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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.77-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ほくほくフィナンシャルグループ

Hokuhoku Financial Group, Inc.8377 · Prime · 銀行業

北陸と北海道を地盤とする地域金融グループ。銀行、証券、リースなど総合金融サービスを展開。

概要

ほくほくフィナンシャルグループは、北陸銀行と北海道銀行を中核とする銀行持株会社である。2004年9月に北陸銀行の単独株式移転で設立されたほくぎんフィナンシャルグループが北海道銀行を子会社化し、商号変更して発足した。北陸三県と北海道を主要営業エリアとし、三大都市圏にも拠点を持つ広域地域金融グループである。グループ全体の従業員数は4,618人。2024年3月期の連結営業収益は1,901億円、親会社株主に帰属する当期純利益は230億円である。銀行業務に加え、リース、クレジットカード、証券、コンサルティングなどの金融サービスを提供する。

北陸銀行と北海道銀行を中核とする銀行持株会社

当グループは、銀行持株会社である当社の下に、中核子会社の北陸銀行および北海道銀行を置く構成である。両行は預金、貸出、為替、有価証券投資、信託等の銀行業務を提供する。その他、リース業務を手掛ける子会社、クレジットカード・信用保証業を営む子会社、証券業務を行うほくほくTT証券株式会社、コンサルティング業務を行うほくほくコンサルティング株式会社など、13社の連結子会社と2社の持分法適用関連会社で構成される。2024年10月には、北海道リース株式会社を持分法適用関連会社化し、リース事業の拡充を図っている。グループの営業収益の大部分は銀行業務から生じており、銀行業務の収益力がグループ全体の業績を左右する構造にある。

北陸三県と北海道に広がる営業基盤

グループの主要営業エリアは、北陸三県(富山県、石川県、福井県)と北海道である。北陸銀行は北陸三県に、北海道銀行は北海道に地盤を持ち、それぞれ地域に密着した営業を行っている。また、東京、名古屋、大阪の三大都市圏にも拠点を有し、広域的な金融ニーズに対応する。北陸三県では、能力増強投資や省力化投資を中心とする設備投資が増加し、景況感は緩やかに持ち直している。北海道では、北海道新幹線の札幌延伸工事や札幌市街地の再開発事業、次世代半導体の量産化に向けた設備投資が景気を下支えしている。グループはこれらの地域特性を活かし、地域活性化戦略を展開している。

連結収益は1,900億円台で推移

連結営業収益は、2013年3月期の1,991億円から2024年3月期の1,901億円へと概ね横ばいで推移している。同期間の親会社株主に帰属する当期純利益は、181億円(2013年3月期)から230億円(2024年3月期)と増加傾向にある。2024年3月期の預金・譲渡性預金の期末残高は前期比4,464億円増加の14兆4,783億円、貸出金残高は同2,389億円増加の10兆6,975億円、有価証券残高は同2,061億円減少の2兆1,125億円であった。収益構造としては、貸出金利息を中心とする資金運用収益が大宗を占めるが、金利低下や競争激化により利ざやは縮小傾向にある。グループは非金利収入の拡大にも取り組んでいる。

ROE8.5%を目標とする経営計画

グループは2028年3月期に向け、ROE 8.5%、親会社株主に帰属する当期純利益650億円、連結自己資本比率10%台、OHR(2行合算・コア業務粗利益ベース)40%台後半を目標とする経営指標を掲げている。2025年4月から開始した第6次中期経営計画「NEXT STAGE」(2025~2027年度)では、地域・顧客の課題解決と企業価値向上の同時実現を目指し、金融・非金融の融合による課題解決力の深化、持続的な成長を支える経営基盤の強化、多様な人材が活躍する企業文化の定着を3つの戦略エンジンとしている。2025年度の経営指標は上方修正され、最終年度の当期純利益やROEの達成が見込まれるとしている。

業界の中での役割は地域金融グループ(銀行・証券・リース等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,775億円
経常利益
808億円
利益率
29.1%
純利益
589億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

北陸銀行と北海道銀行が預金、貸出、為替、有価証券投資、信託等の銀行業務を提供。グループの中心的事業。

主な製品・サービス5
預金業務
個人・法人向け預金口座、定期預金等の預金商品を提供。
貸出業務
企業向け融資、個人向け住宅ローン・カードローン等の貸出商品を提供。
内国為替業務
国内の送金・振込等の為替取引サービスを提供。
外国為替業務
外貨預金、海外送金、貿易決済等の国際取引サービスを提供。
信託業務
遺言信託、財産管理、年金信託等の信託商品を提供。

02リース業準主力

連結子会社がリース業務を提供。企業向けに設備・機械等のリースを中心に展開。

03クレジットカード業・信用保証業準主力

連結子会社がクレジットカード業務および信用保証業務を提供。個人向けカード発行、ローン保証等。

04その他金融サービス副次

コンサルティング業務、地域商社業務、投資業務等を連結子会社が展開。グループの多様な金融ニーズに対応。

製品と技術

個人・法人向け預金・貸出商品

中核銀行である北陸銀行と北海道銀行は、多様な預金商品と貸出商品を提供している。預金業務では、個人向け普通預金、定期預金、積立預金、法人向け当座預金、普通預金、定期預金などを取り扱う。貸出業務では、個人向け住宅ローン、カードローン、教育ローン、法人向け設備資金・運転資金融資、事業性貸出などを提供する。特に事業性貸出はグループのマーケット戦略の中核に位置付けられ、取引先企業の事業理解に基づく伴走支援を通じて貸出金残高は増加傾向にある。2024年3月期の貸出金残高は10兆6,975億円に達した。

内国為替・外国為替の決済サービスの展開

両行は国内送金・振込等の内国為替業務と、外貨預金、海外送金、貿易決済等の外国為替業務を提供する。内国為替では、全国の銀行ネットワークを通じた迅速な資金移動サービスを提供し、個人・法人の決済ニーズに対応する。外国為替では、輸出入企業向けの貿易決済や、個人の海外送金・外貨預金など幅広い国際取引をサポートする。これらの為替業務は銀行の基本的な収益源の一つであり、グループの営業基盤である北陸・北海道の地域経済の国際化を後押ししている。三大都市圏の拠点を通じて、国際業務の拡充にも取り組んでいる。

信託商品による資産管理・継承支援

北陸銀行と北海道銀行は信託業務を展開し、遺言信託、財産管理、年金信託などの商品を提供する。遺言信託では、顧客の意思を反映した財産承継を実現し、相続トラブルの防止に寄与する。財産管理信託では、高齢者や障がい者などの財産管理を代行する。年金信託は企業年金制度の運営をサポートする。これらの信託商品は、顧客のライフステージに応じた総合的な資産管理・継承ニーズに応えるものであり、グループの非金利収入の柱の一つである。ほくほくコンサルティングとも連携し、相続・不動産活用などの高度なソリューションを提供する。

リース・クレジットカード・証券の周辺ビジネス

グループは銀行業務に加え、リース業、クレジットカード業・信用保証業、証券業などの周辺ビジネスを展開する。リース業務は連結子会社が手掛け、企業向けに設備・機械等のリースを中心に提供する。2024年10月には北海道リースを持分法適用関連会社化し、北海道エリアでのリース事業を強化した。クレジットカード業務は道銀カードなどが行い、個人向けカード発行やローン保証を提供。証券業務はほくほくTT証券が担い、株式・債券の売買、投資信託の販売などを行う。これらの事業はグループの収益源を多様化し、顧客へのワンストップ金融サービスを実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

北陸地盤の地域金融、再編で規模拡大

ほくほくフィナンシャルグループは、北海道・北陸地方を地盤とする地域金融グループで、傘下に銀行やリース会社を持つ。同社は、地域密着型の金融サービスを提供し、地元企業や個人顧客との強固な関係を築いている。ライバルであるいよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループと比べ、営業エリアが限定されるものの、地域経済の活性化に貢献する役割が大きい。財務面では、売上高が2024/3期の1901億円から2026/3期には2775億円へと大幅に増加し、経営規模の拡大が進んでいる。近年の地域金融再編の流れの中で、同グループも統合効果を活かした収益力の強化が求められており、人口減少や低金利環境への対応が課題となっている。

強み

  • 北陸と北海道を地盤に、顧客との関係が深く、安定した預金基盤を有する
  • 近年の売上高が大きく伸び、グループの規模が拡大している
  • 銀行業務に加え、リースなどグループ内で多角化を図っている
  • 金融再編により、経営基盤の強化と効率化が進んでいる

課題

  • 地盤地域の人口減少により、市場の縮小が避けられない
  • 低金利環境が続き、利ざやが縮小し収益を圧迫している
  • メガバンクやネット銀行との競争が激化し、差別化が難しい

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がほくほくフィナンシャルグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15830いよぎんホールディングス1.2兆円15.7倍
28309三井住友トラストグループ1.2兆円13.4倍
38334群馬銀行1.1兆円18.5倍
45838楽天銀行1.1兆円15.0倍
58729ソニーフィナンシャルグループ1.1兆円20.5倍
68377ほくほくフィナンシャルグループ1.0兆円17.2倍
78418山口フィナンシャルグループ7,503億円20.3倍
87180九州フィナンシャルグループ7,395億円18.2倍
97337ひろぎんホールディングス7,296億円16.4倍
107189西日本フィナンシャルホールディングス7,242億円0.0倍
117327第四北越フィナンシャルグループ7,200億円16.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

北陸銀行が持株会社設立を決定した2003年

2003年5月、北陸銀行は株主総会の承認と関係当局の許認可を前提として持株会社を設立することを決定した。同年6月の定時株主総会および種類株主総会で株式移転による完全親会社の単独設立を承認。同年9月、内閣総理大臣から銀行持株会社の設立認可を取得し、北陸銀行単独の株式移転により株式会社ほくぎんフィナンシャルグループを設立した。同日、当社の普通株式を東京証券取引所および大阪証券取引所(ともに市場第一部)に上場した。これにより、北陸銀行は持株会社の完全子会社となった。

