概要
小林製薬は、一般用医薬品、口腔衛生品、芳香・消臭剤、カイロなどの日用品を手がけるヘルスケア企業である。大阪市中央区に本社を置き、2025年12月期の連結売上高は1,657億円、従業員は3,731人。アンメルツやブルーレットなどニッチ市場で首位を狙う戦略で成長してきたが、2023年の紅麹サプリ問題で業績が悪化し、収益回復と信頼再構築が課題となっている。
四つの事業セグメントで構成
小林製薬の事業は、国内事業と国際事業に大別され、さらに製品カテゴリー別に四つのセグメントに区分される。ヘルスケア(医薬品)ではアンメルツ、アイボン、のどぬ~る、命の母、ナイシトールを中心に一般用医薬品を展開。ヘルスケア(口腔衛生品)ではタフデント、パーシャルデント、ブレスケアなどを扱う。日用品(芳香・消臭剤)はサワデー、無香空間、ブルーレット、消臭元が主力。日用品(雑貨品及び食品)にはカイロ、熱さまシート、サラサーティ、ケシミンなど幅広い製品が含まれる。各セグメントは、自社開発のブランドを国内外の子会社を通じて製造・販売している。
国内事業が売上の7割を占める
2025年12月期のセグメント別売上高は、国内事業が1,229億円(全体の74%)、国際事業が484億円(同29%)と、国内依存度が高い。国内事業の内訳は、ヘルスケア583億円、日用品508億円、カイロ62億円、通販27億円。国際事業は米国238億円、中国96億円、東南アジア93億円、その他43億円。米国ではカイロと熱さまシートが好調だが、中国では発熱患者減少により冷却シートが減収となった。通販事業は紅麹問題の影響で広告停止と定期購入解約が響き、前年比39%減の27億円まで縮小。2025年末に自社通販サイトの販売を終了している。
グループ体制と機能子会社
小林製薬グループは、当社および37社の子会社で構成される。国内では富山小林製薬、仙台小林製薬、愛媛小林製薬、桐灰小林製薬が製造を担い、小林製薬物流や小林製薬プラックスが物流・容器供給を支える。国際展開では、米国にKobayashi Healthcare,LLC、中国に小林製薬(中国)有限公司、東南アジアにインドネシアやマレーシアの現地法人を持つ。また米国統括会社Kobayashi Healthcare International,Inc.を設置。加えて、2008年には卸子会社コバショウの株式をメディパルホールディングスに譲渡し、医療機器事業も2009年に三菱商事へ売却するなど、事業ポートフォリオの見直しを進めてきた。
2025年12月期の業績と課題
2025年12月期の連結業績は、売上高1,657億円(前期比0.1%増)とほぼ横ばいだが、営業利益は149億円(同40%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億円(同64%減)と大幅に落ち込んだ。紅麹関連製品の自主回収に伴う補償対応や、仙台新工場・タイ工場での減損損失146億円が響いた。補償の進捗として、2026年2月末時点で申請受付890名、補償対象510名、慰謝料等支払い完了290名。再発防止策として「品質・安全ファースト」を掲げ、取締役会の刷新や全従業員教育を実施。新中期経営計画では2026-2028年を「基盤強化期間」と位置づけ、持続的成長への土台作りを目指す。
業界の中での役割は消費財メーカー(ヘルスケア・日用品)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 国内事業 | 1,181億円 | 71.2% | — | — |
| 国際事業 | 470億円 | 28.3% | — | — |
| その他 | 7億円 | 0.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01ヘルスケア(医薬品)主力
一般用医薬品(アンメルツ、アイボン、のどぬ~る、命の母、ナイシトール等)を製造販売。鎮痛・目薬・うがい薬・婦人薬・ダイエット薬等のセルフメディケーション製品を提供。
- アンメルツ
- 鎮痛消炎の塗り薬。関節痛・筋肉痛等に効く。
- アイボン
- 洗眼液。目の洗浄・清涼に使用。
- のどぬ~る
- うがい薬。のどの殺菌・消毒に使用。
- 命の母
- 婦人薬。女性の更年期障害・生理不順等に。
- ナイシトール
- ダイエット薬。肥満症の治療に用いる漢方製剤。
02ヘルスケア(口腔衛生品)主力
歯ブラシ、入れ歯洗浄剤、歯間ブラシ、口臭ケア製品等を製造販売。タフデント(歯ブラシ)、パーシャルデント(部分入れ歯洗浄剤)、ブレスケア(口臭ケア)等のブランドを展開。
- タフデント
- 歯ブラシ。毛先が細く歯間まで清掃可能。
- パーシャルデント
- 部分入れ歯用洗浄剤。入れ歯の除菌・洗浄。
- タフグリップ
- 入れ歯安定剤。入れ歯の密着を向上。
- 糸ようじ
- 歯間ブラシ・フロス。歯間の清掃用。
- ブレスケア
- 口臭ケア製品。タブレットやスプレー等。
03日用品(芳香・消臭剤)主力
室内用芳香剤・消臭剤を製造販売。サワデー(芳香剤)、無香空間(無香性消臭剤)、ブルーレット(トイレ用洗浄剤)、消臭元(消臭剤)、キムコ(衣類の防虫剤)等。
- サワデー
- 室内用芳香剤。様々な香りで空間を演出。
- 無香空間
- 無香料の消臭剤。香りを付けずに消臭。
- ブルーレット
- トイレタンク用洗浄剤。水を青色に着色し洗浄。
- 消臭元
- 置き型消臭剤。空間の嫌な臭いを吸着。
- キムコ
- 衣類用防虫剤。タンスやクローゼットに。
04日用品(雑貨品及び食品)主力
カイロ(使い捨てカイロ・充電式カイロ)、熱さまシート、生理用品(サラサーティ)、ポット洗浄中、あせワキパット、美白化粧品(ケシミン)、化粧水(オードムーゲ)等の雑貨品、および食品関連製品を製造販売。
- カイロ
- 使い捨てカイロ(桐灰等)。発熱による保温。
