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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ムサシ

MUSASHI CO.,LTD.7521 · Standard · 卸売業

情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品の販売を柱に、不動産賃貸・リース事業も手掛ける複合商社。

概要

株式会社ムサシは1946年に文房具販売会社として創業し、紙加工品、写真感光材料、現金処理機器、選挙システム等へ事業を拡大した商社である。2026年3月期の連結売上高は406億円、従業員544名。情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品、不動産賃貸・リース事業の4セグメントで構成され、単なる商品販売ではなくシステム構築により付加価値を提供する「特長のある商社」を標榜する。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、10社の連結子会社を持つ。

4事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品、不動産賃貸・リース事業等の4区分で事業を展開する。2026年3月期のセグメント売上高は、情報・印刷・産業システム機材が178億円、金融汎用・選挙システム機材が138億円、紙・紙加工品が86億円、不動産賃貸・リース事業等が6億円であった。金融汎用・選挙システム機材が営業利益43億円と最も高い収益を上げ、グループ全体の営業利益47億円の大部分を占める。一方、情報・印刷・産業システム機材は売上高が前年比5.3%減の178億円、営業利益は1200万円と極めて低く、印刷関連の需要減少が影響している。紙・紙加工品も印刷用紙の落ち込みにより減収減益となった。

グループを支える10社の連結子会社

当社グループは株式会社ムサシ(当社)のほか、10社の連結子会社と1社の持分法適用関連会社で構成される。情報・印刷・産業システム機材分野では、ムサシ・フィールド・サポート株式会社(メンテナンス)、エム・ビー・エス株式会社、エフ・ビー・エム株式会社、株式会社ムサシ・エービーシー、ムサシ・イメージ情報株式会社、ムサシ・アイ・テクノ株式会社、関連会社の株式会社ジェイ・アイ・エムが活動する。金融汎用・選挙システム機材は武蔵エンジニアリング株式会社が製造・開発を担う。紙・紙加工品はエム・ビー・エス株式会社、不動産賃貸・リース事業等は武蔵興産株式会社と株式会社武蔵エンタープライズが担当する。グループ全体でシステム構築力と提案力を一体化させ、顧客の課題に応じたソリューションを提供する体制をとる。

選挙システム特需に支えられた2026年3月期

2026年3月期の連結業績は、売上高406億円(前期比8.5%増)、営業利益47億円(同39.4%増)と大幅な増益となった。特に金融汎用・選挙システム機材が東京都議会議員選挙、参議院議員選挙、衆議院議員選挙の開催に伴い、投票用紙交付機や読取分類機、投開票管理システムの販売が好調で、セグメント売上高は139億円(同47.5%増)、営業利益は43億円(同102.6%増)と過去最高を記録した。一方、情報・印刷・産業システム機材は文書デジタル化事業の大型案件減少や印刷機材の需要低迷により営業利益が98.5%減少した。親会社株主に帰属する当期純利益は28億円(同18.3%減)と減益となったが、これは持分法投資損益の影響による。

業界の中での役割は情報・印刷機器および金融・選挙システムの販売・保守を担う専門商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
406億円
営業利益
47億円
営業利益率
11.6%
純利益
28億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
情報・印刷・産業システム機材178億円43.8%0億円0.0%
金融汎用・選挙システム機材139億円34.2%43億円30.9%
紙・紙加工品86億円21.2%1億円1.2%
不動産賃貸・リース事業等3億円0.7%2億円66.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報・印刷・産業システム主力

電子メディア・マイクロフィルム総合システム、印刷システム、レーザー加工機、産業用検査などの機器・材料を販売し、情報処理サービスと保守も提供。

主な製品・サービス4
電子メディア・マイクロフィルム総合システム
文書や画像を電子データ化・フィルム化するシステムで、機器・材料・情報処理サービス・保守を提供。
印刷システム・IPS(名刺・ハガキ印刷)システム
オンデマンド印刷や名刺・ハガキ作成に特化したシステムで、機器・材料と保守を提供。
レーザー加工機
金属や非金属の切断・彫刻などに用いるレーザー加工機器で、保守サービスも提供。
産業用検査機器
製造ラインなどでの品質検査に用いる機器・材料と保守を提供。

02金融・選挙システム準主力

貨幣処理・選挙・セキュリティシステムの機器および関連機材の販売と保守を行う。金融機関や自治体向け。

主な製品・サービス3
貨幣処理システム
硬貨・紙幣の計数・識別・仕分けなどを行う機器で、金融機関や小売業などで利用。
選挙システム
投票用紙の計数・集計を行う機器や関連機材で、自治体の選挙管理業務を支援。
セキュリティシステム
監視カメラや入退室管理など、各種セキュリティ機器と関連機材を提供。

03紙・紙加工品準主力

印刷・出版・情報・事務用紙、紙器用板紙、特殊紙、紙加工品、感圧紙を販売。出版・印刷業界などが主要顧客。

主な製品・サービス5
印刷・出版・情報・事務用紙
新聞・書籍・雑誌の印刷用紙や、コピー・プリンタ用紙などの事務用紙を取り扱う。
紙器用板紙
段ボール箱や化粧箱などの紙器に用いる板紙を供給。
特殊紙
感熱紙やグラシン紙など、特定の機能を持つ紙を扱う。
紙加工品
紙を加工した製品(封筒、ノートなど)を供給。
感圧紙
圧力で発色する紙で、複写用紙などに利用。

04不動産・その他副次

不動産の賃貸・リース、損害保険代理、人材事業を展開。グループ会社が運営。

製品と技術

選挙システム機材:投票用紙交付機から投開票管理まで

選挙システム機材は、当社グループの収益を牽引する主力製品群である。投票用紙交付機、読取分類機などのハードウェアに加え、投開票管理システムや選挙用業務管理ソフトを自社開発・提供する。自治体の選挙事務効率化ニーズに対応し、2026年3月期には東京都議会議員選挙、参議院議員選挙、衆議院議員選挙の開催により大型受注を獲得した。今後は自治体情報システム標準化への対応を進めている。