北海道銀行を経営統合し商号変更した2004年

2004年8月、ほくぎんフィナンシャルグループは北海道銀行を子会社とすることに係る認可を取得し、大阪証券取引所の上場を廃止した。同年9月、北海道銀行と株式交換を実施し、商号を株式会社ほくほくフィナンシャルグループに変更した。同時に、当社の普通株式を札幌証券取引所に上場した。これにより、北陸銀行と北海道銀行が同一の持株会社の傘下に入る経営統合が完了し、現在のグループ体制の基礎が築かれた。統合後、グループは北陸と北海道を中心とする広域地域金融グループとして事業を展開することとなった。

子会社の設立・買収と清算による体制再編(2004~2010年)

2004年12月、北陸銀行の直接子会社として株式会社北銀コーポレートを設立。これは東京エリアの再生・リストラニーズのある取引先の債権を銀行本体から分離し、企業再生を集中的に促進する目的であった。2006年3月、北海道銀行が道銀カード株式会社を完全子会社化。2009年から2010年にかけて、北銀資産管理株式会社、北銀オフィス・サービス株式会社、株式会社北銀コーポレートが相次いで清算結了となった。2010年3月には北陸銀行が北銀不動産サービス株式会社を吸収合併し、グループ内の再編が進んだ。

北海道銀行の子会社拡充と証券事業への参入(2012~2017年)

2012年9月、北海道銀行が株式会社道銀地域総合研究所を完全子会社化し、地域調査・研究機能を強化した。2013年7月にはHokuriku International Cayman Limitedが清算結了。2017年1月、ほくほくTT証券株式会社の開業に伴い、第三者割当の引き受けにより同社を子会社化した。これによりグループは証券業務に本格的に参入し、銀行・証券の一体運営による顧客への総合的な金融サービス提供が可能となった。子会社の拡充により、グループの事業領域は銀行業務からリース、クレジットカード、証券、コンサルティングへと拡大した。

プライム市場移行とコンサルティング会社の設立(2022~2024年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。2024年5月、ほくほくコンサルティング株式会社を設立し、法人向けコンサルティング業務を強化した。同年10月、北海道銀行が北海道リース株式会社の株式を取得し、同社を持分法適用関連会社化した。これらはグループの中期経営計画に基づく戦略の一環であり、非金融サービスの拡充とリース事業の強化を図るものである。グループは2025年度から第6次中期経営計画を開始し、新たな成長ステージへの移行を目指している。

年表17件を開く

2000年代

  • 2003年5月創業株式会社北陸銀行が、株主総会の承認と関係当局の許認可等を前提として持株会社を設立することを決定。
  • 2003年6月創業同行の定時株主総会、種類株主総会において、株式移転による完全親会社の単独設立を承認決議。
  • 2003年9月上場内閣総理大臣より、銀行を子会社とする銀行持株会社の設立に係る認可を取得。株式会社北陸銀行単独で株式移転により株式会社ほくぎんフィナンシャルグループを設立。当社の普通株式を東京証券取引所及び大阪証券取引所(ともに市場第一部)に上場。
  • 2004年8月上場株式会社北海道銀行を子会社にすることに係る認可を取得。大阪証券取引所の上場廃止。
  • 2004年9月上場株式会社北海道銀行と株式交換。株式会社ほくほくフィナンシャルグループに商号変更。当社の普通株式を札幌証券取引所に上場。
  • 2004年12月再生・リストラニーズのある東京エリアのお取引先の債権を銀行本体から分離することによる企業再生の集中的促進を目的に、株式会社北陸銀行の直接子会社として、株式会社北銀コーポレートを設立。
  • 2006年3月M&A株式会社北海道銀行が、株式取得により、道銀カード株式会社を完全子会社化。
  • 2009年3月北銀資産管理株式会社清算結了。
  • 2009年6月北銀オフィス・サービス株式会社清算結了。
  • 2009年9月株式会社北銀コーポレート清算結了。

2010年代

  • 2010年3月M&A株式会社北陸銀行が北銀不動産サービス株式会社を吸収合併。
  • 2012年9月M&A株式会社北海道銀行が、株式取得により、株式会社道銀地域総合研究所を完全子会社化。
  • 2013年7月Hokuriku International Cayman Limited清算結了。
  • 2017年1月M&AほくほくTT証券株式会社の開業に伴い、第三者割当の引き受けにより同社を子会社化。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2024年5月創業ほくほくコンサルティング株式会社を設立。
  • 2024年10月M&A株式会社北海道銀行が、株式取得により、北海道リース株式会社を持分法適用関連会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2028年3月期まで8.5%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年3月期まで650億円
  • 連結自己資本比率2028年3月期まで10%台
  • OHR(2行合算・コア業務粗利益ベース)2028年3月期まで40%台後半

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    金融・非金融の融合による課題解決力の深化

    事業性貸出を中心としたマーケット戦略、サステナビリティ戦略、地域活性化戦略を通じて、地域・お客さまの課題解決力を高める。

  2. 02

    持続的な成長を支える経営基盤の強化

    リテールマーケット戦略として顧客利便性の向上とワンストップソリューションを推進し、収益基盤を強化する。

  3. 03

    多様な人材が活躍し活力あふれる企業文化の定着

    人的資本経営を推進し、多様な人材が活躍できる企業文化を定着させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,618人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は990万円で、9期前と比べて+8.3%平均年齢は46.2歳、平均勤続年数は20.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月5,459
2018年3月5,490
2019年3月91447.523.05,356
2020年3月89452.529.95,126
2021年3月86751.528.64,943
2022年3月99551.327.84,749
2023年3月96849.224.74,570
2024年3月92345.821.24,580
2025年3月96545.021.04,581
2026年3月99046.220.94,618

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    株式会社北陸銀行
    富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社北海道銀行
    札幌市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ほくほくTT証券株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    ほくほくコンサルティング株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北銀リース株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権70.3%
  • 国内
    株式会社北陸カード
    富山市 · 連結子会社
    議決権87.4%
  • 国内
    北陸保証サービス株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北銀ソフトウエア株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ほくほく債権回収株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北銀ビジネスサービス株式会社
    富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    道銀ビジネスサービス株式会社
    札幌市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    道銀カード株式会社
    札幌市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • 株式会社道銀地域総合研究所札幌市 中央区100%
  • ほくほくキャピタル株式会社富山市39%
  • 北海道リース株式会社札幌市 中央区40%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,775億円経常利益808億円前期と比べると増収増益で、売上が+32.0%、利益が+56.6%。

売上高
+32.0%
2,775億円
経常利益
+56.6%
808億円
純利益
+50.6%
589億円
利益率
29.1%
前期比 +4.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,775億円
純利益620億円589億円
1株あたり配当¥110

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は779億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+76.6%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q48174
2024年1Q44145
2024年2Q52110420.0116
2024年3Q48949
2024年4Q45020
2025年2Q992747.5186
2025年4Q1,110205
2026年2Q1,272776.1304
2026年4Q1,503285
2027年1Q779236

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は1,991億円から2,775億円へ1.4倍に増えた。経常利益率は14.7%から29.1%になった。経常収益は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月1,99129314.7181
2014年3月1,91049425.9273
2015年3月1,93948124.8282
2016年3月1,92646424.1288
ほくほくTT証券株式会社の開業に伴い、第三者割当の引き受けにより同社を子会社化。
2017年3月1,87439521.1282
2018年3月1,80931817.6212
2019年3月1,83635319.2244
2020年3月1,82431717.4203
2021年3月1,76032218.3213
2022年3月1,77830317.0205
2023年3月1,87926414.1214
ほくほくコンサルティング株式会社を設立。
2024年3月1,90123312.3230
2025年3月2,10251624.5391
2026年3月2,77580829.1589

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益2,775億円のうち、経常利益として残るのは808億円29.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は589億円、売上の21.2%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金70.9%1,967億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益29.1%808億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
29.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.7pt
21.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.8pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが855億円、投資CFが3,119億円で、差し引きのフリーCFは3,974億円期末の手元現金は3.5兆円

決算期営業CF兆円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2013年3月0.21312−2950.44
2014年3月0.254261080.74
2015年3月0.37916−5391.15
2016年3月0.04562−4951.19
2017年3月0.61−237−4411.73
2018年3月0.154,978−772.37
2019年3月0.041,849−4772.55
2020年3月0.21−328−1282.72
2021年3月2.61−2,314−1215.09
2022年3月0.46−827−1455.45
2023年3月−1.473,677−1104.34
2024年3月0.081,314−1514.54
2025年3月−0.77−5,737−1793.18
2026年3月0.093,119−4073.54

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は17.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が7,325億円で、自己資本比率は4.3%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月10.984,81610.504.4
2014年3月11.115,05110.614.5
2015年3月11.685,73011.114.9
2016年3月11.635,66311.064.8
2017年3月12.435,85211.844.7
2018年3月13.006,10112.394.7
2019年3月13.196,28012.564.7
2020年3月13.645,95313.054.3
2021年3月16.646,38516.003.8
2022年3月17.286,22816.663.6
2023年3月16.176,12215.563.8
2024年3月16.386,64915.724.0
2025年3月16.446,58715.784.0
2026年3月16.967,32516.234.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
4,579億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
16.2兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中12位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中55位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.3%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
32.0%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥8,314で、1年前と比べて+122.9%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥8,314-1.1%1ヶ月+8.9%1年+122.9%時価総額1.0兆円
過去52週の値幅
安値¥3,478高値¥8,692

