概要
新田ゼラチンは、1945年創業のゼラチン・コラーゲンペプチド総合メーカーである。食品、医薬品、工業用途向けに原料を供給し、国内トップシェアを有する。大阪市に本社を置き、連結子会社9社、関連会社3社を擁する。2026年3月期の連結売上高は380億円、営業利益47億円。ゼラチン・コラーゲン業界でアジアNo.1を目指す長期経営構想を掲げる。
コラーゲン事業が全売上を占める単一セグメント
新田ゼラチングループは「コラーゲン事業」の単一セグメントで構成される。製品区分はゼラチン、コラーゲンペプチド、食品材料、バイオメディカルの4つ。2026年3月期の製品別売上高は、ゼラチンが274億円(全体の72%)、コラーゲンペプチドが73億円(19%)、食品材料が30億円(8%)、バイオメディカルが4億円(1%)である。ゼラチンは製菓・調理用、グミキャンディー用、ソフトカプセル用など多岐にわたる。コラーゲンペプチドは健康食品・美容用途が中心で、近年北米でのプロテイン需要に支えられ成長している。食品材料は食肉加工用安定剤やデザート用ゲル化剤を扱う。バイオメディカルは医療用コラーゲン・ゼラチンで、海外向けが伸長している。
日本、インド、北米、アジアに広がる生産・販売網
グループは国内に彦根ゼラチン(滋賀県)、海外にインド(ニッタゼラチンインディア、バムニプロテインズ)、北米(ニッタゼラチンエヌエー、ヴァイスゼラチン、ニッタゼラチンカナダ)、中国(上海新田明膠、広東明洋明膠)、ベトナム(ニッタゼラチンベトナム)などの製造・販売子会社を持つ。2026年3月期の生産実績は324億円(販売価格ベース)。地域別販売の内訳は開示されていないが、日本国内のほか北米とインドが主要市場である。インド子会社はソフトカプセル用牛骨ゼラチンで好調だが、米国関税の影響を受ける面もある。北米ではコラーゲンペプチドが大きく伸び、収益性改善に貢献している。中国・ベトナムでは食品向けゼラチンを供給する。
売上高380億円、営業利益率12.3%の安定収益基盤
2026年3月期の連結業績は、売上高380億円(前期比1.8%減)、営業利益47億円(同18.7%増)、経常利益48億円、親会社株主帰属当期純利益33億円であった。売上高は日本・北米でのゼラチン販売減少により減収となったが、コラーゲンペプチドの増加と北米での収益性改善により利益は増加した。過去10年をみると、売上高は300億~400億円のレンジで推移し、2024年3月期に過去最高の404億円を記録した。営業利益は2026年3月期の47億円が最も高い。純利益は2018年3月期に6億円の赤字、2020年3月期に7億円の赤字を計上したが、その後回復している。自己資本比率は56.6%と財務体質は健全である。
2033年に売上高800億円を掲げる長期経営構想
2025年11月、新田ゼラチンは新たな長期経営構想を策定した。パーパスを「アップサイクリングの力で人々の暮らしをより良いものに」と定め、ビジョンに「ゼラチン・コラーゲン業界における売上高アジアNo.1」を掲げる。2033年3月期をターゲットに売上高800億円、営業利益100億円、ROE13.0%を目指す。基本戦略は、競争力強化(海外販売体制強化・コストダウン)、グローバル化加速(日本・アジアでのシェア拡大、北米・欧州でのポジション確立)、新規事業への挑戦(バイオメディカル、コラーゲンマイクロファイバー)の3本柱。財務戦略として戦略投資拡大とDOE4.0%への引き上げを計画する。中期経営計画(2027年3月期まで)では売上高430億円、営業利益47億円を目標とする。
業界の中での役割はコラーゲン原料の世界的なサプライヤーであり、食品・医薬品・化粧品業界に原材料を供給。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2019/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コラーゲン 素材事業 | 279億円 | 73.8% | 15億円 | 5.4% |
| フォーミュ ラソリュー ション事業 | 99億円 | 26.2% | 10億円 | 10.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01食品主力
食品業界向けに、ゼラチンやコラーゲンペプチド、食品材料(ゲル化剤、安定剤)を製造・販売。デザート、食肉加工品、健康食品などに幅広く使用される。
- 食品用ゼラチン
- デザートのゲル化剤、食肉加工品の結着剤などとして使用される、動物性タンパク質由来の天然ゲル化剤。
- コラーゲンペプチド
- 健康食品・美容飲料に配合される低分子コラーゲンで、肌や関節の健康維持を目的とする。
- 食品材料(安定剤・ゲル化剤)
- 食肉加工食品用安定剤、デザート用ゲル化剤など、食品の品質向上や食感改良に寄与する素材。
02医薬品(カプセル)主力
医薬品業界向けに、カプセル用ゼラチンを製造・販売。医薬品の経口投与剤型として広く使われる。
- カプセル用ゼラチン
- 医薬品用の硬カプセル・軟カプセルの原料となる高品質ゼラチン。
03医療・バイオメディカル準主力
医療分野向けに、コラーゲン・ゼラチンを用いたバイオマテリアル(創傷被覆材、止血材など)を製造・販売。再生医療分野への展開も進めている。
- 医療用コラーゲン・ゼラチン
- 外科手術時の止血材、創傷被覆材、ドラッグデリバリーシステムの材料として使用される高純度の生体材料。
04写真感光材料副次
写真用ゼラチンを製造・販売。写真フィルムや印画紙の感光層の支持体として使用される。