- 熱さまシート
- 冷却シート。発熱時の物理冷却に使用。
- サラサーティ
- 生理用ナプキン。肌に優しい素材。
- ポット洗浄中
- 電気ポット用洗浄剤。内部のスケール除去。
- あせワキパット
- ワキガ・制汗用パット。汗の吸収と消臭。
- ケシミン
- 美白化粧品。しみ・そばかすを予防。
- オードムーゲ
- 薬用化粧水。肌荒れ・ニキビ予防。
製品と技術
アンメルツ:鎮痛消炎のロングセラー
「アンメルツ」は1967年に発売された外用消炎鎮痛薬で、関節痛や筋肉痛に効用を持つ。塗り薬として肌に浸透し、有効成分サリチル酸メチルなどを配合。発売以来半世紀以上にわたり、ドラッグストアで広く販売される定番品となった。小林製薬のヘルスケア分野の基幹製品であり、同社のニッチトップ戦略を象徴するブランドである。海外では東南アジアでも販売され、特にマレーシアでのマーケティング施策が売上増に貢献している。
ブルーレット:トイレタンク用洗浄剤の代名詞
「ブルーレット」は1969年に発売された水洗トイレ用芳香洗浄剤で、タンク内に投入するだけで水を青色に着色し、洗浄・芳香・除菌を同時に行う。トイレの衛生用品として広く普及し、同社の日用雑貨分野を代表する製品である。発売から55年以上経過した現在も主力商品として安定した需要がある。無香空間やサワデーなど同社の消臭・芳香シリーズとともに、日用品セグメントの収益を支えている。
カイロ:使い捨てカイロから冷却シートまで
小林製薬のカイロ事業は、2001年に桐灰化学を子会社化したことで本格化した。使い捨てカイロ「桐灰カイロ」に加え、充電式カイロや「熱さまシート」(冷却シート)を展開。熱さまシートは発熱時の物理冷却用として家庭や医療現場で広く使われる。米国では気温低下によりカイロの需要が高まり、2025年12月期の国際事業の増収要因となった。中国では熱さまシートの需要が発熱患者数に左右されやすく、販売が変動する。
のどのケアと口腔衛生ブランド
口腔衛生品では、歯ブラシ「タフデント」、部分入れ歯洗浄剤「パーシャルデント」、入れ歯安定剤「タフグリップ」、歯間清掃具「糸ようじ」、口臭ケア「ブレスケア」を展開。2025年秋には局所麻酔成分を配合した「のどぬ~る 鎮痛ドロップ」を新発売し、のどの鎮痛薬市場に参入した。「のどぬ~る」はうがい薬ブランドとしても知られ、殺菌・消毒用途で定着している。これらの製品は、OTC医薬品と日用品の中間領域をカバーし、セルフメディケーション需要を取り込んでいる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
日用品衛生ブランドで独自地位、海外成長が課題に
小林製薬は「熱さまシート」「ブルーレット」など独自の日用品・医薬品ブランドを多数持ち、消費者に強い認知がある。売上高は2024/12期の1656億円から2025/12期は横ばいだが、営業利益率は15%超から9%へ低下した。同業の東洋紡やクラレと比べ、日用品・一般用医薬品の大手として消費者向け事業で独自のポジションを築く。東洋紡が繊維・素材中心、クラレが化学・樹脂中心であるのに対し、小林製薬はブランドマーケティングとヒット商品開発が強み。一方、2024年に発生した紅麹サプリ問題でブランドイメージが傷つき、利益率が大きく悪化した。海外売上比率はまだ低く、成長余地はあるものの、規制対応や原料管理の強化が急務。
強み
- 「熱さまシート」等の生活密着型商品で消費者認知度が非常に高い。
- 小さなニッチを捉えるヒット商品を継続的に生み出す。
- 日用品・医薬品で複数のカテゴリでトップシェアを獲得。
- テレビCMや口コミを活用した販促手法に秀でる。
課題
- 紅麹サプリで健康被害を出し、信頼回復が急務。
- 国内市場は成熟し、売上拡大が頭打ち気味。
- 海外売上比率が低く、規制の違いで展開に時間がかかる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売・消費の時価総額近傍。太字が小林製薬
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9142九州旅客鉄道 | 5,583億円 | 12.2倍 |
| 2 | 8252丸井グループ | 5,322億円 | 18.3倍 |
| 3 | 4912ライオン | 5,260億円 | 18.1倍 |
| 4 | 3349コスモス薬品 | 5,131億円 | 15.9倍 |
| 5 | 6417SANKYO | 4,621億円 | 8.9倍 |
| 6 | 4967小林製薬 | 4,432億円 | 260.6倍 |
| 7 | 9989サンドラッグ | 4,377億円 | 13.7倍 |
| 8 | 9006京浜急行電鉄 | 4,285億円 | 15.3倍 |
| 9 | 6753シャープ | 4,138億円 | 8.7倍 |
| 10 | 8060キヤノンマーケティングジャパン | 4,104億円 | 17.5倍 |
| 11 | 7984コクヨ | 4,064億円 | 17.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
製剤部門を分離して創業した1940年
小林製薬のルーツは1919年に設立された株式会社小林大薬房にある。1940年11月、小林大薬房の製剤部門を分離する形で小林製薬株式会社が設立された。1956年4月には小林豊治郎商店から小林製薬株式会社を合併し、同年5月に商号を小林製薬株式会社に統一。本社も大阪市東区(現在の中央区)道修町に移転し、現在に至る。創業当初から医薬品の製造販売を主業とし、後のヒット商品開発の基盤を築いた。
アンメルツとブルーレットで市場開拓した1960〜70年代
