本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エンビプロ・ホールディングス

ENVIPRO HOLDINGS Inc.5698 · Standard · 鉄鋼

金属スクラップや廃棄物を資源として循環させるリサイクル企業。国内外で資源循環、グローバルトレーディング、リチウムイオン電池リサイクルを展開。

概要

エンビプロ・ホールディングスは、静岡県富士宮市に登記上の本店を置く純粋持株会社である。1978年に資本金2000万円で設立された佐野マルカ商店を源流とし、現在は連結子会社11社を擁する。主な事業は、金属スクラップや産業廃棄物の収集・加工・販売を行う資源循環事業、国内外へのリサイクル資源のトレーディングを行うグローバルトレーディング事業、リチウムイオン電池からレアメタルを回収するリチウムイオン電池リサイクル事業である。2025年6月期の連結売上高は491億円、従業員数は632名。鉄鋼業に分類される。

金属スクラップから再生素材を生産する資源循環事業

資源循環事業は、工場や解体物件から排出される鉄スクラップ、非鉄金属(銅、アルミニウム、ステンレス等)、プラスチック、ゴム等を収集・運搬し、中間処理工場でせん断・溶断、手解体、破砕・選別、圧縮・固形化を施す。生産された鉄スクラップは国内の大手電炉・高炉メーカーへ、非鉄金属は非鉄商社や精錬メーカーへ販売される。また、プラスチックは固形燃料(RPF)や燃料化原料として、ゴムはチップ状にして工事現場等に供給する。2025年6月期の売上高は21,015百万円、セグメント利益は1,159百万円。鉄スクラップ価格変動の影響を受けつつも、プラスチック燃料化やゴムチップ販売・施工といった金属市況に左右されない事業が収益を下支えした。

海外も含めた広域トレーディング網

グローバルトレーディング事業は、当社グループ内で生産したリサイクル資源に加え、同業者から仕入れた鉄スクラップ、非鉄金属、故紙、バイオマス燃料、中古自動車・部品等を全国の集荷拠点に集め、国内外へ販売する。輸出だけでなく、リサイクル資源の輸入や三国間貿易にも取り組む。海外拠点としてベトナム駐在所、英国とオランダに支店を有する。また、輸出入業者向けの物流代行サービスも提供する。2025年6月期の売上高は31,590百万円、セグメント利益は269百万円。鉄スクラップ価格下落や為替変動の影響で減収減益となったが、物流代行サービスは堅調に推移した。

レアメタル回収を担うリチウムイオン電池リサイクル

リチウムイオン電池リサイクル事業は、電池工場から排出される工程廃材や使用済み電池を乾燥・破砕・選別し、コバルト、ニッケル、リチウム等のレアメタルを含むブラックマスを生産・販売する。茨城工場の本格稼働により処理能力を拡大し、加工受託量も増加した。2025年6月期の売上高は1,693百万円(前期比7.8%増)、セグメント利益は223百万円(同2.4%増)。レアメタル市況が前期を下回る中でも増収増益を達成し、国内シェア拡大に向けた設備投資を継続している。

環境コンサルティングと福祉サービス

その他事業には、環境経営コンサルティング事業と障がい福祉サービス事業が含まれる。環境経営コンサルティングは、大手企業の環境経営やESG投資対応をアドバイスする。障がい福祉サービスは、就職を希望する障がい者に技能・知識の習得機会を提供し、適切な仕事を斡旋する。2025年6月期の売上高は491百万円(前期比0.2%減)、セグメント利益は95百万円(同12.0%減)。障がい福祉サービスは一時的な登録者減少、コンサルティングは固定費増加が影響した。

業界の中での役割は資源循環業界におけるリサイクル資源の生産・販売プレイヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
444億円
営業利益
32億円
営業利益率
7.2%
純利益
24億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01資源循環主力

工場や解体現場から排出される金属スクラップや産業廃棄物を収集運搬し、中間処理施設でせん断・破砕・選別等を行い、鉄スクラップや非鉄金属、プラスチック等のリサイクル資源を生産。国内外の電炉・高炉メーカー等に販売。

主な製品・サービス4
鉄スクラップ
工場や解体現場から発生する鉄鋼スクラップを回収・加工し、電炉・高炉メーカー向けに販売するリサイクル資源。
非鉄金属(銅、アルミニウム、ステンレス等)
銅やアルミニウム等の非鉄金属スクラップを選別・加工し、非鉄商社や精錬メーカー向けに販売。
プラスチック
廃プラスチックを選別・加工し、プラスチックメーカーや製紙メーカー等に販売。
廃棄物処理
収集運搬から中間処理まで一貫して提供し、工場・事業所・解体現場・自治体等から排出される廃棄物を処理。

02グローバルトレーディング準主力

自社生産のリサイクル資源に加え、同業者から仕入れたリサイクル資源を国内外の集荷拠点に集め、国内販売や輸出、三国間貿易を行う。また、輸出入業者向けの物流代行サービスも提供。

主な製品・サービス4
鉄スクラップ・非鉄金属
国内・海外の電炉・高炉メーカーや非鉄商社向けに販売。
バイオマス燃料
木質チップ等のバイオマス燃料を国内外のバイオマス発電所等に販売。
中古自動車・中古自動車部品
中古自動車やその部品を国内外の販売業者や一般消費者向けに販売。
物流代行サービス
輸出入業者向けに輸出入に係る物流業務を代行。

03リチウムイオン電池リサイクル準主力

電池工場の工程廃材や使用済み電池を回収し、乾燥・破砕・選別によりコバルト、ニッケル、リチウム等を含有するブラックマスを生産。国内外の非鉄商社や精錬メーカーに販売。

主な製品・サービス1
ブラックマス
使用済みリチウムイオン電池や工程廃材から生産される、コバルト・ニッケル・リチウム等のレアメタル含有物。非鉄精錬メーカー等に販売。

04その他副次

環境経営コンサルティング事業では、大手企業の環境経営やESG投資対応を支援。障がい福祉サービス事業では、障がい者の就職支援や就労機会を提供。

主な製品・サービス2
環境経営コンサルティングサービス
大手企業向けに環境経営やESG投資対応のアドバイスを提供。
障がい福祉サービス
障がいのある求職者に対し、就職に必要な技能・知識の習得支援や適切な仕事の提供を行う。

製品と技術

鉄スクラップと非鉄金属の選別・加工

資源循環事業の主力製品は鉄スクラップと非鉄金属(銅、アルミニウム、ステンレス等)である。工場や解体現場から収集したスクラップは、本社工場の大型シュレッダーで破砕された後、磁力選別や重液選別により純度を高められる。鉄スクラップは主に国内の大手電炉・高炉メーカーへ、非鉄金属は非鉄精錬メーカーや商社へ出荷される。2025年6月期の資源循環事業売上高21,015百万円の大半をこれらの製品が占める。

リチウムイオン電池からのブラックマス製造

リチウムイオン電池リサイクル事業では、電池工場の工程廃材や使用済み電池を乾燥・破砕・選別し、コバルト、ニッケル、リチウム等のレアメタルを含有するブラックマスを生産する。このブラックマスは非鉄精錬メーカーに販売され、再び電池材料等に利用される。茨城工場の本格稼働により処理能力が拡大し、2025年6月期の同事業売上高は1,693百万円に達した。

プラスチック燃料化とゴムチップ加工

プラスチックリサイクルでは、廃プラスチックを固形燃料(RPF)に加工し、製紙メーカーやプラスチックメーカーに供給する。また、ゴム廃材からはゴムチップを製造し、工事現場の舗装材やゴム専門商社を通じて販売・施工を行う。これらの事業は鉄スクラップ価格の変動に左右されにくく、安定的な収益源として機能している。2025年6月期も堅調に推移した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