現金処理・セキュリティ機器:金融機関向けに幅広く

金融汎用システム機材として、貨幣処理機器、セキュリティ機器、金融機関の集中部門向けシステム機器を扱う。武蔵エンジニアリングが開発・製造を担い、当社とムサシ・フィールド・サポートが販売・保守を担当する。キャッシュレス決済の普及により市場は縮小傾向にあるが、内部管理強化に寄与する管理機器やBPOサービスの提案を強化している。新札発行に伴う更新需要の反動減があったものの、セキュリティ機器は順調に推移した。

文書デジタル化と情報システム:スキャナー、AI-OCR、LTOテープ

情報システム機材では、文書のデジタル化事業(スキャナー、AI-OCR、電子化サービス)、業務用ろ過フィルター、工業用検査機材、LTOテープストレージを提供する。国内最大級のイメージングセンターを活用した高い生産性が強み。官公庁・自治体向けに電子化による業務効率化を提案するが、2026年3月期は大型案件予算縮小の影響で受注が伸び悩んだ。一方、半導体向けろ過フィルターや航空・宇宙関連の検査機材は堅調に推移した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

住設建材卸で成長、収益改善中

ムサシは住宅設備・建材の専門商社。同業の高千穂交易が電子機器に強いのに対し、当社は住設分野に特化。売上高は2024/3期331億円から2026/3期406億円へ拡大し、営業利益率も9.09%→11.58%と改善。リョーサン菱洋ホールディングスなど総合商社と競合するが、住設特化で生き残りを図る。成長持続には仕入れ先・顧客との関係強化が鍵。

強み

  • 住宅設備・建材に専門特化し、深い知識とネットワークを持つ。
  • 売上高が増加し、営業利益率も改善傾向にある。
  • ハウスメーカーや工務店との強固な取引関係。
  • 多様な製品ラインナップで顧客ニーズに対応。

課題

  • 住宅着工数の変動や資材高騰の影響を受けやすい。
  • 総合商社や他専門商社との競争が激化。
  • 専門知識を持った人材の確保・育成が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がムサシ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18076カノークス236億円9.7倍
23023ラサ商事230億円9.1倍
39982タキヒヨー226億円13.8倍
48085ナラサキ産業226億円9.6倍
58095アステナホールディングス221億円9.4倍
67521ムサシ220億円6.7倍
78091ニチモウ219億円9.4倍
88093極東貿易217億円11.8倍
93180ビューティガレージ206億円22.2倍
103157ジオリーブグループ201億円9.1倍
113166OCHIホールディングス201億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

文房具販売から紙加工品へ転換した1946〜1949年

1946年12月、文房具類の販売を目的として武蔵商事株式会社が設立された。翌1947年1月には紙加工製品の販売に着手し、同年9月には商号を武蔵産業株式会社に変更。1948年6月には日本専売公社と取引を開始し、1949年4月に武蔵紙業株式会社と改称した。創業から3年で事業の軸を紙加工品に移し、その後も紙関連の販売網を拡大していく基盤を築いた。

富士写真フイルム特約代理店となり感光材料分野へ1955〜1959年

1955年4月、写真機・感光材料の販売会社として株式会社武蔵商会を設立。1959年4月には富士写真フイルム株式会社の特約代理店となり、ネオコピーの販売を開始した。これにより情報記録メディア分野に参入し、後の情報・印刷システム事業の礎となる。1962年9月には商号を武蔵株式会社に変更し、同年11月には武蔵商会を吸収合併、広島・札幌に営業所を設置して全国展開を本格化させた。

現金処理機器と選挙システムに進出した1965〜1979年

1965年7月、選挙用機器の販売を開始し、現在の金融汎用・選挙システム機材事業の源流となる。1974年4月には現金処理機器の販売に本格進出。1978年1月には金融汎用・選挙システム機材の開発・製造を目的として武蔵エンジニアリング株式会社を設立し、ハードウェアの自社開発体制を整えた。1979年4月には現金処理機器の輸出販売を開始し、海外市場にも足を踏み入れた。

社名をムサシに変更し株式公開へ1991〜2004年

1991年12月、商号を株式会社ムサシに変更。1993年4月にはダイニック株式会社と共同で名刺・はがき印刷システム機の販売を開始し、印刷システム事業を拡大した。1996年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2001年には東京支店を開設し、営業体制を再編。2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。

子会社再編と東証スタンダード移行の2010年代

2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQに上場。2013年7月の東証・大証統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2005年にはメンテナンス部門を分社化しムサシ・フィールド・サポート株式会社を設立。2017年にはニュービジネスサプライ株式会社(現エム・ビー・エス株式会社)に資本参加。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行し、現在に至る。

年表43件を開く

1940年代

  • 1946年12月創業文房具類等の販売を目的として武蔵商事株式会社を設立
  • 1947年1月紙加工製品の販売に着手
  • 1947年9月商号変更商号を武蔵産業株式会社に変更
  • 1948年6月日本専売公社と取引開始
  • 1949年4月商号変更商号を武蔵紙業株式会社に変更

1950年代

  • 1955年4月創業写真機、感光材料の販売会社として株式会社武蔵商会を設立
  • 1956年4月大阪市東区に大阪出張所を設置
  • 1958年10月本社ビル竣工(東京都中央区銀座西七丁目6番地1)
  • 1959年4月富士写真フイルム株式会社の特約代理店となり、ネオコピーの販売を開始

1960年代

  • 1960年11月名古屋市中村区に名古屋営業所を設置
  • 1961年3月福岡県福岡市に福岡営業所を設置
  • 1962年9月商号変更商号を武蔵株式会社に変更
  • 1962年11月M&A株式会社武蔵商会を吸収合併、広島県広島市に広島営業所、北海道札幌市に札幌営業所を設置
  • 1963年2月横浜市西区に横浜営業所を設置
  • 1963年3月富士事務機株式会社(現 エフ・ビー・エム㈱)に資本参加(現 連結子会社)
  • 1964年9月宮城県仙台市に仙台営業所を設置
  • 1965年7月選挙用機器の販売を開始
  • 1967年6月協同写真工業株式会社(現 ㈱ジェイ・アイ・エム)に資本参加(現 持分法適用会社)

1970年代

  • 1974年4月現金処理機器の販売に本格進出
  • 1978年1月金融汎用・選挙システム機材の開発・製造を目的として武蔵エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 1979年4月現金処理機器の輸出販売を開始

1980年代

  • 1981年6月本社ビル竣工に伴い本社所在地変更(東京都中央区銀座八丁目20番36号)
  • 1986年5月不動産管理会社として武蔵興産株式会社を設立(現 連結子会社)

