・バスルームなどで他社との差別化を推進する。

  4. 04

    革新的な商品開発と研究開発投資

    独自の革新的な新商品を開発し、他社との差別化を図るため、研究開発に積極的な体制を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,483人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は557万円で、9期前と比べて+8.7%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,558
2018年3月3,571
2019年3月51340.015.13,518
2020年3月53540.115.13,462
2021年3月51440.116.03,454
2022年3月53041.016.03,469
2023年3月53641.116.03,456
2024年3月53541.116.03,503
2025年3月53841.015.13,51660
2026年3月55741.115.13,483112

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社(東京都荒川区)(注)66,178百万円
東京支社 他2支社、4支店 — 東京都千代田区他3,088百万円
鹿島システム工場(福島県いわき市)(注)43,013百万円
四倉工場(福島県いわき市)(注)32,881百万円
クレート工場 — 福島県いわき市2,338百万円
湯本工場 — 福島県いわき市1,206百万円
鹿島工場(福島県いわき市)(注)51,153百万円
岡山工場 — 岡山県勝田郡勝央町923百万円
その他 — クリナップキャリアサー ビス㈱(福島県いわき市)884百万円
津山工場 — 岡山県津山市678百万円
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社クリナップステンレス加工センター
    福島県 いわき市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    井上興産株式会社
    東京都 荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クリナップロジスティクス株式会社
    東京都 台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クリナップテクノサービス株式会社
    埼玉県 草加市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クリナップキャリア サービス株式会社
    福島県 いわき市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クリナップハートフル 株式会社
    東京都 荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    クリナップソリューション株式会社
    東京都 荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    可麗娜厨衛(上海)有限公司
    中華人民 共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,345億円営業利益39億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.5%、利益が+85.7%。

売上高
+3.5%
1,345億円
営業利益
+85.7%
39億円
純利益
+105.9%
35億円
営業利益率
2.9%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,420億円1,345億円
営業利益49億円39億円
純利益36億円35億円
1株あたり配当¥33¥33

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は345億円、営業利益は11億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.2%、営業利益は+120.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q299−1
2024年1Q31951.63
2024年2Q31651.65
2024年3Q339144.110
2024年4Q306−3
2025年2Q63540.63
2025年4Q665172.614
2026年2Q654142.110
2026年4Q691253.625
2027年1Q345113.28

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,135億円から1,345億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,1354425
2014年3月1,2888550
2015年3月1,162279
2016年3月1,14493
2017年3月1,1371813
2018年3月1,07440
2019年3月1,045−4−7
2020年3月1,0752515
2021年3月1,0422717
2022年3月1,1334332
2023年3月1,2403625
2024年3月1,2801815
2025年3月1,30021261.617
2026年3月1,34539452.935

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,345億円のうち、営業利益として残るのは39億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は35億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.1%903億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.0%403億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%39億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
5.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが42億円、投資CFが−29億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は194億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月73−34−2939272
2014年3月86−34−1152313
2015年3月33−44−67−11236
2016年3月33−38−12−5218
2017年3月37−30−57219
2018年3月29−23−236202
2019年3月11−25−16−14172
2020年3月68−20−1848201
2021年3月27−161211224
2022年3月58−26−3632220
2023年3月43−23−2020220
2024年3月24−54−6−30186
2025年3月43−453−2188
2026年3月42−29−713194

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は934億円。このうち返さなくてよい自己資本が604億円で、自己資本比率は64.7%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月85956029965.2
2014年3月95960635363.2
2015年3月86156529665.7
2016年3月85955830165.0
2017年3月84452631862.4
2018年3月83452331162.8
2019年3月80450829663.2
2020年3月80150929263.5
2021年3月83952831162.9
2022年3月85354630764.1
2023年3月87955932063.5
2024年3月91256734562.1
2025年3月90557133463.1
2026年3月93460433064.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
194億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
321億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
330億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中25位あたり、逆に低いのは営業利益率104社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.9%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
64.7%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.5%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥988で、1年前と比べて+35.8%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥988-1.6%1ヶ月+8.7%1年+35.8%時価総額360億円
過去52週の値幅
安値¥745高値¥1,104