鉄鋼のなかでの位置

特殊鋼二次製品メーカー、低収益

当社は売上高約522億円(2024/6期)の特殊鋼二次製品メーカー。同業の日本製鉄(約8.5兆円)やJFEホールディングス(約4.9兆円)など鉄鋼大手に比べ規模は小さく、川下の加工・販売に特化。営業利益率2%台と低く、収益性改善が課題。業界全体の需要低迷の影響を受けやすい。

強み

  • 特殊鋼の加工・販売に特化し、特定分野で高い技術力を持つ。
  • スクラップリサイクル事業を展開し、環境対応で差別化。
  • 長年の取引で、自動車や建設業界の顧客との関係を維持。
  • 鋼板、棒鋼、線材など幅広い製品を扱い、需要変動に対応。

課題

  • 営業利益率2%前後と低く、収益力向上が急務。
  • 鉄鋼需要は景気や国際市況に左右されやすく、業績が不安定。
  • 日本製鉄やJFEなど大手との価格競争に晒され、差別化が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

鉄鋼の時価総額近傍。太字がエンビプロ・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15408中山製鋼所402億円14.0倍
25632三菱製鋼370億円11.7倍
35464モリ工業364億円10.6倍
45484東北特殊鋼336億円25.9倍
55698エンビプロ・ホールディングス232億円9.3倍
65644メタルアート232億円7.8倍
75658日亜鋼業208億円18.1倍
87305新家工業144億円17.4倍
95660神鋼鋼線工業112億円10.0倍
105695パウダーテック89億円21.5倍
115542新報国マテリアル66億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

前身の改組からスタートした1978年

1978年7月、資本金2,000万円で株式会社佐野マルカ商店に改組された。これが現在のエンビプロ・ホールディングス・グループの起点である。当初は金属スクラップの回収・販売を主業務としていた。その後1989年1月に静岡県富士宮市山宮へ本社を移転し、1992年8月には同地で貿易事業を開始。1995年7月には静岡県富士市に鉄スクラップ在庫ヤードを設置するなど、事業基盤を拡大した。

大型シュレッダー導入と非鉄・自動車リサイクルへの進出

1997年6月、本社工場に大型シュレッダー設備を導入し、破砕処理能力を飛躍的に高めた。1998年5月、自動車リサイクル事業を開始。2000年4月には株式会社富士通ゼネラルとの合弁で株式会社富士エコサイクルを設立し、家電リサイクルに参入した。これにより、金属スクラップだけでなく、自動車や家電由来の廃棄物処理にも事業領域を拡大した。

商号変更とプラスチック・RPF工場の建設

2000年7月、株式会社佐野マルカから株式会社佐野マルカに商号変更。同年11月新潟県上越市に鉄スクラップ在庫ヤードを設置。2001年4月に家電リサイクル工場、同年7月にプラスチックリサイクル事業、同年8月にRPF工場(固形燃料製造)を相次いで立ち上げた。2003年6月にはプラスチックリサイクル工場を新設し、処理品目を多様化した。

自動車リサイクル法対応と複合選別設備の導入

2004年7月、複合選別設備(重液選別)を導入し、非鉄金属の高精度選別を実現。同年11月には軽量ダスト選別設備により、自動車リサイクル法ASR(自動車シュレッダーダスト)の再資源化施設として大臣認定を取得した。これにより、自動車由来の廃棄物処理を法的にクリアし、リサイクル事業の信頼性を高めた。

海外展開と資本増強の2000年代後半

2006年7月、中古自動車及び中古自動車部品輸出事業を目的に株式会社3WMを設立。2007年3月に第三者割当増資で資本金2億8,500万円、2008年5月には4億3,500万円に増資した。2008年2月、3WMの子会社としてアラブ首長国連邦に現地法人を設立。2008年6月、株式会社クロダリサイクルの全株式を取得し子会社化。2009年12月には大阪府泉大津市に鉄スクラップ在庫ヤードを設置し、全国的な集荷ネットワークを整備した。

年表27件を開く

1970年代

  • 1978年7月資本金2,000万円で株式会社佐野マルカ商店に改組。

1980年代

  • 1989年1月静岡県富士宮市山宮に本社を移転。

1990年代

  • 1992年8月静岡県富士宮市山宮にて貿易事業を開始。
  • 1995年7月静岡県富士市に鉄スクラップ在庫ヤード設置。
  • 1997年6月本社工場に大型シュレッダー設備を導入。
  • 1997年10月静岡県富士宮市山宮に非鉄工場設置。
  • 1998年5月静岡県富士宮市山宮にて自動車リサイクル事業を開始。

2000年代

  • 2000年4月株式会社富士通ゼネラルとの合弁により静岡県富士宮市山宮に株式会社富士エコサイクルを設立。(2010年2月に浜松市に移転)
  • 2000年7月商号変更株式会社佐野マルカ商店から株式会社佐野マルカに商号変更。
  • 2000年11月新潟県上越市に鉄スクラップ在庫ヤード設置。
  • 2001年4月株式会社富士エコサイクルにて静岡県富士宮市山宮に家電リサイクル工場設置。
  • 2001年7月静岡県富士宮市山宮にてプラスチックリサイクル事業を開始。
  • 2001年8月静岡県富士宮市山宮にRPF工場(固形燃料製造工場)設置。
  • 2002年4月OA機器・遊戯機手解体事業を開始。
  • 2003年6月静岡県富士宮市山宮にプラスチックリサイクル工場設置。
  • 2003年12月株式会社ユー・エス・エスとの合弁により名古屋市港区昭和町に株式会社アビヅを設立。
  • 2004年7月静岡県富士宮市山宮に複合選別設備(重液選別)を導入。
  • 2004年11月軽量ダスト選別設備導入により自動車リサイクル法ASR(自動車シュレッダーダスト)の再資源化施設として自動車リサイクル法大臣認定を取得。
  • 2005年9月名古屋市に鉄スクラップ在庫ヤード設置。
  • 2006年7月創業中古自動車及び中古自動車部品輸出事業を目的に株式会社3WMを設立。
  • 2007年3月第三者割当により資本金を2億8,500万円に増資。
  • 2007年7月商号変更株式会社佐野マルカから株式会社エコネコルに商号変更。
  • 2008年2月創業株式会社3WMにてJAPAN COAST USED CARS AND SPARE PARTS TRADING(アラブ首長国連邦)設立。
  • 2008年5月第三者割当増資により資本金を4億3,500万円に増資。
  • 2008年6月資源リサイクル事業を行う株式会社クロダリサイクルの株式を100%取得し子会社とする。
  • 2009年8月創業静岡県西部地区及び愛知県東部地区のリサイクル資源の集荷のため株式会社オイコス設立。
  • 2009年12月大阪府泉大津市に鉄スクラップ在庫ヤード設置。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本利益率)中長期的にROEを新たな定量目標とする(具体的数値は記載なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    サーキュラーエコノミーをリードする戦略

    低炭素なリサイクル原料(グリーンマテリアル)供給を通じて社会課題を解決する。モノづくりを支えるCEと地域を支えるCEに分け、ベースメタルに加えレアメタル・レアアース・プレシャスメタル・ポリマーの再生素材製造に挑戦し、再生素材メーカーへ変革する。

