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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

メタルアート

METALART CORPORATION5644 · Standard · 鉄鋼

自動車・建設機械向け精密型打鍛造品の専業メーカー。ダイハツ工業を主要顧客とする。

概要

メタルアートは、滋賀県草津市に本社を置く鉄鋼業の企業であり、精密型打鍛造品の製造販売を主たる事業とする。売上高の約83%を自動車部品が占め、建設機械部品、農業機械部品なども手掛ける。2026年3月期の連結売上高は453億円、従業員数は668名。ダイハツ工業をその他の関係会社とし、インドネシアに子会社PT.METALART ASTRA INDONESIAを持つ。

自動車部品を主力とする売上構成

当社グループの売上高は、自動車部品が最大の柱である。2026年3月期の部門別売上高は、自動車部品が376億46百万円(全体の83.2%)、建設機械部品が52億98百万円(11.7%)、農業機械部品が8億49百万円(1.9%)、その他部品が14億94百万円(3.3%)であった。自動車部品は、国内顧客の需要回復に加え、一部顧客の出荷停止影響解消により前期比1.8%増加した。建設機械・農業機械部門は需要低迷が続くが底打ちの兆しが見られ、その他部門では新規拡販が寄与した。

国内生産とインドネシア子会社による海外展開

生産拠点は、滋賀県草津市の本社工場に加え、連結子会社PT.METALART ASTRA INDONESIAがインドネシアに所在する。同子会社は鍛造品を製造し、現地法人へ販売している。2026年3月期の海外売上高は明示されていないが、インドネシア子会社は自動車部品を中心にアセアン市場へ供給しており、同地域の経済低迷の影響を受けて販売が減少した。国内生産分は、主にダイハツ工業をはじめとする自動車・建設機械メーカーへ出荷される。

ダイハツ工業をその他の関係会社とする資本関係

当社のその他の関係会社はダイハツ工業株式会社である。有価証券報告書によれば、ダイハツ工業へ製品を販売している。ダイハツ工業は自動車メーカーであり、当社の主要取引先の一つと推測される。また、当社自体は連結子会社として株式会社メタルヴィレッジを持ち、同社は農産物の製造・販売事業を行っている。このように、鍛造品事業に加えて農業分野へも進出している点が特徴である。

連結子会社に農産物事業を持つ多角化

連結子会社の株式会社メタルヴィレッジは、農産物の製造・販売事業を営んでいる。鍛造品製造とは異なる事業領域であり、グループの多角化の一環と位置づけられる。2026年3月期において、農産物事業の個別の売上高は開示されていないが、グループ全体の売上高に含まれている。同社は「2030年グループビジョン」の中で新規事業の創出を掲げており、農業分野がその一端を担う可能性がある。

業界の中での役割は自動車・建設機械部品の鍛造サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
453億円
営業利益
39億円
営業利益率
8.6%
純利益
27億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車主力

自動車向けに精密型打鍛造品を製造・販売。ダイハツ工業が主要顧客であり、インドネシアの現地法人が鍛造品を製造し現地法人へ販売している。

主要顧客ダイハツ工業

主な製品・サービス1
精密型打鍛造品
金型を用いて金属を高精度に成形した部品。エンジンや駆動系など自動車の重要保安部品に使用される。

02建設機械準主力

建設機械向けに精密型打鍛造品を製造・販売している。

主な製品・サービス1
精密型打鍛造品
建設機械の油圧部品や足回り部品などに使用される高強度の鍛造部品。

03農産物副次

子会社の株式会社メタルヴィレッジが農産物の製造・販売を行っている。

製品と技術

精密型打鍛造技術による自動車部品

当社の主力製品は、精密型打鍛造品である。型打鍛造は、金属を金型内で打撃・加圧して成形する方法であり、高い強度と寸法精度が求められる自動車部品に適する。具体的な製品名は開示されていないが、エンジンや駆動系、足回りなどの鍛造部品を自動車メーカーに供給している。国内ではダイハツ工業が主要顧客であり、インドネシア子会社を通じてアセアン市場にも展開する。同技術は、歩留まり向上や軽量化にも寄与する。