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)9.8倍
PBR0.58倍
配当利回り3.34%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月7日956円をピークに、8月3日906円まで下落した後、8月7日923円と反発。25日移動平均線932.88円を1.1%下回るものの、75日線908.17円は上回る。RSIは47.92と中立圏。出来高は8月7日に126900株と直近平均の約2倍に増加し、買い戻しが入った。週足では7月10日943円から下落傾向にあるが、1年では26.73%上昇しており、中期的な上昇トレンドは維持。52週高値1104円からは約16%下方。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.54倍は業界平均18.51倍を大幅に下回り、PBR 0.5394倍も平均1.39倍を大きく下回る。ROE 5.91%は低いが、配当利回り3.58%は平均3%を上回り、株主還元は良好。売上高は増加傾向で、利益も改善しており、業績は回復基調。割安だがROEは低く、収益性の改善が鍵。バリュエーションは割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍18.4倍
PER (予想)9.8倍
PBR0.58倍1.38倍
ROE5.9%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

住宅市場の低迷とリフォーム需要の取り込みが対立構図。強気派は増収基調とリフォーム堅調、政府の省エネ補助などを追い風に、利益率改善が進むと見る。弱気派は新築着工の減少による需要減や、競争激化で値引きが続く点を懸念。2026/3期は営業利益率の改善予想で、達成できるかが焦点。高ROEではないがPBRは0.54倍と割安で、資本効率の改善余地もある。

プラスに働く材料6
  • 利益率改善計画

    2026/3期は営業利益率2.9%と急改善予想

  • 割安指標

    PER9.5倍、PBR0.54倍と低評価

  • リフォーム需要の高まりで増収2026年Q2影響

    2026/3期売上高1345億円、営業利益39億円、リフォーム比率上昇で増益継続

  • 価格改定の効果浸透通年影響

    営業利益率2.9%と前期1.62%から改善、1ポイント上積みで約13億円の増益

  • 高付加価値製品の販売強化2026年下期影響

    営業利益は2025/3期21億円→2026/3期39億円、トレンド継続でさらなる増益

  • PER9.5倍の割安修正継続影響

    PER9.5倍、PBR0.54倍、配当利回り3.58%、見直し買いが入りやすい

マイナスに働く材料7
  • 新築着工の減少

    住宅着工戸数の減少が設備需要を縮小させる

  • 競争の激化

    大手他社との競争で価格競争力が課題

  • 低い収益性

    営業利益率が2%前後と低く、改善は不確実

  • 原材料価格の高騰継続影響

    営業利益率2.9%と薄利、原料高が売上高の1%相当なら約13億円の減益要因

  • 住宅着工の減少2026年下期影響

    売上高1345億円、営業利益39億円、住宅市況悪化で減収減益に転じる懸念

  • 販売競争激化による値引き継続影響

    販売奨励費が売上高の1%増加で約13億円減益、営業利益39億円の3割超に相当

  • 株価上昇の反動で調整不定影響

    1年で株価26.7%上昇、高値警戒感から短期調整リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収が続くかどうか
営業利益率
収益改善の実現度とその持続性
リフォーム売上比率
新築依存からの転換の進み具合

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり33で、前期から+6.5%いまの株価に対する利回りは3.34%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥33
1株あたり
配当利回り
3.34%
いまの株価に対して
配当性向
34.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2066.7
2018年3月200.0159.2
2019年3月200.0
2020年3月200.058.8
2021年3月200.048.9
2022年3月2315.029.5
2023年3月2613.041.2
2024年3月3119.284.8
2025年3月310.072.9
2026年3月336.534.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥33

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,525人。区分でいちばん多いのは個人・その他39.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.1%を占め、残る49.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他33.535.334.938.140.039.2
事業法人36.136.136.236.636.637.4
金融機関18.518.218.514.414.512.7
外国法人10.79.59.29.47.79.9
自己株式1.51.51.53.73.73.2
証券会社1.20.81.31.41.20.8
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社井上23.62
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社6.78
03クリナップ真栄会6.60
04クリナップ共進会6.25
05株式会社タカヤス5.17
06クリナップ社員持株会4.84
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.42
08JP MORGAN CHASE BANK (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.34
09株式会社ミツウロコグループホールディングス1.64
10株式会社三菱UFJ銀行1.53

