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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

学情

GAKUJO CO.,Ltd.2301 · Prime · サービス業

第二新卒・20〜30代の転職支援に特化した人材サービス企業。中途採用向けの情報サイト・イベント・エージェントを統合。

概要

学情は、インターネット就職情報サイトを運営する企業である。主力サービス「Re就活」は20代向け転職サイトとして7年連続No.1を獲得し、累計登録会員数は280万人を超える。地方の中小企業と学生の結びつきに強みを持ち、売上高110億円、営業利益23億円、営業利益率21%の高収益体質を持つ。東京・大阪の二本社制で、従業員392名。

中途採用と新卒採用の二軸で構成される事業ポートフォリオ

学情の事業は大きく「中途採用商品」「新卒採用商品」「新卒採用個別品」の3つに分類される。中途採用商品の柱は20代向け転職サイト「Re就活」で、売上高32億円と全社の29%を占める。新卒採用商品は学生向け「Re就活キャンパス」(売上高20億円)と合同企業セミナー「就職博」で構成される。新卒採用個別品は企業向けのオーダーメイド支援サービスで、官公庁の雇用対策事業受託も含む。2025年10月期の就職情報事業全体の売上高は108億円である。

成長を牽引する中途採用領域の高い収益性

中途採用商品群は、売上高の増加率が前期比28.4%と突出して高い。特に「Re就活エージェント」は8億円の売上を計上し、人材紹介の決定数も回復傾向にある。一方、新卒採用商品は早期化の影響で売上高が前期比3.4%減少したが、全体の収益は拡大基調を維持している。営業利益率は21%と高く、これは広告宣伝費やシステム投資を積極的に行いながらも、分業化による営業効率の向上が寄与している。

東京・大阪二本社制で地域密着の営業網を構築

学情は2017年に東京本部を東京本社に改称し、大阪本社と合わせた二本社制を導入した。本社機能は東京都中央区銀座と大阪市北区に置き、名古屋支社、京都支社、福岡支店を展開する。この体制により、首都圏だけでなく関西・中部・九州の企業と学生・転職希望者へのアプローチを強化している。地方の中小企業に強みを持つのは、こうした拠点網の成果である。

個人情報保護を重視したプライバシーマーク認定企業

学情は1998年に通商産業省所管の財団法人日本情報処理開発協会より「プライバシーマーク」の使用許諾事業者に認定された。以後、個人情報保護に関する従業員教育・研修を継続的に実施している。就職・転職情報サービスは大量の個人情報を扱うため、セキュリティ体制の強化は経営上の重点課題であり、安心して利用できる基盤を提供している。

業界の中での役割は人材サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
110億円
営業利益
23億円
営業利益率
20.9%
純利益
19億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01中途採用主力

20代向け転職情報サイト「Re就活」、ITエンジニア向け「Re就活テック」、30代向け「Re就活30」、合同企業セミナー「転職博」、エージェントサービス「Re就活エージェント」を提供。企業と転職希望者のマッチングを支援。

主な製品・サービス5
Re就活
20代向け転職情報サイト。第二新卒や若手の転職希望者と企業を結びつける。
Re就活テック
ITエンジニア経験者向けダイレクトリクルーティングサービス。
Re就活30
30代キャリア人材向けダイレクトリクルーティングサービス。
Re就活エージェント
人材紹介サービス。キャリアアドバイザーが個別に支援。
イベント(転職博)
合同企業セミナー。転職希望者と企業の直接交流の場を提供。

02新卒採用準主力

学生向け就職情報サイト「Re就活キャンパス」、合同企業セミナー「就職博」を通じて、企業と学生のマッチングを創出。

主な製品・サービス2
Re就活キャンパス
学生向け就職情報サイト。インターンシップ情報や企業検索機能を提供。
イベント(就職博)
合同企業セミナー。新卒学生と企業が出会う場。

03新卒採用個別品副次

オーダーメイドの採用支援サービス。ダイレクトメール制作・発送代行、セミナー参加受付、選考管理など、企業の採用形態に応じたアウトソーシングを提供。また、官公庁・地方公共団体の雇用対策事業も受託。

主な製品・サービス2
新卒個別品
採用広報ツール制作、DM発送代行、電話受付、選考管理など個別の採用支援サービス。
ソーシャルソリューション
官公庁・地方公共団体の雇用対策事業の受託。

製品と技術

20代向け転職サイト「Re就活」の市場支配力

「Re就活」は20代の転職希望者に特化したマッチングプラットフォームである。企業は求人情報の掲載やスカウト機能を利用でき、求職者は自己登録と企業検索を通じて応募できる。2025年10月末時点で累計登録会員数は280万人を突破し、「20代が選ぶ20代向け転職サイト」として7年連続No.1を獲得している。売上高は32億円と前期比28.4%増加し、同社の成長エンジンとなっている。

専門領域を狙う「Re就活テック」と「Re就活30」

ITエンジニア経験者向けの「Re就活テック」は、ダイレクトリクルーティング方式で企業と求職者を結びつける。30代キャリア人材向けの「Re就活30」も同様の手法を採用し、専門性の高い人材に特化している。これらのサービスは、中途採用市場での細分化ニーズに対応するために開発された。2025年10月期には「Re就活ユース」もローンチし、10代から30代までのキャリアステージをカバーする体制を整えた。

新卒採用支援の基盤「Re就活キャンパス」と「就職博」

「Re就活キャンパス」は学生向け就職情報サイトで、インターンシップ情報や企業検索機能を提供する。関連する合同企業セミナー「就職博」は、新卒学生と企業の直接交流の場として機能する。しかし、新卒採用の早期化により企業の広報時期が変動し、2025年10月期の売上高は20億円と前期比3.4%減少した。学情はこの環境変化に対応するため、インターンシップ期のイベント強化などに取り組んでいる。

オーダーメイドの採用支援サービス「新卒個別品」

「新卒個別品」は、企業の採用活動に応じたアウトソーシングサービスである。ダイレクトメールの制作・発送代行、電話によるセミナー参加受付、選考管理などの業務を個別に請け負う。また、官公庁や地方公共団体の雇用対策事業を受託する「ソーシャルソリューション」も提供する。これにより、大企業から自治体まで幅広い顧客に対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

