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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

いよぎんホールディングス

Iyogin Holdings,Inc.5830 · Prime · 銀行業

愛媛県地盤の地域銀行グループ。預金・貸出を核にリース・クレジットなど金融サービスを提供。

概要

いよぎんホールディングスは、2022年10月に伊予銀行の単独株式移転で設立された銀行持株会社である。愛媛県松山市に本社を置き、四国・瀬戸内地域を地盤に、142支店・8出張所の伊予銀行を中核にリース、証券、システム開発などのグループ企業を擁する。2026年3月期の連結経常収益は2,661億円、純利益は743億円と過去最高を更新。総資産は9兆5,398億円、預金等残高は7兆2,797億円に達する。

伊予銀行を中核とする3セグメント体制

当社グループは、銀行業、リース業、その他(情報処理・証券)の3セグメントで構成される。中核の伊予銀行は預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務を提供し、グループ収益の9割以上を占める。リース業はいよぎんリースが担い、設備投資支援を行う。その他では、いよぎんコンピュータサービスがシステム開発、四国アライアンス証券が証券業務を手掛ける。2026年3月期のセグメント利益は銀行業981億円、リース業5億円、その他379億円であった。グループ全体の連結従業員数は3,098人(臨時・嘱託含む)である。

四国・瀬戸内に密着した店舗網と貸出

伊予銀行は本店ほか142支店、8出張所を展開し、愛媛県を中心に四国・瀬戸内地域に密着した営業を行う。貸出金残高は6兆1,072億円で、うち中小企業向け貸出金が3兆4,084億円と約56%を占める。預金等残高は7兆2,797億円。地域経済の活性化を目的に、事業承継支援ファンドやベンチャーファンドを相次いで設立しており、2026年1月までにいよベンチャーファンド7号・8号、いよぎん事業承継・成長支援ファンド1号~3号など計9本のファンドを組成している。

増収増益を続ける経営成績と中期計画

連結経常収益は2023年3月期1,730億円から2026年3月期2,661億円へ3年連続で増加。親会社株主に帰属する当期純利益も同期間で279億円から743億円へ拡大し、過去最高を更新した。2026年度を最終年度とする中期経営計画では、連結ROE8.50%以上、連結コアOHR48%程度、成長投資100億円を目標とする。非財務指標として、CO2排出量50%削減(2013年度比)、従業員エンゲージメントスコア72、お客さまCX指標7.10などを掲げ、サステナビリティ経営を推進している。

業界の中での役割は地方銀行グループ、地域密着型金融サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,661億円
経常利益
992億円
利益率
37.3%
純利益
743億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

株式会社伊予銀行が142店舗・8出張所で預金・貸出・有価証券投資・為替等の銀行業務を展開。子会社では事務代行、信用保証、債権管理回収、クレジットカード、有価証券投資、投資ファンド運営等を行う。

主な製品・サービス4
預金業務
個人・法人向けの預金受け入れ。地域密着型営業を展開。
貸出業務
地元企業・個人への融資。地域経済の活性化を支援。
有価証券投資業務
有価証券への投資による資産運用。
為替業務
国内外の為替取引サービス。

02リース業準主力

いよぎんリース株式会社がリース業務を展開。顧客の設備投資等をリースで支援。

主な製品・サービス1
リース業務
各種動産・不動産のリース契約。企業の設備投資ニーズに対応。

03その他副次

情報処理受託・ソフトウェア開発業、証券業等の金融関連サービスを提供。グループ全体の業務効率化や顧客の多様なニーズに対応。

主な製品・サービス2
情報処理受託・ソフトウェア開発
銀行業務システム等の開発・運用受託。グループ内のIT基盤を支える。
証券業
有価証券の売買・仲介等の証券業務。

製品と技術

個人・法人向け預金貸出と為替業務

伊予銀行が提供する預金業務は、普通預金、定期預金、譲渡性預金など多岐にわたる。貸出業務では、事業性融資、住宅ローン、教育ローンなどを通じて地域の個人・法人を支援する。2026年3月期の預金等残高は7兆2,797億円、貸出金残高は6兆1,072億円に達した。為替業務では内外送金、貿易為替を扱い、地域の国際取引を支える。また、有価証券投資業務により自己勘定での資産運用も行い、収益源の一つとなっている。

いよぎんリースによる設備投資支援

いよぎんリース株式会社は、動産・不動産のリース契約を提供し、企業の設備投資をリースで支援する。2026年3月期のリース業セグメント経常収益は214億63百万円、セグメント利益は5億24百万円であった。リース物件は機械、車両、情報機器など多岐にわたり、地元企業の資本支出ニーズに対応する。

ベンチャーファンドと事業承継ファンド

グループは、いよベンチャーファンド(7号・8号)、いよぎん事業承継・成長支援ファンド(1号~3号)、いよエバーグリーン事業承継応援ファンド(3号)、いよ一次産業未来ファンド、IHD STRATEGY FUNDなど複数のファンドを運用する。これらは地域のベンチャー企業への投資、事業承継時の資本提供、一次産業の成長支援を目的とする。2026年1月までに計9本のファンドを組成しており、投資事業有限責任組合の形式で運営される。

いよぎんデジタルソリューションズの設立

2023年4月に設立された株式会社いよぎんデジタルソリューションズは、グループのデジタル化推進を担う。情報処理受託・ソフトウェア開発業務を行い、銀行業務システムの高度化や新たなデジタルサービスの開発を手掛ける。同社は伊予銀行のシステム基盤を支えるとともに、グループ全体の業務効率化に貢献する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

愛媛地盤の地銀持ち株、収益拡大中で内需型

いよぎんホールディングスは愛媛県を中心とする地域金融グループで、地盤とする四国地方で強い顧客基盤を持つ。同行の収益は増加傾向にあり、2024年3月期の1928億円から2026年3月期には2661億円まで拡大する見込み。地銀セクターでは、しずおかフィナンシャルグループやちゅうぎんフィナンシャルグループと比較されるが、規模ではやや小さく、地域密着型の強みを活かした融資やリテール業務が主体。楽天銀行のようなデジタル特化型とは異なり、伝統的な店舗網を強みとする。一方で、人口減少や低金利環境が課題。

強み

  • 愛媛県を中心に強固な顧客基盤を持ち、地域経済の成長を支える。
  • 売上高が増加傾向で、2026年3月期には2661億円へ拡大見込み。
  • 伝統的な銀行業務で安定した収益基盤を確立している。
  • 同業他社と協業し、地域金融の効率化やサービス向上に取り組む。

課題

  • 地盤の愛媛県で人口減少が進み、市場縮小のリスクがある。
  • 長引く低金利環境で利ざやが縮小し、収益性の改善が課題。
  • メガバンクやネット銀行との競争が激化し、顧客流出の懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がいよぎんホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17167めぶきフィナンシャルグループ1.6兆円18.8倍
28354ふくおかフィナンシャルグループ1.5兆円17.3倍
35844京都フィナンシャルグループ1.5兆円14.5倍
48303SBI新生銀行1.4兆円11.3倍
58359八十二長野銀行1.3兆円19.3倍
65830いよぎんホールディングス1.2兆円15.7倍
78309三井住友トラストグループ1.2兆円13.4倍
88334群馬銀行1.1兆円18.5倍
95838楽天銀行1.1兆円15.0倍
108729ソニーフィナンシャルグループ1.1兆円20.5倍
118377ほくほくフィナンシャルグループ1.0兆円17.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

単独株式移転による持株会社設立と上場

2022年5月、伊予銀行は単独株式移転による持株会社設立に向け株式移転計画書を作成。同年6月の定時株主総会で承認を得た。2022年10月、単独株式移転によりいよぎんホールディングスを設立し、伊予銀行を完全子会社とした。同時に、伊予銀行が保有していたいよぎん保証、いよぎんキャピタル、いよぎん地域経済研究センター、いよぎんディーシーカード、いよぎんリース、いよぎんコンピュータサービス、四国アライアンス証券の全株式を現物配当で取得し、直接出資子会社に再編。同日、東京証券取引所プライム市場に上場した。

ベンチャーファンドとデジタル子会社の設立

2023年1月、いよベンチャーファンド7号投資事業有限責任組合を設立。同年2月にはいよぎん事業承継・成長支援ファンド投資事業有限責任組合を組成。4月にはデジタル専門子会社として株式会社いよぎんデジタルソリューションズを設立し、グループのデジタル化推進体制を整えた。これらのファンドは地域のベンチャー企業や事業承継ニーズに資金を供給する役割を担う。