1967年3月、外用消炎鎮痛薬「アンメルツ」を全国発売し、塗り薬市場で確固たる地位を確立。続いて1969年6月、水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」を発売し、日用雑貨分野へ新規参入した。1975年5月には室内用芳香剤「サワデー」を投入し、芳香・消臭剤市場へ本格参入。これらの製品は、既存市場の隙間を狙う「ニッチトップ戦略」の典型例であり、以後の成長を支える柱となった。
医療関連と国際展開を進めた1980〜90年代
1972年、米国C.R.Bard社との合弁で日本メディコ(現メディコン)を設立し医療機器分野に参入。1992年には小林メディカル事業部を設置し、整形外科市場向けに小林ソファモアダネックを設立した。国際展開では1998年に上海小林友誼日化とKobayashi Healthcare,LLC(米国)を設立。1999年4月には大阪証券取引所市場第二部に上場し、翌2000年に東京・大阪の両市場第一部に指定された。上場を機に資本調達力を強化し、海外拠点の拡充を加速した。
カイロ事業と健康食品への進出(2000年代)
2001年6月、使い捨てカイロで知られる桐灰化学を子会社化し、カイロ事業に参入。これにより「熱さまシート」など温度管理製品のラインアップが拡充された。2002年12月には日立造船から健康食品事業(杜仲茶)の営業権を取得。2005年には米国Combe社の日本商標権を取得し、男性用ヘアカラーなども手掛けた。一方で、2002年に合弁解消、2008年に卸子会社をメディパルに株式交換、2009年に医療機器事業を三菱商事へ譲渡するなど、選択と集中も並行して進めた。
子会社の整理と製造拠点の再編
2005年、小林コームを吸収合併し、化粧品・衛生用品分野を強化。2006年には米国のHeat Max社とシンガポールのeVent Medical社を子会社化。2008年には桐灰化学からカイロ製造部門を分割し、桐灰小林製薬を設立。2009年には医療機器事業を会社分割し、小林メディカルを設立した後、同社株式の80%を三菱商事に譲渡。同年、中国合肥に合肥小林日用品有限公司を設立し、生産体制の効率化と中国市場対応を進めた。これらの再編により、収益性の低い事業を切り離し、コア事業に集中する体制を整えた。
年表31件を開く
1910年代
- 1919年8月創業合名会社小林盛大堂と合資会社小林大薬房を合併改組し、株式会社小林大薬房を設立、本店を大阪市西区に置く
1940年代
- 1940年11月創業製剤部門を分離、小林製薬株式会社を設立
1950年代
- 1956年4月M&A小林製薬株式会社を合併
- 1956年5月商号変更商号を小林製薬株式会社に変更
- 1956年11月本社を大阪市東区(現在の中央区)に移転
1960年代
- 1967年3月外用消炎鎮痛薬「アンメルツ」を全国発売し、家庭用品製造販売事業の基盤確立
- 1969年6月水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」を発売し、日用雑貨分野へ新規参入
1970年代
- 1972年6月創業医療関連事業に参入するため米国のC.R.Bard,Inc.と提携、株式会社日本メディコ(現 株式会社メディコン)を設立
- 1975年5月芳香剤「サワデー」を発売し、芳香・消臭剤市場へ本格的に参入
1980年代
- 1982年3月創業製造強化のため、富山小林製薬株式会社を設立
- 1988年6月M&A衛生雑貨品の製品ラインを強化するため、株式会社エンゼル(現 愛媛小林製薬株式会社)を子会社化
1990年代
- 1992年10月医療関連事業拡大のため、小林メディカル事業部を設置
- 1992年11月創業製造強化のため、仙台小林製薬株式会社を設立
- 1996年2月整形外科市場での基盤強化のため、Medtronic Sofamor Danek,Inc.との合弁会社小林ソファモアダネック株式会社を設立
- 1998年9月創業アジア地域の製造・販売拠点として、上海小林友誼日化有限公司を設立
- 1998年9月創業米国の製造・販売拠点として、Kobayashi Healthcare,LLCを設立
- 1999年4月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
2000年代
- 2000年8月上場東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定
- 2000年9月中央研究所を新築移転
- 2000年10月創業卸事業を分社化するため、株式会社コバショウを設立
- 2001年6月M&Aカイロ事業への新規参入のため、桐灰化学株式会社を子会社化
- 2001年8月創業英国の販売拠点として、Kobayashi Healthcare Europe,Ltd.を設立
- 2002年4月小林ソファモアダネック株式会社の株式を売却し、合弁契約を解消
- 2002年12月日立造船株式会社(現 カナデビア株式会社)から健康食品事業(杜仲茶)の営業権を譲り受ける
- 2005年3月小林コーム株式会社の株式を100%取得、Combe International Ltd.の有する日本における商標権を譲り受ける
- 2005年7月井藤漢方製薬株式会社と業務資本提携
- 2005年12月M&A小林コーム株式会社を吸収合併
- 2006年11月M&Aメーカー機能を強化するため、eVent Medical,Ltd.を子会社化 米国事業を強化するため、Heat Max,Inc.を子会社化
- 2008年1月株式会社コバショウの株式と株式会社メディセオ・パルタックホールディングス(現 株式会社メディパルホールディングス)の株式を株式交換
- 2008年10月創業カイロの製造を一元管理するため、桐灰化学株式会社の会社分割により、桐灰小林製薬株式会社を設立