若年層特化の就職支援で圧倒的シェア、高収益

新卒・若年層向け就職情報サービスを展開し、サービス業界内で高い収益性を誇る。同業のジンジブやダイブグループと比較しても、売上高は中規模ながら営業利益率20%超と圧倒的な収益力を示す。売上高は2024年に大幅増収となった後、2025年には横ばいとなったが、高い利益水準を維持している。就職支援市場でのブランド力と営業ノウハウが強みであり、今後の課題は市場成長の鈍化への対応だ。

強み

  • 営業利益率20%超を維持し、業界内でもトップクラスの収益力。
  • 若年層向け就職支援で知られ、学生からの高い支持を得ている。
  • 直近期で売上高が大きく伸び、事業規模を拡大している。
  • 企業と学生のマッチング精度が高く、確立した営業手法を持つ。

課題

  • 少子化により就職市場が縮小傾向にあり、成長余地が限定的。
  • 新卒採用支援に依存しており、市場変動の影響を受けやすい。
  • 同業他社や新興サービスの登場で、競争が激しくなっている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が学情

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13915テラスカイ307億円19.5倍
23496アズーム292億円28.2倍
33922PR TIMES286億円12.1倍
49702アイ・エス・ビー272億円16.4倍
54662フォーカスシステムズ270億円10.7倍
62301学情267億円13.3倍
77033マネジメントソリューションズ263億円11.5倍
89644タナベコンサルティンググループ259億円22.5倍
96445ジャノメ255億円42.3倍
103676デジタルハーツホールディングス253億円20.0倍
116539MS-Japan251億円24.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

1977年の創業から就職情報事業への参入まで

学情の前身は1977年11月に大阪市北区で設立された株式会社実鷹企画である。当初は企画会社としてスタートしたが、1981年11月に「学生就職情報センター」部門を新設し、就職情報事業に進出した。1983年3月には朝日放送(現朝日放送グループホールディングス)から後援を得て、事業の信用力を高めた。1990年までに東京支社・名古屋支社を開設し、全国展開の基盤を築いた。

1995年のインターネット事業への転換点

1995年12月、学情はインターネット就職情報サイト「G-WAVE」(後の「Re就活キャンパス」)を発信し、インターネット事業に進出した。これは当時まだ普及期にあったウェブを採用情報に活用する先進的な試みであった。翌1996年7月には中途採用向け合同企業説明会を初開催し、中途採用情報部門にも進出。1999年には転職情報サイト「Career-Japan」を開始し、有料職業紹介事業の許可も取得した。

2000年の合併と社名変更、上場への道

2000年4月、株式会社学生就職情報センターを吸収合併し、商号を株式会社学情に変更した。2001年には株式会社大毎企画から営業の一部を譲り受け、事業規模を拡大。2002年5月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場。さらに2005年9月に東京証券取引所第二部、2006年10月には第一部に上場し、資本市場での存在感を高めた。

2004年から始まった「Re就活」シリーズの展開

2004年11月、学情は20代の若手人材専門のインターネット転職情報サイト「Re就活」をリリースした。これは中途採用市場の拡大を見据えた戦略的なサービスで、後に同社の主力製品へと成長する。その後、2019年にはグローバル人材向け「Japan Jobs」、2020年にはオンライン合同企業セミナー「Web就職博」や職場体感型動画「JobTube」を開始し、デジタル技術を活用したサービスを拡充した。

朝日新聞社との資本業務提携と二本社制への移行

2013年1月、学情は株式会社朝日新聞社および株式会社朝日学生新聞社と資本業務提携を締結した。これにより、朝日グループのメディアリソースを活用した学生向けサービスの強化が可能となった。2017年1月には東京本部を東京本社に改称し、大阪本社と合わせた二本社制を導入。同年11月には福岡営業所を支店に昇格させ、九州での営業体制を強化した。

2020年代の中期経営計画と500人体制への成長目標

学情は2024年10月期から2026年10月期の中期経営計画を策定し、キャリア採用領域で年率30%の売上成長を目標に掲げた。2026年10月期までに従業員500人体制を目指し、専門人材の採用とデジタルによる生産性向上を両立させる計画である。2025年10月期の売上高は110億円に達し、順調に成長しているが、営業利益は前期比87.8%とやや減少しており、投資効果の顕在化が課題となっている。

年表40件を開く

1970年代

  • 1977年11月創業大阪市北区に株式会社実鷹企画(現 当社)を設立

1980年代

  • 1981年11月「学生就職情報センター」部門新設、就職情報事業進出
  • 1983年3月就職情報事業に朝日放送株式会社(現 朝日放送グループホールディングス株式会社)より後援を得る
  • 1989年8月東京都中央区に東京支社開設

1990年代

  • 1990年10月名古屋市中区に名古屋支社開設
  • 1991年11月学生就職情報センターを株式会社に組織変更
  • 1991年12月東京支社を東京都港区に移転、東京本部とする
  • 1994年4月大阪市西区に本社ビル建設、本社移転
  • 1995年12月インターネット就職情報サイト「G-WAVE(現商品名:Re就活キャンパス)」発信、インターネット事業へ進出
  • 1996年7月中途採用向け合同企業説明会を初開催、中途採用情報部門へ進出
  • 1996年7月東京本部を東京都中央区に移転
  • 1998年11月通商産業省(現 経済産業省)所管(財)日本情報処理開発協会より「プライバシーマーク」使用許諾事業者に認定
  • 1999年4月インターネット転職情報サイト「Career-Japan」発信開始
  • 1999年7月労働省(現 厚生労働省)より職業紹介事業許可(有料職業紹介事業)取得

2000年代

  • 2000年4月M&A株式会社学生就職情報センターを吸収合併、商号を株式会社学情に変更
  • 2001年9月株式会社大毎企画より営業の一部を譲受け
  • 2002年5月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2002年8月厚生労働省より一般労働者派遣事業許可取得
  • 2002年8月大阪市北区に新本社ビル建設、本社を移転
  • 2003年11月東京都千代田区に東京本部を移転
  • 2004年7月京都市下京区に京都支社を開設
  • 2004年11月20代の若手人材専門インターネット転職情報サイト「Re就活」発信開始
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年9月上場東京証券取引所第二部に株式を上場
  • 2006年10月上場東京証券取引所第一部に株式を上場
  • 2006年10月上場ジャスダック証券取引所への上場を廃止