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+80%、1株純資産は14期で+43%。直近期のROEは5.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月541,2034.611.831.1
2014年3月1071,3018.59.724.3
2015年3月211,3591.544.972.5
2016年3月81,3410.694.1447.6
2017年3月341,4382.524.466.7
2018年3月11,4300.1606.8159.2
2019年3月−191,389−1.4
2020年3月401,3802.913.458.8
2021年3月471,4303.411.548.9
2022年3月861,4815.96.229.5
2023年3月681,5144.610.141.2
2024年3月401,5712.619.884.8
2025年3月481,5833.013.772.9
2026年3月971,7145.99.534.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額270百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井上強一代表取締役会長77391,000
竹内宏※ 代表取締役7025,000
川田和弘※ 取締役 経営企画部、経理部、情報システム部、購買部管掌6715,000
山田雅二※ 取締役7027,000
井上泰延※ 取締役 法務・監査部、総務部、人事部、海外事業推進部管掌4059,000
川﨑享取締役616,000
千代田有子取締役65
島崎憲夫常勤監査役7212,000
伊藤慶一常勤監査役574,000
新谷謙一監査役69
高品彰監査役77

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)521221242
監査役2303015
社外取締役428287

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容716字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社をいう。)は、当社及び子会社8社並びに関連会社1社で構成され、住宅及び店舗・事業所用設備機器関連事業を主な内容とし、さらに当該事業に関する物流、サービス等の事業活動を行っております。 当社グループの事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の3部門については、単一セグメントであるため、事業部門別によって記載しております。 (住宅及び店舗・事業所用設備機器関連) 厨房部門及び浴槽・洗面部門 当社は、厨房機器、浴槽・洗面機器の製造、販売を行っております。 井上興産㈱は、当社及び子会社にステンレス素材及びステンレス鋼材等の供給を行っております。 クリナップテクノサービス㈱は、当社が製造、販売する製品・商品の販売、施工及びアフターサービス等を行っております。 可麗娜厨衛(上海)有限公司は、中国等で生産された原材料・商品等を販売しております。 (その他) その他部門 ㈱クリナップステンレス加工センターは、ステンレス素材の切断、着色加工及び販売を行っております。 クリナップロジスティクス㈱は、当社グループの製品等の輸送及び荷役、物流サービスの向上と異業種共同配送等利用運送事業を行っております。 クリナップキャリアサービス㈱は、主に当社グループに対する人材派遣事業を行っているほか、有料老人ホーム事業、介護事業を行っております。 クリナップハートフル㈱は、主に当社グループからの事務受託事業を行っております。 クリナップソリューション㈱は、主に当社グループに対するコンピュータソフトウェアの開発、販売、保守業務を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,444字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループ(当社及び連結子会社をいう。以下同じ。)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、創業以来「五心」を経営の核とし、事業活動を通じてお客様の豊かな住まいづくりに貢献してきました。今後も「新たな暮らし価値」を創造・提案し、企業理念「家族の笑顔を創ります」の実現に向け邁進します。 当社が製造・販売するシステムキッチンやシステムバスルームなどの住宅設備機器は、人々の快適で豊かな暮らしづくりの実現に大いに貢献するものと考え、常にユーザーの立場に立った開発姿勢と先進的な技術力で提案し続けてまいりたいと考えております。当社の商品をお使いいただいているかぎり、メンテナンスや顧客の相談に応えていけるサービス体制をつくり、商品というハードとサービスというソフトを一つのパッケージとして提供することを経営の基本方針としております。 (2) 目標とする経営指標 当社は、安定的かつ継続的に高収益をあげることが経営の使命と考え、そのためにシステムキッチン及びシステムバスルームなど高付加価値商品の販売に注力し、専業メーカーとしてのブランド力を高め、営業利益率を向上させることを経営目標の1つにおいております。 (3) 経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、ウクライナ情勢の中期化や中東地域での地政学リスクの高まりなどにより、原材料やエネルギーの供給不安が懸念され、先行き不透明な状況で推移すると思われます。 