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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

サンドラッグ

SUNDRUG CO.,LTD.9989 · Prime · 小売業

ドラッグストアチェーンを全国展開。医薬品・化粧品・日用雑貨の販売と、ディスカウントストア事業も手掛ける。

概要

サンドラッグは首都圏を中心にドラッグストアとディスカウントストアを展開する小売大手である。2026年3月期の連結売上高は8425億円、営業利益468億円。直営・フランチャイズ・子会社を含め1594店舗を運営し、調剤薬局やEC事業の拡大にも注力する。

ドラッグストアとディスカウントストアの二軸構成

サンドラッググループはドラッグストア事業とディスカウントストア事業の二つのセグメントで構成される。ドラッグストア事業は当社のほか、星光堂薬局、サンドラッグプラス、大屋など7社が担い、医薬品・化粧品・日用雑貨を販売する。ディスカウントストア事業は子会社ダイレックスが439店舗を運営し、食料品や家庭雑貨を低価格で提供する。2026年3月期のセグメント売上高はドラッグストア5394億円、ディスカウントストア3641億円で、両者のバランスが収益の安定性を支えている。

首都圏密着から全国へ広がる店舗網

創業以来の地盤である東京都内に本社を置き、首都圏を中心にドラッグストアを展開してきた。1990年代以降はM&Aにより北海道、東北、中部、九州など全国へエリアを拡大。2026年3月末時点で直営店886店、子会社運営店232店、フランチャイズ37店のドラッグストア計1155店に加え、ダイレックス439店の合計1594店に達する。出店は立地特性に応じた業態を選び、既存店の改装も積極的に行う。

調剤・EC・PBを成長ドライバーに

調剤併設型店舗の拡大が成長を牽引する。2026年3月期のドラッグストア事業売上高は前期比4.3%増となり、調剤事業とEC事業が好調に推移した。また、プライベートブランド商品の拡充や新規カテゴリーの開発にも取り組む。経営課題として、少子高齢化による労働力不足対応のためデジタル化による省人化を推進し、環境経営にも積極的である。

業界の中での役割は小売業(ドラッグストア・ディスカウントストア)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
8,425億円
営業利益
468億円
営業利益率
5.6%
純利益
314億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ドラッグストア 事業4,784億円56.8%275億円5.7%
ディスカウント ストア事業3,641億円43.2%194億円5.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ドラッグストア主力

当社および子会社が運営するドラッグストアチェーンで、主に医薬品、化粧品、日用雑貨を店頭販売。

主な製品・サービス3
医薬品
一般用医薬品(OTC医薬品)を中心に取り扱い。
化粧品
医薬部外品を含む化粧品類。
日用雑貨
日用品、ベビー用品、衛生用品など。

02ディスカウントストア準主力

子会社ダイレックスが展開するディスカウントストアで、主に食料品、家庭雑貨等を低価格で販売。

主な製品・サービス2
食料品
生鮮食品、加工食品、飲料等。
家庭雑貨
キッチン用品、日用消耗品、衣料品等。

製品と技術

OTC医薬品から調剤までカバーする品揃え

ドラッグストア事業の中核は一般用医薬品(OTC医薬品)と処方箋調剤である。感冒薬や胃腸薬などのOTC医薬品に加え、調剤薬局を併設する店舗では処方箋に基づく医薬品を提供する。2026年3月期には調剤事業が好調で、ドラッグストア事業の増収に貢献した。医薬品の適正販売とカウンセリング能力の向上が競争力の源泉である。

化粧品・日用雑貨とプライベートブランド

医薬部外品を含む化粧品類、シャンプーや洗剤などの日用雑貨も主力商品である。低価格戦略の一環としてプライベートブランド(PB)商品の拡充を進め、新規カテゴリーの開発にも取り組む。日用品やベビー用品、衛生用品など幅広い品揃えで、顧客の「一品買い」から「まとめ買い」まで対応する。

ディスカウントストアの食品・家庭雑貨

子会社ダイレックスが運営するディスカウントストアでは、生鮮食品や加工食品、飲料などの食料品を中心に、キッチン用品や衣料品などの家庭雑貨を低価格で販売する。2026年3月期は食品部門が市場価格上昇を背景に堅調に推移し、ディスカウントストア事業の売上高は前期比6.4%増の3641億円に達した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ドラッグストア業界で中堅首位級、PB商品が強み

サンドラッグは小売業のドラッグストア業界で、中堅ながら全国展開を進めており、薬局併設型店舗を中心に強固な基盤を持ちます。競合のトライアルホールディングスは食品スーパー兼ドラッグストアでディスカウント路線が特徴ですが、サンドラッグは医薬品を軸にヘルスケアに特化しています。直近の売上高は増加しており、営業利益率も安定しています。今後はPB商品の拡充や店舗網の効率化が利益率向上の鍵となります。

強み

  • 医薬品や健康食品に強みを持ち、調剤薬局併設で地域の頼れる存在です。
  • 営業利益率が約5.5%で安定しており、堅実な事業運営が光ります。
  • 独自PB商品で原価率を管理し、競争力を高めています。
  • 全国に店舗を広げており、スケールメリットを活かしています。