2010年代

  • 2010年4月東京都港区赤坂に東京本部を移転
  • 2011年7月一般社団法人 日本経済団体連合会へ入会
  • 2012年10月公益社団法人 全国求人情報協会へ入会
  • 2013年1月㈱朝日新聞社・㈱朝日学生新聞社と資本業務提携
  • 2013年11月福岡市博多区に福岡営業所を開設
  • 2014年3月東京都港区虎ノ門に東京本部を移転
  • 2016年11月東京都中央区銀座に東京本部を移転
  • 2017年1月東京本部を東京本社に改称、東京・大阪の二本社制導入
  • 2017年11月福岡営業所を福岡支店に改称
  • 2019年6月グローバル人材の就職・採用を支援する新サービス「Japan Jobs」開始
  • 2019年10月人事担当者のためのポータルサイト「人事の図書館」配信開始

2020年代

  • 2020年6月少人数制マッチングイベント「就活・転職サポートmeeting」初開催
  • 2020年6月リアルタイムで企業と交流できるオンライン合同企業セミナー「Web就職博」初開催
  • 2020年9月“職場体感型”採用動画「JobTube」サービス開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • キャリア採用領域の売上成長率年率30%
  • 従業員数2026年10月期まで500人

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    キャリア採用領域の成長強化

    キャリア採用領域の基幹サービス「Re就活」の成長を強化し、新たなキャリア採用サービスも展開する。求職者・企業双方の拡大のため積極的な広告宣伝投資で認知度・ブランド力の向上を図り、営業プロセスの分業化・専門性の進化により営業強化を進める。

  2. 02

    人的資本・人員拡大

    2026年10月期に従業員500人体制を目指す。専門人材の採用を含めた人員拡大と、デジタルを活用した生産性の向上の両軸で成長を目指す。

  3. 03

    生産性向上と営業プロセス改善

    マーケティング・営業プロセスの分業・連携を強化し、生産性・専門性の向上を図る。利用企業の拡大と、継続率ならびに複数サービス利用率を高め売上拡大を目指す。

  4. 04

    新規事業開発

    採用需要の増加が見込まれる領域で、Re就活ブランドを活かし、業界または職種に特化したサービスの開発を強化する。需要が拡大する領域でのマッチングを通じて、社会課題の解決と収益の拡大の両立を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で392人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は592万円で、9期前と比べて+15.1%平均年齢は30.0歳、平均勤続年数は6.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月220
2017年10月249
2018年10月255
2019年10月51430.06.0260
2020年10月49131.07.0266
2021年10月52032.08.0249
2022年10月53731.07.0276
2023年10月54330.06.0324
2024年10月55931.06.0350771
2025年10月59230.06.0392587

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
大阪本社 — 大阪市北区876百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和4年度若年者地域連携事業
    厚生労働省 · 2022-02-24
    1,771万円
  • 調達
    令和3年度愛知県との一体的事業における委託事業に係る契約方針について
    厚生労働省 · 2021-03-17
    1,445万円
  • 調達
    令和6年度就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォームを活用した支援
    厚生労働省 · 2024-03-04
    1,295万円
  • 調達
    令和3年度 就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォームを活用した支援
    厚生労働省 · 2021-03-25
    974万円
  • 調達
    年度後半における集中的な合同企業説明会開催事業
    厚生労働省 · 2015-09-28
    593万円
  • 調達
    年度後半における集中的な合同企業説明会事業
    厚生労働省 · 2016-09-13
    570万円
  • 調達
    年度後半における集中的な就職面接会開催事業(再度公告)
    厚生労働省 · 2015-11-06
    430万円
  • 調達
    年度後半における集中的な就職面接会事業
    厚生労働省 · 2023-08-08
    267万円
  • 調達
    年度後半における集中的な就職面接会開催事業委託について
    厚生労働省 · 2019-09-06
    250万円
  • 調達
    年度後半における集中的な就職面接会開催事業
    厚生労働省 · 2017-06-15
    228万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は110億円営業利益23億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.8%、利益が-14.8%。

売上高
+2.8%
110億円
営業利益
-14.8%
23億円
純利益
-13.6%
19億円
営業利益率
20.9%
前期比 -4.3%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は46億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+4.5%、営業利益は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q11−1−9.10
2023年2Q21628.64
2023年3Q26830.86
2023年4Q308
2024年1Q15−1−6.71
2024年2Q25728.06
2024年4Q672131.315
2025年2Q44511.45
2025年4Q661827.314
2026年2Q4636.53

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は23億円から110億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は20.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月2321
福岡市博多区に福岡営業所を開設
2013年10月2742
2014年10月40106
2015年10月47107
2016年10月511510
2017年10月561512
2018年10月641611
2019年10月702014
2020年10月57149
2021年10月622014
2022年10月682014
2023年10月882618
2024年10月107273125.222
2025年10月110232720.919

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高110億円のうち、営業利益として残るのは23億円20.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の17.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.5%38億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.5%49億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.9%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
65.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+13.4pt
20.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+12.2pt
17.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
12.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが19億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは23億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は47億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月5−2−234
2013年10月11−125
2014年10月5−410117
2015年10月9−1815−923
2016年10月12−13−6−116
2017年10月8−4−7413
2018年10月126−71824
2019年10月14−3−81127
2020年10月70−8726
2021年10月17−4−71332
2022年10月15−14−8125
2023年10月23−7−71634
2024年10月162−131839
2025年10月194−152347

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は171億円。このうち返さなくてよい自己資本が149億円で、自己資本比率は86.9%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月5448688.7
2013年10月5650688.5
2014年10月78661285.5
2015年10月99891089.7
2016年10月103931089.8
2017年10月109981189.8
2018年10月1141011388.9
2019年10月1221081488.6
2020年10月1201101091.3
2021年10月1341191588.4
2022年10月1381221688.3
2023年10月1561332384.9
2024年10月1671452386.4
2025年10月1711492286.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳単体ベース
現金及び預金
57億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
128億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
22億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中14位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中375位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
86.9%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,715で、1年前と比べて-4.7%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥1,715-1.8%1ヶ月+6.9%1年-4.7%時価総額267億円
過去52週の値幅
安値¥1,506高値¥1,948

