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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

モリ工業

MORY INDUSTRIES INC.5464 · Standard · 鉄鋼

ステンレス管・条鋼の専業メーカー。自動車や厨房機器向けに高品質なステンレス鋼材を供給し、国内とインドネシアでグローバルに展開。

概要

モリ工業は、ステンレス鋼管を主力とする専業メーカーである。建築配管、厨房機器、自動車部品など幅広い用途のパイプを手がけ、国内トップクラスのシェアを占める。2026年3月期の連結売上高は433億円、営業利益44億円で、営業利益率は10%超と高い収益性を維持する。従業員数は695名(連結)。大阪府河内長野市に登記上本店を置くが、本社業務は大阪市中央区で行っている。日本とインドネシアの2地域で生産し、タイの関連会社を通じてASEAN市場にも展開する。

ステンレス管を軸とした5部門の製品構成

2026年3月期のセグメント別売上高は、日本事業が414億円(前年比5.8%減)、インドネシア事業が18億円(同14.0%減)であった。日本事業の営業利益は43.5億円(同18.5%減)と高い水準を維持したが、インドネシア事業は二輪・四輪向けの販売減少により営業利益が0.28億円(同50%減)に落ち込んだ。国内の高収益体質は、安定的な配管需要と高品質の小径管に支えられている。一方、海外は内需低迷や顧客の内製化の影響を強く受けており、収益性の改善が課題である。

子会社と持分法会社からなるグループ体制

モリ工業は、連結子会社3社と持分法適用会社1社でグループを構成する。日本では、ステンレス加工を担うモリ金属株式会社と関東モリ工業株式会社が連結子会社として機能する。海外では、インドネシアのPT. MORY INDUSTRIES INDONESIAがステンレス管の製造販売を一貫して行う。持分法適用会社のAuto Metal Company Limited(タイ)は、二輪車・自動車向けステンレス管を現地生産し、モリ工業が株式の40%を保有する。グループ全体で、日本で受注した製品をインドネシアで製造するといった連携も進めており、2026年3月期からは日本向け製品の一部をインドネシア生産に切り替える計画である。

業界の中での役割は産業用ステンレス鋼材の製造・供給メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
433億円
営業利益
44億円
営業利益率
10.2%
純利益
34億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本415億円95.8%43億円10.4%
インドネシア18億円4.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01製造業(一般産業・建設)主力

ステンレス管・条鋼・鋼管を製造し、化学プラント、食品機械、建設資材など幅広い分野のメーカーや工事会社に販売。建築物の手すりや厨房機器など、耐食性が求められる用途にも使用される。当社本体が国内生産を行い、高品質なステンレス鋼材を安定供給する。

ステンレス管・条鋼分野で国内有数の専門メーカー

主な製品・サービス4
ステンレス管
耐食性・耐熱性に優れたステンレス製の管材。配管や構造材として、化学プラントや食品設備などで使用。
ステンレス条鋼
ステンレス鋼を棒状や形材にした製品。機械部品や建築用部材として広く利用。
鋼管
ステンレス以外の鋼管も製造。一般産業向けの配管や構造用鋼管として供給。
ステンレス加工品
ステンレス鋼を切断・曲げ・溶接などで加工した製品。顧客の要求仕様に応じた形状に仕上げる。

02自動車・二輪車(インドネシア・タイ)準主力

インドネシアの子会社PT. MORY INDUSTRIES INDONESIAが、現地でステンレス管を製造・販売し、自動車部品や建設資材向けに供給する。タイの持分法適用会社Auto Metal Company Limitedは、現地で二輪・四輪車の排気系部品などに使用されるステンレス管を製造販売しており、当社は技術支援と資本参加を通じてアセアン市場の需要を取り込む。

主要顧客Auto Metal Company Limited

主な製品・サービス2
自動車・二輪車向けステンレス管
耐熱性・耐食性に優れ、排気系部品やタンクなどに使用される。自動車の軽量化と高耐久化に貢献。
インドネシア向けステンレス管
インドネシアの子会社が生産するステンレス管。建設・水道・自動車部品など現地需要に対応。

製品と技術

建築・厨房から自動車までをカバーするステンレス管

ステンレス管はモリ工業の屋台骨であり、配管用・装飾用・自動車用の3分野が主要用途である。配管用はビルの給排水やガス配管に使われ、国内の建設需要に支えられた安定収入源となっている。装飾管は手すりや家具、厨房機器に用いられ、意匠性が求められる。自動車用は排気系部品やシャシー部品向けが中心で、特に小径管の高い加工精度が強みである。モリ工業はこの小径管に特化し、最新の製造設備を導入して品質とコスト競争力を高めている。2026年3月期のステンレス管部門の売上高は245億円と、全社の過半を占めた。

条鋼・鋼管・加工品・機械と広がる製品ポートフォリオ

ステンレス条鋼部門では、アングル、チャンネル、平鋼などの形鋼を供給し、建設や産業機械向けが主力である。鋼管部門では、主に建設仮設材用の鋼管を扱い、足場や支保工に使用される。ステンレス加工品としては、給湯器用のフレキシブル管が代表格で、耐食性と柔軟性を両立している。機械部門では、パイプの切断や端面加工を行う省力化機械を自社開発・販売している。これらの機械は自社工場でも活用され、生産効率の向上に貢献している。各部門とも市況の影響を受けやすいが、幅広い製品群が収益の安定化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