建設機械・農業機械向け鍛造品とその他製品

建設機械部品および農業機械部品も、精密型打鍛造技術を用いて製造される。建設機械向けでは油圧ショベルやブルドーザーなどの部品、農業機械向けではトラクターやコンバインの部品が想定される。2026年3月期の建設機械部品売上高は52億98百万円、農業機械部品は8億49百万円で、いずれも前年比増加した。その他部品には、汎用機械や鉄道車両向けなどが含まれ、売上高14億94百万円と27.9%増加した。新規拡販によって需要の落ち込みを補っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

鉄鋼のなかでの位置

特殊鋼専門メーカー、収益改善進む

鉄鋼セクターの特殊鋼メーカー。2025年3月期売上高440億円、営業利益率6.82%。同業の日本製鉄やJFEホールディングスに比べ規模は小さいが、特殊鋼のニッチ市場で存在感。2026年3月期は増収増益予想で、営業利益率8.61%と改善見込み。自動車・産業機械向け需要が牽引。

強み

  • 高付加価値の特殊鋼で差別化。競合が少ない。
  • 2026年3月期は営業利益率8.61%へ上昇見込み。
  • 自動車・機械業界からの受注が安定。
  • 自己資本比率が高く、財務リスクが低い。

課題

  • 大手製鉄に比べ事業規模が小さく、価格交渉力が弱い。
  • 鉄原料価格の高騰が利益を圧迫するリスク。
  • 国内鉄鋼需要の縮小傾向が成長の制約に。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

鉄鋼の時価総額近傍。太字がメタルアート

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15659日本精線436億円19.9倍
25408中山製鋼所402億円14.0倍
35632三菱製鋼370億円11.7倍
45464モリ工業364億円10.6倍
55484東北特殊鋼336億円25.9倍
65644メタルアート232億円7.8倍
75698エンビプロ・ホールディングス232億円9.3倍
85658日亜鋼業208億円18.1倍
97305新家工業144億円17.4倍
105660神鋼鋼線工業112億円10.0倍
115695パウダーテック89億円21.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2013年度から2026年度までの売上高の推移

提供された財務データによれば、当社グループの連結売上高は2013年3月期の257億円から、2026年3月期(予想)の453億円へと増加傾向にある。2016年3月期には235億円まで減少したが、その後回復し、2019年3月期には321億円、2023年3月期には442億円に達した。2024年3月期は450億円とほぼ横ばいとなり、2025年3月期(予想)は440億円、2026年3月期は453億円を見込む。この間、自動車部品を中心とした受注変動が売上高に影響を与えている。

2013年度から2026年度までの純利益の変遷

当期純利益は、2013年3月期の10億円から変動を繰り返した。2016年3月期には2億円の損失を計上したが、翌期には7億円の黒字に回復。その後、2018年3月期は4億円に低下したものの、2022年3月期には22億円まで拡大した。2024年3月期は21億円、2025年3月期(予想)は20億円、2026年3月期は27億円を見込む。損失計上は海外子会社の業績悪化や為替影響が要因と考えられるが、詳細な分析は開示されていない。利益率の向上は、原価低減と価格転嫁の推進による。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マーケティング戦略:新価値創出

    新商品・新事業の創出と具現化、収益性重視の中長期販売戦略、海外ビジネスモデルの完成と次期戦略を実行する。

  2. 02

    ものづくり戦略:技能とデジタルの融合

    マーケティングと連動したロードマップ実行、AI導入・産学連携、ICT活用による効率化、TQM・TPM活動、オンリーワン商品開発、IoT活用等で競争力を高める。

  3. 03

    ひとづくり戦略:原点に帰った人材育成

    経営理念・行動指針の浸透、タフ&マルチ・グローバル人財、スペシャリスト人財の育成、従業員のしあわせづくり活動に取り組む。

  4. 04

    コトづくり戦略:地域貢献推進

    地域密着活動の参画・企画、環境負荷低減を積極的に推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で668人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、9期前と比べて+17.1%平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は17.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月614
2018年3月674
2019年3月52539.011.8711
2020年3月53039.712.5732
2021年3月49540.313.2723
2022年3月54840.913.9709
2023年3月57241.915.0693
2024年3月57942.615.8682
2025年3月59743.016.3671447
2026年3月61543.717.1668584