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.2倍
PER (会社予想)159.1倍
PBR1.32倍
配当利回り1.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に8041円で取引を終え、直近1ヶ月で4.82%上昇した。1年では128.12%と大幅上昇しており、強力な上昇トレンドが続く。25日移動平均線(7836.28円)を約2.6%上回り、75日線(7072.44円)も大きく上回る。52週高値(8692円)に約7.5%迫る位置にある。出来高は概ね40〜60万株で推移し、8月13日には413万株と増加した。RSIは61.25と中立圏で、過熱感はまだない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER16.64倍は業界平均16.97倍とほぼ同水準、PBR1.28倍は業界平均0.98倍を約3割上回るが、銀行はPBR1倍未満が常態的とされる中で1倍超はやや高め。ROE8.66%は安定的で、配当利回り1.37%は業界平均2.38%を下回り魅力度は低い。予想PER153.8倍と先行きの収益悪化懸念がある一方、配当性向69.67%と高い還元姿勢は評価点。総合的に割高要素と割安要素が混在し、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.2倍17.5倍
PER (予想)159.1倍
PBR1.32倍1.01倍
ROE8.7%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、地方経済の活力低下の中で収益をどう維持・拡大するか、そして金利上昇局面での収益改善がどこまで期待できるか。強気派は、貸出利ざやが改善し、株価が1年で142%上昇したのは収益回復が実質的に始まった証拠と見る。弱気派は、地域の人口減少と事業承継問題で貸出需要が低迷し、今の増益は一時的と捉える。また、過去の低収益から改善したとはいえ、株価上昇が速すぎるとの懸念も。

プラスに働く材料7
  • 収益改善の加速

    2026年3月期の純利益は589億円と急増。貸出利ざや改善が牽引。

  • 株価上昇の裏付け

    1年で142%上昇。業績回復を市場が評価。

  • 効率的経営

    合併効果で経費削減が進み、収益性が向上。

  • 純利益589億円へ大幅増益通年影響

    FY26純利益589億円はFY24比156%増。収益も2775億円へ拡大

  • 収益2775億円へ46%増収通年影響

    FY24収益1901億円からFY26収益2775億円で増収率46%

  • ROE8.66%の高効率継続影響

    ROE8.66%は資本収益性が高く、PBR1.28倍を支える

  • 外国人保有28.6%の高水準継続影響

    外国人持分28.6%が厚い需給を形成

マイナスに働く材料7
  • 地域経済の減退

    人口減少と企業撤退で貸出需要が減少傾向。

  • 株価急騰の反動

    PER16.7倍は地銀としては割高。上昇ペースが速すぎる。

  • 金利依存

    収益の多くが貸出利ざやで、金利環境悪化に脆弱。

  • 予想PER154.1倍の大幅減益決算発表後影響

    予想PER154.1倍に対応する純利益は約64億円で、現行589億円から大幅減

  • 配当利回り1.37%の低位通年影響

    配当利回り1.37%は低く、株主還元面で支持が限定的

  • 純利益増益率50.6%へ減速通年影響

    FY25増益率70%からFY26増益率50.6%へ勢いが鈍化

  • PBR1.28倍の割高感不定影響

    PBR1.28倍は1倍超えで、調整時にはバリュエーションが重し

次の決算で確かめる点
貸出残高
地元需要の動向と資産成長の指標。
預貸利ざや
金利動向と収益力を直接示す。
有価証券運用利回り
マーケット運用の収益貢献を確認。
不良債権比率
地元企業の財務健全性と資産品質。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり110で、前期から+120.0%いまの株価に対する利回りは1.32%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥110
1株あたり
配当利回り
1.32%
いまの株価に対して
配当性向
69.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4441.1
2018年3月440.0194.7
2019年3月440.088.7
2020年3月40−9.1
2021年3月35−12.578.3
2022年3月350.077.4
2023年3月375.789.5
2024年3月408.153.0
2025年3月5025.063.0
2026年3月110120.069.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥110

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,291人。区分でいちばん多いのは事業法人28.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.5%を占め、残る46.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人30.031.230.330.429.828.8
外国法人15.115.616.018.023.228.6
金融機関34.532.031.931.428.524.5
個人・その他18.119.319.417.817.016.5
自己株式0.40.40.30.40.41.4
証券会社2.01.72.12.11.31.4
政府・自治体0.20.20.20.20.30.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.41
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.75
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)3.29
04NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人香港上海銀行東京支店)3.09
05明治安田生命保険相互会社2.78
06BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)2.27
07住友生命保険相互会社1.93
08北陸電力株式会社1.81
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)1.72
10ほくほくフィナンシャルグループ職員持株会1.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.24%
    -1.85pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.09%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.09%
  • 2026-05-11
    ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(Wellington Management Company LLP)
    新規の大量保有報告
    4.50%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3877%、1株純資産は14期で+1800%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月123184.015.685.0
2014年3月193355.910.3117.7
2015年3月203865.513.5104.5
2016年3月2033,8065.37.390.0
2017年3月2014,0295.18.741.1
2018年3月1494,2163.69.7194.7
2019年3月1744,3494.06.688.7
2020年3月1434,1383.46.8
2021年3月1524,5053.56.878.3
2022年3月1474,5393.36.077.4
2023年3月1594,4923.55.889.5
2024年3月1775,0833.710.953.0
2025年3月3125,1516.08.263.0
2026年3月4856,0428.712.069.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額182百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中澤宏取締役社長(代表取締役)6319,815
兼間祐二取締役副社長(代表取締役)6211,719
小林正彦取締役6213,700
会田朋生取締役583,996
大塚直久取締役582,620
松原幸洋取締役(監査等委員)581,537
舟本馨取締役(監査等委員)71500
小川万里絵取締役(監査等委員)631,300
横井裕取締役(監査等委員)714,100
牧野真也取締役(監査等委員)65300
奥村浩子取締役(監査等委員)65300

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8100139912315
社外取締役633336
取締役(社内)2262613