- 写真用ゼラチン
- 写真用の感光材料に用いられる高純度ゼラチンで、画像形成の媒体として重要な役割を担う。
製品と技術
多用途に供するゼラチン:食品・カプセル・写真用
ゼラチンは新田ゼラチンの基幹製品であり、2026年3月期の売上高は274億円。原料は主に牛骨と豚皮であり、インドの子会社では牛骨ゼラチンを、日本や北米では豚皮ゼラチンを生産する。食品用途では、グミキャンディー用、製菓・調理用、発酵乳向けなどに使用される。医薬品用途では、ソフトカプセル用やハードカプセル用が主力で、特にインドからの輸出が関税の影響を受けつつも堅調である。写真用ゼラチンはデジタル化により需要が減少傾向にある。また、副産物としてリン酸カルシウムなども生産している。同社は国内トップシェアを持ち、多様なグレードのゼラチンを提供している。
健康美容向けコラーゲンペプチド「コラゲネイド」
2001年に発売された「コラゲネイド」は、低分子のコラーゲンペプチドであり、健康食品や美容ドリンクの原料として広く使われる。2026年3月期の売上高は73億円で、前期比12.0%増と成長している。日本国内では顧客のコラーゲン商品販売減少により減収となったが、北米でのプロテイン需要の高まりが全体を押し上げた。インドやアジア市場でも堅調な需要がある。同社は魚由来の「イクオス」シリーズも展開し、原料ソースの多様化を図っている。コラーゲンペプチドは機能性食品素材として注目され、同社の成長ドライバーとなっている。
細胞培養用コラーゲン「セルマトリックス」と医療用途
1983年に発売された「セルマトリックス」は、細胞培養用のコラーゲン基質であり、再生医療や研究用途に用いられる。バイオメディカル事業は売上高4億円と小規模だが、海外向け販売が伸長している。同社は医療用コラーゲン・ゼラチンの製造・販売も行い、生体適合性材料としての応用を進めている。2021年には子会社のニッタバイオラボを吸収合併し、バイオメディカル事業を本社直轄とした。今後、コラーゲンマイクロファイバーの事業化にも注力し、中長期的な成長ドライバーとして育成する方針である。
食品材料と魚由来製品「イクオス」シリーズ
食品材料事業では、食肉加工食品用の安定剤やデザート用ゲル化剤などを扱う。2026年3月期の売上高は30億円で、収益性向上のための商品構成見直しにより減収となった。2003年に発売された「イクオス」シリーズは、魚を原料としたゼラチンとコラーゲンペプチドで、ハラールや特定の食文化に対応できる点が特徴。同社は牛・豚・魚と複数の原料ソースを持ち、顧客のニーズに応じた製品を供給できる点が強みである。食品材料部門では、既存製品の採算改善と新規開拓を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
ゼラチン・コラーゲン専業で国内首位級
化学業界において、ゼラチン・コラーゲン事業に特化した国内トップメーカー。同業のクラレや東洋紡と比較すると事業規模は小さいが、特定素材で高いシェアを誇る。売上高387億円(2025年3月期)、営業利益率10.1%と安定収益。食品・医薬品・化粧品向けに強み。2026年3月期には売上高380億円と微減見込みだが、利益率は12.4%へ改善。海外売上高比率は約3割。ただし、ゼラチン需要は成熟市場であり、新たな成長ドライバーの開拓が課題。
強み
- ゼラチン・コラーゲン分野で国内シェア首位級のポジションを確立
- 医薬品・食品向けの高品質製品で、顧客からの信頼厚い
- 営業利益率10%超、売上高380億円超と安定した収益力を維持
- 食品から化粧品、医薬品まで幅広い用途に対応
課題
- ゼラチン需要が成熟し、大幅な市場拡大が見込みにくい
- 主原料の畜産副産物の価格・供給変動の影響を受ける
- アジア産の低価格品との競争激化により、収益性が圧迫される可能性
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字が新田ゼラチン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5142アキレス | 267億円 | 11.8倍 |
| 2 | 4933I-ne | 257億円 | 11.5倍 |
| 3 | 4116大日精化工業 | 246億円 | 11.5倍 |
| 4 | 3553共和レザー | 227億円 | 33.6倍 |
| 5 | 4251恵和 | 224億円 | 7.2倍 |
| 6 | 4977新田ゼラチン | 220億円 | 6.7倍 |
| 7 | 4107伊勢化学工業 | 216億円 | 35.6倍 |
| 8 | 7871フクビ化学工業 | 211億円 | 12.0倍 |
| 9 | 4231タイガースポリマー | 211億円 | 8.8倍 |
| 10 | 4008住友精化 | 210億円 | 12.8倍 |
| 11 | 4994大成ラミックグループ | 203億円 | 11.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 44件
新田膠質工業として創業、ゼラチン専業へ
1945年2月、新田膠質工業株式会社が資本金200万円で設立された。戦後間もない時期であり、ゼラチン製造を目的としていた。1960年4月、商号を新田ゼラチン株式会社に変更し、ゼラチン専業メーカーとしての基盤を固める。1962年5月には化工機事業部を設置し機械事業を開始したが、これは後に撤退することになる。1968年2月、彦根ゼラチン有限会社(現・連結子会社)を設立し、国内生産拠点を拡充。1970年3月には接着剤工場が竣工し、翌年接着剤事業部を発足させるなど、ゼラチン事業に加えて多角化を模索した。この時期、創業から約25年で国内ゼラチン市場での存在感を高めた。