1990年代

  • 1991年12月商号変更商号を株式会社ムサシに変更
  • 1993年4月ダイニック株式会社と共同開発による名刺・はがき印刷のシステム機販売を開始
  • 1995年2月株式会社武蔵エンタープライズに資本参加(現 連結子会社)
  • 1996年10月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1997年9月株式会社アジア・ビジネス・コンサルタント(現 ㈱ムサシ・エービーシー)に資本参加(現 連結子会社)

2000年代

  • 2000年5月埼玉県大宮市に北関東支店を設置(旧 関東支店(群馬県 高崎市)より移転)
  • 2000年9月千葉市中央区に東関東支店を設置(旧 千葉営業所)
  • 2001年4月広島市中区に中四国支店を設置(旧 広島支店)
  • 2001年5月横浜市神奈川区に神静支店を設置(旧 横浜支店)
  • 2001年6月M&A情報、リプロ、M&E、IPSの各東京営業部及び東京技術部を統合し、東京支店を開設
  • 2001年9月株式会社ユニ・フォト・マイクロ(現 ムサシ・イメージ情報㈱(連結子会社))に資本参加
  • 2002年3月株式会社レミントンマイクロ(現 ムサシ・アイ・テクノ㈱)に資本参加(現 連結子会社)
  • 2002年9月M&A株式会社国際マイクロフォト研究所に資本参加(2007年 ムサシ・イメージ情報㈱と合併)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年4月東京支店を廃止し、東京第一支店、東京第二支店を設置
  • 2005年10月メンテナンスサービス部門を分社化し、ムサシ・フィールド・サポート株式会社(現 連結子会社)を設立

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2017年9月ニュービジネスサプライ株式会社(現 エム・ビー・エス㈱)に資本参加(現 連結子会社)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高経常利益率3%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    システム構築による価値創造

    商品の提供だけでなく、ソフトと先進機器を組み合わせたシステムを構築し、顧客の要望に応えるオリジナル商品を開発・提供する。

  2. 02

    情報・産業システムの強化

    文書デジタル化事業で官公庁や民間向け大型案件を受注し、スキャナーにAI-OCRを活用した付加価値提供、ろ過フィルターの拡販、デジタル検査機器でインフラ分野の需要を取り込む。

  3. 03

    印刷システムの差別化と直販力強化

    多目的インクジェットプリンターやデジタルダイカッターなど特徴ある商品と自社開発ソフトウェアの拡販により競合優位性を構築し、印刷業界以外への販路拡大を図る。

  4. 04

    金融・選挙システムの新規開拓

    金融機関向け管理機器の拡販とBPOサービスの提案強化、自治体向け選挙事務効率化機器や業務管理システムの開発に注力し、事業拡大を目指す。

  5. 05

    紙・紙加工品の高付加価値化

    顧客ニーズに応えるオリジナル商品を提供し価格競争を回避、医薬品向け高機能板紙など特殊機能・高付加価値品の取り扱いを拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で544人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は681万円で、9期前と比べて+8.1%平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は20.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月539
2018年3月577
2019年3月63046.022.0567
2020年3月65746.022.0552
2021年3月62746.022.0542
2022年3月62646.022.0542
2023年3月64846.022.0540
2024年3月65046.022.0528
2025年3月65646.021.0533638
2026年3月68146.020.0544864

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 東京都中央区944百万円
会社統括業務、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品
本社 — 東京都港区591百万円
会社統括業務金融汎用・選挙システム機材
ムサシ物流センター — 東京都大田区285百万円
情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材
大阪支店 — 大阪府東大阪市131百万円
情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材
横浜工場 — 横浜市磯子区130百万円
金融汎用・選挙システム機材
ムサシ7ビル — 東京都中央区59百万円
会社統括業務不動産賃貸・リース事業等
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    武蔵エンジニアリング㈱(注)2
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ムサシ・フィールド・サポート㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    エム・ビー・エス㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    エフ・ビー・エム㈱
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    武蔵興産㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱武蔵エンタープライズ
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ムサシ・エービーシー
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ムサシ・イメージ情報㈱
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ムサシ・アイ・テクノ㈱
    大阪府東大阪市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジェイ・アイ・エム
    東京都千代田区
    議決権33.3%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に係るヘルプデスク等業務 一式
    文部科学省 · 2017-02-28
    1.3億円
  • 調達
    EDカード画像が保存されたマイクロフィルムの電子化
    法務省 · 2026-07-02
    4,998万円
  • 調達
    菊半裁2色両面兼用オフセット印刷機の購入
    国税庁 · 2022-07-26
    3,898万円
  • 調達
    府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に係るヘルプデスク等業務一式 の一般競争入札及び契約について
    文部科学省 · 2015-05-28
    3,123万円
  • 調達
    EDカード画像が保存されたマイクロフィルムの電子化
    法務省 · 2026-02-17
    1,614万円
  • 調達
    次回衆議院議員総選挙在外選挙物資及び最高裁判所裁判官国民審査在外物資の作成
    総務省 · 2026-03-18
    1,435万円
  • 調達
    次回衆議院議員総選挙在外選挙物資及び最高裁判所裁判官国民審査在外物資の作成
    総務省 · 2025-03-06
    1,410万円
  • 調達
    参議院議員通常選挙在外選挙物資の作成
    総務省 · 2025-03-13
    1,288万円
  • 調達
    次回衆議院議員総選挙在外選挙物資及び最高裁判所裁判官国民審査在外物資の作成(国内分)
    総務省 · 2025-05-19
    1,284万円
  • 調達
    マイクロフィルムリーダプリンタの賃貸借等 一式
    法務省 · 2023-12-27
    1,189万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は406億円営業利益47億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.6%、利益が+38.2%。

売上高
+8.6%
406億円
営業利益
+38.2%
47億円
純利益
-17.6%
28億円
営業利益率
11.6%
前期比 +2.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高340億円406億円
営業利益6億円47億円
純利益4億円28億円
1株あたり配当¥36¥36