事業承継ファンド2号と戦略ファンドの組成

2024年2月、いよぎん事業承継・成長支援ファンド2号投資事業有限責任組合を設立。2025年8月にはIHD STRATEGY FUND投資事業有限責任組合およびいよ一次産業未来ファンド投資事業有限責任組合を設立し、地域の事業承継や一次産業支援を強化した。これらのファンドは当社グループの事業ポートフォリオの多様化に貢献する。

事業再生債権回収子会社とファンドの拡充

2025年10月、事業再生債権回収を専門とする株式会社いしづち事業再生債権回収を設立。同年11月にはいよエバーグリーン事業承継応援ファンド3号投資事業有限責任組合を組成。2026年1月にはいよベンチャーファンド8号、いよぎん事業承継・成長支援ファンド3号を設立し、ファンドによる支援を継続的に拡大した。これにより地域企業の成長と承継を多角的に支える体制が整った。

年表13件を開く

2020年代

  • 2022年5月創業株式会社伊予銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成
  • 2022年6月創業株式会社伊予銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議
  • 2022年10月上場株式会社伊予銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる 株式会社伊予銀行が保有する いよぎん保証株式会社、いよぎんキャピタル株式会社、株式会社いよぎん地域経済研究センター、株式会社いよぎんディーシーカード、いよぎんリース株式会社、株式会社いよぎんコンピュータサービス及び四国アライアンス証券株式会社 の全株式を同行から現物配当の方法を用いて取得し、当社の直接出資子会社として再編 東京証券取引所プライム市場に上場
  • 2023年1月創業いよベンチャーファンド7号投資事業有限責任組合設立
  • 2023年2月創業いよぎん事業承継・成長支援ファンド投資事業有限責任組合設立
  • 2023年4月創業株式会社いよぎんデジタルソリューションズ設立
  • 2024年2月創業いよぎん事業承継・成長支援ファンド2号投資事業有限責任組合設立
  • 2025年8月創業IHD STRATEGY FUND投資事業有限責任組合設立
  • 2025年8月創業いよ一次産業未来ファンド投資事業有限責任組合設立
  • 2025年10月創業株式会社いしづち事業再生債権回収設立
  • 2025年11月創業いよエバーグリーン事業承継応援ファンド3号投資事業有限責任組合設立
  • 2026年1月創業いよベンチャーファンド8号投資事業有限責任組合設立
  • 2026年1月創業いよぎん事業承継・成長支援ファンド3号投資事業有限責任組合設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結ROE(純資産ベース)2026年度まで8.50%以上
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年度まで770億円
  • 連結コアOHR2026年度まで48%程度
  • 成長投資2026年度まで100億円
  • 当社グループのCO2排出量削減率(Scope1,2)2026年度まで△50%(2013年度比)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    営業×人財の構造改革

    デジタル実装をベースに「DH(Digital×Humanity)モデル」のヒューマン面を強化し、事業ポートフォリオと人財ポートフォリオを再構築することで10年先の「稼ぐ力」向上を目指す。

  2. 02

    サステナビリティ経営の実践

    特定した5つのマテリアリティ(気候変動、人口減少、地域経済、人的資本、インテグリティ)に基づき、成長・適応・強靭・改善の戦略を遂行し、社会インパクトと経済インパクトの極大化を図る。

  3. 03

    地域経済への貢献とコンサル強化

    金融仲介機能の強化やコンサルティング機能の発揮を通じて地域経済の持続的発展に貢献するとともに、金利環境変化に適応した資産・負債運営とリスク管理を高度化する。

  4. 04

    資本効率の向上と成長投資

    資本の健全性を背景に、積極的な成長投資、政策保有株式の削減、総還元性向の向上を推進し、ROEの向上を含めた企業価値向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で3,098人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は987万円で、3期前と比べて+5.1%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は18.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2023年3月93941.518.62,986
2024年3月95642.019.33,019
2025年3月95942.219.53,039
2026年3月98741.518.53,098

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 17 / 海外 0、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 愛媛県373億円
銀行業 — 愛媛県 他155億円
銀行業 — 愛媛県 松山市4,606百万円
銀行業 — 福岡県4,177百万円
銀行業 — 愛知県3,364百万円
銀行業 — 広島県3,088百万円
銀行業 — 大分県2,577百万円
銀行業 — 兵庫県2,038百万円
銀行業 — 高知県1,677百万円
銀行業 — 香川県1,467百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社伊予銀行
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    いよぎん保証株式会社
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    いよぎんキャピタル株式会社
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社いよぎん地域経済研究センター
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社いよぎんディーシーカード
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社いしづち事業再生債権回収
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    いよぎんリース株式会社
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社いよぎんコンピュータサービス
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    四国アライアンス証券株式会社
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社いよぎんデジタルソリューションズ
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    いよぎんビジネスサービス株式会社
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社いよぎんChallenge&Smile
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • いよベンチャーファンド4号投資事業有限責任組合愛媛県 松山市100%
  • いよベンチャーファンド5号投資事業有限責任組合愛媛県 松山市100%
  • いよベンチャーファンド6号投資事業有限責任組合愛媛県 松山市100%
  • いよエバーグリーン農業応援ファンド投資事業有限責任組合愛媛県 松山市100%
  • いよエバーグリーン農業応援ファンド2号投資事業有限責任組合愛媛県 松山市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,661億円経常利益992億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.7%、利益が+32.3%。

売上高
+14.7%
2,661億円
経常利益
+32.3%
992億円
純利益
+39.4%
743億円
利益率
37.3%
前期比 +4.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,700億円2,661億円
純利益770億円743億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は808億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+60.3%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q405−33
2024年1Q504136
2024年2Q494275.5111
2024年3Q45683
2024年4Q47465
2025年2Q1,2161028.4300
2025年4Q1,103233
2026年2Q1,3801218.8432
2026年4Q1,281311
2027年1Q808244

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 4期分

2023年3月期からの4期で、経常収益は1,730億円から2,661億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は24.5%から37.3%になった。経常収益は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
いよベンチャーファンド7号投資事業有限責任組合設立
2023年3月1,73042424.5279
いよぎん事業承継・成長支援ファンド2号投資事業有限責任組合設立
2024年3月1,92858630.4395
IHD STRATEGY FUND投資事業有限責任組合設立
2025年3月2,31975032.3533
いよベンチャーファンド8号投資事業有限責任組合設立
2026年3月2,66199237.3743

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益2,661億円のうち、経常利益として残るのは992億円37.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は743億円、売上の27.9%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金62.7%1,669億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益37.3%992億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
37.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.4pt
27.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.9pt
8.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年3月期は営業CFが−1,610億円、投資CFが2,388億円で、差し引きのフリーCFは778億円期末の手元現金は1.2兆円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2023年3月−3,6882,341−1281.36
2024年3月2,964−4,814−1111.17
2025年3月−1,6001,349−2401.12
2026年3月−1,6102,388−3421.16

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 4期分

2026年3月期の総資産は9.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が8,779億円で、自己資本比率は9.2%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2023年3月8.557,5987.798.9
2024年3月9.268,4308.429.1
2025年3月9.208,0278.408.7
2026年3月9.548,7798.669.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
6,165億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
8.7兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中5位あたり、逆に低いのは経常収益成長率79社中62位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.8%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
9.2%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率下位前期からの売上の伸び
14.8%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,980で、1年前と比べて+95.0%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥3,980-0.6%1ヶ月+12.1%1年+95.0%時価総額1.2兆円
過去52週の値幅
安値¥1,993.5高値¥4,117

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.7倍
PER (会社予想)14.8倍
PBR1.24倍
配当利回り2.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3,882円で、25日線3,683.64円を5.4%上回る。週足では7月中旬以降、上昇基調が続き、7月27日に3,785円へ急伸。その後は3,550〜3,880円で推移し、8月18日に4,039円と直近高値を更新。しかし、8月19日には3,820円と急落し、以降は3,830円前後で小動き。52週高値4,117円には5.7%迫り、52週安値1,993.5円からは94.7%上昇と高い位置。25日線・75日線・200日線はすべて上向きで、強い中期トレンドが続く。出来高は8月7日に293万株と急増したが、その後は減少し、8月21日は69万株と低調。上昇トレンドは健在だが、利益確定売りが出やすい局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは15.29倍で業界平均16.97倍を下回り、PBRは1.21倍で平均0.98倍を上回るが、銀行業では1倍未満が常態であり、相対的に妥当。ROEは8.83%と良好で、配当利回りは2.06%と平均2.38%を下回る。利益は増益基調で、経常収益も拡大。総合的に、株価はほぼ妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.7倍17.5倍
PER (予想)14.8倍
PBR1.24倍1.01倍
ROE8.8%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、地域経済の回復と金利上昇が収益を拡大するか。強気派は、金利上昇で貸出利ざやが改善し、地域経済の回復で融資需要が増えると見る。また、過去最高の純利益更新見通しや、デジタル化推進による生産性向上も評価する。弱気派は、人口減少や低金利環境の長期化、競争激化で収益力が伸び悩むと懸念し、利益成長の持続性を疑問視する。市場は金利動向と貸出残高の推移を注視している。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇で利ざや改善