海外進出の本格化と事業多角化(1970年代~1980年代)
1974年8月に食材事業部を発足し、食品用途への展開を強化。1975年4月にはインドにKerala Chemicals and Proteins Ltd.(現・ニッタゼラチンインディア)を設立し、海外生産拠点の第一歩を踏み出した。1979年7月には米国にNitta Corporation of America(現・ニッタゼラチンエヌエー)を設立。1982年4月にはボスティック・ニッタ(現・関連会社)を設立し、接着剤分野での協業を進めた。同年11月に奈良工場が完成し、化工機事業部が移転。1983年10月には細胞培養用コラーゲン「セルマトリックス」を発売し、バイオメディカル分野に参入。1990年5月にはカナダにCanGel Inc.(現・ニッタゼラチンカナダ)を設立し、北米でのゼラチン生産網を広げた。
コラーゲンペプチド市場へ参入、インド拠点の拡充(1990年代~2000年代)
1996年8月、米国とカナダにケーシング事業子会社を設立(後の撤退まで続く)。1998年4月には株式会社アイビスを設立したが、後に解散。同年5月、インドにバムニプロテインズを設立し、ゼラチン生産能力を増強。1999年1月、ニッタゼラチンインディアのゼラチン製造工場が竣工した。2001年4月、コラーゲンペプチド「コラゲネイド」を発売し、健康食品・美容市場に本格参入。2002年3月に機械事業から撤退し、コラーゲン事業に経営資源を集中。2003年6月には魚原料のゼラチン・コラーゲンペプチド「イクオス」シリーズを発売し、原料多様化を図る。2004年には関連子会社としてアルマコーポレーション(後の新田ゼラチンフーズ)やニッタバイオラボを設立し、食品・バイオ分野を強化した。
東証上場、国内外での事業再編(2010年代前半)
2010年12月、中国に広東百維生物科技を設立(関連会社)。2011年9月には上海新田明膠を設立し、中国市場での販売拠点を拡大。同年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2012年12月には市場第一部銘柄に指定された。2013年1月、ベトナムにニッタゼラチンベトナムを設立し、東南アジアでの生産体制を構築。2014年8月にはアイビスを解散し、不採算事業の整理を進めた。2015年4月にはインドの3子会社(ニッタゼラチンインディア、バムニプロテインズ、レバプロテインズ)を連結子会社化し、インド事業を強化。同年7月、中国のケーシング子会社を商号変更するなど、ケーシング事業の整理が始まる。
ケーシング事業撤退と非中核事業の譲渡(2010年代後半~2021年)
2016年8月、米国にヴァイスゼラチンを設立し、北米ゼラチン事業を強化。2019年3月、インド子会社のレバプロテインズをニッタゼラチンインディアに吸収合併。同年4月、国内子会社の新田ゼラチンフーズを吸収合併し、国内事業を再編。2019年12月、コラーゲンケーシング事業から撤退。これに伴い、米国・カナダ・中国のケーシング子会社の株式を譲渡した。2021年2月には接着剤事業をボスティック・ニッタへ譲渡し、非中核事業から完全に撤退。同年4月、ニッタバイオラボを吸収合併し、バイオメディカル事業を本体に統合。これらの整理により、グループは純粋なコラーゲン専業メーカーへと生まれ変わった。
プライム市場上場、新研究棟竣工、長期構想策定(2022年~)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行したが、2023年10月にスタンダード市場へ移行した。2022年12月、新研究開発・製造棟「みらい館」を竣工し、製品開発と生産能力を強化。2025年2月、米国子会社ニッタゼラチンユーエスエーを解散(7月清算結了)、同年8月にはニッタゼラチンホールディングを解散し、北米事業を再編した。2025年11月、長期経営構想を策定し、「アジアNo.1」のビジョンを掲げた。2026年3月期の業績は営業利益47億円と過去最高を達成。中期経営計画の最終年度(2027年3月期)に向け、売上高430億円を目標に、グローバルな成長戦略を推進している。
年表44件を開く
1940年代
- 1945年2月新田膠質工業㈱(資本金2百万円)を設立
1960年代
- 1960年4月商号変更商号を新田ゼラチン㈱に変更
- 1962年5月化工機事業部を設置し機械事業を開始
- 1968年2月彦根ゼラチン㈲を設立(現・連結子会社)[2005年12月 彦根ゼラチン㈱に組織変更]
1970年代
- 1970年3月接着剤工場竣工稼働
- 1971年3月創業接着剤事業部発足
- 1974年8月創業食材事業部発足
- 1975年4月商号変更ケララケミカルズアンドプロテインズLtd.(インド)を設立(現・連結子会社)[2008年6月 ニッタゼラチンインディアLtd.に商号変更]
- 1979年7月商号変更ニッタコーポレーション・オブ・アメリカ(米国)を設立(現・連結子会社)[1992年7月 ニッタゼラチンエヌエーInc.に商号変更]
1980年代
- 1982年4月商号変更ニッタフィンドレイ㈱を設立(現・関連会社)[2009年1月 ボスティック・ニッタ㈱に商号変更]
- 1982年11月奈良工場完成(化工機事業部移転)