このような中、当社グループは、長期ビジョン「人と暮らしの未来を拓く」の実現を目指して、「ファン化促進」「専業力強化」を推進し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 その中で2030年の事業活動で目指すべき長期ビジョンの詳細は、次のとおりであります。 また、このスローガンの実現を目指して2024中期経営計画(2024-2026年度)の基本方針を、次のとおり定めております。 上記の基本方針に基づき、当社グループの強みをより一層発揮させ、「持続的な成長」の実現を目指して邁進してまいります。 (4) 経営戦略の現状と見通し 当社グループの収益は、革新的な商品とサービスを提供することによっております。今後も継続して、当社独自の画期的な新商品開発による他社との差別化ができるよう、研究開発に積極的な体制をとってまいります。 (5) 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループは高品質、高付加価値の革新的な商品を開発できると自負しておりますが、景況感やライフスタイルの変化もあり、市場は不透明な状況にあります。また、競合他社動向を意識した新商品開発に各社積極的になり、業界環境は厳しさを増しております。この状況下で、先行優位、競争優位を維持するために、常々商品の機能を強化し差別化に努めるとともに、商品開発期間の短縮も行っておりますが、商品のライフサイクルも短縮化傾向にあり、開発コストの負担も増大しております。しかしながら、当社グループの将来の成長は、革新的な商品とサービスの提供にあると確信しており、今後も付加価値の高い商品を開発し、業績に繋げてまいりたいと考えております。
事業等のリスク3,648字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況の変動 当社グループの営業収入のほとんどは国内需要によるものであるため、国内の経済状況の動向に影響を受けます。国内景気後退による新設住宅着工戸数、またはリフォーム需要が著しく減少した場合や、原材料費や物流コストの高騰は当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事故及び自然災害 当社グループは、事故や自然災害など経営に重大な損害や影響などを与える可能性のある不測の事態の発生に備え、危機管理体制の整備を推進しております。「危機管理規程」において、自然災害やそれに伴う大規模な火災・停電、感染症の拡大、重大な事故・事件、外部からの人為的な危害・攻撃など様々な危険事象への対策を定めるとともに、定期的な訓練や施設・設備の点検を実施し、社員及び関係者の安全の確保並びに被害等の事業への影響を最小限とすることに努めております。 しかしながら、予測を超える大規模な事故や自然災害が発生し、当社の生産・販売活動が長期間停止した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 原材料の供給に関するリスク 当社グループの生産・販売活動において使用する原材料及び部品部材につきましては、適正な在庫の確保や複数社購買などの対応により安定的な調達に努めております。しかしながら、不安定な国際情勢や自然災害、感染症、事故などの影響により、サプライヤーからの供給が中断あるいは遅延した結果、製品の供給が滞り、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、市況や為替相場・金利の変動だけでなく、海外における政情不安、新たな規制や税制の変更等により原材料等の仕入価格やエネルギーが予想を上回る高騰を続け、生産性向上やVE活動による原価低減では吸収しきれず販売価格への転嫁が遅れた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 情報セキュリティ 当社グループは事業活動において保有する情報資産を重要な資産と位置づけております。情報資産の改ざん、破壊、流出などを防ぐため「セキュリティポリシー」を掲げ、関連規程により情報システム利用者が遵守すべきルールを定めており、全社員並びに関係者に対し定期的に情報セキュリティの重要性に理解を深めるための教育や活動を行っております。また、実施しているセキュリティリスク対策は、定期的な評価・見直しを行い、情報資産やネットワークのセキュリティ強化・維持に努めております。 しかし、これらの対策を講じてもサイバー攻撃や未知のコンピュータウイルスへの感染などにより発生する情報セキュリティ事故による社会的信用の低下、地震等の自然災害の発生による情報システムの停止などにより当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 人材の確保及びダイバーシティ推進 少子高齢化の進行による労働人口の減少が深刻化しており、企業間での人材獲得競争の激化や退職などにより優秀な人材の確保と維持・育成が困難な状況となった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、当社グループでは多様な働き方の推進、人材育成のため各種研修プログラムを充実させるとともに、両立支援制度の充実、女性のキャリア形成支援や高齢者雇用、外国籍労働者雇用、障がい者雇用、経験者採用を推進するなど、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンへの取り組みを行っております。また、労働環境の変化に対応できる体制として業務の効率化や省人化を推進してまいります。 (6) 労働安全衛生に係る災害、違反、賠償責任 当社グループは、労働災害の防止や従業員の安全と健康管理の為、安全衛生体制の整備・強化を行っておりますが、不測の事態により重大な労働災害、法令違反が発生した場合には、行政処分による操業停止、賠償責任等の負担増により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 気候変動 当社グループは気候変動をサステナブル経営の重要課題の一つと捉えております。