課題

  • 同業他社との競合が激しく、価格競争に巻き込まれるリスクがあります。
  • 新規出店にはコストがかかり、投資回収の効率性が課題です。
  • 薬剤師など専門人材の確保と育成が重要な課題となっています。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がサンドラッグ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18252丸井グループ5,322億円18.3倍
24912ライオン5,260億円18.1倍
33349コスモス薬品5,131億円15.9倍
46417SANKYO4,621億円8.9倍
54967小林製薬4,432億円260.6倍
69989サンドラッグ4,377億円13.7倍
79006京浜急行電鉄4,285億円15.3倍
86753シャープ4,138億円8.7倍
98060キヤノンマーケティングジャパン4,104億円17.5倍
107984コクヨ4,064億円17.7倍
114681リゾートトラスト3,959億円18.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 52件

個人商店としての創業から法人化へ

1957年12月、故名誉会長の多田幸正が東京都世田谷区に創業した。1965年4月に有限会社サンドラッグを設立し、チェーン展開を開始。1980年7月には株式会社に改組し、株式会社サンドラッグを設立。同年12月には東京都八王子市に郊外型ドラッグストアを開店し、大型店への道を歩み始める。

情報システム投資と店舗網の拡大

1985年2月に売上・受発注情報のオンライン化を開始し、1987年3月には本社を東京都府中市に移転。1991年11月には全店舗にPOSレジを導入、業務効率化を進めた。物流面では1986年に国立市にピッキングシステムの物流センターを開設し、その後も各地に物流拠点を整備。1997年には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本を拡充した。

M&Aによるエリア拡大と上場市場の変更

1996年2月に千葉県のタイセーホームエイド(現サンドラッグファーマシーズ)を子会社化したのを皮切りに、1998年には栃木県のコミネを、2007年には神奈川県のアクトを吸収合併。2009年には九州・中四国でディスカウントストアを展開するダイレックスを子会社化し、業容を一気に広げた。2002年9月には東京証券取引所市場第一部に指定替え。

全国物流網の整備と調剤事業の強化

2000年代に入ると、北海道から九州まで物流センターと経由センターを次々に開設。2010年には福岡県糟屋郡への移設、宮崎県・岡山県への新設など、全国カバー体制を整えた。同時に調剤薬局の拡充にも力を入れ、フランチャイズ契約の締結や子会社化を通じて調剤併設型店舗を増やした。2011年には特例子会社サンドラッグ・ドリームワークスを設立し、障害者雇用にも取り組む。

年表52件を開く

1950年代

  • 1957年12月創業故名誉会長 多田幸正が東京都世田谷区に創業

1960年代

  • 1965年4月創業㈲サンドラッグ設立 チェーン展開開始

1980年代

  • 1980年7月㈲サンドラッグを株式会社に改組し、㈱サンドラッグを設立
  • 1980年12月東京都八王子市に郊外型ドラッグストアを開店
  • 1985年2月売上・受発注情報のオンライン化を開始
  • 1986年12月東京都国立市にピッキングシステムの物流センターを開設
  • 1987年3月東京都府中市に本社を移転

1990年代

  • 1991年11月全店舗にPOSレジを導入
  • 1994年8月日本証券業協会に株式を店頭登録、資本金26億8百万円とし資本の充実を図る。
  • 1996年2月M&A千葉県エリアに展開の㈱タイセーホームエイド(現㈱サンドラッグファーマシーズ)を子会社化
  • 1996年9月スーパーマーケットの㈱クイーンズ伊勢丹とフランチャイズ契約を締結
  • 1997年3月公募増資により資本金39億31百万円とし資本の充実を図る。
  • 1997年8月商号変更証券取引所における株式売買単位を、1,000株から100株に変更
  • 1997年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1997年12月千葉県柏市に物流センターを開設
  • 1998年4月スーパーマーケットの㈱いちやまマートとフランチャイズ契約を締結
  • 1998年4月東京都府中市若松町一丁目38番地の1に本社を移転
  • 1998年4月M&A栃木県エリアに展開の㈱コミネを子会社化
  • 1999年4月商号変更埼玉県所沢市に在庫センターを開設し、既存の物流センターを経由センターに変更
  • 1999年9月北海道に展開している㈱サンドラッグプラスとフランチャイズ契約を締結

2000年代

  • 2000年8月北海道石狩市に物流センターを開設
  • 2001年5月佐賀県佐賀市に物流センターを開設
  • 2002年2月佐賀県佐賀市の物流センターを福岡県福岡市へ移設
  • 2002年9月東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2002年11月北海道札幌市に経由センターを開設
  • 2003年4月新潟県に展開している㈱星光堂薬局とフランチャイズ契約を締結
  • 2003年4月大分県に展開している㈱セイユー堂とフランチャイズ契約を締結
  • 2004年2月佐賀市の物流センターを福岡県糟屋郡へ移設
  • 2004年4月愛知県に展開している㈱清水ドラック(㈱サンドラッグ東海)とフランチャイズ契約を締結
  • 2004年6月愛知県名古屋市に物流センターを開設
  • 2004年11月新潟県新潟市に物流センターを開設
  • 2006年2月兵庫県神戸市に物流センターを開設
  • 2006年4月宮城県仙台市に物流センターを開設
  • 2006年10月福岡県糟屋郡の物流センターを福岡市へ移設
  • 2007年3月M&A神奈川県に展開の㈱アクトを子会社化
  • 2007年7月M&A子会社の㈱アクトを吸収合併
  • 2007年11月M&A北海道石狩市の物流センターと札幌市の経由センターを統合し、札幌市に物流センターを移転開設
  • 2007年12月食品経由センターを神奈川県横浜市、千葉県野田市に開設
  • 2008年3月愛媛県、香川県に展開している㈱大屋とフランチャイズ契約を締結
  • 2008年3月愛媛県四国中央市に物流センターを開設
  • 2008年11月M&A首都圏に展開の㈱ビーアンドエッチアメミヤ(現㈱ピュマージ)を子会社化
  • 2009年3月神奈川県横浜市に物流センターを開設
  • 2009年9月M&A新潟県、福島県に展開している㈱星光堂薬局(フランチャイジー)を子会社化
  • 2009年12月M&A九州地区、中四国地区にディスカウントストアを展開しているダイレックス㈱を子会社化