- 1983年10月細胞培養用コラーゲン「セルマトリックス」発売
1990年代
- 1990年5月商号変更キャンジェルInc.(カナダ)を設立(現・連結子会社)[2005年1月 ニッタゼラチンカナダInc.に商号変更]
- 1996年8月創業ニッタケーシングズInc.(米国)、ニッタケーシングズ(カナダ)Inc.(カナダ)を設立[2019年12月 株式譲渡によりケーシング事業から撤退]
- 1998年4月㈱アイビスを設立
- 1998年5月バムニプロテインズLtd.(インド)を設立(現・連結子会社)
- 1999年1月ニッタゼラチンインディアLtd.ゼラチン製造工場竣工(現・連結子会社)
2000年代
- 2001年4月コラーゲンペプチド「コラゲネイド」発売
- 2002年3月機械事業より撤退
- 2003年6月魚を原料としたゼラチンとコラーゲンペプチド「イクオス」シリーズ発売
- 2004年4月商号変更㈱アルマコーポレーションを設立[2016年4月 新田ゼラチンフーズ㈱に商号変更]
- 2004年9月㈱ニッタバイオラボを設立
- 2004年12月ニッタゼラチンホールディングInc.(米国)を設立(現・連結子会社)ニッタゼラチンユーエスエーInc.(米国)を設立(現・連結子会社)
- 2009年7月創業レバプロテインズLtd.(インド)を設立
2010年代
- 2010年12月創業広東百維生物科技有限公司(中国)を設立(現・関連会社)
- 2011年9月上海新田明膠有限公司(中国)を設立(現・連結子会社)
- 2011年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 2012年3月創業ニッタホンコンLtd.(中国)を設立[2019年6月 Package HongKong Limitedに商号変更] [2019年12月 株式譲渡によりケーシング事業から撤退]
- 2012年9月創業北京新田膠原腸衣有限公司(中国)を設立[2015年7月 北京秋実膠原腸衣有限公司に商号変更] [2019年12月 株式譲渡によりケーシング事業から撤退]
- 2012年12月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 2013年1月ニッタゼラチンベトナムCo., Ltd.(ベトナム)を設立(現・連結子会社)
- 2014年8月㈱アイビスを解散(2015年4月清算結了)
- 2015年4月M&AニッタゼラチンインディアLtd.、バムニプロテインズLtd.、レバプロテインズLtd.を連結子会社化
- 2016年8月ヴァイスゼラチン,LLC(米国)を設立(現・連結子会社)
- 2019年3月M&AレバプロテインズLtd.をニッタゼラチンインディアLtd.が吸収合併
- 2019年4月M&A新田ゼラチンフーズ㈱を吸収合併
- 2019年9月広東百維生物科技有限公司が広東明洋明膠有限責任公司(中国)の全株式を取得(現・関連会社)
- 2019年12月コラーゲンケーシング事業より撤退
2020年代
- 2021年2月接着剤事業をボスティック・ニッタ㈱(現・関連会社)へ譲渡
- 2021年4月M&A㈱ニッタバイオラボを吸収合併
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行[2023年10月 東京証券取引所スタンダード市場へ移行]
- 2022年12月新研究開発・製造棟「みらい館」竣工
- 2025年2月ニッタゼラチンユーエスエーInc.を解散(2025年7月清算結了)
- 2025年8月ニッタゼラチンホールディングInc.を解散(注)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年3月期まで430億円
- 営業利益2027年3月期まで47億円
- 営業利益率2027年3月期まで10.9%
- ROE2027年3月期まで10.0%
- ROIC2027年3月期まで9.0%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
競争力強化による海外展開と生産性向上
独自の競争優位性を海外市場に展開するため、海外販売体制強化、コストダウン、供給能力拡大、アライアンス活用を進める。
- 02
アジアNo.1を目指すグローバル化の加速
日本・アジア(インド含む)で圧倒的シェア獲得、北米・欧州でも強みを活かしたポジション確立を目指す。
- 03
新規事業への挑戦とコラーゲン応用開発
バイオメディカル等の中長期成長ドライバー育成、コラーゲンマイクロファイバーの早期事業化に注力する。
- 04
成長投資と株主還元強化の財務戦略
成長戦略実現のため戦略投資拡大と同時に株主還元を強化し、2033年3月期にDOE4.0%を目指す。
- 05
人的資本経営とサステナビリティ推進
人材ポリシーに基づき経営戦略と連動した人的資本経営を推進、グローバル人材育成・活用に注力。未利用資源からのアップサイクル型ビジネスを追求する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で851人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は777万円で、9期前と比べて+1.4%。平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は14.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,222 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,253 | — |