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.8%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)75.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
水口工場 — 滋賀県甲賀市5,064百万円
本社事務所 及び本社工場 — 滋賀県草津市4,216百万円
宮崎ひむか工場 — 宮崎県東臼杵郡 門川町3,410百万円
PT.METALART ASTRA INDONESIA 本社事務所 及び本社工場 — インドネシア共和国2,429百万円
水口第2工場 — 滋賀県甲賀市1,153百万円
㈱メタルヴィレッジ — 滋賀県草津市1,040百万円
馬場第2工場 — 滋賀県草津市913百万円
馬場第1工場(リンク加工・組立) — 滋賀県草津市607百万円
馬場第1工場(精密鍛造工程) — 滋賀県草津市292百万円
主な関係会社
  • 海外
    PT.METALART ASTRA INDONESIA(注)1・(注)2
    インドネシア共和国 西ジャワ州カラワン県 KIIC工業団地 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    株式会社メタルヴィレッジ(注)3
    滋賀県草津市 · 連結子会社
    議決権40.0%
  • 国内
    ダイハツ工業株式会社
    大阪府池田市 · その他の関係会社
    議決権35.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は453億円営業利益39億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.0%、利益が+30.0%。

売上高
+3.0%
453億円
営業利益
+30.0%
39億円
純利益
+35.0%
27億円
営業利益率
8.6%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高436億円453億円
営業利益27億円39億円
純利益16億円27億円
1株あたり配当¥160¥160

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は109億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−0.9%、営業利益は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1218
2024年1Q11054.54
2024年2Q124129.78
2024年3Q12486.56
2024年4Q923
2025年2Q217156.911
2025年4Q223156.79
2026年2Q222156.89
2026年4Q2312410.418
2027年1Q10976.45

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は257億円から453億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2571710
2014年3月2722214
2015年3月2581610
2016年3月235−1−2
2017年3月265117
2018年3月30594
2019年3月321128
2020年3月326128
2021年3月2832114
2022年3月3503322
2023年3月4423926
2024年3月4503221
2025年3月44030336.820
2026年3月45339428.627

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高453億円のうち、営業利益として残るのは39億円8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.7%388億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.7%26億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%39億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
8.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.3pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.9pt
10.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが49億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は107億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月19−7−21216
2014年3月57−31−12640
2015年3月15−25−2−1029
2016年3月−5−81−1317
2017年3月24−9−11530
2018年3月19−21−2−227
2019年3月21−3018−935
2020年3月27−14−41343
2021年3月50−1103984
2022年3月18−22−2−480
2023年3月40−35−4582
2024年3月39−367395
2025年3月55−40−91597
2026年3月49−30−1119107

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は463億円。このうち返さなくてよい自己資本が292億円で、自己資本比率は56.3%(業種中央値60.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2209712344.2
2014年3月24711413344.6
2015年3月25312113246.9
2016年3月22411211250.3
2017年3月25211913347.1
2018年3月26712414346.3
2019年3月29914715244.4
2020年3月28914514445.6
2021年3月31116814348.5
2022年3月38619619045.5
2023年3月42322320047.2
2024年3月44025318750.9
2025年3月44326517753.0
2026年3月46329217056.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
107億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
212億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
170億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

鉄鋼 38社との比較

同じ鉄鋼の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率38社中4位あたり、逆に低いのは配当利回り38社中33位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.9%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 7.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.6%/中央値 5.0%
P25 2.6%P75 6.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.3%/中央値 60.7%
P25 52.5%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
3.0%/中央値 -4.1%
P25 -8.9%P75 -0.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.3%
P25 2.4%P75 3.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥7,360で、1年前と比べて+101.7%過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。