  2. 02

    独自性の追求による競争優位の確立

    高度な物理選別設備・リサイクルエンジニアリング・コンサルティング力・全国ネットワーク・一貫サービスを強みとし、解体から素材供給までのトレーサビリティを確保。静脈サプライチェーンのセキュリティを担保し、経営の独立性を維持しながら競争優位性を確立する。

  3. 03

    事業基盤の整備と経営基盤の強化

    人材確保・定着(待遇改善)、次世代経営層育成、ガバナンス体制強化、事業会社統合による業務プロセス最適化に取り組み、中長期的な企業体質の強靱化を図る。

  4. 04

    重要戦略事業の推進

    焼却灰からの金銀滓回収事業、リチウムイオン電池リサイクル事業、ポリマーCE事業の3つを重要戦略事業と位置づけ、ハイレベルなCEの先進事例を創出し経済的価値と社会的価値を両立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で632人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は777万円で、9期前と比べて+6.7%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は6.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月361
2017年6月363
2018年6月389
2019年6月72841.24.2418
2020年6月72941.24.2443
2021年6月73340.14.0472
2022年6月70338.03.0498
2023年6月72338.04.0632
2024年6月72838.05.0640219
2025年6月77739.06.0632158

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
資源循環事業 — 富士工場(静岡県富士市)2,305百万円
資源循環事業 — 本社工場(静岡県富士宮市)1,714百万円
資源循環事業 — 本社工場(神奈川県寒川町)1,676百万円
資源循環事業 — 函館工場(北海道函館市)1,155百万円
茨城工場 — 茨城県ひたちなか市819百万円
全社
資源循環事業 — 松本工場(長野県松本市)597百万円
資源循環事業 — あづみ野工場(長野県安曇野市)415百万円
資源循環事業 — 浜松工場(浜松市浜名区)293百万円
資源循環事業 — 小宮太陽光発電所(長野県松本市)227百万円
本社 — 静岡県富士宮市167百万円
全社
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エコネコル(注)2、(注)4
    静岡県富士宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱NEWSCON(注)2、(注)4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アストコ
    長野県松本市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サイテラス
    神奈川県横浜市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブライトイノベーション
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱VOLTA(注)2
    静岡県富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日東化工㈱(注)2、(注)4
    神奈川県高座郡寒川町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アビヅ
    愛知県名古屋市港区 · 持分法適用会社
    議決権49.0%
  • 国内
    ㈱富士エコサイクル
    静岡県浜松市浜名区 · 持分法適用会社
    議決権20.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    働き方改革推進支援助成金(テレワーク特例コース2次)
    厚生労働省 · 2021-02-25
    36万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は444億円営業利益32億円前期と比べると減収増益で、売上が-9.6%、利益が+220.0%。

売上高
-9.6%
444億円
営業利益
+220.0%
32億円
純利益
+100.0%
24億円
営業利益率
7.2%
前期比 +5.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高490億円444億円
営業利益27億円32億円
純利益21億円24億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は229億円、営業利益は20億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−5.8%、営業利益は+233.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q11832.53
2023年4Q1382
2024年1Q12843.14
2024年2Q13032.33
2024年3Q13032.33
2024年4Q13443.0−5
2025年2Q24841.63
2025年4Q24362.59
2026年2Q215125.69
2026年4Q229208.715

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は329億円から444億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は7.2%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月3290−1
2013年6月38099
2014年6月35876
2015年6月325107
2016年6月29196
2017年6月291108
2018年6月375138
2019年6月363118
2020年6月33996
2021年6月4092515
2022年6月5734231
2023年6月4921912
2024年6月52214182.75
2025年6月49110122.012
2026年6月44432367.224

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高444億円のうち、営業利益として残るのは32億円7.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の5.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金92.8%412億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.2%32億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+2.2pt
7.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
5.4%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが35億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは22億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は69億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月3−102−713
2013年6月14−6−10812
2014年6月2−64−412
2015年6月15−174−214
2016年6月25−1001529
2017年6月0−2618−2621
2018年6月8−626249
2019年6月−1−6−14−727
2020年6月26−105916102
2021年6月−30−29−371
2022年6月39−14−82589
2023年6月23−38−1−1572
2024年6月29−16−191368
2025年6月35−13−212269

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は313億円。このうち返さなくてよい自己資本が173億円で、自己資本比率は54.0%(業種中央値60.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月118467237.9
2013年6月120556544.7
2014年6月131735854.1
2015年6月145796653.3
2016年6月150836753.4
2017年6月179908948.5
2018年6月21711310450.3
2019年6月1981168256.7
2020年6月25912013945.0
2021年6月26513313248.8
2022年6月29016212854.6
2023年6月33716816948.6
2024年6月33817016749.5
2025年6月31317314054.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
70億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
140億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
32億円
在庫として抱えている分
負債合計
140億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

鉄鋼 38社との比較

同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率38社中8位あたり、逆に低いのは売上成長率38社中29位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 7.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.2%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 6.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 60.7%
P25 52.5%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-9.6%/中央値 -4.1%
P25 -8.9%P75 -0.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.3%
P25 2.4%P75 3.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥765で、1年前と比べて+54.0%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥765-3.5%1ヶ月-5.3%1年+54.0%時価総額232億円
過去52週の値幅
安値¥466高値¥1,253

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.3倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR1.19倍
配当利回り2.88%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+2.38%と小幅上昇しましたが、8月20日には817円と前日比+5.56%上昇しました。52週高値1253円からは約35%下落していますが、前年比+62.93%と年間では上昇しています。8月14日には105万株の大量出来高を伴って772円まで下落しましたが、その後持ち直しています。25日線806円を上回っており、RSI57.3と中立圏です。75日線846円を下回っており、中期的には調整が続く可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER 14.49倍は業界平均115.12倍を大幅に下回り、PBR 1.33倍も平均0.737倍に対して割高だが、ROE 7%と収益性は低い。配当利回り1.76%は平均3.18%を下回り、配当性向141.9%と高水準で配当の持続性に懸念がある。売上高は2024/6に522億円へ増加後、2025/6には491億円と減少し、営業利益も減益傾向。半面、純利益は2025/6に12億円へ回復しており、収益改善の兆しが見える。総合的に、PERの低さから割安と判断するが、ROEや配当の面で割引要素がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.3倍114.6倍
PER (予想)10.4倍
PBR1.19倍0.75倍
ROE7.0%5.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

資源循環ニーズの高まりを追い風に、中長期的な需要拡大が期待される一方、鉄スクラップ市況の変動が業績を左右する。強気派はリサイクル需要の構造的増加と高付加価値製品へのシフトを評価し、弱気派は低い利益率と市況依存度の高さを懸念する。直近の株価上昇を踏まえ、割高感や業績の実力との乖離を指摘する声もある。