| 2019年3月 | 766 | 42.5 | 17.3 | 1,232 | — |
| 2020年3月 | 733 | 41.9 | 16.7 | 1,023 | — |
| 2021年3月 | 742 | 41.8 | 16.7 | 999 | — |
| 2022年3月 | 741 | 42.2 | 15.8 | 1,009 | — |
| 2023年3月 | 790 | 42.7 | 15.5 | 1,023 | — |
| 2024年3月 | 784 | 42.4 | 15.7 | 946 | — |
| 2025年3月 | 791 | 43.6 | 15.9 | 860 | 453 |
| 2026年3月 | 777 | 42.7 | 14.3 | 851 | 552 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社12社(国内 2 / 海外 10、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内彦根ゼラチン㈱滋賀県犬上郡 豊郷町 · 連結子会社議決権66.7%
- 海外ニッタゼラチンホールディングInc.(注)6米国(ノースカロライナ州) · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ニッタゼラチンエヌエーInc.(注)4、7米国(ノースカロライナ州) · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ヴァイスゼラチン,LLC (注)3米国(イリノイ州) · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ニッタゼラチンカナダInc.(注)2カナダ(オンタリオ州) · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ニッタゼラチンインディアLtd.(注)2、5インド(ケララ州) · 連結子会社議決権43.0%
- 海外バムニプロテインズLtd. (注)3インド(マハラシュトラ州) · 連結子会社議決権100.0%
- 海外上海新田明膠有限公司中国(上海市) · 連結子会社議決権67.0%
- 海外ニッタゼラチンベトナムCo., Ltd.ベトナム(ロンアン省) · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ボスティック・ニッタ㈱大阪市浪速区 · 持分法適用会社議決権20.0%
- 海外広東百維生物科技有限公司中国(広東省) · 持分法適用会社議決権44.6%
- 海外広東明洋明膠有限責任公司(注)3中国(広東省) · 持分法適用会社議決権44.6%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は380億円、営業利益は47億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.8%、利益が+20.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 430億円 | 380億円 |
| 営業利益 | 47億円 | 47億円 |
| 純利益 | 24億円 | 33億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は99億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.3%、営業利益は+140.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 99 | — | — | 7 |
| 2024年1Q | 94 | 5 | 5.3 | 2 |
| 2024年2Q | 103 | 8 | 7.8 | 5 |
| 2024年3Q | 104 | 2 | 1.9 | −23 |
| 2024年4Q | 103 | — | — | −2 |
| 2025年2Q | 197 | 21 | 10.7 | 8 |
| 2025年4Q | 190 | 18 | 9.5 | 24 |
| 2026年2Q | 185 | 23 | 12.4 | 22 |
| 2026年4Q | 195 | 24 | 12.3 | 11 |
| 2027年1Q | 99 | 12 | 12.1 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は288億円から380億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は12.4%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ニッタゼラチンベトナムCo., Ltd.(ベトナム)を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2013年3月 | 288 | — | 20 | — | 15 |
| 2014年3月 | 328 | — | 11 | — | 7 |
| ニッタゼラチンインディアLtd.、バムニプロテインズLtd.、レバプロテインズLtd.を連結子会社化 | |||||