気候変動抑制や環境保全に関する全社的取り組みは、サステナビリティ委員会の下部組織である環境分科会で方針の策定・施策審議等が行われております。また、気候変動が及ぼす当社グループ事業活動への重要リスクに関してはリスクマネジメント委員会の下部組織であるBCP/SCM部会にて対策の審議が行われ同委員会に報告されております。 しかしながら、気候変動抑制や環境保全のための新たな規制や法令の改定などにより環境に関する費用や設備の変更等への負担が増加した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 (8) 価格競争 システムキッチンをはじめとする住宅設備機器業界における競争は、新設住宅着工戸数の減少もあり、非常に厳しいものとなっております。当社グループは、高品質、高付加価値の新商品を開発できるメーカーであると考えておりますが、技術的に追随することも比較的容易なこともあり、短期間に類似商品が販売されるため、将来においても有効に競争できる保証はありません。競合他社が、類似商品をより低価格で導入し、価格競争が激化した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 感染症 当社グループは、「危機管理規程」及び「感染症対策要領」を定め、感染症等の発生に備えた対策と発生後の対応方法を定めており、お客様、お取引先、従業員及びその家族の安全確保を最優先とし、事業への影響を最小限とするよう努めております。 ショールームでは事前来場予約の促進、感染防止策の徹底など、安心・安全に商品を体感できるよう努めているほか、自宅などから直接相談できる「オンライン相談」やショールーム見学が疑似体験できる「オンラインショールーム」などのWEBコンテンツを充実させて営業活動を行っております。社内におきましても在宅勤務や時差出勤の活用、ITツール活用によるリモート会議、研修、面談の実施など感染防止に向けた取り組みを行っております。 しかしながら、今後新たな感染症の発生や拡大によっては商品供給の遅延リスクや、個人消費の低迷による売上の減少等、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 製造物責任・損害賠償責任 当社グループは、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証の規格要求事項に従って製品を製造しております。 また、お客様が安全・安心にご使用いただける製品とその取付・設置を行うため「クリナップグループ製品安全自主行動指針」を定め、製品安全の確保に取り組んでおります。安全に関する法令や安全基準の遵守はもとより、製品開発・設計、製造、検査、原材料の調達、取付・設置及び修理、製品事故発生時の報告対応、製品回収の対応について社内規程を定めております。 しかしながら、製品の欠陥や取付・設置の不具合等により製造物責任を問われる事故が発生し、当社グループの企業・ブランドイメージの低下や製造物責任賠償保険の補償限度を超える損害賠償責任が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 環境汚染 当社グループは全ての生産工場において環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」の認証を取得しており、規格要求事項に基づく環境マネジメントを実施しております。さらに「環境方針」を制定し、環境法規制の遵守を継続的に監視・評価する体制が整備されております。大気汚染や水質汚濁等、環境汚染の予防対策として、定期的に危険物や化学物質を扱う施設や設備の点検を行うとともに、緊急事態対応訓練を実施するなど、環境への影響を伴う事故や緊急事態の発生に備えております。また、資源循環の一環として産業廃棄物の削減や製品梱包の環境負荷軽減等を推進しており、生産部門ではゼロ・エミッションに向けたさまざまな取り組みを実施しております。 しかしながら、不測の事態などにより当社グループ事業活動起因の環境汚染が発生し多額の費用が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,904字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、地政学リスクの高まりや米国通商政策等の影響はあったものの、雇用・所得環境や企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。 住宅設備機器業界におきましては、新設住宅着工戸数が低調に推移するなか、原材料及びエネルギー価格の高止まりや人件費の上昇もあり、厳しい環境が続きました。 このような中、当社グループ(当社及び連結子会社をいう。以下同じ。)は、長期ビジョン「人と暮らしの未来を拓く」の実現を目指して、「ファン化促進」「専業力強化」を進め、企業価値の向上に努めてまいりました。 商品面では、高級価格帯システムキッチン「CENTRO(セントロ)」や、2025年9月にリニューアルした中高級価格帯システムキッチン「STEDIA(ステディア)」を中心に、付加価値の高い商品を市場に提供してまいりました。また、システムバスルームにおいては、「SELEVIA(セレヴィア)」及び「rakuvia(ラクヴィア)」のさらなる定着・拡販に注力いたしました。 販売面では、大切な顧客接点であるショールームでの価値提供強化を図るため、2025年9月に千葉ショールーム、2026年3月に柏ショールームを改装オープンしました。また、「オンライン相談」や「オンラインショールーム」などのWebコンテンツの提供にも継続的に取り組んでまいりました。 