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容379字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社13社及び持分法適用関連会社2社で構成され、北海道、北陸三県、東京・名古屋・大阪の三大都市圏に拠点を持つ広域地域金融グループを形成しております。また、北陸銀行と北海道銀行を中核に、証券業務、コンサルティング業務、リース、クレジットカード、ベンチャーキャピタル、ソフトウェア開発、サービサー業務等、広範なニーズに対応する総合的な金融サービス機能を有しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 事業系統は次のとおりであります。なお、当社は、連結子会社単位を事業セグメントとして認識しております。
経営方針・対処すべき課題1,573字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは2004年9月に北陸銀行と北海道銀行が経営統合し設立された広域地域金融グループです。北陸三県及び北海道を主要営業エリアとして三大都市圏にも有するネットワークを活用し、地域社会の発展と活性化に貢献することを通じ、企業価値の向上に努めてまいりたいと考えております。 グループの理念体系は、以下の通りです。 (2) 目標とする経営指標 目標とする経営指標   2028年3月期 ROE   8.5% 親会社株主に帰属する当期純利益   650億円 連結自己資本比率 ※1   10%台 OHR(2行合算・コア業務粗利益ベース)   40%台後半 ※1 銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づく比率 (3) 中長期的な経営戦略 当社グループでは、2025年4月から第6次中期経営計画『NEXT STAGE』(2025~2027年度)をスタートさせております。第6次中期経営計画は「地域・お客さまの課題解決と当社の企業価値向上を共に実現する期間」としており、挑戦から実現へステージが移ることをイメージしています。 地域のありたい姿   ・潤いと活気あふれる地域 ・活力ある地域産業に支えられた豊かな地域 ・SX/GX先進地域 当社の目指す姿   ・地域のお客さまの繁栄への貢献 ・企業価値向上(ROE等の持続的成長) また、以下の3つの『戦略のエンジン』を通して「地域・お客さまの課題解決」と「当社の企業価値向上」を目指してまいります。 戦略のエンジン   具体的取組事項 金融・非金融の融合による 課題解決力の深化   事業性貸出を中心としたマーケット戦略 サステナビリティ戦略 地域活性化戦略 持続的な成長を支える 経営基盤の強化   リテールマーケット戦略Ⅰ(顧客利便性の向上) リテールマーケット戦略Ⅱ(ワンストップソリューション) 多様な人材が活躍し活力あふれる 企業文化の定着   人的資本経営 (4) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、好調な企業業績を背景とした民間企業の設備投資や、物価上昇の影響を受けつつも底堅く推移している個人消費が経済を牽引した一方、中東情勢の緊迫化を受けて先行きの不透明感が増す環境となりました。日本銀行による2025年12月の政策金利の引き上げは、銀行の経営にプラスとなる側面もありますが、資金調達におけるコストの増加となる側面もあり、さらに中東情勢の影響が長期に及んだ場合は原油の価格高騰や供給不安なども想定され、企業や家計への影響も懸念されます。 こうした経営環境のもと、当社グループは「地域・お客さまの課題解決と当社の企業価値向上を共に実現する期間」として2025年度から新たに中期経営計画「NEXT STAGE」を掲げ、役職員一丸となって取り組んでおります。 2025年度は預金・貸出金の堅調な増加や持続的な成長に向けた各種施策の取組状況を踏まえ、中期経営計画で掲げた最終年度の当期純利益やROEの達成が見込まれることから、2026年3月に経営指標の目標を上方修正しました。引き続き、課題解決力の深化、経営基盤の強化、企業文化の定着を戦略のエンジンとし、地域のありたい姿や当社の目指す姿の実現に向け取り組んでまいります。
事業等のリスク8,231字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、本項においては、将来に関する事項は、別段の記載の無い限り、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) リスクをめぐる環境認識 デジタル技術の急速な進化、地方で特に深刻化する人口減少や少子高齢化、金利環境の変化、不透明な国際情勢など、社会全般にわたる各種要因が、当社グループの事業に影響を及ぼしております。そうした環境の下、当社グループでは、以下に挙げるリスクを特に影響度の高いリスクとして特定しております。なお、これらのリスクは互いに独立するものではなく、ある事象の発生により複数のリスクが発生並びに増大する可能性があり、可能な範囲でリスクを抑制するとともに、リスクが顕在化した際の機動的・効果的な対応が可能となるように態勢を整備しています。 (2) ビジネスに関するリスク ①ビジネス戦略が奏功しないリスク 当社グループは、収益力強化のために様々なビジネス戦略を実施していますが、以下に述べるものをはじめとする様々な要因が生じた場合には、当初想定していた成果を生まない可能性があります。 ・貸出について期待通りのボリュームや利鞘が確保されないこと ・競争状況や市場環境により、収益が期待通りの成果とならないこと ・経費削減等の効率化が期待通りに進まないこと ・業務範囲の拡大等に伴う新たなリスクが発生すること ・デジタル化の急速な進展に対して、ビジネス戦略上の対応や態勢整備が遅れること ・少子化や人材の流動化が進むなか、業務の多様化・高度化に必要とする人材を十分に確保できなくなること ②持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であり、当社の収入の大部分は当社が直接保有している銀行子会社等が当社に対して支払う配当からなっております。一定の状況下では、様々な規制上の制限等により、当社の銀行子会社等が当社に支払うことができる配当の金額が制限される可能性があります。また、銀行子会社等が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況が生じた場合には、当社は配当を支払えなくなる可能性があります。 <対応策> 当社グループは、取締役会等において収益状況等についてモニタリング等を行い、必要に応じて追加施策を協議することとしております。また、当社の配当政策に基づく配当ができるように、銀行子会社等の収益状況等のモニタリング等も行っております。 (3) 自己資本比率規制に関するリスク 当社グループは、連結自己資本比率を「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第20号)に定められる国内基準以上に維持しなければなりません。また、当社の銀行子会社も、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準以上に維持しなければなりません。(現時点におけるこれらの国内基準は4%となっております) 当社及び銀行子会社の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、配当等社外流出の制限や業務の全部または一部の停止など当局から指導や命令を受けることとなります。当社グループの自己資本比率に影響を与える要因には以下のものが含まれます。 ・貸出先の信用力の悪化、あるいは不良債権の処分に際して生じうる与信関係費用の増加 ・貸出金等ポートフォリオの変動 ・有価証券ポートフォリオの変動及び価値の低下 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・繰延税金資産の取崩し ・その他の不利益な展開 <対応策> 当社グループは、統合リスク管理の枠組みのなかで、統計的な手法であるVaR等を用いて、一定確率(信頼水準99%)のもと一定期間(例えば1年間)で想定される最大損失を見積もり、これらが自己資本の範囲内に収まるよう、コントロールしております。VaRを上回る潜在リスク発現時の影響をストレステストにより確認し、自己資本充実度評価基準に基づき、自己資本比率の水準に応じたアクションプランを検討するなど、安全性・健全性に留意した業務運営に努めております。 (4) 信用リスク ①地域経済の動向に影響を受けるリスク 当社グループは北陸三県、北海道を主要な営業基盤としており、与信ポートフォリオにおいても、大きな割合を占めています。これらの地域の経済状態が悪化した場合には、貸倒れの増加や担保価値の下落等により、当社グループの不良債権や与信費用が増加する可能性があります。 ②不良債権の状況 当社グループは自己査定の厳格な適用や、差し入れられた担保の価値及び経済全体の見通しに基づく貸倒引当金の計上により、不良債権の適確な処理を進めております。当初の見通しを超える経済情勢の変化や貸出先の状況の変化、担保価値の変動等により、不良債権が増加し貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。 ③与信集中に係るリスク 当社グループは、従来、貸出金の分散化を進めておりますが、製造業、卸売業、地方公共団体等に対する貸出金残高が他の業種に比べ高くなっております。国内外の景気動向、特定の業界における経営環境変化等によっては、当社グループの貸出金額や不良債権額に影響を与える可能性があります。 ④権利行使の困難性 当社グループは、不動産市場や有価証券市場における流動性の欠如や価格の下落等の事情により、担保権を設定した不動産や有価証券の換金、または貸出先の保有する資産に対して強制執行することが事実上できない可能性があります。この場合、与信費用等が増加するとともに不良債権処理が進まない可能性があります。 ⑤貸出先の業況悪化 当社グループは、貸出先に債務不履行等が生じた場合において、回収の効率・実効性の観点から、当社グループが債権者として有する法的な権利のすべてを必ずしも実行しない場合があります。また、貸出先の支援のために債権放棄、あるいは追加の金融支援等を行う場合があります。「第5 経理の状況」の「1連結財務諸表等」の「注記事項 (重要な会計上の見積り)」にも記載しておりますが、これら貸出先の信用状態の悪化や、企業再建が奏功しない場合には、当社グループの不良債権残高、与信費用等が増加する可能性があります。 <対応策> 健全な事業を営む貸出先に対して必要な資金を円滑に供給していくことが、地域金融機関として最も重要な役割の一つであることを認識しつつ、当社グループ全体での信用リスクについて適時適切なモニタリングを行い、経営の健全性確保に努めております。 資産の健全性を維持向上させるため、行内格付制度、自己査定制度により、信用リスクの適切な把握に努めるとともに、適正な償却・引当を実施しております。個別の融資案件審査にあたっては、クレジットポリシーに則った厳正な審査を行うとともに、当社グループの地域金融力を発揮し、企業価値向上に向けた経営改善や事業再生等のコンサルティング支援に努めております。また、大口与信先への与信集中状況のモニタリングを行い、経営体力や期間収益に比して過度な与信集中リスクが生じないよう管理しております。 (5) 市場リスク 当社グループは、デリバティブを含む様々な金融商品を取り扱う市場取引及び投資活動を行っており、ポートフォリオの適正化など、適切にリスク管理を行っていますが、金利、株価及び債券相場、為替等の変動により、保有する有価証券の価値が大幅に下落した場合には減損又は評価損が発生し、業績に悪影響を与えるとともに、自己資本比率の低下を招く可能性があります。 <対応策:(4)信用リスク、(5)市場リスク> 当社グループの財政状態、経営成績に重大な影響を与える可能性があり、これらのリスクに関しては、統合リスク管理の枠組みのなかで、統計的な手法であるVaR等を用いて、一定確率(信頼水準99%)のもと一定期間(例えば1年間)で想定される最大損失を見積もり、これらが自己資本の範囲内に収まるよう、コントロールしております。 (6) 流動性リスク 市場環境が大きく変化した場合や、当社グループの業績悪化等で外部格付機関が当社グループの格付けを引き下げた場合、通常より著しく高い金利による資金調達を余儀なくされたり、資金繰りが悪化したりすることにより、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> 安定的な資金繰り確保を目的とし、資金繰りリスクに関する管理指標を定め、日次でモニタリングを行うとともに、一定の前提(信頼水準99%等)に基づきストレス時の流動性管理指標を定期的に確認しております。 また、資金繰りに関する管理指標には、アラームライン・危機ラインを定め、流動性の危機段階に応じた対応を行うこととしております。 (7) オペレーショナルリスク ①事務リスク 当社グループは、事務規定等に則った正確な事務処理を徹底しておりますが、役職員により不正確な事務、あるいは不正や過失等に起因する不適切な事務が行われることにより、当社グループに経済的損失や信用失墜等をもたらす可能性があります。 ②システムリスク 当社グループの北陸銀行、北海道銀行は、横浜銀行、東日本銀行、七十七銀行との5行共同利用システム(MEJAR)を基幹系システムとして預金・為替・融資等の業務処理を行っております。システムの安定稼働のため万全の体制を整備していますが、万一、過失、事故、システムの開発・更改時の不備等により、重大なシステム障害が発生した場合、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③サイバー攻撃に関するリスク 当社グループでは、近年のサイバー攻撃の巧妙化を踏まえ、セキュリティ管理態勢の充実・強化に取り組んでおりますが、サイバー攻撃により重要情報の流出や重要なシステムの停止が発生した場合、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④情報漏洩等にかかるリスク 当社グループは顧客情報をはじめとした重要な情報を多く保有しております。情報管理に関する基本方針及び管理規定等を制定し、適切な体制を構築するなど万全を期しておりますが、悪意のある第三者によるコンピュータへの侵入、役職員及び外部委託先の人為的ミス等により、これらの重要な情報の漏洩、紛失、改ざん、不正利用等が発生した場合、顧客をはじめとした関係者への損害賠償等の他、風評リスクが顕在化する等、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤外部への業務委託に伴うリスク 当社グループは、様々な業務に関し外部への委託を行っております。これら業務の外部委託にあたっては、委託することの妥当性、委託先の適格性などの検証を行い、委託中も委託先の継続的な管理に努めておりますが、委託先において委託業務の遂行に支障をきたした場合や、顧客情報の漏洩、紛失、改ざん、不正利用などがあった場合は、当社グループの業務運営や業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止対策の不備による制裁等のリスク 当社グループは、マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融の防止や外為法令等遵守を経営の重要な課題と位置づけ、管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、万一、マネー・ローンダリング等に関する法令等遵守状況が不十分であった場合には、業務停止、制裁金等の行政処分、社会的信用の失墜などにより、当社グループの業務運営や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑦金融犯罪にかかるリスク キャッシュカードの偽造・盗難や、特殊詐欺、口座不正利用、なりすましやフィッシング等の金融犯罪が多発しており、当社グループでは、被害の未然防止、セキュリティ強化等を実施していますが、AI等技術の悪用により金融犯罪がより一層巧妙化・多様化・大規模化しており、被害を受けたお客さまへの補償や、未然防止策の費用が多額になる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧風評リスク 当社グループや金融業界等に対する風説・風評が、マスコミ報道やインターネット上等で発生・拡散した場合、その内容の正確性にかかわらず、当社グループの業務運営や業績及び財務状況、ないしは当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> 事務リスクに対しては、グループ各社の従業員に対し、研修等を通じ事務処理の基本動作等の周知徹底を図るとともに、事務ミスを発生原因・業務・判明経緯別等で分析し、ハイリスクエラーを中心に再発防止策を立案・実施しております。 