鉄鋼のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 製造業(一般産業・建設)ステンレス管・条鋼分野で国内有数の専門メーカー

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

鋼管専業で高収益、ニッチ市場に強み

当社は鋼管製品に特化した鉄鋼メーカーで、汎用品ではなく高付加価値の特殊鋼管を主力としている。大手高炉メーカーと比べて規模は小さく、売上高は日本製鉄の約1/60だが、営業利益率10%超と収益性では優位。同業の合同製鐵と競合するが、小ロット多品種生産で差別化を図っている。一方、需要が建設・産業機械向けに偏っており、市況変動の影響を受けやすい。

強み

  • 特定の鋼管分野で国内シェアが高く、他社の参入障壁が高い。
  • 少品種大量生産でなく、収益性の高い製品に集中している。
  • 産業機械メーカーとの取引が長く、安定した受注基盤を持つ。
  • 有利子負債が少なく、自己資本比率が高く、耐性がある。

課題

  • 建設・設備投資の動向に収益が左右され、景気後退で打撃を受けやすい。
  • 大手のようなコスト優位がなく、価格競争では劣る。
  • 鉄スクラップや合金の価格上昇を製品価格に転嫁しにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

鉄鋼の時価総額近傍。太字がモリ工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15445東京鐵鋼523億円6.5倍
25541大平洋金属504億円17.6倍
35659日本精線436億円19.9倍
45408中山製鋼所402億円14.0倍
55632三菱製鋼370億円11.7倍
65464モリ工業364億円10.6倍
75484東北特殊鋼336億円25.9倍
85644メタルアート232億円7.8倍
95698エンビプロ・ホールディングス232億円9.3倍
105658日亜鋼業208億円18.1倍
117305新家工業144億円17.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

日本輪業として創業し、ステンレス管専業に転換した1949〜1961年

モリ工業の前身は1949年1月に大阪府堺市で設立された日本輪業株式会社である。当初は自転車部品などを製造していたと推定されるが、1961年2月に商号をモリ工業株式会社へ変更し、ステンレス鋼管の製造へ本格的に舵を切った。同年9月には大阪府河内長野市に河内長野工場を新設し、生産拠点を拡充した。1963年には本社を同工場内へ移転し、以降この地が登記上の本店所在地となっている。創業から10年余りでステンレス管専業メーカーとしての基盤を固めた。

工場拡充と上場で成長基盤を築いた1960〜1983年

1964年に東京営業所、同年に名古屋営業所を開設し、全国販売網を整備した。1970年には河内長野工場内に本社事務所と南工場を新設し生産能力を高めた。1973年6月に大阪証券取引所市場第2部に上場し、1980年7月には東京証券取引所市場第2部にも上場した。1983年には東京・大阪両証券取引所の市場第1部に指定替えとなり、株式市場での評価を高めた。この間、1980年に東京営業所を支店へ昇格、1982年に広島営業所(現・中四国営業所)を開設するなど販売拠点を全国に拡大した。

グループ再編で効率化を進めた1984〜1995年

1984年、モリ工業は傘下のしろがね産業、モリ・ステンレス建材、竹田工業、森製作所の4社を合併し、モリ金属株式会社を設立した。これにより生産・加工機能を集約し、グループ経営の効率化を図った。さらに1993年には、マエダ工業とモリ金属を合併して株式会社モリ・サンツアー(のちに再びモリ金属)を設立するなど、再編を繰り返した。1995年には株式会社エスアール・サンツアーを吸収合併し、茨城県にも拠点を持つに至った。一連の再編により、国内のステンレス加工体制を統合し、競争力を強化した。

ASEAN市場への進出と海外生産体制の構築(2010年代)

2010年10月、モリ工業はタイのAuto Metal Company Limitedに資本参加し、二輪車・自動車向けステンレス管の現地生産に乗り出した。続いて2012年10月、インドネシアにPT. MORY INDUSTRIES INDONESIAを設立し、自社の海外生産拠点を確保した。インドネシアでは当初からステンレス管の一貫生産を行い、現地の自動車産業向けに販路を拡大した。これらの投資により、国内市場に依存せずに成長する基盤を築いた。2018年には大阪府泉大津市に泉大津工場を新設し、国内生産も強化している。

年表39件を開く

1940年代

  • 1949年1月創業日本輪業株式会社設立(本社 大阪府堺市北向陽町2丁64番地)

1950年代

  • 1956年2月本社を大阪府堺市北清水町3丁144番地に移転

1960年代

  • 1961年2月商号変更商号をモリ工業株式会社に変更
  • 1961年9月大阪府河内長野市に河内長野工場を新設
  • 1963年7月本社を大阪府河内長野市楠町東1615番地(河内長野工場内)に移転
  • 1964年10月東京都に東京営業所を開設
  • 1964年11月名古屋市に名古屋営業所を開設