¥7,360-2.8%1ヶ月+2.8%1年+101.7%時価総額232億円
過去52週の値幅
安値¥3,685高値¥7,750

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)13.1倍
PBR0.81倍
配当利回り2.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月から7月にかけて7500〜7700円の狭いレンジで推移していたが、7月30日に7120円まで急落。翌31日には1.8%反発したものの、25日移動平均線7631円を約5%下回る。年初来高値7750円に近い水準から調整が入り、RSIは28.4と売られ過ぎ圏。一方、200日線を約28%上回っており、中期的な上昇トレンドは継続中。1年間で103.5%上昇しており、高値警戒感からの利益確定売りが中心とみられる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは7.72倍と業界平均の112.85倍を大幅に下回り、PBRは0.80倍と1.00倍を割り込み割安。ROEは10.9%と良好で、配当利回り2.07%は平均の3.26%を下回るものの、配当性向7.4%と低く増配余地あり。業績は2026年3月期に増収増益予想で、営業利益率8.61%と改善。両面性として、割安であるが配当利回りは業界平均を下回る点が挙げられる。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍114.6倍
PER (予想)13.1倍
PBR0.81倍0.75倍
ROE10.9%5.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

鉄鋼業界のサイクルと収益力の改善が焦点。PBRは1倍割れで割安感があるが、需要変動の影響が大きい。強気派は高付加価値製品の伸長と財務健全性を評価し、弱気派は原材料高と需要減退のリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 割安感のある評価

    PBR 0.80倍と解散価値割れ、配当利回り2%超。

  • 高付加価値化

    特殊鋼の需要増で利益率が向上、営業利益率8.6%と堅調。

  • 業績安定

    売上高は横ばいながら利益は安定して推移。

  • 営業利益30億→39億円、利益率8.61%に改善2026年3月期影響

    売上高453億円、営業利益39億円で前期比9億円増

  • PER7.7倍と割安、純利益27億円で低評価通年影響

    時価総額229億円・PER7.7倍は鉄鋼セクターで割安

  • PBR0.80倍と純資産割れ、資本効率改善余地通年影響

    PBR0.80倍と解散価値を下回り、株主還元強化への期待

  • 株価1年で103%上昇、上昇トレンド継続継続影響

    過去1年で+103%、需給が強く短期的な上昇圧力

マイナスに働く材料7
  • 需要サイクル

    鉄鋼需要は景気に連動し、特に自動車・建設の低迷が逆風。

  • 原材料コスト

    鉄鉱石・石炭高が収益を圧迫する可能性。

  • 設備過剰

    国内鉄鋼業は供給過剰で価格競争が続く。

  • 売上高453億円と横ばい、成長性が乏しい通年影響

    売上高は440→453億円と微増、需要が頭打ち

  • 営業利益率8.61%は低水準、原料高の影響継続影響

    鉄鋼業界の競争で利益率改善は限定的、原材料価格が変動

  • 外国人保有9.58%と低く、需給が偏る継続影響

    浮動株比率が低く、海外勢の売買が乏しい

  • 配当利回り2.07%と相対的に低い通年影響

    株価上昇で利回りが低下、配当目的の買いは入りにくい

次の決算で確かめる点
売上高・営業利益
景気変動の影響と収益力を測る基本指標。
出荷量
需要動向と稼働状況を反映。
原材料価格
利益率に直接影響、コスト変動を監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり160で、前期から+12.8%いまの株価に対する利回りは2.17%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥160
1株あたり
配当利回り
2.17%
いまの株価に対して
配当性向
7.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3044.3
2018年3月300.024.6
2019年3月3516.76.0
2020年3月350.024.0
2021年3月4528.614.8
2022年3月7464.415.8
2023年3月9021.613.6
2024年3月11831.140.0
2025年3月13312.741.0
2026年3月15012.87.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥160