| 2015年3月 | 319 | — | 10 | — | 6 |
| ヴァイスゼラチン,LLC(米国)を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2016年3月 | 369 | — | 10 | — | 5 |
| 2017年3月 | 366 | — | 18 | — | 7 |
| 2018年3月 | 378 | — | 10 | — | −6 |
| レバプロテインズLtd.をニッタゼラチンインディアLtd.が吸収合併 | |||||
| 2019年3月 | 365 | — | 8 | — | 10 |
| 2020年3月 | 345 | — | 18 | — | −7 |
| ㈱ニッタバイオラボを吸収合併 | |||||
| 2021年3月 | 305 | — | 14 | — | 7 |
| 2022年3月 | 318 | — | 17 | — | 7 |
| 2023年3月 | 392 | — | 22 | — | 16 |
| 2024年3月 | 404 | — | 24 | — | −18 |
| 2025年3月 | 387 | 39 | 41 | 10.1 | 32 |
| 2026年3月 | 380 | 47 | 48 | 12.4 | 33 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高380億円のうち、営業利益として残るのは47億円で12.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の8.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.1%270億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.6%63億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.4%47億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが65億円、投資CFが−51億円で、差し引きのフリーCFは14億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は37億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 21 | −16 | −4 | 5 | 23 |
| 2014年3月 | −7 | −31 | 39 | −38 | 24 |
| 2015年3月 | 21 | −25 | 5 | −4 | 26 |
| 2016年3月 | 24 | −19 | −5 | 5 | 25 |
| 2017年3月 | 19 | −25 | 6 | −6 | 26 |
| 2018年3月 | 14 | −14 | −12 | 0 | 15 |
| 2019年3月 | 22 | −7 | −10 | 15 | 21 |
| 2020年3月 | 20 | −9 | −17 | 11 | 14 |
| 2021年3月 | 35 | −9 | 0 | 26 | 40 |
| 2022年3月 | 10 | −13 | −8 | −3 | 30 |
| 2023年3月 | −5 | −15 | 18 | −20 | 28 |
| 2024年3月 | 49 | −30 | −16 | 19 | 33 |
| 2025年3月 | 52 | −12 | −26 | 40 | 46 |
| 2026年3月 | 65 | −51 | −24 | 14 | 37 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は429億円。このうち返さなくてよい自己資本が296億円で、自己資本比率は56.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 252 | 97 | 155 | 38.0 |
| 2014年3月 | 314 | 138 | 176 | 43.4 |
| 2015年3月 | 339 | 154 | 185 | 45.0 |
| 2016年3月 | 376 | 169 | 207 | 39.8 |
| 2017年3月 | 404 | 177 | 227 | 38.9 |
| 2018年3月 | 378 | 175 | 203 | 40.7 |
| 2019年3月 | 377 | 177 | 200 | 42.0 |
| 2020年3月 | 336 | 175 | 161 | 46.7 |
| 2021年3月 | 349 | 189 | 160 | 48.1 |
| 2022年3月 | 374 | 206 | 168 | 48.3 |
| 2023年3月 | 416 | 223 | 193 | 45.9 |
| 2024年3月 | 400 | 223 | 177 | 45.5 |
| 2025年3月 | 404 | 254 | 150 | 51.2 |
| 2026年3月 | 429 | 296 | 132 | 56.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで203社中17位あたり、逆に低いのは売上成長率で203社中155位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,200で、1年前と比べて+23.8%。過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.1倍 |