1970年代

  • 1970年1月本社事務所、南工場(河内長野工場内)を新設
  • 1972年2月竹田工業株式会社(大阪府河内長野市)に資本参加
  • 1972年3月創業しろがね産業株式会社(大阪府河内長野市)を設立
  • 1973年6月上場大阪証券取引所市場第2部に株式を上場
  • 1974年3月北工場(河内長野工場内)を新設
  • 1974年5月大阪市に大阪事務所を開設
  • 1978年6月創業モリ・ステンレス建材株式会社(大阪府河内長野市)を設立

1980年代

  • 1980年7月上場東京証券取引所市場第2部に株式を上場
  • 1980年12月東京営業所を支店に昇格
  • 1982年1月広島市に広島営業所(現 中四国営業所)を開設
  • 1983年4月M&A大阪市難波駅前に本社事務所を設置し、大阪事務所を統合
  • 1983年6月上場東京・大阪両証券取引所市場第1部に株式を上場
  • 1983年9月株式会社森製作所(大阪府堺市)に資本参加
  • 1984年6月太陽工業株式会社(現 関東モリ工業株式会社、埼玉県狭山市)に資本参加
  • 1984年10月埼玉県狭山市に埼玉営業所を開設
  • 1984年12月M&A在阪の子会社4社(しろがね産業、モリ・ステンレス建材、竹田工業、森製作所)を合併させ、モリ金属株式会社を設立
  • 1985年3月美原工場(大阪府南河内郡美原町)を取得
  • 1987年9月福岡市に福岡営業所を開設
  • 1989年4月河内長野本館(河内長野工場内)を新設

1990年代

  • 1990年11月商号変更栄輪業株式会社(1993年7月 株式会社エスアール・サンツアーに社名変更、茨城県筑波郡谷和原村)に資本参加
  • 1991年10月マエダ工業株式会社(大阪府南河内郡美原町)に資本参加
  • 1993年10月創業マエダ工業とモリ金属を合併させ株式会社モリ・サンツアー(現 モリ金属株式会社、大阪府河内長野市)を設立
  • 1995年4月M&A株式会社エスアール・サンツアーを吸収合併
  • 1995年8月大阪市浪速区に大阪事務所を開設
  • 1995年9月本社事務所を河内長野工場内に移転

2000年代

  • 2001年2月茨城県水海道市に条鋼用熱間圧延工場(茨城工場内)を新設
  • 2004年7月名古屋営業所を支店に昇格
  • 2006年5月M&A本社事務所を大阪市中央区に移転し、大阪事務所を統合

2010年代

  • 2010年10月Auto Metal Company Limited(タイ王国バンコク市)に資本参加
  • 2012年10月創業PT. MORY INDUSTRIES INDONESIA(インドネシア共和国西ジャワ州)を設立
  • 2018年11月大阪府泉大津市に泉大津工場を新設

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで443億円
  • 営業利益2027年3月期まで41億円
  • 5年平均ROE2027年3月期まで7.7%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ステンレス管収益力強化

    主力のステンレス管事業で高付加価値製品の開発・拡販、製造原価低減に取り組み、特に小径管では最新設備導入により品質・コスト競争力を向上する。

  2. 02

    生産設備のリニューアルと効率化

    計画的な設備更新に加え、省力化・高精度化を実現する最新鋭設備を導入し、新工場建設による生産効率の向上を推進する。

  3. 03

    インドネシア市場での競争対応

    海外生産拠点のインドネシアで、ガバナンス強化や原価低減により競争優位を確保し、日本向け製品製造にも新たに挑戦する。

  4. 04

    新規事業領域への進出

    環境規制や高度情報化社会の課題解決に貢献する新事業を開拓し、中長期的な収益基盤の多様化を図る。

  5. 05

    高度人材育成と組織体制強化

    人事制度改革、採用多様化、計画的な人材育成、従業員エンゲージメント向上により柔軟で自律的な組織を確立し、DX経営を加速する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で695人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は598万円で、9期前と比べて4.4%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月612
2018年3月606
2019年3月62541.219.7651
2020年3月61041.019.1667
2021年3月56340.218.6681
2022年3月59640.218.5680
2023年3月58640.218.4667
2024年3月59039.117.2689
2025年3月60438.717.0680794
2026年3月59838.517.0695633

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率72.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)83.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 2 / 海外 2、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
河内長野工場 — 大阪府河内長野市7,266百万円
美原工場 — 大阪府堺市美原区2,406百万円
茨城工場 — 茨城県常総市2,075百万円
東関東配送センター — 茨城県 つくばみらい市1,596百万円
埼玉工場 — 埼玉県狭山市899百万円
大阪配送センター — 大阪府河内長野市598百万円
本社 — 大阪市中央区73百万円
東京支店 — 東京都中央区5百万円
関東配送センター — 埼玉県狭山市・関東モリ工業㈱ 埼玉工場内3百万円
主な関係会社
  • 国内
    モリ金属㈱
    大阪府 河内長野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関東モリ工業㈱
    埼玉県 狭山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.MORY INDUSTRIES INDONESIA (注)4
    インドネシア 西ジャワ州 · 連結子会社
    議決権95.4%
  • 海外
    Auto Metal Co., Ltd.
    タイ バンコク市 · 連結子会社
    議決権40.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は433億円営業利益44億円前期と比べると減収減益で、売上が-6.1%、利益が-18.5%。