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PBR1.56倍
配当利回り3.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月後半に1650円台まで回復したものの、8月に入り下落に転じ、直近では1588円と25日移動平均線(1625円)を下回る展開。52週高値(1948円)からは約18.5%下落し、安値圏(52週安値1506円)に接近。RSIは31.65と売られ過ぎの水準にあり、出来高は7月21日に149,600株と膨らんだ後、直近は4万〜8万株程度に落ち着いている。週足では下降トレンドが継続しており、反発には75日線(1592円)の回復が目先の焦点となる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは12.44倍と業界平均の22.53倍を大きく下回り、PBRも1.45倍と業界平均の3.18倍を下回る。配当利回りは4.22%と業界平均の2.73%を上回り、ROEは12.9%で安定。利益は増加傾向であるが、直近で減益となった点は懸念。総合的に割安で、配当も高いが、成長鈍化に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍23.4倍
PBR1.56倍3.51倍
ROE12.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

教育関連サービス市場の成長が続く一方、競争激化やデジタル化の進展が事業環境を変えている。強気派は、収益拡大と高収益性の維持を評価し、今後も成長が見込めると主張。弱気派は、市場競争の激化やサービス差別化の難しさ、利益率の低下リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 収益成長の持続性

    売上高が2022年から2025年にかけて68億円から110億円へと拡大。

  • 高い収益性

    営業利益率は20%超と高水準を維持。

  • 配当利回りの魅力

    配当利回り4.22%と株主還元が手厚い。

  • 売上高は110億円と3期連続で過去最高決算発表後影響

    売上高は2023年88億円、2024年107億円、2025年110億円と増加

  • 営業利益率20.91%と高い収益性通年影響

    売上高110億円、営業利益23億円で利益率20.91%

  • PER12.44倍・配当利回り4.22%で割安継続影響

    PER12.44倍、配当利回り4.22%と割安感がある

  • ROE12.9%で資本効率は良好継続影響

    自己資本利益率12.9%と資本効率は良好

マイナスに働く材料7
  • 成長の鈍化懸念

    最新期の売上高は前期比わずか2.8%増と減速。

  • 利益率の低下

    営業利益率は前期から25.23%から20.91%へ低下。

  • 競争激化リスク

    同業他社が多く、差別化が難しい。

  • 営業利益は27億円から23億円へ減少決算発表後影響

    2025年10月期営業利益23億円、前期の27億円から4億円減

  • 純利益も22億円から19億円に減少通年影響

    純利益は22億円から19億円へ3億円減

  • 営業利益率が25.23%から20.91%に低下通年影響

    営業利益率は25.23%から20.91%へ4.32ポイント低下

  • 株価は1年で11.47%下落し出遅れ継続影響

    株価1588円で1年下落率11.47%

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業の拡大ペースを確認するため。
営業利益率
収益性の維持・改善を見るため。
配当性向
株主還元の持続性を判断するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり67で、前期から+3.1%いまの株価に対する利回りは3.91%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥67
1株あたり
配当利回り
3.91%
いまの株価に対して
配当性向
47.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月2840.8
2017年10月3214.339.4
2018年10月346.344.9
2019年10月378.838.6
2020年10月30−18.946.7
2021年10月3310.037.9
2022年10月4330.343.3
2023年10月5118.640.6
2024年10月6527.540.4
2025年10月673.147.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥67

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ8,284人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.7%を占め、残る58.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他40.342.640.937.837.347.6
事業法人22.422.825.327.427.427.4
金融機関20.920.512.114.016.214.3
自己株式8.09.110.510.312.013.8
外国法人15.410.721.420.117.510.4
証券会社1.03.40.20.71.50.2
外国人個人0.10.10.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アンビシャス14.49
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.54
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.21
04株式会社朝日新聞社5.00
05株式会社朝日学生新聞社5.00
06中井 大志2.87
07学情社員持株会2.76
08GOLDMAN,SACHS & CO.REG(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社)2.30
09JPLLC CLIENT ASSET S-SK J(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.90
10CACEIS BANK,LUXEMBOURG BRANCH/ UCITS - FULL TAX(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1769%、1株純資産は14期で+184%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月73901.936.6133.4
2013年10月194044.749.553.3
2014年10月5249411.220.231.0
2015年10月515819.621.047.1
2016年10月6961511.516.640.8
2017年10月8165812.817.039.4
2018年10月7668511.319.644.9
2019年10月9674413.416.338.6
2020年10月647638.515.146.7
2021年10月9884012.112.237.9
2022年10月9987611.614.543.3
2023年10月12694913.813.340.6
2024年10月1611,05716.110.440.4
2025年10月1401,10712.911.547.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/10期の役員報酬は総額195百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中井清和取締役会長(代表取締役)全般7730,000
中井大志取締役社長(代表取締役)全般48446,000
乾真一朗取締役 コーポレート本部・メデ ィアビジネス本部担当5353,000
辻内章取締役721,000
笹川祐子取締役642,000
宮田喜好取締役56
和田裕美取締役59
村越誓一常勤監査役6538,000
前義信監査役771,000
小林聖子監査役43
東辻淳次63