    日銀の利上げで貸出金利が上昇し、収益が拡大する可能性

  • 地域経済の回復

    四国・瀬戸内地域の景況感が改善し、融資需要が増加

  • 純利益が過去最高を更新

    2026年3月期の純利益は743億円と過去最高見通し

  • 純利益743億円で過去最高更新通年影響

    2026年3月期の純利益は前期比約39%増の743億円。ROE8.83%と改善し、増益基調が続く

  • 営業収益が2661億円と15%増収通年影響

    前期比14.8%増の2661億円。順調な収益拡大が続く

  • 予想PER14.2倍と割安感決算発表後影響

    現在の実績PER15.0倍に対し、予想PERは14.2倍。増益によりバリュエーションが改善

  • 外国人持ち分17.5%は拡大余地継続影響

    外国人持ち分17.5%は増加余地があり、海外投資家の買いが加われば需給改善

マイナスに働く材料7
  • 人口減少で市場縮小

    四国地方は人口減少が続き、長期的に貸出市場が縮小

  • 低金利環境が続く可能性

    利上げが進まなければ利ざやは改善せず、収益が頭打ち

  • 競争激化

    地銀同士の競争や新興勢力の参入で預貸競争が激化

  • 株価1年で102.8%上昇、過熱感不定影響

    短期間で2倍超となり、利益確定売りに巻き込まれやすい

  • PBR1.25倍はROEに見合わず継続影響

    ROE8.83%に対してPBR1.25倍は割高。ROE改善が鈍ければ下押し

  • 配当利回り2.1%は相対的に低い通年影響

    利回り2.1%は増配余地があるとはいえ現状は低く、見劣りする

  • 純利益予想743億円の下振れリスク決算発表後影響

    もし予想に届かなければ、株価の反落も。特に金利低下や競争激化が阻害要因

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
金利環境の変化による利ざやへの影響を測る
預貸率
資金運用効率を示し、収益性の指標となる
手数料収入
非金利収入の成長を見て、収益の多様化を判断

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは2.01%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
2.01%
いまの株価に対して
配当性向
46.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年3月3098.1
2025年3月4550.058.6
2026年3月6033.346.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ31,630人。区分でいちばん多いのは金融機関28.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.6%を占め、残る43.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関37.231.930.728.6
事業法人29.328.428.127.8
個人・その他19.720.522.324.3
外国法人12.116.116.917.5
自己株式1.33.05.27.6
証券会社1.42.81.91.6
政府・自治体0.30.30.30.3
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社11.07
02株式会社日本カストディ銀行6.28
03日本生命保険相互会社2.83
04株式会社伊予鉄グループ2.26
05明治安田生命保険相互会社1.98
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.94
07大王海運株式会社1.91
08住友林業株式会社1.89
09住友生命保険相互会社1.73
10いよぎんグループ従業員持株会1.29

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 4期分

1株利益は4期で+185%、1株純資産は4期で+24%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2023年3月892,4623.88.431.8
2024年3月1292,7824.99.198.1
2025年3月1782,7186.59.958.6
2026年3月2543,0468.811.146.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額177百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
三好賢治取締役社長(代表取締役) (グループCEO)6636,000
長田浩取締役専務執行役員(代表取締役) (グループCFO)6314,000
仙波宏久取締役常務執行役員6013,000
伊藤眞道取締役(監査等委員)6454,000
上甲啓二取締役(監査等委員)761,000
野間自子取締役(監査等委員)673,000
田和宏取締役(監査等委員)662,000
大熊伸定59
木原光一常務執行役員
徳永貴司常務執行役員(グループCIO)
佐賀山隆常務執行役員(グループCOO)
藤田直明執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)472223513033
取締役(社内)1242424
社外取締役323238