売上高
-6.1%
433億円
営業利益
-18.5%
44億円
純利益
-17.1%
34億円
営業利益率
10.2%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高443億円433億円
営業利益41億円44億円
純利益32億円34億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は112億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−7.4%、営業利益は−13.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q12414
2024年1Q1211512.412
2024年2Q1181512.712
2024年3Q1251612.811
2024年4Q11510
2025年2Q2282812.321
2025年4Q2332611.220
2026年2Q216219.716
2026年4Q2172310.618
2027年1Q1121311.610

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は375億円から433億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月375239
2014年3月3923423
2015年3月4033523
2016年3月3952218
2017年3月3904322
大阪府泉大津市に泉大津工場を新設
2018年3月4225337
2019年3月4405034
2020年3月4224030
2021年3月3513425
2022年3月4316143
2023年3月4877253
2024年3月4796445
2025年3月461545711.741
2026年3月433444910.234

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高433億円のうち、営業利益として残るのは44億円10.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は34億円、売上の7.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.0%329億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.9%60億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.2%44億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.1pt
10.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.1pt
7.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.9pt
5.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが51億円、投資CFが−35億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は159億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月31−16−101526
2014年3月22−23−9−121
2015年3月11−11−9013
2016年3月100−71016
2017年3月36−8−122832
2018年3月38−14−112445
2019年3月40−9−83168
2020年3月39−7−103289
2021年3月39−13−626111
2022年3月50−15−1035136
2023年3月23−4−1119143
2024年3月66−10−1656184
2025年3月41−38−263159
2026年3月51−35−1616159

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は727億円。このうち返さなくてよい自己資本が586億円で、自己資本比率は80.5%(業種中央値60.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月42425417060.0
2014年3月44428016462.6
2015年3月47030716365.0
2016年3月44331213170.3
2017年3月46633113571.0
2018年3月51036214870.9
2019年3月53638515171.8
2020年3月54140313874.4
2021年3月56242913376.3
2022年3月62546316274.0
2023年3月65850715177.1
2024年3月70354615777.6
2025年3月69855614379.5
2026年3月72758614180.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
159億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
410億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
115億円
在庫として抱えている分
負債合計
141億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

鉄鋼 38社との比較

同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率38社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率38社中24位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.9%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 7.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.2%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 6.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.5%/中央値 60.7%
P25 52.5%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
-6.1%/中央値 -4.1%
P25 -8.9%P75 -0.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.3%
P25 2.4%P75 3.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥938で、1年前と比べて+7.2%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥938-0.6%1ヶ月+0.3%1年+7.2%時価総額364億円
過去52週の値幅
安値¥903高値¥1,063

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.6倍
PER (会社予想)11.1倍
PBR0.60倍
配当利回り3.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で0.75%上昇とほぼ横ばい。株価は25日線(949円)を0.5%下回り、75日線(943円)とほぼ同水準。52週高値1063円からは11.2%低く、52週安値900円からは4.9%高い。出来高は低水準で推移し、方向感の乏しい展開が続く。RSI40.45と中立圏で、200日線(965円)が上値抵抗となる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは10.68倍と業界平均95.37倍を大幅に下回り、予想PERも11.2倍と割安。PBRは0.6087倍と1倍未満で、業界平均0.7536倍も下回る。配当利回りは3.6%と業界平均3.18%を上回り、株主還元も良好。ROEは5.89%と低いものの、鉄鋼業界の景気循環を考慮すると割安感は強い。業績は減益傾向だが、バリュエーションは総じて割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.6倍114.6倍
PER (予想)11.1倍
PBR0.60倍0.75倍
ROE5.9%5.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は売上高が緩やかに減少する一方、営業利益率は10%超を維持しており、収益性の高さが投資家の関心を集めている。強気派は、安定需要と高いシェアに支えられた利益率の維持・改善を評価し、株価がPBR0.6倍と割安で、配当利回り3.6%と株主還元も魅力的とみる。一方、弱気派は、売上減少が続く中で競争激化や原材料高が利益率を圧迫する可能性を懸念する。また、鉄鋼業界全体の需要減退や、代替素材へのシフトが長期的な成長を制限するとの見方もある。今後の決算では、売上高の推移と利益率の維持が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率10%超を維持し、競争力の高さを示す