システムリスクに対しては、金融情報システムセンター(FISC)の安全対策基準に基づき、情報システム・保有情報の重要度に応じ分類し、それぞれの重要度に応じた安全対策を実施しております。 サイバー攻撃に関するリスクに対しては、定期的なサイバー攻撃事案への対応訓練実施や役職員のリテラシー向上への取組を通して、サイバー・インシデントの未然防止を図るとともに、コンピュータ・セキュリティ・インシデント対応チーム(CSIRT)の設置により、インシデント検知後の迅速・的確な対応への態勢を整備しております。 外部委託に伴うリスクに対しては、外部委託先に対し、定期的にアンケート等によるモニタリングを実施しております。重要度の高い外部委託先に関しては、外部委託先へ直接訪問して管理状況等のヒアリングを実施しております。 マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止対策等の不備による制裁等のリスクに対しては、マネー・ローンダリング等防止ポリシーにもとづき、社内の役割分担を明確にし、取引時確認、疑わしい取引の届出、コルレス先の管理等について適切な措置を適時に実施できる管理態勢を構築しております。また、役職員には研修等による啓蒙を図るとともに、マネー・ローンダリング等防止策の遵守状況について監査を実施する等、態勢強化に努めております。 金融犯罪にかかるリスクに対しては、警察等の協力も仰ぎながら、被害の未然防止、セキュリティ強化等を実施するとともに、振り込め詐欺被害者救済法に基づく払い戻しを進める等、被害者の方へも適切に対応しております。 風評リスクに対しては、外部の専門業者を利用して、風評リスクのモニタリングを行っております。 (8) コンプライアンスリスク 当社グループは、コンプライアンスを重要な経営課題として、規定及び体制の整備に努めておりますが、法令等遵守状況が不十分であった場合や将来的な法令等の変更により、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、現在当社グループの経営に重要な影響を及ぼす訴訟はありませんが、今後の事業活動の過程で訴訟を提起された場合、その帰趨によっては当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> コンプライアンスを実現するための具体的な実践計画を定めたコンプライアンスプログラムを毎年作成し、その実施・定着評価について毎年検証を行い、取り組みが不十分な項目があれば、対応施策を検討しております。 (9) その他のリスク ①気候変動に関するリスク 異常気象による自然災害の激甚化により、当社グループの店舗網が毀損し事業継続性に問題が生じる可能性があります。 また、脱炭素社会への移行に伴う事業環境の変化や規制強化等が、貸出先企業の売上高減少や対応コストの増加から財務悪化を招き、当社グループの信用コストが増加する可能性があります。 当社グループの気候変動に関するリスクへの取り組みや情報開示が不十分であった場合又はそのように見做された場合には、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> 当社グループでは、気候変動リスクへの対応を経営戦略上の重要な要素と位置づけ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、TCFDに沿ったリスクの把握・評価や情報開示の充実に取り組んでおります。 ②退職給付債務 当社グループの年金資産の時価が下落した場合、当社グループの年金資産の運用利回りが低下した場合、又は予定給付債務を計算する前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合等には、費用及び計上される債務に悪影響を与える可能性があります。金利環境の変動その他の要因も年金の未積立債務および年間積立額にマイナスの影響を与える可能性があります。 <対応策> 年金資産の変動リスクに対して、ストレステストを通じ、年間積立額への影響を定期的に検証しております。 ③固定資産減損 当社グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」(企業会計審議会)を適用しております。市場価格の著しい下落、使用範囲又は方法の変更、収益性の低下等により固定資産の減損損失を計上することになる場合、当社グループの業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> 固定資産の使用範囲や方法の変更について、慎重に検討するとともに、将来キャッシュ・フローに影響を与える収益性について、モニタリング等を通じて確認しております。 ④内部統制の構築等にかかるリスク 金融商品取引法に基づき、財務報告にかかる内部統制報告書を開示しております。また、会社法の規定に基づいた内部統制システムの構築を行っております。 当社グループは、当社グループの業務を適切にモニターし、管理するための有効な内部統制の構築・維持・運営に努めておりますが、構築した内部統制システムが結果的に十分機能していなかったと評価されるおそれも払拭できません。また、予期しない問題が発生した場合等において、想定外の損失、訴訟、政府当局による何らかの措置、処分等が発生し、その結果、財務報告にかかる内部統制の有効性評価に一定の限定を付したり、内部統制の重要な不備について報告したりすることを余儀なくされる可能性もあります。 かかる事態が発生した場合、当社グループに対する市場の評価の低下等、当社グループの業務運営や業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> 内部統制システムの状況を経営会議に報告するとともに、整備状況の見直し等を行っております。 ⑤災害等のリスク 地震・風水害等の自然災害、停電・交通麻痺等の社会的インフラ障害、大規模な犯罪・テロ行為、地政学的リスクの顕在化、新型インフルエンザ等感染症の世界的流行等の当社グループのコントロールの及ばない外部要因により、当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 <対応策> 業務運営に関して、緊急事態に備え、コンティンジェンシープランを策定し、緊急事態の種類別に対応策を整備しております。また、定期的にBCP訓練を行い、コンティンジェンシープランを定例的に見直しております。 ⑥規制変更のリスク 当社グループは、現時点の規制(法律、税制、規則、政策、会計制度、実務慣行等)に従って業務を遂行しております。このため将来における規制変更が当社グループの業務運営や業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 特に、将来の会計制度等の変更内容や対応によってはコストの増加につながる可能性があります。 <対応策> 規制変更情報を的確にとらえ、当該変更による影響の把握に努め、対応策等の検討を行っております。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当期の日本の経済は緩やかな回復基調で推移しました。特に、物価高の影響を受けつつも、所得情勢の改善を受けた個人消費が全体を押し上げました。 金融面では、昨年12月に日本銀行が金融政策決定会合で政策金利を0.75%へ引き上げ、約30年ぶりの金利水準となりました。その一方、中東地域における軍事衝突を背景とした情勢の緊迫化が、原油の価格高騰や供給不安を招いております。わが国でも、原油由来の資材不足やインフレの加速などといったリスク要因が顕在化しつつある中で、先行きの不確実性は高まっております。 このような情勢下、当社グループの主要営業地域である北陸三県においては、能力増強投資や省力化投資を中心に設備投資が増加するなど、景況感は緩やかに持ち直しております。また、同じく主要営業地域である北海道においては、北海道新幹線の札幌延伸工事や、札幌市街地における再開発事業などが進展しました。さらに次世代半導体の量産化をはじめとする成長産業に向けた設備投資なども、道内景気を下支えしました。 当社グループの主要な営業エリアである北陸、北海道、三大都市にはそれぞれ地域特有のポテンシャルがある一方、人口減少や産業特有の付加価値向上等の課題も多く、地域の課題解決がより一層重要となっております。このような環境の中、当社グループは長期的な「地域のありたい姿」や「当社の目指す姿」からバックキャスティングで第6次中期経営計画「NEXT STAGE」を策定しました。「金融・非金融の融合による課題解決力の深化」「持続的な成長を支える経営基盤の強化」「多様な人材が活躍し活力あふれる企業文化の定着」の3点を戦略のエンジンに位置付け、これらを通じて「地域・お客さまの課題解決」と「当社の企業価値向上」、そして当社グループのパーパスである「地域を超えて、輝く未来を創る。」の実現に向けて取り組んでおります。その初年度として取り組み、預金・貸出金の堅調な増加や持続的な成長に向けた各種施策の取組状況を踏まえ、当初掲げた経営指標の目標値を上方修正するに至りました。重点指標の実績と各種取り組み内容は以下のとおりです。 金融・非金融の融合による課題解決力の深化 事業性貸出を中心としたマーケット戦略、サステナビリティ戦略、地域活性化戦略の3つの戦略に基づいて、経営環境の変化に伴って多様化するお客さまのニーズに対応してまいります。 <事業性貸出を中心としたマーケット戦略> 地域企業の挑戦を金融面から支えるため、事業性貸出をマーケット戦略の中核に位置付け、単に資金を供給するだけでなく、お客さまの事業を深く理解したうえで成長戦略の伴走支援や経営課題の解決につながる提案を行うことで、地域経済の活性化と当社の持続的な成長の両立を図っております。 <サステナビリティ戦略> 地域のポテンシャルを当社グループとして最大限発揮していくため、SX/GXを戦略上の中核として位置付け、地域・取引先を先導していくことが重要と考えております。「地域」「お取引先」「自社」の3つの価値向上をゴールに各種施策に取り組んでまいります。 <地域活性化戦略> 人口減少や少子高齢化による地域の労働力が不足していること、企業数の減少に伴う地域経済の衰退など、各地域にはさまざまな課題があると認識しております。当社グループの広域店舗網とソリューション機能を最大限活用し、産学官金連携や、観光産業を起点とした地域の魅力向上支援、まちづくりや企業進出支援などに取り組むことで、地域課題の解決および地域経済の活性化に取り組んでまいります。 持続的な成長を支える経営基盤の強化 地域に根差した高いシェアと営業基盤を強みに、広域にわたる店舗ネットワークやATMなどの利便性向上に取り組むとともに、アプリやポータルサイトなど非対面チャネルの拡充を進めております。 <リテールマーケット戦略~顧客利便性の向上> 金利ある世界となり預金の重要性が増している中、対面と非対面の両面でサービスの質をさらに高め、顧客接点の最適化を図ることで選ばれ続ける金融機関として経営基盤の拡充を目指してまいります。 <リテールマーケット戦略~ワンストップソリューション> 持続的に顧客基盤を拡大し収益力を高めていくためには経営資源の効果的な投入が不可欠であり、顧客をセグメント化しそれぞれのニーズに応じたマーケティングとアプローチを通じてお客さま視点のサービス提供を推進してまいります。中でも資産管理ニーズの高い富裕層との接点強化に重点的に取り組む考えであり、ほくほくコンサルティングやほくほくTT証券と連携し資産運用・相続・不動産の活用などの領域でワンストップの高度なソリューションの提供を目指してまいります。 多様な人材が活躍し活力あふれる企業文化の定着 多様な人材一人ひとりのポテンシャルを最大限に引き出すことで生まれる活力をもとに、個人、組織、地域がともに成長できるよう人的資本経営を進めております。 課題解決力の深化や価値創造につなげるため、戦略分野の人員割合を高める方針としており、目指すべき人材ポートフォリオを実現するために総人員数の維持、業務改革と人材の再配置、戦略分野の増強の3つの側面から施策を展開しております。 〇総人員数の維持 職員のウェルビーイング向上や自律的キャリア形成支援を通じたエンゲージメント向上を図るとともに、専門知識が必要な本部部署における即戦力として、また、外部の知見やノウハウによる組織の活性化を図るべく、積極的にキャリア採用を実施しております。加えてアルムナイ採用やリファラル採用の制度化も実施しており、幅広い採用手法による人材確保に取り組んでおります。 〇業務改革と人材の再配置 生成AIの活用に向け、2024年3月に生成AI基盤を導入し、ワークショップや研修、プロンプトコンテスト等を実施し組織への浸透を図っております。融資業務や渉外業務、本部業務における業務の効率化に向けて検討を進めており、効率化と高度化を通じて業務を革新することで人材の再配置につなげてまいります。 〇戦略分野の増強 コンサルティング、SX/GX、DXなどの戦略分野を牽引する人材や有価証券運用、ストラクチャードファイナンスなどのプロフェッショナル人材の育成に向け、外部機関への長期派遣や研修派遣などを重点的に実施しております。一定の資格要件及び業務経験を満たした人材をソリューション人材と定義し、課題解決力の深化に資する人材の創出を進めております。 この結果、当社グループの当連結会計年度の連結業績は以下のようになりました。 預金・譲渡性預金の期末残高は、個人預金、法人預金が順調に増加したことにより、前期末比4,464億円増加の14兆4,783億円となりました。 貸出金の期末残高は、事業性貸出、個人ローンともに堅調に推移し、前期末比2,389億円増加の10兆6,975億円となりました。 有価証券の期末残高は、金利リスクの抑制と安定的な収益確保の両立を目指したオペレーションにより、前期末比2,061億円減少の2兆1,125億円となりました。 なお、普通株式につき、2,544千株(9,999百万円)取得し、1,250千株(3,051百万円)消却いたしました。また、第1回第5種優先株式につき、42,971千株(21,485百万円)取得し、42,983千株(21,491百万円)消却いたしました。 連結経常収益は、前期比672億円増加し2,774億円となりました。その主な要因は、貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が495億円増加したこと、株式等売却益の増加と貸倒引当金戻入益に転じたことによりその他経常収益が151億円増加したことです。 連結経常費用は、前期比381億円増加し1,967億円となりました。その主な要因は、預金利息等の資金調達費用が205億円増加したこと、国債等債券売却損の増加によりその他業務費用が212億円増加したことです。 以上の結果、連結経常利益は前期比291億円増加し807億円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比198億円増加の588億円となりました。 セグメントごとの業績は、北陸銀行では、経常収益は前期比440億円増加して1,549億円となり、セグメント利益は前期比143億円増加して385億円となりました。