2010年代

  • 2010年5月福岡市の物流センターを福岡県糟屋郡へ移設
  • 2010年6月宮崎県都城市に物流センターを、岡山県倉敷市に経由センターを開設
  • 2011年2月㈱サンドラッグ・ドリームワークスを設立
  • 2011年9月沖縄県中頭郡西原町に経由センターを開設
  • 2011年10月M&A愛知県に展開している㈱サンドラッグ東海(フランチャイジー)を子会社化
  • 2012年2月神戸市の物流センターを大阪府大東市へ移設
  • 2012年2月㈱サンドラッグ・ドリームワークスが特例子会社の認定を受領
  • 2013年3月東京都国立市の経由センターを東京都昭島市へ移設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    立地特性に応じた店舗網の強化

    国内店舗網の更なる強化に向け、立地特性に応じた業態による新規出店を推進する。

  2. 02

    EC事業と調剤事業の拡大

    EC事業および調剤事業を積極的に拡大し、事業ポートフォリオを強化する。

  3. 03

    PB商品拡充と新規カテゴリー開発

    プライベートブランド商品の品揃えを拡充するとともに、新たなカテゴリーの商品開発を進める。

  4. 04

    人材教育と業務デジタル化の推進

    高いサービスレベルを維持するため人材教育に注力し、少子高齢化に伴う労働力不足に対応するため、各種業務のデジタル化(省人化)を推進して生産性向上を図る。

  5. 05

    環境経営への積極的取り組み

    環境経営にも積極的に取り組み、持続可能な事業運営を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,457人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は590万円で、9期前と比べて+10.2%平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は8.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,679
2018年3月4,834
2019年3月53533.08.04,984
2020年3月53533.08.05,241
2021年3月52834.08.05,634
2022年3月51434.08.06,015
2023年3月6,371
2024年3月56034.09.06,662
2025年3月58234.08.07,145623
2026年3月59034.08.07,457628

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率21.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率96.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)42.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 8 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ディスカウントストア事業685億円
東府中店(東京都府中市)他関東地区418店舗216億円
ドラッグスト ア事業
ドラッグストア事業109億円
奈良店(奈良県奈良市)他近畿地区153店舗8,822百万円
ドラッグスト ア事業
焼津三ヶ名店(静岡県焼津市)他東海地区102店舗7,621百万円
ドラッグスト ア事業
筑紫野店(福岡県筑紫野市)他九州地区84店舗)5,220百万円
ドラッグスト ア事業
皆生店(鳥取県米子市)他中国地区31店舗3,715百万円
ドラッグスト ア事業
本部他 — 東京都府中市他3,535百万円
ドラッグスト ア事業
大河原フォルテ店(宮城県柴田郡)他東北地区63店舗2,938百万円
ドラッグスト ア事業
一宮店(山梨県笛吹市)他甲信越地区35店舗1,834百万円
ドラッグスト ア事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱星光堂薬局
    新潟県 新潟市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンドラッグプラス
    北海道 札幌市 東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱大屋
    愛媛県 西条市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンドラッグ・ドリームワークス
    東京都 府中市
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイレックス㈱(注)3.4
    佐賀県 佐賀市
    議決権100.0%
  • 国内
    BCPE KNIGHT CAYMAN,L.P.
    ケイマン諸島 · その他の関係会社
    議決権55.6%
  • 海外
    BCPE KNIGHT GP2,LLC
    米国 デラウェア州 · その他の関係会社
    議決権49.0%
  • 国内
    ㈱BCJ-47
    大阪府 大阪市 淀川区 · その他の関係会社
    議決権55.6%
  • 国内
    ㈱キリン堂ホールディングス
    大阪府 大阪市 淀川区 · その他の関係会社
    議決権55.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は8,425億円営業利益468億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.1%、利益が+5.2%。

売上高
+5.1%
8,425億円
営業利益
+5.2%
468億円
純利益
+1.9%
314億円
営業利益率
5.6%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高8,760億円8,425億円
営業利益488億円468億円
純利益322億円314億円
1株あたり配当¥132¥132

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2,153億円、営業利益は121億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.2%、営業利益は+22.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,70953
2024年1Q1,821995.469
2024年2Q1,8961075.672
2024年3Q1,9431266.587
2024年4Q1,85863
2025年2Q3,9562125.4143
2025年4Q4,0622335.7165
2026年2Q4,1842315.5153
2026年4Q4,2412375.6161
2027年1Q2,1531215.680