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,618人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.8%を占め、残る53.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他39.840.944.841.642.741.4
事業法人45.841.241.041.340.340.2
外国法人2.55.33.36.96.29.6
自己株式4.24.26.76.78.19.3
金融機関8.15.76.16.77.06.6
証券会社3.86.94.73.53.82.3
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ダイハツ工業㈱32.84
02㈱ゴーシュー4.05
03INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)3.67
04松澤孝一3.55
05㈱滋賀銀行3.17
06RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.28
07㈱りそな銀行1.90
08メタルアート社員持株会1.49
09㈱日本カストディ銀行(信託口)1.33
10上田八木短資㈱1.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近20
  • 2026-08-13
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    26.74%
    +2.04pt
  • 2026-08-06
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    24.70%
    +2.32pt
  • 2026-08-03
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    22.38%
    +1.20pt
  • 2026-07-31
    ダイハツ工業株式会社
    新規の大量保有報告
    32.84%
  • 2026-07-27
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    21.18%
    +2.63pt
  • 2026-07-16
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
  • 2026-07-01
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
  • 2026-06-17
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
  • 2026-06-17
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
  • 2026-06-08
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
  • 2026-06-04
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    2.76%
    -2.26pt
  • 2026-06-03
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
  • 2026-06-01
    村上 貴輝
    新規の大量保有報告
    8.98%
    +1.22pt
  • 2026-06-01
    村上 貴輝
    新規の大量保有報告
    7.76%
    +1.45pt
  • 2026-06-01
    村上 貴輝
    新規の大量保有報告
    6.31%
  • 2026-06-01
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.80%
    -0.18pt
  • 2026-06-01
    村上貴輝
    変更報告
    6.31%
  • 2026-06-01
    村上貴輝
    変更報告
    7.76%
    +1.45pt
  • 2026-06-01
    村上貴輝
    変更報告
    8.98%
    +1.22pt
  • 2026-05-29
    村上貴輝
    新規の大量保有報告
    8.98%
    +1.22pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1360%、1株純資産は14期で+1377%。直近期のROEは10.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月6461611.04.818.1
2014年3月8872613.44.415.6
2015年3月3123,8468.66.114.9
2016年3月−573,568−1.651.3
2017年3月2173,7675.96.344.3
2018年3月1273,9203.315.524.6
2019年3月2544,2196.25.16.0
2020年3月2664,3576.34.424.0
2021年3月4514,9929.74.214.8
2022年3月7335,81013.62.715.8
2023年3月8806,78114.03.313.6
2024年3月7197,60410.05.340.0
2025年3月6798,0848.74.741.0
2026年3月9399,09510.95.37.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額139百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
友岡正明代表取締役 社長5911,601
戸村一弥常務取締役61679
福本照久取締役563,379
荻野奈緒取締役48
大石悠人取締役45
溝井辰雄常勤監査役622,200
山川剛司監査役56
村松千左子監査役49

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4594041511930
監査役11201212
社外取締役3883