- 2009年4月M&A井藤漢方製薬株式会社との業務資本提携を解消 医療機器業界を取り巻く市場環境が激変する中、競争力を高めるため、当社の医療機器事業部門の小林メディカルカンパニーを会社分割し、小林メディカル株式会社を設立 効率的な生産体制の構築を目的に、今後拡大する中国での需要に対応するため、合肥小林日用品有限公司を設立 医療機器市場においてさらなる成長を目指すため、小林メディカル株式会社の株式の80%を三菱商事株式会社に譲渡(同社は2012年11月1日付で日本メディカルネクスト株式会社に社名変更)日本メディカルネクスト株式会社の全株式を三菱商事株式会社に譲渡 スキンケア事業を強化するため、ジュジュ化粧品株式会社を子会社化 Bard International,Inc.と合弁関係を解消し株式会社メディコンの全株式を株式会社メディコンに譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
信頼回復と再発防止策の実行
紅麴関連製品の健康被害を受け、被害者への補償を誠実に進めるとともに、品質・安全意識改革、品質保証体制強化、コーポレートガバナンス改革、多様性確保などの再発防止策を3本柱で実行し、信頼回復を図る。
- 02
新中期経営計画による持続的成長の基盤構築
2026年12月期から2028年12月期を対象とする新中期経営計画を策定。延長線上の成長ではなく、経営基盤強化と企業変革に集中し、次の飛躍に向けた強固な足腰を作る。
- 03
事業ポートフォリオの見直しと資源集中
国内SBU・国際GBの設定、約26%のSKU削減、不採算事業撤退(自社通販・紀の川工場閉鎖など)により経営資源を品質・安全活動に集中させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,731人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は755万円で、9期前と比べて+10.9%。平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は12.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 2,994 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 3,033 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 3,271 | — |
| 2019年12月 | 681 | 40.4 | 13.3 | 3,435 | — |
| 2020年12月 | 676 | 40.4 | 12.6 | 3,473 | — |
| 2021年12月 | 701 | 40.7 | 12.8 | 3,451 | — |
| 2022年12月 | 733 | 40.9 | 12.9 | 3,495 | — |
| 2023年12月 | 725 | 41.0 | 12.8 | 3,534 | — |
| 2024年12月 | 757 | 41.0 | 12.8 | 3,615 | 689 |
| 2025年12月 | 755 | 41.2 | 12.8 | 3,731 | 399 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社33社(国内 21 / 海外 12、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。
- 国内富山小林製薬㈱富山県富山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内仙台小林製薬㈱宮城県黒川郡大和町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内愛媛小林製薬㈱愛媛県新居浜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内桐灰小林製薬㈱兵庫県三田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アロエ製薬㈱静岡県島田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内小林製薬プラックス㈱富山県富山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エスピー・プランニング㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アーチャー新社東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内すえひろ産業㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内小林製薬物流㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内小林製薬バリューサポート㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Kobayashi Healthcare,LLCアメリカ合衆国 ジョージア州 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
- Kobayashi Healthcare Europe,Ltd.英国 ロンドン市100%
- 合肥小林日用品有限公司中国 合肥市100%
- 合肥小林薬業有限公司中国 合肥市90%
- 小林製薬(香港)有限公司中国 香港100%
- 小林製薬(中国)有限公司中国 上海市100%
- 江蘇小林製薬有限公司中国 泰輿市100%