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は74億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.9%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q995
2024年1Q8778.05
2024年2Q8100.00
2024年3Q7922.51
2024年4Q842
2025年2Q16663.615
2025年4Q2082813.519
2026年2Q1992412.113
2026年4Q2072311.115
2027年1Q7400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は379億円から406億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は11.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月379188
2014年3月364138
2015年3月3731711
2016年3月357128
2017年3月353128
2018年3月373117
2019年3月37142
2020年3月376129
2021年3月30300
2022年3月3621810
2023年3月3712718
2024年3月331118
2025年3月37434479.134
2026年3月406474711.628

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高406億円のうち、営業利益として残るのは47億円11.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.9%288億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.5%71億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.6%47億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.3pt
11.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.5pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.2pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが26億円、投資CFが5億円で、差し引きのフリーCFは31億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は235億円で、売上の6.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月25−6−219162
2014年3月5−7−8−2151
2015年3月127−119169
2016年3月3−2−21168
2017年3月25−3−222187
2018年3月24−21−23188
2019年3月−6−1−2−7179
2020年3月28−10−418193
2021年3月−7−6−6−13174
2022年3月26−9−617185
2023年3月160−416197
2024年3月−3−34−3−37157
2025年3月3323−456209
2026年3月265−531235

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は528億円。このうち返さなくてよい自己資本が369億円で、自己資本比率は69.9%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月40324515861.0
2014年3月39324414962.1
2015年3月41525915662.4
2016年3月40626014663.9
2017年3月41226914365.2
2018年3月44827417461.2
2019年3月44227217061.4
2020年3月42927215763.4
2021年3月41327014365.4
2022年3月43527016562.2
2023年3月43928715265.4
2024年3月45030214867.1
2025年3月49834015868.2
2026年3月52836915969.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
236億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
328億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
21億円
在庫として抱えている分
負債合計
159億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中17位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中258位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,766で、1年前と比べて+23.3%過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。

¥2,766+1.4%1ヶ月+4.5%1年+23.3%時価総額220億円
過去52週の値幅
安値¥2,139高値¥3,030

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.7倍
PER (会社予想)48.2倍
PBR0.51倍
配当利回り1.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2755円で、直近1カ月で4.59%上昇。25日線(2717.04円)を上回り、75日線(2709.72円)や200日線(2580.27円)も上回る。52週高値3030円からは9.1%下落、52週安値2139円からは28.8%上昇。7月17日に19,000株の出来高を記録した後、8月7日には18,000株と増加し、株価は2850円まで上昇。しかし、8月20日には2700円まで下落したが、翌日2755円と回復。全体の出来高は低水準で、需給は薄い。RSIは59.89と強気圏で、上昇トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは6.7倍で同業界平均の17.91倍を大幅に下回り、PBRは0.5075倍と平均の1.23倍を下回ります。配当利回りは1.31%と平均の2.93%を下回りますが、配当性向は21.32%と低く、増配余地があります。ROEは7.91%と平均程度です。予想PERは48倍と急上昇しており、将来の業績悪化懸念があります。売上高は増加傾向で、営業利益率も改善しています。割安だが、配当利回りが低く、業績の不透明感があります。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.7倍17.9倍
PER (予想)48.2倍
PBR0.51倍1.24倍
ROE7.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業績回復の持続性と成長戦略の妥当性。2025年3月期は売上高が増加し、利益率も改善したが、2026年3月期の予想では売上高は増えるものの純利益は減少見込み。強気派はコスト削減効果や新店舗の寄与を評価するが、弱気派は競争激化による価格競争や人件費上昇を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 利益率改善

    2025年3月期の営業利益率は9.09%と前期より改善

  • 売上高増加

    2026年3月期の予想売上高は406億円と過去最高

  • 低評価

    PER 6.7倍、PBR 0.51倍と割安な水準

  • 2026年3月期に営業利益率11.58%へ改善通年影響

    売上高406億円、営業利益47億円と前期比38%増益

  • PBR0.51倍の解散価値割れ水準不定影響

    PBR0.51倍、ROE7.91%と資本効率改善余地

  • 3期連続増収で売上高406億円2026年3月期影響

    売上高331億円→374億円→406億円と拡大

  • 過去1年で株価23.3%上昇のモメンタム継続影響

    株価上昇率23.3%、外国人保有9.31%

マイナスに働く材料7
  • 純利益減少

    2026年3月期の純利益予想は28億円と前期より減少

  • 競争激化

    大手ディスカウントチェーンとの競争で価格競争が激化

  • 売上変動

    2024年3月期は売上・利益とも減少しており不安定

  • フォワードPER48倍と収益予想が大幅悪化次期決算影響

    予想PER48倍、実績PER6.7倍に対し数倍超

  • 2026年3月期は純利益28億円と減益決算発表後影響

    純利益34億円→28億円、6億円の減少

  • 配当利回り1.31%は低位で還元が手薄通年影響

    配当利回り1.31%と低水準、株主への現金還元が限定的

  • 営業利益率11.58%の高水準は反動リスク継続影響

    前期9.09%から11.58%へ急拡大した反動懸念

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の客足と需要動向を示す重要な指標
出店・閉店数
成長戦略の進捗と市場シェアの変化を測る
粗利益率
低価格戦略と仕入れ効率のバランスを検証

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり36で、前期から+26.7%いまの株価に対する利回りは1.30%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥36
1株あたり
配当利回り
1.30%
いまの株価に対して
配当性向
21.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3870.5
2018年3月32−15.847.8
2019年3月24−25.0112.1
2020年3月3545.842.9
2021年3月24−31.498.9
2022年3月4066.732.1
2023年3月437.527.4
2024年3月36−16.346.8
2025年3月6066.725.6
2026年3月7626.721.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥36

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,013人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.0%を占め、残る54.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他34.138.839.839.842.543.8
事業法人47.347.145.943.740.838.6
自己株式9.614.314.314.314.314.3
外国法人6.92.42.84.75.49.3
金融機関11.111.010.810.79.37.4
証券会社0.50.70.71.22.00.9
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01上毛実業株式会社17.46
02ショウリン商事株式会社11.28
03ムサシ社員持株会3.94
04ムサシ互助会3.76
05小林 厚一2.98
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.94
07内藤 征吾2.87
08INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.55
09光通信KK投資事業有限責任組合2.49
10株式会社みずほ銀行2.01