北海道銀行では、経常収益は前期比220億円増加して1,004億円となり、セグメント利益は前期比59億円増加の178億円となりました。その他では、経常収益は前期比21億円増加して282億円となり、セグメント利益は前期比3億円増加して27億円となりました。 キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金及び預金の増加を主因に前期比8,531億円増加して854億円となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が減少したこと、有価証券の売却による収入及び有価証券の償還による収入が増加したことを主因に前期比8,856億円増加して3,118億円となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出が増加したことを主因に前期比227億円減少して、△406億円となりました。 また、現金及び現金同等物の期首残高が前期比1兆3,593億円減少しております。 以上の結果、現金及び現金同等物は前期末比3,566億円増加し、3兆5,377億円となりました。 当社における当事業年度業績につきましては、営業収益は201億円、経常利益は191億円とそれぞれ前期比87億円増加し、当期純利益は前期比86億円増加の191億円となりました。 また、「生産、受注及び販売の実績」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 ① 国内業務部門・国際業務部門別収支 当連結会計年度は、資金運用収支は前連結会計年度比290億円増加して1,415億円、役務取引等収支は前連結会計年度比7億円増加して273億円、特定取引収支は前連結会計年度比3億円減少して8億円、その他業務収支は前連結会計年度比201億円減少して△267億円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   112,263   259   -   112,523 当連結会計年度   137,639   3,924   -   141,564 うち資金運用収益   前連結会計年度   121,182   16,696   △84   137,794 当連結会計年度   168,180   19,578   △381   187,377 うち資金調達費用   前連結会計年度   8,918   16,436   △84   25,271 当連結会計年度   30,540   15,654   △381   45,813 信託報酬   前連結会計年度   18   -   -   18 当連結会計年度   16   -   -   16 役務取引等収支   前連結会計年度   26,341   243   -   26,585 当連結会計年度   27,211   160   -   27,372 うち役務取引等収益   前連結会計年度   42,337   466   -   42,804 当連結会計年度   44,165   460   -   44,626 うち役務取引等費用   前連結会計年度   15,996   222   -   16,218 当連結会計年度   16,954   299   -   17,254 特定取引収支   前連結会計年度   1,219   24   -   1,243 当連結会計年度   892   5   -   897 うち特定取引収益   前連結会計年度   1,219   24   -   1,243 当連結会計年度   892   5   -   897 うち特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - その他業務収支   前連結会計年度   △1,216   △5,381   -   △6,598 当連結会計年度   △20,581   △6,210   -   △26,791 うちその他業務収益   前連結会計年度   13,888   1   -   13,890 当連結会計年度   14,984   -   -   14,984 うちその他業務費用   前連結会計年度   15,104   5,383   -   20,488 当連結会計年度   35,566   6,210   -   41,776 (注)1.「国内」「海外」の区分に替えて、「国内業務部門」「国際業務部門」で区分しております。 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度7百万円、当連結会計年度21百万円)を控除して表示しております。 3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息であります。 ② 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況 当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は、前連結会計年度比3,150億円増加して16兆2,241億円となりました。資金運用利息は前連結会計年度比495億円増加して1,873億円となりました。この結果、資金運用利回りは前連結会計年度比0.29ポイント上昇して1.15%となりました。 一方、資金調達勘定平均残高は、前連結会計年度比2,946億円増加して15兆9,788億円となりました。資金調達利息は前連結会計年度比205億円増加して458億円となりました。この結果、資金調達利回りは前連結会計年度比0.12ポイント上昇して0.28%となりました。 ⅰ 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   15,613,717   121,182   0.77 当連結会計年度   15,879,806   168,180   1.05 うち貸出金   前連結会計年度   9,842,321   95,484   0.97 当連結会計年度   10,487,668   122,371   1.16 うち有価証券   前連結会計年度   1,696,724   15,246   0.89 当連結会計年度   1,777,447   25,544   1.43 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   66,931   199   0.29 当連結会計年度   73,369   518   0.70 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   3,835,995   9,944   0.25 当連結会計年度   3,363,195   19,158   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   15,392,174   8,918   0.05 当連結会計年度   15,637,443   30,540   0.19 うち預金   前連結会計年度   13,835,510   8,194   0.05 当連結会計年度   14,115,730   26,487   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   168,450   150   0.08 当連結会計年度   177,017   623   0.35 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   3,611   4   0.13 当連結会計年度   30,965   206   0.66 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   81,052   237   0.29 当連結会計年度   53,951   302   0.56 うち借用金   前連結会計年度   1,305,988   166   0.01 当連結会計年度   1,249,350   1,760   0.14 (注)1.平均残高は、当社及び銀行業を営む連結子会社については日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、銀行業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度126,429百万円、当連結会計年度132,310百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度12,457百万円、当連結会計年度11,255百万円)及び利息(前連結会計年度7百万円、当連結会計年度21百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 ⅱ 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   446,929   16,696   3.73 当連結会計年度   500,436   19,578   3.91 うち貸出金   前連結会計年度   15,851   944   5.95 当連結会計年度   18,205   915   5.02 うち有価証券   前連結会計年度   358,228   12,828   3.58 当連結会計年度   408,909   16,389   4.00 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   50,205   2,568   5.11 当連結会計年度   48,269   1,921   3.98 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   12   0   0.26 当連結会計年度   1,105   53   4.86 資金調達勘定   前連結会計年度   443,557   16,436   3.70 当連結会計年度   497,526   15,654   3.14 うち預金   前連結会計年度   44,258   790   1.78 当連結会計年度   52,234   910   1.74 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   15,857   833   5.25 当連結会計年度   21,455   949   4.42 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   152,614   7,511   4.92 当連結会計年度   154,132   6,347   4.11 うち借用金   前連結会計年度   10,771   585   5.43 当連結会計年度   1,692   65   3.85 (注)1.外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)及び利息(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 ⅲ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺消去額(△)   合計   小計   相殺消去額(△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   16,060,646   △151,579   15,909,067   137,879   △84   137,794   0.86 当連結会計年度   16,380,242   △156,116   16,224,125   187,759   △381   187,377   1.15 うち貸出金   前連結会計年度   9,858,173   -   9,858,173   96,429   -   96,429   0.97 当連結会計年度   10,505,874   -   10,505,874   123,286   -   123,286   1.17 うち有価証券   前連結会計年度   2,054,953   -   2,054,953   28,075   -   28,075   1.36 当連結会計年度   2,186,356   -   2,186,356   41,934   -   41,934   1.91 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   117,136   -   117,136   2,767   -   2,767   2.36 当連結会計年度   121,639   -   121,639   2,439   -   2,439   2.00 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   3,836,007   -   3,836,007   9,944   -   9,944   0.25 当連結会計年度   3,364,300   -   3,364,300   19,212   -   19,212   0.57 資金調達勘定   前連結会計年度   15,835,732   △151,579   15,684,153   25,355   △84   25,271   0.16 当連結会計年度   16,134,969   △156,116   15,978,852   46,194   △381   45,813   0.28 うち預金   前連結会計年度   13,879,768   -   13,879,768   8,985   -   8,985   0.06 当連結会計年度   14,167,964   -   14,167,964   27,397   -   27,397   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   168,450   -   168,450   150   -   150   0.08 当連結会計年度   177,017   -   177,017   623   -   623   0.35 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   19,468   -   19,468   837   -   837   4.30 当連結会計年度   52,420   -   52,420   1,156   -   1,156   2.20 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   233,666   -   233,666   7,749   -   7,749   3.31 当連結会計年度   208,084   -   208,084   6,649   -   6,649   3.19 うち借用金   前連結会計年度   1,316,759   -   1,316,759   752   -   752   0.05 当連結会計年度   1,251,043   -   1,251,043   1,825   -   1,825   0.14 (注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度126,430百万円、当連結会計年度132,311百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度12,457百万円、当連結会計年度11,255百万円)及び利息(前連結会計年度7百万円、当連結会計年度21百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 2.