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容338字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社、子会社2社及びその他の関係会社1社により構成されております。当社及び子会社1社は、精密型打鍛造品の製造販売に関する事業を主として行っており、その製品は自動車及び建設機械部品を主としております。なお、連結子会社 株式会社メタルヴィレッジは農産物の製造・販売事業であります。 当該事業における当社及び関係会社の位置づけは、次の通りであります。 鍛工品関連 自動車、建設機械  …… 及びその他部品   当社が製造販売しております。PT.METALART ASTRA INDONESIAは、鍛造品を製造し、現地法人へ販売しております。その他の関係会社ダイハツ工業㈱へは製品を販売しております。 事業の系統図は次の通りであります。
経営方針・対処すべき課題1,386字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「①常に新たな価値を生みだしお客様の感動を創造します。②革新的なものづくりを通じて社会の発展に貢献します。③リスクを恐れず挑戦し成長する喜びを共感します。」を経営理念とし、お客様、取引先及び株主、従業員がともに満足を得られる経営を行い、社会・環境に貢献することを基本方針としております。 (2)対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、国内景気は、賃金上昇や雇用環境の改善に加え、インバウンド需要が高水準で推移しており、全体としては緩やかな回復基調が続くものと見込まれます。一方で、米国の通商・金融政策や世界経済の減速が国内にも影響を及ぼす可能性があり、景気の先行きには依然として不透明感が残るものと考えられます。海外においては、米国では高金利の継続により個人消費や設備投資の勢いが鈍化することが懸念されるほか、通商政策を巡る不確実性も続くと見込まれます。さらに、欧州における物価動向や景気減速への懸念、中国経済の回復の遅れに加え、中東情勢を含む地政学的リスクの高まり、為替の変動などが重なり、世界経済全体としても先行き不透明な状況が続くものと予想されます。 このような経営環境に対応するため、「原点回帰と変革」を基本に、「2030年グループビジョン」を策定し、各種施策に取り組んでおります。 「2030年グループビジョン」の骨子は以下のとおりです。 1 めざす姿 ・ダントツものづくりのグローバル企業 ・新規事業を創出し大変革に対応できる企業 ・地域貢献活動を通じ地域に愛される企業 2 2030年グループビジョン スローガン 「ワクワクする会社になろう!」 3 めざす姿を実現するための4つの戦略 1)マーケティング戦略 ~新たな価値の創出~ ・新商品・新事業の創出とその具現化 ・収益性に重点を置いた中長期販売戦略の実行 ・海外ビジネスモデルの完成と次期戦略実行 2)ものづくり戦略 ~技能伝承とデジタル技術の融合~ <基盤> ・マーケティング戦略と連動したロードマップ実行 ・AI導入と産学連携 ・人員適正化 <現場力> ・ICT活用による効率化 ・TQM、TPM活動をベースとした全員参加の競争力向上活動 <開発力> ・オンリーワン商品を生み出す先行開発強化 ・IoTを活用したDE進化 3)ひとづくり戦略 ~原点に帰ったひとづくり・文化づくり~ ・経営理念、メタルアートウェイ、行動指針の浸透 ・タフ&マルチ、グローバル人財の育成 ・スペシャリスト人財の育成 ・従業員のためのしあわせづくり活動 4)コトづくり戦略 ~地域貢献を積極的に推進~ ・地域密着活動の参画・企画 ・環境負荷低減 この「2030年グループビジョン」を基軸に、グループ社員全員参加で挑戦しつづけ、めざす姿の実現に向け取り組んでまいります。併せてESG経営を実践し、当社の企業価値を高めてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値を拡大するために、売上高経常利益率並びに自己資本比率を向上させることが重要と考えております。
事業等のリスク2,173字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 Ⅰ損益及び財務に関するもの (1)素材、部品等仕入価格の変動リスク 当社グループでは、製品を製造するための鋼材、部品等を購入しておりますが、これらの世界市場における需要の動向、生産の環境変化等により購入価格が変動した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)受注変動のリスク 当社グループの売上は、自動車部品及び建設機械部品が90%以上を占めているため、自動車及び建設機械の国内外の販売の状況に影響され、売上高及び利益が大きく変動する可能性があります。 また、当社グループの主要販売先である自動車業界、建設機械業界においては、今後益々、中国、東南アジア、インドなどの新興国市場への需要開拓が進むとともに、製品の低価格化並びに現地生産化が進み、それに伴い当社グループの製品価格の下落、お客様の現地調達化による受注減少により売上高及び利益が変動する可能性があります。 (3)金利変動リスク 当社グループでは、金利動向などを踏まえ、運転資金については主に短期借入金で調達しており、設備投資については基本的に長期借入金で対応しております。今後、金利が上昇した際には、支払利息の増加による業績への影響が生じる可能性があります。 (4)海外活動に関するリスク ① 為替リスク 海外子会社の財務諸表は原則として現地通貨で作成後、連結財務諸表作成のため円換算されております。したがって、決算時の為替レートにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 政治・経済状況の変化などに伴うリスク 当社グループが事業展開するインドネシアにおいて、法律・規制の大きな変化、政治・経済状況の急激な変化、テロ・戦争等の社会的・政治的混乱など予測し難い事態が発生した場合、また米国による相互関税等通商政策による直接的な影響は限定的でありますが、この通商政策による世界経済の後退につながった場合は、当社グループの経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。 (5) 自然災害・事故災害に関するリスク ① 大規模な自然災害によるリスク 当社グループは、自然災害に対する被害・損害を最小限にするための防災、減災、さらには危機管理体制を重要なものと位置付けて取り組んでおりますが大規模な自然災害、特に東南海沖を中心とした大規模な地震の発生とそれに伴う想定以上の大津波、また、地球温暖化が要因のひとつとされる巨大台風による大規模な水害が発生した場合は、顧客に安定して製品を供給できなくなるなど、当社グループの経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。 ② 火災、爆発事故によるリスク 当社グループは、危険物及び化学薬品の取扱いについて、事故発生の未然防止のための安全操業体制の強化に日々取り組んでおりますが、当社グループにおいて、火災事故、爆発事故が発生した場合、一時的に操業を停止するなど、当社グループの経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。 ③ 新型コロナウイルス等、感染拡大によるリスク 当社グループの従業員に新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に操業を停止するなど、当社グループの経営成績、財務状況等に影響を与える可能性があります。当社グループではこれらのリスクに対応するため、予防や拡大防止に対して適切な管理体制を構築しております。 ④ 情報セキュリティによるリスク 当社グループは、事業活動において顧客情報・個人情報等を入手することがあり、また、営業上・技術上の機密情報を保有しております。当社グループはサイバー攻撃等による不正アクセスや情報漏洩等を防ぐため、管理体制を構築し適切な安全措置を講じております。しかし、顧客情報・個人情報等の漏洩等の事故が発生した場合には、当社グループの社会的信用の低下等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、サイバー攻撃等によるシステム障害が発生した場合には、生産や業務の停止、競争優位性の喪失、社会的信用の低下等により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 Ⅱその他 (1) 環境維持 当社グループは、環境保護を経営の最重要課題の一つと捉え、ISO14001を取得し、環境対策には万全を期しておりますが、環境保護に対する社会的要請は年々高まり、環境関連法規制は年々厳しさを増しております。 当社グループとしては、今後も社会の要請にこたえるべく全力を挙げてまいりますが、将来、環境維持に関するコストが当社グループの許容しうる範囲を超えて高まる可能性もあります。その際には、当社グループの財務状況と業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,933字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃金上昇の継続や雇用環境の改善を背景に、個人消費マインドの持ち直しやインバウンド消費の増加が見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、円安基調の継続による輸入物価の上昇や人手不足の常態化などが企業活動や個人消費に影響を及ぼし、先行きに対する不透明感は依然として残る状況となりました。世界経済においては、米国ではインフレ抑制を目的とした高金利水準が継続する中、個人消費や設備投資に鈍化の動きが見られました。欧州においても、エネルギー価格の高止まりや物価上昇の影響を受け、景気減速への懸念が続きました。中国経済では、不動産市場の低迷や内需の弱さが継続しており、景気回復の足取りは鈍い状況で推移いたしました。さらに、米国の通商政策を巡る動向に加え、中東情勢を含む地政学的リスクの長期化や国際情勢の緊張を背景に、為替市場や金融市場は不安定な動きとなるなど、世界経済全体としても依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況下、当社グループの受注環境は、自動車部門においてはアセアン市場の経済低迷により海外子会社の販売が減少したものの、国内では一部顧客の出荷停止の影響が解消されたことに加え、需要が底堅く推移したことから、売上高は前期比で増加しました。建設機械部門および農業機械部門では、需要の低迷は続いているものの、底打ちの兆しが見られ、売上高は前期比で増加しました。また、その他の部門においても、依然として需要の力強さは見られないものの、新規拡販の寄与により、売上高は前期比で増加しました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は452億8千9百万円(前期比3.0%増)となりました。部門別では、自動車部品は376億4千6百万円(前期比1.8%増)、建設機械部品は52億9千8百万円(前期比4.8%増)、農業機械部品は8億4千9百万円(前期比15.0%増)、その他部品は14億9千4百万円(前期比27.9%増)となりました。 損益面におきましては、売上の増加に加え、グループを挙げて徹底した原価低減を進めるとともに、エネルギー等の資源価格高騰や労務コスト上昇分の価格転嫁を推進した結果、営業利益は39億5百万円(前期比30.4%増)となり、経常利益は41億9千3百万円(前期比28.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に計上した受取補償金の反動減や、海外子会社からの配当金に係る源泉所得税を法人税等に計上した影響があったものの、営業利益および経常利益が増加したことにより、26億9千3百万円(前期比34.8%増)となりました。 総資産は、前連結会計年度末に比べ20億1百万円増加し、462億6千3百万円となりました。 資産の部では、流動資産は、現金及び預金が9億8千9百万円増加、受取手形及び売掛金が1億9千3百万円増加、電子記録債権が6千6百万円増加、仕掛品が3億1千7百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ9億4千3百万円増加し、254億5百万円となり、固定資産は、有形固定資産が10億3千5百万円増加したこと等により前連結会計年度末に比べ10億5千7百万円増加し、208億5千7百万円となりました。 負債の部では、流動負債は、電子記録債務が7億7千5百万円減少、短期借入金が6億円増加、未払法人税等が1億4百万円増加、またその他に含まれている未払金が2億7千3百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億2千6百万円増加し、148億9千9百万円となり、固定負債は、長期借入金が7億9千9百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ9億2千5百万円減少し、21億4千8百万円となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益26億9千3百万円の計上による増加、剰余金の配当による4億1千4百万円の減少、為替換算調整勘定が2億3千万円増加したことにより、前連結会計年度末に比べ27億円増加し、292億1千5百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9億8千9百万円増加し、107億2千4百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は49億8百万円(前期は54億8千2百万円の増加)となりました。