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+308%、1株純資産は14期で+75%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1013,0903.311.343.1
2014年3月1013,2813.110.875.9
2015年3月1473,4824.39.841.0
2016年3月1013,4882.917.334.7
2017年3月1053,6093.016.370.5
2018年3月1003,6872.720.347.8
2019年3月253,6480.793.2112.1
2020年3月1163,6843.213.942.9
2021年3月−43,763−0.198.9
2022年3月1423,9663.612.332.1
2023年3月2594,2116.36.227.4
2024年3月1134,4322.616.246.8
2025年3月5044,98410.73.425.6
2026年3月4115,4217.96.621.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額300百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小林厚一代表取締役 名誉会長82237,000
羽鳥雅孝代表取締役 会長83137,000
小野貢市代表取締役 社長657,000
小林将治専務取締役 経営本部長519,000
羽鳥智紀専務取締役 役員室長 兼 グループ企業管理室長5223,000
山本義明取締役 財務部長656,000
村田一則取締役 第一営業本部長649,000
森山明彦取締役 第二営業本部長 兼 東京第二支店長625,000
横尾孝之取締役 紙・紙加工事業部長624,000
池田哲郎取締役 東京第一支店長625,000
荻野勝紀取締役 大阪支店長572,000
田島賢大取締役 名古屋支店長573,000
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
髙原巨章取締役462,000
小林佳典常勤監査役664,000
髙橋昌人常勤監査役601,000
安藤信彦監査役62
赤石健監査役61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)1426526619
監査役323238
社外取締役311114