| PBR | 0.87倍 |
| 配当利回り | 3.33% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月10日に前日比-7.48%安の1249円と急落し、25日移動平均線1311.04円を約5%下回った。RSIは39.33と中立圏下方にあり、上昇の勢いは弱まっている。52週高値1487円からは約16%下落し、高値圏から調整局面に入ったとみられる。出来高は132,900株と直近平均より増加しており、売り圧力が強まった。200日線1225.28円はまだ上回っており、中期的な上昇トレンドは維持しているが、短期的には下値リスクが意識される。週足でも上昇基調が鈍っており、反発には時間がかかる可能性。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは7.3倍と業界平均18.6倍を大幅に下回り、PBRも0.99倍と1倍割れで解散価値近辺。配当は無配だが、業績は回復傾向で営業利益率10.08%と収益性は良好。割安だが無配継続リスクがある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.7倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 9.1倍 | — |
| PBR | 0.87倍 | 1.41倍 |
| ROE | 14.6% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は原料価格(豚皮・牛骨など)と為替の影響を受けやすい。2024/3期は在庫評価損などで赤字転落したが、2025/3期は営業利益率10%超へ回復。強気派は食品・医薬品の安定需要とコラーゲン事業の成長に注目する一方、弱気派は原料コスト変動や国内市場の成熟、競争激化を懸念。
- 業績回復基調
2025/3期営業利益率10%超、純利益32億円とV字回復。
- コラーゲン事業成長
健康志向高まりで機能性食品原料需要拡大。
- 安定需要とシェア
食品・医薬品向けは景気に左右されにくく、トップシェアが強み。
- 営業利益2期連続増加、47億円へ2026年3月期影響中
営業利益39→47億円、増益率20.5%、収益力向上
- 営業利益率12.37%と高水準、改善継続2026年3月期影響中
営業利益率10.08%→12.37%と2.29ポイント上昇、コスト効率改善
- PER7.3倍と極めて割安継続影響弱
PER7.34倍は化学業界平均の約15倍を大幅に下回る
- 自己株式取得などの株主還元期待不定影響弱
無配当だが3億円の純利益、内部留保厚く還元余地
- 原料コスト変動リスク
豚皮・牛骨価格の高騰が収益を圧迫。
- 国内市場の成熟
人口減少でゼラチン需要は長期的に減少傾向。
- 競争激化
海外メーカーや代替素材との競合でシェア低下リスク。
- 売上高減少傾向(404→387→380億円)継続影響中
売上高が3期連続減収、需要減少か販売単価下落
- ゼラチン市場の成熟化、成長鈍化継続影響中
食品・医薬向けゼラチン市場は低成長、新規需要限定的
- 外国人保有率2.63%と極めて低い継続影響弱
外国人保有率2.63%は東証平均を大きく下回り、グローバル関心低い
- 無配当長期化、株主軽視リスク継続影響弱
配当利回り0%が長期化、株主還元政策の欠如が懸念
- 営業利益率
- 原料コスト上昇を価格転嫁できているかの指標。
- コラーゲン事業売上高
- 成長戦略の成否を測る。
- 棚卸資産回転率
- 在庫評価損の再発リスクを監視。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+20.0%。いまの株価に対する利回りは3.33%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 33.2 |
| 2018年3月 | 12 | 0.0 | — |
| 2019年3月 | 16 | 33.3 | 29.2 |
| 2020年3月 | 12 | −25.0 | 351.9 |
| 2021年3月 | 12 | 0.0 | 57.3 |
| 2022年3月 | 14 | 16.7 | 55.9 |
| 2023年3月 | 16 | 14.3 | 38.1 |
| 2024年3月 | 16 | 0.0 | — |
| 2025年3月 | 25 | 56.3 | 17.7 |
| 2026年3月 | 30 | 20.0 | 23.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ16,864人。区分でいちばん多いのは個人・その他で45.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.6%を占め、残る58.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 40.5 | 42.0 | 44.8 | 46.4 | 48.2 | 45.5 |
| 事業法人 | 31.6 | 31.3 | 32.0 | 32.5 | 32.4 | 31.7 |
| 外国法人 | 2.4 | 1.9 | 1.7 | 3.5 | 5.7 | 10.6 |