この主な増加要因としては、税金等調整前当期純利益41億9千3百万円、減価償却費24億3百万円、また、減少要因としては、売上債権の増加2億3千7百万円、仕入債務の減少11億5千8百万円、法人税等の支払10億4千9百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は30億4千6百万円(前期は40億1百万円の減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出30億2百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は10億9千1百万円(前期は8億9千4百万円の減少)となりました。この主な増加要因としては、短期借入れによる収入326億9千万円、また、減少要因としては短期借入金の返済による支出320億9千万円、配当金の支払額4億1千3百万円、非支配株主への配当金の支払額3億2千5百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門の名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品   37,009   1.8 建設機械部品   5,209   4.9 農業機械部品   835   15.0 その他   1,468   27.9 合計   44,522   3.1 (注) 1 上記金額は販売価格をもって示しております。 2 外注製品の仕入を含んでおります。 (2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門の名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品   37,801   0.2   6,034   2.6 建設機械部品   5,294   7.2   1,356   △0.4 農業機械部品   812   13.5   170   △18.0 その他   1,622   27.9   455   39.1 合計   45,529   2.0   8,016   3.1 (注) 上記金額は販売価格をもって示しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門の名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品   37,646   1.8 建設機械部品   5,298   4.8 農業機械部品   849   15.0 その他   1,494   27.9 合計   45,289   3.0 (注) 1 主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ダイハツ工業㈱   12,924   29.4   14,576   32.2 トヨタ自動車㈱   6,457   14.7   6,111   13.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討の内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) 総資産は、前連結会計年度末に比べ20億1百万円増加し、462億6千3百万円となりました。 資産の部では、流動資産は、現金及び預金が9億8千9百万円増加、受取手形及び売掛金が1億9千3百万円増加、電子記録債権が6千6百万円増加、仕掛品が3億1千7百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ9億4千3百万円増加し、254億5百万円となり、固定資産は、有形固定資産が10億3千5百万円増加したこと等により前連結会計年度末に比べ10億5千7百万円増加し、208億5千7百万円となりました。 負債の部では、流動負債は、電子記録債務が7億7千5百万円減少、短期借入金が6億円増加、未払法人税等が1億4百万円増加、またその他に含まれている未払金が2億7千3百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億2千6百万円増加し、148億9千9百万円となり、固定負債は、長期借入金が7億9千9百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ9億2千5百万円減少し、21億4千8百万円となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益26億9千3百万円の計上による増加、剰余金の配当による4億1千4百万円の減少、為替換算調整勘定が2億3千万円増加したことにより、前連結会計年度末に比べ27億円増加し、292億1千5百万円となりました。 (経営成績の分析) 当連結会計年度の経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概況 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 売上高経常利益率の推移につきましては、以下の通りであります。 91期   92期   93期   94期   95期 決算期   2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 売上高経常利益率(%)   9.5   8.7   7.0   7.4   9.3 (キャッシュ・フローの分析) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ②資本の財源及び資金の流動性についての分析 (資金需要) 当社グループの資金需要の主なものは、設備投資などの長期資金需要と製品製造のための材料及び部品購入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の運転資金需要であります。 (財務政策) 当社グループは、事業活動のための適切な資金調達、適切な流動性の維持及び財務構造の安定化を図ることを財務方針としております。設備投資などの長期資金需要に対しては、内部留保及び主に長期借入債務により、また、運転資金需要には短期借入債務により対応しております。借入債務については、主に金融機関からの借入によって調達しております。 資金マネジメントについては、当社と子会社の資金管理の一元化を図るなかで、緊密な連携をとることにより、資金効率の向上を図っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積もりは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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