- Kobayashi Pharmaceutical (Singapore) Pte.Ltd.シンガポール共和国 シンガポール100%
- 台湾小林薬業股分有限公司中華民国 台北市100%
- Kobayashi Healthcare (Malaysia) Sdn.Bhd.マレーシア クアラルンプール市100%
- PT.Kobayashi Pharmaceutical Indonesiaインドネシア共和国 バンテン州95%
- Kobayashi Healthcare Australia Pty.,Ltd.オーストラリア連邦 メルボルン市100%
- Kobayashi Healthcare (Thailand) Co.,Ltd.タイ バンコク市100%
- KOBAYASHI Pharmaceutical Manufacturing (Thailand) Co.,Ltd.タイ バンコク市100%
- Kobayashi Healthcare International,Inc.アメリカ合衆国 ジョージア州100%
- Kobayashi Consumer Products,LLCアメリカ合衆国 ジョージア州100%
- Kobayashi America Manufacturing,LLCアメリカ合衆国 ジョージア州100%
- Mediheat,Inc.アメリカ合衆国 ジョージア州100%
- Berlin Industries,Inc.アメリカ合衆国 ジョージア州100%
- Perfecta Products,Inc.アメリカ合衆国 ジョージア州100%
- Alva-Amco Pharmacal Companies,LLCアメリカ合衆国 イリノイ州100%
- Focus Consumer Healthcare,LLCアメリカ合衆国 テネシー州100%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は1,657億円、営業利益は149億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.1%、利益が-40.2%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,730億円 | 1,657億円 |
| 営業利益 | 125億円 | 149億円 |
| 純利益 | 100億円 | 37億円 |
| 1株あたり配当 | ¥106 | ¥106 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は707億円、営業利益は22億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.5%、営業利益は−66.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 335 | 51 | 15.2 | 36 |
| 2023年2Q | 401 | 53 | 13.2 | 43 |
| 2023年3Q | 455 | 90 | 19.8 | 76 |
| 2023年4Q | 544 | — | — | 48 |
| 2024年1Q | 365 | 50 | 13.7 | 10 |
| 2024年2Q | 366 | 45 | 12.3 | 4 |
| 2024年4Q | 925 | 154 | 16.6 | 87 |
| 2025年2Q | 690 | 66 | 9.6 | 32 |
| 2025年4Q | 967 | 83 | 8.6 | 5 |
| 2026年2Q | 707 | 22 | 3.1 | 11 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,215億円から1,657億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,215 | — | 187 | — | 122 |
| 2014年3月 | 1,273 | — | 188 | — | 123 |
| 2015年3月 | 1,283 | — | 188 | — | 124 |
| 2016年3月 | 1,372 | — | 179 | — | 135 |
| 2016年12月 | 1,140 | — | 195 | — | 143 |
| 2017年12月 | 1,479 | — | 242 | — | 159 |
| 2018年12月 | 1,574 | — | 274 | — | 180 |
| 2019年12月 | 1,583 | — | 279 | — | 191 |
| 2020年12月 | 1,505 | — | 277 | — | 192 |
| 2021年12月 | 1,553 | — | 280 | — | 197 |
| 2022年12月 | 1,663 | — | 283 | — | 200 |
| 2023年12月 | 1,735 | — | 273 | — | 203 |
| 2024年12月 | 1,656 | 249 | 269 | 15.0 | 101 |