プラスに働く材料7
  • リサイクル需要の成長

    世界的な資源循環政策が追い風となり、鉄スクラップの需要拡大が見込まれる。

  • 株価上昇と業績改善

    直近1年で株価が76%上昇し、市場の期待が高まっている。

  • 高付加価値化の余地

    特殊鋼製品の比率を高めることで、利益率改善の可能性がある。

  • 2025年6月期の純利益12億円と前期比140%増決算発表後影響

    純利益が5億円から12億円へ7億円増加し、最終利益が大幅回復

  • 株価は1年で76.24%上昇し上昇基調継続影響

    前年比+76.24%と強く、上昇トレンドが続く

  • PBR1.33倍・ROE7%で改善余地継続影響

    ROE7%に対しPBR1.33倍で、資本効率の改善により再評価が可能

  • PER14.49倍と高すぎないバリュエーション継続影響

    PER14.49倍で、増益が続けば割高感なく資金が入りやすい

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率2%前後と低く、市況悪化時に赤字転落のリスクがある。

  • 市況依存度

    鉄スクラップ価格の変動が収益を大きく左右し、業績の安定性に欠ける。

  • 株価の割高感

    業績が伸び悩む中で株価が急上昇し、ファンダメンタルズから乖離している。

  • 2025年6月期は営業益10億円へ前年比28.6%減決算発表後影響

    営業利益14億円→10億円、売上高522億円→491億円と減収減益

  • 営業利益率2.04%と極めて低い収益性継続影響

    売上高491億円に対する営業利益は10億円で、利益率2.04%にとどまる

  • 予想PER非開示で来期の見通し不明決算発表後影響

    予想PER欄が空欄で、翌期の利益予想を市場が判断できない

  • 外国人持株比率1.16%と海外資金が入りにくい継続影響

    外国人持株比率1.16%と低く、海外マネーによる需給改善が見込めない

次の決算で確かめる点
鉄スクラップ価格
原料価格と販売価格の差が収益を決めるため、市況動向が業績を左右する。
営業利益率
低い利益率が課題であり、改善が見られるかが収益力向上の鍵。
販売数量
需要の強弱を反映し、売上高の動向を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+150.0%いまの株価に対する利回りは2.88%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
2.88%
いまの株価に対して
配当性向
141.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月8173.8
2018年6月913.3102.9
2019年6月8−5.951.1
2020年6月5−37.543.0
2021年6月850.0777.4
2022年6月25233.3247.0
2023年6月14−44.091.5
2024年6月6−57.1126.8
2025年6月15150.0141.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ11,176人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.5%を占め、残る48.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他48.140.743.152.043.746.0
事業法人38.237.938.038.647.544.3
金融機関9.917.016.56.55.87.2
自己株式2.21.91.51.30.05.5
証券会社1.12.91.22.02.41.3
外国法人2.51.41.20.80.41.0
外国人個人0.10.10.10.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ウィンデライト35.76
02株式会社佐野まるか6.60
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.62
04佐野 文勝2.26
05中作 憲展1.48
06石井 裕高1.21
07石井 明子1.15
08エンビプログループ従業員持株会0.59
09野村信託銀行株式会社(投信口)0.48
10株式会社富士通ゼネラル0.40
11富士宮信用金庫0.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+501%、1株純資産は14期で−39%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月−21974
2013年6月1881,16617.527.7
2014年6月465488.96.142.0
2015年6月535969.36.751.6
2016年6月496218.05.763.0
2017年6月596719.25.9173.8
2018年6月323648.611.4102.9
2019年6月263827.111.351.1
2020年6月213965.314.243.0
2021年6月5143912.112.1777.4
2022年6月10553321.67.5247.0
2023年6月425527.713.391.5
2024年6月185533.226.8126.8
2025年6月395907.012.3141.9
2026年6月85

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2025/6期の役員報酬は総額236百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐野富和取締役会長7410,871,802
佐野文勝代表取締役社長652,685,692
春山孝造専務取締役6178,303
中作憲展常務取締役56449,646
竹川直希取締役4745,699
野村浩子取締役642,749
今庄啓二取締役655,827
村井俊朗取締役(監査等委員)691,760
神谷寛取締役(監査等委員)7114,807
白石智哉取締役(監査等委員)622,027
石井明子常務執行役員
今井健太執行役員
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
杉山泰司執行役員
北詰一隆執行役員
妙見英樹執行役員
望月洋介執行役員
柴田京平執行役員

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5128511519439
取締役(社内)4212236
社外取締役3181196