  • 割安指標

    PBR0.6倍と解散価値割れ、配当利回り3.6%

  • 安定需要

    建築・厨房など多用途で国内トップシェア

  • PBR0.61倍と純資産比で割安継続影響

    PBR0.61倍、時価総額365億円に対し株主資本が上回る

  • 配当利回り3.62%と高水準な還元通年影響

    配当利回り3.62%、株価940円で安定した現金利回りを確保

  • 純利益34億円以上を維持する収益力通年影響

    2025/3期は41億円、2026/3期は34億円の純利益を計上

  • 予想PER11.2倍と低い評価水準決算発表後影響

    予想PER11.2倍、実績PER10.64倍と低く、業績安定なら見直し余地

マイナスに働く材料7
  • 売上減少傾向

    売上高が3期連続で減少し、需要減退が懸念

  • 市況影響

    ステンレス原料価格や競合他社の値下げで利益率低下リスク

  • 成長鈍化

    国内市場は成熟し、新規需要の創出が難しくなっている

  • 2026/3期は営業利益が前期比19%減決算発表後影響

    営業利益は54億円から44億円へ減少、減益基調が続く

  • 売上高が461億円から433億円へ減収通年影響

    売上高は前期比6%減の433億円、需要環境の悪化を反映

  • ROE5.89%と資本効率が低い継続影響

    ROE5.89%、PBR0.61倍と市場が将来の減益を織り込む

  • 外国人保有7.68%と需給が細い継続影響

    外国人所有比率7.68%と低く、株式需給が国内中心で薄い

次の決算で確かめる点
売上高
需要動向を示し、減少が続くかどうかが焦点
営業利益率
収益性の維持・悪化を確認する重要な指標
原材料価格
ステンレス鋼帯の価格変動がコストに直結