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は4,074億円から8,425億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は5.6%。売上は11期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4,074253150
2014年3月4,478288158
2015年3月4,458265164
2016年3月5,038338216
2017年3月5,284349233
2018年3月5,642368248
2019年3月5,881358239
2020年3月6,178372237
2021年3月6,343382253
2022年3月6,487347239
2023年3月6,905381257
2024年3月7,518417291
2025年3月8,0184454385.6308
2026年3月8,4254684625.6314

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高8,425億円のうち、営業利益として残るのは468億円5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は314億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.3%6,263億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.1%1,693億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.6%468億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
5.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.7pt
11.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが433億円、投資CFが−321億円で、差し引きのフリーCFは112億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は705億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月230−108−65122292
2014年3月323−101−40222474
2015年3月128−95−16133346
2016年3月336−115−42221525
2017年3月282−144−204138460
2018年3月361−152−64209605
2019年3月311−136−77175702
2020年3月323−139−79184807
2021年3月318−179−81139865
2022年3月317−207−82110893
2023年3月374−285−17389809
2024年3月412−748225−336697
2025年3月412−354−10658650
2026年3月433−321−57112705

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,755億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,860億円で、自己資本比率は60.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,6811,00867360.0
2014年3月1,9221,13279058.9
2015年3月1,8971,16073761.1
2016年3月2,1701,33383761.4
2017年3月2,2091,36384661.7
2018年3月2,4661,54891862.7
2019年3月2,6221,71191165.2
2020年3月2,8431,86897565.7
2021年3月3,0852,0521,03366.5
2022年3月3,2582,2061,05267.7
2023年3月3,6072,3631,24465.5
2024年3月4,2022,5311,67160.2
2025年3月4,4402,6971,74360.7
2026年3月4,7552,8601,89560.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
705億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,799億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,895億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中44位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中152位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,668で、1年前と比べて-18.4%過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。

¥3,668-1.1%1ヶ月-0.3%1年-18.4%時価総額4,377億円
過去52週の値幅
安値¥3,526高値¥4,690

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.7倍
PER (会社予想)13.3倍
PBR1.50倍
配当利回り3.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月29日に3972円まで上昇したものの、その後は調整気味。8月18日には3640円と直近の安値をつけたが、8月21日は3712円と反発。25日移動平均線(3763.68円)を下回り、75日線(3765.27円)も下回るが、200日線(3960.09円)は明確な抵抗線。52週高値4779円からは22%下落、52週安値3526円には近い。1か月で1.67%下落、1年では20%下落と軟調。出来高は増加傾向で、売り圧力が継続。RSIは43.49とやや弱気。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER13.85倍、PBR1.52倍、配当利回り3.55%で、業界平均(PER40.19倍、PBR3.06倍、配当利回り12.61%)と比較するとPER・PBRは大幅に低く、配当利回りは低いが、それでも割安感がある。ROE11.3%と収益性は良好で、配当性向55.7%と高いが、配当利回りは平均を下回る。割安だが配当利回りは伸び悩む可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.7倍39.6倍
PER (予想)13.3倍
PBR1.50倍2.44倍
ROE11.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、ドラッグストア業界の競争激化と調剤事業の成長性。強気派は、調剤薬局の需要拡大と出店効果で売上・利益が増加。また、安定したキャッシュフローを背景にM&Aも推進。弱気派は、同業他社との価格競争で粗利益率が低下、調剤は薬価改定で収益圧迫のリスクを懸念。

プラスに働く材料7
  • 調剤事業の拡大

    調剤併設店舗が増え、高齢化で処方箋需要が堅調。

  • 堅調な業績

    売上高は増加傾向、出店と既存店の伸びが寄与。

  • 株主還元の安定

    配当利回り3.52%と高く、増配余地もある。

  • 2026年3月期は売上高8,425億円・営業利益468億円通年影響

    売上高は8,018→8,425億円、営業利益は445→468億円。増収増益計画。

  • 配当利回り3.52%と高水準通年影響

    株価下落で利回り3.52%まで上昇。配当による下値支持が期待される。

  • PER13.89倍・PBR1.52倍と割安感通年影響

    ROE11.3%に対しPBR1.52倍。収益力からみた評価は高くない。

  • 外国人持ち株比率26.2%で外部マネー流入余地継続影響

    外国人の持ち株比率26.2%。高利回りを評価する海外資金の継続的な買いが期待される。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    ドラッグストア同士の出店競争で、価格低下が収益を圧迫。

  • 薬価改定リスク

    政府の薬価引き下げで調剤報酬が減り、収益性が悪化。

  • 出店コストの増加

    好立地の出店が難しくなり、初期投資がかさむ。

  • 純利益は314億円と前期比2.0%増にとどまる通年影響

    純利益は308→314億円。増益率は前期の5.8%から大きく鈍化。

  • 営業利益率は5.55%で2期連続横ばい通年影響

    営業利益率は2025年3月期、2026年3月期とも5.55%。価格競争で改善せず収益力は頭打ち。

  • 株価は1年で18.7%下落し需給悪化不定影響

    過去1年は-18.66%。下落基調の継続で、モメンタム投資家の売りが重荷。

  • 売上高成長率は6.7%から5.1%へ減速通年影響

    売上高は7,518→8,018→8,425億円。増収率は6.7%→5.1%と低下基調。

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
店舗の集客力と需要動向を測る。出店効果を除いた実力。
調剤売上比率
調剤事業の拡大が成長戦略の鍵、処方箋需要の動向。
粗利益率
価格競争や薬価改定の影響が収益性に反映される。
出店数
成長のスピードと投資効率を確認。出店効果が売上に寄与。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり132で、前期から+0.8%いまの株価に対する利回りは3.60%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥132
1株あたり
配当利回り
3.60%
いまの株価に対して
配当性向
55.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5033.8
2018年3月6020.037.7
2019年3月6610.041.6
2020年3月683.047.4
2021年3月702.943.7
2022年3月711.455.9
2023年3月10040.874.2
2024年3月11414.075.0
2025年3月13014.086.4
2026年3月1310.855.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥132