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 ③ 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況 当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比18億円増加して446億円となりました。役務取引等費用は、前連結会計年度比10億円増加して172億円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   42,337   466   42,804 当連結会計年度   44,165   460   44,626 うち預金・貸出業 務   前連結会計年度   14,508   -   14,508 当連結会計年度   15,157   5   15,162 うち為替業務   前連結会計年度   8,854   454   9,309 当連結会計年度   8,923   432   9,356 うち証券関連業務   前連結会計年度   5,135   -   5,135 当連結会計年度   5,766   -   5,766 うち代理業務   前連結会計年度   1,622   -   1,622 当連結会計年度   1,725   -   1,725 うち保護預り・貸 金庫業務   前連結会計年度   206   -   206 当連結会計年度   200   -   200 うち保証業務   前連結会計年度   1,495   11   1,506 当連結会計年度   1,380   22   1,403 役務取引等費用   前連結会計年度   15,996   222   16,218 当連結会計年度   16,954   299   17,254 うち為替業務   前連結会計年度   828   222   1,051 当連結会計年度   894   299   1,194 ④ 国内業務部門・国際業務部門別特定取引の状況 ⅰ 特定取引収益・費用の内訳 当連結会計年度の特定取引収益は、前連結会計年度比3億円減少して8億円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引収益   前連結会計年度   1,219   24   1,243 当連結会計年度   892   5   897 うち商品有価証券 収益   前連結会計年度   1,192   -   1,192 当連結会計年度   821   -   821 うち特定金融派生 商品収益   前連結会計年度   26   24   50 当連結会計年度   71   5   76 特定取引費用   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち商品有価証券 費用   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち特定金融派生 商品費用   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注)内訳科目は、それぞれ収益と費用で相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、上回った純額を計上しております。 ⅱ 特定取引資産・負債の内訳(末残) 当連結会計年度の特定取引資産は、前連結会計年度比1億円減少して10億円となりました。特定取引負債は前連結会計年度比1億円増加して4億円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 特定取引資産   前連結会計年度   925   206   1,131 当連結会計年度   907   123   1,031 うち商品有価証券   前連結会計年度   805   -   805 当連結会計年度   494   -   494 うち特定金融派生 商品   前連結会計年度   119   206   325 当連結会計年度   412   123   536 特定取引負債   前連結会計年度   80   181   262 当連結会計年度   321   107   428 うち特定金融派生 商品   前連結会計年度   80   181   262 当連結会計年度   321   107   428 ⑤ 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   13,894,026   50,111   13,944,138 当連結会計年度   14,312,048   59,024   14,371,072 うち流動性預金   前連結会計年度   10,656,675   -   10,656,675 当連結会計年度   10,713,077   -   10,713,077 うち定期性預金   前連結会計年度   3,157,737   -   3,157,737 当連結会計年度   3,522,829   -   3,522,829 うちその他   前連結会計年度   79,614   50,111   129,726 当連結会計年度   76,141   59,024   135,165 譲渡性預金   前連結会計年度   87,707   -   87,707 当連結会計年度   107,257   -   107,257 総合計   前連結会計年度   13,981,734   50,111   14,031,846 当連結会計年度   14,419,305   59,024   14,478,330 (注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金+定期積金 ⑥ 国内・特別国際金融取引勘定分別貸出金残高の状況 ⅰ 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   10,458,581   100.00   10,697,529   100.00 製造業   845,996   8.09   864,682   8.08 農業,林業   26,486   0.25   26,836   0.25 漁業   2,399   0.02   2,659   0.03 鉱業,採石業,砂利採取業   5,711   0.06   5,137   0.05 建設業   347,208   3.32   352,299   3.29 電気・ガス・熱供給・水道業   132,357   1.27   133,788   1.25 情報通信業   59,088   0.57   65,305   0.61 運輸業,郵便業   192,892   1.85   200,341   1.87 卸売業,小売業   787,764   7.53   797,620   7.46 金融業,保険業   590,246   5.64   633,675   5.92 不動産業,物品賃貸業   972,866   9.30   1,047,324   9.79 各種サービス業   598,602   5.72   594,650   5.56 地方公共団体等   2,825,067   27.01   2,774,008   25.93 その他   3,071,893   29.37   3,199,199   29.91 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 合計   10,458,581   ――   10,697,529   ―― ⅱ 外国政府等向け債権残高(国別) 該当ありません。 (注)「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げております。 ⑦ 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   670,617   -   670,617 当連結会計年度   681,057   -   681,057 地方債   前連結会計年度   581,941   -   581,941 当連結会計年度   316,968   -   316,968 社債   前連結会計年度   277,337   -   277,337 当連結会計年度   231,498   -   231,498 株式   前連結会計年度   220,624   -   220,624 当連結会計年度   247,781   -   247,781 その他の証券   前連結会計年度   194,770   373,440   568,211 当連結会計年度   223,303   411,989   635,293 合計   前連結会計年度   1,945,291   373,440   2,318,732 当連結会計年度   1,700,608   411,989   2,112,598 (注) 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 ⑧ 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、北陸銀行1行であります。 ○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表) 資産 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 銀行勘定貸   4,834   100.00   4,434   100.00 合計   4,834   100.00   4,434   100.00 負債 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   4,834   100.00   4,434   100.00 合計   4,834   100.00   4,434   100.00 (注)共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2025年3月31日)及び当連結会計年度(2026年3月31日)の取扱残高はありません。 ○ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円)   金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円) 銀行勘定貸   4,834   -   4,834   4,434   -   4,434 資産計   4,834   -   4,834   4,434   -   4,434 元本   4,834   -   4,834   4,434   -   4,434 負債計   4,834   -   4,834   4,434   -   4,434 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 『財政状態』 ⅰ 貸出金 貸出金は、事業性貸出、個人ローンがそれぞれ堅調に増加しました。連結では2024年度末比2,389億円増加の10兆6,975億円、2行合算では2024年度末比2,393億円増加の10兆7,168億円となりました。 〔連結〕  (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 貸出金残高(末残)   10,458,581   10,697,529   238,948 〔2行合算〕 お客さまの事業性評価を行い、主要地域の事業性貸出に積極的に取り組んでおり、主に中小企業等貸出が順調に伸びており、事業性貸出全体では2024年度末比1,772億円増加の4兆7,463億円となりました。また、個人ローンは、住宅ローンを中心に残高を伸ばしており、2024年度末比1,131億円増加の3兆1,965億円となりました。 (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 貸出金残高(末残)   10,477,463   10,716,860   239,396 うち事業性   4,569,061   4,746,342   177,280 うち個人ローン   3,083,335   3,196,510   113,174 うち住宅系ローン   2,941,200   3,047,144   105,944 中小企業等貸出   6,238,279   6,453,678   215,399 ○金融再生法開示債権の状況 2行合算の金融再生法開示債権は、2024年度末比226億円減少して1,907億円となりました。同開示債権比率は、2024年度末比0.25ポイント低下して1.74%となりました。 北陸銀行の金融再生法開示債権は、2024年度末比147億円減少して1,197億円となりました。同開示債権比率は、2024年度末比0.34ポイント低下して1.90%となりました。 北海道銀行の金融再生法開示債権は、2024年度末比78億円減少して711億円となりました。同開示債権比率は、2024年度末比0.15ポイント低下して1.52%となりました。 〔2行合算〕                                                                            (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   10,893   11,667   773 危険債権   170,598   157,802   △12,795 要管理債権   31,839   21,252   △10,587 三月以上延滞債権   -   131   131 貸出条件緩和債権   31,839   21,120   △10,718 小計(A)   213,331   190,722   △22,609 正常債権   10,488,157   10,743,172   255,014 合計(B)   10,701,488   10,933,894   232,405 比率(A)/(B)   1.99%   1.74%   △0.25% 〔各行別〕                                                                              (百万円) 北陸銀行   北海道銀行 2024年度末   2025年度末   比較   2024年度末   2025年度末   比較 破産更生債権及び これらに準ずる債権   6,073   7,270   1,197   4,820   4,397   △423 危険債権   105,130   99,616   △5,514   65,467   58,186   △7,280 要管理債権   23,197   12,779   △10,417   8,642   8,472   △170 三月以上延滞債権   -   64   64   -   67   67 貸出条件緩和債権   23,197   12,715   △10,481   8,642   8,405   △237 小計(A)   134,401   119,666   △14,735   78,929   71,055   △7,874 正常債権   5,856,961   6,147,652   290,691   4,631,195   4,595,519   △35,676 合計(B)   5,991,363   6,267,319   275,956   4,710,125   4,666,574   △43,550 比率(A)/(B)   2.24%   1.90%   △0.34%   1.67%   1.52%   △0.15% ⅱ 有価証券 有価証券残高は、金利リスクの抑制と安定的な収益確保の両立を目指したオペレーションを行った結果、連結では2024年度末比2,061億円減少して2兆1,125億円となり、2行合算では2024年度末比2,061億円減少して2兆989億円となりました。一方で、その他有価証券の評価損益は、株価上昇により評価益が拡大したことにより、連結では2024年度末比609億円改善の1,171億円となり、2行合算では2024年度末比613億円改善の1,144億円となりました。 