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から14.3%いまの株価に対する利回りは3.62%。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
3.62%
いまの株価に対して
配当性向
39.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1020.1
2018年3月1110.011.5
2019年3月1863.620.7
2020年3月180.024.7
2021年3月180.027.8
2022年3月2644.423.5
2023年3月3638.528.0
2024年3月4627.839.8
2025年3月42−8.739.0
2026年3月36−14.339.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,659人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.2%を占め、残る44.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他28.429.730.928.929.736.4
金融機関33.733.929.329.330.629.1
事業法人28.629.331.733.032.226.2
外国法人8.24.96.97.86.67.7
自己株式0.00.00.00.01.61.6
証券会社1.12.11.20.90.90.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.07
02光通信KK投資事業有限責任組合5.97
03森 明信5.69
04大同生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)5.67
05INTERACTIVE BROKERS LCC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)5.07
06株式会社三菱UFJ銀行3.59
07株式会社りそな銀行3.46
08日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.45
09公益財団法人森教育振興会3.18
10阪和興業株式会社3.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-03
    カピストラーノ インベストメント エルエルシー(Capistrano Investment LLC)
    新規の大量保有報告
    5.02%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+332%、1株純資産は14期で+151%。直近期のROEは5.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月206143.413.943.8
2014年3月576728.86.417.6
2015年3月567388.07.416.3
2016年3月2153,8165.87.124.0
2017年3月2734,0976.98.120.1
2018年3月4604,54810.76.811.5
2019年3月4314,8959.25.520.7
2020年3月3775,1317.56.624.7
2021年3月631,0936.08.427.8
2022年3月1101,1929.74.723.5
2023年3月1361,30510.95.128.0
2024年3月1161,4058.611.039.8
2025年3月1071,4627.59.339.0
2026年3月881,5405.910.739.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
森宏明代表取締役 社長執行役員66430,000
浅野弘明取締役専務執行役員 営業部門担当7142,000
元山耕一取締役常務執行役員 技術・製造部門担当6531,000
新田竜一取締役常務執行役員 管理・資材部門担当5817,000
奥村輝一取締役(常勤監査等委員)6539,000
林修一取締役(監査等委員)55
岩崎泰史取締役(監査等委員)57
齋藤友紀取締役(監査等委員)472,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5103402717034
社外取締役3145196
取締役(社内)11131515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容625字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社3社、持分法適用会社1社で構成され、その事業の内容及び位置づけ並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 当社グループが営んでいる主な事業は、ステンレス関連事業であるステンレス管、ステンレス条鋼、ステンレス加工品、鋼管の製造販売であり、併せて、パイプ加工の省力化用としてパイプ切断機等の機械の製造販売であります。当社グループのセグメントは、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、個々の連結会社を集約した「日本」と「インドネシア」の2つを報告セグメントとしております。 (日本) ステンレス関連事業に区分される、ステンレス管、条鋼、鋼管及びその加工品・関連製品の製造販売は当社において行うほか、その一部製品の加工を連結子会社であるモリ金属㈱、関東モリ工業㈱において行っております。 (インドネシア) 海外のインドネシアにおいては、連結子会社であるPT. MORY INDUSTRIES INDONESIAがステンレス管の製造から販売まで行い、事業活動を展開しております。 持分法適用会社のAuto Metal Company Limitedはタイに所在し、主に同国内とその周辺地域を市場として二輪車及び自動車業界向けステンレス管の製造販売を行っており、当社はその発行済株式総数の40%を保有し、技術支援を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,481字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、独創的なアイデアのもとに開発した製品を、経済的に生産して、適正なる価格で販売することにより、株主をはじめとする社会の方々に貢献するとともに、社業の発展をはかることを基本目的としております。経営活動においては、信用を第一とし、堅実経営に徹する一方で進取的な経営姿勢をとり、常に新しい分野へのチャレンジを行っております。 (2) 目標とする経営指標 当社は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、新たに資本収益性指標であるROE5年平均8%以上の維持を目標としております。また、中長期の企業価値向上のため、中期経営計画「MORY-PLAN26」を策定し、売上高、営業利益、ROE、投資計画の定量的な数値目標を定めております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、「ステンレスで創るきらきらの未来」をテーマに「長期ビジョン10年後のありたい姿」及び、2024年度から2026年度までを対象とした中期経営計画「MORY-PLAN26」を2024年6月に公表しております。その内容は以下の通りです。 ① 長期ビジョン10年後のありたい姿 ② ありたい姿に向けた全社課題 ③ 中期経営計画「MORY-PLAN26」の位置づけ ④ 中期経営計画「MORY-PLAN26」の基本方針 ⑤ 中期経営計画「MORY-PLAN26」の定量目標と進捗状況 2025年3月期 計画   2025年3月期 実績   2026年3月期 修正目標   2026年3月期実績   2027年3月期 当初目標   2027年3月期 修正目標 売上高(億円)   450   461   458   432   515   443 営業利益(億円)   47   53   46   43   59   41 5年平均ROE(%)   8.3   8.5   8.5   8.5   8.1   7.7 (4) 経営環境及び対処すべき課題 翌連結会計年度においては、長引くウクライナ情勢に加え、中東情勢の悪化により、外部環境は不安定で企業経営には厳しい状態になると思われます。特に中東情勢は仮に戦闘終結の合意が結ばれたとしても、破壊されたエネルギー関連施設の復興には相当の時間がかかることが予想され、国内の燃料やナフサなど様々な物資の不足が想定されます。エネルギー価格や材料コスト、物流費の上昇が予想されるため、人手不足などの要因も含め、更に経済活動の停滞が予想される状況です。 