生産面では、東西の生産拠点での生産性向上、VE活動を推進し、原価低減に努めてまいりました。 当連結会計年度の売上高を部門別にみますと、厨房部門は前期比3.5%増の108,989百万円、浴槽・洗面部門は同0.1%減の14,813百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前期比3.5%増の134,487百万円となりました。利益面では、引き続き、原材料価格や人件費等の上昇は続いておりますが、販売価格改定効果の顕在化や原価低減等の効果により、売上総利益率が上昇するとともに、販管費率の低下もあり、営業利益は同90.7%増の3,948百万円、経常利益は同69.9%増の4,454百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同102.2%増の3,475百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   増減額   前期比(%) 売上高   129,987   134,487   +4,499   +3.5 営業利益   2,070   3,948   +1,877   +90.7 経常利益   2,621   4,454   +1,833   +69.9 親会社株主に帰属する 当期純利益   1,719   3,475   +1,756   +102.2 (資産の部) 当連結会計年度末の資産合計は93,440百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,955百万円増加いたしました。流動資産は56,637百万円となり、1,169百万円増加いたしました。これは現金及び預金が607百万円、電子記録債権が687百万円、原材料及び貯蔵品が308百万円増加した一方、有価証券が463百万円減少したこと等によります。固定資産は36,803百万円となり、1,785百万円増加いたしました。これは有形固定資産が20百万円、投資その他の資産が2,366百万円増加した一方、無形固定資産が600百万円減少したことによります。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は32,996百万円となり、前連結会計年度末に比べ391百万円減少いたしました。流動負債は23,857百万円となり、3,955百万円減少いたしました。これは電子記録債務が2,722百万円、短期借入金が1,500百万円、未払金が297百万円減少した一方、未払法人税等が508百万円増加したこと等によります。固定負債は9,139百万円となり、3,563百万円増加いたしました。これは長期借入金が2,722百万円、繰延税金負債が459百万円増加したこと等によります。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産合計は60,444百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,346百万円増加いたしました。これは親会社株主に帰属する当期純利益が3,475百万円、配当金の支払が1,118百万円、自己株式の取得が774百万円、退職給付に係る調整累計額の増加が1,078百万円あったこと等によります。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の63.1%から64.7%になりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   増減額 流動資産   55,467   56,637   +1,169 固定資産   35,018   36,803   +1,785 資産合計   90,485   93,440   +2,955 流動負債   27,812   23,857   △3,955 固定負債   5,575   9,139   +3,563 負債合計   33,388   32,996   △391 純資産合計   57,097   60,444   +3,346 自己資本比率(%)   63.1   64.7   +1.6 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ607百万円(3.2%)増加して19,375百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は4,182百万円(前期比3.8%減)となりました。これは税金等調整前当期純利益が4,406百万円、減価償却費が4,763百万円あった一方、売上債権の増加が724百万円、仕入債務の減少が2,956百万円、法人税等の支払が707百万円あったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は2,862百万円(前期比36.4%減)となりました。これは生産設備への投資・改修、ショールーム移転・改装等により有形固定資産の取得による支出が2,122百万円、情報システム構築に伴う無形固定資産の取得による支出が1,401百万円あったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は750百万円(前期は251百万円の獲得)となりました。これは短期借入金の純減が1,500百万円、長期借入金の返済による支出が3,084百万円、配当金の支払が1,118百万円あった一方、長期借入れによる収入が6,000百万円あったこと等によるものです。