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,131字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは純粋持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社11社(株式会社エコネコル、株式会社NEWSCON、株式会社サイテラス、株式会社アストコ、株式会社ブライトイノベーション、株式会社VOLTA、日東化工株式会社、他4社)、持分法適用関連会社2社(株式会社アビヅ、株式会社富士エコサイクル)、非連結子会社1社、持分法非適用関連会社1社で構成され、「資源循環事業」「グローバルトレーディング事業」「リチウムイオン電池リサイクル事業」などの事業を展開しております。 なお、2025年7月1日付で当社の連結子会社である株式会社エコネコルが株式会社Genauを吸収合併しております。 資源循環事業においては、工場や解体物件等から排出される金属スクラップ及び産業廃棄物(一部、一般廃棄物を含む。以下、「廃棄物」という。) を主要な取扱い対象としており、これらの廃棄物を収集運搬し、中間処理工場にて、せん断・溶断、手解体、破砕・選別、圧縮・固形を行い、鉄スクラップ、非鉄金属(銅、アルミニウム、ステンレス等)、プラスチック、ゴム等のリサイクル資源等を生産し、グローバルトレーディング事業を含めた国内外に販売しております。 グローバルトレーディング事業においては、当社グループにおいて生産したリサイクル資源等並びに同業者等から仕入れたリサイクル資源を全国に保有する集荷拠点に集荷し、国内外への販売を行っております。また、リサイクル資源の輸入及び三国間貿易にも取り組んでおります。加えて、輸出入業者を対象とした輸出入に係る物流代行サービスの提供も行っております。海外拠点は、金属スクラップ等の販売において、ベトナムに駐在所、英国とオランダに支店を有しております。 リチウムイオン電池リサイクル事業においては、電池工場等から排出される工程廃材や使用済みの電池を主な取扱い対象としており、これらを乾燥・破砕・選別することでコバルト、ニッケル及びリチウム等のレアメタルが含有されたブラックマスを生産し販売をしております。 この3つの事業区分以外に、大手企業の環境経営やESG投資対応をアドバイスする「環境経営コンサルティング事業」、就職を希望する障がいのある方に対して就職に向けた技能、知識の習得や、適切な仕事の提供を行う「障がい福祉サービス事業」を展開しております。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 事 業 区 分   名 称 資源循環事業   株式会社エコネコル(その他1社)日東化工株式会社 持分法適用関連会社(株式会社アビヅ)(株式会社富士エコサイクル) 持分法非適用関連会社1社 グローバルトレーディング事業   株式会社NEWSCON株式会社3WM(3WM CHILE IMPORT EXPORT LIMITADA、その他非連結子会社1社)株式会社サイテラス リチウムイオン電池リサイクル事業   株式会社VOLTA(その他1社) その他  障がい福祉サービス事業 環境経営コンサルティング事業    株式会社アストコ株式会社ブライトイノベーション 各事業区分の主要な商品及び製品、販売地域、販売先は次のとおりです。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事 業 区 分   商品・製品・サービス   販 売 地 域   販 売 先 資源循環事業   鉄スクラップ   国内   大手電炉、高炉メーカー等 非鉄金属(銅、アルミニウム、ステンレス等)   国内   非鉄商社、非鉄精錬メーカー等 故紙   国内   製紙メーカー、故紙商社等 プラスチック   国内   プラスチックメーカー、製紙メーカー等 ゴム   国内   工事店、ゴム専門商社、タイヤメーカー等 廃棄物の処理   国内   工場、事業所、解体現場、地方自治体、個人等 グローバルトレーディング事業   鉄スクラップ   国内、海外   大手電炉、高炉メーカー等 非鉄金属(銅、アルミニウム、ステンレス等)   国内、海外   非鉄商社、非鉄精錬メーカー等 故紙   国内、海外   製紙メーカー、故紙商社等 バイオマス燃料   国内、海外   バイオマス発電所等 その他(プラスチック、古着等)   国内、海外   プラスチックメーカー、製紙メーカー等 中古自動車、中古自動車部品   国内、海外   中古自動車・中古自動車部品等の販売業者、一般消費者等 物流代行サービス   国内、海外   輸出入業者等 リチウムイオン電池リサイクル事業   非鉄金属、レアメタル(銅、コバルト、ニッケル、リチウム等)   国内、海外   非鉄商社、非鉄精錬メーカー等 廃棄物の処理   国内   工場、事業所等 その他   障がい福祉サービス   国内   一般企業、一般消費者等 環境経営コンサルティングサービス   国内   一般企業等 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,819字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは企業理念を次のとおり定めております。 創業企業 つねに社会にとって必要な事業を創造しつづける 日々創業・・・初心を大切に日々創業精神で仕事をする 歴代創業・・・代々初代の志を持って新事業を創造する 全員創業・・・全社員が自分に合う第一人者の道を拓く 循環企業 助け合い、活かし合い、分かち合う喜びの環を回しつづける 快 労・・・助け合い、補い合って気持ちよく働く 活 財・・・あらゆるもののいのちを活かして使い回す 還 元・・・利益や喜びを共に生きる人たちと分かち合う 求道企業 永遠につづく企業の道、人の道を追求しつづける 選難の道・・・安易な道を選ばず求められる道を歩む 独自の道・・・特質を生かし人のやらないことをやる 感謝の道・・・生かされていることに感謝し慢心をしない 社会にとって求められている事業を創造し続け、顧客、株主、従業員を含むステークホルダーの期待に応えることはもとより、事業活動を通じて良い世の中を作ることを目指してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループの事業環境においては、2050年のカーボンニュートラル達成や経済安全保障の強化、地域経済の活性化といった複合的な社会課題の解決に向け、サーキュラーエコノミー(循環経済)の重要性がますます高まっております。この領域は、当社グループが長年に渡り培ってきた技術やノウハウを活かすことができ、低炭素なリサイクル原料(グリーンマテリアル)の供給において重要な役割を担うと実感しております。 このような環境の中、当社グループではカーボンニュートラル実現に向けた社会課題解決を事業機会に、戦略コンセプトを「サーキュラーエコノミー(CE)をリードする」とし、それを「モノづくりを支えるCE」と「地域を支えるCE」に分けて対応をしております。その上でベースメタルはもちろんのこと、レアメタル、レアアース、プレシャスメタルに加え、ポリマー(ゴム、プラスチック)の再生素材製造にも挑戦し、再生素材メーカーに変革していきます。 この度当社は、不確実性な事業環境のもと、将来のビジョンをより明確にしつつ、一層実行重視の経営を行うために2029年6月期を最終年とする5か年の中期経営計画を取り下げました。今後につきましては、中長期的にROEを新たな定量目標とし、足元1年間の具体的な利益計画と財務指標を公表し、その確実な達成を毎年積み重ねていく方針といたしております。これにより、変化の激しい事業環境においても、より効果的な経営資源の配分や迅速な意思決定によって、将来的な企業価値向上へと繋げてまいります。 今後当社グループが、事業を推進していく上での課題は下記のとおりです。 (独自性の追求) これらCEを実現させるための当社の独自性の追求として、以下の5点があげられます。 ①高度な物理選別設備・プロセス・ノウハウ ②リサイクルエンジニアリングの専門性 ③コンサルティング及び企画提案力 ④全国複数拠点と海外を含めた流通ネットワーク ⑤解体から資源循環まで一貫サービス これにより、使用済製品や廃材の解体段階からリサイクル素材の製造・供給に至るまで高度なトレーサビリティを確保し、素材の品質・安全性・出所を明確に管理することで、静脈サプライチェーンにおけるセキュリティの担保を実現しております。また、全国に張り巡らせた原料回収拠点網や各地域に応じた多様な原料調達手法の展開によって、安定的かつ柔軟な原料供給体制を構築し、経営の独立性を維持しながら、競争優位性を確立しています。 (事業基盤の整備) 当社グループは、サーキュラーエコノミーの実現と持続的成長を支えるためには、技術やビジネスモデルだけでなく、経営基盤の強化・進化が不可欠であると考えております。そのため、以下の取り組みに重点を置き、中長期的視点での企業体質の強靱化を図ってまいります。 ①待遇改善による人材の確保と定着 人材こそが事業の基盤であるという認識のもと、定期昇給やベースアップをはじめとする報酬水準の引き上げに取り組んでおります。生産性向上と連動した好循環の構築を通じ、地域における雇用の質と魅力を高め、優秀な人材の確保と定着を実現します。 ②次世代経営層・リーダー層の計画的育成 将来の拠点拡充や地域戦略の展開を見据え、後任育成の制度化・意図的な人材選抜に取り組んでいます。経営幹部候補や現場リーダー層に対し、OJTと選抜研修の組み合わせにより、自律的・戦略的に行動できる次世代人材の育成を進めています。 ③ガバナンス体制の強化 グループ経営の透明性・健全性を確保すべく、内部統制の整備や取締役会の機能高度化を進めております。経営判断の質を高めるため、社外取締役の活用やリスクマネジメント機能の強化を図るとともに、サステナビリティとインパクト創出を軸とした戦略的ガバナンスの構築を目指します。 ④事業会社統合による業務プロセスの最適化 金属資源循環4社及びポリマー資源循環2社の統合をはじめとするグループ再編を通じて、生産・営業・管理などの機能連携を強化しています。これにより、部門横断的な情報共有・ノウハウ融合が進み、業務プロセスの最適化と経営資源の有効活用を実現しつつあります。 これらの取り組みを通じて、当社は単なる短期的収益の追求にとどまらず、長期的な企業価値の向上と社会課題の解決の両立を目指し、持続可能な成長のための堅固な事業基盤を構築してまいります。 (重要戦略事業) 事業基盤の上に構築されるのが、当社グループの今後の重要戦略事業です。 ①焼却灰からの金銀滓回収事業 焼却灰からの金銀滓回収事業は、都市鉱山の高度活用を可能にし、他社に先駆けた「資源化困難物の高付加価値化モデル」として、環境省の循環高度化政策とも連動した新たな市場形成が期待されます。 ②リチウムイオン電池リサイクル事業 リチウムイオン電池リサイクル事業は、EV普及に伴う使用済みリチウムイオン電池の増加を背景に、素材回収・処理・再資源化のクローズドループ構築を目指すものであり、グリーントランスフォーメーション(GX)の中心的役割を担います。 ③ポリマーCE事業 ポリマーCE事業では、物理・化学両面での高度な再生処理により、廃プラスチック・ゴムを原料とした新素材の供給体制を構築し、脱炭素・資源循環に資する「持続可能な素材インフラ」を創出します。 これらの取り組みにより、当社はハイレベルなCEの先進的な具体事例を数多く創出し、経済的価値と社会的価値を両立させる持続的成長を目指してまいります。