このような経営環境の下、当社グループは冷静で正確な情報の収集に努め、経済活動を停止させることなく、安定的に社会に貢献し続ける製造業としての本分を果たすべく努力してまいります。環境は大きく変化しましたが、中期経営計画の5つの基本方針に基づき、以下の点を主要課題と認識し、引き続き持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。 ① ステンレス管の収益力強化 当社グループの主力事業であるステンレス管事業については、高付加価値製品の開発・拡販、製造原価の低減等に取り組み、収益性の更なる向上を図っております。特に当社グループが得意とする配管の小径管に関しては、最新の製造設備の導入により、品質及びコスト競争力の向上に努めてまいります。 ② 生産設備のリニューアルと設備競争力の確保 生産設備については、計画的に更新をしてまいりましたが、近年の材料不足や人手不足による納期の遅延に対処すべく、更に先を見た計画的な更新手配を心がけております。同時に単なる更新にとどまらず、省力化・高精度化を実現する最新鋭の設備の導入を推進しております。また、計画中の新工場の建設も予定通り進めており、分散する工場を集約して生産効率の向上を図ります。 ③ インドネシア市場における競争環境の変化への対応 当社グループの海外生産拠点であるインドネシアでは、自動車ローンの規制やユーザーの内製化に加え、中東情勢の影響を受け、日本国内以上にエネルギーコストの上昇が懸念されております。こうした中、営業支援体制の強化、製造効率の向上による原価低減などを通じて、現地での競争優位の確保に取り組んでおります。また、日本国内での人件費の高騰や跡継ぎ不足による協力工場の減少などに対処すべく、日本向け製品の製造にも新たにチャレンジしていく予定です。 ④ 新規事業領域への進出 中長期的な収益基盤の多様化を視野に、環境規制や高度情報化社会など、新しい課題の解決に貢献する新事業を開拓してまいりましたが、世界的な脱炭素や環境規制対応の鈍化により、ユーザーとの調整に時間を要しております。用途は異なっても新しい技術の開発や新領域への進出は継続して取り組んでおり、新しい事業の柱にすべく育成しております。 ⑤ 高度人材の育成と組織体制の強化 事業を支える人的基盤の強化は、当社グループの持続的成長における根幹と位置づけております。自社での入念なヒアリングを重ね、抜本的な人事制度改革を検討しており、採用ルートの多様化、次世代を担う人材の計画的育成、従業員エンゲージメントの向上により、柔軟かつ自律的な組織体制の確立に取り組んでいきます。また、全社をあげてシステム刷新の準備を進めており、DX経営を加速させてまいります。 翌連結会計年度の業績見通しにつきましては、実需の回復は望めず、販売数量はほぼ横ばいを予想しております。材料価格は上昇が見込まれるため、販売価格への転嫁が必須となり、また、人件費や運送費に加え、梱包材などの副資材の価格上昇も見込まれます。その結果、通期の連結業績は前年比で若干の増収減益を予想いたします。但し、今後の中東情勢いかんによって、経済環境が激変する可能性もあり、その場合には速やかに予想を修正いたします。
事業等のリスク2,046字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載いたしました事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)材料の調達リスク 当社グループの主力製品であるステンレスパイプ・条鋼の材料は、国内外の複数の供給元から購入しております。当社グループ基準の品質・納期を満足し、当社グループにとって最も有利な価格を提示できる供給元は海外メーカーとなっており、必然的にそのメーカーの占有率が高くなっております。しかしながら1社の占有率が高くなるとそのメーカーに不慮の事故等が発生した場合、当社グループへの満足な供給が滞る可能性があります。 当社グループでは、可能な限り多くの供給元との取引を継続し、不測の事態となった場合の供給不足を回避する努力をしております。 (2)ユーザーがステンレスから別の素材へ変更するリスク 当社グループの主力製品の素材は主にステンレスです。現時点ではステンレスの性能、価格面で代替できる素材はありませんが、技術革新で全く新しい素材が開発され、性能・価格面でステンレスを上回る素材が開発されないとも限りません。また、例えば技術革新によりユーザーがステンレスパイプを必要としない新しい製品を開発しないとも限りません。 当社グループでは、可能な限りの情報収集に努め、新たな素材が開発された場合や既存製品が不要となった場合、それに対応すべく体制を整える所存であります。 (3)材料価格の変動リスク 当社グループの主力商品の素材であるステンレスには、レアメタルと言われるニッケルが含まれています。ニッケル価格の変動や為替の影響にともない素材価格も変化しますが、需要と供給ばかりではなく、投機的な要素によっても価格が大きく変動します。このような要因は当社ではコントロールすることはできません。 また、当社製品の原材料のステンレスも輸入材に頼ることが多いため、為替変動リスクの影響を受けます。 当社グループでは、材料価格の上昇に際しては取引先への充分な説明をもって製品価格への転嫁をお願いしております。 (4)海外製品の流入リスク 当社グループの主力製品であるパイプや条鋼においても、海外からの廉価な製品が輸入されています。当社グループでは国内メーカーとしての品質とアフターサービスの面で輸入製品に対抗しています。 (5)自然災害で主力工場が稼働できないリスク 当社グループの主力工場は河内長野工場ですが、地震などの自然災害等で稼働できなくなった場合、グループ会社の関東モリ工業などで代替生産を行います。しかしながら工場の規模、設備等完全に河内長野工場を補完できるものではなく、生産量、製品品種等大幅な減少になるものと思われます。河内長野工場と同規模の工場を新たに建設することは現実的でなく、現時点では大きなリスクとなっています。 当社グループでは、自然災害に強い工場を目指し、耐震補強工事等を行っております。また、万が一に備え、地震を含む損害保険等も活用し、被災時の事業継続が円滑に進むよう備えております。 (6)人材不足リスク 当社工場の現業部門は、一定程度の経験と熟練が必要であり、災害や新型コロナウイルスのような感染症等で人材が不足した場合、すぐに新規雇用で賄えるものではないため、一定のリスクがあります。また、少子化の影響により将来にわたって採用が困難になっていく可能性も否定できません。 当社グループでは、再雇用者の更なる有効な活用など働き方の多様化を図っていき、これらの課題に対処する所存であります。 (7)中東情勢のリスク 中東地域における情勢悪化によりホルムズ海峡の実質的な封鎖に伴い、石油化学原料(ナフサ)の調達が世界的に不安定となっています。これらの影響から、国内外の石油化学メーカーの減産やフォースマジュール(不可抗力)宣言等が行われ、汎用樹脂をはじめとするプラスチック原料の調達が世界的に不安定となっています。その結果、国内外の石油化学メーカーの減産・供給制限・リードタイムの長期化が進んでいます。特に、当社グループに関しては、梱包材など副資材の価格上昇、納期遅延、供給不安の恐れと、配達している運送会社の運送費の上昇、減便などが予想されます。 当社グループでは、可能な限り多くの供給元との取引を継続し、不測の事態となった場合の供給不足を回避する努力をしており、また配送に関しては、優先順位の検討や積載率の向上にも取組んでまいります。 なお、上記は当社グループの事業の特性と考えられる部分について限定的に記述したものであり、当社グループの事業等のリスクを上記内容に限定するものではなく、また、これら以外のいかなる事態の発生及びリスクの可能性を否定するものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)4,657字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、内需を中心に緩やかな回復が見られたものの、継続的な物価高の影響により、個人消費は概ね横ばいで推移いたしました。海外経済につきましては、中東情勢をはじめとした地政学リスクの高まりや米国の通商政策の影響、中国経済の低迷等により、先行き不透明な状況が続いております。 当社グループが属するステンレス業界では、建設業界における人手不足を背景とした需要の低迷や、安価な輸入材の流入による市況悪化の影響を受け、厳しい事業環境となりました。 このような状況下におきまして、当社グループの当連結会計年度における売上高は432億88百万円(前年同期比6.2%減)となりました。前年に比べ販売数量の減少により、売上高は減少しております。また収益面におきましては、人件費や諸経費の増加等により、営業利益は43億78百万円(前年同期比18.9%減)となりました。