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容674字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社17社、非連結子会社9社(持分法非適用)及び関連会社3社(持分法非適用)で構成され、銀行業務を中心に、リース業務等の金融サービスに係る事業を行っております。なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〔銀行業〕 株式会社伊予銀行の本店ほか支店142店、出張所8店においては、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務等を行い、地域に密着した営業活動を積極的に展開しており、グループの中心と位置づけております。 また、株式会社伊予銀行以外の連結子会社では、銀行事務代行業務、信用保証業務、債権管理回収業務、クレジットカード業務、有価証券投資業務、投資ファンドの運営業務等を行っております。 〔リース業〕 いよぎんリース株式会社において、リース業務等を行っております。 〔その他〕 その他業務として、情報処理受託・ソフトウェア開発業及び証券業等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 なお、2025年10月1日付で、株式会社いしづち事業再生債権回収を新規設立しております。
経営方針・対処すべき課題3,258字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、当社グループのすべての役職員が活動していくうえでの基本的な考え方として、「存在意義」・「経営姿勢」・「行動規範」から構成されるグループ企業理念を制定しており、自らの存在意義を「潤いと活力ある地域の明日を創る」と定め、その基本的な経営姿勢を「最適のサービスで信頼に応える」とし、これらの具現化のための行動規範として「感謝の心でベストをつくす」を掲げております。 当社は、グループ企業理念のもと、株主さま、お客さま、地域の皆さま及び従業員等のゆるぎない信頼を確立し、地域に根差した企業グループとしての社会的責任を果たしつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図りながら、地域経済の発展に貢献していくことを経営の基本方針としております。 (2) 中長期的な経営戦略と目標とする経営指標 <中長期的な経営戦略> 当社は、「新たな価値を創造・提供し続ける企業グループ」を長期ビジョンとして掲げており、当社グループがこれまで積極化してきたデジタル実装をベースに、「DHDモデル」の「H(ヒューマン)」に更なる磨きをかけることで、10年先を見据えた「稼ぐ力」を向上させていくために、「事業ポートフォリオ」及び「人財ポートフォリオ」の再構築を中心とした「営業×人財」の構造改革を実行し、長期ビジョンの実現及び企業価値の向上を目指してまいります。 このような考えのもと、「2024年度中期経営計画」(以下、「今中計」という。)では、構造改革のフェーズ1「基礎構築」の3年間として位置付け、役職員のマインドセットや行動の変革を促していく取組みを進めてまいります。 当社は、今中計の策定にあたって、地域社会の変化と幅広いステークホルダーのニーズを踏まえた、当社グループの価値創造に大きく影響する重要項目(マテリアリティ)として、「気候変動・環境負荷」「人口減少・少子高齢化」「地域経済・産業の持続的な発展」「人的資本の拡充」「インテグリティの追求」の5つのマテリアリティを特定いたしました。 また、これらのマテリアリティに基づき、「成長」「適応」「強靭」「改善」をキーワードに、各部門の戦略を策定いたしました。 当社グループは、各戦略を遂行することで、サステナビリティ経営を実践し、幅広いステークホルダーに対する社会インパクトを創出するとともに、「稼ぐ力」を向上させることで、当社グループの企業価値向上に向けた経済インパクトを極大化させることを目指してまいります。 <目標とする経営指標> 今中計における経営指標は、当社グループに与える経済インパクト(財務指標)及びマテリアリティごとの社会インパクト(非財務指標)を計る「インパクト指標」として構成します。 経済インパクト インパクト内容   インパクト指標   2026年度目標 収益性   連結ROE(純資産ベース)   8.50%以上 親会社株主に帰属する当期純利益   770億円 効率性   連結コアOHR   48%程度 成長性   成長投資   100億円 社会インパクト マテリアリティ   インパクト内容   インパクト指標   2026年度目標   目指す水準 気候変動・環境負荷   当社グループのCO2排出量の削減   当社グループのCO2排出量削減率(Scope1、2)   △50%(2013年度比)   CN達成(2030年度目標) 人口減少・少子高齢化   お客さまの保有資産の増加   お客さま1人あたりの総資産残高指数   108.0   121.0(2032年度目標) 地域経済・産業の持続的な発展   お客さまの収益力の向上   事業所1社あたりのキャッシュフロー指数   109.0   131.0(2032年度目標) 人的資本の拡充   従業員エンゲージメントの向上   従業員エンゲージメントスコア   72   76(2032年度目標) 従業員の生産性の向上   従業員1人あたりお客さま営業利益   6.1百万円   13.8百万円(2032年度目標) インテグリティの追求   顧客体験価値(CX)の向上   お客さまCX指標   7.10   7.10以上維持(2032年度目標) 情報開示の透明性向上   ステークホルダー対話回数   100回以上   毎年度100回以上継続 ESG評価機関の評価スコア   スコア向上   スコア向上・維持 (注) 1 「気候変動・環境負荷」に関する取組の詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 重要なサステナビリティ項目 ① 気候変動に関する取組」に記載しております。 2 「人口減少・少子高齢化」におけるお客さま1人あたりの総資産残高指数は、伊予銀行または四国アライアンス証券とお取引のある18~74歳の個人のお客さまの総預り資産残高をお取引先数で除したものを指数化しております。 3 「地域経済・産業の持続的な発展」における事業所1社あたりのキャッシュフロー指数は、当社グループの瀬戸内圏営業エリアにてお取引のある法人のお客さまのキャッシュフロー(経常利益+減価償却費)をお取引先数で除したものを指数化しております。 4 「人的資本の拡充」における従業員エンゲージメントスコアは、エンゲージメント計測ツール「wevox」の総合スコアとしております。また、従業員1人あたりお客さま営業利益は、当社グループの顧客部門の営業利益を連結従業員数(除く臨時・嘱託)で除した数値としております。 なお、取組の詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 重要なサステナビリティ項目 ③ 人的資本に関する取組」に記載しております。 5 「インテグリティの追求」におけるお客さまCX指標は、株式会社野村総合研究所のCXMM®(株式会社野村総合研究所の登録商標)に準拠して計測しております。ステークホルダー対話回数は、株主、機関投資家、個人投資家、及びお取引先等向けに開催したSRやIRの実施回数としております。また、ESG評価機関の評価スコアは、MSCI社、Sustainalytics社及びFTSE社によるESG評価スコアを採用しております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 金融緩和政策の転換を背景に「金利ある世界」へ移行するなど、当社グループを取り巻く経営環境は大きな変化の局面を迎えております。 また、人口減少・少子高齢化の進行により経済基盤の縮小が懸念されるほか、脱炭素社会への移行や人権尊重への取組みなど、サステナビリティに関する社会的要請も一層高まっております。 このような経営環境の認識を踏まえ、当社グループは、今中計のもと、マテリアリティに基づく各種戦略を遂行することで、長期ビジョンである「新たな価値を創造・提供し続ける企業グループ」の実現を目指してまいります。そして、金利環境の変化を踏まえた適切な資産・負債運営とリスク管理の高度化を図るとともに、金融仲介機能の強化やコンサルティング機能の発揮を通じて、地域経済の持続的な発展に貢献してまいります。 これまでに確立してきた資本の健全性を背景に、積極的な成長投資や、政策保有株式の削減、総還元性向の向上など、収益基盤の強化と資本効率の向上を推進し、ROEの向上を含めた企業価値向上に努めるとともに、「潤いと活力ある地域の明日を創る」というグループ企業理念のもと、当社グループ一丸となって金融/非金融の両面から地域の発展・成長、課題解決に貢献するサービスの提供に尽力してまいります。
事業等のリスク9,154字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループが認識している主要なリスクのうち、特に重要なリスクとして、信用リスク、市場リスク及びオペレーショナル・リスクがあげられます。当社グループでは、統合的なリスク管理方法の一つとして、信用リスクや市場リスク等を共通の尺度(VaRなど)を用いて計測しております。 当社グループでは、過度のリスクテイクを抑制するため、取締役会において、リスク資本をもとにしたリスク・カテゴリー毎のリスク・リミットを設定しております。運用・調達計画の策定に際しては、リスク・リミットを踏まえた計画を策定するとともに、リスク・リミットの遵守状況をグループALM委員会及び取締役会に報告を行っております。また、取締役会で策定するグループリスク管理計画においては、リスク・カテゴリー毎の管理施策及び管理項目を設定しております。設定した管理施策及び管理項目の状況については、リスク・カテゴリーに応じて、グループALM委員会、グループ信用リスク管理委員会又はグループオペレーショナル・リスク管理委員会に報告を行うとともに、取締役会に報告を行っております。 リスク計測システムの対象範囲と主な特徴 リスクの種類   信用リスク   市場リスク   オペレーショナル・リスク 対象範囲   貸出金及び株式、ファンド以外の有価証券   個人ローン   預貸金、有価証券等   - 計測手法   VaR(モンテカルロ法)   VaR(解析的手法-リスクウェイト関数)   VaR(分散共分散法)   標準的計測手法 信頼水準   99.9%   99.9%   99.9%   自己資本比率規制における標準的計測手法にて計算するオペレーショナル・リスク相当額 保有期間   1年   1年   120営業日 観測期間   -   -   1,200営業日 当社のリスク管理体制の整備の状況については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 信用リスク ① 不良債権の状況 当社グループは、地域金融機関の使命である地域に密着した金融機能を十分に発揮するとともに、より磐石な経営基盤を確立するため、不良債権の縮減に鋭意努めてまいります。しかし、国内外の景気動向、不動産価格・株価・為替、貸出先の経営状況が大幅に変動する場合には、当社グループの不良債権及び与信関係費用が増加する可能性があります。 ② 貸倒引当金の状況 当社グループでは、貸出先の状況、差し入れられた担保の価値及び見積りに基づいて、貸倒引当金を計上しておりますが、実際の貸倒れが貸倒引当金計上時点における見積りと乖離した場合や、担保価値が下落した場合には、貸倒引当金を積み増さざるを得なくなる可能性があります。 ③ 業種別貸出状況 当社グループでは、特定の業種への与信集中を抑制し、リスク分散を徹底することを、与信リスク管理の基本的な考え方としております。当社グループの貸出資産は各業種に分散されているものの、中には、国内外の景気動向等の様々な要因により業況の厳しさが増している業種もあります。こうした環境下、当社グループでは、業種別の貸出審査態勢を強化しておりますが、国内外の景気動向、不動産価格・株価・為替、当社グループ貸出先の経営状況が大幅に変動する場合には、当社グループの不良債権及び与信関係費用が増加する可能性があります。 ④ 貸出先への対応 当社グループは、貸出先に債務不履行等が発生した場合においても、回収の効率性・実効性等の観点から、当社グループが債権者として有する法的な権利のすべてを必ずしも実行しない場合があります。また、当社グループがこれらの貸出先に対して追加貸出を行って支援をする可能性もあります。かかる貸出先に対し、追加貸出を行って支援を実施した場合は、貸出残高と与信関係費用が増加する可能性があります。また、現在、「企業再生支援」に積極的に取り組んでいるところでありますが、経営改善計画等が順調に進捗しない場合は、与信関係費用が増加する可能性があります。 ⑤ 権利行使の困難性 当社グループでは、与信の安全性を確保するために、不動産や有価証券等に担保権を設定することがありますが、不動産価格や株価の下落等の要因によって、担保権を設定した不動産や有価証券等を換金することが困難となる可能性があります。 ⑥ 不良債権問題等に影響しうる他の要因 市場動向により、金利の上昇が発生した場合、貸出先の金利負担増加、財務内容悪化等の影響により、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、信用リスクにかかる管理体制として、リスク管理部門を営業関連部門から完全に独立した信用リスク管理部署として定め、「内部格付制度」を当社グループにおける信用リスク管理の根幹の制度と位置付け、その上で制度に関する基準を制定し、個社別の与信管理、業務運営等に活用しております。リスク管理部門では、内部格付制度の設計・基準制定及び変更、内部格付制度の検証及び運用の監視等を所管しており、内部格付制度の適切な運営や格付の正確性・一貫性の確保に責任を負う体制としております。一方、審査関連部門は個別与信にかかる審査等を担当しており、営業推進部門から分離し審査の独立性を確保するとともに、融資に関する基本原則を遵守し、お取引先の財務状況や資金使途、返済能力等を勘案した厳正かつ総合的な審査を実施しております。 (2) 市場リスク 当社グループの主要な資産、負債は、主要業務である預金、貸出、為替及び有価証券業務等を通じて形成されており、金利や為替レート、株価等が大きく変動した場合には、当社グループの業績及び財政状態が悪化するリスクにさらされております。主なリスクの具体的内容は次のとおりです。 ① 金利リスク 金利リスクとは、貸出取引や有価証券投資等の資金運用と預金等による資金調達とのミスマッチが存在している中で、将来の金利変動などによって資金利益が縮小するリスクや金利が上昇することで保有する債券の価値が下落するリスクを指します。当社グループでは、現状及び将来の金利予想を踏まえ、金利リスクを総合的に管理する態勢を構築し、慎重な運営を行っておりますが、予期せぬ金利変動等によって、当社グループの業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 為替リスク 当社グループが保有する有価証券の一部は、為替レートの変動の影響を受けます。例えば、為替相場が円高に変動した場合、為替ヘッジを行っていない有価証券の価値に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 株価リスク 当社グループは市場性のある株式を保有しております。今後、国内外の景気低迷等の要因で全般的かつ大幅に株価が下落した場合には、保有有価証券に減損又は評価損が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼすとともに、自己資本比率の低下を招く可能性があります。 当社グループでは、市場リスクを適正にコントロールし、収益性と健全性を両立させていくため、グループALM委員会を中心とする管理体制のもとで市場リスクの統合管理を行っております。グループALM委員会では、ギャップ法や時価評価分析、期間損益シミュレーション、VaR等の多面的な手法を活用して、適時・的確にリスクの把握を行っております。これらの手法によるリスク分析に加え、収益構造分析、経済環境・市場予測等に基づいて、運用・調達の基本方針やリスク管理計画、ヘッジ戦略を検討しております。なお、市場取引部門については、取引を執行する部署及び決済等の事務を行う部署から独立したグループリスク管理部署を設置し、相互牽制を図っております。 (3) 流動性リスク ① 格付低下及び資金調達条件悪化のリスク 当社グループは、当社グループの信用力を背景に資金調達を行っており、当社グループの信用状況の悪化により格付機関が当社グループの格付を引き下げた場合、当社グループの資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。また、本邦金融機関全体の信用度に対する懸念が高まった場合、当社グループの格付は不変であったとしても、当社グループが外国金融機関から資金調達を行う際にリスク・プレミアムを要求される可能性があります。このような場合、資金調達コストの上昇が、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 市場流動性低下のリスク 金融市場の混乱等により、当社グループが保有する有価証券の市場流動性が著しく低下し、市場において取引ができなくなったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされ、保有有価証券の価値が下落する可能性があります。このような場合、保有有価証券の価値の下落が、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、流動性リスク管理として、運用・調達のバランスに配慮した資金計画を策定するとともに、月次ベースで予想・実績を作成し、計画との差異を検証しております。また、市場における取引状況に異変が発生していないかチェックを行い、グループALM委員会に報告することにより、市場流動性リスクの顕現化による多額の損失発生を未然に防止する体制としております。さらに、運用・調達ギャップや資金化可能な有価証券残高等を、グループALM委員会等へ報告する体制としております。 (4) オペレーショナル・リスク ① 事務リスク 当社グループは、銀行業務を中心に、総合的なサービスを提供するため多様な業務を行っております。これらの業務を遂行するにあたって、役職員が不正確な事務又は不正や過失等に起因する不適切な事務を行った場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② システムリスク 当社グループでは、コンピュータシステムの安全稼働及びシステムに関する情報保護と安全な利用に万全を尽くしております。しかしながら、想定外のコンピュータシステムの障害や誤作動、不正使用等が発生した場合や、生成AIを悪用した外部からのサイバー攻撃、その他の不正アクセス、コンピュータウイルス感染等により情報の流出、システム機能の停止や誤作動等が生じた場合、また重要なシステム新規開発、更改等により重大なシステム障害が発生した場合には、業務の停止及び損害賠償の負担等が発生するとともに、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法務リスク a.コンプライアンスに係るリスク 当社グループは、事業活動を行う上で、会社法、銀行法、金融商品取引法等の法令の適用を受けております。当社グループでは、これらの法令に加え、社会規範を遵守するようコンプライアンスの徹底を経営の最重要課題の一つとして取り組んでおります。しかしながら、これらの法令等を遵守できなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、これらの法令が将来において変更・廃止され、あるいは、新たな法令が設けられる可能性があり、その内容によっては、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 b.マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融及びその他制裁違反に係るリスク 当社グループは、マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融及びその他制裁違反(以下、「マネロン等」という。)の防止を経営上の重要な課題として位置付け、国内外の法令諸規制を遵守する態勢を整備するとともに、マネロン等対策に係る態勢の強化に努めております。しかしながら、マネロン等対策が有効に機能せず、法令諸規制の違反等が発生した場合には、業務停止、制裁金等の行政処分、レピュテーションの毀損等により、当社グループの業務運営や、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人的リスク 当社グループは、給与・手当・解雇等に関する人事運営上の諸問題の発生やセクシャルハラスメント等の差別的行為を未然に防止するために、適切な労務管理とコンプライアンスの徹底に努めておりますが、これらに関連する重大な訴訟等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 有形資産リスク 当社グループは、営業拠点や社宅等として有形資産を所有していますが、当該有形資産が地震・台風等の自然災害やその他の外的要因により毀損した場合には、業務の運営に支障をきたし、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、オペレーショナル・リスクを網羅的かつ効率的に管理するため、① 事務リスク、② システムリスク、③ 法務リスク、④ 人的リスク、⑤ 有形資産リスクの5つのリスク・カテゴリーに区分し、リスク管理部がオペレーショナル・リスク統括部署としてグループ全体のオペレーショナル・リスクを管理しております。顕現化したリスクのみならず潜在的なリスクの特定にも努め、グループオペレーショナル・リスク管理委員会を中心にオペレーショナル・リスク管理の高度化に取り組んでおります。 (5) レピュテーショナルリスク 当社グループの事業は、地域の皆さま、お取引先並びに市場関係者からの信用によって成り立っております。当社グループに関する風評・風説については、対策要領を制定し役職員に徹底する等、その防止策・対応策を講じておりますが、当社グループに関する事実と異なる風評・風説が、口伝てにて、あるいはインターネット・マスコミ等の媒体を通じて世間に拡散した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、レピュテーショナルリスクの発生源である各種リスクについての管理強化はもとより、倫理、法令、社内の規定等を遵守する企業風土の醸成に向けて、全社挙げた取り組みを行っております。また、お客さまからの苦情等に対しては、リスク管理部で対応を行うとともに、速やかな経営陣への報告、さらには関連各部間での緊密な連絡・協議体制を構築し、地域の皆さま方の声をスピーディーに業務に反映させる体制を整備しております。また、経営企画部を中心とし、対外的な広報活動やディスクロージャーの充実にも努めております。 (6) 自己資本比率等に関するリスク 当社グループは、海外に営業拠点を有しておりますので、銀行法に定める自己資本比率規制及びレバレッジ比率規制に基づき、自己資本比率等を国際統一基準以上に維持しなければなりません。この基準が維持できない場合は早期是正措置が発動され、監督当局から業務の全部又は一部停止等を含む様々な命令を受けることになります。 当社グループの自己資本比率が大きく低下する可能性としては、以下のようなことが複合的に発生する場合が考えられます。 ・経済環境の悪化等に伴う不良債権処理の増加により、自己資本が著しく毀損する場合 ・株価や金利の変動に伴い、当社グループの保有する有価証券の評価益が大きく減少する場合 ・予想デフォルト率の上昇や与信ポートフォリオの構成変化、又はデフォルト債権の増加等によって所要資本額(期待損失あるいは非期待損失)が増加する場合 当社グループでは、内部管理としての統合的リスク管理と自己資本比率規制に基づく所要自己資本管理を柱として、自己資本充実度の評価を行っております。統合的リスク管理では、取締役会において、保有するリスク資本をもとにリスク・リミット及びアラームポイントを設定し、統合的に捉えたリスク量がリスク・リミットの範囲内であることを確認しております。統合的に捉えたリスク量の状況等につきましては、グループALM委員会及び取締役会に報告しております。あわせて、経済状況の悪化、市場環境の悪化及び流動性の悪化など、好ましくない変化に対する対応能力を確認するため、ストレス・テストを実施しております。一方、所要自己資本管理では、当社グループの経営計画に応じた期間単位で各比率の目標設定、管理を行っております。中期経営計画(3年)・短期経営計画(1年)において総自己資本比率、普通株式等Tier1比率の目標を設定しており、期初収支予算作成時に維持すべき自己資本比率の水準を決定した上で、総合予算策定時及びグループALM委員会にて、実績把握及びストレス・テストを踏まえた管理を行っております。 (7) 感染症の流行に関するリスク 当社グループでは感染症の流行に対して、お客さまや役職員の健康と安全に配慮しつつ、状況に応じて在宅勤務や交替勤務の実施、昼時間休業の導入等により業務継続体制を整えております。しかしながら、今後、感染症が流行するなどにより、国内外の景気動向、不動産価格・株価・為替、当社グループ貸出先の経営状況が大幅に変動する場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) その他のリスク ① 業務範囲の拡大に伴うリスク 規制緩和の進展等に伴い、今後当社グループが従来の伝統的な銀行業務以外の分野に業務範囲を拡大することが予想されます。業務範囲を拡大した場合、当該業務に関するリスクについて全く経験がないか、又は限定的な経験しか有していないことがあるため、新しく複雑なリスクにさらされることになります。また、業務範囲の拡大に際しては、十分な市場調査や収支予想に基づき取り組みますが、競争状況又は市場環境によっては、業務範囲の拡大が当初想定していた成果を得られない可能性があります。 ② 競争に関するリスク 近年は、従来の伝統的な銀行業務である預貸金業務のみならず、各種商品サービス等を含めた広範な分野において、他業態・他業種との競争が激しさを増しております。当社グループがこうした競争的な事業環境下において競争優位を得られない場合、投資やコストの回収ができず、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 繰延税金資産に関するリスク 繰延税金資産は、将来の課税所得見積りを合理的に行ったうえで計上しております。