| 2025年12月 | 1,657 | 149 | 170 | 9.0 | 37 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高1,657億円のうち、営業利益として残るのは149億円で9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.9%810億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金42.1%698億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%149億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが256億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは254億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は647億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 92 | −266 | −37 | −174 | 223 |
| 2014年3月 | 135 | −70 | −38 | 65 | 259 |
| 2015年3月 | 154 | −45 | −52 | 109 | 324 |
| 2016年3月 | 143 | −109 | −102 | 34 | 254 |
| 2016年12月 | 161 | −5 | −119 | 156 | 283 |
| 2017年12月 | 224 | 70 | −92 | 294 | 487 |
| 2018年12月 | 200 | −81 | −43 | 119 | 559 |
| 2019年12月 | 201 | −51 | −146 | 150 | 563 |
| 2020年12月 | 240 | −127 | −60 | 113 | 612 |
| 2021年12月 | 224 | 80 | −104 | 304 | 820 |
| 2022年12月 | 319 | −143 | −208 | 176 | 795 |
| 2023年12月 | 184 | −196 | −195 | −12 | 597 |
| 2024年12月 | 112 | −184 | −78 | −72 | 460 |
| 2025年12月 | 256 | −2 | −79 | 254 | 647 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は2,753億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,110億円で、自己資本比率は76.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,571 | 1,149 | 422 | 73.1 |
| 2014年3月 | 1,709 | 1,270 | 439 | 74.2 |
| 2015年3月 | 1,863 | 1,396 | 467 | 74.8 |
| 2016年3月 | 1,890 | 1,420 | 470 | 75.1 |
| 2016年12月 | 2,012 | 1,433 | 579 | 71.2 |
| 2017年12月 | 2,188 | 1,538 | 650 | 70.3 |
| 2018年12月 | 2,288 | 1,662 | 626 | 72.7 |
| 2019年12月 | 2,337 | 1,727 | 610 | 73.9 |
| 2020年12月 | 2,384 | 1,826 | 558 | 76.6 |
| 2021年12月 | 2,526 | 1,956 | 570 | 77.4 |
| 2022年12月 | 2,558 | 1,979 | 579 | 77.3 |
| 2023年12月 | 2,675 | 2,048 | 627 | 76.4 |
| 2024年12月 | 2,654 | 2,135 | 519 | 80.2 |
| 2025年12月 | 2,753 | 2,110 | 643 | 76.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で203社中40位あたり、逆に低いのはROEで203社中189位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,679で、1年前と比べて+6.3%。過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 260.6倍 |
| PER (会社予想) | 42.2倍 |
| PBR | 2.01倍 |
| 配当利回り | 1.87% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1か月で株価は+3.49%となり、25日移動平均線(5563.8円)を上回って推移しています。52週高値6140円に対しては約8.2%下の水準ですが、52週安値5030円からは約12%上昇しました。7月29日に5874円まで上昇した後は調整が見られましたが、8月20日から反発し、8月21日には5634円で取引を終えています。出来高は7月30日に856,900株と急増した後、直近では20万株前後に落ち着いており、上昇基調は継続しています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERは260.55倍と予想PER41.9倍を大きく上回り、PBRは2倍、ROEは1.7%と低く、配当利回りは1.88%で業界平均2.66%を下回る。同業界平均PER17.76倍と比較しても圧倒的に割高で、利益が大幅に減少しており、バリュエーションは過大と判断する。配当性向279.5%は持続不可能で、配当の維持も困難な状況。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 260.6倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 42.2倍 | — |
| PBR | 2.01倍 | 1.41倍 |