受取配当金の増加や為替差益の発生により、経常利益は48億79百万円(前年同期比14.7%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、33億58百万円(前年同期比18.6%減)となりました。 各セグメントの状況は次のとおりです。 (日本) 日本事業の売上高は414億83百万円(前年同期比5.8%減)、セグメント営業利益は43億49百万円(前年同期比18.5%減)となりました。製品部門別の売上高は以下のとおりです。 ステンレス管部門では、前年同期と比べて自動車用の販売数量は若干減少しました。また、配管用と装飾管用については、製品価格の下落や販売数量の減少の影響を受け、当部門の売上高は245億21百万円(前年同期比4.1%減)となりました。 ステンレス条鋼部門は、前年同期と比べて販売数量が大幅に減少したことにより、売上高は98億29百万円(前年同期比11.6%減)となりました。 ステンレス加工品部門は、給湯器用フレキ管の販売が回復しましたが、他の加工品の販売が減少したため、売上高は9億63百万円(前年同期比4.1%減) となりました。 鋼管部門は、前年同期と比べ建設仮設材用を中心に販売数量は回復しましたが、製品価格が下落したため、売上高は55億8百万円(前年同期比3.0%減)となりました。 機械部門は、前年同期に比べ販売台数が減少したため、売上高は6億61百万円(前年同期比2.8%減)となりました。 (インドネシア) インドネシア事業は、二輪完成車の販売市況は好調に推移しましたが、二輪用は客先の一部が内製化を開始したため、販売数量が減少しました。四輪完成車の販売市況は内需の冷え込みによる購買力の低下やローン審査の厳格化等により低迷したため、四輪用の販売数量は大幅に減少し、売上高は18億4百万円 (前年同期比14.0%減)となりました。販売数量の大幅な減少と販売価格の下落が影響し、セグメント営業利益は28百万円(前年同期比50.0%減)となりました。 ② 財政状態の状況 当社グループの当連結会計年度末の総資産は726億59百万円となり、前連結会計年度末に比べて28億17百万円増加いたしました。総資産の増減の主なものは、受取手形及び売掛金の減少9億50百万円、機械装置及び運搬具(純額)の増加7億73百万円、投資有価証券の増加19億60百万円などであります。負債の部は141億4百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億65百万円減少いたしました。負債の増減の主なものは、支払手形及び買掛金の減少5億79百万円、電子記録債務の減少5億83百万円、流動負債その他の増加5億20百万円などであります。 当連結会計年度末の純資産は585億54百万円となり、前連結会計年度末に比べて29億82百万円増加いたしました。これは、利益剰余金が17億55百万円、その他の包括利益累計額が12億14百万円増加したことなどによるものであります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて1.0ポイント上昇し、80.5%となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により50億62百万円の収入となり、投資活動により34億94百万円の支出となり、財務活動により16億38百万円の支出となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の残高は、期首に比べて56百万円減少し158億76百万円(前年同期比0.4%減)となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が48億72百万円となり、売上債権の減少11億39百万円、仕入債務の減少11億69百万円、法人税等の支払額15億円などにより、営業活動全体では50億62百万円の収入(前年同期は40億58百万円の収入)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出18億40百万円、投資有価証券の取得による支出11億5百万円などにより、投資活動全体で34億94百万円の支出(前年同期は38億43百万円の支出)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額15億98百万円などにより、財務活動全体では16億38百万円の支出(前年同期は26億17百万円の支出)となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 日本 ステンレス管   23,587   △4.7 ステンレス条鋼   5,528   △22.0 ステンレス加工品   966   △5.0 鋼管   5,431   △4.1 機械   689   5.3 インドネシア   1,802   △7.4 合計   38,006   △7.6 (注) 上記金額は販売価額で示しており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 日本 ステンレス管   638   △12.2 ステンレス条鋼   3,221   △16.9 ステンレス加工品   ―   ― 鋼管   23   △13.7 機械   ―   ― インドネシア   ―   ― 合計   3,884   △16.1 c 受注状況 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 金額(百万円)   前年同期比(%)   金額(百万円)   前年同期比(%) 日本 ステンレス管   24,376   △6.2   3,486   △4.0 ステンレス条鋼   9,855   △11.5   109   30.9 ステンレス加工品   907   △3.8   59   △48.3 鋼管   5,556   △1.8   759   6.8 機械   711   18.6   190   36.2 インドネシア   1,838   △12.0   168   25.2 合計   43,246   △6.8   4,774   △0.9 (注) 受注残高には、継続的な取引先からの受注内示は含めておりません。 d 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 日本 ステンレス管   24,521   △4.1 ステンレス条鋼   9,829   △11.6 ステンレス加工品   963   △4.1 鋼管   5,508   △3.0 機械   661   △2.8 インドネシア   1,804   △14.0 合計   43,288   △6.2 (注) 1.上記金額はセグメント間の取引については相殺消去しております。 2.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度における経営成績は、売上高は432億88百万円(前年同期比6.2%減)、営業利益は43億78百万円(前年同期比18.9%減)、経常利益は48億79百万円(前年同期比14.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「日本」セグメントにおける主な事業である「ステンレス関連」事業において、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおり、販売数量の減少により売上高は減収となりました。収益面におきましては、人件費や諸経費の増加等により、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は、減益となりました。 なお、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの主力製品のパイプや条鋼の販売価格と主要な原材料であるコイル材等の仕入価格には当社グループではコントロールできない市場価格があります。 「インドネシア」セグメントは、現地の二輪、四輪メーカーへの販売数量の減少及び販売価格の下落により、減収減益となりました。 当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性については、ステンレス管造管設備の改修などの設備投資資金を当期純利益及び減価償却費による内部留保でまかなったことにより、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は56百万円減少し158億76百万円(前年同期比0.4%減)となりました。金融機関からの資金調達につきましては、安定的な資金を調達できるように総額30億円のコミットメントライン契約を締結しております。なお、キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

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開示資料

出典

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