しかしながら、課税所得が減少した場合や税制改正に伴う税率の変更等が生じた場合は、繰延税金資産の計上が制限され、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 退職給付債務に関するリスク 当社グループの年金資産の時価が下落した場合、当社グループの年金資産の運用利回りが低下した場合、又は退職給付債務を計算する前提の基礎率に変更があった場合には、費用負担が発生する可能性があります。また、年金制度の改定により過去勤務費用が発生し、その償却のため費用負担が発生する可能性があります。 ⑤ 所有不動産に関するリスク 当社グループは、営業拠点や社宅等として不動産を所有していますが、当該不動産の価値・価格が下落した場合には減損が生じ、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 個人情報等の漏洩に関するリスク 当社グループは、法人・個人のお客さまに関する様々な情報を多数保有しております。これらの情報管理については管理態勢を整備のうえ、管理基準及び事務手続を制定し、研修等を通じて役職員に徹底するとともに、コンピュータのセキュリティ体制の構築、業務委託先からの漏洩リスクの排除等の対策を講じておりますが、万一、情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 災害リスク 当社グループは愛媛県を中心に事業を展開しており、お取引先、当社グループの人材、営業店舗及び事務センター等の施設は愛媛県に集中しております。当社グループでは、災害等の緊急事態に備え「業務継続計画」を策定し、緊急時の業務や復旧目標、業務継続手段等を定めております。また、施設等への各種災害対策や定期的な訓練を通じた基本的な防災対策・避難行動の徹底を行うなど、人的・物的被害の回避・軽減に努めております。しかしながら、今後、愛媛県を含む広域に南海トラフ地震等の大規模地震が発生した場合はもちろんのこと、愛媛県を中心とする局地的な災害等が発生した場合には、地域経済及び当社グループの人材・施設に甚大な被害が及ぶ可能性があり、その結果、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ デリバティブ取引に係るリスク 当社グループが利用しているデリバティブ取引は、通貨、金利等が変動することによる市場リスクと、取引相手先の契約不履行による信用リスクを有しております。 ⑨ 気候変動に係るリスク 気候変動リスクは、炭素排出制限等、気候関連の規制強化への対応による影響を受ける移行リスクと、自然災害によるお取引先の業績悪化や担保不動産の損傷のほか当社グループの保有資産が被災することによって事業継続が困難となる物理的リスクを認識しており、気候変動による移行リスク及び物理的リスクに起因した与信関係費用の増加等を通じて、当社グループの事業活動・財務内容等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、地域社会への重大な影響を及ぼす気候変動を重要な経営課題の1つとして捉え、当該リスクに係る影響を把握・分析するとともに、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言の枠組みに基づいた情報開示を充実させてまいります。 ⑩ 持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております。一定の状況下で、様々な規制上又は契約上の制限により、その金額が制限される場合があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合には、当社株主に対する配当の支払いができない可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当期のわが国経済は、物価上昇や米国の通商政策を中心とした景気下押しの要因により、一部に弱い動きも見られましたが、雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調となりました。先行きにつきましては、中東情勢等地政学リスクの高まりやエネルギー価格の上昇等の影響が懸念され、賃上げ効果と政府の物価高対応により改善期待のあった個人消費が弱含む可能性が否定できない情勢です。 愛媛県経済においても、賃金の引上げが続き、雇用・所得環境の改善が進んでいるものの、中東情勢の影響に伴い、燃料費の更なる高騰やサプライチェーンの混乱による幅広い企業への影響も懸念され、先行き不確実性の高まり等から慎重な見方を維持しています。 このような情勢のもと、当連結会計年度における業績は、次のとおりとなりました。 連結経常収益は、国内金利の上昇及び貸出金残高の増加などにより資金運用収益が増加したことや、外国国債や政策保有株式等の有価証券を売却したことによりその他業務収益及びその他経常収益が増加したことなどから、前年度比342億30百万円増加の2,661億18百万円となりました。また、連結経常費用はその他業務費用が増加したことなどから、前年度比100億51百万円増加の1,669億12百万円となりました。 この結果、連結経常利益は前年度比241億79百万円増加の992億6百万円となりましたが、「基幹系システムの高度化推進に係る計画変更」に関する和解金60億円を特別利益に計上したことなどから親会社株主に帰属する当期純利益は前年度比209億32百万円増加の742億53百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ○ 銀行業 経常収益は、外部顧客に対する経常収益が2,420億18百万円、セグメント間の内部経常収益が8億3百万円となり、合計2,428億21百万円となりました。 セグメント利益は前年度比238億94百万円増加して981億60百万円となりました。 ○ リース業 経常収益は、外部顧客に対する経常収益が214億63百万円、セグメント間の内部経常収益が3億64百万円となり、合計218億28百万円となりました。 セグメント利益は前年度比46百万円減少して5億24百万円となりました。 ○ その他 経常収益は、外部顧客に対する経常収益が26億36百万円、セグメント間の内部経常収益が419億52百万円となり、合計445億88百万円となりました。 セグメント利益は前年度比173億6百万円増加して379億57百万円となりました。 連結財政状態につきましては、総資産は前年度末比3,382億円増加して9兆5,398億円となり、純資産は前年度末比751億円増加して8,778億円となりました。 主要な勘定残高につきましては、譲渡性預金を含めた預金等は前年度末比1,669億円増加して7兆2,797億円、貸出金は前年度末比2,680億円増加して6兆1,072億円、有価証券は前年度末比1,435億円減少して1兆7,057億円となりました。 なお、株式会社伊予銀行における中小企業向け貸出金の残高は3兆4,084億円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により△1,610億22百万円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却等により2,388億11百万円となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払及び自己株式の取得等により△342億20百万円となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は1兆1,630億91百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 前連結会計年度(百万円)(A)   当連結会計年度(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 連結コア業務粗利益       109,395   131,587   22,192 資金利益       89,530   104,432   14,902 役務取引等利益       11,022   11,339   317 その他業務利益(除く国債等債券関係損益)       8,841   15,815   6,974 経費   (△)   68,373   63,947   △4,426 連結コア業務純益       41,021   67,640   26,619 信用コスト   (△)   1,840   7,816   5,976 一般貸倒引当金繰入額   (△)   △1,592   △543   1,049 不良債権処理額   (△)   3,762   8,514   4,752 償却債権取立益       328   153   △175 有価証券関係損益       32,888   36,599   3,711 国債等債券関係損益       16,680   8,164   △8,516 株式等関係損益       16,208   28,435   12,227 その他の臨時損益       2,957   2,783   △174 経常利益       75,027   99,206   24,179 特別損益       △781   5,349   6,130 うち受取和解金       -   6,000   6,000 税金等調整前当期純利益       74,245   104,556   30,311 当期純利益       53,304   74,266   20,962 親会社株主に帰属する当期純利益       53,321   74,253   20,932 連結コア業務粗利益 連結コア業務粗利益は、貸出金残高の増強及び邦貨預貸金利鞘の拡大、外貨有価証券の利鞘改善等により資金利益が増加したことや、外貨調達コストの低減、外為・デリバティブ関連の利益計上等によりその他業務利益が増加したことなどから、前連結会計年度比221億92百万円増加して1,315億87百万円となりました。 経費 経費は、ベースアップの実施等により人件費が増加したものの、前年度における次期基幹系システム構築費用の剥落等により物件費が減少したことなどから、前連結会計年度比44億26百万円減少して639億47百万円となりました。 信用コスト 信用コストは、倒産・ランクダウン等の増加により不良債権処理額が増加したことなどから、前連結会計年度比59億76百万円増加して78億16百万円となりました。 有価証券関係損益 有価証券関係損益は、円金利上昇を踏まえた円債の売却損計上により国債等債券関係損益が減少した一方で、政策保有株式・純投資株式の売却益増加により株式等関係損益が増加したことなどから、前連結会計年度比37億11百万円増加して365億99百万円となりました。 b.目標とする経営指標の進捗状況 今中計における経営指標は、当社グループに与える経済インパクト(財務指標)及びマテリアリティごとの社会インパクト(非財務指標)を計る「インパクト指標」として構成しており、順調に進捗しております。 経済インパクト インパクト内容   インパクト指標   2025年度実績   2026年度目標 収益性   連結ROE(純資産ベース)   8.83%   8.50%以上 親会社株主に帰属する当期純利益   742億円   770億円 効率性   連結コアOHR   48.5%   48%程度 成長性   成長投資   35億円 (ファンド組成額20億円を含む)   100億円 社会インパクト マテリアリティ   インパクト内容   インパクト指標   2025年度実績   2026年度目標   目指す水準 気候変動・環境負荷   当社グループのCO2排出量の削減   当社グループのCO2排出量削減率(Scope1、2)   △58.0%(2013年度比)   △50%(2013年度比)   CN達成(2030年度目標) 人口減少・少子高齢化   お客さまの保有資産の増加   お客さま1人あたりの総資産残高指数   105.1   108.0   121.0(2032年度目標) 地域経済・産業の持続的な発展   お客さまの収益力の向上   事業所1社あたりのキャッシュフロー指数   127.1   109.0   131.0(2032年度目標) 人的資本の拡充   従業員エンゲージメントの向上   従業員エンゲージメントスコア   72.5   72   76(2032年度目標) 従業員の生産性の向上   従業員1人あたりお客さま営業利益   4.7百万円   6.1百万円   13.8百万円(2032年度目標) インテグリティの追求   顧客体験価値(CX)の向上   お客さまCX指標   7.54   7.10   7.10以上維持(2032年度目標) 情報開示の透明性向上   ステークホルダー対話回数   182回   100回以上   毎年度100回以上継続 ESG評価機関の評価スコア   スコア向上   スコア向上   スコア向上・維持 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループでは、地域における信頼性を背景にした安定的な資金調達力が、流動性確保のための基盤となっております。流動性リスク管理につきましては、運用・調達のバランスに配慮した資金計画を策定するとともに、月次ベースで予想・実績を作成し、計画との差異を検証しております。