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容734字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社ムサシ(当社)及び子会社10社、関連会社1社により構成されており、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材及び紙・紙加工品の販売並びに不動産賃貸・リース事業等を行っております。事業内容及び当社と関係会社の事業区分に係る位置づけは次のとおりであります。なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分   主要取扱品目   主要な会社 情報・印刷・産業システム機材   電子メディア・マイクロフィルム総合システムの機器・材料・情報処理サービスと保守、機能性材料 印刷システム・IPS(名刺・ハガキ印刷)システムの機器・材料と保守、レーザー加工機の機器と保守 産業用検査の機器・材料と保守   当社 ムサシ・フィールド・サポート株式会社 エム・ビー・エス株式会社 エフ・ビー・エム株式会社 株式会社ムサシ・エービーシー ムサシ・イメージ情報株式会社 ムサシ・アイ・テクノ株式会社 株式会社ジェイ・アイ・エム 金融汎用・選挙システム機材 貨幣処理・選挙・セキュリティシステムの機器及び関連機材と保守   当社 武蔵エンジニアリング株式会社 ムサシ・フィールド・サポート株式会社 紙・紙加工品   印刷・出版・情報・事務用紙、紙器用板紙、特殊紙、紙加工品、感圧紙   当社 エム・ビー・エス株式会社 不動産賃貸・リース事業等   不動産の賃貸業・リース業・損害保険代理業・人材事業   武蔵興産株式会社 株式会社武蔵エンタープライズ (注) 無印 連結子会社 ※1 関連会社で持分法適用会社 ※2 非連結子会社で持分法非適用会社
経営方針・対処すべき課題2,675字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 会社の経営の基本方針 当社グループは、各社の特徴や強みを活かしたグループ経営により既存事業の強化を図るとともに、その周辺分野における新規事業の開拓と自社開発商品・サービスの拡充に積極的に取り組み、常に安定した業績を確保できる体制の確立を目指してまいります。 当社グループは、企業理念として「人とシステムの創造と調和を実現し、健全で信頼される企業を目指し続けます」を掲げています。"特長のある商社"であることを意識し、"システム"という言葉をキーワードに、ただ単に商品を提供するという機能ではなく、お客様の要望にあわせ、ソフトと先進の機器を組み合わせてシステムを創ります。そのシステムは付加価値を持った当社オリジナルの新しい商品となります。「システムの構築」、つまり価値を創造しお客様に提供することが、当社の役割であると認識しております。 (2)経営環境及び経営戦略 当社グループは、グループ一体としてのシステム構築力や提案力の強化を図る一方、新商品の開発や新規事業の開拓に注力し、収益力の向上と事業領域の拡大に積極的に取り組んでまいります。 (情報・産業システム機材) 文書のデジタル化事業は、官公庁・自治体向けに電子化による業務効率化を提案し、採算性を確保しつつ大型案件の受注獲得に注力してまいります。また、民間企業向けにも国内最大級のイメージングセンターを活用した高い生産性など、グループの特長を活かして受注拡大に取り組んでまいります。 スキャナー等の電子化機器は、当社の強みであるAI-OCRを活用した運用などを付加価値として提供し、電子化業務を効率化により、需要を取り込んでまいります。 業務用ろ過フィルターは、半導体や電子部材向けの拡販と飲料向けの販売シェア拡大に加え、新規分野での採用を目指してまいります。 工業用検査機材は、インフラ設備の老朽化に伴い土木・橋梁分野及びガス・水道分野において需要が増加しており、デジタル検査機器による業務の効率化を訴求して、機器拡販に注力してまいります。 (印刷システム機材) 印刷業界全体として紙メディアの需要は減少傾向にあり、特に商業印刷、出版、事務用印刷の需要が減少しています。また、印刷材料を必要としないデジタル印刷機器の市場拡大により、機器・材料の販売ともに厳しい市場環境にあります。 このような環境のなか、収益性の向上を図るため、多目的インクジェットプリンターやデジタルダイカッターなど特徴ある商品及び自社開発ソフトウェアの拡販に注力し、競合優位性を構築するとともに、他社との差別化及び直販力の強化を図ってまいります。 また、競合の少ない特殊機能を持った機器の取り扱いを拡充することで、印刷業界以外への販路拡大と収益性の向上を目指します。 (金融汎用システム機材) キャッシュレス決済の普及や主要顧客である金融機関の設備投資抑制、営業店舗削減などにより現金処理機器市場は縮小傾向にあります。今後は、金融機関の内部管理強化に寄与する管理機器の拡販に取り組んでまいります。 また、金融機関のオペレーションリスク回避及び営業店業務のセンター処理ニーズの高まりを背景に、各種管理システム及びその周辺業務におけるBPOサービスの提案強化を図ってまいります。 (選挙システム機材) 各自治体は増大する業務を少ない人員で行う必要があり、今後も選挙事務の効率化需要は一層高まっていくことが予想されます。これら市場環境に対応し、投開票業務をはじめとする様々な事務を効率化する機器及び業務管理システムなどの開発に注力し、選挙業務を総合的にサポートするオリジナル商品や各種サービスを提供することで、事業規模のさらなる拡大を図ってまいります。また、自治体情報システム標準化に対して選挙用業務管理ソフトの対応を進めてまいります。 (紙・紙加工品) 紙の需要は、デジタル化の進行等に伴い、今後も需要減少が進むものと予想されます。 今後は、顧客ニーズに応えるオリジナル商品を提供することで、価格競争に巻き込まれない利益確保を優先した取引を増やしてまいります。 また、紙器用板紙については、医薬品向け高機能紙器用板紙の販売が伸長しており、さらなる顧客ニーズに対応した特殊機能・高付加価値を持つオリジナル商品の取り扱いを増やしてまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 情報・産業システム機材では、マイクロフィルムの販売終了に伴い、自治体・図書館・研究機関などの利用団体に対し、適切な保存方法や劣化対策の提示に加え、電子化への移行を提案してまいります。また、LTOテープストレージの高いコストパフォーマンスを示すことで、導入検討を後押ししてまいります。 印刷システム機材では、デジタル化による紙メディア需要減少の影響で機器・材料の需要が縮小傾向にあり、厳しい市場環境にあります。今後は、収益性の向上を図るため、多目的インクジェットプリンターやデジタルダイカッターなど特徴ある商品及び自社開発ソフトウェアの拡販に注力し、競合優位性を構築するとともに、他社との差別化及び直販力の強化を図ってまいります。 金融汎用システム機材では、顧客の課題解決につながる競争力のある商品開発に取り組み、新商品の市場投入を積極的に推進してまいります。また、新規市場開拓に向けた商品開発や販売チャネルの拡充にも取り組み、事業の拡大を図ってまいります。 選挙システム機材では、自治体情報システム標準化への対応を進めてまいります。 紙・紙加工品分野では、印刷用紙の需要減少が続いているため、市場変化の影響を受けにくい特殊機能・高付加価値を持つオリジナル商品を開発・商品化することにより、採算性重視の受注及びコスト削減を通じて、収益性の改善に取り組んでまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、企業価値向上の観点から、収益性の継続的かつ安定的な成長を実現することを目指しております。このため、売上高経常利益率を重要指標と位置づけており、国政選挙など特需の発生しない期における連結売上高経常利益率を3%以上とすることを目指しております。
事業等のリスク3,835字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)情報セキュリティ・サイバーセキュリティに係るリスク 当社グループでは、顧客企業情報及び個人情報を取り扱う際の運用管理について、個人情報保護方針に則り厳重に取り扱うとともに、「プライバシーマーク」や「ISO9001」、「情報セキュリティマネジメントシステム」の認証取得を通じて、適切な管理体制を整備しております。 また、従業員のセキュリティ意識向上に向けた教育・訓練を継続的に実施し、顧客から信頼される情報セキュリティマネジメントの実現に努めております。 しかしながら、近年はランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の高度化・巧妙化に加え、取引先や外部委託先を経由したサプライチェーン攻撃、クラウド環境における不正アクセスなど、脅威の形態は多様化・複雑化しております。当社グループにおいても、こうした攻撃による情報漏洩、システム障害、業務停止等が発生するリスクを完全に排除することは困難です。万一、これらの事態が生じた場合には、社会的信用の失墜や損害賠償請求、業務復旧に伴う費用の発生等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)製品やサービスの欠陥や瑕疵に係るリスク 当社グループは、製造、開発、調達の各段階や、各種ドキュメントのデジタル化等のサービス提供において品質管理強化を推進しておりますが、ソフトウエアを含む製品やサービス提供に関して欠陥・瑕疵等が発生する可能性は排除できません。製品やサービスの欠陥、瑕疵等が発生した場合、製品回収や補修、お客様への補償、機会損失が発生する可能性があります。 (3)市場環境変動に係るリスク 当社グループの印刷システム機材部門及び紙・紙加工品部門では、デジタル化に伴い印刷物や紙に対する需要縮小が長期にわたって続いており、この傾向は今後も続くものと予想されます。 