〔連結〕                                                                                 (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 有価証券残高(末残)   2,318,732   2,112,598   △206,133 〔2行合算〕                                                                             (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 有価証券残高(末残)   2,305,177   2,098,977   △206,199 国債   670,617   681,057   10,439 地方債   580,441   315,468   △264,973 社債   277,337   231,498   △45,839 株式   213,613   240,312   26,698 外国証券   364,300   402,847   38,547 その他の証券   198,866   227,794   28,927 円貨債券デュレーション   2.68年   1.61年   △1.07年 ※ 円貨債券デュレーション:ヘッジ目的の金利スワップ考慮後のデュレーション ○ 評価損益(繰延ヘッジ考慮後) 〔連結〕                                                                                (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 満期保有目的   △19   △12   6 その他有価証券   56,168   117,115   60,946 株式   107,085   136,364   29,279 債券   △36,807   △23,282   13,524 その他   △14,109   4,033   18,143 合計   56,148   117,102   60,953 〔2行合算〕                                                                            (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 満期保有目的   -   -   - その他有価証券   53,170   114,487   61,317 株式   109,131   138,388   29,256 債券   △36,807   △23,282   13,524 その他   △19,154   △618   18,535 合計   53,170   114,487   61,317 ⅲ 預金及び譲渡性預金 預金及び譲渡性預金は、個人預金・法人預金が堅調に増加したことから、連結では2024年度末比4,464億円増加して、14兆4,783億円となり、2行合算では2024年度末比4,474億円増加して14兆5,032億円となりました。 〔連結〕                                                                                 (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 預金及び譲渡性預金残高(末残)   14,031,846   14,478,330   446,484 〔2行合算〕                                                                             (百万円) 2024年度末   2025年度末   比較 預金及び譲渡性預金   14,055,828   14,503,297   447,468 預金   13,968,121   14,396,039   427,918 うち法人   4,166,061   4,397,184   231,122 うち個人   9,310,146   9,497,408   187,262 譲渡性預金   87,707   107,257   19,550 『経営成績』 〔連結〕 経常利益は業績予想780億円に対して807億円、親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想560億円に対して588億円となりました。 なお、2026年度の経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ890億円、620億円と予想しております。 (百万円) 2024年度   2025年度   比較 経常収益   210,180   277,468   67,288 経常利益   51,621   80,757   29,136 親会社株主に帰属する当期純利益   39,072   58,899   19,826 〔2行合算〕(北陸銀行と北海道銀行の単純合算。以下同じ) コア業務粗利益は、貸出金残高の積み上げや利回り改善により、資金利益が増加したことを主因に2024年度比287億円増加し1,604億円となりました。コア業務純益は、人的資本やシステムなど戦略投資により経費が増加しましたが、2024年度比253億円増加の772億円となりました。 与信費用は2024年度比131億円減少し、有価証券関係損益は2024年度比98億円減少しました。 以上の結果、経常利益は2024年度比294億円増加の767億円となりました。当期純利益は2024年度比203億円増加の564億円となりました。 なお、2026年度の経常利益及び当期純利益は、それぞれ830億円、575億円と予想しております。 (百万円) 2024年度   2025年度   比較 コア業務粗利益   131,702   160,424   28,722 資金利益   113,594   142,090   28,495 うち貸出金利息   96,471   123,475   27,004 うち有価証券利息   29,045   42,196   13,151 うち預け金利息   9,937   19,196   9,258 役務取引等利益   18,813   18,380   △433 特定取引利益   104   143   38 その他業務利益(国債等債券損益を除く)   △811   △189   621 経費(臨時処理分を除く)   79,741   83,137   3,396 コア業務純益   51,961   77,287   25,326 国債等債券損益 ①   △8,334   △29,031   △20,696 実質業務純益   43,626   48,256   4,629 一般貸倒引当繰入 ②   689   -   △689 業務純益   42,937   48,256   5,318 臨時損益   4,300   28,474   24,173 うち不良債権処理額 ③   6,172   △6,244   △12,417 うち株式等損益 ④   10,053   20,879   10,825 経常利益   47,238   76,730   29,492 特別損益   2,116   △825   △2,942 法人税等   13,247   19,451   6,204 うち法人税等調整額   △459   1,652   2,112 当期純利益   36,108   56,453   20,345 (参考)有価証券関係損益 ①+④   1,719   △8,151   △9,870 (参考)与信費用 ②+③   6,862   △6,244   △13,106 ⅰ 資金利益 貸出金利息は、利回りの改善と残高(平残)の積み上げにより、2024年度比270億円増加しました。有価証券利息配当金も利回りの改善と残高(平残)の積み上げにより、2024年度比131億円増加しました。資金利益総体では2024年度比284億円増加して1,420億円となりました。 (要因分析)〔2行合算〕                                       (百万円) 2024年度   2025年度   増減 資金利益   113,594   142,090   28,495 うち貸出金   96,471   123,475   27,004 うち有価証券   29,039   42,195   13,155 うち預金・譲渡性預金   9,149   28,069   18,919 平均残高利回り〔2行合算〕                                              (百万円) 2024年度   2025年度   増減 貸出金   平均残高   9,872,812   10,524,554   651,742 利回り   0.97%   1.17%   0.20% 有価証券   平均残高   2,048,452   2,172,747   124,294 利回り   1.41%   1.94%   0.53% 預金・譲渡性預金   平均残高   14,072,463   14,369,809   297,345 利回り   0.06%   0.19%   0.13% ⅱ 役務取引等利益 役務取引等収益は、法人・個人ともにコンサルティング手数料が堅調に推移し2024年度比2億円増加の365億円になりました。一方、役務取引等費用は、個人ローン残高の増加に伴いローン保険料・保証料が増加し、2024年度比7億円増加の181億円になりました。 (主な内訳)〔2行合算〕                                                 (百万円) 2024年度   2025年度   増減 役務取引等利益 ※   18,813   18,380   △433 役務取引等収益 ※   36,296   36,568   272 うち受入為替手数料   9,425   9,463   38 うち投信・保険関係手数料   5,875   5,813   △61 うち私募債・シンジケートローン   2,627   2,573   △53 うちビジネスマッチング   1,473   1,561   88 役務取引等費用   17,482   18,188   705 うち支払為替手数料   1,051   1,194   143 うちローン保険料・保証料   13,714   14,195   481 ※ 信託報酬を含んでおります。 ⅲ その他業務利益(国債等債券損益を除く) 2024年度比6億円増加して△1億円となりました。 (主な内訳)〔2行合算〕                                                 (百万円) 2024年度   2025年度   増減 その他業務利益(国債等債券損益を除く)   △811   △189   621 うち外国為替売買損益   △1,422   △752   669 ⅳ 経費 人的投資やシステム投資の増加により2024年度比33億円増加して831億円となりました。 OHRは、トップラインの上昇により2024年度比8.72ポイント改善して51.82%となりました。 なお、2026年度の経費は915億円と予想しております。 (内訳)〔2行合算〕                                                     (百万円) 2024年度   2025年度   増減 経費   79,741   83,137   3,396 人件費   37,981   38,915   934 物件費   35,246   37,355   2,108 税金   6,513   6,866   352 OHR(経費÷コア業務粗利益)   60.54%   51.82%   △8.72% ⅴ 有価証券関係損益 国債等債券損益は、2024年度比206億円減少し、株式等損益は2024年度比108億円増加しました。この結果、有価証券関係損益は2024年度比98億円減少しました。 (内訳)〔2行合算〕                                                     (百万円) 2024年度   2025年度   増減 有価証券関係損益   1,719   △8,151   △9,870 国債等債券損益   △8,334   △29,031   △20,696 国債等債券売却益   149   153   4 国債等債券償還益   -   189   189 国債等債券売却損   7,604   28,725   21,120 国債等債券償還損   296   10   △286 国債等債券償却   582   638   55 株式等損益   10,053   20,879   10,825 株式等売却益   11,158   21,653   10,494 株式等売却損   1,061   764   △296 株式等償却   43   9   △33 ⅵ 与信費用 2024年度比131億円減少の△62億円となりました。 なお、2026年度の与信費用は60億円と予想しております。 (内訳)〔2行合算〕                                                     (百万円) 2024年度   2025年度   増減 与信費用   6,862   △6,244   △13,106 貸倒引当金繰入   6,523   △6,604   △13,128 貸出金償却   55   63   8 債権売却損   13   97   84 その他   269   198   △70 ② キャッシュ・フローの状況の分析検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 2025年度に、普通株式の一部取得(99億円)・消却(30億円)及び第1回第5種優先株式の全部取得・消却(214億円)を実施しております。なお、このための特段の資金調達は実施しておりません。 ③ 重要な会計の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」に準拠しております。 この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 貸倒引当金 算出方法や主要な仮定については、「第5 経理の状況」の「1連結財務諸表等」の「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」中の「4.会計方針に関する事項 (5) 貸倒引当金の計上基準」及び「重要な会計上の見積り」に記載しております。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結について算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) 自己資本比率は、貸出金の伸長に伴いリスクアセットが増加したことで、前年度末比0.36ポイント低下して9.79%となりました。 (単位:億円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日   比較 1.連結自己資本比率(2/3)   10.15   9.79   △0.36 2.連結における自己資本の額   6,051   6,080   29 3.リスク・アセットの額   59,597   62,072   2,474 4.連結総所要自己資本額   2,383   2,482   98 各行の状況 (%) 2025年3月31日   2026年3月31日   比較 株式会社北陸銀行(単体)   10.08   9.64   △0.44 株式会社北海道銀行(単体)   9.37   8.76   △0.61

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