また、市場における取引状況に異変が発生していないかチェックを行い、グループALM委員会に報告することにより、市場流動性リスクの顕現化による多額の損失発生を未然に防止する体制としております。さらに、運用・調達ギャップや資金化可能な有価証券残高等をグループALM委員会等へ報告する体制としております。外貨資金につきましては、通貨スワップ等を利用した長期資金調達等によって流動性を確保し、お客さまの外貨資金調達ニーズにお応えしております。なお、固定資産の取得等の資本的支出及び株主還元等につきましては、自己資金で対応しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表『注記事項』 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (参考) (1) 国内・海外別収支 資金運用収支は1,044億32百万円、役務取引等収支は113億21百万円、その他業務収支は239億80百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   85,616   3,914   -   89,530 当連結会計年度   100,292   4,140   -   104,432 うち資金運用収益   前連結会計年度   133,347   15,989   △4,199   145,137 当連結会計年度   139,792   13,372   △2,744   150,420 うち資金調達費用   前連結会計年度   47,730   12,074   △4,199   55,606 当連結会計年度   39,500   9,232   △2,744   45,988 信託報酬   前連結会計年度   8   -   -   8 当連結会計年度   18   -   -   18 役務取引等収支   前連結会計年度   10,403   610   -   11,013 当連結会計年度   10,740   581   -   11,321 うち役務取引等収益   前連結会計年度   15,864   646   -   16,510 当連結会計年度   16,822   616   -   17,438 うち役務取引等費用   前連結会計年度   5,461   35   -   5,496 当連結会計年度   6,082   34   -   6,117 その他業務収支   前連結会計年度   25,468   53   -   25,521 当連結会計年度   23,941   38   -   23,980 うちその他業務収益   前連結会計年度   50,963   53   -   51,016 当連結会計年度   63,817   38   -   63,856 うちその他業務費用   前連結会計年度   25,494   -   -   25,494 当連結会計年度   39,876   -   -   39,876 (注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。 「海外」とは、当社の連結子会社の海外店であります。 2 「相殺消去額」欄には、「国内」・「海外」間の内部取引の相殺消去額を記載しております。 3 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度3百万円)を控除して表示しております。 (2) 国内・海外別資金運用/調達の状況 資金運用勘定の平均残高は8兆7,297億29百万円となり、利息は1,504億20百万円、利回りは1.72%となりました。 資金調達勘定の平均残高は8兆3,334億8百万円となり、利息は459億88百万円、利回りは0.55%となりました。 ① 国内 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   8,425,336   133,347   1.58 当連結会計年度   8,547,302   139,792   1.63 うち貸出金   前連結会計年度   5,490,767   77,477   1.41 当連結会計年度   5,757,119   83,232   1.44 うち商品有価証券   前連結会計年度   264   3   1.21 当連結会計年度   373   4   1.26 うち有価証券   前連結会計年度   1,536,617   47,878   3.11 当連結会計年度   1,514,875   47,218   3.11 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   6,086   300   4.94 当連結会計年度   6,063   244   4.03 うち買現先勘定   前連結会計年度   4   0   0.22 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引支払保証金   前連結会計年度   290   15   5.41 当連結会計年度   9,097   67   0.74 うち預け金   前連結会計年度   1,197,856   3,376   0.28 当連結会計年度   1,056,929   5,976   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   8,082,255   47,730   0.59 当連結会計年度   8,159,830   39,500   0.48 うち預金   前連結会計年度   6,292,996   7,677   0.12 当連結会計年度   6,427,841   17,092   0.26 うち譲渡性預金   前連結会計年度   550,538   1,132   0.20 当連結会計年度   645,545   3,593   0.55 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   168,847   540   0.32 当連結会計年度   86,638   647   0.74 うち売現先勘定   前連結会計年度   121,016   6,208   5.13 当連結会計年度   105,225   4,583   4.35 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   188,890   8,926   4.72 当連結会計年度   195,839   4,908   2.50 うち借用金   前連結会計年度   728,131   7,672   1.05 当連結会計年度   658,238   3,448   0.52 (注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、当社及び株式会社伊予銀行以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。 3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度57,182百万円、当連結会計年度59,311百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度1,380百万円、当連結会計年度1,470百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度3百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 ② 海外 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   324,363   15,989   4.92 当連結会計年度   325,381   13,372   4.10 うち貸出金   前連結会計年度   251,436   14,094   5.60 当連結会計年度   248,614   11,500   4.62 うち有価証券   前連結会計年度   70,193   1,606   2.28 当連結会計年度   74,152   1,793   2.41 うち預け金   前連結会計年度   61   -   - 当連結会計年度   49   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   324,192   12,074   3.72 当連結会計年度   316,532   9,232   2.91 うち預金   前連結会計年度   179,318   7,871   4.38 当連結会計年度   168,895   6,222   3.68 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   3,526   195   5.54 当連結会計年度   4,682   207   4.42 (注) 1 平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2 「海外」とは、当社の連結子会社の海外店であります。 3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度471百万円、当連結会計年度205百万円)を控除して表示しております。 ③ 合計 種類   期別   平均残高   利息   利回り 小計 (百万円)   相殺 消去額 (百万円)   合計 (百万円)   小計 (百万円)   相殺 消去額 (百万円)   合計 (百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   8,749,699   △141,348   8,608,351   149,336   △4,199   145,137   1.68 当連結会計年度   8,872,684   △142,954   8,729,729   153,164   △2,744   150,420   1.72 うち貸出金   前連結会計年度   5,742,204   -   5,742,204   91,572   -   91,572   1.59 当連結会計年度   6,005,733   -   6,005,733   94,733   -   94,733   1.57 うち商品有価証券   前連結会計年度   264   -   264   3   -   3   1.21 当連結会計年度   373   -   373   4   -   4   1.26 うち有価証券   前連結会計年度   1,606,811   -   1,606,811   49,484   -   49,484   3.07 当連結会計年度   1,589,027   -   1,589,027   49,012   -   49,012   3.08 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   6,086   -   6,086   300   -   300   4.94 当連結会計年度   6,063   -   6,063   244   -   244   4.03 うち買現先勘定   前連結会計年度   4   -   4   0   -   0   0.22 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引支払保証金   前連結会計年度   290   -   290   15   -   15   5.41 当連結会計年度   9,097   -   9,097   67   -   67   0.74 うち預け金   前連結会計年度   1,197,917   -   1,197,917   3,376   -   3,376   0.28 当連結会計年度   1,056,979   -   1,056,979   5,976   -   5,976   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   8,406,447   △141,348   8,265,099   59,805   △4,199   55,606   0.67 当連結会計年度   8,476,363   △142,954   8,333,408   48,732   △2,744   45,988   0.55 うち預金   前連結会計年度   6,472,314   -   6,472,314   15,548   -   15,548   0.24 当連結会計年度   6,596,737   -   6,596,737   23,314   -   23,314   0.35 うち譲渡性預金   前連結会計年度   550,538   -   550,538   1,132   -   1,132   0.20 当連結会計年度   645,545   -   645,545   3,593   -   3,593   0.55 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   172,373   -   172,373   736   -   736   0.42 当連結会計年度   91,321   -   91,321   854   -   854   0.93 うち売現先勘定   前連結会計年度   121,016   -   121,016   6,208   -   6,208   5.13 当連結会計年度   105,225   -   105,225   4,583   -   4,583   4.35 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   188,890   -   188,890   8,926   -   8,926   4.72 当連結会計年度   195,839   -   195,839   4,908   -   4,908   2.50 うち借用金   前連結会計年度   728,131   -   728,131   7,672   -   7,672   1.05 当連結会計年度   658,238   -   658,238   3,448   -   3,448   0.52 (注) 1 「相殺消去額」欄には、「国内」・「海外」間の内部取引の相殺消去額を記載しております。 