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ42,195人。区分でいちばん多いのは事業法人37.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.6%を占め、残る43.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人37.437.437.437.437.437.4
外国法人35.029.529.329.424.726.2
金融機関16.319.820.420.624.919.2
個人・その他10.111.011.010.811.713.3
証券会社1.32.31.91.81.43.9
自己株式2.02.02.02.02.02.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社イリュウ商事36.68
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.63
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.86
04CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店 ダイレクト・カストディ・クリアリング業務部)3.55
05多田 直樹2.61
06ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント1.94
07多田 高志1.85
08全国共済農業協同組合連合会(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.73
09JPモルガン証券株式会社1.48
10株式会社日本カストディ銀行(信託口4)1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-23
    株式会社イリュウ商事
    変更報告
    36.68%
  • 2026-07-07
    株式会社イリュウ商事
    新規の大量保有報告
    36.68%
  • 2026-06-05
    オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)
    新規の大量保有報告
    4.94%
    -1.09pt
  • 2026-05-12
    オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)
    新規の大量保有報告
    6.03%
    -1.09pt
  • 2026-04-07
    オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)
    新規の大量保有報告
    7.12%
    -1.13pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+13%、1株純資産は14期で+53%。直近期のROEは11.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2371,59915.817.623.9
2014年3月2501,79614.718.926.0
2015年3月2671,91814.323.428.9
2016年3月3572,20417.323.631.3
2017年3月1971,16617.318.933.8
2018年3月2121,32417.123.137.7
2019年3月2051,46314.714.941.6
2020年3月2031,59813.217.147.4
2021年3月2171,75412.918.743.7
2022年3月2041,88611.214.655.9
2023年3月2202,02111.316.574.2
2024年3月2492,16411.918.775.0
2025年3月2632,30611.816.086.4
2026年3月2682,44511.314.655.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額326百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
貞方宏司代表取締役 社長 CEO5553,000
多田直樹取締役 チェアマン633,113,000
坂井義光取締役6129,000
多田高志取締役572,207,000
松本正人社外取締役69
辻智子社外取締役70
齋藤律子社外取締役61
山下和稔社外常勤監査役67
和田希志子社外監査役55
上条香代子社外監査役63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7541196023534
社外取締役637376
監査役318186
社外監査役318186
社外取締役318186