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31462517157
社外取締役614142
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,061字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、第二新卒者及び20代・30代の転職希望者、大学・短大新卒者に対する企業PR・情報提供サービス業務及び各種採用コンサルティング業務、人材紹介・人材派遣業務を行っております。具体的な商品として、大別して「中途採用集合品」「新卒採用集合品」「新卒採用個別品」の3品目があります。近年、企業のキャリア採用(経験者採用)の流れや、転職を通じてキャリアを形成していくことへの関心が高まっていることを受け、当社では「中途採用集合品」でのサービス提供を強化しています。 当社の主な商品は、以下の通りであります。 主な商品名   サービス内容   商品分類 Re就活   20代向け転職情報サイト   中途採用商品 Re就活テック   ITエンジニア経験者向け転職サービス(ダイレクトリクルーティングサービス) Re就活30   30代キャリア人材向け転職サービス(ダイレクトリクルーティングサービス) Re就活エージェント   人材紹介 イベント(転職博・就職博など)   合同企業セミナー 新卒採用商品 Re就活キャンパス   学生向け就職情報サイト 新卒個別品   採用広報ツールの制作などオーダーメイドでの採用支援   新卒採用個別品 ソーシャルソリューション   官公庁・地方公共団体の事業を受託 ①中途採用商品 20代向けのインターネット転職情報サイト「Re就活」や、ITエンジニア経験者向け転職サービス「Re就活テック」、30代キャリア人材向け転職サービス「Re就活30」、合同企業セミナー「転職博」、エージェントサービス「Re就活エージェント」により、ポテンシャルのある20代・若手即戦力や30代キャリア人材を求める企業と、新たな仕事への挑戦を望む転職希望者の双方の高いニーズに応えることを可能にしています。 ②新卒採用商品 インターネット就職情報サイト「Re就活キャンパス」、合同企業セミナー「就職博」などを通じて、企業と学生のマッチング・出会いを創出しています。 ③新卒採用個別品 個々の学生へ向けて、より強いアピールで直接アプローチできるダイレクトメールの制作・発送代行や、電話によるセミナー参加希望者受付、または、選考途中の学生個々の情報管理など、各企業の採用活動の形態に応じたオーダーメイドの採用アウトソーシング業務を行っております。その他にも、各省庁や地方自治体等公的機関が行う雇用対策事業を受託し、当社が実施するという案件も手がけております。 事業系統図は、下記の通りであります。
経営方針・対処すべき課題2,092字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに掲げ、これからを担う世代に一つでも多くの選択肢を示してまいります。就職活動における「キャリアスタート」、終身雇用が当たり前ではなくなり、転職を通じてキャリア形成を図る働き手が増える中、実際に働く中で見えてきた自身の強みや関心を踏まえて転職をする「キャリアチェンジ」、さらに自身の可能性をひらき、強みや個性を活かした「キャリアアップ」。これらの活動を通して、働き手が自己効力感や幸福感を実感できることが大切なことと考えています。 若手社会人や学生に、“未来の選択肢”を示すことで、これからの時代を担う世代が自身のありたい姿を描き、能力やスキルを活かして活躍することを応援いたします。次世代の活躍をサポートすることを通して、企業の成長、ひいては日本経済の活力向上に貢献してまいります。 (2)目標とする経営指針 中期経営計画(2024年10月期~2026年10月期)実現のために、事業の発展を通して、経常利益を中心に各段階利益の向上に努めて、企業価値の向上を目指してまいります。また、キャリア採用(経験者採用)市場での成長強化を重点施策としており、キャリア採用領域で年率30%の売上成長を目標に事業運営を行ってまいります。具体的には次の戦略により、これらの目標の実現を目指します。 ①人的資本・人員拡大 2026年10月期に従業員500人体制とすることを目指しております。専門人材の採用を含めた人員拡大と、デジタルを活用した生産性の向上の両軸で成長を目指します。 ②生産性向上 マーケティング・営業プロセスの分業・連携を強化し、生産性・専門性の向上を図ります。利用企業の拡大と、利用企業の継続率ならびに複数サービス利用率を高め売上拡大を図ります。 ③新規事業開発 採用需要の増加が見込まれる領域で、Re就活ブランドを活かして、業界または職種に特化したサービスの開発を強化してまいります。需要が拡大する領域でのマッチングを通じて、社会課題の解決と収益の拡大の両立を目指します。 (3)経営環境 国内人材ビジネスの市場環境は、構造的な人手不足により、特に若手の人材需要が拡大しています。終身雇用が当たり前ではなくなり、働き手自身が主体的にキャリアを形成していく機運が高まるなか、雇用の流動性が高まり、転職市場はさらに拡大していくと予想されます。特に若い世代は転職を通じたキャリア形成への関心が高く、総務省の「労働力調査(2024年平均)」によると、15~24歳の10.8%が転職を経験しています。20代のうちに転職を経験する働き手が増加し、就職(ファーストキャリア)の数年以内に経験する「初めての転職」、すなわち「セカンドキャリア」の市場が拡大していくと予想しています。 働き手の転職意向が高まるなか、企業の採用需要も更に拡大していくと考えています。多くの企業が「人材確保」を企業経営上の重点課題に掲げており、人材ビジネス市場は今後も拡大していくと予想されます。一方で、不安定な世界情勢による資源価格の高騰や、金融政策・関税政策などに起因する景気後退懸念が国内経済に影響を及ぼす状況は続いています。しかしながら、人材需要は引き続き拡大していくと考えています。 (4)経営上対処すべき課題 ①キャリア採用領域の基幹サービスの成長強化 転職を通じて希望するキャリアを実現しようとする機運が高まっており、雇用の流動化は更に加速していくと予想しています。そのような環境の中、キャリア採用領域の基幹サービス「Re就活」の成長を強化していくとともに新たなキャリア採用サービスを展開することが、経営上の重要事項であると認識しています。今後もサービスを提供する求職者・企業双方を拡大するために、積極的な広告宣伝投資で「Re就活シリーズ」の認知度・ブランド力の向上を図るとともに、営業プロセスの分業化・専門性の進化により営業強化を図ってまいります。 ②個人情報保護体制の継続的な強化 安心して利用できるサービスを提供し続けるために、個人情報の保護と適切な取り扱いは経営上の重点課題であると認識しております。個人情報の保護に関する従業員への教育・研修に取り組み、全社で取り組みを継続強化していきます。 ③組織体制の強化 当社は2026年10月期に従業員500人体制とすることを目指しており、組織体制の強化は重点課題であります。自社メディア「Re就活」等を通じた採用を強化するとともに、適正な配置・多様な人材が活躍できる環境整備に継続的に取り組み、事業成長に貢献する人材の育成・定着を促進しています。事業拡大に伴い、組織マネジメントや事業マネジメントの重要ポジションの増加が予想されるため、マネジメント候補者の育成にも取り組んでまいります。