事業等のリスク7,622字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した当社グループにおける事業概況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でおりますが、記載内容及び将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在していること、並びに投資に関連するリスク全てを網羅するものではありませんのでご留意ください。 (1) 原材料、製・商品の相場変動リスク 当社グループにおける原材料、製・商品である鉄スクラップや非鉄金属の価格は、鉄鉱石や銅鉱石といった資源価格や金属製品価格等の影響を受けます。 当社グループの原材料、製・商品の仕入価格と販売価格は、基本的には相場に連動いたしますが、相場の急激な変化の影響を受けて、契約内容によっては利益の減少や損失が発生する場合があります。また、同様に製・商品在庫価値についても相場の影響を受ける可能性があります。 1トン当たりの鉄スクラップ価格(東京製鐵田原海上特級価格の平均)の推移は、下表のとおりであります。 鉄スクラップ価格 単位:円/トン   第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 第14期 2022.7~2023.6   46,532   48,097   52,416   49,357   49,082 第15期 2023.7~2024.6   49,560   50,793   52,308   51,022   50,916 第16期 2024.7~2025.6   47,212   41,288   40,650   41,725   42,732 (注) 鉄スクラップ価格は、東京製鐵田原海上特級の日々の価格を合計し各四半期会計期間の日数で除して算出しております。 (2) 原材料・商品の調達環境リスク 当社グループにおける原材料・商品は、主に工場の生産工程から発生する金属スクラップ及び産業廃棄物や市中発生の老廃屑(解体工事や工場ライン撤去に伴い発生する鉄スクラップや非鉄金属)となり、工場の生産動向、最終製品の消費動向等の影響により発生が減少する可能性があります。こうした原材料・商品の減少は、売買数量、生産設備の稼働率に影響を与え、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 業績の変動リスク 当社グループでは、原材料、製・商品の相場変動、為替変動、原材料・商品の増減等、各種要因により業績が大きく変動する可能性があります。 当社グループの業績は、下表のとおりであります。 第16期(自 2024年7月1日  至 2025年6月30日) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 金額 (百万円)   比率 (%)   金額 (百万円)   比率 (%)   金額 (百万円)   比率 (%)   金額 (百万円)   比率 (%)   金額 (百万円)   比率 (%) 売上高   12,259   25.0   12,524   25.5   13,003   26.5   11,303   23.0   49,090   100 経常利益   41   3.4   317   26.1   632   52.0   224   18.5   1,216   100 (注) 比率は、通期に対する四半期の割合であります。 (4) 特定の販売先への集中リスク 当社グループの2025年6月期の売上高に占める上位三社である国内、韓国及びベトナムの鉄鋼メーカーを合わせた売上高比率は24.55%であります。各社とは円滑な取引関係を継続しておりますが、取引先の個別の事情や相手国の事情、法規制や関税率の変化といった理由により、取引条件の悪化や取引関係の解消又は契約内容の大幅な変更等が生じる場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 物流リスク 当社グループでは鉄スクラップ等の調達、加工、販売の流通において主に車両及び船舶を利用しております。原油価格や人件費の高騰、需給逼迫等による配車、配船難等により物流コストが上昇する可能性があります。また、船舶会社から傭船し販売する場合、一船当たりの販売量は1,500トンから5,000トン単位となり、売上高は数千万円から1億円以上となります。船舶を利用した販売において、悪天候等の不測の事態により適時に傭船が行えない可能性があります。これらにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法的規制に関するリスク 当社グループの事業に適用される法令は、廃棄物処理法、建設業法等の各種業法、環境関連法、消防法、知的財産法、製造物責任法、独占禁止法、外国為替法等の輸出入に関する法令、贈賄防止に関する法令、海外事業に係る国・地域の各種法令・規制等、広範かつ多岐にわたります。当社グループは、法令遵守を企業としての重要な責務と認識のうえ、コンプライアンス体制を強化して法令遵守の徹底を図っております。 しかしながら、万一、各種業法に基づき事業停止命令や許認可の取消処分を受けた場合や、環境関連法、製造物責任法等に基づき損害賠償責任が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、国内外の予期せぬ法令の制定・改廃が行われた場合や、社会・経済環境の著しい変化等に伴う各種規制の大幅な変更があった場合、既存事業がこれらの規制に抵触し、当社グループの事業活動が制限される可能性があります。 (7) カントリーリスク 当社グループは、海外売上高比率が高く、輸出や三国間貿易を実施しております。また、オランダ支店、イギリス支店及びベトナム駐在所等が存在することから、取引先の各国の経済情勢に加え、貿易・通商規制、税制、予期しない法律又は規制の変更並びにそれらの解釈の相違、あるいは政変、戦争、感染症の流行等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 為替変動リスク 当社グループの貿易取引では、円建のほか外貨建も含めて取引を行っている子会社も存在することから、取引、在庫価値並びに外貨預金残高について為替変動の影響を受けております。 このため外貨取引については、為替予約規程により為替予約等を利用することを規定し運用することで、為替変動リスクの低減に努めております。また、連結財務諸表を作成するにあたって在外子会社の財務諸表を円換算しており、現地通貨における価値に変動がなくても、円換算後の価値が影響を受けます。しかしながら、事業活動において為替変動リスクを完全に排除することは困難でありますので、今後著しい為替変動があった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) M&A戦略及びM&Aシナジーが十分に発揮されないリスク 当社グループでは、事業の拡大を図る手段としてM&Aを実施してまいりました。対象企業については、当該企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行うことによって、極力リスクを回避するよう努めております。しかしながら、M&Aを行った後に偶発債務や未認識債務が判明する場合等が考えられます。 また、M&Aの対象会社が外部環境の変化等各種の要因により、当初の期待どおりの成果をあげられない可能性もあります。これらの場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 競合リスク 当社グループの事業分野には大きなシェアを持つ全国的な企業が存在せず、地域別に中小企業が多数存在し、それぞれの得意分野・地域を持ち、価格、サービスを競っております。 今後は、法的規制を背景にした環境対応や廃棄物リサイクルへの社会的ニーズの高まりにより、より高度な廃棄物処理と再資源化が求められることから、全国一括受託のためのサービス提供地域の拡大や大規模な設備等を設置できる財務的な体力、ノウハウ、あるいは廃棄物の排出事業者から廃棄物由来のリサイクル品やリユース品を利用する企業までをも巻き込んだ総合的な廃棄物の循環処理サービス体制を構築することが重要になってくると予想しております。 当社グループではこれらの社会的ニーズを取り込んだ事業展開を目指しておりますが、海外企業や異業種からの新規参入や業界再編成といった事業環境の変化によっては業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 有利子負債リスク 2025年6月期末において、当社グループの有利子負債は7,735百万円、総資産に対する割合は24.7%となっております。引き続き財務バランスを総合的に勘案してまいりますが、今後の経済情勢・金融環境の変化・市中金利動向等によって当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 潜在株式による株価変動リスク 当社は、役員の退職慰労金の目的並びに役員と従業員等へのインセンティブを目的として、新株予約権を付与しております。2025年6月末現在における潜在株式数は1,232,400株であり、2025年6月末の発行済株式総数の4.1%に相当いたします。この新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。また、株式市場で同時期に大量に売却された場合は、需給バランスに変動を生じ、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 人材確保・育成に係るリスク 当社グループは、企業価値の持続的向上のためには、優秀な人材の確保及び育成が不可欠であると認識しております。特に、「企業理念」及び組織イメージ「創発的能力を備えた自律した個人の規律ある集団」の実現に向けては、自律的に行動しうる組織風土の醸成と強い企業文化の形成が重要な経営課題であると捉えております。