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   増減額 営業活動による キャッシュ・フロー   4,348   4,182   △166 投資活動による キャッシュ・フロー   △4,497   △2,862   +1,634 財務活動による キャッシュ・フロー   251   △750   △1,002 現金及び現金同等物期末残高   18,767   19,375   +607 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績を事業部門別に示すと次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度  (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) 厨房部門(百万円)   56,719   +4.8 浴槽・洗面部門(百万円)   11,725   △0.5 その他(百万円)   3,060   +0.2 合計(百万円)   71,505   +3.7 (注)金額は平均販売価格によっております。 b. 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を事業部門別に示すと次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度  (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) 厨房部門(百万円)   34,240   +4.2 浴槽・洗面部門(百万円)   2,269   △2.6 その他(百万円)   733    +3.2 合計(百万円)   37,244   +3.8 (注)金額は仕入価格によっております。 c. 受注実績 当社グループの受注生産品の売上高は、僅少でありますので記載を省略しております。 d. 販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業部門別に示すと次のとおりであります。 事業部門の名称   当連結会計年度  (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) 厨房部門(百万円)   108,989   +3.5 浴槽・洗面部門(百万円)   14,813   △0.1 その他(百万円)   10,683   +8.3 合計(百万円)   134,487   +3.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態及び経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、地政学リスクの高まりや米国通商政策等の影響はあったものの、雇用・所得環境や企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。 住宅設備機器業界におきましては、新設住宅着工戸数が低調に推移するなか、原材料及びエネルギー価格の高止まりや人件費の上昇もあり、厳しい環境が続きました。 このような中、当社グループの売上高は、前連結会計年度に比べ3.5%増の134,487百万円となりました。主力の厨房部門では、高級価格帯のシステムキッチン「CENTRO(セントロ)」が前期比において数量、金額とも増、2025年9月にリニューアルした中高級価格帯の「STEDIA(ステディア)」は数量、金額とも増、普及価格帯の「rakuera(ラクエラ)」は数量減、金額増となりました。この結果、厨房部門の売上高は前連結会計年度比3.5%増の108,989百万円となりました。浴槽・洗面部門では、システムバスルーム中高級価格帯の「SELEVIA(セレヴィア)」は数量、金額とも増、普及価格帯の「rakuvia(ラクヴィア)」は数量、金額とも減、洗面化粧台においては数量減、金額増となりました。この結果、浴槽・洗面部門の売上高は前連結会計年度比0.1%減の14,813百万円となりました。 売上原価は、売上原価率が前連結会計年度に比べ1.3ポイント低下し67.1%、90,266百万円となりました。売上原価率低下の主な要因は、原材料やエネルギーの価格高騰等の影響がありましたが、増収効果や価格改定効果、原価低減等によるものであります。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1,219百万円増加し、40,272百万円となりました。これは主に人件費、物流費等の増加によるものであります。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は0.1ポイント低下いたしました。 この結果、営業利益は3,948百万円となり、前連結会計年度に比べ1,877百万円の増益となりました。営業利益率は2.9%となり、前連結会計年度に比べ1.3ポイント改善いたしました。 営業外損益については、純額で506百万円の収益で前連結会計年度に比べ44百万円減少いたしました。 この結果、経常利益は4,454百万円となり、前連結会計年度に比べ1,833百万円の増益となりました。 特別損益については、特別利益は、投資有価証券売却益の増加等により前連結会計年度に比べ138百万円増加の199百万円となりました。特別損失は、固定資産除売却損の増加等により247百万円となり、前連結会計年度に比べ55百万円の増加となりました。 この結果、税金等調整前当期純利益は4,406百万円となり、前連結会計年度に比べ1,916百万円の増益となりました。 法人税等については、前連結会計年度に比べ159百万円増加し、931百万円の計上となりました。 以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ1,756百万円増益の3,475百万円となりました。 b. 