2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度57,654百万円、当連結会計年度59,516百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度1,380百万円、当連結会計年度1,470百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度3百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 (3) 国内・海外別役務取引の状況 役務取引等収益は174億38百万円、役務取引等費用は61億17百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   15,864   646   -   16,510 当連結会計年度   16,822   616   -   17,438 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   4,396   636   -   5,033 当連結会計年度   4,522   609   -   5,131 うち為替業務   前連結会計年度   3,131   10   -   3,141 当連結会計年度   3,339   6   -   3,346 うち証券関連業務   前連結会計年度   2,559   -   -   2,559 当連結会計年度   2,865   -   -   2,865 うち代理業務   前連結会計年度   1,493   -   -   1,493 当連結会計年度   1,529   -   -   1,529 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   77   -   -   77 当連結会計年度   73   -   -   73 うち保証業務   前連結会計年度   317   -   -   317 当連結会計年度   298   -   -   298 役務取引等費用   前連結会計年度   5,461   35   -   5,496 当連結会計年度   6,082   34   -   6,117 うち為替業務   前連結会計年度   955   24   -   980 当連結会計年度   1,142   22   -   1,164 (注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。 「海外」とは、当社の連結子会社の海外店であります。 2 「相殺消去額」欄には、「国内」・「海外」間の内部取引の相殺消去額を記載しております。 (4) 国内・海外別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   6,326,464   172,309   -   6,498,773 当連結会計年度   6,585,204   158,096   -   6,743,301 うち流動性預金   前連結会計年度   4,073,924   22,253   -   4,096,178 当連結会計年度   4,064,645   24,919   -   4,089,564 うち定期性預金   前連結会計年度   1,927,098   150,055   -   2,077,153 当連結会計年度   2,138,886   133,176   -   2,272,063 うちその他   前連結会計年度   325,441   -   -   325,441 当連結会計年度   381,673   -   -   381,673 譲渡性預金   前連結会計年度   614,007   -   -   614,007 当連結会計年度   536,431   -   -   536,431 総合計   前連結会計年度   6,940,472   172,309   -   7,112,781 当連結会計年度   7,121,636   158,096   -   7,279,733 (注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。 「海外」とは、当社の連結子会社の海外店であります。 2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3 定期性預金=定期預金+定期積金 4 「相殺消去額」欄には、「国内」・「海外」間の内部取引の相殺消去額を記載しております。 (5) 国内・海外別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   5,595,292   100.00   5,856,333   100.00 製造業   749,983   13.40   750,834   12.82 農業,林業   4,329   0.08   5,030   0.09 漁業   8,647   0.16   8,434   0.14 鉱業,採石業,砂利採取業   3,217   0.06   3,755   0.06 建設業   165,719   2.96   172,286   2.94 電気・ガス・熱供給・水道業   263,706   4.71   254,916   4.35 情報通信業   13,572   0.24   13,146   0.23 運輸業,郵便業   1,319,651   23.59   1,490,498   25.45 卸売業,小売業   558,956   9.99   563,708   9.63 金融業,保険業   212,100   3.79   212,307   3.63 不動産業,物品賃貸業   583,256   10.42   609,308   10.40 各種サービス業   475,403   8.50   473,772   8.09 地方公共団体   194,910   3.48   197,278   3.37 その他   1,041,836   18.62   1,101,055   18.80 海外及び特別国際金融取引勘定分   243,871   100.00   250,900   100.00 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   243,871   100.00   250,900   100.00 合計   5,839,163   -   6,107,233   - (注) 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。 「海外」とは、当社の連結子会社の海外店であります。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内・海外別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   142,832   28,945   -   171,777 当連結会計年度   181,781   28,901   -   210,682 地方債   前連結会計年度   286,772   -   -   286,772 当連結会計年度   116,076   -   -   116,076 社債   前連結会計年度   76,875   -   -   76,875 当連結会計年度   67,823   -   -   67,823 株式   前連結会計年度   361,420   -   -   361,420 当連結会計年度   369,790   -   -   369,790 その他の証券   前連結会計年度   907,908   44,624   -   952,533 当連結会計年度   893,395   48,018   -   941,414 合計   前連結会計年度   1,775,809   73,569   -   1,849,378 当連結会計年度   1,628,868   76,919   -   1,705,787 (注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。 「海外」とは、当社の連結子会社の海外店であります。 2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 3 「相殺消去額」欄には、「国内」・「海外」間の内部取引の相殺消去額を記載しております。 (7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社伊予銀行1社であります。 ① 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結) 資産 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 銀行勘定貸   1,689   75.09   1,764   73.34 現金預け金   560   24.91   641   26.66 合計   2,249   100.00   2,405   100.00 負債 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   2,249   100.00   2,405   100.00 合計   2,249   100.00   2,405   100.00 (注) 共同信託他社管理財産については、前連結会計年度及び当連結会計年度の取扱残高はありません。 ② 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円)   金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円) 銀行勘定貸   1,689   -   1,689   1,764   -   1,764 資産計   1,689   -   1,689   1,764   -   1,764 元本   1,689   -   1,689   1,764   -   1,764 負債計   1,689   -   1,689   1,764   -   1,764 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用するとともに、マーケット・リスク相当額の算出においては標準的方式を採用しております。 また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(2019年金融庁告示第12号)に定められた算式に基づき、連結ベースで算出しております。 連結自己資本比率(国際統一基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結総自己資本比率(4/7)   15.53 2.連結Tier1比率(5/7)   15.52 3.連結普通株式等Tier1比率(6/7)   15.52 4.連結における総自己資本の額   7,979 5.連結におけるTier1資本の額   7,977 6.連結における普通株式等Tier1資本の額   7,976 7.リスク・アセットの額   51,376 8.連結総所要自己資本額   4,110 持株レバレッジ比率(国際統一基準) (単位:%) 2026年3月31日 持株レバレッジ比率   9.45 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社伊予銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 株式会社伊予銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   87   103 危険債権   715   770 要管理債権   129   133 正常債権   60,953   63,879

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開示資料

出典

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