事業等のリスク5,334字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の事業展開において、リスク要因として、重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしも事業等のリスクに該当しない項目についても、投資判断または当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項についても、投資家および株主への積極的な情報開示の観点から記載しております。当社は、リスクの発生可能性を認識した上で、発生を回避する他、発生した場合の迅速な対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項に記載の内容を慎重に検討した上で行う必要があると考えております。本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来において発生する可能性のあるリスクを全て網羅するものではありません。 (特に重要な影響を及ぼす可能性がある事項) (1)景気の変動と雇用情勢について 当社の事業は、景気動向による雇用情勢の影響を受けやすく、当社の想定を超える景気後退や経済環境の変化が発生した際は、当社の業績に影響を与えるリスクがあると考えております。当社はリスクを低減するため、国内外の経済動向を注視するとともに、取引企業の多角化を進めております。構造的な人手不足により、景気動向による雇用情勢への影響は減少傾向ではありますが、世界的な金融危機など、経済環境に大きな変化があった際は、企業の採用人数ならびに採用予算の縮小が発生し、当社の業績に影響をもたらす可能性があります。 (2)個人情報の保護について 当社は、事業の性格上、転職・就職活動を行う若手社会人・学生の氏名や住所、メールアドレスなどの個人情報の収集を必要としています。個人情報の外部漏洩はもちろん、不適切な利用や毀損などのトラブルの発生は、当社の業績及び社会的信用に重大な影響をもたらすリスクであると考えております。 当社は、個人情報の保護・適切な管理は、経営上の最重要課題であると捉え、個人情報を取り扱う際の業務フローや権限を明確にし、個人情報保護・管理・運用に関する社内規程を制定しております。また、従業員に対しては個人情報保護研修を年1回以上実施し、標的型攻撃メール訓練や情報セキュリティに関する教育を実施しております。社内研修を実施し、個人情報保護法などの法令・規制を遵守するとともに、情報セキュリティに関する対策を講じており、技術的対策として、暗号化通信(SSL/TLS)、多要素認証、アクセス権限管理に加え、エンドポイントセキュリティ対策(EDR)を導入し、端末レベルでの脅威検知・隔離・復旧を可能とする体制を構築しております。経済産業省の外郭団体である「一般財団法人日本情報経済社会推進協会」が付与する「プライバシーマーク」の認定を1998年より受けております。当社は就職メディアを運営する企業において「プライバシーマーク」が認定された第1号であり、厳しい審査基準を維持できるよう個人情報の保持・管理に関して全社を挙げて取り組んでおります。 当社では上記のとおり、細心の注意を払い、個人情報の保護・適切な管理を行っておりますが、何らかの理由により、個人情報等の漏洩が生じた場合には、当社の顧客・ユーザーからの信頼の失墜やブランド・イメージの著しい悪化により、当社の事業展開ならびに業績に影響をもたらす可能性があります。 (3)パンデミックについて 近年の新型コロナウイルス感染症と同レベル又は、新たな感染症によるパンデミックが起こった場合、当該影響により、得意先の業績低迷による採用予算の縮小などにより、当社の業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。 また、イベント(転職博・就職博など)は、求職者や学生、企業が一堂に会し対面での面談を行うという特性上、パンデミックにより厳しい行動制限措置が取られた場合、開催中止や、一定の制約下での開催を余儀なくされ、売上高の減少をまねくリスクがあります。そのため、「Re就活」や「Re就活キャンパス」などWebメディアでのサービス提供を強化するとともに、オンライン合同企業セミナーや職場体感型の採用動画などサービスの拡充を図っております。 就職・転職情報の提供は、パンデミック発生時も途絶えさせることができない重要な社会インフラであると認識し、情報提供体制の維持ならびに、情報提供チャネルの多角化への対策を講じておりますが、パンデミックが発生すると当社の業績に影響をもたらす可能性があります。 (4)大規模自然災害、外部攻撃等によるシステム障害について 当社は「Re就活」や「Re就活キャンパス」等Webメディア関連のサービスを提供しています。地震、台風、洪水等の自然災害に起因する電力供給の停止や通信障害、あるいは外部からの悪意を持ったネットワークへの侵入や有害なソフトウエアへの感染等によるシステム停止により、Webメディアのサービス提供が一時中断される可能性があります。また、何らかの原因で一時的に負荷が過重し当社サービスの作動不能に陥る可能性があります。当社は、Webメディア関連のサービスの安定供給を確保するため、リスクの発生可能性や、回避困難度、リスク発生時の影響範囲等を検証し、バックアップ体制の整備や情報セキュリティ体制の強化など必要な対策を講じております。具体的には、地理的に分散された複数のデータセンター拠点を用いた冗長構成、定期的なバックアップ、障害検知システムの導入などによりサービス停止リスクの低減を図っています。これらの対策にもかかわらず、大規模な自然災害や通信障害など回避困難なネットワーク障害が発生した場合、当社の業績に影響をもたらす可能性があります。 (5)成長投資・新規事業開発について 当社は、2024年10月期から2026年10月期を「投資期」と位置づけています。成長投資、新規事業開発の実施に当たっては、リスクを軽減するために必要な情報収集や様々な検証を行ってまいりますが、新規事業開発が想定したスケジュールで進まない可能性や、追加的な投資が発生する可能性、投資効果として見込んでいた収益の確保に至らない可能性があります。成長投資や新規事業開発において、当初の計画とは異なる事態が発生した場合には、当社の事業展開ならびに業績に影響をもたらすリスクがあります。 (重要なリスクについて) (1)人口構造の変化・多様な働き方の進化について 当社は、主として20代社会人ならびに学生等、若手人材採用を中心としたサービス提供である就職情報事業を行っており、当該事業の当事業年度における売上高は98.1%を占めています。当社は採用企業から、求人広告掲載料やイベント出展料などの費用を受領するビジネスモデルのため、採用難易度の上昇をもたらす若手人材の減少は事業拡大の機会となるものの、需給のバランスが極端に不均衡になった場合、当社の事業活動や業績に影響をもたらす可能性があります。 また近年、フリーランスや副業・兼業など多様な働き方が緩やかに拡大の傾向です。正社員以外の雇用・就業形態を選択する企業・働き手が増加すると、相対的に正社員雇用の割合が減少し、当社の事業活動や業績に影響をもたらす可能性があります。 (2)業績の季節的変動について 当社の主要事業である就職情報事業、その中でも新卒採用向けの商品については、企業の新卒者の採用活動が活発に行われる時期に売上が集中するため、基本的に当社の売上高は下半期に偏重する傾向があります。将来的に採用活動の時期が変更になれば、当社の売上高の偏重時期がそれに合わせて変化する可能性があります。 2024年10月期から2026年10月期の3ヵ年で、経験者採用領域の成長を強化していく方針のため、業績の季節的変動は徐々に緩やかになることを見込んでいますが、売上高に占めるキャリア採用サービスの比率が拡大する過程において、売上高の偏重時期がこれまでとは異なる傾向となる可能性があります。 最近2事業年度の上半期及び下半期の売上高と構成比は以下のとおりであります。 第47期 自 2023年11月1日 至 2024年10月31日   第48期 自 2024年11月1日 至 2025年10月31日 上半期   下半期   通期   上半期   下半期   通期 売上高(千円)   4,024,025   6,706,666   10,730,691   4,363,819   6,655,357   11,019,177 構成比(%)   37.5   62.5   100.0   39.6   60.4   100.0 売上総利益(千円)   2,498,461   4,625,658   7,124,120   2,679,940   4,503,826   7,183,766 構成比(%)   35.1   64.9   100.0   37.3   62.7   100.0 営業利益(千円)   615,120   2,041,507   2,656,628   465,884   1,867,077   2,332,961 構成比(%)   23.2   76.8   100.0   20.0   80.0   100.0 経常利益(千円)   885,937   2,167,844   3,053,781   642,820   2,011,200   2,654,020 構成比(%)   29.0   71.0   100.0   24.2   75.8   100.0 (3)法的規制等について (1)規制強化について 被雇用者保護の観点から、求人メディアなど転職・就職情報の提供に関する規制が強化される可能性があります。