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの連結売上高に占める厨房部門の売上高割合は、当連結会計年度81.0%、前連結会計年度81.0%となっております。当連結会計年度の新設住宅着工戸数は71万1千戸でありましたが、今後の新築需要、リフォーム需要動向が悪化した場合、原材料費や物流コストの著しい高騰、競合他社との競争が一層激化した場合、消費者ニーズに合致した新商品を適時に導入できなかった場合、また、自然災害等により当社グループの生産設備に甚大な影響を及ぼした場合において、厨房部門のシステムキッチンの販売動向に影響し、当社グループの経営成績に影響を与えることが考えられます。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金状況は、営業活動によって得られた資金は、前連結会計年度に比べ166百万円減少し、4,182百万円となりました。 投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ1,634百万円減少し、2,862百万円となりました。 財務活動の結果使用した資金は、750百万円(前期は251百万円の獲得)となりました。 なお、詳細につきましては、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況に記載しておりますので、ご参照ください。 以上の結果、当連結会計年度末の資金は、前連結会計年度末に比べ607百万円増加し、19,375百万円となりました。 当社グループは、現在、運転資金及び設備投資資金について、内部留保資金又は借入により調達することとしております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって連結決算日における資産・負債の報告数値及び連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる要因に基づき判断し、行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成において、以下の重要な会計方針が、当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 a. 収益の認識 当社グループの商品又は製品の販売に係る収益は、主に卸売又は製造等による販売であり、顧客との販売契約に基づいて商品又は製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品又は製品に対する支配を獲得して充足されると判断し、引き渡し時点で収益を認識しております。 また、請負契約による当社グループの商品又は製品の納入等に係る収益については、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しており、履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法は、主として発生原価に基づくインプット法によっております。なお、請負契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識する方法によっております。 b. 貸倒引当金 当社グループは、顧客の支払い不能時に発生する貸倒損失に備えるため、貸倒引当金を計上しております。顧客の財政状態が悪化し、その支払い能力が低下した場合、追加引当が必要となる場合があります。 c. 投資の減損 当社グループは、長期的に円滑かつ密接な関係を維持するために特定の顧客及び金融機関に対する少数持分を所有しております。これらの株式には市場価格のある公開会社の株式と、市場価格のない非公開会社株式が含まれます。当社グループは、著しい投資価値の下落について、回復可能性がないと判断した場合、投資の減損損失を計上しております。 d. 税効果会計 当社グループは、繰延税金資産の計上にあたっては、将来回収可能性に基づき計上しております。将来の課税所得及び実現可能性の高い税務計画を検討し、回収可能性がないと考えられるものについては、評価性引当額を計上しております。繰延税金資産の全部又は一部を将来実現できないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上します。同様に、計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後実現できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。 e. 退職給付会計 従業員退職給付費用及び退職給付債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率、死亡率及び年金資産の長期期待運用収益率などが含まれます。当社グループの確定給付企業年金制度において退職給付債務の割引率は、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用して算出しております。長期期待運用収益率は、運用収益の実績等に基づき、見直しの必要性を検討しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は、前提条件が変更された場合、その影響は数理計算上の差異として認識され、将来(認識後10年)にわたって償却されるため、将来期間において認識される費用に影響を及ぼします。 f. 固定資産の減損 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損損失の金額に影響を及ぼす可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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