| 金融機関 | 23.9 | 23.9 | 18.4 | 15.8 | 11.0 | 9.9 |
| 証券会社 | 1.6 | 0.8 | 3.1 | 1.6 | 2.6 | 2.3 |
| 自己株式 | 1.6 | 1.5 | 1.3 | 1.2 | 1.1 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | アイビーピー㈱ | 19.05 |
| 02 | ニッタ㈱ | 4.57 |
| 03 | 新田ゼラチン取引先持株会 | 2.83 |
| 04 | ㈱三井住友銀行 | 2.53 |
| 05 | ㈱三菱UFJ銀行 | 2.50 |
| 06 | 新田 浩士 | 2.20 |
| 07 | 新田ゼラチン従業員持株会 | 2.16 |
| 08 | 石塚産業㈱ | 2.13 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人㈱みずほ銀行) | 1.83 |
| 10 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人㈱三菱UFJ銀行) | 1.44 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+87%、1株純資産は14期で+119%。直近期のROEは14.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 97 | 607 | 17.3 | 13.0 | 25.3 |
| 2014年3月 | 38 | 742 | 5.7 | 27.6 | 29.5 |
| 2015年3月 | 33 | 831 | 4.2 | 24.6 | 27.0 |
| 2016年3月 | 26 | 815 | 3.2 | 28.3 | — |
| 2017年3月 | 38 | 856 | 4.5 | 20.0 | 33.2 |
| 2018年3月 | −33 | 837 | −3.9 | — | — |
| 2019年3月 | 54 | 862 | 6.3 | 12.7 | 29.2 |
| 2020年3月 | −38 | 853 | −4.4 | — | 351.9 |
| 2021年3月 | 41 | 929 | 4.6 | 16.4 | 57.3 |
| 2022年3月 | 40 | 999 | 4.2 | 16.6 | 55.9 |
| 2023年3月 | 86 | 1,053 | 8.4 | 10.0 | 38.1 |
| 2024年3月 | −102 | 1,002 | −9.9 | — | — |
| 2025年3月 | 174 | 1,139 | 16.3 | 4.7 | 17.7 |
| 2026年3月 | 181 | 1,331 | 14.6 | 6.7 | 23.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
17名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額124百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 竹宮秀典 | 代表取締役社長 執行役員 | 61 | 32,060 |
| 杉本芳久 | 取締役 執行役員 営業本部長 | 62 | 30,392 |
| 林和也 | 取締役 執行役員 生産本部長 | 57 | 12,958 |
| 安藤啓 | 取締役 執行役員 管理本部長 | 56 | 8,521 |
| 鈴木博正 | 取締役 | 69 | — |
| 高橋尚男 | 取締役 | 65 | 2,021 |
| 種田ゆみこ | 取締役 | 59 | — |
| 井上和也 | 常勤監査役 | 63 | 7,336 |
| 吉田隆司 | 監査役 | 64 | 492 |
| 植田麻衣子 | 監査役 | 57 | 283 |
| 枚田有史 | 執行役員 | — | — |
| 松本吉史 | 執行役員 | — | — |
残りの役員5名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 辻則行 | 執行役員 | — |
| 中尾和也 | 執行役員 | — |
| 田中琢也 | 執行役員 | — |
| 平岡陽介 | 執行役員 | — |
| 松本直也 | — | 63 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 28 | 39 | 12 | 79 | 20 |
| 社外取締役 | 7 | 30 | — | — | 30 | 4 |
| 監査役 | 1 | 15 | — | — | 15 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容667字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,781字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,773字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,229字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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