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容626字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社サンドラッグ(当社)、子会社7社(株式会社星光堂薬局、株式会社サンドラッグプラス、株式会社大屋、株式会社サンドラッグ・ドリームワークス、株式会社ピュマージ、ダイレックス株式会社、株式会社サンドラッグエース)、関連会社9社(BCPE KNIGHT CAYMAN,L.P.、BCPE KNIGHT GP2,LLC、株式会社BCJ-47、株式会社キリン堂ホールディングス他5社)の合計17社により構成されております。 当社グループは、薬局の経営並びに医薬品・化粧品・日用雑貨等の販売及び卸売りを主たる事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 事業内容   会社名   摘要 ドラッグストア事業   当社、㈱星光堂薬局、㈱サンドラッグプラス、㈱大屋、㈱サンドラッグ・ドリームワークス、㈱ピュマージ、㈱サンドラッグエース   主に医薬品、化粧品、日用雑貨を販売目的とする事業 ディスカウントストア事業   ダイレックス㈱   主に食料品、家庭雑貨等を販売目的とする事業 関連会社   BCPE KNIGHT CAYMAN,L.P.、BCPE KNIGHT GP2,LLC、㈱BCJ-47、㈱キリン堂ホールディングス他5社   持分法適用会社及び持分法適用会社の親会社 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題537字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 今後のわが国経済につきましては、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、経済・社会活動の回復が期待される一方で、物価の継続的な上昇に加え、中東情勢を要因とするエネルギー価格の高止まり、為替変動の影響等から、経済環境の先行きは警戒すべき局面になるものと見込まれます。 当業界におきましては、出店競争の激化、業界再編の進行、他業態との競争が続く中、人口減少や少子高齢化に起因する労働力不足に加え、原材料の高騰、調達難など販売促進活動にも影響を及ぼす可能性もあり、業界環境は引き続き厳しい状況で推移するものと認識しております。 こうした事業環境を踏まえ、当社グループは、国内店舗網の更なる強化に向け立地特性に応じた業態による新規出店を推進するとともに、EC事業及び調剤事業の拡大に取り組んでまいります。あわせて、プライベートブランド商品の拡充、新規カテゴリーの開発を進めてまいります。また、高いサービスレベルを維持するための人材教育に注力するとともに、少子高齢化に伴う労働力不足への対応として、各種業務におけるデジタル化(省人化)を推進し、生産性の向上を図り、環境経営にも積極的に取り組んでまいります。 目標とする経営指標
事業等のリスク4,354字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主なリスクは、以下のとおりであります。 また、当社グループは、これらのリスクに対する管理体制を「第4 提出会社の状況」の「4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載のとおり整備しております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 薬局の経営並びに医薬品、化粧品、日用雑貨等の販売事業に関するリスク ① 当社グループにおいては、4種類の店舗形態を運営しております。形態といたしましては、ドラッグストア形態、調剤薬局形態、複合形態である調剤併設ドラッグストア形態及びディスカウントストア形態の4種類です。 グループ全店舗中249店舗で展開する調剤業務は、医薬分業が進展するに従い処方箋の応需枚数が一層増加することが予想されます。調剤薬の瑕疵・調剤ミス等により将来訴訟や行政処分を受ける可能性があり、その場合、当社グループの社会的信用が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、調剤部によるグループ全体の調剤業務に関する技術や医薬品の知識の向上に取り組み、調剤過誤を防止すべく万全の管理体制のもと、細心の注意を払い調剤業務を行うとともに、調剤ミスリスク防止や効率化のために、監査チェックカメラを設置しております。更に調剤ロボット導入投資を検討しており、リスク軽減に努めております。また、リスク管理のため、全店で「薬局賠償責任保険」に加入しております。 ② 調剤業務の売上に係る調剤報酬及び医療用医薬品の価格(薬価)は、法令により定められております。今後これらの調剤報酬や薬価の改定によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、日々進化するデジタルやAI・IoTを活用した更なる高度なシステム構築や業務の省力化・効率化投資による生産性向上により、「ローコストオペレーション」の持続的運営を図り、コスト低減、利益率の維持・向上の推進に注力し、リスクの軽減を図っております。 ③ 当社グループは、取扱い商品の大半を卸業者及び一部を製造メーカーより仕入れておりますが、仕入れ値が変動する可能性があり、売上高及び売上総利益へ影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、市況変動に対応すべく、また、顧客ニーズ対応・掘り起こしに向けて、プライベートブランド商品(高付加価値商品と機能性のある低価格商品)の新製品開発強化によるリスク軽減を図っております。 ④ 当社グループの本社及び各店舗、物流センター所在地において、大地震はじめ自然災害や予期せぬ事故・犯罪等の発生或いは新型ウイルス・細菌感染症が大流行した場合、各拠点における人的被害・物理的損害やサプライチェーン寸断等が発生し営業活動が阻害され、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、被害リスクの最小化と被災地域への貢献に資すべく、「災害対策マニュアル」に基づく研修と訓練を、本部・全店舗にて、毎年定期的に実施し対応しております。 (2) 出店及びM&Aや業務提携に関するリスク ① ドラッグストア業界では、同業他社の積極的な出店による競合に加え、他業種との競合もあり、来店客数の減少、売上単価の低下などにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、同業他社及び他業種の積極的な出店による物件の取り合いにより賃料等が高騰する場合があります。このような状況のなか当社グループの新規出店の選定に関し、当社グループの厳格な出店基準に合致する物件がなければ出店予定数を変更することもあるため、業績見通しに影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、M&Aや新規出店戦略の強化、商品政策の精度向上、販売促進施策の充実による収益性の改善を進めております。更に、出店基準の見直しによる機会拡大、優秀な新卒人材や専門性・即戦力を備えた中途人材の採用による多様性の確保、体系的な研修による人材力の底上げを通じて、リスク低減に努めております。 ② 店舗賃貸借契約にて、賃貸人に対し、敷金・保証金・建設協力金等を預託・貸付することがありますが、賃貸人の倒産等により、当該預託・貸付資金の回収が困難になる可能性があります。 当社グループは、可能な限りのリスク回避に向けて、担保権設定等や賃貸人の財務状況等情報収集に努めております。 ③ 当社グループは、株式、出資金の取得や業務提携等を通じて事業の拡大を図っております。また、これらの投資に伴いのれんを計上している場合もあります。