そのため、内部統制委員会の下部組織である人事労務改革委員会を中心に、外部人材の積極的な採用や次世代経営層・リーダー層育成施策の強化、待遇改善等人的資本経営の観点からの人材戦略に取り組んでおります。しかしながら、産業界全体での人材獲得競争の激化などを背景に、いずれも継続的な人材の確保を保証するものではなく、適切な人材の確保及び育成が困難となった場合には、当社グループの事業運営や成長戦略の推進、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 労働災害に係るリスク 当社グループでは、多くの生産設備、重機等を使用して業務を行っており充実した安全管理が不可欠であると認識しております。そのため、内部統制委員会の下部組織として環境安全推進委員会を設置し、従業員への安全教育、危険予知活動といった啓発活動並びにチーム活動等による点検パトロールの継続的な実施を通じ、事故を防止するための安全管理を徹底しております。しかしながら、万一、重大な事故・労働災害等が発生した場合、一時的に復旧費用、補償金等の負担が生じ、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 自然災害・火災・事故等のリスク 当社並びに当社グループの中核企業である株式会社エコネコルの資源リサイクル工場は、静岡県富士宮市の富士山の麓に位置しており、富士山が噴火した場合、火山弾等による社屋や設備の損壊、周辺道路の寸断による孤立化及び電気や水道等の供給停止による操業停止の可能性があります。また、静岡県や愛知県においては南海トラフ巨大地震の発生、全世界的には気候変動に伴う異常気象の発生が懸念されております。当社グループの株式会社エコネコル、株式会社NEWSCON並びに株式会社サイテラスにおいては、船積みヤード(在庫保管基地)を有しておりますので、地震による津波や気候変動に伴う異常気象等による風水害により製・商品在庫においても大きな被害が出る可能性があります。 また、当社グループの主要生産設備であるシュレッダー(大型破砕機)は、破砕資材からの発火等による爆発や火災のリスクが比較的高い設備であるため、自動消火装置や24時間自動監視システム等のセキュリティ対策を施しておりますが、同主要設備の稼動が火災や重大な事故損傷により長期間停止した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループではこのような自然災害、火災、重大事故、損傷といった非常事態に備え、グループ各社において災害・事故発生時の緊急体制・手順を整備し被害を最小限にとどめる対応を準備しております。しかしながら有事の際の被害状況は想定を超える場合があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 環境汚染等に係るリスク 当社グループでは、産業廃棄物等を扱っており、中間処理過程で騒音、振動、粉塵、排水が発生いたしますが吸音、防振、集塵、水質浄化設備等の環境対策設備を設置し環境汚染を防止しております。しかしながら、不測の事態により流出漏洩等の事態が生じた場合、汚染防止、汚染除去等の環境汚染防止のための改修費及び損害賠償や設備の修復等に多額の支出が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17) ITシステムにおけるリスク 当社グループでは、基幹システム及び会計・人事等のシステムを、関東某所のクラウドサーバにて集中管理し総合的な対策を講じている状況にあります。 しかしながら自然災害等により関東拠点が壊滅的な被害を受けた場合には当社グループの事業が停止することとなりますので、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 新規事業に対するリスク 当社グループは、事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるため、今後も引き続き、積極的に新規事業に取り組んでいく考えであります。これにより先行した設備投資、人件費やその他の経費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、新サービス、新規事業を開始した際には、そのサービス、事業固有のリスク要因が加わると共に、予測とは異なる状況が発生する等により新サービス、新規事業の展開が計画どおりに進まない場合、投資を回収できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (19)情報セキュリティにおけるリスク 当社グループは、事業の過程で入手した個人情報や取引先等の機密情報を保有しています。そのため、内部統制委員会の下部組織としてデジタル化推進委員会を設置し、これらの情報管理に関する規程の整備や従業員等への周知・徹底を図るなど、情報セキュリティを強化しております。しかしながら何らかの理由で紛失、破壊、漏洩等が生じた場合、当社グループの社会的信用の低下や失墜、損害賠償責任の発生等と、社内情報システムへの外部から想定した防御レベルを上回る技術によるサイバー攻撃等により、社内システム停止等が引き起こされる可能性もあります。これらの事態が起きた場合には、一定時間事業が停止し適切な対応を行うための費用負担が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (20)固定資産の減損損失リスク 当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化により事業の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合や時価が著しく下落した場合には、固定資産の減損損失の計上により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (21)債権回収リスク 当社グループの事業活動の中で発生する売掛債権等については与信管理の強化に努めておりますが、取引先の財政状態が悪化し、支払遅延や売掛債権等の回収が行えない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (22)知的財産に関するリスク 当社グループは、焼却灰等からの高度な選別技術による金銀滓回収事業、リチウムイオン電池のリサイクル事業、工業用ゴム・樹脂製品の製造事業等を推進しており、その推進の過程で成した発明その他知的財産を保護するために、知的財産権の取得に努めております。 当社グループでは、他者の知的財産権を侵害しないように技術開発その他知的財産の創出に努めておりますが、見解の相違等により他者の知的財産権を侵害する可能性があります。一方、他者が当社グループの知的財産権を侵害する場合には、その保護のため訴訟提起等をすることがあります。 (23)ダスト処理費に関するリスク 当社グループの資源リサイクルの処理工程において、受け入れた廃棄物等の原料は価値ある資源と当社グループでは再生処理することのできない廃棄物(ダスト)に分かれます。市場環境の悪化によりダストの出荷先である管理型最終処分場、又は焼却処分場において受け入れが制限される場合には、処理費の上昇や、遠隔地の処分場への輸送が必要となり費用が増加する場合があります。また、当社グループ事業場のダストの保管容量の関係から生産量が制限される場合もあり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (24)気候変動に係るリスク 世界各国で脱炭素に向けた取り組みが進められる中、当社グループではTCFD提言に沿ったリスクと機会の特定及び、適切な情報開示に努めております。気候変動による自然災害の増加などの物理的リスクのみならず、炭素税の導入や再生可能エネルギー電力への切り替えに伴う経費の増大なども、脱炭素社会への移行に係るリスク要因となりえます。今後、気候変動課題に関連した様々な分野で新たな規制が導入された場合や、気候変動に伴う市場や情勢の変化があった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (25)感染症流行のリスク 感染症等の流行があった場合には、サプライチェーンの停滞や事業環境の悪化により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。感染症の拡大時期や収束の予測は非常に困難と考えられます。移動の制限や就業の規制に伴う生産体制の縮小、直接対面での営業活動の制約などによる事業への影響を最小限にとどめるため、当社グループでは、テレワーク、フレックスタイム制、WEB会議等の活用に取り組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)5,832字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当社グループの事業領域においては、中国経済の減速や不安定なドル相場、国内では人手不足を背景とした賃金上昇や、エネルギー・物流費を含む物価の高騰が企業のコスト構造に直接的な影響を及ぼしています。さらに米国の関税政策など地政学的リスクが国際的なサプライチェーンに影響を与える中、今後の事業展開に対する不確実性は一層高まっています。 このような状況において、鉄スクラップ価格(東京製鐵田原海上特級価格)は、当期首の52,000円/tから第1四半期連結会計期間中に40,000円/tまで下落し、その後はほぼ横ばいで推移しました。当連結会計年度の鉄スクラップ平均価格は42,732円/tとなり、前期の50,916円/tを下回りました。また、リチウムイオン電池の主原料であるコバルト、ニッケル、リチウムの平均価格は、EV需要の減退に伴い、前期を下回って推移しました。一方、金価格(住友金属鉱山発表建値)や銅価格(JX金属発表銅建値)は、前期を上回る水準で推移しました。 このような環境下で、第1四半期連結会計期間中における鉄スクラップ価格の下落及び待遇改善による人件費等の固定費上昇が利益を圧迫する要因となりました。今後とも「サーキュラーエコノミーをリードする」という戦略コンセプトのもと、事業ポートフォリオの再構築を進め、構造的な人件費の上昇を上回る収益力の確保を通じて、持続可能な経営基盤の構築に取り組んでまいります。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は49,090百万円(前期比6.0%減)、営業利益は972百万円(前期比31.0%減)、経常利益は1,216百万円(前期比31.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,175百万円(前期比118.7%増)となりました。 セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。 セグメント別業績の概要 ≪売上高≫ (単位:百万円) 第15期 (前連結会計年度)   第16期 (当連結会計年度)   増減比(%) 資源循環事業   21,254   21,015   △1.1 グローバルトレーディング事業   34,955   31,590   △9.6 リチウムイオン電池リサイクル事業   1,570   1,693   7.8 その他   491   491   △0.2 調整額   △6,058   △5,700   - 合 計   52,214   49,090   △6.0 ≪セグメント利益≫ (単位:百万円) 第15期(前連結会計年度)   第16期(当連結会計年度)   増減比(%) 資源循環事業   1,621   1,159   △28.5 グローバルトレーディング事業   411   269   △34.5 リチウムイオン電池リサイクル事業   218   223   2.4 その他   108   95   △12.0 調整額   △576   △531   - 合 計   1,782   1,216   △31.8 (注)セグメント利益は連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。 ①資源循環事業 鉄スクラップ価格の一時的な急落に加え、人件費及び設備費等の固定費増加により利益は押し下げられました。一方で、鉄スクラップ価格は急落後に安定的に推移し、加えて金属市況の影響を受けにくいプラスチック燃料化やゴムチップ販売・施工等の事業が堅調に推移したことから、売上高は前期並みを維持しました。利益率は第1四半期連結会計期間を底に持ち直しの動きが見られましたが、通期では前期を下回る水準となりました。 以上の結果、資源循環事業の売上高は21,015百万円(前期比1.1%減)、セグメント利益は1,159百万円(前期比28.5%減)となりました。 ②グローバルトレーディング事業 金属原料のトレーディング事業においては、鉄スクラップ価格の下落及び為替変動の影響を吸収しきれず、減収減益となりました。今後も鉄スクラップ分野において、国内電炉メーカーとの連携を強化し、安定的な集荷販売体制の構築を進めてまいります。また、物流代行サービスにおいては、需給バランスを見定め適正価格でサービスを提供したことにより堅調に推移しました 以上の結果、グローバルトレーディング事業の売上高は31,590百万円(前期比9.6%減)、セグメント利益は269百万円(前期比34.5%減)となりました。 ③リチウムイオン電池リサイクル事業 電池材料であるレアメタル相場は前期を下回る水準で推移しましたが、茨城工場の本格稼働開始及び加工受託量の増加により生産数量を伸長し、固定費増加を吸収して増収増益となりました。今後も国内シェア拡大を目指し、積極的に設備投資を推進してまいります。 以上の結果、リチウムイオン電池リサイクル事業の売上高は1,693百万円(前期比7.8%増)、セグメント利益は223百万円(前期比2.4%増)となりました。 ④その他 障がい福祉サービス事業は、一時的な登録利用者の減少等により減収減益となりました。また、環境経営コンサルティング事業では受注が増加し増収となったものの、人件費等の固定費増加により減益となりました。 以上の結果、その他事業の売上高は491百万円(前期比0.2%減)、セグメント利益は95百万円(前期比12.0%減)となりました。 財政状態の状況は次のとおりであります。 当連結会計年度末の資産合計は31,299百万円(前連結会計年度末比2,487百万円の減少、前連結会計年度末比7.4%減)となりました。流動資産は15,874百万円(前連結会計年度末比2,492百万円の減少、前連結会計年度末比13.6%減)となりました。これは、現金及び預金が92百万円が増加したものの、商品及び製品が1,738百万円、売掛金が562百万円、その他流動資産が176百万円、受取手形が136百万円減少したこと等によります。固定資産は15,424百万円(前連結会計年度末比5百万円の増加、前連結会計年度末比0.0%増)となりました。これは、建物及び構築物が134百万円、建設仮勘定が48百万円減少したものの、投資有価証券が205百万円増加したこと等によります。 当連結会計年度末の負債合計は13,989百万円(前連結会計年度末比2,758百万円の減少、前連結会計年度末比16.5%減)となりました。流動負債は8,729百万円(前連結会計年度末比2,361百万円の減少、前連結会計年度末比21.3%減)となりました。これは、その他流動負債が1,311百万円、短期借入金が680百万円、買掛金が315百万円減少したこと等によります。固定負債は5,260百万円(前連結会計年度末比397百万円の減少、前連結会計年度末比7.0%減)となりました。これは、長期借入金が446百万円減少したこと等によります。 当連結会計年度末の純資産合計は17,309百万円(前連結会計年度末比271百万円の増加、前連結会計年度末比1.6%増)となりました。これは、自己株式の取得により788百万円減少したものの、利益剰余金が994百万円、非支配株主持分が92百万円増加したこと等によります。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ92百万円増加し、6,864百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額421百万円、持分法による投資利益389百万円等の支出があったものの、棚卸資産の減少額1,717百万円、税金等調整前当期純利益1,516百万円、減価償却費1,369百万円等の収入により、3,469百万円の収入(前期は2,940百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、国庫補助金の受取額203百万円等の収入があったものの、有形固定資産の取得による支出1,537百万円等の支出により、1,328百万円の支出(前期は1,560百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入600百万円等の収入があったものの、長期借入金の返済による支出1,054百万円、自己株式の取得による支出788百万円、短期借入金の純減少額680百万円等の支出により、2,075百万円の支出(前期は1,931百万円の支出)となりました。 (3)生産、受注及び販売の状況 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント名称   金額 (千円)   前期比 (%) 資源循環事業   13,160,370   △0.4 リチウムイオン電池リサイクル事業   898,452   35.5 その他   21,201   6.7 調整   △293,629   ― 合計   13,786,393   1.3 (注) 金額は、製造原価によっております。 ② 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント名称   金額 (千円)   前期比 (%) 資源循環事業   4,465,714   9.4 グローバルトレーディング事業   25,739,626   △20.4 リチウムイオン電池リサイクル事業   415,484   △27.5 調整   △5,373,484   ― 合計   25,247,338   △19.2 (注) 金額は、仕入価格によっております。 ③ 受注実績 当社は、主に基準在庫量及び販売の実需見込に基づいた生産方式を採用しておりますので、該当事項はありません。 ④ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント名称   金額 (千円)   前期比 (%) 資源循環事業   21,015,177   △1.1 グローバルトレーディング事業   31,590,937   △9.6 リチウムイオン電池リサイクル事業   1,693,633   7.8 その他   491,216   △0.2 調整   △5,700,219   ― 合計   49,090,744   △6.0 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりです。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) SEAH BESTEEL   5,260,323   10.1   4,902,507   10.0 東京製鐵株式会社   7,005,099   13.4   3,359,643   6.8 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たり、必要と思われる見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、これらは不確実性を伴うため、将来生じる実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 「(経営成績等の状況の概要)(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3  事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金調達としては、運転資金に関しては、手元流動性資金を勘案の上不足が生じる場合には短期借入金による調達で賄っております。設備資金に関しては、手元資金(利益等の内部留保金)、長期借入金及び無担保社債による調達を基本としております。ただし、設備資金の不足が生じる期間が短期間である場合には、短期借入金による調達で賄っております。 長期資金の調達に際しては、金利動向並びに発行費用等の調達コストも含めて総合的に検討し、銀行借入に比較して有利な条件に限り社債発行を行うこととしております。また、株式の発行に関しては、資本政策に基づき株式価値の希薄化や配当金の負担等を考慮して実施しております。 資金の流動性については、財務部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに手元流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。なお、当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 (経営成績等の状況の概要) (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (4) 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。