| ROE | 1.7% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
紅麹サプリ問題からの信用回復が最大の焦点。強気派は、長期にわたって育ててきたブランド価値と、健康意識の高まりによる市場成長を挙げ、再建計画によるコンプライアンス強化と製品の安全性向上で顧客の信頼を取り戻せると考える。弱気派は、一度失われた信頼回復には長期間かかり、販売減少と補償費用で業績が圧迫され、現在の株価水準は割高(PER約250倍)と指摘する。問題後の新体制での事業改革の進捗と収益回復の見通しが論点。
- ブランド再建余地
主力商品は根強い需要、健康食品の正しい情報発信で信頼回復の可能性
- ヘルスケア市場成長
高齢化で健康意識が高まり、OTC市場は長期的に拡大
- コンプライアンス強化
第三者委の再発防止策で品質管理を徹底、再発リスクを低減
- フォワードPER40.7倍に市場の回復期待決算発表後影響中
実績PER250.02倍に対し予想PER40.7倍と当期純利益の大幅回復を市場が織り込む
- 営業利益率の15%回帰による増益余地2026年12月期影響強
2025年12月期の営業利益率8.99%が2024年の15.04%へ戻れば営業利益約100億円増
- 配当利回り1.94%が下値を支える継続影響弱
株価下落時も安定配当と利回り1.94%が買い支え要因になる
- ROE1.7%からの資本効率改善余地継続影響中
低いROE1.7%とPBR1.94倍を踏まえ、資本効率改善で評価修正の可能性
- 信用失墜の影響
紅麹問題でブランド毀損、サプリ全体の売上が大きく減少
- 業績悪化
2024年純利益が半減、補償や販売減で収益が圧迫
- 割高な株価
PERは250倍超、業績回復に時間がかかれば調整リスク
- 売上高の伸び悩みで成長が限定継続影響中
2025年12月期売上高1,657億円は2023年の1,735億円を下回る
- 当期純利益37億円へ急減し配当負担2025年12月期影響中
純利益は前期101億円から37億円へ約63%減、配当維持の原資が減少
- 株価1年変化率2.71%と出遅れ継続影響弱
年初来変化率2.71%と低位で、買い材料に乏しい需給状況
- 営業外損失により純利益率が低位通年影響弱
営業利益149億円に対し純利益37億円と開きが大きく、特別損益に左右される
- サプリメント売上高
- 紅麹問題後の需要回復の度合いを直接示す
- 補償関連費用
- 特別損失の規模と今後の発生リスクを確認
- 営業利益率
- コスト増加や販売減による利益への影響を監視
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり106円で、前期から+2.0%。いまの株価に対する利回りは1.87%。増配か配当維持が9年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 52 | — | 37.2 |
| 2017年12月 | 58 | 11.5 | 30.3 |
| 2018年12月 | 66 | 13.8 | 31.3 |
| 2019年12月 | 73 | 10.6 | 34.1 |
| 2020年12月 | 75 | 2.7 | 34.4 |
| 2021年12月 | 83 | 10.7 | 38.1 |
| 2022年12月 | 90 | 8.4 | 38.2 |
| 2023年12月 | 101 | 12.2 | 42.4 |
| 2024年12月 | 102 | 1.0 | 71.9 |
| 2025年12月 | 104 | 2.0 | 279.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥106
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ68,319人。区分でいちばん多いのは個人・その他で48.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.4%を占め、残る71.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 39.0 | 40.1 | 39.5 | 44.9 | 46.9 | 48.5 |
| 外国法人 | 23.9 | 23.0 | 21.8 | 14.7 | 19.5 | 22.2 |
| 事業法人 | 17.2 | 17.3 | 17.9 | 18.2 | 17.7 | 17.6 |
| 金融機関 | 19.3 | 18.2 | 19.4 | 19.0 | 14.3 | 10.8 |
| 自己株式 | 4.7 | 5.3 | 2.6 | 4.8 | 4.8 | 4.8 |
| 証券会社 | 0.6 | 1.4 | 1.3 | 3.2 | 1.5 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 小林 章浩 | 11.87 |
| 02 | (公財)小林財団 | 7.69 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 6.72 |
| 04 | オアシスジャパンストラテジックファンド(常任代理人ゴールドマン・サックス証券㈱) | 4.94 |
| 05 | 渡部 育子 | 2.98 |
| 06 | ㈱フォーラム | 2.65 |
| 07 | オアシスジャパンストラテジックファンドY(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.61 |
| 08 | オアシスインベストメントⅡマスターファンド(常任代理人ゴールドマン・サックス証券㈱) | 2.49 |