当該事業が当初の目論見通りの収益を上げられない場合、のれんの減損を含め、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 株式、出資金の取得や業務提携等を実施する際には、第三者機関にも評価を依頼し、十分な事前調査を行うとともに、精緻な事業計画を立て、その意思決定を行っております。また、実施後の事業進捗については、定期的にモニタリングを行い、当該リスクの低減に努めております。 (3) 法的規制に関するリスク ① 法的規制について 当社グループは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下、「医薬品医療機器等法」という。)で定義する医薬品等の販売をするにあたり、その内容により各都道府県の許可・登録・指定・免許及び届出を必要としております。また、酒類・食品等の販売についても、それぞれの関係法令に基づき所轄官公庁の認可・登録等を必要としております。従って、これら法令の改正等により店舗の営業等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 医薬品販売の規制緩和について 「薬事法の一部を改正する法律(公布日 2013年12月13日、施行日 2014年6月12日)により一般用医薬品のネット販売が事実上解禁となりました。現状では、第1類医薬品を販売する際には、薬剤師が医薬品に関する情報提供が義務付けられていますが、今後より一層の規制緩和が進み、他業種との競争が激化した場合には、当社グループの事業計画や業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、上記①・②のリスク軽減のために、法改定に迅速に対応すべく、企業理念である“一歩先を考え、半歩先に行動する”人材育成に傾注した研修を更にブラッシュアップしつつ実施し、対処しております。 ③ 有資格者の確保について 薬局及び医薬品販売業では、医薬品医療機器等法により店舗ごとに薬剤師又は登録販売者を従事させることが義務付けられており、調剤業務に関しては薬剤師が行わなければなりません。従って、在籍薬剤師の人数及び在籍登録販売者の人数は新規出店の重要な制約条件となります。 ドラッグストア業界では、同業他社などの積極的な出店などの要因もあり、薬剤師の採用競争は引き続き激しくなっております。これに伴い薬剤師の確保のための採用費等の上昇が続くものと思われます。一方登録販売者につきましても、他業種からの医薬品販売への参入増加が予想され、他業種等からの引き抜きなども懸念されております。このような状況において、出店に必要な薬剤師及び登録販売者が確保できなかった場合は、当社グループの出店計画に影響を与え成長を阻害される可能性があり、薬剤師及び登録販売者が確保された場合においても人件費の上昇が続いた場合、当社グループに影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、男女性差なく、一人ひとりが能力を発揮し活躍できる会社を目指し、さまざまな働き方の多様化に寄り添い、就労形態や処遇形態などにおける働きやすい環境や各種制度づくりをはじめ、外部変化をも把握しつつ常に雇用管理の改善に取り組む運営体制で、人材確保に努めております。 (なお、厚生労働大臣より、①「女性活躍推進法」に基づく『えるぼし(3ツ星)』認証、②「次世代育成支援対策推進法」に基づく『プラチナくるみん』認証をそれぞれ取得。 加えて、「仕事と介護(看護)との両立支援企業」として『トモニン』の両立支援シンボルマークを取得しております。) また、従業員の各種資格取得を促進する研修体制や受験勉強時間付与制度の充実により、合格者数を増やし、資格者不足リスクの軽減を図っております。 ④ 個人情報保護について 当社グループは、ポイントカードシステムの運用に伴う顧客情報、調剤業務に伴う患者情報及び従業員情報等を保持しており、コンピューター管理を行っております。個人情報保護法に基づき、これらの情報管理については万全を期しておりますが、万が一情報の漏洩があった場合、当社グループは社会的信用を損なうなどの理由により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、「個人情報保護法」に基づき、情報管理体制を構築し、業務監査室にてモニタリングを実施するとともに、定期的に研修を実施し、「コンプライアンス・リスク管理委員会」にて状況確認するなどにより、リスク軽減に対処しております。 (4) 訴訟等に関するリスク 当社グループは、これまで医薬品販売業務や調剤業務に関連した訴訟を受けたことはなく、法的危機管理に対処する体制を社内に整えておりますが、医薬品を処方、販売する事業の性格上訴訟を受ける可能性があります。訴訟の内容及び金額によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、「コンプライアンス・リスク管理委員会」を定例及び随時に開催し、体制強化を図っております。 また、薬剤師・登録販売者に対し、「医薬品医療機器等法」の改正事項周知や薬事の更なる高度知識習得のための社内及び社外の研修を積極的な受講を推進しており、リスク軽減を図っております。 他方で、業界等の研修会への講師派遣も行っております。 (5) 事業体制に関するリスク 代表取締役社長 CEOをはじめとする経営陣は、各事業分野において重要な役割を果たしております。これら役員が業務執行できない事態となった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、役員・役員候補者に対し、役員向け研修プログラム(e-ラーニング)受講体制を整備し、ガバナンス、コンプライアンスも含め体系的学習を実施いたしております。従業員に対しても役職別にコンプライアンス、マネジメント等の研修体制の充実を図り経営層の育成を推進しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,607字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用環境が改善傾向を維持し、賃金上昇などを背景に、緩やかな回復の動きが見られました。一方で、中東情勢の影響等に伴うエネルギー価格の高止まりや、物価上昇の長期化に伴う生活防衛意識の高まりから、個人消費は引き続き選別的な動きが続きました。ドラッグストア・ディスカウントストア業界におきましては、同業他社との出店競争の激化や、大手企業間における業界再編の進展に加え、他業態との競争、さらには医薬品販売に関する法改正や各種規制の影響等により、経営環境は一層厳しさを増しております。 このような状況のもと、当社グループは、引き続き「安心・信頼・便利の提供」をキーワードに、専門性の一層の向上を図りつつ、質の高い新規出店および既存店の改装を推進するとともに、少子高齢化や消費者の購買動向の変化への対応として、調剤事業およびEC事業の強化にも取り組みました。経費面については、生産性向上の継続的な取り組みに加え、環境経営の推進にも注力しました。 当連結会計年度の当社グループ全体の出店等の状況は、73店舗を新規出店し79店舗で改装をしたほか21店舗を閉店し活性化を図りました。 この結果、当連結会計年度末の当社グループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1,155店舗(直営店886店舗、㈱星光堂薬局84店舗、㈱サンドラッグプラス76店舗、㈱大屋72店舗、フランチャイズ等37店舗)、ディスカウントストア事業439店舗(ダイレックス㈱439店舗)の合計1,594店舗となりました。 当連結会計年度の業績は、売上高8,425億12百万円(前期比5.1%増)、営業利益468億31百万円(同5.2%増)、経常利益462億20百万円(同5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益313億92百万円(同2.1%増)となり、増収・増益となりました。 セグメント業績等の概要は次のとおりであります。 <ドラッグストア事業> ドラッグストア事業は、一昨年の反動もあり、感冒薬を中心とした季節商材の販売が減少し、売上高にマイナスの影響を及ぼしました。