これに対し印刷システム機材部門では、印刷後加工分野の機器販売に力を入れるとともに、自社開発ソフトウエアなどの拡販を強化して収益性の改善を図っております。一方、紙・紙加工品部門では、顧客ニーズに対応した特殊機能・高付加価値を持つオリジナル商品の取り扱いを増やすなど積極的に対応してまいります。しかしながら、これらの需要縮小が想定を超えて進んだ場合には、経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。 (4)原材料・部品調達に係るリスク 当社グループは製品の製造に必要な原材料及び部品の多くを外部の調達先から供給を受けております。また、一部の製品について調達先が限られる特殊な資材等を使用するものがあります。調達の安定性確保に向けて、複数の調達先の確保及び在庫水準の適正管理に努めております。しかしながら、天災や事故等により調達先の操業が停止した場合や、米中対立をはじめとする地政学的緊張の高まり、各国の輸出入規制・経済安全保障規制の強化、追加関税の発動等による供給不足や調達コストの上昇が生じた場合、当社グループの調達活動に支障をきたす可能性があります。 特に、世界的に半導体の需給がひっ迫しており、納期通りに調達できないリスクが高まっております。これらの事態が生じた場合には、生産の中断や遅延、調達コストの増加等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)気候変動に係るリスク 当社グループは、国内に製造工場を含む事業所を有しており、各事業所では防災対策設備の導入等を通じて自然災害への備えを進めております。しかしながら、BCP(事業継続計画)の想定を超えた大規模な地震や津波、台風や洪水、火山の噴火等の自然災害、またそれに起因する大規模停電、電力不足等によって大きな被害を受ける可能性があります。 また、脱炭素社会への移行に伴い、炭素税・排出量規制の強化、省エネ・低炭素製品・サービスへの顧客ニーズの変化、サプライチェーン全体でのGHG排出削減要請の高まりが生じた場合、対応コストの増加や事業機会の喪失等が生じる可能性があります。 これらの事態が生じた場合には、製造中断、輸送ルート寸断、対応投資の増大等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)コンプライアンスに係るリスク 当社グループは、商品やサービスの品質、取引関連、環境、労務、安全衛生、会計基準や税務など様々な法規制の適用を受けており、法規制を遵守し、社会倫理に従って企業活動を行うためのコンプライアンス体制の構築及びその遵守に努めております。しかしながら、これら法規制等への違反が発見又は認定された場合には、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)法的規制等に係るリスク 当社グループは、事業活動を行う上で、商取引、環境、安全、保安、品質保証、化学物質管理、労働、特許、会計基準及び租税等、様々な法規制の適用を受けており、法令遵守を基本として事業活動を行っております。 現行の法規制の変更や新たな法規制、事業領域の拡大により、遵守すべき法規制が追加された場合には、その対応のための投資や費用が必要になるなど、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8)感染症拡大に係るリスク 当社グループでは、新型コロナウイルスを含む感染症拡大リスクに対応するため、感染の予防及び拡散の防止を目的として、在宅勤務、時差通勤など、従業員の安全と健康を最優先にした対応を行っております。 当社グループの従業員に新型コロナウイルス等の感染が拡大した場合、当社グループの営業活動において、在宅勤務や移動範囲の限定、顧客との商談機会の減少などにより活動が大幅に制限され、既に決定した商談においても取引の実施が延期されるなどの影響により、経営成績及び財務状況等に影響を与える可能性があります。 (9)人材の確保・育成に係るリスク 当社グループが、将来にわたって継続的に企業価値の向上を図るためには、優れた人材を確保・育成する必要があります。そのため、人材育成が重要であると考え、進化・成長を促す自由闊達な企業文化の醸成に力を入れております。また、業務プロセスの改革を推進し、仕事の無駄や長時間労働をなくし、効率良く働く環境を整えることで、社員のモチベーションと充実感を高めるよう努めております。 しかしながら、常に優秀な人材を安定的に採用・確保できる保証はなく、優れた人材が多数離職した場合や育成が計画どおりに進まない場合には、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (10)知的財産権に係るリスク 当社グループは、独自技術等の知的財産権を保有し、競争上の優位性を確保するとともに、不用意に他社の特許等を侵害しないよう情報収集を図り、知的財産権の管理をしております。しかしながら、予期しない特許侵害の警告、訴訟、損害賠償請求等に巻き込まれるリスクを完全に回避することは困難です。このような事態が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)企業買収・業務提携等に係るリスク 当社グループは、通常の営業活動によるシェア拡大に加え、事業拡大のためのM&Aや資本提携等も推進しておりますが、それらを実施する場合は、慎重に検討を行っております。しかしながら、国内外の経済環境の変化等の理由から、M&Aや資本提携等を行った企業の経営、事業等に対して、十分なコントロールができない可能性があります。また、買収した企業の顧客基盤や人材が流出する可能性もあり、当初に期待したシナジーを得られない可能性もあります。これらの場合、当社グループが既に行った投資額を十分に回収できないリスクがあり、当初の期待どおりに事業を展開できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)AI・デジタル化の推進に係るリスク 当社グループは、業務効率化及び競争力強化を目的として、生成AIをはじめとするデジタル技術の活用を推進しております。これらの技術の導入にあたっては、利用ガイドラインの整備及び従業員教育を通じて、適切な活用体制の構築に努めております。 しかしながら、生成AIの利用に際して、機密情報や個人情報が意図せず外部に送信されるリスク、AIが誤った情報や不適切なコンテンツを生成するリスク(いわゆるハルシネーション)、及び社内で許可されていないAIツールが無断で使用されるリスク(シャドウAI)を完全に排除することは困難です。また、AI技術の急速な進展により、当社グループの既存サービスや業務プロセスが陳腐化するリスク、さらにはAIを悪用したサイバー攻撃(プロンプトインジェクション等)による情報漏洩やシステム障害が発生するリスクも存在します。 これらの事態が生じた場合には、顧客からの信頼喪失、損害賠償請求、法規制への抵触等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,499字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府の経済対策等により緩やかな回復基調が続く一方、アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃を契機とした原油を中心とするエネルギー価格の高騰や日中関係の悪化、中東・ウクライナ情勢をはじめとする地政学リスク、物価上昇による景気への影響懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは文書のデジタル化、印刷機材、貨幣処理機器、セキュリティ機器及び紙・紙加工品の各分野における販売に注力するとともに、特に、昨年7月の参議院議員選挙及び本年2月の衆議院議員選挙に向けた選挙機材の販売に積極的に取り組んでまいりました。 この結果、当期の連結業績は、売上高405億86百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は46億77百万円(前年同期比39.4%増)の増益となりましたが、持分法による投資損益の影響により、経常利益47億16百万円(前年同期比0.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益28億3百万円(前年同期比18.3%減)となりました。 セグメントの業績は次の通りであります。 (情報・印刷・産業システム機材) 情報・産業システム機材は、スキャナーなどの電子化機器や業務用ろ過フィルターの販売が増加したほか、LTOテープも堅調に推移しました。 また、工業用検査機材も航空・宇宙関連中心に点検業務需要を取り込み堅調に推移しました。 一方、文書のデジタル化事業は官公庁・自治体などの大型案件予算縮小により、受注が伸び悩みました。 印刷システム機材は、印刷材料の販売が若干低調に推移したほか、機器の販売も需要低迷の影響で落ち込みました。 以上の結果、セグメント売上高は178億7百万円(前年同期比5.3%減)となりました。 また、利益面では文書のデジタル化事業の受注減少と印刷システム機材の利益率低下により、営業利益は12百万円(前年同期比98.5%減)となりました。 (金融汎用・選挙システム機材) 金融汎用システム機材は、セキュリティ機器や金融機関の集中部門向けシステム機器の販売が順調に推移しましたが、貨幣処理機器の販売は、新札発行に伴う更新需要の反動減の影響で低調に推移しました。 選挙システム機材は、東京都議会議員選挙や参議院議員選挙に加え、2月に衆議院議員選挙が実施され、投票用紙交付機や読取分類機など機器の販売が好調だったほか、投開票管理システムの販売やサポート業務も伸長したため、前年実績を大幅に上回りました。 以上の結果、セグメント売上高は138億80百万円(前年同期比47.5%増)となりました。 また、利益面でも選挙システム機材増収の影響により、営業利益は43億15百万円(前年同期比102.6%増)となりました。 (紙・紙加工品) 紙・紙加工品は、医薬品や化粧品向け紙器用板紙などの販売は順調に推移しましたが、印刷用紙や情報用紙の販売が需要減少の影響を受け落ち込みました。 