| 09 | 井植 由佳子 | 2.39 |
| 10 | ㈱慧光 | 2.18 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-13オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告13.37%+0.31pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−83%、1株純資産は14期で+1%。直近期のROEは1.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 297 | 2,805 | 11.2 | 15.3 | 26.1 |
| 2014年3月 | 301 | 3,098 | 10.2 | 19.8 | 32.6 |
| 2015年3月 | 305 | 3,424 | 9.4 | 28.2 | 34.8 |
| 2016年3月 | 166 | 1,766 | 9.6 | 29.8 | 26.0 |
| 2016年12月 | 179 | 1,818 | 10.0 | 27.9 | 37.2 |
| 2017年12月 | 201 | 1,948 | 10.7 | 36.4 | 30.3 |
| 2018年12月 | 228 | 2,102 | 11.3 | 32.8 | 31.3 |
| 2019年12月 | 244 | 2,209 | 11.3 | 38.0 | 34.1 |
| 2020年12月 | 246 | 2,336 | 10.8 | 51.3 | 34.4 |
| 2021年12月 | 252 | 2,516 | 10.4 | 35.8 | 38.1 |
| 2022年12月 | 260 | 2,600 | 10.2 | 34.8 | 38.2 |
| 2023年12月 | 268 | 2,749 | 10.1 | 25.3 | 42.4 |
| 2024年12月 | 135 | 2,862 | 4.8 | 46.0 | 71.9 |
| 2025年12月 | 49 | 2,828 | 1.7 | 110.3 | 279.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
15名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は15名。2025/12期の役員報酬は総額292百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大田嘉仁 | 取締役 会長 | 72 | 1,000 |
| 豊田賀一 | 代表取締役 社長 | 62 | 4,000 |
| 松嶋雄司 | 取締役 常務執行役員 研究開発本部 本部長 | 51 | — |
| 小林章浩 | 取締役 補償担当 執行役員 補償対応本部 本部長 | 55 | 9,264,000 |
| 片江善郎 | 社外取締役 | 69 | — |
| 髙橋昭夫 | 社外取締役 | 70 | — |
| 毛利正人 | 社外取締役 | 70 | — |
| 松本真輔 | 社外取締役 | 56 | — |
| 楠本美砂 | 社外取締役 | 54 | — |
| 門川俊明 | 社外取締役 | 60 | — |
| 山脇明敏 | 常勤監査役 | 67 | 2,000 |
| 川西貴 | 常勤監査役 | 61 | 1,000 |
残りの役員3名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 八田陽子 | 社外監査役 | 74 |
| 森脇純夫 | 社外監査役 | 69 |
| 高井伸太郎 | — | 53 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 112 | 47 | 160 | 32 |
| 社外取締役 | 11 | 95 | — | 95 | 9 |
| 監査役 | 2 | 37 | — | 37 | 19 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,029字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題9,114字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク15,939字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,639字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第109期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第108期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第108期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第107期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第107期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第107期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第105期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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