法的規制が当社の事業活動に大きな影響を及ぼした事実はありませんが、関係法規の改廃や新たな法的規制の追加等に関する情報を的確に入手し、対応していくことが必要であると認識しています。 (2)許認可事業について 当社は、有料職業紹介事業及び労働者派遣事業を展開しており、職業安定法第30条第1項及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律第5条第1項の許可を厚生労働大臣より受けております。 ① 職業安定法 厚生労働大臣許可 13-ユ-314210 ② 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律 厚生労働大臣許可 派13-316020 職業安定法に基づく厚生労働大臣許可の有効期限は2026年6月30日までであり、その更新についての障害は、現状においては、認識しておりません。労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律に基づく厚生労働大臣許可の有効期限は2030年7月31日であり、その更新についての障害は、現状においては、認識しておりません。 今後、これらの関係法規が改廃された場合や新たな法的規制が設けられた場合には、当社の事業が影響を受ける可能性があります。 (3)政府要請の「就職・採用活動日程に関する考え方」の変更について 「就活スケジュール」の変更は事業を行っていく上で考慮すべき事項であると考えております。一般社団法人日本経済団体連合会がこれまで示してきた「採用選考に関する指針」を2021年春入社の学生対象分から廃止することを決めたものの、何らかのルールが必要であろうという大学・企業双方の認識を受け、政府が、「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議」において新卒採用活動のあり方を協議していくことになりました。現状では、企業・大学・学生への混乱を避けるため、2027年春入社の学生の就職活動についても、会社説明会などの解禁が3月1日、選考の開始が6月1日という現行のルールと同じ内容で経済団体・業界団体に遵守等が要請されることが決まっております。 また、当社を含む就職情報事業主要企業が加盟する「公益社団法人 全国求人情報協会」を通して、関係省庁や大学就職関係担当者等との意見交換等を通年で行っており、加盟各社は上記の指針や政府方針等を尊重した上での情報提供を行うことを遵守しております。 これまでに、法的規制や上記の申合せ等の変化が当社の事業活動に大きな影響を与えた事実はありませんが、今後、これらが大きく変化した場合には当社の業績に影響が及ぶ可能性があります。 (4)公的案件の受託について 当社では、2009年10月期より、経済産業省、中小企業庁、関東経済産業局をはじめとする公的機関や地方自治体から、被雇用者を支援する雇用対策事業や、企業を支援する採用支援事業を受託しております。これらの雇用対策事業や採用支援事業については、国の政策等に少なからず影響を受け公募案件数が増減する可能性を否定できません。それにより今後当社の業績に影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,728字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 当事業年度(2024年11月1日~2025年10月31日)におけるわが国経済は、全般的に緩やかな改善傾向を示しました。インバウンド需要はコロナ禍以前の水準を超える動きを見せる一方、エネルギー価格や原材料費の高騰、関税の影響等により、先行きは依然として不透明な状況が続いています。また、構造的な人手不足を背景に、若手人材への需要は高止まりしており、新卒採用においては早期接触・早期選考の動きが一層強まっています。その結果、新卒採用に加え、戦略的にキャリア採用や第二新卒採用を取り入れる企業が増加しています。 このような市場環境の中、当社では、20代向け転職サイト「Re就活」が「20代が選ぶ20代向け転職サイト」7年連続No.1を獲得し、累計登録会員数が2025年10月末に280万人を突破しました。こうした20代からの支持を背景に、2025年10月末時点の「Re就活」の売上高は前期比128.4%となりました。一方、新卒採用の早期化に伴う企業広報時期の変化により、新卒向け就職情報サイト「Re就活キャンパス」の売上高は前期比96.6%となりました。その結果、当事業年度の全社売上高は110億19百万円(前期比102.7%)となりました。なお、前事業年度より戦略的成長投資を強化しており、当事業年度では求職者向けプロモーション強化により、売上原価は前期比106.3%となりました。また、生産性向上を目的とした教育研修の強化による採用教育費の増加、生成AIアシスタント「Microsoft365Copilot」の全社導入をはじめとするシステム管理費の増加、販売促進プロモーションの強化による販売促進費の増加により、販売費及び一般管理費は前期比108.6%となりました。これらの結果、当事業年度の営業利益は23億32百万円(前期比87.8%)となりました。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 ①財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3億66百万円増加し、171億6百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ34百万円減少し、22億26百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ4億1百万円増加し、148億79百万円となりました。 ②経営成績 当事業年度の経営成績は、売上高110億19百万円(前期比102.7%)、営業利益23億32百万円(前期比87.8%)、経常利益26億54百万円(前期比86.9%)、当期純利益18億92百万円(前期比84.9%)となりました。 主たる事業である「就職情報事業」につきましては、次のとおりであります。 当事業年度(2024年11月1日~2025年10月31日)におけるキャリア採用(経験者採用)市場では、幅広い業界で若手人材の採用ニーズが高止まりしています。また、前事業年度同様、新卒採用の内定者動向が見極められる9~10月において、第二新卒採用による新卒補完ニーズを取り込んだ結果、「Re就活」の売上高は32億43百万円(前期比128.4%)と好調に推移しました。また、20代向け転職エージェント「Re就活エージェント」では、期中に面談数が一時的に減少したものの、面談の質向上に取り組み、足元では決定数が伸びています。その結果、売上高は8億16百万円(前期比105.3%)となりました。なお、新卒採用市場では早期化が進む中、企業は採用方法の見直しや再構築を迫られており、インターンシップでの接触が採用広報の主戦場となりつつあります。その結果、採用活動期間が長期化し、一部の企業では新卒採用と第二新卒採用の割合を見直す動きや、新卒採用広報に対する慎重な姿勢が見られました。これにより、当事業年度の「Re就活キャンパス」の売上高は20億2百万円(前期比96.6%)となりました。「イベント(転職博・就職博など)」に関しては、上記のとおり「Re就活」の好調な推移を背景に、「転職博」や新卒インターンシップ期を対象としたイベントでは販売ブース数が増加しました。一方、4年生を対象とする「就職博」は新卒採用早期化の影響を受けました。その結果、当事業年度の「イベント」売上高は31億77百万円(前期比99.9%)となりました。 以上の結果、当事業年度における就職情報事業全体の売上高108億8百万円(前期比103.4%)となりました。また、当社では、「Re就活キャンパス」のブランド変更に加え、「Re就活30」や「Re就活ユース」などの新サービスを相次いでローンチし、10代から30代までの「キャリアスタート」「キャリアチェンジ」「キャリアアップ」を総合的に支援するサービス体制を構築しました。当社は、これからの時代を担う若い世代の「自分らしいキャリアの実現」を支援するとともに、さらなる業績拡大を目指してまいります。 ※1 Microsoft、Microsoft 365は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。 ※2 Microsoft 365 Copilot は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。 (2)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べて7億55百万円増加し、46億85百万円となりました(前期比119.2%)。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果、増加した資金は18億98百万円(前期比116.2%)となりました。 これは主に、税引前当期純利益が生じたことによる資金の増加26億54百万円、法人税等の支払による資金の減 少9億27百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果、増加した資金は3億68百万円(前期比207.3%)となりました。 これは主に、投資有価証券の取得による支出12億57百万円及び売却による収入14億21百万円及び償還による収 入7億円、無形固定資産の取得による支出4億59百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果、減少した資金は15億11百万円(前期比119.5%)となりました。 これは主に、配当金の支払による支出9億75百万円、自己株式の取得による支出5億35百万円によるものです。 (3)販売実績 当事業年度における販売実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類   当事業年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)   前事業年度比(%) 就職情報事業(千円)   10,808,502   103.4 新卒採用集合品(千円)   5,179,319   98.6 (就職博)(千円)   (3,177,211)   (99.9) (Re就活キャンパス)(千円)   (2,002,107)   (96.6) 新卒採用個別品(千円)   1,507,546   84.3 中途採用商品(千円)   4,121,636   120.7 (Re就活)(千円)   (3,243,147)   (128.4) (人材紹介)(千円)   (816,421)   (105.3) (Re就活ダイレクト  リクルーティング)(千円)   (62,067)   (55.4) その他(千円)   210,675   76.3 合計(千円)   11,019,177   102.7 (注)( )内の数値は内数を記載しております。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識および分析、検討内容は次のとおりであります。なお、記載内容における将来に関する事項については、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 ①財政状態の分析 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は、前事業年度末と比べ1億33百万円増加し、86億67百万円となりまし た。これは主に、現金及び預金の増加7億55百万円、有価証券の減少6億17百万円があったことによるもので す。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は、前事業年度末と比べ2億33百万円増加し、84億38百万円となりまし た。これは主に、ソフトウエアの増加4億16百万円、投資有価証券の減少1億57百万円、ソフトウエア仮勘定の減少1億11百万円があったことによるものです。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は、前事業年度末と比べ63百万円減少し、19億65百万円となりました。 これは主に、未払法人税等の減少1億50百万円、未払金の増加1億56百万円があったことによるものです。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は、前事業年度末と比べ28百万円増加し、2億60百万円となりました。これは主に、長期未払費用の増加28百万円があったことによるものです。 (純資産) 当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末と比べ4億1百万円増加し、148億79百万円となりました。これは主に、当期純利益18億92百万円、配当金の支払い9億75百万円、自己株式の取得等(純資産額では減少)4億88百万円があったことによるものです。 ②経営成績の分析 (売上高) 当事業年度における売上高は、110億19百万円となりました(前期比102.7%)。これは主に、就職情報事業の売上高の増加があったことによるものです。物価上昇や賃上げを実施する企業の増加を受け、より年収の高い企業への転職を希望する求職者が増え、雇用の流動化が進んでいることに加え、国内人材ビジネス市場は、構造的な人手不足により、特に若手の人材需要が引き続き拡大しており、「Re就活」の売上高は32億43百万円(前期比128.4%)、「Re就活キャンパス」の売上高は20億2百万円(前期比96.6%)、「エージェント(人材紹介)」の売上高は8億16百万円(前期比105.3%)となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当事業年度における売上原価は、前事業年度と比べ2億28百万円増加し、38億35百万円となりました(前期比106.3%)。これは主に、就職情報事業に係る売上原価の増加があったことによるものです。 販売費及び一般管理費は、前事業年度と比べ3億83百万円増加し、48億50百万円となりました(前期比108.6%)。これは主に、TVCM等の「Re就活」プロモーションを強化したこと等による販売促進費の増加があったことによるものです。 (営業利益、経常利益、当期純利益) 以上の結果、当事業年度における営業利益は23億32百万円(前期比87.8%)、経常利益は26億54百万円(前期比86.9%)、当期純利益は18億92百万円(前期比84.9%)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報 ①キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2.事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 なお、現時点において、特記すべき重要な資本的支出の予定はありません。 [キャッシュ・フローの参考資料] 2023年10月期    2024年10月期    2025年10月期 自己資本比率(%)   84.9   86.4   86.9 時価ベースの自己資本比率(%)   149.4   136.6   126.6 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 (注)株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 ②資本の財源及び資金の流動性 当社の資金需要のうち主なものは、人件費、外注費、販売費及び一般管理費等に係る運転資金であります。これらの所要資金については、自己資金により充当しております。ただし、金融機関との良好な関係を維持することを目的とした場合には、金融機関からの調達を行うこととしております。 なお、当事業年度における借入金の残高はなく、現金及び預金の残高は56億85百万円であり、当面の資金繰りについては問題ないと判断しております。 (3)重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、一定の会計基準の範囲内において、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りにつきましては、経営者が過去の実績や現在の取引状況ならびに入手可能な情報を総合的に勘案し、その時点で最も合理的と考えられる見積りや仮定を継続的に使用しておりますが、見積り及び仮定には不確実性が伴うため、実際の結果と異なる可能性があります。また、財務諸表の作成のための重要な会計方針等は「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載されているとおりであります。

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開示資料

出典

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