一方、既存店の改装効果に加え、調剤事業及びEC事業が引き続き好調に推移したこと、並びに備蓄米の販売が好調に推移したこと等により、売上高は前期比で増加いたしました。また、前期末からの取引条件改善等もあり、売上総利益率は0.2pt向上しております。 以上の結果、ドラッグストア事業の売上高は5,393億79百万円(前期比4.3%増)、営業利益は274億81百万円(同3.1%増)となりました。 <ディスカウントストア事業> ディスカウントストア事業は、暖冬の影響等により季節家電の需要が低調に推移したことから、売上高にマイナス影響を及ぼしました。一方、食品部門は市場価格の上昇等を背景に、引き続き堅調に推移いたしました。また、ドラッグストア商材の取引条件改善等もあり、売上総利益率は0.3pt向上しております。 以上の結果、ディスカウントストア事業の売上高は3,641億21百万円(前期比6.4%増)、営業利益は193億50百万円(同8.4%増)となりました。 当連結会計年度末の財政状態は、総資産が前連結会計年度末に比べ314億98百万円増加し、4,755億5百万円となりました。 うち流動資産は、売掛金、商品の増加等により、前連結会計年度末に比べ212億86百万円増加し、2,380億64百万円となりました。 固定資産は、新規出店、改装による有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ102億11百万円増加し、2,374億40百万円となりました。 流動負債は、買掛金の増加等により、前連結会計年度末に比べ55億27百万円増加し、1,340億35百万円となりました。 固定負債は、借入金、資産除去債務の増加等により、前連結会計年度末に比べ96億83百万円増加し、554億68百万円となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の発生など利益剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ162億87百万円増加し、2,860億1百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は60.1%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ55億67百万円増加し、705億23百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、前期に比べ21億33百万円増加し、432億97百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上等が要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、前期に比べ32億96百万円減少し、320億76百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出等が要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、前期に比べ49億46百万円減少し、56億53百万円となりました。これは主に、配当金の支払額等が要因であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期比(%) ドラッグストア事業   337,646   +4.7 ディスカウントストア事業   300,348   +6.2 合計   637,995   +5.4 (注) 金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) ドラッグストア事業   478,404   +4.1 ディスカウントストア事業   364,108   +6.4 合計   842,512   +5.1 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、将来に発生する事象に対して見積り及び仮定設定を行わなければなりません。当社グループは、貸倒債権、投資、法人税に対応する繰延税金資産、退職金等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。その主なものは、以下のとおりであります。 a.取立不能のおそれのある債権には、必要と認める額の貸倒引当金を計上しております。 b.繰延税金資産のうち、将来において実現が見込めない部分については評価性引当額を計上しております。繰延税金資産の評価は将来の課税所得の見積りに依拠します。将来の課税所得が経済環境の変化等により予想された金額と乖離した場合には、繰延税金資産金額の調整を行います。 c.退職給付債務及び退職給付費用を測定するための数理計算上の基礎率や計算方法は、適切なものであると判断しております。 d.固定資産の減損の兆候を識別する方法や減損損失を認識、測定する方法は、適切なものであると判断しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.売上高 売上高は、グループ全体で73店舗を新規出店し79店舗で改装をしたほか21店舗を閉店し活性化を図りました結果、8,425億12百万円(前年同期比5.1%増)となりました。 b.売上総利益 売上総利益は、2,161億70百万円(同5.9%増)となりました。 c.販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は、デジタル化(省人化)等への取り組みによる生産性の向上など諸経費の削減に努めましたが、積極投資による一時的な減価償却費の増加等により、1,693億38百万円(同6.1%増)となりました。 d.営業利益・経常利益 上記の結果、営業利益は、468億31百万円(同5.2%増)となり、経常利益は、462億20百万円(同5.4%増)となりました。 e.親会社株主に帰属する当期純利益 上記の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、313億92百万円(同2.1%増)となりました。 (3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、持続的企業価値向上に向けた投資、株主への利益還元及び将来の更なる成長のための内部留保など総合的に最適なバランスを考え、財務の健全性維持と資本の効率的運用を基本としております。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金で賄うことを基本とし、資金調達を行う場合には、経済情勢や金融環境を踏まえ、あらゆる選択肢の中から当社グループにとっての最良の方法で行いたいと考えております。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。 (4) 経営者の問題認識と今後の方針について 当業界におきましては、同業他社との出店競争や大手同士等の業界再編など、経営環境は一層厳しさを増しております。 このような状況をふまえ、当社グループは引き続き「安心・信頼・便利の提供」をキーワードに、国内店舗網の更なる強化に向け立地特性に応じた業態による新規出店を推進するとともに、EC事業および調剤事業の拡大に取り組んでまいります。あわせて、プライベートブランド商品の拡充、新規カテゴリーの開発を進めてまいります。また、高いサービスレベルを維持するための人材教育に注力するとともに、少子高齢化に伴う労働力不足への対応として、各種業務におけるデジタル化(省人化)を推進し、生産性の向上を図り、環境経営にも積極的に取り組んでまいります。 常に問題意識を持ち、想定されるリスクに対処しつつ、財務体質の健全性や安定継続的な配当水準を維持し、持続的な成長と企業価値の向上に努め、事業の拡大を実現してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。