この結果、セグメント売上高は86億25百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は1億33百万円(前年同期比24.4%減)となりました。 (不動産賃貸・リース事業等) 不動産賃貸・リース事業等の業績は概ね順調に推移し、売上高は6億59百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は2億14百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 b.財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産の残高は368億64百万円となり、前連結会計年度末より20億21百万円増加いたしました。 増加の主な要因は、現金及び預金の増加(12億76百万円)、売上債権の増加(6億68百万円)及び流動資産の「その他」の増加(1億2百万円)であります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産の残高は159億85百万円となり、前連結会計年度末より10億17百万円増加いたしました。 増加の主な要因は、無形固定資産(ソフトウェア及びソフトウェア仮勘定)の増加(2億83百万円)、株価上昇等による投資有価証券の増加(3億円)及び退職給付に係る資産の増加(5億98百万円)、減少の主な要因は、関係会社株式の減少(1億21百万円)であります。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債の残高は126億49百万円となり、前連結会計年度末より1億70百万円減少いたしました。 減少の主な要因は、仕入債務の減少(1億21百万円)及び流動負債の「その他」の減少(2億28百万円)、増加の主な要因は、資産除去債務の増加(1億45百万円)であります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債の残高は32億60百万円となり、前連結会計年度末より2億35百万円増加いたしました。 増加の主な要因は、繰延税金負債の増加(2億36百万円)であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産の残高は369億39百万円となり、前連結会計年度末より29億73百万円増加いたしました。 増加の要因は、親会社株主に帰属する当期純利益(28億3百万円)及びその他の包括利益累計額の増加(5億65百万円)、減少の要因は、剰余金の配当(3億95百万円)であります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益44億93百万円(前年同期は税金等調整前当期純利益47億38百万円)、減価償却費4億29百万円、減損損失2億4百万円、定期預金の払戻による収入13億円等の収入要因がありましたが、売上債権の増加6億68百万円、その他流動負債の減少3億32百万円、法人税等の支払額16億75百万円、有形固定資産の取得による支出4億1百万円、無形固定資産の取得による支出3億98百万円、配当金の支払額3億95百万円等により相殺され、前連結会計年度末に比べ25億76百万円増加し、234億77百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は25億57百万円となりました。(前年同期は33億31百万円の資金獲得) これは、税金等調整前当期純利益44億93百万円、減価償却費4億29百万円、減損損失2億4百万円等の収入要因がありましたが、売上債権の増加6億68百万円、その他流動負債の減少3億32百万円、法人税等の支払額16億75百万円等の支出要因により相殺されたことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果獲得した資金は4億98百万円となりました。(前年同期は23億34百万円の資金獲得) これは、定期預金の払戻による収入13億円等の収入要因がありましたが、有形固定資産の取得による支出4億1百万円、無形固定資産の取得による支出3億98百万円等の支出要因により相殺されたことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は4億83百万円となりました。(前年同期は4億34百万円の資金使用) これは、配当金の支払3億95百万円等の支出要因によるものであります。 ③仕入及び販売の実績 a.仕入実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 情報・印刷・産業システム機材(百万円)   13,792   97.7 金融汎用・選挙システム機材(百万円)   6,037   166.9 紙・紙加工品(百万円)   7,596   97.1 不動産賃貸・リース事業等(百万円)   -   - 合計(百万円)   27,426   107.3 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 情報・印刷・産業システム機材(百万円)   17,782   94.7 金融汎用・選挙システム機材(百万円)   13,880   147.5 紙・紙加工品(百万円)   8,625   97.0 不動産賃貸・リース事業等(百万円)   297   99.4 合計(百万円)   40,586   108.5 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 当連結会計年度における売上高は、405億86百万円となり、前連結会計年度に比べ31億95百万円の増加となりましたが、売上原価が20億94百万円増加したため、売上総利益は11億円の増加となりました。 販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べ2億22百万円減少したため、営業利益は13億23百万円増加し、46億77百万円となりました。 営業外損益では、営業外収益は「持分法による投資利益」の減少等により12億6百万円減少し、営業外費用は「持分法による投資損失」の増加等により1億38百万円増加したため、経常利益は前連結会計年度に比べ21百万円減少し、47億16百万円となりました。 特別損益では、「投資有価証券売却益」3百万円を計上しましたが、「固定資産除却損」22百万円、「減損損失」2億4百万円を計上したため、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度に比べ2億45百万円減少し、44億93百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は6億29百万円減少し、28億3百万円となりました。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループで製造販売している選挙システム機材につきましては、任期満了前に衆議院が解散されるなど全国レベルの選挙が実施されると需要が一時的に増加し、当社の業績に影響を与える場合があります。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品購入費用、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、製造等に係る設備投資、営業拠点における設備投資によるものであります。当社グループは、資金調達については自己資金及び金融機関からの借入により調達する方針としております。 なお、当連結会計年度末における借入金残高は35億16百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は234億77百万円となっております。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ・売上高及び営業利益 セグメントごとの売上高及び営業利益につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績」に記載しております。 ・資産 (情報・印刷・産業システム機材) セグメント資産は、現金及び預金及び売上債権等は減少し、前連結会計年度末に比べ6億71百万円減少の257億70百万円となりました。 (金融汎用・選挙システム機材) セグメント資産は、現金及び預金、売上債権及びソフトウェア仮勘定等が増加し、前連結会計年度末に比べ34億50百万円増加の187億35百万円となりました。 (紙・紙加工品) セグメント資産は、現金及び預金等は増加したものの、売掛債権等が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ4億42百万円減少の46億67百万円となりました。 (不動産賃貸・リース事業等) セグメント資産は、現金及び預金等が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1億44百万円増加の27億95百万円となりました。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ③経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高経常利益率を重要指標と位置付けており、国政選挙など特需の発生しない期における連結売上高経常利益率を3%以上とすることを目指しております。当連結会計年度の連結売上高経常利益率は、衆議院選挙による増益などにより11.6%となりました。 引き続き、国政選挙など特需の発生しない期における目標達成に向けて、セグメントごとの対処すべき課題に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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